JP2006006448A - 剥離シート付き癒着防止材 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用直前まで表面を保護する必要があり、癒着防止材の表裏面の構造に違いを有する癒着防止材の両面を剥離シートで保護した積層体において、使用面の保護用剥離シートが容易に剥離でき、使用面を適用部位である創傷面に貼付した後に、残る剥離シートを容易に剥離することができる癒着防止材を提供する。
【解決手段】癒着防止材と該癒着防止材の両面に剥離シートを貼付した積層体であって、該癒着防止材が平滑面と粗面を有し、該粗面を創傷面に適用する癒着防止材において、該平滑面と一方の剥離シートとの接着力に比して、該粗面ともう一方の剥離シートとの接着力が小である事を特徴とする癒着防止材を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、手術後の癒着を防止するための癒着防止材に関する。さらに詳細には剥離シートに貼付された生分解性フィルムまたはシートからなる癒着防止材に関する。
外科手術後に生じる生理作用である組織癒着は組織損傷に伴って生ずる繊維芽細胞によるコラーゲン線維産生から引き起こされる周囲の組織と臓器等との異常な結合と定義されている。このような癒着は術後90%の確立で起きているとされ、痛み、生体機能障害等を引き起こす場合は、患者にとって精神的、肉体的な苦痛を伴い問題となっている。
その問題を解決するため、以前より数多くの研究がなされている。たとえば癒着形成を最小にするために、アルギン酸ナトリウム水溶液やヒアルロン酸ナトリウム水溶液といった水溶性の癒着防止材が使用された。しかし、これらはある程度の効果はあるものの、水溶性のため、癒着防止を必要とする部位以外にも流出し、必要な場所に留まらないだけでなく、正常な部位の癒着を引き起こす恐れさえ有していた。
そのため、損傷した組織を他の組織から分離するため、物理的バリヤーとしてシリコン、ワセリン、ポリテトラフルオロエチレンといった材料が癒着防止材として検討されている。これらの材料は非生体吸収性材料のため、障壁としての作用は充分持ち備えているが、体内に長期間残留することによる免疫反応のリスクや治癒後にこれらを取り出すための再手術の必要性など問題を抱えていた。
この問題を解決するために生体吸収性材料である天然高分子を使用した癒着防止材が開発された。
具体的には酸化セルロースを用いた癒着防止材が知られているが、血液存在下で酸化セルロースからできたスポンジやニットを利用した場合、止血効果がないため、より癒着を促進する場合がある。また、その他には、ヒアルロン酸ナトリウムとカルボキシメチルセルロースからなる癒着防止材が開発されて使用されている。しかしこれらの素材を用いた癒着防止材は、吸水性が高いため、手術具や、患部以外の臓器の水分に接着してしまい、取扱性が難しいといった問題がある。それを回避するために、現状では癒着防止材の前後を紙で挟んで保持し、使用時には貼付側の紙を取り、貼付後にもう一方の紙を剥がすという使用方法を推奨している。しかしこのような紙による癒着防止材保護には、紙と癒着防止材相互には添着する力がないので、容易に紙と癒着防止材は分離し、ずれてしまうなど、問題がある。
また、癒着防止材の構造については、一組織から他の組織への繊維素細胞の流通が行われない形状が望ましく、かつ生分解性で操作性の高いものが望まれている。
特願2003−106186号明細書には生分解性ポリマーからなるハニカム構造フィルムを用いた癒着防止材について開示されている。この癒着防止材は表裏で構造に差があることから、表裏の区別の必要があり、より容易に表裏の区別ができることが求められる。
使用直前まで表面を保護する必要があり、癒着防止材の表裏面の構造に違いを有する癒着防止材の両面を剥離シートで保護した積層体において、使用面の保護用剥離シートが容易に剥離でき、使用面を適用部位である創傷面に貼付した後に、残る剥離シートを容易に剥離することができる癒着防止材を提供する。
癒着防止材と該癒着防止材の両面に剥離シートを貼付した積層体であって、該癒着防止材が平滑面と粗面を有し、該粗面を創傷面に適用する癒着防止材において、該平滑面と一方の剥離シートとの接着力に比して、該粗面ともう一方の剥離シートとの接着力が小である事を特徴とする癒着防止材が前期課題を解決することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、剥離シートに貼付された片面に粗面構造を有するフィルムまたはシートからなる癒着防止材に関するものである。
本発明の癒着防止材は所要の期間癒着防止材の表面を保護することができ、使用に際して使用面を容易に露出させることができるので、内視鏡手術下での取扱性にも優れ、所望の期間にわたり安定して良好な癒着防止効果を発揮する。
本発明の好ましい態様では、片面に粗面構造を有するフィルムまたはシートを物理的バリヤーとして手術の部位とその隣接組織との間に配置して組織の並置を制限し、それにより手術後の癒着の形成を減少させる。
本発明における癒着防止材は、片面が粗面構造を有し、もう一方の面は平滑な構造となっていることを特徴とする。粗面は深さ方向に0.1μm〜200μmの凹凸があることが好ましく、0.5μm〜150μmであることがより好ましい。粗面構造の表面粗さは、Ra=20nm以上であることが好ましい。粗面構造は、特に限定されないが、不均一構造だけでなく、ハニカム構造などの均一構造もあげることができる。たとえば、ハニカム構造場合、空隙内径の大きさが0.1から20μmの大きさであれば好適に癒着防止材として用いることができる。
癒着防止材の厚みは特に制限されないが、柔軟性の観点から、500μm以下であるのが好ましく、200μm以下であるのがより好ましい。また、取扱性の観点から、1μm以上であるのが好ましく、3μm以上であるのがより好ましい。
本癒着防止材の素材は体内に埋め込むために生分解性を有していることが必要となる。生分解性を有していれば、特に限定されないが、たとえば、ポリ乳酸、ポリグリコール酸などからなる生分解性合成ポリマー、天然高分子のコラーゲン、ゼラチンなど生体由来のポリマーやアルギン酸、キトサン、ヒアルロン酸、セルロースなど天然物由来のポリマーなどがあげられる。中でも、ポリ乳酸、ポリ乳酸−ポリグリコール酸共重合体、ポリカプロラクトンが入手の容易さ、価格等の観点から望ましい。
本発明の剥離シートは、内視鏡内に導入できる程度の柔軟性を有してるのが好ましい。たとえば、紙、プラスチックフィルム、シリコンシート、ビニールシートのいずれかひとつを含んでおり、内視鏡内に導入できる程度の柔軟性を有していれば、特に規定されない。剥離紙のようにシリコンを塗布した紙を使用してもよい。
本発明の剥離シートは内視鏡を通すためのトロッカーの内径は3mmから十数ミリであるため、内視鏡手術時にはこれらの剥離シートは癒着防止材を貼付した状態で丸めて、筒の中に通す形となる。そのため、剥離シートの厚みはできるだけ薄いことが望まれる。具体的には、20μm〜200μmが好ましく、より好ましくは30μm〜150μmである。剥離シートの厚みが20μm未満では、剥離シートが薄くなりすぎて癒着防止材の形状が維持できず、剥離シートを剥離するのが困難となり、作業性が低下してしまう可能性がある。一方、剥離シートの厚みが200μmを超えると、柔軟性にかけ、手術時の作業性が悪くなるので好ましくない。
本発明の癒着防止材は片面に粗面構造を有しているため、フィルムの両面で接着性が異なる。そして本発明の癒着防止材と剥離シートは粘着剤などを用いずに両素材の表面における摩擦力あるいは電気的な力により接着している場合が多い。
癒着防止材の粗面と剥離シートの間の接着力は、癒着防止材と剥離シートを癒着防止材の粗面側で積層し、剥離シートを下側にして水平に該積層体を保持したときに、剥離シートが自重で剥離しないことが望ましい。
癒着防止材の平滑面と剥離シートの間の接着力は、癒着防止材を適用部位である創傷面に貼付したときに、剥離シートが癒着防止材から容易に剥離し、創傷面から癒着防止材が再度剥がれることがなく、また癒着防止材が破れるなど癒着防止材の形状に損害を与えない程度であることが望ましい。
表面が平滑な剥離シートに対して、癒着防止材の平滑面の接着性は高く、一度貼付させるとずれにくい特性を持っている。一方、粗面は患部に対しての接着力が、剥離シートと癒着防止材の平滑面との接着力よりも高いため、術時に剥離シートは容易に剥離することができる。癒着防止材は包装上、貼付面を保護するために、癒着防止材の両面が覆われる形をとる。そのため、使用時に一方の剥離紙を剥がした場合、必ず、平滑面が剥離シートに貼付された状態になるため、患部への貼付面である粗面が必ず、表に貼付された状態になる。これにより、表裏の区別することなく、粗面を患部に貼る事が可能となる。
本発明の剥離シートは、色が付いていてもよい。癒着防止材の両面で色を変えることによって、より使用者にとって粗面、平面の区別が付きやすくなる。色は特に規定しないが、肌色など臓器に近い色よりも、白色、黄色、水色、青色、緑色、紫色など他と区別しやすい色が術時の取り忘れなどを防ぐためにも好ましい。
本発明の癒着防止材は、特に外科手術時の癒着を防止するのに好適に用いられる。例えば、肝臓、脾臓、膵臓、腎臓、子宮、卵巣等の疾患に対する開腹手術や内視鏡手術、アキレス腱や手の腱、神経などの縫合手術などの際に手術によって傷つけられた生体組織表面が癒着するのを防止するために用いられる。
本発明の癒着防止材の使用方法としては、癒着防止材の粗面を患部に貼付した後に、血液、組織液などの水分を吸着し、患部に定着させた後、剥離シートを剥がす。粗面部に血液、組織液などの水分を吸着し、癒着防止材は患部に固定されるため、患部への縫合の必要はない。
さらに、本発明の癒着防止材料は、例えば、エタノール滅菌、γ線滅菌、電子線滅菌、エチレンオキサイドガス滅菌などの滅菌処理が可能であり、それらの処理を施すことによって安全性を高めることができる。
以下、実施例により本発明の実施の形態を説明するが、これらは本発明の発明を制限するものではない。
[実施例1]
ポリ乳酸(分子量100000)のクロロホルム溶液(5g/L)に界面活性剤としてホスファチジルエタノールアミン−ジオレオイルを200:1の割合で混合し、ガラス基板上にキャストし室温、湿度70%の条件下に静置し、溶媒を徐々に飛ばすことでハニカム構造を有するフィルムを調製した。こうして得られた構造体中のハニカム構造を構成する個々の孔の空隙内径の大きさは約5μmで、膜厚は13μmであり、非貫通フィルムであり、表面は粗面構造、裏面は平滑構造をとったフィルムを得た。粗面の表面粗さはRa=585nmであった。次に、上記で作成したフィルム状の癒着防止材の両面に、白色の剥離シート(グラシン紙にシリコンを塗布したもの)を貼付した。
両剥離シートを持ち、片方の剥離シートを剥がしたところ、癒着防止材は粗面を表にした状態で剥がれた。粗面を上にした状態で、ラットの腹部に貼付したところ、癒着防止材は、腹部に貼付し、剥離シートのみを容易に剥がすことができた。
[比較例1]
ポリ乳酸(分子量100000)のクロロホルム溶液(100g/L)をガラス基板上にキャストし室温条件下に静置し、自然乾燥にて溶媒を除去することで、両面が平滑なキャストフィルムを作成した。次に、上記で作成したフィルム状の癒着防止材の両面に、白色の剥離シート(グラシン紙にシリコンを塗布したもの)を貼付した。
剥離シートの両側を持ち、片方の剥離シートを剥がしたところ、癒着防止材は片面に貼付した状態で剥がれたが、粗面を上にした状態で、ラットの腹部に貼付したところ、癒着防止材は、腹部に貼付した後、剥離シートを剥がすのは困難だった。
[比較例2]
セプラフィルム(癒着防止材、科研製薬(株))の両面に、剥離シートとして白色の剥離シート(グラシン紙にシリコンを塗布したもの)を貼付した。しかし、セプラフィルムと剥離シートとの間に接着力はなく、剥離シートにセプラフィルムを乗せた状態で、剥離シートのみをつかみ逆さにするとセプラフィルムは落ちてしまった。
本発明の癒着防止材と剥離シートの積層体の模式図である。
符号の説明
1癒着防止材の粗面側に添着した剥離紙
2癒着防止材の平滑面側に添着した剥離紙
3癒着防止材

Claims (8)

  1. 癒着防止材と該癒着防止材の両面に剥離シートを貼付した複合体であって、
    (1)該癒着防止材が平滑面と粗面を有し、該粗面を創傷面に適用する癒着防止材であって、
    (2)該平滑面と一方の剥離シートとの接着力に比して、該粗面ともう一方の剥離シートとの接着力が小である事を特徴とする癒着防止材。
  2. 該剥離シートが、紙、プラスチックフィルム、シリコンシート、ビニールシートのいずれかひとつを含むことを特徴とした請求項1に記載の癒着防止材。
  3. 該剥離シートの厚みが、20〜200μmであることを特徴とした請求項1または2に記載の癒着防止材。
  4. 該癒着防止材の粗面構造が、深さ方向に0.1μm〜200μmの凹凸があることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の癒着防止材。
  5. 該癒着防止材の粗面構造の表面粗さが、Ra=20nm以上であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の癒着防止材。
  6. 該癒着防止材の粗面構造が、ハニカム構造になっていることを特徴とした請求項1から5のいずれか1項に記載の癒着防止材。
  7. 該癒着防止材の素材が、ポリ乳酸、ポリグリコール酸などからなる生分解性合成ポリマー、天然高分子のコラーゲン、ゼラチンなど生体由来のポリマーやアルギン酸、キトサン、ヒアルロン酸、セルロースなど天然物由来のポリマーからなる群から選択される少なくとも一つの高分子である請求項1から6のいずれか1項に記載の癒着防止材。
  8. (1)請求項1記載の癒着防止材の粗面に貼付された剥離シートを剥がして、癒着防止材の粗面を露出させた後、
    (2)該癒着防止材の粗面を癒着防止材の適用部位に貼付し、
    (3)さらに該癒着防止材の平滑面に貼付されている剥離シートを剥離する
    ステップを有する癒着防止材の使用方法。
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