JP2005342166A - 複数の物品同士をブロック玩具形式に連結・取外しできる物品および該物品に形成されている凸部又は凹部を利用して着脱できる構造とされたミニチュア模型物品 - Google Patents

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Abstract

【目的】 同種又は他種の物品相互を凸部と凹部との嵌め込み構造で連結・取外しを行うブロック玩具と同様に自在な連結・取外しができ、この関係を身近に存在する鉛筆のような棒状体を介しても行えるように工夫した新規な物品を提供する。
【構成】 所定直径とされた円筒形の凸部2とこれを嵌め込むことで連結することができる凹部3の少なくとも一方を形成した主としてプラスチック製のブロック玩具形式の連結・取外しが可能な物品1であって、該凸部2の直径が一般的に市販されている鉛筆8aなどの棒軸体8の軸直径と等しいものに統一されていることで、該凹部3に鉛筆8aなどの軸体を差し込んでも連結関係が実現できるようにされている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、単品で又は複数のものと組合わせて特定の機能を達成する物品において、同種又は他種の物品相互を凸部と凹部との嵌め込み構造を利用した連結・取外しを行うブロック玩具と同様に連結・取外しでき、しかもその嵌め込み構造を利用した連結・取外し関係を身近に存在する普通の鉛筆などの棒状体を介しても行えるように工夫した新規な物品に関するものである。
凸部と凹部との嵌め込み構造によって自在な連結・取外しが行えるプラスチック製のブロック玩具は広く知られている。このブロック玩具同士の連結は十分にしっかりしたものでありながら、適切な操作によって簡単に取り外すことができるものである。
また、ある種の作業(例えば、筆記作業)を行う上で必要な複数種類の物品(例えば、筆記具、鉛筆キャップ、ペンケース、定規、消しゴムなど)を使い易く一まとめにするという発想もあり、幾つかの物品相互を連結・取り外し等できるようにする工夫についてもそれなりに提案されている。さらに、ケースや小物入れとして使用できるブロック玩具については以下の文献による提案がなされている。
特開2004−051221号公報
物品表面に形成した凸部と凹部との嵌め込み構造によって物品同士を連結・取外しすることはブロック玩具以外の物品に関しては殆ど行われていない。物品のデザイン外観上にブロック玩具の形状を応用したものは若干見受けられるが、まさにデザイン上の応用に過ぎず素材の選択や設計上の制約によって、実際にブロック玩具におけると同様なしっかりとした連結・取外し関係は実現されていない。
また、ブロック玩具における凸部と凹部のサイズについては、各メーカー毎にそれぞれの規格にしたがって作られているものであり、同じブロック玩具であっても製造メーカーが異なれば相互に連結することができないものであり、ブロック玩具の分野においても、この嵌め込み構造による連結・取外し関係を他の一般的な物品を介しても実現できるようにするという発想はなされていない。
一まとめにすると便利な物品同士を連結・取外し可能なものとする提案についても、その連結・取外し構造は個別のもので、例えば、筆記用具と消しゴムは連結できても定規との連結はできない、というようなものに過ぎなかった。もちろん、この場合の連結・取外し構造は他の一般的な物品を介しても実現できるというものでもない。
本発明は、上記したような従来技術における課題を解消すべく研究を重ねて創案されたものであり、ブロック玩具形式の実用的な連結・取外し構造をブロック玩具以外の特定機能を有する様々な物品に対しても応用して望ましい物品相互の連結・取外し関係を実現すると共に、このような物品同士の連結・取外し関係を日常的に身の回りにある鉛筆の如き棒状体を介しても行えるように規格化されたサイズ及び形状として凸部と凹部を形成すべきことをも提案するものであって、具体的には以下のとおりである。
(1)所定直径とされた円筒形の凸部とこれを嵌め込むことで連結することができる凹部の少なくとも一方を形成した主としてプラスチック製のブロック玩具形式の連結・取外しが可能な物品であって、該凸部の直径が一般的に市販されている鉛筆などの棒軸体の軸直径と等しいものに統一されていることで、該凹部に鉛筆などの軸体を差し込んでも連結関係が実現できるようにされていることを特徴とする複数の物品同士をブロック玩具形式に連結・取外しできる物品。
(2)物品が、筆記用具、鉛筆キャップ、鉛筆削り、消しゴムケース、定規、筆箱、メモ用紙パッド、はさみ、容器入り接着剤、ケース入り接着テープといった文房具類の形状を採るものであることを特徴とする前記(1)項に記載の複数の物品同士をブロック玩具形式に連結・取外しできる物品。
(3)物品が、分解・組み立て可能なキャラクター形状の人形であることを特徴とする前記(1)項に記載の複数の物品同士をブロック玩具形式に連結・取外しできる物品。
(4)物品が、収容部を備えた箱型形状のものであることを特徴とする前記(1)項に記載の複数の物品同士をブロック玩具形式に連結・取外しできる物品。
(5)物品が、植物を育成するために用いるプランターであることを特徴とする前記(1)項に記載の複数の物品同士をブロック玩具形式に連結・取外しできる物品。
(6)物品が、スプーン、フォーク、ナイフといった食器の形状を採ったものであることを特徴とする前記(1)項に記載の複数の物品同士をブロック玩具形式に連結・取外しできる物品。
(7)物品が、リップスティック、コンパクト、手鏡、ブラシなどといった化粧用具であり、棒軸体として普通の化粧用鉛筆を採用できるように凸部と凹部のサイズを規定していることを特徴とする前記(1)項に記載の複数の物品同士をブロック玩具形式に連結・取外しできる物品。
(8)凸部も凹部も形成していない物品表面部分に文字や模様、図柄などを表示する装飾部を備えていることを特徴とする前記(1)項〜(7)項の何れか1つに記載の複数の物品同士をブロック玩具形式に連結・取外しできる物品。
(9)複数の物品同士を連結すると表示された装飾部の文字や模様、図柄などもまとまりのあるものとしてつながるように配慮していることを特徴とする前記(8)項に記載の複数の物品同士をブロック玩具形式に連結・取外しできる物品。
(10)前記(1)項〜(9)項の何れか1つに記載の物品に形成されている凸部又は凹部を利用して着脱できる構造とされたことを特徴とするミニチュア模型物品。
所定直径とされた円筒形の凸部とこれを嵌め込むことで連結することができる凹部の少なくとも一方を形成した主としてプラスチック製のブロック玩具形式の連結・取外しが可能な物品であることで、ブロック玩具と異なったそれぞれに別個の機能や用途を持った物品相互がブロック玩具におけるのと同様にしっかりした連結・取外し関係を実現できるようになる。
物品表面に形成されている凸部の直径が一般的に市販されている鉛筆などの棒軸体の軸直径と等しいものに統一されていることで、該凹部に鉛筆などの軸体を差し込んでも連結関係が実現できるようにされているので、このような物品同士を直接的に連結するだけでなく、日常的に身の回りにある鉛筆のような棒軸体を介しても連結関係を実現でき、構成上のヴァリエーションを豊かなものとすることができる。また、このような規格に従った物品であれば、異なる機会に異なる場所で入手した物品同士であってもその連結・取外し関係が確実に行われることを保証することが可能となる。
物品が、筆記用具、鉛筆キャップ、鉛筆削り、消しゴムケース、定規、筆箱、メモ用紙パッド、はさみ、容器入り接着剤、ケース入り接着テープといった文房具類の形状を採るものであることで、同時に使用する機会が多い各種文房具類を適宜に連結・取外しして便利に作業することができ、また、任意のもの同士を組合せ使用するようなことも可能となる。
物品が、分解・組み立て可能なキャラクター形状の人形であることで、鉛筆のような棒軸体を使ってキャラクター人形を保持・操作するような遊び方ができ、また、キャラクター人形を鉛筆キャップとして用いることもできるようになる。
物品が、収容部を備えた箱型形状のものであることで、収容部のサイズに適合した各種容器として用いることができると共に複数個を組合わせて複合的な収容容器を任意に構成することもできるようになる。
物品が、植物を育成するために用いるプランターであることで、プランターとしての土壌保持機能や水抜き機能などを持った物品でありながら、その連結・取外し機能を利用して複数個を好みの形状に構成して自由なレイアウトで植物を配置し易いものとすることが可能となる。
物品が、スプーン、フォーク、ナイフといった食器の形状を採ったものであることで、同時に使用することの多いこれらの食器類をセットにして連結したり、必要な数だけ連結して携帯等し易いものとすることができるようになる。
物品が、リップスティック、コンパクト、手鏡、ブラシなどといった化粧用具であり、棒軸体として普通の化粧用鉛筆を採用できるように凸部と凹部のサイズを規定していることで、使用する化粧用具を適宜に組み合わせて連結し携帯等に適したものとすることができ、また、同時に使用する眉等を描くための化粧用鉛筆の軸サイズを凸部に採用することで、普通の筆記用鉛筆とは若干直径サイズの異なる化粧用鉛筆を介した物品相互の連結関係などが実現されるようになる。
凸部も凹部も形成していない物品表面部分に文字や模様、図柄などを表示する装飾部を備えていることで、該部分における装飾性を高めて物品全体の美観や趣味性を上げることができるようになる。
複数の物品同士を連結すると表示された装飾部の文字や模様、図柄などもまとまりのあるものとしてつながるように配慮していることで、複数の物品を連結した状態での装飾性を高めることができ、また、特定の連結関係を選択することで初めて正しい図柄が完成するといったように構成すれば、組合せパズル的な楽しみ方を付加することも可能となる。
上記したような何れかの物品に形成されている凸部又は凹部を利用して着脱できる構造とされたミニチュア模型物品により、上記物品同士の連結に使用されていない凸部や凹部を使った任意な着脱ができ、物品外観の装飾性向上などに利用することができる。また、このようなミニチュア模型物品は当然に鉛筆等の棒軸体を介して着脱することも可能なものである。
上記してきたような本発明の具体的な実施の形態を、添付図面等を利用しながら説明する。
すなわち、図1は本発明による各種物品1の所定表面に形成して連結・取外し関係を実現する凸部2と凹部3との嵌め込み関係を説明した図面である。
ここで、凸部2は突出した円筒形状のものとして形成されるが、凹部3はこれを受入れる円形穴として形成されるわけではなく、基本的には4個の受入れ円柱部3aに囲まれて形成される部分であり、図示のように凸部2は4個の円柱部3aにそれぞれ合計4点で接するように嵌め込まれて固定され物品1、1同士の連結関係が成り立つようになっているものである。
このような連結・取外し関係は公知のブロック玩具における場合と同じであり、本発明の物品1においてもその凸部2と凹部3を形成する部分は通常のブロック玩具と同様のプラスチック素材を採用し、物品1相互がブロック玩具と同じしっかりとした連結・取外し関係を採れるようになっている。
本発明において特徴的なのは、この凸部2の直径サイズを市販されている鉛筆の軸太さと同じにしたことで、具体的には直径8mmとしている。凹部3はこのような凸部2を適切に嵌め込み固定できるものであるから、ここには軸太さ8mmの通常の鉛筆をも嵌め込み固定できるようにされているものである。
以下においては、このような本発明物品1の具体的な応用例を実施例として、適宜に図面を用いて説明する。
本発明の物品1は、一連の文房具類を構成する各種物品として応用可能である。
すなわち、図2は本発明物品1である筆箱(ペンケース)4を構成する本体と蓋部材のそれぞれの所定面に直径8mmの凸部2を形成する場合の1例を示している。筆箱4の表面は比較的広いので、基本的には此処に他の本発明物品1を連結するためのベース面として使用することを想定している。本体か蓋部材のどちらかの表面は、凹部3を形成するために円柱部3aにより構成するものとしても構わない。
また、図3は本発明物品1として消しゴムケース5を採用し、1面には凸部2を他面には凹部3を形成する場合について示している。この場合の凸部2の直径も8mmである。消しゴム6はケース5に入れた状態で使用され、例えば、2個の消しゴムケース5同士を連結することもできるし、図2の筆箱4に連結することもできる。
図4は、同様に鉛筆削り6を本発明物品1に採用する場合を示すものである。この鉛筆削り6は削り刃の付いた本体部材6aと削り屑収容部材6bとを組合わせて構成されているものである。この鉛筆削り6も相互に連結したり、前記の筆箱4や消しゴムケース5と適宜に連結・取外しすることができる。
図5は、直線定規7として本発明物品1を採用する場合について示している。すなわち、直線定規7の表側には直径8mmの凸部2を並べて形成し、裏側にはこのような凸部2を嵌め込み連結するに適した凹部3を並べて形成したものである。このように凸部2と凹部3を形成した直線定規7は、他の本発明物品1を適宜に連結するベース物品として使用するのが好ましいが、もちろん、直線定規7同士をつなげたり、消しゴムケース5や鉛筆削り6と好みの連結をしてもかまわない。また、三角定規その他の定規を本発明の物品1として採用することも当然可能である。
また、上記した各物品1においては何れもその凸部2の直径が8mmとされ凹部3もこのような凸部2を嵌め込むに相応しいものとなっているので、連結用棒軸体8として筆記軸の直径が同じく8mmとされている市販の鉛筆8aを利用し、各物品1との連結を図ることもできるようになっている。その結果、単に物品1同士を連結するよりも多様な形態を採るようにして複数の本発明物品を組合わせることが可能となっている。
文房具類にかかる物品1として本発明が応用可能なものとしては、上記以外にもシャープペンシルやボールペンといった筆記用具9、鉛筆キャップ10、メモ用紙用パッド11などがあり、これらと後述する他の本発明物品1の適宜なものを組合わせて連結してオリジナルな世界観による形態を創作する場合の1例を図6に示す。
また、図示はしないがはさみよ容器に入った接着剤、接着テープなどについても応用可能である。
図7は、本発明物品1としてキャラクター人形12を用いる場合を示している。このキャラクター人形12にも適宜な箇所に凸部2と凹部3を形成しており、これを用いて他の本発明物品1との連結などを図ることができるようになっている。図示のように、キャラクター人形12の背面に凹部3を連結穴として形成しても良い。
また、このキャラクター人形12は、例えば、頭部12a、胴体部12b、脚部12cというように分解・組立て可能なものとしても良く、この場合の組立構造にも本発明の凸部2と凹部3を応用することが望ましい。さらにキャラクター人形12の腕や足を可動部としてポーズ等を任意に変更できるようにしても良い。
ここでの凸部2の直径も8mmとされているので、通常の市販鉛筆8aの軸や本発明の鉛筆キャップ10を用いて好みの連結関係を実現させることも当然に可能である。
本発明の物品1を、収容部13を備えた箱型形状部材14として形成する場合の1例を図8に示す。図示のものは、上縁部分に凸部2を並べて形成し、底部に凹部3を並べて形成しているので、この箱型形状部材14を複数個積重ねて連結することができ、上縁部に他の本発明物品1を装飾目的などで取り付けることもできるようのなっている。
また、このような収容部13を備えた本発明物品1はその部分を好みの用途に用いることが当然でき、例えば、適当なサイズの収容部13を形成した本発明物品1の底部に水抜き穴や溝を設けて植物育成用のプランターとして利用させることなども可能である。
もちろん、この場合にも凸部2と凹部3による自在な連結・取外し構造を利用して、多様な本発明物品1との組み合わせを適切に図ったり、複数個のプランターを立体的に連結して立体的形状のプランターを任意に組立てるなどすることができる。
図9は、本発明の物品1として食器のスプーン15やフォーク16を採用する場合の1例を示している。すなわち、持ち手部分の表面に凸部2を並べ裏部分に凹部3を並べて形成したもので、複数のスプーン15やフォーク16同士や両者をセットとして重ね合わせて連結し携帯し易くするなどが可能である。
また、本発明物品1として採用できる食器はこれ以外にもナイフや箸、箸箱などが考えられ、適宜に組み合わせ連結して携帯等に相応しい食器セットなどとして提案することができる。
凸部2と凹部3の嵌め込み関係によって自在な連結・取外しが可能である本発明物品1は、化粧品関連の各種物品1に対して応用することも可能である。
すなわち、リップスティックやコンパクト、手鏡、ブラシなどの適宜な部分に凸部2と凹部3を形成し、相互に連結・取外し可能な一連の化粧用具として提案することができるのである。
この場合に連結用棒軸体8として用いるのは眉などを描くのに用いる化粧用鉛筆が好ましいので、各種化粧用具を本発明物品1に応用する場合には、凸部2の直径を市販されている普通の化粧用鉛筆の筆記軸太さと同じものとして形成しておくべきである。
このようにしておくことで、任意の化粧用具を組み合わせて連結し携帯し易いものとして提案することなどが可能となるものである。
本発明の物品1は、その外観を家具や電気製品その他の形状を模したミニチュア模型物品17として提案することもできる。
すなわち、図10は冷蔵庫のミニチュア模型物品17aであり、図11はベッドのミニチュア模型物品17bであり、図12は流し台のミニチュア模型物品17cである。
このようなミニチュア模型物品17は所定の面に凸部2と凹部3を形成してあるもので、複数個かつ複数種類の本発明物品1を組合わせて図6に示したようなオリジナルな創作作品などを制作しようとする場合に、装飾的なアクセサリー部材として適宜に用いることができる。
また、このミニチュア模型物品17は、単にその外観が各種ミニチュア模型となっているということでも良いが、適宜な開閉蓋部を設けて内部を小物品の収容ケースとして利用できるものとして提案することも可能である。もちろん、ミニチュア模型物品17の形状は図示のものに限られるわけではない。
さらに、上記してきた各実施例においてそれぞれに応用して実施可能な事柄であるが、本発明物品1の凸部2や凹部3を形成していない物品表面部分を適宜に使用して文字や模様、図柄などを記載する装飾部18とすることが可能である。このような物品表面部分は基本的には平坦且つ平滑に仕上げられていることが多いので、文字や模様、図柄を表示させ易いものとなっている。
ここで、この装飾部18に文字や模様、図柄を表示する方法については、その表面に直接印刷等によって表示しても良いが、上記したように平坦且つ平滑に仕上げられている場合が多いので、装飾用シールなどのよって任意の好みのものを貼付けて表示させることも望ましい方法である。
また、装飾部18に記載される図柄等については、本発明の物品1同士を適切に連結した場合に該装飾部18は連続的につながることができるので、複数の物品1を適切な順番に組立て連結すると正しく完成する図柄や組立て方次第で表現されるイメージが変化する図柄などを採用することで、装飾性を高めると共にパズル的な面白さや美的センスによる創作性の高さが実現するものとなし得る。
以上説明したような本発明によるときは、ブロック玩具と同様の自在な連結・取外し関係を従来にない各種物品に対して応用実現することができると共に、その連結・取外し機構のサイズを適切に標準化することでそれら物品の組立手法に新しい幅を持たせることができ、それぞれの機能をも有している本発明物品の使い勝手も向上させることが可能となるものである。
さらに日常的に使用する各種物品の組合わせ方や携帯性を向上し、従来用いられていないカラーバリエーションや装飾性の好みに応じた提案なども可能となるものであって、新しいコンセプトによるシリーズ商品としての提案をも図ることができるものであるから、市場に新たな需要を喚起するものとして産業上の利用可能性において優れた発明であると理解されるべきである。
本発明による各種物品の所定表面に形成して連結・取外し関係を実現する凸部と凹部との嵌め込み関係を説明した図面である。 本発明物品である筆箱(ペンケース)を構成する本体と蓋部材のそれぞれの所定面に直径8mmの凸部を形成する場合の1例を示している図面である。 本発明物品として、消しゴムケースを採用し、1面には凸部を他面には凹部を形成する場合について示している図面である。 鉛筆削りを本発明物品に採用する場合を示す図面である。 直線定規として本発明物品を採用する場合について示している図面である。 各種の本発明物品の適宜なものを複数個組合わせて連結してオリジナルな世界観による形態を創作する場合の1例を示す図面である。 本発明物品として、キャラクター人形を用いる場合を示している図面である。 本発明の物品を、収容部を備えた箱型形状部材として形成する場合の1例を示す図面である。 本発明の物品として、食器のスプーンやフォークを採用する場合の1例を示している図面である。 本発明物品として、冷蔵庫のミニチュア模型物品を採用する場合に1例を示した図面である。 本発明の物品として、ベッドのミニチュア模型物品を採用する場合の一例について示した図面である。 本発明の物品として、流し台のミニチュア模型物品を採用する場合の1例を示した図面である。
符号の説明
1 本発明の物品
2 凸部
3 凹部
3a 円柱部
4 筆箱(ペンケース)
5 消しゴムケース
6 鉛筆削り
6a 本体部材
6b 削り屑収容部材
7 直線定規
8 棒軸体
8a 市販の鉛筆
9 筆記用具
10 鉛筆キャップ
11 メモ用紙用パッド
12 キャラクター人形
13 収容部
14 箱型形状部材
15 スプーン
16 フォーク
17 ミニチュア模型物品
17a 冷蔵庫のミニチュア模型物品
17b ベッドのミニチュア模型物品
17c 流し台のミニチュア模型物品
18 装飾部

Claims (10)

  1. 所定直径とされた円筒形の凸部とこれを嵌め込むことで連結することができる凹部の少なくとも一方を形成した主としてプラスチック製のブロック玩具形式の連結・取外しが可能な物品であって、該凸部の直径が一般的に市販されている鉛筆などの棒軸体の軸直径と等しいものに統一されていることで、該凹部に鉛筆などの軸体を差し込んでも連結関係が実現できるようにされていることを特徴とする複数の物品同士をブロック玩具形式に連結・取外しできる物品。
  2. 物品が、筆記用具、鉛筆キャップ、鉛筆削り、消しゴムケース、定規、筆箱、メモ用紙パッド、はさみ、容器入り接着剤、ケース入り接着テープといった文房具類の形状を採るものであることを特徴とする請求項1に記載の複数の物品同士をブロック玩具形式に連結・取外しできる物品。
  3. 物品が、分解・組み立て可能なキャラクター形状の人形であることを特徴とする請求項1に記載の複数の物品同士をブロック玩具形式に連結・取外しできる物品。
  4. 物品が、収容部を備えた箱型形状のものであることを特徴とする請求項1に記載の複数の物品同士をブロック玩具形式に連結・取外しできる物品。
  5. 物品が、植物を育成するために用いるプランターであることを特徴とする請求項1に記載の複数の物品同士をブロック玩具形式に連結・取外しできる物品。
  6. 物品が、スプーン、フォーク、ナイフといった食器の形状を採ったものであることを特徴とする請求項1に記載の複数の物品同士をブロック玩具形式に連結・取外しできる物品。
  7. 物品が、リップスティック、コンパクト、手鏡、ブラシなどといった化粧用具であり、棒軸体として普通の化粧用鉛筆を採用できるように凸部と凹部のサイズを規定していることを特徴とする請求項1に記載の複数の物品同士をブロック玩具形式に連結・取外しできる物品。
  8. 凸部も凹部も形成していない物品表面部分に文字や模様、図柄などを表示する装飾部を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項7の何れか1つに記載の複数の物品同士をブロック玩具形式に連結・取外しできる物品。
  9. 複数の物品同士を連結すると表示された装飾部の文字や模様、図柄などもまとまりのあるものとしてつながるように配慮していることを特徴とする請求項8に記載の複数の物品同士をブロック玩具形式に連結・取外しできる物品。
  10. 請求項1〜請求項9の何れか1つに記載の物品に形成されている凸部又は凹部を利用して着脱できる構造とされたことを特徴とするミニチュア模型物品。
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