JP2006012014A - 輸送燃料取扱システム及び輸送燃料取扱方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】物質形態が輸送工程において変化する輸送燃料の取引状況を関係者が容易に把握することができると共に、所在を機密にすべき機密燃料に関する取引情報を確実に取り扱うことができる輸送燃料取扱システム及び方法を提供する。
【解決手段】輸送燃料取扱システム1であって、輸送燃料に関する情報を管理する輸送燃料管理サーバ10を具備し、輸送燃料管理サーバ10は、輸送燃料の輸送業務の作業者であることを認証して利用権限を付与する作業者認証手段11と、輸送燃料を単位数量当たりに換算して資産情報として管理する輸送燃料管理手段12と、各輸送工程毎に資産情報及び輸送経過情報を管理する輸送情報管理手段13と、外部へ抽出又は送信される情報を監視し、当該情報が機密対象となる燃料に関する情報であるか否かを判断する機密燃料情報監視手段14と、機密対象であると判断された情報を暗号化して取り扱う機密燃料情報取扱手段15とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、物質形態が輸送工程において変化する輸送燃料の取り扱いに関し、特に所在を機密にすべき燃料を取り扱う輸送燃料取扱システム及び方法に関する。
近年における世界情勢の悪化から、特に、その所在を機密にすべき輸送燃料(例えば、原子燃料や核燃料など;以下、機密燃料と称する)は、一般に入手が困難であると共に、それら燃料が発するエネルギー性の高さから、他人に盗用あるいは悪用されることが危惧されていた。すなわち、このような機密燃料の取り扱いにあたっては、所在や輸送情報などが簡単に他人に漏洩しないようにすることが要求されていた。また、このような機密燃料は、その物質形態が輸送工程毎に変化するため、取り扱いが複雑であり且つ迅速な取引状況の把握が困難であった。
上述のように、特に機密燃料の取り扱いに際しては、迅速に取引状況が把握できるように情報を管理し、又いかにその情報にセキュリティを保持させて確実に取り扱うことができるかということが問題であった。
また、上述のような機密燃料を管理する技術として、例えば、特許文献1及び特許文献2に開示された技術があるが、何れも上述のような問題を解決できるものではなかった。
特開2002−279035号公報 特開2002−297747号公報
本発明はこのような事情に鑑み、物質形態が輸送工程において変化する輸送燃料の取引状況を関係者が容易に把握することができると共に、所在を機密にすべき機密燃料に関する取引情報を確実に取り扱うことができる輸送燃料取扱システム及び方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、ネットワークを介して物質形態が輸送工程において変化する輸送燃料の取引情報を取り扱う輸送燃料取扱システムであって、前記輸送燃料に関する情報の取り扱いを管理する輸送燃料管理サーバを少なくとも具備し、前記輸送燃料管理サーバは、前記輸送燃料の輸送業務を実施する作業者であることを認証して利用権限を付与する作業者認証手段と、前記輸送燃料を単位数量当たりに換算して資産情報として管理する輸送燃料管理手段と、前記輸送燃料を輸送する場合に、各輸送工程毎に前記資産情報及び当該輸送燃料の輸送経過を示す輸送経過情報を管理する輸送情報管理手段と、外部へ抽出又は送信される情報を監視して、当該情報がその所在を機密にすべき機密対象となる燃料に関する情報であるか否かを判断する機密燃料情報監視手段と、前記機密燃料情報監視手段によって機密対象であると判断された情報を暗号化して取り扱う機密燃料情報取扱手段とを具備することを特徴とする輸送燃料取扱システムにある。
かかる第1の態様では、作業者を認証して利用権限が付与され、輸送燃料が単位数量当たりに換算されて資産情報として管理され、輸送燃料を輸送する場合に、各輸送工程毎に資産情報及び輸送燃料の輸送経過を示す輸送経過情報が管理され、外部へ抽出又は送信される情報が監視され、当該情報がその所在を機密にすべき機密対象となる燃料に関する情報であるか否かが判断され、機密対象であると判断された情報が暗号化されて取り扱われる。これにより、輸送燃料に関する取引情報のなかで、特に、機密対象となる燃料の取引情報を暗号化して確実に取り扱うことができる。さらに、輸送燃料が資産情報として単位数量当たりに換算されて各輸送工程毎に管理されるため、物質形態が輸送工程において変化する輸送燃料を数量として各輸送工程毎に容易に管理することもできる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記資産情報は、各輸送工程毎に変化する燃料の形態を示す工程情報に関連付けられて管理されることを特徴とする輸送燃料取扱システムにある。
かかる第2の態様では、資産情報が各輸送工程毎に変化する燃料の形態を示す工程情報に関連付けられて管理される。これにより、特定の輸送燃料に対する輸送経過情報及び燃料の形態を各輸送工程毎に容易に把握することができる。
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様において、前記資産情報及び前記輸送経過情報を記録した台帳の内容を格納して所定の期間保管する記憶手段と、前記作業者確認手段により付与された利用権限に基づいて前記記憶手段から所定の内容を台帳として出力する台帳出力手段とをさらに具備することを特徴とする輸送燃料取扱システムにある。
かかる第3の態様では、資産情報及び輸送経過情報を記録した台帳の内容が格納されて所定の期間保管され、利用権限に基づいて、所定の内容の台帳として出力される。これにより、利用権限が付与された作業者によって、輸送燃料にかかる情報が確実に取り扱われる。
本発明の第4の態様は、第1〜3の何れかの態様において、輸送燃料管理サーバとの間で輸送燃料に関する情報を授受する輸送燃料管理装置をさらに具備し、前記輸送燃料管理装置は、少なくとも前記作業者認証手段と、前記機密燃料情報監視手段と、前記機密燃料情報取扱手段とを具備することを特徴とする輸送燃料取扱システムにある。
かかる第4の態様では、輸送燃料管理サーバと輸送燃料管理装置との間で輸送燃料に関する情報が授受される。これにより、例えば、外部との通信時においても、機密にすべき燃料に関する情報を確実に取り扱うことができる。
本発明の第5の態様は、第1〜4の何れかの態様において、前記機密燃料情報監視手段は、抽出又は送信する情報に機密対象の用語が含まれているか否かを判断することを特徴とする輸送燃料取扱システムにある。
かかる第5の態様では、抽出又は送信する情報に機密対象の用語が含まれているか否かが判断される。これにより、機密対象となる燃料に関する情報を特定して、より確実に取り扱うことができる。
本発明の第6の態様は、コンピュータによって物質形態が輸送工程において変化する輸送燃料の取引情報を取り扱う輸送燃料取扱方法であって、前記輸送燃料の取り扱いに際し、前記輸送燃料を単位当たりの数量に換算した資産情報と、各輸送工程毎の前記資産情報及び当該輸送燃料の輸送経過を示す輸送経過情報と、前記資産情報及び前記輸送経過情報を記録した台帳の内容と、輸送業務にて発生した帳票の内容とをデータベースに記録して、当該データベースの情報を授受する場合には、当該情報に機密対象となる燃料に関する情報が含まれているか否かを判断し、機密対象であると判断された場合には、当該情報を暗号化して取り扱うことを特徴とする輸送燃料取扱方法にある。
かかる第6の態様では、輸送燃料を単位当たりの数量に換算した資産情報、各輸送工程毎の資産情報及び輸送燃料の輸送経過を示す輸送経過情報、資産情報及び輸送経過情報を記録した台帳の内容及び輸送業務にて発生した帳票の内容がデータベースに記録され、当該データベースの情報が授受される場合には、当該情報に機密対象となる燃料に関する情報が含まれているか否かが判断され、機密対象であると判断された場合には、当該情報が暗号化されて取り扱われる。
本発明によれば、輸送燃料の輸送経過を示す情報が燃料の形態と関連付けて各輸送工程毎にデータベース上で管理されるため、関係者間でデータベース上で管理されている情報を共有しながら、輸送燃料の取引状況を容易に把握することができる。さらに、本発明によれば、外部へ抽出又は送信される情報が監視され、その情報が機密対象となる燃料に関する情報である場合には暗号化されて取り扱われるため、セキュリティを保持しながら取り扱うこともできる。従って、本発明によれば、物質形態が輸送工程において変化する輸送燃料の取引状況を関係者が容易に把握することができると共に、所在を機密にすべき機密燃料に関する取引情報を確実に取り扱うことができる輸送燃料取扱システム及び方法を提供することが可能となる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、本実施形態の説明は例示であり、本発明の構成は以下の説明に限定されない。
図1は、本発明の一実施形態に係る機密燃料取扱システムのシステム構成図である。なお、本実施形態では、輸送燃料として、特にその所在を機密にすべき燃料(例えば、原子燃料及び核燃料;以下、機密燃料と称する)の取り扱いを想定している。
図示するように、本実施形態の輸送燃料取扱システム1は、輸送燃料に関する情報の取り扱いを管理する輸送燃料管理サーバ10と、輸送燃料管理サーバ10との間で輸送燃料に関する情報を授受する輸送燃料管理装置20とがネットワーク2を介してそれぞれ接続されている。
本実施形態では、このような輸送燃料取扱システム1において、物質形態が輸送工程において変化する輸送燃料(例えば、上述した機密燃料)に関する取引情報が、輸送燃料管理サーバ10内で管理され、当該取引情報は、例えば、輸送燃料管理サーバ10から直接利用する際、及び輸送燃料管理装置20又は関係者が操作するその他の端末との間で通信をする際にセキュリティを保持しながら取り扱われる。
輸送燃料管理サーバ10は、不図示のCPU、メモリ、外部記憶装置、表示部、操作部、及び通信部等を含み構成される情報通信機器であり、輸送燃料に関する各種取引情報を格納して管理すると共に、輸送燃料管理装置20又は所定の端末間で輸送燃料にかかる一連の取引情報を授受する。
具体的には、図示するように、輸送燃料管理サーバ10は、作業者認証手段11、輸送燃料管理手段12、輸送情報管理手段13、機密燃料情報監視手段14、機密燃料情報取扱手段15、台帳管理手段16、台帳出力手段17、各種データベース(以下、「DB」と省略する)110〜130を含み構成されている。
作業者認証手段11は、輸送燃料管理サーバ10を直接利用する作業者、又は輸送燃料管理サーバ10にアクセスしてきた装置及び端末を利用する作業者が、正当に輸送業務を実施する作業者であることを認証して、輸送燃料にかかる各種取引情報を授受する利用権限を当該作業者に付与する。ここでの認証方法としては、例えば、ID、パスワードなどによる個人認証や、生体信号(虹彩、指紋、音声、顔など)による生体認証などが挙げられる。
輸送燃料管理手段12は、輸送燃料を単位数量当たりに換算して資産情報として管理する。資産情報に換算された輸送燃料は、後述する工程情報と関連付けられて管理される。
輸送情報管理手段13は、輸送燃料を輸送する場合に、各輸送工程毎に上述した資産情報、及び当該輸送燃料の輸送経過を示す輸送経過情報を管理する。これら資産情報及び輸送経過情報は、後述する輸送情報DB120に格納されて、各輸送工程毎に変化する燃料の形態を示す工程情報と関連付けられて管理される。
機密燃料情報監視手段14は、外部へ抽出又は送信される情報を監視して、当該情報がその所在を機密にすべき機密対象となる燃料に関する情報であるか否かを判断する。具体的には、後述する機密用語DB110に基づいて、抽出又は送信される情報に機密対象の用語が含まれているか否かを判断する。これにより、輸送燃料管理サーバ10で管理されている取引情報が抽出又は送信される場合に、所定の基準に従って厳格に取り扱うことができる。
機密燃料情報取扱手段15は、機密燃料情報監視手段14によって機密対象であると判断された情報を暗号化して取り扱う。例えば、輸送燃料管理装置20又は所定の端末間で取引情報を授受する場合には、暗号化された情報が送信され、台帳DB130から台帳が抽出されて印刷される場合には、暗号化された情報が印刷機などに送信される。
台帳管理手段16は、上述した資産情報及び輸送経過情報にかかる内容が記録された台帳を管理する。具体的には、資産情報及び輸送経過情報が記録された台帳の内容を所定のフォームに入力する。ここで入力された台帳の内容は、後述する台帳DB130に格納されて管理される。また、台帳管理手段16は、輸送業務にて発生した帳票の内容も必要に応じて管理する。
台帳出力手段17は、作業者認証手段11により付与された利用権限に基づいて、後述する台帳DB130から所定の内容を示す情報を抽出して台帳として出力する。
また、各種DB110〜130とは、機密用語DB110、輸送情報DB120、台帳DB130であり、機密燃料の取り扱いに必要な各種情報が格納されている。
機密用語DB110には、機密対象となる用語(以下、機密対象用語という)が予め登録されている。ここで、機密対象用語とは、機密燃料、すなわち原子燃料及び核燃料にかかる用語であり、例えば、ウラン、プルトニウムなどである。このような機密対象用語は、輸送燃料管理サーバ10から抽出又は送信される情報が機密燃料に関する情報であるか否かを判断する際の判断基準として利用される。
輸送情報DB120には、上述した資産情報と輸送経過情報が対応付けられて格納されている。具体的には、例えば、図2に示すような輸送情報管理テーブル1200として管理されている。図2は、輸送情報管理テーブル1200の一例を示す図である。図示するように、輸送情報管理テーブル1200には、資産情報として、1つの資産を特定する資産コード,単位数量当たりの資産数量,及び積算金額が各輸送工程毎に示されており、輸送経過情報として、各資産情報毎の輸送コードが対応付けられている。このうち、積算金額には、輸送工程を経て変化する資産金額が累計された値が示されている。これにより、輸送工程毎の積算金額が自動で示されるため、例えば、輸送時の積算金額を容易に把握することができる。一方、輸送工程は、精鉱,転換,濃縮,再処理に分類されており、このように変化する燃料形態が資産コード毎に関連付けられている。このような輸送情報管理テーブル1200を設けることにより、例えば、輸送情報DB120の検索時に、特定の資産コードを指定することで輸送コードを特定できるため、その資産コードに対する現状の輸送状況として、例えば、再処理形態となっている燃料が現在どこにどれだけあるのかという輸送状況を容易に認識することができる。また、このような輸送情報管理テーブル1200に、例えば、輸送燃料の輸送先又は輸入先などの国情報を示す国籍コードを関連付けて管理するようにもよい。
台帳DB130には、台帳管理手段16により入力される台帳の内容、及び輸送業務にて発生した帳票の内容が格納されている。ここで格納される内容とは、例えば、インボイス情報、勘定科目振替情報、ライセンス内容、通関資料、処理状況情報などであり、所定の期間保管される。このうち、インボイス情報とは、計上及び支払処理に関する情報であり、例えば、図3に示すように、送金明細票、計上データ、次工程振替先データなどを含む内容が一覧できる情報1301である。また、鑑定科目振替情報とは、前払金以外の振替処理に関する情報であり、例えば、図4に示すように、振替元情報、振替先情報などを含む内容が一覧できる情報1302である。また、ライセンス内容とは、輸送業務に関するライセンスの内容が示された情報であり、例えば、図5に示すように、所定のライセンス内容、許可金額、通貨換算率などを含む内容が照会できる情報1303である。また、通関資料とは、輸送業務に関する通関の内容が示された情報であり、例えば、図6に示すように、通関明細などを含む内容が照会できる情報1304である。また、処理状況情報とは、輸送業務にかかる取引状況が一覧できる情報であり、例えば、図7に示すように、資産コード、登録日、計上日、工程、契約名などを含む内容が一覧できる情報1305である。
なお、上述のような輸送燃料管理サーバ10は、一般的なコンピュータの各種機能を備える情報通信機器であればよく、例えば、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、サーバなどが挙げられる。
輸送燃料管理装置20は、例えば、不図示のCPU、メモリ、表示部、操作部、及び通信部等を含み構成される情報通信機器であり、作業者により操作されることによりネットワーク2を介して輸送燃料管理サーバ10間で輸送業務にかかる各種取引情報が授受される。
具体的には、図示するように、少なくとも、事前に輸送燃料管理サーバ10間で認証処理を行う作業者認証手段21、外部へ抽出又は送信される情報を監視して、当該情報がその所在を機密にすべき機密対象となる燃料に関する情報であるか否かを判断する機密燃料情報監視手段22(上述した機密燃料情報監視手段14に相当)、機密対象であると判断された情報を暗号化して取り扱う機密燃料情報取扱手段23(上述する機密燃料情報取扱手段15に相当)を含み構成されている。
なお、上述のような輸送燃料管理装置20は、一般的なコンピュータの各種機能を備える情報通信機器であってもよく、例えば、パーソナルコンピュータ、ノートパソコンが挙げられ、又、写真および書面を電気的信号に換え有線または無線で遠隔地に送信可能な装置、例えば、FAX機能を有する通信機器などでもよい。これにより、例えば、輸送燃料管理サーバ10との間で、輸送業務で発生する台帳及び帳票を授受する際にセキュリティ付けをすることが可能となる。
さらに、上述した輸送燃料管理装置20は、セキュリティ手段として、暗号化を採用しているが、例えば、外部へ抽出又は送信される情報が機密対象であると判断された場合には、当該情報が誤送信されないように、指定された送信先(例えば、輸送燃料管理サーバ10)以外には情報が送信されないような構成にしてもよい。
ここで、上述のような構成において、輸送燃料にかかる取引情報を取り扱う場合の処理手順について図8を用いて説明する。図8は、本発明の一実施形態に係る取引情報を取り扱う場合の動作例を示すフローチャートである。ここでは、機密燃料情報監視手段14が主体となって、処理が実行される。
まず、輸送燃料管理サーバ10から抽出又は送信される情報があるか否かが判断される(S1)。そして、抽出又は送信される情報がある場合(S1;Yes)には、その情報が暗号化対象となる情報であるか否かが判断される(S2)。すなわち、機密用語DB110に予め格納されている用語と一致する用語が抽出又は送信される情報に含まれているか否かが判断される。
ここで、抽出又は送信される情報が暗号化対象であると判断された場合(S2;Yes)、すなわち抽出又は送信する情報に機密用語が含まれている場合には、暗号化対象として特定され(S3)、例えば、外部へ送信される場合には暗号化されてから送信される(S4)。
一方、抽出又は送信される情報がない場合(S1;No)、又は、抽出又は送信される情報が暗号化対象でないと判断された場合(S2;No)、すなわち抽出又は送信する情報に機密用語が含まれていない場合には、当該情報はそのまま取り扱われる。
以上説明したように、本実施形態の輸送燃料取扱システム1によれば、輸送情報管理サーバ10で管理される輸送燃料に関する取引情報を監視して、機密にすべき燃料に関する情報が含まれている場合には、機密対象として特定され暗号化されて取り扱われる。これにより、特に、機密燃料に関する資産情報及び輸送経過情報にセキュリティを付けて確実に取り扱うことができる。さらに、例えば、輸送業務が広範囲、多人数にわたり、複雑になるような場合であっても、関係者間で輸送燃料(機密燃料)に関する情報が共有できるため、正確な取引情報を確実に取り扱うことも可能となる。
また、上述した実施形態では、機密対象となる用語が含まれているが否かにより、情報が暗号化されて取り扱われているが、例えば、情報に含まれる用語を予めランク付けしておき、そのランクに応じてセキュリティ内容を変更するなど、その情報に応じて最適な環境のセキュリティ手段を用いて情報を取り扱うようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る機密燃料取扱システムのシステム構成図である。 本発明の一実施形態に係る輸送情報管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るインボイス情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る鑑定科目振替情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るライセンス内容の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る通関資料の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る処理状況情報の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る取引情報を取り扱う場合の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 輸送燃料管理サーバ
11 作業者認証手段
12 輸送燃料管理手段
13 輸送情報管理手段
14 機密燃料情報監視手段
15 機密燃料情報取扱手段
16 台帳管理手段
17 台帳出力手段
20 輸送燃料管理装置
21 作業者認証手段
22 機密燃料情報監視手段
23 機密燃料情報取扱手段
110 機密用語DB
120 輸送情報DB
130 台帳DB

Claims (6)

  1. ネットワークを介して物質形態が輸送工程において変化する輸送燃料の取引情報を取り扱う輸送燃料取扱システムであって、
    前記輸送燃料に関する情報の取り扱いを管理する輸送燃料管理サーバを少なくとも具備し、前記輸送燃料管理サーバは、前記輸送燃料の輸送業務を実施する作業者であることを認証して利用権限を付与する作業者認証手段と、前記輸送燃料を単位数量当たりに換算して資産情報として管理する輸送燃料管理手段と、前記輸送燃料を輸送する場合に、各輸送工程毎に前記資産情報及び当該輸送燃料の輸送経過を示す輸送経過情報を管理する輸送情報管理手段と、外部へ抽出又は送信される情報を監視して、当該情報がその所在を機密にすべき機密対象となる燃料に関する情報であるか否かを判断する機密燃料情報監視手段と、前記機密燃料情報監視手段によって機密対象であると判断された情報を暗号化して取り扱う機密燃料情報取扱手段とを具備することを特徴とする輸送燃料取扱システム。
  2. 請求項1において、前記資産情報は、各輸送工程毎に変化する燃料の形態を示す工程情報に関連付けられて管理されることを特徴とする輸送燃料取扱システム。
  3. 請求項1又は2において、前記資産情報及び前記輸送経過情報を記録した台帳の内容を格納して所定の期間保管する記憶手段と、前記作業者確認手段により付与された利用権限に基づいて前記記憶手段から所定の内容を台帳として出力する台帳出力手段とをさらに具備することを特徴とする輸送燃料取扱システム。
  4. 請求項1〜3の何れかにおいて、輸送燃料管理サーバとの間で輸送燃料に関する情報を授受する輸送燃料管理装置をさらに具備し、前記輸送燃料管理装置は、少なくとも前記作業者認証手段と、前記機密燃料情報監視手段と、前記機密燃料情報取扱手段とを有することを特徴とする輸送燃料取扱システム。
  5. 請求項1〜4の何れかにおいて、前記機密燃料情報監視手段は、抽出又は送信する情報に機密対象の用語が含まれているか否かを判断することを特徴とする輸送燃料取扱システム。
  6. コンピュータによって物質形態が輸送工程において変化する輸送燃料の取引情報を取り扱う輸送燃料取扱方法であって、
    前記輸送燃料の取り扱いに際し、前記輸送燃料を単位当たりの数量に換算した資産情報と、前記輸送燃料を輸送する場合の各輸送工程毎に前記資産情報及び当該輸送燃料の輸送経過を示す輸送経過情報と、前記資産情報及び前記輸送経過情報を記録した台帳の内容と、輸送業務にて発生した帳票の内容とをデータベースに記録して、当該データベースの情報を授受する場合には、当該情報に機密対象となる燃料に関する情報が含まれているか否かを判断し、機密対象であると判断された場合には、当該情報を暗号化して取り扱うことを特徴とする輸送燃料取扱方法。
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