JP2005537572A - 検証可能な配送支払コーディングの提供 - Google Patents

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Abstract

検証可能な配送支払コーディングを提供することが、配送支払コーディング中に含まれるように構成されている検証データを提供することを含む。つぎに、検証可能な配送支払コーディングを提供することは、物品配送システム内で物品を受け取ることを含み、この物品は、検証データを含むような配送支払コーディングを含む。これに加えて、検証可能な配送支払コーディングを提供することは、配送支払コーディング中に含まれている検証データを使用して配送支払コーディングの信憑性を検証することを含む。

Description

本発明は、配送支払コーディング(delivery payment coding)の分野に関する。より詳細にいえば、本発明は、様々な特定の実施形態において、検証可能な配送支払コーディングを提供するための方法およびシステムを含む。
関連出願
本出願人は、米国特許法第119(e)条によって、本願明細書に引例として組み入れられている、2002年8月29日付けで出願された米国出願番号60/407,372の仮出願の優先権の利益を請求する。
米国郵政公社(the United States Postal Service)(USPS)は、郵便物配送および他の業務を公衆に対して提供するための独立した政府機関である。USPSは、郵便物および他の物品の発送と受取のための安全で信頼性の高い手段として広く認識されている。電子メールおよび電子商取引の出現とその着実な成長と共に、物理的な郵便物の流れが、パッケージの発送と受取のためにますます多く使用されることになるであろう。電子商取引に関連して、物品配送サービスの消費者は、例えば、物品のための郵便料金をインターネット経由でかつリモート形式で購入することを望む可能性がある。
したがって、郵便料金をリモート形式で効率的に提供する要望が、米国郵便公社および他の多くの組織にとって一般的な要求になっている。さらに詳しく説明すると、配送システムオペレータによって認証されることが可能な配送支払コーディングを効率的に提供することが、多くの配送システムオペレータにとって重要なサービスとなっている。これは、ますます競争が激化している環境において、サービスを受ける人々の期待を実現し、さらにはその期待を凌駕することが、サービスプロバイダにとって不可欠であるからである。
例えば、リモート配送支払コーディングの問題に対する解決策の1つが、物品配送システムが、物品配送システムオペレータとは無関係の第三者(third party)に対して、消費者に郵便料金を電子的に提供する認可を与えるということである。この解決策では、上記の第三者は消費者を登録し、そのサービスのための料金を請求する。
例えば、配送支払コーディングの信憑性を検証することが第三者のシステムにおいては不可能であることがあり得るので、この手順において著しい非効率性が生じさせられる。それゆえに、検証可能な配送支払コーディングを効率的に提供することは、実現困難な目標のままである。したがって、配送支払コーディングを効率的に提供することが依然として必要とされている。これに加えて、検証または認証されることが可能な配送支払コーディングを効率的に提供することが依然として必要とされている。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、検証可能な配送支払コーディングを効率的に提供することが可能な方法およびシステムを提供することを目的とするものである。
本発明によって、上述した従来の配送支払コーディングの方法およびシステムに関連している問題点を回避するような検証可能な配送支払コーディングの方法およびシステムが提供される。
1つの態様において、検証可能な配送支払コーディングを提供する方法が、配送支払コーディングに含まれるように構成されている検証データを提供することと、検証データを含むような配送支払コーディングを含む物品を物品配送システム内で受け取ることと、配送支払コーディング中に含まれている検証データを使用して配送支払コーディングの信憑性を検証することとを有する。
別の態様では、検証可能な配送支払コーディングを提供するシステムが、配送支払コーディング中に含まれるように構成されている検証データを提供する構成要素と、検証データを含むような配送支払コーディングを含む物品を物品配送システム内で受け取る構成要素と、配送支払コーディング中に含まれている検証データを使用して配送支払コーディングの信憑性を検証する構成要素とを備える。
さらに別の態様において、検証可能な配送支払コーディングを提供するための1組の命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な媒体であって、この1組の命令は、実行されるときに、配送支払コーディング中に含まれるように構成されている検証データを提供することと、検証データを含むような配送支払コーディングを含む物品を物品配送システム内で受け取ることと、配送支払コーディング中に含まれている検証データを使用して配送支払コーディングの信憑性を検証することとを含む段階を遂行する。
さらに別の態様において、検証可能な配送支払コーディングを提供するシステムが、配送支払コーディング中に含まれるように構成されている検証データを提供する手段と、検証データを含むような配送支払コーディングを含む物品を物品配送システム内で受け取る手段と、配送支払コーディング中に含まれている検証データを使用して配送支払コーディングの信憑性を検証する手段とを備える。
上述の概略的な説明と以下の詳細な説明は両方とも例示的なものであり、特許請求の範囲に記載されている本発明のより詳細な説明を提供することが意図されている。
本発明のより正確な理解が得られるようにするために、添付の図面および以下の詳細な説明に従って、本発明の原理を説明する。
以下では、本発明による様々な実施形態について説明するが、こうした実施形態の例は添付の図面に示されており、かつ、本発明の説明から明らかであろう。添付の図面において、可能な場合には常に、異なる図における同一または類似の要素に関しては、同一の参照番号を付して表すこととする。
本発明の実施形態では、検証可能な配送支払コーディングを提供するシステムが、配送支払コーディング中に含まれるように構成されている検証データを提供する構成要素と、検証データを含むような配送支払コーディングを含む物品を物品配送システム内で受け取る構成要素と、配送支払コーディング中に含まれている検証データを使用して配送支払コーディングの信憑性を検証する構成要素とを備える。これに加えて、このシステムは、検証データを求めるリクエストを受け取る構成要素と、物品の配送のための支払を受け取る構成要素と、物品を受取人に配送する構成要素と、配送支払コーディングからの検証データを使用して物品の配送を確認する構成要素とを含む。
図1は、本発明の実施形態による検証可能な配送支払コーディングを提供するための例示的なシステムを含むような例示的な物品配送システムの機能ブロック図である。
本発明の実施形態では、図1を参照すると、上述の構成要素は、配送システム130およびユーザ装置175を組み合わせて使用される支払コーディングシステム185を含むような郵便システム100の中に含まれている。上述の装置およびシステムは例示的であり、他の装置およびシステムが上述の構成要素を含んでよく、かつ、依然として本発明の実施形態に一致していてよい。これに加えて、支払コーディングシステム185は、例えば、物品配送システムオペレータまたは他のエンティティ(entities)または企業によって運営されてもよい。
郵便システム100は図1に示されている。例えば、発送人105が物品110を配送システム130の中に入れることができる。物品110は、受取人155の最初の宛先150を示すラベル115と、必要に応じて物品110をどこに返送すべきかを表示する返送宛先107とを含んでよい。物品110は、さらに、発送人105と受取人155とに関係する追跡用の印(tracking indicia)120を含んでもよい。この追跡用の印は、発送人105または配送システムオペレータによって物品110上に配置されてよい。さらに、物品110は、より詳細に後述するような配送支払コーディング122を含んでもよい。返送宛先107とラベル115と追跡用の印120と配送支払コーディング122とに含まれている要素およびデータが、例えば、物品110上に、1つの要素、すなわちラベルとして1つにまとめて含まれてもよい。
物品110は配送システム130を介して発送され、この配送システム130は、発送人プラント125と、配送経路135と、最初の宛先プラント140と、代替の宛先プラント145と、代替の処理ポイント165とを含んでよい。配送経路135は、発送人プラント125と最初の宛先プラント140と代替の宛先プラント145とに類似している複数のプラントを含んでよい。配送経路135内のプラントは、特に、自動化システムおよび仕分け機器を含んでよく、かつ、複数の物品を受け取って処理するように設計されている。配送システム130は、配送システム130を通過する物品110の移動を方向付ける配送システム130の要素の中を物品110が通過するときに、その物品110上に配置されている追跡用の印120または配送支払コーディング122を検出するように構成されてよい。配送システム130を通過する物品の追跡を容易にすることに加えて、追跡用の印120と配送支払コーディング122とが販売取引を識別してもよく、かつ、受取人155と発送人105とを関係付けてもよい。
物品110は、郵便物、米国郵政公社優先扱い郵便パッケージ、米国郵政公社速達郵便パッケージ、米国郵政公社グローバル速達郵便パッケージ、および米国郵政公社グローバル速達保証付きパッケージの少なくとも1つを含んでよい。さらに、物品配送システム130は、米国郵便公社の要素を含んでよい。
追跡用の印120および配送支払コーディング122は、例えば、バーコードまたはプラネット(PLANET)コードを含んでよいが、さらに、機械装置により読み取り可能な要素または光学的に走査可能な要素を含んでもよい。バーコードは、バーコードスキャナ(読み取り装置)による認識のための印刷されたコードである。従来の1次元バーコードは、製品番号または口座番号を符号化するためにバーの幅を使用する。PDF417、マキシコード(MAXICODE)、およびデータマトリクス(DATAMATRIX)のような2次元バーコードが水平かつ垂直に走査され、かなり多くのデータを保持する。一般的にいって、PDF417は一般的な用途のために広範に使用されており、マキシコードは高速仕分けのために使用され、データマトリクスは小さな部品にマークを付けるために使用されている。
歴史的に見れば、システムオペレータは、例えば郵便物の宛先を表示するための交互の長短のバーからなる12桁のバーコードであるポストネット(POSTNET)を使用して、平面状の郵便物を仕分けした。ユーザの拡大するニーズに応える形で、特に大口利用客のニーズに答える形で、プラネットコードが、既存の技術的インフラストラクチャ(infrastructure)の基礎に基づいて開発された。このプラネットコードは、現行のポストネットとは「反対」の形になっている。すなわち、長いバーを逆に短いバーにし、かつ、短いバーを逆に長いバーにするようになっている。このような技術革新は、現行のバーコーディング方法を使用して容易に利用され、かつ、配送システム130を含む複数のプラントに既に配置されている高速自動機器によって容易に走査可能であるバーコードという利点を提供する。
物品110は、発送人105によって配送システム130を経由して最初の宛先プラント140に送られてよい。この配送プロセス中の任意の時点で、物品110が配送不可能であるか否かに関する判定が行われることが可能である。物品110が配送不可能であると判定された場合には、物品110は、補助的なサービスが行われることができる代替の処理ポイント165に転送されてよい。こうした補助的サービスの例が、リサイクルサービス(物品110を廃棄物として取り扱う)、ニキシ(NIXIE)サービス、およびコンピュータ化転送サービス(computerized forwarding service)(CFS)である。
ニキシサービスに関しては、このニキシは、不正確な配送宛先、判読困難配送宛先、または不適切な配送宛先のせいで、仕分けが不可能であるか、または記載された宛先のままでは配送が不可能であるような物品に対して付与された分類項目である。物品110が、記載された宛先のままでは配送不可能である場合には、宛先訂正サービス(正しい宛先のラベルを再び付けること)または返送サービス(物品を発送人に返送すること)が行われてよい。この場合には、こうした物品の取り扱いを専門とするニキシサービス関係のオペレータが必要とされる。物品110が返送サービスを必要とする場合には、物品110上の返送宛先107が読み取られ、それに従って物品110が返送宛先107に送られる。返送宛先107は、発送人105の宛先を表示するために通常は物品110の左上隅に配置されている物品110の要素である。この宛先は、物品110が配送不可能である場合にその物品110がどこに返送されることを発送人107が望むかを示す。これに加えて、返送宛先107は、物品110の返送を原因とするいずれかの料金の請求書を発送人105がどこで受け取るかを表示する。物品110が宛先訂正サービスを必要とする場合には、ニキシサービス関係のオペレータは、受取人155の適正な宛先または非配送の理由を獲得する。ニキシサービスに関する処理は、宛先訂正サービスまたは返送サービスを含んでよいが、当業者は、他のタイプのニキシサービスに関する処理が行われてもよいということを理解するであろう。
コンピュータ化転送サービスは、宛先通りでは配送が不可能な物品を受取人に転送するための中央集中化されかつコンピュータ化された宛先ラベル生成動作である。この場合には、受取人155は、すべての物品を代替の宛先160に転送させるために、その受取人155の代替宛先160を配送オペレータに事前に登録することができる。例えば、受取人155が転居して、物品が代替宛先160に送られることを望む場合には、受取人155は、その代替宛先160を配送システムオペレータに通知する。配送システムオペレータに対して代替宛先160が通知されると、最初の宛先150に送られる物品すべてが配送システム130によって検出され、ラベルを付け直され、さらに、代替宛先160に転送される。上述のコンピュータ化転送サービスでは、物品は特定の期間内だけ転送される。配送システムオペレータは、受取人155が物品の受け取りを予想する各々の発送人に当該受取人155が連絡し、物品の受け取りに関して予想可能な発送人に対してその受取人155の宛先変更を通知することを想定する。コンピュータ化転送サービスの期間が完了すると、配送システムオペレータは物品を受取人155に対して転送することを終了し、最初の宛先150に送られる物品すべてを発送人105に返送することになる。
補助的なサービスが必要とされる場合には、物品110は代替の処理ポイント165に残るか、または、代替の処理ポイント165の物品回収セクションにおいて処理されてよい。物品110は、トレーサ(tracer)の記入時に発送人105または受取人155によって回収されてよい。トレーサは、遅れているかまたは配送されていない物品を発見するために発送人105または受取人155によって記入される書式である。物品回収が代替の処理ポイント165で行われてよいが、当業者は、他のタイプの処理が代替の処理ポイント165で行われることが可能であるということを理解するであろう。
支払コーディングシステム185が配送システム130から分離した形で示されているが、支払コーディングシステム185の機能性は、代替の処理ポイント165において、配送システム130内のいずれかのポイントで、または、配送システム130の外側のいずれかのポイントで、配送システムオペレータの制御下で行われてよい。さらに、支払コーディングシステム185の機能性は、配送システムオペレータの制御下にはない企業によって行われてもよい。
図2は、本発明の実施形態による検証可能な配送支払コーディングを提供するための例示的なシステムの機能ブロック図(その1)である。
図2にて具体化されておりかつ図示されているように、ユーザ装置175と通信システム170と支払コーディングシステム185とを含むシステム100の要素を、本願明細書にてさらに詳細に説明する。ユーザ装置175は、パーソナルコンピュータまたは他の類似のマイクロコンピュータベースのワークステーションを含んでよい。しかしながら、ユーザ装置175は、ハンドヘルド(hand-held)形の装置、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースの発送人電子装置もしくはプログラム可能な発送人電子装置、ミニコンピュータ、またはメインフレームコンピュータ等のような任意のタイプのコンピュータ動作環境を含んでよいということが理解できる。ユーザ装置175は、さらに、タスクがリモート処理装置によって遂行されるような分散形演算環境において実現されてもよい。さらに、ユーザ装置175は、高度自動機能電話(smart phone)のような移動端末装置、セルラ電話、無線アプリケーションプロトコル(WAP:wireless application protocol)を使用したセルラ電話、パーソナルディジタルアシスタント(PDA:個人向け携帯形情報通信機器)、インテリジェントページャ(intelligent pager)、ポータブルコンピュータ、ハンドヘルド形コンピュータ、従来の電話、またはファクシミリ機を含んでよい。上述のシステムおよび装置は例示的なものであり、ユーザ装置175は、他のシステムまたは装置を含んでよい。
PDAは、個人情報のオーガナイザとして機能するハンドヘルド形コンピュータである。PDAは、一般的に、名前/住所データベースと、しなければならないことのリスト(to-do list)と、ノートテーカ(note taker)とを少なくとも含む。PDAは、典型的にはペン入力方式になっており、メニュー上で選択項をタップしたり活字体の文字を入力したりするためにスタイラス(stylus)(「ペン」)を使用する。この装置は、さらに、ペンでタップすることにより使用される小型のオンスクリーン・キーボードを含んでよい。データは、ケーブルまたは無線送信を介してPDAとディスクトップコンピュータとの間で同期されることが可能である。
WAPは、電子メールおよびテキストベースのウェブ(Web)ページに対する機密保護がなされたアクセスを、セルラ電話とページャと他のハンドヘルド形装置とに提供するための標準規格である。WAPは、TCP/IPの無線における一対の装置の一方と、呼制御(call control)および電話帳アクセスのような電話通信統合(telephony integration)のフレームワークとを含むような、無線アプリケーションのための総合的な環境を提供する。小さな画面表示のためのHTMLの簡素化されたバージョンである無線マーク付け言語(WML:wireless markup language)が、WAPの特徴である。このWAPは、限られたメモリで実行されるようなコンパクトな言語であるWMLスクリプト(WMLScript)を使用し、かつ、キーパッドおよび音声認識のようなハンドヘルド形入力方法をサポートする。これに加えて、WAPはエア・インタフェース(air interface)とは無関係であり、主要な無線ネットワーク上で実行される。さらに、WAPは、各々の装置に対して独立であり、様々な異なる電話およびハンドヘルド形装置と組み合わせて使用可能であるように装置の最小限の機能性だけを要求するにすぎない。
ユーザ装置175は、家庭、オフィス、店舗、店舗内の物品配送カウンタ、小売りセンター売店(retail center kiosk)、物品配送システムオフィス、または、当該ユーザ装置が動作することが可能な任意の場所に配置されてよい。さらに、ユーザ装置175は、被験者(subject)、技術者、アドバイザ、セールスコンサルタント、販売員、または任意の他の人間を含むような発送人105によって操作されてよい。ユーザ装置175は、様々な場所に配置されてよく、かつ、様々な人々によって操作されてよいということが理解できる。
通信システム170は、例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN:local area network)またはワイドエリアネットワーク(WAN:wide area network)を含んでよい。こうしたネットワーク通信環境は、オフィス、企業全体のコンピュータネットワーク、イントラネット、およびインターネットにおいて普通であり、かつ、当業者にとって公知である。LANが通信システム170として使用される場合には、ユーザ装置175と支払コーディングシステム185の要素とが、上記のユーザ装置175および支払コーディングシステム185の要素の各々に配置されているネットワークインタフェースを経由して、通信システム170に接続されてよい。WANネットワーク通信環境が通信システム170として使用されるときには、ユーザ装置175と支払コーディングシステム185の要素とは、典型的には、インターネットのようなWANを経由した通信を確立するための内部モデムもしくは外部モデム(図示されていない)または他の手段を含む。
通信システム170のような有線通信システムを使用することに加えて、無線通信システムまたは有線と無線との組み合わせが、例えば、インターネット経由でウェブページを交換するために、インターネット経由で電子メールを交換するために、または、他の通信チャネルを利用するために、通信システム170として使用されてよい。無線とは、電波による無線通信として定義されることが可能であるが、当業者は、赤外見通し線(infrared line of sight)、セルラ、マイクロ波、衛星、パケット無線、およびスペクトラム拡散方式による無線を含むような様々な他の通信方法が無線通信を実現するために使用されることが可能であるということを理解するであろう。無線環境におけるユーザ装置175と支払コーディングシステム185の要素とは、セルラ電話、パーソナルディジタルアシスタント(PDA)、インテリジェントページャ、ポータブルコンピュータ、ハンドヘルド形コンピュータ、または、無線データを受け取ることが可能な任意の装置のような任意の移動端末装置であることが可能である。無線データは、非限定的に、ページング(paging)、テキストメッセージ通信、電子メール、インターネットアクセス、および、特に音声伝送を除くかまたは音声伝送を含むような特殊なデータアプリケーションを含んでよい。
通信システム170を使用する際には、当該通信システム170を介して送られるデータは、データの機密保護を確実なものにするために暗号化されてよい。暗号化を行う場合には、そのデータは公衆ネットワークを介した伝送のための秘密コードに変換されてよい。オリジナルのファイル、すなわち「プレーンテキスト(plain text)」が、例えばユーザ装置175上でまたは支払コーディングシステム185の要素上で実行される暗号化アルゴリズムによって、「暗号文(cipher text )」と呼ばれる符号化された同等物に変換されてよい。この暗号文は、受信端で復号化(暗号解読)されて、プレーンテキストに戻される。
暗号化アルゴリズムは、典型的には40ビットから128ビットの長さの2進数であるキー(key)を使用してよい。キーのビット数(暗号強度)が大きければ大きいほど、使用可能なキーの組み合わせが多くなり、かつ、このキーの組み合わせにより生成されたコードを解読するために要する時間が長くなる。データは、キーのビットを数学的にデータビットと組み合わせることによって暗号化され、すなわち、「ロック」される。受信端において、キーは、上記コードを「ロック解除」してオリジナルのデータを復元するために使用される。
システム100で使用するのに適している可能性がある2つの主要な暗号方式が存在する。データ暗号化標準(DES:data encryption standard)のような従来の第1の方法は秘密キーを使用する。DESでは、発送人および受取人の両方が暗号化と暗号解読のために同一のキーを使用する。このような方法は最も高速の方法であるが、そもそも、秘密キーを受取人に送信することが安全ではない。RSAデータ・セキュリティ・インコーポレイティド(RSA Data Security, Inc.)(カリフォルニア州のレッドウッド市(Redwood city, CA))(www.rsa.com)によるリベスト・シャミール・アドレマン(RSA:Rivest-Shamir-Adleman)・ハイリーセキュア(highly-secure)暗号法のような第2の方法が、公開キーの暗号法である。RSAは、プライベートキーと公開キーの両方を有する2部概念(two-part concept)を使用する。プライベートキーは所有者によって保持される。公開キーは公開される。各々の受取人は、秘密に保たれているプライベートキーと、誰にでも公開される公開キーとを有する。発送人は受取人の公開キーを調べて、メッセージを暗号化するためにその公開キーを使用する。受取人は当該メッセージを暗号解読するためにプライベートキーを使用する。プライベートキーの所有者は、自分のメッセージを暗号解読させるために自分のプライベートキーを誰かに伝送する必要がなく、これによって、プライベートキーは伝送されることがないので、脆弱ではなくなる。
プリティ・グッド・プライバシ・インコーポレイティド(PGP:Pretty Good Privacy, Inc.)(カリフォルニア州のサン マテオ(San Mateo, CA))(www.pgp.com)からプリティ・グッド・プライバシ(PGP:Pretty Good Privacy)の名称で販売されている公開キー暗号法のソフトウェアが、この実施形態で使用されてよい。PGPは、当該企業の創立者であるフィル・ジマーマン(Phil Zimmermann)によって開発され、RSA暗号法に基づいている。個人向けの非ビジネス使用のためのバージョンが様々なインターネット・ホストにおいて利用可能である。PGPは、通信システム170を経由して伝送されるデータを暗号化するために使用されてよいが、当業者は、様々な他のタイプの暗号化のアルゴリズムと方法と方式とが使用可能であるということを理解するであろう。
システム100では、データが、通信システム170以外の方法およびプロセス、または、通信システム170と組み合わされている方法およびプロセスによって伝送されてよい。これらの方法およびプロセスは、非限定的に、ディスケット(diskette)、CD−ROM、ファクシミリ、従来のメール、もしくは、対話型音声応答システム(IVR)によって、または、公衆電話網を経由して音声によって、データを伝送することを含んでよい。IVRは、音声メニューによって応答する自動電話応答システムであり、ユーザが電話機キーパッドによって選択を行って情報を入力することを可能にする。IVRシステムは、コールセンタ(call center)において、人間の交換機オペレータの代わりに広く使用されている。IVRは、さらに、データベースのアクセスおよびファクシミリによる応答を統合することも可能である。
図3は、本発明の実施形態による検証可能な配送支払コーディングを提供するための例示的なシステムの機能ブロック図(その2)である。
図3を参照すると、例示的な支払コーディングシステム185が、関連した第1のサーバフロントエンド・データベース340を有する第1のサーバフロントエンド335と、関連した第1のサーババックエンド・データベース355を有する第1のサーババックエンド335と、簡易メール転送プロトコル(SMTP:simple mail transfer protocol)サーバ370とを含んでよい。当業者は、上記のような支払コーディングシステム185の特定のアーキテクチャが例示的なものであるということと、他の様々なタイプのシステムまたはアーキテクチャが支払コーディングシステム185を実現するために使用されてよいということとを理解するであろう。
例示的な支払コーディングシステム185では、第1のサーバフロントエンド335は、第1のサーバファイアウォール345によって第1のサーババックエンド350から隔てられている。第1のサーバフロントエンド335の機能の1つは、ユーザ装置175と支払コーディングシステム185との間の通信システム170を経由したインタフェースを提供することである。SMTPサーバ370の機能は、例えば、ユーザ装置175と支払コーディングシステム185との間の通信システム170を経由した電子メールインタフェースを提供することである。
簡易メール転送プロトコルは、インターネットにおける標準的な電子メールプロトコルである。メッセージフォーマットおよびメッセージ転送エージェント(MTA:message transfer agent)を定義するのがTCP/IPプロトコルであり、このTCP/IPプロトコルは、メールを格納して転送する。SMTPは、当初はASCIIテキストだけのために設計されたが、MIMEおよび他の符号化方法は、プログラムおよびマルチメディアファイルが電子メールメッセージに添付されることを可能にする。SMTPサーバは、インターネットを通して、郵政省プロトコル3(POP3:post office protocol 3)サーバまたはインターネット・メッセージ・アクセス・プロトコル(IMAP:internet messaging access protocol)サーバのようなメールサーバにSMTPメッセージを送る。このメールサーバは、着信メールのためのメッセージ記憶装置を提供する。
SMTPメッセージ通信プロトコルを使用する郵政省プロトコル3(POP3)サーバは、インターネットで一般的に使用される標準的なメールサーバである。このPOP3サーバは、ユーザがログオンして着信電子メールをダウンロードするまで着信電子メールを保持するメッセージ記憶装置を提供する。POP3サーバによって、すべての保留状態のメッセージと添付書類とが同時にダウンロードされる。インターネット・メッセージ・アクセス・プロトコル(IMAP)も、インターネットで広く使用されている標準的なメールサーバである。このIMAPは、ユーザがログオンして着信電子メールをダウンロードするまで着信電子メールを保持するメッセージ記憶装置を提供する。しかしながら、IMAPはPOP3メールサーバよりも高度化されている。IMAPでは、メッセージがホルダ内にアーカイブされることが可能であり、メールボックスが共有されることが可能であり、かつ、ユーザは複数のメールサーバにアクセスすることが可能である。さらに、ファイルを添付するために使用されるMIMEとのより適切な統合が存在する。例えば、ユーザは、不要な添付ファイルを自動的に受け入れてダウンロードするのを待つことを必要とせずに、メッセージのヘッダのみを読むことが可能である。
第1のサーバフロントエンド335および第1のサーババックエンド350は、パーソナルコンピュータまたは他の類似のマイクロコンピュータベースのワークステーションを含んでよい。しかしながら、当業者は、第1のサーバフロントエンド335および第1のサーババックエンド350が、ハンドヘルド形装置、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースの発送人電子装置もしくはプログラム可能な発送人電子装置、ミニコンピュータ、またはメインフレームコンピュータ等のような任意のタイプのコンピュータ動作環境を含んでよいということを理解するであろう。第1のサーバフロントエンド335および第1のサーババックエンド350は、さらに、タスクがリモート処理装置によって遂行されるような分散形演算環境において実現されてもよい。さらに詳しく説明すると、第1のサーバフロントエンド335の具体例は、ウィンドウズ(WINDOWS)2000とドミノ・ウェブサーバ(DOMINO Webserver)とを実行するコンパック・プロリアント(COMPAQ PROLIANT)1600サーバを使用してよい。同様に、第1のサーババックエンド350は、NT4とドミノ・アプリケーション・サーバ(DOMINO Application Server)とを実行するコンパック・プロリアント1600サーバ上で実現されてもよい。また一方で、SMTPサーバ370は、ウィンドウズ2000とドミノSMTPメールサーバ(DOMINO SMTP Mail Server)とを実行するコンパックDL360(COMPAQ DL 360)上で実現されてもよい。
図2に示されている補助サーバ180のような他のサーバが、システム100内に含まれてもよい。システム100で使用される他のサーバは、支払コーディングシステム185に類似したアーキテクチャで構築されてよく、または、当業者に公知のアーキテクチャのような他の適切なアーキテクチャを使用して構築されてよい。
図4は、配送支払コーディングシステムを実現するための例示的な方法400に含まれている概略的な諸段階を示すフローチャートである。本発明の例示的な実施形態による例示的な方法400の諸段階の具体例が、図5にさらに詳細に示されている。この例示的な方法400は、開始ブロック405で開始され、検証データを求めるリクエストが受け取られる段階410に進む。例えば、発送人105は、物品配送システム130を経由して物品110を受取人155に送ることを望むことがある。そうするために、物品110は、配送システムオペレータに対して適正な配送料金が既に支払われたということを少なくとも示す配送支払コーディング122を含む必要があるであろう。配送支払コーディング122を得るために、発送人105は、例えば通信システム170を介して支払コーディングシステム185と通信しているユーザ装置175を操作して、物品配送システムオペレータからの適切な配送支払コーディングをリクエストしてよい。さらに詳しく説明すると、発送人105は、そのリクエストが配送支払コーディング122に含まれるべき検証データに対するリクエストをさらに含むような検証可能な配送支払コーディングを得ることを望んでもよい。
検証データを求めるリクエストが受け取られる段階410から、この例示的な方法400は、物品の配送のための支払が受け取られる段階420に進む。例えば、そのリクエストの後であって検証データが受け取られる前に、そのシステムオペレータは、物品110の配送のための受け取られた支払を事前に望んでもよい。この支払は、請求書の送付、当座預金口座の借方記入、クレジットカード口座の借方記入、即時決済カード口座の借方記入、および現金受取りの中の少なくとも1つを使用して行われてよい。上述の支払方法は例示的なものであり、他の支払方法が利用されてよい。
物品配送のための支払が段階420で受け取られると、この例示的な方法400は、配送支払コーディング122中に含まれるように構成されている検証データが提供される段階430に進む。例えば、物品配送システムオペレータは、通信システム170を経由して、暗号化された形式で、固有データをユーザ装置175に提供してよい。この固有データは、さらに、支払コーディングシステム185のデータベース内に記憶されてもよく、例えば、発送人105、受取人155、および受け取られた支払金額に関する識別情報を識別するデータにリンクされてもよい。
配送支払コーディング122中に含まれるように構成されている検証データが段階430で提供された後に、例示的な方法400は、物品110が物品配送システム130内で受け取られる段階440に進む。ここで、物品110は、検証データを含むような配送支払コーディング122を含む。例えば、発送人105は、ユーザ装置175が配送支払コーディング122を生じさせることを引き起こしてもよい。さらに詳しく説明すると、ユーザ装置175は、そのラベル裏側の面に接着剤が付いたバーコードを含むラベルを印刷してもよい。このバーコードは、検証データを符号化することが可能である。上記ラベルの印刷が終わると、発送人105は、配送支払コーディング122の接着剤側を物品110に貼り付けてよい。配送支払コーディング122が貼り付けられた状態で、発送人105は、その物品110を発送人プラント125の中に入れてよい。配送支払コーディング122は、例えば、検証データを符号化するような、機械装置による読取り可能な要素も含む郵便切手の形であってもよい。
物品110が物品配送システム130内で受け取られる段階440から、例示的な方法400は、配送支払コーディング122中に含まれている検証データを使用して当該配送支払コーディング122の信憑性が検証される例示的なサブルーチン450に進む。例示的なサブルーチン450の段階は、図5に関連してより詳細に後述する。
例示的なサブルーチン450において、配送支払コーディング122に含まれる検証データを使用して配送支払コーディング122の信憑性が検証されると、例示的な方法400は、物品110が受取人155に配送される段階460に進む。例えば、物品110は、その物品110が最初の宛先プラント140にて受け取られるまで、物品配送システム130内で1つのプラントから他のプラントへ効率的に送られることが可能である。つぎに、最初の宛先プラント140から、その物品110は受取人155に配送されてよい。物品110が物品配送システム130を介して送られる間に、物品配送システム130内の要素が、物品110上の支払配送コーディング122から検証データを検出し、物品110の時間および場所を表示するためにデータベースを更新するであろう。これに加えて、例えば、この表示された時間および場所が、発送人105と受取人155とが情報を受け取ることが可能な任意の仕方で、通信システム170を経由して発送人105と受取人155とに報告されてもよい。
物品110が段階460で受取人155に配送された後に、例示的な方法400は、配送支払コーディング122からの検証データを使用して物品の配送が確認される段階470に進む。例えば、物品110が受取人155によって受け取られた後に、物品110が受取人によって受け取られたという通知が発送人105に送られてもよい。より詳しく説明すると、データベース内において検証データが発送人情報に関係付けられているので、支払コーディングシステム185は、物品110が受け取られたというメッセージを発送人105に送ることができる。このメッセージは、支払コーディングシステム185がメッセージを送ることが可能な任意の仕方で、かつ、発送人105がメッセージを受け取ることが可能な任意の仕方で、送られることが可能である。配送支払コーディング122からの検証データを使用して物品配送が確認される段階470から、例示的な方法400は段階480で終了する。
図5は、配送支払コーディング122中に含まれている検証データを使用して配送支払コーディング122の信憑性を検証するための、図4からの例示的なサブルーチン450を示す。この例示的なサブルーチン450は開始ブロック505で開始され、物品110が物品配送システム130内で受け取られた後に、配送支払コーディング122から検証データが得られる段階510に進む。例えば、物品配送システムの要素は、検証データを得るために、配送支払コーディング122を機械装置により読み取ってもよく、または、そうでなければ配送支払コーディング122を光学的に走査してもよい。
物品110が物品配送システム130内で受け取られた後に、配送支払コーディング122から検証データが得られる段階510から、例示的なサブルーチン450は、配送支払コーディング122から得られた検証データが、検証データベースと比較される段階515に進む。例えば、支払コーディングシステム185内に記憶されている検証データベースは、検証データによって索引付けされている物品110の配送に関するデータを含んでよい。より詳しく説明すると、配送支払コーディング122から得られた検証データを使用して、物品110の配送に関するデータが検証データベースから検索されてよい。
配送支払コーディング122から得られた検証データが、段階515において検証データベースと比較された後に、例示的なサブルーチン450は、配送支払コーディング122から得られた検証データが有効であるか否かが判定される判断ブロック520に進む。例えば、配送支払コーディング122から読み取られた検証データは検証データベース内に存在しない可能性があり、その場合には、その検証データは不正手段のために無効である可能性がある。さらに、配送支払コード122に関連しているような受け取られた支払が、物品110の例えばサイズまたは重量に関する適正な支払に対応しないことがある。そうである場合には、その検証データが無効であると宣言されるであろう。さらに、配送支払コーディングを使用するための時間の量が経過している可能性もあり、そのために検証データを無効にすることがある。
判断ブロック520から、配送支払コーディング122から得られた検証データが有効ではないと判定された場合には、例示的なサブルーチン450は、物品110が発送人105に返送される段階525に進む。例えば、物品110は物品配送システム130を経由して発送人105に送り返されてよく、または、配送不可能な物品のための補助的サービスに関して上述した仕方で処理されてもよい。
しかしながら、判断ブロック520において、配送支払コーディング122から得られた検証データが有効であると判定された場合には、例示的なサブルーチン450は、検証データベースが更新されており、この検証データベースの更新が、検証データが使用されたことを示す段階530に進む。例えば、受け取られた物品に関連して検証データを含む固有データが使用された後では、配送システムオペレータは、このデータを使用することをもはや望まないであろう。そうでなければ、より多くの配送支払コーディングが、1つの物品だけのための支払が完了したときに複数の物品を配送するために使用されてもよい同一の検証データを伴って生成されてよい。
検証データベースが段階530で更新された後に、例示的なサブルーチン450は、検証データベースが更新された状態で、物品110が物品配送システム130を介して受取人155に対して配送中であることを示す段階535に進む。例えば、物品110が物品配送システム130内で受け取られた後に、このイベントに関する通知が発送人105に送られてよい。さらに詳しく説明すると、検証データがデータベース内で発送人105の情報に関連付けられるので、支払コーディングシステム185は、物品110が物品配送システム130内で受け取られたというメッセージを発送人に送ってよい。このメッセージは、支払コーディングシステム185がメッセージを送ることが可能な任意の仕方で、かつ、発送人105がメッセージを受け取ることが可能な任意の仕方で送られてよい。同様の仕方で、物品110が現時点で配送中であるという通知が受取人155に送られることが可能である。検証データベースが更新される段階535から、または、物品110が発送人105に返送される段階525から、例示的なサブルーチン450は段階540に進み、図4の段階460に戻る。
本発明の実施形態によるシステムが、特殊用途ハードウェアもしくは汎用コンピュータシステム、または、これらの任意の組み合わせから、全体的または部分的に構成されることが可能であるということが理解されるであろう。こうしたシステムの任意の部分が適切なプログラムによって制御されてよい。任意のプログラムが従来通りの仕方で全体的または部分的にそのシステムの一部を含むかそのシステム上に記憶されてよく、または、従来通りの仕方で情報を転送するためのネットワークまたは他のメカニズムを通して当該システムに提供されてよい。これに加えて、当該システムは、そのシステムに直接接続され得るオペレータ入力要素(図示されていない)、または、従来通りの仕方で情報を転送するためのネットワークまたは他のメカニズムを通してそのシステムに情報を転送し得るオペレータ入力要素(図示されていない)を使用して、オペレータにより提供される情報によって動作してもよいし、および/または、別の方法で制御されてもよいということが理解されるであろう。
上述の説明は本発明の特定の実施形態に限定されている。しかしながら、本発明の利点の一部または全部を実現する形で、様々な変更および変形が本発明に加えられてよいということは明らかであろう。添付されている特許請求の範囲の請求項の目的は、本発明の真の着想および範囲に含まれるものとして、上記の変更および変形と他の変更および変形とをその範囲内に含むことである。
本発明の他の実施形態が、本願明細書に開示されている発明の詳細な説明と実施に関する考察によって当業者にとって明らかであろう。このような発明の詳細な説明と具体例とが単なる例示として認識され、かつ、本発明の真の範囲および着想が、添付されている特許請求の範囲の請求項によって示されるということが意図されている。
本発明の実施形態による検証可能な配送支払コーディングを提供するための例示的なシステムを含むような例示的な物品配送システムの機能ブロック図である。 本発明の実施形態による検証可能な配送支払コーディングを提供するための例示的なシステムの機能ブロック図(その1)である。 本発明の実施形態による検証可能な配送支払コーディングを提供するための例示的なシステムの機能ブロック図(その2)である。 本発明の実施形態による検証可能な配送支払コーディングを提供するための方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による配送支払コーディングの信憑性を検証するための、図4の例示的な方法で使用されるような例示的なサブルーチンのフローチャートである。

Claims (92)

  1. 検証可能な配送支払コーディングを提供する方法であって、
    配送支払コーディング中に含まれるように構成されている検証データを送信することと、
    前記検証データを含むような前記配送支払コーディングを含む物品を、物品配送システム内で受け取ることと、
    前記検証データを使用して前記配送支払コーディングの信憑性を検証することとを有することを特徴とする方法。
  2. 前記配送支払コーディング中に含まれている前記検証データが、機械装置により読み取り可能である請求項1に記載の方法。
  3. 前記配送支払コーディング中に含まれている前記検証データが、光学的に走査可能である請求項1に記載の方法。
  4. 前記検証データが、バーコードおよびプラネットコードの少なくとも一方を使用して前記配送支払コーディングの中に含まれる請求項1に記載の方法。
  5. 前記配送支払コーディングが宛先ラベル内に含まれている請求項1に記載の方法。
  6. 前記配送支払コーディングが、前記配送支払コーディングに関連している金銭的価値の視覚的表示を含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記物品配送システムが米国郵政公社を含む請求項1に記載の方法。
  8. 前記物品が、郵便物、米国郵政公社優先扱い郵便パッケージ、米国郵政公社速達郵便パッケージ、米国郵政公社グローバル速達郵便パッケージ、および米国郵政公社グローバル速達保証付きパッケージの少なくとも1つを含む請求項1に記載の方法。
  9. 前記検証データを送信することが、通常郵便物、電子メール、ファクシミリ、インターネット、および対話型音声応答システムの少なくとも1つを使用することをさらに含む請求項1に記載の方法。
  10. 前記検証データを提供することが、ネットワークを通して通信することをさらに含む請求項1に記載の方法。
  11. 前記検証データが、暗号化された形式で提供される請求項1に記載の方法。
  12. 前記方法が、さらに、
    前記検証データを求めるリクエストを受け取ることと、
    前記物品の配送のための支払を受け取ることとを有する請求項1に記載の方法。
  13. 前記検証データを求めるリクエストを受け取ることと、前記支払を受け取ることとの少なくとも一方が、通常郵便物、電子メール、ファクシミリ、インターネット、および対話型音声応答システムの少なくとも1つを使用することをさらに含む請求項12に記載の方法。
  14. 前記検証データを求めるリクエストを受け取ることと、前記支払を受け取ることとの少なくとも一方が、ネットワークを通して通信することをさらに含む請求項12に記載の方法。
  15. 前記支払を受け取ることが、請求書の送付、当座預金口座の借方記入、クレジットカード口座の借方記入、即時決済カード口座の借方記入、および現金受取りの中の少なくとも1つを含む請求項12に記載の方法。
  16. 前記方法が、さらに、
    前記物品を受取人に配送することと、
    前記配送支払コーディングからの前記検証データを使用して前記物品の配送を確認することとを有する請求項1に記載の方法。
  17. 前記配送支払コーディングの信憑性を検証することが、
    前記物品が前記物品配送システム内で受け取られた後に、前記配送支払コーディングから前記検証データを受け取ることと、
    前記配送支払コーディングから得られた前記検証データを検証データベースと比較することと、
    前記配送支払コーディングから得られた前記検証データの有効性を判定することとをさらに含む請求項1に記載の方法。
  18. 前記配送支払コーディングの信憑性を検証することが、前記検証データが無効であると判定された場合に、前記物品を発送人に返送することをさらに含む請求項17に記載の方法。
  19. 前記配送支払コーディングの信憑性を検証することが、前記検証データが有効であると判定された場合に、前記検証データベースを更新することをさらに含み、前記検証データベースの更新は、前記検証データが使用され終わったことを示す請求項17に記載の方法。
  20. 前記配送支払コーディングの信憑性を検証することが、前記検証データが有効であると判定された場合に、前記検証データベースを更新することをさらに含み、前記検証データベースの更新は、前記物品が前記物品配送システムを介して受取人に対して配送中であることを示す請求項17に記載の方法。
  21. 前記検証データは、前記検証データが提供されてから、一定の期間が経過した後に無効であるように構成されている請求項17に記載の方法。
  22. 検証データを送信することが、ユーザ装置を経由してユーザに前記検証データを提供することをさらに含み、前記ユーザ装置は、前記検証データを含む前記配送支払コーディングを生成するように構成されている請求項1に記載の方法。
  23. 前記ユーザ装置が、家庭、オフィス、店舗、小売りセンター売店、および物品配送システムオペレータのオフィスの少なくとも1つに配置されている請求項22に記載の方法。
  24. 検証可能な配送支払コーディングを生成するシステムであって、
    配送支払コーディング中に含まれるように構成されている検証データを送信する構成要素と、
    前記検証データを含むような前記配送支払コーディングを含む物品を物品配送システム内で受け取る構成要素と、
    前記検証データを使用して前記配送支払コーディングの信憑性を検証する構成要素とを備えることを特徴とするシステム。
  25. 前記配送支払コーディング中に含まれている前記検証データが、機械装置により読み取り可能である請求項24に記載のシステム。
  26. 前記配送支払コーディング中に含まれている前記検証データが、光学的に走査可能である請求項24に記載のシステム。
  27. 前記検証データが、バーコードおよびプラネットコードの少なくとも一方を使用して前記配送支払コーディングの中に含まれる請求項24に記載のシステム。
  28. 前記配送支払コーディングが宛先ラベル内に含まれている請求項24に記載のシステム。
  29. 前記配送支払コーディングが、前記配送支払コーディングに関連している金銭的価値の視覚的表示を含む請求項24に記載のシステム。
  30. 前記物品配送システムが米国郵政公社を含む請求項24に記載のシステム。
  31. 前記物品が、郵便物、米国郵政公社優先扱い郵便パッケージ、米国郵政公社速達郵便パッケージ、米国郵政公社グローバル速達郵便パッケージ、および米国郵政公社グローバル速達保証付きパッケージの少なくとも1つを含む請求項1に記載のシステム。
  32. 前記検証データを送信する前記構成要素が、さらに、通常郵便物、電子メール、ファクシミリ、インターネット、および対話型音声応答システムの少なくとも1つを使用するように構成されている請求項24に記載のシステム。
  33. 前記検証データを送信する前記構成要素が、さらに、ネットワークを通して通信するように構成されている請求項24に記載のシステム。
  34. 前記検証データが、暗号化された形式で提供される請求項24に記載のシステム。
  35. 前記システムが、さらに、
    前記検証データを求めるリクエストを受け取る構成要素と、
    前記物品の配送のための支払を受け取る構成要素とを備える請求項24に記載のシステム。
  36. 前記検証データを求めるリクエストを受け取る前記構成要素と、前記支払を受け取る前記構成要素との少なくとも一方が、通常郵便物、電子メール、ファクシミリ、インターネット、および対話型音声応答システムの少なくとも1つを使用するようにさらに構成されている請求項35に記載のシステム。
  37. 前記検証データを求めるリクエストを受け取る前記構成要素と、前記支払を受け取る前記構成要素との少なくとも一方が、ネットワークを通して通信するようにさらに構成されている請求項35に記載のシステム。
  38. 前記支払を受け取る前記構成要素が、さらに、請求書の送付、当座預金口座の借方記入、クレジットカード口座の借方記入、即時決済カード口座の借方記入、および現金受取りの中の少なくとも1つを使用するように構成されている請求項35に記載のシステム。
  39. 前記システムが、さらに、
    前記物品を受取人に配送する構成要素と、
    前記配送支払コーディングからの前記検証データを使用して前記物品の配送を確認する構成要素とを備える請求項24に記載のシステム。
  40. 前記配送支払コーディングの信憑性を検証する前記構成要素が、さらに、
    前記物品が前記物品配送システム内で受け取られた後に、前記配送支払コーディングから前記検証データを受け取り、
    前記配送支払コーディングから得られた前記検証データを検証データベースと比較し、
    前記配送支払コーディングから得られた前記検証データの有効性を判定するように構成されている請求項24に記載のシステム。
  41. 前記配送支払コーディングの信憑性を検証する前記構成要素が、さらに、前記検証データが無効であると判定された場合に、前記物品を発送人に返送するように構成されている請求項40に記載のシステム。
  42. 前記配送支払コーディングの信憑性を検証する前記構成要素が、前記検証データが有効であると判定された場合に、前記検証データベースを更新し、前記検証データベースの更新は、前記検証データが使用され終わったことを示す請求項40に記載のシステム。
  43. 前記配送支払コーディングの信憑性を検証する前記構成要素が、前記検証データが有効であると判定された場合に、前記検証データベースを更新し、前記検証データベースの更新は、前記物品が前記物品配送システムを介して受取人に対して配送中であることを示す請求項40に記載のシステム。
  44. 前記検証データは、前記検証データが提供されてから、一定の期間が経過した後に無効であるように構成されている請求項40に記載のシステム。
  45. 検証データを送信する前記構成要素が、さらに、ユーザ装置を経由してユーザに前記検証データを提供するように構成されており、前記ユーザ装置は、前記検証データを含む前記配送支払コーディングを生成するように構成されている請求項24に記載のシステム。
  46. 前記ユーザ装置は、家庭、オフィス、店舗、小売りセンター売店、および物品配送システムオペレータのオフィスの少なくとも1つに配置されている請求項45に記載のシステム。
  47. 検証可能な配送支払コーディングを提供するための1組の命令が記憶されているコンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記1組の命令は、実行されるときに、
    配送支払コーディング中に含まれるように構成されている検証データを送信することと、
    前記検証データを含むような前記配送支払コーディングを含む物品を物品配送システム内で受け取ることと、
    前記配送支払コーディング中に含まれている前記検証データを使用して前記配送支払コーディングの信憑性を検証することとを含む段階を遂行することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な媒体。
  48. 前記配送支払コーディング中に含まれている前記検証データが、機械装置により読み取り可能である請求項47に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  49. 前記配送支払コーディング中に含まれている前記検証データが、光学的に走査可能である請求項47に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  50. 前記検証データが、バーコードおよびプラネットコードの少なくとも1つを使用して前記配送支払コーディングの中に含まれる請求項47に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  51. 前記配送支払コーディングが宛先ラベル内に含まれている請求項47に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  52. 前記配送支払コーディングが、前記配送支払コーディングに関連している金銭的価値の視覚的表示を含む請求項47に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  53. 前記物品配送システムが米国郵政公社を含む請求項47に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  54. 前記物品が、郵便物、米国郵政公社優先扱い郵便パッケージ、米国郵政公社速達郵便パッケージ、米国郵政公社グローバル速達郵便パッケージ、および米国郵政公社グローバル速達保証付きパッケージの少なくとも1つを含む請求項47に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  55. 前記検証データを送信することが、通常郵便物、電子メール、ファクシミリ、インターネット、および対話型音声応答システムの少なくとも1つを使用することをさらに含む請求項47に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  56. 前記検証データを提供することが、ネットワークを通して通信することをさらに含む請求項47に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  57. 前記検証データが暗号化された形式で提供される請求項47に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  58. 前記検証データを求めるリクエストを受け取ることと、
    前記物品の配送のための支払を受け取ることとをさらに含む請求項47に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  59. 前記検証データを求めるリクエストを受け取ることと、前記支払を受け取ることとの少なくとも一方が、通常郵便物、電子メール、ファクシミリ、インターネット、および対話型音声応答システムの少なくとも1つを使用することをさらに含む請求項58に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  60. 前記検証データを求めるリクエストを受け取ることと、前記支払を受け取ることとの少なくとも一方が、ネットワークを通して通信することをさらに含む請求項58に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  61. 前記支払を受け取ることが、請求書の送付、当座預金口座の借方記入、クレジットカード口座の借方記入、即時決済カード口座の借方記入、および現金受取りの中の少なくとも1つを含む請求項58に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  62. 前記物品を受取人に配送することと、
    前記配送支払コーディングからの前記検証データを使用して前記物品の配送を確認することとをさらに含む請求項47に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  63. 前記配送支払コーディングの信憑性を検証することが、
    前記物品が前記物品配送システム内で受け取られた後に、前記配送支払コーディングから前記検証データを受け取ることと、
    前記配送支払コーディングから得られた前記検証データを検証データベースと比較することと、
    前記配送支払コーディングから得られた前記検証データの有効性を判定することとをさらに含む請求項47に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  64. 前記配送支払コーディングの信憑性を検証することが、前記検証データが無効であると判定された場合に、前記物品を発送人に返送することをさらに含む請求項63に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  65. 前記配送支払コーディングの信憑性を検証することが、前記検証データが有効であると判定された場合に、前記検証データベースを更新することをさらに含み、前記検証データベースの更新は、前記検証データが使用され終わったことを示す請求項63に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  66. 前記配送支払コーディングの信憑性を検証することが、前記検証データが有効であると判定された場合に、前記検証データベースを更新することをさらに含み、前記検証データベースの更新は、前記物品が前記物品配送システムを介して受取人に対して配送中であることを示す請求項63に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  67. 前記検証データは、前記検証データが提供されてから、一定の期間が経過した後に無効であるように構成されている請求項63に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  68. 検証データを送信することが、ユーザ装置を経由してユーザに前記検証データを提供することをさらに含み、前記ユーザ装置は、前記検証データを含む前記配送支払コーディングを生成するように構成されている請求項47に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  69. 前記ユーザ装置は、家庭、オフィス、店舗、小売りセンター売店、および物品配送システムオペレータのオフィスの少なくとも1つに配置されている請求項68に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
  70. 検証可能な配送支払コーディングを提供するシステムであって、
    配送支払コーディング中に含まれるように構成されている検証データを送信する手段と、
    前記検証データを含むような前記配送支払コーディングを含む物品を物品配送システム内で受け取る手段と、
    前記配送支払コーディング中に含まれている前記検証データを使用して前記配送支払コーディングの信憑性を検証する手段とを備えることを特徴とするシステム。
  71. 前記配送支払コーディング中に含まれている前記検証データが、機械装置により読み取り可能である請求項70に記載のシステム。
  72. 前記配送支払コーディング中に含まれている前記検証データが、光学的に走査可能である請求項70に記載のシステム。
  73. 前記検証データは、バーコードおよびプラネットコードの少なくとも一方を使用して前記配送支払コーディングの中に含まれる請求項70に記載のシステム。
  74. 前記配送支払コーディングが宛先ラベル内に含まれている請求項70に記載のシステム。
  75. 前記配送支払コーディングが、前記配送支払コーディングに関連している金銭的価値の視覚的表示を含む請求項70に記載のシステム。
  76. 前記物品配送システムが米国郵政公社を含む請求項70に記載のシステム。
  77. 前記物品が、郵便物、米国郵政公社優先扱い郵便パッケージ、米国郵政公社速達郵便パッケージ、米国郵政公社グローバル速達郵便パッケージ、および米国郵政公社グローバル速達保証付きパッケージの少なくとも1つを含む請求項70に記載のシステム。
  78. 前記検証データを送信する前記手段が、さらに、通常郵便物、電子メール、ファクシミリ、インターネット、および対話型音声応答システムの少なくとも1つを使用するように構成されている請求項70に記載のシステム。
  79. 前記検証データを提供する前記手段が、さらに、ネットワークを通して通信するように構成されている請求項70に記載のシステム。
  80. 前記検証データが暗号化された形式で提供される請求項70に記載のシステム。
  81. 前記システムが、さらに、
    前記検証データを求めるリクエストを受け取る手段と、
    前記物品の配送のための支払を受け取る手段とを備える請求項70に記載のシステム。
  82. 前記検証データを求めるリクエストを受け取る前記手段と、前記支払を受け取る前記手段との少なくとも一方が、通常郵便物、電子メール、ファクシミリ、インターネット、および対話型音声応答システムの少なくとも1つを使用するようにさらに構成されている請求項81に記載のシステム。
  83. 前記検証データを求めるリクエストを受け取る前記手段と、前記支払を受け取る前記手段との少なくとも一方が、ネットワークを通して通信するようにさらに構成されている請求項81に記載のシステム。
  84. 前記支払を受け取る前記手段が、さらに、請求書の送付、当座預金口座の借方記入、クレジットカード口座の借方記入、即時決済カード口座の借方記入、および現金受取りの中の少なくとも1つのために構成されている請求項81に記載のシステム。
  85. 前記システムが、さらに、
    前記物品を受取人に配送する手段と、
    前記配送支払コーディングからの前記検証データを使用して前記物品の配送を確認する手段とを備える請求項70に記載のシステム。
  86. 前記配送支払コーディングの信憑性を検証する前記手段が、さらに、
    前記物品が前記物品配送システム内で受け取られた後に、前記配送支払コーディングから前記検証データを受け取り、
    前記配送支払コーディングから得られた前記検証データを検証データベースと比較し、
    前記配送支払コーディングから得られた前記検証データの有効性を判定するように構成されている請求項70に記載のシステム。
  87. 前記配送支払コーディングの信憑性を検証する前記手段が、さらに、前記検証データが無効であると判定された場合に、前記物品を発送人に返送するように構成されている請求項86に記載のシステム。
  88. 前記配送支払コーディングの信憑性を検証する前記手段が、前記検証データが有効であると判定された場合に、前記検証データベースを更新し、前記検証データベースの更新は、前記検証データが使用され終わったことを示す請求項86に記載のシステム。
  89. 前記配送支払コーディングの信憑性を検証する前記手段が、前記検証データが有効であると判定された場合に、前記検証データベースを更新し、前記検証データベースの更新は、前記物品が前記物品配送システムを介して受取人に対して配送中であることを示す請求項86に記載のシステム。
  90. 前記検証データは、前記検証データが提供されてから、一定の期間が経過した後に無効であるように構成されている請求項86に記載のシステム。
  91. 検証データを送信する前記手段が、さらに、ユーザ装置を経由してユーザに前記検証データを提供するように構成されており、前記ユーザ装置は、前記検証データを含む前記配送支払コーディングを生成するように構成されている請求項70に記載のシステム。
  92. 前記ユーザ装置は、家庭、オフィス、店舗、小売りセンター売店、および物品配送システムオペレータのオフィスの少なくとも1つに配置されている請求項91に記載のシステム。
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