JP2005354788A - Inverter control device - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、インバータ制御装置に関し、特に直流平滑回路のコンデンサが直列接続されたインバータ制御装置の改良に関するものである。 The present invention relates to an inverter control device, and more particularly to an improvement of an inverter control device in which capacitors of a DC smoothing circuit are connected in series.
交流を直流に変換するコンバータと得られた直流から任意波形の交流電力を出力するインバータ装置の直流部分にコンデンサを接続し、コンバータの交流入力端子及び交流電源間に電源の投入制御を行う開閉器を有する装置において、開閉器投入時に、前記開閉器の接点やコンバータに過大な電流が流れ、故障の原因にならないよう、開閉器投入前に予めコンデンサをスイッチング電源で充電し、突入電流を防止する方法が提案されている(例えば特許文献1参照。)。
また、前記コンデンサをコンデンサの直列接続体で構成し、その両端に直流電圧を印加した場合、各コンデンサの漏れ電流の偏差によって、個々のコンデンサの分担電圧がアンバランスになり、定格電圧を超えることによりコンデンサの破損要因になりうる。これに対し、トランジスタで漏れ電流の影響を補正し、各コンデンサの端子間電圧を均等に保つ回路が提案されている(例えば特許文献2参照。)。
A switch that controls the turning on of power between the converter's AC input terminal and AC power supply by connecting a capacitor to the DC part of the converter that converts AC to DC and the inverter device that outputs AC power of arbitrary waveform from the obtained DC In order to prevent an inrush current by charging a capacitor with a switching power supply in advance before turning on the switch so that an excessive current flows through the contact and converter of the switch when the switch is turned on and does not cause a failure. A method has been proposed (see, for example, Patent Document 1).
In addition, when the capacitor is composed of a series connection of capacitors and a DC voltage is applied to both ends of the capacitor, the shared voltage of each capacitor becomes unbalanced and exceeds the rated voltage due to the deviation of the leakage current of each capacitor. Can cause damage to the capacitor. On the other hand, a circuit has been proposed in which the influence of leakage current is corrected by a transistor and the voltage between terminals of each capacitor is kept uniform (see, for example, Patent Document 2).
上記、特許文献1のスイッチング電源によりコンデンサの予備充電を行うインバータ装置は従来の抵抗と電磁開閉器を組み合わせた充電方式と比較してエネルギー効率が良く、小型化が可能という利点がある。しかし、コンデンサ直列体の漏れ電流補正を並列接続した外部抵抗で行うインバータ装置と組み合わせた場合、常時外部抵抗で大きな電力が消費されるため、充電速度を保つにはスイッチング電源の容量を拡大する必要があると同時にスイッチング電源化により改善したエネルギー効率が外部抵抗の影響で効果が薄れてしまうという問題がある。
また、特許文献2に例示したものでは、部品の入手性、信頼性の観点から一般的には特許文献2の従来例である図5に示すようにコンデンサ個々に並列にコンデンサの内部抵抗より十分に小さいバランス抵抗を接続し、漏れ電流に起因する偏差を補正している。
The inverter device that precharges the capacitor with the switching power supply described in
Further, in the example illustrated in
この発明は上記のような従来技術の課題を解消するためになされたもので、予備充電回路の小型化が可能で、回路損失も少なく、安価に提供することができるインバータ制御装置を得ることを目的とするものである。 The present invention has been made to solve the above-described problems of the prior art, and it is possible to reduce the size of the precharge circuit, to reduce the circuit loss, and to obtain an inverter control device that can be provided at low cost. It is the purpose.
この発明によるインバータ制御装置は、交流を直流に変換するコンバータと、直流を交流に変換するインバータと、上記コンバータ及びインバータを接続する直流母線間に直列接続された複数個の主回路コンデンサと、これら主回路コンデンサの各端子間にそれぞれ接続された複数の電源装置とを備えたインバータ制御装置において、上記電源装置は、合計出力電圧が上記コンバータの電圧を上回ると共に、互いに同等の出力制限特性を有し、かつ出力制限レベルを切り替える切り替え手段を備えるようにしたものである。 An inverter control device according to the present invention includes a converter that converts alternating current to direct current, an inverter that converts direct current to alternating current, a plurality of main circuit capacitors connected in series between the converter and the direct current bus connecting the inverter, In the inverter control device comprising a plurality of power supply devices connected between the terminals of the main circuit capacitor, the power supply device has a total output voltage exceeding the voltage of the converter and has an output limiting characteristic equivalent to each other. And switching means for switching the output restriction level.
この発明においては、主回路コンデンサの各端子間にそれぞれ接続された複数の電源装置として、合計出力電圧が上記コンバータの電圧を上回ると共に、互いに同等の出力制限特性を有し、かつ出力制限レベルを切り替える切り替え手段を備えるようにしたことにより、予備充電回路の小型化が可能で、回路損失も少なく、安価に製造可能なインバータ制御装置を得ることができる。 In the present invention, as a plurality of power supply devices respectively connected between the terminals of the main circuit capacitor, the total output voltage exceeds the voltage of the converter, has the same output limiting characteristics, and has an output limiting level. By providing switching means for switching, it is possible to reduce the size of the precharge circuit, reduce the circuit loss, and obtain an inverter control device that can be manufactured at low cost.
実施の形態1.
図1〜図5はこの発明の実施の形態1に係わるインバータ制御装置を説明するもので、図1はインバータ制御装置の全体構成図、図2は図1に示すフライバックレギュレータの構成を具体的に示すブロック図、図3は図2に示す電源制御回路の詳細を示す内部ブロック図、図4は図1に示す充電回路が動作を開始するときから充電が完了するまでの電源装置の出力電流の変化を示す特性図、図5は図1〜図3に示すフライバックレギュレータの動作を説明するタイミングチャートである。なお、各図を通じて同一符号は同一もしくは相当部分を示すものとする。図において、1は三相交流電源、2は例えばノーヒューズブレーカなどの電源投入スイッチ、3は電磁接触器、4は三相交流電圧を直流に変換するコンバータであり、ダイオードコンバータもしくはトランジスタコンバータからなる。
1 to 5 illustrate an inverter control apparatus according to
5は直流平滑用コンデンサであり、この実施の形態1では2つの主回路コンデンサ6、7の直列接続体で構成されている。8は直流電圧を任意波形の電圧に変換するインバータ、9は電動機である。10はスイッチング電源としてのフライバックレギュレータであり、主回路コンデンサ6に接続された第1の電源装置11、及び主回路コンデンサ7に接続された第2の電源装置12を有する。この実施の形態1では図2に示すように、上記第1及び第2の電源装置11、12は、それぞれ多出力のフライバックレギュレータ10の巻線25、26及び整流ダイオード27、28を用いて構成されている。
13は直流平滑用コンデンサ5の充電完了検出回路、14はこの充電完了検出回路13から信号を受け取り、フライバックレギュレータ10の出力制限レベル切換指令を信号線14aを介して出力すると共に、電磁接触器3を信号線14bにより投入する制御回路、15及び16は交流電源を整流しフライバックレギュレータ10に直流電源を供給するそれぞれダイオードモジュール及び平滑用コンデンサ、17はフライバックレギュレータ10の電源制御回路、18はフライバックレギュレータ10の一次巻線23及びハイ信号を入力することにより導通するスイッチング素子20に流れる電流を検出する電流検出抵抗、19はスイッチング素子20に過大な電圧が印可されないよう保護するスナバ回路である。24は高周波トランスの巻線、22はこの巻線24の端子間に発生する交流電圧を整流する整流ダイオード、21は平滑用コンデンサであり、この平滑用コンデンサ21の端子間電圧は高周波トランス33の巻線24、25、26を整流した電圧が巻線の比率に従うことを利用し、主回路コンデンサ6、7の電圧フィードバック信号として電源制御回路17に供給される。
フライバックレギュレータ10の電源制御回路17は図3に示すように、充電終始電圧を設定する直流基準電圧源31から巻線24の整流電圧を滅算した電圧を適当なレベルに増幅、位相補正をするフィードバック回路29と、このフィードバック回路29の出力電圧と三角波発信器30の大小を比較するコンパレータ32と、抵抗35、37、38により構成される分圧回路に入力された電流検出抵抗18の出力電圧の分圧電圧と出力制限レベルを設定する直流基準電圧源39の大小を比較するコンパレータ34と、上記コンパレータ32、34の出力に応じてPWMパルス信号を発生するRSフリップフロップ40と、出力制限レベルを切り替えるスイッチ36とから構成されている。
As shown in FIG. 3, the power
なお、上記コンパレータ34はスイッチング素子20の電流が出力制限レベルに到達した場合にスイッチング素子20の遮断信号を出力し、それ以上電流が流れるのを防ぐ。また、上記出力制限レベルを切り替えるスイッチ36が開放されている場合は、電流検出抵抗18の電圧がより大きいレベルでコンパレータ34に伝えられるため、より低い電流レベルでスイッチング素子20を遮断し、結果として出力制限レベルが低くなる。逆にスイッチ36が投入されている場合は、出力制限レベルは上昇する。なお、50は各電源装置11、12の出力制限レベルを切り替える切り替え手段であり、上記制御回路14、信号線14a、抵抗35、37、38、及びスイッチ36などで構成されている。
The
次に上記のように構成された実施の形態1の動作概要について説明する。
電源投入スイッチ2投入前は電磁接触器3が遮断されている。電源投入スイッチ2を投入すると、ダイオードモジュール15及び平滑用コンデンサ16により交流電源1の電圧が直流に変換され、第1の電源装置11及び第2の電源装置12に供給され充電回路が動作を開始する。動作開始時は主回路コンデンサ6及び7には電荷が蓄積されておらず、端子間電圧はゼロとなっている。従って、第1及び第2の電源装置11、12の出力電圧はゼロとなっており、このときの第1及び第2の電源装置11、12の出力電流は図4の実線で示す曲線41のa点に対応する電流で主回路コンデンサ6、7を充電し、主回路コンデンサ6、7の端子間電圧がそれぞれ上昇していく。その過程で第1及び第2の電源装置11、12の充電電流は曲線41のa点からb点方向に移動していく。
Next, an outline of the operation of the first embodiment configured as described above will be described.
The
主回路コンデンサ6、7の端子間電圧の合計値が交流電源1の整流電圧を超えたことを充電完了検出回路13が検知すると、制御回路14は信号線14aを介して、電磁接触器3を投入し、コンバータ4、インバータ8が動作可能な状態となる。電磁接触器3投入前は、主回路コンデンサ6、7の端子間電圧の合計値はコンバータ4の制御電圧を上回っているが、電磁接触器3投入後は第1及び第2の電源装置11、12の出力電力と比較し、コンバータ4、インバータ8の取り扱い電力の方が圧倒的に大きいため、主回路コンデンサ6、7の端子間電圧の合計値はコンバータ4の制御電圧まで低下する。このとき、第1及び第2の電源装置11、12の出力制限特性を揃えておくことにより、直流母線電圧は主回路コンデンサ6、7に均等に分配されることになり、特定のコンデンサに過大な電圧がかかるのを防ぐことができる。
When the charge
始動後、コンバータ4の制御電圧の半分に対応する電流が第1及び第2の電源装置11、12から継続的に流れることになるが、図4の曲線41は主回路コンデンサ6、7の充電時間を決定するものであるため、通常、出力制限レベルはなるべく高く設定するべきものである。しかしそうした場合、コンバータ4、インバータ8の始動後、第1及び第2の電源装置11、12に大きな電流が流れ続け、充電回路が徐々に発熱してしまう。これを防ぐためには充電電流を継続的に出力するのに必要十分な放熱機構を用意する必要がある。しかし、始動後に主回路コンデンサ6、7の電圧を均等化するのに必要な電流は、該コンデンサの漏れ電流程度で充電電流と比較して小さいため、図4の破線で示す曲線42のように出力制限レベルを大幅に低減することにより始動後の出力電流を小さくすることができ、放熱機構を大幅に簡素化でき、回路の小型化が可能となる。
After starting, a current corresponding to half of the control voltage of the
なお、図4において、予備充電のときは充電電流が曲線41のaからbの方向に変化し、充電終了電圧Veに達し、スイッチ36が開放されたときは、充電電流がbからe、f(f=e)の方向に減少し、電磁接触器3が投入され、コンバータ4、及びインバータ8が動作可能な状態となったときは、充電電流は、曲線42のcからdの範囲で変化することを示している。
In FIG. 4, the charging current changes from a to b in the
以下、図2、及び図3に基づいて実施例1のフライバックレギュレータ10及びその電源制御回路17について更に詳細に説明する。
電源投入スイッチ2を投入し充電回路に電源が供給された時点では、主回路コンデンサ6、7の電圧はゼロであり、充電完了検出回路13は充電が完了していないことをフライバックレギュレータ10の制御回路14に伝える。これに応動して、信号線14aを介してスイッチ36が投入され、充電回路は出力制限レベルが高い状態で動作を開始する。高周波トランスの巻線電圧は巻線比に比例することから、各巻線24、25、26の巻数を、それぞれN24、N25、N26とし、各コンデンサ6、7、21の充電電圧をそれぞれV6、V7、V21とした場合、充電中の各コンデンサの端子間電圧比は概略(式1)のようになる。
Hereinafter, the
When the power-on
V6:V7:V21≒N25:N26:N24 (式1) V6: V7: V21≈N25: N26: N24 (Formula 1)
従って、平滑用コンデンサ21の電圧は主回路コンデンサ6、7の端子間電圧に比例し、ほぼゼロである。この電圧がフライバックレギュレータ10の電源制御回路17のフィードバック回路に入力され、図4の充電終了電圧Veに対応した電圧を出力する直流基準電圧源31から滅算され、その結果がフィードバック回路29内部の増幅器等で適切な大きさ及び周波数応答に整形され、コンパレータ32のプラス端子に入力される。
Accordingly, the voltage of the smoothing
充電開始当初、巻線24の整流電圧は直流基準電圧源31より大幅に小さいため、フィードバック回路29には正の電圧が入力され、図5の波形44に示すようにフィードバック回路29の出力にも大きな正の電圧が出力される。一方、コンパレータ32のマイナス端子には図5の波形43に示すようなPWM変調用のキャリア信号を発生する三角波発振器30の信号が入力される。その結果コンパレータ32の出力には図5(2)に示すような波形が現れる。
Since the rectified voltage of the winding 24 is significantly smaller than the DC
Ton期間内においてRSフリップフロップ40のR入力がローであるため、図5(5)のようにRSフリップフロップ40の出力はTon期間内ハイである。この間スイッチング素子20は投入されており、高周波トランスの巻線23には整流電圧Vcが印加される。このとき、高周波トランスの他の巻線24、25、及び26には、各巻線に接続された整流ダイオード22、27、及び28に逆バイアス電圧が印加される方向に電圧が発生し、上記各ダイオードが非導通状態となる。従って、高周波トランス33の巻線23にのみ電流が流れ、巻線23のインダクタンスをL23とすると、巻線23に流れる電流I(t)は式2、及び図5(8)に示すように時間の経過と共に増加する。
Since in the T on period R input of the RS flip-
Vc:巻線23に印加される整流電圧。
L23:巻線23のインダクタンス。
t:時間。
Vc: Rectified voltage applied to the winding 23.
L 23 : Inductance of the winding 23.
t: time.
この電流が電流検出抵抗18の端子間に電圧を発生し、この電圧が分圧回路を構成する抵抗35、37、38で分圧され、そのレベルが出力制限レベルICLMに相当する電圧に設定された直流基準電圧源39のレベルに達するとコンパレータ34の出力はハイとなり、RSフリップフロップ40の出力はローとなり、スイッチング素子20は遮断される。そのため、高周波トランスに逆起電力が発生し、各巻線にスイッチング素子が導通してTon期間とは逆極性の電圧が発生する。これにより、整流ダイオード22、27、28が導通し、主回路コンデンサ6、7、及び平滑用コンデンサ21が充電される。フライバックレギュレータ10の動作中、巻線25、26の端子間に現れる電圧は巻数に比例することから、巻線25、26の巻数N25、N26を揃えておくことにより、主回路コンデンサ6、7の端子間電圧を均等化できる。
This current generates a voltage across the terminals of the
充電が完了し、電磁接触器3の投入後、主回路コンデンサ6、7の端子間電圧はコンバータ4の制御電圧に引っ張られ低下するが、このときに巻線24、25、26から供給される電力の合計値P23は回路のロス分を無視した場合、(式3)によって表わされる。
After the charging is completed and the
Ton:スイッチング素子20の導通期間。
T:PWM信号のキャリア周期。
ICLM:巻線23の電流制限レベル(出力制限レベル)。
T on : The conduction period of the switching
T: Carrier period of the PWM signal.
I CLM : Current limit level of winding 23 (output limit level).
上記(式3)に示されるように、充電電力は巻線23の電流制限レベルICLMの2乗に比例している。従って、始動時、スイッチ36を投入し、巻線23の電流制限レベルを高めておくことによって高速に充電することができ、始動後、信号線14bを介して電磁接触器3を投入し充電回路の出力がコンバータ4の制御電圧に引っ張られて低下した場合でも、スイッチ36を開放することにより、電流制限レベルを図4の曲線42のように低減させることにより各部に流れる電流が低減され発熱を低減でき充電回路を小型化できる。
As shown in (Equation 3) above, the charging power is proportional to the square of the current limit level ICLM of the winding 23. Therefore, at the time of start-up, the
上記のように、この発明の実施の形態1においては、第1及び第2の電源装置11、12の出力電圧の合計値をコンバータ4の制御電圧以上に設定すると同時に、出力制限機能を揃えることにより各主回路コンデンサ6、7の端子間電圧を均等化できる。始動時に各電源装置11、12の出力制限レベルを高めることにより短時間で主回路コンデンサ6、7を充電することが可能となり、始動後にスイッチング電源としてのフライバックレギュレータ10の出力制限をコンデンサの漏れ電流分を補うのに必要十分なレベルに低減することにより、コンバータ4の電圧低下時に第1及び第2の電源装置11、12の過負荷による発熱や直列接続された主回路コンデンサ6、7の静電容量の不整合及びインバータ8動作時に直流平滑用コンデンサ5に流れる充放電電流に起因する各主回路コンデンサ6、7の端子間電圧変動による電源装置の不要な充電電流を制限し、不要な発熱を抑制することが可能となり、電源装置の小型化が可能となる。
As described above, in the first embodiment of the present invention, the total value of the output voltages of the first and second
また、第1及び第2の電源装置11、12を出力制限機能を有するスイッチング電源としたことにより、電源の出力と直列に抵抗を接続し、抵抗により直接出力を制限した場合と比較して、エネルギー効率の改善及び小型化が可能となる。また、1次側巻線23の電流の制限値を切り替えることにより、出力制限レベルを変更するようにしたことで、切り替え手段50を弱電回路で構成できるため、小型化、ローコスト化できる。
In addition, since the first and second
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2によるインバータ制御装置の電源制御回路の詳細を示す内部ブロック図である。なお、その他の構成は上記実施の形態1になる図1及び図2に図示及び説明したものと同様であるので、以下、実施の形態1との相違点を主体に説明する。図において、30はPWM変調用のキャリア信号を発生する三角波発振器であり、この実施の形態2では充電完了検出回路13が充電完了を検出し、これを制御回路14に伝えたときに、制御回路14は信号線14aを介して上記キャリア信号の周波数が低減されるように構成されている。なおこの実施の形態2においては、出力制限レベルを切り替えるための切り替え手段50は、制御回路14、信号線14a、及び三角波発信器30などを用いて構成されている。その他の符号は図3と同様な機能を有するため説明を省略する。
FIG. 6 is an internal block diagram showing details of the power supply control circuit of the inverter control apparatus according to
次に上記のように構成された実施の形態2の動作について説明する。図1のフライバックレギュレータ10は実施の形態1と同様に図2のように構成されているので、その特性は実施の形態1と同様であり、上記(式3)に従う。(式3)に示すように、高周波トランス33から出力される電力の合計はキャリア信号の周波数の逆数である周期に反比例する。従って、充電完了後キャリア周波数を低減することにより、実施の形態1と同様の効果が得られる。
Next, the operation of the second embodiment configured as described above will be described. Since the
上記のようにこの発明の実施の形態2によれば、直列に接続された主回路コンデンサ6、7の予備充電を行う第1及び第2の電源装置11、12を出力制限機能を有するスイッチング電源としたことにより、電源の出力と直列に抵抗を接続し、抵抗により直接出力を制限した場合と比較しエネルギー効率の改善及び小型化が可能となる。また、スイッチング周波数の切り替えにより出力制限レベルを変更するようにしたことで、切り替え機能を弱電回路で構成できるため、小型化、ローコスト化できる。
As described above, according to the second embodiment of the present invention, the first and second
ところで、上記実施の形態の説明では、直流平滑用コンデンサ5が2つの主回路コンデンサ6、7からなり、スイッチング電源としてフライバックレギュレータ10を用いた例について説明したが、もとよりこれらに限定されるものではない。また、出力制限レベルを切り替えるための切り替え手段50についても、上記実施の形態の構成に限定されるものではない。
In the above description of the embodiment, the example in which the
1 三相交流電源、 2 電源投入スイッチ、 3 電磁接触器、 4 コンバータ、 5 直流平滑用コンデンサ、 6、7 主回路コンデンサ、 8 インバータ、 9 電動機、 10 フライバックレギュレータ(スイッチング電源)、 11 第1の電源装置、 12 第2の電源装置、 13 充電完了検出回路、 14 制御回路、 14a、14b 信号線、 15 ダイオードモジュール、 16 平滑用コンデンサ、 17 電源制御回路、 18 電流検出抵抗、 19 スナバ回路、 20 スイッチング素子、 21 平滑用コンデンサ、 22 整流ダイオード、 23 一次巻線、 24、25、26 巻線、 27、28 整流ダイオード、 29 フィードバック回路、 30 三角波発信器、 31 直流基準電圧源、 32、34 コンパレータ、 33 高周波トランス、 35、37、38 抵抗、 36 スイッチ、 39 直流基準電圧源、 40 RSフリップフロップ、 50 切り替え手段。
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