JP2005534937A - 圧力下の液体クロマトグラフィによって試料成分を分離するための機器 - Google Patents
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Abstract
本発明は、圧力下の液体クロマトグラフィ(OPLC型)によって試料の成分を分離するための機器を提供する。前記機器は、一又は複数の試料処理路を形成する固定相(10)と、固定相の端で移動相を供給する手段(22)と、前記固定相の対向する端で移動相を受け取る手段(32)と、移動相を注入する手段(40)とから構成される。それによって、前記注入手段は、試料成分表面のエッジ効果を排除し、お互いから処理路を分離する固定相の側部に配列される。
Description
本発明は、「加圧層クロマトグラフィ(over pressured layer chromatography)」または「最適性能層クロマトグラフィ(optimum performance layer chromatography)」(OPLC)として公知のタイプである圧力下の液体クロマトグラフィによって試料の成分を分離するための機器に関する。
この技術は、2つの壁の間に漏れ防止式に密閉され、上記壁に加えられた外部圧力を受けるように、シリカゲル、アルミナ、ケイ酸マグネシウム、セルロース、ポリアミド等の粉末、または粒子のような適切な材料によって形成された固定相の層の一方の端に、試料を置くことにある。試料の成分は、圧力下の流体により形成された移動相によって、固定相を通って同伴されることによって分離される。固定相を画定する壁には、試料を固定相内に注入するための、および固定相に移動相を供給するための手段が嵌め込まれ、上記手段は、固定相の第1の端に位置し、そして壁には、固定相の他方の端で試料および移動相を収集するための手段が、更に嵌め込まれる。
これらの手段は、単一の試料処理路を画定してもよく、供給手段および収集手段は、壁の横方向溝によって形成されており、この溝は、固定相の端で開口する。
変形例において、複数の平行かつ並列な処理路が、壁の端で横方向溝の間における固定相で画定されてもよく、供給および収集手段を形成し、様々な処理路が、長手方向パーティションによって互いから分離されている。
実施態様によって、固定相は、移動相を供給するための手段ならびに移動相および試料を送出するための手段を有する装置の分離チャンバに配置されてもよく、または当初はカートリッジに収容され、その後、上記の特定の装置に配置されてもよい。
固定相内に注入された移動相の流れは、固定相の一方の端から他方の端へ延在しそして処理路の側部を画定する側壁に接触するゾーンを除き、実質的に均一な方法で固定相を通って移動する。
このようなゾーンでは、固定相が、処理路の残存部のものとは異なる程度に圧縮され、その中での移動相の流れ速度が異なり、分離の有効性および分析の精度に対して有害である。この状況は、線状であることから外れる固定相内の移動相の流れ前部の点から説明することができ、前部は、その長さ方向の大半にわたって実質的に線状であり、「エッジ効果」によって側壁に近いその端で変形する。
本発明特有な目的は、簡単かつ効果的な方法でその欠点を取り除くことである。
本発明の目的は、OPLC型のクロマトグラフィによって試料の成分を分離するための機器を提供することであり、試料成分の前部は、その全体にわたって、特にその端で、実質的に線状である。
この目的のために、本発明は、2つの壁の間に配置された適切な媒体から形成された固定相と、固定相の第1の端に試料を注入するためのおよび固定相の上記端に移動相を供給するためのインジェクタおよび供給手段と、固定相の対向する端から移動相および試料成分を収集するための収集手段とを含み、少なくとも1つの試料処理路が供給手段と収集手段との間に固定相において画定される上記に特定されたタイプの機器を提供し、機器は、固定相の上記第1の端で上記処理路の長手方向側部に移動相を注入するためのインジェクタ手段を更に含むことを特徴とする。
本発明は、側壁に沿った流れ速度の違いが、もはや試料の成分の分離にいずれの影響を及ぼさないように、これらの前部は、いずれの試料を含有しない移動相の流れによって、固定された側壁から間隔をおいて離れていることから、このように、固定相の試料成分の前部の端でエッジ効果を排除することが可能である。
これらのエッジ効果を排除することは、分離の有効性および分析の精度を有意に上昇する。
本発明の好ましい実施態様において、移動相を処理路のいずれかの側部に注入するための上述の手段は、移動相を固定相に供給するための手段の端に形成される。
移動相を供給するために固定相の端に形成された横方向溝または類似手段は、移動相もまた処理路の側部に沿って、そのいずれかの側部に動くように、処理路のいずれかの側部に位置する注入手段を形成するように、延ばすことができる。
変形例において、移動相を注入するための上記手段は、処理路に移動相を供給するための手段を形成する横方向溝から独立していてもよい。
本発明は、固定相が単一の試料処理路を含む状態と、固定相が移動相用の流れチャネルによって互いから長手方向に分離された複数の並置された平行試料処理路を含み、さらに流れチャネルが、エッジ効果を排除し、試料成分を外部環境から保護し、そして様々な異なる路を分離するという組み合わされた機能を有する状態との両方に適用される。
本発明の機器は、数ミクロンの厚さと数平方ミリメートル(mm2)から数百平方センチメートル(cm2)の範囲にある面積とを有する表面上に小型化されてもよい。
本発明はまた、固定相が円筒形カラムの形態であり、移動相注入手段がカラムの一方の端に設けられて固定相の各試料処理路のまわりに移動相の流れを形成し、そして取り囲む壁に対してエッジ効果を排除する状態にも適用可能である。
本発明は、例を介して与えられ、添付図面を参照して作られた下記の説明を読むと、本発明はより良好に理解され、本発明の他の特徴、詳細、および利点がより明らかになる。
非常に簡略化された方法で単一の試料処理路を有する機器を示す図1〜6において、参照符号10は、例えばポリ(テトラフルオロエチレン)のようなプラスチック材料から作られた2つの壁12および14の間に囲まれた材料の層によって形成される固定相を示し、固定相は、アルミナ、ケイ酸ゲル、ケイ酸マグネシウム、セルロース、ポリアミド等の粉末または粒子のモノリスによって構成されている。
好ましい方法において、固定相10および壁12、14は、漏れ防止式に密閉されたカートリッジの形態であり、カートリッジは、図2の矢印によって表されるように、外部圧力Pを壁12および14にかけるのを可能にする適切な装置内に配置される。変形例では、固定相10の層は、壁12および14を有する装置の内部に配置されてもよい。
移動相を供給し、試料材料を注入し、そして、移動相および試料を収集することを目的として、手段が固定相10の対向する長手方向端に連結され、下記により詳細に説明される。
移動相を供給するための手段は、ポンプ16または他の類似加圧手段を含む。これは、移動相(この場合は適切な液体)のタンクに接続された入口18を有し、そして、例えば頂部壁12に形成された横方向溝22へ接続された出口20を有し、固定相10を画定する側壁の近傍に開口する。従って、移動相は、固定相10の側壁に沿って流れることができる。
加圧手段16の別の出口23は、OPLCによって成分に分離されるべき複合試料Eを注入するためインジェクタ手段24に供給する。インジェクタ手段24の出口26は、固定相10のほぼ幅全体にわたって均一に移動相および試料の流れを分配する頂部壁12の別の横方向溝28内に開口しており、溝28は、側壁36から短い距離を離れて終端する。
固定相の対向する端には、別の横方向溝30が頂部壁12に形成され、液体相を任意の試料成分と一緒に抽出するための手段32に接続するためにオリフィスを通ってその外部に開口する。この溝30は、固定相10の実質的に幅全体にわたって広がる。
液体相が供給され収集される速度と、さらに固定相10に加えられる外部圧力Pとを制御するため、図示されない他の手段が、設けられてもよい。
機器が操作されている間は、移動相の流れは、矢印34によって表されるように、固定相10の一方の端から他方の端へ均一に前進するが、間に固定相10が囲まれそして試料E用の処理路を画定する側壁36の近傍は除く。
本発明は、矢印38によって表されるように、試料を含有しない移動相のストリームを側壁36に沿って流れさせ、供給溝22から収集溝30へ行き、それによって、固定相の試料成分の前部の端におけるエッジ効果を排除する。
この目的のために、横方向溝22は、試料と一緒に移動相を分配するために溝28の端を越えて広がり、その端40は、実質的に、試料を分配するための横方向溝28のレベルまで側壁36に沿ってそしてそのすぐ近傍へ広がり、それによって、移動相の流れを側壁36に対して送出するように横方向収集溝30へ向けて側壁36に平行に広がる移動相を注入するための手段を形成する。この流れは、固定相の試料の成分を分離することには寄与せず、これは任意の試料を含有せず、そして、固定相の残存部内の移動相よりも速くまたは遅く移動し、一方、それにもかかわらず、上述のエッジ効果を排除し、外部環境に対して処理路を保護する。
本発明の好ましい実施態様において、図2〜6に概略的に示されるように、壁の1つ、例えば頂部壁12は、溝22、28、およびその中に形成された対応する注入オリフィスを有するテフロン(ポリ(テトラフルオロエチレン))のようなプラスチック材料の2枚の重なり合ったシート42および44から作られる。
頂部シート42の底面または下面が図3に示され、そして底部シート44の下面が図4に示される。
溝22は、頂部シート42の底面に、横方向縁に沿って形成され、そして、図示するように、シート42を貫通するオリフィス46によって、溝の中央に供給される。溝22の端48は、上記溝に垂直に、シート42の他方の横方向縁に向けて延びる。
貫通オリフィス50が、オリフィス46から少し離れてシート42に形成され、これは上述の出口26へ接続するためのものである。オリフィス50は、面42の底部シートの小さい長手方向溝52内に開口する。
溝52自体は、底部シート44の貫通オリフィス54を経由して開口し、その底面は、固定相10に接触し、そして分配目的の横方向溝28を含む。オリフィス54は、溝28に対して実質的には接している。
溝28に「段階的に」供給することにより、固定相に対して移動相の流れが直接衝撃を与えることを制限可能にする。
更に、シート42に形成された溝22の端48は、シート44の貫通オリフィス40を経由して固定相に開口し、このオリフィスは、任意の所望の断面または形状であってもよく、そして、移動相を側壁36に沿って注入するための手段を形成してもよい。
収集横方向溝30は、プレート44に形成され、そして、それぞれプレート42および44を通って形成された2つの貫通オリフィスを含む出口手段32に接続される。
固定相を保護しそして移動相の流れをより均一にするために、多孔性焼結材料製のビーズが、溝28と30に、および端40にも配置されてもよい。
図7に概略的に示される変形例の実施態様において、固定相10はもはや単一の処理路を含まないが、複数の平行な路58を含む。複数の平行な路58は横方向に並置され、そして、移動相が沿って流れる長手方向に延びる路60によって互いから分離される。
図7に簡略的な方法で示される機器は、移動相を供給するためのポンプ16を含み、その出口20は、移動相を分配するために横方向溝62に接続され、上記溝62は、各々がそれぞれの処理路58に連結されそして処理路58の端に設けられた分配横方向溝64に接続された出口62を有する試料注入手段24に供給する。
供給溝62はまた、分配溝64のいずれかの側部に設けられ、そして所望の幅の長手方向流れ路60を処理路58の各々のいずれかの側部に形成するように寸法決めされた小さな溝または注入オリフィス66にも接続される。
処理路58の対向する端では、横方向収集溝68が、分配溝64によって送出されそしてオリフィス66によって注入される移動相を受け取る。これらの横方向収集溝68は、公知のタイプのデテクタ手段70に接続される。
したがって、例えば、固定相の共通層に並置される8つの平行な処理路58を設けることが可能であり、これの8つの路は、移動相が流れる長手方向路60によって、互いからそして外側側壁から分離される。
図8に示される機器は、側壁36に沿った移動相用の流れ路の端で機器の頂部壁12を貫通し形成されたオリフィス72を有し、これらのオリフィス72は収集横方向溝30に整列しているという点で、図1に示される機器とは異なる。このようにして、固定相において試料の成分を分離するのに寄与しない側壁36に沿った移動相の流れは、溝30に収集される試料成分と混合されることなく、オリフィス72を経由して機器を離れる。同様に、図9に示される機器は、移動相用の流れ路60の端が、処理路58の端に形成された横方向収集溝68から独立している出口オリフィス74を有するという点で、図7に示される機器とは異なる。それ以外は、図9の機器は、図7の機器と同一である。
先に述べたように、本発明は、固定相が、チューブに含有される任意の断面の円筒形カラムを形成するときにも適用される。このような状況下で、移動相は、試料注入表面を取り囲む環状チャネルを経由して固定相のカラムの1つの端内に注入される。これは、試料成分の前部とチューブの内壁との間のエッジ効果を排除し、そして処理路を互いから分離する。
このような機器の実施態様は、図10〜14に示される。これは、適切な剛性材料製の、特に鋼製の、またはポリエーテルエーテルケトン(PEEK)のような適切なプラスチック材料製の、円筒形チューブ76を基本的に含み、チューブは、チューブ76に充填する固定相80へ圧力を加えるためのスクリューキャップ78に受け取められるねじ山を切った端を有する。頂部キャップ78は、チューブ76の頂部端に係合し、そして移動相に試料を供給するためのダクト84および移動相のみを供給するための少なくとも1つのダクト86を含む頂部ディスク82に支えられる。ディスク82は、ディスク82とチューブ76との間に挟まれた封止リング90によって取り囲まれた多孔性材料製のディスク88に支えられる。チャンバ92は、ディスク88において画定され、そして、横方向および長手方向に延びる漏れ止めパーティション94によって互いから分離される。各チャンバ92には、横方向パーティション94を貫通するダクト84によって、試料および移動相が供給される。移動相を供給するためのこのダクトまたは各ダクト86は、チャンバ92の間のディスク88の頂部に開口する。
チューブ76の底部端は、同様に、ディスク96とチューブ76との間に挟まれた封止リング98によって取り囲まれた多孔性底部ディスク96を含み、固定相は、ディスク96およびリング98によって支持されている。ディスク96は、漏れ止め長手方向パーティション100によって4つの独立したセクター99にさらに分割される。ディスク96およびリング98は、チューブ76の底部端に係合しそして底部キャップ78に支えらる底部ディスク102に載置される。底部ディスク102によって保持されるダクト104は、それぞれのセクター99を外部のデテクタ手段(図示せず)に接続する。
この機器では、多孔性頂部ディスク88のチャンバ92および多孔性底部ディスク96のセクター99が、固定相カラム80に4つの試料処理路を画定し、この路は、平行であり、そして、上述のダクト86によって供給される移動相の流れによって、互いからおよびチューブ76から分離される。
この実施態様において、移動相の流れは、試料成分と一緒に出口で収集され、移動相は試料処理路から得られる。変形例では、処理路を互いからおよびチューブ76から分離したままにするために使用されている上述の移動相の流れを収集するためのダクトを、底部ディスク102に設けることが可能である。
一般に、本発明は、様々な処理路を互いから分離するために、そして、固定された壁と固定相を通って流れる移動相との間のエッジ効果を排除するために、移動相の流れを注入することにある。
Claims (13)
- OPLC型の液体クロマトグラフィによって試料の成分を分離するための機器であって、2つの壁(12、14)の間に配置された適切な媒体から形成された固定相(10)と、固定相の第1の端に試料を注入するためのおよび固定相の前記端に移動相を供給するためのインジェクタおよび供給手段(26、28)と、固定相の対向する端から移動相および試料成分を収集するための収集手段(30、32)とを含み、少なくとも1つの試料処理路が供給手段と収集手段との間において固定相(10)に画定され、固定相の前記第1の端で前記処理路の長手方向側部に移動相を注入するためのインジェクタ手段(40、66)を更に含むことを特徴とする機器。
- 前記処理路の長手方向側部に注入された前記移動相の流れを受け取るために固定相の前記対向する端に配列された移動相を収集するための収集手段(30、68)を更に含むことを特徴とする、請求項1記載の機器。
- 前記インジェクタ手段(44、66)は、試料を注入しそして移動相を供給するための手段(28、64)とは別であることを特徴とする、請求項1記載の機器。
- 前記移動相インジェクタ手段(40、66)は、試料を注入しそして移動相を供給するための手段(28、64)の端にあることを特徴とする、請求項3記載の機器。
- 固定相の第1の端に、移動相を供給するための横方向供給溝(22)と、試料および移動相を分配するための横方向溝(28)とを含み、横方向供給溝(22)は、処理路の長手方向側部に移動相を注入するためのインジェクタ手段(40)を形成するために、試料および移動相を分配するための横方向溝(28)の端を越えて延びることを特徴とする、請求項1記載の機器。
- 固定相の第1の端に、試料を分配しそして移動相を処理路へ供給するための横方向供給溝(64)を含み、そして、前記溝(64)の端には、処理路(58)の長手方向側部に移動相を注入するための別個の溝(66)を更に含むことを特徴とする、請求項1記載の機器。
- 移動相を供給するための溝(22)が、漏れ防止式に重なり合っている2枚のシート(42、44)、例えばプラスチック材料製のシートの間に形成され、シートは、上述の壁(12、14)の一方を構成し、試料および移動相を分配するための溝(28)が、固定相に接触するシートの一方(44)に形成され、前記シートの他方のものは、試料を注入するためのおよび移動相を供給するための貫通オリフィスを有することを特徴とする、請求項5記載の機器。
- 固定相は、側壁(36)によって壁(12、14)の間に画定された単一の試料処理路を形成し、そして移動相の注入手段(40)は、前記側壁(36)と処理路との間に位置することを特徴とする、請求項1記載の機器。
- 固定相は、移動相流れ路(60)によって互いから長手方向に分離される複数の平行であり、かつ並置された処理路(58)を含むことを特徴とする、請求項1記載の機器。
- 固定相は、外側側壁の間に画定され、そして前記側壁に沿って移動相流れ路(60)を含むことを特徴とする、請求項9記載の機器。
- 処理路(58)の端で移動相および試料成分を収集することとは独立して、処理路(58)側部に注入された移動相の流れを収集するために、固定相の前記対向する端に設けられた手段(72、74)を含むことを特徴とする、請求項1記載の機器。
- 小型化されることを特徴とする、請求項1記載の機器。
- 固定相(80)は円筒形カラムの形態であり、そして移動相インジェクタ手段(86)が前記カラムの一方の端に設けられ、各試料処理路のまわりに移動相の流れを形成することを特徴とする、請求項1記載の機器。
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