JP2005514126A - 体脂肪分解及び筋力強化用器具 - Google Patents

体脂肪分解及び筋力強化用器具 Download PDF

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Abstract

【課題】使用者の筋力によって作動させるのでなく、器具自体の動力により目標筋肉に整形的な刺激を加え、肥満治療、体脂肪分解及び筋力強化の効果を与える器具を提供する。
【解決手段】本発明の体脂肪分解及び筋力強化用器具は、水平面上に設置されるベースと、ベースの全面に立設されたポストと、ベースに上下運動自在に設置されて使用者が乗ることができるようにした踏み台と、ベースに配置されて踏み台の両端部を周期的に昇降させる駆動装置と、ポスト上に設けられて駆動装置の駆動を制御する制御部とを含んだ体脂肪分解及び筋力強化用器具において、駆動装置は、ベースに装着された駆動源の両側に伸びた駆動軸に連結する回転軸と、回転軸に連結するバランスウェイトと、回転軸の終段に直接形成された偏心軸部と、回転軸の偏心軸部に直接連結するコネクティングロッドとを含んで構成される。

Description

本発明は、体脂肪分解及び筋力強化用器具に関し、より詳しくは、使用者の筋力によって、器具を作動させるのではなく、運動器具自体の動力である回転エネルギーを振動エネルギーに転換して目標の筋肉に整形的な刺激を加えて、使用者への肥満治療効果を最大に発揮させることができる体脂肪分解及び筋力強化用器具に関する。
今まで使われてきた体脂肪分解及び筋力強化用器具や肥満治療を目的とする運動器具は、使用者の身体の限定的な部位だけを運動させる機能を実行してきた。このような器具を使用する場合は、長期間に亘って、毎日、一定時間運動をしなければ、ある程度の効果を得ることができなかった。
使用者が自発的に筋肉を動かすことにより作動して、運動効果を提供するように構成される運動器具は、使用者が有している筋力より一層大きいウェイトでセッティングされている場合もある。そのような場合、使用者が程よい強度で適当に運動することができるようにするためには、運動器具の作動に必要な荷重、即ち、ウェイトを減少させる方法が定常的に実施されてきた。
また、既存の運動器具は、使用者の自発的な身体の動きなしでは運動効果が提供できないので、体脂肪を酸化させるにあたって、強制性を帯びざるをえず、これによって、毎日、または、最小限周期的に一定時間運動をしない場合には、ヨーヨー現象(yo−yo phenomenon:上がったり下がったりする現象)が発生する可能性がある。
更に、従来の運動器具は、ある1ケ所の身体部位に対してのみ肥満治療、または、筋力強化を助ける構造となっているので、身体の色々な部位に対する肥満治療、即ち体脂肪分解のためには、多数の運動器具を準備しなければならない煩わしさがあった。合わせて、そのような運動器具を用いた運動方法及びそれから得られる効果も各々相異せざるをえなかった。
そして、所期の効果を達成するには、長期間に亘って、毎日、一定時間運動することが必須であるが、大部分の使用者は忙しい日課に追われて運動に疎かになり、結果的には、運動を中途に諦める場合が多い。
また、運動器具を使用するに際しては、使用者があるレベルの筋力を有していることが要求されるので、身体が不自由な使用者には、運動器具の使用が制限され、例えば、酷い下体肥満患者の場合、膝及び足首関節に問題があって、身体に無理が生じて負傷する恐れがあったり、自分の力では運動し難い場合もある。
従って、本発明は、前述のような従来技術に係る運動器具の問題点を解決するために案出されたものであって、身体の広範囲な部位に対して運動効果を与えることができ、短期間、または、短時間の運動だけでも効果的な肥満治療効果が達成でき、使用者の自発的な筋肉の動きを必要とせず、自動的に作動する運動器具自体の動力により使用者に運動効果が具現できるようにする体脂肪分解及び筋力強化用器具を提供することを目的とする。
また、本発明は、身体が不自由な使用者の場合においても、肥満治療、即ち、体脂肪分解が效果的になされる体脂肪分解及び筋力強化用器具を提供することを目的とする。
また、本発明は、運動器具自体の作動により、使用者に運動効果が与えられるようにし、体脂肪分解及び筋力強化を自発的に誘導することにより、ヨーヨー現象の抑制に寄与できる体脂肪分解及び筋力強化用器具を提供することを目的とする。
前記の目的の達成のために、本発明の一実施形態による体脂肪分解及び筋力強化用器具は、水平面上に設置されるベースと、前記ベースの前面に立設されたポストと、前記ベースに上下運動自在に設けられて使用者が乗ることができる踏み台と、前記ベースに配置されて前記踏み台の両端を周期的かつ交互に昇降させる駆動装置と、前記ポスト上に設けられて前記駆動装置の駆動を制御する制御部とを含んでなる体脂肪分解及び筋力強化器具において、
前記駆動装置は、ベースに装着された駆動源と、前記駆動源の両側から伸びた駆動軸に連結する回転軸と、前記回転軸に貫通して固定されるバランスウェイトと、前記回転軸に直接形成された偏心軸部と、前記回転軸の偏心軸部に直接連結するコネクティングロッドとを含んで構成されることを特徴とする。
また、前記踏み台はその左右両端部の中央で支持され、前記コネクティングロッドは前記踏み台の両側端部に固定された各々の締結手段により結合されて、前記踏み台を周期的に上下シーソー運動させることを特徴とする。
また、前記コネクティングロッドに接続される各々の回転軸の偏心軸部は、前記回転軸の中心点を基準にして一方は上側に、他方は下側に、180゜の位相差を成して形成されることを特徴とする。従って、偏心軸の1つが頂点に位置していてば、偏心軸の他の1つは底部に位置する。
また、前記回転軸の偏心軸部に連結したコネクティングロッドの回転直径は1〜14mmであり、回転速度は1〜60回/秒であることを特徴とする。
更に、本発明に係る体脂肪分解及び筋力強化用器具における制御パネルは、高速振動運動モードでは、30〜60Hzに振動数を制御し、低速振動運動モードでは、1〜29Hzの振動数を制御することを特徴とする。
前記の目的の達成のための本発明の体脂肪分解及び筋力強化用器具は、水平面上に設置されるベースと、前記ベースの全面に立設されたポストと、前記ベースに上下運動自在に設けられて使用者が乗ることができる踏み台と、前記ベースに配置されて前記踏み台の両端を周期的に昇降させる駆動装置と、前記ポスト上に設けられて前記駆動装置の駆動を制御する制御部とを含んだ体脂肪分解及び筋力強化器具において、前記駆動装置は、前記ベースに装着された駆動源と、前記駆動源の両側に伸びた駆動軸に連結するカップリングと、前記カップリングの間に安着して騷音及び摩擦を減らすジョイントと、前記カップリングと連結する回転軸と、前記回転軸に貫通して固定されるバランスウェイトと、前記回転軸に直接形成された偏心軸部と、前記回転軸の偏心軸部に直接連結するコネクティングロッドとを含んでなることを特徴とする。
ここで、前記カップリングは、歯形を有する2個のギアからなり、互いに噛合って回転運動を伝達することを特徴とする。
また、前記の目的の達成のための本発明の体脂肪分解及び筋力強化器具は、水平面上に安置されるベースと、前記ベースの全面に立設されたポストと、前記ベースに上下運動自在に設けられて使用者が乗ることができるようにした踏み台と、前記ベースに配置されて前記踏み台の両端を周期的に昇降させる駆動装置と、前記ポスト上に設けられて前記駆動装置の駆動を制御する制御部とを含んだ体脂肪分解及び筋力強化器具において、前記駆動装置は、前記ベースに装着された駆動源と、前記駆動源の両側に伸びた駆動軸に連結する回転軸と、前記回転軸に偏心して固定される偏心カムと、前記偏心カムの外側に結合したベアリングと、前記ベアリングを囲むように結合されるハウジングと、前記踏み台に結合される踏み台連結部と、前記ハウジングと前記踏み台連結部間に介在し、その両端で前記ハウジングと前記踏み台連結部にねじ込まれる長さ調節式連結ロッドと、前記ハウジングと前記踏み台連結部に接続された前記連結連結ロッドの調整された長さを固定する固定ナットとを含むことを特徴とする。
前記踏み台連結部は、その左右両端部の中央が支持され、両側後尾部に固定された各々の締結手段により結合して前記踏み台を周期的に上下シーソー運動させることを特徴とする。
更に、前記締結手段は、連結手段とブラケット(bracket)とからなることを特徴とする。
その際、前記締結手段は、連結手段とブラケットとからなっており、左側、あるいは、右側のいずれかのブラケットにおいて、前記連結手段が幅方向に運動自在に固定孔の一定の長さが延びていることを特徴とする。
また、前記の目的の達成のための本発明の体脂肪分解及び筋力強化器具は、水平面上に安置されるベースと、前記ベースの全面に立設されたポストと、前記ベースに上下運動自在に設けられて使用者が乗ることができる踏み台と、前記ベースに配置されて前記踏み台の両端を周期的に昇降させる駆動装置と、前記ポスト上に設けられて前記駆動装置の駆動を制御する制御部とを含む体脂肪分解及び筋力強化器具において、前記駆動装置は前記ベースに装着された駆動源と、前記駆動源の両側に伸びた駆動軸に連結する回転軸と、前記回転軸に連結して固定される偏心ディスクと、前記偏心ディスクに形成された偏心軸部と、前記偏心ディスクの偏心軸部に直接連結するコネクティングロッドとを含んでなることを特徴とする。
また、前記コネクティングロッドが接続される各々の偏心軸部は、前記偏心ディスクと回転軸の接続部の下部で偏心ディスクに形成されるか、偏心ディスクと回転軸との結合部に直接偏心軸部が形成されるか、または、偏心ディスクと回転軸との接続部の上部で偏心軸部が形成されることを特徴とする。
また、前記偏心ディスクの偏心軸部に連結したコネクティングロッドの回転直径は1〜14mmであり、回転速度は1〜60回/秒であることを特徴とする。
以上、説明したように、本発明に係る体脂肪分解及び筋力強化器具は、使用者の筋力に頼ることなく運動器具自体の駆動装置により運動がなされるようにすることにより、健常者だけでなく、身体が不自由な使用者も容易に肥満を治療することができる。
また、昇降運動の速度を制御することにより、高速運動時には筋力強化、骨粗疎症の治療及び平衡機能強化等に効果を得られ、低速振動時には姿勢校正、リハビリ機能、脊椎ディスクの校正、肥満治療、血液循環の円滑化及び新陳代謝の促進等に効果が得られ、また、身体に無理がかからず、年齢や身長、体重等に制約条件がない。
さらに、本発明に係る体脂肪分解及び筋力強化用器具は、体脂肪分解及び受動運動により得られる筋力強化を通じて分解された体脂肪を筋力に酸化させることにより、ヨーヨー現象が抑制できる。
以下、添付の図面を参照しながら本発明の望ましい実施の形態を詳述する。
図1は、本発明の第1実施の形態に係る体脂肪分解及び筋力強化用器具の外観斜視図である。
本発明に係る体脂肪分解及び筋力強化用器具100は、図1に示すように、ベース10、ベース10の一端部に立設される1対のポスト20及びポスト20の上段に提供される制御部30を含む。
ベース10には、使用者が足を乗せる踏み台12が配置され、この踏み台12はベース10に固定されず、上下方向に運動自在に設けられる。踏み台12は、使用者の筋力ではなく、他から提供される動力によりシーソー(seesaw)式に作動するように、その中央部分で支持され、それによって、使用者に運動効果を提供する。
ベース10の一端部に立設されるポスト20は、互い反対の側面に前記ベース10と連結する1対の第1取っ手22が各々設けられる。制御部30には制御パネル32が備えられ、制御パネル32の自由端部の両側面には1対の第2取っ手34が各々設けられる。前記第1及び第2取っ手22、34は使用者の安全のために備えられるものであって、図示とは異なる形状に作ることができるということは当業者であれば明らかである。
上述のように、制御部30は、ポスト20の上部に設けられ、速度計、カロリーメータ、タイマ、または、運動量を示すための特定の計器等がその上部に配列される。制御パネル32は、速度及び時間等が調節できる。制御パネル32は、高速振動時には30〜60Hzの範囲内で、低速振動時には1〜29Hzの範囲内で振動数が制御できる。高速振動時には筋力強化、骨粗疎症の治療及び平衡機能強化等に効果があり、低速振動時には姿勢校正、リハビリ機能、脊椎ディスクの治療、肥満治療(体脂肪分解)、血液循環の円滑化及び新陳代謝の促進(便泌治療)等に効果がある。
図2は、図1の器具において、踏み台部及び駆動装置の構成を示す分解斜視図である。
本発明に係る駆動装置の動力は、図2に示すように、駆動源であるモータ110により提供される。モータ110の駆動は制御部30から入力される制御信号により制御される。駆動源としては、図面に示すように、モータ110を使用することが望ましい。
モータ110は、ベース10にボルト116により固定され、1対のモータ軸112がモータ110の両側から突出する。各々のモータ軸112には回転軸120が連結されて、モータ軸112に対向する回転軸120の端部には偏心軸128が一体に、かつ、偏心して形成される。従って、駆動源から発生する動力は各々のモータ軸112を経由して各々の回転軸120に伝達される。
また、回転軸120は、モータ軸112の自由端部に形成される第1キー溝114と回転軸120の一端部に形成される第2キー溝122とに挟まれるキー124等により固く固定される。
回転軸120は1対の固定型ベアリング130を貫通して挿入され、固定型ベアリング130は前記ベース10に固定されるブラケット134にボルト132により固定される。ブラケット134は、前記固定型ベアリング130と前記回転軸120との間の組立公差を最大限小さくする機能を果たす。
1対の固定型ベアリング130間には、バランスウェイト126が設けられ、回転軸120は、また、バランスウェイト126を貫通して挿入される。その際、バランスウェイト126は、前記偏心軸128の回転時に発生される力のバラツキを補償するために、偏心軸128と180゜の位相差を有するように結合される。回転軸120が貫通して挿入される1対の固定型ベアリング130は、回転軸120の回転時の揺れを最大限抑制する機能を果たす。偏心軸128は、コネクティングロッド140の下部連結部142を貫通して差し込まれる。その際、前述のように、コネクティングロッド140が偏心回転できるようにするために、回転軸120には偏心軸部128が形成される。偏心軸部128は、コネクティングロッド140の回転直径が1〜12mmとなるように形成され、望ましくは、6〜7mmとなるように形成される。
コネクティングロッド140の上部の連結部144にはユニバーサルジョイント150が提供される。ユニバーサルジョイント150は、踏み台12にボルト13により固定されるブラケット152と、大径を有するヘッド部と小径を有する胴部を有してユニバーザルベアリング156を中央に位置させる機能をする連結具154と、コネクティングロッド140の上部連結部144と結合されて連結具154の胴部の周りに挟まれるユニバーザルベアリング156と、連結具154の胴部の周りに挟まれてユニバーザルベアリング156が左右に移動することを防止するための一定の長さのブッシュ要素(bush element)158とからなる。その際、ブラケット152の外側からブラケット152の内側に位置する連結具154と支持台158とをボルト159により固定する。
図3(a)は、図2の駆動装置において、コネクティングロッドが回転する前の踏み台の位置を示す斜視図である。
図3(a)に示すように、コネクティングロッド140が偏心軸部128の偏心回動Aを上下運動Bに変換し、踏み台12の両側を昇降させることにより、踏み台12がシーソー式で作動する。その際、両側の偏心軸部128は、一方の偏心軸部128が上昇すると、他方の偏心軸部128は下降するように、所定の鈍角、望ましくは、180゜の位相差を有するように配置される。
図3(b)は、図2の駆動装置において、コネクティングロッドが回転した後の踏み台の位置を示す斜視図である。
図3(b)に示すように、図3aにおいて、回転軸120が180゜回転すると、偏心軸部128に連結しているコネクティングロッド140が回転しながら回動を上下運動に変換してコネクティングロッド140と連結している踏み台12がシーソー運動をすることになる。
各々の偏心軸部128が180゜の位相差を有するように配置されるという事実に起因して、一方のコネクティングロッド140が上昇すると、他方のコネクティングロッド140は下降する。従って、踏み台12の両側は支持ロッド14を中心にして上昇、または、下降する動作を周期的に繰返すことになる。その際、コネクティングロッド140の最低回転速度は、1〜60回/秒であることが望ましい。
図4(a)は、図2の駆動装置において、回転軸の偏心軸部に連結するコネクティングロッドが下方に回転した時の、ユニバーサルジョイントの位置を示す一部破断図である。
図4(a)に示すように、偏心軸部120が下側に位置すると、コネクティングロッド140と連結する踏み台部12は左側部がC方向に傾いて下降した状態で維持される。その場合には、コネクティングロッド140に固定されたユニバーサルジョイント150の存在に起因して踏み台12の傾きに伴う負荷の発生が最小化できる。
図4(b)は、図2の駆動装置において、回転軸の偏心軸部に連結するコネクティングロッドが上方に回転した時の、ユニバーサルジョイントの位置を示す一部破断図である。
図4(b)に示すように、偏心軸部120が上方に位置するように回転すると、コネクティングロッド140と連結する踏み台部12は左側部がD方向に傾いて上昇した状態で維持される。その場合にも、ユニバーサルジョイント150の存在に起因して踏み台12の傾きに伴う負荷の発生が最小化できるようになって、シーソー運動がなされることになる。
図5は、本発明の第1実施の形態に係る踏み台締結手段の変形例を示す分解斜視図である。
駆動源から生じた動力は、ベース10にボルト216により固定されるモータ210の両側に構成されたモータ軸212と連結する各々の回転軸220に伝達される。回転軸220は、モータ軸212の前端部に形成された第1キー溝214と回転軸220の後端部に形成された第2キー溝222にキー224により挿入固定される。
回転軸220は、更に固定型ベアリング230に挿入され、固定型ベアリング230は、ベース10に固定されるブラケット234にボルト232により固定される。ブラケット234は、固定型ベアリング230と回転軸220との間の組立公差を最大限小さくする機能を果たす。
回転軸220は、バランスウェイト226を貫通して結合される。その際、バランスウェイト226は、偏心軸部228により生じる張力を相殺するために、偏心軸部228と180゜の位相差を有するように結合する。回転軸220は、固定型ベアリング230に挿入されて回転時の揺れを最大限抑制する。回転軸220は、コネクティングロッド240の下部連結部242と結合する。その際、回転軸220は、コネクティングロッド240が偏心回転することができるように、偏心軸部228が形成される。偏心軸部228は、コネクティングロッド240の回転直径が1〜12mmとなるように形成されるが、望ましくは、6〜7mmとなるように形成される。
コネクティングロッド240の上部連結部244は、踏み台12にボルト13により固定されるブラケット252に連結具254により回転可能に固定される。
図6(a)は、図5の踏み台締結手段を使用する図2の駆動装置において、コネクティングロッドが回転する前の踏み台の位置を示す斜視図である。
図6(a)に示すように、コネクティングロッド240が偏心軸部228の偏心回動Eを上下運動Fに変換して、踏み台12の両側を昇降させることになるので、踏み台12がシーソー動作をすることになる。その場合、両側の偏心軸部228は、一方の偏心軸部228が上昇すると、反対側に位置する他方の偏心軸部228は下降するように、所定の鈍角、望ましくは、180゜の位相差を有するように配置される。
図6(b)は、図5の踏み台締結手段を使用する図2の駆動装置において、コネクティングロッドが回転した後の踏み台の位置を示す斜視図である。
図6(b)に示すように、図6aにおける回転軸220が180゜程度回転すると、偏心軸部228に連結しているコネクティングロッド240が回転しながら回動を上下運動に変換させることになり、それによってコネクティングロッド240と連結している踏み台12がシーソー運動をすることになる。
各々の偏心軸部228が180゜の位相差を有するように配置されるという事実に起因して、一方のコネクティングロッド240が上昇すると、他方のコネクティングロッド241は下降することになる。従って、踏み台12の両側は支持ロッド14を中心に上昇、または、下降する動作を周期的に繰返すことになる。その際、コネクティングロッド240、241の最低回転速度は、1〜60回/秒であることが望ましい。
図7は、本発明の第2実施の形態に係る踏み台及び駆動装置の構成を示す分解斜視図である。
駆動源から生じる動力は、ベース10にボルト316により固定されるモータ310の両側に構成されたモータ軸312と連結する各々の回転軸320に伝達される。
回転軸320は、歯形カップリング322を有する。歯形カップリング322は、軸ギアとして歯形間の摩擦と騷音を減らすウレタンジョイント324が挿入される。そして、歯形カップリング322が結合された回転軸320は、固定型ベアリング330に挿入され、固定型ベアリング330は、ベース10に固定されるブラケット334にボルト332により固定される。ブラケット334は、固定型ベアリング330と前記回転軸320との公差を最大限小さくする。
回転軸320は、バランスウェイト326を貫通して結合される。その場合に、バランスウェイト326は、偏心軸部328により生じる張力を相殺するために、偏心軸部328とは180゜の位相差を有するように結合される。回転軸320は、固定型ベアリング330に挿入されて、回転時の揺れを最大限抑制する機能をする。回転軸320は、コネクティングロッド340の下部連結部342に結合される。その場合に、回転軸320は、コネクティングロッド340が偏心回転することができるように、偏心軸部328が形成される。偏心軸部328は、コネクティングロッド340の回転直径が1〜12mmとなるように形成される。しかし、望ましくは、6〜7mmに形成される。
そして、コネクティングロッド340の上部連結部344にユニバーサルジョイント350が結合される。ユニバーサルジョイント350は、踏み台12にボルト13により固定されるブラケット352と、所定の厚みの層を有してユニバーザルベアリング356を中央に位置させる連結具354と、コネクティングロッド340の上部連結部344と結合されて連結具354に貫通して入るユニバーザルベアリング356と、連結具に貫通して挿入されユニバーザルベアリング356が左右に移動することを最小化するための一定の長さを有する支持台358とからなる。その場合、ブラケット352の外側からブラケット352の内側に位置している連結具354と支持台358とをボルト359により固定する。
図8(a)は、図7の駆動装置において、コネクティングロッドが回転する前の踏み台の位置を示す斜視図である。
図8(a)に示すように、コネクティングロッド340が偏心軸部328の偏心回動Gを上下運動Hに変換させて、踏み台12の両側を昇降させることにより、踏み台12がシーソー動作をすることになる。その時、両側偏心軸部328は一方の偏心軸部328が上昇すると、他方の偏心軸部328は下降するように、所定の鈍角、望ましくは、180゜の位相差を有するように配置される。
図8(b)は、図7の駆動装置において、コネクティングロッドが回転した後の踏み台の位置を示す斜視図である。
図8(b)に示すように、図8aにおける回転軸321が180゜程度回転すると、偏心軸部328に連結しているコネクティングロッド340が回転しながら回動を上、下運動に変換させて、コネクティングロッド340と連結している踏み台12がシーソー運動をすることになる。
各偏心軸部328が180゜の位相差を有するように配置されるという事実に起因して、一方のコネクティングロッド340が上昇すると、他方のコネクティングロッド341は下降することになる。従って、踏み台12の両側は支持ロッド14を中心に上昇、または、下降する動作を周期的に繰返すことになる。その場合、コネクティングロッド340の最低回転速度は、1〜60回/秒であることが望ましい。
図9は、本発明の第3実施の形態に係る踏み台部及び駆動装置の構成を示す分解斜視図である。
本発明の本実施の形態に係る駆動装置は、モータ410、回転軸420、1対の固定型ベアリング430、1対の偏心カム442、1対のベアリング444、1対のハウジング部材445、1対の長さ調節式連結ロッド446、1対の踏み台連結片(connection piece)448及び1対のブラケット452を含む。
モータ410は、ボルト416によりベース10に固定され、駆動源として作用して動力を発生させることになる。モータ410には、モータ軸412が備えられ、モータ軸412は、モータ410の一側面を貫通して外部に突出する。モータ軸412の自由端部には、第1キー溝414が形成され、回転軸420の一端部には第2キー溝422が形成される。第1及び第2キー溝414及び422を貫通して、キー424が圧入により挟まれることにより、回転軸420は、モータ軸412に一体に回転するように連結される。従って、モータ410から生じる動力は、モータ軸412を経由して回転軸420に伝達される。
回転軸420は1対の固定型ベアリング430に挟まれ、1対の固定型ベアリング430はベース10に固定されるブラケット434にボルト432により固定される。ブラケット434は固定型ベアリング430と回転軸420との間の組立公差を最大限小さくする機能を果たす。
1対の固定型ベアリング430間で、回転軸420は、1対の偏心カム442を貫通して挿入された後、キー(図示していない)により固定される。1対の偏心カム442には1対の偏心孔443が形成される。回転軸420が偏心カム442に対し、固定的に組立された際、1対の偏心孔443は180゜の位相差を有するように配置される。1対の偏心カム442は1対のベアリング444内に各々挟まれ、1対のベアリング444は一対のハウジング部材445内に各々圧入嵌合される(press−fitted)。
各々のハウジング部材445の一端部にはねじ孔445aが形成される。1対の長さ調節式連結ロッド446の各々の両端部には雄ねじ部446a、446bが各々形成される。各々の連結ロッド446の一端部に形成される雄ねじ部446bは、各々のハウジング445に設けられるねじ孔445aに螺合される。その際、雄ねじ部446bは、その外周面に固定ナット447aが螺合された状態で、ねじ孔445aに螺合する。固定ナット447aは、長さ調節式連結ロッド446がねじ孔445a内に挿入される長さを制限して連結ロッド446の有効長さを調節する機能を遂行する。
1対の踏み台連結片448には、ねじ孔448aが各々形成され、長さ調節式連結ロッド446の他の一端部に形成される雄ねじ部446aはねじ孔448aに各々螺合される。その際、雄ねじ部446aはその外周面に固定ナット447bがねじ結合された状態で、ねじ孔448aに螺合される。固定ナット447bは、長さ調節式連結ロッド446がねじ孔448a内に挿入される長さを制限して連結ロッド446の有効長さを調節する機能も遂行する。
1対のブラケット452の側壁部には、固定孔452aが各々形成され、各ブラケット452の1対の固定孔452aには、ヒンジピン454の両端部が各々挿入される。その際、各々のヒンジピン454は、各々の踏み台連結片448に設けられるガイド孔を貫通して挿入された状態で、その両端部が1対の固定孔452aに各々挿入される。その後、ブラケット452の両側壁部の外側から各ヒンジピン454の両端部にボルト456が締結されることにより、長さ調節式連結ロッド446は、ヒンジピン454により回転可能に支持される。各々のブラケット452は、ボルト13により踏み台12に固定される。本発明に係る駆動装置の作動時の踏み台12の信頼性のあるシーソー式の上下運動を保障するために、ブラケット452中のいずれかに形成される固定孔452aは、長孔、即ち、スロット状の輪郭を有するように設けられる。従って、踏み台12がシーソー式で上下運動される場合に、1対の長さ調節式連結ロッド446中のいずれかは長孔に沿って幅方向に移動することができるということが分る。
図10(a)は、図9の駆動装置において、回転軸が回転する前の踏み台の位置を示す斜視図である。
図10(a)に示すように、回転軸420に結合されている偏心カム442の偏心回動Iを直線運動Jに変換して、踏み台12の両側を昇降させることになり、踏み台12がシーソー動作をすることになる。その時、1対の偏心軸部443は、一方の偏心カム442が上昇すると、他方の偏心カム442は下降するように、所定の鈍角、望ましくは180゜の位相差を有するように配置される。
図10(b)は、図9の駆動装置において、回転軸が回転した後の踏み台の位置を示す斜視図である。
図10(b)に示すように、10aにおける回転軸420が180゜程度回転すると、偏心カム442の中心点と偏心軸部443の回転直径とに一定の長さだけの差ができることになる。このような回転直径の差に起因して、回転軸420に連結している偏心カム442が回転することになると、偏心カム442の回動が直線運動に変化されて、踏み台12がシーソー運動をすることになる。その場合、左側、または、右側のいずれかのブラケット452において、ヒンジピン456が幅方向に運動可能に固定孔452aが一定の長さだけ延びるように形成される。その理由は、ヒンジピン456の一方が移動不可能になると、両側の回動が180゜の位相差があるので、偏心カム442が回転不可能であるためである。
各々の偏心軸部443が180゜の位相差を有するように配置されるということに起因して、一方の動力伝達部460が上昇すると、他方の動力伝達部470は下降する。従って、踏み台12の両側は支持ロッド14を中心に上昇、または、下降する動作を周期的に繰返すことになる。その際、動力伝達部460、470の最低回転速度は1〜60回/秒であることが望ましい。
図11は、本発明の第4実施の形態に係る踏み台部及び駆動装置の構成を示す分解斜視図である。
駆動源から発生した動力は、ベース10にボルト516により固定されるモータ510の両側に構成されたモータ軸512と連結する各々の回転軸520に伝達される。
回転軸520は、モータ軸512の前段部に形成された第1キー溝514と回転軸520の後段部に形成された第2キー溝522とにキー524により嵌合固定される。
回転軸520は、1対の固定型ベアリング530を貫通して挿入され、固定型ベアリング530は、ベース10に固定されるブラケット534にボルト532により固定される。ブラケット534は、固定型ベアリング530と回転軸520との間の組立公差を最大限小さくする機能を果たす。
回転軸520は、偏心ディスク526と結合され、かつ、偏心ディスク526の偏心軸部528は、軸方向に沿って形成される。
偏心ディスク526及びコネクティングロッド540は、偏心ディスク526に形成された偏心軸部528にコネクティングロッド540の下部連結部542と回転可能に連結される。その際、コネクティングロッド540の回転直径は約1〜11mmであり、望ましくは、6〜7mmである。
コネクティングロッド540の上部連結部544にはユニバーサルジョイント550が結合される。ユニバーサルジョイント550は、踏み台12にボルト13により固定されるブラケット552と、所定の厚みの層を有してユニバーザルベアリング556を中央に位置させる連結具554と、コネクティングロッド540の上部連結部544と結合されて連結具554に貫通して入るユニバーザルベアリング556と、連結具554に貫通して入りユニバーザルベアリング556が左右に移動することを最小化するための一定の長さを有する支持台558とからなる。そして、ブラケット552の外側からブラケット552の内側に位置する連結具554と支持台558とをボルト559により固定する。
図12(a)は、図11の駆動装置において、コネクティングロッドが回転する前の踏み台の位置を示す斜視図である。
図12(a)に示すように、コネクティングロッド540が偏心軸部528の偏心回動Kを上下運動Lに変換させて、踏み台12の両側を昇降させることにより、踏み台12がシーソー動作をすることになる。その際、両側の偏心軸部528は、一方の偏心軸部528が上昇すると、他方の偏心軸部528は下降するように、所定の鈍角、望ましくは180゜の位相差を有するように配置される。
図12(b)は、図11の駆動装置において、コネクティングロッドが回転した後の踏み台の位置を示す斜視図である。
図12(b)に示すように、図12aにおける偏心ディスク526が180゜程度回転すると、偏心軸部528に連結しているコネクティングロッド540が回転しながら回動を上下運動に変換させて、コネクティングロッド540と連結している踏み台12がシーソー運動をすることになる。
各々の偏心軸部528が180゜の位相差を有するように配置されるということに起因して、一方のコネクティングロッド540が上昇すると、他方のコネクティングロッド541は下降することになる。従って、踏み台12の両側は支持ロッド14を中心に上昇、または、下降する動作を周期的に繰返す。その際、コネクティングロッド540の最低回転速度は、1〜60回/秒であることが望ましい。
図13は、図11の駆動装置において、偏心ディスクに結合される回転軸に対する偏心軸部の相対的な位置を示す正面図である。
図13(a)においては、偏心ディスク526と回転軸520とが結合された下段に偏心軸部528が形成され、図13(b)においては、偏心ディスク526と回転軸520との結合部に直接偏心軸部528が形成され、図13(c)においては、偏心ディスク526と回転軸520とが結合された上段に、即ち、偏心ディスク526の中心に偏心軸部528が形成される。
従って、図13(a)及び図13(b)の場合には、モータ510の力を一方向の力(one−directional forces)で運動させ、図13(c)の場合にはモータ510の力を各々の力(respective force)で運動させることができる。
図14は、本発明に係る体脂肪分解及び筋力強化用器具を使用して得られた臨床実験結果を示す表である。
臨床実験期間は6週、5日/週であり、1日平均カロリー(cal)摂取量は2045calで、定常人の平均摂取量と近似する摂取量である。運動時間は直立姿勢5分と騎馬姿勢2分で、短時間実施した。ここで、括弧内の数値は、臨床実験後の結果を示す数値である。
図14に示すように、年齢によって差が多少あるが、全体的な寸法が減ったことを確認することができる。特に、歩き運動の場合、1kcalを消費するのに必要とする歩み数は30歩である。これを歩行速度と必要とする時間とを換算すると、一般的な一歩は65cmで、分当り100歩は65mで、時速3.9kmなので、普通90分を歩いてこそ300kcalが消費できる。
本発明を特定の望ましい実施の形態に関連して図示して説明したが、本発明がそれに限定されるのではなく、以下の特許請求範囲による本発明の精神や分野から離脱しない限度内で、本発明が多様に改造及び変化できるということを当業界で通常の知識を有する者であれば容易に分る。
本発明の第1実施の形態に係る体脂肪分解及び筋力強化用器具の外観斜視図である。 図1の器具において、踏み台部及び駆動装置の構成を示す分解斜視図である。 (a)図2の駆動装置において、コネクティングロッドが回転する前の踏み台の位置を示す斜視図である。(b)図2の駆動装置において、コネクティングロッドが回転した後の踏み台の位置を示す斜視図である。 (a)図2の駆動装置において、回転軸の偏心軸部に連結するコネクティングロッドが下方に回転した際、ユニバーサルジョイントの位置を示す一部破断図である。(b)図2の駆動装置において、回転軸の偏心軸部に連結するコネクティングロッドが上方に回転した際、ユニバーサルジョイントの位置を示す一部破断図である。 本発明の第1実施の形態に係る踏み台締結手段の変形例を示す分解斜視図である。 (a)図5の踏み台締結手段を使用する図2の駆動装置において、コネクティングロッドが回転する前の踏み台の位置を示す斜視図である。(b)図5の踏み台締結手段を使用する図2の駆動装置において、コネクティングロッドが回転した後の踏み台の位置を示す斜視図である。 本発明の第2実施の形態に係る踏み台部及び駆動装置の構成を示す分解斜視図である。 (a)図7の駆動装置において、コネクティングロッドが回転する前の踏み台の位置を示す斜視図である。(b)図7の駆動装置において、コネクティングロッドが回転した後の踏み台の位置を示す斜視図である。 本発明の第3実施の形態に係る踏み台部及び駆動装置の構成を示す分解斜視図である。 (a)図9の駆動装置において、回転軸が回転する前の踏み台位置を示す斜視図である。(b)図9の駆動装置において、回転軸が回転した後の踏み台の位置を示す斜視図である。 本発明の第4実施の形態に係る踏み台部及び駆動装置の構成を示す分解斜視図である。 (a)図11の駆動装置において、コネクティングロッドが回転する前の踏み台の位置を示す斜視図である。(b)図11の駆動装置において、コネクティングロッドが回転した後の踏み台の位置を示す斜視図である。 (a)図11の駆動装置において、偏心ディスクに結合される回転軸の位置を示す正面図である。(b)図11の駆動装置において、偏心ディスクに結合される回転軸の位置を示す正面図である。(c)図11の駆動装置において、偏心ディスクに結合される回転軸の位置を示す正面図である。 本発明に係る体脂肪分解及び筋力強化用器具を使用して得られた臨床実験結果を示す表である。
符号の説明
10 ベース
12 踏み台
20 ポスト
22、34 取っ手
30 制御部
32 制御パネル
100 筋力強化用器具

Claims (14)

  1. 水平面上に設置されるベースと、前記ベースの前面に立設されたポストと、前記ベースに上下運動自在に設けられて使用者が乗ることができる踏み台と、前記ベースに配置されて前記踏み台の両端部を周期的に昇降させる駆動装置及び前記ポスト上に設けられて前記駆動装置の駆動を制御する制御部とを含んだ体脂肪分解及び筋力強化器具において、
    前記駆動装置が前記ベースに装着された駆動源と、前記駆動源の両側に伸びた駆動軸に連結する回転軸と、前記回転軸に貫通して固定されるバランスウェイトと、前記回転軸に直接形成された偏心軸部と、前記回転軸の偏心軸部に直接連結するコネクティングロッドとを含んでなることを特徴とする体脂肪分解及び筋力強化器具。
  2. 前記踏み台はその左右両端の中央で支持され、前記コネクティングロッドは前記踏み台の両側端部に固定された各々の締結手段により結合されて、前記踏み台を周期的に上下シーソー運動させることを特徴とする請求項1記載の体脂肪分解及び筋力強化器具。
  3. 前記コネクティングロッドに接続される各々の回転軸の偏心軸部は、前記回転軸の中心点を基準にして一方は上側に、他方は下側に、180゜の位相差を有するように形成されることを特徴とする請求項1記載の体脂肪分解及び筋力強化器具。
  4. 前記回転軸の偏心軸部に連結したコネクティングロッドの回転直径は1〜14mmであり、回転速度は1〜60回/秒であることを特徴とする請求項1記載の体脂肪分解及び筋力強化器具。
  5. 前記制御部は、高速振動運動モードでは、30〜60Hzの範囲内で振動数を制御し、低速振動運動モードでは、1〜29Hzの範囲内で振動数を制御することを特徴とする請求項1記載の体脂肪分解及び筋力強化器具。
  6. 水平面上に設置されるベースと、前記ベースの前面に立設されたポストと、前記ベースに上下運動自在に設けられて使用者が乗ることができる踏み台と、前記ベースに配置されて前記踏み台の両端部を周期的に昇降させる駆動装置と、前記ポスト上に設けられて、前記駆動装置の駆動を制御する制御部とを含んだ体脂肪分解及び筋力強化器具において、
    前記駆動装置は、前記ベースに装着された駆動源と、前記駆動源の両側に伸びた駆動軸に連結するカップリングと、前記カップリングの間に安着して騷音及び摩擦を減らすジョイントと、前記カップリングと連結する回転軸と、前記回転軸に貫通して固定されるバランスウェイトと、前記回転軸に直接形成された偏心軸部と、前記回転軸の偏心軸部に直接連結するコネクティングロッドとを含んでなることを特徴とする体脂肪分解及び筋力強化器具。
  7. 前記カップリングは、各々歯形を有する2つのギアにより噛合って回動可能にすることを特徴とする請求項6記載の体脂肪分解及び筋力強化器具。
  8. 水平面上に設置されるベースと、前記ベースの前面に立設されたポストと、前記ベースに上下運動自在に設けられて使用者が乗ることができる踏み台と、前記ベースに配置されて前記踏み台の両端部を周期的に昇降させる駆動装置と、前記ポスト上に設けられて前記駆動装置の駆動を制御する制御部とを含んだ体脂肪分解及び筋力強化器具において、
    前記駆動装置は、前記ベースに装着された駆動源と、前記駆動源の両側に伸びた駆動軸に連結する回転軸と、前記回転軸に偏心して固定される偏心カムと、前記偏心カムの外側に結合したベアリングと、前記ベアリングを囲むように結合されるハウジングと、前記踏み台に結合される踏み台連結部と、前記ハウジングと前記踏み台連結部間に介在し、その両端で前記ハウジングと前記踏み台連結部にねじ込まれる長さ調節式連結ロッドと、前記ハウジングと前記踏み台連結部に接続された前記連結連結ロッドの調整された長さを固定する固定ナットとを含むことを特徴とする体脂肪分解及び筋力強化器具。
  9. 前記踏み台連結部は、その左右両端の中央で支持され、両側後尾部に固定された各々の締結手段により結合されて、前記踏み台を周期的に上下シーソー運動させることを特徴とする請求項8記載の体脂肪分解及び筋力強化器具。
  10. 前記締結手段は、連結手段とブラケットとからなることを特徴とする請求項9記載の体脂肪分解及び筋力強化器具。
  11. 前記締結手段は、連結手段とブラケットとからなり、左側、あるいは、右側のいずれかの一方のブラケットにおいて、前記連結手段が幅方向に運動自在に固定孔が一定の長さだけ延長形成されていることを特徴とする請求項9記載の体脂肪分解及び筋力強化器具。
  12. 水平面上に設置されるベースと、前記ベースの全面に立設されたポストと、前記ベースに上下運動自在に設けられて使用者が乗ることができる踏み台と、前記ベースに配置されて前記踏み台の両端部を周期的に昇降させる駆動装置と、前記ポスト上に設けられて前記駆動装置の駆動を制御する制御部とを含む体脂肪分解及び筋力強化器具において、
    前記駆動装置は、前記ベースに装着された駆動源と、前記駆動源の両側に伸びた駆動軸に連結する回転軸と、前記回転軸に連結して固定される偏心ディスクと、前記偏心ディスクに形成された偏心軸部と、前記偏心ディスクの偏心軸部に直接連結するコネクティングロッドとを含んでなることを特徴とする体脂肪分解及び筋力強化器具。
  13. 前記コネクティングロッドが接続される各々の偏心軸部は、前記偏心ディスクと回転軸の接続部の下部で偏心ディスクに形成されるか、偏心ディスクと回転軸との結合部に直接偏心軸部が形成されるか、または、偏心ディスクと回転軸との接続部の上部で偏心軸部が形成されることを特徴とする請求項12記載の体脂肪分解及び筋力強化器具。
  14. 前記偏心ディスクの偏心軸部に連結したコネクティングロッドの回転直径は1〜14mmであり、回転速度は1〜60回/秒であることを特徴とする請求項12記載の体脂肪分解及び筋力強化器具。
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