JP2006002645A - 波動発電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 発電効率のよい波動発電装置を提供する。
【解決手段】 フロート2と、前記フロート2を海面あるいは海中に牽引する牽引部材3と、前記牽引部材3の下端に接続されたポンプ部4と、前記ポンプ部4を海底に固定する錘5とを備え手入る。さらに、前記ポンプ部4は、前記牽引部材3に接続されると共に波あるいは海流による前記フロート2の揺動により上下動するピストン6と、前記ピストン6を収納するシリンダ7と、前記ピストン6を前記シリンダ7内に収納する方向に付勢する付勢手段12と、シリンダ7内に充填された循環液8と、前記シリンダ7に接続された配管15とを備え、前記ピストン6の上下動により前記シリンダ7内の前記循環液8が前記配管15より入出する構造であって、前記配管15の他端に前記循環液8の流動により発電する発電装置9を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 フロート2と、前記フロート2を海面あるいは海中に牽引する牽引部材3と、前記牽引部材3の下端に接続されたポンプ部4と、前記ポンプ部4を海底に固定する錘5とを備え手入る。さらに、前記ポンプ部4は、前記牽引部材3に接続されると共に波あるいは海流による前記フロート2の揺動により上下動するピストン6と、前記ピストン6を収納するシリンダ7と、前記ピストン6を前記シリンダ7内に収納する方向に付勢する付勢手段12と、シリンダ7内に充填された循環液8と、前記シリンダ7に接続された配管15とを備え、前記ピストン6の上下動により前記シリンダ7内の前記循環液8が前記配管15より入出する構造であって、前記配管15の他端に前記循環液8の流動により発電する発電装置9を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、波によって上下動するフロートの運動を利用して、電力を発生する波動発電装置に関するものである。
従来より、波によって上下動するフロートの運動を利用して、電力を発生する波動発電装置として、種々のものが提案されている。その一例として、図3に示すように、下面を水中に開放した空気ピストン室20を海上に設置し、その上端開口部にタービン21を設けると共に、そのタービン21の回転により発電機を駆動するものである。この装置の発電原理は、空気ピストン室20の内外の水位が、波によって落差を生ずるので、この落差に起因して前記空気ピストン室20内外の気圧が変動することを利用して、前記タービン21を駆動するものである(特許文献1参照。)。
特開昭56−12064号公報
しかしながら、上記従来の波動発電装置は、空気ピストン室内の圧力の変動を利用して動力を発生させるものであるが、前記落差が1mの場合に0.1気圧の差圧しか生じず、かつ、タービンが配設される部分の径が大きいとタービンを回転駆動する圧力が少なくなり、径が小さいと一サイクルにて空気ピストン室内の空気が抜けきらないことから、発電効率が悪いという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、空気圧の変動によるロスを排除し、発電効率のよい波動発電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の波動発電装置は、フロートと、前記フロートを海面あるいは海中に牽引する牽引部材と、前記牽引部材の下端に接続されたポンプ部と、前記ポンプ部を海底に固定する錘とを備え、かつ前記ポンプ部は、前記牽引部材に接続されると共に波あるいは海流による前記フロートの揺動により上下動するピストンと、前記ピストンを収納するシリンダと、前記ピストンを前記シリンダ内に収納する方向に付勢する付勢手段と、シリンダ内に充填された循環液と、前記シリンダに接続された配管とを備え、前記ピストンの上下動により前記シリンダ内の前記循環液が前記配管より入出する構造であって、前記配管の他端に前記循環液の流動により発電する発電装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、波によって上下動するフロートの運動を利用して、電力を発生する波動発電装置であって、フロートの上下動を直にピストン往復動とし、これによりシリンダ内に充填された循環液が配管により出入りする。そして配管に接続された発電装置において前記循環液の流動により発電するものである。つまり、ポンプ部・配管・発電装置内に密閉された循環液の流動により電力を発生させるため、エネルギー変換効率が良く、発電効率が高い。また構成が簡単で、部品点数が少ないため、コスト低減を図ることができ、メンテナンスも容易とすることができる。
本発明の波動発電装置の実施の形態を図1、図2に基づいて詳細に説明する。
本実施形態の波動発電装置は、図1に示すように、フロート2と、前記フロート2を海面あるいは海中に牽引する牽引部材3と、前記牽引部材3の下端に接続されたポンプ部4と、前記ポンプ部4を海底に固定する錘5とを備えている(これらを波動装置1とする。)。さらに、前記ポンプ部4は、図2に示すように、前記牽引部材3に接続されると共に波あるいは海流による前記フロート2の揺動により上下動するピストン6と、前記ピストン6を収納するシリンダ7と、前記ピストン6を前記シリンダ7内に収納する方向に付勢する付勢手段12と、シリンダ7内に充填された循環液8と、前記シリンダ7に接続された配管15とを備え、前記ピストン6の上下動により前記シリンダ7内の前記循環液8が前記配管15より入出する構造であって、図1に示すように、前記配管15の他端に前記循環液8の流動により発電する発電装置9を備えたものである。また図1に示すように、海中に複数の波動装置1備え、各波動装置1からの配管15を集束して陸上に配置した発電装置9に接続している。
同図において、海等の水面あるいは水中にはフロート2が設置されている。また、このフロート2を下方に向けて牽引し、かつ、波によってこのフロート2を上下動自在に牽引支持するための牽引部材3が設けられている。この牽引部材3の途中にはポンプ部4が設けられ、本実施例ではこのポンプ部4の上側の牽引部材3をワイヤーとし、下側の牽引部材3を鎖10として構成している。尚、この牽引部材3としては紐状または帯状のものであればよく、かつ、所定のテンションに耐え得る引張り強度を有するものであれば、他の種々の部材にて構成することができる。前記鎖10の下端側には、錘5が接続され、牽引部材3の下端側は海底の所定箇所にて固定されることになる。
次に前記ポンプ部4は、図2に示されるように、6はピストン、7はシリンダ、11はケーシングであり、ケーシング11は珪素鋼板で作られている。ケーシング11は閉じられた形状になっており防水作用が施されている。ケーシング11とシリンダ7は一体成形されており、シリンダ7内部にピストン6が上下方向に摺動自在に収容されている。そして、シリンダ7内部には循環液8が充填されており、この循環液8はシリンダ7・配管15の内部により密閉されている。本実施形態では、循環液8として蒸留水が用いられている。
前記発電装置9は、陸上に設けられており、波動装置1の配管15の端部が接続されている。この発電装置9は、配管15から送り込まれる循環液8の水流を利用して発電するものであって、内部にタービンが備えられている。
そして、本実施形態の波動発電装置は、波によって上下動するフロート2の運動を利用することで電力を発生するものであって、フロート2の上下動を直にピストン6往復動とし、これによりシリンダ7内に充填された循環液8が配管15により出入りする。そして配管15に接続された発電装置9において前記循環液8の流動により発電するものである。つまり、ポンプ部4・配管15・発電装置9内に密閉された循環液8の流動により電力を発生させるため、エネルギー変換効率が良く、発電効率が高い。また構成が簡単で、部品点数が少ないため、コスト低減を図ることができ、メンテナンスも容易とすることができる。
本発明は、広く普及し、日常多用される発電装置、特に波を利用した波動発電装置に適用できるもので、産業上の利用性を満足することができる。
2 フロート
3 牽引部材
4 ポンプ部
5 錘
6 ピストン
7 シリンダ
8 循環液
9 発電装置
12 付勢手段
15 配管
3 牽引部材
4 ポンプ部
5 錘
6 ピストン
7 シリンダ
8 循環液
9 発電装置
12 付勢手段
15 配管
Claims (1)
- フロートと、前記フロートを海面あるいは海中に牽引する牽引部材と、前記牽引部材の下端に接続されたポンプ部と、前記ポンプ部を海底に固定する錘とを備え、かつ前記ポンプ部は、前記牽引部材に接続されると共に波あるいは海流による前記フロートの揺動により上下動するピストンと、前記ピストンを収納するシリンダと、前記ピストンを前記シリンダ内に収納する方向に付勢する付勢手段と、シリンダ内に充填された循環液と、前記シリンダに接続された配管とを備え、前記ピストンの上下動により前記シリンダ内の前記循環液が前記配管より入出する構造であって、前記配管の他端に前記循環液の流動により発電する発電装置を備えたことを特徴とする波動発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004179170A JP2006002645A (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 波動発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004179170A JP2006002645A (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 波動発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006002645A true JP2006002645A (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=35771251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004179170A Pending JP2006002645A (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 波動発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006002645A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5724455A (en) * | 1980-07-22 | 1982-02-09 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Wave force power generating device |
JPS5726280A (en) * | 1980-07-22 | 1982-02-12 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Wave power generating plant |
JPS6397877A (ja) * | 1986-10-10 | 1988-04-28 | トム・ジェイ・ウィンドル | 波エネルギ取出装置および方法 |
-
2004
- 2004-06-17 JP JP2004179170A patent/JP2006002645A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5724455A (en) * | 1980-07-22 | 1982-02-09 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Wave force power generating device |
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