JP2006012041A - スケジュール管理装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スケジュールの通知の際に併せて関連する電子メールの内容を提供することのできるスケジュール管理装置における電子メールの提供態様の改善。
【解決手段】 メモリ内に蓄えられている電子メールから特定の電子メールを選択し(S301)、その電子メールをスケジュールに関連付ける場合には、その電子メールの部分を指定し(S303)、その部分をスケジュールに関連付ける(S307)。このようにしてスケジュールに関連付けられた電子メールの部分がそのスケジュールの内容とともに通知される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、スケジュール管理装置およびその制御方法に関し、特に、電子メール機能を備えたスケジュール管理装置およびその制御方法に関する。
個人のスケジュールを管理するためのアプリケーションは、パーソナルコンピュータ(PC)や個人用携帯情報端末(PDA)などの情報処理端末に限らず、携帯電話やファクシミリ装置などでも幅広く活用されている。端末やアプリケーションによって、その機能は様々であるが、代表的な機能として、指定した日時に登録したスケジュールを表示するなどして通知するものがある。
このようなスケジュール管理アプリケーションの中に、受信した電子メールをスケジュールに関連付ける機能を備えたものがある。例えば、特開平4−17061号公報(特許文献1)には、スケジュールとメールを関連づけて格納することにより、スケジュールを表示した時に関連するメールの有無やメールの内容を参照できるようにしたスケジュール・メール管理装置が開示されている。
また、既存のスケジュール管理アプリケーションの中には、音声合成を用いてスケジュールを通知する際に登録した内容を合成音声で読み上げるものもある。例えば、特開平4−307847号公報(特許文献2)には、指定時刻あるいはその所定時間前になると登録されたスケジュールを合成音声で告知する音声対話型スケジュール告知装置が開示されている。同様の機能を実現した製品に、例えば、キヤノン社製ファクシミリ装置(例えば、CF−SL50など)がある。同ファクシミリ装置は、音声合成機能を搭載しており、「お知らせカレンダー」という機能において、指定時刻になると登録したスケジュールの内容を合成音声で読み上げる機能が実現されている。また、同ファクシミリ装置ではスケジュールだけでなく、受信した電子メールを合成音声で読み上げる「メール音声読上げ機能」も備えている。
特開平4−17061号公報 特開平4−307847号公報
上記のようなスケジュール管理機能は便利なものではあるが、使用者によっては、スケジュール通知時に必要事項だけ確認できれば良い場合がある。
例えば、スケジュール通知時に、スケジュールに関連付けられた電子メールを併せて通知する場合に、関連付けられた電子メールの全文を表示すると、そこから使用者が必要としている情報を確認するのに時間がかかる場合がある。特に、表示領域が狭い携帯電話やファクシミリ装置のディスプレイ上にスケジュール内容を表示する場合は、必要な情報を得るために画面のスクロールや画面の切り替えなどの操作が必要になることもあり、日時、内容などの簡単なスケジュール内容のみ確認できれば良い一覧性を重視する使用者にとっては使いづらいことが予想される。
また、現時点では実現されていない機能であるが、スケジュールを合成音声で通知する際に関連付けられた電子メールも併せて合成音声で通知する機能を考えた場合、必要な情報の確認が読み上げられるまで通知内容に耳を傾けなければならない。メールが長文の場合は、必要な情報の確認に手間取ることになる。さらに、電子メール内に、いわゆる顔文字や文字をつかった地図や絵などが記述されている場合、音声合成器によっては、記述内容の解析に失敗して、無意味な合成音声を出力するといった問題もある。
本発明は、上記したような技術的な背景に基づきなされたもので、スケジュールの通知の際に併せて関連する電子メールの内容を提供することのできるスケジュール管理装置において、電子メールの提供態様を改善することを目的とする。
上記した課題は本発明のスケジュール管理装置およびその制御方法によって解決される。本発明の一側面に係るスケジュール管理装置は、電子メールの部分を指定する指定手段と、指定された前記電子メールの部分をスケジュールに関連付けるリンク手段と、前記スケジュールおよび、前記スケジュールに関連付けられた前記電子メールの部分を、併せて通知する通知手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の別の側面は、電子メール機能を有するスケジュール管理装置の制御方法に係り、電子メールの部分を指定するステップと、指定された前記電子メールの部分をスケジュールに関連付けるステップと、前記スケジュールおよび、前記スケジュールに関連付けられた前記電子メールの部分を、併せて通知するステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、スケジュールの通知の際に併せて関連する電子メールの内容を提供することのできるスケジュール管理装置における、電子メールの提供態様が改善される。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態におけるスケジュール管理装置の構成を示すブロック図である。図1において、101は固定的なプログラムやデータを記憶している制御メモリ(ROM)、102は本装置全体の制御を司る中央処理装置(CPU)、 103は主記憶装置として機能するメモリ(RAM)、104はハードディスクなどの外部記憶装置、105はキーやボタンなどの入力装置、106は液晶などの表示装置、107はスピーカなどの音声出力装置、108は通信装置、109はバスである。
このように、本実施形態のスケジュール管理装置の機能は基本的にコンピュータによって実現することができる。もっとも、CPUを用いずに専用のハードウェアロジックによってスケジュール管理装置を構成してもよい。上記の構成において、本発明のスケジュール管理機能を実現するための制御プログラムやその制御プログラムで用いるデータは、外部記憶装置104に記憶される。これらの制御プログラムやデータは、CPU102の制御のもと、バス109を通じて適宜RAM103に取り込まれ、CPU102によって実行される。言うまでもないことであるが、これら制御プログラムやデータはROM101に記憶してもよい。
図2は、本実施形態におけるスケジュール管理機能を実現する制御プログラムのモジュール構成を示すブロック図である。
制御プログラムのメイン処理モジュールである制御部201は、他のモジュール間の連携やシステム全体の処理を制御するモジュールで、具体的には、以下に説明する電子メール管理部202およびスケジュール管理部205の統括的な管理を行う。
電子メール管理部202は、図示のように、電子メール記憶部203および電子メールの読み出し部204と連携して、電子メールの受信、読み出しなど電子メールに関する処理を制御する。ここで、電子メール記憶部203は、受信した電子メールをRAM103あるいは外部記憶装置104に記憶する。また、電子メール読み出し部204は、使用者の要求に応じて電子メール記憶部203が記憶した電子メールを呼び出す。また必要に応じて、外部サーバから通信装置108を介して電子メールを受信する。
一方、スケジュール管理部205は、図示のように、スケジュール記憶部206、スケジュール入力部207、スケジュール通知部210と連携して、スケジュールに係わる処理を統括的に制御する。
ここで、スケジュール記憶部206は、使用者が入力したスケジュールをRAM103あるいは外部記憶装置104に記憶する。
スケジュール入力部207は、電子メールリンク部208およびテキスト指定部209と連携して、スケジュールの内容、通知の有無、通知日時など入力装置105を介して行なわれるスケジュールに関する情報の入力を処理する。電子メールリンク部208は、使用者の要求に応じてスケジュール入力部207で入力されたスケジュールに電子メール記憶部203に記憶された電子メールを関連づける処理を行なう。テキスト指定部209は、スケジュールに電子メールを関連づける際に、電子メールの一部あるいは全てなどスケジュールに関連づける部分を指定する処理を行なう。
また、スケジュール通知部210は、音声合成部211および表示部212と連携して、使用者が指定した日時にスケジュールを通知する処理を行なう。音声合成部211はスケジュールを通知する際に、通知内容を音声合成し、音声出力装置107から出力する。表示部212は、スケジュールを通知する際に、スケジュールを表示装置106上に表示する。
図4は、スケジュール記憶部206によって記録されるスケジュールのデータ構造例を示す図である。
図示の通り、スケジュールの項目としては、スケジュールの日時、スケジュールの内容、関連電子メールの有無、スケジュールの通知の有無、通知する場合の通知時刻、関連づけられた電子メールがある場合にその内容の通知の有無、電子メールの内容を通知する場合に通知する内容、合成音による通知の有無、合成音で通知する場合の使用する話者、合成音で通知する場合の読み上げ速度、合成音で通知する場合の合成音の音量、などがある。
各項目に対して、スケジュールを通知する際にその項目を通知の対象とするか否かが記録されている。通知対象とする項目は、項目ごとに使用者が自由に設定できるようにしてもよい。また、この例では、音声合成に関する設定や電子メールの通知の有無など細かい設定をスケジュール単位で管理する場合について説明しているが、スケジュール通知全体で一つの設定を管理できるようにしてもよい。
以下、本実施形態におけるスケジュール管理装置の制御処理について詳しく説明する。
ここでは、使用者が電子メールを閲覧中に、閲覧中の電子メールをスケジュールにリンクして、指定時刻に音声合成による通知を行なうよう設定するケースを説明する。
図3は、本実施形態におけるスケジュール設定処理を示すフローチャートである。
使用者によって閲覧する電子メールが選択されると、電子メール読み出し部204は当該電子メール本文を電子メール記憶部203から読み出して表示する(S301)。次に、選択された電子メールをスケジュールに関連付けるかどうかを、操作者の入力操作に基づき判定する(S302)。使用者が閲覧中の電子メールをスケジュールに関連づける操作を行なった場合はS303に進む。閲覧中の電子メールをスケジュールに関連づけない場合はS310に進み、使用者が電子メールの閲覧を終了する場合は本処理を終了し、別の電子メールを閲覧する場合はS301に戻って閲覧する電子メールを選択する。
電子メールをスケジュールに関連づける場合は、使用者はマウス、物理ボタン、カーソルキー、十字方向キーなど入力装置105を用いてテキストを指定することができる。また、使用者は、電子メールの一部を指定してもよいし、電子メール全体を指定してもよいものとする。この処理はテキスト指定部209によって行なわれる(S303)。
次に、指定されたテキストを関連づけるスケジュールについて、使用者による選択結果を判定する(S304)。既に作成されたスケジュールに関連づける場合は、関連づけるスケジュールを選択し(S306)、スケジュール管理部205は当該スケジュールをスケジュール記憶部206から読み出す。一方、新たにスケジュールを登録する場合は、スケジュール入力部207を介してスケジュールの内容、通知の有無、通知する場合の通知時刻など図4に示したようなスケジュール管理に必要な項目を入力して、新規のスケジュールを作成する(S305)。
次に、選択された既存スケジュールあるいは新規に作成されたスケジュールに、電子メールリンク部208によって閲覧中の電子メールを関連づける(S307)。ここで、スケジュールに関連づけられるのは、S303で指定された部分のみでも良いし、これに加えて電子メール全体を関連づけても良い。図4に示した例では、電子メール全体と指定された部分との両方をスケジュールに関連づけて保存する場合の例を示している。ここでは、図4に示した『関連電子メール』の項目に電子メールのID番号を記録するとともに、『関連メールの通知内容』の項目にS303で指定されたテキストを記録することにより電子メールのスケジュールへの関連づけを実現している。ここで、『関連メールの通知内容』になんらかのテキストが記録される場合は『関連メールの通知内容』の『通知』の欄を自動的に『YES』として通知対象にし、何も記録されていない場合は『NO』に通知対象にしないようにすることが好ましい。
次に、音声合成で通知するか否かの設定を行なう(S308)。音声合成で通知を行なわない場合はS310に進み、音声合成による通知を行なう場合はS309に進む。
音声合成による通知を行なう場合は、通知の際に用いる音声合成に関する設定を行なう(S309)。設定する項目の一例として、例えば、合成音声の話者、通知する際の合成音の音量、通知する際の合成音の読み上げ速度などがある(図4を参照)。
S310では、新たに作成されたスケジュールあるいは更新されたスケジュールをスケジュール記憶部206によって保存する。
引き続きメールの閲覧をする場合はS301に戻り、終了する場合は処理を終了する(S311)。
以上のような制御処理を経て表示装置106に表示される内容の一例を図5に示す。
501は、S301で使用者が電子メールを選択する際の表示の一例である。画面上に受信した電子メールの送信者の一覧が表示されており、強調表示されている行が現在選択されている電子メールである。使用者はマウスやカーソルキーなどを使って閲覧する電子メールを選択し、例えば『#』ボタンを押すことによって選択を確定する。この例では、『2. cd-sales@co.jp』が選択されている。
502は、選択された電子メール全体を表示した様子を示している。この例では、閲覧中に『#』ボタンを押すと、この電子メールをスケジュールに関連づける処理が始まる。これは、図3のS302の処理に該当する。
503は、通知するテキストを選択する様子を示している。使用者は、マウスあるいはカーソルキーなどを用いて通知に使用する部分を選択する(S303)。ここでは、強調表示された部分が使用者が通知用に選択した部分である。なお、503に示したように複数のテキストを選択する場合には、通知の際の順番を設定できるようにしてもよい。この例では、『第二回特売セール』と『cd-sales本社』が選択されているが、通知の際に、『cd-sales本社』、『第二回特売セール』の順に並べ替えられるようにしてもよい。また、電子メールの一部分に限らず、全文を通知してもよい。この例では、『*』ボタンを押すことによって、全文が選択される。テキスト選択が確定した場合は『#』ボタンを押す。
504は、選択したテキストを関連づけるスケジュールを選択する様子(S304)を示している。中央に、『新規』に続いて既存のスケジュールが表示されており、使用者はこれらの中から関連づけるスケジュールを選択し、『#』ボタンで確定する。この例では新規にスケジュールを作成(S305)して、作成したスケジュールにさきほど選択したテキストを関連づける(S307)。
505は、新規スケジュールを作成する画面を示している。この画面では、内容、通知日時、関連メールの有無、音声通知の有無を設定する。ここで、『関連メール』に関しては、ここまでの使用者の操作で電子メールをこのスケジュールに関連づけることが自明であるので自動的に『あり』になっている。各項目の編集は、項目選択後『#』ボタンを押すものとする。
506は、505で『内容』選択後、『#』ボタンを押して、内容に『特売』と入力を終えた状態を示している。次の507は、同様に通知日時の項目の入力を終え、音声通知の設定を開始しようとしている時の表示例である。音声通知を選択し、『#』ボタンを押して音声合成に関する設定を行なう。508は、音声合成に関する設定の画面に移った様子を示している。ここでは、音声通知『あり』(S308)、話者『声優1(女)』、読上速度『ふつう』、音量『最大』の設定(S309)が終了している。設定を終える場合は『*』ボタンを押す。509は、音声合成の設定が終了し、スケジュール作成画面に戻った様子を示している。
全ての項目について入力を終えたら、『*』ボタンを押して作成したスケジュールを保存し(S310)、電子メールのスケジュールへの関連付け処理を終え(S311)、表示は501の電子メールを選択する画面に戻る。
なお、以上の図5の説明は本実施形態におけるスケジュール管理装置のユーザインタフェースの一例にすぎないものであり、本発明がこの特定のスケジュール設定手順に限定されるものではない。
次に、以上の例に従って作成されたスケジュールを通知する処理を、図6のフローチャートを用いて説明する。
スケジュール通知部210はスケジュールごとに使用者が指定した通知時刻に当該スケジュールを通知するよう制御する。指定された通知時刻になると、図6のフローチャートにしたがって当該スケジュールの通知を実施する。
通知するスケジュールに関連メールがない場合は、関連メールを除いた項目(図4の401)を通知内容とする。関連メールがある場合は、上記したS303で関連メールから使用者が選択したテキスト(図4の402)を通知内容に追加する(S601〜S602)。ここで、スケジュール記憶部206で記憶されるスケジュールが図4で示したような構成で、項目ごとに通知するか否かが記憶されている場合は、単に通知対象となる項目全てを通知内容にするような処理を行なえばよい。
S603において、S601〜602で決められた通知内容を、表示部212によって表示装置106に表示する。通知内容を表示した例を図7に示す。
当該スケジュールの通知に関して、音声合成による通知が設定されていない場合はスケジュール通知の処理を終了する。合成音声での通知が設定されている場合は、音声合成部211で通知内容の合成音声を生成し、音声出力装置107より使用者に合成音で通知する(S605)。この際、上記したS309において音声合成の話者や読み上げ速度が指定されている場合は、指定されている設定内容にしたがって合成音声を生成する(S605)。合成音声によるスケジュール通知を終えると、このスケジュール通知処理を終了する。
ここでは、表示によるスケジュール通知(S603)の後に合成音声による通知(S605)を行なうように説明したが、表示と合成音による通知を同時にあるいは合成音による通知後に表示による通知を行なうなどしてもよい。
上述した実施形態では、閲覧中の電子メールをスケジュールに関連づける場合を説明したが、操作手順としてはこれに限るものではなく、スケジュール作成中に電子メールを関連づける操作を行うようにしてもよい。
図8に示したフローチャートは、図3の変形例として、スケジュール作成中に電子メールを関連づける場合のスケジュール設定処理の流れを示している。図3のフローチャートとの違いは基本的に各ステップの順番が入れ替わっただけであり、モジュール構成や各ステップで行なわれる処理には変るところはない。よって、図3のフローチャートのステップと同様の処理内容のステップには同じ参照番号を付してある。
以下、図8に示した変形例に係るスケジュール設定処理を説明する。
まずS304において、作成するスケジュールを選択する。新規スケジュールを作成する場合は、スケジュール入力部207によって使用者の入力操作に基づいて新しいスケジュールを作成し(S305)、既存のスケジュールを変更する場合は、使用者が選択したスケジュールをスケジュール記憶部206から読み出す(S306)。既存スケジュールを選択した場合は、S306において、既存スケジュールを読み出すだけではなく、使用者の入力操作に基づいて既存スケジュールの変更を行なってもよい。
次に、作成中のスケジュールに電子メールを関連付けるかどうかを、操作者の入力操作に基づき判定する(S302’)。作成中のスケジュールに電子メールを関連づける場合はS301に進み、電子メールを関連づけない場合はS308に進む。
作成中のスケジュールに電子メールを関連づける場合は、電子メール記憶部203に記憶された電子メールから関連づける電子メールを選択し(S301)、使用者の指定に基づいてテキスト指定部209で選択された電子メールのどの部分を関連づけるかを決定する(S303)。使用者は、電子メールの一部を指定してもよいし、電子メール全体を指定してもよい。
次に、電子メールリンク部208により電子メールを作成中のスケジュールに関連づける(S307)。ここで、スケジュールに関連づけられるのは、S303で指定された部分のみでも良いし、これに加えて電子メール全体を関連づけても良い。
続いて、作成中のスケジュールを音声合成で通知するか否かの設定を行う(S308)。作成中のスケジュールを音声合成で通知する場合は、通知の際の音声合成の設定を行ない(S309)。合成音声による通知を行なわない場合は、そのままS310に進む。
作成したスケジュールをスケジュール記憶部206に記憶した後(S310)、引き続き別のスケジュールを作成する場合はS304に戻り、スケジュール作成を終了する場合は処理を終了する(S311)。
以上のようにして作成したスケジュールの通知は、上述した図6のフローに従って行なわれる。
以上説明したように、電子メールとスケジュールとの関連付けの手順は、図3のフローチャートに示したように電子メール閲覧中に行なうこともできるし、図8のフローチャートに示したようにスケジュール作成時に行なうこともできる。使用者の利便性を考慮すると、設定によりどちらの手順でもできるようにするのが望ましい。
以上説明したように、本実施形態に従えば、スケジュールに電子メールを関連づける場合に、使用者が選択した電子メールの必要な部分のみを関連づけることができるため、スケジュールを通知する際に、使用者が必要とする部分のみを使用者に通知することができる。したがって、通知の際にディスプレイなどの表示装置上で表示する場合には、関連する電子メール全体を表示する場合と比べ、少ない表示領域で必要な情報を表示できるため、スケジュール管理装置が携帯電話やファクシミリといった小型の表示装置しか持たない情報機器によって実現される場合でも、情報の一覧性が確保される。また、合成音声でスケジュールを通知する場合にも不要な情報を省き、使用者が必要とする要件のみを簡潔に合成音声で通知することができる。
また別の効果として、本実施形態によれば、文字入力が面倒な携帯電話やファクシミリ装置、PDAなどの小型端末でのスケジュール登録が容易になるという利点もある。PCなど比較的文字入力が容易な端末で作成するスケジュールに必要な情報を作成し、電子メールでスケジュールを管理する小型端末に送り、本発明に基づいた方法で小型端末側でスケジュールを作成すれば、小型端末側で行なう文字入力操作回数を減らすことができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータがその供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。その場合、プログラムの機能を有していれば、その形態はプログラムである必要はない。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、そのコンピュータにインストールされるプログラムコード自体およびそのプログラムを格納した記憶媒体も本発明を構成することになる。つまり、本発明の特許請求の範囲には、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体、およびそのプログラムを格納した記憶媒体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、そのホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記憶媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の一実施形態におけるスケジュール管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るスケジュール管理機能を実現する制御プログラムのモジュール構成を説明する図である。 本発明の一実施形態におけるスケジュール設定処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るスケジュール記憶部によって記録されるスケジュールのデータ構造例を示す図である。 本発明の一実施形態におけるスケジュール管理装置による表示内容の遷移を説明する図である。 本発明の一実施形態におけるスケジュール通知処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるスケジュール通知処理による表示例を示す図である。 本発明の一実施形態におけるスケジュール設定処理の変形例を示すフローチャートである。

Claims (7)

  1. 電子メールの部分を指定する指定手段と、
    指定された前記電子メールの部分をスケジュールに関連付けるリンク手段と、
    前記スケジュールおよび、前記スケジュールに関連付けられた前記電子メールの部分を、併せて通知する通知手段と、
    を有することを特徴とするスケジュール管理装置。
  2. 前記通知手段は、前記スケジュールおよび、前記指定手段によって指定された前記電子メールの部分を、音声合成により読み上げることで音声通知を行う音声通知手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のスケジュール管理装置。
  3. スケジュールごとに前記音声通知の有無を設定する設定手段を更に有することを特徴とする請求項2に記載のスケジュール管理装置。
  4. 前記設定手段は更に、前記合成音声の話者、読み上げ速度、音量を設定することを特徴とする請求項3に記載のスケジュール管理装置。
  5. 電子メール機能を有するスケジュール管理装置の制御方法であって、
    電子メールの部分を指定するステップと、
    指定された前記電子メールの部分をスケジュールに関連付けるステップと、
    前記スケジュールおよび、前記スケジュールに関連付けられた前記電子メールの部分を、併せて通知するステップと、
    を有することを特徴とするスケジュール管理装置の制御方法。
  6. 電子メール機能を有するスケジュール管理装置を制御するためのプログラムであって、
    電子メールの部分を指定するためのコードと、
    指定された前記電子メールの部分をスケジュールに関連付けるためのコードと、
    前記スケジュールおよび、前記スケジュールに関連付けられた前記電子メールの部分を、併せて通知するためのコードと、
    を含むことを特徴とするプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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