JP2005500626A - コンテンツ配信モデル - Google Patents

Abstract

本発明のブローカ１１２は、家電マーケット向けの集約化された配信スキームを提案する。この配信スキームは、個人が選択することができるサービスの中から、複数の情報サービスに関する電子的な提供を有している。それぞれの情報サービスは、１つ以上のサービスプロバイダ１０２，１０４，１０６，１０８及び１１０により提供される。個人による特定のサービスの選択に応じて、ブローカ１１２により、特定のサービスに関連する１つ以上のプロバイダは、サービスを個人に提供することができる。ブローカ１１２は、サービスプロバイダ１１２のレコードからなるデータベースを有する。さらに、プロバイダのレコードとプロファイルとの整合に基づいてプロバイダを選択することができるように、ブローカ１１２は、ユーザのプロファイルを構築している。

Description

【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報配信に関する。本発明は、ユーザ端末を介して配信される娯楽サービス及びコンテンツに関する。
【背景技術】
【０００２】
ネットワークの装置の数が増加し、ネットワークの帯域幅もまた増加するにつれて、顧客にソフトウェア及びサービスを提供することを取り入れたビジネスモデルの価値は、ハードウェアの販売のみに基づいた従来のビジネスモデルの価値を基準にして増加している。今日では、コンテンツ及びサービスのパーソナライズ機能及びカスタマイズ機能には優先度が与えられる。サービスプロバイダは、ユーザの注目を得ることに競合し、一旦、サービスプロバイダのうちの１つをユーザが選択すると、ユーザは、プロバイダの一組の提供及び所有権の特性の中で、最終的には拘束された状態となる。このことは、カスタマ・エレクトロニクス（ＣＥ）空間に特にあてはまる傾向にある。
【０００３】
家庭環境における装置の統合は、益々一般的になってきている。Ｊｉｎｉ，ＵＰｎＰ，ＨＡＶＩ及びＢｌｕｅｔｏｏｔｈ規格のような幾つかのネットワークアーキテクチャ又はネットワーク技術は、ネットワークにおける多数の装置の相互使用可能性を向上するために開発されている。これらの様々なアーキテクチャにより、ユーザは、様々な情報ソース及び娯楽ソースに便利にアクセスすることができる。しかし、互いに通信するための装置の新たな能力は、より広い範囲の情報サービスを伝達するための協調を構築することを、サービスプロバイダに対して余儀なくさせている。
【０００４】
このように、多くのサービスは、たとえば、カスタマイズされたコンテンツ、本及び映画の推薦、並びにパーソナライズされた電子番組ガイドを提供することにより、ユーザの注目をひくために競合している。明示的又は暗黙的に表現されたユーザの好みにより、サービスプロバイダは、良好に目的設定された広告を伝達し、新規顧客を保持及び惹きつけ、プロバイダの提供が及ぶ範囲を増加することができる。顧客の好み及び関連する情報に対するサービスプロバイダの管理は、競合するプロバイダを切り替えるためのユーザの能力を有意に低減する。この依存性は、ソフトウェアアプリケーション、コンテンツデコーダ、及びコンテンツへのアクセス、レンダリング又はインテグレーションを可能にする他の手段をプロバイダが供給するにつれて増加する。「ウォールド・ガーデン」は、ユーザの周りで作成され、他の拡張されたマルチメディア・エクスペリエンス“multimedia experience”向けのその選択が一般に制限される。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明の目的は、ＣＥ環境向けの情報サービス配信モデルを提供することにある。本発明のさらなる目的は、複数のコンテンツプロバイダの間で容易な選択及び変更を改善することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するために、本発明の方法は、個人に提供される情報配信サービスに関する。本方法は、個人が選択することができる複数のサービスを個人に電子的に提供することを有している。それぞれのサービスは、１つ以上のプロバイダによりそれぞれ提供される。複数のサービスのうちの特定のサービスについて、個人からの要求が受信される。次いで、選択されたプロバイダは、特定のサービスを個人に提供することが可能とされる。
【０００７】
本発明の実施の形態では、「ブローカ」は、利用可能な情報サービス及び対応するプロバイダを収集し、これらのサービスを個人に電子的に提供する。本発明では、用語「情報サービス」は、個人の機器を介して、任意のタイプのコンテンツ、アプリケーション又はソフトウェアを個人に伝達することに関連したサービスとする。ブローカは、電子情報配信ポータル、すなわち複数のサービスを提供するインタフェースを個人に供給する。電子インタフェースは、それぞれのサービスに関連する１つ以上のプロバイダを識別することを必要としない。この場合、個人は、サービスを選択し、その後、ブローカは、該サービスを個人に供給する所与のブローカを選択する。この実施の形態では、コンテンツプロバイダに独立なやり方で、サービスが個人に提供される。実施の形態では、ブローカは、プロバイダのサービスの特徴と個人のプロファイルとの比較から、所与のサービスプロバイダを選択する。別の実施の形態では、サービスプロバイダの全て又は一部は、個人が彼の好みのプロバイダを選択することができるように、インタフェースに基づいて識別される。
【０００８】
本発明は、例示により、添付図面を参照してさらに詳細に説明される。図面では、類似の機能又は対応する機能を有している構成要素は、同じ参照符号により識別される。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００９】
図１は、本発明の情報サービス配信モデルを例示する情報配信システム１００を示している。情報配信システム１００は、第一のテレビ放送会社１０２、第二のテレビ放送会社１０４、マーケットポートフォリオの取り扱いサービスのプロバイダ１０６、インターネットラジオプロバイダ１０８及びラジオ放送会社１１０といった５つのサービスプロバイダを含んでいる。また、システム１００は、個人の装置１１４及び情報配信ブローカ１１２を含んでいる。
【００１０】
個人の装置１１４は、個人のパーソナルホーム、パーソナルセルフォン又はパーソナルデジタルアシスタントでの１つのＣＥ装置である場合がある。また、装置１１４は、個人の家庭での複数の相互接続された装置又はスタンドアロン装置を表すことができる。別の実施の形態では、装置１１４は、アートネットワークアーキテクチャ、及びたとえばUPnP, HAVI, JINI, CORBAといったインダストリ・コンソーシアムのプロトコルにおいて公知のものの１つで定義されるような、ホームネットワークを表している。
【００１１】
ホームネットワークの外部の装置は、ホームゲートウェイ又はホームネットワークへのエントリポイントを介して、ホームネットワークにおける装置と通信することができる。また、装置１１４は、かかるゲートウェイ、又は個人のホームネットワークへのエントリポイントを表す場合がある。
【００１２】
ブローカ１１２は、プロバイダ１０２〜１１０の間の中間的な役割をする。ブローカ１１２は、電子インタフェースを使用して、複数のサービスを個人に電子的に提供する。本実施の形態で使用されるように、「インタフェース」は、複数のサービスを提供する電子ドキュメントを表している。従来では、インタフェースは、ダイアル、ノブ、オペレーティングシステムコマンド、グラフィカルディスプレイフォーマットの一式を示しており、並びにコンピュータ又はプログラムにより提供され、ユーザが通信すること及びコンピュータ又はプログラムを使用することを可能にする他の装置を表している。インタフェース１１６は、個人の装置１１４へのサービスの伝達に関して、個人にとって開始ポイントである。ワールド・ワイド・ウェブ技術では、ポータルは、ウェブに接続したときにユーザにとって主要な開始サイトであるか、又は開始サイトを提案するウェブサイトである。インタフェース１１６は、ウェブポータルとして実現され、インターネットを通して装置１１４に転送される。別の実施の形態では、インタフェース１１６は、装置１１４によるブローカ１１２へのダイアルアップの後に、ブローカ１１２から装置１４へのポイント・ツー・ポイント通信における電話線を介して配信される。
【００１３】
インタフェース１１６は、個人が最終的に加入する場合がある様々なサービスを電子的に提供する。これらのサービスは、情報配信に関連する。本実施の形態で使用されるように、情報配信は、たとえば、個人の歌、映画、スポーツイベント、ニュースストーリ、ウェブページ、画像、ソフトウェアアプリケーション及び電子番組ガイドといった複数の任意のマテリアルのセグメントの配信を有している。この実施の形態では、インタフェース１１６は、マーケットポートフォリオの取り扱い、ラジオ娯楽、及びＴＶ番組放送という少なくとも３つの一般的なサービスを提供する。個人は、これらのサービス又は他の一般的なサービスの中から選択することができ、選択したサービスを彼の装置１１４に伝達させることができる。それぞれの一般的なサービスは、１つ以上のサービスプロバイダにより提供される。本発明では、個人による３つのサービスのうちの特定の１つの選択に応じて、ブローカ１１２は、プロバイダ１０２〜１１０のうちの１つを選択して、装置１１４を介して個人にサービスを提供する。
【００１４】
本発明の実施の形態では、ブローカ１１２は、個人のプロファイルへのアクセスを構築するか、又は該アクセスを有している。プロファイルは、利用可能な情報サービス、個人に関する統計的なデータ、個人がどこを出発したかのような個人データ、及び家族構成等に関して、個人の好みを有している。また、プロファイルは、装置１１４の機器構成及び機能、接続帯域幅及び現在の情報サービスプロバイダを有している場合がある。プロファイルは、個人により明示的に構築されるか、個人の好み及び行動に関して、公知のデータ又は統計データに基づいて暗黙的に構築される。プロファイルは、ブローカ１１２又は個人で記憶される。また、ブローカ１１２は、利用可能なサービス及び対応するサービスプロバイダの特徴のレコードからなるデータベースにアクセスする。所与のサービス又は所与のプロバイダのレコードは、たとえば、伝達される情報のタイプ、サービスを利用可能な地理的なエリア、価格、最短で１年間のサービス加入のようなサービス契約における主要な拘束、及び情報サービスを受けるために別のＣＥ装置が必要とされるか、を与えているサービス説明を有している。
【００１５】
個人が特定のサービスに一旦関心を示すと、ブローカは、個人のプロファイルと特定のサービスを提供するプロバイダのレコードを比較する。この比較に基づいて、ブローカ１１２は、プロバイダのうちの１つを選択し、選択されたプロバイダは、個人により要求されたとしてサービスを伝達することができる。また、この比較に基づいて、ブローカ１１２は、それぞれのレコードが個人のプロファイルに十分に一致したために、２、３種のプロバイダを予め選択する場合がある。次いで、個人には、彼の好みを作成するために、この予め選択されたプロバイダのリストが提供される。
【００１６】
本実施の形態では、個人は、ラジオ娯楽サービスを選択する。サービスプロバイダ１１０は、たとえば交通情報及び天気情報を特徴とする１５分毎の地方及び全国的なニュースによる生のラジオ放送を提供する。プロバイダ１０８は、ユーザ向けに可能なインターネットレンダリングを通して、カスタマイズされたラジオサービスを提供し、再生する音楽及びアーティストのタイプを選択する。個人のプロファイルは、仕事に行く前に個人のみが朝にラジオを聞き、個人が交通情報を受信することに関心があることを示している。ブローカ１１２は、プロバイダ１１０が他のラジオ娯楽プロバイダの提供に比較して個人の関心を考慮した最良のサービスを提供することを予測する。したがって、ブローカ１１２は、プロバイダ１１０がラジオサービスを個人に提供することを可能にする。たとえば、ブローカ１１２は、たとえば、ブローカ１１２が放送の周波数を示すといった、プロバイダ１１０により放送されるラジオ番組を受信するために装置１１４を適合する。
【００１７】
同様にして、個人は、テレビ番組、映画及び展示会の観点で、彼のプロファイルにおいて彼の好みを示している。プロファイル及びプロバイダ１０２及び１０４のそれぞれのレコードから、ブローカ１１２は、個人の関心を最も満足するＴＶ放送会社１０２又は１０４を選択する。利点は、今後ユーザが関心のあるＴＶチャネルのみを選択する意味で、かかるビジネスモデルから得ることができる。ユーザは、１つ以上のチャンネルがユーザに関心がなく終わっている状態で、様々なチャンネルの予め定義されたパッケージに加入することが義務付けられていない。
【００１８】
本発明の情報サービス配信モデルでは、プロバイダは、自身が所有する通信ネットワークを介して装置１１４にコンテンツ及びマテリアルを供給する。この実施の形態では、プロバイダは、ブローカ１１２の通信ネットワークを介して装置１１４にマテリアルを伝達することを強制されない。たとえば、ブローカ１１２により、ユーザは、個人にデコーダ及び関連するパスワードを提供することにより、所与のサービスを受けてアクセスすることができる。次いで、プロバイダは、彼自身が所有するテレビ又はラジオネットワークを通してコンテンツをブロードキャストする。一般に、ブロードキャストは、意図された受信の特定の識別なしに、又は識別された受信が伝達されたマテリアルを受信したかを注意することなしに情報を伝達する任意の方法を含む。また、プロバイダは、インターネットを通して、ピアツーピア通信ネットワークを介して情報を配信する場合がある。また、幾つかのプロバイダは、インターネットを通してコンテンツを流す場合もある。したがって、プロバイダは、個人の装置１１４が接続されるそれぞれ異なる情報配信ネットワークを通して情報を伝達する。
【００１９】
さらに、個人自身又はブローカ１１２のいずれかにより、プロバイダが一旦選択されて、特定の情報サービスが提供されると、個人は、ブローカ１１２を通り過ぎることなしに、プロバイダと直接通信する。本実施の形態では、ブローカ１１２は、情報サービスの関係のみを始める。別の実施の形態では、できるだけ、プロバイダの識別が個人に知られず、個人は、プロバイダからコンテンツ及びマテリアルを受信するが、たとえば顧客のサポートに関して直接ブローカ１１２に対処する。
【００２０】
図２は、ある地理的な位置から別の位置に移動する個人のシナリオを例示している。個人は、はじめは、第一の地理的な位置（Washington,D.C.）に位置しており、装置２１２を介して情報サービスを受信する。個人は、異なる位置（Little Rock, Arkansas）に移動し、ここでは、情報サービスを受信するための装置２１４が個人に装備される。ワシントンでは、個人は一式の第一の情報サービスに加入する。この一式の第一の情報サービスに関する詳細は、個人のプロファイル２０８に記憶される。また、プロファイル２０８は、先に説明したように、個人の好み、装置２１２の機器構成及びワシントンのネットワーク帯域幅を含んでいる。個人は、リトルロックで、決定される必用がある一式の第二の情報サービスを受信する。
【００２１】
ブローカ１１２は、プロバイダから個人への伝達を管理及び編成するための各種アプリケーションモジュールを含むシステム２００を有している。第一のマッピングアプリケーション２０２は、サービスについての個人の要求により、サービスプロバイダをマッピングすることを可能にする。アプリケーション２０２は、第二の位置であるリトルロック及び装置２１４に関連する個人の新たなプロファイル２１０を生成する。プロファイル２１０は、プロファイルデータベース２１６に一時的に記憶されるプロファイル２０８に基づいて生成される。また、プロファイル２１０は、情報サービス及び対応するプロバイダのレコードのデータベース２１８に基づいて生成することができる。データベース２１８は、グローバルデータベースであり、このデータベースには、全国的に利用可能なサービス及び情報サービスプロバイダのレコードが記録されている。別の実施の形態では、データベース２１８は、ローカルで利用可能なサービス及び対応するプロバイダのレコードのみを含んでいる。また、プロファイル２１０は、装置２１４及び個人からの新たな要求又は入力に基づいて生成することができる。新たなプロファイル２１０は、プロファイル２０８に代えてデータベース２１６に記憶される。また、プロファイル２１０は、装置２１４の機能を適合するために使用することができる。たとえば、プロファイル２１０は、ソフトウェア又はカスタマイズされたアプリケーションの装置２１４へのダウンロードを自動的に可能にする。
【００２２】
上記を達成するために、システム２００のカスタムインストールアプリケーション２０４により、装置２１４におけるインストール及びインテグレーションを可能にする。アプリケーション２０４は、新たなサービス一式に必要な装置２１４のための新たな設定を定義する。アプリケーション２０４により、装置２１４の適合について様々なスクリプトを含むＨＴＭＬページ又はページ一式を通して装置２１４の新たな適合が可能となる。この環境では、スクリプトは、コンピュータプログラムによるよりはむしろ、別のプログラムにより解釈又は実行される命令のプログラム又はシーケンスである。たとえば、ウェブページは、装置２１４をセットアップするために個人がアクチベートするJava(R)ScriptすなわちJava(R) appletsを備えている場合がある。
【００２３】
本実施の形態では、装置２１２及び２１４は、それぞれUPnP規格に準拠したホームネットワーク２１２及び２１４を表している。ワシントンでは、ネットワーク２１２における装置の制御及び機器構成のためのエンベデッドスクリプトによるグラフィカルユーザインタフェースが個人に提供される。このスクリプトは、ネットワーク２１２における装置を制御することにおいてローカルに実行される場合があり、ネットワーク２１２の外部の装置で遠隔操作により実行される場合がある。様々なスクリプトは、個人の好みのアメリカＴＶスポーツ放送、選手のプロファイルのような追加のエンハンス機能を有するＵＩレイアウトを識別する。たとえば、個人がＵＩで彼の好みのスポーツ番組を選択するとき、ネットワーク２１２におけるコントローラは、対応するスクリプトを実行し、記録のためのデジタルビデオレコーダにブロードキャストのチャンネル及び時間を送信する。本実施の形態では、インストールアプリケーション２０４は、UPnPネットワーク２１４における装置の制御のための新たなスクリプトを生成する。これらのスクリプトは、ネットワーク２１２の制御のために使用されるスクリプトに基づいて生成される。リトルロックでは、個人の好みのスポーツ番組はブロードキャストされていないが、異なるサービスプロバイダは、インターネットを通して、同じスポーツ番組をダウンロードすることを提供する。マッピングアプリケーション２０２は、このサービスプロバイダで装置２１４をマッピングする。その後、インストールアプリケーション２０４は、ネットワーク２１４のコントローラに新たなスクリプトをダウンロードすることを可能にする。新たなスクリプトにより、コントローラは、ネットワーク２１４における装置を制御して、インターネットを通してサービスプロバイダからダウンロードされた番組を記録して最後まで再生する。したがって、個人が彼の好みのスポーツ番組を記録のために選択したとき、ネットワーク２１４のコントローラは、新たなスクリプトを実行し、インターネットに接続されているデジタルビデオ装置にサービスプロバイダのＩＰアドレスを送信する。
【００２４】
さらに、システム２００は、第三のコミュニティアプリケーション２０６を含んでいる。このアプリケーション２０６は、エクスペリエンス・シェアリング“experience sharing”、すなわち個人間でのマテリアル又は情報の交換を可能にする。アプリケーション２０６により、複数の個人は、たとえばそれぞれのプロファイルの共有を通して、彼らの好みを共有することができる。データベース２１６に記憶されている個人のプロファイル２１０の一部は、アプリケーション２０６を利用することができるようになり、公にされる。アプリケーション２０６は、トピック、個人の位置、プロバイダ又は情報サービスにより、共有データを構造化する。
【００２５】
また、ブローカ１１２は、現実の状況に基づいて特定の情報サービス向けの特別の提案をユーザに定期的に通知する。これらの提案は、時間的に制限され、現在のネットワークのキャパシティ、特定のイベント等にサービスを動的に適合させることができる。たとえば、ネットワーク帯域幅が所与の時間で利用されている場合、ブローカ１１２は、制限された期間、帯域幅の有用性を利用するために映画のストリーミングのセールを提案する。これらの提案は、コミュニティアプリケーション２０６を使用して情報通知される。
【００２６】
また、ブローカ１１２は、等価なコンテンツ及び提案により、プロバイダを切り替えることにより、ネットワークリソースの使用を最適化することができる。たとえば、ブローカ１１２は、ネットワーク帯域幅が一時的に利用することができない場合に、ストリーミングサービスをブロードキャスト又はケーブルデリバリサービスで置き換えることができる。かかる処理は、ユーザにはトランスペアレントにされる。
【００２７】
なお、記載された方法に関して、本発明の範囲を逸脱することなしに、変更例が提案される場合がある。たとえば、本方法は、配線された電子回路によって、或いは代替的にコンピュータ読み取り可能な媒体に記録された命令のセットにより、幾つかのやり方で実現される。この命令は、かかる回路の少なくとも１部を置き換えるものであって、かかる置き換えられた回路で実現された機能と同じ機能を実行するために、コンピュータ又はデジタルプロセッサの制御の下で実行可能である。したがって、本発明は、提示された例に限定されるものではない。
【００２８】
単語「有する」は、特許請求の範囲に列挙された構成要素又はステップ以外の他の構成要素又はステップの存在を排除するものではない。
【図面の簡単な説明】
【００２９】
【図１】本発明による情報配信システムを例示する図である。
【図２】本発明の例示的な実施の形態に関するブロック図である。

Claims (13)

1. 情報配信サービスを個人に提供することを可能にする方法であって、
   それぞれのサービスが１つ以上のプロバイダによりそれぞれ提供される、異なるプロバイダからなる複数の情報サービスを個人に電子的に提供するステップと、
   該複数のサービスのうちの特定のサービスについて、該個人からの要求を受信するステップと、
   選択されたプロバイダが該特定のサービスを個人に提供することを可能にするステップと、
   を有する方法。
2. 該複数のサービスを提供する電子コンテンツ配信インタフェースを該個人に提供するステップをさらに有する、
   請求項１記載の方法。
3. 該特定のサービスを提供する１つ以上のプロバイダに関連するレコードを有するデータベースを維持するステップと、
   ユーザのプロファイルを作成するステップと、
   該選択されたプロバイダを決定するために、該レコードと該プロファイルを比較するステップと、
   をさらに有する請求項１記載の方法。
4. 該選択されたプロバイダは、該個人の地理的な位置に基づいて決定される、
   請求項１記載の方法。
5. 前記提供するステップは、該複数のサービスのうちの１つを提供する１つ以上のプロバイダを該個人が識別することを可能にしない、
   請求項１記載の方法。
6. 該複数のサービスのうちの１つを提供する１つ以上のプロバイダを識別することを可能にするステップをさらに有する、
   請求項１記載の方法。
7. 該個人のプロファイルを作成するステップと、
   該プロファイルの一部を他の個人に開示することを可能にするステップと、
   をさらに有する請求項１記載の方法。
8. 該サービスは、市場占有率を増加するために提供される、
   請求項１記載の方法。
9. 情報配信サービスを可能にするための装置であって、
   それぞれの情報サービスが１つ以上のサービスプロバイダによりそれぞれ提供される、異なるプロバイダからなる複数の情報サービスの個人への電子的な提供を与えるための提供手段と、
   該複数の情報サービス及びそれぞれのプロバイダのレコードからなるデータベースと、
   該個人による特定のサービスの選択に応じて、選択されたプロバイダが該特定のサービスを該個人に提供することを可能にするための選択手段と、
   を有する装置。
10. 該個人のプロファイルを記憶するための手段をさらに有し、
    該選択手段は、該プロファイルと選択されたサービスプロバイダのレコードとの比較に基づいてプロバイダを決定する、
    請求項９記載の装置。
11. 該特定のサービスを受けるために、該個人の装置を適合させるためのカスタマイズアプリケーションをさらに有する、
    請求項９記載の装置。
12. 該個人の新たな地理的な位置及び記憶されているプロファイルに基づいて、該個人の新たなプロファイルを決定するためのマッピングアプリケーションをさらに有する、
    請求項９記載の装置。
13. サービスを個人に提供する方法を実行するための命令を有するソフトウェアアプリケーションであって、該方法は、
    それぞれのサービスが１つ以上のプロバイダによりそれぞれ提供される、異なるプロバイダからなる複数の情報サービスを個人に電子的に提供すること、
    特定のサービスについて該個人から要求を受信することに応じて、選択されたプロバイダが該特定のサービスを個人に提供することを可能にすること、
    を有するソフトウェアアプリケーション。