JP2006011672A - コンテンツ配信システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】データ転送の高速性を確保しつつ、プラットフォームの依存性を排除したコンテンツ配信技術を提供する。
【解決手段】配信装置21は、コンテンツの配信要求をユーザ端末3から受け付ける指示受付部211と、コンテンツの格納場所を取得するためのメタデータ取得部212と、格納情報を用いてストレージ装置11から、ストレージネットワーク41を介して、コンテンツを取得し、ユーザ端末3に配信するコンテンツ取得部213と、を有する。管理装置は、配信装置21から、格納場所取得要求を受け付けて、ストレージ装置11から格納場所を取得するメタデータ管理部121を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ネットワークを介してコンテンツを配信する技術に関する。
近年、パーソナルコンピュータおよびブロードバンドの普及にともない、映像、音楽、ソフトウェアなど各種コンテンツが、ネットワークにより配信されている。たとえば、特許文献1には、同一のコンテンツを同時に複数のユーザに供給するコンテンツ供給方法が開示されている。また、特許文献2には、ストレージを共有することにより、当該共有ストレージに格納されたコンテンツを配信するシステムが開示されている。
特開2003−44390 特開平10−134485
さて、ネットワークを介してコンテンツを配信する場合、コンテンツを格納する大容量ストレージ装置とコンテンツを配信するコンピュータとの間を結ぶ高速かつセキュリティの確保されたネットワークが必要である。コンテンツ配信のビジネス形態は、多様化が求められており、これらを実現するプラットフォームが必要となっている。
たとえば、コンテンツを格納する大容量ストレージにNAS(Network Attached Storage)を用いることが考えられる。NASは、ハードディスクと、ネットワークインタフェース、OS(Operating System)、ファイルシステムなどを備えたファイルサーバである。また、NASは、ネットワークに接続された複数のコンピュータの共有ディスクとして使用することができる。この場合、NASにはファイルシステムやネットワークインタフェースがあらかじめ備えられているため、異なる種類のOSを使用する複数のコンピュータであっても、NASに格納されている同一のファイルを共有することができる。すなわち、NASは、プラットフォームの依存性を排除することができる。また、NASは、ファイルを複数のコンピュータで共用する際に必要な排他制御などのファイル共用機能(セキュリティ機能)を装備している。しかしながら、NASのデータ転送速度は、比較的低速である。そのため、複数のコンピュータがNASに格納されたコンテンツを共用してコンテンツ配信を行う場合、速度的に問題がある。
また、高速性を確保するために、コンテンツを格納する大容量ストレージにSAN(Storage Aria Network)を用いることが考えられる。SANは、ファイバーチャネルを用いて大容量ストレージとコンピュータとを接続するネットワークである。しかしながら、SANでは、ファイル共用を行う仕組みが確立されていない。すなわち、複数のコンピュータがSANのストレージを共有する場合、排他制御やアクセス権限などのファイル共用に必要な制御は、各コンピュータが行う必要がある。そのため、複数のコンピュータがSANのストレージを共有する場合、コンピュータ各々のファイルシステムが排他制御等を行わなければならない。また、SANのストレージにはファイルシステムが搭載されていないため、異なる種類のOSを使用する複数のコンピュータは、NASに格納されている同一のファイルを共有することができない。すなわち、プラットフォームの依存性がある。
なお、特許文献1および特許文献2には、ファイルを共有してコンテンツ配信を行うことが開示されているが、1つの会社(同じ種類のOSのコンピュータ)がコンテンツ配信を行うことを前提としている。したがって、複数の会社間でファイルを共有する場合のアクセス手順、プラットフォームの依存性排除、ファイル共用については考慮されていない。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、データ転送の高速性を確保しつつ、プラットフォームの依存性を排除したコンテンツ配信技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、高速なストレージネットワークを利用し、ストレージの共有を図る。
例えば、本発明では、少なくとも1つのコンテンツを記憶するストレージ装置と、前記ストレージ装置を管理する管理装置と、前記ストレージ装置とストレージネットワークを介して接続され、コンテンツを配信する配信装置と、を有する。そして、ストレージ装置は、コンテンツを記憶するコンテンツ記憶領域と、コンテンツの格納場所を示す格納情報を記憶する格納場所記憶領域とを、有する。配信装置は、コンテンツの配信要求を外部システムから受け付ける指示受付手段と、配信要求で指定されたコンテンツの格納場所を取得するための格納場所取得要求を、管理装置に送信する送信手段と、管理装置から格納情報を受信し、当該格納情報を用いてストレージ装置の格納場所記憶領域から、前記ストレージネットワークを介して前記コンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、取得したコンテンツを外部システムに配信する配信手段と、を有する。管理装置は、配信装置から、格納場所取得要求を受け付けて、コンテンツの格納情報をストレージ装置の格納場所記憶領域から取得し、当該格納情報を配信装置に送信する格納情報取得手段と、を有する。
本発明では、プラットフォームの異なる複数の会社が、データ転送の高速性を確保しつつ、同一のファイルを共有してコンテンツを配信することができる。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用されたコンテンツ配信システムの概略図である。図示するように、本システムは、複数のコンテンツ所有会社1各々が有するストレージ装置11および管理装置12と、複数の配信会社2各々が有する配信装置21と、複数のユーザ端末3とを有する。そして、各ストレージ装置11、各管理装置12、および、各配信装置21は、SANまたはLANなどのネットワーク4により接続されている。また、各配信装置21および各ユーザ端末3は、インターネットなどのネットワーク5により接続されている。
コンテンツ所有会社1のストレージ装置11は、当該コンテンツ所有会社1が所有する各種コンテンツデータを記憶するための大容量記憶装置である。なお、コンテンツデータは、音楽、映像、画像、プログラム、データベース、または、これらを組み合わせた情報の集合である。管理装置12は、ストレージ装置11を管理するための情報処理装置である。管理装置12は、配信装置21からの要求を受け付けて、コンテンツデータの格納場所を配信装置21に通知する。
配信会社2の配信装置21は、コンテンツ所有会社1のストレージ装置11に記憶されている各種コンテンツデータを、ユーザ端末3に配信する情報処理装置である。ユーザ端末3は、配信会社2からコンテンツデータを取得するユーザが使用する情報処理装置である。ユーザ端末3は、配信会社2にコンテンツデータの配信を要求し、配信会社2から配信されたコンテンツデータを出力(再生、実行など)する。
次に、コンテンツ所有会社1のストレージ装置11および管理装置12と、配信会社2の配信装置21とについて説明する。
図2は、ストレージ装置11、管理装置12、および、配信装置21の構成を示したものである。各コンテンツ所有会社1のストレージ装置11と、当該コンテンツ所有会社1の管理装置12とは、SANなどのストレージネットワーク(以下「SAN」)41と接続されている。また、各コンテンツ所有会社1のストレージ装置11と、各配信装置21とは、同様にSAN41により接続されている。すなわち、ストレージ装置11、管理装置12、および、配信装置21は、それぞれファイバーチャネルスイッチ411に接続されている。また、各コンテンツ所有会社1の管理装置21と各配信装置21とは、LANなどのローカルネットワーク(以下「LAN」)42により接続されている。
ストレージ装置11は、少なくとも1つのコンテンツデータ用ディスク111と、メタデータ用ディスク112とを有する。コンテンツデータ用ディスク111には、各種のコンテンツデータが格納されている。なお、コンテンツデータ用ディスク111は、各配信装置21から直接アクセスできるが、セキュリティを確保するために読み取り専用(書き込み不可)となっている。
メタデータ用ディスク112には、コンテンツに関する情報が記述されたメタデータが記憶されている。すなわち、メタデータには、コンテンツ用ディスク111に記憶されたた膨大なコンテンツデータの中から、目的のコンテンツデータを探し出すための情報(インデックス情報)が記述されている。なお、メタデータは、配信装置21から直接アクセスできないものとする。また、メタデータについては、後述する。
管理装置12は、ストレージ装置11に記憶されている各種データを管理および操作する。管理装置12は、図示するように、メタデータ管理部121と、コンテンツ管理部122と、通信処理部123と、登録部124と、ログ解析部125と、ログ情報テーブル126とを有する。メタデータ管理部121は、配信装置21からの要求を受け付けて、メタデータ用ディスク112にアクセスし、コンテンツデータの格納場所を配信装置21に提供する。また、メタデータ管理部121は、メタデータを更新する。コンテンツ管理部122は、コンテンツデータ用ディスク111に新たなコンテンツデータを登録または削除するなどコンテンツデータ用ディスク111を管理する。通信処理部123は、SAN41を介してストレージ装置11とデータの送受信を行う。また、通信処理部123は、LAN42を介して配信装置21とデータの送受信を行う。登録部124は、コンテンツデータをコンテンツデータ用ディスク111に登録する。ログ解析部125は、ログ情報テーブル126を解析し、課金情報を作成する。ログ情報テーブル126には、配信装置21からのアクセス履歴が記憶される。なお、ログ情報テーブル126については、後述する。
配信装置21は、ユーザ端末3に対して、コンテンツデータを配信する。配信装置21は、図示するように、指示受付部211と、メタデータ取得部212と、コンテンツデータ取得部213と、通信処理部214と、選択テーブル215とを有する。指示受付部211は、ユーザ端末3からコンテンツ配信指示を受け付ける。メタデータ取得部212は、コンテンツ配信指示で指定されたコンテンツデータの格納場所を、LAN42を介して管理装置12に要求する。コンテンツデータ取得部213は、SAN41を介して、ストレージ装置11からコンテンツデータを読み出す。通信処理部214は、SAN41を介してストレージ装置11とデータの送受信を行う。また、通信処理部214は、LAN42を介して管理装置12とデータの送受信を行う。選択テーブル215は、配信装置21が配信する各コンテンツデータと、当該コンテンツデータを所有するコンテンツ所有会社1と、を対応づけたテーブルである。なお、選択テーブル215については後述する。
以上説明した、管理装置12、配信装置21、および、ユーザ端末3は、いずれも例えば図3に示すようなCPU901と、RAM等のメモリ902と、HDD等の外部記憶装置903と、キーボードやマウスなどの入力装置904と、ディスプレイやプリンタなどの出力装置905と、ネットワーク接続するための通信制御装置906と、これらの各装置を接続するバス907と、を備えた汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。このコンピュータシステムにおいて、CPU901がメモリ902上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、各装置の各機能が実現される。
例えば、管理装置12、配信装置21、および、ユーザ端末3の各機能は、管理装置12用のプログラムの場合は、管理装置12のCPU901が、配信装置21用のプログラムの場合は、配信装置21のCPU901が、そして、ユーザ端末3用のプログラムの場合はユーザ端末3のCPU901が、それぞれ実行することにより実現される。また、管理装置12のログ情報テーブル126には、管理装置12のメモリ902または外部記憶装置903が用いられる。また、配信装置21の選択テーブル215には、配信装置21のメモリ902または外部記憶装置903が用いられる。
次に、コンテンツデータおよびメタデータについて説明する。
図4は、コンテンツデータのデータ格納形式を模式的に示したものである。各コンテンツデータ用ディスク111は、ディスク内のすべてのセクタに通し番号を振り、その通し番号によってセクタを指定するLBA(Logical Block Address)を用いている。すなわち、LBAの番地を指定することにより、当該LBAのセクタに格納されているコンテンツデータにアクセスすることができる。図示するように、コンテンツデータ用ディスク11は、LBA411と、当該LBA411に対応するデータ412とが格納されている。また、LBA411が「0」番地(先頭)のセクタには、コンテンツデータ用ディスク111を識別するためのLU識別子が格納されている。なおLU識別子は、各ストレージ装置11内でユニークであればよい。そして、LBA411が「1」番地以降のセクタには、各コンテンツデータが連続したLBAの番地に、それぞれ格納されている。なお、各コンテンツデータ用ディスク111には、同一のデータ形式(動画データ、音声データなど)のコンテンツデータが少なくとも1つ格納されている。
図示するコンテンツデータ用ディスクA111Aの例では、LBAの0番地にはLU識別子「0001」が記憶され、LBAの1番地から4,000,000番地には映像データ1のコンテンツデータが記憶され、LBAの8,000,000番地から10,000,000番地には映像データ3のコンテンツデータが記憶されている。また、コンテンツデータ用ディスクB111Bの例では、LBAの0番地にはLU識別子「0002」が記憶され、LBAの8,000番地から16,000番地には音楽データ21のコンテンツデータが記憶されている。
図5は、メタデータのデータ構造の一例を示したものである。メタデータは、図示するように、コンテンツのID511と、コンテンツ名512と、LU識別子513と、開始LBA514と、データサイズ515と、データ形式516とを有する。コンテンツID511は、コンテンツを識別するためのユニークな識別情報である。コンテンツ名512は、コンテンツの名前である。LU識別子513は、当該コンテンツを格納したコンテンツデータ用ディスク111を識別するための識別情報である。
開始LBA514には、コンテンツデータの格納位置を示す情報であって、コンテンツデータが格納されている先頭のLBAの番地が設定される。データサイズ515は、当該コンテンツデータのデータ量である。なお、データサイズ515の替わりに、コンテンツデータが格納されている最後のLBA(終了LBA)の番地を設定することとしてもよい。データサイズ515をセクタの容量で割ることにより、コンテンツデータを格納するのに必要なセクタ数を算出することができる。データ形式516には、コンテンツデータのデータ形式(例えば、MPEG、MP3など)が設定される。
次に、配信装置21の選択テーブル215について説明する。
図6は、選択テーブルの一例を示したものである。選択テーブル215は、コンテンツデータと、当該コンテンツデータを所有するコンテンツ所有会社1とを対応づけたテーブルである。図示するように、選択テーブル215は、コンテンツID601と、コンテンツ名602と、当該コンテンツデータを所有するコンテンツ所有会社1の管理装置12の宛先情報603と、当該コンテンツ所有会社1のストレージ装置11の宛先情報604とを有する。
次に、コンテンツデータを配信する場合の配信処理について説明する。
図7は、配信シーケンスを示したものである。まず、ユーザ端末3は、コンテンツ要求指示を配信装置21に送信する(S701)。すなわち、ユーザ端末3の入力手段904が受け付けたコンテンツデータの配信を要求するコンテンツ要求指示を、配信装置21に送信する。なお、コンテンツ要求指示には、コンテンツIDが含まれている。また、後述する表示画面に配信可能なコンテンツデータの一覧を表示することにより、ユーザは希望するコンテンツデータを選択し、入力する。また、ユーザ端末3は、複数の配信会社2の配信装置21のいずれかにコンテンツ要求指示を送信する。
次に、配信装置21の指示受付部211は、ユーザ端末3からのコンテンツIDを含むコンテンツ要求指示を受け付ける。そして、指示受付部211は、メモリ902または外部記憶装置903に記憶された選択テーブル215を読み出し、当該コンテンツIDのコンテンツデータを所有するコンテンツ所有会社1の管理装置12の宛先603を特定する。そして、メタデータ取得部212は、特定したコンテンツ所有会社1の管理装置12に、当該コンテンツデータの格納場所を取得するための要求情報を送信する(S702)。なお、要求情報には、コンテンツIDが含まれている。また、メタデータ取得部212は、通信処理部214により、LAN42を介して要求情報を送信する。
次に、管理装置12のメタデータ管理部121は、LAN42を介して配信装置21から要求情報を受信する。そして、メタデータ管理部121は、SAN41を介してストレージ装置11のメタデータ用ディスク112(図5参照)にアクセスし、メタデータを読み出す(S703)。そして、メタデータ管理部121は、SAN41を介して、要求情報に含まれるコンテンツIDに対応するLU識別子513と、開始LBA514と、データサイズ515とを含む格納場所情報を取得する(S704)。そして、メタデータ管理部121は、要求情報を送信した配信装置21に、取得した格納場所情報を、LAN42を介して送信する(S705)。
そして、配信装置21のコンテンツ取得部213は、選択テーブル215を読み出し、当該コンテンツIDのコンテンツデータを所有するコンテンツ所有会社1のストレージ装置11の宛先604を特定する。そして、コンテンツ取得部213は、SAN41を介して、特定したコンテンツ所有会社1のストレージ装置11に、直接アクセスする(S706)。そして、コンテンツ取得部213は、SAN41を介して、LU識別子513、開始LBA514などを含む格納場所情報を用いてユーザ端末3から指定されたコンテンツデータを読み出す(S707)。すなわち、コンテンツ取得部213は、開始LBA514の番地からデータサイズ分(すなわち、終了LBAの番地まで)、シーケンシャルにコンテンツデータを読み出す。そして、コンテンツ取得部213は、読み出したコンテンツデータを、要求元のユーザ端末3に、ネットワーク5を介して配信する。
図8は、S701において、ユーザ端末3の出力装置905に表示されるコンテンツ選択画面の一例を示したものである。図示するように、コンテンツ選択画面にはコンテンツIDと、コンテンツ名と、コンテンツデータの選択指示を受け付ける選択ボタン803と、を有する。ユーザは、このようなコンテンツ選択画面を参照して、配信を希望するコンテンツデータを決定し、決定したコンテンツデータに対応する選択ボタン803を、入力手段904を用いてクリックする。なお、ユーザ端末3は、コンテンツ要求指示を送信する際(S701)に、このコンテンツ選択画面を、配信装置21から取得するものとする。配信装置21の指示受付部211は、選択テーブル215のコンテンツID601およびコンテンツ名602を用いてコンテンツ選択画面を作成する。
次に、コンテンツデータを登録する場合の登録処理ついて説明する。
図9は、コンテンツ登録シーケンスを示したものである。まず、管理装置12の登録部124は、記憶媒体に記憶された(または、ネットワークを介して)コンテンツデータおよびコンテンツ登録情報の入力を受け付ける。コンテンツ登録情報には、コンテンツ名と、データサイズと、データ形式とが含まれている。そして、登録部124は、ストレージ装置のコンテンツデータ用ディスク111各々が有するディスク未使用領域およびデータ形式を含むディスク情報(不図示)を参照し、当該コンテンツデータを登録するコンテンツデータ用ディスク111(すなわち、LU識別子)を決定する。なお、ディスク情報は、メモリ902または外部記憶装置903に記憶されているものとする。また、登録部124は、入力されたコンテンツ登録情報のデータサイズより大きな未使用領域を有するコンテンツデータ用ディスク111であって、入力されたコンテンツ情報のデータ形式と同じコンテンツデータ用ディスク111を決定する。
そして、コンテンツ管理部122は、登録部124が決定したコンテンツデータ用ディスク111に、SAN41を介して、当該コンテンツデータを格納する(S901)。なお、コンテンツ管理部122は、コンテンツデータ用ディスク111の未使用領域の先頭から順に連続してコンテンツデータを格納する。次に、メタデータ管理部121は、当該コンテンツデータのメタデータをメタデータ用ディスク112(図5参照)に記憶する(S902)。すなわち、メタデータ管理部121は、コンテンツID511にはシステム全体で一意となるコンテンツIDを設定し、コンテンツ名512にはコンテンツ登録情報に含まれているコンテンツ名を設定し、LU識別子513には登録部124が決定したLU識別子を設定し、開始LBA514にはコンテンツ管理部122がコンテンツデータを格納した先頭のLBAの番地を設定し、データサイズ515およびデータ形式516にはコンテンツ登録情報に含まれているデータサイズおよびデータ形式を設定する。
そして、登録部124は、メタデータのコンテンツID511およびコンテンツ名512と、当該(自)コンテンツ所有会社1の管理装置12の宛先情報およびストレージ装置の11の宛先情報と、を含むコンテンツ情報を、LAN42を介して各配信装置21に送信する(S903)。配信装置21の指示受付部211は、管理装置12からコンテンツ情報を受信し、当該コンテンツ情報を選択テーブル215に追加する(S904)。そして、指示受付部211は、ユーザ端末3からのコンテンツ要求指示(図7:S701)の際に、更新後の選択テーブル215をもとに生成したコンテンツ選択画面(図8参照)を送信する。これにより、ユーザ端末3の出力装置905には追加されたコンテンツデータのコンテンツIDおよびコンテンツ名が表示され、ユーザは新たに追加されたコンテンツデータを選択することができる。
次に、管理装置12のコンテンツデータの課金処理について説明する。
管理装置12のログ解析部125は、配信装置21からコンテンツデータの格納場所の要求を受付けるたびに、当該要求をログ情報テーブル126に記憶する。すなわち、メタデータ管理部121が、配信装置21から要求を受け付けて、配信装置21に格納場所情報を送信したタイミング(図7:S705)で、ログ解析部125は、ログ情報をログ情報テーブル126に記憶する。
図10は、ログ情報テーブル126の一例を示したものである。図示するように、ログ情報テーブル126は、アクセス日時101と、WWN102と、LU識別子103と、LBA104とを有する。WWN102は、世界中でユニークな物理アドレスである。WWN102は64ビットで構成され、そのうち24ビットはIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)が割り当てる会社を識別するためのcompany_idである。これはOUI(Organizationally Unique Identifier)としても知られ、自社の情報処理装置と、世界中のそれ以外の情報処理装置とを区別するためのユニークな値が設定される。各配信装置21は、このようなWWN102をそれぞれ有する。そして、各配信装置21は、コンテンツデータの格納場所を要求する際に(図7:S702)、自配信装置21のWWN102もあわせて管理装置12に送信する。このWWN102のcompany_idを用いることにより、格納場所情報を要求した配信装置21の配信会社2を特定することができる。
ログ解析部125は、配信装置21からの要求ごとに、アクセス日時101には配信装置21から格納情報の要求を受け付けた日時を、WWN102には配信装置21から送信されたWWNを、LU識別子103およびLBA104にはメタデータ管理部121が取得したLU識別子および開始LBAをそれぞれ設定したログ情報を、ログ情報テーブル216に記憶する。
そして、ログ解析部125は、所定のタイミング(例えば、1回/月など)で、所定の期間(例えば1ヶ月間)のログ情報を解析して課金情報を作成する。すなわち、ログ解析部125は、ログ情報テーブル216のWWN102のcompany_idを用いて、配信会社毎に要求したコンテンツデータおよび回数を集計する。ログ解析部125は、メタデータ(図5参照)を参照し、ログ情報のLU識別子103およびLBA104に対応するコンテンツID(またはコンテンツ名)を特定する。そして、ログ解析部125は、配信会社毎に集計した各コンテンツIDおよび回数に基づいて、配信会社毎に請求書(課金情報)を作成する。例えば、ログ解析部125は、各コンテンツデータの1回当りの配信使用料を保持した料金テーブル(不図示)を用いて請求書を作成することが考えられる。
以上、本発明の一実施形態を説明した。
本実施形態では、SAN41に接続されたストレージ装置11を、コンテンツデータ用ディスク111と、メタデータ用ディスク112とに分離した。そして、配信装置21は、まず管理装置12を介して、メタデータ用ディスク112に記憶されているコンテンツデータの格納場所情報を取得する。そして、配信装置21は格納場所情報を用いて、コンテンツデータ用ディスク111にアクセスし、シーケンシャルリードによりコンテンツデータを取得する。このように、アクセス手順を統一し、また、アクセスを単純化することによりプラットフォームの依存性を排除することができる。すなわち、プラットフォームの異なる複数の会社が、データ転送の高速性を確保しつつ、同一のファイルを共有してコンテンツを配信することができる。
また、コンテンツデータ用ディスク111を、配信装置21からは読取専用にすることにより、排他制御などファイル共用に必要な機能が減少され、セキュリティを容易に確保することができる。
また、ログ情報テーブル216に記憶されたLBAとWWNとに基づいて、配信会社2ごとに、使用量(コンテンツデータの要求回数)に応じた課金を行うことができる。
また、本実施形態のコンテンツ配信システムでは、複数のコンテンツ所有会社1と、複数のコンテンツ所有会社1が有する各ストレージ装置11を共有してコンテンツデータを配信する複数の配信会社2とを有する。これにより、不特定多数の会社が連携して、柔軟にコンテンツデータを配信することができる。
また、本実施形態では、コンテンツデータを所有するコンテンツ所有会社1と、コンテンツデータを配信する配信会社2とは異なる。これにより、各配信会社2は、複数のコンテンツ所有会社1が所有するコンテンツデータをユーザ端末3に配信することができる。また、コンテンツ所有会社1は自社が所有するコンテンツデータを、複数の配信会社2を通じて、ユーザ端末3に配信することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、本実施形態では、各コンテンツ所有会社1は、SAN41に接続された各社専用のストレージ装置12を有している。しかしながら、各コンテンツ所有会社1は、各社専用のストレージ装置12有することなく、SAN41に接続された複数社共通のストレージ装置12に自社のコンテンツデータを共有して記憶することとしてもよい。
図1は、本発明の一実施形態が適用されたコンテンツ配信システムの概略図である。 図2は、各装置の機能構成を示す図である。 図3は、各装置のハードウェア構成例を示す図である。 図4は、コンテンツデータのデータ構造の一例を示す図である。 図5は、メタデータのデータ構造の一例を示す図である。 図6は、選択テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図7は、コンテンツ配信シーケンスの一例を示す図である。 図8は、コンテンツ選択画面の一例を示す図である。 図9は、コンテンツ登録シーケンスの一例を示す図である。 図10は、ログ情報テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
符号の説明
1:コンテンツ所有会社、11:ストレージ装置、111:コンテンツデータ用ディスク、112:メタデータ用ディスク、12:管理装置、121:メタデータ管理部、122:コンテンツ管理部、123:通信処理部、124:登録部、125:ログ解析部、126:ログ情報テーブル、2:コンテンツ配信会社、21:配信装置、211:指示受付部、212:メタデータ取得部、213:コンテンツデータ取得部、214:通信処理部、3:ユーザ端末、41:SAN、42:LAN、5:ネットワーク

Claims (4)

  1. コンテンツ配信システムであって、
    少なくとも1つのコンテンツを記憶するストレージ装置と、前記ストレージ装置を管理する管理装置と、前記ストレージ装置とストレージネットワークを介して接続され、コンテンツを配信する配信装置と、を有し、
    前記ストレージ装置は、コンテンツを記憶するコンテンツ記憶領域と、コンテンツの格納場所を示す格納情報を記憶する格納場所記憶領域とを、有し
    前記配信装置は、
    コンテンツの配信要求を外部システムから受け付ける指示受付手段と、
    前記配信要求で指定されたコンテンツの格納場所を取得するための格納場所取得要求を、前記管理装置に送信する送信手段と、
    前記管理装置から前記格納情報を受信し、当該格納情報を用いてストレージ装置の格納場所記憶領域から、前記ストレージネットワークを介して、前記コンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、
    前記取得したコンテンツを前記外部システムに配信する配信手段と、を有し、
    前記管理装置は、
    前記配信装置から、前記格納場所取得要求を受け付けて、前記コンテンツの格納情報を前記ストレージ装置の格納場所記憶領域から取得し、当該格納情報を前記配信装置に送信する格納情報取得手段、を有すること
    を特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 請求項1記載のコンテンツ配信システムであって、
    前記管理装置は、
    前記格納場所取得要求とともに送信される前記配信装置を識別するための識別情報と、前記格納場所情報と、を含む前記格納場所取得要求の履歴を記憶するログ情報テーブルと、
    前記ログ情報テーブルを解析するログ解析手段と、をさらに有し、
    前記ログ解析手段は、前記ログ情報テーブルの識別情報および格納場所情報を用いて、配信装置毎の課金情報を生成すること
    特徴とするコンテンツ配信システム。
  3. 請求項1記載のコンテンツ配信システムであって、
    前記格納情報には、前記コンテンツ記憶領域のアドレスが含まれ、
    前記配信装置のコンテンツ取得手段は、前記コンテンツ記憶領域の前記アドレスに記憶されたコンテンツデータを、シーケンシャルに読み出すこと
    特徴とするコンテンツ配信システム。
  4. 少なくとも1つのコンテンツを記憶するストレージ装置と、前記ストレージ装置を管理する管理装置と、前記ストレージ装置とストレージネットワークを介して接続され、コンテンツを配信する配信装置と、を有するコンテンツ配信方法であって、
    前記ストレージ装置は、コンテンツを記憶するコンテンツ記憶領域と、コンテンツの格納場所を示す格納情報を記憶する格納場所記憶領域とを、有し
    前記配信装置は、
    コンテンツの配信要求を外部システムから受け付ける指示受付ステップと、
    前記配信要求で指定されたコンテンツの格納場所を取得するための格納場所取得要求を、前記管理装置に送信する送信ステップと、
    前記管理装置から前記格納情報を受信し、当該格納情報を用いてストレージ装置の格納場所記憶領域から、前記ストレージネットワークを介して、前記コンテンツを取得するコンテンツ取得ステップと、
    前記取得したコンテンツを前記外部システムに配信する配信ステップと、を行い、
    前記管理装置は、
    前記配信装置から、前記格納場所取得要求を受け付けて、前記コンテンツの格納情報を前記ストレージ装置の格納場所記憶領域から取得し、当該格納情報を前記配信装置に送信する格納情報取得ステップを行うこと
    を特徴とするコンテンツ配信方法。
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