JP2005517982A - 宣伝システム - Google Patents

Abstract

宣伝方法において、人の背中上部及び肩部分における皮膚などで、利想的には露出され広く平坦である身体部分を利用する。この宣伝はテレビなどの映像メディアを介して大きな観衆に放送されるスポーツ／エンターテインメントのイベント中に表示されうる。ある実施例においては、このイベントはボクシング試合に相当し、ボクサーの背中に付着される宣伝はオンライン・ギャンブル・サービスを宣伝する。この宣伝されるサービスはボクシングの試合中又はこの宣伝が消費者によって見られた直後にアクセスされ使用されうる。この宣伝はこれを見る観衆によって読み取られ認知されるのに十分な大きさに設定されうる。この宣伝は試合の後除去されうるが身体の接触や発汗によるにじみやボケには強いタイスマッジ特性を有する適切な染料、インク、ペンキなどから構成されうる。

Description

本発明は一般にマーケティング及び宣伝の分野に関し、特に人体の表面を用いる宣伝方法に関する。

マーケティング及び宣伝の分野では商品やサービスの売り上げを効率的に低価格で増進させる様々な試みがなされている。ある特定の宣伝又は宣伝キャンペーンは、それが宣伝商品の売り上げ及び宣伝費用を考慮したうえでの純利益の増大につながった場合成功とみなされる。ある特定の宣伝キャンペーンが効果的であるか否かについて把握はこの宣伝キャンペーンがもたらす顧客の忠誠度、ブランド名の認知度、ブランド名の普及率などへの影響を評価することによって実現されうる。

売上高及び利益を増大させるための最も効果的で低コストな方法を探し出すために多くのマーケティング及び宣伝戦略が着想されて広く実施されている。消費者の注目を得るための周知の方法としては、人の心を捕らえるスローガン、画期的な芸術、新しいもの、コンテスト、賞品、商品割引券や、場合によっては金額商品券などなどの導入がある。

表示による宣伝は、多くの潜在消費者へいきわたることが可能であるため広く使われている。しかし表示による宣伝においては宣伝側がある特定の表示宣伝の成功度を正確に測ることができないという点で限界がある。例えば宣伝側が混雑する高速道路に沿った看板に宣伝を掲載することを決定しうる。この出費に対する宣伝側の見返りとしては多くの潜在消費者が毎日この高速道路を運転しこの看板を素通りする際にこの宣伝を見るであろうという可能性にすぎない。宣伝側としては、多くの人がこの宣伝を見るということだけがこの宣伝の効果の根拠となる。

しかし宣伝側は、ある特定の表示宣伝からどれだけの売り上げ・利益が発生するかについて正確に推定する手段を有さない。例えば、それだけの人数がこの宣伝を見たか把握することは非常に困難である。さらに、この宣伝を見た中のどれだけの人数が宣伝される商品やサービスの潜在消費者であるかを把握するのは困難である。表示宣伝に関していえば、ある特定の宣伝を見る人のうちの大半は該宣伝される商品やサービスを使用した経験がなく、また宣伝を見ても使用することがない。このような表示宣伝の限界の一要因として宣伝を見る側の構成員の恣意的な構成が挙げられる。

そこで特定の観衆を対象にして商品やサービスを紹介する宣伝はより高い効果をもたらす可能性を有する。例えばスポーツウェア製造会社などはスポーツアリーナやスタジアムなどにおける潜在消費者を対象に宣伝を提供し、これに対してシリアル製造会社はスーパーマーケットなどで宣伝を提供することができる。このように宣伝及びマーケティングの専門家は特定グループの消費者を対象にする様々な表示宣伝戦略を提案してきた。例えば多角形側面を有するスキージのハンドルに宣伝を掲載するスペースを設けることが可能である。このようなハンドルに表示される宣伝は例えばクレジットカード購入用燃料パンプターミナルを利用するガソリン消費者などを対象に提供されうる。このような宣伝の欠点としては、この種の宣伝はコスト削減の観点からは効果的であるが、特に消費者の注目を引いた入り消費者に強い印象を与えることはできない。むしろ消費者は他の関心や営みにとらわれて全く宣伝に気づかない場合もある。例えば消費者は購入するガソリンの量を監視していたり、窓を洗浄するなどしている場合がある。テレビによる宣伝は特定の潜在消費者を対象に提供するのに好適であるが、このような宣伝には高いコストがかかり、複雑であり、製作時間が多くかかる。

さらに表示宣伝は同一人物に繰り返し見られることによってその宣伝効果をより発揮できるという傾向がみられる。この観点から、宣伝側は様々な形で潜在消費者によって保持され常に参照される便利なアイテムに宣伝を付加するなどの表示宣伝方法を実施してきている。例えば有用な情報が掲載される料金別納郵便カードに表示宣伝を付加して、このカードの受取人がこのカードを参照用に保持し続けるようにする方法が提案されている。このシステムの欠点としては、宣伝側は前もってこのようなカードの各受取人にとって掲載情報が有用であるかを把握することが困難である。換言すると、宣伝のターゲットとなる顧客によってこのようなアイテムが参照し続けられるという保証はない。同様に周知のテレビによる宣伝システムにおいても、宣伝のターゲットとなる顧客は宣伝の間チャンネルを切り換えるたり、他のことに取り組んだりして、宣伝側によって期待される影響が得られるほどの回数又は時間この宣伝を見ない場合もありえる。

このようにより数多くの消費者の注目を引く宣伝方法が常に求められている。また宣伝費用の金額に対する売り上げの上昇率を高められる効率的な宣伝方法が求められている。さらに宣伝の時間や繰り返し回数を考慮して、宣伝が潜在顧客に実際に見られるという保障をより厚くする必要がある。

このようにより数多くの消費者の注目を引く宣伝方法が常に求められている。また宣伝費用の金額に対する売り上げの上昇率を高められる効率的な宣伝方法が求められている。さらに宣伝の時間や繰り返し回数を考慮して、宣伝が潜在顧客に実際に見られるという保障をより厚くする必要がある。

本発明は改善された宣伝方法を提供する。この新たなシステムは人の注目を引くことができ、数多くのターゲット観衆を繰り返し（あるいは長時間にわたって）効率的に確保することが可能であり、コスト面でも効率的である。本発明は所望の観衆により実際に宣伝が見られていることを宣伝側により厚く保障するために適用されうる。本発明の好適な実施形態では、人の背中が宣伝の支持体として用いられる。ここで支持体となる人の背中の皮膚表面（特に背中における肩甲骨周辺箇所）は露出されていて、広く平坦であり、宣伝を付着し表示しやすくされていることが理想的である。

本発明による一仕様によると、テレビなどの音声／映像メディアを介して数多くの視聴者に放送されるスポーツ／エンターテインメントのイベント中に宣伝を人の背中の上に表示することが可能である。また本発明の一仕様によると、このイベントはボクシングの試合に相当し、宣伝はボクサー選手の背中に直接付着される。この宣伝は見ている観衆（視聴者）が文字などを読み取って、宣伝を十分に理解できる程度の大きさに設定されている。また、この宣伝は除去可能ではあるが身体接触や発汗などによるにじみやボケを抑制する耐スマッジ特性を有することが好ましい。

以下において添付の図面を参照しながら詳細に示される本発明の好適な実施例の説明より本発明による他の効果及び特徴がより明確に理解されるであろう。

なお、添付図面において同一の要素は同じ符号によって示される。図１は本発明の好適実施例による動作ステップのシーケンスを示す。このシーケンスではステップＳ１において動作が開始された後、ステップＳ２においてスポーツ／エンターテインメントイベントが選択される。このイベントではイベント参加者である人物／スポーツ選手は背中の上部及び肩の部分（特に肩甲骨とこの間の一続きの露出された皮膚の領域）を露出している。本発明の好適な実施例においては、このスポーツ／エンターテインメントイベントはプロボクシングの試合に相当する。しかし本発明はボクシング試合に限定されることはなく、ビーチバレーボール、プロレス、高飛び込み、水泳、キックボクシング、アルティメット・ファイティング、トライアスロンなど、これら以外にも様々なイベントに適用されうる。

ステップＳ３においては、宣伝１１（図２参照）が人物の背中９における皮膚表面領域１９に適切なマーキング又は書き込み用具１０によって付着される。図示される本発明の好適実施例では、用具１０は試合を観戦する人々が容易に宣伝１１を読み取り認識できるように宣伝１１の表示（例えば活字など）をマーキング又は書き込むための接触領域１２を提供する。更に好適には、用具１１が使用するマーキング／書き込み材料は除去可能なものである。換言すると、この材料としては宣伝１１が一時的に領域１９に表示され、除去したいとき（例えばボクシング試合の終了後など）には除去可能な性質を有するものが望ましい。一方このマーキング／書き込み材料は、宣伝１１がイベント中に身体接触や発汗などによって除去されないようにある程度丈夫で、にじみやボケに対する耐スマッジ特性を有することが望まれる。

このマーキング／書き込み材料１０の一例として、ヘナ染料を使用することが可能である。この他にも人体の皮膚にマーク／書き込みを付着するためにインク、染料、ペンキなどを使用することも可能であり、この詳細についてはここにおいて全内容が参照により挿入される米国特許６，２３５，２７３号（Ｍａｃｋｅｙ）及び米国特許６，０１３，１２２号（Ｋｌｉｔｚｍａｎ）に開示される。また、本発明の別に実施例では、宣伝メッセージが予め形成された文字（活字や番号など）という形をとっていて、これが背中の上部分及び肩の部分に相当する領域１９に適切な接着剤などによって付着される。

宣伝１１は適切なスローガン、ロゴマーク、トレードマーク、サービスマーク、ＵＲＬ、ドメイン名、宣伝メッセージ、（あるいはこれらの組み合わせ）などであってよい。図示される実施例では、宣伝１１は当該スポーツ／エンターテインメントイベントを見る特定の人口統計的特性を有する集団としての観衆をターゲットとして提供されている。

例えばこのイベントがプロボクシングの試合であった場合（詳細は後述する）、この試合が主に男性によって見られると予測されるならば、宣伝１１は男性をターゲットに提供されうる（例えば男性用コロンの宣伝など）。これに対してあるイベントがより多くの女性によって観られると予測された場合、宣伝側は女性をターゲットとした宣伝１１を表示しうる。また、例えばスポーツイベント（特にボクシングなど）を見る大半の人々が賭け事に従事する傾向にあると予測される場合、宣伝１１は専用ゲームサービス（特にリアルタイムあるいはオンラインのギャンブルサービス）などに関するものもよい。

表示される宣伝１１の種類とは関係なく、本発明による宣伝方法は明らかにコスト面からいって非常に効率的である。背中９の露出領域１９を用いることにより、人々の注目を引く、衝撃的で魅力的な宣伝に多くの費用を費やす津要請がなくなる。というのは、この背中の領域１９は多くの意味でこのような得点を既に有しているからである。すなわち多くの運動選手（特にボクサー）よく目立つ広くてたくましい背中及び肩の面を有する。したがって、宣伝商品またはサービスについての単純で低価格なロゴマークやスローガンなどが表示されるだけで、このブランド名の認知度を著しく上昇させ、商品またはサービスのブランド名の普及を高めることが可能である。一方で、テレビにおいて宣伝を提供するための時間やコストはもう既にこのイベントの製作の段階でカバーされている可能性がある。

ステップＳ４においてイベントは視聴者に放送される。これによってこの宣伝１１は視聴者又は顧客に顕著且つ明白に表示されうる。このような宣伝１１は人の背中の皮膚表面１９に表示されているため、人目を引き、印象的である。ボクシング試合中ボクサーの胴体の上部は対戦相手のほうにかがむため、該ボクサーの背中９の背中上部及び肩部分の領域１９は若干上向きになる。よって宣伝１１を含む背中の領域１９はカメラの視線と基本的に合致する。さらにこのようなイベントは代替数時間にわたって続くこともあるため、このような宣伝方法では、宣伝が繰り返し（又は長時間）観衆の目にさらされる。また、この宣伝は実際にイベントが進行している間に表示されるため、この宣伝１１が所望の潜在顧客に見られることが確証されうる。また宣伝１１はテレビ視聴者によってもはっきり認識される程度の大きさに設定されることが可能である。例えばこの宣伝１１は高さ５センチ以上の活字、番号、及びその他の文字を含むことが可能である。また宣伝１１の横の長さは好ましくは少なくとも両方の肩甲骨部分に達する程度に延びている。例えば宣伝１１は両方の肩甲骨の大部分及びこの間に位置する背中上部の中央部分にわたって表示されうる。

また本宣伝方法では、後に来るこのイベントに関するマスコミ報道においてこのイベントを実際に見なかった顧客の目にも入ることになり、更なる宣伝効果が得られうる。すなわちイベントで撮られた宣伝１１の入った写真などは生のイベント観戦者の集団以外のより広い顧客ベースに配布・流通されることとなる。上記の好適な実施例はステップＳ５において終了する。こうして費用的に有効で、人目を引きやすく、効率的に数多くの消費者に影響を及ぼすことが可能な宣伝方法が実現される。

次に図３を参照すると、本発明による一実施例として、リング１におけるアスリート又はボクシング選手２，４の間のボクシング試合が示される。このボクシング試合は生の観戦客５によって見られていて、またこの試合３がテレビなどの適正な音声／映像メディア７を介して放送されることによって更に広く多くの観戦者（非図示）によって見られる。テレビから試合３を見る観戦者は何百万もの人々から構成されうる。ペイ・パービュー方式又はケーブル方式の放送の場合は、ボクシング試合３の視聴者の人口統計的構成を比較的正確に把握することが可能である。ボクサー２，４はトランクス１３、グローブ１５、及びブーツ１７を着用している。この装備がこのスポーツにおける参戦者の典型的な服装である。したがって背中上部９の広い面領域の露出された皮膚がはっきりと見られる状態となる。

よってこの皮膚表面領域１９は宣伝１１を表示する領域として好適である。上述のようにボクサー４は比較的広くほぼ平坦な背中を有するため、ここに容易認識され理解されうる宣伝１１を装着することが可能である。背中は頭や肩の側部などよりも大きな表面面積を提供しうる。また、背中９は試合中腕や脚ほど動くことはないため、背中９が宣伝を載せ観戦者の注目を引くための好適な場所となる。さらにボクサー４の背中９は理想的には観戦者５及びメディア７を介して観戦する視聴者の注目をひきつけるようなたくましい背中である。

また、上述のように表面領域１９は典型的には露出されていて、観戦者５及びメディア７を介してみる視聴者は、通常ボクサー４の背中９に何かが書いてあることを予期しない。したがってこの宣伝１１は人目を引き、観戦者の注目をひきつけることが可能である。また、この宣伝１１はボクサー４の背中９に表示されるため、同ボクサー４の腕２１などによって妨害されずにはっきりと表示されることが可能である。これに対して同ボクサー４の胸などは本人の腕や対戦相手２によって頻繁に視界から隠される場合がある。また、試合中ボクサー４は対戦相手２のほうにかがむため、ボクサー４の胸は下を向いている場合が多い。

宣伝１１はボクサー４の背中９の皮膚表面領域１９に適切なマーキング又は書き込み用具によって装着されうる。とくにこの用具は試合３を観戦する観戦者が宣伝１１を容易に読み取り認知できるような表示をマーク／書き込むための接触領域を提供する。更に好適な実施例においては、このマーキング／書き込み材料は除去可能である。すなわちこの材料としては、宣伝１１を一時的に領域１９に表示するためのものであって、所望の時期に除去できるような性質を有するものが好ましい。しかしこのマーキング／書き込み材料は上述のように試合中に容易に宣伝１１が除去されないように身体接触や発汗によるにじみやボケに対する耐スマッジ特性は十分に有することが望まれる。

このボクシング試合３はメディア７を介して一般観戦者に対して放送され、また生の観戦者５によって観戦される。このようにして宣伝１１ははっきりと目立つように所望の観戦者及び潜在顧客に表示されうる。この宣伝はボクサーの背中９の皮膚表面１９に表示されるため、人目を引き、印象的である。さらにこの宣伝方法によると、試合は１時間以上続くこともあるためこの間宣伝は繰り返し（常に）観戦者の目にさらされることになる。また、テレビからの観戦者は試合中に宣伝されるサービスにアクセスすることもできる（例えばオンライン・ギャンブル・サービスなど）。また、本宣伝方法のその他２次的効果として、最初にこの試合３を見ていない他の潜在顧客が後に試合３のマスコミ報道などからこの宣伝１１を見ることによっての宣伝効果なども期待できる。すなわち試合３で撮られた宣伝１１を含む写真などは広く分配され、流通し、試合３を見た元の観戦者以外のより大きな顧客ベースに広まることとなる。

なお、上記において本発明の好適な実施例についての詳細を示したものの、本発明はこれらの実施例に限られるものではない。むしろ本発明はその請求範囲を逸脱することなく上記の実施例の説明に記載される実施例以外の様々な変形、変更、代用、及び同等構成をも含む。

例えば本発明の実施例の説明ではボクシング試合との関連付けられているものの、本発明はこれ以外にも広く放送される様々なスポーツ／エンターテインメントイベントに適用可能である。具体例としては、上述のように本発明はビーチバレーボール、プロレス、高飛び込み、水泳、キックボクシング、アルティメット・ファイティング、トライアスロンなどにも適用されうる。したがって、本発明は上述の説明及び添付図面によって限定されることはなく、請求の範囲によってのみ規定される。

本発明の好適実施例による動作ステップシーケンスの一例を示すフローチャートである。 図１の実施例が適用された運動選手などの人物を示す部分的正面図である。 本発明の一実施例を適用するスポーツ／エンターテインメントのイベント様子を示す図である。 図３のスポーツ／エンターテインメントのイベントを映すテレビビデオ画像を示す図である。

Claims (21)

1. 人の背中の両肩甲骨の間を延びる皮膚表面領域を提供し、
   前記背中の皮膚表面領域に宣伝を付着させ、前記宣伝が前記人の両肩甲骨の間を延びるようにし、
   前記宣伝を観衆に表示し、
   後に前記宣伝を前記人の背中の皮膚表面領域から除去する工程から構成されることを特徴とする宣伝方法。
2. 前記宣伝はスローガン、ロゴマーク、トレードマーク、サービスマーク、ＵＲＬ，及びドメイン名のなかから選択されることを特徴とする請求項１記載の方法。
3. 前記表示工程はスポーツイベント中に実施されることを特徴とする請求項１記載の方法。
4. 前記スポーツイベントはボクシング試合に相当することを特徴とする請求項３記載の方法。
5. 前記スポーツイベントは、バレーボール、プロレス、高飛び込み、水泳、キックボクシング、アルティメット・ファイティング、及びトライアスロンのなかから選択されることを特徴とする請求項３記載の方法。
6. 前記ボクシング試合のビデオ画像を第２の観衆に対して放送する工程を更に含むことを特徴とする請求項４の方法。
7. 前記宣伝を付着させる工程は、耐スマッジ特性を有する材料を前記背中の皮膚表面領域に塗布する工程を含むことを特徴とする請求項１記載の方法。
8. スポーツイベント中において人の体における前記人の皮膚が服又は装備によって覆われていない場所に宣伝を提供し、
   前記宣伝を前記スポーツイベントの観衆に表示する工程から構成されることを特徴とする宣伝方法。
9. 前記スポーツイベントはボクシング試合に相当することを特徴とする請求項８記載の方法。
10. 前記宣伝は前記観衆によって読み取られるのに十分な大きさに設定されることを特徴とする請求項９記載の方法。
11. 前記宣伝はオンラインサービスを宣伝することを特徴とする請求項１０記載の方法。
12. 前記サービスはオンライン・ギャンブル・サービスを含むことを特徴とする請求項１１記載の方法。
13. 前記ギャンブルはボクシング試合中に実施されることを特徴とする請求項１２記載の方法。
14. スポーツイベント中に利用され、且つ前記スポーツイベントの観衆によって見られる除去可能な表示宣伝であって、
    前記スポーツイベントの選手の露出された皮膚表面領域における第１肩甲骨の少なくとも一部分において配置される第１文字、
    前記選手の露出された皮膚表面領域における第２肩甲骨の少なくとも一部分において配置される第２文字、及び
    前記第１文字及び前記第２文字を含む前記スポーツイベントの観衆への宣伝メッセージから構成されることを特徴とする除去可能表示宣伝。
15. 前記第１及び第２文字は耐スマッジ特性を有する材料によって形成されることを特徴とする請求項１４記載の除去可能表示宣伝。
16. 前記耐スマッジ特性を有する材料は前記スポーツイベント終了後、洗浄によって前記皮膚表面領域から除去可能であることを特徴とする請求項１５記載の除去可能表示宣伝。
17. 前記宣伝メッセージはスローガン、ロゴマーク、トレードマーク、サービスマーク、ＵＲＬ，及びドメイン名のなかから選択されることを特徴とする請求項１６記載の除去可能表示宣伝。
18. 前記宣伝メッセージはオンライン・ギャンブル・サービスを宣伝することを特徴とする請求項１６記載の除去可能表示宣伝。
19. 前記宣伝はスローガン、ロゴマーク、トレードマーク、サービスマーク、ＵＲＬ，及びドメイン名のなかから選択され、
    前記宣伝を前記背中の皮膚表面領域に付着させる工程は耐スマッジ特性を有する材料を前記背中の皮膚表面領域に塗布する工程を含み、
    前記宣伝は前記人の皮膚が服又は装備によって覆われていない箇所において付着され、
    前記第１観衆は前記ボクシング試合の観客に相当し、
    前記宣伝は前記第１及び第２観衆によって読み取られるのに十分な大きさに設定され、
    前記宣伝の第１文字は前記ボクシング試合における選手の露出された皮膚表面領域における第１肩甲骨の少なくとも一部分においては配置され、
    前記宣伝の第２文字は前記選手の露出された皮膚表面領域における第２肩甲骨の少なくとも一部分においては配置され、
    前記第１文字及び前記第２文字は前記耐スマッジ特性を有する材料によって形成され、
    前記宣伝を除去する工程は前記ボクシング試合終了後に前記皮膚表面を洗浄する工程を含むことを特徴とする請求項６記載の方法。
20. 観戦者のいるボクシング試合におけるボクサーの背中の皮膚表面領域上に形成される宣伝の画像を提供し、
    前記宣伝の画像を流通させ前記宣伝の画像が前記ボクシング試合の観戦者以外の消費者によって見られるようにする工程から構成され、
    前記背中の皮膚表面領域は前記ボクサーの両肩甲骨の間を延び、前記宣伝は前記背中の皮膚表面領域における前記ボクサーの前記両肩甲骨の間にわたって延びるように付着されることを特徴とする宣伝方法。
21. 前記流通させる工程は、前記画像を後のマスコミ報道において提供する工程を含むことを特徴とする請求項２０記載の方法。

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