JP2005339479A - 会場と視聴者が一体となるためのビジネスモデル - Google Patents

Abstract

【課題】来るべきマルチメディア社会、情報化社会にどのようにして視聴者が会場との一体感、臨場感を増幅させるかが課題である。
【解決手段】携帯やパソコンなどでも視聴可能なサイトから勝敗予想や応援の形態で視聴者が参加できるコンテンツを提供し、また大衆の勝敗予想や応援の形を閲覧できるため、会場との盛り上がりを得ることになり、新たな応援の形になりうる。
【選択図】なし

Description

発明の詳細な説明

本発明は、インターネット技術を用いたスポーツやコンサートに関するビジネスモデルに属する。

従来の地上波アナログ放送は、一方通行で視聴者参加型ではない。また、ＢＳデジタル放送についても、双方向システムは確立されているが、本発明の着目するスポーツやコンサートの番組については、データ提供等に留まっている。

発明が解決しようとする課題

来るべきマルチメディア社会及び情報化社会において真のリアリズムは不可欠である。

ところが、一方通行のメディアでは現場との一体感、盛り上がりを本当に感じることは難しい。

視聴者の歓声や応援といったリアクションがリアルタイムに現場、ひいてはスポーツ選手やアーティストに何らかの形で伝えることの実現。また、視聴者からの投票などの情報を集約・提供することの実現。

課題を解決するための手段

テレビに関しては、ＢＳデジタル放送の技術（受信機に内蔵されているモデムにより、視聴者のリアクションを電話回線などを利用して収集する技術）を利用する。その他Ｗｅｂ上サイトで投票や応援など視聴者参加型のコンテンツを提供することにより、携帯電話やパソコンをこの発明の媒体として利用できる。

テレビやインターネットでスポーツなどのライブ映像を視聴する人が、ネット上の特定のサイトから勝敗に関する予想や応援を図一に示される携帯端末やパソコン端末、マルチテレビリモコン端末などから入力し、その情報がインターネットを介して、ホストコンピューターに集積され、大衆の勝敗予想や応援に関する情報が出来あがる。

その情報が再びインターネットを介して、携帯端末やパソコン端末、リモコン端末に送られ、視聴者は世論としてどちらが優勢であるということを知ることが出来る。

また、統計情報の集積、公表は試合の続く限りリアルタイムで進行するため、試合の盛り上がりや攻勢によって、情報がダイレクトに変化し、視聴者は現場との一体感、そして躍動感を感じることになる。またひとつの端末からの入力回数を無制限にすることでも、新たな応援の形になる。

発明の効果

視聴者は、自らのリアクションが現場に反映されるという、従来に無い臨場感を得ることが出来る。

視聴者間の情報が集約、提供されるため、視聴者間にコミュニケーション空間を提供し、新たなネットワーク形成を助長することが出来る。

また、視聴者に限らず、現場の観客や選手アーティストにとっても、会場の外とも繋がっているという連帯感を与えることが出来、本発明を積極的にイベントプログラムに取り入れることで、チケットを入手出来なかったファンなどに対する配慮・サービスとなり得る。

なお、本発明はイベント主催者と連携して行われる場合、オリンピックなどの大規模なイベントから社会人野球などの小規模なイベントまで、広く利用可能である。

本発明に関する端末、ホストコンピューター、会場を表す概念図である。

Claims (2)

1. テレビ上、あるいはＷｅｂ上で放送されているスポーツやコンサートの視聴者が、リモコンやパソコン、携帯電話などの端末を用いて行ったリアクションをインターネットを通じてリアルタイムに収集し、同じくリアルタイムにイベント会場に歓声やグラフなどの形をとって反映させるビジネスモデル。
2. 請求項１の内容を含むビジネスモデルのうち、視聴者からのリアクションの情報を集約し、結果を視聴者に提供することで、視聴者間の情報交換やネットワーク形成の場を提供することをその特徴とするビジネスモデル。

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