JP2005524456A - 全面操作可能な手持ち式手術器具 - Google Patents

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Abstract

器具周辺に半径方向に圧迫力を与えることにより(すなわち、全面操作可能)、末端取付け用具を操作するのに用いる手持ち式器具。好ましい形態においては、手持ち式器具はハンドルと、このハンドルに取り付けられ、かつ周囲にV字型の溝を形成しているスライドリングアセンブリとを有する。スライドリングアセンブリは、ハンドルに対して縦方向に移動するように取付けられた少なくとも1つのスライドリングを有する。アクチュエータ部材は、スライドリングアセンブリに操作可能に係合され、アクチュエータ部材に加えられた力に応じて、スライドリングをハンドルに対して縦方向に移動させる。好ましい実施形態においては、アクチュエータ部材は円筒状であり、少なくとも1つのアクチュエータフィンガを含み、さらに好ましくは、周辺に配置された複数のアクチュエータフィンガを含む。アクチュエータ部材は、スライドリングアセンブリに近接して配置されるように、ハンドルを覆うスリーブを付けた円筒状の近位端部分を有する。このように、アクチュエータフィンガは円筒状の近位端部分からスライドリングアセンブリの末端に(および好ましくは、末端を越えて)延びる。アクチュエータフィンガは半径の内側方向に突き出たアクチュエータ尖端部を備え、このアクチュエータ尖端部はスライドリングアセンブリのほぼV字型の溝内に位置する。このように、アクチュエータフィンガに加えられた圧迫力に応じて、アクチュエータ尖端部が半径方向に溝内に押し込まれ、これにより、スライドリングが縦方向に移動して、末端取付け器具と機能的に協働する。

Description

本発明は一般に、手持ち式器具および用具に関する。好ましい形態においては、本発明は手持ち式手術器具に関し、特に眼の外科手術に使用される手持ち式手術器具に関する。
眼の外科手術は、外科医が患者の眼および眼の内部を手術するために、例えばピンセット、はさみ等のような小型器具を使用する必要がある。このような眼の外科手術に用いられる公知の器具は、グリーシェーバー社(Grieshaber & Co.,Inc.)から市販されている、いわゆるサザーランド(Sutherland)タイプ器具である。サザーランドタイプ器具はペン状ハンドルを有し、アクチュエータとしてレバーを用いて、ハンドルの末端にねじ込むか、または機能的に接続する、ピンセット、はさみ、ナイフ等のような機械的に操作可能なばね付勢の用具を操作する。
最近では、このようなサザーランドタイプ器具の改良が、米国特許第5,634,918号(この特許の全内容は参照により本明細書に明白に組み込まれる)で提案されている。大まかには、‘918特許で提案された改良は、器具の周囲に配置された一連のレバー状の引金を含み、この引金は、これに加えられる半径方向の力に応じて回動する。一の引金の半径内側方向および外側方向への回動運動は、次に、引金保持器のそれぞれ右方向および左方向への平行移動に変換され、その他の引金すべての類似の同時運動を引き起こす。従って、引金保持器の操作可能に取り付けるあらゆる使用用具は、同様に、引金により右方向および左方向に平行移動する。
これまで使用されてきたサザーランドタイプ器具の別の変形形態は、ハンドルから外側方向に突き出る一対の対向する弓状ばね素子を備えている。一対の比較的細い薄板がハンドルの近位端から末端に延び、この薄板のそれぞれは、突き出ているばね素子のそれぞれ1つの上方に置かれている。従って、タブに圧力を加えることにより、弓状ばねを押し、これにより、器具の末端にある使用用具を操作する。ただし、このような変更形態は、ハンドルの周囲の完全な360°の操作ができない。
サザーランドタイプ器具の別の改良が、2000年4月14日出願の同時係属の米国特許出願第09/549,469号(「‘469出願」)、および2001年4月19日出願の第09/837,555号(「‘555出願」)において提案されている。これら先に出願された特許出願それぞれの全内容は、参照により本明細書に明白に組み込まれる。さらに詳細には、‘469出願は、全面操作可能な手持ち式手術器具を開示しており、この器具では、半径方向に弾力性のあるアクチュエータバンドが、少なくとも一方が半径方向への圧迫力に応じて縦方向に移動できる、一対のリングの間に形成されたほぼV字型の周囲溝内に置かれている。従って、アクチュエータバンドは半径方向内側に曲げられ、スライドリングの少なくとも1つ、従ってリングに機能的に接続された末端取付けの用具を縦方向に移動させる。
‘555出願によってもまた、全面操作可能な手持ち式手術器具が提案されている。好ましい形態においては、‘555出願の発明は、用具を操作するためのアクチュエータアセンブリを含むハンドルを有する手持ち式器具において実現され、この発明では、アクチュエータアセンブリは、アクチュエータレバーの外側縁部領域に沿ってそれぞれの弓形の支持面を形成する、複数の周囲に間隔を空けたほぼL字型のアクチュエータレバーと、保持リングの外側縁部領域まわりにアクチュエータレバーを周方向に結合する保持リングとを含む。最も好ましくは、保持リングは内部に、アクチュエータレバーの支持面に嵌め合わせる固定の弓形案内面を形成する。アクチュエータレバーに近接して延びるアームに対して半径内側方向に力を加えることにより、各アクチュエータレバーはホルダー14方向に一括して移動し(すなわち、器具の中心軸に近い位置に移動する)、これにより、ほぼ半径内側方向に延びるアクチュエータレバーの脚部を末端方向に動かし、この結果、取付けられた手術用具を操作できる。
本発明は、サザーランドタイプの手術器具の更なるの改良に関する。これに関しては、本発明は一般に、器具の周囲に半径方向の力を加えることにより(すなわち、全面操作可能)、末端に取り付けた用具を操作するのに使用できる手持ち式器具に関する。
好ましい形態においては、本発明は、用具を操作するためのアクチュエータアセンブリを含むハンドルを有する手持ち式器具において実現され、このアクチュエータアセンブリはほぼV字型の周囲溝を有し、この溝内にアクチュエータバンドが置かれる。ほぼV字型の周囲溝を規定し、かつハンドルに対して縦方向に移動するように取り付けられた少なくとも1つのスライドリングを有する、スライドリングアセンブリが設けられる。
最も好ましくは、アクチュエータは、一端に長さ方向の、周囲方向に間隔を空けた一連のスリットを有する円筒状部材の形状であり、スリットは周囲方向に間隔を空けた弾力性のある複数のアクチュエータフィンガを規定している。このアクチュエータフィンガは半径の内側方向に突き出たアクチュエータ尖端部を備え、このアクチュエータ尖端部はスライドリングアセンブリのほぼV字型の溝内に位置する。このように、アクチュエータフィンガに加えられた圧迫力に応じて、アクチュエータ尖端部が半径方向にV字型の溝内に押し込まれ、これにより、アセンブリのスライドリングが縦方向に末端方向に移動する。スライドリングのこのような縦方向の移動により、器具の末端取付け用具を機能的に操作できる。
これらおよび他の態様および利点は、本発明の例示的な好ましい実施形態の以下の詳細な説明を理解することにより、より明らかになるであろう。
以後の添付図面の参照では、同一参照符号は異なる図面においても同一構造体素子を示す。
添付の図1は、本発明による手持ち式手術器具10の1つの例示的な実施形態を示す。これに関しては、手術器具10は細長いハンドル12を有し、このハンドルは外科手術において外科医が器具10を手で操作できるようはサイズと構造を備える。ハンドル12は手で操作するアクチュエータ部材14を備え、このアクチュエータ部材は、ハンドル12の末端に機能的に取り付けられ、この末端から延びる用具16を操作するように機能する。例えば、用具16は用具の先端に位置する、アクチュエータ部材16の操作に応じて、以下に詳細に述べる方法で開閉する小型ピンセット16−1であってもよい。
図2で明瞭に示されるとおり、ハンドル12の末端は固定された位置の環状操作フランジ18と、器具10の縦軸(図2のA)に沿って直線的にスライドして往復移動できる環状スライドリング20とを備える。操作フランジ18およびスライドリング20は、半径内側方向に先細になるそれぞれの対向する傾斜面を形成し、これにより、ほぼV字型の溝22を形成している。ハンドル12は末端のねじ付ニップル24で終端しており、このニップルは手術用具16の近位端をネジで着脱可能に受け入れる。本発明によれば、図示したネジ式連結以外のハンドル12と手術用具16間の着脱式連結手段を使用してもよい。例えば、必要に応じて、バヨネット式連結、摩擦移動止め式連結、磁石式連結および他の同様な着脱構造の連結を用いることができる。アクチュエータピン26は結合部24内に置かれ、前述の‘469出願に詳細に記載された方法で、スライドリング20に、機能的に連結されている。このように、縦軸Aに対するスライドリング26の縦方向の遠位および近位への移動に応じて、ピン26は同軸的に突出および引込みされ、これにより用具16を操作する。
アクチュエータ部材14は、ハンドル12を覆うような寸法の、一般に円筒状構造体である。最も好ましくは、アクチュエータ部材14はハンドル12を覆うことができる直径の縦方向スリット一体(すなわち単体)ボディである。このようにアクチュエータ部材14は、フランジ18およびスライドリング20の近接位置に位置する、近位の円筒状端部分14−1(スリットの無い)と、円筒状端部14−1から末端方向に突き出る、周囲に配置された複数のアクチュエータフィンガ14−2とを有する。添付の各図に示される好ましい実施形態においては、全部で8本のアクチュエータフィンガ14−2を備える。ただし、メーカおよび/またはエンドユーザの希望により、8本より多いかまたは少ない数のアクチュエータフィンガ14−2を設けることもできる。
アクチュエータフィンガ14−2は、図3Aおよび3Bで詳細に示されるような、半径内側方向に突出するアクチュエータ尖端部14−3を備え、この尖端部は、使用中はV字型溝22内に位置する。アクチュエータ尖端部14−3の断面形状は一般にくさび形であるが、操作フランジ18およびスライドリング20の傾斜表面に接触するこの尖端部の表面は、必ずしも平坦でなくてもよい。傾斜表面と同様に、アクチュエータ尖端部14−3の表面は凸状の曲面として、先端部14−3と操作フランジ18およびスライドリング20の傾斜表面との間のほぼ完全な接線接触を実現できる。
最も好ましくは、アクチュエータフィンガ14−2は十分な長さを有し、フィンガの末端終端部14−2aがスライドリング20を越えて末端方向に(従って、フィンガの尖端部14−3を越えて末端方向に)延びる。さらに、最も好ましくは、アクチュエータフィンガ14−2は、末端方向に内側に先細になるように形成され、これにより、外科医の手による器具10の握りおよび操作を容易にする。さらに、アクチュエータフィンガ14−2の末端部14−2aの外側部分に鋸歯状の縁14−2bを設けて、使用する外科医が粗い手ざわりを感じるようにする。アクチュエータレバー14−2の触感および/または感触を改良するために、例えばアクチュエータレバーの外部に露出した表面の少なくとも一部を、摩擦材料(例えば、ゴム弾性材料)等を用いてコーティングするなどの別の手段を用いることもできる。
本発明による手持ち式手術器具10に用いられるアクチュエータ部材14の操作は、添付図3Aおよび3Bで一般的に示されている。これに関しては、用具16(図1参照)の近位端にねじが切られており、ハンドル12から末端方向に同軸で延びるねじ付きニップル24に着脱可能に連結される。前述のとおり、必要に応じて、実質的に任意の他の手段を用いて、ハンドル12と用具16の間の着脱式相互連結を達成できる。図示していないが、用具16は、従来のものと同様、近位のニップル24を通って突き出て、ピン26と機能的に係合するアクチュエータロッドを有する。さらに用具16は、従来のものと同様に、ばね素子を備えることにより、このばねが用具のアクチュエータロッドを押し付けて、作用ピン26と接触させる。このように、用具のばね素子の力により、作用ピン26は近位端方向に移動し、図3Aに示すように、ピンに機能的に取り付けられているスライドリング20を「通常状態」または休止状態とする。
アクチュエータフィンガ14−2の少なくとも1つ、好ましくは、少なくとも対向する対の1つの外側表面に半径内側方向の力(図3Aの矢印Aで示される)を加えると、対応するアクチュエータ尖端部14−3は半径方向に押されて、操作フランジ18とスライドリング20の間に形成されるほぼV字型の溝22に押し込まれる。尖端部14−3の断面形状は一般にくさび形であり、フィンガ14−2近くに大きい断面厚さ(軸Aに沿って測定して)を有し、末端近くで半径方向厚さが減少する形状であるため、スライドリング20は、図3Aに示される休止位置から縦方向に移動し、図3Bに示される作用位置に移る。次に、この縦方向移動により、ピン26(図2参照)を末端方向に突き出し、これにより用具16を操作する。力Aが解放されると、用具16に関連するばねがピン26を後方に押し、これにより、スライドリング20およびアクチュエータフィンガ14−2を、図3Aに示されるそれぞれの休止位置に復帰させる。
近位の円筒状端部部分14−1と比べたアクチュエータフィンガ14−3の長さは、使用中にアクチュエータフィンガ14−3が発生する、ばね作用量(「弾力性」)を決定する。従って、当業者は、アクチュエータフィンガ14−3の長さを長くするかまたは短くすることにより、それぞれのフィンガのばね作用を調整できる。あるいは、またはこれに加えて、アクチュエータ部材14(従って、アクチュエータフィンガ14−3)を製作する材料を選択して、アクチュエータ部材に所望のばね特性を提供できる。当業者は、アクチュエータフィンガ14−3の所望のばね特性を「設計する」ために用いることができる、各種の技法を認識することを、ここでは記しておく。
最も好ましくは、アクチュエータ部材14はハンドル12を簡単に着脱可能に覆うため(従って、必ずしもハンドルに恒久的に固定される必要がない)、複数のアクチュエータ部材14をキットの形で備え、個々のアクチュエータ部材14が相互に異なるさまざまな特性、例えば、いくつかを挙げると、異なる周囲寸法(すなわち、大きいおよび/または小さい全体直径)、および/または異なる縦方向長さ、および/または異なるばね特性を備えるようにできる。このような異なるアクチュエータ部材14はカラーコード化して、個々の特性を目視で識別するようにできる。この方法により、外科医は、特定用具および/または外科手術に適合する所望のアクチュエータ部材14を個人的に選択でき、また同一手術の間に、1つのアクチュエータを別のアクチュエータに容易に交換できる。
これまでは、アクチュエータ尖端部14−3を受け入れるための単一のほぼV字型の溝を形成している単一スライドリング20を図示することによって、本発明の好ましい形態を示してきた。しかしながら、本発明の範囲から逸脱することなく、このようなスライドリングを複数備えることができ、この場合には、アクチュエータフィンガ14−2も同様に、スライドリングのそれぞれのV字型の溝内に位置する複数の尖端部14−3を備える。
本発明によるアクチュエータ14は、フランジ18とスライドリング20の間に形成されるV字型のアクチュエータ用の溝と組み合わせて使用されるとして述べてきたが、当業者には、このような組合せは本発明の特定の好ましい実施形態を表すことを理解されるであろう。ただし、本発明のアクチュエータ14は他の構造体システムを組合せて用いることも可能である。当業者には、他の可能な構造体組合せを認識でき、および/または本発明のアクチュエータ14を使用できる用途を認識できることを、ここでは記しておく。
この点から、本発明を、最も実際的で好ましい実施形態であると考えられることに関して述べてきたが、本発明は開示した実施形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲の精神および範囲内に含まれる各種の変更形態および同等な装置を包含するものとする。
本発明による手持ち式手術器具の1つの好ましい実施形態の斜視図である。 手術用器具ハンドルから物理的に取り外したアクチュエータ部材を示す、拡大分解組立斜視図である。 本発明による手術器具の操作を示す、アクチュエータ部材の縦断面図である。 本発明による手術器具の操作を示す、アクチュエータ部材の縦断面図である。

Claims (29)

  1. ハンドルと、
    ハンドルに取り付けられたスライドリングアセンブリであって、ほぼV字型の周囲溝を形成し、かつハンドルに対して縦方向に移動するように取り付けられた少なくとも1つのスライドリングを有する、スライドリングアセンブリと、
    スライドリングアセンブリと機能的に係合するアクチュエータ部材であって、このアクチュエータ部材に加えられた力に応じてハンドルの縦方向に少なくとも1つのスライドリングを移動させる、アクチュエータ部材とを備え、
    前記アクチュエータ部材は、スライドリングアセンブリに近接して配置されるアクチュエータ部材の端部を有し、かつ前記端部から前記スライドリングアセンブリに末端方向に延びる少なくとも1つのアクチュエータフィンガを含み、
    前記少なくとも1つのアクチュエータフィンガは、前記スライドアセンブリの前記ほぼV字型の溝内に位置するアクチュエータ尖端部を含む、手持ち式器具。
  2. 前記アクチュエータ部材は、ほぼ円筒状の構造であり、周囲に配置された複数の前記アクチュエータフィンガを含む、請求項1に記載の器具。
  3. 前記アクチュエータ部材は円筒状の近位端部分を含み、この部分が前記ハンドルを覆う、請求項2に記載の器具。
  4. 前記少なくとも1つのアクチュエータフィンガは末端部分を含み、この部分が前記スライドリングアセンブリを越えて末端方向に延びる、請求項1に記載の器具。
  5. 前記末端部分は末端方向に内側に先細に形成されている、請求項4に記載の器具。
  6. 前記末端部分の外側表面が使用者に触感を与える手段を含む、請求項4に記載の器具。
  7. 前記手段が鋸歯状の縁を含む、請求項6に記載の器具。
  8. 前記少なくとも1つのアクチュエータフィンガの前記アクチュエータ尖端部は、ほぼくさび型の断面を有する、請求項1に記載の器具。
  9. ハンドルと、
    ハンドルに取り付けられたスライドリングアセンブリであって、ほぼV字型の周囲溝を形成し、かつハンドルに対して縦方向に移動するように取り付けられた少なくとも1つのスライドリングを有する、スライドリングアセンブリと、
    前記ハンドルを覆い、かつスライドリングアセンブリと機能的に係合する円筒状のアクチュエータ部材であって、このアクチュエータ部材に加えられた力に応じてハンドルの縦方向に前記少なくとも1つのスライドリングを移動させる、円筒状のアクチュエータ部材とを備え、
    前記アクチュエータ部材は、前記スライドリングアセンブリに近接した位置で前記ハンドルを覆う円筒状の近位端と、前記円筒状の端部から前記スライドリングアセンブリに末端方向に延びる、周囲に配置された複数のアクチュエータフィンガとを含み、
    前記アクチュエータフィンガのそれぞれは、前記スライドアセンブリの前記ほぼV字型の溝内に位置するアクチュエータ尖端部を含む、手持ち式器具。
  10. 前記アクチュエータフィンガの前記アクチュエータ尖端部は、ほぼくさび型の断面を有する、請求項9に記載の器具。
  11. 前記アクチュエータフィンガのそれぞれは、前記スライドリングアセンブリを越えて末端方向に延びる末端部分を含む、請求項9に記載の器具。
  12. 前記末端部分は末端方向に内側に先細に形成されている、請求項11に記載の器具。
  13. 前記末端部分の外側表面が使用者に触感を与える手段を含む、請求項11に記載の器具。
  14. 前記手段が鋸歯状の縁を含む、請求項13に記載の器具。
  15. 手持ち式器具のハンドルを覆うように構成された円筒状のアクチュエータ部材であって、
    手持ち式器具の前記ハンドルを覆う寸法を有し、かつそのように構成された円筒状の近位端部分と、
    前記円筒状の端部から末端方向に延びる、周囲に配置された複数のアクチュエータフィンガとを含み、
    前記アクチュエータフィンガのそれぞれが半径内側方向に突き出るアクチュエータ尖端部を含む、円筒状アクチュエータ部材。
  16. 前記アクチュエータフィンガの前記アクチュエータ尖端部は、ほぼくさび型の断面を有する、請求項15に記載の円筒状アクチュエータ。
  17. 前記アクチュエータフィンガのそれぞれは、前記尖端部を越えて末端方向に延びる末端部分を含む、請求項9に記載の円筒状アクチュエータ。
  18. 前記末端部分は末端方向に内側に先細に形成されている、請求項17に記載の円筒状アクチュエータ。
  19. 前記末端部分の外側表面が使用者に触感を与える手段を含む、請求項17に記載の円筒状アクチュエータ。
  20. 前記手段が鋸歯状の縁を含む、請求項19に記載の円筒状アクチュエータ。
  21. ほぼ円筒状本体を備え、この本体の一端に形成される周囲方向に間隔を空けた一連のスリットを有し、該スリットが縦方向に延びる弾力性のある複数のアクチュエータフィンガを確成している、手術器具用のアクチュエータ。
  22. 前記アクチュエータフィンガは半径内側方向に突き出たアクチュエータ尖端部を含む、請求項21に記載のアクチュエータ。
  23. 前記アクチュエータフィンガの前記アクチュエータ尖端部は、ほぼくさび型の断面を有する、請求項22に記載のアクチュエータ。
  24. 前記アクチュエータフィンガは、前記尖端部を越えて末端方向に延びる末端部分を含む、請求項22に記載のアクチュエータ。
  25. 前記末端部分は末端方向に内側に先細に形成されている、請求項24に記載のアクチュエータ。
  26. 前記末端部分の外側表面が使用者に触感を与える手段を含む、請求項25に記載のアクチュエータ。
  27. 前記手段が鋸歯状の縁を含む、請求項26に記載のアクチュエータ。
  28. 近位のハンドルと、遠位の用具と、請求項15から27のいずれか一項に記載のアクチュエータとを備え、前記アクチュエータは、前記用具を操作するために、ハンドルを覆っている、手術器具。
  29. 請求項15から27のいずれか一項に記載の円筒状アクチュエータ部材を複数備えるキットであって、前記円筒状アクチュエータ部材の少なくとも1つが、前記円筒状アクチュエータ部材の別の部材に比較して、サイズ、形状、色およびばね作用の少なくとも1つにおいて異なっている、円筒状アクチュエータのキット。
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