JP2005343316A - Vehicular occupant restraint system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、緊急時にショルダベルトが膨張する機能を備えた車両用乗員拘束装置に関する。 The present invention relates to a vehicle occupant restraint device having a function of expanding a shoulder belt in an emergency.
シートベルトを用いた従来の車両用乗員拘束装置では、車両衝突時にショルダベルトに設けた膨張部にインフレータで発生した高圧ガスを導入して、この膨張部を膨張させてショルダベルトに張力を発生させ、膨張した膨張部を乗員に密着させて乗員上体の拘束性を高めるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、かかる従来の車両用乗員拘束装置は、膨張した膨張部によって乗員の上体部分を拘束する際、膨張部が全体に亘って略均一断面となる1つの室で形成されていたため、この膨張部の乗員胸部に対する接触応力が全体に亘って略等しくなっている。 However, in the conventional vehicle occupant restraint device, when the upper part of the occupant is restrained by the inflated inflating part, the inflating part is formed by one chamber having a substantially uniform cross section over the whole. The contact stress on the occupant chest of the part is substantially equal throughout.
このため、乗員胸部の中でも比較的強度が弱い胸部下部に対応させて膨張部の膨張力、つまり、乗員胸部に対する接触応力を決定せざるを得なくなってしまい、結果的に膨張部による乗員胸部全体の拘束力、ひいては、ショルダベルトによる乗員上体の拘束力を乗員の体形に応じた理想的なものとする事が困難であった。 For this reason, it is necessary to determine the inflating force of the inflating part, that is, the contact stress on the occupant chest, corresponding to the lower chest part of the occupant chest, resulting in the entire occupant chest by the inflating part. Therefore, it is difficult to make the restraint force of the occupant upper body by the shoulder belt ideal according to the occupant's body shape.
そこで、本発明は胸部の部位に応じて膨張部による接触応力を変化させて、胸部全体の拘束力、ひいては乗員上体の拘束力を高める理想的なものに近づけることができる車両用乗員拘束装置を提供するものである。 Therefore, the present invention changes the contact stress by the inflating part according to the chest part, and can approach the ideal thing which raises the restraining force of the whole chest, and consequently the restraining force of the occupant upper body, and can be approached. Is to provide.
本発明は、シートに着座した乗員の上体を片方の肩部から他方の腰部へと斜めに拘束するショルダベルトを備え、緊急時にこのショルダベルトが膨張する車両用乗員拘束装置において、
前記ショルダベルトの膨張部に、この膨張部の膨張時に胸部上方部に対する接触応力を胸部下方部に対する接触応力よりも高くする胸部応力変化手段を設けたことを最も主要な特徴とする。
The present invention includes a shoulder belt that obliquely restrains the upper body of an occupant seated on a seat from one shoulder to the other waist, and in the vehicle occupant restraint device in which the shoulder belt expands in an emergency,
The most important feature is that the inflating portion of the shoulder belt is provided with chest stress changing means for making the contact stress on the upper chest portion higher than the contact stress on the lower chest portion when the inflating portion is inflated.
本発明によれば、ショルダベルトの膨張部に胸部応力変化手段を設けて、緊急時に膨張部が膨張した際に、乗員胸部の中でも比較的強度の高い胸部上方部に対する接触応力を、比較的強度の低い胸部下方部に対する接触応力よりも高くしたので、膨張部の内部圧力を胸部下方部に大きな負担を与えることなく高めて乗員の胸部全体の拘束力を高めることができる。 According to the present invention, the chest stress changing means is provided in the inflatable portion of the shoulder belt, and when the inflatable portion is inflated in an emergency, contact stress to the upper portion of the chest that is relatively strong among the occupant chest is relatively strong. Since the contact stress with respect to the lower chest part is made higher, the internal pressure of the inflatable part can be increased without imposing a large burden on the chest lower part, and the restraining force of the entire chest of the occupant can be increased.
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1〜図4は本発明の車両用乗員拘束装置の第1実施形態を示し、図1は車両用乗員拘束装置の通常状態を示す前方斜視図、図2は車両用乗員拘束装置の通常状態を示す正面図、図3は膨張部の膨張状態を示す前方斜視図、図4は膨張部の膨張状態を示す正面図である。 1 to 4 show a first embodiment of a vehicle occupant restraint device according to the present invention, FIG. 1 is a front perspective view showing a normal state of the vehicle occupant restraint device, and FIG. 2 is a normal state of the vehicle occupant restraint device. FIG. 3 is a front perspective view showing an inflated state of the inflating portion, and FIG. 4 is a front view showing an inflating state of the inflating portion.
この第1実施形態の車両用乗員拘束装置1は、図1,図2に示すように3点式シートベルト(以下、シートベルトと称する)10を備え、このシートベルト10はシートSに着座した乗員Mの上体Muを片方の肩部Msから他方の腰部Mwへと斜めに拘束するショルダベルト11と、乗員Mの大腿部Mtを左右側に亘って拘束するラップベルト12と、を備えて、乗員DをシートSに拘束するようになっている。
The vehicle
ショルダベルト11の上端部は、車体側(センターピラー)上端部に設けたショルダスルーリング13に挿通して下方に折り返し、その下端部を車体下部に設けたリトラクタに巻回してある。
The upper end portion of the
ショルダベルト11とラップベルト12とは連続して、それらの間にタング14を挿通し、ラップベルト12のタング14とは反対側端部をシートSの下部若しくは車体に直接結合し、またはリトラクタを介して連結してあり、前記タング14は車体に結合したインナバックル15に係脱自在に装着してある。
The
ショルダベルト11の上端部のショルダスルーリング13は、シートSに対して車室外方に配置され、ショルダベルト11の下端部のタング14およびインナバックル15はシートSに対して車室内方に配置される。
The shoulder through
そして、前記ショルダベルト11には、図3,図4に示すように乗員Mの胸部に位置して袋状に形成した膨張部16が設けられ、この膨張部16は、例えば前記特開2001−294111号公報のようにインナバックル15に設けたインフレータの作動で発生した圧力流体としての高圧ガスが導入されて膨張するようになっており、このインフレータは前面衝突等の緊急時に車両前方から入力する衝撃を検知して作動する。
The
ここで、本実施形態では前記ショルダベルト11の膨張部16に、この膨張部16の膨張時に上体Muの胸部上方部Mcuに対する接触応力を胸部下方部Mcbに対する接触応力よりも高くする胸部応力変化手段20を設けてある。
Here, in this embodiment, when the inflating
胸部応力変化手段20は、図4に示すように膨張部16を隔膜21で画成される胸部上方部Mcuに対応した膨張部上方室22と、胸部下方部Mcbに対応した膨張部下方室23との2室を備え、膨張時に膨張部上方室22の内圧を膨張部下方室23の内圧よりも高めるようにして構成してある。
As shown in FIG. 4, the chest
前記膨張部上方室22および前記膨張部下方室23は、それぞれに供給される圧力流体の供給経路24,25を独立して備え、膨張部上方室22に繋がる高圧側供給経路24には比較的高圧の高圧ガスが供給されるとともに、膨張部下方室23に繋がる低圧側供給経路25には比較的低圧の高圧ガスが供給される。
The expansion part
即ち、膨張部16に供給される高圧ガスは、前記インナバックル15に組み込まれたリフレクターで発生するようになっており、このリフレクターで発生した高圧ガスはタング14に形成したガス通路を介して膨張部16に供給される。
That is, the high-pressure gas supplied to the
前記高圧側供給経路24は、膨張部下方室23内に配索されるチューブ状を成し、タング14のガス通路と膨張部上方室22とを連通する一方、前記低圧側供給経路25は、タング14のガス通路を膨張部下方室23に直接連通するようにしている。
The high-pressure side supply path 24 forms a tube routed in the expansion part
そして、インフレータから供給するガス量割合を高圧側供給経路24と低圧側供給経路25とで変化させて、高圧側供給経路24のガス供給量を多くしておくことにより、低圧側供給経路25よりも高圧側供給経路24の内圧を高くできるようになっている。
Then, by changing the ratio of the amount of gas supplied from the inflator between the high-pressure side supply path 24 and the low-pressure
以上の構成により本実施形態によれば、ショルダベルト11の膨張部16に胸部応力変化手段20を設けたので、前面衝突等の緊急時にインナバックル15に組み込んだインフレータが作動すると、このインフレータで発生した高圧ガスは高圧側供給経路24を介して膨張部上方室22に供給されるとともに、低圧側供給経路25を介して膨張部下方室23に供給され、これら両室22,23を膨張してショルダベルト11に大きな張力を発生させることができる。
With the above configuration, according to the present embodiment, the chest
このとき、上体Muの中でも比較的強度の高い胸部上方部Mcuに対応する膨張部上方室22の内部圧力が、比較的強度の低い胸部下方部Mcbに対応する膨張部下方室23の内部圧力よりも高くなっているので、膨張部下方室23の内圧を胸部下方部Mcbの強度に応じて予め設定しておくことにより、この胸部下方部Mcbに大きな負担を与えることなく胸部全体の拘束力を高めることができ、ひいては、乗員Mの上体Muの拘束性を高めることができる。
At this time, in the upper body Mu, the internal pressure of the inflating portion
また、本実施形態では前記胸部応力変化手段20を隔膜21で画成した膨張部上方室22と膨張部下方室23との2室で構成し、膨張部上方室22を胸部上方部Mcuに対応させるとともに、胸部下方部Mcbを胸部下方部Mcbに対応させて、膨張時に膨張部上方室22の内圧を膨張部下方室23の内圧よりも高くしたので、簡単な構造により膨張部16による胸部上方部Mcuの接触応力を高くし、胸部下方部Mcbの接触応力を低くすることができる。
In the present embodiment, the chest
更に、前記膨張部上方室22および前記膨張部下方室23は、それぞれに供給される圧力流体の供給経路24,25を独立して備えたので、インフレータから供給される高圧ガスをそれぞれの供給経路24,25に適宜割合で分配するという簡単な方法で、膨張部上方室22と膨張部下方室23の内部圧力を精度良く決定することができる。
Further, since the expansion part
図5,図6は本発明の第2実施形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図5は膨張部の膨張状態を示す正面図、図6は膨張部内部の要部を示す斜視図である。 5 and 6 show a second embodiment of the present invention, in which the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and redundant description is omitted, and FIG. FIG. 6 is a perspective view showing a main part inside the expansion part.
この第2実施形態の車両用乗員拘束装置1Aは、基本的に第1実施形態と同様となり、ショルダベルト11に設けた膨張部16の胸部応力変化手段20は、隔膜21で画成される胸部上方部Mcuに対応した膨張部上方室22と、胸部下方部Mcbに対応した膨張部下方室23との2室を備えて構成される。
The vehicle
そして、本実施形態では圧力流体としてのインフレータの高圧ガスの供給経路24aを膨張部上方室22のみに設ける一方、隔膜21に膨張部上方室22から膨張部下方室23に圧力流体を供給する連通孔26を形成してある。
In the present embodiment, the
本実施形態にあっても前記供給経路24aはチューブ状に形成され、膨張部下方室23内に配索してインフレータと膨張部上方室22とを連結してあり、また、前記隔膜21に形成した連通孔26は、所定のオリフィス効果を発揮できる孔径に設定され、膨張時に膨張部上方室22と膨張部下方室23との間に圧力差が発生できるようになっている。
Even in the present embodiment, the
従って、この第2実施形態によれば緊急時にインフレータで発生した高圧ガスは、供給経路24aを介して膨張部上方室22に流入し、この膨張部上方室22を膨張させるとともに、膨張部上方室22を膨張しつつ内部のガス圧を隔膜21の連通孔26から膨張部下方室23に供給し、この膨張部下方室23を膨張させる。
Therefore, according to the second embodiment, the high-pressure gas generated in the inflator in an emergency flows into the expansion unit
このとき、膨張部下方室23は前記連通孔26のオリフィス効果によって膨張部上方室22よりも内圧が低くなり、膨張部上方室22の内部圧力を膨張部下方室23の内部圧力よりも高くすることができ、第1実施形態と同様に胸部下方部Mcbに大きな負担を与えることなく胸部全体の拘束力を高めることができる。
At this time, the expansion section
また、本実施形態では膨張部上方室22と膨張部下方室23との圧力差は、隔膜21の連通孔26の大きさによって簡単かつ精度良く設定することができる。
In the present embodiment, the pressure difference between the expansion portion
図7は本発明の第3実施形態を示し、前記第2実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図7は膨張部の膨張状態を示す正面図である。 FIG. 7 shows a third embodiment of the present invention, in which the same components as those in the second embodiment are denoted by the same reference numerals and redundant description is omitted, and FIG. 7 shows the expanded state of the expansion portion. It is a front view.
この第3実施形態の車両用乗員拘束装置1Bは、基本的に第2実施形態と同様となり、胸部応力変化手段20は、隔膜21で画成される膨張部上方室22と膨張部下方室23との2室を備え、インフレータの高圧ガスの供給経路24aを膨張部上方室22のみに設け、隔膜21に膨張部上方室22から膨張部下方室23に圧力流体を供給する連通孔26を形成してある
そして、本実施形態では膨張部下方室23に、この膨張部下方室23内の圧力を外方に排出する排出孔27を形成してある。
The vehicle
前記排出孔27は、膨張部下方室23内の圧力を排出するにオリフィス機能をもって所定の流出抵抗が備わるようになっている。
The
従って、本実施形態によれば、緊急時にインフレータで発生した高圧ガスは供給経路24aを介して膨張部上方室22に流入してこれを膨張し、次いで隔膜21の連通孔26を介して膨張部下方室23に流入してこれを膨張する。
Therefore, according to the present embodiment, the high-pressure gas generated in the inflator in an emergency flows into the expansion chamber
そして、膨張部下方室23に供給されたガス圧は排出孔27から外方に放出されることになるが、この排出孔27はオリフィス効果を備えていることにより、膨張部下方室23内に所定の圧力を保持しつつ、この膨張部下方室23の内部圧力を膨張部上方室22の内部圧力よりも低く設定でき、第1実施形態と同様に胸部下方部Mcbに大きな負担を与えることなく胸部全体の拘束力を高めることができる。
The gas pressure supplied to the expansion portion
また、本実施形態では膨張部下方室23に排出孔27を形成したことにより、この膨張部下方室23の内部圧力を積極的に低下できるため、膨張部上方室22と膨張部下方室23との圧力差を容易に設定することができる。
Further, in this embodiment, since the
図8,図9は本発明の第4実施形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図8は膨張部の膨張状態を示す正面図、図9は図8中A−A線およびB−B線に沿った断面を(a),(b)にそれぞれ示す断面図である。 8 and 9 show a fourth embodiment of the present invention, in which the same components as in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and redundant description is omitted, and FIG. FIG. 9 is a front view showing the state, and FIG. 9 is a cross-sectional view taken along lines AA and BB in FIG.
この第4実施形態の車両用乗員拘束装置1Cは、基本的に前記各実施形態と同様にショルダベルト11およびラップベルト12を有するシートベルト10を備え、ショルダベルト11に膨張部16が設けられるが、本実施形態では膨張部16は隔膜21を設けることなく全体を連続室として形成してある。
The vehicle
ここで、本実施形態では図8に示すように前記膨張部16を、膨張時に上方から下方に向かって乗員Mとの接触部幅Wを徐々に増大してある。
Here, in this embodiment, as shown in FIG. 8, the width of the contact portion W with the occupant M is gradually increased from above to below when the
即ち、膨張部16の胸部上方部Mcuに対応する上部の接触部幅Wを図9(a)に示すようにWaとし、胸部下方部Mcbに対応する下部の接触部幅Wを図9(b)に示すようにWbとすると、Wa<Wbとなるように膨張部16の接触部幅Wを徐々に連続させて変化させてある。
That is, the upper contact portion width W corresponding to the upper chest portion Mcu of the
従って、本実施形態によれば膨張部16の接触部幅Wを下方に向かって徐々に増大したので、上体Muの中でも強度が比較的低い胸部下方部Mcbの接触幅bが、強度が比較的高い胸部上方部Mcuの接触幅aよりも広くなるので、胸部下方部Mcbではショルダベルト11から付加される接触入力をより広い領域に分散させることができ、ひいては、膨張部16による胸部上方部Mcuの接触応力を高くし、胸部下方部Mcbの接触応力を低くすることができる。
Therefore, according to the present embodiment, the contact width W of the inflating
尚、本実施形態は第1〜第3実施形態に示したように、膨張部16を隔膜21により膨張部上方室22と膨張部下方室23とに画成した場合にあっても適用することができる。
In addition, as shown in the first to third embodiments, this embodiment is applicable even when the inflating
図10,図11は本発明の第5実施形態を示し、前記第4実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図10は膨張部の膨張状態を示す側面図、図11は図10中C−C線およびD−D線に沿った断面を(a),(b)にそれぞれ示す断面図である。 10 and 11 show a fifth embodiment of the present invention, in which the same components as those in the fourth embodiment are denoted by the same reference numerals and redundant description is omitted, and FIG. FIG. 11 is a side view showing the state, and FIG. 11 is a cross-sectional view taken along lines CC and DD in FIG. 10, respectively, (a) and (b).
この第5実施形態の車両用乗員拘束装置1Dは、基本点に前記第4実施形態と同様となり、膨張部16の膨張時の接触部幅Wを、上方から下方に向かって徐々に増大してある。
The vehicle
ここで、本実施形態では前記ショルダベルト11の膨張部16は、その膨張時に下方から上方に向かって徐々に全体の厚みTを増大するようにしてある。
Here, in the present embodiment, the expanding
即ち、前記厚みTは乗員Mから前方に突出する膨張部16の高さを意味し、膨張部16の胸部上方部Mcuに対応する上部の厚みTを図11(a)に示すようにTaとし、胸部下方部Mcbに対応する下部の厚みTを図11(b)に示すようにTbとすると、Ta<Tbとなるように膨張部16の接触部幅Wを徐々に連続させて変化させてある。
That is, the thickness T means the height of the inflating
従って、本実施形態では、膨張部16の膨張時の接触部幅Wを上方から下方に向かって徐々に増大した場合であっても、この膨張部16の膨張時の厚みTを、下方から上方に向かって徐々に増大したので、膨張部16の上方部分の周方向の長さを前記第4実施形態に比較して拡大することができるようになり、結果的にショルダベルト11の長手方向の縮み量を稼ぐことができてプリテンショナー効果を増大することができる。
Therefore, in this embodiment, even when the contact portion width W of the inflating
ところで、本発明の車両用乗員拘束装置は前記第1〜第5実施形態に例をとって説明したが、これら実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができ、例えば、シートベルト10全体をシートSに取り付けた、いわゆるベルトインシートにあっても本発明を適用することができる。
By the way, the vehicle occupant restraint device of the present invention has been described by taking the first to fifth embodiments as examples. However, the present invention is not limited to these embodiments, and various other embodiments can be used without departing from the gist of the present invention. For example, the present invention can be applied to a so-called belt-in seat in which the
1,1A,1B,1C,1D 車両用乗員拘束装置
10 シートベルト
11 ショルダベルト
16 膨張部
20 胸部応力変化手段
21 隔膜
22 膨張部上方室
23 膨張部下方室
24,24a,25 供給経路
26 連通孔
27 排出孔
S シート
M 乗員
Mu 上体
Ms 肩部
Mw 腰部
Mcu 胸部上方部
Mcb 胸部下方部
1, 1A, 1B, 1C, 1D Vehicle
Claims (8)
前記ショルダベルトの膨張部に、この膨張部の膨張時に胸部上方部に対する接触応力を胸部下方部に対する接触応力よりも高くする胸部応力変化手段を設けたことを特徴とする車両用乗員拘束装置。 In a vehicle occupant restraint device that includes a shoulder belt that restrains the upper body of an occupant seated in a seat obliquely from one shoulder to the other waist, and the shoulder belt expands in an emergency,
An occupant restraint device for a vehicle, wherein the inflatable portion of the shoulder belt is provided with chest stress changing means for making a contact stress with respect to an upper chest portion higher than a contact stress with respect to a chest lower portion when the inflatable portion is inflated.
A shoulder belt that obliquely restrains the upper body of the occupant seated on the seat from the shoulder to the waist is provided with an inflating section upper chamber, an inflating section lower chamber, and chest stress changing means for adjusting the pressure in each chamber of the inflating section. An occupant restraint device for a vehicle characterized in that the contact stress for the upper part of the chest is made higher than the contact stress for the lower part of the chest in an emergency.
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- 2004-06-03 JP JP2004165557A patent/JP2005343316A/en active Pending
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