JP2005523174A - 生体組織などの部材の中にねじ式デバイスを回すための適応装置 - Google Patents

生体組織などの部材の中にねじ式デバイスを回すための適応装置 Download PDF

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Abstract

生体組織のような部材の中にねじ式デバイスを回すための適応装置であって、上記装置は、回転するドライビングビットと、部材特性に関連する第1の量を感知するためのセンサと、上記第1の量の感知された値を蓄積するためのメモリ手段と、センサにより感知された値を公知データと比較して処理し部材の特性を表しねじ式デバイスの安全且つ実効的な勘合が達成されるシャットオフ状況を決定するフィードバック構成とを含み、上記シャットオフ状況に達すると上記フィードバック構成が上記ドライビングビットの回転を停止する。本発明の別の形態では、生体組織などの部材の中にねじ式デバイスを回す方法が提示され、上記方法は、回転するドライビングビットにより上記部材の中にねじ式デバイスを回すステップと、上記部材の部材特性に係る第1の量を感知するステップと、上記第1の量の感知された値を蓄積するステップと、部材の特性を表し部材の中へのねじ式デバイスの安全且つ実効的な勘合が達せられるシャットオフ状況を決定するために公知のデータと比較してセンサにより感知される値を処理するステップと、上記シャットオフ状況が達せられたとき上記ドライビングビットの回転を止めるステップとを含む。

Description

発明の詳細な説明
[発明の分野]
本発明は、フィードバック制御ドライバに関し、特に、種々の特性を備える材料でねじ式デバイスを固定するためのフィードバック制御回転ハンドピースに関する。
[発明の背景]
多数の機械的処置において、部材に穴を開けねじ式デバイスを固定することが求められる。最終的な構造の完全性は、ねじ式デバイス内で達成されるトルクに大きく依存する。ねじのトルクは、複合構造物の機械的動作に大きく影響する。しかしながら、締めすぎはデバイス自身の破壊に繋がり、若しくは、ねじ近辺の包接部材の破壊に繋がり得、その結果機械的機能の完全な損失となる。製造デバイスに対するトルクの破壊レベルは予測可能であるが、しかしながら、概略部材間の特性の変動、特に生物的部材内での特性の変動や、部材内部の位置間の特性の変動は大きなものであるため、包接部材の破壊に対応するトルクレベルは非常に大きいものになる。
あごや歯にインプラントを固定する歯科手術においてネジ式インプラントは一般的である。それらは整形外科でも一般的であり、再生処置や傷害治療において多数の利用例がある。
特に、整形外科における最も一般的な外科処置の一つは、骨ねじの形態のネジ式デバイスを利用する骨折の体内固定である。骨ねじは、骨破片を安定化し整列させるのに、若しくは骨プレートを骨に固定するのに利用される重要な機械的デバイスである。挿入の間、ねじ頭が骨の皮質や骨プレートに当たるまで骨の中にねじが進められるように、トルクがねじに加えられる。更なるトルクは、ねじの長手方向に沿った軸方向のテンションに変換される。
ねじ頭と骨の間、若しくはねじ頭と骨プレートの間の圧縮力が、ねじ式デバイスを破壊したり、ねじ式デバイス周りの骨を損傷したりしたとき、締め過ぎが発生する。両方の筋書は破片の固定と安定の損失に繋がる。外科医が骨ねじに加える最適な締めは、何年もの訓練と経験を経て開発される後天的技術であり直観的感覚である。加えられる最適なトルクは、患者の総合的な健康、ライフスタイル及び年齢に依存するが、個人間で大きく異なる骨密度と強度に最も重要性高く依存する。
骨に穴を開け骨の中にねじを回すための従前に提示される一つの装置は、ドリルとねじ回しを含み、該ドリルとねじ回しは、手動で操作され、利用者が回し操作の間のねじ回しの“感覚”と、骨及びねじ式デバイスの観察とによりねじ頭の接触を判断することを要求する。そのような装置は、最適なトルクを正確に“感じる”ために利用者の十分な技術を要求するため、特に不慣れな利用者が利用すると締め過ぎや包接部材のねじ山の擦りきれを起こしやすい。ねじ式デバイスを骨部材の中に締めるための従前に提示された別のタイプの装置は、米国特許第4359906号に開示されている。該装置は、所定のトルク限界値に達するとシャットオフするように装置に所定のトルク限界値が入力されることを要求するトルク限定ドライバを含む。しかしながら、最適トルク(及びねじ式デバイスの最適回転角)は、包接部材の性質及びねじ式デバイスの性質・形状などの要素に依存して場合により大きく変動するため、所与の設定を要求するトルク即ち回転角限定の装置は、用途が限定される。国際特許出願PCT/SE97/02096に開示される別の従前に提示された装置では、ねじ式デバイスを骨の中に回すためのドライバは、操作者に付加的なフィードバックを与える外部ディスプレイに接続するが、そのような装置は、ドライバとディスプレイの間の接続ケーブルの束縛と、操作者の注意力とにより、限界付けられる。
[発明の目的]
本発明は、外科医の直観的感覚と、患者の骨の中にねじを挿入する間に彼又は彼女が加える実際のトルクとに関連する不確かさを、除去若しくは少なくとも緩和することを目的とする。
[発明の概要]
本発明の一つの実施形態によると、生体組織のような部材の中にねじ式デバイスを回すための適応装置が提供される。該装置は、回転するドライビングビットと、部材特性に関連する第1の量を上記の回す期間に感知するためのセンサと、上記第1の量の感知された値を蓄積するためのメモリ手段と、センサにより感知された値を公知データと比較して処理し、部材の特性を表し、ねじ式デバイスの安全且つ実効的な勘合が達成されるシャットオフ状況を決定するフィードバック構成とを含み、上記シャットオフ状況に達すると上記フィードバック構成が上記ドライビングビットの回転を停止する。
センサにより感知される値の処理が連続して実施されるのが好ましい。
ねじ式デバイスの頭部と部材との間の接触が上記装置により自動的に検出され、上記第1の量の当初の値が上記接触の前に感知されるのが好ましい。更に、ねじ式デバイスの頭部と部材との間の上記接触が、上記第1の量を感知することにより検出されるのが好ましい。
上記装置は、第2の量を感知するための更なるセンサを含み、上記第2の量の後続の値が上記メモリ手段に蓄積され、上記第1の量の値と組み合わせて公知のデータと比較して処理され、部材の特性を表し、上記シャットオフ状況を決定するのが好ましい。
上記装置は、部材に穴を開けるためのドリルビットを更に含み、上記ねじ式デバイスは上記ドリルビットにより形成されるホールの中に回し込まれ得ることが好ましい。
上記センサが上記穴あけの間に上記第1の量を感知しねじを回す間に感知される上記第1の量の補充値とし、上記穴あけの間に感知される上記第1の量の後続の値が上記穴あけの間に上記蓄積手段内に蓄積され、上記フィードバック機構はこれらの値を公知データと比較して処理し、部材の特性を表し、ねじ式デバイスの部材内での安全且つ実効的な勘合が達成されるシャットオフ状況を決定することが好ましい。
回転するドライビングビットがモータで動かされ、フィードバック構成が一つ又はそれ以上のセンサにより感知される量を処理し締め過ぎを回避するためにモータの回転を制御することが好ましい。
上記第1の量が、部材によりねじ式デバイスに作用する抵抗トルクの量である、若しくはそれに直接関連するものであることが好ましい。
別の実施形態では、回転するドライビングビットが空気式で駆動され、上記第1の量が圧力若しくは圧力に関連するものであり、制御が調整器によりなされる。
第2の量がドリルビット又はドライビングビットのいずれかの角度回転であることが好ましい。第1の量がドリルビット若しくはドライビングビットへの軸力であってもよい。第2の量が、部材内のねじ式デバイスの軸変位であってもよい。
上記装置は、自納式であり、ハンドヘルドの形態で携帯可能であることが好ましい。
ねじ式デバイスがねじであることが好ましい。
フィードバック構成が、部材の表面へのねじ式デバイス頭部の接触の前に感知される上記第1の量の値の大きさを種々の部材タイプに対する公知データと比較して適切な公知データのセットを分離することにより、部材の特性を表すことが好ましく、シャットオフ状況が、適切な公知データのセットから予想される破壊閾値を突きとめ安全係数をその予想される破壊閾値にあてがうことにより、決定されることが好ましい。
本発明の別の実施形態によると、生体組織などの部材の中にねじ式デバイスを回す方法が提示される。上記方法は、回転するドライビングビットにより上記部材の中にねじ式デバイスを回すステップと、上記部材の部材特性に係る第1の量を上記の回す期間に感知するステップと、上記第1の量の感知された値を蓄積するステップと、部材の特性を表し、部材の中へのねじ式デバイスの安全且つ実効的な勘合が達せられるシャットオフ状況を決定するために、公知のデータと比較してセンサにより感知される値を処理するステップと、上記シャットオフ状況が達せられたとき上記ドライビングビットの回転を止めるステップとを含む。
上記の処理するステップが連続して実施されることが好ましい。
上記方法は、ねじ式デバイスの頭部と部材の表面との間の接触を自動的に検出するステップと、上記の接触の前に上記第1の量の当初の値を感知するステップとを更に含むことが好ましい。更に、上記方法は、上記第1の量を感知することにより、ねじ式デバイスの頭部と部材との間の接触を自動的に検出するステップを含むことが好ましい。
上記方法は、第2の量を感知するステップと、上記第2の量の後続の値を蓄積するステップと、部材の特性を表し、上記シャットオフ状況を決定するために、上記第1の量の値と組み合わせて公知のデータと比較して上記第2の量の値を処理するステップとを更に含むことが好ましい。
上記方法は、形成されるホールの中に上記ねじ式デバイスが回し込まれ得るように上記部材に穴を開けるステップを更に含むことが好ましい。
上記方法は、上記穴あけの間に上記第1の量の後続の値を感知しねじを回す間に感知される上記第1の量の補充値とするステップと、これらの感知された値を蓄積するステップと、部材の特性を表し、部材の中へのねじ式デバイスの安全且つ実効的な勘合が達成されるシャットオフ状況を決定するために、上記穴あけの間に感知される値を公知データと比較して処理するステップとを更に含むことが好ましい。
上記第1の量が、部材によりねじ式デバイスに作用する抵抗トルクの量である、若しくはそれに直接関連するものであることが好ましい。一つの実施形態では、上記第1の量が回転するドライビングビットを操作するモータの電流である。
別の実施形態では、回転するドライビングビットが空気式で駆動され、上記第1の量が圧力若しくは圧力に関連するものであり、制御が調整器によりなされる。
第2の量がドライビングビットの角度回転であることが好ましい。
一方、第1の量がドライビングビットへ部材により作用する軸力であってもよい。
更に、第2の量が部材の中でのねじ式デバイスの軸変位であってもよい。
上記方法は、部材の表面へのねじ式デバイス頭部の接触の前に感知される上記第1の量の値の大きさを種々の部材タイプに対する公知データと比較して適切な公知データのセットを分離することにより、部材の特性を表すステップと、適切な公知データのセットから予想される破壊閾値を突きとめ安全係数をその予想される破壊閾値にあてがうことにより、シャットオフ状況を決定するステップとを更に含むことが好ましい。
好ましくは、部材が骨である。別の実施形態では、部材が木材である。更に別の実施形態では、部材が合成物(非生体)である。更に別の実施形態では、部材が歯部材である。
[好適な実施の形態の詳細な説明]
本発明の好適な実施の形態に係る、生体組織(特に骨部材12)のような包接部材の中にねじ式デバイスを回し込むための適切な装置が、添付の図面の図3、4及び5に示される。適切な装置は、ひずみゲージ付帯トランスデューサ16の形態のセンサを有する電動ドリル/ドライバ10を含み、センサはドリル/ドライバ10により骨部材12に作用するトルク量(と、従って骨部材12によりドリル/ドライバ10に作用するトルク量)を検出する。別の実施形態では、ドリル/ドライバは、モータ電流センサ100の形態のセンサを有する。ドリル/ドライバ10は、付加的なトランスデューサ101の形態のセンサも備え、該センサはチャック26を介してドリル/ドライバに接続する着脱自在ドリルビット20又はドライバビット22の回転角を検出する。
センサ16、101の各々により感知される、トルク及び回転角の値は、信号調整ユニット105、104の各々を利用して処理される。トルク106と回転角107を示す調整された信号は、マイクロコントローラ102にインプットされ、マイクロコントローラ102内の読み取り可能/書き込み可能メモリ24の形態のメモリ手段により蓄えられる。これらの調整された信号106、107は、剛性や強度などの、機能的密度に関連する性質によって骨部材12を性格付けるために、マイクロコントローラ102内にストアされる公知の実験参照データ若しくはアルゴリズムと比較して、マイクロコントローラ102により処理される。公知の実験データは、回転角、線形変位、電流、トルク及びねじタイプなどの間の量的関係、又はそれらに関するアルゴリズムの形態で存在し、比較は適切なソフトウエアによりマイクロコントローラ102を利用して電子的に実施される。公知の実験データ又はアルゴリズムは、マイクロコントローラ102の中にロードされるソフトウエアを置換することにより、又は、ソフトウエアに利用される更新されたデータ若しくはアルゴリズムをアップロードすることにより、更新され得る。
発明の実施の形態では、信号調整ユニット105は、アナログデバイス1B31として知られる特定の部品の形態のものであってもよく、マイクロコントローラ102はマイクロチップPIC18F452の形態のものであってもよい。
ねじ式デバイス14の頭部15が骨部材の表面と接触する際のアプローチは、調整された回転角107とねじタイプ110データからマイクロコントローラにより決定される。骨部材12へのねじ式デバイス14の頭部15の接触は、マイクロコントローラ102を利用して、図7、11及び16に示される例の中の(頭部接触を示す)“HC”で示されるトルクカーブの勾配の変化を計測することにより自動的に検出される。処理は連続的に実施され、骨材料12の特性は常時更新される。骨部材12の特性は、ねじ式デバイス14の特定骨部材12内への安全且つ効果的な勘合が達成されるシャットオフ状況を判定するために、用いられる。シャットオフ状況はトルク閾値の形態のものである。一方で、シャットオフ状況は回転角閾値や、トルクと回転角との間の関係の形態であってもよい。フィードバック構成32は、トルク及び回転角の値をマイクロプロセッサ102によって処理して回転角に対する動的トルク値及びトルクの動的第1導関数を計算し、この動的トルク値及び動的第1導関数をシャットオフ基準及び頭部接触基準のそれぞれと比較するのに、利用される。シャットオフ状況に達すると、(例えば、モトローラ2N3055A部品などの)半導体スイッチ111を含む電子回路の形態の制御システムが、バッテリパック36からドリル/ドライバ10への電力供給をシャットオフし骨部材12内部のねじ式デバイス14の締め過ぎを回避する。
上述の好適な実施の形態は例示としてのみ示されているのであり、本発明の範囲内で修正は可能である。一つの特定の別の実施形態では、感知される量は電流センサ100により検出されるモータ電流103である。電流信号は、上述の実施の形態に示されるトルク信号と同じように利用される。ねじ式デバイス14の頭部12の骨部材12への接触は、マイクロコントローラ102を利用して、図9、13及び17に示される例の中の(頭部接触を示す)“HC”で示される電流カーブの勾配の変化を計測することにより自動的に検出される。
更に別の実施の形態では、駆動デバイスは空気式であり、感知される量が圧力若しくは圧力に関するものであり、シャットオフ状況は空気式レギュレータに与えられる。
上述の好適な実施の形態では、包接部材は骨部材であるが、包接部材は、図6乃至図13で示されるデータを取得するために実施した実験で利用されたポリウレタン発泡剤などの、他の形態のものであってもよいことが留意されるべきである。
[実験例]
適切な締めの処理が、図6−17で示される例1−6によって示される。図6、7、10、11、14及び15は、3つ以上の異なる実験的ねじ式デバイス/包接部材の組み合わせにて、ねじ式デバイスが包接部材の中に締められる際の、時間に関するトルクトランスデューサからの信号を示す。図8、9、12、13、16及び17は、トルクではなく電流を利用した、同じ実験的組み合わせを示す。6つの部材をテストした。2つの密度(0.2及び0.3gm/cc)のポリウレタン発泡剤、海綿骨質(0.9gm/cc)、皮質骨(2gm/cc)、バルサム材及びメランチ材である。これらの部材の3つの実験からの結果は図面に示されている。2つの密度(0.2及び0.3gm/cc)のポリウレタン発泡剤については、図6、7、8、9及び10、11、12、13のそれぞれを参照されたい。海綿骨質(0.9gm/cc)については、図14、15、16、17を参照されたい。
[蓄積された参照データ]
図6及び図10は、2つの密度:0.2及び0.3gm/ccのポリウレタン発泡剤のための、マイクロプロセッサ102に蓄えられた公知のトルク参照データの例である。7.0mm海綿骨質ねじを締め過ぎて包接部材データを破壊した3回の試験からのデータは、2つの密度の各々に対して示されている。トルクカーブ38は以下の特徴的特性を有する。(i)ねじ式デバイス14の頭部15が包接部材12に接触する前の、トルクカーブ38の初期領域40のトルク値であるTi;(ii)ねじ式デバイス14の頭部15が包接部材12の表面に勘合するのに対応する、トルクカーブ38の鋭利な急勾配であるHC(符号42);及び(iii)ねじ式デバイス14周りのサンプル包接部材が破壊するのに対応する、ピークトルク値であるTmax(符号44)、である。より密度の高い発泡剤(図6参照)に対しては、0.15と0.18の間の範囲のTi値は、0.6と0.75の間のTmaxに対応する。より密度の低い部材(図10参照)に対しては、0.03と0.06の間の範囲のTi値は、0.28と0.3の間のTmaxに対応する。
同様に、図14は、0.9gm/ccの海綿骨質のためのマイクロプロセッサ102に蓄えられた公知のトルク参照データの例を示し、Ti値は概ね0.1−0.3の範囲であり、2つのカーブ38a、38bの対するTmax値は0.5と1である。
[適応手順]
図7、図11及び図15は、図6、図10及び図14からの3つの部材での実際に適用した締めを示し、図6、図10及び図14に示されるデータをマイクロプロセッサ102に蓄積された参照データとして利用している。ねじピッチを伴う回転信号は、頭部接触に先立つ領域Tiと結びつく。プロット46で示される、包接部材12内へのねじ式デバイス14の回し込みの間に得られる処理されたトルク値は、図6、10及び14のトルク曲線38で示されるマイクロプロセッサ内に蓄積された参照トルクデータと比較される。図7の約0.17の、包接部材12表面へのねじ式デバイス14の頭部15の接触に先立つトルク計測初期領域48で得られるトルク値Tiは、マイクロプロセッサ102に蓄積されたトルク参照データと比較することにより、特に図6のトルク曲線38により示されるトルク参照データと比較することにより、0.3gm/ccの発泡剤として用いられる部材と結びつく。部材がこのように特徴付けられると、シャットオフトルク閾値の形態の安全なシャットオフ状況は、図6のTiとTmaxの間の範囲の1/3と2/3の間に対応するインターバルを計算することにより、この部材のための公知のトルク参照データ(例えば、本例の図6に示されるデータ)を利用することにより、決定される。1/3と2/3の値は任意の安全係数であり、0と1の間の他の値でもよいということが銘記されるべきである。この特定の例では、(図6から得られるTiとTmaxの値を参照すると)0.3gm/cc発泡剤のためのシャットオフトルク閾値は、概略0.4から0.6のトルクの処理値の範囲に対応する。図7に見られるように、Toptとして得られる最終値は概略0.5であり、計算されるシャットオフトルク閾値範囲の内である。
マイクロプロセッサ102に蓄えられるソフトウエアは、数値微分により、時間に対して、プロット46で示される処理されたトルク値の動的勾配を連続して計算する。勾配の早急な増加は、ねじ式デバイスの頭部15が部材の表面に接触したこと、即ち参照番号50で示される頭部接触(HC)を示す。これは、シャットオフトルク閾値が判断され、達せられるまで求めて感知されるシステムの状況を活性化する。
より低い密度0.2gm/cc発砲部材に対しては図10及び図11にて、0.9gm/cc海綿骨質に対しては図14及び図15にて、処理が同様に示されている。図11の0.2gm/cc発泡剤の場合には、図10に示される公知のデータ内で確立されているように、0.06周りのTiの値は、0.2gm/ccに対するTiの範囲内となる。0.15と0.25の間のシャットオフトルク閾値の範囲は、図10のTiとTmaxの間の範囲の1/3と2/3の間の間隔を決定することによって、蓄積された情報を参照して識別される。頭部接触は、前記と同じくトルクプロット46の勾配の変化により検出される。シャットオフトルク閾値の範囲内の最適トルク値がこの部材に対して得られると、モータはシャットオフされる。図11の例では、Toptは0.2である。
(0.3gm/cc発泡剤に対する)図8、図9、(0.2gm/cc発泡剤に対する)図12、13、及び(0.9gm/cc海綿骨質に対する)図16、図17に示されるように、感知される量が電流であるとき同様の一般的手順が行われる。蓄積された参照データと、電流を利用する対応する適応手順は、これらの図面にて同じ3つの部材に対して示される。
別の実施形態では、第1の感知される量はトルクであり第2の感知される量は電流である。この実施形態では、上述の同じ一般的手順が行われ、トルクと電流の両方のデータが包接部材の特性を示すために用いられ、シャットオフ状況を判断しドライビングビットの回転の中止を制御し得る。
トルクと電流を利用した、皮質骨、堅木(メランチ材)及びバルサ材の包接部材における更なる実験計測の結果が、図18の表1、表2のそれぞれに要約されている。特に、表1は、皮質骨(羊脛骨)、堅木(メランチ材)及びバルサ材における、頭部接触の前の当初レベル(Ti)、ねじ山擦りきれに対応する最大値(Tmax)、及び対応する締めの最適な適応範囲(Topt)に対するトルク変換器(0.4V=1Nm)の出力電圧の例を示す。表2は、皮質骨(羊脛骨)、堅木(メランチ材)及びバルサ材における、頭部接触の前の当初レベル(Ii)、ねじ山擦りきれに対応する最大値(Imax)、及び対応する締めの最適な適応範囲(Iopt)に対するモータ電流(0.1V=1A)に対応する出力電圧の例を示す。
好適な実施形態、及び上述の操作例は、例示としてのみ記されているのであり、本発明の範囲内にて修正は可能である。
本発明は、例示に過ぎない添付の図面を参照して、説明される。
本発明に係るねじ式デバイスを回すための装置の基本要素を示すフローチャートである。 図1の装置により検出される信号のタイプを示す。 図1の装置の携帯用穴あけねじまわしハンドピースの側面図であり、内部要素の構成を示す。 図3のハンドピースの操作時の側面図である。 図3及び図4の装置内の回路図である。 7.0mmねじを締めて0.3gm/ccの密度のポリウレタン発泡剤で破壊した際の時間に対するトルクの3つの例示プロットのグラフである。 本発明に係る適切な締める方法の実験から得られた、7.0mmねじを0.3gm/ccの密度のポリウレタン発泡剤で締めた際の時間に対するトルクのグラフである。 7.0mmねじを締めて0.3gm/ccの密度のポリウレタン発泡剤で破壊した際の時間に対する電流の3つの例示プロットのグラフである。 本発明に係る適切な締める方法の実験から得られた、7.0mmねじを0.3gm/ccの密度のポリウレタン発泡剤で締めた際の時間に対する電流のグラフである。 7.0mmねじを締めて0.2gm/ccの密度のポリウレタン発泡剤で破壊した際の時間に対するトルクの3つの例示プロットのグラフである。 本発明に係る適切な締める方法の実験から得られた、7.0mmねじを0.2gm/ccの密度のポリウレタン発泡剤で締めた際の時間に対するトルクのグラフである。 7.0mmねじを締めて0.2gm/ccの密度のポリウレタン発泡剤で破壊した際の時間に対する電流の3つの例示プロットのグラフである。 本発明に係る適切な締める方法の実験から得られた、7.0mmねじを0.2gm/ccの密度のポリウレタン発泡剤で締めた際の時間に対する電流のグラフである。 骨ねじを締めて海綿骨質で破壊した際の時間に対するトルクの2つの例示プロットのグラフである。 本発明に係る適切な締める方法の実験から得られた、骨ねじを海綿骨質で締めた際の時間に対するトルクのグラフである。 骨ねじを締めて海綿骨質で破壊した際の時間に対する電流の2つの例示プロットのグラフである。 本発明に係る適切な締める方法の実験から得られた、骨ねじを海綿骨質で締めた際の時間に対する電流のグラフである。 種々の包接部材での本発明に係る適切な装置をテストする更なる実験計測の結果を示す2つのテーブルを含む。
符号の説明
12 骨部材、 14 骨ねじ、 20 ドリルビット、 22 ドライビングビット、 26 チャック。

Claims (39)

  1. 生体組織のような部材の中にねじ式デバイスを回すための適応装置であって、
    上記装置は、
    回転するドライビングビットと、
    部材特性に関連する第1の量を感知するためのセンサと、
    上記第1の量の感知された値を蓄積するためのメモリ手段と、
    センサにより感知された値を公知データと比較して処理し、部材の特性を表し、ねじ式デバイスの安全且つ実効的な勘合が達成されるシャットオフ状況を決定するフィードバック構成と、
    を含み、上記シャットオフ状況に達すると上記フィードバック構成が上記ドライビングビットの回転を停止することを特徴とする適応装置。
  2. センサにより感知される値の処理が連続して実施されることを特徴とする請求項1に記載の適応装置。
  3. ねじ式デバイスの頭部と部材との間の接触が上記装置により自動的に検出され、上記第1の量の当初の値が上記接触の前に感知されることを特徴とする請求項1又は2に記載の適応装置。
  4. ねじ式デバイスの頭部と部材との間の上記接触が、上記第1の量を感知することにより検出されることを特徴とする請求項3に記載の適応装置。
  5. 部材に穴を開けるためのドリルビットを更に含み、
    上記ねじ式デバイスは上記ドリルビットにより形成されるホールの中に回し込まれ得ることを特徴とする先行する請求項のうちいずれか一つに記載の適応装置。
  6. 上記センサが上記穴あけの間に上記第1の量を感知しねじを回す間に感知される上記第1の量の補充値とし、
    上記穴あけの間に感知される上記第1の量の後続の値が上記穴あけの間に上記蓄積手段内に蓄積され、
    上記フィードバック機構はこれらの値を公知データと比較して処理し、部材の特性を表し、ねじ式デバイスの部材内での安全且つ実効的な勘合が達成されるシャットオフ状況を決定することを特徴とする請求項5に記載の適応装置。
  7. 第2の量を感知するための更なるセンサを含み、
    上記第2の量の後続の値が上記メモリ手段に蓄積され、上記第1の量の値と組み合わせて公知のデータと比較して処理され、部材の特性を表し、上記シャットオフ状況を決定することを特徴とする先行する請求項のうちのいずれか一つに記載の適応装置。
  8. 第2の量が、ドリルビット又はドライビングビットのいずれかの角度回転であることを特徴とする請求項7に記載の適応装置。
  9. 第2の量が、部材内のねじ式デバイスの軸変位であることを特徴とする請求項7に記載の適応装置。
  10. 回転するドライビングビットがモータで動かされ、フィードバック構成が一つ又はそれ以上のセンサにより感知される量を処理し締め過ぎを回避するためにモータの回転を制御することを特徴とする先行する請求項のうちのいずれか一つに記載の適応装置。
  11. 上記第1の量が、部材によりねじ式デバイスに作用する抵抗トルクの量である、若しくはそれに関連するものであることを特徴とする先行する請求項のうちのいずれか一つに記載の適応装置。
  12. 上記第1の量が適応装置のモータの電流であることを特徴とする先行する請求項のうちのいずれか一つに記載の適応装置。
  13. 回転するドライビングビットが空気式で駆動され、上記第1の量が圧力若しくは圧力に関連するものであり、制御が調整器によりなされることを特徴とする請求項1〜10のうちいずれか一つに記載の適応装置。
  14. 第1の量がドリルビット若しくはドライビングビットへの軸力であることを特徴とする請求項1〜10のうちいずれか一つに記載の適応装置。
  15. 自納式であり、ハンドヘルドの形態で携帯可能であることを特徴とする先行する請求項のうちのいずれか一つに記載の適応装置。
  16. ねじ式デバイスがねじであることを特徴とする先行する請求項のうちのいずれか一つに記載の適応装置。
  17. フィードバック構成が、部材の表面へのねじ式デバイス頭部の接触の前に感知される上記第1の量の値の大きさを種々の部材タイプに対する公知データと比較して適切な公知データのセットを分離することにより、部材の特性を表し、
    シャットオフ状況が、適切な公知データのセットから予想される破壊閾値を突きとめ安全係数をその予想される破壊閾値にあてがうことにより、決定されることを特徴とする先行する請求項のうちのいずれか一つに記載の適応装置。
  18. 生体組織などの部材の中にねじ式デバイスを回す方法であって、
    回転するドライビングビットにより上記部材の中にねじ式デバイスを回すステップと、
    上記部材の部材特性に係る第1の量を感知するステップと、
    上記第1の量の感知された値を蓄積するステップと、
    部材の特性を表し、部材の中へのねじ式デバイスの安全且つ実効的な勘合が達せられるシャットオフ状況を決定するために、公知のデータと比較してセンサにより感知される値を処理するステップと、
    上記シャットオフ状況が達せられたとき上記ドライビングビットの回転を止めるステップと、
    を含むねじ式デバイスを回す方法。
  19. 処理するステップが連続して実施される、請求項18に記載のねじ式デバイスを回す方法。
  20. ねじ式デバイスの頭部と部材の表面との間の接触を自動的に検出するステップと、
    上記の接触の前に上記第1の量の当初の値を感知するステップと、
    を更に含む請求項18又は19に記載のねじ式デバイスを回す方法。
  21. 上記第1の量を感知することにより、ねじ式デバイスの頭部と部材との間の接触を自動的に検出するステップを更に含む請求項18〜20のうちのいずれか一つに記載のねじ式デバイスを回す方法。
  22. 形成されるホールの中に上記ねじ式デバイスが回し込まれ得るように上記部材に穴を開けるステップを更に含む請求項18〜21のうちのいずれか一つに記載のねじ式デバイスを回す方法。
  23. 上記穴あけの間に上記第1の量の後続の値を感知しねじを回す間に感知される上記第1の量の補充値とするステップと、
    これらの感知された値を蓄積するステップと、
    部材の特性を表し、部材の中へのねじ式デバイスの安全且つ実効的な勘合が達成されるシャットオフ状況を決定するために、上記穴あけの間に感知される値を公知データと比較して処理するステップと、
    を更に含む請求項22に記載のねじ式デバイスを回す方法。
  24. 第2の量を感知するステップと、
    上記第2の量の後続の値を蓄積するステップと、
    部材の特性を表し、上記シャットオフ状況を決定するために、上記第1の量の値と組み合わせて公知のデータと比較して上記第2の量の値を処理するステップと、
    を更に含む請求項18〜23のうちのいずれか一つに記載のねじ式デバイスを回す方法。
  25. 第2の量がドライビングビットの角度回転である、請求項24に記載のねじ式デバイスを回す方法。
  26. 第2の量が部材の中でのねじ式デバイスの軸変位である、請求項24に記載のねじ式デバイスを回す方法。
  27. 上記第1の量が、部材によりねじ式デバイスに作用する抵抗トルクの量である、若しくはそれに関連するものであることを特徴とする請求項18〜26のうちのいずれか一つに記載のねじ式デバイスを回す方法。
  28. 上記第1の量が回転するドライビングビットを操作する電気モータの電流であることを特徴とする請求項18〜27のうちのいずれか一つに記載のねじ式デバイスを回す方法。
  29. 第1の量がドライビングビットへ部材により作用する軸力であることを特徴とする請求項18〜26のうちのいずれか一つに記載のねじ式デバイスを回す方法。
  30. 回転するドライビングビットが空気式で駆動され、上記第1の量が圧力若しくは圧力に関連するものであり、制御が調整器によりなされることを特徴とする請求項18〜26のうちのいずれか一つに記載のねじ式デバイスを回す方法。
  31. 部材の表面へのねじ式デバイス頭部の接触の前に感知される上記第1の量の値の大きさを種々の部材タイプに対する公知データと比較して適切な公知データのセットを分離することにより、部材の特性を表すステップと、
    適切な公知データのセットから予想される破壊閾値を突きとめ安全係数をその予想される破壊閾値にあてがうことにより、シャットオフ状況を決定するステップと、
    を更に含む求項18〜30のうちのいずれか一つに記載のねじ式デバイスを回す方法。
  32. 部材が骨であることを特徴とする請求項1〜17のうちのいずれか一つに記載の適応装置。
  33. 部材が歯部材であることを特徴とする請求項1〜17のうちのいずれか一つに記載の適応装置。
  34. 部材が木材であることを特徴とする請求項1〜17のうちのいずれか一つに記載の適応装置。
  35. 部材が合成物であることを特徴とする請求項1〜17のうちのいずれか一つに記載の適応装置。
  36. 部材が骨であることを特徴とする請求項18〜31のうちのいずれか一つに記載のねじ式デバイスを回す方法。
  37. 部材が歯部材であることを特徴とする請求項18〜31のうちのいずれか一つに記載のねじ式デバイスを回す方法。
  38. 部材が木材であることを特徴とする請求項18〜31のうちのいずれか一つに記載のねじ式デバイスを回す方法。
  39. 部材が合成物であることを特徴とする請求項18〜31のうちのいずれか一つに記載のねじ式デバイスを回す方法。

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