JP2005354286A - プロトコル判別方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】受信メッセージに対して、各種制御プロトコルの特徴的な固定ビット列の探索を行い、探索結果より端末が具備する制御プロトコルを特定する仕組みを提供する。
【解決手段】各種制御プロトコルを具備した端末より送信されるメッセージブリッジをTCP/IPでカプセル化することにより、1つの伝送路に1つ以上の制御プロトコルのメッセージが送受信されるシステムにおいて、制御端末のプロトコル判別機能は、伝送路からメッセージを受信すると、受信メッセージからTCP/IPヘッダを除去したデータに対して、各種制御プロトコルで規定されている特徴的なメッセージの固定ビット列の探索を行い、探索結果より受信したメッセージの制御プロトコルを特定することにより、メッセージ送信元の端末が具備する制御プロトコルを特定する。
【選択図】図1
【解決手段】各種制御プロトコルを具備した端末より送信されるメッセージブリッジをTCP/IPでカプセル化することにより、1つの伝送路に1つ以上の制御プロトコルのメッセージが送受信されるシステムにおいて、制御端末のプロトコル判別機能は、伝送路からメッセージを受信すると、受信メッセージからTCP/IPヘッダを除去したデータに対して、各種制御プロトコルで規定されている特徴的なメッセージの固定ビット列の探索を行い、探索結果より受信したメッセージの制御プロトコルを特定することにより、メッセージ送信元の端末が具備する制御プロトコルを特定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、TCP/IP通信ドメイン内に複数種類の端末制御プロトコルが混在する環境における端末制御技術に関し、特に、操作対象の端末が具備する制御プロトコルを制御に先立って判別する技術に関する。
端末をネットワークに接続し、端末および該端末に具備されるサービスを発見・制御するための固有プロトコルとして、Universal Plug and Play(以下UPnP)やECHONETやJiniといったプロトコルが提案されているが、当面、ホームネットワークに接続される端末が1つの固有プロトコルにまとまるということは考えにくい。従って、当面はホームネットワーク内に、複数の固有プロトコルが混在する状況が容易に想像できる。このような状況では、ユーザは複数の固有プロトコルを意識する必要があり、非常に不便である。
そこで、ITU−T SG9(SG:Study Group)は、既存の固有プロトコルドメインを、IP(Internet Protocol)を利用する共通的なプロトコルドメインにHome Client機能(以下、HC機能と呼ぶ)を介して接続し、共通的なプロトコルドメインは、外部ドメインとHome Access機能(以下、HA機能と呼ぶ)を介して接続されるというアーキテクチャをJ.190として勧告化した(例えば、非特許文献1参照)。
前記勧告によれば、外部ドメインに存在する制御端末は、ホームネットワークに存在する各端末が具備する固有プロトコルに依存しない、共通的なプロトコルで端末の制御が可能である。そのための仕組みとして、共通的なプロトコルと、既存の固有プロトコルとの変換を行う機能を有するHC機能が、ホームネットワークに存在する既存の固有プロトコルの数だけ存在し、共通的なプロトコルドメインと既存の固有プロトコルドメインとの境界に配置されることが規定されている。
前記勧告の中で、HA機能とHC機能の基本的な実装形態として、HA機能とHC機能が別々の端末(制御端末)に具備される構成(以下、分離構成と呼ぶ)が規定されているが、勧告の中では、HA機能とHC機能が一台の制御端末に縮退する構成(以下、縮退構成と呼ぶ)も規定されている。
実際のシステムの構築や運用を考えると、システムを構成する端末の台数が少ない方が望ましく、縮退構成が現実的であると考えられる。しかし、縮退構成を実際に実現するには、以下に説明するように、前記勧告の中で規定されていることだけでは不十分な点がある。
共通的なプロトコルを端末機能が具備する固有プロトコルに変換して端末の操作を行うには、端末が具備する固有プロトコルを特定する必要がある。分離構成の場合、端末は該端末が具備する固有プロトコルのドメインに存在するHC機能を具備した制御端末に接続される。また、1台のHC機能を具備した制御端末は、共通的なプロトコルを自らが配置されたドメインの固有プロトコルヘと変換するので、端末が具備するプロトコルを特定することと、該端末が接続されたHCを特定することは同義である。したがって、端末が接続されたHC機能を具備する制御端末が分かれば、端末が具備するプロトコルの特定も可能である。
一方、縮退構成では、全ての端末が一台の制御端末に接続されるので、分離構成のように端末が接続された制御端末を用いてプロトコルの特定を行うことは不可能である。したがって、縮退構成の場合、分離構成とは別の仕組みでプロトコルの特定を行う必要がある。しかし、前記勧告ではこのような仕組みについて一切言及されていない。
IPU−T Recommendation J.190(07/2002)"Architecture of Media Home Net that Supports cable−based Services"P.7〜12
本発明は、上記の問題に鑑み、各種制御プロトコルを具備した端末より送信されるメッセージをTCP/IPでカプセル化することにより、1つの伝送路に複数種類の制御プロトコルのメッセージが送受信される通信システムにおいて、前記端末の具備する制御プロトコルを判別する仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するため、各種制御プロトコルを具備した端末より送信されるメッセージをTCP/IPでカプセル化することにより、1つの伝送路に1つ以上の制御プロトコルのメッセージが送受信されるシステムにおいて、前記伝送路からメッセージを受信すると、受信メッセージからTCP/IPヘッダを除去したデータに対して、各種制御プロトコルで規定されている特徴的なメッセージの固定ビット列の探索を行い、探索結果より受信したメッセージの制御プロトコルを特定することにより、前記端末が具備する制御プロトコルを判別するプロトコル判別方法及び装置を提供する。
実施例では、判別装置において、受信したメッセージからTCP/IPヘッダを除去したデータを抽出して、探索の結果、当該データにECHONETプロトコルで規定される「NetID読み出し要求」の固定ビット列が含まれる場合には、前記受信メッセージの制御プロトコルがECHONETプロトコルであると特定することにより、前記端末が具備する制御プロトコルをECHONETプロトコルであると判別する。
また、プロトコル判別装置において、受信したメッセージからTCP/IPヘッダを除去したデータを抽出して、探索の結果、当該データにECHONETプロトコルで規定される「インスタンス変化クラスアナウンス」の固定ビット列が含まれる場合には、前記受信メッセージの制御プロトコルがECHONETプロトコルであると特定することにより、前記端末が具備する制御プロトコルをECHONETプロトコルであると判別する。
また、プロトコル判別装置において、受信したメッセージからTCP/IPヘッダを除去したデータを抽出して、探索の結果、当該データにUniversal Plug and Playプロトコル(以下、UPnPプロトコル)で規定される「NOTIFYメッセージ」の固定ビット列が含まれる場合には、前記受信メッセージの制御プロトコルがUPnPプロトコルであると特定することにより、前記端末が具備する制御プロトコルをUPnPプロトコルであると判別する。
本発明によれば、制御端末が様々な制御プロトコルを具備した複数の端末の制御を行う場合に、受信メッセージより、端末の具備する制御プロトコルを特定することが可能となる。したがって、制御端末は、操作対象の端末が具備する制御プロトコルを制御に先立って認識できるようになる。
図1に本発明の一実施の形態としての通信システムの全体的構成例を示す。図1において、電灯線通信ドメイン10やBluetooth通信ドメイン20には、制御プロトコルとしてECHONETプロトコル、UPnPプロトコルなどの各種制御プロトコルを具備し、伝送媒体として電灯線通信路やBluetooth通信路(短距離無線伝送路)を具備する各種情報家電端末(あるいはその他の端末)11、12、21、22が存在する。一方、TCP/IP通信ドメイン30には、これら電灯線通信ドメイン10やBluetooth通信ドメイン20内の各種制御プロトコルを具備した端末11、12、21、22などの制御を行う制御端末31、及びレイャー2スイッチ(L2SW)32が存在する。この電灯線通信ドメイン10やBluetooth通信ドメイン20の境界にブリッジ41、42が存在し、電灯線通信やBluetooth通信とTCP/IPの変換を行う。ここで、制御端末31は、HA機能とHC機能に加えてプロトコル判別機能を具備する。このプロトコル判別機能が本発明の特徴とする機能(装置)である。
電灯線通信ドメイン10やBluetooth通信ドメイン20内の各種制御プロトコルを具備した端末11、12、21、22などより送信されるメッセージは、ブリッジ41、42などにおいてTCP/IPでカプセル化され、L2SW32を介して制御端末31で受信される。制御端末31のプロトコル判別機能(プロトコル判別装置)は、受信メッセージからTCP/IPヘッダを除去したデータを抽出し、該データに対して、ECHONETやUPnPプロトコルなどの各種制御プロトコルで規定されている特徴的なメッセージの固定ビット列の探索を行い、該探索結果より受信メッセージの制御プロトコルを特定して、当該端末が具備する制御プロトコルを判別する。
以下に、本発明のプロトコル判別装置の一実施例についてその構成及び動作を具体的に説明する。
ここでは、図2に示すように、一台のプロトコル判別装置100と、一台のブリッジ120と、一台の端末130が存在し、プロトコル判別装置100とブリッジ120はTCP/IPで通信が行われる1つの通信路115で接続され(L2SWは省略)、さらにブリッジ120と端末130は、電灯線通信で通信が行われる1つの通信路125で接続されているとする。ブリッジ120は、通信路125からメッセージを受信すると、該受信メッセージをTCP/IPでカプセル化して、通信路115を通して、プロトコル判別装置100へ送信する。ここで、端末130は、ECHONETプロトコルに準拠したエアコンで、物理媒体として電灯線通信を備えているとする。プロトコル判別装置100は、ブリッジ120からメッセージを受信すると、TCP/IPヘッダ除去後、該受信メッセージの制御プロトコルを特定することで、端末130が具備する制御プロトコルがECHONETプロトコルであると判別する。
図3にプロトコル判別装置100の機能ブロック図を示す。プロトコル固定ビット列管理機能104は、各種制御プロトコルに特徴的なメッセージの固定ビット列を保持する。固定ビット列の具体例については後述する。データ抽出機能101は、ブリッジ120から受信したメッセージからTCP/IPヘッダを除去したデータの抽出を行う。プロトコル探索機能102は、データ抽出機能101でTCP/IPヘッダの除去された受信メッセージ(受信データ)に対して、対応するビット列をプロトコル固定ビット列管理機能104が保持しているか否かの探索を行う。プロトコル特定機能103は、プロトコル探索機能102での探索結果より、受信メッセージの制御プロトコルを特定し、メッセージ送信元の端末130が具備する制御プロトコル(ここではECHONETプロトコル)を判別する。
実施例では、判別対象の端末の制御プロトコルはECHONETプロトコルとUPnPプロトコルを想定し、プロトコル固定ビット列管理機能104では、各種制御プロトコルに特徴的なメッセージの固定ビット列として、ECHONETプロトコルにおける「Net ID読出し要求」のビット列(211)、同じくECHONETプロトコルにおける「インスタンス変化クラスアナウンス」のビット列(221)、及び、UPnPプロトコルにおける「NOTIFYメッセージ」のビット列(231)〜(237)を保持しているとする。図4は、プロトコル固定ビット列管理機能104が保持している固定ビット列を示し、各ビット列は16進表記で「**」は1バイトの空白を表している。
プロトコル判別装置100は、図5に示す手順を経て、受信メッセージの制御プロトコルを特定することで、メッセージ送信元の端末130が具備する制御プロトコルを判別する。
(a)プロトコル判別装置100は、ブリッジ120からメッセージを受信する(ステップ1001)。
(b)プロトコル判別装置100のデータ抽出機能101は、受信メッセージからTCP/IPヘッダを除去し、受信メッセージのペイロード部よりデータのみ抽出する(ステップ1002)。
(a)プロトコル判別装置100は、ブリッジ120からメッセージを受信する(ステップ1001)。
(b)プロトコル判別装置100のデータ抽出機能101は、受信メッセージからTCP/IPヘッダを除去し、受信メッセージのペイロード部よりデータのみ抽出する(ステップ1002)。
(c)プロトコル判別装置100のプロトコル探索機能102は、TCP/IPヘッダを除去したデータに対して、プロトコル固定ビット列機能104が保持している固定ビット列(211)の探索を行う(ステップ1003)。ただし、固定ビット列(211)の空白部に関しては、探索条件とはしない。つまり任意のビットで一致とする。
(d)プロトコル判別装置100のプロトコル特定機能103は、探索の結果、データに固定ビット列(211)が含まれる場合には、メッセージはECHONETプロトコルのメッセージであると特定する(ステップ1004、1005)。
(e)プロトコル判別装置100のプロトコル探索機能102は、データに固定ビット列(211)が含まれていない場合には、次に固定ビット列(221)の探索を行う(ステップ1006)。ここでも、ビット列(221)の空白部に関しては、探索条件とはしない。つまり任意のビットで一致とする。
(f)プロトコル判別装置100のプロトコル特定機能103は、探索の結果、データに固定ビット列(221)が含まれる場合には、メッセージはECHONETプロトコルのメッセージであると特定する(ステップ1007、1008)。
(d)プロトコル判別装置100のプロトコル特定機能103は、探索の結果、データに固定ビット列(211)が含まれる場合には、メッセージはECHONETプロトコルのメッセージであると特定する(ステップ1004、1005)。
(e)プロトコル判別装置100のプロトコル探索機能102は、データに固定ビット列(211)が含まれていない場合には、次に固定ビット列(221)の探索を行う(ステップ1006)。ここでも、ビット列(221)の空白部に関しては、探索条件とはしない。つまり任意のビットで一致とする。
(f)プロトコル判別装置100のプロトコル特定機能103は、探索の結果、データに固定ビット列(221)が含まれる場合には、メッセージはECHONETプロトコルのメッセージであると特定する(ステップ1007、1008)。
(g)プロトコル判別装置100のプロトコル探索機能102は、データに固定ビット列(211)及び固定ビット列(221)が含まれていない場合には、さらに該データに対して、固定ビット列(231)、固定ビット列(232)、固定ビット列(233)、固定ビット列(234)、固定ビット列(235)、固定ビット列(236)、固定ビット列(237)の探索を行う(ステップ1009)。
(h)プロトコル判別装置100のプロトコル特定機能103は、データに、固定ビット列(231)、固定ビット列(232)、固定ビット列(233)、固定ビット列(234)、固定ビット列(235)、固定ビット列(236)、固定ビット列(237)がこの順番で含まれる場合には、メッセージはUPnPプロトコルのメッセージであると特定する(ステップ1010、1011)。
(h)プロトコル判別装置100のプロトコル特定機能103は、データに、固定ビット列(231)、固定ビット列(232)、固定ビット列(233)、固定ビット列(234)、固定ビット列(235)、固定ビット列(236)、固定ビット列(237)がこの順番で含まれる場合には、メッセージはUPnPプロトコルのメッセージであると特定する(ステップ1010、1011)。
なお、プロトコル判別装置100のプロトコル探索機能102は、データに、上記固定ビット列(211)、(221)、(231)〜(237)が含まれていない場合には、さらに次の固定ビット列の探索に進むが、ここでは省略する。
以上の手順により、プロトコル判別装置100は、受信メッセージの制御プロトコルを特定でき、その結果、メッセージ送信元の端末130の制御プロトコルを判別することができる。
今、端末130からECHONETプロトコルの「NetID読み出し要求」を表すビット列(501)「003301FF06820EFl0lE162」が送信された場面を想定して、本発明の一実施例の具体的な手順を以下に示す。
(a)端末130がビット列(501)を通信路125を経由してブリッジ120へ送信する。
(b)ブリッジ120は、ビット列(501)を受信し、この受信したビット列(501)をTCP/IPでカプセル化し、メッセージ(511)として、通信路115を経由して、プロトコル判別装置100へ送信する。
(b)ブリッジ120は、ビット列(501)を受信し、この受信したビット列(501)をTCP/IPでカプセル化し、メッセージ(511)として、通信路115を経由して、プロトコル判別装置100へ送信する。
(c)プロトコル判別装置100は、メッセージ(511)を受信する。
(d)プロトコル判別装置100のデータ抽出機能101は、メッセージ(511)からTCP/Pヘッダを除去し、受信メッセージのペイロード部よりデータ(501)、すなわち、ECHONETプロトコルの「NetID読み出し要求」を表すビット列(501)「003301FF6820EF101E162」のみ抽出する。
(e)プロトコル判別装置100のプロトコル探索機能102は、データ(501)に対して、プロトコル固定ビット列管理機能104が保持している固定ビット列(211)(図4)の探索を行う。ただし、ビット列(211)の空白部に関しては、探索条件とはしない。つまり任意のビットで一致とする。
(f)プロトコル判別装置100のプロトコル特定機能103は、探索の結果、データ(501)にビット列(201)が含まれるので、受信メッセージ(511)はECHONETプロトコルのメッセージであると特定する。
(d)プロトコル判別装置100のデータ抽出機能101は、メッセージ(511)からTCP/Pヘッダを除去し、受信メッセージのペイロード部よりデータ(501)、すなわち、ECHONETプロトコルの「NetID読み出し要求」を表すビット列(501)「003301FF6820EF101E162」のみ抽出する。
(e)プロトコル判別装置100のプロトコル探索機能102は、データ(501)に対して、プロトコル固定ビット列管理機能104が保持している固定ビット列(211)(図4)の探索を行う。ただし、ビット列(211)の空白部に関しては、探索条件とはしない。つまり任意のビットで一致とする。
(f)プロトコル判別装置100のプロトコル特定機能103は、探索の結果、データ(501)にビット列(201)が含まれるので、受信メッセージ(511)はECHONETプロトコルのメッセージであると特定する。
以上の手順により、プロトコル判別装置100は、端末130の制御プロトコルがECHONETプロトコルであると判別する。
本実施例では、プロトコル判別装置が保持する各種制御プロトコルの特徴的な固定ビット列として、3つのビット列を例に説明したが本発明はこの限りではない。
なお、図3で示したプロトコル判別装置における一部もしくは全部の処理機能をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータを用いて実行して本発明を実現することができること、あるいは、図5で示した処理手順をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータに実行させることができることは言うまでもない。また、コンピュータでその処理機能を実現するためのプログラム、あるいは、コンピュータにその処理手順を実行させるためのプログラムを、そのコンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば、FD、MO、ROM、メモリカード、CD、DVD、リムーバブルディスクなどに記録して、保存したり、提供したりすることができるとともに、インターネット等のネットワークを通してそのプログラムを配布したりすることが可能である。
100 プロトコル判別装置
101 データ抽出機能
102 プロトコル探索機能
103 プロトコル特定機能
104 プロトコル固定ビット列管理機能
120 ブリッジ
130 端末
101 データ抽出機能
102 プロトコル探索機能
103 プロトコル特定機能
104 プロトコル固定ビット列管理機能
120 ブリッジ
130 端末
Claims (5)
- 各種制御プロトコルを具備した端末より送信されるメッセージをTCP/IPでカプセル化することにより、1つの伝送路に複数種類の制御プロトコルのメッセージが送受信される通信システムにおけるプロトコル判別方法であって、前記伝送路からメッセージを受信すると、受信メッセージからTCP/IPヘッダを除去したデータに対して、各種制御プロトコルで規定されている特徴的なメッセージの固定ビット列の探索を行い、探索結果より受信したメッセージの制御プロトコルを特定することにより、前記端末が具備する制御プロトコルを判別することを特徴とするプロトコル判別方法。
- 端末からTCP/IPでカプセル化されたメッセージを受信し、該受信メッセージからTCP/IPヘッダを除去したデータを抽出するデータ抽出手段と、前記TCP/IPヘッダを除去されたデータに対して、各種制御プロトコルで規定されている特徴的なメッセージの固定ビット列の探索を行うプロトコル探索手段と、前記プロトコル探索手段の探索結果より受信したメッセージの制御プロトコルを特定して、前記端末が具備する制御プロトコルを判別するプロトコル特定手段とを有することを特徴とするプロトコル判別装置。
- 請求項2に記載のプロトコル判別装置において、前記プロトコル特定手段は、前記プロトコル探索手段の探索結果、当該データにECHONETプロトコルで規定される「NetID読み出し要求」の固定ビット列が含まれる場合には、前記受信したメッセージの制御プロトコルがECHONETプロトコルであると特定し、前記端末が具備する制御プロトコルをECHONETプロトコルであると判別することを特徴とするプロトコル判別装置。
- 請求項2に記載のプロトコル判別装置において、前記プロトコル特定手段は、前記プロトコル探索手段の探索の結果、当該データにECHONETプロトコルで規定される「インスタンス変化クラスアナウンス」の固定ビット列が含まれる場合には、前記受信したメッセージの制御プロトコルがECHONETプロトコルであると特定し、前記端末が具備する制御プロトコルをECHONETプロトコルであると判別することを特徴とするプロトコル判別装置。
- 請求項2に記載のプロトコル判別装置において、前記プロトコル判別手段は、前記プロトコル探索手段の探索結果、当該データにUniversal Plug and Playプロトコル(以下、UPnPプロトコル)で規定される「NOTIFYメッセージ」の固定ビット列が含まれる場合には、前記受信したメッセージの制御プロトコルがUPnPプロトコルであると特定し、前記端末が具備する制御プロトコルをUPnPプロトコルであると判別することを特徴とするプロトコル判別装置。
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A02 | Decision of refusal |
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