JP2005509807A - 浮動ケージナット・ファスナ - Google Patents
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Abstract
貫通ボアを定める本体を有するケージナット組立体が開示される。このケージは、本体より低い濡れ性をもつ少なくとも1つの面を有する本体の少なくとも一部の周りに配置され、該本体と該ケージとの間の被覆架橋の形成を阻止する。
Description
本発明は、ケージに入れられたねじ付きファスナに関し、より具体的には、塗装又は他の被覆を塗布することによって、ねじ付きファスナがケージに付着する問題を最小にするケージ入りファスナに関する。
常に増加する設計の要求と共に、より広範な顧客ニーズに対処する車両を提供するために、単一車体構造の可撓性及び適応性がますます必要とされる。単一車体構造に連結される部品及び構造体の数の増加により、設計者は、一貫して、単一車体のフレームにねじ付きファスナを追加してきた。製造公差のばらつきのため、ファスナは、最終組立ての際に一定の位置調整を行うことができる形態で単一車体のフレームに連結することが必要とされる。この位置調整は、ケージ入りファスナである雌型ファスナを用いることによってもたらされる。典型的には、これは、内部の車体フレームに取り付けられた構造体内でケージ入りナットの形態を取る。ケージは、ナットに一定範囲の動きを与えるように構成されるので、部品をフレームに連結する時に、該部品と該フレームの位置合わせを、該部品と該フレームが製造基準を満たすまで調整することができる。
しかしながら、部品をフレームに連結する前に、フレームは、一般に、e−コート処理を用いて塗装又は被覆される。現在に至るまで、フレームの塗装段階が、ファスナをケージに付着させることが多い。このことにより、ファスナをケージ内で調整することができなくなり、よって製品の最終組立てにおける公差の問題が生じる。公差の問題を防止するために、ファスナがケージに付着されていないことを保証する塗装後の後処理検査が必要とされる。被覆によってファスナがケージに付着された場合には、後処理を再加工し、該ファスナを解放しなければならない。
したがって、本発明は、従来技術のケージナットの問題及び欠点を克服するサブストラクチャに溶接可能なケージナット・ファスナを提供するものである。手短に言うと、本発明は、ねじ付きファスナと、該ファスナをサブストラクチャに締結することができ、被覆がケージに付着するのを阻止する被覆を有するファスナ・ケージとを含む。
本発明のさらなる適用領域は、以下に与えられる詳細な説明から明らかになるであろう。詳細な発明及び特定の例は、本発明の好ましい実施形態を示すが、例示の目的のために意図され、本発明の範囲を限定するように意図されるものではないことを理解すべきである。
本発明の最大の利点は、以下の明細書を読み、図面を参照することにより、当業者には明らかになるであろう。
以下の好ましい実施形態の説明は、本質的には単に例示的なものであって、本発明、その用途、又は使用を限定することを意図しているものではない。
図1から図3までを参照すると、全体を8で示されるケージナット・ファスナが、平坦な基部12に連結された本体16を有する。本体16及び平坦な基部12は、ねじ切られた貫通ボア14を定める。平坦な基部12は、基部上面18と基部下面20とを有する。ケージナット組立体8は、一般に、平坦な基部12の周りに配置されたケージ22をさらに有する。ケージ22は、ケージ上面34とケージ下面32とを有する。さらに、ケージ22は、2つの対のフランジ28を定める。フランジ28は、本体16の形状にほぼ対応する切り出し部分26を定める。
以下の好ましい実施形態の説明は、本質的には単に例示的なものであって、本発明、その用途、又は使用を限定することを意図しているものではない。
図1から図3までを参照すると、全体を8で示されるケージナット・ファスナが、平坦な基部12に連結された本体16を有する。本体16及び平坦な基部12は、ねじ切られた貫通ボア14を定める。平坦な基部12は、基部上面18と基部下面20とを有する。ケージナット組立体8は、一般に、平坦な基部12の周りに配置されたケージ22をさらに有する。ケージ22は、ケージ上面34とケージ下面32とを有する。さらに、ケージ22は、2つの対のフランジ28を定める。フランジ28は、本体16の形状にほぼ対応する切り出し部分26を定める。
図2に最も良く見られるように、フランジ要素28は、本体16の平坦な基部12を囲むように折り畳まれる。フランジ28は、ケージ22から遠ざかるような本体16の動きを制限するように配置される。さらに、切り出し部26は、組立体内での本体16の平面的な動きを制限するように配置される。
ケージ22は、本体16が制限された範囲で動くように構成される。図2及び図3に見られるように、ケージにより、ケージ上面34から遠ざかるようなわずかな動きが可能になり、該ケージ上面34にほぼ平行な平面的な動きも可能になる。この平面的な動きは、通常制限されており、切り出し部と本体16との間のスペースによって定められる。
図3に最も良く見られるように、ケージ22は、六角形の本体16又は平坦な基部12に直接面する面上に配置された被覆層35を有する。この被覆は、低い濡れ性を有する、好ましくは本体16より低い濡れ性を有する面を提供する。このことは、その後同様に被覆されるケージ22に噴霧されるあらゆる被覆の濡れ量を著しく減少させる。
ケージ22は、本体16が制限された範囲で動くように構成される。図2及び図3に見られるように、ケージにより、ケージ上面34から遠ざかるようなわずかな動きが可能になり、該ケージ上面34にほぼ平行な平面的な動きも可能になる。この平面的な動きは、通常制限されており、切り出し部と本体16との間のスペースによって定められる。
図3に最も良く見られるように、ケージ22は、六角形の本体16又は平坦な基部12に直接面する面上に配置された被覆層35を有する。この被覆は、低い濡れ性を有する、好ましくは本体16より低い濡れ性を有する面を提供する。このことは、その後同様に被覆されるケージ22に噴霧されるあらゆる被覆の濡れ量を著しく減少させる。
被覆35は、2mg/sq.ft.から9mg/sq.ft.まで、好ましくは3mg/sq.ft.から5mg/sq.ft.までの重量で塗布し、約0.3より小さい、より好ましくは0.2より小さい動的摩擦係数をもつことが好ましい。この被覆は、リン酸不動態化処理を用いた六価及び三価クロム(Betz LaboratoriesからPermatreat 2510として入手可能な)、パラフィン蝋(融点華氏122−130度)と、ペンシルベニア州フィラデルフィアのScholler Inc.社からTrisco Tex CNとして入手可能な非イオン性界面活性剤(HLB4.7)及び非イオン性界面活性剤(HLB14.9)のブレンドとを含む混合物、パラフィン蝋(融点華氏131度)と、非イオン性界面活性剤(HLB4.7)及び非イオン性界面活性剤(HLB14.9)のブレンドとを含む混合物、パラフィン蝋(融点華氏139−135度)と、非イオン性界面活性剤(HLB4.7)及び非イオン性界面活性剤(HLB14.9)のブレンドとを含む混合物、パラフィン蝋(融点華氏140−145度)と、非イオン性界面活性剤(HLB4.7)及び非イオン性界面活性剤(HLB14.9)のブレンドとを含む混合物、パラフィン蝋(融点華氏160−165度)と、非イオン性界面活性剤(HLB4.7)及び非イオン性界面活性剤(HLB14.9)のブレンドとを含む混合物、又はそれらの混合物の群から選択することができる。或いは、被覆は、PTEFのようなフッ素重合体、e−コート層、又はBetzDearbornからのDC−9870とすることができる。
被覆35は、あらゆる付加的なe−コート又は塗装がケージ22に付着するのを防止するように機能する。本体16及び平坦な基部12が塗装又は被覆される際、被覆35は、本体16、平坦な基部12、及びねじ切られた貫通ボア14に付着する。しかしながら、被覆35は、該被覆35の表面に塗装が付着することに対して著しい耐性を示す。このことは、被覆架橋の形成を防止し、本体16及び平坦な基部12が、ケージ22内で自由に浮動することを可能にする。この被覆は、ケージ22の上面34にだけ付着することができる。さらに、この被覆は、ケージ下面32及び切り出し部26の表面を覆うことができる。
本発明の組立体の被覆されたケージは、非常に低い摩擦係数を有する表面を提供し、これにより塗料の排水を可能にし、本体16とケージ22との間の接触を最小にすることによって、塗料の付着の問題を最小にするものである。これらの改良点は、塗装後の再加工の量を減少させることによって、製造速度を著しく増大させる。
任意に、ケージ及び/又はナットを、こびりつかない被覆物で被覆することができる。具体的には、ケージ又はナットは、約5%から約30%まで、好ましくは10%から20%までのPTFEを含むエポキシ被覆物で被覆することができる。PTFEは、粉末形態としてもよい。この材料の例は、オハイオ州のEnvironmental Protective Coatingsにより製造されたE−Coat Blockである。
任意に、ケージ及び/又はナットを、こびりつかない被覆物で被覆することができる。具体的には、ケージ又はナットは、約5%から約30%まで、好ましくは10%から20%までのPTFEを含むエポキシ被覆物で被覆することができる。PTFEは、粉末形態としてもよい。この材料の例は、オハイオ州のEnvironmental Protective Coatingsにより製造されたE−Coat Blockである。
この点で、本体16を、ケージナット組立体を形成する前に、約10%から約20%まで、好ましくは約12%から約18%まで、最も好ましくは約15%の揮発性溶剤と、約15%から約35%まで、好ましくは約20%から約30%まで、最も好ましくは約26%のエポキシと、約40%から約60%まで、好ましくは約26%から約50%まで、最も好ましくは約48%の水と、約5%から約15%まで、好ましくは約9%の灰との混合物で被覆できることが具体的に考えられる。
被覆は、エポキシの架橋結合を助ける少量のアミン物質を含む。使用することができるエポキシの例は、ビスフェノール・エポキシである。灰は、Ti又はFe物質の形態をとることができる。
被覆材料のエポキシは、水と揮発性溶剤の中に懸濁した状態で保持される。本発明による被覆は、樹脂の多い表面被覆を形成するために、ある点より下の結合剤比率の顔料を含むと考えられる。この樹脂の多い被覆は、光沢があり、ナットへの如何なるe−コートの付着も抑制する。さらに、樹脂の多い被覆は、弱いものであり、小さなe−コート架橋が形成された場合には破損する。
被覆は、エポキシの架橋結合を助ける少量のアミン物質を含む。使用することができるエポキシの例は、ビスフェノール・エポキシである。灰は、Ti又はFe物質の形態をとることができる。
被覆材料のエポキシは、水と揮発性溶剤の中に懸濁した状態で保持される。本発明による被覆は、樹脂の多い表面被覆を形成するために、ある点より下の結合剤比率の顔料を含むと考えられる。この樹脂の多い被覆は、光沢があり、ナットへの如何なるe−コートの付着も抑制する。さらに、樹脂の多い被覆は、弱いものであり、小さなe−コート架橋が形成された場合には破損する。
この点で、乾燥すると、揮発性溶剤と水は飛ばされ、架橋結合されたエポキシ及び灰の被覆を有する本体部品16及び平坦な基部12が残る。本体16と基部12は、50%から90%までのエポキシと15%から30%までの灰を有する材料で被覆することができる。具体的な例としては、本体16及び基部12は、75%のエポキシと25%の灰を有する層で被覆することができる。この特定の組み合わせは、ナット上の被覆が、e−コートの塗布前に標準的な製造環境に耐えることを可能にすることが見出された。さらに、この灰材料の割合は、適切な被覆の膨張率を可能にし、被覆をナットに適切に付着させることを可能にすることが、さらに考えられる。
或いは、ケージ又はファスナのいずれかを、三価クロムを含むPermatreat 2550又はBetz DC−1578Aのいずれかで被覆することができる。ケージ22及び本体16は、前述の材料のいずれを用いても被覆できると考えられる。さらに、本体16は、異なる材料で被覆することができる。例として、本体16は、E−COAT BLOCKで被覆することができ、ケージ22は、Permatreat 2550で被覆することができる。ケージを溶接しなければならない時には、該ケージが導電性であることが好ましい。
本発明の説明は、本質的には単に例示的なものであり、よって本発明の趣旨から逸脱しない変形物は、本発明の範囲内に含まれることが意図されている。こうした変形は、本発明の精神及び範囲からの逸脱としてみなされるものではない。
本発明の説明は、本質的には単に例示的なものであり、よって本発明の趣旨から逸脱しない変形物は、本発明の範囲内に含まれることが意図されている。こうした変形は、本発明の精神及び範囲からの逸脱としてみなされるものではない。
Claims (22)
- 本体と、
前記本体の少なくとも一部の周りに配置されたケージと、
を備え、
前記ケージは、前記本体に該ケージ内での制限された範囲の動きを与えるようになっており、少なくとも1つの面上に低い濡れ性の被覆を有する、
ことを特徴とするケージナット組立体。 - 前記被覆が、2mg/sq.ft.から9mg/sq.ft.までの重量を有することを特徴とする請求項1に記載のケージナット組立体。
- 前記被覆が、3mg/sq.ft.から5mg/sq.ft.までの重量を有することを特徴とする請求項1に記載のケージナット組立体。
- 前記本体が平坦な基部を備え、前記ケージが前記基部の少なくとも一部を覆う1対のフランジを定め、前記被覆が前記フランジと該基部との間に配置されたことを特徴とする請求項1に記載のケージナット組立体。
- 貫通するねじ付きボアを定める本体と、
前記本体の少なくとも一部の周りに配置されたケージと、
を備え、
前記ケージは、前記本体の動きの範囲を制限するように構成され、リン酸不動態化処理を用いた六価及び三価クロムを含む層で被覆される少なくとも1つの面を有することを特徴とするケージナット組立体。 - 前記被覆は、リン酸不動態化処理を用いた六価及び三価クロム、華氏約122度から130度までの融点をもつパラフィン蝋と非イオン性界面活性剤(HLB4.7)及び非イオン性界面活性剤(HLB14.9)のブレンドとを含む混合物、華氏131度の融点をもつパラフィン蝋と非イオン性界面活性剤(HLB4.7)及び非イオン性界面活性剤(HLB14.9)のブレンドとを含む混合物、華氏約130度から135度までの融点をもつパラフィン蝋と非イオン性界面活性剤(HLB4.7)及び非イオン性界面活性剤(HLB14.9)のブレンドとを含む混合物、華氏約140度から145度までの融点をもつパラフィン蝋と非イオン性界面活性剤(HLB4.7)及び非イオン性界面活性剤(HLB14.9)のブレンドとを含む混合物、華氏約160度から165度までの融点をもつパラフィン蝋と非イオン性界面活性剤(HLB4.7)及び非イオン性界面活性剤(HLB14.9)のブレンドとを含む混合物、及びそれらの混合物の群から選択されることを特徴とする請求項5に記載のケージナット組立体。
- 貫通するねじ付きボアを定める六角形の本体と、
0.3より小さい摩擦係数をもつ被覆を有する上面と、前記本体の少なくとも一部を囲むように曲げられた2つの対のフランジとを有するケージと、
を備えることを特徴とするケージファスナ。 - 前記本体が、前記ケージ上面に配置されたことを特徴とする請求項7に記載のケージファスナ。
- 前記ケージが下面を有し、前記被覆が、前記下面上にさらに配置されたことを特徴とする請求項7に記載のケージファスナ。
- 前記フランジ部材が、前記本体の少なくとも一部に係合できることを特徴とする請求項7に記載のケージファスナ。
- 前記本体が、内部にボアが定められた平坦な基部をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載のケージファスナ。
- 前記基部が、前記ケージ下面上に配置されたことを特徴とする請求項11に記載のケージファスナ。
- 前記被覆が、0.2より小さい摩擦係数を有することを特徴とする請求項7に記載のケージファスナ。
- 前記被覆がPTFEを含むことを特徴とする請求項7に記載のケージファスナ。
- 前記被覆が、リン酸不動態化処理を用いた六価及び三価クロムを含むことを特徴とする請求項7に記載のケージファスナ。
- 貫通するねじ付きボアを定め、0.3より小さい摩擦係数を有する被覆を有する六角形の本体と、
上面と、前記本体の少なくとも一部を囲むように曲げられた2つの対のフランジとを有するケージと、
を備えることを特徴とするケージファスナ。 - 前記被覆が、約50%から約75%までの揮発性溶剤と、約15%から約20%までのエポキシと、約5%から約30%までのPTFEと、約5%から約15%までの灰とからなることを特徴とする請求項16に記載のケージファスナ。
- 前記被覆が、約60%から約70%までの揮発性溶剤と、約15%から約20%までのエポキシと、約5%から約10%までのPTFEと、約5%から約15%までの灰とからなることを特徴とする請求項16に記載のケージファスナ。
- 前記被覆が、約15%の揮発性溶剤と、約26%のエポキシと、約48%の水と、約9%の灰とからなることを特徴とする請求項16に記載のケージファスナ。
- 貫通するねじ付きボアを定め、50%から90%までのエポキシと15%から30%までの灰とからなる外側被覆を有する本体と、
上面と、前記本体の少なくとも一部を囲むように曲げられた複数のフランジとを有するケージと、
を備えることを特徴とするケージファスナ。 - 前記被覆が、約75%のエポキシと約25%の灰とからなることを特徴とする請求項20に記載のケージファスナ。
- 前記外側被覆が、樹脂の多い表面層からなることを特徴とする請求項20に記載のケージファスナ。
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KR102076311B1 (ko) * | 2019-07-09 | 2020-02-11 | 주식회사 테크놀로지메이컬스 | 샤워 헤드와 상부 지지플레이트의 체결력을 향상시킨 이중 구조 볼트 |
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