JP2005336805A - 衛生洗浄装置用熱交換器 - Google Patents

衛生洗浄装置用熱交換器 Download PDF

Info

Publication number
JP2005336805A
JP2005336805A JP2004155816A JP2004155816A JP2005336805A JP 2005336805 A JP2005336805 A JP 2005336805A JP 2004155816 A JP2004155816 A JP 2004155816A JP 2004155816 A JP2004155816 A JP 2004155816A JP 2005336805 A JP2005336805 A JP 2005336805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
heat exchanger
flow path
scale
flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004155816A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4415759B2 (ja
JP2005336805A5 (ja
Inventor
Keiko Yasui
圭子 安井
Shigeru Shirai
白井  滋
Yasuhiro Umekage
康裕 梅景
Kazushige Nakamura
一繁 中村
Mitsuyuki Furubayashi
満之 古林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2004155816A priority Critical patent/JP4415759B2/ja
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to CN200480036062.2A priority patent/CN1890510B/zh
Priority to PCT/JP2004/018389 priority patent/WO2005057090A1/ja
Priority to CN 200810095827 priority patent/CN101266117B/zh
Priority to US10/596,355 priority patent/US7920779B2/en
Priority to EP20040820268 priority patent/EP1731849A4/en
Priority to KR1020067013779A priority patent/KR100765674B1/ko
Publication of JP2005336805A publication Critical patent/JP2005336805A/ja
Publication of JP2005336805A5 publication Critical patent/JP2005336805A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4415759B2 publication Critical patent/JP4415759B2/ja
Priority to US12/899,020 priority patent/US8180207B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • Y02B40/44

Landscapes

  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Abstract

【課題】熱交換器の寿命を向上するためのものである。
【解決手段】熱交換器とそれを用いた衛生洗浄装置は、発熱体の外周に設けた流路に流速変換手段と水還元手段5を設置することで、流体の流速が加速され、発熱体7表面に発生するスケールなどの付着物を軽減することができるとともに水還元手段5で生成した酸化還元電位の低下した水によりスケールを溶解剥離することができ、小型で高効率・省エネルギーを実現しかつ長寿命とすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷水を温水に加熱するヒータを備えた熱交換器と、それを用いて人体の局部を洗浄する衛生洗浄装置に関する。
従来、この種の衛生洗浄装置に用いる熱交換器は、図14に示すように、円筒状の基材パイプ101と外筒102からなる二重管構造をしている。そして、基材パイプ101の外面の一部にはヒータ部103が設けられている。また、基材パイプ101の内孔104には、らせん中子105が挿入されている(例えば、特許文献1参照)。
上記構成において、流体としての水は、基材パイプ101の内孔104を流れるものであり、その際、水は基材パイプ101の内孔104に挿入されたらせん中子105のねじ山106に沿って流れるものであり、ヒータ部103からの熱と熱交換されて温水が吐出されるものである。
特開2001−279786号公報
しかしながら、前記従来の構成では、基材パイプ101の外にヒータ部103を設けているために、ヒータ部103を熱絶縁して囲うための外筒102が必要となり大きな構成となっていた。また、基材パイプ101の外面にヒータ部103を設けた構成なので、ヒータ部103の熱が基材パイプ101の外部へ逃げるため熱交換効率が悪いという課題があった。さらに、内孔104にらせん中子105を挿入して保持するためには、ヒータ部103がある基材パイプ101の内面に接触する必要があり、らせん中子105は熱的に強固な材質にしなければならないという制限があった。
本発明は、小型で熱交換効率のよい熱交換器の流路部のスケール付着またはスケール詰まりを軽減することで衛生洗浄装置本体の小型化が実現でき、狭いトイレ空間にも容易に設置するとともに、スケールの付着を早期に防止することで、衛生洗浄装置の洗浄ノズルにスケール破片が詰まることを防止し、長寿命の衛生洗浄装置を得ることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の衛生洗浄用熱交換器は、発熱体の外周に設けた流路と、前記流路を構成するケースと、少なくとも前記流路の一部に流速を変化させる流速変換手段と、水の酸化還元電位を低下させる水還元手段とを備えたものである。
発熱体の外周に流路を設けることで、熱絶縁が流路によって行われるため、熱的な絶縁層を設ける必要がなく熱交換器を小型にすることができる。そして、発熱体の外周を流路で囲うことでケースの外部へ熱をほとんど逃がさない構成とすることができ、小型で熱交換効率を高めた熱交換器を得ることができる。
また、流路に設けた流速変換手段は、温度の低いケース内壁で保持することができるので樹脂などの耐熱性が弱い材質でも使用することができるので加工性に優れ、軽量とすることができるとともに、流速変換手段によって、流路の流速が加速されることで、発熱体表面に発生するスケールなどの付着を軽減することができる。さらに、水還元手段により、酸化還元電位を低下させた水を流路に流すことで、発熱体表面にスケールが発生した場合にもスケールを溶解剥離することができる。
本発明の衛生洗浄装置用熱交換器は、発熱体の外周に設けた流路に流速変換手段と水還元手段とを設置することで、酸化還元電位の低下した水が加速して流れるので、発熱体表面に発生するスケールを付着しづらくしたり、たとえスケールが付着しかかっても加速された流速によって剥離することができるとともに、かりに発熱体表面にスケールが発生した場合にも水還元手段で水の酸化還元電位を低下させることで、スケールを溶解剥離することができ、スケールの付着を軽減することができる。よって、小型で高効率の熱交換器を実現することが出来るので、洗浄ノズルにスケール破片が詰まることを防止し、長寿命で、本体も小型である衛生洗浄装置を実現することが出来る。
第1の発明は、発熱体の外周に設けた流路と、前記流路を構成するケースと、少なくとも前記流路の一部に流速を変化させる流速変換手段と水の酸化還元電位を低下させる水還元手段とを備えた構成とすることにより、流路の流速により、発熱体表面に発生するスケールなどの付着物を剥離することができるとともに、水還元手段で生成した酸化還元電位の低下した水により発熱体表面に発生するスケールを溶解剥離することができるのでスケールの付着を軽減することができ、熱交換器を小型で高効率とすることができ、そして小型で長寿命な衛生洗浄装置を得ることができる。
第2の発明は、水還元手段をマグネシウムないしはマグネシウム合金で構成することで、マグネシウムないしはマグネシウム合金の水との反応により水の酸化還元電位を低下させることができ、簡単な構成で酸化還元電位の低下した水を得ることができ、発熱体表面に発生するスケールを溶解剥離することができるので、熱交換器を小型で高効率とすることができる。
第3の発明は、特に第1の発明の流速変換手段を、流速を速くする方向に変化させる構成としたことにより、流路の流速が加速され、発熱体表面に発生するスケールなどの付着物を剥離することができるので付着を軽減することができ、熱交換器を小型で高効率とすることができる。
第4の発明は、特に、第1の発明と第3の発明の流速変換手段を、少なくとも流路の一部を狭くするようにしたことにより、簡単な構成で流速を加速することができ、発熱体表面に発生するスケールなどの付着物を剥離することができるので付着を軽減することができ、熱交換器を小型で高効率とすることができる。
第5の発明は、特に、第4の発明の流速変換手段を、流路の下流側が狭くなるように構成したことにより、比較的スケール付着が発生しやすい下流側におけるスケールの付着を軽減することができるとともに、全域の流路を狭くするよりも流路の圧力損失を少なくすることができる。
第6の発明は、特に、第4の発明の流速変換手段を、流路の下流側に向かって流路断面が連続的に狭くなる構成にしたことにより、スケール付着が発生しやすい下流に行くにしたがって連続的に流速が速くなり、効果的にスケールの付着を軽減することができるとともに、全域の流路を狭くするよりも流路の圧力損失を少なくすることができる。
第7の発明は、特に、第4の発明の流速変換手段を、流路の下流側に向かって流路断面が断続的に狭くなる構成にしたことにより、スケール付着が発生しやすい下流に行くにしたがって断続的に流速が速くなり、効果的にスケールの付着を軽減することができるとともに、全域の流路を狭くするよりも流路の圧力損失を少なくすることができる。
第8の発明は、特に、第3の発明の流速変換手段を、流路の上流から下流方向に複数個の入水口を配置して流速を速める構成としたことにより、スケール付着が発生しやすい下流の流速が速くなり、スケールの付着を軽減することができるとともに、流路を狭くすることがないため流路の圧力損失も少なくすることができる。
第9の発明は、流速変換手段を、マグネシウムないしはマグネシウム合金で構成することで、流速変換手段と水還元手段を兼ねることができ、簡単な構成で、発熱体表面に発生するスケールなどの付着物を剥離することができるとともに、水還元手段で生成した酸化還元電位の低下した水により発熱体表面に発生するスケールを溶解剥離することができるのでスケールの付着を軽減することができ、熱交換器を小型で高効率とすることができる。さらに、流速変換手段と水還元手段を兼ねることで部品点数および組み立て工数も低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における熱交換器の断面図を示すものである。
図1において、熱交換器は、流体としての水を加熱する発熱体としてのシーズヒータ7と、シーズヒータ7の外周を囲って流路9を構成するケース8と、流路9と接するようにケース8の内側に設けた水還元手段としてのマグネシウム合金5と、流路9を螺旋状に構成するための流速変換手段としてのバネ10で構成されている。そして、入水口11と、吐水口12と、シーズヒータ7の電極端子13、14と、流路9をシールするためのOリング15を備えている。また、図中16の矢印は水の流れを示す。
以上のように構成された熱交換器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、発熱体であるシーズヒータ7は、図2に示すように、酸化マグネシウム(図示せず)が封入された銅パイプ17の中に電熱線18がコイル状に配設されているものである。そして、その電熱線18と接続された電極端子13、14に電気を通電することで電熱線18が加熱され、銅パイプ17に熱が伝わることで、銅パイプ17の外周を流れる水が加熱されて温水となり、熱交換されるものである。
ここで、水は、図3の側面断面図に示すように、ケース8の中心から偏芯した側面位置に設けた入水口11から入水し、シーズヒータ7の銅パイプ17の外周に流れ込み、さらに、銅パイプ17の外周に沿って螺旋状に配置したバネ10によって、銅パイプ17の外周を螺旋状に旋回して流れ、再び側面に設けた吐出口12より吐出されることになる。ここで、螺旋状に配置するバネ10は、バネ10のピッチ間6を構成する流路断面積が、ケース8と銅パイプ17との間に構成された略ドーナツ状の流路の断面積より狭くなるようなピッチで旋回させるようにした。この結果、バネ10に沿って螺旋状に流れる旋回流の流速は、バネ10がない場合に比べて速くなり、流速が加速されることになる。
また、マグネシウム合金5が水に浸漬すると、マグネシウムが水と反応して水素ガスを発生する。発生した水素ガスが水中に溶解することで、水の酸化還元電位を低下させることができる。酸化還元電位の低い水にはスケールが溶解しやすくなり、発熱体7に付着したスケールを溶解剥離することができる。
また、ケース8と銅パイプ17で囲まれた円筒状の流路空間はアスペクト比の大きな流路断面となり、もしバネ10がない場合は、ケース8の中心から偏芯した側面位置に設けた入水口11から入った水は、当初は銅パイプ17の外周に沿って螺旋状に流れるが、下流になるにしたがって旋回流が失われ、徐々に円筒状の軸方向の流れ成分が主体となり、下流においては実質上、水の流速が遅くなる。しかし、本実施例では、流路9を螺旋状に構成するための流速変換手段としてのバネ10を、発熱体であるシーズヒータ7の外周に備えた構成なので、流れは旋回流で速い流速状態が継続し、シーズヒータ7の銅パイプ17と流体である水の境界層の領域が非常に薄くなる。その様子を示す流速分布図を、図4と図5に模式的に示す。このように、図4に示す流速の遅い部分19が、図5に示す流速流速分布の境界層20のように少なくなり、シーズヒータ7の銅パイプ17に付着するスケールなどが蓄積することを防止することができる。
また、析出したスケール分は、速い流れによって下流側に流されてしまう効果があるとともに、流速の旋回流によってスケールが小さく砕かれて下流側に流れていくので、下流側で詰まることがない。そして、熱交換器内にスケールが付着しにくくなることによって、熱交換器としての寿命を延ばすことができる。また、螺旋状のスムーズな流れとすることで、速い流速でありながら、流路の圧損を少なく実現できるとともに、速い流速とすることで熱交換効率を向上することができ、小型化を実現することができる。
このように、発熱体7の外周に設けたケース8および水還元手段であるマグネシウム合金7によって流路9を構成し、その流路9の一部に流速を加速させる流速変換手段10を備えた構成とすることにより、流路の流速が加速され、発熱体7表面に発生するスケールなどの付着を軽減することができる。そして、かりに発熱体表面にスケールが発生した場合でも、酸化還元電位の低下した水により、スケールを溶解剥離することができるのでスケールの付着を軽減することができる。
さらに、酸化還元電位の低下した水は、スケール溶解のみならず汚れの溶解作用を有するため、酸化還元電位の低下した水を人体局部洗浄に用いることで、局部の洗浄効果を高めることも出来るとともに、酸化還元電位の低下した水の還元作用により、臭気成分の酸化を抑制するため、便器の臭気を低減することもできる。
また、マグネシウム合金5の表面に酸化マグネシウムの皮膜が形成した場合には、発熱体7により加熱することで酸化皮膜を除去することができるため、連続して酸化還元電位の低下した水を得ることが出来る。
そして、発熱体7の外周に流速旋回する流路9を構成することで、小型で高効率を実現し、かつスケールが付着しなくて長寿命とすることができる。そして、発熱体7の外周に流路9を設けることで熱絶縁が流路によって行われるので、熱的な絶縁層を設ける必要がなく小型にすることができる。また、発熱体7を流路で囲うことで外部へ熱を逃がさない構成とすることができ、熱交換効率を高めることができる。さらに、流路に設けた流速変換手段10は、温度の低い部分であるケース8の内壁で保持することができるので、樹脂などの耐熱温度の低い材質でも使用することができる。よって、このような材料であれば、流速変換手段10は加工性よく軽量なものとして製造することができて、流速変換手段10によって、流路に流速が加速されることで、発熱体表面に発生するスケールなどの付着を防止することができる。
つまり、発熱体7の外周に設けた流路9に流速変換手段10と水還元手段とを備えた構成とすることで、流路9の流速により、発熱体7の表面に発生するスケールを付着しづらくしたり、たとえスケールが付着しかかっても流路9の流速によって剥離することができるとともに、かりに発熱体7の表面にスケールが発生した場合にもマグネシウム合金5と水との反応で発生した水素により水の酸化還元電位を低下させ、スケールを溶解剥離することができ、スケールの付着を軽減することができる。これにより小型で高効率の熱交換器を実現し、衛生洗浄装置本体の小型化を実現することが出来るとともに、洗浄ノズルにスケール破片が詰まることを防止し、長寿命の衛生洗浄装置を得ることができる。さらには、酸化還元電位の低下した水により人体局部洗浄を行うことで、洗浄力を高めることが出来、洗浄効果の高い衛生洗浄装置を得ることができる。
また、流速を速くする方向に変化させる構成としたことにより、流路9の流速が加速され、発熱体7表面に発生するスケールなどの付着物を剥離することができるので付着を軽減することができ、小型で高効率を実現しかつ長寿命とすることができる。
なお、シーズヒータ7のシース材質を銅パイプ17で説明したが、鉄パイプやSUSパイプなど他の材質でも同様の効果がある。そして、流速変換手段10はバネで説明したが、金属のバネやバネ性を持たない螺旋線や樹脂性の同等形状のものでも同様である。さらに、流量が100から2000mL/分程度であるため、銅パイプ17は外径が、φ3mmからφ20mm程度で、螺旋のピッチは3mmから20mm程度がよい。ケース8の内径は、φ5mmからφ30mmの範囲で、流速を速めた構成とすることができ、流速を加速することができる。また、流速変換手段10にバネを用いる場合は、バネの線径が、φ0.1mmからφ3mm程度のものがよく加工性にも優れている。
また、流速変換手段であるバネ10は、ケース8あるいはシーズヒータ7の銅パイプ17に完全固定されてはいないので、バネ10の一部が振動自由の状態で保持されることによって、流れから受ける流力とバネ性等によって振動させ、スケール付着をさらに防止できるような条件にすることも可能である。また、ピッチは一定で説明したが、部分的にピッチを狭くしたり広くしたり、徐々に変化させて流速可変することによっても、スケール付着を軽減する効果がある。
また、本実施例ではケース内面に水還元手段であるマグネシウム合金を用いた構成としているが、流速変換手段のバネ10をマグネシウム合金で構成することや、流速変換手段を並列した複数のバネで形成し、一方をマグネシウム合金で構成した場合でも同様の効果を得ることが出来る。
(実施の形態2)
図6は本発明の第2の実施の形態の熱交換器の断面図である。第1の実施の形態と異なる点は、流速変換手段としてのバネ21を下流側の一部に設けたことにある。
そして、以下その動作、作用を説明する。
入水口11は、第1の実施の形態と同様にケース8の側面から偏芯した方向に取り付けられている。よって、図6に示すように入水した水は、バネ21がない上流においても、ケース8とシーズヒータ7の銅パイプ17で構成された円筒状の流路22に沿って旋回しながら流れ、その状態を持続することになる。しかし、入水口11と吐出口12の中間点付近になると、旋回の勢いが衰えてくる。そのまま円筒状の流路22が継続すると旋回成分はなくなり、軸方向の流れになるが、この旋回が衰え始める付近、すなわち流速が遅くなる部分である中央部より下流の領域に、流速変換手段であるバネ21を設置しておくことで、旋回流路23を構成し旋回する流れに戻すことができる。その結果、流速が速くなり、下流におけるスケール付着を軽減することができる。
また、マグネシウム合金5が水に浸漬すると、マグネシウムが水と反応して水素ガスを発生する。発生した水素ガスが水中に溶解することで、水の酸化還元電位を低下させることができる。酸化還元電位の低い水にはスケールが溶解しやすくなり、発熱体7に付着したスケールを溶解剥離することができる。
つまり、上流側においては、下流側に比べて、バネ21がないために、流路が広くなっている。その結果、流速が遅い状態になる。しかし、下流側にはバネ21が入っているので、流路23の断面積が狭く、上流側に比べ流速が速くなる。このように、下流側において上流側より流速を速くすることで、下流側においてスケールの付着を軽減することができる。特に、水が熱交換されることによって下流側ほど水の温度が高く、かつ水と共にシーズヒータ7の銅パイプ17の表面温度も高温になるので、スケールの発生も多くなる。しかし、下流側に流速変換手段であるバネ21を配置することで、スケールの付着を軽減することができる。
そして、流路全体の半分の領域のみにバネ21を配置しているので、流路全域にバネ21を配置するよりも熱交換器全体の圧力損失を少なくすることができる。
なお、流速変換手段であるバネ21を中央から下流側の部分に設けることで説明したが、中央より上流から始めても良く、スケールの付着状況に応じて移動させる構成としておけば対応することができる。また、バネ21のピッチを自在に変更することもでき、スケールの付着しない水道水の場合は、低圧損とするためにピッチを広げて使用することもできる。例えば、発熱体であるシーズヒータ7の銅パイプ17はOリング15で挟みつけているだけなので、取り外しが容易であり、バネ21を取り外してピッチを変更することも容易に行える。
さらに、図7のように、断続的に流速変換手段であるバネ24、25、26を配置することで、流速が弱まったところの流速を速くすることができる。すなわち、長いパイプを用いたシーズヒータでは、全域にバネを配置させると圧力損失が大きくなるので、図7のように断続的にバネ24、25、26を配置することで低圧損とすることができ、かつ流速を速めることでスケールの付着を軽減することができる。
断続的に配置したバネ流路27、29の後流28、30でも、旋回流がしばらく持続するので、バネのない流路域があっても旋回流とすることができる。そして、旋回が弱まったところでバネを配置して再び旋回成分を発生させることで、流速を速めるのである。
このように断続的に流速変換手段であるバネ24、25、26を配置することで、長い熱交換器にも適用でき、低圧損でスケール付着の少ない長寿命の熱交換器を実現することができる。特に、U字のような曲がりがある場合は、U字部分をバネのない流路とし、直線部分にバネを配置することで構成することができ、コンパクトな熱交換器とすることができる。
つまり、少なくとも流路の一部を狭くするようにしたことにより、簡単な構成で流速を加速することができ、発熱体7表面に発生するスケールなどの付着物を剥離することができるので付着を軽減することができ、小型で高効率を実現しかつ長寿命とすることができる。
(実施の形態3)
図8は本発明の第3の実施の形態の熱交換器の断面図である。第1の実施の形態と異なる点は、流速変換手段として、バネ21を設ける代わりにケース31を樹脂で成型し、そのケース31の内側に螺旋状のリブ32をマグネシウム合金で形成した水還元手段を一体的に成型して設けたことにある。
以下その動作、作用を説明する。
入水口11は、第1の実施の形態と同様にケース31の側面から偏芯した方向に取り付けられている。したがって、入水口11から入水した水は、シーズヒータ7の銅パイプ17の外周に流れ込み、さらに、銅パイプ17の外周に沿って螺旋状に配置したケース31の内側に螺旋状のリブ32によって、銅パイプ17の外周を螺旋状に旋回して流れて温水となり、側面に設けた吐出口12より吐出される。螺旋状のリブ32はマグネシウム合金で形成されているため、マグネシウム合金が水と反応して水素ガスを発生する。発生した水素ガスが水中に溶解することで、水の酸化還元電位を低下させることができる。酸化還元電位の低い水にはスケールが溶解しやすくなり、発熱体7に付着したスケールを溶解剥離することができる。
ここで、螺旋状のリブ32のピッチ間6を構成する流路33の断面積が、ケース31と銅パイプ17との間に構成された略ドーナツ状の流路の断面積より狭くなるようなピッチで旋回させるようにした。この結果、流速変換手段としての螺旋状のリブ32に沿って流れる旋回流の流速は、螺旋状のリブ32がない場合に比べて速くなり、流速が加速されることになる。
したがって、第1の実施の形態と同様にスケール付着を軽減する効果が得られる。しかも第1の実施の形態のようにバネ10を用いる必要がなく、ケース31の内側に螺旋状のリブ32をマグネシウム合金で形成した水還元手段を一体成型したものなので、部品点数および組み立て工数を低減することができる。
また、図9は第2の実施の形態で説明した図6のバネ21を下流側に設けた構成に対して、バネ21の代わりに流速変換手段と水還元手段を兼ねる螺旋状のリブ35を下流側に設けた構成を示す。したがって動作および作用効果は、図6の場合と同様に全体の圧力損失を少なくしつつ、スケール付着がしやすい下流側の流速を螺旋状のリブ35によって速くして、スケールの付着を軽減することができる。しかも、部品点数および組み立て工数も低減することができる。
つまり、流路の下流側が狭くなるように構成したことにより、比較的スケール付着が発生しやすい下流側におけるスケールの付着を軽減することができるとともに、全域の流路を狭くするよりも流路の圧力損失を少なくすることができる。
また、図10は第2の実施の形態で説明した図7のバネ24、25、26の代わりに流速変換手段および水還元手段をかねる螺旋状のリブ37、38、39を断続的に設けた構成を示す。したがって動作および作用効果は、図7の場合と同様に全体の圧力損失を少なくしつつ、旋回流速が遅くなってスケール付着がしやすい個所の流速を螺旋状のリブ37、38、39によって速くして、スケールの付着を軽減することができる。しかも、部品点数および組み立て工数も低減することができる。
つまり、流路の下流側に向かって流路断面が断続的に狭くなる構成にしたことにより、スケール付着が発生しやすい下流に行くにしたがって断続的に流速が速くなり、効果的にスケールの付着を軽減することができるとともに、全域の流路を狭くするよりも流路の圧力損失を少なくすることができる。
さらに、図11は流速変換手段である螺旋状のリブ41のピッチを上流側から下流側になるにしたがって、次第に狭くなるように構成したものである。したがって、スケール付着が発生しやすい下流に行くにしたがって連続的に流速が速くなり、効果的にスケールの付着を軽減することができるとともに、全域の流路を狭くするよりも流路の圧力損失を少なくすることができる。
なお、図11は流速変換手段である螺旋状のリブ41のピッチを上流側から下流側になるにしたがって、次第に狭くなるように構成であったが、ケース40の内側円筒部分の螺旋状のリブ41がなく、その円筒にテーパを設け下流側になるにしたがって円筒内径が次第に狭くなるようにしても、スケール付着が発生しやすい下流に行くにしたがって連続的に流速が速くなり、スケールの付着を軽減することができる。
(実施の形態4)
図12は本発明の第4の実施の形態の熱交換器の断面図である。第1の実施の形態と異なる点は、流速変換手段として、バネ21を設ける代わりにケース43の入水口11の下流側に第2の入水口44を配置して流速を速める構成としたことにある。
以下その動作、作用を説明する。
第2の入水口44は、入水口11はと同様にケース43の側面から偏芯した方向に取り付けられている。したがって、入水口11から入水した水は、シーズヒータ7の銅パイプ17の外周に流れ込み、さらに、銅パイプ17の外周に沿って螺旋状に旋回しながら流れ、その状態を持続することになる。しかし、入水口11と吐出口12の中間点付近になると、旋回の勢いが衰えてくる。そのまま円筒状の流路45が継続すると旋回成分はなくなり、軸方向の流れになるが、この旋回が衰え始める付近、すなわち流速が遅くなる部分である中央付近に、流速変換手段である第2の入水口44を設けることで、旋回流速を増加することができる。その結果、シーズヒータ7の銅パイプ17表面の流速が速くなり、下流におけるスケール付着を軽減することができる。また、マグネシウム合金5が水に浸漬することで発生した水素ガスが水中に溶解することで、水の酸化還元電位を低下させることができ、酸化還元電位の低い水にはスケールが溶解しやすくなり、発熱体7に付着したスケールを溶解剥離することができる。
したがって、第1の実施の形態と同様にスケール付着を軽減する効果が得られる。しかも第1の実施の形態のようにバネ10を用いる必要がなく、流路45における圧力損失が小さく、かつ部品点数および組み立て工数も低減することができる。
つまり、流路45の上流から下流方向に複数個の入水口11、44を配置して流速を速める構成としたことにより、スケール付着が発生しやすい下流の流速が速くなり、スケールの付着を軽減することができるとともに、流路を狭くすることがないため流路45の圧力損失も少なくすることができる。
なお、上記において入水口11、44は、ケース43の流路45に偏芯して水が流入する構成で旋回流速を増加する説明をしたが、入水口11、44が流路45に対して偏芯していない場合においても、入水口11から入った水の流れに、さらに入水口44から入った水が加えられることによって途中から流量および流速が増加するように作用する。したがって、流速変換手段として偏芯させていない入水口44であっても、シーズヒータ7の銅パイプ17表面の流速が速くなり、下流におけるスケール付着を軽減することができる。
また、入水口44から水ではなく他流体たとえば空気等の気体を流入させても、流路45の水の流速を加速することができる。すなわち、入水口11から入った水の流れに、入水口44から空気が入った瞬間、空気が入った容積分だけは、流路45の水は急速に吐出口12から押し出されるように作用する。したがって、空気ポンプ等で入水口44から流路45に断続的に空気を供給すると、シーズヒータ7の銅パイプ17表面の流速が断続的に速くなり、下流におけるスケール付着を軽減することができるとともに、吐出口12から吐出する流速を断続的に加減できるなどの作用・付加機能等が合わせて得られる。気体の場合は、水に比べて比熱は桁違いに小さいので、シーズヒータ7や水の熱を余分に奪ったりする心配もない。
つまり、流路45へ他流体を流入させて流速を速める構成により、他流体による価値効果を付加すると同時に一石二鳥的に、スケールの付着を軽減することができる。また、他流体を気体とすることにより、熱を奪うことなく水の流速を速めてスケールの付着を軽減することができる。
図13は本発明実施の形態1から4のいずれかの熱交換器を用いた衛生洗浄装置を示す断面図であり、便器51の上に暖房便座52と衛生洗浄装置本体53を設置している。そして、衛生洗浄装置本体53の中に、熱交換器54を備え、熱交換された温水が洗浄ノズル55から噴出して人体56の局部を洗浄するものである。そして、衛生洗浄装置本体の中には主用部品として遮断弁57と流量制御装置58を備えている。その他、制御基板などの部品は、省略する。
このような衛生洗浄装置において、小型でスケールの付着の少ない熱交換器を衛生洗浄装置の本体に内蔵することで、本体の小型化を実現すると共に、熱交換器がスケールで詰まることがなく衛生洗浄装置としての寿命も伸ばすことができ、熱交換器はもとより洗浄動作の安定した衛生洗浄装置とすることができる。
特に、発熱体の外周に流路を設けることで、熱絶縁が流路によって行われるので、熱的な絶縁層を設ける必要がなく小型にすることができ、発熱体の外周を流路で囲うことでケースの外部へ熱をほとんど逃がさない熱交換器を用いたことにより、放熱ロスの少ない省エネルギーで小型の衛生洗浄装置を実現するができる。
以上のように、本発明にかかる衛生洗浄装置用熱交換器は、発熱体の外周に設けた流路に流速変換手段と水還元手段を設置することで、流路の流体流速が加速され、発熱体表面に発生するスケールなどの付着物を軽減することができるとともに、水還元手段で酸化還元電位の低下した水を得ることで付着したスケールを溶解剥離することができ、小型で高効率を実現しかつ長寿命とすることができる。そして、それを用いた衛生洗浄装置は、省エネルギーでかつ小型化が実現でき、長寿命の装置とすることができる。
本発明の実施の形態1における熱交換器の断面図 同熱交換器の断面図 同熱交換器の側面断面図 熱交換器内の流れ分布説明図 熱交換器内の流れ分布説明図 本発明の実施の形態2における熱交換器の断面図 同熱交換器の他の実施例を示す熱交換器の断面図 本発明の実施の形態3における熱交換器の断面図 同熱交換器の他の実施例を示す熱交換器の断面図 同熱交換器の他の実施例を示す熱交換器の断面図 同熱交換器の他の実施例を示す熱交換器の断面図 本発明の実施の形態4における熱交換器の断面図 本発明の実施の形態5における衛生洗浄装置の断面図 従来の熱交換器の断面図
符号の説明
5 水還元手段(マグネシウム合金)
7 発熱体(シーズヒータ)
8 ケース
9 流路
10 流速変換手段(バネ)
11 入水口
12 吐出口
21 流速変換手段(バネ)
23 流路
24、25、26 流速変換手段(バネ)
31 ケース
32 流速変換手段(リブ)
23 流路
34 ケース
35 流速変換手段(リブ)
36 流路
37 ケース
38 流速変換手段(リブ)
39 流路
40 ケース
41 流速変換手段(リブ)
42 流路
43 ケース
44 流速変換手段(リブ)
45 流路
53 衛生洗浄装置

Claims (9)

  1. 発熱体の外周に設けた流路と、前記流路を囲うケースと、少なくとも前記流路の一部に流速を変化させる流速変換手段と水の酸化還元電位を低下させる水還元手段とを備えた衛生洗浄装置用熱交換器。
  2. 水還元手段はマグネシウムないしはマグネシウム合金で構成し、前記マグネシウムないしはマグネシウム合金の水との反応により水の酸化還元電位を低下させる構成とした請求項1記載の衛生洗浄装置用熱交換器。
  3. 流速変換手段は、流速を速くする方向に変化させる構成とした請求項1記載または2記載の衛生洗浄装置用熱交換器。
  4. 流速変換手段は、少なくとも流路の一部を狭くするようにした請求項1から3のいずれか1項記載の衛生洗浄装置用熱交換器。
  5. 流速変換手段は、流路の下流側が狭くなるようにした請求項4記載の衛生洗浄装置用熱交換器。
  6. 流速変換手段は、流路の下流側に向かって流路断面が連続的に狭くなる構成とした請求項4記載の衛生洗浄装置用熱交換器。
  7. 流速変換手段は、流路の下流側に向かって流路断面が断続的に狭くなる構成とした請求項4記載の衛生洗浄装置用熱交換器。
  8. 流速変換手段は、流路の上流から下流方向に複数個の入水口を配置して流速を速める構成とした請求項3記載の衛生洗浄装置用熱交換器。
  9. 流速変換手段は、マグネシウムないしはマグネシウム合金で構成した請求項3から8のいづれか1項記載の衛生洗浄装置用熱交換器。
JP2004155816A 2003-12-10 2004-05-26 熱交換器とそれを用いた衛生洗浄装置 Expired - Fee Related JP4415759B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004155816A JP4415759B2 (ja) 2004-05-26 2004-05-26 熱交換器とそれを用いた衛生洗浄装置
PCT/JP2004/018389 WO2005057090A1 (ja) 2003-12-10 2004-12-09 熱交換器およびそれを備えた洗浄装置
CN 200810095827 CN101266117B (zh) 2003-12-10 2004-12-09 换热器及具有该换热器的清洗装置
US10/596,355 US7920779B2 (en) 2003-12-10 2004-12-09 Heat exchanger and washing apparatus comprising the same
CN200480036062.2A CN1890510B (zh) 2003-12-10 2004-12-09 换热器及具有该换热器的清洗装置
EP20040820268 EP1731849A4 (en) 2003-12-10 2004-12-09 HEAT EXCHANGER AND CLEANING DEVICE THEREFOR
KR1020067013779A KR100765674B1 (ko) 2003-12-10 2004-12-09 열교환기 및 그것을 구비한 세정 장치
US12/899,020 US8180207B2 (en) 2003-12-10 2010-10-06 Heat exchanger

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004155816A JP4415759B2 (ja) 2004-05-26 2004-05-26 熱交換器とそれを用いた衛生洗浄装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005336805A true JP2005336805A (ja) 2005-12-08
JP2005336805A5 JP2005336805A5 (ja) 2007-07-12
JP4415759B2 JP4415759B2 (ja) 2010-02-17

Family

ID=35490673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004155816A Expired - Fee Related JP4415759B2 (ja) 2003-12-10 2004-05-26 熱交換器とそれを用いた衛生洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4415759B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011030530A1 (ja) * 2009-09-08 2011-03-17 パナソニック株式会社 筒型熱交換器
JP2015227773A (ja) * 2015-07-16 2015-12-17 Toto株式会社 熱交換器及び人体洗浄装置
CN114105321A (zh) * 2021-12-22 2022-03-01 浙江倍利低碳能源科技有限公司 一种管道式阻垢器及其阻垢方法
CN116427509A (zh) * 2023-03-22 2023-07-14 龙游喜尔康智家科技有限公司 一种智能坐便器及节能加热方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000329407A (ja) * 1993-04-28 2000-11-30 Toto Ltd 熱交換装置
JP2002147856A (ja) * 2000-11-06 2002-05-22 Toto Ltd 人体洗浄温水装置
JP2003024956A (ja) * 2001-07-17 2003-01-28 Norihiro Okumura アルカリイオン水の製造方法及び水改質器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000329407A (ja) * 1993-04-28 2000-11-30 Toto Ltd 熱交換装置
JP2002147856A (ja) * 2000-11-06 2002-05-22 Toto Ltd 人体洗浄温水装置
JP2003024956A (ja) * 2001-07-17 2003-01-28 Norihiro Okumura アルカリイオン水の製造方法及び水改質器

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011030530A1 (ja) * 2009-09-08 2011-03-17 パナソニック株式会社 筒型熱交換器
JP2011080352A (ja) * 2009-09-08 2011-04-21 Panasonic Corp 筒型熱交換器
JP2015227773A (ja) * 2015-07-16 2015-12-17 Toto株式会社 熱交換器及び人体洗浄装置
CN114105321A (zh) * 2021-12-22 2022-03-01 浙江倍利低碳能源科技有限公司 一种管道式阻垢器及其阻垢方法
CN116427509A (zh) * 2023-03-22 2023-07-14 龙游喜尔康智家科技有限公司 一种智能坐便器及节能加热方法
CN116427509B (zh) * 2023-03-22 2024-04-26 龙游喜尔康智家科技有限公司 一种智能坐便器及节能加热方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4415759B2 (ja) 2010-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4423956B2 (ja) 熱交換器およびそれを備えた衛生洗浄装置
JP2005171580A5 (ja)
JP4411954B2 (ja) 熱交換器とそれを備えた衛生洗浄装置
WO2005057090A1 (ja) 熱交換器およびそれを備えた洗浄装置
KR100963052B1 (ko) 코팅된 나선형 발열선을 이용한 전기 순간온수 발생기엘리먼트
TW200918742A (en) Faucet generator
JP4415759B2 (ja) 熱交換器とそれを用いた衛生洗浄装置
JP2012170849A (ja) 微細気泡生成ノズル
JP2005336805A5 (ja)
JP4423955B2 (ja) 熱交換器とそれを備えた衛生洗浄装置
JP2008275283A (ja) 流体加熱装置およびそれを備えた衛生洗浄装置
JP4293007B2 (ja) 熱交換器とそれを備えた衛生洗浄装置
JP4423992B2 (ja) 熱交換器とそれを備えた衛生洗浄装置
JP2009024703A (ja) 水栓用発電機
CN212299390U (zh) 即热单元及坐便器
JP2007271194A (ja) 熱交換器
JP5423774B2 (ja) 風呂給湯装置
JP6204710B2 (ja) 熱交換器
JP2010210137A (ja) 熱交換器
JP4002195B2 (ja) 流体加熱用ヒータ
US20240011665A1 (en) Instant Heating Unit, Toilet and Instant Heating Method
KR200390203Y1 (ko) 전기히터
JP2009034432A (ja) 熱交換器及び熱交換器の製造方法並びに洗浄装置
JP2000130855A (ja) 給湯器
JP5467614B2 (ja) 瞬間湯沸かし器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070528

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070528

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4415759

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121204

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131204

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees