JP2005516536A - アクセス資格管理メッセージを送信するための方法及び装置 - Google Patents

アクセス資格管理メッセージを送信するための方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005516536A
JP2005516536A JP2003565110A JP2003565110A JP2005516536A JP 2005516536 A JP2005516536 A JP 2005516536A JP 2003565110 A JP2003565110 A JP 2003565110A JP 2003565110 A JP2003565110 A JP 2003565110A JP 2005516536 A JP2005516536 A JP 2005516536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emm
channel
terminal device
type
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003565110A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4204477B2 (ja
Inventor
パスカル・ボン
ベルナール・ハモウ
Original Assignee
ヴィアセス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヴィアセス filed Critical ヴィアセス
Publication of JP2005516536A publication Critical patent/JP2005516536A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4204477B2 publication Critical patent/JP4204477B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/04Network architectures or network communication protocols for network security for providing a confidential data exchange among entities communicating through data packet networks
    • H04L63/0428Network architectures or network communication protocols for network security for providing a confidential data exchange among entities communicating through data packet networks wherein the data content is protected, e.g. by encrypting or encapsulating the payload

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

本発明の資格管理メッセージ(EMM)の送信方法は、送信側に、提供されるデータやサービスのタイプを代表する1つの特徴の関数として、EMMタイプメッセージを定義するステップと、複数個の論理送信チャネルのタイプを定義し、各論理チャネル上で送信するEMMタイプを端末装置へ通知するために1つのパラメータ(STREAM_TYPE)を各チャネルのタイプに関連づけるステップと、各EMMメッセージタイプに対して論理送信チャンネル中の1つのチャネルを割り当てるステップと、(STREAM_TYPE)パラメータと論理チャネルを各端末装置に送信するステップと、論理送信チャネルを同じデータストリームに多重化するステップと、端末装置へデータストリームを送信するステップとを具備し、受信側に、各端末装置が(STREAM_TYPE)パラメータ、及び端末装置のルーチン動作によって決まる1つの状態パラメータの関数として、入力EMMにフィルタをかけるステップを具備する。

Description

本発明の分野は、データ交換ネットワークに接続された多くの端末装置に対するスクランブルされたデータ、及び/またはサービスの送信に関するものであり、これらのデータ、及びこれらのサービスへのアクセスを制御する資格管理メッセージ(EMM)の送信方法、及び方法を実行するように設計されている装置に特に適用可能である。
インターネットネットワークのようなオープンネットワークによるデータ交換の発展に伴い、交換のセキュリティは、オペレータとサービスプロバイダの活動(activities)において、ますます重要になってきている。このセキュリティには、いくつかの本質的な目的がある。
−ネットワークを通して行われた取引が盗聴されるのを防止すること。
−データの完全性を保証すること、言いかえれば、送信されたデータが通信中に損なわれたかどうかを判断すること。
−認証を可能にすること、言いかえれば、処理を行う通信員の身元を確実なものとすると共に、処理に関与する人以外の人に情報を難解にすることから成る機密性を確実なものとすること。
認証は、許可された人だけが資源にアクセスすることを可能にするアクセス制御によって行われる。暗号化された視聴覚プログラムの放送分野において、DVB標準規格は、共通スクランブルアルゴリズム(Common Scrambling Algorithm : CSA) を定義するが、しかし、オペレータ、及びサービスプロバイダが自由にそれら自身のシステムを定義することができるように、アクセス制御については何も具備していない。
しかしながら、DVB標準規格はアクセス制御データの配信を含んでいる。アクセス制御データは、MPEG伝送の多重送信に挿入された条件付きアクセステーブル(Conditional Access Table:CAT)内のデータ記述子を使用し、かつMPEGのパケット化エレメンタリストリーム(Packetized Elementary Stream :PES)の形式でコード化されたそれぞれのプログラムコンポーネントに対するパケット識別子(Packet Identifier:PID)番号を含むプログラムマップテーブル(Program Map Table:PMT)内のデータ記述子を使用することを指示された、他の個人専用のデータパケットを用いて受信時に検索される。
一般に、ディスクランブルに必要な情報は、少なくとも1つの資格制御メッセージ(Entitlement Control Message:ECM)と1つの資格管理メッセージ(Entitlement Management Message:EMM)とを具備する条件付きアクセスメッセージ(Conditional Access Messages:CAM)と呼ばれる特定のアクセス制御メッセージによって送信される。これらの条件付きアクセスメッセージは、
−ディスクランブルシーケンスを初期化するように設計されている制御ワード(Control Word:CW)と、
−1または2以上のユーザのグループに対する制御ワードを暗号化するために使用されるサービスキーと、
−サービスキーを暗号化するために使われるユーザキーと
の少なくとも3つの入力データから生成される。
EMMが、サービスキー、及びユーザキーによって決まる一方、ECMは、制御ワード、及びサービスキーによって決まる。ECM、及びEMMは、ユーザがそれらを確実に受信するように、定期的に、かつ切れ目なく端末装置に送信される。
受信において、暗号化の原則は、例えばスマートカードのようなセキュリティプロセッサに含まれるEMM及びユーザキーから、サービスキーを発見することである。ディスクランブルシステムを初期化するために使用される制御ワードを発見するために、サービスキーは、従ってECMを復号化するために使用される。
既知のアクセス制御システムにおいて、EMMは、それぞれの送信されたEMMメッセージの特定の機能とは独立して、優先順位または順序なしで連続して送信される。しかしながら、異なるEMMは、同じデータ、及び同じサービスに必ずしも関係するとは限らず、従って同じ送信の制限に支配されていない。EMMは、それらの機能及びそれらの送信状態において異なる3つの大きい系統群で配信され得る。
一例として、下記の3つがある。
−例えば取り決められた期間に対するサービスの申し込みのような、受信契約者、及びオペレータの間の契約に関係するメッセージ。この場合、EMMメッセージは、加入期間の間、永久的に送信される。この送信は、非常に大きいデータストリーム(data stream)の典型を示すが、しかし、受信契約者によってデータが受信されることを確実なものとするために、これは維持されなければならない。
−例えば講座または行事(event)の購入のような、受信契約者の即時の必要性に対応する、いわゆる動的なメッセージ。
−受信契約者との合意のもとにオペレータによって決定された、セキュリティプロセッサに対する技術的な管理メッセージ。
優先順位、または順序なしのシーケンスにおけるこれらのEMMメッセージの送信は、サイトからサイトに分岐し、かつ受信契約者の長い待ち時間を引き起こす長いサイクルタイムを生み出す。更に、異なる性質、及び緊急性の度合いを備えるメッセージの混合は、通過帯域(pass band)の最適化されていない占有を引き起こす。
本発明の目的は、上述の欠点を克服することである。
本発明は、下記のステップを具備することで特徴づけられる、データ交換ネットワーク中の多くの端末装置に提供されるデータ、及び/またはサービスへのアクセスを制御する資格管理メッセージ(EMM)の送信方法を提案する。
送信側では、
−提供されるデータ、及び/またはサービスのタイプを代表する少なくとも1つの特徴の関数として、1組のEMMタイプメッセージを定義するステップと、
−複数個の論理送信チャネルのタイプを定義すると共に、それぞれの記述された論理チャネル上で送信するEMMタイプを端末装置へ通知するために、少なくとも1つのパラメータ(STREAM_TYPE)をそれぞれのチャネルのタイプに関連づけるステップと、−それぞれのEMMメッセージタイプに対して、定義された論理送信チャンネル中の少なくとも1つのチャネルを割り当てるステップと、
(STREAM_TYPE)パラメータ及び前記論理チャネルをそれぞれの端末装置に送信するステップと、
−論理送信チャネルを同じデータストリームに多重化するステップと、
−端末装置へ前記データストリームを送信するステップと
を具備し、かつ受信側では、
−それぞれの端末装置が、(STREAM_TYPE)パラメータ、及び端末装置のルーチン動作によって決まる少なくとも1つの状態パラメータの関数として、受信するEMMにフィルタをかけるステップ
を具備する。
好ましくは、(STREAM_TYPE)パラメータは、論理制御チャネルを表す動的データ構造によりそれぞれの端末装置に送信される。
好ましい一実施例によれば、動的構造は、暗号化されたEMMにより送信されると共に、
−端末装置が構造によって記述された論理チャネルを識別することを可能にする第1のフィールド(EMM_XID)と、
−新しいデータを検索するために端末装置がそのフィルタリングを適応させるように、記述されたチャネル上の前記新しいデータの送信に対応する、データに対する変更、及び/または動的構造に対する変更に関して端末装置に通知する第2のフィールド(Version_Number)と、
−記述されたチャネル上での聴取時間に関して端末装置に通知するように設計されている第3のフィールド(Listen_time)と
の内の少なくとも1つを具備する。
前記第3のフィールド(Listen_time)は、送信されたメッセージを検索することを端末装置に可能にさせるのに十分な、最小の固定継続期間、または最小の可変継続期間のいずれかを表しても良い。
一実施例において、定義された論理チャネルのタイプは、
−これらのメッセージを明確に要求した端末装置にEMMメッセージを送信するためのFASTチャネルと、
−同一の機能的な目的を持つEMMメッセージを送信するためのDEDICATEDチャネルと、
−内容が予測できず、かつ間に合う可能性があるEMMメッセージを送信するように設計されているNORMALチャネルと、
−様々な機能的な目的を持つ緊急性のないEMMメッセージを端末装置へ送信するためのDELAYEDチャネルと、
−DEDICATEDチャネル以外のチャネルで既に送られたメッセージを端末装置へ再送信するためのLOAD SHEDDINGチャネルと
を少なくとも具備する。
好ましくは、FASTチャネル、NORMALチャネル、DELAYEDチャネル、及びDEDICATEDチャネルに対する最小の継続時間は、EMMメッセージが送信される際の繰返しレートの関数として予測される。
本発明による処理の一応用例において、端末装置に提供されるデータ、及び/またはサービスは、マルチメディアプログラムに相当する。
他の応用例において、端末装置に提供されるデータ、及び/またはサービスは、視聴覚プログラムに相当する。
両方のタイプの応用例において、EMMメッセージは、MPEGフォーマットにカプセル化されると共に、放送モード(broadcast mode)または接続モード(connected mode)のどちらかにおいて送信される。
EMMの内容とは別に、取得されたMPEGのペイロードユニット(MPEG payload units)は、個人専用の情報である
−EMMの識別子を表すEMM_XIDと、
−EMMの長さを表すLG_EMMと
を少なくとも含む。
本発明による方法は、従って、
−提供されるデータ、及び/またはサービスのタイプを代表する少なくとも1つの特徴の関数として、1組のEMMメッセージを定義する手段と、
−それぞれのチャネルで伝送されるべき内容の関数として、1組の論理送信チャネルのタイプを定義する手段と、
−論理送信チャネルをそれぞれのタイプのEMMメッセージに割り当てる手段と、
−論理送信チャネルを同じデータストリームに多重化する手段と、
−前記データストリームを端末装置へ送信する手段と、
−定義されたチャネルタイプの関数として、端末装置で受信するEMMをフィルタリングする手段と
を具備する装置により使用される。
本発明の好ましい実施例では、装置は、
−記述された論理チャネルのぞれぞれを通過するEMMタイプについて端末装置に通知するように設計されている少なくとも1つのパラメータ(STREAM_TYPE)を、それぞれのチャネルタイプと結び付ける手段と、
−(STREAM_TYPE)パラメータをそれぞれの端末装置に送信する手段と、
−それぞれの端末装置に、(STREAM_TYPE)パラメータ、及び端末装置のルーチン動作を反映する少なくとも1つの状態パラメータの関数として、受信するEMMにフィルタをかけることを可能にさせる手段と
を具備する。
本発明の他の特性、及び利点は、添付の図を参照し、限定されない例として与えられた下記の記述から明瞭になるであろう。
下記の記述は、例えば、インターネットネットワーク、または個人専用のプログラムの放送ネットワークのような、データ交換ネットワークと接続された複数の受信契約者の端末装置に視聴覚プログラムを配信するためのシステムにおける、本発明による方法の特別な応用例に関するものである。
このシステムによって、商業オペレータに配置された受信契約者管理システムSMSの第1のセット2は、例えば、受信契約者資格管理システムの第2のセット6を通して資格管理メッセージ(EMM)の送信のための第3のセット4と通信することが可能となる。
それぞれの受信契約者には、デコーダ8と資格が登録されるセキュリティプロセッサが提供される。
第3のセット4は、第1のセット2中の装置による指令出力に従ったEMMの編成及び放送のために、この記述の残りでB−SAS(Broadcast Subscription Authorisation System:放送予約認可システム)として示された第1のモジュール10を具備する。第1のB−SASモジュール10は、まず第一にセット6における装置と通信し、次にデコーダ8にEMMを放送する第3のモジュール14に接続された第2の多重化モジュールMUX12と通信する。
受信契約者に対する資格の送信のための装置であるセット6は、セキュリティプロセッサ及び資格の技術的な管理のための第1の装置SAS16と、受信契約者の端末装置の管理のための第2のSTB−MS装置18とを具備する。
第1のSAS装置16の機能は、セキュリティプロセッサ、または端末装置によって処理され得るEMMメッセージとして、異なるオペレータからのSMS2を発信元とするサービス要求を表現することと、放送モードにおける受信契約者の端末装置に対する送信のために、それらをB−SASモジュール10に送信するか、または接続モードにおいてこれらのEMMを配信するために、それらをI−SASモジュール17に送信することである。
第1のSAS装置16によって、B−SASモジュール10から生成されるべき要求は、端末装置へのEMMを追加、送信、及び交換することもまたでき、かつ要求は、EMMの送信を削除することもまたできる。
第2のSTB−MS装置18によって、SMS装置2は、受信契約者の端末装置の特性を定義及び整備することもまたできる。
第2のSTB−MS装置18によって、B−SASモジュール10から生成されるべき要求は、端末装置へのEMMを追加、送信、及び交換することもまたでき、かつ送信しているEMMを中止することもまたできる。このSTB−MS装置は、セキュリティプロセッサ、または端末装置によって処理され得るメッセージとして、異なるオペレータからのSMS2を発信元とするサービス要求を表現することができると共に、接続モードにおいてこれらのEMMを配信するために、それらをI−SASモジュール17に送信することができる。
受信契約者に配置されたデコーダ8は、受信契約者資格が記録されるセキュリティプロセッサを含み、かつその機能は、既知の方法により放送されるストリームに含まれるEMMメッセージを処理することと、受信契約者に与えられたMMI(Man-Machine Interface:マンマシンインタフェース)を管理することと、受信契約者のセキュリティプロセッサ、及び技術オペレータのサーバと対話することである。
図2は、B−SASモジュール10の詳細な機能的ブロック図を示す。このモジュールは、第1のSAS装置16、または第2のSTB−MS装置18を発信元とするメッセージを収集することを目的とする第1ブロック20と、キュー(queue:待ち行列)を管理することを目的とする第2ブロック22と、EMMの放送を管理することを目的とする第3ブロック24と、システム構成情報を定義することを目的とする、管理者によって制御される第4のブロック26と、システムに関する技術的情報、及びアプリケーション情報を収集することを目的とする第5の監視ブロック28とを具備する。
第1のブロック20によって収集されるメッセージは、例えばTCP−IP、CORBA、HTTP+XML、RMI、または独自に開発したプロトコルのようなアプリケーションプロトコルを用いることによってEMMを追加するか、EMMを交換または削除する要求でも良い。
「EMMの定義」
本発明による装置、及び方法は、提供されるデータ、及び/またはサービスのタイプを代表する少なくとも1つの特徴の関数として、1組のEMMメッセージを定義するために使用される。これを達成するために、入力側のSAS装置16及びSTB装置18は、EMMが、放送方法(送信モデル参照、EMM放送の開始日及び終了日)及びEMMの記述(ヘッダ構造、ヘッダサイズ、EMM内容)を指定する1周期に挿入されるべきであると要求する。
EMMを放送する前に、記述された論理チャネルのぞれぞれを通過するEMMタイプについて端末装置に通知する(STREAM_TYPE)パラメータにより、複数個の論理送信チャネルのタイプが定義される。このパラメータ(STREAM_TYPE)は、下記のフィールドのうちの少なくとも1つを具備する論理制御チャネルを表す動的なデータ構造の形式により、それぞれの端末装置に送信される。
−端末装置が構造によって記述された論理チャネルを識別することを可能にする第1のフィールド(EMM_XID)。
−動的な構造の変更を端末装置に示すための第2のフィールド(Version_Number)。これらの新しいデータを検索するために端末装置がそのフィルタリングを適応させ得るように、この変更は、新しいデータが記述されたチャネル上で送信されたことを端末装置に通知する。
−記述されたチャネル上での聴取時間について端末装置に通知するための第3のフィールド(Listen_time)。
論理チャネルは、放送される信号中のPIDで識別されたストリームのサブパート(sub-part)である。そのような論理チャネルの定義は、同じチャネル上で通過するEMMが同じEMM_XID識別子を備えている同じストリームの中に、それらを多重化する手段を提供する。従って受信時に、端末装置は、ストリーム上で入力EMMにフィルタをかけ、かつ1つまたはいくつかの特別なチャネルの中からEMMだけを選択し得る。これを達成するために、端末装置は、データストリームヘッダにマスクをセットすることによって、入力EMMにフィルタをかける。
特定の一実施例において、EMM_XID識別子のサイズは8ビットであり、チャネルごとに1ビットを割り当てることによって、最高8つのEMMチャネルがストリームの中に多重化され得る。
定義された論理送信チャネルの間で少なくとも1つのチャネルをそれぞれのタイプのEMMメッセージに割り当てるために、B−SASモジュール10は、EMM放送チャネルを決定するために使用される送信モデルに関係した技術的な特性を備えている。放送開始日、及び終了日における差異は、それぞれのモデルに対して決定される。定義された論理チャネルは、同じデータストリームに多重化され、次に端末装置に送信される。
「EMMの追加」
EMMを追加する要求が生成されたとき、B−SASモジュール10は、下記の処理を行う。
###要求の構文的分析。
###送信モデルが現実に存在することを検査。
###放送期日が一貫していることを検査。
###EMM識別子が正当であることを検査。
###データベースの更新。
###キュー管理ブロック22にEMMを移動。
###エラーの管理(装置過負荷等)。
###要求への応答。
「EMMの交換」
入力側のSAS装置16、またはSTB−MS装置18は、交換されるべきEMMの識別子を指定することによって、EMMが1周期の中で交換されるべきであることを要求し得る。商業上の申し出に対する登録の場面において、EMMにより対象とされる集団を充実させるために、このメッセージは、例えば第1のSAS装置16により使用されても良い。
EMMを交換する要求が生成されたとき、B−SASモジュール10は、下記の処理を行う。
###要求の構文的分析。
###送信モデルが現実に存在することを検査。
###放送期日が一貫していることを検査。
###交換されるべきEMMの識別子が正当であることを検査。
###新しいEMMの識別子が正当であることを検査。
###データベースの更新。
###キュー管理ブロック22にEMMを移動。
###エラーの管理(装置過負荷等)。
###要求への応答。
「EMMの削除」
EMMを削除する要求が受信されるとき、B−SASモジュール10は、下記の処理を行う。
###要求の構文的分析。
###EMM識別子が正当であることを検査。
###データベースの更新。
###関連づけられたチャンネル上のEMMの放送を削除。
###エラーの管理。
###要求への応答。
ここで留意するべきは、もしB−SASモジュール10だけが有効期間の終りにEMMの削除を管理するとしても、SAS装置16、またはSTB−MS装置18が放送されるEMMを明示的に削除しても良いということである
「キュー管理」
B−SASモジュール10は、制限、特に端末装置の制限を満足し、かつ同時に、規則正しいサービス品質を提示することができなければならない。これを達成するために、第2のブロック22は、
###その端末装置がそれらを考慮に入れることができるように、放送されるEMMを編成すること、
###トランスポンダ(transponder)上のEMMチャネルの速度を制御すること、(この速度は、通常ほぼ50〜500[kbits/second]程度である。)
###非常に短時間の間に、いくつかの明示されたEMMの放送をプログラムすること、
###それらが全ての端末装置によって処理され得るように、十分に長い時間に対するいくつかのEMMの放送をプログラムすること、
###異なる特性を備えた緊急性がないEMMをメッセージキューに移動すると共に、EMM速度が端末装置に受け入れられるように、これらのキューまたは論理チャネルを編成すること
ができる。
「定義されたチャネルタイプの説明」
本発明の好ましい一実施例において、定義された論理チャネルのタイプは、FASTチャネル(FAST channel)と、DEDICATEDチャネル(DEDICATED channel)と、NORMALチャネル(NORMAL channel)と、DELAYEDチャネル(DELAYED channel)と、LOAD SHEDDINGチャネル(LOAD SHEDDING channel)とを具備する。
FASTチャネルは、それに関係しているEMMが放送される時点で、端末装置がこのチャネルを聞いているということが知られている場合に使用される。最も頻繁な使用は、端末装置の要求における対話型サービスに対する特定の資格のサービスプロバイダへの放送である。ユーザによって要求されたときにもまた使用されても良い。EMMは、それぞれの送信間の中断時間(timeout)を利用して、与えられた回数、このFASTチャネル上で繰り返され、次に放送から削除される。もし、キュー内のメッセージの数が多すぎる場合、チャネルのサイクルタイムは、保証されたサービス品質の制限する値に接近する。
DEDICATEDチャネルは、それらの特性が同じであるEMMを伝送する。2タイプのEMMは、専用チャンネルを構築するために識別され、資格を更新するEMMとキーを変更するEMMとがある。
それぞれの専用チャネルは、放送の編成のために、またはチャンネルに割当てた速度を守るために、他のチャネルとは独立して規定される。FASTチャネルだけが、それらの動作を中断し得る。
NORMALチャネルは、必ず存在すると共に、任意のEMMを送信するために使用される。それは、受信契約者の永久的な使用のために(セキュリティプロセッサの管理、個人専用のデータ等)、受信契約者にとって必要なほとんど全てのメッセージを伝送する。
動作の間中、端末装置は、チャネルの記述において指定された時間の間、または受信契約者の記述が変更されるとき、このタイプのチャンネルを聞く。この聴取は、永久不変でも良い。
DELAYEDチャネルは、ただ定期的にストリームに存在するだけである。それは、セキュリティまたは情報の処理装置のための技術的な管理EMMのような、遅効性の処理に応じることが可能であるEMMを送信するために使用される。チャネルのバージョン番号の変更によって誘発されたとき、端末装置は、臨時にこのチャネルを読むことになる。
LOAD SHEDDINGチャネルは、何回かのサイクルの間に既に放送され、多くの場合端末装置によって考慮に入れられた他の論理チャネルを解放するために使用される。EMM放送方法は、送信モデルにおいて指定される。端末装置は、端末装置がスイッチを入れられたとき、またはチャネルのバージョン番号が変更されるとき、このチャネルを聞き始める。
本方法の好ましい一実施例によれば、0チャネルともまた呼ばれる制御チャネルは、同じPIDを共有する論理チャネルの技術的な特性の記述を含んでいる、暗号化された記述EMMを端末装置へ伝送する。この記述EMMは、B−SASモジュール10により、構成パラメータと、チャネル上を伝送されるべき内容との関数として生成される。
記述EMMが受信されるとき、それぞれの端末装置は、どの論理チャネルを聞くべきか、及びどんな状態にあるかを決定することを目的として、記述を検索及び分析するために、この0チャネル上に自身を配置する。それぞれの端末装置は、記述の分析結果の関数として、フィルタリングの基準(filtering criteria)を計算することになる。
放送されるEMMは、下記の制限を満たさなければならない。
EMM放送は、期間が有効でなければならない。
−FASTチャネル上で放送されるEMMに関して、放送の最大数に到達してはいけない。
−他のタイプのチャネル上で伝送されるEMMに関して、放送開始日は、指定された放送開始日及び終了日の間に存在しなければならない。
送信しているEMMの一覧表を作ることによって、端末装置は、最小数のサイクルでストリームの中のEMM全てを取り出すことができる。
この制限を満たすために、ランダム放送アルゴリズム(random broadcast algorithm)と呼ばれるアルゴリズムが、放送サイクルにおいて送信されるべきEMMをランダムシーケンスの中に入れることによって、送信しているEMMを編成する。
制御チャネル(チャネル0)上で伝送される2つのEMMの間の中断時間(timeout)は、少なくとも100[ms]でなければならない。
「EMM放送の管理」
記述された実施例において、放送資源の定義及びEMM放送の管理は、ETSI標準規格の「TS 103 109“Head-End implementation of DVB simulcrypt”」の一部であるEMMG/PDGプロトコルに従う。この記述の残りで示されるように、MUX多重化モジュール12と対話するために、このプロトコルは「チャンネル」および「ストリーム」の使用を含んでいる。
「チャネルとストリームの管理」
図3において図式的に示されるように、EMMメッセージ発生器30と、MUXモジュール12との間の通信は、条件付アクセスシステムを識別すると共にオペレータによって個別化され得る「client_id識別子」により識別されているスーパチャネル34によって実行される。
B−SASモジュール4は、オペレータごと、またはオペレータのグループごとに、チャネル内において唯一の「stream_id」(Stream_id 1、Stream_id 2、等)により識別された1つまたはいくつかのストリーム34の生成を可能にする、1つの“チャネル”32をセットアップする。ストリーム34は、MPEG2のTSパケットにおいて、EMMが通過する制御チャネル、及びデータチャネルから構成される。データチャネルは、放送モードにおいてTCP/IPプロトコル、またはUDP/IPを使用しても良い。
それぞれのストリーム34は、MUXモジュール12からの出力においてパケット識別子(Packet IDentifier)PIDにより識別されるトランスポンダコンポーネント(transponder component)36の生成に対応する。
別の一実施例によれば、デフォルトでは、B−SASモジュール4だけが1つのストリーム34を生成する。オペレータに対するチャネルの数が8(同じEMMストリーム上で多重化されたチャネルの最大数)を越えるならば、第2のストリーム34が作成されることになる。通過帯域は、それぞれのストリーム34のために、発生器30の主導によりEMM発生器30とMUX多重化モジュール12との間で取り決められる。
「送信しているEMMの管理」
EMMは、2ステップでマルチプレクサ12に提供するように準備される。第1のステップは、MPEG2のペイロードユニットにおけるEMMのカプセル化で構成され、第2のステップは、MUX12に送信されるべきMPEG2のTSトランスポートパケット(transport packets)の組立で構成される。
「MPEG2のペイロードユニットにおけるカプセル化」
カプセル化によって達成されたMPEG2のペイロードユニットは、個人専用の情報である
−EMMの識別子を表すEMM_XIDと、
−EMMの長さを表すLG_EMMと、
−EMMの内容と
を少なくとも備えている。
カプセル化の規則は下記の通りである。
###ペイロードユニットごとに唯一のEMM。
###EMM毎に1つ、またはいくつか連結されたペイロードユニット。
B−SASモジュール10は、固定したサイズ(ヘッダを含む188バイト)によってMPEGのTSパケットを生成する。従って、MPEG2のペイロードユニットは、パケット、あるいは2または3以上のパケットの重複部分の中に位置している。
TSパケットは、「ISO/IEC 13818−1標準規格“Generic coding of moving pictures and associated audio information : Systems ”」に従い、図4において図式的に示されたフォーマットを順守する。このパケットは、8ビットの最初のSync同期フィールド(Sync synchronisation field)40と、ヘッダ(ent)42と、ポインタ“ptr”44と、有益なデータを含むブロック46とを具備する。
ヘッダ42は、
−伝送エラー表示ビット(transport_error-indicator)と、
−パケットにおけるペイロードスタート表示ビット(payload_unit_start_indicator)
−伝送優先順位表示ビット(transport priority)と、
−パケット識別子PIDを表す13ビットのブロックと、
−2ビットのスクランブル制御ビットと、
−2ビットのアダプテーションフィールド制御ビットと、
−連続する2ビットのインデックスビットと
を具備する。
ペイロードユニットスタート表示ビットは、ペイロード・ユニットがパケットの中に出現するかどうか示す。もしそうであれば、このビットは「1」に等しく、かつ“ptr”フィールドが定義されると共に、それは有益なデータ46におけるペイロードユニットの始まりの位置(rank)を含んでいる。
もしそうでなければ、ペイロードスタート表示ビット(payload_unit_start_indicator)は、「0」に等しく、かつ“ptr”フィールドは存在しない。これは、2パケットを超える、または部分的に満たされたパケットによる1つのペイロードユニットの例である。
「B−SASモジュール10と他の装置との間の交換」
装置上で行動する異なるプレーヤの要求は、送信機/B−SAS装置のインタフェースを通過するメッセージか、または、例えばオペレータが起源である要求かもしれないトリガイベント(trigger event)によってB−SASモジュール10に伝達される。
「EMMを送信する第1のSAS装置16の要求」
第1のSAS装置16は、B−SASモジュール10に、デコーダ8へ放送されるべきEMMメッセージを送信する。この通信は、第1のSAS装置16がEMMの放送方法と、特に使用されるべき送信モデルと、送信開始日及び終了日とを指定する要求によって生成される。B−SASモジュール10は、通信モデルにより指定された論理チャネル上で、かつ時間オフセットが適用され得る放送日の関数として、送信しているEMMを組み立て、かつ編成する。
「EMMの交換」
SAS装置16は、B−SASモジュール10に対するEMMの放送を最適化する必要があるかもしれない。この場合、第1のSAS装置16は、より完全な集団を指定する別のEMMによって、放送中のEMMを交換する。第1のSAS装置16は、B−SASモジュール10に、放送において1つのEMMを別のものと交換することを要求する。
「送信しているEMMの中止」
ルーチン放送において、第1のSAS装置16は、B−SAS10に、即座にEMMを中止することもまた要求しても良い。
「第2のSTB−MS装置18の要求」
STB−MSは、1つ、またはいくつかのオペレータに属する端末装置のセットを管理する。従って、この装置は、B−SAS10に、端末装置に宛てられたEMMを送信するかまたは交換すること、あるいは送信しているEMMを中止することを要求しても良い。
「EMMの送信」
端末装置に宛てられたEMMは、STB−MS/B−SASインタフェースメッセージによって、B−SASモジュール10に提供される。このメッセージ、及び関連する処理は、第1のSAS装置16のために使用されるそれらと同じである。
「EMMの交換」
第1のSAS装置16のように、STB−MS装置18は、そのEMMの放送を最適化する必要があるかもしれず、従って、第1のSAS装置16と同じ命令を使用する。STB−MS装置18は、SMS装置2が受信契約者の端末装置の特性を定義し、かつ維持することもまた可能にする。
「送信しているEMMの中止」
同様に、第2のSTB−MS装置18は、B−SASモジュール10に、ルーチン放送においてEMMを中止することを要求しても良い。
「デコーダの要求」
端末装置は、異なるB−SASモジュール10により送信されたEMMストリームを受信する。これらのEMMは、B−SASモジュール10に接続された装置の異なる項目、すなわちSAS(s)16、及びSTB−MS(s)18により提供され、かつセキュリティプロセッサ、1つまたはいくつかのセキュリティプロセッサ、あるいは1つまたはいくつかの端末装置のいずれかに送信される。
「論理チャネル記述の受信」
端末装置は、信号からそれに関する管理メッセージを抽出することができなければならない。この機能を達成するために、B−SASモジュール10は、ストリームを構成している異なる論理チャネルの放送の記述及び方法を、制御チャネル上で伝達する。
「B−SASモジュール10により送信されたEMMの受信」
端末装置は、論理チャネルからそれに関する全ての管理メッセージを抽出することができなければならないと共に、いくつかのペイロードユニット上で連結されたEMMの場合には、もし必要ならばそれらを復元する。更に、デマルチプレクサ(demultiplexers:逆多重化器)のような、いくつかの端末装置のコンポーネントは、特に、定義された期間内に1つのセキュリティプロセッサに対して放送されるEMMの数に放送制限を課す。
B−SASモジュール10は、ペイロードユニットへの分類に対するMPEGの制限に関係しているランダムEMM放送アルゴリズム(random EMM broadcasting algorithm)を適用することによって、これらの制限を考慮する。
本発明による資格管理メッセージ(EMM)の送信のための装置が使用されるシステムを図式的に説明する図である。 本発明による装置の機能的ブロック図を示す図である。 本発明の好ましい実施例によるEMMメッセージ発生器とマルチプレクサとの間の通信方法を図式的に示す図である。 本発明の一実施例によるMPEGペイロードユニットにおけるEMMカプセル化を図式的に説明する図である。
符号の説明
2:第1のセット
4:第3のセット
6:第2のセット
8:デコーダ
10:B−SASモジュール
12:第2の多重化モジュールMUX(MUX多重化モジュール)
14:第3のモジュール
16:第1のSAS装置
17:I−SASモジュール
18:第2のSTB−MS装置
20:第1ブロック
22:第2ブロック(キュー管理ブロック)
24:第3ブロック
26:第4のブロック
28:第5の監視ブロック
30:EMMメッセージ発生器
32:チャネル
34:スーパチャネル(ストリーム)
36:トランスポンダコンポーネント
40:Sync同期フィールド
42:ヘッダ(ent)
44:ポインタ“ptr”
46:ブロック


Claims (16)

  1. データ交換ネットワーク中の多くの端末装置に提供されるべきデータ、及び/またはサービスへのアクセスを制御する資格管理メッセージ(EMM)の送信方法であって、
    送信側では、
    提供されるデータ、及び/またはサービスのタイプを代表する少なくとも1つの特徴の関数として、1組のEMMタイプメッセージを定義するステップと、
    複数個の論理送信チャネルのタイプを定義すると共に、それぞれの記述された論理チャネル上で送信するEMMタイプを端末装置へ通知するために、少なくとも1つのパラメータ(STREAM_TYPE)をそれぞれのチャネルのタイプに関連づけるステップと、 それぞれのEMMメッセージタイプに対して、定義された論理送信チャンネル中の少なくとも1つのチャネルを割り当てるステップと、
    (STREAM_TYPE)パラメータ及び前記論理チャネルをそれぞれの端末装置に送信するステップと、
    論理送信チャネルを同じデータストリームに多重化するステップと、
    端末装置へ前記データストリームを送信するステップと
    を具備し、かつ受信側では、
    それぞれの端末装置が、(STREAM_TYPE)パラメータ、及び端末装置のルーチン動作によって決まる少なくとも1つの状態パラメータの関数として、受信するEMMにフィルタをかけるステップ
    を具備することを特徴とする資格管理メッセージの送信方法。
  2. 前記(STREAM_TYPE)パラメータが、論理制御チャネルを表す動的データ構造によりそれぞれの端末装置に送信される
    ことを特徴とする請求項1に記載の資格管理メッセージの送信方法。
  3. 前記動的データ構造が、暗号化されたEMMにより送信される
    ことを特徴とする請求項2に記載の資格管理メッセージの送信方法。
  4. 前記動的データ構造が、
    端末装置が構造によって記述された論理チャネルを識別することを可能にするための第1のフィールド(EMM_XID)と、
    新しいデータを検索するために端末装置がそのフィルタリングを適応させるように、記述されたチャネル上の前記新しいデータの送信に対応する、データに対する変更、及び/または動的構造に対する変更に関して端末装置に通知するための第2のフィールド(Version_Number)と、
    記述されたチャネル上での聴取時間に関して端末装置に通知するための第3のフィールド(Listen_time)と
    の内の少なくとも1つを具備することを特徴とする請求項3に記載の資格管理メッセージの送信方法。
  5. 前記第3のフィールド(Listen_time)が、送信されたメッセージを検索することを端末装置に可能にさせるのに十分に長い最小の固定継続期間を表す
    ことを特徴とする請求項4に記載の資格管理メッセージの送信方法。
  6. 前記第3のフィールド(Listen_time)が、EMMメッセージが送信される際の繰返しレートの関数として最小の可変継続期間を表す
    ことを特徴とする請求項4に記載の資格管理メッセージの送信方法。
  7. 定義された論理チャネルのタイプが、
    これらのメッセージを明確に要求した端末装置にEMMメッセージを送信するためのFASTチャネルと、
    同一の機能的な目的を持つEMMメッセージを送信するためのDEDICATEDチャネルと、
    内容が予測できず、かつ間に合う可能性があるEMMメッセージを送信するためのNORMALチャネルと、
    様々な機能的な目的を持つ緊急性のないEMMメッセージを端末装置へ送信するためのDELAYEDチャネルと、
    DEDICATEDチャネル以外のチャネルで既に送られたメッセージを端末装置へ再送信するためのLOAD SHEDDINGチャネルと
    を少なくとも具備することを特徴とする請求項5、または請求項6に記載の資格管理メッセージの送信方法。
  8. FASTチャネル、NORMALチャネル、DELAYEDチャネル、及びDEDICATEDチャネルに対する最小の継続時間は、EMMメッセージが送信される際の繰返しレートの関数として予測される
    ことを特徴とする請求項6、または請求項7に記載の資格管理メッセージの送信方法。
  9. 端末装置に提供されるデータ、及び/またはサービスが、マルチメディアプログラムに相当する
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の資格管理メッセージの送信方法。
  10. 端末装置に提供されるデータ、及び/またはサービスが、視聴覚プログラムに相当する
    ことを特徴とする請求項9に記載の資格管理メッセージの送信方法。
  11. EMMメッセージが、放送モードにおいて送信される
    ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の資格管理メッセージの送信方法。
  12. EMMメッセージが、接続モードにおいて送信される
    ことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の資格管理メッセージの送信方法。
  13. EMMメッセージが、MPEGフォーマットにカプセル化される
    ことを特徴とする請求項11、または請求項12に記載の資格管理メッセージの送信方法。
  14. 取得されたMPEGのペイロードユニットが、個人専用の情報である
    EMMの識別子を表すEMM_XIDと、
    EMMの長さを表すLG_EMMと、
    EMMの内容と
    を少なくとも含むことを特徴とする請求項13に記載の資格管理メッセージの送信方法。
  15. データ交換ネットワーク中の多くの端末装置に提供されるべきデータ、及び/またはサービスへのアクセスを制御する資格管理メッセージ(EMM)の送信装置であって、
    提供されるデータ、及び/またはサービスのタイプを代表する少なくとも1つの特徴の関数として、1組のEMMメッセージを定義する手段と、
    それぞれのチャネルで伝送されるべき内容の関数としていくつかの論理送信チャネルのタイプを定義する手段と、
    論理送信チャネルをEMMメッセージタイプに割り当てる手段と、
    論理送信チャネルを同じデータストリームに多重化する手段と、
    前記データストリームを端末装置へ送信する手段と、
    定義されたチャネルタイプの関数として、端末装置で受信するEMMをフィルタリングする手段と
    を具備することを特徴とする資格管理メッセージの送信装置。
  16. 記述された論理チャネルのぞれぞれを通過するEMMタイプについて端末装置に通知するように設計されている少なくとも1つのパラメータ(STREAM_TYPE)を、それぞれのチャネルタイプと結び付ける手段と、
    (STREAM_TYPE)パラメータをそれぞれの端末装置に送信する手段と、
    それぞれの端末装置が(STREAM_TYPE)パラメータ、及び端末装置のルーチン動作を反映する少なくとも1つの状態パラメータの関数として、受信するEMMをフィルタリングすることを可能にする手段と
    を具備することを特徴とする請求項15に記載の資格管理メッセージの送信装置。


JP2003565110A 2002-01-31 2003-01-28 アクセス資格管理メッセージを送信するための方法及び装置 Expired - Fee Related JP4204477B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0201146A FR2835371B1 (fr) 2002-01-31 2002-01-31 Procede et dispositif de transmission de message de gestion de titre d'acces
PCT/FR2003/000260 WO2003065650A2 (fr) 2002-01-31 2003-01-28 Procede et dispositif de transmission de message de gestion de titre d'acces

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005516536A true JP2005516536A (ja) 2005-06-02
JP4204477B2 JP4204477B2 (ja) 2009-01-07

Family

ID=27619776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003565110A Expired - Fee Related JP4204477B2 (ja) 2002-01-31 2003-01-28 アクセス資格管理メッセージを送信するための方法及び装置

Country Status (12)

Country Link
US (1) US7614079B2 (ja)
EP (1) EP1470690B1 (ja)
JP (1) JP4204477B2 (ja)
KR (1) KR20040090992A (ja)
CN (1) CN1625883B (ja)
AT (1) ATE362267T1 (ja)
AU (1) AU2003239027A1 (ja)
DE (1) DE60313739D1 (ja)
DK (1) DK1470690T3 (ja)
ES (1) ES2287486T3 (ja)
FR (1) FR2835371B1 (ja)
WO (1) WO2003065650A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015095875A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 株式会社東芝 限定受信放送装置とその受信装置及び限定受信放送方法

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0405422D0 (en) * 2004-03-10 2004-04-21 Nokia Corp Conditional access system
KR100718452B1 (ko) * 2005-04-25 2007-05-14 에스케이 텔레콤주식회사 대역외 채널을 이용한 emm 전송시스템 및 그 방법
KR100693748B1 (ko) * 2005-04-25 2007-03-12 에스케이 텔레콤주식회사 이동 통신 망을 통한 emm 전송 방법 및 시스템
KR100765317B1 (ko) * 2005-07-12 2007-10-09 삼성전자주식회사 디지털 방송 시스템에서의 채널 전환 장치 및 방법
FR2894745B1 (fr) * 2005-12-13 2008-02-08 Viaccess Sa Processeur de securite et procedes d'inscription de titres d'acces et de cles cryptographiques
US20070180231A1 (en) * 2006-01-31 2007-08-02 Widevine Technologies, Inc. Preventing entitlement management message (EMM) filter attacks
KR100693525B1 (ko) * 2006-02-16 2007-03-14 주식회사 팬택앤큐리텔 Sdmb 단말기에서 sdmb 검증 방법
KR100848326B1 (ko) * 2006-12-19 2008-07-24 한국전자통신연구원 지상파 dmb 제한수신 시스템에서의 송수신장치 및 방법
RU2339077C1 (ru) * 2007-03-13 2008-11-20 Олег Вениаминович Сахаров Способ функционирования системы условного доступа для применения в компьютерных сетях и система для его осуществления
CN101296140B (zh) * 2007-04-26 2011-08-24 华为技术有限公司 消息传输方法及装置、消息处理方法及装置
US8621093B2 (en) * 2007-05-21 2013-12-31 Google Inc. Non-blocking of head end initiated revocation and delivery of entitlements non-addressable digital media network
CN101312459B (zh) * 2008-05-29 2011-05-04 北京创毅视讯科技有限公司 一种授权管理信息的传输方法、分发方法和发送系统
GB2491622A (en) * 2011-06-09 2012-12-12 Nds Ltd Time sensitive message delivery handling
US10110594B2 (en) * 2013-09-04 2018-10-23 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Header section download of package
FR3031860B1 (fr) * 2015-01-20 2017-08-11 Viaccess Sa Procede de diffusion d'un contenu multimedia protege
KR102202813B1 (ko) * 2019-08-21 2021-01-13 주식회사 엘지유플러스 Iptv 디바이스, 서버, 및 그 동작 방법

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5521979A (en) * 1994-04-22 1996-05-28 Thomson Consumer Electronics, Inc. Packet video signal inverse transport system
US5619501A (en) * 1994-04-22 1997-04-08 Thomson Consumer Electronics, Inc. Conditional access filter as for a packet video signal inverse transport system
US6252964B1 (en) * 1995-04-03 2001-06-26 Scientific-Atlanta, Inc. Authorization of services in a conditional access system
US6215530B1 (en) * 1995-05-22 2001-04-10 Scientific-Atlanta, Inc. Logical and composite channel mapping in an MPEG network
US5600378A (en) * 1995-05-22 1997-02-04 Scientific-Atlanta, Inc. Logical and composite channel mapping in an MPEG network
JP4110588B2 (ja) * 1997-03-19 2008-07-02 ソニー株式会社 データ受信装置および受信方法
US5844890A (en) * 1997-03-25 1998-12-01 International Business Machines Corporation Communications cell scheduler and scheduling method for providing proportional use of network bandwith
EP0912053A1 (en) * 1997-10-24 1999-04-28 CANAL+ Société Anonyme Multichannel digital television system
US6374355B1 (en) * 1998-07-31 2002-04-16 Lucent Technologies Inc. Method for securing over-the-air communication in a wireless system
EP1022884A1 (en) * 1999-01-25 2000-07-26 CANAL+ Société Anonyme Address assignment in a digital transmission system
EP1111923A1 (en) * 1999-12-22 2001-06-27 Irdeto Access B.V. Method for operating a conditional access system for broadcast applications
US6970127B2 (en) * 2000-01-14 2005-11-29 Terayon Communication Systems, Inc. Remote control for wireless control of system and displaying of compressed video on a display on the remote
US7039048B1 (en) * 2000-09-22 2006-05-02 Terayon Communication Systems, Inc. Headend cherrypicker multiplexer with switched front end

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015095875A (ja) * 2013-11-14 2015-05-18 株式会社東芝 限定受信放送装置とその受信装置及び限定受信放送方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2003065650A2 (fr) 2003-08-07
CN1625883A (zh) 2005-06-08
JP4204477B2 (ja) 2009-01-07
ES2287486T3 (es) 2007-12-16
AU2003239027A1 (en) 2003-09-02
FR2835371B1 (fr) 2004-04-16
KR20040090992A (ko) 2004-10-27
CN1625883B (zh) 2010-04-28
EP1470690A2 (fr) 2004-10-27
DE60313739D1 (de) 2007-06-21
ATE362267T1 (de) 2007-06-15
US20050120197A1 (en) 2005-06-02
FR2835371A1 (fr) 2003-08-01
US7614079B2 (en) 2009-11-03
EP1470690B1 (fr) 2007-05-09
WO2003065650A3 (fr) 2004-03-25
DK1470690T3 (da) 2007-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4204477B2 (ja) アクセス資格管理メッセージを送信するための方法及び装置
AU2002222974B2 (en) Secure packet-based data broadcasting architecture
JP5057531B2 (ja) ディジタル伝送システムにおけるアドレス割り当て
CN104902311B (zh) 一种音视频资源共享的方法、共享网关及系统
AU2002222974A1 (en) Secure Packet-based Data Broadcasting Architecture
KR20010033472A (ko) 디지털 전송 시스템을 위한 스크램블링 유닛
CN1293847A (zh) 数据分组传输系统中解密密钥的同步
KR100923479B1 (ko) 데이터 교환 네트워크 내에서의 스크램블링된 디지털데이터에 대한 액세스 제어 기능을 포함하는 송신 방법 및시스템
EP1253745A2 (en) Facilitating simultaneous download of a multicast file to a plurality of end users
JP2005295589A (ja) 条件付きアクセスシステム中の登録許可のカプセル化のための機構および装置
EP1596598A2 (en) System for the transmission and reception of radio or television data
US10200136B2 (en) Method for broadcasting protected multimedia contents
CN1295763B (zh) 传输系统
JP2000124893A (ja) 暗号/復号アルゴリズムの変換方法、暗号通信システムにおける送信装置および受信装置
US20180181724A1 (en) Method for providing protected multimedia content
EP2141924A1 (en) Process to ensure massive data diffusion security, and devices associated
CN1722659B (zh) 处理多路复用中的数据的方法和系统以及解码多路复用的数据流的方法和系统
JP4551138B2 (ja) 個人情報利用型受信システム及び受信装置
JP2001292432A (ja) 限定受信制御方式
JPH10190646A (ja) デジタルネットワークにおける秘密情報配信方法ならびに受信装置および送信装置
JP2002044624A (ja) 視聴制御方法
JPH11308209A (ja) 信号暗号装置及び方法、並びにデータ送信装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080916

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081014

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131024

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees