JP2005326156A - 電子式電力量計 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数を削減して製造コストを低減することができる電子式電力量計を提供する。
【解決手段】電気設備の使用電力を測定してデータを記憶手段に記憶し、液晶部２によってデータを表示したり、通信線３を介して外部に接続したパソコン４にデータを出力することができる複数の電子式電力量計１において、電子式電力量計１のアドレスを１〜９９に設定した場合は一時接続方式とし、電子式電力量計１のアドレスを１００〜１９９に設定した場合は常時接続方式とし、アドレスを変更することによってパソコン４とのデータの処理方式を選択できるようにする。
【選択図】図１
【解決手段】電気設備の使用電力を測定してデータを記憶手段に記憶し、液晶部２によってデータを表示したり、通信線３を介して外部に接続したパソコン４にデータを出力することができる複数の電子式電力量計１において、電子式電力量計１のアドレスを１〜９９に設定した場合は一時接続方式とし、電子式電力量計１のアドレスを１００〜１９９に設定した場合は常時接続方式とし、アドレスを変更することによってパソコン４とのデータの処理方式を選択できるようにする。
【選択図】図１
Description
本発明は、電気設備の使用電力を測定してパソコンにデータを出力する機能を備えた電子式電力量計に関する。
図２に示すように、電子式電力量計１１（１１ａ〜１１ｇ）は電気設備の使用電力を測定して内蔵した記憶手段にデータを記憶しており、このデータを表示手段である液晶部１２により表示したり、通信線１３を介して外部にデータを出力しパソコン１４でデータを管理することができるようになっている。そこで電子式電力量計１１に記憶されたデータをパソコン１４に取り込む場合、２通りの方式がある。１つはノートパソコン等の携帯型のパソコン１４を必要なときに電子式電力量計１１と接続し、接続時や指示した時にデータを取り込んでパソコン１４に表示する方式であり、もう１つは事務所等に設置したデスクトップ型のパソコン１４を電子式電力量計１１に常時接続してデータを取り込み、リアルタイムでパソコン１４に表示する方式である。一時接続方式の場合は単独での使用を目的としているので電子式電力量計側で各種設定を行うようになっており、常時接続方式の場合は電子式電力量計１１とパソコン１４の時刻を同期させたりパソコン１４で電子式電力量計１１の設定状況を確認できるようにするためにパソコン側でしか電子式電力量計１１の各種設定ができないようになっている。そのため、電子式電力量計１１はデータの処理方式に応じて２種類の製品が作られている。電子式電力量計１１が複数設置されている場合、パソコン１４内でデータが混同しないように電子式電力量計毎にデータを識別する必要があるため、電子式電力量計１１ａ〜１１ｇにはアドレスが個々に設定され、一時接続方式の電子式電力量計１１ａ〜１１ｄと常時接続方式の電子式電力量計１１ｅ〜１１ｇは共に１から順にアドレスを設定していた（例えば、非特許文献１参照）。
"ｅ−ｍｏｎｉｔｏｒ２"［online］、平成１６年１月５日、河村電器産業株式会社、［平成１６年５月１２日検索］、インターネット＜ＵＲＬ：http://www.kawamura-sqkai.com/kawaraban/img/emonitor2.pdf＞
"ｅ−ｍｏｎｉｔｏｒ２"［online］、平成１６年１月５日、河村電器産業株式会社、［平成１６年５月１２日検索］、インターネット＜ＵＲＬ：http://www.kawamura-sqkai.com/kawaraban/img/emonitor2.pdf＞
このように電子式電力量計はパソコンとのデータの処理方式に応じて２種類の製品を作っているため、在庫管理や生産管理が煩雑になっていた。この問題を解決するには電子式電力量計に切替スイッチを設けてデータの処理方式を切り替えできるようにする方法が考えられる。しかしながら、切替スイッチを設けると部品点数が増加し、製造コストが高くなるという欠点があった。
本発明は、電気設備の使用電力を測定してデータを記憶手段に記憶し、表示手段によってデータを表示したり、外部に接続したパソコンにデータを出力することができる複数の電子式電力量計において、各電子式電力量計に設定するアドレスによってパソコンとのデータの処理方式を選択できるようにしたことを特徴とする。
本発明の電子式電力量計は、部品点数を削減して製造コストを低減することができるという効果がある。
電気設備の使用電力を測定してデータを記憶手段に記憶し、表示手段によってデータを表示したり、外部に接続したパソコンにデータを出力することができる複数の電子式電力量計において、各電子式電力量計に設定するアドレスによってパソコンとのデータの処理方式を一時接続方式と常時接続方式とから選択できるようにする。
本発明に係る電子式電力量計の実施例を図１の添付図面に基づいて説明する。
電子式電力量計１（１ａ〜１ｇ）は電気設備の使用電力を測定して内蔵した記憶手段にデータを記憶し、この記憶手段により記憶したデータを表示手段である液晶部２により表示したり、通信線３を介して外部にデータを出力しパソコン４でデータを管理することができるようになっており、測定対象の数に応じて複数設置されている。
パソコン４と電子式電力量計１とのデータの処理方式には２通りの方式があり、１つはノートパソコン等の携帯型のパソコン４を必要なときに電子式電力量計１と接続し、接続時や指示した時にデータを取り込んでパソコン４ｂに表示する方式であり、もう１つは事務所等に設置したデスクトップ型のパソコン４を電子式電力量計１に常時接続してデータを取り込み、リアルタイムでパソコン４に表示する方式である。
このデータの処理方式を設定するにはパソコン４がデータを識別するために各電子式電力量計１に設定するアドレスによって行う。詳しくは、例えば、アドレスを１〜９９の何れかに設定した場合は一時接続方式とし、アドレスを１００〜１９９の何れかに設定した場合は常時接続方式とする。即ち、図１においては電子式電力量計１ａ〜１ｄはアドレスが００１〜００４に設定されているので一時接続方式となり、電子式電力量計１ｅ〜１ｇはアドレスが１０１〜１０３に設定されているので常時接続方式となる。データの処理方式を変更したい場合はアドレスを変更することで簡単に行うことができる。
アドレスの設定には電子式電力量計１の前面に設けられた操作ボタン５を用いて行い、その他の各種設定は常時接続方式の場合はパソコン４で行い、一時接続方式の場合は電子式電力量計１の操作ボタン５を用いて行う。
尚、本実施例においてアドレスの００１〜０９９を一時接続方式とし、１００〜１９９を常時接続方式としたが、これらのアドレスの区分けについて限定はない。
１ａ〜１ｇ 電子式電力量計
２ 液晶部
３ 通信線
４ パソコン
５ 操作ボタン
２ 液晶部
３ 通信線
４ パソコン
５ 操作ボタン
Claims (1)
- 電気設備の使用電力を測定してデータを記憶手段に記憶し、表示手段によって前記データを表示したり、外部に接続したパソコンに前記データを出力することができる複数の電子式電力量計において、各電子式電力量計に設定するアドレスによって前記パソコンとのデータの処理方式を選択できるようにしたことを特徴とする電子式電力量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004141902A JP2005326156A (ja) | 2004-05-12 | 2004-05-12 | 電子式電力量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004141902A JP2005326156A (ja) | 2004-05-12 | 2004-05-12 | 電子式電力量計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005326156A true JP2005326156A (ja) | 2005-11-24 |
Family
ID=35472635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004141902A Pending JP2005326156A (ja) | 2004-05-12 | 2004-05-12 | 電子式電力量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005326156A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009139122A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | Kawamura Electric Inc | 電力測定器 |
| US10128446B2 (en) | 2007-05-18 | 2018-11-13 | Udc Ireland Limited | Organic electroluminescent device |
| CN109613467A (zh) * | 2018-10-30 | 2019-04-12 | 杭州海兴电力科技股份有限公司 | 用于实现模拟现场的多表测试的测试设备及测试方法 |
-
2004
- 2004-05-12 JP JP2004141902A patent/JP2005326156A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US10128446B2 (en) | 2007-05-18 | 2018-11-13 | Udc Ireland Limited | Organic electroluminescent device |
| US11411185B2 (en) | 2007-05-18 | 2022-08-09 | Udc Ireland Limited | Organic electroluminescent device |
| US11937504B2 (en) | 2007-05-18 | 2024-03-19 | Udc Ireland Limited | Organic electroluminescent device |
| JP2009139122A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | Kawamura Electric Inc | 電力測定器 |
| CN109613467A (zh) * | 2018-10-30 | 2019-04-12 | 杭州海兴电力科技股份有限公司 | 用于实现模拟现场的多表测试的测试设备及测试方法 |
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