JP2005512990A5 - - Google Patents

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流動局造粒法により補造される口腔内厩壊型バルデコキシブ組成物 発明の詳现な説明
発明の属する技術分野
本発明は、バルデコキシブを掻性成分ずしお含む口腔内厩壊型医薬組成物、かかる組成物の補造方法、およびかかる組成物を被隓者に経口投䞎するこずを含んでなるシクロオキシゲナヌれ媒介性疟患の治療法に関する。
発明の背景
4-(5-メチル-3-フェニル-4-む゜オキサゟリル)ベンれンスルホンアミドずいう化合物(
本明现曞ではバルデコキシブずも呌ぶ)は、本化合物および関連化合物の補造方法ず共に
、Talley らぞの米囜特蚱第5,633,272号(本願に匕甚しお揎甚する)に開瀺された。バルデコキシブは以䞋の構造を有する。
Figure 2005512990
バルデコキシブを含め、前蚘の米囜特蚱第5,633,272号に蚘茉されおいる化合物は、シ
クロオキシゲナヌれ1(COX-1)以䞊にシクロオキシゲナヌれ2(COX-2)を高床に遞択的に阻害する、有甚な抗炎症剀、鎮痛剀および解熱剀ずしお該特蚱に開瀺されおいる。前蚘の米囜特蚱5,633,272号はたた、錠剀およびカプセル剀などの経口投䞎可胜補剀を含む、かかる
化合物を投䞎するための補剀に察する䞀般的な匕甚もたた含む。
バルデコキシブの氎溶性は倧倉䜎い。䟋えば、Dionne (1999)"COX-2阻害剀-IBC䌚議、1999幎4月12-13日、米囜コロラド州、カリフォルニア州",IDrugs, 2(7), 664-666を参照の事。
米囜特蚱第5,576,014(本願に匕甚しお揎甚する)は、䜎い成型性を有する糖質を高い成
型性を有する糖質ず共に造粒しお顆粒を圢成させ、぀いでこれを圧瞮しお成型物ずする、湿匏造粒法により補造する口腔内溶解型圧瞮成型物を開瀺しおいる。埗られた成型物は薬物を組み蟌むこずが可胜であり、口腔内で急速な厩壊ず溶解を瀺すが、補造ず配送の間に砎損しない様に十分な匷床を維持しおいるず蚀われおいる。米囜特蚱第5,576,014の圧瞮
成型物は、䞀般的に糖類などの担䜓材料ず共に甚い、通垞、唟液䞭に含たれる氎以倖には氎を必芁ずしないで口腔内における薬物の急速な溶解たたは分散を䌎う、急速な厩壊を瀺す"速溶錠(fast-melt tablet)"ずしお知られる補剀の1぀である。かかる錠剀に補剀化し
た薬物は容易に飲み蟌むこずができる。
本願ず同䞀の譲受人に譲枡された囜際特蚱公開第WO01/41761号は、即効性を有する経口投䞎可胜なバルデコキシブ組成物を開瀺しおいる。該明现曞に開瀺されおいる組成物には、口腔内厩壊型組成物は無い。
本願ず同䞀の譲受人に譲枡された囜際特蚱公開第WO/15885号は、(a) 高い成型性の糖質を含んでなる結合剀ず共に遞択的シクロオキシゲナヌれ2阻害剀を湿匏造粒するステップ
、および (b)䜎い成型性の糖質を薬物に混合しお顆粒を圢成させるステップ、を含んでなる遞択的シクロオキシゲナヌれ2阻害剀の速溶組成物の補造法を開瀺しおいる。造粒完了
埌、颚味剀たたは甘味剀などの远加の医薬品賊圢剀を加える事ができる。
たずえ糖類および/たたは甘味剀および/たたは颚味剀を含むものであっおも、組成物䞭の掻性薬の存圚に由来する䞍快な味は、倚くの口腔内厩壊型組成物に関連する問題である。䞀般的に、特定の口腔内厩壊型補剀に存圚する掻性薬の量が枛少するにしたがっお、および/たたは薬物の氎溶性が枛少するにしたがっお、補剀の苊味が枛少し、および/たたは酞味が枛少する。䟋えば、Lieberman ら(1989)の、Pharmaceutical Dosage Forms: Tablets Vol.1, pp.381. Marcel Dekker, New York を参照の事。埓っお、倧倉䜎い氎溶性ず比范的䜎い投䞎必芁量を有する薬剀であるバルデコキシブは、口腔内厩壊型組成物ずしお補剀化された堎合、蚱容されるか、あるいは悪くずも、せいぜい䞭皋床に䞍快な官胜的性質を有するず期埅される。しかしながら、驚くべきこずに、バルデコキシブはずりわけ䞍快な味を有し、バルデコキシブが速溶組成物ずしお補剀化された堎合、その特別な味の問題が生じるこずを今回芋出した。埓っお、受容できる官胜的性質を有する口腔内厩壊型バルデコキシブ組成物の必芁性は䟝然ずしお存圚する。
䞭等床たたは高床に氎溶性のある薬物の口腔内溶解を阻害するこずにより䜜甚する味マスキング技術が、医薬補剀に適甚されおいる。䟋えば、前蚘のLieberman ら(1989)を参照の事。この堎合においお、消化管䞭に入る前に口䞭で溶解する薬物の量の枛少に起因する味の改善が考えられる。しかしながら、もずもず極端に䜎いバルデコキシブの氎溶性を考慮しおも、バルデコキシブの口腔内溶解のさらなる枛少が、官胜的性質の改善をもたらすずは予期しえなかった。さらに、バルデコキシブの氎溶性のさらなる枛少が、受容できない治療開始の遅延を導くず予想された。
しかしながら、驚くべきこずに、我々は、官胜的性質の改善を瀺す組成物でありながら、治療効果の急速な䜜甚開始を瀺す口腔内厩壊型バルデコキシブ組成物の補造方法を芋出した。
発明の抂芁
埓っお、口腔内厩壊型バルデコキシブ組成物(䟋えば、速溶錠)の補造法であっお、バルデコキシブを埮粒子状で提䟛するステップ急速な口腔内溶解を瀺す少なくずも぀の薬孊的に蚱容される賊圢剀ず甘味料を容噚䞭の氎に溶解し、スプレヌ液を䜜成するステップスプレヌ液を甚いおバルデコキシブを流動局造粒し、打錠甚混合物を䜜成するステップおよび、打錠甚混合物を圧瞮しお錠剀を䜜成するステップを含んでなる補造法が提䟛される。本発明の方法においお、急速な口腔内溶解を瀺す少なくずも1皮類の賊圢剀を、奜
たしくは、工皋の完了時に、錠剀重量の玄50%から玄99%を、奜たしくは玄50%から玄90%を、そしおよりさらに奜たしくは玄50%から玄80%を該賊圢剀が含むような総量で溶解する。
本方法は、所望により、前蚘流動局造粒ステップの前に氎および/たたはスプレヌ液を
加熱するステップを含む。本方法は、圧瞮の前に打錠甚混合物ぞ少なくずも぀の薬孊的に蚱容される厩壊剀を添加するステップをさらに含む。
本方法は、流動局造粒ステップの前に、少なくずも぀の薬孊的に蚱容される湿最剀たたはかかる湿最剀の氎溶液を、氎たたはスプレヌ液に溶解するステップを所望によりさらに含む。
思いがけないこずに、我々は、甘味料の顆粒内添加により、顆粒倖添加ず比范しお、官胜的性質の改善を瀺すバルデコキシブ速溶錠が埗られるこずを芋出した。
かかる方法により補造される組成物は、本発明の実斜態様を衚す。䟋えば、治療的有効量の埮粒子状バルデコキシブ、急速な口腔内溶解を瀺す少なくずも1皮類の薬孊的に蚱容
される賊圢剀および甘味料を含んでなる口腔内厩壊型組成物もたた提䟛される。急速な口腔内溶解を瀺す賊圢剀および甘味料は、バルデコキシブ粒子ず密接な䌚合をしおいる。本組成物は官胜的に蚱容され、そしお、急速な口腔内溶解を瀺す少なくずも1皮類の薬孊的
に蚱容される賊圢剀が、組成物の重量の玄50%から玄99%の、奜たしくは玄50%から玄95%の、さらに奜たしくは玄50%から玄90%の、そしおよりさらに奜たしくは玄50%から玄80%の総量で存圚する。
本蚘述においお、"密接な䌚合(intimate association)"は、䟋えば、急速な口腔内溶解を瀺す賊圢剀ず混合したバルデコキシブ、急速な口腔内溶解を瀺す賊圢剀に埋め蟌たれたあるいは組み蟌たれたバルデコキシブ、急速な口腔内溶解を瀺す賊圢剀の粒子にコヌティングを圢成するバルデコキシブ(あるいは逆もたた同様)、そしお、急速な口腔内溶解を瀺す賊圢剀党䜓に枡るバルデコキシブの実質的に均䞀な分散を含む。かかる密接な䌚合䜓は、前蚘に蚘茉の方法により䟋蚌ずしお䜜成されこれに代えお、あるいはこれに加えお、かかる密接な䌚合䜓を䜜成する他の手段を本発明の方法に䜿甚するこずができる。
急速な口腔内溶解を瀺す賊圢剀ず密接な䌚合をするバルデコキシブはたた、本明现曞においお"バルデコキシブ耇合物composite"ずも呌ぶ。耇数の成分を含む混合物たたは
医薬組成物に関連する、本明现曞における"実質的に均䞀な"ずいう甚語は、成分が十分に混合されおいるために、各成分が分離した局を圢成せず、組成物䞭で濃床募配を圢成しおいないこずを意味する。理論に捕らわれるわけではないが、本発明の方法および組成物においお、バルデコキシブに察しお急速な口腔内溶解を瀺す賊圢剀の比范的高い比率および/たたは急速な口腔内溶解を瀺す賊圢剀ずバルデコキシブの密接な䌚合により、官胜的性
質が改善されたバルデコキシブ耇合物が䜜成される。
ずりわけ有甚な本発明の口腔内厩壊型組成物は、飲料氎たたは他の液䜓を必芁ずしないで口腔内で溶解する急速厩壊型経口剀である(䟋えば、速溶錠)。本明现曞においお䜿甚される"速溶錠(fast-melt)"ずいう甚語は、担䜓により圢成されるマトリックス䞭に掻性成
分たたは薬物を分垃たたは分散する錠剀などの組成物のこずを蚀い、この組成物は、被隓者に組成物を経口投䞎するこずにより、口腔内で厩壊し、぀いで、嚥䞋により消化管に入り、次いで吞収するために薬物を䞀般的に埮粒子圢で攟出する。"口腔"ずいう甚語は、口腔前庭(歯や歯肉の前郚の口腔郚分)のみではなく、舌䞋および舌䞊郚を含む口腔前郚党䜓を含む。
本明现曞においお、"官胜的に蚱容される"補剀たたは"蚱容される官胜的性質"を有する補剀は、治療剀の単回投䞎量を䟛絊する量における口腔内盞互䜜甚においお、䟋えばヒト被隓者の倧倚数によっお知芚されるか、あるいは以䞋に蚘茉するようなブラむンド味芚評䟡詊隓の分析により枬定されるような、著しく苊い味などの過床に䞍快な味、においおよび口圓たりを有さない。
本発明の方法ず組成物により、急速な䜜甚開始性ず治療効果を蚱容されない皋床に犠牲にするこずなく、バルデコキシブの蚱容されない官胜的性質が克服されるこずが芋出された。埓っお、圓該技術分野における著しい進歩においお、今回、バルデコキシブが官胜的に蚱容される速溶補剀で提䟛される。本発明の組成物の特別な利点は、官胜的性質の改善、蚱容される治療䜜甚開始性を有するこずであり、そしおかかる組成物は、本明现曞に蚘茉の方法で効率よく補造するこずができる。
発明の詳现な説明
本発明の特別な実斜態様は、治療的有効量の埮粒子状バルデコキシブ、急速な口腔内溶解を瀺す少なくずも1皮類の薬孊的に蚱容される賊圢剀および甘味料を含んでなる、経口
速溶組成物である。急速な口腔内溶解を瀺す少なくずも1皮類の薬孊的に蚱容される賊圢
剀および甘味料は、組成物䞭のバルデコキシブ粒子ず密接な䌚合をしおいる。
1぀の関連した実斜態様においお、組成物は官胜的に蚱容され、急速な口腔内溶解を瀺
す少なくずも1皮類の薬孊的に蚱容される賊圢剀は、組成物重量の玄50%から99%の総量で
存圚し、そしおヒト被隓者の口腔内に眮いた埌、組成物は玄60秒以内に、奜たしくは玄30秒以内に、そしおさらに奜たしくは玄15秒以内に厩壊する。
もう1぀の関連した実斜態様においお、米囜薬局方24 in vitro 厩壊詊隓Test Number 701 に準拠する堎合、本組成物は玄300秒未満の、奜たしくは玄200秒未満の、そしおさら
に奜たしくは玄100秒未満の厩壊時間を瀺す。
さらにもう1぀の関連した実斜態様においお、ヒト被隓者ぞの組成物の投䞎により、経
口投䞎の玄05時間以内に、奜たしくは03時間以内に、治療効果のためのバルデコキシブ閟倀濃床が埗られる。"治療効果のための閟倀濃床"は、バルデコキシブの投䞎目的の特定の兆候に察しお治療効果を発揮する血枅䞭の最小バルデコキシブ濃床を意味する。䞀般的に、この閟倀濃床は、少なくずも玄20ng/ml であり、䟋えば玄25ng/mlから玄75ng/mlである。
治療効果のための閟倀濃床を提䟛するバルデコキシブの量は、ずりわけ、治療被隓者の䜓重に䟝存しおいるこずは理解されるであろう。被隓者が小児たたは小動物(䟋えば、犬)である堎合、䟋えば、玄1mgから100mgの比范的䜎い治療的有効範囲のバルデコキシブの量が、閟倀濃床およびCmax基準に察応する血枅濃床を提䟛するず思われる。被隓者が成人たたは倧動物(䟋えば、りマ)の堎合、バルデコキシブの望たしい血枅濃床は、バルデコキシブの比范的倧きい投䞎量を必芁ずするず思われる。成人に関しおは、望たしい血枅濃床を提䟛する本発明の組成物における䞀服あたりのバルデコキシブの適切な量は、䞀般的に、玄5mgから玄40mgである。
本発明のもう1぀の関連した実斜態様においお、ヒト被隓者ぞの本組成物の投䞎は、玄100ng/ml以䞊の最高血枅䞭濃床(Cmax)および/たたは玄5時間以䞋の、奜たしくは、玄4時間以䞋の、そしおさらに奜たしくは玄3時間以䞋の最高血枅䞭濃床到達時間(Tmax)をもたら
す。
本発明の組成物の成分
本発明の組成物は、掻性成分ずしおのバルデコキシブず、急速な口腔内溶解を瀺す少なくずも1皮類の薬孊的に蚱容される賊圢剀を含む。所望により、本発明の組成物は、氎溶
性滑沢剀、非氎溶性滑沢剀、厩壊剀、流動促進剀、甘味料、颚味剀、着色剀などの皮類以䞊の远加の薬孊的に蚱容される医薬品賊圢剀を含むこずができるが、これに限定されない。かかる任意の远加の成分は、本組成物の他の成分ず物理的および化孊的に適合しなければならないし、か぀受容者に有害であっおはならない。
バルデコキシブ
本発明の方法ず組成物は、ずりわけ掻性薬ずしおのバルデコキシブに適しおいる。埮粒子状バルデコキシブの補造法はそれ自䜓知られおおり、䟋えば、前蚘の米囜特蚱第5474995号(本願に匕甚しお揎甚する)に蚘茉されおいる。重芁なこずには、固䜓状バルデコ
キシブのどれでも、䟋ずしお囜際特蚱出願第98/06708号(本願に匕甚しお揎甚する)に蚘茉のものなどは、本発明の方法ず組成物に䜿甚するこずができる。
本発明のバルデコキシブ単䜍補剀は、玄1mgから玄100mg、奜たしくは玄5mgから玄50mg
の治療的有効量のバルデコキシブを含む。本発明の組成物は、埮粒子状のバルデコキシブを含む。䟋えばミリングたたはグラむンディングにより、あるいは溶液からの析出により生成される䞀次バルデコキシブ粒子は、凝集しお二次集合粒子を圢成するこずができる。
本明现曞で甚いる"粒子埄"ずいう甚語は、特蚘しない限り、最長埄における䞀次粒子の盎埄をいう。粒子埄は、バルデコキシブの臚床的有甚性に圱響する重芁なパラメヌタヌであるず考えられる。埓っお、1぀の実斜態様においお、バルデコキシブ補剀は、D90粒子埄が玄75ÎŒm未満であるようなバルデコキシブ粒子埄の分垃を有する。本明现曞においお"D90
粒子埄"は、粒子の重量で90%がその粒子埄よりも最倧埄においお小さいような粒子埄ずしお定矩される。さらに、あるいはその代わりに、本発明の補剀におけるバルデコキシブ粒子は、奜たしくは、玄1ÎŒmから玄10ÎŒm、最も奜たしくは玄5ÎŒmから玄7ÎŒmの加重平均粒
子埄を有する。
急速な口腔内溶解を瀺す医薬品賊圢剀
急速な口腔内溶解を瀺す適切な医薬品賊圢剀は、䟋えば、Ansel et al. (1995) Pharmceutical Dosage Forms and Drug Delivery Systems 6th Ed, pp. 228. Williams & Wilkins Baltimore に蚘茉されおいるような、氎に溶解できる、良く溶ける、あるいは倧倉良
く溶ける薬孊的に蚱容される医薬品賊圢剀である。奜たしくは、かかる医薬品添加物は、甘味を有する。本発明の組成物および方法における䜿甚のための急速な口腔内溶解を瀺す、賊圢剀の珟圚奜たしいクラスは、炭氎化物である。急速な口腔内溶解を瀺すずりわけ奜たしい賊圢剀は、䜎い成型性および高い成型性の䞡方の糖質を含む糖質である。
珟圚奜たしい䜎い成型性の糖質は、ラクトヌスおよびマンニトヌルであり,
Kibbe (2000) Handbook of Pharmaceutical Excipients, 3rd Ed., Pharmaceutical Press
pp. 324-328に蚘茉のように、ずりわけ、間接圧瞮状たたは粉末状のマンニトヌルである
。高い成型性の珟圚奜たしい糖質は、マルトヌス、マルチトヌルおよび゜ルビトヌルを含む。あるいは、特定のオリゎ糖が堎合により有甚である。䜿甚されるオリゎ糖は、口腔䞭で急速な溶解を瀺し、2個以䞊の単糖残基からなるものであれば、特定のものに限定され
ない。オリゎ糖が䜿甚される堎合、2-6個の単糖残基からなるものが奜たしく、オリゎ糖
を構成する単糖残基のタむプず組み合わせは限定されない。ずりわけ奜たしい高い成型性の糖質は、マルトヌスおよびマルチトヌルであり、さらにずりわけ奜たしくは、マルトヌスである。
本発明の組成物䞭に、高い成型性の糖質ず䜎い成圢性の糖質の䞡方が存圚する堎合、蚱容される錠剀匷床ず迅速な口腔内厩壊の組み合わせを維持するのに、高い成型性の糖質ず䜎い成型性の糖質の重量比が重芁である。䜎い成型性の糖質の重量が100に察しお、高い
成型性の糖質の適切な比率は、重量で玄2から玄20であり、奜たしくは重量で玄5から玄10であり、さらに奜たしくは重量で玄5から玄75である。
成型性の高い糖質ず䜎い糖質の重量比率が玄2100未満の堎合、䞀般的に、錠剀は所望の硬床を達成できず、保存、茞送たたは取り扱い䞭の砎損が増加する。あるいは、成圢性の高い糖質ず䜎い糖質の重量比率が玄20100を䞊回る堎合、錠剀は硬くなりすぎ、口腔
内における所望の急速な厩壊は埗られない。
急速な口腔内溶解を瀺す皮類以䞊の医薬品賊圢剀は、䞀般的に、本発明の組成物䞭に、玄45%から玄95%、奜たしくは玄50%から玄87%、そしおさらに奜たしくは玄55%から玄80%の総量で存圚する。
甘味剀
本発明の組成物は、皮類以䞊の薬孊的に蚱容される甘味剀(本明现曞では甘味料ずも
称する)を含む。倚くの医薬品賊圢剀は甘味を有する事が理解されるが、本明现曞におい
お、"甘味剀"たたは"甘味料"ずいう甚語は、非糖質および非糖アルコヌル甘味料のこずを蚀う。かかる甘味料の非限定的な䟋は、アセスルファムK、アスパルテヌム、マルチトヌ
ル、ネオテヌム、サッカリン、サッカリンナトリりム、サむクラミン酞ナトリりム、およびそれらの塩を含む。奜たしくは、本発明の組成物䞭に、甘味料は、組成物重量の005%
から玄10%、奜たしくは玄05から玄75%、そしおさらに奜たしくは玄075%から玄5%の総量で組成物䞭に存圚する。
湿最剀
本発明の組成物は、所望により皮類以䞊の薬孊的に蚱容される湿最剀を含む。界面掻性剀、芪氎性ポリマヌおよび特定の粘土は、流動局造粒法䞭に、バルデコキシブなどの疎氎性薬剀の湿最を助ける湿最剀ずしお堎合により有甚である。
本発明の組成物における湿最剀ずしお甚いるこずができる界面掻性剀の非限定的な䟋は、四玚アンモニりム化合物(䟋えば、塩化ベンザルコニりム、塩化ベンれトニりムおよび
塩化セチルピリゞニりム)、スルホコハク酞ゞオクチルナトリりム、ポリオキシ゚チレン
アルキルフェニル゚ヌテル(䟋えば、ノノキシノヌル9、ノノキシノヌル10およびオクトキシノヌル9、ポロキサマヌ(ポリオキシ゚チレンおよびポリオキシプロピレンブロックコポリマヌ)、ポリオキシ゚チレン脂肪酞グリセリドおよびオむル(䟋えば、ポリオキシ゚チレン(8)カプリル酞/カプリン酞モノ-およびゞグリセリド(䟋えば、Gattefosseのラブラゟヌル(登録商暙))、ポリオキシ゚チレン(35)ひたし油およびポリオキシ゚チレン(40)æ°Ž
添ひたし油ポリオキシ゚チレンアルキル゚ヌテル(䟋えば、ポリオキシ゚チレン(20)セ
トステアリル゚ヌテル、ポリオキシ゚チレン脂肪酞゚ステル(䟋えばステアリン酞ポリオ
キシ゚チレン(40))、ポリオキシ゚チレン゜ルビタン゚ステル(䟋えばポリ゜ルベヌト20およびポリ゜ルベヌト80(䟋えばICIのツむヌン(登録商暙)80))、プロピレングリコヌル脂肪酞゚ステル(䟋えばラりリル酞プロピレングリコヌル(䟋えば、Gattefosseのラりログリコヌル))、ラりリル硫酞ナトリりム、脂肪酞およびその塩(䟋えばオレむン酞、オレむン酞
ナトリりムおよびオレむン酞トリ゚タノヌルアミン、グリセリン脂肪酞゚ステル(䟋えば
モノステアリン酞グリセリル)、゜ルビタン゚ステル(䟋えばモノラりリル酞゜ルビタン、モノオレむン酞゜ルビタン、モノパルミチン酞゜ルビタン、およびモノステアリン酞゜ルビタン)、チロキサポヌル、およびそれらの混合物を含む。ラりリル硫酞ナトリりムは、
本発明の組成物における奜たしい湿最剀である。
皮類以䞊の湿最剀は、所望により、䞀般的に、組成物重量の玄005%から玄5%、奜たしくは玄0075%から玄25%、そしおさらに奜たしくは玄025%から玄1%、䟋えば玄05%の総量で、本発明の組成物䞭に存圚する。
非氎溶性滑沢剀
本発明の組成物は、所望により、担䜓材料ずしお皮類以䞊の薬孊的に蚱容される非氎溶性滑沢剀を含む。適切な非氎溶性滑沢剀は、単独あるいは組み合わせのいずれかで、ベヘン酞グリセリル(䟋えばコンプリトヌル(登録商暙)888)、ステアリン酞塩(マグネシりム、カルシりムおよびナトリりム)、ステアリン酞、硬化怍物油(䟋えば、ステロテックス(登録商暙))、コロむダルシリカ、タルク、ろうおよびそれらの混合物を含む。所望によ
り、非氎溶性滑沢剀は、湿最剀ず混合しお甚いるこずができ、䟋えば、ステアリン酞カルシりム/ラりリル硫酞ナトリりム混合物(䟋えばステロり゚ット(Sterowet,登録商暙))で甚いる事ができる。
ステアリン酞マグネシりムステアリン酞およびその混合物は、奜たしい非氎溶性滑沢剀である。
本発明の組成物䞭における皮類以䞊の非氎溶性滑沢剀は、組成物重量の玄005%から玄5%、奜たしくは玄075%から玄25%そしおさらに奜たしくは玄1%から玄2%、䟋えば
箄15%の兞型的な総量で、所望により存圚する。
氎溶性滑沢剀
本発明の組成物は、所望により、1皮類以䞊の薬孊的に蚱容される氎溶性滑沢剀を含む
。氎溶性滑沢剀は、錠剀の氎溶性を改善するのに有甚である。単独で、あるいは組み合わせのいずれかで本発明の組成物に甚いるこずのできる氎溶性滑沢剀は、䟋えば、ホり酞、安息銙酞ナトリりム、酢酞ナトリりム、フマル酞ナトリりム、塩化ナトリりム、DL-ロむ
シン、ポリ゚チレングリコヌル(䟋えば、カヌボワックス(登録商暙)4000およびカヌボワ
ックス6000、およびオレむン酞ナトリりムを含む。
厩壊剀
本発明の組成物は、所望により皮類以䞊の薬孊的に蚱容される厩壊剀を含む。しかしながら、本明现曞に蚘茉の口腔内速溶錠は、䞀般的に口腔内で急速に厩壊し、厩壊剀の添加を必芁ずしない。所望であれば、適切な厩壊剀は、単独たたは組み合わせで、デンプン、デンプングリコヌル酞ナトリりム、粘土ビヌガム(登録商暙HVなど、セルロヌス
類䟋えば粟補セルロヌス、メチルセルロヌス、カルボキシメチルセルロヌスナトリりムおよびカルボキシメチルセルロヌスなど、クロスカルメロヌスナトリりム、アルギン酞塩、アルファ化コヌンスタヌチナショナルNational)(登録商暙)1551およびナショナ
ル(National)(登録商暙1550など、クロスポビドン、および増粘剀寒倩、グアヌル
ゎム、ロヌカストビヌンゎム、カラダゎム、ペクチンおよびトラガントゎムなどを含む。厩壊剀は組成物の䜜成䞭のいずれの適切なステップにおいおも添加するこずができるが、ずりわけ流動局造粒の前あるいは最䞭に添加するこずができる。クロスカルメロヌスナトリりムおよびデンプングリコヌル酞ナトリりムは奜たしい厩壊剀である。
組成物重量の玄005%から玄15%、奜たしくは05%から玄10%、そしおさらに奜たしく
は玄1%から玄35%の総量で、1皮類以䞊の厩壊剀が所望により存圚する。
流動促進剀
本発明の組成物は所望により、䟋えば錠剀金型ぞの打錠甚原料の流動性を高めるため、打錠甚原料のパンチたたは金型ぞの固着を防ぐためあるいは光沢を有する錠剀を補造するための、1皮類以䞊の薬孊的に蚱容される流動促進剀を含む。流動促進剀は、組成物の
補造䞭、いずれの適切なステップにおいおも加えるこずができるが、ずりわけ造粒の前に、あるいは錠剀圧瞮の前の混合ステップ䞭に加えるこずができる。
理論に捕らわれるわけではないが、堎合によっおは、䟋えばタルクたたは二酞化珪玠などの流動促進剀は、薬物凝集を阻害および/たたは枛少させる効果を有する薬物粒子間の
界面匵力を枛少するように䜜甚し、薬剀粉末の衚面の垯電を枛少するように䜜甚し、そしお薬物粒子の粒子間摩擊および衚面のでこがこ性を枛少するように䜜甚するず考えられる。䟋えば、York (1975) J. Pharm. Sci. , 64 (7), 1216-1221 を参照の事。
二酞化珪玠は、奜たしい流動促進剀である。本発明の組成物の補造における䜿甚のための適切な二酞化珪玠補品は、也匏シリカたたはコロむダルシリカ䟋えば、キャボットのCab-O-Sil(登録商暙)およびデグサの゚アロゞル(登録商暙))を含む。本発明の組成物に甚いる堎合、二酞化珪玠は、組成物の重量の玄005%から玄5%、奜たしくは玄01%から玄2%、そしおさらに奜たしくは玄025%から玄1%、䟋えば、玄05%の総量で存圚する。
颚味剀
本発明の組成物は、所望により1皮類以䞊の薬孊的に蚱容される颚味剀を含む。本発明
の組成物に甚いるこずができる颚味剀の非限定的な䟋は、ペパヌミント、スペアミント、ブドり、サクランボ、むチゎ、レモン、オレンゞなどを含む。
錠剀の特城
倧きさず圢
奜たしい実斜態様においお、本発明の組成物は、分離した固䜓の単䜍補剀であり、最も奜たしくは錠剀の圢である。本発明の錠剀は所望の倧きさ、䟋えば、8mm、10mm、12mm、
など圢、䟋えば円圢、楕円圢、長方圢など重量および厚さのいずれにも補造するこずができる。所望により、本発明の個䜓の単䜍補剀は、゚ッチングたたはモノグラムを片方たたは䞡方に有するこずができる。
厩壊
本発明の奜たしい錠剀組成物は、暙準的なin vitro 厩壊詊隓においお(䟋えば、米囜薬局方24(2000)、Test No. 701に埓っお)、300秒未満に、奜たしくは、玄200秒未満に、そ
しおさらに奜たしくは玄100秒未満に、䟋えば玄30秒未満に厩壊する。
あるいは、たたはさらに、本発明の奜たしい速溶組成物は、被隓者の口腔内においお、玄60秒以内に、奜たしくは玄30秒以内に、そしおさらに奜たしくは玄15秒以内に厩壊する。
硬床
本発明の固圢剀は、特城の䞭でずりわけ、組成ず共に倧きさず圢に䟝存する可胜性がある硬床を有する。錠剀硬床は、圓該技術分野に公知のいずれの方法によっおも枬定するこずができるが、䟋えば、錠剀硬床蚈(䟋えば、シュロニガヌ補)により枬定できる。奜たしくは、本発明の補剀は、玄1から10kp、そしおさらに奜たしくは玄1から玄6kpの硬床を有
する。
珟圚奜たしい実斜態様においお、本発明の固圢剀は、取り扱いのための十分な硬床を有し、それにより通垞の錠剀ず同様に実甚に䟛されるこずができる。本明现曞に䜿甚されおいる"取り扱いのための十分な硬床"ずいう甚語は、少なくずも暙準タむプのブリスタヌパックの剥離に耐えるこずができる硬床、あるいは包装、配送、携行などの他の取り扱いに耐える硬床を意味する。
本発明の錠剀は、奜たしくは、カバヌシヌトを通しお錠剀を抌すこずによる、暙準的なブリスタヌパックからの剥離の間に錠剀の砎損に耐えるための最小限の硬床を有する。適切な硬床は、玄8mmの盎埄を有する錠剀に関しお玄1kp以䞊であり、玄10mmの盎埄を有する錠剀に関しお玄15kpであり、そしお玄12mmの盎埄を有する錠剀の堎合、玄2kp以䞊であ
る。
もう1぀の、珟圚奜たしい実斜態様においお、本発明の錠剀は、個別に包装するのでは
なく、䟋えばガラスたたはプラスティックボトルにかかる錠剀を耇数包装するこずが、通垞の出荷および取り扱いの間、実質的な砎損たたは固着および/たたは融合を瀺すこずな
くできる。かかる包装を目的ずする錠剀は、奜たしくは、玄3kp以䞊の硬床を有する。
包装
本発明の組成物は、圓該技術分野に公知のいずれの適切な方法を甚いおも包装できる。䟋えば、耇数の速溶錠を、ガラスたたはプラスティックのボトルあるいは容噚などに䞀緒に包装するこずができる。あるいは、本発明の速溶錠を、プラスティックたたはホむル䞭に個別に包むか、あるいは呚知の圢のブリスタヌパックに包装するこずができる。Grabowskiぞの米囜特蚱第5954204号(本願に匕甚しお揎甚する)に開瀺されおいるような力配分特性の改善を䌎うブリスタヌパックは、本発明の速溶錠を包装するのにずりわけ有甚である。
速溶錠の投䞎
本発明の組成物は、被隓者の遞択たたは症状に基づき、いずれの経口投䞎法によっおも被隓者に投䞎するこずができる。䟋えば、本発明の速溶錠は、氎を甚いずに摂取するこずができる。口腔内に入れるこずにより、そしおずりわけ、ほほあるいは舌䞊で、かかる錠剀は唟液にさらされ、急速に厩壊しおその䞭に溶解する。厩壊速床および/たたは溶解速
床は、䟋えば口蓋および舌の間の圧力、あるいはなめ圧力あるいは吞匕圧力などの口腔内圧力が錠剀に加わった堎合、さらに増加する。
あるいは、本発明の錠剀は、口腔内を最し、錠剀の厩壊を助けるのに十分な量の氎の助けを借りお摂取するこずができる。たた、本発明の錠剀は、口腔内で完党にあるいは郚分的に厩壊した埌、少量の氎ず共に飲み蟌むこずができる。本発明の組成物はたた、盎接に氎ず共に飲み蟌むこずができる。
速溶錠の補造方法
以䞋に蚘茉する方法は、本発明のバルデコキシブ速溶錠を補造するための、非限定的な
、䟋瀺のための流動局造粒法である。重芁なこずには、補造方法の特定の蚭定ずパラメヌタヌは、ずりわけ望たしい性質を有する錠剀を補造するために圓業者により容易に最適化できるこずである。
この䟋瀺のための方法においお、急速な口腔内溶解を瀺す少なくずも぀の賊圢剀、甘味剀および所望により湿最剀および/たたは厩壊剀を、容噚䞭の氎に溶解(60℃で)しおス
プレヌ液を䜜成する。所望により流動促進剀(䟋えばコロむド状二酞化珪玠ず共に甚い
お、埮粒子状バルデコキシブを補粉し、薬剀粉末を䜜成する。スプレヌ液を甚いお、薬剀粉末を流動局造粒し、前打錠甚混合物を䜜成する。぀いで所望により、前打錠甚混合物を䟋えば颚味剀、甘味料、厩壊剀および滑沢剀などの任意の所望の医薬品賊圢剀ず混合し、打錠甚混合物を䜜成する。次に打錠甚混合物を回転匏錠剀機で圧瞮しお目的の錠剀重量ず硬床を埗る。぀いで埗られた錠剀を、湿床制埡チャンバヌ䞭で、䟋えば空気流凊理など、錠剀硬床増加の効果を有する凊理を受けさせる。
錠剀圧瞮
圧瞮は、前述のように補造した適切な量の顆粒の打錠甚混合物を䞊䞋のパンチの間で圧瞮し、材料を錠剀などの単䞀固圢剀に固める工皋である。本発明の速溶錠の補造法においお、䟋えば、単䞀パンチ錠剀機たたは高速回転匏錠剀機などを含むいずれの適切な圧瞮法も䜿甚できる。打錠圧力は限定されず、所望の硬床ず埗られる錠剀の溶解性に埓っお、適切な圧力を遞択するこずができる。すぐ次に述べる様に、錠剀を加枩および加湿凊理する堎合、奜たしくは玄075から玄15kpの最初の硬床(加枩および加湿凊理の前)に錠剀を
圧瞮する。
加枩および加湿凊理
所望により、本発明の錠剀は、錠剀圧瞮工皋の埌に、加熱および加湿凊理をするこずができる。かかる凊理は、䟋えば、錠剀硬床を増すために加湿チャンバヌ䞭で行うこずができる。䟋をあげれば、この凊理䞭、錠剀を最初に䟋えば、玄25℃から32℃および玄80の盞察湿床などの䜎枩で高湿床の空気流条件で玄45分から玄120分凊理する。぀いで、錠剀
を、䟋えば玄35℃から玄50℃ず30の盞察湿床などの高枩䜎湿床条件で玄45分から120
分間凊理する。理論に捕らわれるわけではないが、速溶錠を䜎枩/高湿床チャンバヌ凊理
に぀いで高枩/䜎湿床チャンバヌ凊理を行うこずにより、急速な厩壊および急速な溶解な
どの望たしい速溶性を犠牲にするこずなく、錠剀硬床および錠剀砎砕性を増すず考えられる。
本発明の組成物の有甚性
本発明の組成物は、炎症、疌痛および/たたは発熱を特城ずする障害を含むがこれに限
定されない、シクロオキシゲナヌれ(COX-)に媒介される倧倉広い範囲の障害の治療ず予防に有甚である。かかる組成物はずりわけ、COX-を超えるCOX-ぞの遞択性を欠く埓来の非ステロむド性抗炎症薬(NSAID)の組成物よりも有害な副䜜甚が著しく少ないずいう
さらなる利点を有する、䟋えば関節炎の治療における、抗炎症剀ずしお有甚である。ずりわけ、かかる組成物は、埓来のNSAIDの組成物ず比范しお、䞊郚消管朰瘍圢成および出血
を含む消化管毒性および消化管刺激䜜甚に関する朜圚力の軜枛、䜓液貯留および高血圧の増悪をきたす腎機胜䜎䞋などの腎性副䜜甚に関する朜圚力の軜枛、血小板機胜の抑制を含む出血時間に関する䜜甚の軜枛、およびおそらくはアスピリン喘息患者における喘息発䜜の誘発の軜枛効果を有する。埓っお、COX-2遞択的阻害剀を含んでなる本発明の組成物は
、埓来のNSAIDが犁忌である堎合、䟋えば消化性朰瘍、胃炎、限局性腞炎、朰瘍性倧腞炎
、憩宀炎あるいは消化管障害の再発歎を有する患者においお消化管出血、䜎プロトロンビン血症、血友病たたは他の出血障害などの貧血症を含む凝固障害腎疟患あるいは術前の患者たたは抗凝血物質を投䞎しおいる患者においお、かかるNSAIDの代替薬ずしおず
りわけ有甚である。
かかる組成物は、リりマチ様関節炎、脊怎関節症、通颚性関節炎、倉圢性関節症、党身性゚リスマトヌデス、および若幎性関節炎を非限定的に含む関節疟患の治療に有甚である
。
かかる組成物はたた、喘息、気管支炎 、生理痛、早期分嚩、腱炎、滑液包炎、アレルギヌ性神経炎、サむトメガロりむルス感染、HIV誘発アポトヌシスを含むアポトヌシ
ス、腰痛、肝炎を含む肝疟患、也癬、湿疹、アクネ、熱傷、皮膚炎、および日焌けを含む玫倖線照射障害などの皮膚関連疟患、ならびに癜内障たたは屈折矯正手術などの県手術に続くものを含む術埌炎症の治療にも有甚である。
かかる組成物は、炎症性腞疟患、クロヌン病、胃炎、過敏性腞症候矀および朰瘍性倧腞炎などの消化管疟患の治療に有甚である。
かかる組成物は、偏頭痛、結節性動脈呚囲炎、甲状腺炎、再生䞍良性貧血、ホゞキン病、匷皮症、リュりマチ熱、型糖尿病、重症筋無力症を含む神経筋接合郚疟患、倚発性硬化症を含む癜質疟患、サルコむドヌシス、ネフロヌれ症候矀、ベヌチェット症候矀、倚発性筋炎、歯肉炎、腎炎、過敏症、脳浮腫を含む損傷埌に生じる腫れ、心筋虚血などの疟患における炎症の治療に有甚である。
かかる組成物は、網膜炎、匷膜炎、䞊匷膜炎、結膜炎、網膜症、ブドり膜炎、しゅう明、および県組織ぞの急性損傷などの県疟患の治療に有甚である。
かかる組成物は、りむルス感染および嚢胞性線維症に䌎う肺炎の治療に、そしお骚粗しょう症を䌎う骚吞収の治療においお有甚である。
かかる組成物は、アルツハむマヌ病を含む皮質痎呆などの特定の䞭枢神経系疟患、神経倉性、および、脳卒䞭、虚血および倖傷に由来する䞭枢神経系損傷の治療に有甚である。本明现曞における"治療"ずいう甚語は、アルツハむマヌ病、血管性痎呆、倚発梗塞性痎呆、初老期痎呆、アルコヌル性痎呆および老幎期痎呆を含む痎呆の郚分的たたは総合的抑制を含む。
かかる組成物は、アレルギヌ性錻炎、呌吞窮迫症候矀 、内毒玠性ショック症候矀および肝疟患の治療に有甚である。
かかる組成物は、術埌疌痛、歯痛、筋肉痛、および癌に起因する疌痛を非限定的に含む疌痛の治療に有甚である。䟋えば、かかる組成物は、リュりマチ熱、むンフル゚ンザおよび通垞の颚邪を含む他のりむルス感染、頚郚および背郚痛、月経困難症、頭痛、歯痛、捻挫および挫傷、筋炎、神経痛、滑膜炎、関節炎(リりマチ様関節炎、倉圢性関節疟患(倉圢性関節症)、痛颚、および匷盎性脊怎炎を含む)滑液包炎、熱傷、および倖科および歯科治療埌の倖傷を含んでなる皮々の疟患における疌痛、発熱および炎症の回埩のために有甚である。
かかる組成物は、被隓者における炎症性心血管障害の治療および予防に有甚であるがこれに限定されない。かかる組成物は、血管疟患、冠動脈疟患、動脈瘀、血管拒絶、動脈硬化症、心臓移怍埌のアテロヌム性動脈硬化症を含むアテロヌム性動脈硬化症、心筋梗塞、塞栓症、脳卒䞭、静脈血栓症を含む血栓症、䞍安定狭心症を含む狭心症、冠動脈プラヌクの炎症、クラミゞア誘発性炎症を含む埮生物誘発性炎症、りむルス誘発性炎症、および冠動脈バむパス術、血行再建術(血管圢成、ステント留眮、動脈内膜切陀を含む)たたは動脈、静脈および毛现管に関する他の䟵襲的手術を含む血管移怍術などの倖科手術に䌎う炎症の治療および予防に有甚である。
かかる組成物は、䟋えば腫瘍の血管新生を阻害する、被隓者における血管新生関連疟患の治療に有甚であるが、これに限定されない。かかる組成物は、転移を含む新生物の治療に有甚であり角膜移怍拒絶反応、県内血管新生、損傷たたは感染に続く血管新生を含むレチナヌル血管新生、糖尿病性網膜症、黄斑倉性、埌氎晶䜓線維増殖および新生血管緑内
障を含む緑内障胃朰瘍などの朰瘍性疟患幌児性血管腫、䞊咜頭の血管線維腫、および無血管性骚壊死を含む血管腫などの病的ではあるが非腫瘍性の疟患および子宮内膜症などの女性生殖系疟患の治療に有甚である。
かかる組成物は、癌を含む良性腫瘍および悪性腫瘍/新生物の予防たたは治療に有甚で
あり、䟋えば、結腞盎腞癌、脳腫瘍、骚肉腫、基底现胞癌などの䞊皮现胞由来新生物(侊
皮癌)、腺癌、口唇癌などの消化噚癌、口腔癌、食道癌、小腞癌、胃癌、結腞癌、肝臓癌
、膀胱癌、膵臓癌、卵巣癌、子宮頚癌、肺癌、乳癌および扁平䞊皮癌および基底现胞癌などの皮膚癌、前立腺癌、腎现胞癌および䜓䞭の䞊皮现胞を冒す他の公知の癌に有甚である。本発明の組成物がずりわけ有甚ず考えられる、治療に適した新生物は、消化噚癌、バレット食道、肝臓癌、膀胱癌、膵臓癌、卵巣癌、前立腺癌、子宮頚癌、肺癌、乳癌および扁平䞊皮癌および基底现胞癌などの皮膚癌である。本発明の組成物は、攟射腺治療に䌎い生じる線維症の治療にも有甚である。かかる組成物は、家族性倧腞線維症(FAP)を有する被
隓者を含む線維症ポリヌプを有する被隓者の治療に䜿甚するこずができる。さらに、かかる組成物は、FAPのリスク患者においお圢成されるポリヌプを予防するために䜿甚するこ
ずができる。
かかる組成物は、収瞮性プロスタノむドの合成を阻害するこずによりプロスタノむド誘発平滑筋収瞮を阻害し、それゆえに、月経困難症、早期分嚩、喘息および奜酞球性疟患の治療に䜿甚できる。かかる組成物はたた、ずりわけ閉経期の女性における骚量枛少の抑制(即ち骚粗しょう症の治療)に䜿甚でき、そしお緑内障の治療に䜿甚できる。
本発明の組成物の奜たしい䜿甚は、リりマチ様関節炎および倉圢性関節症の治療、䞀般的な疌痛凊理(ずりわけ、口腔手術埌の疌痛、䞀般手術埌の疌痛、敎圢手術埌の疌痛、お
よび倉圢性関節症の激しい発赀)、アルツハむマヌ病の治療、および結腞癌の化孊予防の
ためのものである。
ヒトの治療に有甚であるこずに加えお、本発明の組成物はたた、ペット動物、倖来動物、蟲園動物など(ずりわけ、げっ歯動物を含む哺乳動物)の獣医治療にも有甚である。さらに特別には、本発明の組成物は、りマ、むヌ、およびネコにおけるシクロオキシゲナヌれ2媒介性疟患の獣医治療に有甚である。
本発明はたた、シクロオキシゲナヌれ2阻害剀を甚いる治療が必芁ずされる堎合の、症
状たたは障害を凊眮する治療法に関し、かかる薬剀を必芁ずする患者ぞの本発明の1皮類
以䞊の組成物の経口投䞎を含んでなる方法に関する。症状たたは障害の予防、それに由来する苊痛の陀去あるいは改善するための投薬蚈画は、奜たしくは、日に回あるいは日に回の服甚に察応するが、皮々の因子に基づき倉曎するこずができる。これらの因子は、患者の䜓型、幎霢、䜓重、性別、食逌療法および病態ならびに、障害の性質ず重節床を含む。埓っお、実際に甚いる投䞎蚈画は、広く倉化するこずができ、それゆえに前蚘の奜たしい投䞎蚈画から倖れる堎合がある。
シクロオキシゲナヌれ2阻害剀を甚いる治療が必芁ずされる症状たたは障害を患う患者
の最初の治療は、前蚘の投䞎蚈画ではじめるこずができる。治療は、䞀般的に蚀っお、必芁に応じお、症状たたは障害が抑制たたは陀去されるたで数週間から数ヶ月、あるいは数幎の間続ける。本発明の組成物を甚いる治療を行っおいる患者は、圓業界に公知のいずれの方法を甚いおも、治療の有効性を枬定するために、ルヌチンにモニタ-するこずができ
る。かかるモニタリングから埗られる継続的な分析は、本薬剀の適切な有効量をどのような適切な時点でも投䞎し、治療の持続時間を決定できるように治療䞭の治療凊方蚈画の倉曎を可胜にする。
このようにしお、十分な効果を瀺す薬物の最䜎量を投䞎し、症状たたは障害を有効に治療するのに十分な期間にだけ投䞎を続けるために、治療凊方蚈画ず投䞎蚈画を治療期間にわたっお合理的に修正するこずができる。
本組成物は、ずりわけ、麻薬性鎮痛剀、Ό受容䜓アンタゎニスト、κ受容䜓アンタゎニスト、非麻薬性(即ち、垞習性のない)鎮痛剀、モノアミン取り蟌み阻害剀、アデノシン調節剀、カンナビノむド誘導䜓、サブスタンスPアンタゎニスト、ニュヌロキニン1受容䜓アンタゎニストおよびナトリりムチャンネル遮断薬を含む、オピオむドおよび他の鎮痛剀ずの䜵甚療法で甚いるこずができる。奜たしい䜵甚療法は、アセクロフェナク、アセメタシン、ε-アセトアミドカプロン酞、アセトアミノフェン、アセトアニリド、アセチルサリ
チル酞(アスピリン)、-アデノシルメチオニン、アルクロフェナック、アルフェンタニ
ル、アリルプロゞン、アルミノプロフェン、アロキシプリン、アルファプロゞン、ビス(
アセチルサリチル酞)アルミニりム、アムフェナック、アミノクロロテノキサゞン、−
アミノ−−ヒドロキシ酪酞、−アミノ−−ピコリン、アミノプロピロン、アミノピリン、アミキセトリン、サリチル酞アンモニりム、アンピロキシカム、アントルメチングアシル、アニレリゞン、アンチピリン、サリチル酞アンチピリン、アントラフェニン、アパゟン、ベンダザック、ベノリラヌト、ベノキサプロフェン、ベンゟピペリロン、ベンゞダミン、ベンゞルモルヒネ、ベルモプロフェン、ベゞトラミド、α−ビサボロヌル、ブロモフェナック、−ブロモアセトアニリド、酢酞−ブロモ酢酞、ブロモサリゲニン、ブクロキシ酞、ブコロヌム、ブフェキサマック、ブマディゟン、ブプレノルフィン、ブタセチン、ブチブフェン、ブトファノヌル、アセチルサリチル酞カルシりム、カルバマれピン、カルビフェン、カルプロフェン、カルサラム、クロロブタノヌル、クロロテノキサゞン、サリチル酞コリン、シンコフェン、シンメタシン、シラマドヌル、クリダナク、クロメタシン、クロニタれン、クロニキシン、クロピラック、クロヌブ、コデむン、ブロモメチルコデむン、リン酞コデむン、硫酞コデむン、クロプロパミド、クロテタミド、デ゜モルヒネ、デキ゜キサドロヌル、デキストロモラミド、デゟシン、ゞアムプロミド、ゞクロフェナクナトリりム、ゞフェナミゟヌル、ゞフェンピラミド、ゞフルニサル、ゞヒドロコデむン、ゞヒドロコデむノン゚ノヌルアセテヌト、ゞヒドロモルヒネ、アセチルサリチル酞ゞヒドロキシアルミニりム、ゞメノキサドヌル、ゞメフェプタノヌル、ゞメチルチアンブテン、ゞオキサフェチル、酪酞ゞオキサフェチル、ゞピパノン、ゞプロセチル、ゞピロン、ゞタゟヌル、ドロキシカム、゚モルファゟン、゚ンフェナミン酞、゚ピリゟヌル、゚プタゟシン、゚テルサレヌト、゚テンザミド、゚トヘプタゞン、゚トキサれン、゚チルメチルチアンブテン、゚チルモルヒネ、゚トドラク、゚トフェナメヌト、゚トニタれン、オむゲノヌル、フェルビナク、フェンブフェン、フェンクロゞン酞、フェンドサル、フェノプロフェン、フェンタニル、フェンチアザク、フェプラゞノヌル、フェプラゟン、フロクタフェニン、フルフェナミン酞、フルノキサプロフェン、フルオレゟン、フルピルチン、フルプロクアゟン、フルルビプロフェン、フォスフォサル、ゲンチゞン酞、グラフェニン、グルカメタシン、サリチル酞グリコヌル、グアむアズレン、ヒドロコドン、ヒドロモルホン、ヒドロキシペチゞン、むブフェナク、むブプロフェン、むブプロキサム、サリチル酞むミダゟヌル、むンドメタシン、むンドプロフェン、む゜フェゟラク、む゜ラドヌル、む゜メタドン、む゜ニキシン、む゜キセパク、む゜キシカム、ケトベミドン、ケトプロフェン、ケトロラク、−ラクトフェネチド、レフェタミン、レボルファノヌル、ロフェンタニル、ロナゟラク、ロルノキシカム、ロキ゜プロフェン、アセチルサリチル酞リゞン、アセチルサリチル酞マグネシりム、メクロフェナミン酞、メフェナミン酞、メペリゞン、メプタゞノヌル、メサラミン、メタゟシン、メタドン塩酞塩、メチアゞニン酞、メトフォリン、メトポン、モフェブタゟン、モフェゟラク、モラゟン、モルヒネ、モルヒネ塩酞塩、モルヒネ硫酞塩、サリチル酞モルホリン、ミロフィン、ナブメトン、ナルブフィン、サリチル酞−ナフチル、ナプロキセン、ナルセむン、ネフォパム、ニコモルヒネ、ニフェナゟン、ニフルミン酞、ニメスリド、'−ニトロ−'−プロポキシアセトアニリド、ノルレボルファノヌル、ノルメタドン、ノルモルヒネ、ノルピパノン、オルサラゞン、アヘン
、オキサセプロヌル、オキサメタシン、オキサプロゞン、オキシコドン、オキシモルホン、オキシフェンブタゟン、パパベレツム、パラニリン、パルサルミド、ペンタゟシン、ペリ゜キサル、フェナセチン、フェナドキ゜ン、フェナゟシン、フェナゟピリゞン塩酞塩、フェノコヌル、フェノペリゞン、フェノピラゟン、アセチルサリチル酞フェニル、フェニルブタゟン、サリチル酞フェニル、フェニラミドヌル、ピケトプロフェン、ピミノゞン、ピペブゟン、ピペリロン、ピプロフェン、ピラゟラク、ピリトラミド、ピロキシカム、プラノプロフェン、プログルメタシン、プロヘプタゞン、プロメドヌル、プロパセタモヌル、プロピラム、プロポキシフェン、プロピフェナゟン、プロクアゟン、プロチゞン酞、ラミフェナゟン、レミフェンタニル、メチル硫酞リマゟリりム、サラセタミド、サリシン、サリチルアミド、サリチルアミドo-酢酞、サリチル硫酞、サルサルテ、サルベリン、シメトリド、サリチル酞ナトリりム、スフェンタニル、スルファサラゞン、スリンダック、スヌパヌオキシドゞスムタヌれ、スプロフェン、スクシブゟン、タルニフルメヌト、テニダプ、テノキシカム、テロフェナメヌト、テトランドリン、チアゟリノブタゟン、チアプロフェン酞、チアラミド、チリゞン、チノリゞン、トルフェナミン酞、トルメチン、トラマドヌル、トロペシン、ビミノヌル、キセンブシン、キシモプロフェン、ザルトプロフェンおよびゟメピラックから遞択される1皮類以䞊の化合物ず本発明の組成物の䜿甚を含む(The Merck Index, 第版(1996、Therapeutic Category and Biological Activity Index,ずそこに掲茉されおいる"鎮痛剀”、"抗炎症剀"、および”解熱剀”ずいう芋出しの衚を参照の事)。
ずりわけ奜たしい䜵甚療法は、本は発明の組成物(䟋えば本発明のバルデコキシブ組成
物)ず、オピオむド化合物(さらに特別にはオピオむド化合物がコデむン、メペリゞン、モルヒネたたはその誘導䜓などの堎合)の䜿甚を含む。
バルデコキシブず䜵甚で投䞎される化合物は、バルデコキシブず分離しお補剀化するこずもできるし、あるいは本発明の組成物䞭のバルデコキシブず䞀緒に補剀化するこずもできる。バルデコキシブが䟋えばオピオむド薬物などのもう぀の薬物ず䞀緒に補剀化される堎合、このもう぀の薬物は、即時攟出、急速な䜜甚開始、埐攟性たたは二元攟出性の圢で補剀化できる。
本発明の぀の実斜態様においお、ずりわけシクロオキシゲナヌれ媒介性症状が頭痛たたは片頭痛の堎合、血管調節剀、奜たしくは血管調節䜜甚を有するキサンチン誘導䜓、さらに奜たしくはアルキルキサンチン化合物ずの䜵甚療法でバルデコキシブ組成物が投䞎される。
本明现曞に蚘茉されおいるようなアルキルキサンチン化合物がバルデコキシブ組成物ず同時投䞎される䜵甚療法は、アルキルキサンチンが血管調節剀であるかどうか、あるいは䜵甚剀の治療効果が血管調節効果にどの皋床貢献しおいるかどうかにかかわらず、本発明の実斜態様に含たれる。本明现曞における"アルキルキサンチン"ずいう甚語は、皮類以䞊のC1-4アルキル(奜たしくはメチル)眮換基を有するキサンチン誘導䜓、およびかかるキサンチン誘導䜓の薬孊的に蚱容される塩を含む。カフェむン、テオブロミンおよびテオフィリンを含むゞメチルキサンチン類およびトリメチルキサンチン類がずりわけ奜たしい。最も奜たしくは、アルキルキサンチン化合物はカフェむンである。
バルデコキシブおよび血管調節剀たたはアルキルキサンチンの投䞎の総量たたは盞察量は、頭痛たたは片頭痛に関連する疌痛軜枛の治療効果を有するおよび/たたは予防効果を
有する様に遞択される。適切な投䞎量は、頭痛の重節床および特定の血管調節剀たたは遞択されたアルキルキサンチンによっお決たる。䟋えば、バルデコキシブずカフェむンの䜵甚療法においお、䞀般的に、バルデコキシブは玄1mgから100mgの䞀日量で、奜たしくは玄5mgから50mgで、そしおカフェむンは玄1mgから玄500mgの䞀日量で、奜たしくは玄10mgか
ら玄400mgで、さらに奜たしくは玄20mgから玄300mgで投䞎される。
䜵甚療法の血管調節剀たたはアルキルキサンチン成分は、任意の適切な補剀で、任意の投䞎経路により投䞎できるが、奜たしくは経口投䞎で投䞎される。血管調節剀あるいはアルキルキサンチンは、所望により、本発明の成圢品に、バルデコキシブず混合補剀化できる。埓っお、本発明の成圢品は、所望により、前蚘の投䞎量ず䞀臎する総量および盞察量で、バルデコキシブおよび血管調節剀たたはカフェむンなどのアルキルキサンチンの䞡方を含む。
本実斜態様の組成物における、バルデコキシブおよび血管調節剀たたはアルキルキサンチンの量に関する、”疌痛を軜枛するために有効な総量および盞察量で”ずいう甚語は、これらの量が、(a) これら䞡方の成分が疌痛の軜枛に有効であり、そしお(b) もう䞀方の成分が、かかる症状を軜枛するために十分な量存圚しないかあるいは存圚しないだろうず考えられる堎合、各成分は、頭痛軜枛効果に貢献できる、あるいはできるだろうず期埅される、ような量を意味する。
実斜䟋)
以䞋の実斜䟋に本発明の偎面を䟋瀺するが、これを制限ず解釈しおはならない。
実斜䟋1
バルデコキシブ速溶錠(バッチA、以埌これを速溶錠Aずも呌ぶ)を以䞋の方法に埓っお補造した。バルデコキシブ(950g)ずコロむド状二酞化珪玠(50g)を共に補粉し、薬剀粉末を
䜜成した。ラりリル硫酞ナトリりム(SLS25g)、アセスルファムK(9g)、マンニトヌル(300g)、およびマルトヌス(75g)を氎に60℃で溶解し、スプレヌ液を䜜成した。薬剀顆粒を䜜成するために、以䞋の条件でスプレヌ液を甚いお薬剀粉末を流動局造粒した導入空気枩床70℃導入空気量 10-30CFMスプレヌ速床30g/分。薬剀顆粒の組成を衚1に瀺
す。
Figure 2005512990
぀いで、前蚘で補造した薬剀顆粒を、プラセボ顆粒(箄93%のマンニトヌルおよび7%の前もっお湿らせたマルトヌスを造粒したものを含む、ステアリン酞マグネシりム、ステアリン酞、アセスルファムKおよびペパヌミントず混合し、打錠甚混合物を䜜成した。速溶
錠Aは、カヌバヌプレス(carver press)で400mgの打錠甚混合物を圧瞮しお䜜成した。速溶錠Aの組成を衚2に瀺す。
Figure 2005512990
実斜䟋2
ビヌグル犬における、バルデコキシブ速溶錠Aの薬物動態孊的性質を枬定するために、
研究を行った。バルデコキシブ速溶錠Aを4匹のむヌのそれぞれに投䞎した。経口投䞎の投䞎前、および経口投䞎の、05、1、15、2、25、3、4、、、12、および24時間埌に、静脈血を採取した。3000Gの遠心分離により血液から血挿を分離し、このサンプルを
分析たで−20℃で保存した。血枅䞭のバルデコキシブの濃床を、HPLC分析を甚いお枬定した。結果を衚3に瀺す。
Figure 2005512990
実斜䟋3
バルデコキシブ速溶錠(バッチB、以埌速溶錠Bずも呌ぶ)を以䞋の方法に埓っお補造した。バルデコキシブずコロむド状二酞化珪玠を䞀緒に粉末化し、薬剀粉末を䜜成した。ラりリル硫酞ナトリりム、アセスルファムK、マンニトヌル、およびマルトヌスを60℃以䞊に
維持した氎に溶解し、スプレヌ液を䜜成した。薬剀顆粒を䜜成するために、薬剀粉末を、以䞋の条件でスプレヌ液を甚いお流動局造粒した導入空気枩床70℃導入空気量10-30CFMスプレヌ速床30g/分。薬剀顆粒の組成を衚4に瀺す。
Figure 2005512990
぀いで、前蚘で䜜成した薬剀顆粒を、プラセボ顆粒(箄93%のマンニトヌルず前もっおぬ
らした7%マルトヌスを造粒したものを含む)、ステアリン酞マグネシりム、ステアリン酞
、アセスルファムK、およびペパヌミントを混合し、打錠甚混合物を䜜成した。速溶錠Bは、カヌバヌプレスを甚いお、400mgの打錠甚混合物を圧瞮するこずにより䜜成した。速溶
錠Bの組成を衚5に瀺す。
Figure 2005512990
実斜䟋
実斜䟋の速溶錠Bおよび垂販の40mgベクストラ(登録商暙)錠のin vitro 溶出挙動を、%ラりリル硫酞ナトリりム溶液1000mlずUSPII型装眮を甚いお枬定した。衚に瀺したデヌタは、速溶錠Bのほうがベクストラ(登録商暙)錠よりも速い溶解を瀺したこずを瀺しお
いる。
Figure 2005512990
実斜䟋
いく぀かの察照バルデコキシブ速溶錠(C-C5)を、以䞋の䞀般的方法に埓っお補造した。
1バルデコキシブ、二酞化珪玠および䜎成圢性のマンニトヌルをCo-mil 䞭で粉砕し、薬剀粉末混合物を䜜成した。
2薬剀粉末混合物は流動状態であり、マルトヌスを含む氎溶液を流動局粉末にスプレヌ
しお顆粒を埗た。぀いで湿った顆粒を流動局也燥した。
3埗られた也燥顆粒を、Co-mil を甚いお補粉工皋に付し、ミルで加工した顆粒を埗た。4ミルで加工した顆粒を颚味剀(スペアミント、ペパヌミント、チェリヌ、むチゎたたはオレンゞ颚味、甘味剀(アセスルファムK)および滑沢剀(ステアリン酞マグネシりムおよびステアリン酞)ず混合し、混合物を䜜成した。
5぀いでこの混合物400mgを圧瞮しお、玄1から2kbの最初の硬床を有する錠剀を䜜成した。
6枩床および盞察湿床条件の2皮類の特定のセットの空気が埪環しおいるチャンバヌ䞭で、この錠剀を凊理した。最初に、25℃の枩床ず80%の盞察湿床の空気をチャンバヌ䞭玄60
分埪環させた。二番目に、玄40℃の枩床ず30%の盞察湿床の空気をチャンバヌ䞭玄60分埪
環させた。
察照バルデコキシブ速溶錠C1-C5の組成(重量%)ã‚’è¡š7に瀺す。
Figure 2005512990
実斜䟋6
実斜䟋3の速溶錠B、実斜䟋5の察照速溶錠C1-C5、本発明ず関連の無いバルデコキシブ速溶錠、および他の掻性成分を含む垂販の溶解錠を、以䞋の方法に埓っお味芚詊隓で評䟡した。4名から5名の専門官胜パネリストを遞出し、各パネリスト(男性/女性)の舌の䞊に速
溶錠を投䞎した。パネリストは、噛たずにその口蓋に察しお錠剀をゆっくり転がし、同時に官胜情報ず厩壊完了時間を蚘録した。官胜情報は、颚味の質、苊味、豊かさ、きめ、口圓たり(䟋えば、ざらざら感)およびあず味などの、各錠剀に関連した官胜的特質を含む。錠剀間の知芚による差異を衚珟するための分類別の単䜍尺床に埓っお、これらの特質のそれぞれを蚘茉した。
錠剀が党お厩壊した埌、パネリストは、30分間に枡っお官胜的あず味を蚘録した。各錠剀に぀いお3回評䟡し、党おのサンプルをパネリストに提瀺するために暗号化した。颚味
の質係数を、詊隓したそれぞれの組成物に䞎え、衚8に蚘茉した(䜎めの係数倀はより良い党般的な颚味の質を瀺す。各組成物のきめもたた評䟡し、ざらざら感係数倀ずしお衚8に蚘録した(係数倀が䜎いほど、ざらざら感が少ない、滑らかな組成物である。さらに、錠剀厩壊時間も評䟡しお衚に蚘録した。
Figure 2005512990
è¡š8に瀺すように、速溶錠Bは、実斜䟋5の察照バルデコキシブ速溶組成物C1-C5のどれよ
りも、良奜な党般的颚味の質より䜎い颚味の質係数を瀺した。さらに、速溶錠Bは、
察照バルデコキシブ速溶組成物C1-C5のどれよりも、より匱いざらざら感の口圓たり(より䜎いざらざら感係数倀)を瀺した。最埌に、速溶錠Bは、察照バルデコキシブ速溶組成物C1-C5のどれよりも、速い厩壊時間を瀺した。
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