JP2005346567A - 保全様式決定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 過剰保全による経費の過剰増大を伴うことなく、そしてまた保全不備による許容し得ない事態の発生を区実に回避して、プラントに使用されている各機器をその特性に応じて適切に保全処置することを可能にする、保全様式決定方法を提供する。
【解決手段】 特定機器の重要度を評価すると共に、特定機器の劣化・損傷感受性を評価し、これらの評価に基づいて特定機器の保全様式を決定する。
【選択図】 図1
【解決手段】 特定機器の重要度を評価すると共に、特定機器の劣化・損傷感受性を評価し、これらの評価に基づいて特定機器の保全様式を決定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、プラントに使用されている特定機器の保全様式を、特定機器に応じて適宜に決定する保全様式決定方法に関する。
プラントに使用されている種々の機器は、それらの設置から廃却までの間に適宜の保全処置を遂行することが必要である。そして、かかる保全処理は、過剰保全による経費の増大を回避し、そしてまた保全不備による許容し得ない事態の発生を確実に回避するために、機器の特性に応じて適切に遂行することが重要である。
下記特許文献1の図2には、経験則に基づいて、更に詳しくは既に遂行された保全を示す保全履歴記録とこれまでに発生した故障、不具合を示す故障、不具合記録に基づいて保全処置を遂行する保全方法が開示されている。また、下記特許文献1の図1には、特定機器に関するリスクを定量評価して、更に詳しくは故障の発生確率と故障による影響度をリスク評価の要素としてリスクを定量評価して保全機器を特定する保全方法が開示されている。
特開2002−123314号公報
而して、上記特許文献1の図2に開示されている保全方法には、過去に故障が発生していない機器には適用し得ない、過剰保全になって保全経費が過剰になる傾向がある、環境、製品品質に対して全く考慮されていない、という問題が存在する。また、上記特許文献1の図1に開示されている保全方法には、例えば生産性、経済性等から見て影響度が低く、そしてまた故障発生確率も低い場合、取り扱う物質が毒ガス等の危険性が高い物質であっても、事後保全即ち故障が発生してからの保全になってしまう虞がある、故障発生確率が高い場合、取り扱う物質が塩水、上水等の危険度が低い物質であっても、予防保全になってしまって経費が不必要に増大してしまう、という問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、過剰保全による経費の過剰増大を伴うことなく、そしてまた保全不備による許容し得ない事態の発生を区実に回避して、各機器をその特性に応じて適切に保全処置することを可能にする、保全様式決定方法を提供することである。
本発明者等は、鋭意検討の結果、特定機器の重要度を評価するすると共に、特定機器の劣化・損傷感受性を評価し、これらの評価に基づいて特定機器の保全様式を決定することによって上記技術的課題を達成することができることを見出した。
即ち、本発明によれば、上記技術的課題を達成する保全様式決定方法として、プラントに使用されている特定機器の保全様式を決定するための保全様式決定方法において、
該特定機器の重要度を評価する重要度評価工程と、
該特定機器の劣化・損傷感受性を評価する劣化・損傷感受性評価工程と、
該重要度評価工程において評価された重要度と該劣化・損傷感受性評価工程において評価された劣化・損傷感受性とに基づいて該特定機器の保全様式を決定する保全様式決定工程と、
から構成されていることを特徴とする保全様式決定方法が提供される。
該特定機器の重要度を評価する重要度評価工程と、
該特定機器の劣化・損傷感受性を評価する劣化・損傷感受性評価工程と、
該重要度評価工程において評価された重要度と該劣化・損傷感受性評価工程において評価された劣化・損傷感受性とに基づいて該特定機器の保全様式を決定する保全様式決定工程と、
から構成されていることを特徴とする保全様式決定方法が提供される。
好ましくは、該重要度評価工程は、該特定機器が取り扱う物質の種類、圧力、温度及び容量に基づいて該特定機器の危険度を評価する危険度評価段階と、該特定機器の生産性への影響度、品質への影響度、保全費及び環境への影響度に基づいて該特定機器の影響度を評価する影響度評価段階と、該危険度評価段階において評価された危険度と該影響度評価段階において評価された影響度とに基づいて該重要度を導出する重要度導出段階とを含む。また、該劣化・損傷感受性評価工程は、該特定機器における劣化・損傷の可能性を評価する劣化・損傷可能性評価段階と、該特定機器に現時点で欠陥が存在するか否かを検証する欠陥有無検証段階と、該特定機器の劣化・損傷履歴を検証する劣化・損傷履歴検証段階と、該劣化・損傷可能性評価段階において評価された劣化・損傷可能性と該欠陥有無検証段階において検証された欠陥の有無と該劣化・損傷履歴検証段階において検証された劣化・損傷履歴とに基づいて劣化・損傷感受性を導出する劣化・損傷感受性導出段階とを含むのが好適である。直ぐに保全処置を遂行する改良保全様式と、第一の所定期間内に保全処置を遂行する第一の予防保全様式と、該第一の所定期間よりも長い第二の所定期間内に保全処置を遂行する第二の予防保全様式と、劣化・損傷が検出された時に保全を遂行する事後保全様式とのいずれかの保全様式に決定するのが好都合である。
本発明の保全様式決定方法によって特定機器の保全様式を決定すれば、各機器の特性に応じて適切な保全様式を採用し、過剰保全による経費の過剰増大を伴うことなく、そしてまた保全不備による許容し得ない事態の発生を区実に回避して、各機器をその特性に応じて適切に保全処置することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の保全様式決定方法の好適実施形態について詳述する。
本発明の保全様式決定方法の好適実施形態は、図1に図示する如く、危険度評価段階、影響度評価段階及び重要度導出段階を有する重要度評価工程を含んでいる。
図2を参照して危険度評価段階について説明すると、図示の危険度評価段階においては、保全様式を決定すべき特定機器が取り扱う物質の種類、圧力、温度及び容積の各々について、a、b、c及びdの4段階評価が行なわれる。図2に示すとおり、物質の種類については、毒性ガスである場合にはa、可燃ガスである場合にはb、毒劇物可燃性液体である場合にはc、そしてその他の物質である場合にはdと評価する。圧力については、10MPa以上の場合はa、2MPa以上10MP未満の場合はb、1MPa以上2MPa未満の場合はc、そして1MPa未満の場合にはdと評価する。温度については、1000℃以上で且つ発火温度以上である場合或いは発熱反応で温度変動がある場合にはa、1000℃以上であるが発火温度未満である場合、250℃以上1000℃未満で発火温度以上である場合或いは−60℃未満である場合にはb、250℃以上1000℃未満で発火温度未満の場合、250℃未満であるが発火温度以上である場合或いは−60℃以上で−10℃未満である場合にはc、そして−10℃以上250℃未満で発火温度未満の場合にはdと評価する。容量については、液体、気体及び液化ガスによって異なり、液体の場合には、10,000m3以上の場合にはa、1,000m3以上10,000m3未満の場合にはb、100m3以上1,000m3未満の場合にはc、そして100m3未満の場合にはdと評価し、気体の場合には、1,000m3以上の場合にはa、100m3以上1,000m3未満の場合にはb、50m3以上100m3未満の場合にはc、そして50m3未満の場合にはdと評価し、液化ガスの場合には、100m3以上の場合にはa、10m3以上100m3未満の場合にはb、1m3以上10m3未満の場合にはc、そして1m3未満の場合にはdと評価する。そして、図3に図示する如く、評価aが2個以上ある場合には危険度1(大)、評価aが1個の場合には危険度2(中)、aが零個でbが1個以上の場合には危険度3(小)、そしてaが零個でbも零個の場合には危険度4(極小)と評価する。
図示の影響度評価段階においては、生産性への影響度、製品品質への影響度、保全費及び環境への影響度の各々について、a、b、c及びdの4段階評価が行なわれる。図4に示すとおり、生産性については、停止期間と他への影響との2点から評価し、高い方の評価を採用、即ち評価がaとcである場合にはaを採用する。停止期間については、10日以上の場合にはa、3日以上10日未満の場合にはb、1日以上3日未満の場合にはc、そして1日未満の場合にはdと評価する。他への影響については、他製造部所のプラントに影響する場合にはa、当該製造部所内の他のプラントに影響する場合にはb、当該プラント自体のみに影響する場合にはc、そして他への影響がない場合にはdと評価する。製品品質への影響については、影響がある場合にはa、そして影響がない場合にはdと評価する。保全費については、資材費及び人権費の合計が500万円以上の場合にはa、100万円以上500万円未満の場合にはb、20万円以上100万円未満の場合にはc、そして20万円未満の場合にはdと評価する。環境への影響については、社外へ影響する場合にはa、社内に影響する場合にはb、当該プラント内のみに影響する場合にはc、そして影響がない場合にはdと評価する。そして、図5に図示する如く、評価aが2個以上ある場合には影響度1(大)、評価aが1個の場合には影響度2(中)、aが零個でbが1個以上の場合には影響度3(小)、そしてaが零個でbも零個の場合には影響度4(極小)と評価する。
重要度評価工程における重要度導出段階においては、危険度評価段階において評価された危険度と上述した影響度評価段階において評価された影響度に基づいて重要度を導出する。この重要度導出段階においては、危険度評価と影響度評価との厳しい方を選定、即ち図6に示すマトリックスに基づいて重要度を導出する。例えば、危険度評価が2で影響度評価が3の場合には重要度はIIと評価され、危険度評価が3で影響度評価が1の場合には重要度はIと評価される。
本発明の保全様式決定方法の好適実施形態は、更に、劣化・損傷可能性評価段階、欠陥有無検証段階、劣化・損傷履歴検証段階及び劣化・損傷感受性導出段階を有する劣化・損傷感受性評価工程を含んでいる。
劣化・損傷感受性評価工程のフローチャートを示している図7を参照して説明すると、ステップn−1においては、保全すべき機器の劣化・損傷の可能性の大小を評価する劣化・損傷可能性懸賞段階を遂行する。図8は、劣化・損傷の可能性の大小を評価する一例として、機器の全面に渡って略同一腐食速度で進行する全面腐食、例えば炭素鋼で頻繁に発生する不均一の全面腐食等、が発生する可能性の大小を評価する際のフローチャートを示している。図8のステップs−1においては、水分が存在するか否かを判別する。水分が存在しない場合にはステップs−2に進行し、全面腐食の可能性が小と評価する。水分が存在する場合にはステップs−3に進行し、使用材料は何かを判別する。使用材料が炭素鋼である場合にはステップs−4に進行して全面腐食の可能性が大と評価する。使用材料がオーステナイトステンレス鋼である場合にはステップs−5に進行し、塩酸又は塩化物が存在するか否かを判別する。塩酸又は塩化物が存在する場合にはステップs−6に進行し、特定相関図において全面腐食発生領域にある或いは不明か否かを判別する。特定相関図としては、例えば「Corrosion Science,20,555頁」或いは「Corrosion Science,17,737頁」に記載されている相関図を採用することができる。全面腐食発生領域にないことが明確な場合には上記ステップs−2に進行して全面腐食の可能性が小と評価する。全面腐食領域にある或いは不明の場合には上記ステップs−4に進行して全面腐食の可能性が大と評価する。上記ステップs−5において塩酸又は塩化物が存在しない場合にはステップs−7に進行する。上記ステップs−3において使用材料が炭素鋼又はオーステナイトステンレス鋼ではないその他の材料である場合もステップs−7に進行する。ステップs−7においては、全面腐食の発生する可能性がある環境か否かを判別する。かかる判別に際しては、使用材料の全面腐食に関する種々のデータ、例えば各種金属腐食便覧、製造メーカから発行されている腐食データ等、を参考することができる。全面腐食が発生する可能性がある環境である場合には、上記ステップs−4に進行して全面腐食の可能性が大と評価する。全面腐食の可能性がある環境ではない場合には、ステップs−8に進行して塩化水素、塩素又は有機塩化物が存在するか否かを判別する。塩化水素、塩素又は有機塩化物が存在する場合には、上記ステップs−4に進行して全面腐食の可能性が大と評価する。塩化水素、塩素又は有機塩化物が存在しない場合には、上記ステップs−2に進行して全面腐食の可能性が小と評価する。
再び図7を参照して説明を続けると、上記ステップn−1において劣化・損傷の可能性が小と評価した場合にはステップn−2に進行して劣化・損傷感受性4(極小)と評価する。上記ステップn−1において劣化・損傷の可能性が大と評価された場合にはステップn−3に進行し、特定機器に現時点において欠陥が顕在しているか否かを検証するための欠陥有無検証断かを遂行する。欠陥が顕在したいる場合にはステップn−4に進行して劣化・損傷感受性1(大)と評価する。欠陥が顕在していない場合にはステップn−5に進行して特定機器の劣化・損傷履歴を検証するための劣化・損傷履歴検証段階を遂行する。過去12年の間に劣化・損傷が発生していた場合にはステップn−6に進行して劣化・損傷感受性2(中)と評価する。過去12年の間に劣化・損傷が発生していなかった場合にはステップn−7に進行して劣化・損傷感受性3(小)と評価する。ステップn−2、n−4、n−6及びn−7は劣化・損傷感受性導出段階を構成する。
本発明の保全様式決定方法は、更に、上記重要度評価工程において評価された重要度と上記劣化・損傷感受性評価工程において評価された劣化・損傷感受性に基づいて保全様式を決定する保全様式決定工程を含んでする。保全様式決定工程の好適実施形態においては、図9に図示するマトリックスに基づいて、保全様式A、保全様式B、保全様式C或いは保全様式Dのいずれかに決定する。例えば、重要度がIで劣化・損傷感受性が1である場合には保全様式A、即ち直ぐに所要保全処置を遂行する改良保全様式に決定する。重要度がIで劣化・損傷感受性が2の場合には保全様式B、即ち例えば4年程度である比較的短い所定期間内に所要保全処置を遂行する第一の予防保全様式に決定する。重要度がIIIで劣化・損傷感受性が3である場合には保全様式C、即ち上記第一の所定期間よりも長くて、例えば8年程度である比較的長い所定期間内に所要保全処置を遂行する第二の予防保全様式に決定する。重要度がIVで劣化・損傷感受性が3である場合には保全様式D、即ち実際に劣化・損傷が発生した後に所要保全処置を遂行する事後保線様式に決定する。
上述した方法によって保全様式を決定した後は、公知の方法によって機器の保全が実行される。一般に、かかる保全の実行は、保全様式に基づき各機器について検査方法及び検査周期を決定し、次いで検査カレンダーを作成し、この検査カレンダーに従って検査を実施することによって遂行される。また、上記検査の実施において、保全の実施結果を評価・判定し、事前に重要度と劣化・損傷感受性から決定した保全様式の妥当性を検証し、不具合が生じた場合はデータ修正を行なうための見直しを行なう。
具体的には、図9において重要度IIの機器のある劣化・損傷(例えば全面腐食)の劣化・損傷感受性が2であった場合、保全の結果12年間ある劣化・損傷(この場合は全面腐食)が顕在化しなかった場合は、図7に示す劣化・損傷感受性が3になり対象となる劣化・損傷(この場合は全面腐食)に対する保全様式がB(比較的短い所定間隔内に所要保全処置を遂行する第一の予防保全様式)から、C(比較的長い所定期間内に所要保全処置を遂行する第二の予防保全様式)にデータ修正され、次回の保全に反映される。
他の具体例を示せば、図9において重要度Iの機器において保全の結果、当初の保全様式の結果、劣化・損傷の可能性が小であると予測していた劣化・損傷(例えば局部的な腐食)が顕在化した場合は、図7に示す劣化・損傷感受性が4から1になり、対象となる劣化・損傷(この場合は局部的な腐食)に対する保全様式がD(実際に劣化・損傷が発生した後に所要保全処置を遂行する事後保全様式)から、A(直ぐに所要保全処置を遂行する改良保全様式)にデータ修正され、次回の保全に反映される。
更に他の具体例を示せば、図9において例えば重要度がIIIである可燃性の液化ガスにおいて、ある劣化・損傷(例えば全面腐食)感受性が2であったとすると、装置の容量を85m3から110m3に変更した場合、重要度がIIIからIIに変更になるため、保全の結果、劣化・損傷感受性に変更が無かったとしても保全様式は、C(比較的長い所定期間内に所要保全処置を遂行する第二の予防保全様式)から、B(比較的短い所定期間内に所要保全処置を遂行する第一の予防保全様式)にデータ修正され、次回の保全に反映される。
Claims (4)
- プラントに使用されている特定機器の保全様式を決定するための保全様式決定方法において、
該特定機器の重要度を評価する重要度評価工程と、
該特定機器の劣化・損傷感受性を評価する劣化・損傷感受性評価工程と、
該重要度評価工程において評価された重要度と該劣化・損傷感受性評価工程において評価された劣化・損傷感受性とに基づいて該特定機器の保全様式を決定する保全様式決定工程と、
から構成されていることを特徴とする保全様式決定方法。 - 該重要度評価工程は、該特定機器が取り扱う物質の種類、圧力、温度及び容量に基づいて該特定機器の危険度を評価する危険度評価段階と、該特定機器の生産性への影響度、品質への影響度、保全費及び環境への影響度に基づいて該特定機器の影響度を評価する影響度評価段階と、該危険度評価段階において評価された危険度と該影響度評価段階において評価された影響度とに基づいて該重要度を導出する重要度導出段階とを含む、請求項1記載の保全様式決定方法。
- 該劣化・損傷感受性評価工程は、該特定機器における劣化・損傷の可能性を評価する劣化・損傷可能性評価段階と、該特定機器に現時点で欠陥が存在するか否かを検証する欠陥有無検証段階と、該特定機器の劣化・損傷履歴を検証する劣化・損傷履歴検証段階と、該劣化・損傷可能性評価段階において評価された劣化・損傷可能性と該欠陥有無検証段階において検証された欠陥の有無と該劣化・損傷履歴検証段階において検証された劣化・損傷履歴とに基づいて劣化・損傷感受性を導出する劣化・損傷感受性導出段階とを含む、請求項1又は2記載の保全様式決定方法。
- 直ぐに保全処置を遂行する改良保全様式と、第一の所定期間内に保全処置を遂行する第一の予防保全様式と、該第一の所定期間よりも長い第二の所定期間内に保全処置を遂行する第二の予防保全様式と、劣化・損傷が検出された時に保全を遂行する事後保全様式とのいずれかの保全様式に決定する、請求項1から3までのいずれかに記載の保全様式決定方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004167495A JP2005346567A (ja) | 2004-06-04 | 2004-06-04 | 保全様式決定方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009129380A (ja) * | 2007-11-27 | 2009-06-11 | Mitsui Chemicals Inc | 検査周期管理装置、管理周期管理装置、及びプログラム |
JP2015172968A (ja) * | 2005-09-30 | 2015-10-01 | ローズマウント インコーポレイテッド | エンティティ監視方法、プロセス制御システムおよび表示システム |
-
2004
- 2004-06-04 JP JP2004167495A patent/JP2005346567A/ja active Pending
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