JP2006012105A - 電子メール配信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 受信側の携帯端末装置の画面に表示する電子メールの内容が、携帯端末装置の比較的小さい表示画面や比較的低い画像処理能力などといった、機器能力の制約から、送信側の意図した体裁から崩れたり意図した内容を表示できずに、配信広告やメールマガジンなどの効果が十分に得られない場合がある。
【解決手段】 送信側は、受信側の携帯端末装置の機器能力を知るべく、機器能力を判定可能な電子メールを送信し回答の返信を託す。さらに、本来送信する電子メール内容について、同じ意味の内容でありながらも機器能力に応じて変化させた複数のパターンの内容を用意し、前述の機器能力の回答に応じた適切なパターンの電子メール内容を選択して送信する。
【選択図】図15
【解決手段】 送信側は、受信側の携帯端末装置の機器能力を知るべく、機器能力を判定可能な電子メールを送信し回答の返信を託す。さらに、本来送信する電子メール内容について、同じ意味の内容でありながらも機器能力に応じて変化させた複数のパターンの内容を用意し、前述の機器能力の回答に応じた適切なパターンの電子メール内容を選択して送信する。
【選択図】図15
Description
本発明は受信側の機器能力に応じた適切な電子メールを送信するための電子メール配信装置に関する。
近年、電子メールを送受信できるPC(Personal Computer)の普及により、様々な内容の電子メールが送受信されるようになっている。その電子メールの送受信によって、離れた機器に対して文書データや静止画ファイル、動画ファイル、音声ファイルなど様々な内容を伝達することできる。さらに電子メールを送受信できる機器として、PC以外にも、携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)などの小型の機器でも電子メールを送受信できるものが多く存在し、PCを含むそれら様々な機器の間でも様々な内容の電子メールが送受信されている。
それらPCや小型の機器との間における電子メールの送受信を利用した新たなビジネスとして、電子メールを送受信可能な複数の機器に対しての、広告を電子メール内容とした広告配信や、広告やその他様々なトピックスを電子メール内容として定期的に送信するメールマガジン配信というビジネス分野が確立している。
それら電子メールによる広告配信やメールマガジン配信というビジネスでは、質の高い電子メール内容を送信することによって高い演出効果をねらうために、複数のテキストコードを組み合わせて作成した図や表や模様、またはいわゆる顔文字、絵文字など(以下、テキストアートと呼ぶ)を用いて、見栄えの良い電子メールの本文を作成することが多くなっている。さらに、添付ファイルとして、静止画ファイルや動画ファイル、音声ファイルなどを用いて、より質の高い電子メール内容を作成するケースもある。
ただし、これらPCや小型の機器との間において、テキストアートや添付ファイルを用いて質の高い電子メール内容の送受信を期待する場合、送信側が意図したとおりの内容を、受信側が表示できることが条件となる。
例えば、テキストアートを電子メール内容とする電子メールの送受信について、PCからPCに対する通信などの、表示画面1行当たりに表示可能な文字数が同じ機器間での通信の場合、図9のような、記号を組み合わせて看板のように配置した案内文章や、罫線を組み合わせて海岸線や国道のように配置した案内地図によって構成した、ある店舗の場所の案内に関するテキストアート(以下、店舗案内情報例と呼ぶ)について、受信側での表示画面の内容が送信側の意図した体裁から崩れることなくテキストアートとして正常に成り立ち、記号を組み合わせて配置した看板や、罫線を組み合わせて配置した海岸線や国道が、送信者の意図した内容のとおりに保たれ、ある店舗の場所を案内したいという意図を伝えることができ、配信広告やメールマガジンの演出効果を上げることが可能となる。
しかし、PCから携帯電話に対する通信などの、表示画面1行当たりに表示可能な文字数が異なる機器間での通信の場合、図10のような、店舗案内情報例について、受信側での表示画面の内容が送信側の意図した体裁から崩れてしまい、記号を組み合わせて配置した看板の外枠の体裁や、罫線を組み合わせて配置した海岸線や国道の線の体裁が崩れてしまって、ある店舗の場所を案内したいという意図が伝わらずに、テキストアートとして正常に成り立たず、配信広告やメールマガジンの演出効果を下げることになってしまう。
このテキストアートの内容については複雑なものが多く、テキストアートを用いた文書データを、様々な1行の表示文字数に対応して作成する場合、テキストアートの内容によっては、改行すべき位置のみを変更すれば1行の各表示文字数へ対応したテキストアートが成り立つといった単純な内容でない場合が多い。例えば図11(a)のような、店舗案内情報例について、1行の表示文字数を減少させた場合、図11(b)のように改行すべき位置のみを1行の表示文字数に合わせて変更すると、元の図11(a)のテキストアートの体裁が崩れてしまい、記号を組み合わせて配置した看板の外枠の体裁や、罫線を組み合わせて配置した海岸線や国道の線の体裁が崩れてしまって、ある店舗の場所を案内したいという意図が伝わらなくなってしまう。一方で図11(c)のように改行すべき位置の変更の他に、人間の創造力などによる編集作業を加えると、元の図11(a)のテキストアートの体裁が崩れることなく、記号を組み合わせて配置した看板の体裁や、罫線を組み合わせて配置した海岸線や国道の体裁が保たれ、ある店舗の場所を案内したいという意図を伝えることができる。
また、静止画ファイルを添付ファイルとする電子メールの送受信について、送信側の機器には、その静止画ファイルを再生可能なソフトウェアが実装されており正常に再生できるものの、受信側の機器にはその静止画ファイルを再生可能なソフトウェアが実装されていない場合、受信側においてその静止画ファイルが全く再生できずに、送信側の意図した静止画ファイルの内容が全く伝わらず、配信広告やメールマガジンの効果を著しく下げる可能性がある。例えば、フォーマットがJPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)である静止画ファイルを添付ファイルとして電子メールを送信した場合、送信側ではJPEGを再生可能なソフトウェアが実装されており正常に確認できるものの、受信側ではJPEGを再生可能なソフトウェアが実装されておらず確認できない場合、図12のように送信側の意図した静止画ファイルが受信側では全く確認できなくなってしまう。
この静止画ファイルや動画ファイルについても、受信側の機器で再生可能なフォーマットに単純に変換するのみでは足りない場合があり、例えば変換後のファイルのサイズの増減や色の濃さの調整など、人間の創造力などによる編集作業が必要な場合がある。この場合にも、送信予定の静止画ファイルや動画ファイルに対して、受信側の機器で再生可能なフォーマットに単純に変換のみ行ったファイルを添付ファイルとして送信すると、受信側では送信側の意図した静止画や動画が成り立たず、結果的に受信側では送信側の意図が確認できなくなってしまう。
さらに、最近では、同じ端末でありながらも、表示画面1行当たりの文字数などを変更できる機能を持つ機種が現れている。この場合、例えば送信側で受信側の端末機種名などから、その受信側の表示画面1行当たりの文字数についての初期設定値は把握できても、受信側においてその設定値を変更されてしまうと、送信側はその設定値を把握することができない。このため、現状の受信側の表示画面1行当たりの文字数の設定値を無視して、端末機種名などから把握した表示画面1行当たりの文字数の初期設定値のみを頼りに、送信する文書データの1行当たりの文字数を考慮してテキストアートを作成した内容を電子メール内容として送信しても、結果的に送信側の意図した電子メール内容を受信側で表示できるという保障がなくなってしまう。
加えて、最近では様々なユーザが電子メールを利用しており、そのユーザの電子メールに対する知識には大きな差があることが十分に考えられる。例えば、非常に高度な専門知識を有しているユーザも存在すれば、僅かな専門知識すらも有しないユーザも存在することが考えられる。具体的には、テキストコードの横幅としての全角や半角、画像ファイルの種類(フォーマット)としてのJPEGやGIF(Graphics Interchange Format)やPNG(Portable Network Graphics)といった専門用語を知らないユーザの存在も考えられる。そのような専門知識をほとんど知らない者も含まれるユーザに対して、例えば表示画面の1行当たりに表示可能な全角文字数や、JPEGフォーマットの静止画ファイルが再生可能か否かについて、問い合わせる場合、技術的な知識が不足しているという理由から質問の意味が十分に理解できないことにより回答することが困難なユーザも存在する。よって、それら機器の能力をユーザに単純に問い合わせる方法ではその回答の高い集計率が期待できず、結果的に送信側の意図した電子メール内容を受信側で表示できるようにするための参考情報を逃してしまうことになる。
前記課題に対して、まず、図2のような、電子メールアドレス毎に、表示画面1行当たりに表示可能な文字数と、表示画面1枚当たりに表示可能な行数と、受信1回当たりに受信可能な電子メールの文字数及びサイズ及び添付ファイルの個数及び添付ファイルのサイズと、再生可能な文字コードと、再生可能な静止画の種類及びサイズ及び色数及び色と、再生可能な動画の種類及びサイズ及び色数及び色及び再生時間と、再生可能な音声の種類及び再生時間と、その他再生可能な添付ファイルの種類及び属性、(以下、機器能力と呼ぶ)の全てまたはいずれかを対応付けた情報(以下、端末情報と呼ぶ)を記憶装置に保存し、さらに、図3のような、送信予定の電子メール内容について、同じ意味の内容でありながらも、機器能力に応じて変化させた複数のパターンの内容(以下、送信内容情報と呼ぶ)を記憶装置に保存する。電子メール送信時に、送信先電子メールアドレスに相当する機器能力を端末情報により取得する。送信する電子メール内容について、送信内容情報から、取得した機器能力に最も一致し且つ十分満たす適切な内容を選択し、送信先電子メールアドレスに送信する。
上記構成によれば、送信先電子メールアドレスの機器能力に一致した電子メール内容を送信することができ、受信側の画面に表示する電子メールの内容が、送信側の意図した内容を表示することが可能となる。
端末情報については、その端末情報の入力を受け付け、記憶装置に格納する。
また、端末情報については、その電子メールアドレスを宛先として機器能力を問い合わせ、その回答を返信電子メール内容に指定することにより電子メールの返信を託し、通信機器は受信した回答内容を解析して、回答内容から機器能力を取得し、端末情報の機器能力として記憶装置に格納する。
さらに、端末情報については、その送信先電子メールアドレスのユーザについて機器能力の問い合わせに対しての回答が困難と思われる程に機器能力に関する知識が不足していると思われる場合などには、その送信先電子メールアドレスを宛先として、図13や図14のように、日常会話程度の分かりやすい問い合わせ内容により、機器能力に対する知識が不足しているユーザにおいても回答可能である、機器能力を判定可能な内容とその判定方法により構成された電子メール内容により、機器能力の判定結果を問い合わせ、その判定結果を返信電子メール内容に指定することにより電子メールの返信を託し、通信機器は受信した判定結果内容を解析して、判定結果内容から機器能力の情報に変換して機器能力を取得し、端末情報の機器能力として記憶装置に格納する。
上記構成によれば、送信先電子メールアドレスの正しい機器能力を取得することができ、その機器能力によって送信先電子メールアドレスの機器能力に一致した電子メール内容を送信することが可能となる。さらに、その送信先電子メールアドレスのユーザの機器能力に関する知識に依存することなく、機器能力を取得することができ、機器能力に関する知識に依存しない多くのユーザに対して適切な電子メールを送信することが可能となる。
以下、図を参照して本発明にかかる通信機器の実施の形態について詳細に説明する。
図1で示される通信機器1はCPU(Central Processer Unit)2と、キーボードやマウスなどで構成された入力装置3と、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイなどで構成された表示装置4と、記憶装置5により構成され、ネットワークに接続して電子メールを送受信可能な通信回線6に接続される。
記憶装置5については、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などで構成される。また、HDD(Hard Disk Drive)などの備え付けの装置として構成しても良いし、USB(Universal Serial Bus)インタフェースやPCカードインタフェースにより接続される装置などの、取り外し可能な装置として構成しても良い。
記憶装置5には、図2のような電子メールアドレス毎の、表示画面1行当たりに表示可能な文字数と、表示画面1枚当たりに表示可能な行数と、受信1回当たりに受信可能な電子メールの文字数及びサイズ及び添付ファイルの個数及び添付ファイルのサイズと、再生可能な文字コードと、再生可能な静止画の種類及びサイズ及び色数及び色と、再生可能な動画の種類及びサイズ及び色数及び色及び再生時間と、再生可能な音声の種類及び再生時間と、その他再生可能な添付ファイルの種類及び属性(機器能力)の全てまたはいずれかを対応付けた情報(端末情報)が格納される。また、図3のような送信予定の電子メール内容について、同じ意味の内容でありながらも、機器能力に応じて変化させた複数のパターンの内容(送信内容情報)が格納される。さらに、電子メール送信時に、入力された送信先電子メールアドレスから、端末情報により、入力した送信先電子メールに対応した機器能力を取得し、送信内容情報により、取得した機器能力に応じた電子メール内容を選択して送信する手段を持つプログラム(以下、送信内容情報選択プログラムと呼ぶ)が格納される。
また、記憶装置5には、端末情報に適切な機器能力を格納するために、電子メールの受信側の機器に対して機器能力の情報が何であるかを問い合わせる手段と、その問い合わせに対する回答を返信電子メール内容に指定することにより電子メールの返信を託し、受信した回答内容を解析して、回答内容から機器能力を取得し、端末情報の機器能力として記憶装置5に格納する手段を持つプログラム(以下、機器能力問い合わせプログラムと呼ぶ)が保存される。
さらに、記憶装置5には、図4のような機器能力の判定方法と判定可能な内容により構成された電子メール内容(以下、判定内容情報と呼ぶ)と、図5のような判定結果内容と機器能力とを対応付けた情報(以下、機器能力変換情報と呼ぶ)が保存され、機器能力に対する知識が十分でないと思われるユーザに対して機器能力を問い合わせるために、判定内容情報により機器能力の判定結果を問い合わせ、その判定結果を返信電子メール内容に指定することにより電子メールの返信を託し、通信機器は受信した判定結果内容を解析して、機器能力変換情報により判定結果内容から変換した機器能力を取得し、端末情報の機器能力として記憶装置5に格納する手段を持つプログラム(以下、機器能力判定プログラムと呼ぶ)が保存される。
入力装置3においては、端末情報と送信情報内容の入力を受け付け、記憶装置5に格納することができる。
通信機器1は、送信内容情報選択プログラムにより、受信側の機器に適切な電子メール内容を送信することができる通信機器である。また、機器能力問い合わせプログラム及び機器能力判定プログラムにより、電子メールアドレスに対応した適切な機器能力を取得することができる通信機器である。
では、送信内容情報選択プログラムのアルゴリズムを説明する。図6は送信内容情報選択プログラムの動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS101において、入力装置3により送信先電子メールアドレスを入力する。ステップS102では、入力した送信先電子メールアドレスと、記憶装置5に格納された端末情報の電子メールアドレスが一致する端末情報が存在するか否かが判定される。ステップS102において、一致する端末情報が存在する場合、ステップS103において、一致した端末情報から機器能力を取得する。ステップS102において、一致する端末情報が存在しない場合、ステップS104において、表示装置4に、一致する端末情報が存在しなかった旨の警告表示を行い、ステップS105において、該当する機器能力が存在しないとして機器能力の一定の暫定値(以降、機器能力のデフォルト値と呼ぶ)を取得する。
例えば、図2の端末情報の例が記憶装置5に格納されている端末情報として、ステップS101において、入力装置3により送信先電子メールとして○○@××を入力した場合、記憶装置5に格納されている端末情報の電子メールアドレスが○○@××である端末情報が存在するため、ステップS102において、端末情報が存在すると判定され、ステップS103において、その端末情報の機器能力を取得する。前述のケースでは、取得した機器能力の1つである1行当たりの全角文字数は8となる。
別の例のケースとして、図2の端末情報の例が記憶装置5に格納されている端末情報として、ステップS101において、入力装置3により送信先電子メールとして△△@××を入力した場合、記憶装置5に格納されている端末情報の電子メールアドレスが△△@××である端末情報が存在しないため、ステップS102において、端末情報が存在しないと判定され、ステップS104において、表示装置4に、一致する端末情報が存在しなかった旨の警告表示を行い、ステップS105において、該当する機器能力が存在しないとして機器能力のデフォルト値として、例えば、機器能力の1つである1行当たりの全角文字数を6と暫定的に設定する。
次に、ステップS106において、直前のステップにより取得した機器能力と記憶装置5に格納された送信内容情報の機器能力が一致する送信内容情報が存在するか否かが判定される。ステップS106において、一致する送信内容情報が存在する場合、ステップS107において、一致した送信内容情報から送信電子メール内容を取得し、送信電子メール内容に設定して、ステップS101において入力した送信先電子メールアドレスへ送信する。ステップS106において、一致する送信内容情報が存在しない場合、ステップS108において、表示装置4に、一致する送信内容情報が存在しなかった旨の警告表示を行い、ステップS109において、一致しなかった送信内容情報の機器能力が数値で表現する情報か否かが判定される。
例えば、図3の送信内容情報の例が記憶装置5に格納されている送信内容情報として、直前のステップにより取得した機器能力の1つである1行当たりの全角文字数が8とした場合、記憶装置5に格納されている送信内容情報の機器能力の1つである1行当たりの全角文字数が8である送信内容情報が存在するため、ステップS106において、送信内容情報が存在すると判定され、ステップS107において、その送信内容情報の送信電子メール内容を取得し、送信電子メール内容に設定して、ステップS101において入力した送信先電子メールアドレスへ送信する。
別の例のケースとして、図3の送信内容情報の例が記憶装置5に格納されている送信内容情報として、直前のステップにより取得した機器能力の1つである1行当たりの全角文字数が6とした場合、記憶装置5に格納されている送信内容情報の機器能力の1つである1行当たりの全角文字数が6である送信内容情報が存在しないため、ステップS106において、送信内容情報が存在しないと判定され、ステップS108において、表示装置4に、一致する送信内容情報が存在しなかった旨の警告表示を行い、ステップS109において、一致しなかった送信内容情報の機器能力が数値で表現する情報か否かが判定される。例えば、機器能力の1つである1行当たりの全角文字数は数値で表現する情報であり、また、機器能力の1つである再生可能な静止画ファイルのフォーマットは数値で表現しない情報である。
ステップS109において、一致しなかった送信内容情報の機器能力が数値で表現する情報である場合、ステップS111において、取得した機器能力が満たされる送信内容情報の機器能力を持つ送信内容情報が存在するか否かが判定される。ステップS109において、一致しなかった送信内容情報の機器能力が数値で表現しない情報である場合、ステップS112において、表示装置4に、送信可能な送信内容情報が存在しなかった旨の警告表示を行う。
例えば、一致しなかった送信内容情報の機器能力の1つが1行当たりの全角文字数である場合、前述の情報は数値で表現する情報であるため、ステップS109において、一致しなかった送信内容情報の機器能力が数値で表現する情報であると判定され、ステップS110において、取得した機器能力が満たされる送信内容情報の機器能力を持つ送信内容情報が存在するか否かが判定される。
別の例のケースとして、一致しなかった送信内容情報の機器能力の1つが再生可能な静止画ファイルのフォーマットである場合、前述の情報は数値で表現しない情報であるため、ステップS109において、一致しなかった送信内容情報の機器能力が数値で表現しない情報であると判定され、ステップS112において、表示装置4に、送信可能な送信内容情報が存在しなかった旨の警告表示を行う。
ステップS110において、取得した機器能力が満たされる送信内容情報の機器能力を持つ送信内容情報が存在する場合、ステップS111において、取得した機器能力が満たされる送信内容情報の機器能力の中で、最も大きい機器能力を持つ送信内容情報の送信電子メール内容を取得し、送信電子メール内容に設定して、ステップS101において入力した送信先電子メールアドレスへ送信する。ステップS110において、取得した機器能力が満たされる送信内容情報の機器能力を持つ送信内容情報が存在しない場合、ステップS112において、表示装置4に、送信可能な送信内容情報が存在しなかった旨の警告表示を行う。
例えば、取得した機器能力の1つである1行当たりの全角文字数が10として、送信内容情報の機器能力の1つである1行当たりの全角文字数が8の情報と、6の情報が存在する場合、取得した機器能力が満たされる送信内容情報の機器能力を持つ送信内容情報が存在するため、ステップS110において、取得した機器能力が満たされる送信内容情報の機器能力を持つ送信内容情報が存在すると判定され、ステップS111において、取得した機器能力が満たされる送信内容情報の機器能力の中で、最も大きい、機器能力の1つである1行当たりの全角文字数が、8の情報を持つ送信内容情報の送信電子メール内容を取得し、送信電子メール内容に設定して、ステップS101において入力した送信先電子メールアドレスへ送信する。
別の例のケースとして、取得した機器能力の1つである1行当たりの全角文字数が10として、送信内容情報の機器能力の1つである1行当たりの全角文字数が12の情報と、14の情報が存在する場合、取得した機器能力が満たされる送信内容情報の機器能力を持つ送信内容情報が存在しないため、ステップS111において、取得した機器能力が満たされる送信内容情報の機器能力を持つ送信内容情報が存在しないと判定され、ステップS112において、表示装置4に、送信可能な送信内容情報が存在しなかった旨の警告表示を行う。
ステップS107とステップS111について、送信内容情報から送信電子メール内容を選択する場合に、ステップS101において入力した送信先電子メールアドレスに対応する機器能力が複数あるために、送信内容情報から複数の送信電子メール内容の選択が可能な場合には、予め優先順位を付けて選択することとしても良いし、また、優先順位を送信毎に付けて選択することとしても良いし、さらには、優先順位を付けて選択するという方法に制限されなくても良い。
例えば、ステップS107について、ステップS101において入力した送信先電子メールアドレスに対応する機器能力の1つである再生可能な静止画ファイルのフォーマットとして、JPEGとGIFがあり、送信内容情報の機器能力の1つである再生可能な静止画ファイルのフォーマットとしても同様に、JPEGとGIFがある場合、JPEGをGIFよりも優先して選択することとしても良いし、選択の優先順位を送信する度にJPEGかGIFかを選択できることとしても良いし、さらには、JPEGとGIFを送信毎に交互に選択するなど、一般の優先順位の規則に制限されなくても良い。
次に、機器能力問い合わせプログラムのアルゴリズムを説明する。図7は機器能力問い合わせプログラムの動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS201において、配信広告やメールマガジンなどの配信者(以降、配信者と呼ぶ)が、その配信広告やメールマガジンなどの受信者(以降、ユーザと呼ぶ)に対して、機器能力を問い合わせる内容と、その問い合わせに対する回答を返信電子メール内容に指定することにより電子メールの返信を託す内容を、電子メール内容(以降、機器能力問い合わせ情報と呼ぶ)として、機器能力を電子メールによって問い合わせる。
例えば、表示画面1行当たりに表示可能な文字数と再生可能な静止画のフォーマットを問い合わせる内容と、その問い合わせに対する回答を返信電子メール内容に指定する内容で構成された機器能力問い合わせ情報を、電子メール内容として、ユーザに対して送信する。
ステップS202において、ユーザが配信者からの機器能力問い合わせ情報を受信し、ステップS203において、ユーザが受信した機器能力問い合わせ情報の回答として適切な機器能力の情報を返信内容として、配信者に対して電子メールを返信する。
例えば、配信者が送信した、機器能力問い合わせ情報により問い合わせる内容が、表示画面1行当たりに表示可能な文字数と再生可能な静止画のフォーマットであり、ユーザの機器能力の1つである1行当たりの全角文字数が8であり、ユーザの機器能力の1つである再生可能な静止画ファイルのフォーマットがJPEGであるとして、ユーザが配信者の送信した機器能力問い合わせ情報に対して返信する場合、ユーザは、機器能力の1つである1行当たりの全角文字数である8と、機器能力の1つである再生可能な静止画ファイルのフォーマットであるJPEGを、電子メール内容として、配信者に対して返信する。
ステップS204において、ステップS203によってユーザから配信者に対して返信された電子メールを、配信者が受信する。
例えば、ユーザからの、機器能力の1つである1行当たりの全角文字数である8と、機器能力の1つである再生可能な静止画ファイルのフォーマットであるJPEGを、電子メール内容とする電子メールを、配信者が受信する。
ステップS205において、ステップS204によって配信者が受信したユーザから電子メール内容について、ユーザが回答した機器能力を取得する。
例えば、配信者が受信したユーザからの電子メール内容について、ユーザが回答した機器能力の1つである1行当たりの全角文字数が8、機器能力の1つである再生可能な静止画ファイルのフォーマットがJPEGである場合、その1行当たりの全角文字数である「8」と再生可能な静止画ファイルのフォーマットである「JPEG」を取得する。
ステップS206において、そのユーザの電子メールアドレスと、ステップS205によって取得したユーザが回答した機器能力を、端末情報として、記憶装置5に格納する。
例えば、ユーザの電子メールアドレスが△△@××であり、ステップS205によって取得したユーザが回答した機器能力の1つである1行当たりの全角文字数が8、機器能力の1つである再生可能な静止画ファイルのフォーマットがJPEGである場合、電子メールアドレスを△△@××、1行当たりの全角文字数を8、再生可能な静止画ファイルのフォーマットをJPEGとする情報を、端末情報として、記憶装置5に格納する。
ステップS206について、ユーザの電子メールアドレスと、直前のステップによって取得した機器能力を、端末情報として、記憶装置5に格納する場合に、既に記憶装置5に、ユーザの電子メールアドレスを持つ端末情報が存在する場合は、その既に存在する端末情報の機器能力を、直前のステップによって取得した新しい機器能力により更新しても良いし、別途端末情報を新たに作成しても良い。
次に、機器能力判定プログラムのアルゴリズムを説明する。図8は機器能力判定プログラムの動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS301において、配信者が、ユーザに対して、判定内容情報を、電子メール内容として、機器能力の判定結果を電子メールによって問い合わせる。
例えば、図13のような、罫線を組み合わせて四角のように配置しその中に番号を挿入することによって構成した、各々四角の1行当たりの文字数とその四角の中の番号が異なる複数の図の中から、表示画面において体裁が崩れることなく四角を表現し且つ最も大きく表示されている図について、その中に挿入された番号の返答を託した判定内容情報や、図14のような、ひらがなを静止画として構成した、各々静止画ファイルのフォーマットとその静止画としてのひらがなが異なる複数の静止画ファイルの中から、表示画面において静止画ファイルとして正常に再生され、その静止画としてのひらがなを確認可能な静止画ファイルのひらがなの返信を託した判定内容情報を電子メール内容として、ユーザに対して送信する。
ステップS302において、ユーザが配信者からの判定内容情報を受信し、ステップS303において、ユーザが受信した判定内容情報の回答として適切な情報を返信内容として、配信者に対して電子メールを返信する。
例えば、ユーザの機器能力の1つである1行当たりの全角文字数が8であるとして、図13のような判定内容情報に対して返信する場合、問い合わせ内容によって指定されている、ユーザの表示画面に表示される一番大きい四角の番号は、「3」であるため、ユーザは判定結果として「3」を電子メール内容として、配信者に対して返信する。
また、別の例のケースとしては、ユーザの機器能力の1つである再生可能な静止画ファイルのフォーマットがJPEGとPNGであるとして、図14のような判定内容情報に対して返信する場合、問い合わせ内容によって指定されている、ユーザの表示画面に表示される添付ファイルのひらがなは、「い」と「は」であるため、ユーザは判定結果として「い」と「は」を電子メール内容として、配信者に対して返信する。
ステップS304において、ステップS303によってユーザから配信者に対して返信された電子メールを、配信者が受信する。
例えば、ユーザからの、機器能力の1つである1行当たりの全角文字数である8を判定した結果である「3」と、機器能力の1つである再生可能な静止画ファイルのフォーマットであるJPEGとPNGを判定した結果である「い」と「は」を、電子メール内容とする電子メールを、配信者が受信する。
ステップS305において、ステップS304によって配信者が受信したユーザから電子メール内容について、ユーザが回答した判定結果を取得する。
例えば、配信者が受信したユーザからの電子メール内容について、ユーザが回答した機器能力の1つである1行当たりの全角文字数である8を判定した結果である「3」と、機器能力の1つである再生可能な静止画ファイルのフォーマットであるJPEGとPNGを判定した結果である「い」と「は」を取得する。
ステップS306において、ステップS305によって取得した判定結果と、記憶装置5に格納された機器能力変換情報の判定結果が一致する機器能力変換情報が存在するか否かが判定される。ステップS306において、一致する機器能力変換情報が存在する場合、ステップS307において、一致した機器能力変換情報により、ステップS305によって取得した判定結果を、機器能力に変換する。ステップS306において、一致する機器能力変換情報が存在しない場合、ステップS309において、表示装置4に、一致する端末情報が存在しなかった旨の警告表示を行う。
例えば、図5の機器能力変換情報の例が記憶装置5に格納されている機器能力変換情報として、ステップS305によって取得した判定結果を「3」と「い」と「は」とした場合、記憶装置5に格納されている機器能力変換情報の判定結果が「3」と「い」と「は」である機器能力変換情報が存在するため、ステップS306において、機器能力変換情報が存在すると判定され、ステップS307において、その機器能力変換情報により、ステップS305によって取得した判定結果を機器能力に変換する。前述のケースでは、取得した判定結果「3」に該当する機器能力は、1行当たりの全角文字数が8と変換され、取得した判定結果「い」に該当する機器能力は、再生可能な静止画ファイルのフォーマットがJPEGと変換され、取得した判定結果「は」に該当する機器能力は、再生可能な静止画ファイルのフォーマットがPNGと変換される。
別の例のケースとして、図5の機器能力変換情報の例が記憶装置5に格納されている機器能力変換情報として、ステップS305によって取得した判定結果を「5」と「に」とした場合、記憶装置5に格納されている機器能力変換情報の判定結果が「5」と「に」である機器能力変換情報が存在しないため、ステップS306において、機器能力変換情報が存在しないと判定され、ステップS309において、表示装置4に、一致する機器能力変換情報が存在しなかった旨の警告表示を行う。
ステップS306について、ステップS305によって取得した判定結果が複数ある場合、ステップS306の判定を、ステップS305によって取得した判定結果個々に対して行っても良いし、ステップS305によって取得した判定結果複数を同時に行い、判定結果を論理和により算出しても良いし、結果を論理積により算出しても良い。
ステップS307において取得した判定結果を機器能力に変換した後の、ステップS308以降の動作については、図7の機器能力問い合わせプログラムの動作を示すフローチャートのステップS206以降の動作と同様であるため、説明を省略する。
ここでは機器能力の例として、主に1行当たりの全角文字数と、再生可能な静止画ファイルのフォーマットを用いて説明したが、実際に運用する際には、1行当たりの全角文字数と、再生可能な静止画ファイルのフォーマットに制限されず、例えば、表示画面1枚当たりに表示可能な行数や、再生可能な動画ファイルの再生時間など、他の機器能力を対象としても良い。
また、ここでは送信内容情報の例として、図3の送信内容情報の例を示して説明したが、図3の送信内容情報の例以外にも、例えば、図15のような、ある店舗の場所の案内に関する電子メールなどについても、複数の機器能力に対応した送信内容情報を格納することが可能である。図15の例では、店舗の場所の案内に関する電子メールを、機器能力の異なる複数のユーザに対して送信することができ、結果的に、前述の店舗の場所をより多くのユーザに対して案内することが可能となる。
以上の発明により、テキストアートや添付ファイルなどによって構成された電子メールの内容が、受信側の表示画面において、送信側の意図した体裁から崩れたり、送信側の意図した内容を表示できないなどといった不具合を防止しながら、送信側は、受信側の表示画面において送信側の意図した内容を表示可能な適切な電子メール内容を送信することが可能となり、配信広告やメールマガジンなどの効果を十分に発揮することができる。
また、受信側が機器能力を初期設定値から変更できる機種であっても、受信側において初期設定値から変更した機器能力を、送信側が問い合わせて把握し、その把握した機器能力を適切な電子メール内容の選択に活用することが可能となり、配信広告やメールマガジンなどの配信者は、機器能力を初期設定値から変更したユーザの表示画面においても表示できる適切な電子メール内容を配信することができる。
さらに、機器能力に対しての知識が十分ではないユーザに対しても、日常会話程度の分かりやすい問い合わせ内容により、機器能力に対する知識が不足しているユーザにおいても回答可能である質問内容によって、機器能力を間接的に問い合わせて把握し、その把握した機器能力を適切な電子メール内容の選択に活用することが可能となり、配信広告やメールマガジンなどの配信者は、ユーザの機器能力に対しての知識に依存することなく、より多くのユーザに対して適切な電子メール内容を配信することができる。
1 通信機器
2 CPU
3 入力装置
4 表示装置
5 記憶装置
6 通信回線
51 端末情報
61 送信内容情報
71 判定内容情報
81 機器能力変換情報
2 CPU
3 入力装置
4 表示装置
5 記憶装置
6 通信回線
51 端末情報
61 送信内容情報
71 判定内容情報
81 機器能力変換情報
Claims (5)
- 電子メールの受信側の機器能力に応じた電子メール内容を送信すべく、電子メールアドレスとその電子メールアドレス毎の機器能力を対応付けた情報と、同じ意味の送信予定の電子メール内容でありながらも前記機器能力の違いに応じて用意した複数個の電子メール内容とを、記憶した記憶手段と、前記記憶手段により送信先電子メールアドレスの機器能力に最も一致し且つ十分満たす電子メールの内容を選択し送信する手段を持つことを特徴とする通信機器。
- 前記機器能力は、表示画面1行当たりに表示可能な文字数と、表示画面1枚当たりに表示可能な行数と、受信1回当たりに受信可能な電子メールの文字数及びサイズ及び添付ファイルの個数及び添付ファイルのサイズと、再生可能な文字コードと、再生可能な静止画の種類及びサイズ及び色数及び色と、再生可能な動画の種類及びサイズ及び色数及び色及び再生時間と、再生可能な音声の種類及び再生時間と、その他再生可能な添付ファイルの種類及び属性、の全てまたはいずれかから構成されることを特徴とする請求項1記載の通信機器。
- 前記記憶手段に対し前記機器能力を保存する入力手段を持つことを特徴とする請求項1記載の通信機器。
- 前記記憶手段に対し適切な前記機器能力を保存すべく、電子メールの受信側の機器に対し前記機器能力の回答を託す手段と、その回答を解析する手段と、その解析結果に応じて前記記憶装置に保存する手段を持つことを特徴とする請求項1記載の通信機器。
- 前記記憶手段に対し適切な前記機器能力を保存すべく、電子メールの受信側の機器に対し前記機器能力を判定可能な内容とその判定方法により構成された電子メール内容の送信により、前記機器能力の判定結果の回答を託す手段と、その回答を解析する手段と、その解析結果に応じて前記記憶装置に保存する手段を持つことを特徴とする請求項1記載の通信機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004216620A JP2006012105A (ja) | 2004-06-26 | 2004-06-26 | 電子メール配信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004216620A JP2006012105A (ja) | 2004-06-26 | 2004-06-26 | 電子メール配信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006012105A true JP2006012105A (ja) | 2006-01-12 |
Family
ID=35779261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004216620A Pending JP2006012105A (ja) | 2004-06-26 | 2004-06-26 | 電子メール配信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006012105A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007221399A (ja) * | 2006-02-16 | 2007-08-30 | Kenwood Corp | サーバ装置、サーバプログラム、及びコンテンツ供給方法 |
WO2009031194A1 (ja) * | 2007-09-03 | 2009-03-12 | Fujitsu Limited | 通信方法、通信システム、通信端末、及び管理装置 |
JP2015212961A (ja) * | 2011-03-14 | 2015-11-26 | アマゾン テクノロジーズ インク | ファイルバリアントを作成する方法、システム、及びコンピュータ可読な媒体 |
-
2004
- 2004-06-26 JP JP2004216620A patent/JP2006012105A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007221399A (ja) * | 2006-02-16 | 2007-08-30 | Kenwood Corp | サーバ装置、サーバプログラム、及びコンテンツ供給方法 |
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