JP2005500874A - 育毛促進用装置および方法のためのジグザグ形ビームスプリッター - Google Patents
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Abstract
【選択図】図4C
Description
【0001】
本願は、係属中の米国出願(発明の名称「育毛促進のための装置および方法」、出願日2001年6月15日、米国出願番号09/882,724、事件整理番号P01046601、唯一の発明者をヘンリー・パールおよびデイビッド・マイケル・シノフスキーとする)を基礎として優先権を主張するものである。
【技術分野】
【0002】
本発明は、脱毛症、毛髪損失、髪色損失(灰色化)を治療するための方法と装置に関する。特に、毛髪のより健康な発育と髪色の回復を促進させることを目的として、血流を増加させ皮膚の一般的な健康を増進するため、個人の頭皮または皮膚を治療するための方法に関する。
【背景技術】
【0003】
昔から、毛髪の損失を問題としている人は、全人口のうち、かなりの率を占める。この問題が脱毛症(男性型はげ頭症)であろうと薄毛であろうと、影響を受けた人は概して、これが悲惨なことであり、外観を害するものであると感じる。さらに、毛髪を損失すると、人は実際よりも老けたように見える。このため、完全な頭髪の外観を回復することにより、個人の外観を改善するための様々な試みが為されてきた。
【0004】
この問題に対処するための初期の試みは、ヘアーピース(すなわち男性かつら、またはウィッグ)の使用に集中した。これらのデバイスはある程度の成功をもたらしたが、いくつか難点がある。特に、ヘアーピースは不自然な外観をもたらすため、たとえ遠くからでも容易に他人に気づかれてしまう。このデバイスの一つを装着者の自然な髪に見えるようにするためには、その人の残りの毛髪の色に合う本物の人毛を使用するといったような、かなり費用のかかる方法でヘアーピースを作成しなければならない。残念ながら、多くの人は、このような高品質のヘアーピースを手に入れる余裕はないので、合成繊維から製造された、より品質の低いヘアーピースで妥協することになる。
【0005】
さらに、ヘアーピースは、傷んだり緩んだりする可能性があるので、例えば水泳といったような状況で使用するには不便である、という難点もある。この状況において、デバイスが破損することにより恥ずかしい思いをする人もいる。個人の頭に固定させ、高価で、環境状況により時に破損する傾向があるヘアーピースに頼る必要なく、人の毛髪外観を改善することが望ましい。
【0006】
当業者であれば、「毛の編込み」という、より複雑な機械的解決法が存在することを認識するであろう。このようなより複雑な解決法は、一般的に、ヘアーピースに関連するものと同様の難点や問題点を有する。さらに、このような解決法は、従来のヘアーピースより高価であることが多い。
【0007】
この問題に対処するための他の試みとして、失った毛髪を外科的に「ヘアープラグ(hair plugs)」で置き換える、ということも行われた。この外科的な解決法により、ヘアーピースの使用により起こる問題を克服することができる。というのは、置換用ヘアープラグは、個人の本物の人毛を使用するので、完全にカラーが一致し、自然な外観を与えるからである。また、水泳や他の活動に関し、上記のような制限が全くない。残念ながら、この毛髪損失を処置する方法は費用がかかり、この外科的毛髪移植処置には医学専門家を必要とする。結果として、この処置は高コストのため、一般の人の大部分には手の届かないものである。一般市民全体の大部分の人が経済的に入手可能な、育毛を容易にする方法が望ましい。
【0008】
ヘアーピースおよび外科的移植に加えて、育毛を促すために医薬品もまた開発されてきた。これらの医薬品は、経口摂取薬または局所皮膚治療剤という形をとることができる。この経口摂取薬は、育毛を促すことは証明されたが、いくつかの重大な欠点を有する。特に、そのような薬は一般的に処方薬であるので、医師を訪ねるという費用および不便を要する。さらに、処方薬であるという事実により、それらが処方不要の薬よりも費用が高いということを一般的に意味する。おそらく、コストの問題よりも重要なのは、経口摂取薬の潜在的な副作用である。このようなタイプの経口摂取薬を使用することにより、肝臓や他の内臓に対するダメージといったような深刻な健康に対する副作用をもたらされ、または他の重大な副作用を示すことがよくある。経口摂取可能な製薬療法に内在する副作用の危険のない、育毛を促進する方法があることが望ましい。
【0009】
医薬品の他の種類として、局所皮膚治療薬が使用されてきた。この種の薬品は、多くの場合、経口摂取薬について高コストという不利な点を有する処方薬に類似するものである。現在、これらの薬品のいくつかは処方箋なしでも入手可能であるが、この場合の薬品は一般的に効力が低減されており、対応する処方薬よりも効果が少ない。さらに、このような薬品は一般的に、所望の結果を達成し維持するために毎日用いなければならない。医師を訪ねる必要がなく、高価な薬品を継続的に使用する必要もなく、また、効果を得るための毎日の処置も必要としない、育毛促進のための効果的な低コストの方法が望ましい。
【0010】
この25年の間、主にヨーロッパおよびアジアの科学者は、レーザーが育毛を促進させるために使用可能であることを漸次、発見してきた。大きなフロア付きの、または椅子付きのヘルメットに似たような構造を有する装置が開発されてきた。これらの装置は、複数のレーザーアセンブリを含むのもであって、個人の頭皮および毛髪全体にレーザーエネルギーを照射するよう設計されている。このようなアプローチに関しては、いくつかの不利点があることが明らかになった。特に、これらの装置は、美容院や温泉で見られるような、概して非常に大きくて高価な商業用装置である。これらの装置を利用するためには、装置が設置されている施設まで個人が出向かなければならず、処置ごとに治療費を支払わなければならない。徐々に、このことは個人にとってはかなり高価な提案であることを表すようになった。また、一般的にその場所にいて処置するための訓練されたオペレーターが必要とされる。
【0011】
さらに、この装置のヘルメット状の構造は、さらなる不利点をもたらす。この装置は人の頭を覆うので、人の頭皮に当てることを目的とするレーザーエネルギーのかなりの部分が、その人の毛髪により遮断され希薄になり、事実上、頭皮上にキャノピーを形成してしまう。大きいレーザー装置が使用される特定の場所に個人が行く必要がなく、レーザー治療を受けるたびに費用を支払う必要がなく、個人の毛髪により遮断されてしまうレーザーエネルギー量を最小にして、頭皮に当てるレーザーエネルギーの量を最大にする、レーザー治療を施す廉価な方法があることが望ましい。同様に、比較的少ない数のレーザーを有するレーザー治療装置であって、個人の毛髪による妨害がなく頭皮にレーザーエネルギーを当てることができるレーザー治療装置があることが望ましい。
【0012】
人が老けて見えるという影響をもたらす、毛髪と関連する他の問題は、髪色の損失(すなわち灰色化)である。この問題については、人は多くの場合、毛髪を染めることにより対処しようとする。残念ながら、このような処置方法はいくつか不利点を有する。例えば、上記のヘアーピースの場合で述べたように、毛髪を染めたということを明らかにするような適切な髪色を作ることは困難である。さらに、染めた髪は時間とともに色あせるので、灰色の髪が再度現れ、色が絶えず変化することになる。一般的に、髪を染める人は、周期的に再度髪を染めなければならない。もちろん、これは個人にとっての継続的な出費および不便を表す。さらに、毛染めが訓練された人によってされたのでない場合は、結果は望ましいものではなく、魅力的でないこともある。さらに、この処理を行うための訓練された専門家を雇う必要があれば、毛染めのコストは増大する。染料に対する継続的な出費が必要なく、または毛染めを行うための訓練された専門家に対する継続的な出費や継続的な不便がない、髪色の損失に対する処置方法があることが望ましい。
【0013】
脱毛症、毛髪の損失および灰色化を処置するための方法がいくつか提供されたが、従来技術では、製造コストが低く、部品数が最小で、人の毛髪により遮断されるレーザーエネルギー量が最小で、個人が家から外出することなく、または高価な商業用装置や訓練された人員を必要とせずに使用できる装置を提供できなかった。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明は、人の育毛を促進するための手持ち式レーザー装置に関する。この装置は個人により使用され、訓練された人員が処置を施すことを必要としない。この装置は頭皮に対しレーザー光線をもたらす際に、同時にユーザの髪を分け、レーザーがユーザの頭皮に確実に接するようにする。独自の段差を有するビーム分割リフレクターは、少なくとも一本のレーザービームを分割し、一本のレーザーから、個人の頭皮のセグメントに分配される複数のレーザービームを同時に提供できるようにする。このビーム分割リフレクターは、レーザーソースと機械的に位置合わせされており、レーザービームがビーム分割リフレクターの頂部を超える際、レーザービームの一部を機械的に偏向させるジクザグ構造を有する。このレーザービームの一部は、ユーザの頭皮の方へと発せられる一並びの反射レーザービームを形成する。一列または二列の歯は、反射レーザービームのそれぞれと位置が合わされており、該装置でユーザの毛髪を梳かす際に、ユーザの毛髪内に溝を形成するよう毛髪を分ける。この溝により、反射レーザービームがユーザの頭皮に達するように、遮るもののない経路が作られる。好ましい実施例において、同一の歯の列が、各反射レーザービームのいずれかの側に配置され、該装置によってユーザの毛髪をいずれの方向にも梳かすことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
図面に関して詳細に説明する前に、システムの全体的概要について示す。説明を容易にするため、「頭皮(scalp)」という用語は、ユーザの頭上の皮膚で毛髪に覆われている部分を表現している従来の定義を表すために使用される。さらに、毛髪が成長することが望まれる皮膚表面であればそれも含む(例えば、髭など)。
【0016】
低出力レーザー(別名、レッドライトレーザー、低レベルレーザーまたはLLL)が、様々な治療的用途において使用可能であることが分かっている。例えば、スキンケア、瘢痕低減、創傷治癒等のような種々の美顔用途のために、低出力レーザーが広く使用されている。さらに、個人の頭皮に対して低出力レーザー光線を当てることにより、自然に進行する毛髪の生えかわりを助け、頭皮の状態を改善することが分かっている。
【0017】
育毛を促進するためにレーザー使用を使用することに関連するいくつかの要因の一つは、レーザー治療は、頭皮の血液循環を増加させる傾向があるということである。事実、研究により、ユーザの頭皮にレーザーエネルギーを当てることにより、頭皮温度を大きく変化させずに、50%よりも多く頭皮の血液循環を増加させることができることが示されている。
【0018】
これにより、皮膚はより豊かな栄養分の供給を受け、また、毛包といったような皮膚内の構造も、体内からより豊かな栄養分と必要な物質の供給を受けることができる。
【0019】
顕微研究(Microscopic studies)により、レーザーエネルギーは、頭皮および毛球に対する血液の循環および酸素添加を増加させ、毛球周囲における石灰化および閉塞を取り除き、また、細胞交代または再生活動を増加させることが示されている。これらの要因は、豊かさ、光沢、密度および弾性において、毛髪改善の助けとなる。過度な脂性または乾燥した頭皮、フケおよびかゆみといったような問題も低減することが可能である。低温ビームレーザーの使用に関する研究によれば、人の頭皮に対し低温ビームレーザーを当てることにより、組織の新陳代謝を正常化し、トロフィズム(血球栄養)を改善し、一定の皮脂分泌を確かなものにすることが示されている。低出力レーザーにより処置される頭皮から取り出された測定値によれば、毛球が強化され、ある程度の育毛が確認され、髪色も濃くなることが示されている。
【0020】
血流の増加により、人の頭皮において、パピラ(Papilla: 乳頭状突起)として知られる構造によって、毛髪が成長する毛包が頭皮へと付着する助けとなる。このパピラは、血液中の栄養分が毛髪内の細胞に到達するための経路を提供する。本明細書において記載されているレーザー治療は、パピラに到達する血流だけでなく、このパピラそのものの状態を改善する。本明細書に示されている手持ち式装置の独自の構造により、遮るもののない、パピラへのレーザー経路が提供され、その結果、頭皮をレーザー光線に浸すことができる。
【0021】
レーザーの使用に関連する他の要因は、「エネルギー化(energization)」である。「エネルギー化」とは、「光はエネルギーである」として説明できる。頭皮および毛包に対してレーザー光線を使用することにより、頭皮および毛髪内の細胞により使用される高水準の光が提供され、これらの細胞により行われる通常の化学的プロセスを助ける。これを表す科学的に認められている用語は、フォトバイオスティミュレーション(photobiostimulation)である。光を、化学エネルギーに変換させる最も一般的な例は、光合成であり、植物は、化学エネルギーに変換される光を通じて栄養が与えられる。同様に、レーザーは軟部組織に深く入りこんで、アデノシン三リン酸(ATP)の働きを増加させる。これは、すべての生体細胞において、一つの反応サイトから他のサイトへのエネルギーの主要なキャリアとなる分子である。こうすることによって、レーザー光線は、細胞が入手できるエネルギーを増加させるので、栄養分をより速く取り入れ、かつ、老廃物を取り除くことができる。この利点のため、科学者および医師は、創傷治癒と組織再生を速めるために、30年以上も低出力レーザーを使用してきた。
【0022】
レーザー光線の使用に関連するさらに別の要因は、「振動(vibration)」として知られている。我々の体内の軟部組織と流体は実際には振動している。この振動は、低出力レーザーの振動と同様の周波数帯域内で起こる。事実、科学的な理論の一つにおいて、細胞が健康的に機能するためには、周辺細胞との、エネルギーと情報の交換(exchange)に大いに依存していると考えられている。このような交換は、個々の波動システム(wave system)により達成されるものであり、この波動システムによって、振動による相互関連プラズマ(inter-connective plasma)を通じて細胞が伝達を行うことができる。この振動が不規則になる、またはこの共通の伝達システムと一致しなくなる場合、細胞は不健康な状態にある。しかし、それは適量の低出力レーザー作用を照射することにより、振動の「調和」に戻すことが可能である。
【0023】
低出力レーザー治療の利点がよく知られている一方で、育毛促進のためにレーザー技術を利用する試みについては、結果は限られたものであった。特に、毛が無くなりつつあって毛髪が薄くなっている人、または脱毛症の人の場合のように、治療されている頭皮上に成長している毛髪が存在する場合、従来のレーザービーム装置では、十分に毛髪中に浸透していかない。レーザーを頭皮に向けても、レーザービームの経路を遮断する毛髪が事前に存在するため、レーザー治療の効果はかなり低減されてしまう。
【0024】
従来技術のレーザー治療装置に関連する他の問題点は、従来の装置は、重量があり移動させることができない大型なものという傾向があるということである。その結果、従来の装置は通常は、サロンやクリニックに見られ、ユーザは治療を受けるたびに費用を請求される。
【0025】
さらに、これらの装置は、一般的に場所が固定されているので、ユーザが旅行する際には利用できず、旅行をしていないときでも、交通の便が悪い場合がある。
【0026】
手持ち式の装置を提供しようと試みた従来技術においては、望ましくない多くの難点を残す結果となっている。例えば、このような従来の装置は、各々がユーザの頭皮に向けたレーザービームを発生させる複数のレーザーモジュールおよびまたは光ファイバーを使用しているため、大型でかさばり、複雑になる傾向がある。このような装置はまた、複数のレーザーの位置合わせをする必要があり、あるいは、光ファイバーが使用される場合は、複雑なレンズシステムを用いて、レーザーエネルギーを各光ファイバーに伝える必要があるので、製造が困難である。
【0027】
本願明細書において提供される本発明は、前述の全ての問題を解決するものである。本発明は、手持ち式で櫛状の装置であって、単一のレーザービーム発生装置によって発生する単一のレーザービームを反射して、ジグザグ形のビーム分割リフレクターによって、該単一のレーザービームを複数の反射レーザービームに分割する。このビーム分割リフレクターにより、上記の大型でかつ位置合わせ(アラインメント)の必要な従来技術に関する問題点を取り除くことができる。反射レーザービームの列における各レーザービームは、一列または二列の歯を備え、手持ち式装置で個人の頭を梳かすと、一つの歯がレーザービームの前で毛髪を分け、さらに任意に、第二の歯が毛髪の分け目を保持するためにレーザービームの後を従うように、反射レーザービームと関連して配置される。このように毛髪を動かすことで、二列の歯は、毛髪内に溝を形成するよう機能する。それによって、ユーザの頭皮が反射レーザービームに対して露出される。これにより、個人の毛髪によるレーザービームに対する妨害が取り除かれ、頭皮に対し直接的により多くのエネルギーを与えることができる。
【0028】
独自の「ジグザグ」レンズにより、単一のレーザーソースから複数のビームをもたらすことが可能となる。このジグザグレンズは、単一のレーザー発生装置から発生した単一のレーザービームを複数の平行なビームに分割し、各ビームは、単一のレーザーソースから発生しているので、隣接するビームと実質的に同様の出力レベルを有する。このジクザグレンズによって、より小型の手持ち式レーザー治療装置を製造することが可能となる。同様に、ビーム分割リフレクターとしてジグザグレンズを使用することにより、複数のレーザーを使用するシステムに固有の位置合わせの問題を取り除くことができる。
【0029】
レーザーソースは、長方形または楕円形状のレーザービームを発光することが好ましい。レーザーソースの前に配置されたジグザグレンズまたはレーザービーム分割リフレクターに、この長方形または楕円形状レーザービームを水平方向に通過させる。該ジグザグレンズは、いくつかの反射用段差から成り、各反射用段差の一部は能動反射部分(active reflective part)を含む。すなわち、この能動反射部分とは、横向きのレーザーソースからの未分割レーザービームが達する反射用段差の一部を指す。この反射用段差の反射部分は、例えば鏡など、反射性表面であればいかなるものからでも作成できる。反射用段差がレーザービームの水平経路から45度の角度にある場合、最適な性能が示される。レーザービームの中央軸線から測定した場合、ジクザグレンズの反射用段差の能動反射部分の最も高い点から最も低い点までの距離は、長方形または楕円形状レーザービームの高さと等しい。ジクザグレンズの反射用段差にある能動反射部分の配列は、レーザービームの出口点から下方へと傾斜している。その結果、能動反射部分の各々は、レーザービームの相当する部分を「ピックアップ」し、反射する。各能動反射部分は、それぞれ自身の反射レーザービームを生成し、結果として、反射用段差の数に相当する複数の反射レーザービームを生じる。各反射用段差が45度の角度を有するので、ジクザグレンズは、レーザーソースの経路から90度のところに、反射レーザービーム経路を動かすことができる。所望の場合、異なる角度で反射レーザービームを提供するために、当業者であれば反射用段差の角度を変更することが可能である。
【0030】
本発明においては、レーザーエネルギーが頭皮に達する好適な手段は、反射レーザービームの列を用いてなされ、この反射レーザービームの列より前に、皮膚を露出させるために毛髪を分ける歯の列が先行している。この歯の列は、ビームの前で毛髪を分ける(すなわち、溝を形成する)ために、各々のビームに先立って各歯が進むように位置が合わされており、それによって、ビームは頭皮に直接向けられ、ユーザの毛髪により遮断されない。
【0031】
さらに、該反射レーザービームは、後ろから歯の第二列が従うようにすることも可能である。この歯の列もまた、反射レーザービームの列と位置が合わされている。この任意の歯の第二列によって、ユーザが使い易いいずれの方向にも、櫛を使用することが可能となる。歯の第二列はさらに、毛髪を少し長い時間分けておくという利点をもたらし、歯の第一列が毛髪内を通った後、あまりに早く毛髪が元に戻らないようにできる。
【0032】
本発明によれば、レーザービーム発生装置を一列または二列の歯に隣接して配置することにより、レーザービームを妨害してしまう既存の毛髪による問題を克服することが可能である。この一列または二列の歯は、装置によって発せられた個々の反射レーザービームと位置を合わせて、ユーザの毛髪に「分け目(parts)」を作り出すものである。ユーザの毛髪に位置合わせされた分け目を作る結果、既存の毛髪は、反射レーザービームの進行方向から外へ動かされることになるので、ユーザの頭皮は十分にレーザー治療の恩恵を受けることができる。
【0033】
図面に関する、より詳細な説明を以下に述べる。
【0034】
図1Aは、本発明の好ましい実施例の側断面図であり、装置における構成部品の配置を表す。該装置の構成部品は結合されており、下側筺体1および上側筺体2により支持されている。二列の歯3(本図においては一列のみ示す)は、下側筺体1から下方へ延びる。
使用する際には、普通の櫛を使用する場合と同様に、歯3でユーザの髪をとく。また、本図においては、レーザーモジュール8、スイッチ9、結合アセンブリ5、およびレーザービーム分割リフレクター6が示されている。
【0035】
このユニットは、内蔵型で手持ち式の装置であって、ユーザの毛髪がレーザービームを妨げることなく、ユーザの頭皮に直接低出力レーザービームを当てる装置として設計されている。使用の際には、櫛を使用する場合と同様に、ユーザはその髪に歯3を通してブラシする。反射レーザービームは、歯3がユーザの毛髪を通って移動する際に作られる「溝」に従うよう、装置の各歯3と位置が合わせられている。このように反射レーザービームの前で髪を分けることによって、毛髪による妨害なく、溝の底面(すなわち、頭皮)に反射レーザービームが到達することが可能となる。これは、レーザービームのほとんどがユーザの毛髪によって、頭皮に到達することが阻まれてしまうという事実を考慮することなくユーザの頭に直接レーザーエネルギーを向けるヘルメット状構造を使用していた従来技術よりも、かなりの改善である。
【0036】
図1Bは、図1Aの端面図であり、底筺体1から下方へ突設された二つの平行な歯3の列を示している。反射レーザービームは、歯3の二つの列の間で、装置から外側に発せられる。さらに、手持ち式装置がユーザの頭皮上いずれかの方向へと動かされたときに、溝の中へと反射レーザービームが発せられるように、これらの反射レーザービームは歯3に位置が合わせられている。
【0037】
図1Cは、図1Aから図1Bの好ましい実施例についての底透視図を示す。この図において、レーザービーム分割リフレクター6の配置および配列が示されている。該レーザービーム分割リフレクター6は、二列の歯3の間に位置し、手持ち式装置が頭皮上を前方に動かされても後方に動かされても、各反射レーザービームの前に常に利用可能な歯3が存在するようになっており、各反射レーザービームが頭皮に到達するよう確実に溝が形成される。これにより、従来技術で可能であったレーザーエネルギーの適用よりも、より効果的にレーザーエネルギーを頭皮に当てることができる。
【0038】
頭皮に対するレーザーエネルギーの実際の適用に関して従来技術よりもより効果的である、ということに加え、ここに開示されている実施例はまた、非常に軽量で可搬性があるという点において、従来技術の装置より優れている。この装置は、電気エネルギー用壁ソケットに差し込むように製造することが可能であり、あるいは、よりユーザの利便性を高めるために電池式にすることもできる。さらに、レーザービーム分割リフレクター6は、従来技術で使用されていた複数のレーザーではなく、単一のレーザーの使用を可能にする。
【0039】
図2Aにおいて、手持ち式装置の好ましい実施例の底透視図を示す。説明を容易にするため、本図からはいくつかの部品はとり除き、ウィンドウ10に対するレーザービーム分割リフレクター6の相対位置を表すことを目的とする。ウィンドウ10は、レーザービーム分割リフレクター6用の透明カバーを提供する。これによって、レーザービーム分割リフレクター6は手持ち式装置内に密封され、ほこり、水蒸気、水分等の汚れから保護できる。
【0040】
図2Bは、本装置の好ましい実施例の側断面図であり、レーザービーム分割リフレクター6のジクザグ段差を渡るレーザービームの経路を示す。レーザービームは、レーザービーム分割リフレクター6のジクザグエッジから成る様々な段差にぶつかるので、レーザービームの一部は、いくつかの反射レーザービームとして分配され、下方へと反射されて、歯3によってユーザの毛髪内に形成された溝へと、ウィンドウ10を通って外に出る。このレーザービーム分割リフレクター6は、ユーザに対して多大な利点をもたらす。というのは、単一のレーザービームが使用され、各々の反射レーザービームは実質的に同じエネルギー量を有するからである。複数のレーザーシステムでは個々のレーザーにより生成された出力パワーにおける実質的な不一致によりホットスポットが生じることがありうるので、本発明により、個々のビームを生成するために複数のレーザーが使用された場合に起こりうる、このような状況を回避できる。
【0041】
図3は、レーザー8とレーザービーム分割リフレクター6の位置を合わせるための連結装置5の使用を表す。この種の機械的な位置合わせシステムによって、大幅に製造を容易にし、部品を互換可能にすることができる。さらに、製造の際、各レーザーを個々に調節することが必要とされる複数のレーザーシステムにおいて起こり得る、実質的な位置合わせの問題を排除する。
【0042】
図4Aは、好ましい実施例において使用される、レーザービーム分割リフレクター6の構造に関してさらに詳細に示したものである。
最大量のエネルギーを適切な方法で偏向させることを確実にするために、レーザービーム分割リフレクター6上のレーザーが当たる面11は、高度に磨かれており反射力を有しなければならない。レーザービーム分割リフレクター6の内側にある頂部と谷部は丸みを帯びていてもよいが、レーザービーム分割リフレクター6の外側にある頂部と谷部は、レーザービームの力が弱まるのを避けるために鋭利でなければならない。
【0043】
図4Bにおいては、レーザービーム分割リフレクター6の底面図が示されており、レーザーから発せられたときのレーザービームの経路を表す。このレーザービームは、レーザービーム分割リフレクター6の中心部を横断するように向けられており、レーザーエネルギーのうちのいくらかがレーザービーム分割リフレクター6の端部を越えて発せられて浪費されないようにしている。
【0044】
図4Cは、レーザービーム分割リフレクター6の構造に関するより詳細な情報を表している。この図で分かるように、レーザービーム分割リフレクター6のジグザグ構造は段差13を配置しており、これらはレーザーソースから離れるにつれ、徐々に低い位置にあり、レーザービームがレーザーの水平方向経路から外向きに発せられると、各段差13は、レーザービームの一部を遮断し、偏向させるようになっている。各反射ビームに対し、ある特定量の領域を一列に並べることによって、単一のレーザービームを分割して出力を一様に配分できる。
【0045】
図5Aは、手持ち式装置の好ましい実施例の斜視図である。この図において、歯3は下側筺体1から下側に突設されており、制御スイッチ9が上側筺体2上に配置されているところを示している。
【0046】
図5Bは、図5Aの実施例の分解図である。本実施例において、このシステムのさまざま構成部品が互いに位置決めされていることがわかる。レーザー8は、制御回路を含むプリント回路板7に取り付けられていることが示されている。プリント回路板7は、レーザービーム分割リフレクター6に取り付けられた連結部5にレーザー8の位置を合わせるために使用される。この装置のさまざまな構成部品を適切に製造することによって、各ユニットの個別の位置合わせは必要とされない。その結果、製造コストをかなり削減できる。また、本図には、下側筺体1、上側筺体2、歯3、スイッチ・キャップ9、ウィンドウ4および関連するハードウェア(例えばねじ10)が示されている。
【0047】
図6は、人の毛髪16内に溝14を作り出すために歯3がどのように使用されるかを示す。本図は、ユーザの毛髪16内を通って、かつ、ユーザの頭皮15の近傍で、歯3が引かれるところ示す側面図である。図から分かるように、毛髪16を通る歯3の動作により、溝14を形成するように毛髪16が押しのけられる。毛髪が溝14を形成すると、歯3の間で頭皮15が露出される。反射レーザービームが各溝14に対する対向する二つの歯の間に位置決めされているので、該反射レーザービームは、溝14により露出された頭皮15の表面に向けられる。毛髪16に溝をつけることによりもたらされる利点は、高率のレーザーエネルギーが効果的に頭皮15に当たり、頭皮15に対するエネルギーの適用を毛髪16が妨害しないようにすることである。
【0048】
本発明は、その好ましい実施例に関して説明されてきたが、当業者であれば、本発明の趣旨、範囲および教示を逸脱することなく、その詳細において、各種の変更が可能であることは明らかである。
【0049】
例えば、装置を構築するために用いる材料は適切なものであれば如何なるものでもよく、装置のサイズおよび形状は変更可能であり、またレーザーの種類も変更可能である。従って、本願明細書において開示される本発明は、以下の請求項により特定される範囲においてのみ限定されるものである。
【産業上の利用可能性】
【0050】
本発明は、家庭でくつろぎながら、脱毛症、毛髪損失、および髪色損失(灰色化)を治療することを望む消費者に対し、大きな利益をもたらすものである。本発明はまた、製造上の機能という点で、位置の調整がより容易で、また、消費者が家にいてもより良いアラインメントを維持できるレーザーアセンブリを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1A】本発明の好ましい実施例の側断面図であり、装置から外側に延びる溝形成歯列、レーザービーム発生装置およびジグザグビーム分割リフレクターを表す。
【図1B】本装置の好ましい実施例の端面図であり、該装置のいずれかの側から外側に延びる、対向する溝形成歯を示す。
【図1C】本装置の好ましい実施例の底面図であり、二つの対向する溝形成歯列と、対向する溝形成歯列と位置が合わされたジグザグビーム分割リフレクターを表す。
【図2A】本装置の好ましい実施例の底面図であり、レーザービーム発生装置に取り付けられたジクザグビーム分割リフレクターを表す。
【図2B】本装置の好ましい実施例の側断面図であり、単一のレーザービームが、レーザービームの平行線として偏向された、いくつかの反射レーザービームへと分割されていることを示す。
【図3】レーザーアセンブリの好ましい実施例の側面図であり、レーザーモジュールおよびジクザグビーム分割リフレクターを含む。
【図4A】ジグザグビーム分割リフレクターの好ましい実施例を表す側面斜視図である。
【図4B】ジグザグビーム分割リフレクターの好ましい実施例を表す底面図である。
【図4C】ジグザグビーム分割リフレクター上の歯の配置に関する好ましい実施例の説明図である。
【図5A】本装置の好ましい実施例の上部斜視図であり、該装置上部にある制御スイッチ、および該装置の底面から延びている溝形成歯を表す。
【図5B】本装置の好ましい実施例の分解斜視図であり、その内部構成部品を表す。
【図6】本装置の好ましい実施例の説明図であり、個人の頭髪に当てられるレーザーエネルギー量を最大にするために、その毛髪に溝が作られているところを表す。
Claims (20)
- 手持ち式レーザーヘアートリートメント装置であって、レーザーアセンブリを備え、
該レーザーアセンブリはさらに、
少なくとも一つのレーザービームを複数の実質的に平行な反射レーザービームに分割し、該反射レーザービームを前記レーザーアセンブリから外側へと向けるための、ビーム分割リフレクターを備えること
を特徴とする装置。 - 請求項1に記載の装置であって、
前記ビーム分割リフレクターは、段差を有するジグザグ形を備え、該ジグザグ形ビーム分割リフレクターにおける各段差は前記レーザービームの一部を反射し、
それによって、各段差により反射された前記レーザービームの一部は、独立した反射レーザービームを形成すること
を特徴とする装置。 - 請求項2に記載の装置であって、さらに、
前記反射レーザービームが、個人の毛髪により頭皮に接触するのを妨げないように、該レーザートリートメント装置を個人の頭皮上で移動させる際にその頭皮を露出させる歯の列を備え、
それにより、個人の毛髪内に溝が作られて、頭皮に到達するレーザーエネルギー量を最大にすること
を特徴とする装置。 - 請求項3に記載の装置であって、さらに、
歯の第二列を備え、
前記歯の第二列の各歯は、反射レーザービームと対応する関連した一対の歯を形成するように、前記歯の列における歯と対応しており、
関連した一対の歯の各々は、第一の歯がその関連する反射レーザービームの前に位置し、第二の歯がその関連する反射レーザービームの後ろに位置し、該装置が個人の頭皮上を移動する際に、前記歯の列における歯が前記反射レーザービームのために毛髪内に溝を作り、前記第二列の歯は、該レーザーが頭皮上を移動中、溝を開口して保持するようになっており、
それにより、関連した一対の歯は、前記反射レーザービームが個人の頭皮に向けられているとき、長い時間、溝の開口を保持することができること
を特徴とする装置。 - 手持ち式レーザーヘアートリートメント装置であって、
レーザーアセンブリを備え、
該レーザーアセンブリはさらに、
i) レーザービームを発生させるレーザービーム発生装置と、
ii) 前記レーザービーム発生装置に電力を供給する電源装置と、
iii)前記レーザービームを、複数の実質的に平行な反射レーザービームに分割し、該反射レーザービームを前記レーザーアセンブリから外側へと向けるための、ビーム分割リフレクターと、を備えること
を特徴とする装置。 - 請求項5に記載の装置であって、
前記ビーム分割リフレクターは、段差を有するジグザグ形を備え、
該ジグザグ形ビーム分割リフレクターにおける各段差は前記レーザービームの一部を反射し、
それによって、各段差により反射された前記レーザービームの一部は、独立した反射レーザービームを形成すること
を特徴とする装置。 - 請求項6に記載の装置であって、さらに、
前記反射レーザービームが、個人の毛髪により頭皮に接触するのを妨げないように、該レーザートリートメント装置を個人の頭皮上で移動させる際にその頭皮を露出させる歯の列を備え、
それにより、個人の毛髪内に溝が作られて、頭皮に到達するレーザーエネルギー量を最大にすること
を特徴とする装置。 - 請求項7に記載の装置であって、さらに、
歯の第二列を備え、
前記歯の第二列の各歯は、反射レーザービームと対応する関連した一対の歯を形成するように、前記歯の列における歯と対応しており、
関連した一対の歯の各々は、第一の歯がその関連する反射レーザービームの前に位置し、第二の歯がその関連する反射レーザービームの後ろに位置し、該装置が個人の頭皮上を移動する際に、前記歯の列における歯が前記反射レーザービームのために毛髪内に溝を作り、前記第二列の歯は、該レーザーが頭皮上を移動中、溝を開口して保持するようになっており、
それにより、関連した一対の歯は、前記反射レーザービームが個人の頭皮に向けられているとき、長い時間、溝の開口を保持することができること
を特徴とする装置。 - 手持ち式レーザーヘアートリートメント装置であって、
a)レーザーアセンブリを備え、該レーザーアセンブリはさらに、
i) 少なくとも一つのレーザービームを発生させるレーザービーム発生装置と、
ii) 前記レーザービーム発生装置に電力を供給する電源装置と、
iii)前記少なくとも一つのレーザービームを、前記レーザーアセンブリからの反射レーザービームとして外側へと分割するための、ビーム分割リフレクターと、を備え、
b)反射レーザービームが個人の毛髪により頭皮に接触するのを妨げないように、該レーザートリートメント装置を個人の頭皮上で移動させる際に、その頭皮を露出させる歯の列を備えること
を特徴とする装置。 - 請求項9に記載の装置であって、
前記歯の各々は、前記反射レーザービームの各々と対応しており、該装置を個人の頭皮上で移動させる際、前記歯の各々が前記各反射レーザービームの前で毛髪内に溝を作り、前記反射レーザービームの各々が実質的に個人の毛髪によって妨げられないように配置されること
を特徴とする装置。 - 請求項10に記載の装置であって、さらに、
歯の第二列を備え、
前記歯の第二列の各歯は、反射レーザービームと対応する関連した一対の歯を形成するように、前記歯の列における歯と対応しており、
関連した一対の歯の各々は、第一の歯がその関連する反射レーザービームの前に位置し、第二の歯がその関連する反射レーザービームの後ろに位置し、該装置が個人の頭皮上を移動する際に、第一の歯が前記反射レーザービームのために溝を作り、第二の歯は、該レーザーが頭皮上を移動中、溝を開口して保持するようになっており、
それにより、関連した一対の歯は、前記反射レーザービームが個人の頭皮に向けられているとき、長い時間、溝の開口を保持することができること
を特徴とする装置。 - 請求項9に記載の装置であって、
前記レーザー発生装置は、単一のレーザービームを発生し、
前記ビーム分割リフレクターは、該単一のレーザービームを複数の別々の反射レーザービームに分割するために使用され、
それにより、該装置は単一のレーザービーム発生装置から複数の反射レーザービームを発生させること
を特徴とする装置。 - 請求項12に記載の装置であって、
前記ビーム分割リフレクターは、段差を有するジグザグ形を備え、該ジグザグ形ビーム分割リフレクターにおける各段差は前記レーザービームの一部を反射し、
それによって、各段差により反射された前記レーザービームの一部は、独立した反射レーザービームを形成すること
を特徴とする装置。 - 請求項11に記載の装置であって、
前記レーザー発生装置は、単一のレーザービームを発生し、
前記ビーム分割リフレクターは、該単一のレーザービームを複数の別々の反射レーザービームに分割するために使用され、
それにより、該装置は単一のレーザービーム発生装置から複数の反射レーザービームを発生させること
を特徴とする装置。 - 請求項14に記載の装置であって、
前記ビーム分割リフレクターは、段差を有するジグザグ形を備え、該ジグザグ形ビーム分割リフレクターにおける各段差は前記レーザービームの一部を反射し、
それによって、各段差により反射された前記レーザービームの一部は、独立した反射レーザービームを形成すること
を特徴とする装置。 - 個人の頭皮にレーザーエネルギーを当てる方法であって、
手持ち式レーザー発生装置を個人の頭皮上で移動させることにより、頭皮にレーザーエネルギーを当て、
ビーム分割リフレクターを用いて、レーザービームを複数の実質的に平行の反射レーザービームに分割することにより、一つのレーザーによってカバーできる表面積を拡大し、
それにより、単一のレーザービームによって、頭皮上の広い全体表面積に対し照射を行うことが可能であり、
前記反射レーザービームが個人の毛髪によって頭皮と接触することを妨げられないように、頭皮から毛髪を離すように毛髪を偏向することにより頭皮に当たるレーザーエネルギー量を最大にし、
それにより、レーザービームからのエネルギーを頭皮に当てている間は、個人の頭皮は実質的に毛髪によって妨げられないようになる、
というステップを備えること
を特徴とする方法。 - 請求項16に記載の方法であって、さらに、
個人の毛髪内に溝を形成することによって、溝が形成された頭皮の部分上を反射レーザービームが通過する前に反射レーザービームの経路から離すよう毛髪を偏向させるステップを備えること
を特徴とする方法。 - 請求項17に記載の方法であって、さらに、
個人の頭皮上を反射レーザービームが通過する前に、毛髪を分けて溝を形成するために、該反射レーザービームと対応させて、反射レーザービームの経路に先行して配置された歯の列を使用するステップを備えること
を特徴とする方法。 - 請求項18に記載の方法であって、さらに、
前記反射レーザービームの経路に配置され、該反射レーザービームの前後に位置づけられた二本の歯の列を使用することにより、溝の開口を保持する時間を長くするステップを備えること
を特徴とする方法。 - 請求項16に記載の方法であって、さらに、
段差を備えたジグザグ形ビーム分割リフレクターを用いてレーザービームを分割し、各段差によってレーザービームの一部を反射するステップを備え、
それにより、各段差に反射されたレーザービームの一部はそれぞれ独立した反射レーザービームを形成すること
を特徴とする方法。
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