JP2005508035A - インターネット・ブラウザを用いてオンライン・ショッピングを簡便化する方法およびシステム - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本願は、現在係属中の、米国特許出願番号09/429,585(1999年10月28日出願)の一部継続である。
【0002】
本発明は、インターネット・ブラウザを用いてオンライン・ショッピングを簡便化する方法およびシステムに関する。
【背景技術】
【0003】
インターネット(即ちワールドワイドウエブ、ウエブなど)にアクセスする時、インターネット・ユーザは、通常、例えば、ネットスケープ・ナビゲータ(商標)またはマイクロソフト・インターネットエクスプローラ(商標)などのようなブラウザ・ソフトウェア・プログラムをコンピュータを介して開始または起動させる。ブラウザプログラム(本願明細書ではブラウザとも呼ぶ)は、(例えばモデムとインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)を介して)インターネットとの物理リンクを確立し、所定の外観と機能を有するテキストインターフェイスとグラフィックユーザインターフェイス即ちブラウザ・インターフェイスを提供する。現在、この外観と機能のいずれもインターネット・ユーザにより大幅に変更する事は出来ない。従って、インターネット・ユーザが、ウエブサイトからウエブサイトへ、アプリケーションからアプリケーションへ、HTML(ハイパーテキスト・マークアップ言語)ページからHTMLページへ移動しながらインターネットをナビゲートしている間、ブラウザ・インターフェイスは比較的静的である。
【0004】
ブラウザ・インターフェイスの限定された制御は、例えば、ブラウザ・インターフェイスにファンクションボタンを追加出来る実行可能なソフトウェア・プログラムを介して現在利用可能である。しかし、この付加機能は、ブラウザが最初起動されるときにブラウザ・インターフェイスに追加されるが、その後静的状態のままである。従って、ブラウザが起動された時や、ユーザがインターネットをナビゲートしている時、前述したように変更されたブラウザ・インターフェイスを示すブラウザが、インターネット・サイトから情報を動的にダウンロードし、ブラウザ自身をカスタマイズする事は出来ない。またこのような変更されたブラウザ・インターフェイスは、プラグインとインターフェイス用の種々のブラウザアプリケーション・プログラミング・インターフェイス(API)へのアクセスに供する事は出来ない。従って、ブラウザ・インターフェイスを変更する方法を提供し、従来技術の上述の欠点を解決するブラウザ・インターフェイスを提供することが望ましい。
【0005】
インターネット・サイトの急増によって、コンテンツ・プロバイダ(即ち、インターネット・サイトのオーナー)にとって、特定のインターネット・サイトでユーザが過ごす時間を最大限に長くすることがますます困難になっている。言うまでもなく、プロバイダのインターネット・サイトでユーザが過ごす時間を最大限に長く出来ることが当該コンテンツ・プロバイダにとって望ましい。あるいはインターネット・ユーザがコンテンツ・プロバイダのサイトを再訪することが保証されることが望ましい。一般にこの状態は当業で粘着性(stickiness)と呼ばれている。インターネット・サイトを設けている企業向けの多くのビジネスモデルは、少なくとも部分的には、宣伝から導き出される収入に基づくものである。ユーザがインターネット・サイトにとどまり、あるいは、インターネット・サイトを再訪する見込みが大きければ大きいほど、そのサイトに表示される広告をユーザが見る可能性は大きくなる。従って、そのインターネット・サイトを提供している企業は、そのウエブページ上の広告に対してより高い広告料金を請求することが可能となる。
【0006】
コンテンツ・プロバイダのサイトにアクセスするインターネット・ユーザ数を最大限に増やすことも望ましい。端的に言えば、インターネット・コンテンツ・プロバイダは、そのプロバイダのインターネット・サイトに対して出きり限り多くのインターネット・ユーザの注意を引きつけること、および、当該インターネット・ユーザがその場所サイトにとどまる時間を最大限に長くすることを望んではいるが、これらのいずれも現在のインターネット・ブラウザを用いて行うことは不可能である。
【0007】
インターネットの多くの利点の中で、オンライン・ショッピングは従来のショッピングよりも優れたはっきりと異なる利点を提供するものである。多数のマーチャント・ウエブサイトを簡単に訪問し、ウエブサイトのそれぞれの商品を閲覧し、価格を比較し、比較的短い時間で、家庭やオフィスから注文を出す事が出来る能力によって、オンラインの買物客の時間と費用の節減が行われることは明らかである。さらに、天候や、近隣に存在する店舗の不足のために、複数の店を訪れることが困難な場合もある買物客にとって、現在、ほとんど無制限の数の店舗と、入手可能な商品とが彼らの指先にある。
【0008】
オンライン・ショッピング経験は比較的迅速に行う事が出来る。買物客はマーチャントサイトからマーチャントサイトへナビゲートし、商品を閲覧し、品目の選択と注文とをショッピングカートで行う事が出来る。これらすべてを数回のマウスクリックによって行う事が出来る。これに対して、チェックアウト処理は、時間がかかり、労働集約的な状態のままである。買物客は、ショッピングを終了すると、“チェックアウト”処理を選択することにより、マーチャント・ウエブサイトのチェックアウトオプションを開始する事が出来る。この時、買物客は、氏名、料金請求先、出荷宛先、クレジットカード番号などの様々な個人データの書き込みを通常求められる。買物客は、オンライン・ショッピングによる取引を終了するために、個々のマーチャントに対してこの情報を繰り返し入力する必要があり、この入力によって、(情報入力時に買物客が犯す)エラーの発生確率が大きくなり、オンライン・ショッピング処理を遅らせることになる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、インターネット・ブラウザ・インターフェイスを動的に制御する方法と、動的に制御可能なブラウザ・インターフェイスとに関する。本発明の一実施形態では、ショッピング・アシスタント・ボタンとショッピング・アシスタント機能とがブラウザ・インターフェイスに追加され、これを利用してユーザ(オンラインの買物客など)が正確なオンライン・ショッピング処理を行うことが可能になる。
【0010】
本発明は、また、インターネット・ユーザが所定のインターネット・サイトにアクセスする回数を増やす方法、および、インターネット・ユーザが、所定のインターネット・サイトで過ごす時間を増やす方法にも関する。
【0011】
ここで用いられている、“制御する”および“制御可能な”という用語は、本発明を限定しない例として、インターネット・ブラウザ・インターフェイスの追加、削除および変更を意味するものである。本願明細書に記載されているように、インターネット・ブラウザ・インターフェイスは、ブラウザユーザに対して提示される視覚的あるいは聴覚的表示意味し、ユーザがブラウザとリアルタイムで交信を行う媒介手段となるものである。“カスタマイズする”という用語(およびこの用語の変形)は、本発明により提供される制御能力を記述するために本願明細書で使用出来るものである。ここで使用されているように、“動的に制御する”という用語(およびこの用語の変形)は、インターフェイス・オブジェクトを表示しているブラウザが起動している間、インターネット・ブラウザ・インターフェイス(即ちインターフェイス・オブジェクト)の一部分を表示し、これを周期的に変更または更新する事が出来る方法を意味する。
【0012】
本願明細書において、ブラウザと言う用語は、その一般的かつ当業者に理解されている意味が与えられており、一般に、ワールドワイドウエブまたはインターネットとのインターフェイスを提供するソフトウェア・プログラムを意味する。ブラウザによって、インターネット・ユーザがインターネットをナビゲートすることを可能にし、種々のインターネット・サイトとの接続を確立し、コンテンツ・プロバイダが種々のインターネット・サイトに設けているウエブページの閲覧を可能とするものである。ブラウザは、特に、インターネット・サイトを介してアクティブXコントロールやプラグインを呼び出す事が出来るものである。ブラウザによって、インターネット・ユーザはインターネット・サイト間をナビゲートする(ネットサーフィンを行う)事が出来る。ブラウザによって、ブラウザ・ソフトウェア・プログラムのプロバイダによりフォーマットされた、インターネット・ユーザとのブラウザ・インターフェイスが提供される。ブラウザ・インターフェイスによって、一般に、ブラウザがインターネット・ユーザに提供するレイアウト(色、大きさ、数および位置など)および機能が規定される。ブラウザ・インターフェイスによって、一般に、ブラウザ・インターフェイスの通常の大きさ、色、レイアウトを規定する第1の親ウインドウと、ウインドウ制御ボタン(最小化、クローズなど)とを備える事も出来る。ブラウザ・インターフェイスは、第2の親ウインドウ(第1の親ウインドウに対する子ウインドウ)、並びに、この第2の親ウインドウに従属する1以上のウインドウ(即ち子ウインドウ)を備えることも可能である。第2の親ウインドウおよびその従属するウインドウは、例えば、様々な情報(例えば広告、クーポン券、ニュース、HTMLリンクなど)と、機能(即ち、ツールバー、プルダウン・メニュー、プラグイン、アプリケーションなど)とをインターネット・ユーザへ提供する事が出来る。
【0013】
本願明細書で使用されているように、アクティブXコントロールとは、インターネット用デスクトップ・アプリケーションにリンクするためのツールを意味し、当業で理解されているマイクロソフト社の開発仕様に基づくものである。本願明細書で使用されている、プラグインとは、ネットスケープ・ブラウザと共に使用するために開発された一種のプログラムを意味し、より大きなアプリケーション(ブラウザ・ソフトウェア・プログラムなど)を統合化して、さらに大きなプログラムにある特定の機能または能力を付加するプログラムである。本願明細書で述べる、上述のようなアクティブXコントロールおよびプラグインはいずれのインターネット・ブラウザとも併用する事が出来る。
【0014】
本願明細書で使用されているように、“インターネット・サイト”という用語は、インターネットアドレスまたはURL(ユニフォームまたはユニバーサル・リソース・ロケータ)により規定されたインターネット上の位置(即ちノード)を意味する。本願明細書で使用する、“インターネット・ウエブページ”という用語は、インターネット・サイトで提供されるハイパーテキスト・マークアップ言語(HTML)コマンドの集合を意味し、これらのHTMLコマンドは、ブラウザを介してインターネット・ユーザのコンピュータ・ディスプレイに表示可能なハイパーテキスト・ドキュメントを作成するためのテキスト、画像および機能に関するフォーマット情報を提供する。例えば、インターネット・ユーザは、URLを入力してインターネット・サイトとの接続を確立し、そのインターネット・サイトは、ユーザのブラウザへHTMLコマンドを出力して、ユーザのコンピュータ・ディスプレイに当該インターネット・サイトのウエブページを表示出来るようにする。ブラウザは、ウエブページに埋め込まれたハイパーテキスト・マークアップ言語(HTML)コマンドを翻訳し、これらのHTMLコマンドを用いて、当該ウエブページ用のテキストおよび画像のフォーマットを行う。
【0015】
本発明は、インターネット・ユーザ、インターネット・コンテンツ・プロバイダ、インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)に利益をもたらすものである。インターネット・ユーザに対して、本発明は、該ユーザのインターネット・ブラウザ・インターフェイスの動的制御またはカスタマイズを行う方法を提供するものである。インターネット・ユーザは、該ユーザがブラウザを用いてインターネットにアクセスする度に、ユーザが規定した情報および/または機能(本願明細書では集合的に情報と称する)がブラウザ・インターフェイスと共に表示させるようにブラウザ・インターフェイスをカスタマイズする事が出来る。例えば、ユーザは、アクティブXコントロールとプラグインとを介して利用出来るようなブックマーク、住所録および電話帳、個人の財務情報、個人向けのニュースおよび各種機能を備える事が出来る。
【0016】
さらに、インターネット・ユーザがコンテンツ・プロバイダのアカウントを持っていれば、ブラウザによりブラウザ・インターフェイスと共にそのユーザの固有アカウント情報(例えば、投資、ポートフォーリオ、ヘッドラインニュース、ブックマーク、アドレス帳など)を動的に表示することも可能となる。現在、インターネット・ユーザは、コンテンツ・プロバイダのインターネット・サイトと接続されている間だけ、該ユーザの固有アカウント情報にアクセスする事が出来る。ユーザは、更新されたアカウント情報を受信するために、コンテンツ・プロバイダのサイトへ戻らなければならない。ユーザが一度そのインターネット・サイトを出ると、アカウント情報はブラウザ・インターフェイスと共に表示され無くなる。本発明は、ブラウザ・インターフェイスを動的に制御する方法と、インターネット・ユーザが、ブラウザ・インターフェイスと共に表示を行い、そのユーザ固有の情報および/または機能を連続して更新することを可能にする動的に制御可能なブラウザ・インターフェイスとを提供する。
【0017】
コンテンツ・プロバイダに対して、本発明は、ユーザがブラウザを用いてインターネットにアクセスする度に、(ブラウザを介して)このコンテンツ・プロバイダのインターネット・サイトとの自動接続の確立を保証する。従って、インターネット・ユーザが(ブラウザ・アイコンを選択することなどにより)ブラウザを実行させるとすぐに、ブラウザは、当該ユーザのカスタマイズされたブラウザ・インターフェイス情報をロードするために、コンテンツ・プロバイダのインターネット・サイトと自動的に接続を確立する。本発明は、ブラウザが起動状態の間、即ちユーザがネットサーフィンをしている間、周期的かつ自動的に、ユーザのブラウザをコンテンツ・プロバイダのインターネット・サイトと接続する事も出来る。1つの実施形態では、コンテンツ・プロバイダは、ブラウザ・インターフェイスを制御するプログラムへのアクセスをインターネット・ユーザに提供する事が出来る。一度インターネット・ユーザが、そのユーザのブラウザ・インターフェイスをカスタマイズする制御プログラムにアクセスすると、ユーザがインターネットにアクセスする度に、そのユーザのブラウザにより、そのコンテンツ・プロバイダとの接続を自動的に確立する事が出来る。従って、ユーザがURLを入力したときにのみ(あるいは、別の方法で、例えばリンクやバナー広告を選択するような行動により接続を確立させるために積極的に行動する時に)、インターネット・サイトとの接続を確立する現在利用可能なブラウザとは対照的に、本発明は、ブラウザが起動された時、インターネット・ユーザまたはブラウザ・ベンダのいずれかがブラウザに予めプログラムした選択ホームウエブページに関りなく、コンテンツ・プロバイダとの接続を自動的に確立する。一度その初期接続が確立されると、コンテンツ・プロバイダはインターネット・ユーザのコンピュータに対してユーザ固有情報および/または機能をロードして、そのユーザのブラウザ・インターフェイスと共に表示を行う事が出来る。
【0018】
さらに、コンテンツ・プロバイダは、周期的にインターネット・ユーザのブラウザ・インターフェイス用に更新、新規のダウンロード、あるいは、情報および/または機能を伝送するために、ブラウザを当該コンテンツ・プロバイダのインターネット・サイトと自動的に再接続させることが可能である。例えば、インターネット・ユーザがコンテンツ・プロバイダの電子メールサービスに申し込めば、たとえユーザがどこか別の場所で“サーフィン”していても、コンテンツ・プロバイダが受け取った当該インターネット・ユーザ用の電子メール・メッセージをインターネット・ユーザへ自動的に伝送することが可能となる。ユーザのブラウザが、そのユーザのブラウザの起動時にコンテンツ・プロバイダのインターネット・サイトとの接続を最初に確立する時、コンテンツ・プロバイダがインターネット・ユーザへ伝送する情報の中には、コンテンツ・プロバイダのインターネット・サイトと周期的に再接続を行う命令が含まれている。従って、ユーザがアクセスするインターネット・サイトの数に関係無く、また、ユーザが現在アクセスしている特定のインターネット・サイトに関係無く、コンテンツ・プロバイダのインターネット・サイトとの再接続がコンテンツ・プロバイダが定めた間隔で自動的に確立される。これらの再接続は、ユーザがコンテンツ・プロバイダから通知を受け取った(即ち新しいメールが着信した)ときを除いてインターネット・ユーザには透過的である。従って、インターネット・ユーザがネットサーフィンをしている時、ブラウザ・インターフェイスを動的に制御することが可能となる。ISPにとって、少なくともコンテンツ・プロバイダの場合と同程度の大きな利益がある。
【0019】
先ず、インターネット・ユーザ用のブラウザ・インターフェイスは、コンテンツ・プロバイダまたはISPが提供出来るソフトウェア・プログラム、あるいは、ユーザのコンピュータで利用可能なソフトウェア・プログラムを用いてカスタマイズする必要がある。本願明細書で以後、制御プログラムまたは制御を行うためのプログラム(およびその他の変名で)と称されるこのソフトウェア・プログラムによってユーザのブラウザが機能する態様が変えられる。具体的には、上記制御プログラムはインターネット・ユーザのコンピュータでライブラリ・ファイルのダウンロードまたは作成を行うものである。このライブラリ・ファイルは、例えば、ブラウザ内に、シェル(または複数のシェル)を作成するダイナミックリンクライブラリ(DLL)(ウインドウズ・オペレーティング・システム用)であってもよい。 また、上記シェル内に、アクティブXコントロールやプラグインとしてブラウザ内に様々な情報および/または機能をロードしても良い。このライブラリ・ファイルには、本発明によりブラウザ・インターフェイスに追加されたインターフェイス・オブジェクトを規定するアクティブXコントロールやプラグイン機能が含まれる。インターネット・ユーザがブラウザを開始即ち起動すると、このライブラリ・ファイルが開かれ、そのファイル内に含まれるアクティブXコントロールやプラグインコードはブラウザにより利用出来るようになり、ブラウザ・インターフェイスの中へ組み込まれ、これによって、インターフェイス・オブジェクトをブラウザ・インターフェイスと共に表示させる。ブラウザが起動されている限り、一般的にはユーザがネットサーフィンを行っている限り、ライブラリ・ファイルは、従ってシェル(または複数のシェル)は開かれた状態のままとなる。従って、インターネット・サイトからインターネット・サイトへユーザが移動している時でも、シェル内にロードされる、ブラウザ・インターフェイスをカスタマイズするための情報および/または機能は起動状態のままとなる。本願明細書の文脈で使用される“情報および機能”という用語は、ライブラリ・ファイルに、または、任意の情報、データおよび/またはライブラリ・ファイルの一部に含む事が出来るソフトウェアにより実行される機能を意味する。
【0020】
ユーザがブラウザを最初に起動すると、ライブラリ・ファイルは、コンテンツ・プロバイダのインターネット・サイトとの接続をブラウザに更に確立させる。コンテンツ・プロバイダのインターネット・サイトは、インターフェイス・オブジェクトに関連する情報および/または機能をユーザのコンピュータへロードして、ブラウザで使用し、また、ブラウザ・インターフェイスでの表示に使用する。コンテンツ・プロバイダがロードする情報および/または機能は、例えば、そのユーザがコンテンツ・プロバイダのアカウントを持っていれば、インターネット・ユーザに対して特定のものであって良い。上記とは別に、コンテンツ・プロバイダは、例えば、インターネット・ユーザがコンテンツ・プロバイダのアカウントを持っていなければ(即ちゲストであれば)、一般的な情報および/または機能をロードしても良い。
【0021】
本発明は、処理中のサーバにおいてオブジェクトリンク&組み込み(OLE)を使用して、ブラウザ・インターフェイスの情報および/または機能の制御を行うものである。ライブラリ・ファイルに含まれるアクティブXコントロールまたはブラウザ・プラグイン(それぞれ、本願明細書ではブラウザ・インターフェイス・オーバーレイ(BIO)ライブラリと称する)と共にアクティブXコントロールやプラグインにより利用可能な任意の情報および/または機能を、本発明を利用して仮想的にブラウザ・インターフェイスに追加しても良い。このようにして、ライブラリ・ファイル(BIOライブラリによる)には、ブラウザ・インターフェイスのカスタマイズ、即ち、ブラウザ・インターフェイスの追加、削除および/または変更に必要なコードが含まれる。
【0022】
一度、制御プログラムにアクセスし、当該ユーザのブラウザの操作をカスタマイズすれば、ブラウザが起動された時、カスタマイズされたブラウザ・インターフェイスが表示される。従来のブラウザ変更方法とは対照的に、本発明は、動的に制御することが可能な方法およびブラウザ・インターフェイスを提供する。更新または変更された情報および/または機能がブラウザへ伝送され、インターネット・ユーザがウエブのサーフィンを行っている間、および、ブラウザ・インターフェイスのカスタマイズされた情報および/又機能が維持されている間、ブラウザ・インターフェイスに上記情報および/または機能を表示する事が出来る。このようにして、インターネット・ユーザは、当該ユーザのブラウザ・インターフェイスで、いずれのインターネット・サイトにいても、また、ユーザがブラウザを用いてネットサーフィンを行っている限り、株式相場、電子メール、ヘッドラインニュースなどのような最新情報を受け取る事が出来る。
【0023】
本発明は、ショッピング・アシスタント・ボタンと機能とを提供するブラウザ・インターフェイスの変更によりオンライン・ショッピングを簡便化する方法およびシステムを更に提供する。本発明のこの実施形態に基づいて提供される変更ブラウザ・インターフェイスは、個々の買物客即ちユーザ用のウォレットを作成することによりオンライン・ショッピングを単純化するものである。このウォレットはセキュリティ保護処理を施したサーバのデータベースに格納され、ユーザが与えるセキュリティ保護キーでしか、そして、該ユーザしかアクセス・変更を行う事は出来ない。このウォレットには、サポートされたマーチャント・チェックアウトのウエブページへ直接ポートする事が出来るユーザ供給情報が含まれる。従って、ユーザがサポートされたマーチャントのウエブサイトでオンライン・ショッピングしていて、そのマーチャントから或る商品および/またはサービスの購入を希望する時、本発明は、ユーザのウォレットへのアクセスをユーザに提供して、そのウォレットの中に含まれているデータのポートを容易にし、迅速にかつ努力することなく、マーチャントのチェックアウト・ウエブページに設けられているマーチャントの注文用紙に記入を行うようにするものである。
【0024】
本発明の他の目的および特徴は、添付図面と関連して考察する以下の詳細な説明から明らかになるであろう。しかし、これらの図面は単に例示を目的として作成されたものであり、本発明を限定するものとして作成されたものではなく、本発明の限定については添付の請求項を参照すべきである。
【0025】
単に例示的なものである図面では、同じ参照符号はいくつかの図を通して同一の対応する構成要素を示すものとする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
本発明は、インターネット・ブラウザ・インターフェイスを制御し、表示する方法、並びに、制御可能なインターネット・ブラウザ・インターフェイスに関する。本発明によれば、インターネット・コンテンツ・プロバイダやISPにより供給出来る制御ソフトウェア・プログラム、または、インターネット・ユーザのコンピュータに常駐出来る制御ソフトウェア・プログラムを用いてブラウザ・インターフェイスのカスタマイズを行う事が出来る。この制御ソフトウェア・プログラムにより、インターネット・ユーザ、コンテンツ・プロバイダまたはISPは、ユーザのブラウザとブラウザ・インターフェイスの情報および/または機能をカスタマイズし、制御することが可能となる。
【0027】
本発明はまた、ショッピング・アシスタント・ボタンおよび機能を提供するブラウザ・インターフェイスの変更によりオンライン・ショッピングを簡便化する方法およびシステムを提供するものである。本発明のこの実施形態に基づいて提供される変更済みブラウザ・インターフェイスは、個々の買物客即ちユーザ用のウォレットを作成することによりオンライン・ショッピングを単純化するものである。このウォレットはセキュリティ保護処理を施したサーバのデータベースに格納され、ユーザが与えるセキュリティ保護キーでしか、そして、ユーザしかアクセスや、変更を行う事は出来ない。このウォレットには、サポートされたマーチャント・チェックアウトのウエブページへ直接ポートすることが可能なユーザによる供給情報が含まれる。従って、ユーザが、サポートされたマーチャントのウエブサイトでオンライン・ショッピングをしていて、そのマーチャントから或る商品および/またはサービスの購入を希望する時、本発明は、自分のウォレットに対するアクセスをユーザに提供して、そのウォレットの中に含まれているデータのポートを容易にし、迅速にかつ努力することなく、マーチャントのチェックアウト・ウエブページに設けられたマーチャントの注文用紙への記入が行われるようにするものである。
【0028】
次に図面を詳細に参照すると、図10は、本発明を実現することが可能なインターネット90と接続されたコンピュータ50のブロック図である。コンピュータ50は、コンピュータ50の種々の装置間の情報(即ちデジタルデータ)の通信を容易にし、通信用インターフェイス68を介して、コンピュータと外部装置とシステムとの間の通信を容易にする内部バス64を備えている。バス64とつながれたプロセッサ66はコンピュータ50内部の情報を処理する。コンピュータ50は、プロセッサ66から伝送された命令を受信・格納するための、バス64と接続された、例えばランダムアクセスメモリ(RAM)または別の等価な動的記憶素子などのようなメインメモリ60を更に備える。また、メインメモリ60は、プロセッサ66が命令を実行している間、変数やその他の中間情報を一時的に格納するために使用しても良い。また、リードオンリー・メモリ(ROM)62は、プロセッサ66が使用する静的データと命令とを格納するためにバス64と接続されている。本発明を限定しない例として、例えば、ディスプレイ54(たとえばブラウン管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)など)、キーボードなどの入力装置56、マウスやトラックボールなどのカーソル制御装置58を含む種々の入出力装置がコンピュータ50の一部として設けられている。例えば、磁気ディスクドライブと磁気ディスク、CD−ROMドライブとCD−ROM、または、別の等価な装置並びにデータ記録媒体などのデータ格納装置52が、プロセッサ66、メインメモリ60、通信用インターフェイス68と通信を行うためのバス64と接続されている。格納装置52は、好適にはオペレーティング・システム70と、オペレーティング・システム70に格納されたインターネット・ブラウザ用ソフトウェア・プログラム72(即ちブラウザ)とを格納することが望ましい。以下さらに詳細に論じるように、ライブラリ・ファイル74をデータ格納装置52に格納しても良い。
【0029】
コンピュータ50は、同軸ケーブル、銅線、光ファイバケーブルを含む(但しこれらに限定されるものではない)送信媒体を通して通信用インターフェイス68を介してインターネット90と接続する事が出来る。コンピュータ50とインターネット90との間の通信は無線やセルラー・インターフェイスを介しても良い。通信用インターフェイス68は、コンテンツ・プロバイダ100、200により提供されるサーバ・コンピュータ(図示せず)などのコンピュータ50と別の電子装置やシステム間との双方向通信を容易にする。
【0030】
コンピュータ50を使用するインターネット・ユーザ(図示せず)は、ブラウザ72を起動させることによりインターネット90へのアクセスを行うことができ、これによって、インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)80を介して、コンピュータ50の通信用インターフェイス68とコンテンツ・プロバイダ100のインターネット・サイト130との間の通信リンクが開かれる。ブラウザ72は、ブラウザ・ベンダがブラウザ72内に予め設定されたウインドウ30のレイアウト(色、大きさ、数、位置など)および機能とを有するブラウザ・インターフェイス20(図1などを参照のこと)をコンピュータ・ディスプレイ54に提供する。インターネット・コンテンツはコンピュータ50へ伝送され、コンテンツ・プロバイダ100ブラウザ・インターフェイス20のコンテンツ・ウインドウ32に表示される。
【0031】
本発明の一実施形態において、第1のインターネット・コンテンツ・プロバイダ100は、ブラウザ72とブラウザ・インターフェイス20とを制御するためのプログラム120へのアクセスをインターネット・ユーザに提供することも可能である。ユーザが処理を実行すると、制御プログラム120により、例えば、ダイナミックリンクライブラリ(DLL)などのようなライブラリ・ファイル74がインターネット・ユーザのコンピュータ50のデータ格納装置52にダウンロードされるか、あるいは作成される。ライブラリ・ファイル74はアクティブXコントロールやプラグイン機能を含むことが望ましい。その後、インターネット・ユーザがブラウザ72を用いてインターネットにアクセスする時、ブラウザ72はライブラリ・ファイル74を開き、好ましくはコンテンツ・プロバイダのインターネット・サイト130との接続を自動的に確立することが望ましい。コンテンツ・プロバイダは、ブラウザ72によりを確立された接続に応じて、ライブラリ・ファイル74により作成された、ブラウザ内で作動するシェルの中へ情報および/または機能データをロードする。例えば、ユーザがコンテンツ・プロバイダ100のアカウントを持っていれば、カスタマイズされた情報および/または機能をライブラリ・ファイル74の中へロードしても良い。ユーザがアカウントを持っていなければ、より一般的な(即ちゲスト用の)情報および/または機能をロードしても良い。
【0032】
本発明の種々の実施形態において、本願明細書においてさらに詳細に説明するように、コンピュータ間での(サーバとユーザまたはクライアントコンピュータなどの間での)データ通信を行う事が出来る。本発明では、任意の現在公知のあるいは以後開発される媒体または方法を用いて、任意の媒体を用いる任意の方法で、このようなデータ通信(または送信/受信、ダウンロード/アップロードなど)を行う事が出来ることが想定されている。
【0033】
ライブラリ・ファイル74は、本質的には、インターネット・ブラウザ72とブラウザ・インターフェイス20との制御、即ち追加、削除および/または変更を行うことが可能なアクティブXコントロールやプラグインコードを含むブラウザ72内の1つのシェル(または複数のシェル)を開くものである。アクティブXコントロールやプラグインと共にロードされるとき、ライブラリ・ファイル74は、ブラウザ74とブラウザ・インターフェイス20の制御に利用する事が出来る関数、オブジェクト、データおよびその他のソフトウェアを含むことが望ましい。本願明細書ではこれらを広義に情報と呼ぶ。本発明は、インターネット・ユーザがインターネット・サイト130からインターネット・サイト230へ移動する時、ライブラリ・ファイル74(およびシェル)が閉じないことを保証するものである。これによって、インターネット・ユーザがアクティブXコントロールやプラグインをロードしたインターネット・サイトから切断し、別のインターネット・サイトと接続した時でも、当該アクティブXコントロールやプラグインを介して得られた情報および/または機能は失われない。
【0034】
次に、図1を参照すると、それぞれのウインドウがインターネット・ユーザに種々の機能を与える複数のウインドウを持つ従来のインターネット・ブラウザ・インターフェイス20が示されている。ブラウザ・インターフェイス20は、ブラウザ・インターフェイスの一般的な大きさ、色およびレイアウトを通常規定し、当該ウインドウ30用のウインドウ制御ボタン28(最少化する、閉じるなどを行う)を含む第1の親ウインドウ30を備える事が出来る。ブラウザ・インターフェイス20は、第1の親ウインドウ30内に第2の親ウインドウ36(第1の親ウインドウの子)、および、第2の親ウインドウに従属する1以上のウインドウ38を更に備えることも可能である。第2の親ウインドウ36および子ウインドウ38は、一般に、インターネットにアクセスしたり、ナビゲートしたりする時、インターネット・ユーザを補助する情報および/または機能を規定する。例えば、第2の親36およびその従属ウインドウ38は、ツールバー、プルダウン・メニュー、プラグイン、アプリケーションを提供しても良い。
【0035】
例えば、インターフェイス20の(図中)上部に設けられた3つのウインドウ38は3つのツールバー22を画定し、これらのツールバーには、例えばプルダウン・メニュー、ファンクションボタン(停止、戻り、次へ、ホームなど)およびファンクションボタンとウインドウとの組み合わせ(探索ボタンとウインドウなど)のような種々のインターフェイス制御24を含むものであってもよい。最上部のツールバー22は複数のプルダウン・メニュー24を提供し、中段のツールバー22は複数のファンクションボタン24を提供し、最下段のツールバー22はプルダウン・メニューおよびウインドウ26(URLアドレスウインドウ)を提供する。コンテンツ・ウインドウ32も、インターネット・コンテンツ・プロバイダ100(図10などを参照)からのコンテンツが表示出来るインターフェイス20の一部として設けられる。インターネット・ユーザは、第2のツールバー22に設けられた表示ツールバーオブジェクト24(プルダウン・メニュー)を用いて、下方の3つの(図中)ツールバー22のうちのいずれかをオンとオフに切り替える事が出来る。しかし、インターネット・ユーザはここではブラウザ・インターフェイス20を追加、削除さもなければ変更する事は出来ない。
【0036】
本発明の種々の実施形態により構成されたインターネット・ブラウザ20が図2〜図4に示されている。図2では、ブラウザ・インターフェイス20には、コンテンツ・プロバイダ100によりライブラリ・ファイル74にロードされたアクティブXコントロールやプラグインにより規定されるインターフェイス・オブジェクト40が含まれる。インターフェイス・オブジェクト40は、プルダウン・メニュー44を有し、ブラウザ72が提供するインターフェイス制御(即ちブラウザ・ツールバー・オブジェクト)24と共にブラウザ・ツールバー22に表示される。図3では、インターフェイス・オブジェクト40は、ブラウザ・インターフェイス20に別のウインドウ48として表示されたインターフェイス・オブジェクト・ツールバー42とプルダウン・メニュー44とを有する。図4では、インターフェイス・オブジェクト40は、ブラウザ・インターフェイス20内の別の48ウインドウ内に表示された複数のプルダウン・メニュー44およびサーチウインドウ46を含むインターフェイス・ツールバー42を備える。本発明の種々の実施形態によるインターフェイス・オブジェクト40は、ブラウザを介して利用可能な任意の種類の情報および/または機能を仮想的に備える事が出来る。従って、本発明を限定しない例として、インターフェイス・オブジェクト40は、プルダウン・メニュー、ツールバーおよびプルダウン・メニュー、文字情報(例えば広告、クーポン券、新たなHTMLリンクなど)、文字および/または音声情報(同時に生じる音を伴うテキストによる広告など)、文字、音声および/または画像(動画であるか否かを問わない)情報、ビデオ、ビデオおよびオーディオ、オーディオ等を含むものであってもよい。
【0037】
図2〜図4により示されている本発明によるインターネット・ブラウザ・インターフェイス20の種々の実施形態は単に本発明の例示であって、本発明を限定する例ではない。本願明細書に示す教示によりブラウザ・インターフェイス20への変更が可能である。
【0038】
次に図5を参照すると、本発明の一実施形態によるインターネット・ブラウザ・インターフェイス20を制御する方法がこの図に示され、全体として500とする。ステップ510で、インターネット・ユーザは、インターネット・ウエブサイト130、ISP80またはユーザのコンピュータ50を介して制御プログラム120にアクセスする。制御プログラム120は、インターネット・ユーザが処理を実行すると、さらに詳細に以下論じるように、ユーザのインターネット・ブラウザ・インターフェイス20をその後制御する能力を当該ユーザに与えるものである。制御プログラム120は、ステップ520で、インターフェイス・オブジェクトを規定するアクティブXコントロールやプラグインコードを含むインターネット・ユーザのコンピュータ50に、ライブラリ・ファイル74のダウンロードや作成を行う。ステップ530と540に示されているように、インターネット・ユーザがブラウザ72を開始即ち起動する度にライブラリ・ファイル74が開かれ、所定のインターネットのウエブサイト110との接続が自動的に確立される。このウエブサイト110は、インターフェイス・オブジェクト用のアクティブXコントロールやプラグインコードをインターネット・ユーザのコンピュータ50へ伝送するように好適に構築されている。開かれたライブラリ・ファイル74は、アクティブXコントロールやプラグインが提供する機能をブラウザ・インターフェイス20に追加する事が出来るブラウザ70内にシェルを提供する。ブラウザ72が閉じられるまで、ライブラリ・ファイル74とシェルのいずれも閉じない。ステップ550で、ブラウザ・インターフェイス20に表示されるインターフェイス・オブジェクト40が作成される。インターフェイス・オブジェクト40の情報および/または機能は、アクティブXコントロールやプラグインにより規定される。本発明の種々の実施形態において、インターフェイス・オブジェクト40は、ステップ560に示されるように、ユーザがネットサーフィンを続けている限り、即ち、ブラウザ72が起動されている限り、ブラウザ・インターフェイス20と共にブラウザ72により表示された状態のままになる。従って、本発明によりブラウザ72およびブラウザ・インターフェイス20に追加された機能は、インターネット・ユーザがネットサーフィンをしている間は失われる事は無い。
【0039】
本発明は、図5を参照して概要を説明したようなブラウザ72およびブラウザ・インターフェイス20を制御する種々の実施形態を提供するものであり、これら実施形態のそれぞれについて以下詳細に説明する。
【0040】
次に図6、続けて図10を参照しながら、本発明によるブラウザ72とブラウザ・インターフェイス20とを制御し、これらを表示する方法を示す実施形態について全体を600として次に説明を行う。本願明細書で解説するように、図6の目的のために、および、この図に向けられた以下の解説を目的として、ライブラリ・ファイル74がインターネット・ユーザのコンピュータ50に予めダウンロードまたは作成されているものとする。ステップ610で、インターネット・ユーザはブラウザ72を開始即ち起動し、インターネット90へのアクセスを開始する。ステップ620で、ライブラリ・ファイル74が開かれ、ステップ630に示すように所定のコンテンツ・プロバイダとの接続が自動的に確立される。BIOライブラリのアクティブXコントロールまたはプラグインコードにより規定された機能が、コンテンツ・プロバイダによりユーザのコンピュータ50へ(ライブラリ・ファイル74へ)伝送されて、ブラウザ・インターフェイス20に追加出来るインターフェイス・オブジェクト40が作成される。ステップ640に示すように、インターフェイス・オブジェクト40は、インターネット・ブラウザ・インターフェイス20と共に表示される。インターフェイス・オブジェクト40の機能は、アクティブXコントロールまたはプラグインコードにより規定されているが、インターネット・ユーザがインターネット90を巡回している間、ユーザが訪れたインターネット・サイトの数や種類に関係無く、また、ユーザが、ブラウザ・ソフトウェア・プログラム72を用いてインターネット90にアクセスしている限り、インターネット・ブラウザ・インターフェイス20と共に残っている。ステップ650に示すように、インターネット・ユーザが1つのインターネット・サイトから別のインターネット・サイトへ移動する時、本発明は、インターフェイス・オブジェクト40が当該移動により現存しているかどうか、即ち、ステップ652に示すように、該オブジェクト40が、ブラウザ・インターフェイス20にブラウザ72によりまだ表示されているかどうかの判断を行う。インターフェイス・オブジェクト40がブラウザ・インターフェイス20に表示されていなければ(即ち、ブラウザ・インターフェイス20から削除されたか、他の理由により終了されていれば)、ステップ660に示すように、インターフェイス・オブジェクト40は再描画される。インターフェイス・オブジェクト40が1つのインターネット・サイトから別のインターネット・サイトへユーザの移動によっても残っていて、ブラウザ・インターフェイス20内に表示された状態のままであれば、ステップ654で、ブラウザ72が操作可能な状態であるかどうかの判断も行われる。何故なら、ブラウザ72が操作可能な状態にあれば、インターフェイス・オブジェクト40はブラウザ・インターフェイス20にのみ表示されるからである。ブラウザ72が操作可能な状態でなければ(ユーザがもうネットサーフィンをしていなければ)、ステップ670に示すように、インターフェイス・オブジェクト40は終了され、ライブラリ・ファイル74は閉じられる。ブラウザ72が操作可能な状態のままであれば、本発明は、ステップ652で、インターフェイス・オブジェクト40がブラウザ・インターフェイス20と共に表示されることを保証し続ける。インターネット・ユーザがインターネット・サイト間で移動している時、本発明はインターフェイス・オブジェクト40の状態をモニタし、ユーザがインターネット90を巡回している限り、インターフェイス・オブジェクト40がブラウザ72によりブラウザ・インターフェイス20と共に表示されることを保証する。
【0041】
図6に示されている実施形態において、本発明は、BIOライブラリを初めに呼び出し、ユーザのコンピュータ50へロードしたインターネット・ウエブサイト130からインターネット・ユーザが離れる際、ブラウザ72がブラウザ・インターフェイス20と共にインターフェイス・オブジェクト40を表示することを保証するものである。例えば、ユーザがブラウザ72を開始即ち起動したとき、第1のコンテンツ・プロバイダ100により保守管理される第1の所定のインターネット・サイト130との接続が自動的に確立され、BIOライブラリがユーザのコンピュータ50にロードされる。次いで、BIOライブラリにより提供される機能が、ライブラリ・ファイル74により作成されたシェルを介してブラウザ72に利用可能になる。インターネット・ユーザが、第2のコンテンツ・プロバイダ200により保守管理されている第2のインターネット・サイト230と接続した時、インターフェイス・オブジェクト40用の機能はブラウザ・インターフェイス20に存在し続けることになる。本実施形態では、第1のインターネット・サイト130とのリンクが終了したとき、コンピュータ50のブラウザ72またはオペレーティング・システム70が、ライブラリ・ファイル74のアンロードを行うことによりBIOライブラリの機能を使用禁止にすることを本発明により防止するものである。
【0042】
例えば、ブラウザ72がインターネット・サイト130と最初に接続した時、当該サイト130は、ライブラリ・ファイル74の中へロードされるBIOライブラリとして、アクティブXコントロールソフトウェアコードの形で機能情報をインターネット・ユーザのコンピュータ50へ伝送する。もし、第1のインターネット・サイト130との接続終了時に、ライブラリ・ファイル74がオペレーティング・システム70またはブラウザ72により、閉じるか、またはアンロードのような明確な命令を受けていなければ、第1のインターネット・サイト130との接続が閉じられた後であっても、ライブラリ・ファイル74はロードされた状態を保つことになり、ブラウザ・インターフェイス20内のインターフェイス・オブジェクト40用の所望の機能が提供されることになる。インターネット・ユーザが種々のインターネット・サイト間を移動している間、ライブラリ・ファイル74がロードされたままの状態を保つことにより、ライブラリ・ファイル74の内部を除いて、(第1のインターネット・サイト130によりインターネット・ユーザ50へ伝送されるだけの)アクティブXコントロールの外部のデータ、関数およびオブジェクトのロードを行うことが可能となる。ライブラリ・ファイル74がロードされたままの状態を保っている限り、ライブラリ・ファイル74で、および、アクティブXコントロールの外部で作成されたいずれのデータやオブジェクトもロードされたままの状態となり、ブラウザ・インターフェイス20内で機能し続けることになる。
【0043】
ブラウザ72が第1のインターネット・サイト130と接続した後、かつ、その接続が終了する前に、サーフィンの間ライブラリ・ファイル74を開いた状態に保つことにより、グローバル・オブジェクトA(オブジェクトA)が、呼び出し関数のヒープではなく、インターネット・ユーザのコンピュータ50のプログラムのヒープに作成される。このようにして、グローバル・オブジェクトは呼び出し関数の終了を生き延びることになる。C++の新しい演算子を用いて、または、大域的宣言でグローバル・オブジェクトを宣言することによりグローバル・オブジェクトの作成を行う事が出来る。いずれの場合にせよ、グローバル・オブジェクトはブラウザ72と第1のインターネット・サイト130との間の接続が終了しても存在し続けることになる。
【0044】
このように規定されたグローバル・オブジェクトは、第1のインターネット・サイト130により提供されるアクティブXコントロールが閉じた後、即ち第1のインターネット・サイト130との初期接続が終了した後も、機能し続けることになる。一度グローバル・オブジェクトが作成されると、このグローバル・オブジェクトを用いてインターフェイスが作成される。当該インターフェイスは、例えば、機能の削除、置換および/またはブラウザ72とブラウザ・インターフェイス20への機能の追加を行うために機能する。このインターフェイスは、グローバル・オブジェクトの一部として、あるいは、新たなインターフェイス・オブジェクト40を割り当てるグローバル・オブジェクトにより作成しても良い。例えば、ブラウザ・ウインドウ38内にインターフェイス・オブジェクト・ウインドウ48(図3と図4などを参照のこと)を作成することなどにより、インターフェイス・オブジェクト40を作成しても良い。上記とは別に、ブラウザ・インターフェイス20は、例えば、ブラウザ・インターフェイス20内にブラウザ・ツールバー22またはブラウザ・ツールバー・オブジェクト24の追加または変更などを行うことにより直接変更しても良い。さらに別の代替例として、図4に示されているブラウザ・インターフェイス20から切り離されたオブジェクトインターフェイス・ツールバー42の作成がある。
【0045】
さらに、ブラウザ72を制御して、例えば、所定のインターネット・サイト130との接続の確立をブラウザ72に命令するのに用いるポインタが必要となる。このポインタを広範囲に格納することが望ましく、それによってブラウザ72へコマンドを送信するライブラリ・ファイル74内の任意の関数またはオブジェクトにより上記ポインタのアクセスが可能となる。例えば、マイクロソフト・インターネットエクスプローラでは、IWebBrowser、IWebBrowser2またはIWebBrowserAppオブジェクトリンク&組み込み(OLE)インターフェイス・コマンドを用いてポインタを作成する事が出来る。例えば、マイクロソフト・ファウンデーション・クラス(MFC)を利用して、COleControlクラスのGetClientSiteメンバーを使用し、第1のインターネット・サイト130、即ちBIOライブラリをロードしたインターネット・サイトからポインタを検索するポインタを作成する事が出来る。GetClientSiteはブラウザ72がBIOライブラリと交信するためのエントリポイントとして機能する。前回のステップにより返されたIOleClientSiteクラスのGetContainerメンバーを用いてBIOライブラリ用コンテナへのポインタを取得する事が出来る。BIOライブラリのコンテナは、アクティブXコントロールをロードするコンテナである。インターネット・ブラウザ・インターフェイス20は一般にブラウザ・ツールバー22とコンテンツ・ウインドウ32とを含むいくつかの部分から構成される。ドキュメントオブジェクトは、インターネット・ユーザがアクセスし、ある特定のウエブページに現れる全てのデータを含む全てのウエブページ用としてブラウザ72により作成される。ドキュメントオブジェクトはBIOライブラリ用のコンテナでもある。従って、ドキュメントオブジェクトをBIOライブラリのコンテナと呼ぶ場合もある。
【0046】
前回のステップにより返されたIOleContainerクラスのQueryInterfaceメンバーを用いて、IServiceProviderインターフェイスへのポインタを取得する事が出来る。このポインタを用いて、ブラウザ72が示す別のインターフェイスの所在位置を検知する事が出来る。最後に、BIOライブラリを呼び出したブラウザ72により提供される固有インターフェイスに対応して、前回のステップにより返されたIServiceProviderクラスのQueryServiceメンバーを用いて、IWebBrowserApp、IWebBrowserまたはIWebBrowser2インターフェイスへのポインタを取得する事が出来る。
【0047】
ある代替実施形態では、本発明を用いてブラウザ・ウインドウ30全体の変更を行う事が出来る。ブラウザ・ウインドウ30全体を変更する場合、インターフェイス・オブジェクト40を既存のブラウザ・ウインドウ38の中へ統合化するのとは対照的に、変更したブラウザ・ウインドウ30用のクラス全体をサブクラス化したり、或いは、固有ブラウザ・ウインドウ38をサブクラス化したりすることが可能となる。ここで用いられている、ウインドウ・フッキング(hooking a window)とも呼ばれる“ウインドウのサブクラス化”という用語は、ユーザ規定ウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャを用いて、ウインドウへ送信される全てのメッセージ処理と元のブラウザ・ウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャを置き換えることを意味する。例えば、ウインドウはマイクロソフト・ファウンデーション・クラス(MFC)CWnd:SubclassWindow ()関数を用いてサブクラス化する事が出来る。上記とは別に、GWL_WNDPROC引数(マイクロソフト・ウインドウズ定数)と共にSetWindowLong関数(マイクロソフト・ウインドウズ関数)呼び出しを用いて、ウインドウをサブクラス化することも可能である。サブクラスのウインドウ用の元のブラウザ・ウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャにSetWindowLong関数呼び出しにより返されたポインタを格納しても良い。これによって、ウインドウ30または38へ渡される全てのメッセージをBIOライブラリがインターセプトすることが可能となる。さらに、BIOライブラリは、ブラウザ72から提供された、ボタン、メニューなどを含むインターフェイス制御24からのコマンド、または、本発明に準拠するBIOライブラリにより追加されたインターフェイス・オブジェクト40からのコマンドを翻訳することが可能となる。
【0048】
BIOライブラリにより与えられるユーザ規定ウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャであって、元のブラウザ・ウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャを置き換える上記ユーザ規定ウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャは、BIOプロシージャ(BIO Procedure)と呼ばれる。ブラウザ72に対してBIOプロシージャを用いて、ブラウザ72用として意図されたメッセージ(コマンドなど)をインターセプトし、変更することも可能である。あるいは置き換えまたは新たなメッセージ(インターフェイス・オブジェクト40用メッセージハンドラなど)をBIOプロシージャによりブラウザ72へ伝送することも可能である。
【0049】
本発明はまた、ブラウザ・インターフェイス20からのインターフェイス・オブジェクト40の削除を保証するものでもある。例えば、インターネット・ユーザが新たなウエブサイトにアクセスすると、インターネット・ブラウザ72のなかにはブラウザ・インターフェイス20全体を再描画するものもある。ユーザが行う上記のようなインターネットでの移動に従いながらグローバル・オブジェクトがまだ機能可能な間、インターフェイス・オブジェクト40がブラウザ・インターフェイス20から削除される結果、インターフェイス・オブジェクト40はブラウザ・インターフェイス20により表示され無くなる。このような事態が生じるのを防ぐために、ブラウザ・インターフェイス20をリペイントするブラウザ72からのメッセージ(コマンドなど)をBIOプロシージャによりインターセプトすることが可能であり、ブラウザ・インターフェイス20が再描された直後にインターフェイス・オブジェクト40を再描画することが可能となる。上記とは別に、ブラウザ・インターフェイス20におけるインターフェイス・オブジェクト40の存在を周期的にテストすることが可能であり、インターフェイス・オブジェクト40が存在しなければ、ブラウザ・インターフェイス20内にインターフェイス・オブジェクト40を再描画することが可能となる。ほぼ1秒未満の間隔でこのような周期的テストを行うことが望ましい。
【0050】
上述の実施形態の一例(図6に図示)として、アクティブXコントロールがBIOライブラリとしてロードされ、メニュー項目(および機能)がブラウザ・インターフェイス20に追加される。本発明は、新たなグローバル・オブジェクト(オブジェクトA)を動的に作成するアクティブXコントロールを作成するものであり、この新たなグローバル・オブジェクトによって、ブラウザ・インターフェイス20に追加すべき所望の機能を備えた新たなメニュー・オブジェクト(このオブジェクトはインターフェイス・オブジェクト40であってもよい)が作成される。命令AfxGetMainWnd ()− GetMenu ()− AppendMenu ()を用いてメニュー・オブジェクト40をブラウザ・インターフェイス20に追加することも可能である。この場合、ブラウザ・インターフェイス20の追加メニューはメニュー・オブジェクト40を指示するポップアップメニューを含むことになる。次いで、ブラウザ・インターフェイス・ウインドウがサブクラス化され、このブラウザ・インターフェイス・ウインドウにより、BIOプロシージャにより処理されたメニュー・オブジェクト40用としてメッセージが処理され、ブラウザ・インターフェイス20用のメッセージはブラウザ72用メッセージハンドラへ渡される。インターネット・ユーザが第1のインターネット・サイト130から切断する(アクティブXコントロールを含むウエブページから出る)と、アクティブXコントロールは閉じることになるが、グローバル・オブジェクト(オブジェクトA)はプログラムのヒープ(program heap)中に残り、ブラウザ・インターフェイス20へ所望の機能を提供し続ける。
【0051】
インターフェイス・オブジェクト40が追加されるブラウザ・ウインドウをサブクラス化する代わりに、オブジェクトAまたはその子孫のうちの1つは、インターフェイス・オブジェクト40の所有者である状態を保持することが可能である。次いで、インターフェイス・オブジェクト40用のメッセージハンドラを作成する事が出来る。例えば、マイクロソフト・ファウンデーション・クラスを用いて、オブジェクトAまたはその子孫のうちの1つになるようにセットするということを除いて、インターフェイス・オブジェクト40の所有者が、上述の本発明の実施形態に準拠するブラウザ・ツールバー22にインターフェイス・オブジェクト40を追加する事が出来る。
【0052】
次に図7から図10までを続けて参照しながら、本発明によるブラウザ・インターフェイス20を制御し、表示する方法(700として全体を示す)、の別の実施形態について説明を行う。本願明細書に記載のように、図7の目的として、また、図7へ向けられる以下の説明のために、ライブラリ・ファイル74がインターネット・ユーザのコンピュータ50に予め作成されている。ステップ710で、インターネット・ユーザはブラウザ72を開始即ち起動して、インターネット90にアクセスする。ステップ720で、ライブラリ・ファイル74がユーザのコンピュータ50で開かれ、ステップ730に示されるように所定のインターネット・サイト130との接続が自動的に確立される。ステップ740で、BIOライブラリのアクティブXコントロールまたはプラグインコードにより規定された機能が、コンテンツ・プロバイダによりユーザのコンピュータ50へ(ライブラリ・ファイル74へ)伝送されて、インターフェイス・オブジェクト40の表示を制御する連続ループを用いて、ブラウザ・インターフェイス20で表示出来るインターフェイス・オブジェクト40が作成される。連続ループの終了時にインターフェイス・オブジェクト40を削除する(即ちその機能を終了させる)だけでよい。アクティブXコントロールまたはプラグインコードにより規定されているようなインターフェイス・オブジェクト40の機能は、ユーザが訪れたインターネット・ウエブサイトの数やタイプに関係無く、また、インターネット・ユーザがブラウザ・ソフトウェア・プログラムを用いてインターネットにアクセスしている限り、そして、ブラウザ72が起動状態のままである限り、インターネット・ユーザがインターネット90を巡回する時のインターネット・ブラウザ・インターフェイス20の場合の状態のままである。インターネット・ユーザが1つのウエブサイトから別のウエブサイトへ移動する時、ステップ750に示すように、本発明は、インターフェイス・オブジェクト40がその移動により現存しているかどうかの判断、即ち、ステップ752に示すように、上記オブジェクト40がブラウザ・インターフェイス20にまだ表示されているかどうかの判断を行うものである。インターフェイス・オブジェクト40がブラウザ72によりブラウザ・インターフェイス20に表示されていなければ(即ち、ブラウザ・インターフェイス20から削除されているか、さもなければ終了していれば)、ステップ760に示すように、インターフェイス・オブジェクト40は再描画される。インターフェイス・オブジェクト40が1つのウエブサイトから別のウエブサイトへユーザの移動する間にも残っていて、ブラウザ・インターフェイス20に表示された状態のままであれば、ステップ754で、ブラウザ72が操作可能な状態であるかどうかの判断も行われる。何故なら、ブラウザ72が操作可能な状態にあれば、インターフェイス・オブジェクト40はブラウザ72によりブラウザ・インターフェイス20のみに表示されるからである。ブラウザ72が起動していなければ、ステップ770に示すように、インターフェイス・オブジェクト40は終了し、ライブラリ・ファイル74は閉じられる。ブラウザ72が操作可能な状態のままであれば、本発明は、ステップ756で、連続ループが終了しているかどうかの判断を行う。ループが終了していれば、ステップ770に示すように、インターフェイス・オブジェクト40も終了する。ステップ752に示すように、ループがまだ処理を実行していれば、本発明は、インターフェイス・オブジェクト40がブラウザ・インターフェイス20にまだ表示されているかどうかの判断を行う。
【0053】
図7に示されている本発明の実施形態では、たとえオペレーティング・システム70またはブラウザ72がライブラリ・ファイル74のアンロードまたは終了を行う命令を生成しても、(アクティブXコントロールコードが中でロードされる)ライブラリ・ファイル74の処理をフリーズさせることによりアクティブXコントロールのアンロードを防止するようにするものである。ライブラリ・ファイル74がフリーズし、アンロードを終了させなくすることに起因して、アクティブXコントロールが作成したライブラリ・ファイル74の内部のデータ、関数およびオブジェクトのすべては、ライブラリ・ファイル74がアンロード命令を受けた後も存在し、機能し続ける。
【0054】
いくつかのオペレーティング・システム70および/またはブラウザ72では、アクティブXコントロールが最早インターネット・サイトに存在しなくなったとき、BIOライブラリは閉じられる。このことは、図10のインターネット・サイト130などの、アクティブXコントロールを持つ1つのインターネット・サイトから、図10のインターネット・サイト230などの、アクティブXコントロールを持たない別のインターネット・サイトへインターネット・ユーザが移動する時生じる場合がある。アクティブXコントロールが存在しないとき、インターフェイス・オブジェクト40の作動の継続を可能にするために、BIOライブラリ(およびライブラリ・ファイル74)が閉じないようにする必要がある。
【0055】
これを達成するために、ブラウザ72の制御に用いるポインタが作成される。このポインタはグローバルに格納することが望ましく、それによってブラウザ72へコマンドを送信する必要があるライブラリ・ファイル74内の任意の関数またはオブジェクトにより上記ポインタのアクセスが可能となる。例えば、マイクロソフト・インターネットエクスプローラでは、IWebBrowser、IWebBrowser2またはIWebBrowserAppOLEインターフェイス・コマンドを用いてポインタを作成する事が出来る。マイクロソフト・ファウンデーション・クラス(MFC)を利用してこれを行うために、(BIOライブラリとの交信に用いる事が出来る)COleControlクラスのGetClientSiteメンバーを用いて、BIOライブラリのインターネット・サイト、即ち、アクティブXコントロールを行うそのインターネット・サイトへのポインタの検索を行う事が出来る。前回のステップにより返されたIOleClientSiteクラスのGetContainerメンバーを用いて、BIOライブラリ用コンテナへのポインタを取得する事が出来る。前回のステップにより返されたIOleContainerクラスのQueryInterfaceメンバーを用いて、IServiceProviderインターフェイスへのポインタを取得する事が出来る。IServiceProviderインターフェイスを用いて、ブラウザ72が示す別のインターフェイスのうちのいずれでも容易に見つける事が出来る。BIOライブラリを呼び出したブラウザ72のバージョンにより示されるインターフェイスに応じて、前回のステップにより返されたIServiceProviderクラスのQueryServiceメンバーを用いて、IWebBrowserApp、IWebBrowserまたはIWebBrowser2インターフェイスへのポインタを取得する事が出来る。
【0056】
ライブラリ・ファイル74が閉じないようにするために、ライブラリ・ファイルの動作は停止される。ライブラリ・ファイル74の処理のフリーズまたは停止を行うために、BIOライブラリがアンロードされた時にのみ終了する連続するプログラムループを作成し、処理を実行することも可能である。その時点でプログラムループはメッセージキューのポンピングも行う。このプログラムループは、本願明細書ではメッセージポンプと呼ばれ、ループ内のPeekMessage、GetMessage、TranslateMessageおよびDispatchMessageコマンドを用いてこのプログラムループを作成することが可能である。メッセージポンプを実行するC++コードの例を以下に示す。
【0057】
【表1】
【0058】
但し、m_Continueは停止時点をループに命令するのに用いる論理変数であり、PeekMessage, GetMessage, TranslateMessage, and DispatchMessageは全てのウインドウズ関数である。m_Continueが偽ならば、ループは終了し、メッセージポンプを終了させる。msg引数はウインドウズMSG構造に対する基準値である。
【0059】
メッセージポンプが好適に作動する方法として、任意のPeekMessage関数を用いてメッセージキュー内で待機している任意のメッセージがあるかどうかを調べるためにチェックを行う方法が挙げられる。メッセージが存在すれば、メッセージポンプは、GetMessage関数を用いてメッセージキューからメッセージを取得し、TranslateMessage関数を用いてバーチャル・キーメッセージからこのメッセージを変換し、キャラクタ・メッセージに変える。最後に、メッセージポンプは、DispatchMessage関数を用いてメッセージを受け取るようになっている初期のウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャへメッセージを送信する。
【0060】
オペレーティング・システム70の組み込まれた能力を利用して、メッセージキューをポンピングするメッセージポンプを構成することも可能である。例えば、MFCコマンドCWnd:: MessageBox(“マイモーダル”,MB_OK)などのコマンドを用いるモーダル・ダイアログ・ボックスやメッセージボックスはこの目的を果たすのに十分に役立つものとなり、さらに、このボックスはライブラリ・ファイル74の処理のフリーズや停止を行うために利用される。
【0061】
メッセージポンプが連続ループ処理を実行している限り、インターネット・ユーザが別のインターネット・サイトをアクセスしている時でもアクティブXコントロールが終了する事は無い。
【0062】
図7により示されている本発明の実施形態は、(例えばサブクラス化、メッセージ処理などの場合)図6の上述の実施形態と同様に実施される。
【0063】
上述の実施形態(図6と図7)の双方において、必ずしも必要というわけではないが、インターフェイス・オブジェクト40用の出口関数を設けて、オブジェクトAとその子孫のすべてを閉じるようにすることが望ましい。出口関数を呼び出すための実施可能な例示シナリオには、BIOプロシージャ内のブラウザ・ウインドウを閉じるためにメッセージをインターセプトするステップや、アクティブXコントロールを終了させるステップが含まれる。
【0064】
次に図8を参照すると、本発明の方法のさらに別の実施形態が示され、その全体が800として参照される。図8の目的として、また、図8へ向けられる以下の説明のために、ライブラリ・ファイル74がインターネット・ユーザのコンピュータ50に予め作成されている。ステップ810で、インターネット・ユーザはブラウザ72を開始即ち起動して、インターネット90にアクセスする。ステップ820で、ライブラリ・ファイル74がユーザのコンピュータ50で開かれ、ステップ830に示されるように、所定のインターネット・サイト130(図10などを参照のこと)との接続が自動的に確立される。ステップ832で、ブラウザ72により提供される初期のブラウザ・インターフェイスの複製である新たなブラウザ・インターフェイスが作成される。ステップ840で、プラグインの機能が最初にロードされた元のブラウザ・インターフェイスを表す機能ウインドウが作成される。
【0065】
本発明のこの実施形態に準拠する機能ウインドウの作成ステップが図8aに示され、全体が840として参照される。ステップ842で、最初のブラウザ・インターフェイス・ウインドウ用のハンドルが特定される。最初のブラウザ・インターフェイス・ウインドウ(この時点においては機能ウインドウである)は、ステップ844で隠し状態および/または使用禁止の状態にされているため閉じる事は出来ない。これを閉じれば、BIOライブラリをクラッシュさせることになる。ステップ846で、ブラウザ72の制御に用いるポインタが作成される。最後に、ステップ848で、インターネットを巡回するためにインターネット・ユーザが使用出来る新たなブラウザ・インターフェイス・ウインドウが作成される。
【0066】
図8を再び参照すると、ステップ850から始めて、制御の対象とする任意のブラウザ・ウインドウ、または、ブラウザが使用する任意のウインドウの第1のサブクラス化、次いで、以下さらに詳細に説明するようなウインドウの追加、削除および/または変更により、今度はブラウザ・インターフェイスの制御を行うことが可能となる。元のブラウザウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャは(上記で規定したように)BIOプロシージャにより置き換えられる。ステップ860で、本発明は、任意の新たなブラウザ・ウインドウ(即ち予めサブクラス化されていない可能性のあるウインドウ、または、本発明に準拠して制御されていない可能性があるウインドウ)が開かれているかどうかの判断を行う。新たなウインドウが開かれていれば、本発明は、ステップ870で、インターフェイス・オブジェクト40をこれらの新たなウインドウに追加すべきかどうかの判断を行う。新たなウインドウが開かれていなければ、本発明は、ステップ880で示すように、インターネット・ユーザがブラウザ72を閉じることを望んでいるかどうかの判断を行う。望んでいれば、本発明は、ステップ890で、機能ウインドウを含む全てのブラウザ・ウインドウを閉じる。ユーザがブラウザ72を閉じることを望んでいなければ、ステップ880で判断されるように、本発明はステップ860へ戻り、新たなブラウザ・ウインドウが開かれているかどうかの判断を再び行う。
【0067】
図8、図8aおよび図10を続けて参照しながら、上述の本発明の実施形態についてさらに詳細に解説することにする。インターネット・サイト130を介してコンテンツ・プロバイダ100によりアクティブXコントロールがロードされると、一般に、ブラウザ72によるそのウエブサイト130との接続の確立とアクティブXコントロールの呼び出しとに応じて、ユーザのコンピュータに配置されているライブラリ・ファイル74が開かれ、ブラウザ72内にシェルが作成される。このブラウザ72内でアクティブXコントロール用コードをロードする事が出来る。アクティブXコントロールが閉じられる場合(ユーザがインターネット・サイト130との接続を終了させる場合)に、ライブラリ・ファイル74がアンロードされた時にアクティブXコントロールを含むライブラリ・ファイル74がアンロードまたはクローズを行うようにオペレーティング・システム70またはブラウザ72により明示的に命令されていれば、ライブラリ・ファイル74内を除いたアクティブXコントロールの外側で作成された全てのデータ、関数またはオブジェクトが破壊される。ライブラリ・ファイル74のアンロードを防止するために、命令されるまでブラウザ72はアクティブXコントロールのクローズを妨げられる。アクティブXコントロールがクローズ命令を受けることがなければ、ライブラリ・ファイル74がアンロードされることは決してない。
【0068】
これを達成する好適な方法として、アクティブXコントロールをロードした最初のブラウザ・インターフェイス・ウインドウを隠し状態および/または使用禁止状態にして、インターネット・ユーザが中で作業を続け、インターネットを巡回することが可能なその同一のウインドウの新たなコピーを作成する方法がある。最初のブラウザ・インターフェイスが望むらくは隠し状態および/または使用禁止状態にされているため、ライブラリ・ファイル74が、最初のブラウザ・インターフェイス用ウインドウ(ライブラリ・ファイル74をロードしたウインドウ)を示すまで、このウインドウを作動可能にするまで、あるいは、このウインドウを閉じるまでアクティブXコントロールを閉じる事は出来ない。
【0069】
図8の上述の方法として、例えば、ウエブページ130内に、または、バンドオブジェクトとして通常含まれているタグを利用して、および、マイクロソフト・インターネットエクスプローラ4.x用ソフトウェア開発キットに記載のように、ブラウザ74内の標準的アクティブXコントロールとしてBIOライブラリを好適にロードする方法が挙げられる。これは、BIOライブラリ用コードを含むライブラリ・ファイル74の初期化と実行とをブラウザ72に命令するものである。
【0070】
BIOライブラリを初期化し、呼び出した最初の時点で、機能ウインドウが作成され、インターネット・ユーザが別のインターネット・ウエブサイト210、即ち別のウエブページを訪問している間、この機能ウインドウは、アクティブXコントロール自身とのセッションを開いた状態に保つことによりBIOライブラリは開いた状態に保たれる。この機能ウインドウによって、開いているBIOライブラリのコピーを有さないブラウザ・ウインドウが、ブラウザ72と接続するOLEインターフェイスにアクセスすることも可能となる。
【0071】
機能ウインドウを作成するために、最初のブラウザ・インターフェイス・ウインドウ(即ちBIOライブラリをロードしたウインドウ)を隠し状態および/または使用禁止状態にすることが望ましい。これは、BIOライブラリのハンドルから始めて、最初のブラウザ・インターフェイス・ウインドウ用のハンドルを特定することにより達成する事が出来る。BIOライブラリのハンドルから最初のブラウザ・インターフェイス用ウインドウハンドルを検索するために、GetParent関数の呼び出し用の現在値がデスクトップウインドウより1つ下のレベルを表すまで、GetParent関数(ウインドウズ関数)が連続して呼び出される。例えば、ループ内で実行される“m_Handle=GetParent(m_Handle)”などの宣言により所望の機能と結果を得る事が出来る。但しm_Handleの値はBIOライブラリのハンドル値に等しく最初セットされ、次いで、この値は、最終的に最初のブラウザ・インターフェイス・ウインドウへこのハンドルを返す。
【0072】
次のステップは、最初のブラウザ・インターフェイス・ウインドウ(今度は機能ウインドウと呼ばれる)を隠すおよび/または使用禁止にし、その結果インターネット・ユーザが、(例えばブラウザ72を閉じることにより)機能ウインドウを閉じることが出来ないようにし、それによって、BIOライブラリにアンロードを行わせ、BIOライブラリにより提供された機能をブラウザ・インターフェイス20から削除するステップである。ユーザから最初のブラウザ・インターフェイス・ウインドウを隠すおよび/またはユーザ駆動イベントからそのブラウザ・ウインドウを使用禁止にするために、ブラウザ・ウインドウを隠すおよび/またはブラウザ・ウインドウを使用禁止にする値と共に、WM_SHOWWINDOWおよび/またはWM_ENABLEメッセージ(双方ともウインドウズ定数)を最初のブラウザ・インターフェイス・ウインドウへ送信する事が出来る。例えば、ブラウザ・ウインドウハンドルを用いて最初のブラウザ・インターフェイス・ウインドウへメッセージを送信するために、PostMessageまたはSendMessage関数(既存のウインドウズ関数)を利用する事が出来る。上記とは別に、ShowWindowおよびEnableWindow関数(既存のウインドウズ関数)を用いて同じ結果を得ることも可能である。
【0073】
ブラウザ72を制御するポインタが作成される。ブラウザ72へコマンドを送信する、ライブラリ・ファイル74内の任意の関数またはオブジェクトによりアクセス可能となるように、このポインタをグローバルに格納することが望ましい。例えば、マイクロソフト・インターネットエクスプローラでは、IWebBrowser、IWebBrowser2またはIWebBrowserAppOLEインターフェイスを用いて前記ポインタを作成する事が出来る。例えば、マイクロソフト・ファウンデーション・クラスを利用して上記を行うために、ブラウザ72用のエントリポイントとして役立つCOleControlクラスのGetClientSiteメンバーを用いて、BIOライブラリと交信して、BIOライブラリのインターネット・サイト、即ち、アクティブXコントロールをロードしたインターネット・サイト130へのポインタの検索を行う事が出来る。前回のステップにより返されたIOleClientSiteクラスのGetContainerメンバーを用いて、BIOライブラリ用コンテナへのポインタを取得する事が出来る。前回のステップにより返されたIOleContainerクラスのQueryInterfaceメンバーを用いて、IServiceProviderインターフェイスへのポインタを取得することが可能であり、IServiceProviderインターフェイスを用いて、ブラウザ72が示す別のインターフェイスのうちのいずれのインターフェイスでも見つけられるようにすることが望ましい。BIOライブラリを呼び出したブラウザ72のバージョンにより示されるインターフェイスに応じて、前回のステップで返されたIServiceProviderクラスのQueryServiceメンバーを用いて、IWebBrowserApp、IWebBrowserまたはIWebBrowser2インターフェイスへのポインタを取得しても良い。
【0074】
最後に、インターネット・ユーザがネットサーフィンを続ける(即ち、種々の異なるインターネット・サイトにアクセスし続ける)事が出来る新たなブラウザ・ウインドウが作成される。何故なら、機能ウインドウを作成するために前に使用したブラウザ・ウインドウが隠し状態および/または使用禁止状態にされているからである。好ましくは、IWebBrowser、IWebBrowser2またはIWebBrowserAppOLEインターフェイスのうちのいずれかを用いて(例えばそのOLEインターフェイスのナビゲートメンバーまたはナビゲート2メンバーを用いて)、新たなブラウザ・ウインドウを作成することが望ましい。上記とは別に、New WindowやOpen In New Windowコマンドなどの、ブラウザ72を用いて新たなブラウザ・ウインドウを開く事が出来るような、任意のコマンドに対応するWMCOMMANDメッセージをブラウザ72へ送信することも可能である。ブラウザ72により提供される動的データ交換(DDE)サポートを用いて新たなウインドウを開くようにしても良い。
【0075】
BIOライブラリは、様々なブラウザ・インターフェイスの特徴と機能との追加/削除/変更即ちこれらの特徴と機能とを制御する必要がある。第1のステップとして、本発明に準拠して制御の対象となるブラウザ・ウインドウのうちのいずれかまたはブラウザが使用するウインドウ(即ち子ウインドウ)のうちの任意のサブクラス化を行うステップがある。BIOウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャを用いて、本願明細書で以後BIOプロシージャと呼ぶ元のウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャの置き換えが行われる。
【0076】
一度ブラウザ・ウインドウ、または、その子ウインドウのうちの任意のサブクラス化が行われると、GetMenu関数を用いてブラウザ・ウインドウ・メニューへのポインタを検索することによりサブクラス・メニューへの追加が可能となる。一度メニューのハンドルへのポインタを取得すると、ModifyMenu,AppendMenu,InsertMenuなどのメニュー関数を用いて、任意の所望のメニューをブラウザ・ウインドウに追加する事が出来る。メニューに割り当てられたいずれのコマンドも、BIOウインドウのサブクラス化に用いるBIOプロシージャにより処理する必要がある。メニュー作成時にブラウザ内に含まれるコマンド識別子と同じコマンド識別子を使用してはならない。
【0077】
標準的ウインドウズ関数を用いてツールバー42の追加先であるウインドウのハンドル(本願明細書では以後フレームハンドルと呼ぶ)を検索することにより、インターフェイス・オブジェクト・ツールバー42をブラウザ・インターフェイス20に追加する事が出来る。一般に、上記ウインドウは、BIOウインドウまたはBIOウインドウの子であるフレームウインドウになる。次いで、親ウインドウとしてフレームハンドルを用いてウインドウが作成される。例えば、(ツールバーの1つの形である)ダイアログバーをインターフェイス・オブジェクト40として追加するために、タイプCDialogBar(マイクロソフト・ファウンデーション・クラス)から導き出されたり、タイプCDialogBarのオブジェクトが作成されたりするが、これがフレームハンドルを用いて呼び出すCreate法である。例えば、画像、ツールバー、ダイアログなどのようなリソースが使用され、かつ、ブラウザ72がBIOライブラリと同じリソースを共有していない場合、BIOライブラリリソースから任意のデータをロードする事が出来るようになる前に、ブラウザのリソースはBIOライブラリリソースより一時的に置き換えられる。その後、ブラウザの原リソースよってBIOライブラリリソースの置き換えが可能となる。
【0078】
新たなブラウザ・ウインドウが開かれると、この新たなウインドウにインターフェイス・オブジェクト40を追加することが望ましい場合がある。ユーザ定義関数を呼び出すSetTimerウインドウズ関数を用いてタイマを作成しても良い。上記ユーザ定義関数は、機能ウインドウと同じクラス名を持つデスクトップウインドウの全ての子ウインドウのチェックを行うFindWindowEx関数(ウインドウズ関数)を利用することになる。予め変更されていないブラウザ・ウインドウ、即ち、インターフェイス・オブジェクト40を有していないブラウザ・ウインドウについては、必要なハンドルを検索することが可能であり、元のBIOウインドウに対して行われた変更と同じ変更を行う事が出来る。
【0079】
最後に、インターネット・ユーザがブラウザ72を閉じることを望む場合、機能ウインドウを除いてブラウザ・ウインドウのすべてが閉じているかどうかの判断を行う必要がある。そして、他の全てのブラウザ・ウインドウが閉じていれば、この機能ウインドウも閉じなければならない。BIOメッセージ処理手順内のWMCLOSEメッセージ(ウインドウズ定数)をリスンすることにより、あるいは、開かれているブラウザ・ウインドウ数を周期的にチェックするタイマをセットすることにより、上記を達成することが可能となる。元の機能ウインドウを閉じるために、WMCLOSEメッセージをそのウインドウへ送信する事が出来る。
【0080】
次に図9を参照すると、本発明によるインターネット・ブラウザ・インターフェイス20を制御し、これを表示する方法の別の代替実施形態が示され、全体が900として指定されている。
【0081】
ステップ910、920および930は図6〜図8の上述の実施形態の場合とほぼ同じである。ステップ940で、新たなブラウザ・インターフェイス・ウインドウを作成し、最初のブラウザ・インターフェイス・ウインドウを隠し状態および/または使用禁止状態とする。このブラウザ・インターフェイス・ウインドウは機能ウインドウと呼ばれる。プラグインは最初のブラウザ・インターフェイス・ウインドウ用ハンドルを特定し、このウインドウを隠すおよび/または使用禁止にし、インターネット・ユーザが使用出来る新たなブラウザ・インターフェイス・ウインドウを作成する。ステップ950で、全てのブラウザ・ウインドウがサブクラス化され、次いで、ステップ960で示されているように、全ての開かれたウインドウに対してブラウザ・インターフェイスを制御することが可能となる。ステップ962で、本発明は任意の新たなブラウザ・ウインドウが開かれているかどうかを判断し、開かれていれば、本発明はステップ960へ戻る。新たなブラウザ・インターフェイス・ウインドウが開かれていない場合、ステップ962はステップ964へ進み、インターネット・ユーザがブラウザを閉じることを望んでいるかどうかが判断される。機能ウインドウを閉じる前に全てのウインドウを閉じる必要があり、それはステップ966で判断される。ステップ970で示されているように、全てのウインドウが閉じられた場合、機能ウインドウが閉じられる。全てのウインドウが閉じられていない場合、ステップ966はステップ964へ戻る。
【0082】
本発明のさらに別の代替実施形態では、本発明は、ブラウザ・プラグインを用いてインターネット・ブラウザ・インターフェイスを制御して、呼び出しブラウザ72の機能を制御(即ち追加、削除および/または変更)し、プラグインをロードしたインターネット・サイト130からユーザが出た後プラグイン機能を保持する方法を提供するものである。
【0083】
ブラウザ72とインターネット・サイト130との接続の確立と、プラグインの呼び出しとに応じて、ブラウザ・プラグインがインターネット・ユーザのコンピュータ50にロードされると、ライブラリ・ファイル74はブラウザ72内にシェルを確立し、このブラウザ72内にプラグイン用コードをロードする事が出来る。プラグインが閉じられた場合、ライブラリ・ファイル74のアンロードを行うことがオペレーティング・システム70またはブラウザ72により明示的に指示されていれば、ライブラリ・ファイル74がアンロードされた時、ライブラリ・ファイル74内を除いたプラグインの外側で作成された全てのデータ、関数またはオブジェクトも破壊されることになる。ライブラリ・ファイル74がアンロードしないようにするために、プラグインのクローズ命令を受け取るまで、ブラウザ72によるプラグインのクローズは妨げられる。プラグインがクローズ命令を受けることがなければ、ライブラリ・ファイル74もアンロード命令を受けることは決してない。プラグインをロードした最初のブラウザ・ウインドウを隠すおよび/または使用禁止にすることにより、さらに、インターネット・ユーザがインターネットにアクセスし、インターネットを巡回するのに使用するために、その同じウインドウの新たなコピーを作成することにより、上記を達成する事が出来る。最初のブラウザ・ウインドウは隠された状態および/または使用禁止状態にされていることが望ましいため、プラグインは、ライブラリ・ファイル74が表示、起動またはクローズを選ぶまで、プラグインをロードした最初のブラウザ・ウインドウを閉じる事は出来ない。
【0084】
例えば、ブラウザ・プラグインが、好適にはウエブページ110内のタグ(図10などを参照)を用いて、標準プラグインとしてブラウザ72にロードされる。このプラグインは、プラグイン(即ちBIOライブラリ)用コードを含むライブラリ・ファイル74の初期化とロードとを行うようにブラウザ72に命令する。
【0085】
BIOライブラリが最初に初期化され、呼び出された時点で、元のブラウザ・ウインドウを隠すおよび/または使用禁止にすることにより機能ウインドウが作成され、これによって、プラグイン自身とのセッションを開いた状態に保つことによりBIOライブラリのアンロードが防止される。この機能ウインドウによって、開いているBIOライブラリのコピーを有さないブラウザ・ウインドウが、プラグイン用組み込み型アプリケーション・プログラミング・インターフェイス(API)にアクセスすることも可能となる(即ち、ネットスケープ・ナビゲータとマイクロソフト・インターネットエクスプローラとにより提供されるようなブラウザ・インターフェイス20を通じて、および、プラグイン機能を介して機能がインターネット・ユーザに利用可能となる)。
【0086】
ブラウザ72が最初に呼び出された時点で、最初のブラウザ・ウインドウを使用禁止にするか、隠す(この場合プラグインは常駐している)ことにより機能ウインドウが望むらくは作成される。これを行うために、プラグインは最初のブラウザ・ウインドウのハンドルを最初に特定する必要がある。NPWindow構造のウインドウメンバーが、NPPSetWindow関数への第2の引数としてブラウザ72からBIOライブラリへ渡される。このウインドウメンバーはプラグインウインドウへのハンドルである(NPWindowとNPP_SetWindowはプラグイン用のネットスケープおよびインターネットエクスプローラAPIの一部である)。このウインドウメンバーから最初のブラウザ・ウインドウハンドルを検索するために、GetParent関数を呼び出すための現在値がデスクトップウインドウより1つ下のレベルを表すまで、GetParent関数(ウインドウズ関数)が連続して呼び出される。例えば、ループ内で実行される“m_Handle=GetParent(m_Handle)”などの宣言により所望の機能と結果とを得る事が出来る。但しm_Handleの値はNPWindow構造のハンドル用の値に等しく最初セットされ、次いで、この値は、最終的に最初のブラウザ・ウインドウへこのハンドルを返す。
【0087】
次いで、インターネット・ユーザが機能ウインドウを閉じて、BIOライブラリをクラッシュさせることが出来ないように、最初のブラウザ・ウインドウを隠し状態および/または使用禁止状態にする。ユーザから最初のブラウザ・ウインドウを隠すおよび/またはユーザ駆動イベントからそのウインドウを使用禁止にするために、ブラウザ・ウインドウを隠すおよび/またはブラウザ・ウインドウを使用禁止にする値と共に、WM_SHOWWINDOWおよび/またはWM_ENABLEメッセージ(双方ともウインドウズ定数)を最初のブラウザ・ウインドウへ送信する事が出来る。これは、例えば、PostMessageまたはSendMessage関数(ウインドウズ関数)を利用して、ブラウザ・ウインドウハンドルを用いて最初のブラウウインドウへメッセージを送信することにより達成出来る。上記とは別に、ShowWindowおよびEnableWindow関数(ウインドウズ関数)を用いて同じ結果の達成が可能である。
【0088】
最終ステップは、最初のブラウザ・ウインドウを隠し状態および/または使用禁止状態にした後、ネットサーフィンを続けるためにインターネット・ユーザが使用出来る新たなブラウザ・ウインドウを作成することである。例えば、_new、_blank、または、予め存在しない任意のウインドウ名にターゲットパラメータをセットして、以下のネットスケープとインターネットエクスプローラのプラグインAPI関数:NPN_GetURL, NPN_PostURL, NPN_GetURLNotify, NPN_PostURLNotifyのうちのいずれかを呼び出すことにより上記を達成する事が出来る。上記関数のNPP引数は、ブラウザ72により機能ウインドウ用プラグインへ提供されたNPP構造である。これを行う別の方法として、例えば、New_WindowコマンドまたはOpen_In_New_Windowなどの新たなウインドウを開くために用いる事が出来るような任意のコマンドに対応するブラウザ72へWMCOMMANDメッセージを送信する方法がある。ブラウザにより提供される動的データ交換(DDE)サポートを用いて新たなウインドウを開く事が出来る。NPN_GetURL, NPN_PostURL, NPNGetURLNotify, NPNPostURLNotifyおよびNPP構造はプラグイン用ネットスケープおよびインターネットエクスプローラAPIの一部であり、WMCOMMANDはウインドウズ定数である。
【0089】
BIOプラグインは、ブラウザ72の特徴と機能とを制御する、即ち上記特徴と機能の追加/削除/変更を行う事が出来る。第1のステップとして、本発明に準拠して制御の対象となるブラウザ・ウインドウのうちのいずれかまたはブラウザが使用するウインドウ(まとめてBIOウインドウ)のうちの任意のサブクラス化を行うステップがある。
【0090】
ブラウザ・ウインドウまたはその子ウインドウをサブクラス化した後、GetMenu関数(ウインドウズ関数)を用いてブラウザ・ウインドウ・メニューへのポインタを検索することによりブラウザ・インターフェイス20にメニューを追加する事が出来る。一度メニューのハンドルへのポインタを取得すると、ModifyMenu, AppendMenu, InsertMenuなど(ウインドウズ関数)のメニュー関数を用いて、任意の所望のメニューをブラウザ・ウインドウに追加する事が出来る。ブラウザ72内に含まれる任意の同じコマンド識別子と同じコマンド識別子をメニュー作成時に使用しないように注意しながら、BIOウインドウのサブクラス化に用いるBIOメッセージ処理手順によって、メニューに割り当てられた任意のコマンドを処理しなければならない。
【0091】
上記とは別にまたはこれに追加して、標準的ウインドウズ関数を用いてツールバー42の追加先であるウインドウのハンドル(本願明細書では以後フレームハンドルと呼ぶ)を検索することにより、インターフェイス・オブジェクト・ツールバー42をブラウザ・インターフェイス20に追加する事が出来る。上記ウインドウはBIOウインドウまたはBIOウインドウの子ウインドウであるフレームウインドウになる。次いで、親ウインドウとしてフレームハンドルを用いてウインドウが作成される。例えば、(ツールバーの1つの形である)ダイアログバーをインターフェイス・オブジェクト40として追加するために、タイプCDialogBar(マイクロソフト・ファウンデーション・クラス)から導き出されたオブジェクトまたはタイプCDialogBarのオブジェクトを作成する事が出来る。これがフレームハンドルを用いて呼び出すCreate法である。例えば、画像、ツールバー、ダイアログなどのようなリソースが使用され、かつ、ブラウザ72がBIOライブラリと同じリソースを共有していない場合、BIOライブラリリソースから任意のデータをロードする事が出来るようになる前に、ブラウザのリソースはBIOライブラリリソースにより一時的に置き換えられる。その後、ブラウザの元のリソースによってBIOライブラリリソースを置き換えることが可能となる。
【0092】
新たなブラウザ・ウインドウが開かれたとき、この新たなウインドウにインターフェイス・オブジェクト40を追加する事が出来る。ユーザ定義関数を呼び出すSetTimerウインドウズ関数を用いてタイマを作成することにより上記を達成する事が出来る。上記ユーザ定義関数は、機能ウインドウと同じクラス名を持つデスクトップウインドウの全ての子ウインドウのチェックを行うFindWindowEx関数(ウインドウズ関数)を利用する。変更されたインターフェイスを予め含まない新たなウインドウ(インターフェイス・オブジェクト40を含まない)については、必要なハンドルが検索され、元のBIOウインドウに対して行われた変更と同じ変更が行われる。
【0093】
最後に、インターネット・ユーザがブラウザ72を閉じることを望む場合、機能ウインドウを除いてブラウザ・ウインドウのすべてが閉じているかどうかの判断を行う必要がある。そして、他の全てのブラウザ・ウインドウが閉じていれば、この機能ウインドウを閉じる事が出来る。例えば、BIOメッセージ処理手順内のWMCLOSEメッセージ(ウインドウズ定数)をリスンすることにより、あるいは、開かれているブラウザ・ウインドウの数を周期的にチェックするタイマをセットすることにより、上記を達成することが可能となる。WM_CLOSEメッセージを送信することにより元の機能ウインドウを閉じることも可能である。
【0094】
本発明によれば、BIOライブラリ(即ちプラグイン)をロードすることが可能となり、ブラウザ・インターフェイス20内に自動的にBIOライブラリの機能を提供する事が出来る(ユーザが、特定のインターネット・サイトへ積極的にアクセスする、即ちプラグインを呼び出すウエブページへサーフする必要は無くなる)。例えば、ネットスケープは、自動スタートアップとして特定されるキーをそのウインドウ・レジストリ内に備えている。起動時に、ネットスケープは、自動スタートアップキー内にリストされているOLEの制御機能のすべてをロードする。自動スタートアップキー内のライブラリ・ファイル74への(従って、BIOライブラリとインターフェイス・オブジェクト40を規定するプラグインへの)リファレンスまたは呼び出しを行うことにより、ネットスケープ・ブラウザを開始する即ち起動する度にライブラリ・ファイルのロードを行う事が出来る。ブラウザ・インターフェイス20でインターフェイス・オブジェクト40のインスタンスを作成する命令と、所定のインターネット・サイト130との接続を確立するブラウザ72用の命令とを上記ライブラリ・ファイル74の中に含める事が出来る。この技法を用いることにより、ユーザがある特定のインターネット・サイト130を訪問してBIOライブラリをロードする必要は無くなる。少なくともブラウザ72内にプラグインをロード出来るようになるまで、ブラウザ・インターフェイス20を介して表示とアクセスを行うためにライブラリ・ファイル74を開いた状態に保つ必要がある。これを行う1つの方法として、ライブラリ・ファイル74と関連するリファレンスカウンタの増分を行い、それによって、ネットスケープが自動スタートアップキーにリストされたOLEコントロール機能のアンロードを行うとき、ライブラリ・ファイル74が、より大きなリファレンス番号を持っているためにアンロードされないようにする方法がある。
【0095】
ライブラリ・ファイル74をプラグインとしてロードして、タイマまたはループを用いてネットスケープDDEサーバを周期的に探すようにする事が出来る。ブラウザ72によりネットスケープDDEサーバから返信を受信したとき、ネットスケープはコマンドを受け取る準備ができており、プラグインを共にロードすることが可能となる。次いで、DDEを用いて、WWW_OPENURLなどのコマンドをブラウザ72へ送信してもよく、このコマンドは本願明細書で論じているようにプラグインをロードさせることになる。
【0096】
BIOライブラリ用として用いるネットスケープ・プラグインウインドウを隠す別の方法として、(“スタート”ボタンが配置されている)タスクバーからネットスケープ・プラグインウインドウを削除して、可視スクリーンから見えなくするという方法がある。上記ネットスケープ・プラグインウインドウをタスクバーから取り除く1つの方法として、SetWindowLongを呼び出して、プラグインウインドウのウインドウスタイルをツールボックスウインドウに変更する方法がある。ツールボックスウインドウはタスクバーには現れる事は無い。ネットスケープ・プラグインウインドウは、MoveWindowを呼び出し、ユーザのデスクトップの可視範囲にはない座標を与えることによりスクリーンから外して配置する事が出来る。
【0097】
元のブラウザメッセージ処理手順を置き換えるために用いるBIOウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャは、メッセージの指定する届け先がどのウインドウであるか、および、一度BIOウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャがメッセージを受け取った場合、当該メッセージを用いて何をすべきかを知っていなくてはならない。これを行う好適な方法として、情報を互いにリンクするマップを作成する方法がある。本発明の場合、そのウインドウにとって重要な情報を含む構造とウインドウハンドルとをリンクするマップを利用することが望ましい。例えば、BIOライブラリが新たなブラウザ・ウインドウにインターフェイス・オブジェクト40を追加する時、そのBIOウインドウにとって有益な情報を含む構造とBIOウインドウのハンドルをリンクさせるマップ内の新たなエントリが作成される。この構造内に含まれる数々の情報の1つとして、BIOウインドウ用のブラウザの元のウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャが含まれることが望ましい。ブラウザの元のウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャを保持することによって、BIOウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャがメッセージの処理方法が分からない場合、ブラウザの元のウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャへメッセージを渡すことが出来るようにする必要がある。
【0098】
BIOウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャによりメッセージが受信されると、処理手順へ渡される第1の引数は上記メッセージを受信したウインドウのハンドルである。このウインドウ固有の全てのデータを含む構造を検索するために、キーとしてウインドウハンドルを用いてマップ内の検索が行われる。返された構造には元のウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャなどの格納済みウインドウ固有の情報が含まれる。
【0099】
ブラウザ・インターフェイス20の制御(即ちブラウザ・インターフェイスへの追加、ブラウザ・インターフェイスからの削除あるいはブラウザ・インターフェイスの変更)時に、本発明ではブラウザ72の作動方法が変更される。ブラウザのウインドウまたは子ウインドウへメッセージを送信することにより、ブラウザの機能に関してインターネット・ユーザはほとんどどんなことでも行うことが可能となる。メッセージを送信するオブジェクトまたはウインドウには、インターネット・ユーザが直接リアルタイムで通信出来る相手先であるメニュー、ボタン、コンボボックスおよびその他のほとんどあらゆる手段(即ちインターフェイス制御手段)が含まれる。例えば、メッセージは4つの構成要素に分解する事が出来る:1)メッセージの受信を意図するウインドウのハンドル、2)メッセージのmsg値、3)通常msg値に従属する用途を持つwParam、4)通常msg値に依存する値を持つIParam。
【0100】
例えば、ブラウザのウインドウ内のボタンをクリックすると、ブラウザ・ウインドウのウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャへウインドウズ定数であるWMCOMMANDを含むメッセージ(msg値)を送信する事が出来る。この場合、上記メッセージ内のwParam変数の下位2バイトはどのボタンが押されたかを特定するために用いる数となる。
【0101】
上述のように、ブラウザのウインドウまたは子ウインドウのサブクラス化を行うことにより、ユーザがインターフェイス制御手段のいずれかとリアルタイムで伝送する際に送信される任意のメッセージをインターセプトする事が出来る。一度メッセージがインターセプトされると、BIOウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャが上記メッセージを翻訳し、このメッセージに対して反応する事が出来る。インターフェイス制御機能が同じ状態のままにする(即ち本発明への追加、本発明からの削除または本発明による変更を行わない)ことである場合、上記メッセージは元のウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャへ戻す事が出来る。このようにして、ブラウザ72内に存在するほとんど全てのインターフェイス制御機能を制御することが可能となる。さらに、ブラウザ・インターフェイス20にインターフェイス制御機能を追加し、(wParamの形で渡される)コマンド識別子を割り当てる事が出来る。次いで、BIOウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャにより、上記wParamを翻訳し、追加すべきインターフェイス制御機能の提供が可能となる。さらに、ブラウザから削除すべきインターフェイス制御と関連するコマンド識別子を受け取った場合、単に本発明によるウインドウ処理手順に何もさせることなく機能の削除を行う事が出来る。これによって、上記コマンドがブラウザ・ウインドウの元のメッセージハンドリングプロシージャへ渡されないようにする事が出来る。
【0102】
上記に詳しく論じたように、本発明の種々の実施形態を用いて、インターネット・ユーザは、ユーザ定義インターフェイス制御機能を備えたブラウザ・インターフェイス20の作成が可能となる。この場合、上記ブラウザ・インターフェイス20のウインドウの親をサブクラス化されたウインドウにセットすることにより、新規の(即ち制御対象の)ウインドウから出されるいずれのメッセージでもBIOウインドウ・メッセージ・ハンドリング・プロシージャで処理することになる。これを利用して、ツールバー、ダイログバー(dialogbar)、フローティング・ダイアローグ(floating dialog)などの任意のインターフェイス・オブジェクト40をブラウザ・インターフェイス20に追加することが可能となる。
【0103】
本発明についてさらなる説明を行うために、本発明を限定しない以下の例示の利用例を示す。インターネット・ユーザがインターネットを巡回する時持続して存在するプラグインまたはアクティブXコントロールによって、ユーザが、インターネットに配置されているデータベースから得られる自分の“ブックマーク”や“お気に入り”のダウンロードを可能にするブラウザ・インターフェイス20にインターフェイス・オブジェクト40を追加することが可能となる。このインターフェイスはブラウザ・インターフェイスの中へ直接追加され、このインターフェイスによってプラグインまたはアクティブXコントロールにより提供されたインターフェイス・オブジェクト40を用いて、ユーザはダウンロードした“ブックマーク”や“お気に入り”のリンクを訪れることが可能となる。このインターフェイス・オブジェクト40は、既存のブラウザ上の現在の“お気に入り”や“ブックマークマーク”メニュー項目と同様の機能を果たすものである。有利な相違点として、このブックマークはインターネット上のデータベースからダウンロードされるため、ユーザは、プラグインまたはアクティブXコントロールをロード出来る自分のブックマークに任意のコンピュータのブラウザ上でアクセス出来るという利点が挙げられる。
【0104】
本発明は、プラグインまたはアクティブXコントロールを介して、ブラウザ・インターフェイス20の“お気に入り”や“ブックマーク”に設けた広告“リンク”に基づいて広告収入を生むために利用することも可能である。広告対象のターゲット消費者は、例えば、氏名、年齢、性別、収入、人種、学歴および地理上の所在地などのデータベースに格納された情報に基づいて、また、データベースに格納されているまたはブラウザ72に存在するお気に入りとブックマークなどの好みに基づいて行うことも可能である。
【0105】
ユーザがインターネットを巡回する時持続して存在するプラグインまたはアクティブXコントロールを用いて、ユーザが、インターネットに配置されているデータベースから得られる自分の“アドレス帳”のダウンロードを可能にするブラウザ・インターフェイス20にインターフェイス・オブジェクト40を追加することが可能となる。このようなインターフェイス・オブジェクト40は、ブラウザ・インターフェイス20のインターフェイスの中へ直接追加することが可能であり、このインターフェイス・オブジェクト40は、電子メールの送信並びに自分の“アドレス帳”にリストされている連絡先用の格納済み情報の検索をユーザが行うことが出来るようにするものである。
【0106】
本発明は、プラグインまたはアクティブXコントロールのインターフェイス・オブジェクト40の“アドレス帳”に設けた広告“リンク”に基づいて広告収入を得ることを目的として利用することも可能である。広告対象のターゲット消費者は、例えば、氏名、年齢、性別、収入、人種、学歴および地理上の所在地などのデータベースに格納された情報に基づいて、また、データベースに格納されているまたはブラウザに存在するお気に入りとブックマークなどの好みに基づいて行うことも可能である。
【0107】
本発明は、ユーザの探索を可能にするウエブページを訪問する必要無く、プラグインまたはアクティブXコントロールを利用して、ユーザがブラウザの中へ直接探索語をタイプ出来るようにする、ブラウザ・インターフェイス20の編集ボックスの追加を可能にするものである。
【0108】
さらに、持続して存在するプラグインまたはアクティブXコントロールによって、たとえユーザが異なるウエブサイトをサーフィンしていても、ユーザ側で、ウエブサイトで、あるいは、プログラムで選択された間隔で、ポーリング即ち周期的に好適なウエブサイトから情報の探索を行うことが可能となる。好適なウエブサイトのポーリングを行うとき、この好適なウエブサイトによって、メールや、株価の連続する更新や、例えば、ニュース・フィード・ヘッドラインやひいきのスポーツチームのスポーツ得点等、時間的にセンシティブに反応するその他の情報のリアルタイムに近い受信通知などの更新済み情報の送信をユーザのブラウザのインターフェイス・オブジェクトに対して行うことが可能となる。好適なウエブサイトは、ピーク時の利用期間中、好適なウエブサイトでのトラフィックを制御するために、ポーリング間の時間間隔を延ばすことにより、所望の場合ポーリングのタイミング制御を行う事が出来る。
【0109】
本願明細書に記載のように、ライブラリ・ファイルが作成したシェルは、アプリケーションを実行したり、情報を表示したりすることが可能な1つの環境であるため、本発明を利用して任意の情報またはプログラムをブラウザのインターフェイスに追加することが可能となる。上記シェルは、ブラウザ・インターフェイス、ブラウザの内容、さらにはシェル自体の内容さえからも独立している。要するに、シェルは適応可能な1つの機能であり、この機能は極端な場合ユーザにとって可視である必要さえ無い。従って、使用中、シェルは空であってもよく、ウエブサイトからその内容を受け取る事が出来る。あるいは、シェルはプラグインを取得することも可能である。もしくは、シェルがウエブサイトまたはユーザから新しい内容を受け取るとき、シェルは新たなライブラリ・ファイルを取得して、“リアルタイムで”新たな情報の構文解析を学習することさえ可能である。従って、本発明は、ユーザが別のサイトを訪問している時でさえ、好適なサイトからユーザへ所望の情報を直接送る重要な機会を提供するものである。言うまでもなく、本発明のカスタマイズ可能なインターフェイスを介してウエブサイトにより提供されるユーザ固有機能が多ければ多いほど、そのウエブサイトが発生させる事が出来るユーザロイヤルティはさらに大きくなる。
【0110】
図11〜図17を参照すると、本発明の別の実施形態で、インターネット・ブラウザ・インターフェイスのツールバーへショッピング・アシスタント・ボタンを追加して、サポートされたマーチャント・ウエブサイトでのオンライン・ショッピングを簡便化する事が出来る。ショッピング・アシスタント・ボタンの規定を含むこの実施形態の機能は、サーバから送信されたコンピュータ・コードにより提供され、ユーザのコンピュータに格納される。コンピュータ・コードはインターネット・ブラウザのインターネットナビゲーションをモニタして、ブラウザが、サポートされたマーチャント・ウエブサイトに在るかどうかの判断を行い、インターネット・ブラウザがサポートされたマーチャント・ウエブサイトに在れば、ショッピング・アシスタント・ボタン用のインジケータを提供し、サポートされたマーチャント・チェックアウト・ウエブページに記入を行う。
【0111】
本願明細書に使用される “オンライン・ショッピング”という用語は、インターネット・ブラウザのユーザが、インターネットで商品および/またはサービスを購入する事が出来る処理プロセスを意味する。オンライン・マーチャント(インターネット上の商品および/またはサービスの販売者など)は、マーチャントサーバが主催するウエブサイトを提供する事が出来る。このウエブサイトを介してユーザはインターネット・ブラウザを用いて1以上のウエブページにアクセスする事が出来る。マーチャントは1以上のウエブページを介して販売用として種々の商品および/またはサービスの提供を行う事が出来る。買物客は商品、サービスについての説明を閲覧し、電子ショッピングカートの中へ入れる種々の商品および/またはサービスを選択し、ショッピングカートの内容を見て、チェックアウトする事が出来る(以下さらに詳細に説明する)。
【0112】
図11に示されているブラウザ・インターフェイス20にはインターフェイス・オブジェクト40が含まれ、このインターフェイス・オブジェクト40には、インターフェイス・オブジェクト・ツールバー42とショッピング・アシスタント・ボタン144とが設けられている。このショッピング・アシスタント・ボタン144は、ブラウザ・インターフェイス20に種々の機能を提供するものであるが、この種々の機能の中には、本発明を限定しない例として、ブラウザ・インターフェイス20のユーザ(ユーザおよび買物客という用語は本願明細書では交換可能に用いられている)が、電子ウォレット(さらに詳細に以下解説する)を作成し、この電子ウォレットを編集し、ショッピング・アシスタント・ボタン144(およびブラウザ・インターフェイス20からのショッピング機能)を使用禁止にし、サポートされたマーチャントをリストし、ショッピング・アシスタント・ボタン144と、プルダウン・メニュー44と、ショッピング・アシスタント・ボタン144が提供する機能とについて問い合わせを行い、ショッピング・アシスタント・ボタン144およびショッピング・アシスタント・ボタン144が提供する機能の利用方法について助けを求める問い合わせを行う能力が含まれる。ショッピング・アシスタント用コンピュータ・コードまたはソフトウェア(例えばdllファイルやexe.ファイル、JavaScriptなど)がサーバにより提供され、ユーザのコンピュータ50に格納され、ショッピング・アシスタント・ボタン144および本発明に準拠して提供されるその他の機能を規定し、提供するために、ブラウザおよびブラウザ・インターフェイス20と接続して実行可能である。これらについてはさらに詳細に以下説明する。
【0113】
好ましい実施形態では、本発明の種々の実施形態に関して上記詳述したように、インターフェイス・オブジェクト40がブラウザ・インターフェイス20に追加されると、ショッピング・アシスタント・ボタン144およびショッピング・アシスタント・ボタン144により与えられる機能が提供される。即ち、インターフェイス・オブジェクト40(即ちツールバー)がブラウザ・インターフェイス20に追加されると、ショッピング・アシスタント・ボタン144および関連するコンピュータ・コードがユーザのコンピュータ50へ送信またはダウンロードされる。上記とは別に、インターフェイス・オブジェクト40が追加された前後にユーザが要求したとき、ショッピング・アシスタント・ボタン144と機能とをブラウザ・インターフェイス20に選択的に追加する事が出来る。
【0114】
本発明のこの実施形態に準拠して提供されるショッピング・アシスタント機能は、少なくとも第1の例では、サーバ102(このサーバは物理的に互いに近い位置に配置された、あるいは、物理的に互いに別々の位置に配置された1以上のコンピュータを備えたものであってもよい)(図10などを参照のこと)によって提供される。ユーザがブラウザ・インターフェイス20のURLアドレスウインドウ26内に所定のインターネットアドレスまたはURLを入力すると、上記サーバ102にアクセスする事が出来る。サーバ102は、セキュリティ保護が施されたサーバ(即ちセキュリティ保護ソケット層(SSL)接続を介してのみアクセス可能なサーバ)であることが望ましい。この所定のインターネットアドレスで、ユーザは1以上のウエブページにアクセスすることが可能となる。これらのウエブページのうちの少なくとも1つのウエブページによって、ユーザは本発明のこの実施形態に準拠するウォレットを設定することが可能となる。例示のウォレット設定ウエブページが図12〜図14に示されている。このウォレット設定ウエブページについて以下さらに詳細に解説する。
【0115】
このショッピング・アシスタント機能は、サーバ102によりユーザのコンピュータ50へダウンロードされるショッピング・アシスタント・コンピュータ・コードまたはソフトウェアによっても提供され、この機能はブラウザ・インターフェイス20とショッピング・アシスタント・ボタン144と接続して実行可能である。ショッピング・アシスタントコードは、例えば、dllファイルや.exeファイル、JavaScriptあるいはその他の公知の種類のコンピュータ・コードファイルやソフトウェアファイルであってもよい。ショッピング・アシスタントコードは、異なるインターネットアドレスへのナビゲーションをユーザがブラウザに行わせる度に、インターネットアドレス(またはドメインやURL)をインターセプトすることによりインターネット・ブラウザのインターネットナビゲーションのモニタを行う。ショッピング・アシスタントコードは、サポートされたマーチャントのインターネットアドレスを含むサポートされたマーチャント・ファイルとインターセプトされたアドレスとの比較を行うことにより、インターセプトされたインターネットアドレスと、サポートされたマーチャントのインターネットアドレスとの比較を行う。サポートされたマーチャント・ファイルは、サーバ102によりダウンロードされ、ユーザのコンピュータ50に格納されていることが望ましい。ユーザがサーバ102内へログを行う度に、サーバ102はサポートされたマーチャント・ファイルのそのバージョンと、ユーザのコンピュータ50に格納されたバージョンとの比較を行う(例えば、このバージョン情報はログイン処理中ユーザが送信することも可能である)。サーバ102は、必要に応じて、サポートされたマーチャント・ファイルの更新バージョンをユーザのコンピュータへダウンロードする。ショッピング・アシスタントコードも、ブラウザが受信した個々のウエブページをインターセプトし、ウエブページの種別(例えば、課金ウエブページ、マーチャント・ホームページ、商品ページなど)をhtmlコードとHTTP要求ヘッダとにより判別する。
【0116】
ショッピング・アシスタントコードは、ショッピング・アシスタント・ボタン144とプルダウン・メニュー44との規定も行い、ブラウザと、サーバ102と、オンライン・ショッピング用マーチャントサーバとの間の通信の制御を行う。
【0117】
本発明の種々の実施形態に準拠するインターフェイス・オブジェクト40の一部としてショッピング・アシスタント・ボタン144を設けることも可能である。しかし、ユーザがショッピング・アシスタント機能を利用し、アクセスするためには、ユーザは最初ウォレットの設定を行わなければならない。本願明細書で用いられる、“ウォレット”という用語は、(符号化または暗号化を施すことが可能な)当該ユーザ固有のファイルであって、(本願本願明細書でデータとも呼ばれる)情報から構成されるファイルを意味し、上記ファイルは当該ユーザにより設けられ、サーバ102(図10など参照)のデータ格納装置106(ハードドライブ、光ディスク)に設けられたウォレット・データベース104に格納される。ウォレットの設定時にユーザが提供した情報が予め設定したフィールドまたはフィールド名に格納されるようにウォレット・データベース106は構造化される。同様に、サポートされたマーチャント・データファイルも、マーチャント・チェックアウト・ウエブページがウォレット設定処理中に提供された情報と同じ情報を必要とする程度まで同じフィールドまたはフィールド名を用いて構造化される。
【0118】
ウォレットを設定するために、ユーザは、サーバ102が提供した一定のウォレット設定ウエブページに応じて一定情報を提供する必要がある。インターネット・ブラウザが、ブラウザ・インターフェイス20による表示を行うためにサーバからデータ(典型的にはHTMLデータ)を受け取ることは当業者には公知である。従って、サーバがウエブページを提供するという本願明細書での言及は、インターネット・ブラウザにより表示するための、サーバからのダウンロードまたはデータ伝送を意味するものである。
【0119】
例示のウォレット設定ウエブページが図12に示され、全体が1000として参照される。例えば、ショッピング・アシスタント・ボタン144のプルダウン・メニュー44の“ウォレット編集”オプションを介して上記ウエブページ1000にアクセスする事が出来る。例えば、“ウォレット設定”リンク1002のような、ウォレット設定ウエブページ1000の所定のリンクを選択することにより、図13に示されているようなウォレット・データ入力ウエブページ1010がサーバ102によりダウンロードされる。ウォレット・データ入力ウエブページ1010で、ユーザは複数のフィールド1012に一定情報の入力(プルダウン・メニューまたは英数字エントリ)を行う。この情報は、本発明を限定しない例として、クレジットカードタイプ、クレジットカード番号、クレジットカードの期限切れの日付、ユーザの姓名、料金請求先、電話番号、ユーザID、ユーザパスワード並びにユーザ固有のその他の種々の情報となることが考えられる。ウォレットの設定時に、個々のユーザは、ユーザのウォレットを利用するために、ユーザIDとパスワードの他に、必要なセキュリティ保護キー(図16などを参照のこと)の入力も求められる。ウォレット・データ入力ウエブページ1010内の必要なフィールド1012のすべてに記入を行うと、ユーザは“終了”ボタン(図示せず)を選択する事が出来る。これによって、ユーザ入力情報がサーバ102へ送信される。これに応じて、サーバ102は、図14に示されているように、最終的にユーザのウォレットを設定する前にユーザが再査するために、新しく入力されたユーザのアカウント情報の要約1022を含むウォレット・サマリ・ウエブページ1020のダウンロードを行う。ユーザ情報が正しければ、ユーザは、例えば、“続ける場合にはここをクリック”と指示されたリンク1024などのウォレット・サマリ・ウエブページ1020のリンクを選択することができ、ユーザ情報(データ)はサーバ102へ送信され、データ格納装置106のウォレット・データベース104に格納される。今説明したウォレット設定処理手順中、データはサーバ102とユーザのコンピュータ50(図10などを参照のこと)との間で送信される。例えば、ユーザが“ウォレット設定”リンク1002を選択したとき、ウエブページ1000(図12)と1010(図11)の双方をサーバ102により送信して、ユーザはブラウザ・インターフェイス20にこれらのウエブページを表示する事が出来る。ユーザがウォレット・データ入力ウエブページ1010で必要な情報の入力を終了し、“終了”ボタン(図示せず)を選択したとき、ユーザ情報即ちユーザデータをサーバ102へ送信する事が出来る。ユーザのコンピュータ50からのユーザ情報の受信時に、サーバ102はウォレット・サマリ・ウエブページ1020を送信する事が出来る。上記とは別に、サーバ102は、(ユーザによるリンクまたはボタンの選択時などの)ユーザ開始アクションに応じて別々に上述のウエブページの各々を送信することも可能である。
【0120】
サーバ102は、コンテンツ・プロバイダ100や、検索エンジン・プロバイダやISPなどのような別のインターネット・サービス・プロバイダのサーバであってもよい。本願明細書ではこれらのサーバは一括してプロバイダ100と呼ばれる。プロバイダ100によりオンライン・マーチャントが選択され、このプロバイダ100と接続して本発明のショッピング機能を利用することが可能となる。サポートされているマーチャント・ファイルには、マーチャントのそれぞれのインターネットアドレスを含む全てのサポートされたマーチャントのリストが含まれる。ショッピング・アシスタント用コンピュータ・コードはこのファイルを利用して、URLアドレスウインドウ26の中へ入力された(またはリンク内に設けられた)URLを、サポートされているマーチャント・ファイル内に含まれているURLと比較することにより、ユーザは、サポートされたマーチャント・ウエブサイトへナビゲーションを行ったかどうかの判断を行う事が出来る。
【0121】
一度マーチャント(マーチャントは図10で全体が200として参照される)が選択されると、プロバイダ100は、チェックアウト・ウエブページのレイアウト(図17を参照のこと)と、マーチャントのチェックアウト処理およびチェックアウト・ウエブページの終了に必要な情報とを含むマーチャントのチェックアウト処理を確認する。プロバイダ100は、サポートされたマーチャント・ルールと、選択された個々のマーチャント(本願明細書ではやはりサポートされたマーチャントと呼ぶ)用のマッピングファイルとを作成する。このマッピングファイルによって、個々のマーチャントのチェックアウト処理中にマーチャントが必要とするユーザデータと、個々のマーチャントのチェックアウト・ウエブページとに対応する複数のマーチャントフィールド名とが規定される。例えば、図17を参照すると、サポートされたマーチャント・チェックアウト・ウエブページ2100では、買物客が、例えば、支払い方法、クレジットカード番号、クレジットカードの有効期限の日付を含む料金請求先を含む料金請求先情報、並びに、買物客の個人情報(氏名、住所および電話番号など)の提供が要求される。マーチャントフィールド名は、ユーザのウォレット内に規定されたウォレットフィールド名に対応する。個々のマーチャントはそのチェックアウト処理中異なる情報を必要とする場合も考えられるので、個々のサポートされたマーチャント・ルールとマッピングファイルとは、異なるマーチャントフィールド名を含むものであってもよい。しかし、全てのマーチャントフィールド名はウォレットフィールド名に対応する。
【0122】
サポートされたマーチャント・ルールとマッピングファイルとは、ウォレット・データ(即ちウォレットフィールド名)を必要なマーチャントデータ(即ちマーチャントフィールド名)と対応づける。例えば、姓フィールドと名フィールドとを規定するマーチャント・ルールとマッピングファイルでのエントリとは以下のように構造化することも可能である。
【0123】
【表2】
但し、 “wallet_b_fname_first”はユーザの名前用のウォレット・データベースフィールド名である。これに対して、サポートされたマーチャント・ファイルではユーザの第1の名前は“contactFirstName”と特定される。従って、本発明は、ウォレット・データベース内のフィールドを、サポートされたマーチャント・ファイル内のフィールドに対応づけて、ユーザがサポートされたマーチャント・ウエブサイトで買い物をする時、個々のマーチャントの注文用紙に自動的に記入が出来るようにするものである。
【0124】
図15〜図17を参照しながら、例示のチェックアウト処理について以下説明する。異なるマーチャントは異なるチェックアウト処理を含み、異なるチェックアウト・ウエブページを提供する場合もあるので、以下の説明は単に例示的なものであり、本発明の範囲を限定したり、本発明の範囲を画定したりすることを意図するものではない。さらに、以下の説明はオンライン・ショッピング処理(この処理マーチャント毎に変動する可能性がある)の全体を追跡するものではなく、専らチェックアウト処理のみを追跡するものである。このチェックアウト処理は一般に、ユーザが“チェックアウト”またはマーチャントウエブページの別の類似のボタンを選択した後開始される。
【0125】
ユーザが自分のインターネット・ブラウザを開始すると、インターフェイス・オブジェクト40はユーザのコンピュータ50とサーバ102との間で自動的に接続を確立する。種々のユーザデータがサーバ102によりユーザのコンピュータ50へダウンロードされる。ユーザは、URLアドレスウインドウ26(図11を参照のこと)内にアドレスをタイプすることにより、または、ウエブページ上のリンクを選択することにより、任意のインターネットアドレスへインターネット・ブラウザのナビゲーションを行わせる事が出来る。ブラウザによるインターネットのナビゲーション(ウエブサイトからウエブサイトへの移動)方法に関係無く、ショッピング・アシスタントコードは、ユーザが行うナビゲーションの行き先である個々のインターネット・サイトのURLをインターセプトし、サポートされたマーチャント・データファイルとそのURLとの比較を行う。一致が発見された場合、ショッピング・アシスタントコードは、例えば、ユーザがサポートされたマーチャント・ウエブサイトへナビゲーションを行っていることを示す黄色い円などのショッピング・アシスタント・ボタン144でユーザに知覚出来るインジケータを示す。ショッピング・アシスタントコードはまた、サーバ102に対して、当該マーチャント用のルールおよびマッピング用データを含むファイルであって、当該マーチャントのチェックアウト処理に関する詳細情報を提供するファイルのダウンロード要求も行う。
【0126】
ショッピング・アシスタントコードも、ブラウザが受信した個々のウエブページをインターセプトし、htmlコードとHTTP要求ヘッダを見ることにより、課金ページ、電子メールアドレス要求、クレジットカード情報要求などのウエブページの種別を判別する。上記情報は、マーチャントのプロバイダの選択中、および、サポートされたマーチャント・データファイルの作成中に取得したものである。マーチャントのルールとマッピングファイルとを用いて、ショッピング・アシスタントコードは、サービスを受ける専用ページと、そのページでのユーザ情報の提供方法とを決定する事が出来る。
【0127】
図15に示されているように、ユーザのウォレットがある特定のページ用として必要である旨がショッピング・アシスタントコードにより決定された場合、ショッピング・アシスタントコードは、ユーザのブラウザ・インターフェイス20内でセキュリティ保護キーウインドウ3000を開いて、データ・エントリ・ウインドウ3020にセキュリティ保護キー(SK)を入力するようにユーザに求める。一度ユーザがSKを入力し、“継続”ボタン3030を選択すると、上記セキュリティ保護キーは、ユーザのコンピュータ50により好適にはhttpを用いてサーバ102へ安全に送信される。サーバ102は、ウォレット・データベース106上の当該ユーザのウォレットに予め格納されているデータと、ユーザデータ(IDとSKなど)とを比較する。データが一致すれば、SKが検証され、サーバ102により認証がショッピング・アシスタントコードへ送信される。データが一致しなければ、拒絶が送信される。図16に示されているようなウォレット情報ウインドウ3100として認証を出力しても良い。SKがサーバ102により首尾よく検証された場合、SSLを介して“セキュリティ・クッキー”がセキュリティ保護を施したサーバへ送信され、“セキュリティ・クッキー”がセットされると、ユーザのウォレットを利用するユーザのオンラインショッピングセッションが始まる。“セキュリティ・クッキー”は強制的に(aggressively)タイムアウトされ、好適には1時間まで有効とすることが望ましい。
【0128】
本発明のショッピング・アシスタント機能を用いてユーザがチェックアウト処理の継続を望む場合、ユーザは“継続”ボタン3130を選択する事が出来る。ユーザがマーチャントのチェックアウト処理を用いてチェックアウトを望む場合、ユーザは“取り消し”ボタン3140を選択する事が出来る。ユーザが継続ボタン3130を選択すると、ショッピング・アシスタントコードは、サーバ102上のウォレット・データベース104からユーザのウォレットを検索し、図17に示されているようにマーチャントのチェックアウト・ウエブページ2100に自動的に記入を行う。ユーザのウォレットはサーバ102により好適にはhttpを用いて安全に送信される。ユーザのウォレット、従ってユーザの個人データは、ユーザのデータ格納装置52に格納する必要は無く、一時メモリ60(本願明細書でメインメモリまたはRAMと呼ぶ)内に格納するだけでよい。そしてこの個人データは、本発明のこの実施形態のショッピング・アシスタントコードおよび機能によって、およびこれらと接続されて利用される。このユーザのデータは(所定の時間後などに)自動的に時間切れにしたり、ユーザがブラウザを閉じるとき、メモリ60からフラッシュさせて消去したりする事が出来る。
【0129】
ブラウザが表示するウエブページの種別に応じて、ショッピング・アシスタントコードは、ユーザのウォレット(RAM内に一時的に格納されたデータ)から適切なユーザデータをウエブページへ提供する。例えば、ウエブページが“料金請求先”用ウエブページであるとショッピング・アシスタントコードが判断した場合、料金請求先データがRAMからコピーされて、料金請求先ウエブページ内のフィールドにポピュレートされ、最終的にマーチャントのサーバへ伝送される。チェックアウト処理中、ショッピング・アシスタントコードは、マーチャント・ルールとマッピングファイルおよびユーザのウォレットと接続して処理を行い、種々のマーチャント・チェックアウト・ウエブページにより求められるユーザデータを自動的に提供する。
【0130】
ウォレット・データベース106はウォレット・データだけを含むものであってもよい。あるいは、ウォレット・データは別のデータと共にデータベース内に配置されたものであってもよい。ショッピング・アシスタント・ボタン144および機能によって、およびこれらと接続してウォレットを好適に利用しながら、例えば、ショッピング・アシスタントを使用しない料金支払いやショッピング、および、ユーザが個人データの入力を要求されるほとんどあらゆるオンライン取引に関して、ショッピング・アシスタント以外のアプリケーションによってこのウォレットを使用することも可能である。このウォレットによって、ユーザのデータにセキュリティ保護を施した送信と処理とが行われ、そのデータのセキュリティに不必要な疑いを招くことなく、様々なオンライン取引に関してユーザがそのデータを利用出来るようになる。
【0131】
一度ユーザがウォレットを設定すると、ユーザがオンライン・ショッピングを行うとき、本発明のこの実施形態に準拠して提供される機能がユーザに利用可能となる。好適には、ユーザが(インターネット・ブラウザを介して)接続しているインターネット・サイトに関係無く、サポートされたマーチャントと接続してオンライン・ショッピング機能を利用出来ることが望ましい。従って、ユーザはプロバイダのインターネット・サイトと接続する必要は無く、あるいは、サポートされたマーチャントのウエブサイトと接続する必要さえ無い。ショッピング・アシスタントコードは、ユーザ(ユーザのコンピュータ50)と、サーバ102と、ウォレット・データベース104と、マーチャントのインターネット・サイトおよびチェックアウト・ウエブページ間での全ての通信を処理するものである。
【0132】
本発明の別の実施形態において、プロバイダ102以外のパーティが、インターフェイス・オブジェクト・ツールバー42(図4を参照のこと)のようなブラウザインターフェイス・ツールバーにボタン44(即ちインターフェイス・オブジェクト)を追加することも可能である。例えば、ある企業のウエブサイトにリンクを設け、この企業ウエブサイトへの訪問者が、ブラウザ・インターフェイス20から、この企業ウエブサイトとワンクリックでつながるリンクを設けた自分のインターフェイス・オブジェクト・ツールバー42にボタン44を追加出来るようにすることも可能である。企業、あるいは、ウエブサイトを主催しているいずれのエンティティもプロバイダ100のスポンサとなる可能性がある。何故なら、インターフェイス・オブジェクト・ツールバー42に企業のボタンを追加することにより、ただ1回のマウスクリックで別の任意のウエブサイトからその企業のウエブサイトへ戻る事が出来るようになるからである。このようにして、ブラウザ・インターフェイス(即ちツールバー42)へ企業ボタンを追加することにより、ユーザと企業ウエブサイト間の親近性が確立されることになる。企業スポンサは、ボタン(外観(ワンクリックボタンやプルダウン・メニュー)、アイコン等)の設計を行い、プロバイダにより保守管理され、ブラウザ・インターフェイスと関連づけられるデータベース内へ組み込むためにこのボタンの設計とURLデータとをプロバイダ100へ提供する。このようにして、企業スポンサはプロバイダのデータベース内に規定されたボタンを持つ事が出来るようになる。
【0133】
その企業ウエブサイトへの訪問者が自分のブラウザ・インターフェイス20内にその企業のボタンのインストールを望むものの、ブラウザインターフェイス・ツールバー42をまだインストールしていない場合、本発明によって、ブラウザ・インターフェイス20内のブラウザインターフェイス・ツールバー42と企業ボタン44とのインストールも可能となる。その一方で、ブラウザ・インターフェイス20のツールバー22へ企業ボタン44を追加することも可能となる。あるいは、インターフェイス・オブジェクト・ツールバー42のボタン44として企業ボタン44を追加することも可能である。
【0134】
また教示用ツールとして本発明を利用することも可能である。例えば、インターフェイス・オブジェクト・ツールバー42は、色、点滅、ハイライトなどを変化させることが可能な複数のボタン44を備えているため、そのボタンや、そのボタンが提供する機能へユーザの注意を向けさせる事が出来る。
【0135】
ユーザが競合するウエブサイトを訪問している時、プロバイダや企業スポンサの或る特色についてプロバイダや企業スポンサがユーザに通知出来るようにすることも本発明では可能である。例えば、ユーザがある自動車会社のウエブサイトを訪問している時、対応するプロバイダの特色(プロバイダの自動車など)のハイライト表示を行って、その特色の利用可用性についてプロバイダウエブサイトでユーザに警告する事が出来る。ユーザがブラウザに或るウエブサイトへのナビゲーションを行わせる度に、そのURLをインターセプトするソフトウェアをユーザのコンピュータに設けることも可能である。そのインターセプトされたURLを、プロバイダのプロパティ用の複数のURLが含まれるファイルと比較する事が出来る。
【0136】
重要なことは、ユーザが任意の特定時点にナビゲーションを行った行き先ウエブサイトの検出がユーザのコンピュータのみで検出出来るという点である。これによって、インターネットでのユーザの活動に関する情報がどのサーバへも伝送されないことになる。
【0137】
当業者は、さらに、本願明細書で行われた開示から、ユーザのコンピュータ並びに種々のサーバに設けたソフトウェアを利用して、本発明の種々の実施形態が実施可能であることは明らかである。
【0138】
任意の数のコンピュータ技術を利用して本発明を実施出来ることを理解されたい。例えば、インターネットと接続して作動可能なものとして本実施形態を開示したが、例えば、広域ネットワークを含む任意のコンピュータネットワークを介して本発明を利用することも可能である。同様に、ユーザのコンピュータ50は、例えば、個人用情報機器、ウエブ可能な携帯電話、ネットワークへダイヤル可能な有線電話、モバイルコンピュータ、パーソナルコンピュータ、インターネット機器等を含むネットワークと接続された任意の装置であってもよい。さらに、本願明細書に記載のサーバは、任意のソフトウェアを実行する任意の種類のものであってもよく、さらに、本願明細書に記載のソフトウェアモジュール、オブジェクトおよびプラグインは任意のプログラム言語で書かれたものであってもよい。最後に、本願明細書に記載のデータベースと格納装置は、例えば、ローカルなコンピュータメモリ、ネットワークと接続された格納装置、並びに、磁気や光学などの任意の公知の記憶媒体を含む任意の格納技術を利用するものであってもよい。
【0139】
以上、本発明の好ましい実施形態で適用されるような本発明の主要な新規の特徴を示し、説明し、指摘したが、当業者が、本発明の精神から逸脱することなく、開示された発明の細部および形態の様々な省略と代用と変更とを行うことも可能である。従って、本発明は、本願明細書に添付の特許請求の範囲によってのみ限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【0140】
【図1】従来技術のインターネット・ブラウザ・インターフェイスの図である。
【図2】本発明の一実施形態に基づくブラウザ・ツールバーにインターフェイス・オブジェクトを含むインターネット・ブラウザ・インターフェイスの図である。
【図3】本発明の一実施形態に基づくインターフェイス・オブジェクトを含むインターフェイス・ツールバーを備えたインターネット・ブラウザ・インターフェイスの図である。
【図4】本発明の一実施形態に基づく複数のインターフェイス・オブジェクトを含むインターフェイス・ツールバーを備えたインターネット・ブラウザ・インターフェイスの図である。
【図5】本発明によるインターネット・ブラウザ・インターフェイスの制御方法を示すフローチャートである。
【図6】本発明の種々の実施形態に基づくインターネット・ブラウザ・インターフェイスを制御し、表示する方法を示すフローチャートである。
【図7】本発明の種々の実施形態に基づくインターネット・ブラウザ・インターフェイスを制御し、表示する方法を示すフローチャートである。
【図8】本発明の種々の実施形態に基づくインターネット・ブラウザ・インターフェイスを制御し、表示する方法を示すフローチャートである。
【図8a】本発明の種々の実施形態に基づくインターネット・ブラウザ・インターフェイスを制御し、表示する方法を示すフローチャートである。
【図9】本発明の種々の実施形態に基づくインターネット・ブラウザ・インターフェイスを制御し、表示する方法を示すフローチャートである。
【図10】本発明を実現することが可能なインターネットと接続されたコンピュータの概略ブロック図である。
【図11】本発明の一実施形態に基づくショッピング・アシスタント・ボタンを備えたインターネット・ブラウザ・インターフェイスの例示スクリーン・ショットである。
【図12】本発明の一実施形態に基づくウォレット設定ウエブページの例示スクリーン・ショットである。
【図13】ウォレット・データ入力ウエブページの例示スクリーン・ショットである。
【図14】本発明の一実施形態に基づくウォレット・サマリ・ウエブページの例示スクリーン・ショットである。
【図15】本発明の一実施形態に基づくセキュリティ保護キーウインドウの例示スクリーン・ショットである。
【図16】本発明の一実施形態に基づくウォレット情報ウインドウの例示スクリーン・ショットである。
【図17】本発明の一実施形態に基づくサポートされたマーチャント・チェックアウトのウエブページの例示スクリーン・ショットである。
Claims (58)
- インターネット・ブラウザをインストールしたコンピュータを所有する買物客が、サポートされたマーチャント・ウエブサイトでのオンライン・ショッピングを簡便化する方法であって、
(a)ショッピング・アシスタント・ボタンを前記インターネット・ブラウザのツールバーに追加するコンピュータ・コードを伝送するステップと、
(b)前記買物客から予め受け取っている第1セキュリティ保護キーによりセキュリティ保護処理を施した買物客用のウォレットをサーバ上のデータベース内に作成するステップと、
(c)前記買物客から第2セキュリティ保護キーを受け取るステップと、
(d)前記第1セキュリティ保護キーと前記第2セキュリティ保護キーとを比較するステップと、
(e)前記第1セキュリティ保護キーと前記第2セキュリティ保護キーとが同一であれば、前記コンピュータへ前記ウォレットを伝送するステップと、
を備える、方法。 - サポートされたマーチャント・ルールとマッピングファイルとを前記サポートされたマーチャントに提供するステップを更に備え、
前記ステップ(a)が、前記ウォレットと、前記サポートされたマーチャント・ルールおよびマッピングファイルとを用いて前記サポートされたマーチャント・ウエブサイトのチェックアウト・ウエブページに自動的に記入を行うコンピュータ・コードを伝送するステップを更に備える、請求項1に記載の方法。 - 前記ショッピング・アシスタント・ボタンがプルダウン・メニューを備える、請求項1に記載の方法。
- 前記ステップ(b)が、
前記インターネット・ブラウザにより表示する対象ウエブページを伝送するステップと、
前記ウエブページで前記買物客により入力された買物客データを受け取るステップと、
前記データベース内に前記買物客用のウォレットとして前記買物客データの少なくとも一部を格納するステップと、
を備える、請求項1に記載の方法。 - 前記ステップ(a)が、前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示す個々のインターネット・サイトのインターネットアドレスをインターセプトすることにより、前記インターネット・ブラウザの前記インターネットナビゲーションをモニタするコンピュータ・コードを伝送するステップを更に備える、請求項1に記載の方法。
- 前記サポートされたマーチャント用のサポートされたマーチャント・ルールとマッピングファイルとを提供するステップを更に備え、
前記ステップ(a)が、前記ウォレットと、前記サポートされたマーチャント・ルールおよびマッピングファイルとを用いて、前記サポートされたマーチャント・ウエブサイトのチェックアウト・ウエブページに自動的に記入を行うコンピュータ・コードを伝送するステップを更に備える、
請求項5に記載の方法。 - 前記サポートされたマーチャント用のサポートされたマーチャント・ルールとマッピングファイルとを提供するステップを更に備え、
前記ステップ(a)が、マーチャント・ウエブサイトがサポートされたマーチャント・ウエブサイトであるかどうかを判断するコンピュータ・コードを伝送するステップを更に備える、
請求項1に記載の方法。 - 前記ステップ(a)が、前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示す個々のインターネット・サイトのインターネットアドレスと、前記サポートされたマーチャント・データファイルとを比較することにより、マーチャント・ウエブサイトがサポートされたマーチャント・ウエブサイトであるかどうかを判断するステップを更に備える、請求項7に記載の方法。
- 前記インターネット・ブラウザが、サポートされたマーチャント・ウエブサイトを閲覧している時、前記コンピュータ・コードが前記ショッピング・アシスタント・ボタン用インジケータを提供する、請求項7に記載の方法。
- 前記ステップ(a)が、前記ブラウザが受け取った個々のウエブページをインターセプトし、前記インターセプトされたウエブページで提供されるhtmlコードとHTTP要求ヘッダとによりウエブページの種別を判別するコンピュータ・コードを伝送するステップを更に備える、請求項1に記載の方法。
- 前記ステップ(e)がセキュリティ・クッキーを前記コンピュータへ伝送するステップを備える、請求項1に記載の方法。
- インターネット・ブラウザによりコンピュータ・ディスプレイに表示可能なインターネット・ブラウザ・インターフェイスであって、
ツールバーと、
前記ツールバー内のショッピング・アシスタント・ボタンと
を備え、前記ショッピング・アシスタント・ボタンが
前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示す個々のインターネット・サイトのインターネットアドレスをインターセプトし、
前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示すウエブサイトが、サポートされたマーチャント・ウエブサイトであるかどうかを判断し、
前記ウエブサイトがサポートされたマーチャント・ウエブサイトであれば、ウォレットと、サポートされたマーチャント・ルールおよびマッピングファイルとを用いて、前記サポートされたマーチャント・ウエブサイトのチェックアウト・ウエブページに自動的に記入を行う
ための、前記コンピュータのプロセッサを用いて実行可能なコンピュータ・コードにより規定される、インターネット・ブラウザ・インターフェイス。 - 前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示す個々のインターネット・サイトのインターネットアドレスと、サポートされたマーチャント・データファイルとを比較することにより、前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示すウエブサイトが、サポートされたマーチャント・ウエブサイトであるかどうかを前記判断ステップにより判断するステップを備える、請求項12に記載のインターネット・ブラウザ・インターフェイス。
- 前記ショッピング・アシスタント・ボタンがプルダウン・メニューを備える、請求項12に記載のインターネット・ブラウザ・インターフェイス。
- ツールバーと前記ショッピング・アシスタント・ボタンとを前記インターネット・ブラウザ・インターフェイスに追加する前記コンピュータ・コードが前記プロセッサを用いて更に実行可能である、請求項12に記載のインターネット・ブラウザ・インターフェイス。
- サポートされたマーチャント・ウエブサイトへのナビゲーションを前記インターネット・ブラウザに行わせる時、前記ショッピング・アシスタント・ボタンがインジケータを提供する、請求項12に記載のインターネット・ブラウザ・インターフェイス。
- 前記ブラウザが受け取った個々のウエブページをインターセプトし、前記インターセプトされたウエブページで提供されるhtmlコードとHTTP要求ヘッダとによりウエブページの種別を判別する事が、前記コンピュータ・コードが前記プロセッサを用いてさらに実行可能である、請求項12に記載のインターネット・ブラウザ・インターフェイス。
- インターネット・ブラウザを備えたコンピュータを所有する買物客がオンライン・ショッピングを簡便化するためのシステムであり、
前記システムがサーバを備え、前記サーバが、
データベースを有するデータ格納装置と、
ソフトウェアを用いて実行可能なプロセッサとを備え、
前記ソフトウェアが、
ショッピング・アシスタント・ボタンを前記インターネット・ブラウザのツールバーに追加するショッピング・アシスタント用コンピュータ・コードを伝送し、
第1セキュリティ保護キーを含むウォレット・データを前記買物客から受け取り、
前記第1セキュリティ保護キーによりセキュリティ保護処理を施した前記買物客用のウォレットを前記データベース内に作成し、
前記買物客から第2セキュリティ保護キーを受け取り、
前記第1セキュリティ保護キーと前記第2セキュリティ保護キーとを比較し、
前記第1セキュリティ保護キーと第2セキュリティ保護キーとが同一であれば、前記コンピュータへ前記ウォレットを伝送する
ためのソフトウェアであるように構成される、システム。 - 前記サーバがセキュリティ保護処理を施したサーバである、請求項18に記載のシステム。
- 前記買物客が、サポートされたマーチャント・ウエブサイトへのナビゲーションを前記インターネット・ブラウザに行わせた時、サポートされたマーチャント・ルールとマッピングファイルとを提供するソフトウェアを用いて前記プロセッサがさらに実行可能であり、
前記ショッピング・アシスタントコードが、前記ウォレットと、サポートされたマーチャント・ルールおよびマッピングファイルとを用いて、前記サポートされたマーチャント・ウエブサイトのチェックアウト・ウエブページに自動的に記入を行う、
請求項18に記載のシステム。 - インターネット・ブラウザをインストールしたコンピュータを所有する買物客が、サポートされたマーチャント・ウエブサイトでのオンライン・ショッピングを簡便化する方法であって、
前記方法が、ショッピング・アシスタント・ボタンを前記インターネット・ブラウザに追加するコンピュータ・コードを伝送するステップを備え、
前記コンピュータ・コードが、
前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示す個々のインターネット・サイトのインターネットアドレスをインターセプトし、
前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示すウエブサイトが、サポートされたマーチャント・ウエブサイトであるかどうかを判断し、
前記ウエブサイトがサポートされたマーチャント・ウエブサイトであれば、ウォレットと、サポートされたマーチャント・ルールおよびマッピングファイルとを用いて、前記サポートされたマーチャント・ウエブサイトのチェックアウト・ウエブページに自動的に記入を行う、
方法。 - 前記伝送するステップが、前記インターネット・ブラウザのショッピング・アシスタント・ボタンとツールバーとを追加するコンピュータ・コードを伝送するステップを更に備える、請求項21に記載の方法。
- サポートされたマーチャント・ウエブサイトへのナビゲーションを前記インターネット・ブラウザに行わせる時、前記ショッピング・アシスタント・ボタンがインジケータを更に提供する、請求項21に記載の方法。
- 前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示す個々のインターネット・サイトのインターネットアドレスと、サポートされたマーチャント・データファイルとを比較することにより、前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示すウエブサイトが、サポートされたマーチャント・ウエブサイトであるかどうかを前記コンピュータ・コードが判断する、請求項21に記載の方法。
- ブラウザによりコンピュータ・ディスプレイに表示可能なインターネット・ブラウザ・インターフェイスを動的に制御する方法であって、前記方法において、前記コンピュータのデータ格納装置にファイルを配置し、該ファイルによってショッピング・アシスタントインターフェイス・オブジェクトを規定し、前記方法が、
(a)前記コンピュータとブラウザのユーザが前記ブラウザを起動させるとき、前記ファイルを開かせるステップと、
(b)所定のインターネット・サイトとの接続を前記ブラウザに確立させるステップと、
(c)前記ショッピング・アシスタントインターフェイス・オブジェクトの全部または一部を規定するための情報を前記所定のインターネット・サイトから前記ファイルで受け取るステップと、
(d)前記ブラウザが起動されている間、前記コンピュータ・ディスプレイに前記インターネット・ブラウザ・インターフェイスと共に前記ショッピング・アシスタントインターフェイス・オブジェクトを表示するステップと、
(e)前記ブラウザが起動されている間、前記ファイルが閉じるのを防止するステップと、
を備える、方法。 - (f)前記所定のインターネット・サイトとの接続を前記ブラウザに周期的に確立させるステップと、
(g)前記ショッピング・アシスタントインターフェイス・オブジェクトの全部または一部を規定する追加情報を前記所定のインターネット・サイトから前記ファイルで受け取るステップとを更に備える、請求項25に記載の方法。 - 前記ステップ(e)が、前記ファイルが閉じられることを防止するためのプログラムループを実行するステップを更に備える、請求項25に記載の方法。
- 前記ブラウザがもはや起動されなくなったとき、前記プログラムループを終了させるステップを更に備える、請求項27に記載の方法。
- 前記ステップ(b)が所定のインターネット・サイトとの接続を前記ブラウザに自動的に確立させる、請求項25に記載の方法。
- 前記ファイルが、
前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示す個々のインターネット・サイトのインターネットアドレスをインターセプトし、
前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示すウエブサイトがサポートされたマーチャント・ウエブサイトであるかどうかを判断し、
前記ウエブサイトがサポートされたマーチャント・ウエブサイトであれば、ウォレットと、サポートされたマーチャント・ルールおよびマッピングファイルとを用いて、サポートされたマーチャント・ウエブサイトのチェックアウト・ウエブページに自動的に記入を行う
コンピュータ・コードを含む、請求項25に記載の方法。 - 前記ファイルが、ショッピング・アシスタント・ボタンと前記インターネット・ブラウザのツールバーとを追加するコンピュータ・コードを含む、請求項25に記載の方法。
- サポートされたマーチャント・ウエブサイトへのナビゲーションを前記インターネット・ブラウザに行わせる時、前記ファイルがインジケータを提供するコンピュータ・コードを含む、請求項25に記載の方法。
- 前記ファイルが、サポートされたマーチャント・データファイルと、前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示す個々のインターネット・サイトのインターネットアドレスとを比較することにより、前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示すウエブサイトが、サポートされたマーチャント・ウエブサイトであるかどうかを判断するコンピュータ・コードを含む、請求項25に記載の方法。
- 所定のインターネット・サイトへのアクセスをインターネット・ブラウザに行わせる方法であって、
(a)ショッピング・アシスタントインターフェイス・オブジェクトの規定と、前記インターネット・ブラウザに対する命令とを含むファイルをコンピュータに提供するステップと、
(b)前記コンピュータのユーザによる前記インターネット・ブラウザの起動時に、かつ、前記ファイル内の前記命令に応じて、前記所定のインターネット・サイトとの接続を前記インターネット・ブラウザに自動的に確立させるステップと、
を備える、方法。 - 前記ショッピング・アシスタントインターフェイス・オブジェクトの全部または一部を規定する情報を前記所定のインターネット・サイトから前記ファイルで受け取るステップを更に備える、請求項34に記載の方法。
- 前記ファイルが、
前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示す個々のインターネット・サイトのインターネットアドレスをインターセプトし、
前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示すウエブサイトがサポートされたマーチャント・ウエブサイトであるかどうかを判断し、
前記ウエブサイトがサポートされたマーチャント・ウエブサイトであれば、ウォレットと、サポートされたマーチャント・ルールおよびマッピングファイルとを用いて、サポートされたマーチャント・ウエブサイトのチェックアウト・ウエブページに自動的に記入を行う
コンピュータ・コードを含む、請求項34に記載の方法。 - 前記ファイルが、ショッピング・アシスタント・ボタンと前記インターネット・ブラウザのツールバーとを追加するコンピュータ・コードを含む、請求項34に記載の方法。
- サポートされたマーチャント・ウエブサイトへのナビゲーションを前記インターネット・ブラウザに行わせる時、前記ファイルが、インジケータを提供するコンピュータ・コードを含む、請求項34に記載の方法。
- 前記ファイルが、サポートされたマーチャント・データファイルと、前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示す個々のインターネット・サイトのインターネットアドレスとを比較することにより、前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示すウエブサイトが、サポートされたマーチャント・ウエブサイトであるかどうかを判断するコンピュータ・コードを含む、請求項34に記載の方法。
- インターネット・ブラウザによりコンピュータ・ディスプレイに表示可能なインターネット・ブラウザ・インターフェイスであって、
前記インターネット・ブラウザ・インターフェイスが、前記ブラウザが起動されている間、前記インターネット・ブラウザ・インターフェイスと共に表示され、前記ブラウザを介して前記コンピュータが接続されている接続先のインターネット・サイトに関係無く、所定のインターネット・サイトとのリンクを提供するアクティブXコントロールショッピング・アシスタントインターフェイス・オブジェクトを備える、
インターネット・ブラウザ・インターフェイス。 - 前記アクティブXコントロールショッピング・アシスタントインターフェイス・オブジェクトが、前記所定のインターネット・サイトとの接続を前記インターネット・ブラウザに確立させる、請求項40に記載のインターネット・ブラウザ・インターフェイス。
- インターネット・ブラウザによりコンピュータ・ディスプレイに表示可能なインターネット・ブラウザ・インターフェイスであって、前記ブラウザが起動されている間、前記インターネット・ブラウザ・インターフェイスと共に表示され、前記ブラウザを介して前記コンピュータが接続されている接続先のインターネット・サイトに関係無く、所定のインターネット・サイトとのリンクを提供するプラグイン・アシスタント・インターフェイス・オブジェクトを含む、インターネット・ブラウザ・インターフェイス。
- 前記プラグイン・ショッピング・アシスタント・インターフェイス・オブジェクトが、前記所定のインターネット・サイトとの接続を前記インターネット・ブラウザに確立させる、請求項42に記載のインターネット・ブラウザ・インターフェイス。
- インターネット・ブラウザによりコンピュータ・ディスプレイに表示可能なインターネット・ブラウザ・インターフェイスを制御する方法であって、
前記インターネット・ブラウザが、前記コンピュータのユーザとインターネット・ブラウザとに前記インターネットのアクセスとナビゲーションを行う事が出来るようにし、さらに、1以上のインターネット・サイトから1以上のウエブページを受け取り、所定のインターネット・サイトからのウエブページの表示を含めて、上記1以上のウエブページを前記コンピュータ・ディスプレイに表示出来るようにし、
前記インターネット・ブラウザは、前記コンピュータの前記ユーザと、インターネット・ブラウザとに所定の機能を提供する少なくとも1つのツールバーボタンを持つ少なくとも1つのインターネット・ブラウザ用ツールバーを有し、
前記方法が、
(a)前記所定のインターネット・サイトにおいて、前記インターネット・ブラウザ・インターフェイスを制御するプログラムへのアクセスを提供するステップと、
(b)前記所定のインターネット・サイトにより、前記インターネット・ブラウザ・インターフェイスの一部として、ユーザ用ツールバーと、ショッピング・アシスタント・インターフェイス・オブジェクトとを表示するためのファイルのダウンロードを利用可能にするステップと、
を備える、方法。 - 前記ファイルがアクティブXコントロールを備える、請求項44に記載の方法。
- 前記ファイルがプラグインを備える、請求項44に記載の方法。
- 前記ショッピング・アシスタントインターフェイス・オブジェクトがツールバーボタンである、請求項44に記載の方法。
- 前記ファイルが、
前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示す個々のインターネット・サイトのインターネットアドレスをインターセプトし、
前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示すウエブサイトがサポートされたマーチャント・ウエブサイトであるかどうかを判断し、
前記ウエブサイトがサポートされたマーチャント・ウエブサイトであれば、ウォレットと、サポートされたマーチャント・ルールおよびマッピングファイルとを用いて、サポートされたマーチャント・ウエブサイトのチェックアウト・ウエブページに自動的に記入を行う
コンピュータ・コードを含む、請求項44に記載の方法。 - 前記ファイルが、ショッピング・アシスタント・ボタンと前記インターネット・ブラウザのツールバーとを追加するコンピュータ・コードを含む、請求項44に記載の方法。
- サポートされたマーチャント・ウエブサイトへのナビゲーションを前記インターネット・ブラウザに行わせる時、前記ファイルがインジケータを提供するコンピュータ・コードを含む、請求項44に記載の方法。
- 前記ファイルが、サポートされたマーチャント・データファイルと、前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示す個々のインターネット・サイトのインターネットアドレスとを比較することにより、前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示すウエブサイトがサポートされたマーチャント・ウエブサイトであるかどうかを判断するコンピュータ・コードを含む、請求項44に記載の方法。
- インターネット・ブラウザによりコンピュータ・ディスプレイに表示可能なインターネット・ブラウザ・インターフェイスを制御するシステムであって、
前記インターネット・ブラウザ・インターフェイスを制御するために前記コンピュータのユーザによりインターネットでアクセス可能なプログラムを含むサーバと、
前記インターネット・ブラウザ・インターフェイスを制御するために前記コンピュータへ前記サーバによりダウンロード可能なファイルと、
を備え、
前記ダウンロード可能なファイルによって、ユーザ・ツールバーと、ショッピング・アシスタント・インターフェイス・オブジェクトとが前記ブラウザ・インターフェイスに追加され、前記インターネット・ブラウザを介して前記コンピュータが接続されている接続先のインターネット・サイトに関係無く、前記インターネット・ブラウザが起動されている間、前記インターネット・ブラウザ・インターフェイスの一部として、前記ユーザ・ツールバーと、前記ショッピング・アシスタント・インターフェイス・オブジェクトとが前記コンピュータ・ディスプレイに表示される、システム。 - 前記ショッピング・アシスタント・インターフェイス・オブジェクトがアクティブXコントロールを備える、請求項52に記載のシステム。
- 前記ショッピング・アシスタント・インターフェイス・オブジェクトがプラグインを備える、請求項52に記載のシステム。
- 前記ファイルが、
前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示す個々のインターネット・サイトのインターネットアドレスをインターセプトし、
前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示すウエブサイトがサポートされたマーチャント・ウエブサイトであるかどうかを判断し、
前記ウエブサイトがサポートされたマーチャント・ウエブサイトであれば、ウォレットと、サポートされたマーチャント・ルールおよびマッピングファイルとを用いて、サポートされたマーチャント・ウエブサイトのチェックアウト・ウエブページに自動的に記入を行う
コンピュータ・コードを含む、請求項52に記載のシステム。 - 前記ファイルが、ショッピング・アシスタント・ボタンと前記インターネット・ブラウザのツールバーとを追加するコンピュータ・コードを含む、請求項52に記載のシステム。
- サポートされたマーチャント・ウエブサイトへのナビゲーションを前記インターネット・ブラウザに行わせるとき、前記ファイルがインジケータを提供するコンピュータ・コードを含む、請求項52に記載のシステム。
- 前記ファイルが、サポートされたマーチャント・データファイルと、前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示す個々のインターネット・サイトのインターネットアドレスとを比較することにより、前記インターネット・ブラウザに行わせるナビゲーションの行き先を示すウエブサイトがサポートされたマーチャント・ウエブサイトであるかどうかを判断するコンピュータ・コードを含む、請求項52に記載のシステム。
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Legal Events
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