JP2005522124A - 通信ネットワークを介した移動端末へのコンテント・クリップのコンテント・プロバイダ側で開始される配信を可能にする方法、通信システム、および通信ネットワーク - Google Patents
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Abstract
本発明は、通信ネットワークを介した移動端末4へのコンテント・クリップのコンテント・プロバイダ側で開始される配信を可能にする方法に関する。ここで、通信ネットワークは、異なる種類の無線アクセス・ネットワーク1、2を備え、コンテント・クリップは、特定の種類の無線アクセス・ネットワークを介して配信される必要がある。こうした配信を可能にするために、移動端末4がコンテント・クリップの配信のために必要な種類の無線アクセス・ネットワーク2を介して通信ネットワークにアクセスしていないと判断された場合、必要な種類の無線アクセス・ネットワーク2への移動端末4のハンドオーバをトリガすることが提示されている。これによって、コンテント・クリップは移動端末4に配信され得る。本発明は同様に、対応するシステム、対応する通信ネットワーク、および提示されたステップを実行する要素に関する。
Description
本発明は、通信ネットワークを介した移動端末へのコンテント・クリップのコンテント・プロバイダ側で開始される配信を可能にする方法に関するものである。ここで、通信ネットワークは少なくとも2つの異なる種類の無線アクセス・ネットワークを備え、上記コンテント・プロバイダによって提供されるコンテント・クリップは、上記少なくとも2つの種類のうち特定の1つの無線アクセス・ネットワークを介して上記移動端末に配信される必要がある。本発明は同様に、通信システムをコンテント・サーバに接続する要素の集合体と、当該要素の集合体および通信ネットワークを備える通信システムと、通信ネットワークとに関する。
通信ネットワークを介したコンテント・プロバイダによる移動端末へのコンテントの配信を可能にすることは当業技術の現状から周知である。コンテント・プロバイダは、例えばBBCニュースを含むビデオ・クリップといったようなコンテントを製作し提供する。そして、コンテントの実際の配信は、通常、コンテント・プロバイダが提供するコンテントを端末に配信するサービス・プロバイダ、例えばネットワーク・オペレータが担当する。
さらに、コンテントの「プッシュ」配信、すなわち、移動端末のユーザの要求によってではなくコンテント・プロバイダによって開始される配信を可能にすることも周知である。
プロバイダ側で開始されるコンテントの配信では、例えばマルチメディア・メッセージの一部としてクリップが利用可能になるや否や、コンテント・クリップは多かれ少なかれ自動的に移動端末に配信される。コンテント・クリップを検索するために対応するユニフォーム・リソース・ロケータ(URL:Uniform Resource Locator)をクリックするといったようなユーザの操作を必要としない形で配信を構成してもよい。コンテント・クリップの自動配信は、宛先の移動端末がサポートするものでなければならない。さらに、通常、移動端末のユーザは、こうしたコンテント・クリップを提供するサービスに事前に加入しておく必要がある。ユーザはそれぞれのコンテント・プロバイダから直接またはサービス・プロバイダ経由でコンテントを注文することができる。
コンテントを配信するために利用される通信ネットワークは、移動端末によるアクセスを可能にする様々な種類の無線アクセス・ネットワークを備えてもよい。単一の通信ネットワークが提供するこうした様々な種類の無線アクセス・ネットワークは、例えば3G(第3世代)無線アクセス・ネットワークおよび2G(第2世代)無線アクセス・ネットワークであり、あるいは、3Gシステムの中では、WCDMA(広帯域符号分割多重アクセス:Wideband Code Division Multiple Access)を利用したUTRAN(ユニバーサル移動電気通信サービス地上無線アクセス・ネットワーク:Universal Mobile Telecommunication Services Terrestrial Radio Access Network)、およびGSM(移動通信用グローバル・システム:Global System for Mobile Communications)無線アクセス・ネットワークであってもよい。
さらに、様々な種類の無線アクセス・ネットワークと、ひいては様々な無線アクセス技術(RAT)を介して通信ネットワークにアクセスすることができる移動端末が提案されている。こうした移動端末はマルチモード端末と呼ばれている。マルチモード端末の一例は2G/3Gデュアルモード端末である。
こうしたマルチモード移動端末の総合的な使用を可能にするために、様々な無線アクセス技術を提供する通信ネットワークが、こうした技術の間でのマルチモード移動端末のシステム間ハンドオーバをサポートするということも提案されている。
UMTS(Universal Mobile Telecommunication Services :ユニバーサル移動電気通信サービス)とGSMとの間のシステム間ハンドオーバを行うために利用されるネットワーク信号方式は、例えば、技術仕様書3GPP TS 23.060 V3.6.0(2001−01)の「汎用パケット無線サービス(GPRS);サービス記述;ステージ2(リリース1999)(General Packet Radio Service (GPRS); Service Description; Stage 2 (Release 1999))」に記述されている。
無線アクセス技術の変更を可能にするいくつかの理由がある。
システム間ハンドオーバを行う最も重要な理由は、通信システムの通信可能範囲および品質の差である。状況によっては、移動中の移動端末が現在接続されている第1の無線アクセス・システムの通信可能範囲が終わることもある。その上、この第1の無線アクセス・システムが提供する無線接続品質が所定のしきい値以下に低下することもある。また一方で、別の無線アクセス・システムが通信可能範囲および/またはより良好な無線接続品質を提供する場合、システム間ハンドオーバによって継続的かつ十分にコンテントを移動端末に供給することが保証され得る。代表的に、第1の無線アクセス・システムはWCDMAシステムであり、第2の無線アクセス・システムはGSM/GPRSシステムである。
システム間ハンドオーバを行うもう1つの根本的な理由は、負荷、すなわち、異なる無線アクセス・システムにおける現在のトラフィックの量である。第1の無線アクセス・システムの負荷が予め定められたしきい値を越えたときは、移動端末のオーバフローを別の無線アクセス・システムに引き渡せばよい。この場合、代表的に、第1の無線アクセス・システムはGSM/GPRSであり、第2の無線アクセス・システムはWCDMAである。
システム間ハンドオーバを行う第3の理由は、必要なサービスのQoS(Quality of Service:サービス品質)の要求である。通信システムのオペレータは、その選好に応じてサービス・ベースのハンドオーバの基準を規定する。そして、このような基準は、ハンドオーバを開始するコア・ネットワーク中のサービス優先順位テーブルに格納される。同じテーブルはまた、通信システムのUTRANの無線ネットワーク制御装置(RNC)内にも存在する。RNCがコア・ネットワークからハンドオーバの情報を受信しない場合、RNC中のテーブルを使用してもよい。種々の無線アクセス技術にサービスを割り当てる例では、音声についてはGSMを優先して使用し、パケット・データについてはWCDMAを優先して使用してもよいが、回線データはWCDMAを使用して送信しなければならない。サービス・ベースのハンドオーバの追加基準は負荷であるから、「負荷およびサービス・ベースのハンドオーバ」という表現が、「サービス・ベースのハンドオーバ」という表現よりも正確な言い方である。
例えば、技術仕様書3GPP TS 25.413 V3.4.0(2000−12)の「UTRAN Iuインタフェース RANAP信号方式(リリース1999)(UTRAN Iu Interface RANAP Signalling (Release 1999))」に規定されているように、3G UTRANから2G GSMへの無線アクセス・ネットワークのサービス・ベースのハンドオーバは、コア・ネットワークとUTRANとの間のIuインタフェース上のRANAP(無線アクセス・ネットワーク・アプリケーション・パート)メッセージである「RAB割り当て要求(RAB Assignment Request)」および「再配置要求(Relocation Request)」中の「サービス・ハンドオーバ(Service Handover)」と呼ばれるオプションのパラメータによって実現される。このパラメータについて、「GSMへのハンドオーバ(HO)を行うべきである」、「GSMへのハンドオーバ(HO)を行うべきでない」および「GSMへのハンドオーバ(HO)は行わない」という3つの値が規定される。このようにすれば、コア・ネットワークは、RNCに対し3Gから2Gへの無線アクセス・ネットワークのハンドオーバを実行するよう強制することはできず、ハンドオーバを提案することができるのみである。最終的な判断は、負荷、通信可能範囲および無線接続品質といったような追加基準に基づいて、RNCにより行われる。さらに、負荷およびサービス・ベースのハンドオーバでは、RNCは、複数の移動端末を周期的にかつ一まとめにして、直接にではなく個別に、基地局サブシステム(BSS)に引き渡す(hand over )。
マルチモード移動端末へのコンテントの配信に帰結し得るような現在周知の方法では解決できない問題は、ライセンス供与に関するものである。メディアの世界では、ケーブル、地上アクセスすなわちアナログ方式、ディジタル方式、AM、FM、HF、UHFおよび/またはVHF、または衛星システムを介したテレビおよびラジオ放送といったような、ある種のアクセスのみを介して特定のコンテントを配信するためのライセンスを提供するのが一般的なアプローチである。これと対照的に、移動通信では、コンテント・ライセンスというものはまだ新しいものである。また一方で、コンテント・プロバイダの中には、例えばGSMおよびUMTS帯域または技術といったような制限された無線アクセス・スペクトラム上で何らかのコンテントを提供するための独占的ライセンスを移動通信ネットワーク・オペレータおよび他のサービス・プロバイダに既に販売しているものもある。オペレータは、通常、2Gおよび3G両方のネットワークを有しており、3G無線アクセスを介して3G/2Gデュアルモード端末ユーザに多数のコンテントを提供することができる。しかしながら、このオペレータがあるコンテントについて2Gのライセンスしか有していない場合、2G帯域上で、ライセンス供与がなされたコンテントをデュアルモード加入者に提供する技術的解は有用であろう。デュアルモード加入者のデュアルモード移動端末は、3G無線アクセス・ネットワークを介して2Gのみのコンテントにアクセスしようとする場合、アクセスを可能にするため2Gシステムに移動しなければならない。2G無線アクセス・ネットワークを介したダウンロード、ストリーミングまたはMMS(マルチメディア・メッセージング・サービス:Multimedia Messaging Service)によるコンテント配信の後、上記の端末は3Gシステムに移動することも2Gシステムに留まることもできる。
さらに、特定の無線アクセス技術を必要とするコンテントが配信される状況も起こり得る。例えば、2G/3G移動端末は、3G WCDMAシステムまたは2G GSMシステムのいずれかで動作し得る。そして、通常は、WCDMAシステムが好適なシステムである。しかしながら、GSMは、例えばトランスペアレント・ファクシミリ(transparent facsimile )のように、3Gでは存在しないようないくつかのサービスを有する。
現在の3GPP仕様は、UTRAN、GSMおよびGERANといったような無線アクセス・セルを平等に扱っているので、ネットワーク・オペレータにとって、移動端末を最も適切な移動端末技術の方へ誘導するための強力な手段は存在しない。規定された基準に基づいて1つまたは他の公衆陸上移動ネットワーク(PLMN)、位置登録エリア(LA)、ルーティング・エリア(RA)またはセルを優先することは周知である。しかしながら、異なる無線アクセス技術のセルが単一のPLMN、LAまたはRAの中に混合されていることもあり、移動端末に対し特定の無線アクセス技術を強制する方法はもとより、何らかの無線アクセス技術を優先する方法さえもこれまで提案されていない。現在サービスを行っているセルにおいて必要なサービスを提供することができない場合のみ、呼(call)はネットワークによって別のセルに引き渡されるか、または呼は消去される。
欧州特許公開公報EP1162805A1は、ユーザの要求、特に、移動端末を介した要求に際してのコンテントの配信を述べている。コストが高いために、縮小されたコンテントのみを移動端末に配信し、また一方で、完全なコンテントを代替システム、特に有線システムに提供することが提案されている。この代替システムへの完全なコンテントの提供は、例えばインターネット接続がなされたデータ処理システムへの「プッシュ」配信によって実現され得る。しかしながら、上記の先行技術文献は、「プッシュ」配信において特定の種類の無線アクセス・ネットワークを介して移動端末にコンテントを配信する必要性を取り扱っていない。
本発明の目的は、所定の種類の無線アクセス・ネットワークを介して通信ネットワーク上で移動端末のユーザに配信すべきコンテントの、コンテント・プロバイダ側で開始される配信を可能にすることである。
この目的は、本発明に従って、第1のステップとしてコンテント・クリップを配信するために必要な無線アクセス・ネットワークの種類を判断するステップを含む方法によって達成される。必要な種類は、コンテント・クリップに関連する表示に基づいて判断される。こうした表示は、特に、コンテント・クリップと共にコンテント・プロバイダによって提供されればよい。さらに、コンテント・クリップの配信先である移動端末が現在通信ネットワークにアクセスする経路となっている無線アクセス・ネットワークの種類が判断される。移動端末が現在、コンテント・クリップの配信のために必要なものとは異なった種類の無線アクセス・ネットワークを介して通信ネットワークにアクセスしている場合、必要な種類の無線アクセス・ネットワークへの移動端末のハンドオーバがトリガされる。最終的に、コンテント・クリップを配信するために必要な種類の無線アクセス・ネットワークを介して、コンテント・クリップが移動端末に配信される。
ハンドオーバという用語は、セルの再選択をも含むことに注意されたい。
本発明の目的は、対応する通信システムによっても同様に達成される。このシステムは、第1の種類および第2の種類の無線アクセス・ネットワークと、第1の種類の無線アクセス・ネットワークから第2の種類の無線アクセス・ネットワークへの移動端末のシステム間ハンドオーバを実行する手段とを有する通信ネットワークを備えている。本システムはさらに、第1および第2との種類の無線アクセス・ネットワークを介して通信ネットワークにアクセスする手段を有する移動端末を備えている。本システムはその上に、少なくとも1つの要素の装置を備えている。この装置は通信ネットワークの外部にあってもよく、また通信ネットワークの一部を形成してもよい。第1のケースでは、例えば装置の他の要素と協働し得るMMSリレーおよび/またはサーバであってもよい。MMSリレー/サーバは例えば、技術仕様書3GPP TS 23.140 V5.1.0(2001−12)の「マルチメディア・メッセージング・サービス(MMS);機能的記述;ステージ2(リリース5)(Multimedia Messaging Service (MMS); Functional Description; Stage 2 (Release 5) )」に規定されており、メッセージの格納と通知、報告および一般的なメッセージ処理を担当する。本装置を利用してコンテント・サーバを通信ネットワークに接続するようになっている。このコンテント・サーバは、コンテント・プロバイダによる開始に際して、通信ネットワーク上で第2の種類の無線アクセス・ネットワークを介して移動端末に配信すべきコンテント・クリップを提供する。本装置は、提示された方法のステップを実行する手段を備えている。
さらに、本発明の目的は、上記のような少なくとも1つの要素の装置によって達成される。すなわち、提示された装置は、コンテント・サーバからコンテント・クリップを受信する手段と、提示された方法のステップを実行する手段とを備えている。
最終的に、本発明の目的は、コンテント・プロバイダ側で開始されるコンテント・クリップの配信のためのハンドオーバを可能にするような対応する通信ネットワークによって達成される。
本発明は、コンテント・プロバイダが提供するコンテント・クリップについて、当該コンテント・クリップが特定の無線アクセス・ネットワークを介して移動端末に配信されるものであるか否かを判断し得るという着想から出発している。そして、コンテント・クリップの宛先である移動端末が現在、必要なものとは違う無線アクセス・ネットワークを介して通信ネットワークにアクセスしている場合、この移動端末のハンドオーバをトリガすればよい。
本発明の利点は、コンテントの宛先である移動端末が現在、そのコンテントのために必要なものとは別の種類の無線アクセス・ネットワークを介して通信ネットワークにアクセスしている場合でも、プロバイダ側で開始されるコンテント配信が可能なことである。
本発明の好適実施形態は、本願の特許請求の範囲の従属形式の請求項から明らかになる。
コンテント・プロバイダが提供するコンテント・クリップは、何らかのメッセージ、例えばマルチメディア・メッセージに含まれるものであってよいし、または何らかの他のメッセージに含まれるものであってよい。こうしたメッセージは例えば、コンテント・クリップを配信するために必要な無線アクセス・ネットワークの種類を表示する拡張ヘッダを備えてもよい。しかしながら、その表示は必ずコンテント・クリップと共に提供されなければならないことに注意されたい。これは、例えば、メッセージに対し相互接続がなされたメタデータ・ファイルに含まれるものでもよい。
本発明の1つの可能な実施形態では、特定のコンテント・プロバイダを出所とする全てのコンテント・クリップは、特定の種類の無線アクセス・ネットワークを介して配信されなければならない。この場合、コンテント・クリップの出所が、コンテントを配信するために必要な無線アクセス・ネットワークの種類の表示を構成してもよい。
本発明の別の実施形態では、コンテント・プロバイダを出所とするコンテント・クリップを特定の種類の無線アクセス・ネットワークを介して配信しなければならないか否かの表示が、コンテント・クリップを受信した後と、当該コンテント・クリップを移動端末のユーザに配信する前に、ネットワーク・エンティティから要求される。
本発明のさらに別の実施形態では、コンテント・プロバイダを出所とするコンテント・クリップが、例えばMMSリレー/サーバによって検査され、検査の結果に基づいて、当該コンテント・クリップを特定の種類の無線アクセス・ネットワークを介して配信しなければならないか否かが結論付けられる。
本発明の好ましい実施形態では、コンテント・プロバイダが提供するコンテント・クリップが、まず、データベース内に格納される。コンテント・クリップの配信先である移動端末が当該コンテント・クリップを配信するために必要な種類の無線アクセス・ネットワークを介して通信ネットワークにアクセスしていることがわかり次第、上記データベースからコンテント・クリップを検索することが可能になる。
コンテント・クリップは、移動端末のユーザが加入したサービスに応じて提供されるものではあるが、移動端末は当該コンテント・クリップを受信するために利用できないこともある。したがって、移動端末が提供されたコンテント・クリップの配信を要求し得ることを示す通知を当該移動端末に送信することが提示されている。そして、おそらく必要になるであろう移動端末のハンドオーバは、コンテント・クリップ配信に対する移動端末の要求があったときに初めてトリガされる。同様に、コンテント・クリップは、移動端末による要求があったときに初めて移動端末に配信される。
一般に、コンテント・プロバイダは、コンテント・クリップと共に、当該コンテント・クリップの配信先である移動端末の識別子を提供する。より詳しくいえば、この識別子は、移動端末中のSIM(加入者識別モジュール:Subscriber Identity Module)またはUSIM(UMTS SIM)に関連するMSISDNであってもよい。すなわち、識別子は、一般に移動加入者に関連し、かつ、特定の移動端末が上記SIMまたはUSIMに接続されている限り当該特定の移動端末に関連する。本発明の好適な実施形態では、何らかの格納手段に格納されたリストは、少なくとも2つの異なる種類の無線アクセス・ネットワークを介した通信ネットワークへのアクセスを許可された全ての加入者の識別子を備えている。そこで、加入者の提供された識別子を格納されたリストと比較すればよい。コンテント・クリップの配信先である移動端末が二重モード加入者に属すると判断されたときに初めてハンドオーバがトリガされる。
移動端末が現在接続されている無線アクセス・ネットワークの種類は、移動端末、例えばサービスに加入している全ての移動端末の現在の接続に関する利用可能な格納された情報に基づいて判断すればよい。この情報は、現在使用中の無線アクセス技術、移動端末の種類、および移動端末の加入に関する情報を含んでもよい。上記情報は、移動端末が通信ネットワークにアクセスする都度提供される。さらに、上記情報を使用して、デュアルモード加入者が現在デュアルモード移動端末を使用しているか否を検証し、デュアルモード加入者が現在デュアルモード移動端末を使用していない場合にはハンドオーバを禁止してもよい。
コンテント・プロバイダは、コンテント・クリップを特にMMSリレー/サーバに提供すればよい。ここで、MMSリレー/サーバは、通信ネットワークに接続されており、必要な場合に移動端末のハンドオーバをトリガする。さらに、MMSリレー/サーバは、ハンドオーバが必要か否かを判断すればよい。代替的に、このようなタスクは、MMSリレー/サーバに接続されたユニットが実行してもよい。さらに、MMSリレー/サーバに接続された上記ユニットは、ハンドオーバをトリガすべきか否かを判断するためにユニットまたはMMSリレー/サーバで必要とされる情報を格納してもよい。
ハンドオーバがトリガされた場合、コンテント・クリップは、好適にはトリガされたハンドオーバが完了したという通知の後で初めて配信される。
本発明は、パケット交換(PS)ドメインおよび/または回線交換(CS)ドメインについて実現可能である。好適には、全ての2G/3G移動端末はPSデータの処理をサポートすることになっているので、本発明は少なくともPSドメインについて実現される。ハンドオーバは、PSドメインでは、GGSN(サービングGPRSサポート・ノード:Serving GPRS Support Node )およびSGSN(ゲートウェイGPRSサポート・ノード:Gateway GPRS Support Node)へのネットワーク制御セル再選択(NCCRS:Network Controlled Cell Re-selection )トリガによってトリガされ、CSドメインの場合は、NAS(非アクセス階層:Non Access Stratum)およびMSC(移動交換センタ:Mobile Switching Center )へのトリガによってトリガされる。MMSリレー/サーバがPSドメインでのマルチメディア・メッセージの配信だけをサポートする場合、NCCRSトリガだけが必要である。
好適には、通信ネットワークの無線アクセス・ネットワークの少なくとも一方は3G無線アクセス・ネットワークであり、上記無線アクセス・ネットワークの少なくとももう一方は2G無線アクセス・ネットワークである。
明らかに、本発明は、他の少なくとも2つの異なる種類の無線アクセス・ネットワークを備える通信ネットワークと共に利用できるが、本発明が必要とするのは、コンテント・プロバイダ側が開始する少なくとも1種類のシステム間ハンドオーバが可能であるということのみである。
したがって、本発明のシステム間ハンドオーバは、WCDMAおよびGSM/GPRSについてだけでなく、そのようなシステム間ハンドオーバの対象となる任意のシステム、例えばWLAN(無線ローカルエリア・ネットワーク:Wireless Local Area Network )からGSMへの移動端末のハンドオーバについても実現可能である。
本発明の他の目的および特徴は、添付の図面と共に検討される本発明の例示実施形態に関する以下の説明から明らかになるであろう
図1は、移動通信ネットワークを介した移動端末へのコンテントのコンテント・プロバイダ側で開始される配信を可能にするような、本発明による通信システムを示す図である。
図1は、移動通信ネットワークを介した移動端末へのコンテントのコンテント・プロバイダ側で開始される配信を可能にするような、本発明による通信システムを示す図である。
図示された通信システムは、3G UTRAN1と、2G GSM無線アクセス・ネットワーク2とを備えている。UTRAN1は、無線ネットワーク制御装置RNCに接続された基地局BTSを備え、GSMアクセス・ネットワークは、基地局制御装置BSCに接続された基地局BTSを備える。
UTRANのRNCはさらに、3GサービングGPRSサポート・ノード(3G−SGSN)を介してホーム・ロケーション・レジスタHLRとゲートウェイGPRSサポート・ノードGGSNとに接続される。GSMアクセス・ネットワークのBSCはさらに、2G−SGSNを介してHLRとGGSNとに接続される。
SGSN、HLRおよびGGSNは通信システムのコア・ネットワークに属する。2Gおよび3Gの無線アクセス・ネットワーク1、2とコア・ネットワークとの集合体は、移動通信ネットワークとも呼ばれる。
SGSNは、パケット交換サービスについて、その現在のロケーションに位置する移動端末にサービスを提供するスイッチである。GGSNは、パケット交換サービスについて、外部ネットワークへの接続を提供するコア・ネットワークのスイッチである。この機能のため、GGSNは一方で、マルチメディア・メッセージング・サービスについて、MMSリレー/サーバ5を介してコンテント・プロバイダのコンテント・サーバ3に接続される。
図1の通信システムはさらに移動端末4を備えている。この移動端末4は2G/3Gデュアルモード局であり、GSM/GPRSとWCDMAとをサポートする。すなわち、移動端末4は、それぞれ提供される基地局BTSのいずれかを介して移動通信ネットワークのUTRAN1とGSM無線アクセス・ネットワーク2とに同様にアクセスすることができる。
移動通信ネットワークのオペレータは、特定のMMSのためのコンテント・クリップを、2G無線アクセス技術を介して移動端末に配信するためのライセンスを有する。オペレータは、こうしたコンテント・クリップを3G無線アクセス技術を介して配信するためのライセンスを有していない。図示されたデュアルモード移動端末4のユーザは、この特定のMMSに加入している。
MMSリレー/サーバ5は、2G/3G移動端末を使用するような上記サービスの全ての加入者のMSISDN(移動加入者統合サービス・ディジタル・ネットワーク番号:Mobile Subscriber Integrated Services Digital Network Numbers )と、ひいては移動端末4のMSISDNとのリストを格納する。
こうした加入者の1人が移動端末を介してパケット・データ・プロトコル(PDP)コンテキストを起動するときはいつでも、MMSリレー/サーバ5はさらに、GGSNから、使用されている無線アクセス技術RATに関する情報、使用されている移動端末の種類すなわちユーザ機器UEに関する情報、および、それぞれの移動端末の加入SUBSに関する情報を受信する。この情報は同様にMMSリレー/サーバ5によって格納される。代替的に、上記情報は、MMSリレー/サーバ5に接続された何らかの格納要素、例えばIdプロキシ(Id Proxy)に提供され、そこに格納されてもよい。
ここで、図示された移動端末4が加入するMMSについてコンテント・プロバイダ3が提供する2Gのみのコンテントの配信を図2を参照して説明する。図2は、コンテント・プロバイダ3を出所とするコンテントの配信を可能にするためにMMSリレー/サーバ5において実現される手順の一部を例示する。
例示される初期状態では、移動端末4はUTRAN1における非実時間(NRT)パケット交換(PS)接続を有しており、RAT、UEおよびSUBSに関する対応する情報は、MMSリレー/サーバ5または接続された格納要素内に格納される。
あるユーザが加入するMMSについての新しいコンテント・クリップ、例えば移動端末4のユーザが加入するMMSについての2Gのみのコンテント・クリップが利用可能なときはいつでも、コンテント・プロバイダ3は、コンテント・クリップを備えるマルチメディア・メッセージをMMSリレー/サーバ5に提供する。
すなわち、第1のステップでは、MMSリレー/サーバ5は、コンテント・プロバイダ3のコンテント・サーバから、コンテント・クリップを備えたマルチメディア・メッセージ(MS)を自動的に受信する。
MMSリレー/サーバ5によるマルチメディア・メッセージの宛先への配信を可能にする前に、当該マルチメディア・メッセージに包含されるコンテントのために必要な無線アクセス技術の種類を判断しなければならない。
このため、コンテント・プロバイダ3が提供するマルチメディア・メッセージは、MIME(多目的/マルチメディア・インターネット・メール拡張仕様:Multipurpose/Multimedia Internet Mail Extension )マルチパート・ヘッダ中に拡張ヘッダを備えている。この拡張ヘッダは、包含されるコンテント・クリップが2Gのみのコンテント・クリップであるという表示と、コンテント・クリップの宛先である加入者のMSISDNとを含む。
代替的に、包含されるコンテント・クリップが2Gのみのコンテント・クリップであるという表示は、コンテント・プロバイダ3からMMSリレー/サーバ5にマルチメディア・メッセージを配信するために使用されるプロトコル層に含めてもよい。
さらに代替的に、あるコンテント・プロバイダ3を出所とする全てのマルチメディア・メッセージが2Gのみのコンテントを有することを知るようにMMSリレー/サーバ5を構成してもよい。
加入者のMSISDNが提供されているために、確立されたPDPコンテキストに対応するそれぞれの加入者のIPアドレスをGGSNからMMSリレー/サーバ5に送信することは、マルチメディア・メッセージを配信する際に必要ではない。ここで説明している例では、MMSリレー/サーバ5は、受信したマルチメディア・メッセージが2Gのみのコンテント・クリップを備えることを検出する。
MMSリレー/サーバ5は、そのデータベース中に、配信対象の、2Gのみのコンテント・クリップを含むような受信した全てのマルチメディア・メッセージのリストを格納する。さらに、MMSリレー/サーバ5は、そのデータベース中に、対応するマルチメディア・メッセージを格納する。2Gのみのコンテントを有するような新たに受信したマルチメディア・メッセージに基づいて、MMSリレー/サーバ5はそのデータベースを補足する。
MMSリレー/サーバ5はその上に、コンテント・クリップの宛先である移動端末4が3Gのみの端末であるか否かを判断する。当該移動端末が3Gのみの端末である場合、コンテント・クリップは配信されない。
そうでない場合、MMSリレー/サーバ5は、加入済のコンテント・クリップの宛先である加入者の移動端末4にMMSの通知を送信する。この通知は、MMSリレー/サーバ5を指すユニフォーム・リソース・インジケータ(URI:Uniform Resource Indicator)と、移動端末4内のMMSユーザ・エージェント(MMS User Agent)を起動するために必要な情報とを有している。この結果、端末4はMMSリレー/サーバ5に、マルチメディア・メッセージの配信を要求する。代替的に、ユーザ・エージェントは、移動端末4のユーザに新しいMMSの通知について知らせてもよい。そして、ユーザは、端末4のボタンをクリックしてマルチメディア・メッセージの配信を要求してもよい。
MMSリレー/サーバ5はさらに、受信したMSISDNと、RAT、UEおよびSUBSに関する格納された情報とに基づいて、メッセージの配信先である移動端末がデュアルモード移動端末であるか否かを判断する。MSISDNのリストが格納ユニットに格納されている場合、MMSリレー/サーバ5は、コンテント・クリップの配信先である移動端末のMSISDNに基づいて上記格納ユニットから情報を入手すればよい。
2Gのみのコンテント・クリップを有するような受信したマルチメディア・メッセージの配信先が2Gのみの加入者であると判断された場合、加入者の移動端末による要求があれば、すぐにメッセージを配信すればよい。2Gのみのコンテント・クリップを有するような受信したマルチメディア・メッセージの配信先が3Gのみの加入者である場合、移動端末は、提供されたコンテント・クリップの配信ができないことを知らされる。
しかしながら、加入者がデュアルモード移動端末を使用している場合、MMSリレー/サーバ5はさらに、端末が現在2Gまたは3Gのいずれの無線アクセス・ネットワーク1、2を介して移動通信ネットワークに接続されているかを判断しなければならない。このため、MMSリレー/サーバ5は、格納されたRAT、UEおよびSUBSの情報に対して、受信したMSISDNのマッピングを行う。移動端末が、現在2G無線アクセス・ネットワーク2に接続されているデュアルモード端末である場合、コンテント・クリップを有するような格納されたメッセージをここで移動端末に配信すればよい。
ここで説明している例では、MMSリレー/サーバ5は、移動端末4が現在3G無線アクセス・ネットワーク1に接続されているデュアルモード端末であると判断する。コンテント・クリップは2G無線アクセス技術を介した配信しか許可されていないので、MMSリレー/サーバ5は、コンテント・クリップの配信を可能にする前に2G無線アクセス・ネットワーク2への移動端末4のハンドオーバをトリガしなければならないことがわかる。
代替的に、ハンドオーバの必要性は、別のネットワーク要素、例えばMMSリレー/サーバ5に接続されたIdプロキシにて判断してもよい。そして、Idプロキシは単に、MMSリレー/サーバ5に、MMSリレー/サーバ5が移動端末のハンドオーバをトリガしなければならないか否かの表示を提供するのみでよい。
ハンドオーバをトリガするために、MMSリレー/サーバ5はNCCRSトリガをGGSNに送信する。
MMSリレー/サーバ5によるNCCRSトリガの結果として生ずるUTRAN1からGSMアクセス・ネットワーク2への移動端末4のハンドオーバは、図1では「NCCRS」と表記された矢印によって示される。以下、実際のハンドオーバの詳細をさらに説明する。
2G無線アクセス・ネットワーク2への移動端末4のハンドオーバが完了すると、GGSNはMMSリレー/サーバ5にその旨を通知する。
ハンドオーバが完了したというGGSNによる表示を受信すると、MMSリレー/サーバ5は、そのデータベースから、2Gのみのコンテントを有するような格納されたマルチメディア・メッセージを検索し、マルチメディア・メッセージをGSM無線アクセス・ネットワーク2を介して移動端末4に配信する。そして、移動端末4のユーザ・エージェントは、自動的または移動端末4のユーザの要求に応じて、受信したマルチメディア・メッセージを端末4の画面に表示すればよい。
さらに、MMSリレー/サーバ5は、加入者の全てのIPアドレスが格納されたRATステータスを変更するが、これは、そうしないと、MMSリレー/サーバ5がその後のコンテント配信について誤ったNCCRSトリガを発生させるおそれがあるからである。
ここで説明している本発明の実施形態では、MMSリレー/サーバ5は、移動端末が現在アクティブなPDPコンテキストを有する場合のみ、コンテント・クリップを移動端末に配信するが、これは、この場合のみ、RAT、UEおよびSUBSに関する有効な情報が移動端末についてMMSリレー/サーバ5で利用可能だからである。マルチメディア・メッセージがコンテント・プロバイダ3によって提供される場合、移動端末がPSコア(PS Core)ネットワークに結合していないときは、移動端末がPSコアへの次のルーティング・エリア更新(Routing Area Update )を行うまで、上記メッセージはMMSリレー/サーバ5のデータベース内に格納される。しかしながら、本発明の別の実施形態では、マルチメディア・メッセージの配信についての別の基準を同様に利用してもよい。
上記の説明から明らかになるように、MSMCからGGSNへのNCCRSトリガをサポートすると共に、GGSNからMMSリレー/サーバ5またはMMSリレー/サーバ5に接続された格納要素へのRAT、UEおよびSUBS情報の配信をサポートするために、MMSリレー/サーバ5とGGSNとの間の新しいプロトコルが必要である。
以下、MMSリレー/サーバによってトリガされるような可能なハンドオーバの手順をさらに詳細に説明する。
受信したマルチメディア・メッセージを配信するためハンドオーバが必要であると判断した場合、MMSリレー/サーバ5は、コンテント・ベース・システム間ネットワーク制御セル再選択(CB IS NCCRS)トリガをGGSNに送る。
CB IS NCCRSトリガはさらに、更新PDPコンテキスト要求(Update PDP Context Request)メッセージのオプション・フィールド内で3G−SGSNに伝えられる。3G−SGSNは、CB IS NCCRSトリガとしてのオプション・フィールド・コンテントに基づいてメッセージを解釈し、RAB割り当て要求によってRNC内のサービス・ベース・セル再選択(SB IS NCCRS)をトリガする。RNCの場合、サービス・ベース・セル再選択はコンテント・ベース・セル再選択と同じであるが、これは、どちらもRNC内でセル再選択をトリガするために、同じサービス・ハンドオーバ情報要素パラメータを使用するからである。
RNCは2Gでセル再選択を行うよう移動端末に指令する。これによって、RAB割り当て要求(RAB Assignment Request)が、RNCによって3G−SGSNに送られ、更新PDPコンテキスト応答(Update PDP Context Response )が、3G−SGSNによってさらにGGSNに送られる。
移動端末は、それ自体で2Gセルを発見することができ、ルーティング・エリア更新要求を2G側で2G−SGSNに送信する。
SGSNコンテキスト要求、および2G−SGSNと3G−SGSNとの間の応答によって、2G−SGSNは、3G−SGSNから移動端末の古いSGSNコンテキストを取得する。3G−SGSNは、応答メッセージのオプション・フィールド内に、移動端末がコンテント・ベース・アクセスの理由で2Gに移動したことを示す情報を含む。
ここで、キャンセル・ロケーション(Cancel Location )メッセージが、HLRから3G−SGSNで受信されると、3G−SGSNとRNCとの間のメッセージ交換に関してIuインタフェースが解放される。その後のBSSパケット・フロー・コンテキスト(BSS Packet Flow Context )の手順では、2G−SGSNはBSCに、CREATE−BSS−PFCメッセージ中で、UTRANへのハンドオーバを行わないということを示す。このような評価(value)の理由は、移動端末は、2Gのみのコンテントを2G無線アクセスを介してダウンロードする一方で、コンテント・ライセンスの違反になるためにすぐには3Gに戻らないからである。
そして、移動端末の上記のルーティング・エリア更新要求(Routing Area Update Request )は、2G−SGSNによる対応するメッセージによって受諾される。
GGSN内のPDPコンテキストを更新するために、2G−SGSNとGGSNとの間の要求/応答メッセージ交換では、さらに別のメッセージを利用する。2G−SGSNは要求中に、ハンドオーバが進行中であることを示すハンドオーバ(CB IS NCCRS)情報を含む。
最終的なメッセージによって、GGSNはMMSリレー/サーバ5に、MMSリレー/サーバ5がハンドオーバをトリガした対象のユーザについてハンドオーバ(CB IS NCCRS)が完了したことを知らせる。
ここで、前に説明したように、MMSリレー/サーバ5は、2Gのみのコンテント・クリップを含むような受信したマルチメディア・メッセージを移動端末に配信することができる。
移動端末5からGSMアクセス・ネットワークへのハンドオーバの後、「UMTSへのハンドオーバ(HO)は行わない」というパラメータをコア・ネットワークからBSCへのAインタフェース上のハンドオーバ・メッセージに含めることによって、移動端末5は2G側に保持され得る。他の2つの可能なパラメータは「GSMへのハンドオーバ(HO)を行うべきである」および「GSMへのハンドオーバ(HO)を行うべきでない」である。
再び移動端末5がアイドル・モード(idle mode )に切り換わると、オペレータが、WCDMA隣接リスト内である特定のGSMセルに高い優先順位を与えていないならば、移動端末5は最も強力な3Gまたは2Gのセルに接続される。GSMセルに上記の高い優先順位を与えていれば、WCDMAセルからより強力な信号を受信しても、それが所定の最大しきい値レベル以下である限り、アイドル・モードの移動端末5はGSMに留まることになる。
これまで説明した本発明の実施形態は、本発明の方法、ネットワーク要素、移動通信ネットワークおよび通信システムを実現するいくつかの可能性の1つを構成するものにすぎないことが理解されるであろう。
Claims (21)
- 通信ネットワークを介した移動端末(4)へのコンテント・クリップのコンテント・プロバイダ側で開始される配信を可能にする方法であって、前記通信ネットワークが少なくとも2つの異なる種類の無線アクセス・ネットワーク(1、2)を備え、コンテント・プロバイダ(3)によって提供される前記コンテント・クリップが、前記少なくとも2つの種類のうち特定の1つの無線アクセス・ネットワークを介して前記移動端末(4)に配信される必要があり、前記方法は、
前記コンテント・クリップに関連する表示に基づいて前記コンテント・クリップを配信するために必要な種類の無線アクセス・ネットワーク(2)を判断し、前記移動端末(4)が現在前記通信ネットワークにアクセスする際に経由している種類の無線アクセス・ネットワーク(1)を判断するステップと、
前記移動端末(4)が現在、前記コンテント・クリップを配信するために必要なものとは異なる種類の無線アクセス・ネットワーク(1)を介して前記通信ネットワークにアクセスしている場合、前記コンテント・クリップを配信するために必要な前記種類の無線アクセス・ネットワーク(2)への前記移動端末(4)のハンドオーバをトリガするステップと、
前記コンテント・クリップを配信するために必要な前記種類の無線アクセス・ネットワーク(2)を介して前記移動端末(4)に前記コンテント・クリップを配信するステップとを有する方法。 - 前記コンテント・プロバイダ(3)によって提供される前記コンテント・クリップがマルチメディア・メッセージ内に含まれる、請求項1に記載の方法。
- 前記コンテント・クリップを配信するために必要な無線アクセス・ネットワーク(2)の種類の表示が、前記コンテント・プロバイダ(3)によって前記コンテント・クリップと共に提供される、請求項1または2に記載の方法。
- 特定のコンテント・プロバイダ(3)によって提供される全てのコンテント・クリップが特定の種類の無線アクセス・ネットワーク(2)を介して配信される必要があり、前記コンテント・クリップに関連する前記表示が、前記コンテント・クリップの出所の識別子によって与えられる、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記コンテント・クリップを配信するために必要な無線アクセス・ネットワーク(2)の種類の表示が、ネットワーク・エンティティから別途フェッチされるかまたは前記コンテント・クリップから外挿される、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
- 前記コンテント・クリップの配信先である前記移動端末(4)が、前記コンテント・クリップを配信するために必要な前記種類の無線アクセス・ネットワーク(2)を介して前記通信ネットワークにアクセスしていることがわかるまで、前記コンテント・プロバイダ(3)によって提供された前記コンテント・クリップがデータベース内に格納される、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記移動端末(4)が、提供された前記コンテント・クリップの配信を要求し得ることを示す通知を前記移動端末(4)に送信するステップをさらに有し、前記コンテント・クリップの配信のために必要な種類の無線アクセス・ネットワークへの前記移動端末(4)のハンドオーバが、前記コンテント・クリップを配信するようにという前記移動端末(4)による要求に際してのみトリガされ、前記コンテント・クリップが、前記コンテント・クリップを配信するようにという前記移動端末(4)による要求に際してのみ前記移動端末(4)に配信される、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
- 前記コンテント・クリップの配信先である前記移動端末(4)を使用する加入者の識別子が、少なくとも2つの異なる種類の無線アクセス・ネットワーク(1、2)を介した前記通信ネットワークへのアクセスを許可された移動加入者の識別子の格納されたリストと比較され、前記加入者が少なくとも2つの異なる種類の無線アクセス・ネットワーク(1、2)を介して前記通信ネットワークにアクセスすることができる加入者であると判断された場合のみハンドオーバがトリガされる、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
- 前記移動端末(4)が現在接続されている前記種類の無線アクセス・ネットワーク(1)が、前記移動端末(4)の現在の接続に関する利用可能な格納された情報に基づいて判断される、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
- 前記コンテント・クリップが前記コンテント・プロバイダ(3)によって、前記通信ネットワークに接続されたマルチメディア・メッセージング・サービス(MMS)リレーおよび/またはサーバ(5)に提供され、前記MMSリレーおよび/またはサーバ(5)が必要な場合に前記移動端末(4)の前記ハンドオーバをトリガする、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
- 前記MMSリレーおよび/またはサーバ(5)が、ハンドオーバが必要か否かを判断する、請求項10に記載の方法。
- 前記MMSリレーおよび/またはサーバに接続されたユニットが、ハンドオーバが必要か否かを判断する、請求項10に記載の方法。
- ハンドオーバのために、前記MMSリレーおよび/またはサーバ(5)がネットワーク制御セル再選択(NCCRS)のトリガを前記通信ネットワークに送信する、請求項10から12のいずれか一項に記載の方法。
- 前記コンテント・クリップを配信するために必要なものとは異なる種類の無線アクセス・ネットワーク(1)を介して前記通信ネットワークにアクセスする移動端末(4)のハンドオーバがトリガされた場合、トリガされた前記ハンドオーバが完了したという通知に際して、前記コンテント・クリップが前記移動端末(4)に配信される、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
- 前記通信ネットワークの少なくとも一方の前記無線アクセス・ネットワークが、第3世代(3G)無線アクセス・ネットワーク(1)であり、前記通信ネットワークの少なくとももう一方の前記無線アクセス・ネットワークが、第2世代(2G)無線アクセス・ネットワークである、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
- 第1の種類および第2の種類の無線アクセス・ネットワーク(1、2)を有し、かつ、第1の種類の無線アクセス・ネットワーク(1)から第2の種類の無線アクセス・ネットワーク(2)への移動端末のシステム間ハンドオーバを実行する手段(GGSN、3G−SGSN、2G−SGSN、RNCおよびBSC)を有する通信ネットワークを備える通信システムであって、
前記通信システムがさらに、前記第1の種類の無線アクセス・ネットワーク(1)と前記第2の種類の無線アクセス・ネットワーク(2)とを介して前記通信ネットワークにアクセスする手段を有する少なくとも1つの移動端末(4)を備え、
前記通信システムがさらに、コンテント・サーバ(3)を前記通信ネットワークに接続する少なくとも1つの要素(5)の装置を備え、該コンテント・サーバ(3)は、コンテント・プロバイダの開始に際して、前記第2の種類の無線アクセス・ネットワーク(2)を介して前記通信ネットワーク上で移動端末(4)に配信すべきコンテント・クリップを提供し、前記要素(5)の装置は、請求項1から15のいずれか一項に記載の方法の前記ステップを実行する手段を備える通信システム。 - コンテント・サーバ(3)を通信ネットワークに接続する少なくとも1つの要素(5)の装置であって、コンテント・プロバイダの開始に際して、特定の種類の無線アクセス・ネットワーク(2)を介して前記通信ネットワークに結合される移動端末(4)に配信すべきコンテント・クリップを前記コンテント・サーバ(3)から受信する手段を備え、前記装置(5)がさらに、請求項1から15のいずれか一項に記載の方法の前記ステップを実行する手段を備える装置。
- 前記コンテント・サーバから前記コンテント・クリップを受信し、前記通信ネットワーク内で移動端末(4)のハンドオーバをトリガするマルチメディア・メッセージング・サービス(MMS)リレーおよび/またはサーバ(5)を少なくとも備える、請求項17に記載の装置。
- 前記MMSリレーおよび/またはサーバ(5)に接続され、かつ、ハンドオーバを判断する基礎となる情報を格納する格納手段を備える、請求項18に記載の装置。
- 前記MMSリレーおよび/またはサーバ(5)に接続され、かつ、ハンドオーバの必要性を判断する処理手段を備える、請求項18または19に記載の装置。
- 通信ネットワークであって、
少なくとも2つの異なる種類の無線アクセス・ネットワークと、
前記通信ネットワークをコンテント・サーバ(3)に接続する少なくとも1つの要素(5)の装置からの、コンテント・プロバイダによって開始されるコンテント・クリップの配信のためにシステム間ハンドオーバが必要であることを示す情報の受信に際して、第1の種類の無線アクセス・ネットワーク(1)を介して前記通信ネットワークにアクセスする移動端末の第2の種類の無線アクセス・ネットワーク(2)へのシステム間ハンドオーバを実行する手段(GGSN、3G−SGSN、RNCおよびBSC)とを備える通信ネットワーク。
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