JP2005333422A - 多地点接続装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 異なるプロトコルを持つ端末を収容する多地点TV会議通信において、異なるプロトコルを持つそれぞれの端末に共通のプロトコルを実装することなく、それぞれの端末からの通話中操作を実現する。
【解決手段】 SIP−MCU接続装置100は、SIPプロトコルを用いるSIP端末と接続するSIP端末終端制御部2と、3G−324Mプロトコルを用いる3G−324M端末と接続し、所定の情報をSIP端末へ送信するよう要求するPB信号を3G−324M端末から入力する3G−324M端末終端部3と、3G−324M端末終端部3の入力したPB信号を検出し、検出したPB信号に基づいて、SIP端末への送信を要求される所定の情報をSIP端末終端制御部2に出力する情報出力部70とを備え、SIP端末終端制御部2は、情報出力部70の出力した所定の情報を入力し、入力した所定の情報をSIPプロトコルを用いてSIP端末に送信する。
【選択図】 図2
【解決手段】 SIP−MCU接続装置100は、SIPプロトコルを用いるSIP端末と接続するSIP端末終端制御部2と、3G−324Mプロトコルを用いる3G−324M端末と接続し、所定の情報をSIP端末へ送信するよう要求するPB信号を3G−324M端末から入力する3G−324M端末終端部3と、3G−324M端末終端部3の入力したPB信号を検出し、検出したPB信号に基づいて、SIP端末への送信を要求される所定の情報をSIP端末終端制御部2に出力する情報出力部70とを備え、SIP端末終端制御部2は、情報出力部70の出力した所定の情報を入力し、入力した所定の情報をSIPプロトコルを用いてSIP端末に送信する。
【選択図】 図2
Description
この発明は、異なるプロトコルを用いる端末を収容し、それぞれの端末から通話中操作を可能とする多地点接続装置に関する。例えば、3G−324M規格に準拠した移動機端末である3G−324M端末あるいは監視カメラ装置と、SIP(Session Initiation Protocol)端末を相互に接続可能な多地点TV(Television)会議制御装置において、SIP端末と3G−324M端末からの通話中操作を可能とするGW(Gate Way)機能を持つMCU(Multi point Control Unit:多地点接続装置)装置に関する。
従来のMCU装置(例えば特許文献1)においては、通話中操作を実施する技術として、通信中の端末からのPB(Push Button)音によるファシリティメッセージを利用している。
従来のMCU装置では、通話中操作を当該通信に参加している端末にて実施していた。そのため、通話中操作を行う端末間において、共通の信号を送受信可能であることが必要があった。従って、異なるプロトコルを用いる端末を収容する会議通信を実施する場合は、端末からの要求による会議中操作(通話中操作)を行う場合、あらたに共通のプロトコルを各端末に実装する必要があった。そのため、サービスの提供範囲が共通のプロトコルを実装した専用端末に限られるという問題があった。
特開2002−16973号公報
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、異なるプロトコルを持つ端末のそれぞれに共通のプロトコルを実装することなく、多地点TV会議通信において、それぞれの端末から通話中操作を可能とすることを目的とする。
この発明の多地点接続装置は、
複数の地点に存在する端末のそれぞれと通信によって接続されることにより端末同士の会話を中継するとともに、端末から要求を受け付けて、受け付けた要求に応答する多地点接続装置において、
第1のプロトコルを用いて通信を行う第1プロトコル端末と接続して第1プロトコルを終端する第1プロトコル終端部と、
第2のプロトコルを用いて通信を行う第2プロトコル端末と接続して第2プロトコルを終端するとともに、所定の情報を前記第1プロトコル端末へ送信するよう要求する第2プロトコル端末要求信号を前記第2プロトコル端末から入力する第2プロトコル終端部と、
前記第2プロトコル終端部の入力した第2プロトコル端末要求信号を検出し、検出した第2プロトコル端末要求信号に基づいて、前記第1プロトコル端末への送信を要求される前記所定の情報を前記第1プロトコル終端部に出力する情報出力部と
を備え、
前記第1プロトコル終端部は、
前記情報出力部の出力した前記所定の情報を入力し、入力した前記所定の情報を第1のプロトコルを用いて前記第1プロトコル端末に送信することを特徴とする。
複数の地点に存在する端末のそれぞれと通信によって接続されることにより端末同士の会話を中継するとともに、端末から要求を受け付けて、受け付けた要求に応答する多地点接続装置において、
第1のプロトコルを用いて通信を行う第1プロトコル端末と接続して第1プロトコルを終端する第1プロトコル終端部と、
第2のプロトコルを用いて通信を行う第2プロトコル端末と接続して第2プロトコルを終端するとともに、所定の情報を前記第1プロトコル端末へ送信するよう要求する第2プロトコル端末要求信号を前記第2プロトコル端末から入力する第2プロトコル終端部と、
前記第2プロトコル終端部の入力した第2プロトコル端末要求信号を検出し、検出した第2プロトコル端末要求信号に基づいて、前記第1プロトコル端末への送信を要求される前記所定の情報を前記第1プロトコル終端部に出力する情報出力部と
を備え、
前記第1プロトコル終端部は、
前記情報出力部の出力した前記所定の情報を入力し、入力した前記所定の情報を第1のプロトコルを用いて前記第1プロトコル端末に送信することを特徴とする。
この発明に係る多地点接続装置は、通話中操作のための信号プロトコルを終端する機能を備えたので、第1のプロトコルを用いる第1プロトコル端末、及び第2のプロトコルを用いる第2プロトコル端末という異なるプロトコルの端末を収容した多地点TV会議システムにおいて、端末に共通するプロトコルを実装することなく、それぞれの端末から、通話中操作を行うことができる。
実施の形態1.
図1〜図5を用いて実施の形態1を説明する。実施の形態1は、3G−324M端末が通話中操作を行う実施形態である。図1は、複数台のSIP端末(第1プロトコル端末の一例)と、複数台の3G−324M端末(第2プロトコル端末の一例)と、SIP−MCU装置100(多地点接続装置の一例)とがネットワークを介して接続している状態を示している。
図1〜図5を用いて実施の形態1を説明する。実施の形態1は、3G−324M端末が通話中操作を行う実施形態である。図1は、複数台のSIP端末(第1プロトコル端末の一例)と、複数台の3G−324M端末(第2プロトコル端末の一例)と、SIP−MCU装置100(多地点接続装置の一例)とがネットワークを介して接続している状態を示している。
SIP−MCU装置100は、複数台のSIP端末と、複数台の3G−324M端末とのそれぞれとの会話を接続する多地点接続装置である。
図2は、実施の形態1に係るSIP−MCU装置100の構成を示す図である。また、図2は、複数台のSIP端末と、複数台の3G−324M端末とを収容し、TV会議を実現するSIP−MCU装置100において、PB信号検出部5と、PB信号を検出した場合にPB信号検出部5が出力するPB信号検出情報32とを元に、TV会議制御部4にてTV会議画面の制御、及び参加者の制御を実施する場合を示している。
図2を参照して、実施の形態1に係るSIP−MCU装置100の構成を説明する。SIP−MCU装置100は、SIP端末終端制御部2(第1プロトコル終端部の一例)、3G−324M端末終端制御部3(第2プロトコル終端部の一例)、TV会議制御部4、PB信号検出部5、TV会議画面制御部6(画像情報保有部の一例)を備えている。
TV会議制御部4、PB信号検出部5、及びTV会議画面制御部6は、所定の情報を出力する情報出力部70を構成している。情報出力部70は、3G−324M端末終端制御部3の入力したPB信号を検出し、検出したPB信号に基づいて、SIP端末への送信を要求される所定の情報をSIP端末終端制御部2に出力する。
SIP端末終端制御部2は、SIP端末とのSIPプロトコルを終端し、SIP端末との呼接続制御を行う。
3G−324M端末終端制御部3は、3G−324M端末とのプロトコルを終端し、3G−324M端末との呼接続制御を行う。
TV会議制御部4は、SIP端末終端制御部2、3G−324M端末終端制御部3、PB信号検出部5等からの制御信号に基づき、TV会議に関する制御、例えば、音声の合成、画面の合成、画面の切換えなどをTV会議画面制御部6に指示する。あるいは、後述の新規参加者追加情報34をSIP端末終端制御部2、あるいは3G−324M端末終端制御部3に出力する。
PB信号検出部5は、3G−324M端末からのPB信号を検出する。
TV会議画面制御部6は、TV会議制御部4からの指示に基づき、SIP端末、あるいは、3G−324M端末へ送出する画像の制御を行う。
次に、3G−324M端末によるTV会議画面の制御の動作について説明する。図3に示すフローチャートを参照して説明する。3G−324M端末20aが通話中操作を行うことにより、TV会議画面の制御を行う場合を説明する。
(1)SIP−MCU装置100において、複数台のSIP端末と、複数台の3G−324M端末にて多地点TV会議を実施中である。
(2)多地点TV会議を実施中において,1台の3G−324M端末20aから、特定のPB信号(第2プロトコル端末要求信号の一例)を送信する(S11)。このPB信号は、画像制御を要求する信号である。
(3)SIP−MCU装置100は、PB信号検出部5によりPB信号を検出する。PB信号を検出した場合には、PB信号検出部5はPB信号の種類に応じたPB信号検出情報32を、TV会議制御部4に出力する(S12)。「PB信号の種類に応じた」とは次のような意味である。すなわち、PB信号は種類に応じて異なる要求が対応付けされている。例えば、3G−324M端末は操作キーを備えており、「数字の1」を押した場合に送信されるPB信号は、画面の表示モードを変更する要求であり、「数字の2」を押した場合に送信されるPB信号は、TV会議メンバーの追加を要求するというように対応付けされている。従って、PB信号が、画面の表示モードの変更要求であれば、PB信号検出情報32は画面の表示モードの変更要求の情報である。
(4)TV会議制御部4は、受信したPB信号検出情報32の種類に応じて、画面制御変更情報33をTV会議画面制御部6に送信する(S13)。
(5)TV会議画面制御部6は、受信した画面制御変更情報33に応じて、複数台のSIP端末と複数台の3G−324M端末に出力する画像(所定の画像情報の一例)を選択し、選択した画像をSIP端末終端制御部2、3G−324M端末終端制御部3に送信する(S14)。SIP端末終端制御部2は、SIPプロトコルを用いて画像をSIP端末へ送信する。3G−324M端末終端制御部3は3G−324Mプロトコルを用いて画像を3G−324M端末へ送信する。
(1)SIP−MCU装置100において、複数台のSIP端末と、複数台の3G−324M端末にて多地点TV会議を実施中である。
(2)多地点TV会議を実施中において,1台の3G−324M端末20aから、特定のPB信号(第2プロトコル端末要求信号の一例)を送信する(S11)。このPB信号は、画像制御を要求する信号である。
(3)SIP−MCU装置100は、PB信号検出部5によりPB信号を検出する。PB信号を検出した場合には、PB信号検出部5はPB信号の種類に応じたPB信号検出情報32を、TV会議制御部4に出力する(S12)。「PB信号の種類に応じた」とは次のような意味である。すなわち、PB信号は種類に応じて異なる要求が対応付けされている。例えば、3G−324M端末は操作キーを備えており、「数字の1」を押した場合に送信されるPB信号は、画面の表示モードを変更する要求であり、「数字の2」を押した場合に送信されるPB信号は、TV会議メンバーの追加を要求するというように対応付けされている。従って、PB信号が、画面の表示モードの変更要求であれば、PB信号検出情報32は画面の表示モードの変更要求の情報である。
(4)TV会議制御部4は、受信したPB信号検出情報32の種類に応じて、画面制御変更情報33をTV会議画面制御部6に送信する(S13)。
(5)TV会議画面制御部6は、受信した画面制御変更情報33に応じて、複数台のSIP端末と複数台の3G−324M端末に出力する画像(所定の画像情報の一例)を選択し、選択した画像をSIP端末終端制御部2、3G−324M端末終端制御部3に送信する(S14)。SIP端末終端制御部2は、SIPプロトコルを用いて画像をSIP端末へ送信する。3G−324M端末終端制御部3は3G−324Mプロトコルを用いて画像を3G−324M端末へ送信する。
次に、新規参加者を追加する場合の動作について説明する。図4のフローチャートを参照して説明する。この場合は、TV会議に参加している3G−324M端末20aが、TV会議に参加していないSIP端末11(不参加第1プロトコル端末の一例)を呼び出す場合を説明する。
(1)SIP−MCU装置100において、複数台のSIP端末と、複数台の3G−324M端末にて多地点TV会議を実施中である。ここで、SIP端末11はTV会議に参加していないが、参加可能な状態である。
(2)多地点TV会議を実施中において、3G−324M端末20aから、特定のPB信号(第2プロトコル端末要求信号の一例)を送信する(S21)。この場合、PB信号は、SIP端末11の呼び出しを要求する信号である。
(3)SIP−MCU装置100は、PB信号検出部5にてPB信号を検出する。PB信号検出部5は、検出したPB信号の種類に応じた、PB信号検出情報32をTV会議制御部4に出力する(S22)。
(4)TV会議制御部4は、受信したPB信号検出情報32の種類に応じて、新規参加者追加情報34(参加要求情報の一例)をSIP端末終端制御部2に送信する(S23)。ここで、新規参加者追加情報34は、TV会議に参加していないSIP端末11を呼び出す内容の情報である。
(5)SIP端末終端制御部2は、受信した新規参加者追加情報34に応じて、TV会議実施中にSIP端末11を呼び出す(S24)。
(1)SIP−MCU装置100において、複数台のSIP端末と、複数台の3G−324M端末にて多地点TV会議を実施中である。ここで、SIP端末11はTV会議に参加していないが、参加可能な状態である。
(2)多地点TV会議を実施中において、3G−324M端末20aから、特定のPB信号(第2プロトコル端末要求信号の一例)を送信する(S21)。この場合、PB信号は、SIP端末11の呼び出しを要求する信号である。
(3)SIP−MCU装置100は、PB信号検出部5にてPB信号を検出する。PB信号検出部5は、検出したPB信号の種類に応じた、PB信号検出情報32をTV会議制御部4に出力する(S22)。
(4)TV会議制御部4は、受信したPB信号検出情報32の種類に応じて、新規参加者追加情報34(参加要求情報の一例)をSIP端末終端制御部2に送信する(S23)。ここで、新規参加者追加情報34は、TV会議に参加していないSIP端末11を呼び出す内容の情報である。
(5)SIP端末終端制御部2は、受信した新規参加者追加情報34に応じて、TV会議実施中にSIP端末11を呼び出す(S24)。
次に、図5のフローチャートを参照して、TV会議に参加している3G−324M端末20aが、TV会議に参加していない3G−324M端末21を呼び出す場合を説明する。
(1)SIP−MCU装置100において、複数台のSIP端末と、複数台の3G−324M端末にて多地点TV会議を実施中である。ここで、3G−324M端末21はTV会議に参加していないが、参加可能な状態である。
(2)多地点TV会議を実施中において、3G−324M端末20aから、特定のPB信号を送信する(S31)。この場合、PB信号は、3G−324M端末21の呼び出しを要求する信号である。
(3)SIP−MCU装置100は、PB信号検出部5にてPB信号を検出する。PB信号検出部5は、検出したPB信号の種類に応じた、PB信号検出情報32をTV会議制御部4に出力する(S32)。
(4)TV会議制御部4は、受信したPB信号検出情報32の種類に応じて、新規参加者追加情報34を3G−324M端末終端制御部3に送信する(S33)。ここで、新規参加者追加情報34は、TV会議に参加していない3G−324M端末21を呼び出す内容の情報である。
(5)3G−324M端末終端制御部3は、受信した新規参加者追加情報34に応じて、TV会議実施中に3G−324M端末21を呼び出す(S34)。
(1)SIP−MCU装置100において、複数台のSIP端末と、複数台の3G−324M端末にて多地点TV会議を実施中である。ここで、3G−324M端末21はTV会議に参加していないが、参加可能な状態である。
(2)多地点TV会議を実施中において、3G−324M端末20aから、特定のPB信号を送信する(S31)。この場合、PB信号は、3G−324M端末21の呼び出しを要求する信号である。
(3)SIP−MCU装置100は、PB信号検出部5にてPB信号を検出する。PB信号検出部5は、検出したPB信号の種類に応じた、PB信号検出情報32をTV会議制御部4に出力する(S32)。
(4)TV会議制御部4は、受信したPB信号検出情報32の種類に応じて、新規参加者追加情報34を3G−324M端末終端制御部3に送信する(S33)。ここで、新規参加者追加情報34は、TV会議に参加していない3G−324M端末21を呼び出す内容の情報である。
(5)3G−324M端末終端制御部3は、受信した新規参加者追加情報34に応じて、TV会議実施中に3G−324M端末21を呼び出す(S34)。
実施の形態1に係るSIP−MCU装置100は、SIP端末終端制御部、3G−324M端末終端制御部及び情報出力部を備えたので、SIP端末とは異なるプロトコルを用いる3G−324M端末からPB信号を送信して、通話中操作を行うことができる。
実施の形態1に係るSIP−MCU装置100は、3G−324M端末終端制御部が3G−324M端末から受信したPB信号に基づいてTV会議画面制御部を制御するので、異なるプロトコルを用いるSIP端末を接続した状態であっても、3G−324M端末から会話中に画面制御を行うことができる。
実施の形態1に係るSIP−MCU装置100は、3G−324M端末終端制御部が3G−324M端末から受信したPB信号に基づいて会議に参加していないSIP端末に呼び出し情報を送信するので、異なるプロトコルを用いるSIP端末を接続した状態であっても、3G−324M端末から会議に参加していないSIP端末を呼び出すことができる。
実施の形態1に係るSIP−MCU装置100は、3G−324M端末終端制御部がPB信号を終端するので、3G−324M端末がSIP端末と異なるプロトコルであっても、PB信号により通話中操作を行うことができる。
実施の形態2.
次に、図6〜図9を用いて実施の形態2を説明する。実施の形態2は、SIP端末が通話中操作を行う実施形態である。実施の形態2に係るSIP−MCU装置200はサーバ部80を備えており、SIP端末は、サーバ部80を介して通話中操作を行うことを特徴とする。
次に、図6〜図9を用いて実施の形態2を説明する。実施の形態2は、SIP端末が通話中操作を行う実施形態である。実施の形態2に係るSIP−MCU装置200はサーバ部80を備えており、SIP端末は、サーバ部80を介して通話中操作を行うことを特徴とする。
図6は、実施の形態2に係るSIP−MCU装置200の構成を示す図である。また、図6は、複数台のSIP端末と、複数台の3G−324M端末を収容し、TV会議を実現するSIP−MCU装置200において、メールサーバ部40にて検出した受信メール信号42、あるいはWebサーバ部41にて検出した受信Web信号43を元に出力される受信メール・Web種類信号44を元に、TV会議制御部4にてTV会議画面の制御、あるいは参加者の制御を実施する場合を示している。
図6を用いてSIP−MCU装置200の構成を説明する。SIP−MCU装置200は、図2のSIP−MCU装置100に対して、サーバ部80を追加した構成である。サーバ部80は、電子メールを受信するメールサーバ部40と、Webアクセスを受け付けるWebサーバ部41とから構成されている。
次に、SIP端末によるTV会議画面の制御の動作について説明する。図7に示すフローチャートを参照して説明する。SIP端末10aが通話中操作を行うことにより、TV会議画面の制御を行う場合を説明する。
(1)SIP−MCU装置200において、複数台のSIP端末と複数台の3G−324M端末にて多地点TV会議を実施中である。
(2)多地点TV会議を実施中において、SIP端末10aからSIP−MCU装置200に対して、特定のメール送信(ネットワーク要求信号の一例)、あるいはWebアクセス(ネットワーク要求信号の一例)を実施する(S41)。ここで、メール送信あるいはWebアクセスは、TV会議画面の制御を求めるものである。
(3)SIP−MCU装置200は、ネットワーク(図示していない)を介してSIP端末10aによるメール送信、あるいはWebアクセスをSIP端末終端制御部2から入力する。SIP端末終端制御部2は、メール、あるいはWebアクセスを入力し、SIPプロトコルを終端し、受信メール信号42(ネットワーク要求信号の一例)をメールサーバ部40に出力し、あるいは受信Web信号43(ネットワーク要求信号の一例)をWebサーバ部41に出力する。SIP−MCU装置200は、メールサーバ部40にて検出した受信メール信号42、あるいはWebサーバ部41にて検出した受信Web信号43に応じた受信メール・Web種類信号44(対応情報の一例)をTV会議制御部4に出力する(S42)。ここで、受信メール・Web種類信号44は、TV会議画面の制御を求める信号である。
(4)TV会議制御部4は、受信メール・Web種類信号44の種類に応じて、画面制御変更情報33をTV会議画面制御部6に送信する(S43)。
(5)TV会議画面制御部6では、受信した画面制御変更情報33に応じて、複数台のSIP端末10a,10b等と複数台の3G−324M端末20a,20b等に出力する画像(所定の画像情報の一例)を選択し、選択した画像をSIP端末終端制御部2、3G−324M端末終端制御部3に送信する(S44)。SIP端末終端制御部2は、SIPプロトコルを用いて画像をSIP端末10a,10b等へ送信する。3G−324M端末終端制御部3は3G−324Mプロトコルを用いて画像を3G−324M端末20a,20b等へ送信する。
(1)SIP−MCU装置200において、複数台のSIP端末と複数台の3G−324M端末にて多地点TV会議を実施中である。
(2)多地点TV会議を実施中において、SIP端末10aからSIP−MCU装置200に対して、特定のメール送信(ネットワーク要求信号の一例)、あるいはWebアクセス(ネットワーク要求信号の一例)を実施する(S41)。ここで、メール送信あるいはWebアクセスは、TV会議画面の制御を求めるものである。
(3)SIP−MCU装置200は、ネットワーク(図示していない)を介してSIP端末10aによるメール送信、あるいはWebアクセスをSIP端末終端制御部2から入力する。SIP端末終端制御部2は、メール、あるいはWebアクセスを入力し、SIPプロトコルを終端し、受信メール信号42(ネットワーク要求信号の一例)をメールサーバ部40に出力し、あるいは受信Web信号43(ネットワーク要求信号の一例)をWebサーバ部41に出力する。SIP−MCU装置200は、メールサーバ部40にて検出した受信メール信号42、あるいはWebサーバ部41にて検出した受信Web信号43に応じた受信メール・Web種類信号44(対応情報の一例)をTV会議制御部4に出力する(S42)。ここで、受信メール・Web種類信号44は、TV会議画面の制御を求める信号である。
(4)TV会議制御部4は、受信メール・Web種類信号44の種類に応じて、画面制御変更情報33をTV会議画面制御部6に送信する(S43)。
(5)TV会議画面制御部6では、受信した画面制御変更情報33に応じて、複数台のSIP端末10a,10b等と複数台の3G−324M端末20a,20b等に出力する画像(所定の画像情報の一例)を選択し、選択した画像をSIP端末終端制御部2、3G−324M端末終端制御部3に送信する(S44)。SIP端末終端制御部2は、SIPプロトコルを用いて画像をSIP端末10a,10b等へ送信する。3G−324M端末終端制御部3は3G−324Mプロトコルを用いて画像を3G−324M端末20a,20b等へ送信する。
次に、新規参加者を追加する場合の動作について説明する。図8のフローチャートを参照して説明する。この場合は、TV会議に参加しているSIP端末10aが、TV会議に参加していない3G−324M端末21(不参加第2プロトコル端末の一例)を呼び出す場合を説明する。
(1)SIP−MCU装置200において、複数台のSIP端末と複数台の3G−324M端末にて多地点TV会議を実施中である。3G−324M端末21はTV会議に参加していないが、参加可能な状態である。
(2)多地点TV会議を実施中において、SIP端末10aからSIP−MCU装置200に対して、特定のメール送信(ネットワーク要求信号の一例)、あるいはWebアクセス(ネットワーク要求信号の一例)を実施する(S51)。この場合、メール、あるいはWebアクセスの内容は、3G−324M端末21の呼び出しを求める信号である。
(3)SIP−MCU装置200は、ネットワーク(図示していない)を介してSIP端末10aによるメール送信、あるいはWebアクセスをSIP端末終端制御部2から入力する。SIP端末終端制御部2は、メール、あるいはWebアクセスを入力し、SIPプロトコルを終端し、受信メール信号42(ネットワーク要求信号の一例)をメールサーバ部40に出力し、あるいは受信Web信号43(ネットワーク要求信号の一例)をWebサーバ部41に出力する。SIP−MCU装置200は、メールサーバ部40にて検出した受信メール信号42、あるいはWebサーバ部41にて検出した受信Web信号43に応じた受信メール・Web種類信号44(対応情報の一例)をTV会議制御部4に出力する(S52)。
(4)TV会議制御部4は、受信メール・Web種類信号44の種類に応じて、新規参加者追加情報34(参加要求情報の一例)を3G−324M端末終端制御部3に送信する(S53)。ここで、新規参加者追加情報34は、TV会議に参加していない3G−324M端末21を呼び出す内容の情報である。
(5)3G−324M端末終端制御部3は、受信した新規参加者追加情報34に応じて、TV会議実施中に3G−324M端末21を呼び出す(S54)。
(1)SIP−MCU装置200において、複数台のSIP端末と複数台の3G−324M端末にて多地点TV会議を実施中である。3G−324M端末21はTV会議に参加していないが、参加可能な状態である。
(2)多地点TV会議を実施中において、SIP端末10aからSIP−MCU装置200に対して、特定のメール送信(ネットワーク要求信号の一例)、あるいはWebアクセス(ネットワーク要求信号の一例)を実施する(S51)。この場合、メール、あるいはWebアクセスの内容は、3G−324M端末21の呼び出しを求める信号である。
(3)SIP−MCU装置200は、ネットワーク(図示していない)を介してSIP端末10aによるメール送信、あるいはWebアクセスをSIP端末終端制御部2から入力する。SIP端末終端制御部2は、メール、あるいはWebアクセスを入力し、SIPプロトコルを終端し、受信メール信号42(ネットワーク要求信号の一例)をメールサーバ部40に出力し、あるいは受信Web信号43(ネットワーク要求信号の一例)をWebサーバ部41に出力する。SIP−MCU装置200は、メールサーバ部40にて検出した受信メール信号42、あるいはWebサーバ部41にて検出した受信Web信号43に応じた受信メール・Web種類信号44(対応情報の一例)をTV会議制御部4に出力する(S52)。
(4)TV会議制御部4は、受信メール・Web種類信号44の種類に応じて、新規参加者追加情報34(参加要求情報の一例)を3G−324M端末終端制御部3に送信する(S53)。ここで、新規参加者追加情報34は、TV会議に参加していない3G−324M端末21を呼び出す内容の情報である。
(5)3G−324M端末終端制御部3は、受信した新規参加者追加情報34に応じて、TV会議実施中に3G−324M端末21を呼び出す(S54)。
次に、図9のフローチャートを参照して、TV会議に参加しているSIP端末10aが、TV会議に参加していないSIP端末11を呼び出す場合を説明する。
(1)SIP−MCU装置200において、複数台のSIP端末と複数台の3G−324M端末にて多地点TV会議を実施中である。SIP端末11はTV会議に参加していないが、参加可能な状態である。
(2)多地点TV会議を実施中において、SIP端末10aからSIP−MCU装置200に対して、特定のメール送信あるいはWebアクセスを実施する(S61)。この場合、メール、あるいはWebアクセスの内容は、SIP端末11の呼び出しを求める信号である。
(3)SIP−MCU装置200は、ネットワーク(図示していない)を介してSIP端末10aによるメール送信、あるいはWebアクセスをSIP端末終端制御部2から入力する。SIP端末終端制御部2は、メール、あるいはWebアクセスを入力し、SIPプロトコルを終端し、受信メール信号42をメールサーバ部40に出力し、あるいは受信Web信号43をWebサーバ部41に出力する。SIP−MCU装置200は、メールサーバ部40にて検出した受信メール信号42、あるいはWebサーバ部41にて検出した受信Web信号43に応じた受信メール・Web種類信号44をTV会議制御部4に出力する(S62)。
(4)TV会議制御部4は、受信メール・Web種類信号44の種類に応じて、新規参加者追加情報34をSIP端末終端制御部2に送信する(S63)。ここで、新規参加者追加情報34は、TV会議に参加していないSIP端末11を呼び出す内容の情報である。
(5)SIP端末終端制御部2は、受信した新規参加者追加情報34に応じて、TV会議実施中にSIP端末11を呼び出す(S64)。
(1)SIP−MCU装置200において、複数台のSIP端末と複数台の3G−324M端末にて多地点TV会議を実施中である。SIP端末11はTV会議に参加していないが、参加可能な状態である。
(2)多地点TV会議を実施中において、SIP端末10aからSIP−MCU装置200に対して、特定のメール送信あるいはWebアクセスを実施する(S61)。この場合、メール、あるいはWebアクセスの内容は、SIP端末11の呼び出しを求める信号である。
(3)SIP−MCU装置200は、ネットワーク(図示していない)を介してSIP端末10aによるメール送信、あるいはWebアクセスをSIP端末終端制御部2から入力する。SIP端末終端制御部2は、メール、あるいはWebアクセスを入力し、SIPプロトコルを終端し、受信メール信号42をメールサーバ部40に出力し、あるいは受信Web信号43をWebサーバ部41に出力する。SIP−MCU装置200は、メールサーバ部40にて検出した受信メール信号42、あるいはWebサーバ部41にて検出した受信Web信号43に応じた受信メール・Web種類信号44をTV会議制御部4に出力する(S62)。
(4)TV会議制御部4は、受信メール・Web種類信号44の種類に応じて、新規参加者追加情報34をSIP端末終端制御部2に送信する(S63)。ここで、新規参加者追加情報34は、TV会議に参加していないSIP端末11を呼び出す内容の情報である。
(5)SIP端末終端制御部2は、受信した新規参加者追加情報34に応じて、TV会議実施中にSIP端末11を呼び出す(S64)。
実施の形態2に係るSIP−MCU装置200はSIP端末終端制御部、及びサーバ部80を備えたので、SIP端末とは異なるプロトコルを用いる3G−324M端末を収容した会話においても、SIP端末から通話中操作を行うことができる。
実施の形態2に係るSIP−MCU装置200は、SIP端末終端制御部がSIP端末から受信したメール、あるいはWebアクセスに基づいてTV会議画面制御部を制御するので、SIP端末とは異なるプロトコルを用いる3G−324M端末を収容した会話においても、会話中にSIP端末から画面制御を行うことができる。
実施の形態2に係るSIP−MCU装置200は、SIP端末終端制御部がSIP端末から受信した電子メール、あるいはWeb信号に基づいて、会議に参加していない3G−324M端末に呼び出し情報を送信するので、SIP端末とは異なるプロトコルを用いる3G−324M端末を収容した会話においても、SIP端末により会議に参加していない3G−324M端末を呼び出すことができる。
実施の形態3.
次に、図10を用いて実施の形態3を説明する。実施の形態3は、SIP−MCU装置300において、3G−324M端末が所定の電子メールの配信を要求する内容のPB信号を発信する実施形態である。そのPB信号に基づいて、TV会議制御部4は、あらかじめメールデータベース部50に格納している所定の電子メールを、所定のSIP端末、あるいは所定の3G−324M端末に対して送信する。メールデータベース部50は、サーバ部80が備える。
次に、図10を用いて実施の形態3を説明する。実施の形態3は、SIP−MCU装置300において、3G−324M端末が所定の電子メールの配信を要求する内容のPB信号を発信する実施形態である。そのPB信号に基づいて、TV会議制御部4は、あらかじめメールデータベース部50に格納している所定の電子メールを、所定のSIP端末、あるいは所定の3G−324M端末に対して送信する。メールデータベース部50は、サーバ部80が備える。
図10は、実施の形態3に係るSIP−MCU装置300の構成を示す図である。SIP−MCU装置300は、図6に示したSIP−MCU装置200に対して、さらに、受信した電子メールを格納するメールデータベース部50を備えた構成である。
メールサーバ部40はネットワーク(図示していない)と接続している。メールサーバ部40は、ネットワークを介して電子メールを受信し、受信した電子メールをメールデータベース部50に格納し、管理する。
次に、動作について説明する。
(1)SIP−MCU装置300において、複数台のSIP端末と、複数台の3G−324M端末にて多地点TV会議を実施中である。
(2)多地点TV会議を実施中において,1台の3G−324M端末20aから、特定のPB信号(第2プロトコル端末要求信号の一例)を3G−324M端末終端制御部3に送信する。この場合のPB信号は、メールデータベース部50に格納されている「所定の電子メール」を、TV会議に参加している他のSIP端末、及び3G−324M端末に送信するよう要求する信号である。
(3)SIP−MCU装置300は、PB信号検出部5によりPB信号を検出する。PB信号を検出した場合には、PB信号の種類に応じた、PB信号検出情報32をTV会議制御部4に出力する。この場合のPB信号検出情報32は、メールデータベース部50に格納されている「所定の電子メール」を、TV会議に参加している他のSIP端末、及び3G−324M端末に送信するよう要求する情報である。
(4)TV会議制御部4は、受信したPB信号検出情報32に従って、メールデータベース部50の格納する電子メールから「所定の電子メール」を検索する。そして、検索した「所定の電子メール」をSIP端末終端制御部2に出力し、SIP端末終端制御部2を介して会議に参加しているSIP端末に送信する。同様に、検索した「所定の電子メール」を3G−324M端末終端制御部3に出力し、3G−324M端末終端制御部3を介して会議に参加している3G−324M端末に送信する。
(1)SIP−MCU装置300において、複数台のSIP端末と、複数台の3G−324M端末にて多地点TV会議を実施中である。
(2)多地点TV会議を実施中において,1台の3G−324M端末20aから、特定のPB信号(第2プロトコル端末要求信号の一例)を3G−324M端末終端制御部3に送信する。この場合のPB信号は、メールデータベース部50に格納されている「所定の電子メール」を、TV会議に参加している他のSIP端末、及び3G−324M端末に送信するよう要求する信号である。
(3)SIP−MCU装置300は、PB信号検出部5によりPB信号を検出する。PB信号を検出した場合には、PB信号の種類に応じた、PB信号検出情報32をTV会議制御部4に出力する。この場合のPB信号検出情報32は、メールデータベース部50に格納されている「所定の電子メール」を、TV会議に参加している他のSIP端末、及び3G−324M端末に送信するよう要求する情報である。
(4)TV会議制御部4は、受信したPB信号検出情報32に従って、メールデータベース部50の格納する電子メールから「所定の電子メール」を検索する。そして、検索した「所定の電子メール」をSIP端末終端制御部2に出力し、SIP端末終端制御部2を介して会議に参加しているSIP端末に送信する。同様に、検索した「所定の電子メール」を3G−324M端末終端制御部3に出力し、3G−324M端末終端制御部3を介して会議に参加している3G−324M端末に送信する。
実施の形態3に係るSIP−MCU装置300はメールデータベース部を備えたので、3G−324M端末の送信するPB信号により、3G−324M端末とは異なるプロトコルを用いるSIP端末を収容した会話においても、3G−324M端末と異なるプロトコルを用いるSIP端末に対して、所定の電子メールを送信することができる。
実施の形態4.
次に、図11、図12を用いて実施の形態4を説明する。実施の形態4は、SIP端末から、カメラを備えた3G−324M監視端末の前記カメラを制御する実施形態である。すなわち、複数台のSIP端末と、PB信号により外部カメラを制御可能な複数台の3G−324M監視端末25a〜25cを収容し、多地点監視システムを実現するSIP−MCU装置400において、メールサーバ部40にて検出した受信メール信号42、あるいはWebサーバ部41にて検出した受信Web信号43を元に受信メール・Web種類信号44をTV会議制御部4に出力し、TV会議制御部4が3G−324M監視端末25a〜25cのカメラを制御するカメラ制御情報を出力する実施形態である。
次に、図11、図12を用いて実施の形態4を説明する。実施の形態4は、SIP端末から、カメラを備えた3G−324M監視端末の前記カメラを制御する実施形態である。すなわち、複数台のSIP端末と、PB信号により外部カメラを制御可能な複数台の3G−324M監視端末25a〜25cを収容し、多地点監視システムを実現するSIP−MCU装置400において、メールサーバ部40にて検出した受信メール信号42、あるいはWebサーバ部41にて検出した受信Web信号43を元に受信メール・Web種類信号44をTV会議制御部4に出力し、TV会議制御部4が3G−324M監視端末25a〜25cのカメラを制御するカメラ制御情報を出力する実施形態である。
図11は、実施の形態4に係るSIP−MCU装置400の構成を示す図である。SIP−MCU装置400は、図6に示したSIP−MCU装置200に対して、PB信号検出部5をPB信号発生部61に置き換えた構成である。PB信号発生部61は、TV会議制御部4から出力されるPB信号生成制御信号60に従って、外部カメラ26a〜26cを制御するカメラ制御情報を出力する。以下、動作を説明する。
次に、動作について説明する。
(1)SIP−MCU装置400において、複数台のSIP端末と、PB信号により外部カメラ26a〜26cを制御可能な、複数台の3G−324M監視端末25a〜25cとを収容し、多地点監視サービスを提供中である。
(2)1台のSIP端末10aよりSIP−MCU装置400に対して、特定のメール送信(ネットワーク要求信号の一例)あるいはWebアクセス(ネットワーク要求信号の一例)を実施する(S71)。この場合、メール、あるいはWebアクセスの内容は、所定の外部カメラ(任意の台数のカメラを制御することができる)を制御する情報である。この場合、例えば、3G−324M監視端末25aの備える外部カメラ26aを制御する情報とする。
(3)SIP−MCU装置400は、ネットワーク(図示していない)を介してSIP端末10aによるメール送信、あるいはWebアクセスをSIP端末終端制御部2から入力する。SIP端末終端制御部2は、メール、あるいはWebアクセスを入力し、SIPプロトコルを終端し、受信メール信号42(ネットワーク要求信号の一例)をメールサーバ部40に出力し、あるいは受信Web信号43(ネットワーク要求信号の一例)をWebサーバ部41に出力する。SIP−MCU装置400は、メールサーバ部40にて検出した受信メール信号42、あるいはWebサーバ部41にて検出した受信Web信号43に応じて、受信メール・Web種類信号44(対応情報の一例)をTV会議制御部4に出力する(S72)。
(4)TV会議制御部4は、受信メール・Web種類信号44の種類に応じて、PB信号発生部61にPB信号生成制御信号60を送信する(S73)。
(5)PB信号発生部61では、受信したPB信号生成制御信号60に応じて、特定のPB信号(カメラ制御情報の一例)を発生する。この場合、特定のPB信号とは、外部カメラ26aを制御する内容の信号である。PB信号発生部61は、3G−324M端末終端制御部3を介して、PB信号を外部カメラを制御可能な機能を持つ3G−324M監視端末25aに出力する。3G−324M監視端末25aは入力したPB信号に基づいて、外部カメラ26aを制御する(S74)。
(1)SIP−MCU装置400において、複数台のSIP端末と、PB信号により外部カメラ26a〜26cを制御可能な、複数台の3G−324M監視端末25a〜25cとを収容し、多地点監視サービスを提供中である。
(2)1台のSIP端末10aよりSIP−MCU装置400に対して、特定のメール送信(ネットワーク要求信号の一例)あるいはWebアクセス(ネットワーク要求信号の一例)を実施する(S71)。この場合、メール、あるいはWebアクセスの内容は、所定の外部カメラ(任意の台数のカメラを制御することができる)を制御する情報である。この場合、例えば、3G−324M監視端末25aの備える外部カメラ26aを制御する情報とする。
(3)SIP−MCU装置400は、ネットワーク(図示していない)を介してSIP端末10aによるメール送信、あるいはWebアクセスをSIP端末終端制御部2から入力する。SIP端末終端制御部2は、メール、あるいはWebアクセスを入力し、SIPプロトコルを終端し、受信メール信号42(ネットワーク要求信号の一例)をメールサーバ部40に出力し、あるいは受信Web信号43(ネットワーク要求信号の一例)をWebサーバ部41に出力する。SIP−MCU装置400は、メールサーバ部40にて検出した受信メール信号42、あるいはWebサーバ部41にて検出した受信Web信号43に応じて、受信メール・Web種類信号44(対応情報の一例)をTV会議制御部4に出力する(S72)。
(4)TV会議制御部4は、受信メール・Web種類信号44の種類に応じて、PB信号発生部61にPB信号生成制御信号60を送信する(S73)。
(5)PB信号発生部61では、受信したPB信号生成制御信号60に応じて、特定のPB信号(カメラ制御情報の一例)を発生する。この場合、特定のPB信号とは、外部カメラ26aを制御する内容の信号である。PB信号発生部61は、3G−324M端末終端制御部3を介して、PB信号を外部カメラを制御可能な機能を持つ3G−324M監視端末25aに出力する。3G−324M監視端末25aは入力したPB信号に基づいて、外部カメラ26aを制御する(S74)。
なお、上記の説明では外部カメラとしているが、3G−324M監視端末の内部にカメラを備えた構成でも構わない。
実施の形態4に係るSIP−MCU装置400は、PB信号発生部を備えたので、3G−324M監視端末の備える外部カメラを、3G−324M監視端末とは異なるプロトコルを用いるSIP端末から制御することができる。
2 SIP端末終端制御部、3 3G−324M端末終端制御部、4 TV会議制御部、5 PB信号検出部、6 TV会議画面制御部、10a,10b,11 SIP端末、20a,20b,21 3G−324M端末、25a,25b,25c 3G−324M監視端末、26a,26b,26c 外部カメラ、30 AV信号データ、31 AV信号データ、32 PB信号検出情報、33 画面制御変更情報、34 新規参加者追加情報、40 メールサーバ部、41 Webサーバ部、42 受信メール信号、43 受信Web信号、44 受信メール・Web種類信号、50 メールデータベース部、60 PB信号生成制御信号、61 PB信号発生部、70 情報出力部、80 サーバ部、100,200,300,400 SIP−MCU装置。
Claims (9)
- 複数の地点に存在する端末のそれぞれと通信によって接続されることにより端末同士の会話を中継するとともに、端末から要求を受け付けて、受け付けた要求に応答する多地点接続装置において、
第1のプロトコルを用いて通信を行う第1プロトコル端末と接続して第1プロトコルを終端する第1プロトコル終端部と、
第2のプロトコルを用いて通信を行う第2プロトコル端末と接続して第2プロトコルを終端するとともに、所定の情報を前記第1プロトコル端末へ送信するよう要求する第2プロトコル端末要求信号を前記第2プロトコル端末から入力する第2プロトコル終端部と、
前記第2プロトコル終端部の入力した第2プロトコル端末要求信号を検出し、検出した第2プロトコル端末要求信号に基づいて、前記第1プロトコル端末への送信を要求される前記所定の情報を前記第1プロトコル終端部に出力する情報出力部と
を備え、
前記第1プロトコル終端部は、
前記情報出力部の出力した前記所定の情報を入力し、入力した前記所定の情報を第1のプロトコルを用いて前記第1プロトコル端末に送信することを特徴とする多地点接続装置。 - 前記第1プロトコル端末と前記第2プロトコル端末とは、
会話の場合に画像情報を送信し、
前記情報出力部は、
前記第1プロトコル端末と前記第2プロトコル端末とから送信されるそれぞれの画像情報を保有する画像情報保有部を備え、
前記第2プロトコル終端部は、
前記画像情報保有部の保有する画像情報のうち所定の画像情報を前記所定の情報として前記第1プロトコル端末へ送信するよう要求する第2プロトコル端末要求信号を前記第2プロトコル端末から入力し、
前記情報出力部は、
前記画像情報保有部から前記所定の画像情報を前記第1プロトコル終端部に出力し、
前記第1プロトコル終端部は、
前記画像情報保有部の出力した前記所定の画像情報を入力し、入力した前記所定の画像情報を、第1のプロトコルを用いて前記第1プロトコル端末に送信することを特徴とする請求項1記載の多地点接続装置。 - 前記第1プロトコル終端部は、
会話に参加していない第1プロトコル端末を示す不参加第1プロトコル端末を接続し、
前記第2プロトコル終端部は、
前記不参加第1プロトコル端末に対して会話への参加を求める参加要求情報を前記所定の情報として前記不参加第1プロトコル端末へ送信するよう要求する第2プロトコル端末要求信号を前記第2プロトコル端末から入力し、
前記情報出力部は、
参加要求情報を前記第1プロトコル終端部に出力し、
前記第1プロトコル終端部は、
前記情報出力部の出力した参加要求情報を入力し、入力した参加要求情報を、第1のプロトコルを用いて参加が要求された前記不参加第1プロトコル端末に送信することを特徴とする請求項1記載の多地点接続装置。 - 前記第2プロトコル終端部は、
第2プロトコル端末要求信号をプッシュボタン信号として前記第2プロトコル端末から入力することを特徴とする請求項1または2または3記載の多地点接続装置。 - 複数の地点に存在する端末のそれぞれと通信によって接続されることにより端末同士の会話を中継するとともに、端末から要求を受け付けて、受け付けた要求に応答する多地点接続装置において、
第2のプロトコルを用いて通信を行う第2プロトコル端末を接続して第2プロトコルを終端する第2プロトコル終端部と、
第1のプロトコルを用いて通信を行う第1プロトコル端末とネットワークを介して接続して第1プロトコルを終端するとともに、所定の情報を前記第2プロトコル端末へ送信するよう要求する信号を前記第1プロトコル端末からネットワークを介してネットワーク要求信号として入力し、入力したネットワーク要求信号について第1のプロトコルを終端させて出力する第1プロトコル終端部と、
前記第1プロトコル終端部の出力したネットワーク要求信号を入力し、入力したネットワーク要求信号に対応する対応情報を出力するサーバ部と、
前記サーバ部の出力した対応情報を入力し、入力した対応情報に基づいて前記第2プロトコル端末への送信を要求される前記所定の情報を前記第2プロトコル終端部に出力する情報出力部と
を備え、
前記第2プロトコル終端部は、
前記情報出力部の出力した前記所定の情報を入力し、入力した前記所定の情報を第2のプロトコルを用いて前記第2プロトコル端末に送信することを特徴とする多地点接続装置。 - 前記第1プロトコル端末と前記第2プロトコル端末とは、
会話の場合に画像情報を送信し、
前記情報出力部は、
前記第1プロトコル端末と前記第2プロトコル端末とから送信されるそれぞれの画像情報を保有する画像情報保有部を備え、
前記第1プロトコル終端部は、
前記画像情報保有部の保有する画像情報のうち所定の画像情報を前記所定の情報として前記第2プロトコル端末へ送信するよう要求するネットワーク要求信号を前記第1プロトコル端末から入力し、
前記情報出力部は、
前記画像情報保有部から前記所定の画像情報を前記第2プロトコル終端部に出力し、
前記第2プロトコル終端部は、
前記画像情報保有部の出力した前記所定の画像情報を入力し、入力した前記所定の画像情報を、第2のプロトコルを用いて前記第2プロトコル端末に送信することを特徴とする請求項5記載の多地点接続装置。 - 前記第2プロトコル終端部は、
会話に参加していない第2プロトコル端末を示す不参加第2プロトコル端末を接続し、
前記第1プロトコル終端部は、
前記不参加第2プロトコル端末に対して会話への参加を求める参加要求情報を前記所定の情報として前記不参加第2プロトコル端末へ送信するよう要求するネットワーク要求信号を前記第1プロトコル端末から入力し、
前記情報出力部は、
参加要求情報を前記第2プロトコル終端部に出力し、
前記第2プロトコル終端部は、
前記情報出力部の出力した参加要求情報を入力し、入力した参加要求情報を参加が要求された前記不参加第2プロトコル端末に第2のプロトコルを用いて送信することを特徴とする請求項5記載の多地点接続装置。 - 前記第2プロトコル端末は、
動作の制御を可能なカメラを備えるとともに、前記カメラの動作を制御する情報を示すカメラ制御情報を外部から受信して、受信した前記カメラ制御情報に基づいて前記カメラを制御し、
前記第1プロトコル終端部は、
前記カメラ制御情報を前記所定の情報として、前記第2プロトコル端末に送信するよう要求するネットワーク要求信号を前記第1プロトコル端末から入力し、
前記情報出力部は、
前記カメラ制御情報を前記第2プロトコル終端部に出力し、
前記第2プロトコル終端部は、
前記情報出力部の出力した前記カメラ制御情報を入力し、入力した前記カメラ制御情報を第2のプロトコルを用いて前記第2プロトコル端末に送信することを特徴とする請求項5記載の多地点接続装置。 - 複数の地点に存在する端末のそれぞれと通信によって接続されることにより端末同士の会話を中継するとともに、端末から要求を受け付けて、受け付けた要求に応答する多地点接続装置において、
ネットワークと接続し、ネットワークを介して電子メールを受信し、受信した電子メールを格納するサーバ部と、
第1のプロトコルを用いて通信を行う第1プロトコル端末と接続して第1プロトコルを終端する第1プロトコル終端部と、
第2のプロトコルを用いて通信を行う第2プロトコル端末と接続して第2プロトコルを終端するとともに、前記サーバ部の格納する電子メールのうち所定の電子メールを前記第1プロトコル端末へ送信するよう要求する第2プロトコル端末要求信号を前記第2プロトコル端末から入力する第2プロトコル終端部と、
前記第2プロトコル終端部の入力した第2プロトコル端末要求信号を検出し、検出した第2プロトコル端末要求信号に基づいて、前記サーバ部の格納する電子メールから前記所定の電子メールを検索し、検索した前記所定の電子メールを前記第1プロトコル終端部に出力する情報出力部と
を備え、
前記第1プロトコル終端部は、
前記情報出力部の出力した前記所定の電子メールを入力し、入力した前記所定の電子メールを第1のプロトコルを用いて前記第1プロトコル端末に送信することを特徴とする多地点接続装置。
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