JP2005531864A - Opcクライアントに対するシステムイベントのフィルタリングおよび通知 - Google Patents
Opcクライアントに対するシステムイベントのフィルタリングおよび通知 Download PDFInfo
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Abstract
Description
・実際のWMIソフトウェア(Winmgmt.exe)、すなわち管理データへの均等なアクセスをアプリケーションに提供するコンポーネント。
CIMレポジトリは、新しいオブジェクトクラスの定義により拡張される。CIMレポジトリは、静的に定義されたクラスインスタンスにより、または動的インスタンスプロバイダを介してポピュレートすることができる。
・オープン接続性:ユーザは、より適切に最高品位のアプリケーションを利用することを可能にする、より広範囲にわたる工場のフロアデバイスおよびクライアントソフトウェアから選択することができるようになる。
・供給業者の生産性の向上:OPCがオープンスタンダードであるため、ソフトウェアおよびハードウェアの製造業者は、作業の重複を大幅に解消して、接続性に関する事項をより短時間で処理し、アプリケーションに関する事項により多くの時間を費やせるようになる。
本発明の方法の別の実施形態では、NT−AEは、フィルタ構成ツールまたはシステムイベントフィルタ・スナップイン(snap−in)により提供されることが好ましい、フィルタ基準に従いフィルタリングされる。
本発明の方法の上記実施形態の1つの態様では、追加情報は、NT−AE通知を作成したソースの名称を含む。これは、NT−AE通知を作成したコンピュータ名およびNT−AEの挿入ストリングを含むことが好ましい。挿入ストリングは、例えば、NT−AEを生成したコンポーネントを特定する。
本発明のデバイスは、NT−AEのNT−AE通知を追加情報にリンクするシステムイベントプロバイダと、OPCクライアントに提示するためにNT−AE通知と追加情報をOPC−AE通知としてパッケージするシステムイベントサーバとを含む。
本発明のデバイスの別の実施形態では、NT−AE通知は、フィルタ構成ツールまたはシステムイベントフィルタ・スナップインにより提供されることが好ましい、フィルタ基準に従いフィルタリングされる。
本発明のデバイスの上記実施形態の1つの態様では、追加情報は、NT−AE通知を作成したソースの名称を含む。これは、NT−AE通知を作成したコンピュータ名およびNT−AEの挿入ストリングを含むことが好ましい。挿入ストリングは、例えば、NT−AEを生成したコンポーネントを特定する。
本発明のデバイスのさらに別の実施形態では、NTイベントプロバイダはNT−AEを提供し、フィルタは、フィルタ基準を満たすNT−AE通知のみがシステムイベントプロバイダによってOPC−AEにリンクされるように、フィルタ基準に従いNT−AE通知をフィルタリングする。この実施形態の1つの態様では、NT−AEの1つまたは複数は、ソースによって生成され、このソースの状態を反映する条件イベントである。システムイベントプロバイダは、このソースの状態の変更により生成された複数の条件イベントのうちの後で発生する1つの条件イベントに合わせて、複数の条件イベントのうちの既に発生している1つの条件イベントの活動状態と非活動状態との間で状態を変更する。システムイベントプロバイダは、既に発生している条件イベントと後で発生する条件イベントのNT−AE通知を、OPCクライアントに提示するためにさらにOPC−AE通知にリンクする。
本発明の上記さらなる方法の別の態様によれば、イベントのソースは、特定のNT−AEを作成したコンピュータ名およびその特定のNT−AEの挿入ストリングを含む。
本発明の上記さらなる方法のさらに別の態様によれば、イベントのカテゴリは、デバイスの状態を含む。
本発明のコンフィギュレータの別の態様によれば、イベントのソースは、特定のNT−AE通知を作成したコンピュータ名およびその特定のNT−AEの挿入ストリングを含む。
・メニュー/ヘッダー−ウィンドウ上部に表示される共通のカスタマイズされた制御が、ウィンドウまたは項目の挙動を制御するために使用される。
・リゾルトペイン−コンソールウィンドウの右のペインは、そのスコープペインで選択された項目に関する情報を表示する。表示モードは、大アイコン、小アイコン、リスト、詳細を含む(デフォルト表示)。管理されたコンポーネントは、リゾルトペインのディスプレイにCustom Active X制御も提供することができる。
システムイベントプロバイダ
SEP 52は、増補するNTログイベントの同期化されたプロバイダである。これは、処理済みのNTログイベントを制限するためにフィルタテーブル84を使用し、OPC−AE準拠のイベントを生成するために必要なデータと共に通過するそれらのイベントを増す。それは、構成済みのアクティブディレクトリ範囲内のすべてのノードと、SRP 56を使用して同期が取られる、それらのイベントの1つのレポジトリを維持する。SEP 52は、イベントフィルタファイル内で定義されたイベントのタイプおよび属性に従い、イベントの配信および状態の管理を担当する。
同期を実行する場合、SEP 52は、同期化された表示内にある条件関連イベントの活動状態を、ローカルイベントマップに維持される状態で更新する。ローカルマップが同期化された表示に含まれる条件イベントを含まない場合、そのイベントはレポジトリで非活動化される。
WMIプロバイダオブジェクト
WMIプロバイダオブジェクトは、IWbemProviderInitインターフェースの「初期設定」メソッドと、IWbemServicesインターフェースのCreateInstanceEnumAsync(作成インスタンス列挙非同期)メソッドおよびExecMethodAsync(実行方法非同期)メソッドと、IWbemEventProverインターフェースのProvideEventsメソッドとを実施する。この初期設定メソッドは内部初期設定を実行する。CreateInstanceEnumAsyncメソッドは、内部イベントリスト内のすべてのエントリに関するインスタンスを作成し、IWbemObjectSinkインターフェースを介してそのインスタンスをクライアントに送る。ExecMethodAsyncメソッドにより2つのメソッド、AckEventとClearEventにアクセス可能である。これらは内部イベントリストを更新し、外部ノードに通知するためにSRPクライアントオブジェクトを呼び出す。ProvideEventsメソッドは、イベントが発生した際に使用するために、クライアントのIwbemObjectSinkインターフェースを取っておく。その取っておいたIWbemObjectSinkインターフェースを介してそのクライアントに通知するために、3つのコールバックメソッド、CreateInstanceEvent(作成インスタンスイベント)、ModifyInstanceEvent(修正インスタンスイベント)、およびDeleteInstanceEvent(削除インスタンスイベント)が実施される。CreateInstanceEventメソッドは、あるイベントがローカルに作成される際にはNTイベントプロバイダオブジェクトにより呼び出され、あるイベントが遠隔で作成される際にはSRPクライアントオブジェクトにより呼び出される。ModifyInstanceEventメソッドおよびDeleteInstanceEventメソッドは、あるイベントが遠隔で認知または削除される際にSRPクライアントにより呼び出される。
NTイベントクライアントオブジェクト
サーバ起動中、このサブシステムは、NTイベントログプロバイダに登録し、NTイベントファイルにイベントがロギングされた際に通知を要求する。インスタンス作成通知が受信されると、このサブシステムはイベントフィルタリングサブシステムを呼び出し、追加データにより1つのイベントを構築する。次いでサブシステムは、外部ノードに通知を送るためにSRPクライアントオブジェクトを呼び出す。
SRPクライアントオブジェクト
サーバ起動中、SRPクライアントオブジェクトはSRP 56に登録する。データの同期が即座に必要な場合、これはSyncWithSouceメッセージを受信する。内部イベントリストがデータの同期から外れているとSRP 56が判断した場合にも、これは定期的にSyncWithSourceメッセージを受信する。SyncWithSourceメッセージが受信された場合、これは、その外部ノード上のSEP 52に接続するためにそのメッセージの「ソース」プロパティを使用し、イベントリストを要求する。次いでこの内部イベントリストが新しいリストに置き換えられる。イベントが遠隔ノードで作成された場合、InstanceCreationメッセージが受信される。これは、その新しいイベントを内部イベントリストに追加し、クライアントに通知を送ることをWMIプロバイダオブジェクトに要求する。イベントが修正(認知)または作成された場合、このシナリオが適用される。イベントがローカルにロギングされる場合、NTイベントクライアントオブジェクトは、インスタンス作成メッセージを外部ノードに送るためにこのオブジェクトを呼び出す。クライアントによってイベントが認知または作成される場合、WMIプロバイダオブジェクトは外部ノードにインスタンス修正または削除メッセージを送るためにこのサブシステムを呼び出す。LostMsgErrorまたはDuplicateMsgErrorメッセージが受信された場合は、何の処置も取られない。
同期レポジトリプロバイダ
SRP 56は、SEP 52およびNSP 54の基礎的なコンポーネントである。SEP 52およびNSP 54は、登録済みインスタンスクラスの複合表示を提供する。SEP 52およびNSP 54は、SRP 56により実施されるコネクションレス型の信頼性のあるプロトコルにより、それぞれのレポジトリデータを取得する。
第1の実施形態の論理設計シナリオ
CAS 48は、サーバのタイプに応じて次に示すサービスを提供する。次に、サポートされるサーバのリストを示す。
・HCI管理状態サーバ
・非管理透過リダイレクタサーバ
・非管理OPCサーバ
CAS 48は、次に示すサービスをHCI管理サーバに提供する。
・ノード起動時における、オプションによるサーバの自動スタート
・サーバの起動、シャットダウン、およびチェックポイントを開始するためのメソッドをWMIクライアントに公開すること
・監視対象サーバ状態情報をWMIクライアントに公開すること
CAS 48は、次に示すサービスを非管理サーバに提供する。
・監視対象サーバ状態情報をWMIクライアントに公開すること
コンポーネント構成および報告されたコンポーネント状態に対する変更が制御プロセスに影響を及ぼすので、CAS 48は、SES 40に配信するようSEP 52によって選択されたWindows(登録商標)アプリケーションイベントログにイベントをロギングする。SES 40は、OPC−AEインターフェースを介して配信することのできるWindows(登録商標) OR NT−AE通知をOPC−AE通知に変換する。
表1に示すシナリオは、コンポーネントメソッド呼び出しを行うWMIクライアントを示す。シャットダウンメソッド呼び出しを使用したのは、クライアントがHCIコンポーネント上のあるメソッドを呼び出した場合に実行されるステップを説明するためにすぎない。他のコンポーネントメソッド呼び出しも、同じ手順に従う。
イベント イベントの記述
1 システム状態ディスプレイのユーザは、適切なコンポーネント上で右クリックし、 停止メニュー項目を選択する。
2 CAS 48は、その要求を受信し、HCIコンポーネント上のシャットダウンメ ソッドを開始する。
3 HCIコンポーネントは、シャットダウン動作を実行する。
4 CAS 48は、状態変更を検出し、すべての接続されたWMIクライアントに状 態変更を通知するコンポーネント修正イベントを作成する。
5 CAS 48は、状態変更をアプリケーションイベントログに記録する。
6 SEP 52は、この新しいイベントログのエントリを検出し、未認知状態のSR P 56に条件イベントを追加する。
新しいHCI管理コンポーネントがそのノードに追加される。CAS 48は新しいコンポーネントを自動的に検出する。このノードが起動され、CAS 48が開始され、表2に示すように、HCIコンポーネント構成ページを使用して新しいHCI管理コンポーネントが追加された。
イベント イベントの記述
1 CAS 48は、Windows(登録商標) 2000から、コンポーネント情 報を含んでいるレジストリキーが修正されたことを示す更新を受信する。
2 CAS 48は、新しいHCI管理コンポーネントを検出し、監視スレッドを開始 する。
管理コンポーネントは、IsManaged値をYes/Trueにセットしてお かなければならない。さもなければ、管理コンポーネントは無視される。例えば、 TRSはNo/Falseにセットされる。
3 CAS 48は、すべての接続されたWMIクライアントに新しいコンポーネント を通知するコンポーネント作成イベントを作成する。
4 監視スレッドは、コンポーネント起動が状態の監視を開始するまで待機する。
5 ローカルアプリケーションイベントログに、新しいコンポーネントが作成されたこ とを示すエントリが書き込まれる。
6 SEP 40が、そのイベントを検出し、それを追跡イベントとしてシステムイベ ントレポジトリに追加する。
HCI管理コンポーネントの構成が削除される。CAS 48は、その削除されたコンポーネントを自動的に検出する。ノードが起動され、CAS 48が開始される。表3に示すように、コンポーネントは停止され、ユーザはHCIコンポーネント構成ページを使用して管理コンポーネントを削除する。
イベント イベントの記述
1 CAS 48は、Windows(登録商標) 2000から、コンポーネント情 報を含んでいるレジストリキーが修正されたことを示す更新を受信する。
2 CAS 48は、修正されたレジストリキーを介してHCIコンポーネントの除去 を検出する。
3 CAS 48は、そのコンポーネントが削除されたことをWMI接続クライアントに通知するコンポーネント削除イベントを作成する。
4 CAS 48は、そのコンポーネントを監視するスレッドを停止する。
5 CAS 48は、削除中のコンポーネントに関するアプリケーションイベントログ に、そのコンポーネントが現在未認知状態であることを示すイベントを書き込む。
6 SEP 52は、この新しいイベントログのエントリを検出し、条件イベントをシ ステムイベントレポジトリに追加する。このイベントは「未認知」というOPCサ ーバ状態に割り当てられており、次に示すことを目的としてSES 40により使 用される。
1)削除されたコンポーネントと同一ソースのいかなる顕著なイベントでもAu toAckする。
2)削除されたコンポーネントと同一ソースの条件が通常状態に戻される。
7 ローカルアプリケーションイベントログ(イベント#2)に、1つのコンポーネン トが削除されたことを示すエントリが書き込まれる。
8 SEP 52は、そのイベントを検出し、それを追跡イベントとしてシステムイベ ントレポジトリに追加する。
イベント イベントの記述
1 管理コンポーネントAが状態を変更する(例えば、LCNPがTPNサーバで機能 停止した場合、状態を警告に変更することになる)。
2 CAS 48は、コンポーネント状態変更を検出し、WMIコンポーネント修正イ ベントによりその情報を公開する。
3 システム状態ディスプレイ46のようなすべての接続されたWMIクライアントは 、状態変更を示すWMIイベントを受信する。
4 コンポーネント状態変更が、アプリケーションイベントログに書き込まれる。
5 SEP 52は、この新しいイベントログのエントリを検出し、条件イベントを未 認知状態のシステムイベントレポジトリに追加する。
HCI管理状態コンポーネントは、監視対象デバイスの状態変更を検出する。この状態変更はCAS 48により検出され、接続されたWMIクライアントに公開される。このノードが起動され、CAS 48が開始され、表5に示すように、HCI状態コンポーネントAが実行中である。
イベント イベントの記述
1 状態コンポーネントAは実行中であり、監視対象デバイスが障害状態を報告する( 例えば、HBプロバイダがリンク障害を報告する)。
2 CAS 48が、デバイス状態変更を検出し、WMIコンポーネント修正イベント によりその情報を接続されたクライアントに公開する。
状態コンポーネントは、コンポーネント状態とデバイス状態の両方を報告する。
この場合、デバイスの状態だけが変更され、コンポーネント状態は未変更である。
3 システム状態ディスプレイ46のようなすべての接続されたWMIクライアントが 、状態変更を示すWMIイベントを受信する。
4 このデバイス状態変更が、アプリケーションイベントログに書き込まれる。これら のイベントは、システムイベント用のフィルタテーブルには追加されない。これは 、複数のコンピュータからの複製イベントを防止するために行われる。
5 SEP 52は、この新しいイベントログのエントリを検出し、条件イベントを未 認知状態のシステムイベントレポジトリに追加する。
透過リダイレクタサーバ(TRS)非管理コンポーネントは、CAS 48にその状態を監視するよう要求する。ノードが起動され、CAS 48が開始され、表6に示すように、TRSが起動中である。
イベント イベントの記述
1 TRSは、WMIによりローカルCAS 48に接続し、それ独自の名前およびI UnKnownポインタにより監視コンポーネントメソッドを呼び出す。
2 CAS 48は、そのコンポーネント名を一意とし、そのコンポーネントを監視す るために1つのスレッドを作成する。
一意の名前とする理由は、同一名/コンポーネントの複数のインスタンスがある 場合があるからである。
一意の名前はコンポーネントの名前である。
一意の名前は、新しいTRSインスタンスが、既に停止したそれ以前のインスタ ンス内にあるのと同じ名前を取得しないようにするために、再起動およびTRS シャットダウン後にも続ける必要がある。これは、既存のイベントを調停する際 に混乱を起こすことになる。
3 CAS 48は、メソッド呼び出しによりTRSに一意のコンポーネント名を戻す 。
コンポーネントの監視を停止するよう要求する際は、一意の名前が使用される。
4 CAS 48は、WMI接続クライアントに新しく監視されているコンポーネント を通知するために、コンポーネント作成イベントを作成する。
5 CAS 48は、アプリケーションイベントログに、コンポーネントが監視を受け ていることを示すエントリを書き込む。
6 SEP 52は、その新しいイベントログのエントリを検出し、追跡イベントをシ ステムイベントレポジトリに追加する。
透過リダイレクタサーバ(TRS)は、CAS 48に、その状態の監視を停止するよう要求する。ノードが起動され、CAS 48が開始され、表7に示すように、監視対象TRSがシャットダウンされる。
イベント イベントの記述
1 TRSは、WMIによってローカルCAS 48に接続し、監視コンポーネントメ ソッドにより戻された一意の名前により、未監視コンポーネントメソッドを呼び出 す。
2 CAS 48は、コンポーネント監視スレッドを停止する。
3 CAS 48は、削除中のコンポーネントに関するアプリケーションイベントログ に、そのコンポーネントが現在未知の状態にあることを示すイベントを書き込む。
4 SEP 52は、この新しいイベントログのエントリを検出し、システムイベント レポジトリに条件イベントを追加する。条件データベースのOPC A&Eイベン トを非活動化するために、このイベントはSES 40により使用される。
5 CAS 48は、WMI接続クライアントに、このコンポーネントは最早監視され ていないということを通知するために、コンポーネント削除イベントを作成する。
6 CAS 48は、アプリケーションイベントログに、このコンポーネントは最早監 視されていないということを示すエントリを書き込む。
7 SEP 52は、この新しいイベントログのエントリを検出し、追跡イベントをシ ステムイベントレポジトリに追加する。
ハートビートプロバイダ58は、ノードの健全性を示すためにハートビートメッセージを定期的にマルチキャストする。ノードが起動され、表8に示すように、ハートビートプロバイダ58が起動される。
イベント イベントの記述
1 ハートビートプロバイダ58は、マルチキャストするIsAliveメッセージを 開始する。
2 同じマルチキャストアドレスを監視中の他のハートビートプロバイダ58は、その IsAliveマルチキャストメッセージを受信し、そのノードを活動状態ノード のリストに追加する。
3 WMIインスタンス作成イベントがローカルWMIハートビートプロバイダで発生 した場合、その新しいノードに対してWMIクライアントの注意が喚起される。
このノードは、表9に示すように、機能停止またはシャットダウンする。
イベント イベントの記述
1 ノードが機能停止し、IsAliveハートビートメッセージの送信を中止する。
2 マルチキャストアドレスを監視中の他のハートビートプロバイダ58が、その機能 停止したノードに対する通信の障害を検出する。
3 ハートビートプロバイダ58は、ノードに対する参照を削除することにより、ノー ドの機能停止状態を反映する。
4 WMI削除インスタンスにより、その機能停止に対してWMIクライアントの注意 が喚起される。
5 ハートビートプロバイダ58は、アプリケーションイベントログにイベントをロギ ングする。
6 SEP 52は、イベントチェックフィルタテーブルを検出し、イベントを同期レ ポジトリに条件付きでロギングする。
注意:SESノードは、ハートビートプロバイダ58用のフィルタを有する唯一のノードである。これにより、ノード障害イベントの複数のコピーが防止される。
イベント イベントの記述
1 ユーザは、SEPフィルタスナップイン86を開始する。スナップイン86は、す べての登録済みメッセージテーブルをコンピュータに表示する。
2 ユーザは、所望のイベントをロギングするために使用されるメッセージテーブルを 選択する。スナップイン86は、すべての含んでいるメッセージをリゾルトペイン に表示し、既存のフィルタテーブルファイルからの追加の値を更新する。ファイル が存在しない場合は、変更が保存された際に作成される。
3 ユーザは、SEP 52によりロギングされるべきメッセージを選択し、イベント を翻訳するために必要とされる追加情報をOPCイベントに入力する。
4 ユーザはフィルタテーブル84を保存する。
5 フィルタテーブル84が、イベントをロギングするために必要となるすべてのコン ピュータに配信される(手動で、またはWin2Kオフラインフォルダにより)。
6 ユーザは、SEP 52サービスを停止し、再開する。
HCIネームサービスは、HCI/OPCサーバ別名のデータベースを構築し、維持する。クライアントアプリケーションは、そのサーバをホストするノードのCLSID、ProgID、および名前を見つけるために、ネームサービスを使用する。ネームサービスへのアクセスは、既に開発済みのHCIクライアントアプリケーションに後方互換性を提供するために、GetComponentInfo()と同様にHCIツールキットAPIに統合される。
イベント イベントの記述
1 ネームサービスがSRP 56に登録する。
2 ネームサービスは、同期ソースを要求するためにSRP 56に要求を送信する。
3 遠隔ノードのSRP 56が、その要求に応答する。
4 ネームサービスは、遠隔のネームサービスプロバイダにWMI接続を行うことによ り、応答側ノードと同期を取る。ネームサービスは、ソースノードのネームサービ スのすべてのインスタンスを列挙し、ホストのファイルエントリを除いてローカル レポジトリを初期設定する。
5 ネームサービスは、アクティブディレクトリ内のノードTPSDomain関連を 、そのノードが最後に起動された際に記録されたものと比較する。アクティブディ レクトリが使用可能でない場合、最後に記録されたTPSDomainが使用され る。
TPSDomainが記録されており、変更が検出された場合、ノードが別のTP SDomainに移動した場合に何が起こるかを記述したシナリオにスキップする 。
TPSDomainは、ノードのアクティブディレクトリ識別名に含まれる。ノー ドの識別名は、UNC形式でレジストリに登録される。
6 ネームサービスは、ローカルレジストリに局所的に登録されたコンポーネントを照 会し、名前の重複がないかチェックする。
1.NOTが見つかった場合、同期ネームサービスレポジトリにそのコンポーネント が追加される。
2.見つかり、すべての情報が同じ場合、さらなるアクションは要求されない。
3.見つかり、サーバがLocal Onlyの場合、それが複製エントリに取って 代わり、同期は取らない。
4.見つかり、それがドメインコンポーネントである場合、複製コンポーネント別名 イベントがアプリケーションログに書き込まれる。この複製されたイベントは、 システム状態ディスプレイ46に示されるように、システムイベントフィルタテ ーブル84内に構成される。
7 ネームサービスは、HCIホストのファイルを読み込み、名前の重複がないかチ ェックする。
1.NOTが見つかった場合、ローカルネームサービスレポジトリにそのコンポーネ ントが追加される。
2.見つかり、すべての情報が同じ場合、さらなるアクションは要求されない。
3.見つかり、情報が同じでない場合、複製コンポーネント別名イベントがアプリケ ーションログに書き込まれる。この複製されたイベントは、システム状態ディス プレイ46に示されるように、システムイベントフィルタテーブル84内に構成 される。
次に示すシナリオは、SES 40に対するOPCクライアント接続に関する詳細は記述しない。その代わり、このシナリオは、WMI対SES40の対話の背景の提供を試みる。
イベント イベントの記述
1 SES 40は、条件データベースを含むGOPC−AEオブジェクトの作成を含 めて、すべての要求された初期設定を開始し、実行する。
2 SES 40は、winmgmt(WMI)サーバを介してSEP 52に接続す る。
3 SES 40は、インスタンス作成および修正イベントに登録する。
4 SES 40は、すべての既存のイベントインスタンスを列挙し、OPC AEイ ンターフェースを介して条件データベースを更新する。
SES 40は、SEP 52インスタンス作成および修正イベントに加入する。SEP 52は、システムイベントのその同期レポジトリを、指定のアクティブディレクトリ範囲内にあるすべてのコンピュータと同期化した状態に保つためにSRP 56を利用する同期レポジトリである。この範囲は、UNC形式のアクティブディレクトリ経路で設定されたレジストリにより定義される。TPSドメインへの経路は、TPSドメイン組織ユニット(OU)を有するすべてのコンピュータが同期化されることを示す。ドメインレベルへの経路は、TPSドメインOUにかかわらず、ドメイン内のすべてのSEPを同期化する。この設定は、システムステータスディスプレイ46またはローカル構成ユーティリティから開始することのできる構成ページにより構成される。ユーザは、システムステータスディスプレイ46を開始する。表13に示すように、レジストリ構成が実行される必要があるので、すべてのコンピュータはオンラインであるべきである。
イベント イベントの記述
1 ユーザは、システム状態ディスプレイ範囲ペイン内のSES HCI Compo nentをホストするノード上で右クリックし、コンテキストメニューでHCI Component Entryを選択する。
2 HCIコンポーネント構成ページが表示される。
3 コンポーネントの別名を選択する。
4 HCIコンポーネント構成ページ内の複数のフィールドを回復する。
5 ユーザは、HCIコンポーネント特有情報の複数のフィールドを修正する(チェッ クポイントファイル位置、OPCメソッドアクセスセキュリティプロキシファイル )。
6 ユーザは、DSS特有構成ページを呼び出し、マルチキャスト範囲フィールドを修 正する。最上位の同期が「*」経路を範囲に適用し、その結果、IPマルチキャス トグループ内のすべてのノードが同期化される。
7 ユーザは、Applyを選択する。
8 データが、そのコンポーネントをホストするノードのレジストリに書き込まれる。 プロキシファイルが、そのコンポーネントをホストするノード上で自動的に作成さ れる。
次に、第2の好ましい実施形態を、図2〜4に示すのと同じノードコンピュータ34を追加の特徴と共に利用するシステム20に関して説明する。
フィルタ構成ツール
システムイベントフィルタ・スナップイン86は、システムステータスディスプレイ46と、そのための、キーボードおよび/またはマウス(図示せず)のような、NT−AEおよびその特性をユーザが入力するための入力装置とを含む。その特性は、NT−AE通知をOPC−AE通知に変換するための追加情報を含む。例えば、この特性は、イベントのタイプ(条件、単純、または追跡)、イベントのソース(テキストおよびNTイベントログ挿入ストリングにより示される)、イベントの重大度(規定の値またはロギングされた値)、イベントのカテゴリ(表26に例示の値に注意のこと)、イベントの条件(表26に例示の値に注意のこと)、イベントのサブ条件(イベントの条件に基づく)、およびイベントの属性(イベントのカテゴリにより定義される)を含むことができる。ユーザは、フィルタテーブル84にNTイベントを入力するためにシステムイベントフィルタ・スナップイン86を使用する。そのNTイベントは、そのためにその通知がOPC−AE通知への変換のために渡されるべきものである。
システムイベントサーバ(SES)の論理設計
再び図4を参照すると、SES 40は、NT−AE通知をOPC−AE通知として公開するHCI管理コンポーネントである。SES 40は、システムイベントを収集するためにいかなるOPC−AEクライアントでも使用することのできる、OPC−AE準拠インターフェースを公開する。SES 40は、規定のコンピュータのセットからイベントを収集するためにSEP 52を利用する。SEP 52は、ロギングされた複数のNT−AE通知を受信し、フィルタファイルに基づいてそれらの通知をフィルタリングする。そのフィルタを通過するNT−AE通知に、OPC−AE通知を生成するために必要とされる追加の質が補われる。SEP 52は、活動状態の条件関連イベントのマップを維持し、取って代わられた条件イベントの自動的な非活動化を提供する。SEP 52生成イベントが、OPC−AE通知として配信されるためにSES 40に渡される。SES 40は、イベントデータをOPC−AE通知としてパッケージし、条件関連OPC−AEの状態を追跡するために使用されるローカル条件データベースを維持することを担当する。
イベント増補
OPC−AE通知を作成する際にNTログイベント情報を増補するために要求される追加データを定義するために、システムイベントフィルタ・スナップイン86が使用される。システムイベントフィルタ・スナップイン86はOPC−AEタイプを構成し、そのイベントがACK可能か否かにかかわらず、その項目が条件関連の場合はその条件がそのイベントに割り当てられる。イベントが条件関連イベントのタイプであると定義されている場合、そのイベントは単発イベント(INACTIVE)であるか、または対応する通常状態復帰イベント(ACTIVE)を公開する条件である場合がある。ACTIVEと示されたイベントは、その条件を非活動化するよう定義された関連付けられたイベントを有する必要がある。
イベントの保守
SES 40は、SEP 52生成イベントに加入する。SEP 52は、SRP 56によりすべてのノードにわたり同期化される、条件関連イベントの状態を保守することを担当する。すべての条件関連イベントおよびそれらの状態への変更は、認知を含めて、構成されたアクティブディレクトリ範囲内に含まれるすべてのSEPに及ぶものである。既存の条件に対するすべての新しい条件および変更は、OPCConditionEventNotificationsを生成する。含まれるChangeMaskは、変更済みの条件に対する値を反映する。条件が認知された場合、SEP 52は追跡イベントを生成する。
イベントの回復
すべての条件イベントは、SEP 52レポジトリで維持される。SEP 52レポジトリは、その構成された範囲内にあるすべてのノードにわたり同期化される。そのネットワーク接続を失うかまたはクラッシュするいかなるノードでも、その条件が訂正された場合は、複数の同期化した表示のうちの1つの表示で、それ自体の表示をリフレッシュする。条件イベントは、そのイベントのソースであるノードにより維持される。同期化中に現在のローカル状態と一致しないローカルノードをソースとするものであると示された条件イベントは、SEP 52により非活動化される。
ブラウジング
SES 40は、階層ブラウジングをサポートする。構成済みSEP52範囲内に含まれるアクティブディレクトリオブジェクトにより、エリアが定義される。階層エリア構文は、アクティブディレクトリ命名条件とは逆順であり、順序を入れ替える必要がある。エリア名の形式は、
\\RootArea\Area1\Area2
である。ここで、RootArea、Area1、およびArea2は、アクティブディレクトリドメインまたは組織ユニットオブジェクトであり、Area2はArea1により含まれ、Area1はRootAreaにより含まれる。
イネーブル/ディセーブル
1つのSES上の複数のイベントのイネーブルまたはディセーブルは、他のSESが同じ範囲内にあるか異なる範囲内にあるかにかかわらず、それらのSESには影響を与えない。宛先変更マネージャ(RDM)が使用される場合、RDMは、重複しているSES接続上のエリアおよびソースをイネーブルまたはディセーブルし、同期化した表示を保全する。イネーブル/ディセーブルは、同一SESに接続されたすべてのクライアントに及ぶ。
SESサブシステム
SES 40は、OPC互換警報およびイベント(AE)インターフェースを提供するために、HCI実行時を利用する。HCI実行時およびGOPC_AEオブジェクトは、すべてのOPCクライアント通信および条件データベースの維持を実行する。デバイス特有サーバの機能は、SESデバイス特有オブジェクト(DDSObject)で実施される。このオブジェクトは、SEP 52からイベントを取り出し、SEP 52イベント通知をGOPC_AEに転送する、イベント管理オブジェクトの単一インスタンスを作成する。さらに、単一オブジェクトは、サーバエリアおよび含まれるソースを定義するために使用されるアクティブディレクトリ構成の表示を維持する。
SES内のデータベース
次に示す参照マップが維持される。
階層エリアおよびソースマップ アクティブディレクトリコンテナ(エリア)と含まれ るイベントソースとを表すオブジェクトの階層マッピ ング。このマップは、エリア内複数エリアおよびエリ ア内複数ソースを戻すために使用される。アクティブ ディレクトリ階層内の変更を特定するために、アクテ ィブディレクトリの定期的スキャンを実行する際にも 使用される。
WMIイベントガイドへのOP
Cイベントのクッキーのマップ
OPCクライアントが1つのイベントを認知する場合 にWMIインスタンス署名を検索するために使用され る。
SES 40動作を監視するために、次に示す性能カウンタが維持される。
カウンタ タイプ 記述
接続されたクライアント RAWCOUNT 現在のクライアント接続数(予約され ていないDssObjectインスタ ンス)
ロギングされたイベント RAWCOUNT サーバ起動以来処理されたイベント数
秒当たりのロギングされ
たイベント COUNTER 過去1秒間に処理されたイベント数( 「ロギングされたイベント」から導出 )
ロギングされた条件イベント RAWCOUNT サーバ起動以来処理されたACK可能 なイベント数
秒当たりのロギングされた
条件イベント COUNTER 過去1秒間に処理されたACK可能な イベント数(「ロギングされたACK 可能なイベント」から導出)
ロギングされた単純イベント RAWCOUNT 受信した単純イベント数
秒当たりのロギングされた
単純イベント COUNTER 過去1秒間に処理された単純イベント 数(「ロギングされた単純イベント」 から導出)
ロギングされた追跡イベント RAWCOUNT 受信した追跡イベント数
秒当たりのロギングされた
追跡イベント COUNTER 過去1秒間に処理された追跡イベント 数(「ロギングされた追跡イベント」 から導出)
システムイベントサーバ(SES)内のインターフェース
図5を参照すると、SES 40は、OPC−AEクライアント80に対して複数のインターフェース90を公開する。インターフェース90は、HCI実行時コンポーネント92により実現される。内部では、SES 40が、標準HCI実行時定義インターフェースを介してHCI実行時コンポーネント92と通信する、DSSオブジェクト94として示されるデバイス特有サーバオブジェクトを実施する。DSSオブジェクト94は、すべてのサーバ特有実施態様を提供する。
IHciDeviceSpecific_Common、IHciDeviceSpecific_AE、IHciDeviceSpecific_Security、IHciDeviceSpecificCounters、およびIHciDeviceインターフェースを実施する。
HsiEventLogAPIを使用して、サーバイベントロギングが実行される。SES 40に対するHCIコンポーネント構成値が、ITpsRegistryインターフェースを使用して取り出される。
第2の実施形態の論理設計シナリオ
管理コンポーネントは、状態をFAILED状態に変更する。表16に示すように、条件イベントは、OPCクライアントに対して生成する必要がある。
イベント イベントの記述
1 管理コンポーネントがFAILED状態に入る。
2 CAS 48は、その状態変更を検出し、Window(登録商標)イベントをロ ギングする。
3 SEP 52サービスは、このイベントの通知を受け、そのフィルタテーブルを検 査する。
4 コンポーネント状態変更イベントが、フィルタテーブルで活動状態条件関連イベン トと示される。
5 TPS_SysEvtクラスインスタンスが作成され、フィルタテーブル情報がイ ベントオブジェクトに設定される。
6 SEP 52が、現在活動状態にある条件イベントに関するソース対条件イベント のそのマップをチェックし、何も見つからない。
7 SEP 52が、_InstanceCreationEventを作成し、TP S_SysEvtインスタンスを挿入する。_InstanceCreation EventをSRP 56に渡す。
8 SRP 56は、この_InstanceCreationEventをすべての SEP 52に配信(マルチキャスト)する。
9 すべてのSEPは、そのイベントを受信し、受信したイベントを接続されたクライ アントに通知する。
10 SES 40は、そのイベント通知を受信する。
11 そのイベント情報は、OPC−AEイベント通知に変換され、1つまたは複数の 加入OPC−AEクライアントに送られる。
管理コンポーネントは、既にWARNING状態に入っている。これにより、活動状態条件警報が生成された。次にこのコンポーネントはFAILED状態に移行し、新しい活動状態条件を生成する。表17に示すように、以前の条件は最早活動状態ではない。
イベント イベントの記述
1 管理コンポーネントが、WARNING状態からFAILED状態に移行する。
2 CAS 48は、この状態変更を検出し、Window(登録商標)イベントをロ ギングする。
3 SEP 52サービスは、このイベントの通知を受け、そのフィルタテーブルを検 査する。
4 コンポーネント状態変更イベントが、フィルタテーブルで活動状態条件関連イベン トと示される。
5 TPS_SysEvtクラスオブジェクトが作成され、フィルタテーブル情報が設 定される(EventB)。
6 SEP 52は、現在活動状態にある条件イベントに関するソース対条件イベント のそのマップをチェックし、WARNING条件警報が見つかる(EventA) 。
7 (EventA)WARINING条件警報を含むTPS_SysEvtオブジェ クト(ステップ6にある)がINACTIVEに設定される。
8 (EventA)SEP 52は、_InstanceModification Eventを作成し、その非活動化されたWARNING条件イベントTPS_S ysEvtオブジェクトを挿入する。
9 (EventA)SEP 52は、修正イベントをSRP 56に発行し、SRP 56はそのイベントをすべてのSEPに配信する。
10 (EventA)すべてのSEP 52は、そのイベントを受信し、受信したイ ベントを接続されたクライアント(SES)に通知する。
11 (EventA)SES 40は、非活動化されたWARNING条件イベント 通知を受信する。
12 (EventA)非活動化されたイベント情報がOPC−AEイベント通知に変 換され、1つ以上の加入OPCクライアントに送られる。
13 (EventB)SEP 52は、_InstanceCreationEve ntを作成し、新しいFAILED条件イベントTPS_SysEvtオブジェク トを挿入する。
14 (EventB)SEP 52は、_InstanceCreationEve ntをSRP 56に発行し、SRP 56はそのイベントをすべてのSEP 5 2に配信する。
15 (EventB)すべてのSEP 52は、そのイベントを受信し、受信したイベ ントを接続されたクライアント(SES)に通知する。
16 (EvnetB)SES 40は、非活動化されたWARNING条件イベント通 知を受信する。
17 (EventB)そのイベント情報は、OPC−AEイベント通知に変換され、1 つ以上の加入OPCクライアントに送られる。
障害のある管理コンポーネント(活動状態にあるイベントが存在する)が再開され、最終的にIDLE状態に移行する。これは、表18に示すように、システムイベントフィルタテーブルで通常状態復帰と示される。
イベント イベントの記述
1 管理コンポーネントは、IDLE状態に移行する。
2 CAS 48は、この状態変更を検出し、Windowイベントをロギングする。
3 SEP 52サービスは、このイベントの通知を受け、そのフィルタテーブルを検 査する。
4 コンポーネント状態変更イベントが、フィルタテーブルで非活動状態の未認知条件 関連イベントと示される。
5 SEP 52は、現在活動状態にある条件イベントに関するソース対条件イベント のそのマップをチェックし、FAILED条件警報が見つかる。
6 FAILED条件警報を含むTPS_SysEvtオブジェクト(ステップ5にあ る)がINACTIVEにセットされる。
7 SEP 52は、_InstanceModificationEventを作成 し、その非活動化されたFAILED条件イベントTPS_SysEvtオブジェ クトを挿入する。
8 SEP 52は、修正イベントをSRP 56に発行し、SRP 56はそのイベ ントをすべてのSEP 52に配信する。
9 すべてのSEP 52は、そのイベントを受信し、受信したイベントを接続された クライアント(SES)に通知する。
10 SES 40は、非活動化されたWARNING条件イベント通知を受信する。
11 非活動化されたイベント情報は、OPC−AEイベント通知に変換され、1つま たは複数の加入OPCクライアントに送られる。
イベントは、下のシステムステータスディスプレイ46または別のSES(SEPを介して)から認知するか、または上のHCI実行時インターフェースから認知することができる。このシナリオで、認知はSEP 52にまであがってくる。認知が別のSESノード由来かシステム管理ディスプレイ由来かにかかわらず、動作は同じである。
イベント イベントの記述
1 ユーザは、システム状態ディスプレイ46からのイベントをACKする。システム 状態ディスプレイ46は、SEP 52上のACKメソッドを呼び出す。
2 SEP 52は、そのレポジトリ内にある参照されるTPS_SysEvtオブジ ェクトを検索し、ACKされたプロパティをTRUEにセットする。Modifi cationSourceプロパティは、ローカルコンピュータ名にセットされる 。
3 SEP 52は、参照されるイベントオブジェクトに対して_InstanceM odificationEventを生成し、修正されたTPS_SysEvtオ ブジェクトを挿入する。
4 SEP 52は、条件認知を追跡するために追跡イベントと解釈されるべきNTイ ベントをロギングする。
5 SEP 52は、そのイベントをSRP 56に発行し、SRP 56はそのイベ ントをすべてのSEP52に配信する。
6 すべてのSEP 52は、そのイベントを受信し、受信したイベントを接続された クライアントに通知する。
7 SES 40は、イベント修正通知を受信する。
8 認知されたイベント情報は、OPC−AEイベント通知に変換され、1つまたは複 数の加入OPCクライアントに送られる。
表20に示すように、OPCクライアントは、活動状態にある条件イベントを認知する。
イベント イベントの記述
1 ユーザは、OPCクライアントからのイベントを認知する。
2 SES 40は、クッキーにより署名されたWMIイベントを検索する。
3 SES 40は、ステップ2で取り出されたイベント署名に対してSEP ACK ()メソッドを呼び出す。
4 SEP 52は、指定されたイベントACKおよびModificaitonSo urceプロパティを修正する。
5 SEP 52は、_InstanceModificationEventを生成 し、それに修正されたTPS_SysEvtをポピュレートし、それをSRP 5 6に送信する。
6 SRP 56は、その修正イベントをすべてのSEP 52に送る。
7 SEP 52は、その変更通知を受信し、ローカルレポジトリを更新し、その変更 をSES 40に転送する。
8 SES 40は、その変更通知を受信する。
9 ACK状態が既に修正されているので、変更はなく、1つまたは複数のOPCクラ イアントに対してイベントは生成されない。
注意:重複しているSESの観点からすると、ACK状態は異なり、重複している サーバ上の1つまたは複数のOPCクライアントおよびその重複しているサーバに 接続されたいかなるクライアントに対しても条件変更が生成される。
非活動状態にあるイベントが、SEP WMIインターフェース(例えば、システムステータスディスプレイ46)を介して認知される。表21に示すように、非活動状態にある、認知されたイベントが、イベントレポジトリから除去される。
イベント イベントの記述
1 ユーザは、システム状態ディスプレイ46からのイベントをACKする。システム 状態ディスプレイ46は、SEP 52上のACKメソッドを呼び出す。
2 SEP 52は、参照されるTPS_SysEvtオブジェクトを検索し、そのイ ベントが非活動状態であることを確認する。ACKされたプロパティがTRUEに セットされる。ModificationSourceプロパティが、ローカルコ ンピュータ名にセットされる。
3 このイベントは、現在非活動状態であり、かつ認知されているので、SEP 52 は、_InstanceDeletionEventを生成し、その修正されたT PS_SysEvtオブジェクトを挿入する。
4 SEP 52は、条件認知を追跡するために追跡イベントと解釈されるべきNTイ ベントをロギングする。
5 SEP 52は、そのイベントをSRP 56に発行し、SRP 56はそのイベ ントをすべてのSEP52に配信する。
6 すべてのSEP 52は、そのイベントを受信し、受信したイベントを接続された クライアント(SES)に通知する。TPS_SysEvtオブジェクトがSEP イベントレポジトリから除去される。
7 SES 40は、イベント削除通知を受信する。
8 認知されたイベント情報は、OPC−AEイベント通知に変換され、1つまたは複 数の加入OPCクライアントに送られる。
OPCクライアントは、非活動状態にある条件イベントを認知する。表22に示すように、その非活動状態にある、認知されたイベントが、イベントレポジトリから除去される。
イベント イベントの記述
1 ユーザは、OPCクライアントからのイベントを認知する。
2 SES 40は、クッキーにより署名されたWMIイベントを検索する。
3 SES 40は、上記で取り出されたイベント署名を使用してSEP ACK() メソッドを呼び出す。
4 SEP 52は、参照されるTPS_SysEvtオブジェクトを検索し、そのイ ベントが非活動状態であることを確認する。ACKされたプロパティがTRUEに セットされる。ModificationSourceプロパティが、ローカルコ ンピュータ名にセットされる。
5 そのイベントは、現在非活動状態であり、かつ認知されているので、SEP 52 は、_InstanceDeletionEventを生成し、その修正されたT PS_SysEvtオブジェクトを挿入する。
6 SEP 52は、条件認知を追跡するために追跡イベントと解釈されるべきNTイ ベントをロギングする。
7 SEP 52は、そのイベントをSRP 56に発行し、SRP 56はそのイベ ントをすべてのSEP52に配信する。
8 すべてのSEP 52は、そのイベントを受信し、受信したイベントを接続された クライアント(SES)に通知する。1つまたは複数のSES 52は、それら自 体のレポジトリからTPS_SysEvtオブジェクトを除去する。
9 SES 40は、イベント削除通知を受信する。
10 条件は既に削除されているので、1つまたは複数のOPCクライアントに対して イベントは生成されない。
注意:重複しているSESの観点からすると、ACK状態は異なり、重複している サーバ上の1つまたは複数のOPCクライアントおよびその重複しているサーバに 接続されたいかなるクライアントに対しても条件変更が生成される。
FAILEDの管理コンポーネントが再開され、最終的にIDLE状態に移行する。これは、表23に示すように、システムイベントフィルタテーブルで通常状態復帰条件イベントと示される。
イベント イベントの記述
1 管理コンポーネントが、IDLE状態に移行する。
2 CAS 48は、この状態変更を検出し、Window(登録商標)イベントをロ ギングする。
3 SEP 52サービスは、イベントの通知を受け、そのフィルタテーブルを検査す る。
4 コンポーネント状態変更イベントが、フィルタテーブルで非活動状態にある、未認 知可能条件関連イベント(通常状態に戻る)と示される。
5 SEP 52は、現在活動状態にある条件イベントに関するソース対条件イベント のそのマップをチェックし、FAILED条件警報が見つかる。
6 FAILED条件警報を含むTPS_SysEvtオブジェクトがINACTIV Eにセットされる。
7 このイベントは、現在非活動状態であり、かつ認知されているので、SEP 52 は、_InstanceDeletionEventを生成し、修正されたTPS _SysEvtオブジェクトを挿入する。
8 SEP 52は、条件認知を追跡するために追跡イベントと解釈されるべきNTイ ベントをロギングする。
9 SEP 52は、イベントをSRP 56に発行し、SRP 56はそのイベント をすべてのSEP52に配信する。
10 すべてのSEP 52は、そのイベントを受信し、受信したイベントを接続され たクライアント(SES)に通知する。1つまたは複数のSEPは、それら自体 のレポジトリからTPS_SysEvtオブジェクトを除去する。
11 SES 40は、イベント削除通知を受信する。
12 認知されたイベント情報は、OPC−AEイベント通知に変換され、1つまたは 複数の加入OPCクライアントに送られる。
表24に示すように、OPCクライアントは、SESのインスタンスを作成し、イベント通知に加入する。
イベント イベントの記述
1 OPCクライアントが、SES 40のアウトオブプロセスインスタンスを作成す る。
2 SES 40サーバオブジェクトが作成され、アウトオブプロセスクライアントに 対してインターフェースが整理される。
3 OPCクライアントは、インプロセスIOPCEventSinkオブジェクトを 作成する。
4 OPCクライアントは、IOPCEventServer::CreateEve ntSubscription()の呼び出しから、IConnectionPo intContainerインターフェースを得る。
5 OPCクライアントは、クライアントIOPCEventSinkオブジェクトの IUnkownポインタを通過させるSES 40のIconnectionPo intContinerインターフェース上でAdvise()を呼び出す。
6 このインターフェース上のIOPCEventSubscriptionMgt2 インターフェースに対するOPCクライアントQlsが、CreateEvent Subscription()から戻る。
7 OPCクライアントは、コールバックインターフェース上のハートビートの賦活間 隔をセットするために、IOPCEventSubscriptionMgt2: :SetKeepAlive()を呼び出す。
8 SES 40は、IOPCEventSink::OnEvent()メソッドを 使用してクライアントに新しいイベントを送信する。賦活が満了する間際になって もイベントがまったく生成されていない場合、1つの賦活が生成される。
OPCクライアントは、SES 40のインスタンスを作成し、イベント通知に加入する。表25に示されるように、コールバック接続が失われる。
イベント イベントの記述
1 表27「OPCクライアントがSESイベントに加入する」にあるように、OPC クライアントがSESイベントに加入する。
2 ネットワークまたは他の接続が、接続されたOPCクライアントに対するコールバ ック接続を変則的に切断する。
3 特定の保持活動間隔が満了するまで、OPCクライアントはイベントを受信しない 。
4 OPCクライアントが、接続ポイントにUnadvise()する(問題が厳密に コールバックに関する事項である場合)。
5 Unadviseが成功した場合、クライアントは複数のイベントへの再加入を選 択することができる。
6 Unadviseが失敗した場合、クライアントは、そのSES参照を解放し、再 度完全な再接続シナリオを実行する。
注意:多くの場合、これは、「いかなる」コールバック問題に対しても好ましい処 置である。SESの新しいインスタンスを解放し、再インスタンス生成することに より、DCOMは、そのキャッシュから古いインターフェースを確実にフラッシュ する。
頑強性および安全性
HCI実行時は、OPC−AEコールバックに対してハートビートを実施する。クライアントは、そのコールバック接続が動作可能であることを確認するためにこのハートビートを使用する。SES 40は、宛先変更マネージャ(RDM)を使用して重複した動作をサポートする。SES 40は、それ自体が重複した構成で動作中であることに気付いていない。重複しているSES 40サーバにアクセスようにRDMを構成し、その構成がSES 40の2つのインスタンス間で確実に互換性を有するようにすることは、ユーザの責任である。1つのSESサーバまたはそれが実行中のノードが機能しなくなった場合、そのフェイルオーバータイムはRDMに関して記録した通りである。イベントレポジトリの実際の状態は、すべてのノード上の同期化されたSEP 52レポジトリで維持されるので、Direct StationsからはSESは同じに見える。
システムイベントフィルタ・スナップイン
システムイベントフィルタ・スナップイン86ツールは、OPC警報およびイベントに関連付けられた付加的なイベントプロパティを定義するための機構を提供する、Microsoft社のManagement Consoleスナップインである。システムイベントフィルタ・スナップイン86は、Windows(登録商標) Registryに登録されたWindows(登録商標) NT Eventカタログファイルを選択するための機構を提供する。イベントソースは、メッセージカタログに関連付けられたソースのリストから選択され、そのカタログに含まれるイベントのリストが表示される。OPCイベントとしてのWindows(登録商標) NT Eventの構成は、構成「ウィザード」により実行される。
表26−イベントのタイプ、カテゴリ、および条件名
イベントの イベントのカテゴリ 条件名 記述
タイプ /カテゴリID
関連条件 条件関連イベントは、活動状態 に割り当てることのできる認知 可能イベントである。活動状態 が1つのイベントに割り当てら れた場合、ソースが通常状態に 戻った際にロギングされる別の イベントを特定する必要がある 。
システム警報/ SYSERROR 特定のコンポーネント、ノード
0×3003 、またはネットワークに対して
分離不可能な、ACK可能な、 非活動状態にあるシステムエラ ー。ソースは、その条件を出し たノードの名前である。
NODEERROR ACK可能な、非活動状態にあ
るコンピュータのプラットフォ ーム(ノード)エラー。ソース はノード名である。
NETERROR ACK可能な、活動状態/非活
動状態にあるネットワークエラ ー。ソースは、その条件を出し たノードの名前で修飾された 「ネットワーク」またはネットワ ーク(セグメント)名である。
NETREDERROR 重複した対の1つのリンクによ るACK可能な、活動状態/非 活動状態にある問題。ソースは 、その条件を出したノードの名 前で修飾されたリンクの名であ る。
MANCOMPERROR ACK可能な、活動状態にある 管理コンポーネントエラー。ソ ースは、ノード名で修飾された コンポーネント名または別名で ある。コンポーネント名に対す る挿入ストリングは必須である 。非活動化するには、同じ条件 名で特定されたイベントをロギ ングし、ACK可能でない、非 活動状態にセットする。
SYSCOMPERROR ACK可能な、非活動状態にあ る汎用システムコンポーネント エラー。ソースは、ノード名で 修飾されたコンポーネント名で ある。コンポーネント名に対す る挿入ストリングは必須である 。
ANY VALID ACK可能でない、非活動状態
CONDITION NAME にある、エラーなし/通常状態
SET TO NOT 復帰条件。この条件は、OPC
ACKABLE AND イベントとして直接は渡されな
INACTIVE いが、命名された条件イベント
を非活動状態に変更するために 使用される。SEPは、同じソ ースおよび条件名の活動状態に ある条件を求めてレポジトリを 検索する。見つかった場合、そ のイベントは非活動状態で更新 される。活動状態にある条件が 見つからなかった場合、OPC イベントが生成される。
OPC_SERVER_ ACK可能な、活動状態にある
DEVCOMMERROR OPCサーバは、基礎となるデ
ERROR/0×3004 バイスと通信することができな
い。ソースは、ノード名で修飾 されたサーバ名または別名であ る。対応する通信回復条件も指 定する必要がある。
単純 ACK可能でない、非活動状態 にある単純イベントは、履歴は あるかも知れないが、イベント ビューワには表示されない単発 イベントである。
デバイス障害/0×1001
システムメッセージ/0×1003
追跡 ACK可能でない、非活動状態 にある追跡イベントは、システ ムイベントレポジトリで保持さ れない単発イベントである。
プロセス変更/0×2001 対話ユーザまたは制御アプリケ ーションプログラムによるプロ セスパラメータの修正。これは 、SEPログ条件追跡イベント を含む。
システム変更/0×2002 構成変更以外のシステムの修正 、例えばオペレータのログオン またはログオフ
システム構成/0×2003 システム構成の修正、例えばT PSドメインへのノードの追加 (AD変更が検出された際にS ESによりロギングされる)。
Windows(登録商標)またはNTイベントの重大度が必ずしも所望のOPCイベントの重大度に直接的に翻訳されるわけでないので、OPCイベントの重大度を各イベントのタイプに割り当てる必要がある。表27に、OPCの重大度の範囲とそれに相当するCCA/TPS優先権(参照用)とを示す。フィルタテーブルで0という重大度が指定された場合、もとのNTイベントに割り当てられたイベントの重大度は、事前に割り当てられたOPCの重大度値に翻訳される。
割り当てられた重大度 変換 相当するCCA/TPS優先権
0 NTイベントがロギングされた際 N/A
に割り当てられたイベントの重大度
を使用する(下記)
200(OPC範囲1−400) 成功または情報 Info(通常は表示されないが 、記録することができる)
500(OPC範囲401−600) 警告 低
700(OPC範囲601−800) エラー 高
900(OPC範囲801−1000) 緊急または非常事態
システムイベントフィルタ内データベース
システムイベントフィルタは、FiltersディレクトリのXMLファイルに格納される。
Claims (56)
- OPCクライアントに対するOPC警報およびイベント(OPC−AE)ならびにNT警報およびイベント(NT−AE)の通知の方法において、
NT−AEのNT−AE通知をOPC−AE通知に変換するステップと、
前記OPC−AE通知を前記OPCクライアントに提示するステップと
を含む方法。 - 前記NT−AEをフィルタ基準に従いフィルタリングするステップ
をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 前記フィルタ基準はフィルタ構成ツールにより提供される、請求項2に記載の方法。
- 前記フィルタ基準はシステムイベントフィルタ・スナップインにより提供される、請求項2に記載の方法。
- 前記変換するステップは、前記OPC−AE通知を提供するために前記NT−AE通知に追加情報を付加する、請求項1に記載の方法。
- 前記追加情報は、前記NT−AE通知を作成したソースの名称を含む、請求項5に記載の方法。
- 前記ソースの名称は、前記NT−AE通知を作成したコンピュータ名および前記NT−AEの挿入ストリングを含む、請求項5に記載の方法。
- 前記挿入ストリングは、前記NT−AEを生成したコンポーネントを特定する、請求項7に記載の方法。
- 前記追加情報は、イベントの重大度を含む、請求項5に記載の方法。
- 前記イベントの重大度はNT準拠の重大度であり、前記変換するステップは、前記NT準拠の重大度のOPC準拠の重大度への変換を提供する、請求項9に記載の方法。
- 前記変換は、規定の重大度値に基づく、請求項10に記載の方法。
- 前記変換は、前記NT−AE通知のロギングされた重大度値に基づく、請求項11に記載の方法。
- 前記追加情報は、イベントのクッキー、ソースの名称、イベントの重大度、イベントのカテゴリ、イベントのタイプ、イベントの認知可能性、およびイベントの認知状態からなるグループから選択された1つまたは複数の項目である、請求項5に記載の方法。
- 前記OPCクライアントは、前記NT−AE通知を作成したソースのローカルまたは遠隔にある、請求項1に記載の方法。
- 前記提示するステップは、マルチキャストリンクを介して前記OPC−AE通知を前記OPCクライアントに提示する、請求項1に記載の方法。
- 前記NT−AEは、条件イベント、単純イベント、または追跡イベントを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記条件イベントの少なくとも1つは、特定ソースの状態を反映する、請求項16に記載の方法。
- 前記OPC−AE通知を、マルチキャストリンクを介して複数のノード間で同期を取るステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 前記OPC−AE通知は、OPC−AEインターフェースまたはWMIインターフェースを介してアクセス可能である、請求項1に記載の方法。
- OPCクライアントにOPC警報およびイベント(OPC−AE)ならびにNT警報およびイベント(NT−AE)を通知するためのデバイスにおいて、
NT−AEのNT−AE通知を追加情報にリンクするシステムイベントプロバイダと、
前記OPCクライアントに提示するために前記NT−AE通知と前記追加情報とをOPC−AE通知としてパッケージするシステムイベントサーバと
を含むデバイス。 - 前記NT−AE通知をフィルタ基準に従いフィルタリングするフィルタをさらに含む、請求項20に記載のデバイス。
- 前記フィルタ基準がフィルタ構成ツールにより提供される、請求項21に記載のデバイス。
- 前記フィルタ基準がシステムイベントフィルタ・スナップインにより提供される、請求項21に記載のデバイス。
- 前記追加情報は、前記NT−AE通知を作成したソースの名称を含む、請求項20に記載のデバイス。
- 前記ソースの名称は、前記NT−AEを作成したコンピュータ名および前記NT−AEの挿入ストリングを含み、前記NT−AEが条件イベントである、請求項24に記載のデバイス。
- 前記挿入ストリングは、前記NT−AEを生成したコンポーネントを特定する、請求項25に記載のデバイス。
- 前記追加情報は、イベントの重大度を含む、請求項20に記載のデバイス。
- 前記イベントの重大度はNT準拠の重大度であり、前記システムイベントプロバイダが、前記NT準拠の重大度のOPC準拠の重大度への変換を提供する、請求項27に記載のデバイス。
- 前記変換は、規定の重大度値に基づく、請求項28に記載のデバイス。
- 前記変換は、前記NT−AE通知のロギングされた重大度値に基づく、請求項28に記載のデバイス。
- 前記追加情報が、イベントのクッキー、ソースの名称、イベントの重大度、イベントのカテゴリ、イベントのタイプ、イベントの認知可能性、およびイベントの認知状態からなるグループから選択された1つまたは複数の項目を含む、請求項20に記載のデバイス。
- 前記OPCクライアントが、前記NT−AE通知を作成したソースのローカルまたは遠隔にある、請求項20に記載のデバイス。
- マルチキャストリンクを介して前記OPC−AE通知を前記OPCクライアントに提示する同期レポジトリプロバイダをさらに含む、請求項20に記載のデバイス。
- 前記イベントが、条件イベント、単純イベント、または追跡イベントである、請求項20に記載のデバイス。
- 前記条件イベントの少なくとも1つは、特定ソースの状態を反映する、請求項34に記載のデバイス。
- 前記OPC−AE通知を、マルチキャストリンクを介して複数のノード間で同期を取るための同期レポジトリをさらに含む、請求項20に記載のデバイス。
- 前記OPC−AE通知は、OPC−AEインターフェースまたはWMIインターフェースを介してアクセス可能である、請求項20に記載のデバイス。
- 前記システムイベントサーバは、前記OPC−AE通知を前記OPCクライアントに提供する、請求項20に記載のデバイス。
- 前記システムイベントプロバイダは、WMIインターフェースを介して前記システムイベントサーバと通信する、請求項20に記載のデバイス。
- 前記NT−AE通知を提供するNTイベントプロバイダと、
前記フィルタ基準を満たすNT−AE通知のみが前記システムイベントプロバイダによってOPC−AE通知にリンクされるように、フィルタ基準に従い前記NT−AE通知をフィルタリングするフィルタと
をさらに含む、請求項20に記載のデバイス。 - 前記NT−AE通知の1つまたは複数は、ソースによって生成され、前記ソースの状態を反映する条件イベントであり、前記ソースの状態の変更により生成された前記複数の条件イベントのうちの後で発生する1つの条件イベントに合わせて、前記複数の条件イベントのうちの既に発生している1つの条件イベントの活動状態と非活動状態との間で状態を変更することをさらに含む、請求項20に記載のデバイス。
- 前記システムイベントプロバイダが、既に発生している条件イベントと後で発生する条件イベントのNT−AE通知を、OPCクライアントに提示するためにOPC−AE通知にリンクする、請求項41に記載のデバイス。
- 前記NT−AEの1つまたは複数は、ソースによって生成され、前記ソースの状態を反映する条件イベントであり、前記ソースの状態の変更により生成された前記複数の条件イベントのうちの後で発生する1つの条件イベントに合わせて、前記複数の条件イベントのうちの既に発生している1つの条件イベントの活動状態と非活動状態との間で状態を変更するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 前記変換するステップおよび提示するステップは、前記既に発生している条件イベントと後で発生する条件イベントのNT−AE通知を、OPCクライアントに提示するためにOPC−AE通知に変換する、請求項43に記載の方法。
- OPC警報およびイベントに変換するためにNT警報およびイベント(NT−AE)をフィルタリングするフィルタをポピュレートする方法において、
その通知が前記フィルタを通過すべきNT−AEを入力するステップと、
前記入力されたNT−AEを、イベントのタイプ、イベントのソース、イベントの重大度、イベントのカテゴリ、イベントの条件、イベントのサブ条件、およびイベントの属性からなるグループから選択された1つまたは複数のイベント特性により構成するステップと
を含む方法。 - 前記イベントのタイプは、条件、単純、および追跡を含む、請求項45に記載の方法。
- 前記イベントのソースは、特定のNT−AE通知を作成したコンピュータ名およびそれのNT−AEの挿入ストリングを含む、請求項45に記載の方法。
- 前記イベントの重大度は、規定の重大度値またはロギングされた重大度値を含む、請求項45に記載の方法。
- 前記イベントのカテゴリは、デバイスの状態を含む、請求項45に記載の方法。
- 前記イベントの属性は、特定のイベントのカテゴリに関して、特定のNT−AEの認知可能性および活動状態または非活動状態の状態を含む、請求項45に記載の方法。
- OPC警報およびイベントに変換するためにNT警報およびイベント(NT−AE)をフィルタリングするフィルタをポピュレートするコンフィギュレータにおいて、
その通知が前記フィルタを通過すべきNT−AEの前記フィルタへの入力と、イベントのタイプ、イベントのソース、イベントの重大度、イベントのカテゴリ、イベントの条件、イベントのサブ条件、およびイベントの属性からなるグループから選択された1つまたは複数のイベント特性による、前記入力されたNT−AEの構成とを提供する構成デバイスを含むコンフィギュレータ。 - 前記イベントのタイプは、条件、単純、および追跡を含む、請求項51に記載のコンフィギュレータ。
- 前記イベントのソースが、特定のNT−AE通知を作成したコンピュータ名およびそのNT−AEの挿入ストリングを含む、請求項49に記載のコンフィギュレータ。
- 前記イベントの重大度は、規定の重大度値またはロギングされた重大度値を含む、請求項49に記載のコンフィギュレータ。
- 前記イベントのカテゴリは、デバイスの状態を含む、請求項49に記載のコンフィギュレータ。
- 前記イベントの属性は、特定のイベントのカテゴリに関して、特定のNT−AEの認知可能性および活動状態または非活動状態の状態を含む、請求項49に記載のコンフィギュレータ。
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