JP2005354595A - 電波レンズ - Google Patents

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Hideo Fujikake
英夫 藤掛
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孝夫 九鬼
Toshihiro Nomoto
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Abstract

【課題】 円偏波されたミリ波及びマイクロ波に適用可能な電波レンズを提供する。
【解決手段】 ミリ波またはマイクロ波である電波が垂直に入射する電波入射面を有し、液晶分子がアトランダムに配向する液晶層11と、液晶層11中に電波入射方向の制御電界を生成する制御電界生成手段とを含み、制御電界生成手段が基準電位を与える基準電極21と、基準電極21との間に周波数が数キロヘルツ以下の交流または直流である制御信号が印加される制御電極221,222とを含み、基準電極21および制御電極221,222が、電波に対しては透過性を有し、制御信号に対しては導電性を有する材料で製作される。
【選択図】 図2

Description

本発明は電波レンズに係り、特に、円偏波されたミリ波及びマイクロ波に適用可能な電波レンズに関する。
通信衛星(CS)放送、放送衛星(BS)放送等を移動体で受信する場合は、受信アンテナの受信指向性を衛星の方向に向ける、いわゆる追尾制御が必要となる。
受信アンテナの受信指向性を制御する方法としては、受信アンテナの姿勢を機械的に制御する追尾装置を使用することが一般的であるが、装置が大規模となるだけでなく、機械装置の保守が必要となるという課題がある。
この課題を解決するために、電波の伝播方向を電気的に制御することができる電波レンズを使用し、指向性を電気的に制御する受信アンテナも既に提案されている(特許文献1参照)。
上記に開示されている従来の電波レンズは、電波の伝播方向に平行に配置された2枚の基準電極の間に短冊状の制御電極を配置し、基準電極と制御電極の間に液晶層を積層した構成を有する。この構成により、制御電極と基準電極の間に所定の制御電圧を印加して液晶分子の配向方向を制御し、液晶の誘電率を制御することによって、電波レンズを通過する電波の伝播方向を制御することが可能となる。
しかし、上記の従来の電波レンズは金属製電極を使用しているため、電極に対して垂直な偏波面を有するマイクロ波またはミリ波には適用できるものの、電極に対して平行な偏波面を有するマイクロ波またはミリ波には適用できないという課題があった。
本発明の出願人は、上記課題を解決するために、電極として、直流あるいは数KHzの交流である制御信号に対しては導電性を示し、マイクロ波またはミリ波に対しては誘電性を示す導電性高分子材を使用することにより、電極に対して水平な偏波面を有するマイクロ波またはミリ波にも適用可能な電波レンズを提案している(特許文献2参照)。
特開2003−185990号公報([0013]〜[0014]、図1) 特願2004−049820号
しかしながら、特許文献2に開示した電波レンズは、電波の伝播方向に垂直な面内で誘電率異方性を生じるため、円偏波されたマイクロ波またはミリ波を取り扱うことができないという課題があった。
放送衛星においては、隣接チャンネル間の干渉を避けるために、奇数チャンネルに対して右旋廻円偏波を適用し、偶数チャンネルに対して左旋廻円偏波を適用しているので、円偏波に適用可能な簡易な構成の電波レンズの開発が望まれていた。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたものであって、円偏波されたミリ波及びマイクロ波に適用可能な電波レンズを提供することを目的とする。
本発明に係る電波レンズは、ミリ波またはマイクロ波である電波が垂直に入射する電波入射面を有し、液晶分子がアトランダムに配向する液晶層と、前記液晶層中に前記電波入射方向の制御電界を生成する制御電界生成手段とを含み、前記制御電界生成手段が、基準電位を与える基準電極と、前記基準電極との間に周波数が数キロヘルツ以下の交流または直流である制御信号が印加される制御電極とを含み、前記基準電極および前記制御電極が、前記電波に対しては透過性を有し、前記制御信号に対しては導電性を有する材料で製作される。
この構成により、円偏波されたミリ波及びマイクロ波の伝播方向を制御することができる。
本発明に係る電波レンズは、前記液晶層が、液晶中に樹脂を混合した液晶樹脂混合体で構成される。
この構成により、制御電界が生成されていない状態で、液晶分子がアトランダムに配向されることとなる。
本発明に係る電波レンズは、前記液晶層が液晶を含浸させた繊維状絶縁体で構成される。
この構成により、制御電界が生成されていない状態で、液晶分子がアトランダムに配向されるとともに、構造を簡素化することができる。
本発明に係る電波レンズは、前記制御電界生成手段が、前記電波入射面と平行に配置される前記基準電極と、前記基準電極と所定の間隔を隔てた前記電波入射面と平行な1つの面上に配置される前記制御電極とを含んでいてもよい。
本発明に係る電波レンズは、前記制御電界生成手段手段が、前記電波入射面に垂直な面上に配置される前記基準電極と、前記面上の前記基準電極の前記電波入射方向に配置される前記制御電極とを含んでいてもよい。
本発明に係る電波レンズは、前記基準電極が、前記電波入射面に垂直な面上に配置され、前記電波入射方向に配列する歯を有する櫛状電極であり、前記制御電極が、前記基準電極の前記歯の間に配列する歯を有する櫛状電極であってもよい。
本発明は、液晶層中に電波入射方向の制御電界を生成する制御電界生成手段を設けることにより、円偏波されたミリ波及びマイクロ波の伝播方向を制御できる電波レンズを提供することができるものである。
以下本発明に係る電波レンズの実施形態について、図面を用いて説明する。
本発明に係る電波レンズの第1の実施形態は、図1に示すように、ミリ波またはマイクロ波である電波が垂直に入射する電波入射面10を有し、液晶分子がアトランダムに配向する液晶層11と、液晶層11中に電波入射方向(矢印1)の制御電界を生成する制御電界生成手段2とを含む。
制御電界生成手段2は、基準電位を与える基準電極21と、基準電極21との間に周波数が数キロヘルツ以下の交流または直流である制御信号が印加される少なくとも2分割された制御電極221および制御電極222とを含む。
基準電極21および制御電極22は、電波に対しては透過性を有し、直流あるいは周波数が数キロヘルツ以下の交流である制御信号に対しては導電性を有する材料で製作される。なお、基準電極21および制御電極22は、実際には、電波に対して透過性を有する誘電体基板23上に配置される。
液晶層11としては、ネマティック液晶、コレステリック液晶、スメクティック液晶、又はこれらの混合液晶を使用することができる。
なお、液晶層11を、液晶中に樹脂を混合した液晶樹脂混合体、または液晶を含浸させた繊維状絶縁体で構成することにより、制御電界が生成されていない状態で液晶分子をアトランダムに配向することができる。この場合、液晶層11自体に機械的強度を持たせることができるので、電波レンズの構造を簡素化することも可能となる。
基準電極21、および制御電極22の材料である、直流から数キロヘルツの交流に対しては導電性を有し、ミリ波及びマイクロ波に対しては透過性を有する材料としては、いわゆる導電性高分子材、即ち共役性を有する高分子材を使用することができる。
導電性高分子材としてはポリチオフェン、ポリアニリン、ポリピロール等を使用することができ、ポリチオフェン、特にPEDOT[poly(3,4-ethylenedioxythiophene)]を使用することが望ましい。
制御電界生成手段2は、電波入射面10と平行に配置される基準電極21と、電波入射面10と平行な基準電極21と所定の間隔を隔てた1つの面上に配置される少なくとも2分割された制御電極221および制御電極222とを含む。
2つの制御電極221および制御電極222は、図2のYZ断面図に示すように、X軸に沿って2分割されている。
次に、本発明に係る電波レンズの第1の実施形態の動作を説明する。なお、以下の説明では、液晶は液晶分子の長軸が制御電界に沿って配向するP型のネマティック液晶であるものとする。
制御電圧が略零であるときは電波入射面に平行な面内で液晶分子はランダムに配向しているので、入射電波に対する液晶層の誘電率ε0は次式により決定される。ただし、液晶分子の短軸方向の誘電率はεS、長軸方向の誘電率はεL(>εS)であるものとする。
Figure 2005354595
基準電極21と第1の制御電極221との間には直流電源31によって高制御電圧VHが印加される。そして、基準電極21と第2の制御電極222との間には直流電源32によって低制御電圧VLが印加される。
すると、液晶層11中には、制御電極22から基準電極21に向かう制御電界が発生し、この制御電界により液晶層11中の液晶分子の向きが制御される。
H>VLであるので、液晶層11の下部11Dと比較すると、上部11Uでは液晶分子の長軸が制御電界方向を向く液晶分子の割合は大きくなる。
このため、液晶層11の上部11Uの入射電波に対する誘電率εuはεSに近くなり、液晶層11の下部11Dの入射電波に対する誘電率εdはεSより大きくなる。
この結果、液晶層11の下部11Dを通過する電波の位相は、液晶層11の上部11Uを通過する電波の位相より遅れるので、電波レンズ通過後の電波の波面32はYZ平面内で下方に傾き、電波の伝播方向は矢印33で示す方向にYZ平面内で変更されることとなる。
なお、本発明に係る電波レンズにあっては、電波入射方向であるZ軸方向に制御電界の強度が制御され、XY平面方向には制御電界の強度は制御されないので、液晶層11のXY平面内では誘電率の異方性は生じない。
従って、本発明に係る電波レンズの第1の実施形態は、XY平面内で任意の角度の偏波面を有する直線偏波された電波だけでなく、円偏波された電波の伝播方向をYZ平面内で変更することができる。
以上説明したように、本発明に係る電波レンズの第1の実施形態によれば、基準電位を与える基準電極21と、基準電極21との間に直流あるいは周波数が数キロヘルツ以下の交流である制御信号が印加される少なくとも2つの制御電極22とを電波入射方向と垂直に設置することにより、直線偏波された電波だけでなく、円偏波された電波の伝播方向を制御することが可能となる。
なお、上記では理解を容易とするために制御電極22を2分割した場合について説明したが、電波の伝播方向を一層正確に制御するためには分割数を多くする必要があることは明らかである。
本発明に係る電波レンズの第2の実施形態は、図3に示すように、制御電極22はY軸に沿って2つに分割される。
この場合、偏波方法によらず電波の伝播方向をXZ平面内で変更することができるが、動作は第1の実施形態と相違がないので詳細な説明は省略する。
本発明に係る電波レンズの第3の実施形態は、図4に示すように、制御電極22はXY平面の対角線に沿って少なくとも2つに分割される。
この場合、偏波方法によらず電波の伝播方向をYZ変面内およびXZ平面内で同時に変更することができるが、動作は第1の実施形態と相違がないので詳細な説明は省略する。
本発明に係る電波レンズの第4の実施形態は、図5の斜視図および図6のZX平面図に示すように、制御電界生成手段2が、電波入射面10に垂直な面(ZX平面)上に配置される基準電極21と、その面上の基準電極21の電波入射方向1に配置される制御電極22とからなる。制御電極22は、電波入射方向1に沿って分割された2つの制御電極221および制御電極222を含む。
次に、本発明に係る電波レンズの第4の実施形態の動作を説明する。なお、以下の説明でも、液晶は液晶分子の長軸が制御電界に沿って配向するP型のネマティック液晶であるものとする。
液晶分子の短軸方向の誘電率がεS、長軸方向の誘電率がεLであるとすると、制御電圧が略零であるときの入射電波に対する液晶層の誘電率ε0は[数1]により決定される。
基準電極21と第1の制御電極221との間には直流電源31によって高制御電圧VHが印加される。そして、基準電極21と第2の制御電極222との間には直流電源32によって低制御電圧VLが印加される。
すると、液晶層11中には、制御電極22から基準電極21に向かう制御電界が発生し、この制御電界により液晶層11中の液晶分子の向きが制御される。
H>VLであるので、液晶層11の電波入射面10に向かって右側部11rと比較すると、左側部11mでは長軸が制御電界の方向を向く液晶分子の割合は大きくなる。
このため、液晶層11の左側部11mの入射電波に対する誘電率εmはεSに近くなり、液晶層11の右側部11rの入射電波に対する誘電率εrはεSより大きくなる。
この結果、液晶層11の右側部11rを通過する電波の位相は、液晶層11の左側部11mを通過する電波の位相より遅れるので、電波レンズ通過後の電波の波面42はZX平面内で右方に傾き、電波の伝播方向は矢印43に示すようにZX平面内で変更されることとなる。
なお、本発明に係る電波レンズにあっては、電波入射方向であるZ軸方向に制御電界の強度が制御され、XY平面内では制御電界の強度は制御されないので、液晶層11のXY平面内では誘電率の異方性を生じない。
従って、本発明に係る電波レンズの第4の実施形態は、XY平面内で任意の角度の偏波面を有する直線偏波された電波だけでなく、円偏波された電波の伝播方向をZX平面内で変更することができる。
以上説明したように、本発明に係る電波レンズの第4の実施形態によれば、基準電位を与える基準電極21と、基準電極21との間に周波数が数キロヘルツ以下の交流または直流である制御信号が印加される少なくとも2つの制御電極22とを電波入射方向と平行に設置することにより、直線偏波された電波だけでなく、円偏波された電波の伝播方向を制御することが可能となる。
次に、本発明に係る電波レンズの第5の実施形態について説明する。
図5および図6に示す第4の実施形態は基本的な構成であって、電波の伝播方向を一層正確に制御するためには、図7に示すように、基準電極21を電波入射面10に垂直なZX面上に配置され、Z軸に沿って配列する歯を有する櫛状電極とし、制御電極22を基準電極21の歯の間に配列する歯を有する櫛状電極とすることが望ましい。そして、櫛状の基準電極21と櫛状の制御電極22とからなる櫛状電極対を、ZX面に平行に配置される誘電体基板23上に複数組設置する。
図7では、3つの櫛状電極対51、52、および53を設置した例を示す。なお、3つの櫛状電極対51、52、および53の基準電極21はZX面上で共通に接続されている。
次に、本発明に係る第5の実施形態の電波レンズの動作を説明する。
3つの櫛状電極対51、52、および53に印加する制御電圧をそれぞれ、V51、V52、およびV53とする。
図8(a)は、図7の電波レンズの1つの櫛状電極対51の断面図であって、制御電極22から基準電極21に向かう制御電界がZ軸に沿って発生する。
51<V52<V53とすれば、第1の櫛状電極対51の上下の液晶分子は、図8(b)に示すように、ほぼアトランダムに配向するので液晶層11の入射電波に対する誘電率は[数1]で表される制御電圧が略零であるときの誘電率ε0とほぼ等しくなる。
第3の櫛状電極対53の上下の液晶分子は、図8(c)に示すように、Z軸方向に配向するので液晶層11の入射電波に対する誘電率は液晶分子の短軸方向の誘電率εSとほぼ等しくなる。
第2の櫛状電極対52の上下の液晶層11の入射電波に対する誘電率ε52は次式を満足する。
Figure 2005354595
従って、液晶層11の入射電波に対する誘電率は、第1の櫛状電極対51から第3の櫛状電極対53に向かって小さくなり、電波の伝播方向はZX平面内で電波の進行方向右側に変更される。
このとき、入射電波に対する誘電率は液晶分子短軸方向の誘電率εSからε0の範囲で変化するが、XY平面内では誘電率の異方性を生じないので、偏波面に係らず適用することが可能となる。
以上説明したように、本発明に係る電波レンズの第5の実施形態によれば、基準電位を与える櫛状の基準電極21と、基準電極21との間に周波数が数キロヘルツ以下の交流または直流である制御信号が印加される櫛状の制御電極22とで構成される電極対を電波入射方向と平行に複数組設置することにより、直線偏波された電波だけでなく、円偏波された電波の伝播方向を制御することが可能となる。
以上のように、本発明に係る電波レンズは、直線偏波された電波だけでなく、円偏波された電波の伝播方向を制御することができるという効果を有し、衛星放送受信用アンテナ等として有効である。
本発明に係る電波レンズの第1の実施形態の斜視図である。 本発明に係る電波レンズの第1の実施形態のYZ断面図である。 本発明に係る電波レンズの第2の実施形態の斜視図である。 本発明に係る電波レンズの第3の実施形態の斜視図である。 本発明に係る電波レンズの第4の実施形態の斜視図である。 本発明に係る電波レンズの第4の実施形態のZX面図である。 本発明に係る電波レンズの第5の実施形態の斜視図である。 本発明に係る電波レンズの第5の実施形態のW−W断面図である。
符号の説明
10 電波入射面
11 液晶層
2 制御電界生成手段
21 基準電極
22、221、222 制御電極
23 誘電体基板

Claims (6)

  1. ミリ波またはマイクロ波である電波が垂直に入射する電波入射面を有し、液晶分子がアトランダムに配向する液晶層と、前記液晶層中に前記電波入射方向の制御電界を生成する制御電界生成手段とを含む電波レンズであって、
    前記制御電界生成手段が、基準電位を与える基準電極と、前記基準電極との間に周波数が数キロヘルツ以下の交流または直流である制御信号が印加される制御電極とを含み、
    前記基準電極および前記制御電極が、前記電波に対しては透過性を有し、前記制御信号に対しては導電性を有する材料で製作される電波レンズ。
  2. 前記液晶層が、液晶中に樹脂を混合した液晶樹脂混合体で構成される請求項1に記載の電波レンズ。
  3. 前記液晶層が、液晶を含浸させた繊維状絶縁体で構成される請求項1に記載の電波レンズ。
  4. 前記制御電界生成手段が、前記電波入射面と平行に配置される前記基準電極と、前記基準電極と所定の間隔を隔てる前記電波入射面と平行な1つの面上に配置される前記制御電極とを含む請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電波レンズ。
  5. 前記制御電界生成手段が、前記電波入射面に垂直な面上に配置される前記基準電極と、前記面上の前記基準電極の前記電波入射方向に配置される前記制御電極とを含む請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電波レンズ。
  6. 前記基準電極が、前記電波入射面に垂直な面上に配置され、前記電波入射方向に配列する歯を有する櫛状電極であり、前記制御電極が、前記基準電極の前記歯の間に配列する歯を有する櫛状電極である請求項5に記載の電波レンズ。
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