JP2005328193A - ダビングコンテンツ再生順番制御装置、ダビングコンテンツ再生順番制御方法、ダビングコンテンツ再生順番制御プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

ダビングコンテンツ再生順番制御装置、ダビングコンテンツ再生順番制御方法、ダビングコンテンツ再生順番制御プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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浩司 宮川
Yasunori Takemoto
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Abstract

【課題】 定期予約録画時に指定される記録先媒体が未装着の場合に他の記録媒体に代替録画したコンテンツを後刻に指定される記録先媒体にダビングした場合にコンテンツ管理番号が不連続となり録画順と不一致なコンテンツ再生となる
【解決手段】 定期予約録画制御処理によって、定期予約録画処理が行われる場合に録画される一連のコンテンツを定期予約録画単位に管理する定期予約録画コンテンツ管理情報を作成し、定期予約録画コンテンツダビング制御処理によって、代替録画された定期予約録画コンテンツのダビング先でのコンテンツ識別情報を定期予約録画順に再設定することを可能とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は2つ以上の記録媒体を備えた録画再生装置、又は2つ以上の記録媒体を備えた録画再生システムに関し、定期予約録画でユーザが所望した記録先媒体と異なる記録媒体に録画されたコンテンツを、ユーザが所望した記録先媒体にダビングする際にコンテンツ管理番号が録画順になるように編集する機能に関する。
デジタル多用途ディスク(以後DVDと呼ぶ)レコーダ及びハードディスクドライブ(以後HDDと呼ぶ)レコーダが、家庭用VTRの後継機として普及しつつある。記録媒体としてのDVD、HDDにはそれぞれ一長一短があり、一言で優劣をつけるのは難しい。このことからメーカー各社は、DVDレコーダとHDDレコーダの両者の機能を合わせ持つ融合型レコーダを市場に投入している。
融合型レコーダの特徴の1つとして、記録先媒体として指定したDVDが未装着状態であっても、HDDへの録画を行うことができる(以後、代替録画と記す)。これにより、少なくともAVコンテンツの録画処理は実行されているので、ユーザは代替録画後に本来の記録先であったDVDを装着し、HDD側からDVD側へのダビング処理をすることで、本来の記録先への録画を完了することができる。
異なる記録媒体に跨ってコンテンツが記録される時に、継続して記録する媒体上でのコンテンツ管理情報を更新する文献としては以下のものがある(特許文献1参照)。
特開平6−251565号公報
しかしながら、前記従来の構成では、代替録画によって異なる記録媒体上に録画された定期予約録画コンテンツをダビング処理によって本来の録画先媒体に記録することは出来るが、本来の録画先媒体でのコンテンツ管理番号は、録画先媒体での管理情報の状態に応じて定めている。
従って、定期予約録画において、最初の定期予約録画時に代替録画が行われた後、次回の定期予約録画が本来の記録媒体上に行われた場合、代替録画されたコンテンツを本来の記録媒体へのダビングする行為は本来の記録媒体上への追記記録として扱われる。このため、代替録画時の時刻が早かったにもかかわらず、本来の記録媒体上では、追記記録時の時刻に新規記録されたコンテンツとしての管理番号が付与されることとなる。
例えば、毎週月曜20時の4Chで放映される1時間の連続ドラマをDVDに定期予約録画する場合を想定する。図4(a)は、第一週目の放送時にDVDが未装着であった為、HDDに第1話が代替録画された状態を示す。ここで、タイトル名称と併記している数値は記録媒体上でシーケンシャルに付与される管理番号である。図4(b)は、第二週、第三週、放送時にはDVDが装着状態であった為、本来の記録先であるDVDに第2話、第3話が録画された状態を示す。図4(c)は、代替録画された第1話のコンテンツを、本来の録画先であるDVDへダビングした状態を示す。ここで、DVDへのダビングは、DVDへの新規追加として扱われるため、第1話の管理番号は第2話、第3話よりも後の番号が付与されている。DVDへの記録順に管理番号を付与した結果であるが、DVDのコンテンツリストを表示する際に、コンテンツの管理番号順に表示した場合、代替録画後にダビングされた第1話よりも、第2話、第3話の方が上位に表示されることとなる。この状態で順次再生操作を行うと、第2話、第3話に続けて、第1話が再生されることとなり、ユーザの立場からは連続ドラマとして再生順に意味をもったコンテンツの視聴が妨げられる状態となる。
もちろん、コンテンツリストの表示順はコンテンツ管理番号以外の指定も可能であり、タイトル順に並べ替えを行えばユーザの意図に沿った再生制御は可能である。しかしタイトル名については、EPGサービス等でコンテンツプロバイダがどのようなタイトル名称を付けるかに依存することとなり確実性がない。図4に示したように、連続性を持った意味のあるタイトル情報が提供されれば問題ないが、EPGによっては毎週同じタイトル情報が提供される場合もある。この場合はタイトル情報をキーに、コンテンツリストの並べ替えをすることは出来ない。また、記録時間(タイムスタンプ)情報については、図4(c)の状態においても第2話、第3話、第1話の順であり、コンテンツリストの並べ替えをすることはできない。放映時間情報については、少なくとも定期予約録画コンテンツ間の順序関係に沿った並べ替えが可能であるが、定期予約録画コンテンツ以外のコンテンツが混在した場合には、定期予約録画コンテンツの間に、全く無関係のコンテンツが表示される場合が起こり得る。その他の方法としては、プレイリスト情報を用いる方法がある。プレイリスト情報はコンテンツのストリームデータは共有せずに再生区間を管理する情報である。従って、図4(c)の場合に、プレイリストによる再生順を、第1話、第2話、第3話の順に設定すれば、定期予約録画順の再生は可能である。しかしながら、この方法はユーザにプレイリスト設定操作を強いるため、操作性の面で課題がある。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、代替録画された定期予約録画コンテンツを本来の記録先媒体にダビングする際に、コンテンツ管理番号を定期予約録画順と対応させた値となるように更新制御する機能を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のダビングコンテンツ再生順番制御装置は、
ユーザによって設定される定期予約録画に関する情報を定期予約録画設定情報(201)として退避する定期予約録画設定手段(200)と、定期予約録画の記録先媒体として指定された記録媒体が装着されたことを検知する記録媒体検知手段(202)と、定期予約録画の開始時刻を通知するタイマー手段(203)と、前記タイマー手段からの通知と前記定期予約録画設定情報と前記記録媒体検知手段の検知結果より定期予約録画処理の実行制御を行うと共に定期予約録画により記録する定期予約録画コンテンツの定期予約録画コンテンツ管理情報を作成する定期予約録画制御手段(204)と、記録済みコンテンツのダビング設定を行うダビング設定手段(207)と、前記ダビング設定手段からの指示により前記定期予約録画コンテンツ管理情報を参照して定期予約録画されたコンテンツのダビング制御を行う定期予約録画コンテンツダビング制御手段(208)と、前記定期予約録画コンテンツダビング制御手段の指示に従って記録済みコンテンツの識別子を編集するコンテンツ識別子編集手段(210)を備えることを特徴とし、定期予約録画の記録先媒体が未装着の場合には代替記録媒体への代替記録を行うと共に、定期予約録画したコンテンツのコンテンツ識別子がダビング先記録媒体上で連続値となるように記録先媒体上のコンテンツ識別子の更新を行う。
また、本発明のダビングコンテンツ再生順番制御装置は、前記定期予約録画設定情報は、少なくとも設定済みの定期予約録画設定の総数と、定期予約録画を個別に識別する為の定期予約録画識別子と、定期予約録画を行う時間設定とチャンネル設定を含む定期予約録画条件と、定期予約録画を行う記録先媒体識別子を含むことを特徴とする。
また、本発明のダビングコンテンツ再生順番制御装置は、前記定期予約録画制御手段は更に、定期予約録画の記録先媒体が未装着の場合には代替記録媒体への代替記録を行うと共に、前記定期予約録画コンテンツ管理情報に少なくとも録画処理が行われた定期予約録画の総数と、前記定期予約録画識別子と、前記定期予約録画識別子で特定する定期予約録画設定時の記録先媒体識別子と、前記定期予約録画識別子で特定する定期予約録画毎の記録コンテンツ総数と、前記定期予約録画識別子で特定する定期予約録画毎の記録済媒体識別子と、前記定期予約録画識別子で特定する定期予約録画毎の記録コンテンツ識別子を記録することを特徴とする。
また、本発明のダビングコンテンツ再生順番制御装置は、前記定期予約録画コンテンツダビング制御手段は、前記定期予約録画識別子で管理される記録コンテンツのコンテンツ識別子がダビング先記録媒体上で連続値となるように記録先媒体上のコンテンツ識別子の編集制御を行うことを特徴とする。
また、本発明のダビングコンテンツ再生順番制御装置は、前記定期予約録画制御手段は更に、定期予約録画を代替録画で行った後、前記記録先媒体識別子と一致する記録先媒体の装着を検知した場合に、次回定期録画予約開始時刻までに代替録画した記録コンテンツを前記記録先媒体へのダビングを行うことを特徴とする。
また、本発明のダビングコンテンツ再生順番制御装置は、前記定期予約録画制御手段は更に、定期予約録画の記録先媒体が追記型の場合に、既に記録先媒体以外の媒体上に代替録画を行ったコンテンツが存在する状態であれば、記録先媒体が装着状態であっても代替録画処理を行うことを特徴とする。
また、本発明のダビングコンテンツ再生順番制御方法は、ユーザによって設定される定期予約録画に関する情報を定期予約録画設定情報として退避する定期予約録画設定ステップと、定期予約録画の記録先媒体として指定された記録媒体が装着されたことを検知する記録媒体検知ステップと、定期予約録画の開始時刻を通知するタイマーステップと、前記タイマーステップからの通知と前記定期予約録画設定情報と前記記録媒体検知ステップの検知結果より定期予約録画処理の実行制御を行うと共に定期予約録画により記録する定期予約録画コンテンツの定期予約録画コンテンツ管理情報を作成する定期予約録画制御ステップと、記録済みコンテンツのダビング設定を行うダビング設定ステップと、前記ダビング設定ステップからの指示により前記定期予約録画コンテンツ管理情報を参照して定期予約録画されたコンテンツのダビング制御を行う定期予約録画コンテンツダビング制御ステップと、前記定期予約録画コンテンツダビング制御ステップの指示に従って記録済みコンテンツの識別子を編集するコンテンツ識別子編集ステップを備えることを特徴とする。
また、本発明のダビングコンテンツ再生順番制御方法は、前記定期予約録画設定情報は、少なくとも設定済みの定期予約録画設定の総数と、定期予約録画を個別に識別する為の定期予約録画識別子と、定期予約録画を行う時間設定とチャンネル設定を含む定期予約録画条件と、定期予約録画を行う記録先媒体識別子を含むことを特徴とする。
また、本発明のダビングコンテンツ再生順番制御方法は、前記定期予約録画制御ステップは更に、定期予約録画の記録先媒体が未装着の場合には代替記録媒体への代替記録を行うと共に、前記定期予約録画コンテンツ管理情報に少なくとも録画処理が行われた定期予約録画の総数と、前記定期予約録画識別子と、前記定期予約録画識別子で特定する定期予約録画設定時の記録先媒体識別子と、前記定期予約録画識別子で特定する定期予約録画毎の記録コンテンツ総数と、前記定期予約録画識別子で特定する定期予約録画毎の記録済媒体識別子と、前記定期予約録画識別子で特定する定期予約録画毎の記録コンテンツ識別子を記録することを特徴とする。
また、本発明のダビングコンテンツ再生順番制御方法は、前記定期予約録画コンテンツダビング制御ステップは、前記定期予約録画識別子で管理される記録コンテンツのコンテンツ識別子がダビング先記録媒体上で連続値となるように記録先媒体上のコンテンツ識別子の編集制御を行うことを特徴とする。
また、本発明のダビングコンテンツ再生順番制御方法は、前記定期予約録画制御ステップは更に、定期予約録画を代替録画で行った後、前記記録先媒体識別子と一致する記録先媒体の装着を検知した場合に、次回定期録画予約開始時刻までに代替録画した記録コンテンツを前記記録先媒体へのダビングを行うことを特徴とする。
また、本発明のダビングコンテンツ再生順番制御方法は、前記定期予約録画制御ステップは更に、定期予約録画の記録先媒体が追記型の場合に、既に記録先媒体以外の媒体上に代替録画を行ったコンテンツが存在する状態であれば、記録先媒体が装着状態であっても代替録画処理を行うことを特徴とする。
また、本発明のダビングコンテンツ再生順番制御プログラムは、請求項7から請求項12のいずれか一つに記載の継続録画コンテンツ結合ダビング方法としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
また、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、前記請求項13に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴とする。
本発明によれば、定期予約録画時に代替録画されたコンテンツを本来の記録先媒体にダビングした場合であっても、本来の記録先媒体上でのコンテンツ識別子を定期予約録画の発生順に設定することで、定期予約録画コンテンツの再生順を時系列に管理することができる。
また、本発明によれば、次回定期予約録画が開始される前に代替録画したコンテンツを本来の記録先媒体にダビングすることで、記録先媒体上のコンテンツ識別子を更新することなく、定期予約録画コンテンツの再生順を時系列に管理することができる。
また、本発明によれば、書き換え不可能な記録メディア上で、定期予約録画コンテンツの再生順を非時系列で記録される状態を回避することができる。
このように、本発明によれば、代替記録された定期予約録画コンテンツを、本来の記録先媒体にダビングした場合に、定期予約録画コンテンツの再生順を時系列に管理することができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
第一実施例は定期予約録画時に代替録画されたコンテンツを本来の記録先媒体にダビングした場合に、本来の記録先媒体上でのコンテンツ識別子を定期予約録画の発生順に設定する為の、定期予約録画制御と定期予約録画コンテンツダビング制御に関するものである。
図5(a)は、本発明の第一実施例に係る定期予約録画制御処理と定期予約録画コンテンツダビング制御処理が行われた後の状態の概要を示す図である。
従来例による定期予約録画コンテンツのダビング後の状態を示した図4(c)と比較して明らかな様に、従来例では定期予約録画が、第1話(代替記録)、第2話(通常記録)、第3話(通常記録)の順で発生したにもかかわらず、代替録画された第1話を本来記録先であるDVDへダビングした状態のコンテンツ識別子は、第2話(コンテンツ識別子:1)、第3話(同:2)、第3話(同:3)の順で管理されていた。
一方、本実施の形態では、図5(a)に示す様に、定期予約録画の発生した順でコンテンツ識別子が設定されている。
本発明の第一実施例に係るダビングコンテンツ再生順番制御装置は、定期予約録画制御手段によって、定期予約録画処理が行われる場合に録画される一連のコンテンツを、定期予約録画単位に管理する定期予約録画コンテンツ管理情報を作成し、定期予約録画コンテンツダビング制御手段によって、代替録画された定期予約録画コンテンツのダビング先でのコンテンツ識別情報を定期予約録画順に再設定することができる。
次に、上記の定期予約録画制御と定期予約録画コンテンツダビング制御を実行するダビングコンテンツ再生順番制御装置の構成について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1の構成を示す。この録画再生装置には、アンテナ102及びモニター103が接続されている。この録画再生装置は、アンテナ102で受信された電波から得られた映像及び音声を記録媒体134に記録し、記録された映像をモニター103上で再生することができる。
録画再生装置のチューナー112は、アンテナ102で受信された電波から目的のチャンネルを選局し、そのチャンネルの映像及び音声をエンコーダ113に与える。エンコーダ113は、与えられた映像及び音声を所定の記録形式で符号化する。エンコーダ113により符号化されたデータは、記録媒体134に記録される。デコーダ116は、記録媒体134に記録されたデータを復号化し、出力制御部115は出力対象となるコンテンツ保護情報に応じたコピー制限情報の重畳制御を行い、復号化した映像のデータをオーバーレイ部114に出力する。
次に、OSD表示部117は、録画再生装置の動作設定や状況を表す表示データを作成する。オーバーレイ部114は、デコーダ116からの映像のデータにOSD表示部117からの表示データを合成した所定の表示形式の映像を生成する。オーバーレイ部114により生成された映像が、モニター103上に表示される。
モニター103に表示された映像を見る指示やその他の録画再生装置に対する指示をユーザが行うのに、例えばリモコン101が用いられる。ユーザがリモコン101を用いて指示を入力すると、ユーザ入力部111が、リモコン101からの入力を受け付け、その内容をCPU131に伝える。CPU131は、バス120を通じて行われるデータ転送や録画再生装置における各種の処理を制御する。ROM132には、プログラムが記録されており、CPU131は、RAM133を用いながら、このプログラムに従って動作する。
ROM132に記録されたプログラムには、本発明によって提供される定期予約録画制御プログラムと定期予約録画コンテンツダビング制御プログラムが含まれる。CPU131やROM132、RAM133などによって構成される録画再生装置内のコンピュータと、この定期予約録画制御プログラムと定期予約録画コンテンツダビング制御プログラムが協働することによって、録画再生装置は、本発明によって提供されるダビングコンテンツ再生順番制御装置として機能する。
以上のように構成されたダビングコンテンツ再生順番制御装置の定期予約録画制御動作と定期予約録画コンテンツダビング制御動作について説明する。
図12(a)に、本発明を適用するダビングコンテンツ再生順番制御装置の定期予約録画制御で用いる定期予約録画設定情報のフォーマット構造を示す。ダビングコンテンツ再生順番制御装置における定期予約録画設定手段は、ユーザによって設定される定期予約録画に関する情報を、前記フォーマット構造の定期予約録画設定情報として退避する。ここで、定期予約録画設定総数は、現在、ユーザによって設定されている定期予約録画の総数を退避する。定期予約録画設定情報における定期予約録画は以下に述べる定期予約録画識別子、定期予約録画条件、記録先媒体識別子、の3つの情報を一組として構成する。定期予約録画識別子は、各定期予約録画を一意に識別するための値を退避する。定期予約録画条件は、定期予約録画識別子で特定される定期予約録画を行う時間設定とチャネル設定を退避する。記録先媒体識別子は、定期予約録画識別子で特定される定期予約録画の録画先とする記録媒体を一意に識別するための値を退避する。
図12(b)に、本発明を適用するダビングコンテンツ再生順番制御装置の定期予約録画コンテンツダビング制御で用いる定期予約録画コンテンツ管理情報のフォーマット構造を示す。定期予約録画総数は、定期予約録画設定情報で設定された定期予約録画のうち、録画処理が行われた定期予約録画の総数を退避する。定期予約録画コンテンツ管理情報における定期予約録画は以下に述べる定期予約録画識別子、記録先媒体識別子、コンテンツ総数、記録済媒体識別子、コンテンツ識別子、の5種類の情報で構成する。定期予約録画識別子は、定期予約録画設定を一意に識別するための値で、定期予約録画設定情報で設定された定期予約録画識別子と同一の値を退避する。記録先媒体識別子は、定期予約録画識別子で特定される定期予約録画の録画先となる記録媒体を一意に識別する為の値で、定期予約録画設定情報で設定された記録先媒体識別子と同一の値を退避する。コンテンツ総数は、定期予約録画識別子で特定される定期予約録画で録画されたコンテンツの総数を退避する。記録済媒体識別子は、定期予約録画識別子で特定される定期予約録画で録画されたコンテンツが、実際に記録された記録先媒体を一意に識別する値を設定する。代替録画が発生した場合は、この記録済媒体識別子と記録先媒体識別子が異なる状態となる。コンテンツ識別子は、定期予約録画識別子で特定される定期予約録画で録画されたコンテンツを、記録媒体上で一意に識別する値を設定する。なお、定期予約録画コンテンツ管理情報では、記録済媒体識別子とコンテンツ識別子の組は、該当する定期予約録画識別子に対して行われた録画処理順に追記される。その追記順の情報を参照して、後述するAVコンテンツ管理情報が更新される。
図13(a)に、AVコンテンツ管理情報の概略構造を示す。AVコンテンツ管理情報は各記録媒体に退避される情報で、記録媒体の記録状態を管理する情報であり、少なくとも記録媒体の識別情報、記録媒体の空き容量、記録媒体に記録可能なAVコンテンツ数の最大値、記録媒体に記録可能な実体プレイリスト数の最大値、記録媒体に記録可能な実体ストリームファイル数の最大値、記録媒体に記録されているAVコンテンツ数、記録媒体に記録されているAVコンテンツの実体プレイリスト数、記録媒体に記録されているAVコンテンツの実体ストリームファイル数、記録媒体に記録されているAVコンテンツの実体プレイリスト数分の実体プレイリスト情報、を含んだ構成である。なお、各最大値の値については、記録媒体の記録フォーマット識別子を別途退避しておき、予め記録フォーマットで規定される規格値を引用する方法でも良い。
図13(b)に、AVコンテンツ管理情報内の実体プレイリスト情報の概略構造を示す。実体プレイリスト情報は記録媒体に退避される情報で、エンドユーザの操作対象となるAVコンテンツを管理する情報であり、少なくとも実体プレイリスト情報単位の固有の識別子であるコンテンツ識別子と、再生区間数と、再生区間毎の実体ストリームファイルの先頭位置と末尾位置情報を含んだ構成である。コンテンツ識別子デフォルト値としてコンテンツの作成順にシーケンシャルな値を設定する。先頭位置は実体AVストリームデータが記録されているClipファイル識別子と、該Clipファイル内に記録されたAVストリームデータのClipファイル先頭からの相対位置を時分秒で管理する情報から構成される。末尾位置も開始位置と同様の構成を持つ。
実体ストリームファイルはMPEG2トランスポートストリームの構造に準ずるものとする。AVコンテンツデータは時間軸上に展開され、実体プレイリスト情報は実体ストリームファイル内のアクセス位置を時分秒で指定する。
以上示したように、図12(b)で示した定期予約録画コンテンツ管理情報と、図13で示したAVコンテンツ管理情報は独立している。
しかし、両情報で共通の情報となる、前記定期予約録画設定情報に記録されるコンテンツ識別子と、実体プレイリスト情報単位のコンテンツ識別子のどちらかが更新された場合に同期することで、両情報間の整合性を管理する。
以上、説明した、図12(a)の定期予約録画設定情報と、図12(b)の定期予約録画コンテンツ管理情報が、図4(a)で示した状態の時の内容を、図14(a)、図14(b)に示す。ただし、ユーザによる定期予約録画は1つのみ設定されているものとし、その内容は、毎週月曜、20時〜21時、4Ch、に放送される番組を、記録先媒体識別子:D−01が付与されたDVD−RAMに記録するものとする。ここで図14(b)の記録先媒体識別子(D−01)と、記録済媒体識別子(H−01)が異なっている。これは定期予約録画設定時では、記録先媒体としてDVD(記録媒体識別子:D−01)を指定したものの、定期予約録画時刻で該DVDが未装着状態だったため、HDD(記録媒体識別子:H−01)に録画されたことを示す。すわなち、定期予約録画識別子(Reg−01)で特定される定期予約録画の第一回目の録画は代替録画されていることを示す。
また、図13(a)のAVコンテンツ管理情報が、図4(a)で示した状態の時のHDD側の内容を、図16(a)、DVD側の内容を図16(b)に示す。
次に、図4(b)で示した状態の時の定期予約録画コンテンツ管理情報の内容を図15(a)に示す。定期予約録画設定情報は図14(a)の状態から変化は無い。
また、図13(a)のAVコンテンツ管理情報が、図4(b)で示した状態の時のHDD側の内容を、図17(a)、DVD側の内容を図17(b)に示す。但し、HDD側の内容は図16(a)の状態からは変化していない。ここでは、定期予約録画識別子(Reg−01)の2回目、及び3回目の録画が、本来の記録先媒体であるDVD(記録媒体識別子:D−01)に対して行われた内容となっている。
次に、図4(c)で示した状態の時の定期予約録画コンテンツ管理情報の内容を図15(b)に示す。定期予約録画設定情報は図14(a)の状態から変化は無い。
HDD側に代替録画されていた一回目のコンテンツ(記録媒体識別子:H−01、コンテンツ識別子:RPL−1)は、DVD(記録媒体識別子:D−01)へのダビング終了時に、DVD側のAVコンテンツ管理情報と対応付けて、DVD側の3番目のコンテンツ(記録媒体識別子:D−01、コンテンツ識別子:RPL−3)として変更する。
また、図13(a)のAVコンテンツ管理情報の、図4(c)で示した状態の時のHDD側の内容を図18(a)、DVD側の内容を図18(b)に示す。HDD側に代替録画されたコンテンツ(第1話)をDVD側にダビング移動したため、HDD側に残っているコンテンツは無い状態である。DVD側はダビングによってコンテンツ(第1話)を新たに追加する形となるため、該コンテンツに付与される実体プレイリスト情報の識別子として新たにRPL−3が付与される。
次に、図5(a)で示した状態の時の定期予約録画コンテンツ管理情報の内容を図15(c)に示す。定期予約録画設定情報は図14(a)の状態から変化は無い。
また、図13(a)のAVコンテンツ管理情報の、図5(a)で示した状態の時のHDD側の内容を図19(a)、DVD側の内容を図19(b)に示す。
図18(b)の状態から、図19(b)の状態の遷移においては、図15(b)の状態の定期予約録画コンテンツ管理情報を参照することで、記録媒体識別子の情報を更新している。すなわち、定期予約録画コンテンツ管理情報の、記録媒体識別子とコンテンツ識別子の組は、該当する定期予約録画識別子に対して行われた録画処理順に追記された状態が保持されている。従って、図15(b)のコンテンツ識別子の並びより、録画順に対応した録画コンテンツの再生順が、RPL−3、RPL−1、RPL−2であることがわかる。
一方、図19(b)の状態はこの再生順に対応するように、図18(b)の状態、すなわちHDDからDVDへのダビング終了時点でのRPL−3、RPL−1、RPL−2がシーケンス順になるように、RPL−3をRPL−1に、RPL−1をRPL−2に、RPL−2をRPL−3に変更して図19(b)の状態に遷移する。このAVコンテンツ管理情報の変更結果を定期予約録画コンテンツ管理情報にも同様に反映して、図15(b)から図15(c)の状態に遷移する。
以上の様に構成されたダビングコンテンツ再生順番制御装置の定期予約録画制御と定期予約録画コンテンツダビング制御における動作について説明する。
図9は、定期予約録画設定が行われたことの通知を受けて行う定期予約録画制御処理と、定期予約録画コンテンツのダビング設定が行われたことの通知をうけて行う定期予約録画コンテンツダビング制御処理のフローチャートである。
先ず、ダビングコンテンツ再生順番制御装置は、ユーザによって定期予約録画設定が行われた通知を受けた場合に(ステップS900)、定期予約録画設定情報を作成または更新する(ステップS901)。定期予約録画設定情報のフォーマット構造は図12(a)に示したとおりである。定期予約録画設定情報の図4(a)の状態における内容は図14(a)に示したとおりである。
次に、定期予約録画設定の開始時刻の通知を受けた場合に(ステップS902)、定期予約録画設定の記録先媒体識別子で設定した記録先媒体が装着されているか否かを判断する(ステップS903)。記録先媒体が装着されている場合は記録先媒体に録画処理を行い(ステップS904)、記録先媒体のAVコンテンツ管理情報を更新し(ステップS906)、記録先媒体が装着されていない場合は他の利用できる記録先媒体に代替録画処理を行い(ステップS905)代替記録先媒体のAVコンテンツ管理情報を更新する(ステップS906)。AVコンテンツ管理情報を更新後、定期予約録画コンテンツ管理情報の作成または更新を行う(ステップS907)。AVコンテンツ管理情報のフォーマット構造は図13(a)、及び図13(b)に示したとおりである。AVコンテンツ管理情報の図4(a)の状態における内容は図16(a)、及び図16(b)に示したとおりである。AVコンテンツ管理情報の図4(b)の状態における内容は図17(a)、及び図17(b)に示したとおりである。定期予約録画コンテンツ管理情報のフォーマット構造は図12(b)に示したとおりである。定期予約録画コンテンツ管理情報の図4(a)の状態における内容は図14(b)に示したとおりである。定期予約録画コンテンツ管理情報の図4(b)の状態における内容は図15(a)に示したとおりである。
次に、定期予約録画により録画されたコンテンツに対するダビング設定の通知を受け(ステップS908)、設定内容に従ったダビング処理を行う(ステップS909)。AVコンテンツ管理情報の図4(c)の状態における内容は図18(a)、及び図18(b)に示したとおりである。定期予約録画コンテンツ管理情報の図4(c)の状態における内容は図15(b)に示したとおりである。
ダビング完了後、定期予約録画設定で設定された記録先媒体とダビング元コンテンツの記録媒体が異なるか否かを判断する(ステップS910)。
異なる場合は、定期予約録画コンテンツ管理情報に退避される記録コンテンツの順番と同様になるように、記録先媒体のAVコンテンツ管理情報を更新する(ステップS911)。図15(b)に退避された記録コンテンツの順番と同様になるように更新されたAVコンテンツ管理情報の内容を図19(a)、及び図19(b)に示す。
記録先媒体のAVコンテンツ管理情報を更新した場合は、更新後のAVコンテンツ管理情報に合わせて定期予約録画コンテンツ管理情報を更新する(ステップS912)。図15(b)に示した定期予約録画コンテンツ管理情報を、図19(b)に示したAVコンテンツ管理情報に合わせて更新した内容を図15(c)に示す。
以上のようにして、本発明の第一実施例では、従来例と異なり、定期予約録画制御処理によって、定期予約録画処理が行われる場合に録画される一連のコンテンツを定期予約録画単位に管理する定期予約録画コンテンツ管理情報を作成し、定期予約録画コンテンツダビング制御処理によって、代替録画された定期予約録画コンテンツのダビング先でのコンテンツ識別情報を定期予約録画順に再設定する制御を行うことができる。
その結果、定期予約録画コンテンツがダビングされた記録媒体は、録画再生装置に依存することなく、コンテンツ識別子順の再生を行うことで、定期予約録画で録画された順の再生を行うことができる。
(実施の形態2)
第二実施例は定期予約録画時に代替録画されたコンテンツを次回定期予約録画が開始される前に本来の記録先媒体にダビングすることで、本来の記録先媒体でのコンテンツ識別子を定期予約録画順に設定する定期予約録画制御に関するものである。図6に本実施例における代替録画されたコンテンツを本来の記録先媒体へダビングするシーケンスの概要を示す。定期予約録画設定情報は、図14(a)で示した内容とする。すなわち、定期予約録画の記録先媒体はDVD−RAMである。図6において、時間経過は上から下へ流れるものとする。図中、第1週、第2週、第3週で示すポイントは、定期予約録画が発生するタイミングを示す。ここで、第1週ではDVD−RAMが未装着であった為、HDD側に第1週目のコンテンツとして第1話がHDD上に代替録画されている。第2週の定期予約録画では、DVD−RAMが装着状態であった為、第2週目のコンテンツとして第2話がDVD−RAM上に録画されている。但し、DVD−RAMが装着されたタイミングが、第2週目の定期予約録画が始まる前で、かつHDD上に代替録画された第1話をダビング処理する時間があった為、第2話を録画する前に第1話のダビングを事前に行っている。従って、DVD−RAM上のAVコンテンツ管理情報のコンテンツ識別子の順を、定期予約録画管理情報に退避されているコンテンツ識別子の順と一致させて記録することができる。
(装置の動作)
本実施例に係るダビングコンテンツ再生順番制御装置の構成は、第1実施例と同一である。
但し、ROMに内蔵される制御プログラムは、第1実施例のものと異なるので、定期予約録画制御の方法が異なる。
図10に本発明の第2実施例における定期予約録画制御の為のフローチャートを示す。
先ず、ダビングコンテンツ再生順番制御装置は、ユーザによる定期予約録画設定がされている状態で、定期予約録画設定の記録先媒体識別子で設定した記録先媒体が未装着状態から装着された通知を受ける(ステップS1000)。
装着通知を受けたならば、定期予約録画コンテンツ管理情報に代替録画されたコンテンツが管理されているか否かを確認する(ステップS1001)。
確認の結果、代替録画コンテンツがあれば、次回定期予約録画が開始されるまでの余裕時間を算出後(ステップS1002)、代替録画コンテンツを定期予約録画設定の記録先媒体識別子で設定した記録先媒体へダビングする場合の所要時間を算出し(ステップS1003)、次回定期予約録画が開始されるまでに、代替録画コンテンツのダビングが完了するか否かの判定を行う(ステップS1004)。次回定期予約録画が開始されるまでに、代替録画コンテンツのダビングが完了する場合はダビング処理を行う(ステップS1005)。
以上のようにして、本発明の第二実施例では、第一実施例と異なり、次回定期予約録画が開始される迄に定期予約録画の記録先媒体が装着状態となる条件はあるものの、記録先媒体のAVコンテンツ管理情報を編集することなく、定期予約録画のコンテンツ識別子を録画順に合わせて設定することができる。
(実施の形態3)
第三実施例はユーザによる定期予約録画設定で、記録先媒体としてDVD−R等の追記型媒体が設定された場合の定期予約録画制御に関するものである。図7に本実施例において課題となる定期予約録画のダビングシーケンスを示す。図7の記載項目名は図6と同一である。但し、代替録画コンテンツのダビング時の条件が異なるため、図6とは異なる処理が行われている。すなわち、図6においては、第2週の定期予約録画が開始される迄に、代替録画されていた第1週の録画コンテンツ(第1話)を、ダビングすることが可能であった。しかし、図7においては、DVD−RAMが装着状態になったタイミングが遅かった為、第2話の定期予約録画が開始される迄に、第1話の事前ダビングが行えなかった状態となっている。
そこで、第2話の録画完了後、第3話の定期予約録画が開始される迄の余裕時間内に第1話のダビングが行えた為、第1話のダビング完了後にDVD−RAMのAVコンテンツ管理情報を編集し、DVD−RAM上の第1話、及び第2話のコンテンツ識別情報を更新することで対応を行っている。
しかしながら、上記の制御方法は、記録先媒体が書き換え可能であったため可能であった。記録先媒体が追記型の場合は、既に記録済みのコンテンツに関する管理情報を更新することは困難である。
そこで、図8に示す様に、定期予約録画で設定する記録先媒体が追記型媒体の場合においては、定期予約録画を行うタイミングで記録先媒体が装着状態であったとしても、代替録画を行い、記録先媒体が装着状態で、かつ余裕時間が確保できる場合に、代替録画コンテンツを順次ダビングすることで、追記型記録媒体のコンテンツ識別子を、定期予約録画管理情報に退避されているコンテンツ識別子の順と一致させて記録することができる。
(装置の動作)
本実施例に係るダビングコンテンツ再生順番制御装置の構成は、第1実施例と同一である。
但し、ROMに内蔵される制御プログラムは、第1実施例のものと異なるので、定期予約録画制御の方法が異なる。
図11に本発明の第3実施例における定期予約録画制御の為のフローチャートを示す。
先ず、ダビングコンテンツ再生順番制御装置は、ユーザによる定期予約録画設定がされている状態で、定期予約録画設定の記録先媒体識別子で設定した記録先媒体が未装着状態から装着された通知を受ける(ステップS1100)。
装着通知を受けたならば、定期予約録画コンテンツ管理情報に代替録画されたコンテンツが管理されているか否かを確認する(ステップS1101)。
代替録画コンテンツ有りならば、定期予約録画設定情報で設定した記録先媒体が書き換え可能な記録媒体か否かを確認する(ステップS1102)。
確認の結果、代替録画コンテンツが有り、かつ記録先媒体が書き換え可能な記録媒体であれば、次回定期予約録画が開始されるまでの余裕時間を算出後(ステップS1103)、代替録画コンテンツを定期予約録画設定の記録先媒体識別子で設定した記録先媒体へダビングする場合の所要時間を算出し(ステップS1104)、次回定期予約録画が開始されるまでに、代替録画コンテンツのダビングが完了するか否かの判定を行う(ステップS1105)。次回定期予約録画が開始されるまでに、代替録画コンテンツのダビングが完了する場合はダビング処理を行う(ステップS1106)。
以上のようにして、本発明の第三実施例では、記録先媒体が追記型媒体である場合においても、代替録画コンテンツのダビング処理と、定期予約録画による録画処理が輻湊しない様に制御することで、追記型記録媒体のコンテンツ識別子を、定期予約録画管理情報に退避されているコンテンツ識別子の順と一致させて記録することができる。
以上、本発明に係るダビングコンテンツ再生順番制御装置の構成、及び定期予約録画制御方法と定期予約録画コンテンツダビング制御方法について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれら実施の形態に限られないことは勿論である。即ち、
(1)上記実施の形態では、1つの録画再生装置内に2つの記録媒体が装着可能なシステムであったが、これに限定されるものではなく、記録媒体が単一の録画再生装置によって構成される2つ以上の記録媒体を備えた録画再生システムであっても良い。
(2)上記実施の形態では、記録媒体がDVD-RAM、及びDVD-Rであったが、これに限定されるものではなく、例えば、Blu-ray Disc、DVD-RW、DVD+RW、CD-R、CD-RW、SDカード、PCカード、MO、MD、PD、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)、マルチメディアカード、メモリスティック等の記録可能なメディアであっても良い。
本発明にかかる定期予約録画制御機能と定期予約録画コンテンツダビング制御機能を有するダビングコンテンツ再生順番制御装置は、ホームサーバ−システムにおけるライブラリ管理装置として有用である。
本発明の実施の形態におけるダビングコンテンツ再生順番制御装置の構成を示す図 本発明の実施の形態1における定期予約録画制御部と定期予約録画コンテンツダビング制御部の構成を示す図 本発明の実施の形態2における定期予約録画制御部と定期予約録画コンテンツダビング制御部の構成を示す図 本発明の実施の形態1における定期予約録画処理の従来例での課題の概要を示す図 本発明の実施の形態1における定期予約録画制御と定期予約録画コンテンツダビング制御を行った場合の効果の概要を示す図 本発明の実施の形態2における定期予約録画制御と定期予約録画コンテンツダビング制御を行った場合の効果の概要を示す図 本発明の実施の形態2における定期予約録画制御と定期予約録画コンテンツダビング制御を追記型記録媒体に対して行った場合の課題の概要を示す図 本発明の実施の形態3における定期予約録画制御と定期予約録画コンテンツダビング制御を追記型記録媒体に対して行った場合の効果の概要を示す図 本発明の実施の形態1における定期予約録画制御処理と定期予約録画コンテンツダビング制御処理のフローチャート 本発明の実施の形態2における定期予約録画制御処理と定期予約録画コンテンツダビング制御処理のフローチャート 本発明の実施の形態3における定期予約録画制御処理と定期予約録画コンテンツダビング制御処理のフローチャート 本発明の実施の形態1における定期予約録画設定情報と定期予約録画コンテンツ管理情報の構造を示す図 本発明の実施の形態1におけるAVコンテンツ管理情報の構造を示す図 本発明の実施の形態1における定期予約録画設定情報と定期予約録画コンテンツ管理情報の代替録画処理が行われた時の状態を示す図 本発明の実施の形態1における定期予約録画設定情報と定期予約録画コンテンツ管理情報の定期予約録画設定した記録先媒体に録画処理が行われた時の状態を示す図 本発明の実施の形態1におけるAVコンテンツ管理情報の代替録画処理が行われた時の状態を示す図 本発明の実施の形態1におけるAVコンテンツ管理情報の定期予約録画設定した記録先媒体に録画処理が行われた時の状態を示す図 本発明の実施の形態1におけるAVコンテンツ管理情報の代替録画コンテンツを定期予約録画設定した記録先媒体にダビングを行った時の状態を示す図 本発明の実施の形態1におけるAVコンテンツ管理情報の代替録画コンテンツを定期予約録画設定した記録先媒体にダビングを行った時の状態を示す図
符号の説明
100 外部機器
101 リモコン
102 アンテナ
103 モニター
110 外部入出力
111 ユーザ入力
112 チューナー
113 エンコーダ
114 オーバーレイ
115 出力制御部
116 デコーダ
117 OSD表示
120 バス
130 内蔵タイマー
131 CPU
132 ROM
133 RAM
134 記録媒体
200 定期予約録画設定手段
201 定期予約録画設定情報
202 記録媒体検知手段
203 タイマー手段
204 定期予約録画制御手段
205 録画手段
206 定期予約録画コンテンツ管理情報
207 ダビング設定手段
208 定期予約録画コンテンツダビング制御手段
209 ダビング手段
210 コンテンツ識別子編集手段

Claims (14)

  1. 内蔵型または可搬型の第一記録媒体と可搬型の第二記録媒体を有し、記録先媒体を指定する定期予約録画機能を備える録画再生装置において、
    ユーザによって設定される定期予約録画に関する情報を定期予約録画設定情報として退避する定期予約録画設定手段と、
    定期予約録画の記録先媒体として指定された記録媒体が装着されたことを検知する記録媒体検知手段と、
    定期予約録画の開始時刻を通知するタイマー手段と、
    前記タイマー手段からの通知と前記定期予約録画設定情報と前記記録媒体検知手段の検知結果より定期予約録画処理の実行制御を行うと共に定期予約録画により記録する定期予約録画コンテンツの定期予約録画コンテンツ管理情報を作成する定期予約録画制御手段と、
    記録済みコンテンツのダビング設定を行うダビング設定手段と、
    前記ダビング設定手段からの指示により前記定期予約録画コンテンツ管理情報を参照して定期予約録画されたコンテンツのダビング制御を行う定期予約録画コンテンツダビング制御手段と、
    前記定期予約録画コンテンツダビング制御手段の指示に従って記録済みコンテンツの識別子を編集するコンテンツ識別子編集手段と、
    を備えることを特徴とするダビングコンテンツ再生順番制御装置。
  2. 前記定期予約録画設定情報は、少なくとも、
    設定済みの定期予約録画設定の総数と、
    定期予約録画を個別に識別する為の定期予約録画識別子と、
    定期予約録画を行う時間設定とチャンネル設定を含む定期予約録画条件と、
    定期予約録画を行う記録先媒体識別子と、
    を含むことを特徴とする請求項1記載のダビングコンテンツ再生順番制御装置。
  3. 前記定期予約録画制御手段は更に、定期予約録画の記録先媒体が未装着の場合には代替記録媒体への代替記録を行うと共に、
    前記定期予約録画コンテンツ管理情報に少なくとも、
    録画処理が行われた定期予約録画の総数と、
    前記定期予約録画識別子と、
    前記定期予約録画識別子で特定する定期予約録画設定時の記録先媒体識別子と、
    前記定期予約録画識別子で特定する定期予約録画毎の記録コンテンツ総数と、
    前記定期予約録画識別子で特定する定期予約録画毎の記録済媒体識別子と、
    前記定期予約録画識別子で特定する定期予約録画毎の記録コンテンツ識別子と、
    を記録することを特徴とする請求項1記載のダビングコンテンツ再生順番制御装置。
  4. 前記定期予約録画コンテンツダビング制御手段は、
    前記定期予約録画識別子で管理される記録コンテンツのコンテンツ識別子がダビング先記録媒体上で連続値となるように記録先媒体上のコンテンツ識別子の編集制御を行うことを特徴とする請求項1記載のダビングコンテンツ再生順番制御装置。
  5. 前記定期予約録画制御手段は更に、
    定期予約録画を代替録画で行った後、
    前記記録先媒体識別子と一致する記録先媒体の装着を検知した場合に、
    次回定期録画予約開始時刻までに代替録画した記録コンテンツを前記記録先媒体へのダビングを行うことを特徴とする請求項1記載のダビングコンテンツ再生順番制御装置。
  6. 前記定期予約録画制御手段は更に、
    定期予約録画の記録先媒体が追記型の場合に、
    既に記録先媒体以外の媒体上に代替録画を行ったコンテンツが存在する状態であれば、
    記録先媒体が装着状態であっても代替録画処理を行うことを特徴とする請求項1記載のダビングコンテンツ再生順番制御装置。
  7. 内蔵型または可搬型の第一記録媒体と可搬型の第二記録媒体を有し、記録先媒体を指定する定期予約録画機能を備える録画再生装置において、
    ユーザによって設定される定期予約録画に関する情報を定期予約録画設定情報として退避する定期予約録画設定ステップと、
    定期予約録画の記録先媒体として指定された記録媒体が装着されたことを検知する記録媒体検知ステップと、
    定期予約録画の開始時刻を通知するタイマーステップと、
    前記タイマーステップからの通知と前記定期予約録画設定情報と前記記録媒体検知ステップの検知結果より定期予約録画処理の実行制御を行うと共に定期予約録画により記録する定期予約録画コンテンツの定期予約録画コンテンツ管理情報を作成する定期予約録画制御ステップと、
    記録済みコンテンツのダビング設定を行うダビング設定ステップと、
    前記ダビング設定ステップからの指示により前記定期予約録画コンテンツ管理情報を参照して定期予約録画されたコンテンツのダビング制御を行う定期予約録画コンテンツダビング制御ステップと、
    前記定期予約録画コンテンツダビング制御ステップの指示に従って記録済みコンテンツの識別子を編集するコンテンツ識別子編集ステップと、
    を備えることを特徴とするダビングコンテンツ再生順番制御方法。
  8. 前記定期予約録画設定情報は、少なくとも、
    設定済みの定期予約録画設定の総数と、
    定期予約録画を個別に識別する為の定期予約録画識別子と、
    定期予約録画を行う時間設定とチャンネル設定を含む定期予約録画条件と、
    定期予約録画を行う記録先媒体識別子と、
    を含むことを特徴とする請求項7記載のダビングコンテンツ再生順番制御方法。
  9. 前記定期予約録画制御ステップは更に、定期予約録画の記録先媒体が未装着の場合には代替記録媒体への代替記録を行うと共に、
    前記定期予約録画コンテンツ管理情報に少なくとも、
    録画処理が行われた定期予約録画の総数と、
    前記定期予約録画識別子と、
    前記定期予約録画識別子で特定する定期予約録画設定時の記録先媒体識別子と、
    前記定期予約録画識別子で特定する定期予約録画毎の記録コンテンツ総数と、
    前記定期予約録画識別子で特定する定期予約録画毎の記録済媒体識別子と、
    前記定期予約録画識別子で特定する定期予約録画毎の記録コンテンツ識別子と、
    を記録することを特徴とする請求項7記載のダビングコンテンツ再生順番制御方法。
  10. 前記定期予約録画コンテンツダビング制御ステップは、
    前記定期予約録画識別子で管理される記録コンテンツのコンテンツ識別子がダビング先記録媒体上で連続値となるように記録先媒体上のコンテンツ識別子の編集制御を行うことを特徴とする請求項7記載のダビングコンテンツ再生順番制御方法。
  11. 前記定期予約録画制御ステップは更に、
    定期予約録画を代替録画で行った後、
    前記記録先媒体識別子と一致する記録先媒体の装着を検知した場合に、
    次回定期録画予約開始時刻までに代替録画した記録コンテンツを前記記録先媒体へのダビングを行うことを特徴とする請求項7記載のダビングコンテンツ再生順番制御方法。
  12. 前記定期予約録画制御ステップは更に、
    定期予約録画の記録先媒体が追記型の場合に、
    既に記録先媒体以外の媒体上に代替録画を行ったコンテンツが存在する状態であれば、
    記録先媒体が装着状態であっても代替録画処理を行うことを特徴とする請求項7記載のダビングコンテンツ再生順番制御方法。
  13. 請求項7から請求項12のいずれか一つに記載の継続録画コンテンツ結合ダビング方法としてコンピュータを機能させるためのダビングコンテンツ再生順番制御プログラム。
  14. 前記請求項13に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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