JP2005342104A - ステントアッセンブリ - Google Patents

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正吾 西
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Abstract

【課題】動脈瘤を容易に閉塞することができるステントを提供する。
【解決手段】ステントアッセンブリ1は、管状構造体11〜13よりなるステント10と、カテーテル20と、ワイヤ31,32と、ワイヤ31,32の先端部同士を結着しているモールドチップ33とを有する。管状構造体12,13が引き揃えられ、管状構造体11と略一直線状となるようにして、且つ管状構造体12,13が先頭側となるようにして血管B内に挿入される。管状構造体12,13の先端部を血管Bが血管C,Dに分岐する分岐部直近に位置させた後、ワイヤ31,32に通電し、ワイヤ31,32の先端部にジュール熱を発生させ、モールドチップ33を血液中に溶解させ、ワイヤ31,32の先端部同士を分離させる。次いで、ワイヤ31,32を抜き、ステント10を拡張させた後、カテーテル20を抜く。その後、別のステント50を管状構造体12,13に挿入し、それぞれ拡張させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、血管内に留置され、動脈瘤の閉塞等に用いられるステント(管腔内移植片)とカテーテルとを組み合わせてなるステントアッセンブリに関する。詳しくは、ステントを血管の分岐部付近に留置させるためのステントアッセンブリに関する。
臨床医学が発展した現在もなお重篤な血管疾患の代表として動脈瘤がある。動脈瘤の多くは血管分岐部における股の部分に負荷がかかり裂けていくことによって起こるが、一度できた動脈瘤は自然に縮小することもなく、多くの症例で年間5%〜10%程度ずつ大きくなることが報告されている。
動脈瘤の直径と破裂の危険性には相関があり、直径が5cm〜6cmになると破裂の危険性が高く、破裂した場合の緊急手術の成功率は専門の緊急病院でも50%と低いため、動脈瘤は破裂前に治療することが大変重要である。
その一方で、動脈瘤は投薬など内科的に治療する方法は確立されておらず、外科的に治療することが一般的である。これら外科的治療法としては、腹部や胸部大動脈部位においては人工血管置換術、頭蓋内血管においてはプラチナクリップによる閉塞術などがある。
また、近年には経皮経管的な療法としてコイルによる塞栓術が開発されている。
しかしながら、人工血管置換術やプラチナクリップによる閉塞術などの外科的手術はいずれも開腹、開胸、頭蓋穿孔術を伴う侵襲が大変大きいものである。さらに、腹部大動脈瘤の場合には比較的安全に行えて成績も良い症例が多いものの、胸部大動脈の場合、発生部位によっては人工心肺を利用して心停止の元に行う症例や極低温療法を併用する場合もある。また、心不全、肺炎、腎不全、脳梗塞などの手術合併症を引き起こす場合や発生部位が横隔膜よりにあった場合、脊髄を栄養する血管を切断したり、血流を止める操作を伴う場合もあり、脊髄傷害による下半身不随などの後遺症を残すケースもある。
近年開発されたコイルによる動脈瘤閉塞術は経皮経管的な低侵襲療法として注目されているが、動脈瘤の開口部が大きいとコイルが血管へ露出する可能性があり、また、動脈瘤が大きい場合にはコイルで埋まりにくいなどの問題を抱えており、必ずしも万全ではない。
一方、同じ経皮経管的な低侵襲療法としてステントグラフトによる瘤閉鎖治療が多くの医療施設にて検討されている。
血管の分岐部に設けられるステントとして、特許第2909899号には、直管状であり、側面に分岐血管への連通用の開口を有した中空円筒状ステントが記載されている。
しかしながら、このステントは、直管状であるため、血管分岐部の股状の部分を覆うことはできない。
血管分岐部の股状部分を覆うことができるステントとして、下流側が開脚状に二股ないし二脚に分かれているY字形ステントが種々提案されている。
しかしながら、Y字形ステントは血管内を分岐部まで導くことが容易ではない。即ち、下流側が開脚状に二股ないし二脚に分かれているステントを血管分岐部まで導くために、二脚に分かれたステントの2個の下流端にそれぞれワイヤを接続して血管内を案内することが考えられるが、二脚を1本に引き揃えることが難しく、血管内をスムーズに移動させることが容易ではない。
特許第2909899号公報
本発明は、ステントを血管が分岐する股部分にまでスムーズに移動させることが可能なステントアッセンブリを提供することを目的とするものである。
本発明のステントアッセンブリは、カテーテルの先端にステントが外嵌され、該カテーテルとステントとの間にステント拡張用バルーンが介在されているステントアッセンブリにおいて、該ステントは、拡径可能な管状のステント本体及び該ステント本体を被覆する柔軟なポリマー層を有する第1の管状構造体と、それぞれ該第1の管状構造体の後端に連なっており、柔軟なポリマーからなる第2及び第3の管状構造体とを備えており、該カテーテルは該第1の管状構造体内にのみ配置され、第2及び第3の管状構造体は該カテーテルの先端よりも前方へ延出しており、該ステントアッセンブリは、さらに、該カテーテル内から第2及び第3の管状構造体を通り、先端がそれぞれ第2及び第3の管状構造体の前方にまで延在した導電性の第1及び第2のワイヤと、該第1及び第2のワイヤの先端同士を結着している、加熱により血液に溶解するモールドチップとを備えてなることを特徴とするものである。
本発明にあっては、ステントは、第2及び第3の管状構造体が引き揃えられ、第1の管状構造体と略一直線状となるようにして、且つ第2及び第3の管状構造体が先頭側となるようにして血管内に挿入される。ステントは、カテーテルによって血管の分岐部直近にまで送られる。この際、ステントが略一直線状となっているため、ステントはスムーズに血管内を移動する。また、第2及び第3の管状構造体は、その中にワイヤが挿通されているので、血管内の移動に際し曲がったりめくれ返ったりしない。
第2及び第3の管状構造体の先端部を血管分岐部直近にまで移動させた後、ワイヤに通電し、ワイヤ先端部にジュール熱を発生させる。ワイヤ先端部同士を結着しているモールドチップは、この熱により血液中に溶解し、ワイヤ先端部同士が分離する。そこで、ワイヤを後退させてステント及びカテーテルから引き抜く。
次いで、再びカテーテル及びその先端のステントを所定距離だけ前進させる。これにより、第2及び第3の管状構造体は、それぞれ分岐した血管内に導かれる。この際、第2及び第3の管状構造体内にはワイヤは無いが、この前進距離が短いので、第2及び第3の管状構造体は折れ返ったり縮んだりすることなく各分岐血管内に導かれる。
次いで、カテーテル先端のバルーンを膨張させて第1の管状構造体のステント本体を拡張させ、該第1の管状構造体を血管分岐部上流域に密着させる。
次いで、バルーンを減容し、カテーテルを血管から抜き出す。
次いで、第2又は第3の管状構造体を拡張させるためのステントが先端部に設けられた別のカテーテルを血管に通して第2又は第3の管状構造体内に送り込み、該ステントを拡張させることにより、第2及び第3の管状構造体の一方を拡張させて血管の分岐部下流域の内面に密着させる。
このカテーテルを抜き去り、次いで同様に第2又は第3の管状構造体を拡張させるためのステントが先端部に設けられたカテーテルを第2及び第3の管状構造体の他方へ送り込み、そのステントを拡張させることにより、第2及び第3の管状構造体の他方を拡張させて血管の分岐部下流域の内面に密着させる。
その後、このカテーテルを抜き去ることにより、ステントが血管分岐部に留置される。
ステントの第1の管状構造体は、好ましくは、拡径可能な管状のステント本体と、該ステント本体を被覆する柔軟なポリマー層とを有し、該ポリマー層はステント本体の全外表面と密着してこれを覆っている。この態様のステントは、ステント本体の外周面だけでなくその全外表面を柔軟なポリマー層が密着して被覆しているため、金属アレルギー、金属による細胞の刺激、錆の発生の問題は全くなく、しかもステントの内周面はポリマー層で覆われた平滑面でステント基材の凸条突出がないため、血流も乱すことなく血栓の発生を十分に抑制することができる。また、ステント拡張時のステント本体とポリマー層との位置ずれの問題もなく、拡張の前後でステント本体とポリマー層との位置関係は維持される。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
図1(a)は実施の形態に係るステントアッセンブリの斜視図、図1(b)は図1(a)のb−b線断面図、図1(c),(d)は各々図1(b)のc−c線、d−d線断面図、図2〜7はステントの留置施術説明図、図8は、メッシュ状の金属製ステント本体14を示す斜視図であり、図9はこのステント本体14を拡径させた状態を示す斜視図である。図10はステント表面付近の拡大断面図である。
ステントアッセンブリ1は、ステント10と、カテーテル20と、ワイヤ31,32と、ワイヤ31,32の先端部同士を結着しているモールドチップ33とを有する。
このステント10は、第1の管状構造体11と、それぞれ該第1の管状構造体11の末端に連なる第2の管状構造体12及び第3の管状構造体13とからなる。第1の管状構造体11は、ステント本体14とポリマー層15とからなる。このステント本体14は図8,9の通り拡径可能なメッシュよりなる筒状のものである。ポリマー層15はステント本体14の全外表面と密着してこれを覆っている。
ステント10のその他の部分はポリマーのみからなり、第2及び第3の管状構造体12,13はポリマーのみからなる。第2及び第3の管状構造体12,13を構成するポリマーはポリマー層15と一連一体となっている。
ステント本体14は、長さが2〜40mm程度であり、直径が長さの1/10〜1/2程度の管状であることが好ましい。また、ステント本体14の厚さ(管状部の肉厚)は好ましくは11〜2000μmであり、より好ましくは51〜500μmであり、とりわけ好ましくは101〜300μmである。このステント本体は、柔軟に拡径しうるように、メッシュ状であることが好ましく、特に図8,9の如く斜交格子状であり且つ格子の延在方向が螺旋方向となっていることが好ましい。
このステント本体14は好ましくは生体適合性のある金属製とされる。この生体適合性のある金属としては、ステンレス、チタン、タンタル、アルミニウム、タングステン、ニッケル・チタン合金、コバルト・クロム・ニッケル・鉄合金等が例示される。この金属製のステント本体は、形状記憶させるために好ましくは熱処理が施される。この熱処理により、ステント本体に自己拡張性を付与することができる。
ステント本体14は、図1〜7のように第1の管状構造体11の略全体に配置されてもよく、図示はしないが第1の管状構造体11の第2、第3の管状構造体12,13と反対側にのみステント本体が設けられてもよい。
本発明のステントにあっては、その全体又は一部にX線不透過性の物質を配置してもよく、これにより、血管内療法の施術時にステントの位置をX線により検知することが容易となる。
X線不透過性の物質は第1の管状構造体11から第2及び第3の管状構造体12,13が分岐する部位付近に配置されてもよく、これにより、動脈瘤のある血管の股部分とステントの分岐部分とを合致させるように術者がステントの位置を調整することが容易となる。該X線不透過性の物質を第2の管状構造体にのみ配置しても同様の効果が期待できる。
X線不透過性の物質としては硫酸バリウムなどの金属塩類、銀、タングステンなど金属の粉末、ヨードキサム酸、メトリゾ酸、ヨーダミド、ヨード化脂肪酸アルキルエステルなどのよう素化合物などが例示される。
上記のポリマーとして用いる材料としては、柔軟性の高い高分子エラストマーが好適であり、例えばポリスチレン系、ポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系、シリコーン系、ウレタン系、フッソ樹脂系、天然ゴム系などの各種エラストマー及びそれらの共重合体またはそれらのポリマーアロイを用いる事ができる。それらの中でもセグメント化ポリウレタン、ポリオレフィン系ポリマー、シリコーン系ポリマーが好ましく、特に、柔軟性が高くて強度も強い、セグメント化ポリウレタンが最適である。
セグメント化ポリウレタンポリマーは、ソフトセグメントとして柔軟なポリエーテル部分と、ハードセグメントとして芳香環とウレタン結合とが豊富な部分とを有し、このソフトセグメントとハードセグメントが相分離して微細構造を作っているものである。このセグメント化ポリウレタンポリマーは、抗血栓性に優れている。また、強度、伸度等の特性に優れており、ステントが拡径される際にも破断することなく十分伸長できる。
このセグメント化ポリウレタンポリマー等よりなるポリマー層15の被覆厚さ(後述の図10のd)は1μm〜100μm、特に5μm〜50μmが好ましい。
このポリマー層15には好ましくは複数の微細孔が設けられる。この微細孔は、ランダムに配置されてもよいが、好ましくは、略均一の間隔で微細孔が穿孔される。略均一の間隔で微細孔が穿孔されるというのは、間隔が同一であるという意味ではなく、微細孔の間隔が制御された方法でほぼ一定の間隔に配置されているという意味である。従って、略均一の間隔には一見するとランダムに配置されているように見える斜め状、円状、楕円状の配置なども含まれる。微細孔というのは内皮細胞が出入りできる大きさであればどのような大きさや形状でもよい。好ましくは、直径が5〜500μm、最も好ましくは10〜100μmの円形である。楕円形、正方形、長方形などの他の形状も含まれることは言うまでもない。これらは拡張される前の状態でのことであり、ステント本体が拡張されて管腔内に留置される時点では円形は長楕円形に変形し、直径もそれにしたがって変化する。また微細孔の配置間隔としては、51〜10000μm、好ましくは101〜8000μm、より好ましくは201〜5000μmの間隔で複数の直線上に配置される。これらの複数の直線は、ステントの軸線方向に所定の一定の角度間隔で配置された例えば10〜50本の直線からなる。
ポリマー層15及び第2、第3の管状構造体12,13は、生体内分解性ポリマー(生体吸収性ポリマー)によってコーティングされてもよい。このような生体内分解性ポリマーとしては、ゼラチン、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、カプロラクトン、乳酸−グリコール酸共重合体、ポリギオキサノン、キチンなどが例示される。
また、この生体内分解性ポリマーに抗血小板剤、抗血栓剤、増殖促進剤、増殖阻止剤、免疫抑制剤などの治療薬を含有させてもよい。この治療薬は、生体内分解性ポリマーの分解に伴って体内に放出され、血栓の生成を抑制したり、平滑筋細胞の増殖を抑制して狭窄を予防したり、ガン化した細胞の増殖を抑制したり、内皮細胞の増殖を促進して早期に内皮化を得るのに有効である。
この治療薬としては、ヘパリン、低分子量ヘパリン、ヒルジン、アルガトロバン、フォルマコリン、バピプロスト、プロスタモリン、プロスタキリン同族体、デキストラン、ローフェプローアルグクロロメチルケトン、デイピリダモール、グリコプロテインの血小板膜レセプタ抗体、組換え型ヒルジン、トロンビン抑制剤、脈管ペプチン、脈管テンシン転換酵素抑制剤、ステロイド、繊維芽細胞成長因子アンタゴニスト、フィッシュオイル、オメガ3ー脂肪酸、ヒスタミン、アンタゴニスト、HMG−CoAリダクテース抑制剤、セラミン、セロトニン阻止抗体、チオプロテイース抑制剤、トリマゾールピリデイミン、インターフェロン、血管内皮増殖因子(VEGF)、ラパマイシン、FK506等の薬物が挙げられる。
また、ステント10の外周面側は、人体内の細かな血管内での移動をスムースにするために、外表面を潤滑性物質によってコーティングされてもよい。そのような潤滑性物質としてはグリセリンのような低分子量親水性物質、ヒアルロン酸やゼラチンのような生体親和性物質、ポリエチレングリコール、ポリアクリルアミド、ポリジメチルアクリルアミド、ポリビニルピロリドンなどの合成親水性ポリマーなどが挙げられる。
ステント10は、例えば次の方法により製造することができるが、ステントの製造方法は、何ら以下の方法に制限されない。
まず、2本又は3本の直棒を着脱自在に連結してY字形としたマンドリルを用意する。このマンドリルを、気泡が巻き込まれないようにポリマー溶液中にゆっくりと浸漬した後、鉛直上方に引き上げ、必要に応じ、乾燥や紫外線照射等の硬化処理施して内側ポリマー層を形成する。このポリマー溶液がポリマーの溶液であるときには、硬化処理として乾燥が好適であり、ポリマー溶液がモノマーの重合性溶液であるときには、硬化処理として紫外線照射や加熱硬化が好適である。
次に、この内側ポリマー層を有したマンドリルに外嵌めするようにしてステント本体14を装着し、このステント本体14を装着したマンドリルをポリマー溶液中にゆっくりと浸漬した後、鉛直上方に引き上げて外側ポリマー層を形成する。外側ポリマー層を硬化処理した後、マンドリルを引き抜くことにより、ステント素体が製造される。なお、製造されたステント素体にあっては、内側ポリマー層及び外側ポリマー層は、通常はステント本体の両端よりも長くはみ出しているので、余分なはみ出しポリマー層を切除する。
また、生体内分解性ポリマー層を形成する場合には、内側ポリマー層の形成に先立ち、又は外側ポリマー層の形成後に、マンドリルを生体内分解性ポリマー溶液に浸漬して上記と同様にコーティング処理を行えば良い。この生体内分解性ポリマー溶液中に治療薬を配合しておけば、治療薬を含有したコーティングを形成することができ、この生体内分解性ポリマーの種類、分子量、コーティングの厚さなどを調整することによって、治療薬が体内に放出される時期や期間を設定できる。また、潤滑性ポリマー層についても、同様に形成可能である。
ポリマー層の微細孔は、前述のマンドリルの引き抜き前又は引き抜き後に、内側ポリマー層及び外側ポリマー層を貫通するように、レーザー加工等により設けることができる。
成形されたステント素体からマンドリルを引き抜く場合、ステント表面に形成されているポリマーフィルムがかすかに膨潤する、好ましくは10%以下の体積膨張率で膨潤する有機溶媒へ浸漬することでマンドリルを容易に引き抜くことが可能となる。ポリマーフィルムの材質によって異なるが、たとえばセグメント化ポリウレタン樹脂をポリマーフィルムに使用した場合にはマンドリルを低級アルコール、好ましくはメタノール又はエタノール、特に好ましくはメタノール中に好ましくは1〜30時間、特に好ましくは5〜20時間浸漬しておくのが好ましい。これにより、マンドリルを容易に引き抜くことが可能となる。この理由は、必ずしも明らかではないが、ポリマーフィルムがかすかに膨潤してマンドリルとの密着が弱くなることと、金属及びポリマー層の双方に親和性を有し、且つ表面張力の低い液体である低級アルコールが金属製のマンドリルと内側ポリマー層との界面に浸入し、マンドリル表面とポリマー層との付着力を軽減すると同時に摺動性を向上させるためであると推察される。
このようにして製造されるステントは、例えば、図10にその断面を示す如く、メッシュ状のステント本体14を構成するステントストラット14aの全外表面をポリマー層15が密着して被覆しており、ステント本体14の内周面Aはポリマー層15による平滑面とされている。このようなステントであれば、金属製ステント本体の露出面が全くないため、金属アレルギー、金属による細胞の刺激、錆の発生の問題は解消される。また、血栓の発生も防止され、特に内周面が凹凸のない平滑面であることから、凹凸部への血栓の発生は解消される。しかも、ステントの拡張の前後でポリマー層とステント本体との位置ずれの問題もない。
なお、前述のポリマー層の被覆厚さとは、図10にdで示すステントストラット14aを直接被覆しているポリマー層15の厚さ部分を示す。
このステント10の第1の管状構造体11内にカテーテル20が差し込まれている。このカテーテル20の外周面にはバルーン25が周設されている。カテーテル20には、その内部から該バルーン25内へ気体を供給するための小孔21が穿設されている。このバルーン25の外周面は、バルーン25を膨張させる以前の段階において第1の管状構造体11の内周面に密着しており、ステント10はカテーテル20に対して不動となっている。
前記カテーテル20の先端とワイヤ31,32との間は樹脂モールド材料よりなる封止体22によって封じられている。従って、カテーテル20内に気体を供給すると、この気体は小孔21を通って流出し、バルーン25を膨張させる。
金属製の第1及び第2のワイヤ31,32は、このカテーテル20に挿通され、さらに管状構造体12,13に挿通されている。ワイヤ31は管状構造体12の先端から前方に突出し、ワイヤ32は管状構造体13の先端から前方に突出している。ワイヤ31,32の先端部は引き揃えられ、モールドチップ33によって結着されている。
このモールドチップ33の材料としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリ酢酸ビニル、ポリ(メタ)アクリル酸、ポリアクリルアミド及びこれらの誘導体並びにこれらの共重合体からなる群から選択される1種又は2種以上などが例示される。
ワイヤ31,32は、先端部以外が絶縁被覆されている。ワイヤ31,32の先端部は、絶縁被覆されておらず、ワイヤ31,32の金属芯線同士が直に接している。ワイヤ31,32の先端部の接触面積が小さいので、ワイヤ31,32に通電すると、先端部の接触部分でジュール熱が発生し、この熱によってモールドチップ33の血液への溶解が促進される。
また、本発明では、このモールドチップに金属材料を使用することも可能である。金属材料を利用した第一の実施形態としては、例えば鉄を主成分とする合金が利用可能であり、この場合は、ジュール熱による溶解ではなく、電気分解による金属材料の溶解現象を利用することになる。
金属材料を利用する第二の実施形態としては、形状記憶合金からなるモールドチップを利用し、ジュール熱による相転換により、絡みあって形成されたモールドチップをほぐすことでワイヤ31及び32を解離させることが可能となる。
もちろん、前記したポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリ酢酸ビニル、ポリ(メタ)アクリル酸、ポリアクリルアミド及びこれらの誘導体並びにこれらの共重合体からなる群から選択される1種又は2種以上の材料のジュール熱による溶解と金属材料の電気分解による溶解又は相転換による解離を併用することも可能である。
なお、ワイヤ31,32の先端部同士の間に抵抗発熱体を介在させてもよい。例えば少なくとも一方のワイヤの先端部外周面に酸化処理、スパッタリング、CVD、溶射などにより抵抗発熱材層を形成してもよい。
管状構造体12,13は平行に引き揃えられ、外周面同士が接している。図1(c)の通り、この接した部分をワイヤ31,32が挟み付けており、これにより管状構造体12,13がワイヤ31,32に沿って直管状に延在している。管状構造体12,13がワイヤ31,32によって挟まれているので、ステント10が血管内を移動する場合に、管状構造体12,13が曲がったり縮んだりすることがない。
このステントアッセンブリ1を血管内に挿入し、ステント10を血管の分岐部に留置させる施術方法について図2〜7を参照して説明する。
図2(a)の通り、管状構造体12,13が引き揃えられ、管状構造体11と略一直線状となるようにして、且つ管状構造体12,13が先頭側となるようにして血管B内に挿入される。図2(b)の通り、ステント10は、カテーテル20によって血管C,Dへの分岐部直近にまで送られる。この際、ステント10が略一直線状となっているため、ステント10はスムーズに血管内を移動する。また、管状構造体12,13は、その中に挿通されたワイヤ31,32によって挟み付けられているので、血管B内の移動に際し曲がったりめくれ返ったりしない。
図2(b)の通り、管状構造体12,13の先端部を血管Bが血管C,Dに分岐する分岐部直近に位置させた後、ワイヤ31,32に通電し、ワイヤ31,32の先端部にジュール熱を発生させ、モールドチップ33を血液中に溶解させ、ワイヤ31,32の先端部同士を分離させる。そこで、図2(c)の通り、ワイヤ31,32を後退させてステント10及びカテーテル20から引き抜く。
次いで、再びカテーテル20及びその先端のステント10を所定距離だけ前進させる。これにより、図3の通り、一方の管状構造体12は分岐した血管C内へ送り込まれ、他方の管状構造体13は血管D内へ送り込まれる。この際、管状構造体12,13内にはワイヤは無いが、この前進距離が短いので、管状構造体12,13は折れ返ったり縮んだりすることなく各血管C,D内に導かれる。
次いで、図4の通り、カテーテル20内に空気等の気体を送り、バルーン25を膨張させてステント本体14を拡張させ、管状構造体11を血管Bの内周面に密着させる。しかる後、バルーン25を減容し、カテーテル20を血管Bから抜き出す。図5は、このカテーテル20を抜き終った状態を示している。
次いで、図6(a),(b)の通り、管状構造体12又は13を拡張させるためのステント50がバルーン(図示略)を介して先端部に外嵌された別のカテーテル40を血管Bに通して管状構造体12内に送り込む。このバルーンは、前記バルーンと同様のものであり、カテーテル40の外周面とステント50の内周面との間に介在している。カテーテル40の先端部には、このバルーン内へ給気するための小孔(図示略)が穿設されている。カテーテル40の先端は封じられている。
カテーテル40を通して給気することにより該バルーンを膨張させて該ステント50を拡径させることにより、管状構造体12を拡張させて血管Cの内面に密着させる。バルーンを減容させた後、このカテーテル40を抜き去り、次いで同様にステント50がバルーンを介して先端部に設けられたカテーテル40を管状構造体13へ送り込み、そのバルーンを膨張させて該ステント50を拡張させることにより、管状構造体13を拡張させて血管Dの内面に密着させる。その後、このカテーテル40を抜き去ることにより、図7(a),(b),(c)の通りステント10が血管B,C,Dに留置される。なお、図7(b)は図7(a)のb−b線断面図、図7(c)は図7(a)のc−c線断面図である。
一般に、血管C,Dの交叉隅部(図7(a)のP付近)に動脈瘤が発生し易いが、このP部分に動脈瘤が発生しても、ステント10がこの動脈瘤を封塞するため、動脈瘤の拡大が防止される。また、血流圧が動脈瘤内に伝播しないので、動脈瘤の縮小も期待できる。
上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明は図示以外の形態をもとりうる。例えば、上記実施の形態ではステントはY字形であるが、管状構造体11,12が一直線状に延在し、それに対し管状構造体13が斜交するト字形状であってもよい。
(a)図は実施の形態に係るステントアッセンブリの斜視図、(b)図は図1(a)のb−b線断面図、(c)図及び(d)図は各々(b)図のc−c線及びd−d線断面図である。 ステントの留置施術の説明図である。 ステントの留置施術の説明図である。 ステントの留置施術の説明図である。 ステントの留置施術の説明図である。 ステントの留置施術の説明図である。 ステントの留置施術の説明図である。 ステント本体の斜視図である。 拡径させたステント本体の斜視図である。 本発明のステントのポリマー層による被覆状態を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 ステントアッセンブリ
10 ステント
11 第1の管状構造体
12 第2の管状構造体
13 第3の管状構造体
14 ステント本体
14a ステントストラット
15 ポリマー層
20 カテーテル
21 小孔
22 封止体
25 バルーン
31 第1のワイヤ
32 第2のワイヤ
33 モールドチップ
40 カテーテル
50 ステント

Claims (24)

  1. カテーテルの先端にステントが外嵌され、該カテーテルとステントとの間にステント拡張用バルーンが介在されているステントアッセンブリにおいて、該ステントは、
    拡径可能な管状のステント本体及び該ステント本体を被覆する柔軟なポリマー層を有する第1の管状構造体と、
    それぞれ該第1の管状構造体の後端に連なっており、柔軟なポリマーからなる第2及び第3の管状構造体と
    を備えており、該カテーテルは該第1の管状構造体内にのみ配置され、第2及び第3の管状構造体は該カテーテルの先端よりも前方へ延出しており、
    該ステントアッセンブリは、さらに、
    該カテーテル内から第2及び第3の管状構造体を通り、先端がそれぞれ第2及び第3の管状構造体の前方にまで延在した導電性の第1及び第2のワイヤと、
    該第1及び第2のワイヤの先端同士を結着している、加熱により血液に溶解するモールドチップと
    を備えてなることを特徴とするステントアッセンブリ。
  2. 請求項1において、前記ステント本体が第1の管状構造体の略全体に配置されていることを特徴とするステントアッセンブリ。
  3. 請求項1において、前記ステント本体が第1の管状構造体の前端側に配置されていることを特徴とするステントアッセンブリ。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、該ステントの一部又は全領域にX線不透過性の物質が配置されていることを特徴とするステントアッセンブリ。
  5. 請求項4において、該X線不透過性の物質が、第1の管状構造体と第2及び第3の管状構造体との分岐部付近に配置されていることを特徴とするステントアッセンブリ。
  6. 請求項4において、前記X線不透過性の物質が第2及び/又は第3の管状構造体にのみ配置されていることを特徴とするステントアッセンブリ。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項において、前記モールドチップはポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリ酢酸ビニル、ポリ(メタ)アクリル酸、ポリアクリルアミド及びこれらの誘導体並びにこれらの共重合体からなる群から選択される1種又は2種以上よりなることを特徴とするステントアッセンブリ。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項において、該第2の管状構造体と第3の管状構造体とが接しており、且つこの接した部分が第1のワイヤと第2のワイヤとによって挟持されていることを特徴とするステントアッセンブリ。
  9. 請求項1ないし7のいずれか1項において、前記ポリマーはステント本体の全外表面と密着してこれを覆っていることを特徴とするステントアッセンブリ。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項において、前記ステント本体はメッシュ状金属部材よりなることを特徴とするステントアッセンブリ。
  11. 請求項10において、該メッシュ状金属部材はコバルト・クロム・ニッケル・鉄合金よりなることを特徴とするステントアッセンブリ。
  12. 請求項10において、該メッシュ状金属部材はニッケル・チタン合金よりなることを特徴とするステントアッセンブリ。
  13. 請求項1ないし12のいずれか1項において、前記ポリマー層に複数の微細孔が形成されていることを特徴とするステントアッセンブリ。
  14. 請求項13において、該微細孔が略均一な間隔をおいて配置されているステントアッセンブリ。
  15. 請求項13又は14において、前記微細孔は、51〜10000μmの間隔で設けられ、且つ5〜500μmの直径を有することを特徴とするステントアッセンブリ。
  16. 請求項1ないし15のいずれか1項において、前記ポリマーはセグメント化ポリウレタンよりなることを特徴とするステントアッセンブリ。
  17. 請求項1ないし15のいずれか1項において、前記ポリマーはポリオレフィン系ポリマーよりなることを特徴とするステントアッセンブリ。
  18. 請求項1ないし15のいずれか1項において、前記ポリマーはシリコーン系ポリマーフィルムよりなることを特徴とするステントアッセンブリ。
  19. 請求項1ないし18のいずれか1項において、前記ポリマーによる被覆厚さが10〜100μmであることを特徴とするステントアッセンブリ。
  20. 請求項1ないし19のいずれか1項において、前記ポリマーが更に生体内分解性ポリマーによって被覆されていることを特徴とするステントアッセンブリ。
  21. 請求項20において、該生体内分解性ポリマーが薬物を含有することを特徴とするステントアッセンブリ。
  22. 請求項21において、該薬物が、ヘパリン、低分子量ヘパリン、ヒルジン、アルガトロバン、フォルマコリン、バピプロスト、プロスタモリン、プロスタキリン同族体、デキストラン、ローフェプローアルグクロロメチルケトン、デイピリダモール、グリコプロテインの血小板膜レセプタ抗体、組換え型ヒルジン、トロンビン抑制剤、脈管ペプチン、脈管テンシン転換酵素抑制剤、ステロイド、繊維芽細胞成長因子アンタゴニスト、フィッシュオイル、オメガ3ー脂肪酸、ヒスタミン、アンタゴニスト、HMG−CoAリダクテース抑制剤、セラミン、セロトニン阻止抗体、チオプロテイース抑制剤、トリマゾールピリデイミン、インターフェロン、血管内皮増殖因子(VEGF)、ラパマイシン、及びFK506よりなる群から選ばれた少なくとも1つであることを特徴とするステントアッセンブリ。
  23. 請求項1ないし22のいずれか1項において、該ステントは、血管分岐部付近の血管内に留置されて動脈瘤の閉塞に用いられるものであることを特徴とするステントアッセンブリ。
  24. 請求項23において、該ステントは前記ステント本体が血管分岐部の上流域に位置するように用いられるものであることを特徴とするステントアッセンブリ。
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