JP2005518700A - ハミング値による順序付け - Google Patents
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Abstract
重みなしバイナリタプルの入力セットを処理してそのハミング値を順に並べるための装置と方法が開示されている。一般的な場合に、タプルは共通方向(左又は右)にサーモコードされ、その後、直交サーモコード操作を加えられる。この操作では、サーモコードされるタプルのそれぞれのビット位置からビットを取る直交タプルが共通方向(上又は下)にサーモコード操作を受ける。この操作が完了すると、タプルは入力タプルのハミング値を、ハミング値の順に並べてあらわす。入力タプルが既にサーモコードになっている場合は、第一サーモコード操作は省略されることもある。図面に記載したように、元の重みなしバイナリタプルに関する結果をもたらすためタグ付け処理を用い、それにより入力パターン情報を保存する。
Description
本発明は、重みなしバイナリタプルのセットの(ここに定義する)ハミング値を順に並べるための装置と方法、及び当該装置と方法を用いるフィルタ装置に関する。
重みなしバイナリタプルの入力セットの(ここに定義するような)ハミング値を順に並べることを必要とするアプリケーションが多数ある。重みなしバイナリタプルのセットに関する中位ハミング値(別途「重みなし中央値」とも言う)又は外端ハミング値(別途「重みなしアウトレイア」とも言う)の何れか又は両方を決定するなどである。デジタル信号操作などにおいては、デジタルサンプル流の上で作動する所定範囲のローリングウインドウを規定し、ウインドウ内の集合特性、一般的には重みなし中央値など平均値又は中央値、により決定される値で各値を置換することが知られている。ウインドウ内サンプルの均質性の目安又は基準としてなど、アウトレイア値を必要とする別の事例がある。
ハミング値の順序付け及び/又は重みなし中央値及び/又は重みなしアウトレイアの決定が必要となる別の事例は、デジタルコードのエラー検出と修正においてである。
標本の集合から総称テンプレートを決定する必要があって、標本の重みなし中央値を総称テンプレートとして使用することがある。
重みなし中央値抽出のため考えられる一方法は、在来の算法的プロセッサを用いてハミング値を求めそれによりタプルを順に並べて重みなし中央値を抽出することである。これが適するアプリケーションもあるが、過酷な宇宙環境によっては、宇宙に由来するビットエラーを軽減するため、非同期、無メモリ、無クロックの実装が望ましい。
定義
重みなしバイナリ:これは、各能動ビットが、1、2、4、8・・・などの位置加重を有する「自然」加重と反対に、丁度「1」の単位加重を有することを意味する。
重みなしバイナリ:これは、各能動ビットが、1、2、4、8・・・などの位置加重を有する「自然」加重と反対に、丁度「1」の単位加重を有することを意味する。
重みなしバイナリタプル:これは、重みなしビットの集合で順序が無関係なものを定義する。例えば、[0011]、[1100]及び[1010]は、それぞれ同一の意味を有する。
サーモコード(代わりにサーモコードとも言う):これは、重みなしバイナリの一形式で、タプルの中の1と0を纏めてグループ分けしているものである。例えば、サーモコードの[10101]は、[11100]又は代わりに[00111]となる。
ハミング値(Hv):これは、タプルの中の1の数である。例えば、[101011]はハミング値4を有する。
在来中央値:奇数の数の値を与えられるとき、中央値は順に並べ終えたセットの中央値である。例えば[31247]を与えられると、順に[12347]と並べる。中央値、つまり中央値は、3である。
アウトレイア:値の組を与えられるとき、順に並べ終えた組のアウトレイアである。例えば[27 3 1 2 4 7]を与えられると、順に[1 2 3 4 7 27]と並べられる、アウトレイアは1と27である。
重みなし中央値:奇数の数の重みなしタプルを与えられるとき、重みなし中央値は、ハミング値の順に並べたセットの中央タプルのハミング値である。偶数の数の重みなしタプルがあるとき、重みなし中央値は、存在しない中央値の両側のいずれの値であるとしてよく、それもまたここでは重みなし中央値と言う。したがって偶数の数の重みなしタプルについては、重みなし中央値は単一の値でないことがある。代わりに、タプルのうち一つを重複させることにより、セットを奇数にしてもよい。結果の重みなし中央値もまた同様に重みなし中央値と言う。
重みなしアウトレイア:任意の数の重みなしタプルを与えられるとき、重みなしアウトレイアは、ハミング値の順に並べたセットの外端タプルのハミング値である。
例えば、5個の重みなしタプル、t1乃至t5を与えられるとき、
t1=[001000]、Hv=1 最低
t2=[100100]、Hv=2
t3=[001000]、Hv=1 (最低同位)
t4=[001101]、Hv=3 最高
t5=[110000]、Hv=2
これらのタプルをそのハミング値の順に並べると、次のようになる。
t1=[001000]、Hv=1 最低
t2=[100100]、Hv=2
t3=[001000]、Hv=1 (最低同位)
t4=[001101]、Hv=3 最高
t5=[110000]、Hv=2
これらのタプルをそのハミング値の順に並べると、次のようになる。
t4=[001101]、Hv=3 重みなしアウトレイア
t2=[100100]、Hv=2
t5=[110000]、Hv=2 重みなし中央値
t3=[001000]、Hv=1
t1=[001000]、Hv=1 最低
したがって、サーモコードで示されるときを除いて、t5又はt2のハミング値が重みなし中央値となる。重みなし中央値としてt5のハミング値を選ぶかt2のハミング値を選ぶかは重要でない。
本発明の一側面にしたがうと、重みなしバイナリサーモコード化タプルの入力セットを、各タプルの所与の端にグループ分けされているセットビットをそれぞれ用いて処理し、前記重みなしバイナリサーモコード化タプルのハミング値を順に並べる方法であって、
(i)重みなしバイナリサーモコード化タプルのセットを、前記重みなしバイナリタプルにより、所与の方向(垂直方向など)に積み重なるマトリクスに組立てて、各々が前記所与の方向(垂直方向など)に伸び、各々が前記重みなしバイナリタプルの各々からそれぞれのビット位置において取られるビットから作られる直交タプルのセットを定義し、及び
(ii)前記直交タプルの各々に、サーモコードするステップを施し、各タプルの所与の端にセットビットをグループ分けする、
ものに同等又はそれに相当する直交サーモコード操作を実行するステップを含み、
それにより前記重みなしバイナリサーモコード化タプルのハミング値を順に並べる方法が提供される。
(i)重みなしバイナリサーモコード化タプルのセットを、前記重みなしバイナリタプルにより、所与の方向(垂直方向など)に積み重なるマトリクスに組立てて、各々が前記所与の方向(垂直方向など)に伸び、各々が前記重みなしバイナリタプルの各々からそれぞれのビット位置において取られるビットから作られる直交タプルのセットを定義し、及び
(ii)前記直交タプルの各々に、サーモコードするステップを施し、各タプルの所与の端にセットビットをグループ分けする、
ものに同等又はそれに相当する直交サーモコード操作を実行するステップを含み、
それにより前記重みなしバイナリサーモコード化タプルのハミング値を順に並べる方法が提供される。
直交サーモコード操作は、以下に記述するように各種の異なる方法で実行されるので、アナログサーモコード操作が達成されるならば、これは実際にマトリクスに組立てられる重みなしバイナリサーモコード化タプルに取って重要ではない。驚くべきことに、重みなしバイナリサーモコード化タプルの入力セットに直交サーモコード操作を実行することが、ハミング値を変更することなくタプルのハミング値を順に並べることを、我々は見出した。
入力データが事前に重みなしバイナリサーモコード化タプルの形になっていないときは、入力データ(加重バイナリ、重みなしバイナリなど)をサーモコードにコンバータしてそれを所望のコードディングに戻すため、直交サーモコード操作のアップストリームとダウンストリームに適切なエンコードとデコードのステップを設ける。
したがって、入力が重みなしバイナリタプルである別の情況では、本発明は、前記重みなしバイナリタプルのハミング値を順に並べるため、重みなしバイナリタプルの入力セットを処理する方法であって、前記重みなしバイナリタプルそれぞれの上にサーモコード操作を実行して、各タプルの所与の端にセットビットをグループ分けし、重みなしバイナリサーモコード化タプルのセットを作り、その後、
(i)重みなしバイナリサーモコード化タプルのセットを、前記重みなしバイナリタプルにより、所与の方向(垂直方向など)に積み重なるマトリクスに組立てて、各々が前記所与の方向(垂直方向など)に伸び、各々が前記重みなしバイナリタプルの各々からそれぞれのビット位置において取られるビットから作られる直交タプルのセットを定義し、及び
(ii)前記直交タプルの各々に、サーモコードするステップを施し、各タプルの所与の端にセットビットをグループ分けする、
ものに相当する直交サーモコード操作を実行するステップを含み、
それにより前記重みなしバイナリサーモコード化タプルのハミング値を順に並べる方法を提供する。
(i)重みなしバイナリサーモコード化タプルのセットを、前記重みなしバイナリタプルにより、所与の方向(垂直方向など)に積み重なるマトリクスに組立てて、各々が前記所与の方向(垂直方向など)に伸び、各々が前記重みなしバイナリタプルの各々からそれぞれのビット位置において取られるビットから作られる直交タプルのセットを定義し、及び
(ii)前記直交タプルの各々に、サーモコードするステップを施し、各タプルの所与の端にセットビットをグループ分けする、
ものに相当する直交サーモコード操作を実行するステップを含み、
それにより前記重みなしバイナリサーモコード化タプルのハミング値を順に並べる方法を提供する。
ハミング値のセットが順に並んでから、セットに関し選択されるハミング値一つ以上を決定する。例えば、入力セットが奇数のタプルを含む場合、上記セットの重みなし中央値は、順に並ぶセットの中央値を特定することにより決定される。入力セットが偶数(2n)のタプルを含む場合、上記セットの中央値は、順に並ぶセットの中でn番目又はn+1番目の値に相当する値を特定することにより決定される。したがって、入力セットが偶数のタプルを含む場合、直交サーモコード操作を実行する前に(入力セットの別のタプルのうち一つを重複させるなどにより)追加のタプルをセットに導入して奇数のタプルを作ることがある。
重みなしアウトレイア値最低一つを、前記順に並ぶハミング値の最初と最後のうち少なくとも一つを特定することにより決定する。
順に並ぶハミング値のうち一つに相当する入力ビットパターンが必要な場合、一実施例においては、前記重みなしバイナリタプルのハミング値を順に並べ、前記直交サーモコード操作の後、所与の順位に相当する前記タプル少なくとも一つのビットパターンを、前記直交サーモコード操作前のタプルのビットパターンに対し比較して、それに同等の単数又は複数のタプルを特定し、前記同等タプルの位置を使用して対応入力タプルを判定し、それにより前記所与の順位を有する入力タプルを特定又は提示する。
本発明は、タプルの二次元以上のアレイに対し操作を加える方法に拡大適用される。ここでは、上に定義する方法を、フィルタリングステップにおいて、前記アレイ中の所定のウインドウ中の値のセットに対し実行し、順に並ぶハミング値の選ばれる少なくとも一つをフィルタリング結果として使用し、アレイに対してウインドウを少し宛て動かし乍ら一連のフィルタリング結果を作る。
一事例においては、中位ハミング値をフィルタリング結果として使用する。
フィルタリング操作は、二次元画像をあらわすものなど、タプルの二次元アレイに対して加えられる。代わりに、フィルタリング操作は、空中輸送空間の三次元体積をあらわす、タプルの三次元アレイに対して加えられる。
本発明はまた、上述のフィルタリング操作を加えるためにフィルタリング装置にも拡大適用される。
別の側面で、本発明は、重みなしバイナリサーモコード化タプルの入力セットを、各タプルの所与の端にグループ分けされているセットビットを用いて処理し、それにより前記重みなしバイナリサーモコード化タプルのハミング値を順に並べるための装置を提供する。前記装置は、
(i)重みなしバイナリサーモコード化タプルのセットを、前記重みなしバイナリタプルにより、所与の方向(垂直方向など)に積み重なるマトリクスに組立てて、各々が前記所与の方向(垂直方向など)に伸び、各々が前記重みなしバイナリタプルの各々からそれぞれのビット位置において取られるビットから作られる直交タプルのセットを定義し、及び
(ii)前記直交タプルの各々に、サーモコードするステップを施し、各タプルの所与の端にセットビットをグループ分けする、
ものに相当する直交サーモコード操作を実行するための変換手段を含み、
それにより前記重みなしバイナリサーモコード化タプルのハミング値を順に並べる。
(i)重みなしバイナリサーモコード化タプルのセットを、前記重みなしバイナリタプルにより、所与の方向(垂直方向など)に積み重なるマトリクスに組立てて、各々が前記所与の方向(垂直方向など)に伸び、各々が前記重みなしバイナリタプルの各々からそれぞれのビット位置において取られるビットから作られる直交タプルのセットを定義し、及び
(ii)前記直交タプルの各々に、サーモコードするステップを施し、各タプルの所与の端にセットビットをグループ分けする、
ものに相当する直交サーモコード操作を実行するための変換手段を含み、
それにより前記重みなしバイナリサーモコード化タプルのハミング値を順に並べる。
上述の装置は、重みなしバイナリタプルの入力セットを、サーモコードで受け取る目的のものである。
事前にサーモコードになっていない重みなしバイナリタプルの入力セットの処理を目的とする別の情況においては、重みなしバイナリタプルの入力セットを処理するための装置が提供される。この装置は、
前記重みなしバイナリタプルの各々を重みなしバイナリサーモコード化タプルにコンバータして、それらのセットを作るための第一段階サーモコードコンバータ手段及び、
(i)重みなしバイナリサーモコード化タプルのセットを、前記重みなしバイナリタプルにより、所与の方向(垂直方向など)に積み重なるマトリクスに組立てて、各々が前記所与の方向(垂直方向など)に伸び、各々が前記重みなしバイナリタプルの各々からそれぞれのビット位置において取られるビットから作られる直交タプルのセットを定義し、及び
(ii)前記直交タプルの各々に、サーモコードするステップを施し、各タプルの所与の端にセットビットをグループ分けする、
相当する直交サーモコーディング操作を実行するための変換手段を含み、
それにより前記重みなしバイナリサーモコード化タプルのハミング値を順に並べる。
前記重みなしバイナリタプルの各々を重みなしバイナリサーモコード化タプルにコンバータして、それらのセットを作るための第一段階サーモコードコンバータ手段及び、
(i)重みなしバイナリサーモコード化タプルのセットを、前記重みなしバイナリタプルにより、所与の方向(垂直方向など)に積み重なるマトリクスに組立てて、各々が前記所与の方向(垂直方向など)に伸び、各々が前記重みなしバイナリタプルの各々からそれぞれのビット位置において取られるビットから作られる直交タプルのセットを定義し、及び
(ii)前記直交タプルの各々に、サーモコードするステップを施し、各タプルの所与の端にセットビットをグループ分けする、
相当する直交サーモコーディング操作を実行するための変換手段を含み、
それにより前記重みなしバイナリサーモコード化タプルのハミング値を順に並べる。
第一段階サーモコードコンバータ手段は、入力セットを作る前記重みなしバイナリタプル各々のためそれぞれのサーモコードコンバータ手段を含むのが好適である。
変換手段には、各々が前記重みなしバイナリサーモコード化タプルのそれぞれのビット位置から取られるビットから作られる直交タプルのセットを定義するための直交タプル定義手段、及び前記直交タプルの各々をサーモコードするためそれぞれのサーモコードコンバータ手段を含むのが好適である。この直交タプル定義手段は、一般的に、サーモコード化タプルのビットを適切なサーモコードコンバータ手段に対してマッピングする相互接続のマッピングを含む。
前記装置は、前記直交タプルに対する複数又は単数の中央タプルを決定するため、前記サーモコード直交タプルで作られるマトリクスを解析するための手段を含むのが好適である。前記中央タプルは、前記重みなしバイナリサーモコード化タプルの中位ハミング値をあらわす。同様に、この装置は、少なくとも一つのアウトレイアをあらわす、前記直交タプルに対し直交するタプルの最初と最後を判定するための手段を含むことがある。
サーモコード手段は、各種の形式を取る。モジュラー構造を用いる非同期サーモコード化手段などである。代わりに、最低一つのサーモコード手段は、パイプライン同期式サーモコード手段を含む。このような装置の例は、以前に発表した国際特許出願WO99/33184号に示されている。さらに加えて、サーモコードコンバータ手段は、同一日付の同時係属出願PCT/GR/−−−−(当方参照番号XA1619)に記述するように、重みなしバイナリデータの入力流で作動するサーモコードコンバータ手段を含む。
別の側面で、本発明は、重みなしバイナリサーモコード化タプルの入力セットを、タプルの所与の端にグループ分けされるセットビットを用いて処理するための装置を提供する。前記装置は、
入力タプルの各ビット位置のためのそれぞれのサーモコードコンバータ手段であって、各サーモコードコンバータ手段は、重みなしバイナリサーモコード化タプルの各々からビットを受取り、前記ビットにサーモコード操作を実行し、前記重みなしバイナリタプルコードタプルに直交コーディング操作を集合的に加えて、直交的にサーモコードされるタプルのセットを作り、これらを並べてマトリクスに組立てるとき前記重みなしバイナリサーモコード化タプルのハミング値をあらわすタプルの順に並ぶセットが作られる、サーモコードコンバータ手段を含む。
入力タプルの各ビット位置のためのそれぞれのサーモコードコンバータ手段であって、各サーモコードコンバータ手段は、重みなしバイナリサーモコード化タプルの各々からビットを受取り、前記ビットにサーモコード操作を実行し、前記重みなしバイナリタプルコードタプルに直交コーディング操作を集合的に加えて、直交的にサーモコードされるタプルのセットを作り、これらを並べてマトリクスに組立てるとき前記重みなしバイナリサーモコード化タプルのハミング値をあらわすタプルの順に並ぶセットが作られる、サーモコードコンバータ手段を含む。
さらに別の側面で、本発明は、重みなしバイナリタプルの入力セットを処理するための装置を提供する。この装置は、
前記重みなしバイナリタプルの各々を重みなしバイナリサーモコード化タプルに変換するためのそれぞれの第一段階サーモコードコンバータ手段、
入力タプルの各ビット位置のためのそれぞれの第二段階サーモコードコンバータ手段であって、各サーモコードコンバータ手段は、重みなしバイナリサーモコード化タプルの各々からビットを受取り、前記ビットにサーモコード操作を実行し、前記重みなしバイナリタプルコードタプルに直交コーディング操作を集合的に加えて、直交的にサーモコードされるタプルのセットを作り、これらを並べてマトリクスに組立てるとき前記重みなしバイナリサーモコード化タプルのハミング値をあらわすタプルの順に並ぶセットが作られる、サーモコードコンバータ手段を含む。
前記重みなしバイナリタプルの各々を重みなしバイナリサーモコード化タプルに変換するためのそれぞれの第一段階サーモコードコンバータ手段、
入力タプルの各ビット位置のためのそれぞれの第二段階サーモコードコンバータ手段であって、各サーモコードコンバータ手段は、重みなしバイナリサーモコード化タプルの各々からビットを受取り、前記ビットにサーモコード操作を実行し、前記重みなしバイナリタプルコードタプルに直交コーディング操作を集合的に加えて、直交的にサーモコードされるタプルのセットを作り、これらを並べてマトリクスに組立てるとき前記重みなしバイナリサーモコード化タプルのハミング値をあらわすタプルの順に並ぶセットが作られる、サーモコードコンバータ手段を含む。
上記に本発明を記述したが、これは上記又は以下の記述に提示する特徴のあらゆる新規組合せに拡大適用される。
本発明は、各種の方法で実行することが出来るので、その実施例を、付属図面を参照しつつ、例示の目的のみでここに記述する。
ここに開示する実施例は、重みなしバイナリタプルのセットからのハミング値順序付けと重みなし中央値抽出のための新規機構を記述する。入力データが事前ににその形になっていないときは明らかに、重みなしバイナリに変換する必要がある。出願本文の3頁及び4頁で緒言に記述する各6ビット幅の5個の重みなしタプルt1乃至15を参照して、最初にビット操作ステップを実行してハミング値の順序付けをおこない、重みなし中央値抽出を記述する。ビット操作ステップを記述し終えてから、本発明実行のため必要な装置をさらに詳細に記述する。
前の例の
t1=[0 0 1 0 0 0]
t2=[1 0 0 1 0 0]
t3=[0 0 1 0 0 0]
t4=[0 0 1 1 0 1]
t5=[1 1 0 0 0 0]
c1 c2 c3 c4 c5 c6
では、t1乃至t5が入力タプルで、カラムc1乃至c6に割当てられる。ここで直交サーモコードを実行する。第一段階で、各タプルt1乃至t5をサーモコード化する。そこで列t1乃至t5がいずれかの方向−左又は右−にサーモコード化される。左にサーモコード化すると次のようになる。
t1=[0 0 1 0 0 0]
t2=[1 0 0 1 0 0]
t3=[0 0 1 0 0 0]
t4=[0 0 1 1 0 1]
t5=[1 1 0 0 0 0]
c1 c2 c3 c4 c5 c6
では、t1乃至t5が入力タプルで、カラムc1乃至c6に割当てられる。ここで直交サーモコードを実行する。第一段階で、各タプルt1乃至t5をサーモコード化する。そこで列t1乃至t5がいずれかの方向−左又は右−にサーモコード化される。左にサーモコード化すると次のようになる。
[1 0 0 0 0 0]
[1 1 0 0 0 0]
[1 0 0 0 0 0]
[1 1 1 0 0 0]
[1 1 0 0 0 0]
次いで、上向き又は下向きいずれかで、カラムに沿ってサーモコード化する。これにより所望の結果が得られる、上向きにサーモコード化すると、
[1 1 1 0 0 0] 最高重みなしアウトレイア
[1 1 0 0 0 0]
[1 1 0 0 0 0] 重みなし中央値
[1 0 0 0 0 0]
[1 0 0 0 0 0] 最低重みなしアウトレイア
直交サーモコード処理過程は、サーモコードにおける重みなし中央値を中央値、即ち列t5として生じる。
この処理過程は、入力タプルをマトリクスに組立て、次いで、各タプルを列に沿って右から左にサーモコードする第一サーモコードステップを実行し、カラムを上向きにサーモコードする第二サーモコードステップを実行するので、目に見えるようになっている。この視覚化において、第一サーモコード化をある意味でタプルの方向に沿っておこなうならば、タプルを垂直又は水平に積重ねることが出来る。実用では勿論、このようなマトリクスは無い。タプルは、個別の第一段階サーモコーダに供給されるが、その出力は所定のマッピングで個別の第二段階サーモコーダの入力に固定配線されており、第二段階サーモコーダの選択出力は出力インターフェイスに固定配線されているからである。
説明した実施例において2段階の直交する処理、すなわちタプルの方向に沿って横方向の操作を、それからそれに直交する縦方向の操作を順番に行わなければならないことに注意が必要である。
もちろん入力データがすでにサーモコード化されている場合は重みなしの中央値を得るために縦方向のサーモコード化だけを行うことが必要である。奇数のタプルがある場合のみこれにより唯一の重みなし中央値が得られることは評価できるだろう。偶数のタプルがあるときはタプルを奇数にするためにタプルの1つ(たとえば最初のタプル)をコピーする。その代りに存在しない中央値の1つ上あるいは1つ下のタプルを近似として取ってもよい。どちらの方式によってもこのように得られた近似を便宜上重みなし中央値としてここで参照する。
上述の方法は技術に依存しないので、これを電子的、光学的、磁気的などで実現できる。
さて図1は重みなしアウトライアも決定する重みなし中央値評価器のブロック図を示す。
この図における重みなし中央値評価器10は5の中央値で5ビット幅の重み付けのないバイナリタプルを受取り、評価するように設計されている。評価器10はサーモコード12の第1層を含むが、このサーモコードは左へサーモコード化する、すなわち、セットビットをサーモコード化出力の左端でグループにするように設計されている。サーモコードのそれぞれの第1層への入力はここではサーモコードボックスの上に示されており、一方サーモコード出力はボックスの中に示されている。
サーモコードの5個の第2層の直交するセット14は入力としてサーモコードの第1層12の出力を受け取る。サーモコードの第2の各レイヤー14は第1層のサーモコード化した出力のそれぞれのビットの位置を取る。このようにサーモコードの第2層14の左端はサーモコードの第1層の左端のサーモコードビットを取る。サーモコードの第2層14の右端はサーモコードの第1層の右端のサーモコードビットを取る。以下同様である。このようにして5つの入力のタプル(0 0 1 1 0)、(0 1 0 1 1)、(0 0 0 1 0)、(1 1 0 1 1)、(0 0 0 1 0)がこれらのタプルを垂直に積み上げたマトリックスとして視覚化すると次のようになる。
0 0 1 1 0
0 1 0 1 1
0 0 0 1 0
1 1 0 1 1
0 0 0 1 0
サーモコードの第1層が行を左へサーモコード化し、次のアレイを作る。
0 1 0 1 1
0 0 0 1 0
1 1 0 1 1
0 0 0 1 0
サーモコードの第1層が行を左へサーモコード化し、次のアレイを作る。
1 1 0 0 0
1 1 1 0 0
1 0 0 0 0
1 1 1 1 0
1 0 0 0 0
直交サーモコード化操作は次のように変換を行う。
1 1 1 0 0
1 0 0 0 0
1 1 1 1 0
1 0 0 0 0
直交サーモコード化操作は次のように変換を行う。
1 1 1 1 0
1 1 1 0 0
1 1 0 0 0
1 0 0 0 0
1 0 0 0 0
もう一度図1を参照すると、サーモコードの各第2層の中央の出力ビットは重みなし中央値を代表する、16におけるタプルとしての出力である。同様にサーモコードの各第2層からの最初と最後のビットはそれぞれ最大および最小のアウトライアを指示する18および20における出力である。
1 1 1 0 0
1 1 0 0 0
1 0 0 0 0
1 0 0 0 0
もう一度図1を参照すると、サーモコードの各第2層の中央の出力ビットは重みなし中央値を代表する、16におけるタプルとしての出力である。同様にサーモコードの各第2層からの最初と最後のビットはそれぞれ最大および最小のアウトライアを指示する18および20における出力である。
図2は図1の配列を実現するのに用いることができる同期式モジュラーサーモコード22を適切な形で実現する回路図である。このようなデコーダは第1層に5個、第2層に5個必要である。 図2のサーモコードコンバータには6個の入力24があるが、6番目の入力はいずれの場合もゼロに設定できる。図2のデコーダは国際特許出願明細書 WO 99/33184にさらに詳しく説明されているが、簡単に言うと図に示すように、それぞれANDゲート28とORゲート30を相互接続モジュールあるいは「ビット操作セル」26 を接続してできている。これはサーモコードコンバータの1つの例にしか過ぎず、他にも多数の方法が可能であることを強調しておく。
図1の直交中央値評価器は図3に示す重みなし中央値フィルタを形成するのに使うことができる。図3の配列においてnビットの重みなしタプルのストリームが3個のサンプルホールドレジスタ32のチェーンに供給され、それによってサンプルはクロック34の制御の下でクロックされる。チェーンにはタップがあり、3個のサンプルが重みなし中央値評価器36に供給される。サンプルホールドレジスタ32はローリングする、各クロックサイクルで3個の重みなしサンプルを供給する3個のサンプル窓を実効的に定義する。ここで重みなし評価器36は3個のサーモコードジェネレータ(サンプル1個につき1個)(図示していない)の第1層を有する。各第1層についてサーモコードジェネレータはnビット幅である。第2層は3ビット幅のn個のサーモコードジェネレータ(図示していない)を有する。
図4は一連の14入力サンプル(「重みなしバイナリ入力」と表示)と、最初のサーモコード変換結果(「横サーモコード」と表示)と、n個の第2レベルのサーモコードジェネレータのそれぞれの中央ビット位置にある出力ビットから作られるタプルによって定義される中央値フィルタの結果出力とを示す。疑わしい可能性のあるサンプル5がフィルタされた出力では減衰していることが特に注目される。
他の例では、図3に示すブロック図と同じ原理で動作する2次元、3x3の標本空間(9要素の「窓」を定義する)MATLAB シミュレーション(登録商標)がある。9要素の窓は、現在の9個のサンプルを重みなし中央値評価器が使えるようにするために、知られているような方法で、ライン遅延およびクロック信号により制御されるサンプルホールドレジスタを使って設定される。この例では、512 x 512ピクセル、8ビットの重み付けしたグレースケールイメージからなる試験イメージが基準として使われた。8ビットバイナリコードは255ビットのサーモコードに変換する。量子化雑音はシミュレーションから除外された。前と同様、初段におけるサーモコードの数は窓中のサンプル数(つまり9個)により決まる。第2段の直交サーモコードコンバータの数はサンプルのディジタル幅に対応する。
図5はこの例で用いた、雑音を加える前のイメージを表す。重みなし中央値フィルタを用いて処理する適当なイメージを作るため、10%の雑音密度でパルス性の塩および胡椒雑音を基準イメージに加えた。
図6は雑音を加えたイメージを示す。雑音により発生した平均二乗誤差は2121で、ピークの信号雑音比は14.9dBであった。
フィルタしたイメージを図7に示す。平均二乗誤差はフィルタリングにより71に減少し、ピークの信号雑音比は29.6dBに増加した。
図8は雑音密度が増加したときのフィルタリングによる改善傾向を示す。
図1の実施例はタプル自身ではなく入力タプルをサーモコード化した変形であるタプルを配列したセットを提供する。これは図3の中央値フィルタのような多くの応用で有用である一方、いわばサーモコード化した変形ではなくセット中に中央値を持つ実際のタプルを出力することが望ましい応用もある。
したがって、図9から図12を参照しながら説明する以下の実施例は、重みなしバイナリ入力タプルを受取り、前記の直交サーモコード化と類似の技術を用いて入力タプルのサーモコード化した変形を配列するが、変更によって元の重みなしバイナリタプルについては入力パターン情報が保存されるような結果を与える。
図9はこの実施例の最上層のブロック図で、動作例を用いてこれを説明する。この例で入力パターンはT1からT3の3個の入力タプルで、たとえば、
T1 0 1 0 1
T2 0 1 0 0
T3 1 1 0 1
が入力パターン40に供給される。入力パターンから入ったタプルは水平サーモコード42に渡され、そこでタプルは水平サーモコード化され(たとえば左へ)、以下を生成する。
T1 0 1 0 1
T2 0 1 0 0
T3 1 1 0 1
が入力パターン40に供給される。入力パターンから入ったタプルは水平サーモコード42に渡され、そこでタプルは水平サーモコード化され(たとえば左へ)、以下を生成する。
HT1 1 1 0 0
HT2 1 0 0 0
HT3 1 1 1 0
ここにHT1はT1を水平サーモコード化することにより得られたタプルを示し、その他も同様である。
HT2 1 0 0 0
HT3 1 1 1 0
ここにHT1はT1を水平サーモコード化することにより得られたタプルを示し、その他も同様である。
水平サーモコード42からのビットは垂直サーモコード44に渡され、そこで縦方向のタプルのビットは、タプルHT1、HT2、HT3を垂直スタッキングすることにより得られた配列の列に対応して、垂直サーモコード化されて(たとえば垂直下向きに)、以下を与える。
VHT1 1 0 0 0
VHT2 1 1 0 0
VHT3 1 1 1 0
ここにプレフィックス「V」は垂直サーモコード化操作を示し、したがってプレフィックス「VH」は直交サーモコード化操作を示す。この段階でタプルは図1の実施例のように再配列あるいは直交サーモコード化されている。しかし、この図9の実施例においては、VHT1からVHT3の直交サーモコード化されたタプル(すなわち(1 0 0 0)、(1 1 0 0)、(1 1 1 0))は、それぞれのマッピングを決定するためにHT1からHT3を論理的に比較し、その比較結果を対応するT1からT3の入力タプルを選択するのに用いる「タグ」として使用される。
VHT2 1 1 0 0
VHT3 1 1 1 0
ここにプレフィックス「V」は垂直サーモコード化操作を示し、したがってプレフィックス「VH」は直交サーモコード化操作を示す。この段階でタプルは図1の実施例のように再配列あるいは直交サーモコード化されている。しかし、この図9の実施例においては、VHT1からVHT3の直交サーモコード化されたタプル(すなわち(1 0 0 0)、(1 1 0 0)、(1 1 1 0))は、それぞれのマッピングを決定するためにHT1からHT3を論理的に比較し、その比較結果を対応するT1からT3の入力タプルを選択するのに用いる「タグ」として使用される。
上の例では垂直サーモコード化を下方向に行ったが、これはVHT2が重みなし中央値に相当し、VHT1およびVHT3がそれぞれ最小よび最大のアウトライアに相当することを意味する。最小のアウトライアを決定するためのVHT1のタグはこの例では1 0 0 0 である。このタグ(1 0 0 0)はHT1からHT3と比較され、ここではHT2に相当するので、HT2はT2、すなわち(0 1 0 0)を選択する。同様に中央値に対してVHT2のタグは(1 1 0 0) で、HT1に相当し、これはT1、すなわち(0 1 0 1)を選択する。最大のアウトライアに対してVH3のタグは(1 1 1 0)で、これはHT3に相当し、これはT3すなわち(1 1 0 1)を選択する。
これを実現するために、水平温度コーダ42による水平サーモコード化の結果および垂直サーモコーダ44による縦方向のサーモコード化の結果をタグ比較モジュール46に渡す。タグ比較モジュールは前記のタグ比較を行い、、パターン選択モジュール48に選択信号を出力し、この選択信号はサーモコード化していない元の入力パターンからより小さいアウトライア(新しいT1として参照される)と、中央ハミング値を持つ中央値(新しいT2として参照される)と、最大のアウトライア(新しいT3として参照される)とを選択する。この例では(また図10から図12では)僅か3個の入力および3個の出力タプルが用いられているが、この種の技術に長けている者には直ちに明白なようにこの技術が容易にさらに多数の入力タプルを処理し、元のパターンをタプルに保存しながらタプルがそのハミング値にしたがって配列された出力を与えるように拡張できる。
この説明例における選択モジュール48からの出力はしたがって
新T1 = 0 1 0 0 (より小さいハミング値を持つアウトライア)
新T2 = 0 1 0 1 (中央値)
新T3 = 1 1 0 1 (最大ハミング値を持つアウトライア)
となるが、この技術は1個、あるいは複数、あるいはすべてのアウトライアまたは中央値を生成するように調整も可能である。
新T1 = 0 1 0 0 (より小さいハミング値を持つアウトライア)
新T2 = 0 1 0 1 (中央値)
新T3 = 1 1 0 1 (最大ハミング値を持つアウトライア)
となるが、この技術は1個、あるいは複数、あるいはすべてのアウトライアまたは中央値を生成するように調整も可能である。
図10から図12は図9のタグ比較モジュール46およびパターン選択モジュール48をブール理論により実装する論理回路図である。この例において最小のアウトライアタプルT1、重みなし中央値T2、最大のアウトライアタプルT3を決定するために、図10、図11および図12においてそれぞれ専用論理回路を使用して、3個の一般的に類似した配置を使って3つの演算を並列に行っている。各論理回路は横方向サーモコーダ42によるサーモコード化の全結果から出力ビット、および垂直サーモコーダ44によるサーモコード化の結果からそれぞれビットの行の1つを受け取る。
最初に図10を参照すると、その下部にタプル入力パターン50と、水平サーモコード化出力パターン52と、垂直サーモコード化出力パターン54とにおける、ビットを特定するための座標系が示されており、この座標系は図11および図12でも使われている。
3個の回路の各タグ比較モジュール46は3個のサブモジュール49、49”、49”’から成り、そのそれぞれが4個の2入力EXORゲート56から成り、その出力がそれぞれ4入力ANDゲート58’、58”および58”’に渡される。ANDゲート58’から58”’からの出力は、反転した最初のサブモジュール49’からの入力による2入力ANDゲート60および反転したサブモジュール41’および49”からの入力による3入力ANDゲート62によって、優先順位がつけられる。これにより最初のANDゲート58’のハイ出力は2番目および3番目のANDゲート58”および58”’からの出力を阻止し、同様に2番目のANDゲート58”のハイ出力は3番目のANDゲート58”’からの出力を阻止する。
その結果、各タグ比較モジュール46の出力はその64’から64”’の3本の出力ラインの1本に現れる1個の「1」で、これは対応する入力タプルの1つ選択するため関連のパターン選択モジュール48に渡される。各パターン選択モジュール48はANDゲート66の4x3のアレイから成り、そのそれぞれが、ANDゲートのそれぞれの行に接続された入力ライン64’、64”および64”’によって、対応するビットを入力パターン50(すなわちこの例では3個の4ビトタプルT1からT3)から受け取る。ANDゲートの各列からの出力はそれぞれのORゲート68によってORしてまとめられ、64’、64”および64”’のどれか1本のライン上の論理「1」によってORゲート68の出力に現れるその行を選択する。
図10のタグ比較モジュール46は最小のアウトライアを決定する。最初のサブモジュール49’はビットごとに垂直サーモコードの出力(たとえばVHT1)の最初の行のビットを水平サーモコードの出力(たとえばHT1)の最初の行のビットと比較する。2番目のサブモジュール49”はVHT1をHT2と比較し、3番目のサブモジュール49”’はVHT2とHT3を比較する。
図10および図11のタグ比較モジュールは一般的に似ているが、図10ではサブモジュール49’、49”、49”’が垂直サーモコーダの出力の2番目の行を、すなわちVHT2をそれぞれHT1、HT2およびHT3と比較するが、図12ではサブモジュール49’、49”、49”’が垂直サーモコーダの出力の3番目の行を、すなわちVHT3をそれぞれHT1、HT2およびHT3と比較する点が異なる。
このように図10から図12の回路からの出力は、入力タプルのハミング値に従って再配置した入力ビットパターンに対応したビットパターンを供給するために再編集することができる。
この実施例は自動的に数個のあるいはすべてのビットパターンが同じである場合を扱うことができる。アーキテクチャがタプルとビット幅について容易に拡張できると好都合である。タプルの数は奇数である必要はない。実際の回路は完全に非同期である。
この技術は元のビットパターンおよびそのハミング値のレーティング(序列)を保存しているが、必ずしもその順番は保存しない。たとえば
1 0 1 1
0 1 0 1
1 0 1 0
0 1 0 0
は
1 0 1 1
1 0 1 0
0 1 0 1
0 1 0 0
を生成する。
1 0 1 1
0 1 0 1
1 0 1 0
0 1 0 0
は
1 0 1 1
1 0 1 0
0 1 0 1
0 1 0 0
を生成する。
Claims (33)
- 各タプルの所定の端にまとめられたビットのセットを有する重みなしバイナリサーモコード化タプルの入力セット(t1からt5)を、
前記の重みなしバイナリサーモコード化タプルのハミング値を配列するために取り扱う、以下に等しいか相当する直交サーモコード化操作を処理することから成る方法であって、
(i)それぞれが所定の方向(たとえば縦方向)に延びておりまたそれぞれが前記の重みなしバイナリタプルのビットからそれぞれ対応するビット位置で取ったビットから成る直交タプルのセット(c1からc6)を定義するために、
重みなしバイナリサーモコード化タプルのセットを前記の所定の方向(たとえば縦方向に)にスタックされた前記の重みなしタプルを有するマトリックスに集め、また
(ii)ビットのセットを各タプルの所定の端でまとめ、それによって前記の重みなしバイナリサーモコード化タプルのハミング値を配列するために、
前記の直交タプル(c1からc6)のそれぞれについてサーモコード化ステップを行うこと、を特徴とする方法。 - 前記の重みなしバイナリタプルのハミング値を配列するために重みなしバイナリタプルの入力セット(t1からt5)を取り扱う方法であって、
重みなしバイナリサーモコードのセットを生成するために、ビットのセットを各タプルの所定の端にまとめるためサーモコード化操作を前記の重みなしバイナリタプル(t1からt5)に行い、また
そのあとに以下に相当する直交サーモコード化操作を行うことから成る方法で、
(i)それぞれが所定の方向(たとえば縦方向)に延びており、またそれぞれが前記の重みなしバイナリタプルからそれぞれ対応するビット位置で取ったビットから成る直交タプルのセット(c1からc6)を定義するために、
重みなしバイナリサーモコード化タプルのセットを前記の所定の方向(たとえば縦方向に)にスタックされた前記の重みなしタプルを有するマトリックスに集め、また
(ii)ビットのセットを各タプルの所定の端でまとめ、それによって前記の重みなしバイナリタプルのハミング値を配列するために、
前記の直交タプル(c1からc6)のそれぞれについてサーモコード化ステップを行うこと、を特徴とする方法。 - 入力セット(t1からt5)が奇数のタプルから成り、
さらに前記の配列したハミング値の中央値を特定することによって前記セットの中央値を決定することから成ること、を特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の方法。 - 入力セットが偶数(2n)のタプルから成り、
さらに前記の配列したハミング値のセットにおいてn番目あるいは(n+1)番目の値の1つに相当する値を特定することによって前記セットの中央値を決定することから成ること、を特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の方法。 - 入力セットが偶数(2n)のタプルから成り、
さらにセットが奇数のタプルから成るようにするために、前記の直交サーモコード化操作を行う前に、さらにタプルをこのセットに導入することによって、このセットの中央値を決定することから成ること、を特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の方法。 - さらに導入するタプルがその入力セットの他のタプルの1つを複製することにより作成されていること、を特徴とする請求項5に記載の方法。
- さらに前記の配列したハミング値の最初および最後の少なくとも1つを決定することにより、少なくとも1つの重みなしアウトライア値を決定することから成ること、を特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法で方法。
- フィルタリング操作を2次元あるいはそれより高次のタプルのアレイに適用すること、を特徴とする方法であって、
前記アレイ中の規定の窓における値のセットについて先行請求項のいずれかの方法をフィルタリングステップで行い、
前記の配列したハミング値から選択した少なくとも1つの値を前記フィルタリングステップのフィルタリング結果として使用し、
一連のフィルタリング結果を生成するために前記の窓を前記アレイについて相対的にインクリメントすること、を特徴とする方法。 - 各フィルタリングステップに対して中央ハミング値をフィルタリング結果として採用すること、を特徴とする請求項8に記載の方法。
- 前記タプルのアレイが2次元であり、2次元のイメージを表していること、を特徴とする請求項8あるいは請求項9に記載の方法。
- 前記タプルのアレイが3次元であり、3次元の立体を表していること、を特徴とする請求項8あるいは請求項9に記載の方法。
- 前記重みなしバイナリタプルのハミング値を配列し、また
前記直交サーモコード化操作のあと、所定の順位に相当する少なくとも1つの前記タプルのビットパターンを前記直交サーモコード化操作の前のタプルのビットパターンと比較してそれに対して1つのタプルあるいは同等のタプルを特定し、
対応する入力タプルを決定するために前記同等タプルの位置をそれに使用し、
それによって前記の所定の順位を持つ入力タプルを特定あるいは表すこと、を特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。 - 前記直交コード化操作のあとのすべてのタプルのビットパターンを前記直交サーモコード化操作の前のタプルのビットパターンと比較してそれぞれの同等パターンを特定し、
それによって前記入力タプルのそれぞれの順位を特定すること、を特徴とする請求項12に記載の方法。 - 前記比較を非同期かつ並列に行うこと、を特徴とする請求項13に記載の方法。
- 重みなしバイナリタプルのストリームから複数のタプルサンプルを選択し、前記タプルのハミング値を配列するために前記タプルサンプルに請求項1あるいは請求項2による方法を適用し、
少なくとも1つのハミング値をその順序にしたがって選択し、
前記の選択したハミング値をフィルタリング出力として出力すること、
を特徴とする重みなしバイナリタプルのストリームをフィルタリングする方法。 - フィルタリング出力として中間ハミング値を選択すること、を特徴とする請求項15に記載の方法。
- 重みなしバイナリサーモコード化タプルのハミング値を配列するために、セットビットが各タプルの与えられて端にまとめられている前記重みなしバイナリサーモコード化タプルの入力セット(t1からt5)を処理する装置であって、
以下に相当する直交サーモコード化操作を行うための変換手段(14)から成る装置であって、
(i)それぞれのタプルが所定の方向(たとえば縦方向)に延びておりまたそれぞれが前記の各重みなしバイナリタプルから対応するビット位置で取ったビットでできている直交タプルのセット(c1からc6)を定義するために、重みなしバイナリサーモコード化タプルのセットを、前記の所定の方向(たとえば縦方向に)にスタックした前記重みなしバイナリタプルから成るマトリックスに集め、また
(ii)セットビットを各タプルの所定の端でまとめそれによって前記の重みなしバイナリサーモコード化タプルのハミング値を配列するるために、直交タプルのセット(c1からc6)のそれぞれをサーモコード化ステップを実行する装置。 - それぞれの重みなしバイナリタプルを重みなしバイナリサーモコード化タプルに変換してそのセットを作るための初段のサーモコード変換手段(12)および
以下に相当する直交サーモコード化操作を行うための変換手段(14)から成る重みなしバイナリタプルの入力セットを処理する装置であって、
(i)それぞれのタプルが所定の方向(たとえば縦方向)に延びておりまたそれぞれが前記の各重みなしバイナリタプルから対応するビット位置で取ったビットでできている直交タプルのセットを定義するために、重みなしバイナリサーモコード化タプルのセットを、前記の所定の方向(たとえば縦方向に)にスタックした前記重みなしバイナリタプルから成るマトリックスに集め、また
(ii)セットビットを各タプルの所定の端でまとめそれによって前記の重みなしバイナリサーモコード化タプルのハミング値を配列するるために、直交タプルのセットのそれぞれをサーモコード化ステップを実行すること、を特徴とする装置。 - 前記初段のサーモコード変換手段(12)が、入力セットを作っている前記重みなしバイナリタプルそれぞれに対するサーモコード変換手段(12)からなること、を特徴とする請求項18に記載の装置。
- 前記変換手段が、それぞれの直交タプルが前記重みなしバイナリサーモコード化タプルの対応するビット位置から取ったビットからなる直交タプルのセット(c1からc6)を定義するための直交タプル定義手段と、
前記直交タプルをサーモコード化するためのそれぞれのサーモコード化手段(14)とを含むこと、を特徴とする請求項17から請求項19のいずれか一項に記載の装置。 - 前記直交タプルに直交する中央タプル(16)、前記中央タプル(16)は前記重みなしバイナリサーモコード化タプルの中央ハミング値を表すものであるが、を決定するために、前記サーモコード化した直交タプルからなるマトリックスを解析する手段を含むこと、を特徴とする請求項20に記載の装置。
- 少なくとも1つのアウトライアを代表するタプルの前記直交セットの最初(18)および最後(20)の少なくとも1つを決定するために、前記サーモコード化した直交タプルで出来ているマトリックスを解析する手段を含むこと、を特徴とする請求項19あるいは請求項20に記載の装置。
- 少なくとも1つのサーモコード化手段(12、14)が、モジュラー構造(26)を使った非同期式サーモコード化手段(22)から成ること、を特徴とする請求項19から請求項22のいずれか一項に記載の装置。
- 少なくともサーモコード化手段(14)の1つが、パイプライン化された同期式サーモコード化手段から成ること、を特徴とする請求項19から請求項22のいずれか一項に記載の装置。
- それぞれがタプルの所定の端でまとめられたビットのセットを有する重みなしバイナリサーモコード化タプル(t1からt5)の入力セットを処理するための装置であって、
入力タプルの各ビット位置に対するそれぞれのサーモコード化手段(14)から成り、
それぞれのサーモコード化手段がそれぞれの重みなしバイナリサーモコード化タプルからビットを受取り、
集合的に直交的コード化操作を前記重みなしバイナリコードタプルに適用するため前記ビットにサーモコード化操作を行い、直交的にサーモコード化したタプル(c1からc6)を生成し、
このタプルがマトリックスの中に並べてまとめられたとき前記重みなしバイナリサーモコード化タプルのハミング値を代表するタプルの配列したセットを作ること、を特徴とする装置。 - 前記重みなしバイナリタプル(t1からt5)のそれぞれを重みなしバイナリサーモコードタプルに変換するため、それぞれの初段のサーモコード変換手段(12)と、
入力タプルの各ビット位置に対する第2段のサーモコード変換手段(14)とから成り、
それぞれのサーモコード化手段がそれぞれの重みなしバイナリサーモコード化タプルからビットを受取り、
集合的に直交的コード化操作を前記重みなしバイナリコードタプルに適用するため前記ビットにサーモコード化操作を行い、直交的にサーモコード化したタプル(c1からc6)を生成し、
このタプルがマトリックスの中に並べてまとめられたとき前記重みなしバイナリサーモコード化タプル(t1からt5)のハミング値を代表するタプルの配列したセットを作ること、を特徴とする重みなしバイナリタプル(t1からt5)の入力セットを処理する装置。 - 所定のハミング値の順位にしたがって前記直交的サーモコード化ステップのあと少なくとも前記タプルの1つのビットパターンを前記直交的サーモコード化操作の前のタプルの各ビットパターンとをそれと同じパターンを特定するために比較するためのパターン比較手段と、
前記の所定のハミング値順位にしたがって入力タプルと同一のビットパターンを持つタプルを出力するために、前記のビットパターン比較手段に呼応するパターン選択手段とを含むこと、を特徴とする請求項17から請求項26のいずれか一項に記載の装置。 - 前記ビットパターン比較手段がそれぞれ前記の直交コード化ステップから得られるタプル(VHT1、VHT2、またはVHT3)のうち所定の1つのビットーターンをそれぞれ前記直交温度コード化ステップへの入力タプル(HT1、HT2およびHT3)と比較するための論理モジュール(49’、49”、49”’)を含むこと、を特徴とする請求項25に記載の装置。
- 前記装置がさらに前記直交コード化ステップから得られるそれぞれ残りのタプル(VHT1、VHT2、VHT3)のビットパターンを前記直交温度コード化ステップへの入力タプル(HT1、HT2およびHT3)と比較するためのそれぞれの論理モジュール(49’、49”、49”’)を含むこと、を特徴とする請求項26に記載の装置。
- 重みなしタプルの入力のストリームから予め決められた複数のタプルのサンプルを選択し、
前記重みなしタプルのハミング値を配列するために前記タプルサンプルを請求項15あるいは請求項16に記載の装置(36)に供給するための入力手段(32)と、
前記ハミング値の少なくとも1つを選択し、前記の選択したハミング値をフィルタリングした結果として出力するための選択手段(36)とを含むこと、を特徴とする重みなしバイナリタプルのストリームをフィルタリングするフィルタ。 - 前記入力手段が複数の直列にしたサンプルホールドレジスタ(32)と、
前記レジスタを通る前記重みなしタプルをクロックするためのクロック手段(34)とから成ること、を特徴とする請求項30に記載のフィルタ。 - 前記選択手段(36)がフィルタリングした出力について中央ハミング値を持つハミング値を選択すること、を特徴とする請求項30あるいは請求項31に記載のフィルタで。
- 2次元イメージを表すデータをフィルタリングするためのフィルタで、
前記選択手段が複数のサンプルホールドレジスタ(32)と、
ライン遅延手段と、ローリングするフィルタ窓を定義するためのクロック手段とから成ること、を特徴とする請求項30から請求項32に記載のフィルタ。
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