JP2005323967A - 運動支援システム及び運動支援端末装置及び運動支援サーバ及び運動支援方法並びにサービス提供方法 - Google Patents

運動支援システム及び運動支援端末装置及び運動支援サーバ及び運動支援方法並びにサービス提供方法 Download PDF

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Abstract

【課題】被運動支援者の運動を支援する運動支援システム及び運動支援端末装置及び運動支援サーバ並びに運動支援方法に関し、運動を効率よく、かつ、的確に行える運動支援システム及び運動支援端末装置及び運動支援サーバ並びに運動支援方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、被運動支援者(21)の運動を支援する運動支援システムであって、被運動支援者(21)の身体の動きを検出し、検出された動き情報を送信するとともに、支援情報を受信して被運動支援者に報知する運動支援端末装置(11)と、運動支援端末装置(11)から送信された動き情報に基づいて被運動支援者の運動の状態を検出し、検出された被運動支援者の運動の状態に基づいて被運動支援者の動きを最適化するための支援情報を作成する運動支援サーバ(13)とを有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は運動支援システム及び運動支援端末装置及び運動支援サーバ及び運動支援方法並びにサービス提供方法に係り、特に、被運動支援者の運動を支援する運動支援システム及び運動支援端末装置及び運動支援サーバ及び運動支援方法並びにサービス提供方法に関する。
従来、日本では、個人の健康を支援するよりも、診断、治療重視の政策が取られてきた。このため、自己責任で健康管理を行うという意識が低く、個人の健康管理を指導する人材も不足しがちである。このような現状に鑑み、個人の選択、根拠に基づく健康作り、健康、予防重視の政策が取られることになっており、各個人による健康維持管理が重要となっている。
現在、個人による健康の維持管理のために、インターネットを通して種々の情報が提供されている。
また、フィットネスクラブ、スポーツジムなどにおいては、個人の体力に応じて施設内で機器を使った運動が提案されている。
さらに、簡易な健康管理方法としては、個人が歩数計などを用いて運動量を認識することにより、健康の維持管理を行う方法もある。
しかるに、インターネット上の健康情報サイトでは、単に、ユーザの申告によりユーザの食事や運動方法などの情報を提供するだけであり、ユーザが提供された運動を行った場合に、正しく運動が行われているか否かを把握することは困難であった。また、運動がユーザの意志に基づくものであり、効果的に運動を行うことができなかった。
さらに、フィットネスクラブやスポーツジムでは、施設に通い、インストラクターの指導のもと、大掛かりな機器を用いて運動を行う必要があり、手軽さに欠けていた。
また、歩数計などは単に歩数だけを認識できるものであり、単なる目安であり、正確な消費カロリーを知ることはできなかった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、運動を効率よく、かつ、的確に行える運動支援システム及び運動支援端末装置及び運動支援サーバ並びに運動支援方法を提供することを目的とする。
本発明は、被運動支援者(21)の運動を支援する運動支援システムであって、被運動支援者(21)の身体の動きを検出し、検出された動き情報を送信するとともに、支援情報を受信して被運動支援者に報知する運動支援端末装置(11)と、運動支援端末装置(11)から送信された動き情報に基づいて被運動支援者の運動の状態を検出し、検出された被運動支援者の運動の状態に基づいて被運動支援者の動きを最適化するための支援情報を作成する運動支援サーバ(13)とを有することを特徴とする。
運動支援サーバ(13)は、支援情報を運動支援端末装置(11)に送信することを特徴とする。
運動支援端末装置(11)は、被運動支援者の身体の動きを検出する検出手段(31)と、検出手段(31)で検出された被運動支援者の身体の動きを運動支援端末装置に送信するとともに、運動支援サーバから送信された支援情報を受信して被運動支援者に報知する通信手段(32)とを有することを特徴とする。
検出手段(31)は、被運動支援者(21)の関節部分の近傍に装着され、関節部分に働く力を検出するセンサ(41)を有することを特徴とする。
なお、上記参照符号はあくまでも参考であり、これによって、特許請求の範囲の記載が限定されるものではない。
本発明によれば、運動支援端末装置により被運動支援者の身体の動きを検出し、検出された動き情報を運動支援サーバに送信し、運動支援サーバにより運動支援端末装置から送信された動き情報に基づいて被運動支援者の運動の状態を検出し、検出された被運動支援者の運動の状態に基づいて被運動支援者の動きを最適化するための支援情報を作成することにより、運動支援者は自分の運動の状態を認識し、支援情報に基づいて最適な運動を行うことができ、よって、運動を効率よく、かつ、的確に行える等の特長を有する。
〔運動支援システム〕
図1は本発明の一実施例のシステム構成図を示す。
本実施例の運動支援システム1は、被運動支援者21の運動、例えば、歩行方法などを支援するためのシステムであって、運動支援端末装置11、ネットワーク12、運動支援サーバ13、健康情報提供サーバ14、顧客管理サーバ15、端末装置16から構成される。
運動支援端末装置11は、被運動支援者21に装着されて用いられ、被運動支援者21の身体の動きを検出し、検出された動きに基づいて作成される運動情報を、ネットワーク12を介して送信するとともに、運動支援サーバ13からネットワーク12を介して送信された支援情報を受信して被運動支援者21に報知する。
運動支援サーバ13は、運動支援センタ22などの設置され、運動支援端末装置11からネットワーク12を介して送信された動き情報に基づいて被運動支援者21の運動の状態を解析し、解析された被運動支援者の運動の状態に基づいて被運動支援者21の動きを最適化するための支援情報を取得し、ネットワーク12を介して運動支援端末装置11に送信する。
健康情報提供サーバ14は、健康情報提供センタ23などに設けられ、被運動支援者21の身体の状態に基づいて食事や運動方法に関する情報を、ネットワーク12を介して運動支援端末装置11、端末装置16、運動支援サーバ13に提供する。
顧客管理サーバ15は、例えば、保険会社などの顧客情報管理センタ24などに設置され、保険契約者毎にその運動状態、契約した保険料、その割引率、割引後保険料などを管理しており、運動支援サーバ13からネットワーク12を介して運動情報状態を取得して、割引率、割引後保険料に反映する処理を行う。
端末装置16は、被運動支援者21の自宅25に設置され、ネットワーク16を介して運動支援サーバ13、健康情報提供サーバ14、顧客管理サーバ15などにアクセスして、必要な情報を取得するために用いられる。また、運動支援端末装置11に内蔵されたメモリカードなどに記憶された動き情報を、ネットワーク12を介して運動支援サーバ13に送信するために用いられる。
〔運動支援端末装置11〕
次に運動支援端末装置11について説明する。
図2は運動支援端末装置11のブロック構成図である。
運動支援端末装置11は、センサユニット31及び通信ユニット32から構成される。
センサユニット31は、例えば、被運動支援者21の肢体の関節近傍に装着され、被運動支援者21の動きをセンシングするためのユニットであり、センサ41、無線通信装置42、電池43から構成されている。センサ41は、例えば、加速度センサや振動ジャイロなどの角速度センサなどから構成され、装着部分に働く力を2次元或いは3次元的に検出し、装着部分である、腕や脚の動きを2次元或いは3次元的を検出可能な構成とされている。
センサ41で取得された検出信号は、無線通信装置42に供給される。無線通信装置42は、例えば、微弱電波による無線通信システムを構成しており、センサ41から供給された検出信号により搬送波を変調して電波として外部に送出する。
電池43は、ボタン形電池などから構成され、センサユニット31で用いられる電源を供給する。
また、センサユニット31は、例えば、リストバンドなどの形態をなし、被運動支援者21の手首、肘、足首、膝などに装着される。なお、センサユニット31の装着部分が多いほど被運動支援者21の正確な動きを検出できる。
センサユニット31から送出された電波は、通信ユニット32で受信される。
通信ユニット32は、無線通信装置51、処理装置52、記憶装置53、データ通信装置54、音声出力装置55、操作部56、電池57、インタフェース回路58、メモリカードスロット59、USBポート60から構成される。
無線通信装置51は、センサユニット31の無線通信装置42とともに、微弱電波による無線通信システムを構成しており、センサユニット31から送出された電波を受信して、検出信号を復調する。無線通信装置51で復調された検出信号は、処理装置52に供給される。
処理装置52は、センサユニット31から供給される被運動支援者21の動きに応じた検出信号に基づいて被運動支援者21の運動の状態、例えば、歩行の動きを解析し、その運動の状態や消費カロリーなどを含む運動情報を作成する。
記憶装置53は、メモリユニット、メモリカードなどから構成されており、処理装置52で処理された運動情報などのデータを記憶する。
データ通信装置54は、ネットワーク12を介して運動支援サーバ13とのデータ通信を行うための通信装置ユニットであり、ネットワーク12に無線により接続可能とされている。
音声出力装置55は、処理装置52から供給される音声データに基づいて音声を出力する。被運動支援者21は、音声出力装置55から出力される音声により、運動支援を受けることができる。
操作部56は、キースイッチなどから構成されており、処理装置52に各種指示や被運動支援者21に関するデータの入力を行うことができる。
電池57は、電源を生成し、通信ユニット32の各部に供給する。
インタフェース回路58は、メモリカードスロット59及びUSBポート60と処理装置52とのインタフェースをとる。メモリカードスロット59には、メモリカード33が装着される。メモリカード33には、運動情報などが記憶される。また、USBポート60には、USBメモリ34などのUSBデバイスが接続される。USBメモリ34には、運動情報などが記憶される。メモリカード33やUSBメモリ34に運動情報を記憶することにより、被運動支援者21が自宅のコンピュータなどにより運動情報を管理できる。
なお、本実施例では、支援情報を音声により被運動支援者21に報知したが、通信ユニット32に表示装置などを設け、視覚的に報知するようにしてもよい。また、本実施例では、センサユニット31からの検出信号を復調して、直接的に運動支援サーバ13に送信するようにしてもよい。これによって、運動支援端末装置11側での処理の負担を軽減でき、電池57を長寿命化できる。
次に、通信ユニット32の動作について説明する。
図3は処理装置52の処理フローチャートを示す。
処理装置52は、ステップS1−1でネットワーク12を介して運動支援サーバ13からデータを受信したか否かを判定する。通信ユニット32は、ステップS1−1で運動支援サーバ13からのデータを受信していない状態では、ステップS1−2でセンサユニット31から検出信号を受信し、検出信号を取得する。取得された検出信号は、ディジタルデータに変換されて記憶装置53に記憶される。
処理装置52は、ステップS1−3で記憶装置53に記憶されたセンサユニット31からの検出信号に応じたデータを解析して、ステップS1−4で被運動支援者21の運動状態に応じた運動情報を取得する。
データの解析では、例えば、検出信号の変位及び時間により、運動の大きさ、強さ、センサユニット31の装着位置の運動方向などを検知することができる。検知された運動の大きさ、強さ、運動方向から運動、例えば、歩幅、歩行速度などの情報を取得できる。なお、被運動支援者21の腕及び脚の複数箇所にセンサユニット31を装着し、腕や脚の動きの角速度や加速度を3次元或いは2次元的に検出することにより、腕及び脚の動き、両方の動きのタイミングを知ることができるため、被運動支援者21の歩数や歩行速度だけでなく、その歩行動作を認識できる。さらに、運動の強度、大きさなどを検知できるため、その動作の消費カロリーを正確に算出できる。このとき、本実施例では、歩行動作を解析しているため、歩数計に比べて正確にカロリー消費量を求めることが可能である。
処理装置52は、ステップS1−4でデータ解析結果から被運動支援者21の運動情報を取得すると、ステップS1−5で取得した運動情報に操作部56などによって予め登録された被運動支援者21のユーザIDを付与して、送信データを作成し、ステップS1−6でデータ通信装置54により送信データを送出する。なお、ステップS1−4で取得された運動情報は、時刻情報などが付与されてメモリカード33やUSBメモリ34などに記憶される。
また、処理装置52は、ステップS1−1でネットワーク12を介して運動支援サーバ13からデータを受信すると、ステップS1−7で受信したデータから音声データを抽出し、音声出力装置55に供給し、音声出力装置55から音声を出力する。
以上のようにして、運動支援端末装置11では、被運動支援者21の動きを検出し、運動支援サーバ13に提供するとともに、運動支援サーバ13からの被運動支援者21の動きに応じた運動支援情報を音声により被運動支援者21に提供できる。
なお、通信ユニット32は、携帯電話機や携帯電話網などを介して通信可能な構成とされたPDA(personal digital assistant)などで構成することもできる。
〔運動支援サーバ13〕
次に運動支援サーバ13について説明する。
図4は運動支援サーバ13のブロック構成図を示す。
運動支援サーバ13は、コンピュータシステムであり、通信装置61、処理装置62、ファイル装置63、メモリ64、入力装置65、表示装置66から構成される。
通信装置61は、ネットワーク12を介して運動支援端末装置11との通信を行うため装置である。
処理装置62は、ファイル装置63に記憶されたプログラムに基づいて処理を行っており、運動支援端末装置11からネットワーク12を介して送信された送信データから被運動支援者21及びその運動状態を検出し、ファイル装置63に記憶されたデータベースに基づいて被運動支援者21の運動の支援情報を作成し、ネットワーク12を介して運動支援端末装置11に送信する。
ファイル装置63には、プログラムが格納されているとともに、運動評価値データベース63a、支援情報データベース63b、並びに被運動支援者管理データベース63c、運動メニューデータベース63dが格納されている。
図5は運動状態評価情報データベース63aのデータ構成図を示す。
運動状態評価情報データベース63aは、運動評価情報D11〜D1nに対応する支援情報が格納された支援情報アドレスA1〜Anが格納されている。運動評価値データベース63aを参照することにより、運動評価情報D1iに基づいて対応する支援情報が格納された支援情報アドレスAiを取得できる。
図6は支援情報データベース63bのデータ構成図を示す。
支援情報データベース63bは、支援情報アドレスA1〜Anに対応して支援情報D21〜D2nが格納された構成とされている。支援情報データベース63bを参照することにより、支援情報アドレスAiに対応する支援情報D2iを取得できる。
図7は被運動支援者管理データベース63cのデータ構成図を示す。
被運動支援者管理データベース63cは、ユーザ識別情報ID1〜IDm、身体状態情報D31〜D3m、運動メニュー情報D41〜D4m、年月日情報DATE11〜DATE1k〜DATEm1〜DATEmk、積算消費カロリー情報C11〜C1k、評価値情報から構成される。
ユーザ識別情報ID1〜IDmは、被運動支援者21を識別するための情報である。身体状態情報D31〜D3mは、被運動支援者21の身長、通常歩行時の歩幅、年齢など身体情報及び被運動支援者21の健康状態などに関する情報である。年月日情報DATE11〜DATE1k〜DATEm1〜DATEmkは、運動した年月日を示す情報である。積算消費カロリー情報C11〜C1kは、運動支援端末装置11から送信された運動情報から抽出された消費カロリーを1日積算した消費カロリーを示す情報である。評価値情報は、積算消費カロリーと運動メニューにより設定された1日の消費カロリーとの差に応じて決定される情報であり、例えば、A〜Fの5段階で示される。
メモリ64は、処理装置62の作業用記憶領域として使用される。
入力装置65は、キーボード、マウスから構成され、処理装置62への指示やデータの入力などを行う場合に用いられる。
表示装置66は、CRT、LCDなどから構成され、データや操作画面などが表示される。
運動支援サーバ13の動作を説明する。
図8は処理装置62の処理フローチャートを示す。
処理装置62は、ステップS2−1で運動支援端末装置11から送信されたデータを受信すると、ステップS2−2で受信したデータに含まれるユーザ識別情報を取得するとともに、ステップS2−3で受信したデータに含まれる運動情報を取得する。処理装置62は、ステップS2−4で取得した運動情報を解析し、運動状態評価情報D11〜D1nを取得する。運動状態評価情報D11〜D1nは、例えば、運動の大きさ、動きの正確さに応じたデータである。運動状態評価情報D11〜D1nは、例えば、歩行においては、その歩幅、歩行速度、歩行方法に関するデータとなる。また、運動情報評価情報D11〜D1nは被運動支援者21の身長、通常歩行時の歩幅、年齢などを考慮して決定される。このとき、被運動支援者21の識別情報IDiによって被運動支援者管理データベース63cを参照することにより身体状態情報D31〜D3mから身長、通常歩行時の歩幅、年齢など必要な情報を取得し、取得した情報を解析時の係数として用いることにより、運動情報評価情報D11〜D1nに被運動支援者21の身長、通常歩行時の歩幅、年齢などを考慮する。
以上により被運動支援者21によって取得された運動状態に対する運動状態評価情報が異なることになり、被運動支援者21に固有の情報を得ることができる。
処理装置62は、ステップS2−5で取得した運動状態評価情報D1iによりデータベースを参照し、ステップS2−6で運動支援情報を取得する。このとき、処理装置62は、まず、ステップS2−4で取得した運動状態評価情報D1iにより運動状態評価情報データベース63aを参照する。運動状態評価情報D1iにより運動状態評価情報データベース63aを参照することにより、支援情報アドレスAiが取得できる。次に処理装置62は、取得された支援情報アドレスAiにより支援情報データベース63bを参照する。支援情報アドレスAiにより支援情報データベース63bを参照することにより、支援情報D2iを得ることができる。
例えば、運動状態評価情報が十分な歩幅が得られていないという評価のときには、支援情報として、歩幅を大きくする旨の情報が取得される。また、運動状態評価情報が十分な歩行速度でないという評価のときには、支援情報として歩行速度を速くする旨の情報が取得される。また、運動状態評価情報が、歩行方法が適切でない旨の評価のときには、支援情報として、歩行方法のチェックを要求する旨の情報が取得される。被運動支援者21に装着されるセンサユニット31の数が多く、腕や脚の動きまでも判定できるときには、さらに詳細に歩行方法について指示を行うようにしてもよい。例えば、腕の振りが規定値より内側に外れている場合には、腕をもっと外側に振り出す旨指摘したり、また、右脚の踏み出す方向が規定値より外側に外れているときには、右脚をもっと内側に振り出す旨指摘したりするようにしてもよい。これによって、被運動支援者21は、正しい歩行方法を習得できる。
処理装置62は、次に、ステップS2−7で取得した支援情報にユーザ識別情報IDiを付与して送信データを作成し、ステップS2−8で通信装置61によりネットワーク12を介して被運動支援端末装置11に送信する。
処理装置62は、ステップS2−9で運動支援端末装置11から取得した運動情報から消費カロリーを抽出し、積算する。次に処理装置62は、ステップS2−10で所定期間、例えば、1日経過すると、健康情報提供サーバ14に被運動支援者21の識別情報IDiに対応する運動メニュー情報に含まれる消費カロリー情報を要求する。なお、このとき、運動メニュー情報に含まれる消費カロリー情報は、所定期間、例えば、1日の目標消費カロリーである。
処理装置62は、ステップS2−11で健康情報提供サーバ14に消費カロリー情報を要求し、ステップS2−12で健康情報提供サーバ14から消費カロリー情報を取得すると、ステップS2−13で積算した消費カロリー情報と健康情報提供サーバ14から得られた消費カロリー情報とから評価値を決定する。評価値は、積算された消費カロリーと健康情報提供サーバ14から得られた消費カロリーとの差異によって決定される。
例えば、積算された消費カロリーが健康情報提供サーバ14から得られた消費カロリーにより大きい値に設定された第1の閾値より大きいときには評価値を「A」とし、積算された消費カロリーが第1の閾値より小さく、かつ、第1の閾値より小さい値に設定された第2の閾値より大きいときには評価値を「B」とし、積算された消費カロリーと健康情報提供サーバ14から得られた消費カロリーとが略等しいときには評価値を「C」とし、積算された消費カロリーが健康情報提供サーバ14から得られた消費カロリーにより小さい値に設定された第3の閾値より小さいときには評価値を「D」とし、積算された消費カロリーが第3の閾値より小さく、かつ、第3の閾値よりさらに小さい値に設定された第4の閾値より小さいときには評価値を「E」とする。
処理装置62は、ステップ2−14で積算された消費カロリー及び評価値を被運動支援者管理データベース63cに登録し、メモリ64などに記憶された積算される消費カロリーをリセットし、ステップS1−1に戻って処理を続ける。
以上により、運動支援サーバ13により運動支援端末装置11から被運動支援者21の運動状態を示す運動状態情報を取得し、取得した運動状態情報に基づいて被運動支援者21に固有の支援情報をリアルタイムで取得でき、被運動支援端末装置11に送信できる。
〔健康情報提供サーバ14〕
次に健康情報提供サーバ14について説明を行う。
図9は健康情報提供サーバ14のブロック構成図を示す。
健康情報提供サーバ14は、コンピュータシステムであり、通信装置71、処理装置72、ファイル装置73、メモリ74、入力装置75、表示装置76から構成される。
通信装置71は、ネットワーク12を介して運動支援サーバ13及び顧客管理サーバ15並びに端末装置16との通信を行うため装置である。
処理装置72は、ファイル装置73に記憶されたプログラムに基づいて処理を行っており、運動支援サーバ13からネットワーク12を介して送信される運動情報及び運動評価値から被運動支援者21の運動の状態を検出し、被運動支援者21に適切な食事メニューなどを提供する。
ファイル装置73には、処理装置72で実行されるプログラムが格納されているとともに、健康支援データベース73aが格納されている。
図10は健康支援データベース73aのデータ構成図を示す。
健康支援データベース73は、被運動支援者識別情報ID1〜IDm、身体状態情報D31〜D3m、食事メニュー情報D41〜D4m、運動メニュー情報D51〜D5mから構成される。
被運動支援者識別情報ID1〜IDmは、被運動支援者21を識別するための情報である。身体状態情報D31〜D3mは、被運動支援者21の身長、通常歩行時の歩幅、年齢など身体情報及び被運動支援者21の検診結果の情報である。
食事メニュー情報D41〜D4mは、被運動支援者21の食事メニューに関する情報である。運動メニュー情報D51〜D5mは、被運動支援者21の運動に関するメニュー情報である。食事メニュー情報D41〜D4m及び運動メニューD51〜D5mは、各被運動支援者21の身体状態情報に基づいて作成される。
次に健康支援サーバ14の動作を説明する。
図11は処理装置72の処理フローチャートを示す。
処理装置72は、ステップS3−1で運動支援サーバ13から消費カロリー情報の送信要求を受信すると、ステップS3−2で送信要求に含まれる識別情報IDiを抽出する。処理装置72は、ステップS3−3で送信要求に含まれる識別情報IDiにより健康支援データベース73aを参照して、ステップS3−4で識別情報IDiの運動メニュー情報D5iから消費カロリー情報を取得する。
処理装置72は、ステップS3−5で取得された消費カロリー情報に識別情報IDiを付与して、送信データ作成し、ステップS3−6で健康情報提供サーバ14に送信する。
また、健康支援データベース73aに設定された身体状態情報D31〜D3m、食事メニュー情報D41〜D4m、運動メニュー情報D51〜D5mは、端末装置16からの要求によって参照可能とされている。
〔顧客管理サーバ15〕
次に顧客管理サーバ15について説明する。
図12は顧客管理サーバ15のブロック構成図を示す。
顧客管理サーバ15は、コンピュータシステムであり、通信装置81、処理装置82、ファイル装置83、メモリ84、入力装置85、表示装置86から構成される。
通信装置81は、ネットワーク12を介して運動支援端末装置11との通信を行うため装置である。
処理装置82は、ファイル装置83に記憶されたプログラムに基づいて処理を行っており、運動支援端末装置11からネットワーク12を介して送信された送信データから被運動支援者21の評価値を検出し、ファイル装置63に記憶されたデータベースに基づいて被運動支援者21の保険料の割引率を決定する。
ファイル装置83には、プログラムが格納されているとともに、顧客管理データベース83aが格納されている。
図13は顧客管理データベース83aのデータ構成図を示す。
顧客管理データベース83aは、識別情報ID1〜IDm、評価値情報、割引率情報、保険料情報、割引後保険料情報から構成されている。
評価値情報は、積算消費カロリーと運動メニューにより設定された1日の消費カロリーとの差に応じて決定される情報であり、例えば、A〜Fの5段階で示される情報である。この評価値情報を参照することにより、被運動支援者21が運動メニューで設定された運動を行っているか否かを判定できる。
割引率情報は、保険料の割引率を決定するための情報であり、評価値情報に応じて決定される。例えば、評価値Aで0.3、評価値Bで0.2、評価値Cで0.1に設定される。
保険料情報は、契約した保険に対応する保険料を示す情報である。割引後保険料情報は、割引後の保険料であり、保険料情報に割引率情報をかけた割引料金を保険料情報から減算した保険料である。
メモリ84は、処理装置82の作業用記憶領域として使用される。
入力装置85は、キーボード、マウスから構成され、処理装置82への指示やデータの入力などを行う場合に用いられる。
表示装置86は、CRT、LCDなどから構成され、データや操作画面などが表示される。
次に顧客管理サーバ15の動作を説明する。
図14は処理装置82の処理フローチャートを示す。
処理装置82は、ステップS4−1で保険料査定が指示されると、ステップS4−2で運動支援サーバ13に評価値情報を要求する。処理装置82は、ステップS4−3で評価値情報を取得すると、ステップS4−4で取得した評価値情報から割引率情報を取得する。
処理装置82は、次にステップS4−5で保険料情報を取得し、ステップS4−6で保険料情報に割引率情報をかけることによって、割引料金を算出し、保険料情報から割引料金を減算することによって、割引後保険料を算出する。
次に処理装置82は、ステップS4−7で顧客管理データベース83aを更新し、ステップS4−8で保険料通知書を作成し、印刷する。
以上により、顧客管理サーバ15で、被運動支援者21の評価値情報に基づいて保険料が割引される。
なお、本実施例では、保険会社の顧客管理サーバ15について説明したが、これに限定されるものではなく、評価値情報を健康保険の保険料や病院の治療費などに反映させるようにしてもよい。
〔端末装置16〕
次に端末装置16について説明する。
図15は端末装置16のブロック構成図を示す。
端末装置16は、例えば、パーソナルコンピュータから構成されており、通信装置91、処理装置92、ファイル装置93、メモリ94、メモリカードスロット95、USBポート96、インタフェース回路97、入力装置98、表示装置99から構成されている。
通信装置91は、ネットワーク12を介して運動支援サーバ13、健康情報提供サーバ14との通信を行うため装置である。
処理装置92は、ファイル装置83に記憶されたプログラムに基づいて処理を行っており、被運動支援者21の指示に応じてメモリカードなどから運動情報を取得して、ネットワーク12を介して運動情報を運動支援サーバ13に送信するとともに、運動支援サーバ13から評価値を取得したり、健康情報提供サーバ14に記憶された身体状態情報、食事メニュー情報、運動メニュー情報を参照したりする処理が可能とされている。
ファイル装置93には、プログラムが格納されているとともに、運動情報データなどが格納される。
メモリ94は、処理装置92の作業用記憶領域として使用される。
メモリカードスロット95には、メモリカード101が装着される。インタフェース回路97は、処理装置92からメモリカード101の読み取りが指示されると、メモリカードスロット95に装着されたメモリカード101からデータを読み取る。
USBポート96には、USBデバイスが直接又はUSBケーブルを介して接続される。インタフェース回路97は、処理装置92からUSBポート96に接続されたUSBデバイスに対して指示があると、USBポート96に接続されたUSBデバイスに対して指示を送出する。また、インタフェース回路97は、USBポート96に接続されたUSBデバイス102からデータなどが送出されると、そのデータを処理装置92に送出する。
入力装置98は、キーボード、マウスから構成され、処理装置92への指示やデータの入力などを行う場合に用いられる。
表示装置99は、CRT、LCDなどから構成され、データや操作画面などが表示される。
次に端末装置16の動作を説明する。
図16は処理装置92の処理フローチャートを示す。
処理装置92は、ステップS5−1で運動情報取込の指示が行われると、ステップS5−2でメモリカードスロット95に装着されたメモリカード101又はUSBポート96に接続されたUSBデバイス102から運動情報を読み込む。なお、メモリカード101又はUSBデバイス102は、直前まで運動支援端末装置13に装着され、運動情報が記憶されたものである。
次に、処理装置92は、ステップS5−3で運動情報の送信の指示があると、ステップS5−4で運動情報を含む送信データを作成して、ステップS5−5で通信装置91を動作させ、ネットワーク12を介して運動支援サーバ13に送信する。
運動支援サーバ13では、端末装置16から送信された運動情報に基づいて支援情報を作成し、端末装置16に送信する。
処理装置92は、ステップS5−6で運動支援サーバ13から支援情報を受信すると、ステップS5−7で受信した支援情報を表示装置98に表示する。
被運動支援者21は、表示装置98に表示された支援情報を参照することにより、その日の消費カロリーや歩行方法などを知ることができる。
〔その他〕
なお、運動支援システムをとフィットネスクラブ、スポーツ用品メーカ、健康グッズメーカ、あるいは販売店などのコンピュータシステムとをリンクさせ、フィットネスクラブ、スポーツ用品メーカ、健康グッズメーカ、あるいは販売店などに対して支援情報を提供することによって、被運動支援者21はフィットネスクラブ、スポーツ用品メーカ、健康グッズメーカ、あるいは販売店などから適切な運動方法や用具などの提案を受けることができる。また、宅配業者、健康食品メーカなどと提携することにより、食事メニューなどの提案を受けることができる。さらに、医療機関などと連携して、評価値情報によって、医療費などの割引を行うようにしてもよい。
また、本実施例では、運動情報として歩行方法を検出する例について説明したが、運動は歩行に限定されるものではなく、ジョギングなど他の運動を含めて支援することも可能である。
また、本実施例では、説明を簡単にするために保険会社24が運動支援サーバ13、健康情報提供サーバ14から直接評価値情報などを取得して、割引率を求め、保険料の割引を行ったが、被運動支援者21と保険会社24との間にサービスプロバイダを設けるようにしてもよい。
サービスプロバイダは、サービスサーバを有し、サービスサーバによって運動、食事、保険、医療費などを統括的に管理している。サービスサーバは、例えば、運動支援サーバ13、健康情報提供サーバ14、顧客管理サーバ15、医療機関などから各種情報を取得して、保険料、医療費の割引などの処理を行うとともに、被健康支援者21などから保険料、医療費の徴収、精算などの処理を行う。被運動支援者21は、サービスプロバイダと契約することによって、健康全般について統括的に支援を受けることができ、高度な予防医療が実現できる。
また、サービスプロバイダは、運動支援センタ22、健康情報提供センタ23などを含む構成であってもよい。
〔他の実施例〕
図17は本発明の他の実施例のシステム構成図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例は、図1において、アプリケーションサービスプロバイダ(ASP)サーバ217を追加した構成とされている。ASPサーバ217は、アプリケーションサービスプロバイダ226に設けられており、被運動支援者21との契約、登録などの処理を行う。また、サービスプロバイダ226は、システムの構築、運営、管理を行うためのプロバイダであり、例えば、運動支援センタ22、健康情報提供センタ23、保険会社24などと契約を行い、契約者である被運動支援者21に対して運動支援情報、健康情報の提供、及び、保険会社24への保険料割引のための情報の提供などを行う。
ASPサーバ217は、コンピュータシステムであり、通信装置231、処理装置232、ファイル装置233、メモリ234、入力装置235、表示装置236から構成される。
通信装置231は、ネットワーク12を介して運動支援端末装置11、運動支援サーバ13、健康情報提供サーバ14、顧客管理サーバ15などとの通信を行うため装置である。
処理装置232は、ファイル装置233に記憶されたプログラムに基づいて処理を行っており、運動支援希望者などからの契約、登録処理などを実行する。
ファイル装置233には、プログラムが格納されているとともに、契約者である被運動支援者21の登録情報データベース233aが格納されている。
図19は登録情報データベース233aのデータ構成図を示す。
登録情報データベース233aは、契約者識別情報ID1〜IDN、連絡先情報ADD1〜ADDn、身体情報D11〜D1n、運動特性情報D21〜D2n、保険契約情報D31〜D3n、備考D41〜D4nなどを登録可能とされている。契約者識別情報ID1〜IDNは、契約者、すなわち、運動支援者21を識別するための識別番号、氏名などの情報である。連絡先情報ADD1〜ADDnは、契約者、すなわち、運動支援者21の住所、電子メールアドレス、その他、契約者の連絡先を示す情報である。身体情報D11〜D1nは、契約者、すなわち、運動支援者21の年齢や身長、体重などの情報である。運動特性情報D21〜D2nは、契約者、すなわち、運動支援者21に特有の運動時の癖などを示す情報である。保険契約情報D31〜D3nは、契約者、すなわち、運動支援者21の保険への加入、加入内容などに関する情報である。
メモリ234は、処理装置232の作業用記憶領域として使用される。
入力装置235は、キーボード、マウスから構成され、処理装置232への指示やデータの入力などを行う場合に用いられる。
表示装置236は、CRT、LCDなどから構成され、データや操作画面などが表示される。
次に、本発明のシステムの動作を説明する。
図20は本発明の他の実施例の動作説明図を示す。
運動支援希望者は、運動支援サービスを受けようとする場合、端末装置16などからASPサーバ217にアクセスする。処理装置232は、ステップS6−1で端末装置16からのアクセスがあると、ステップS6−2で端末装置16にメニュー画面など表示させる。
運動支援希望者は、まず、端末装置16に表示されたメニュー画面から運動支援サービス契約ボタンを選択する。ASPサーバ217はステップS6−3で運動支援サービス契約ボタンが選択されると、ステップS6−4で端末装置16に運動支援サービス申込画面を表示させる。
運動支援希望者は、端末装置16に表示された運動支援サービス契約申込画面の住所、電子メールアドレス、氏名、年齢、身体情報、支払いなどに関する契約情報を入力部に入力し、契約確定ボタンを操作する。端末装置16は、運動支援希望者により契約確定ボタンが操作されると、入力された情報を所定の方法によって暗号化してASPサーバ217に送信する。
処理装置232は、ステップS6−5で端末装置16から申込情報を受信すると、ステップS6−6で受信した申込情報を登録情報データベース233aに格納する。また、ASPサーバ217は、契約情報の登録情報データベース233aへの登録後、ステップS6−7で運動支援希望者に電子メールなどにより登録が完了した旨の通知を行う。以上により、運動支援サービスの申込は終了する。
アプリケーションプロバイダ226は、登録情報データベース223aへの登録後、支払いが確認されると、運動支援希望者に対して運動支援端末装置11を配送する。このとき、運動支援希望者に対して登録識別番号情報も通知する。
運動支援端末装置11が配送された運動支援希望者は、運動支援者21として、運動支援端末装置11を装着して、歩行などの運動を行うことが可能となる。このとき、運動支援者21は、通知された登録識別番号情報を運動支援端末装置11からASPサーバ217に通知する。
図21は処理装置232の認証処理の処理フローチャートを示す。
ASPサーバ217の処理装置232はステップS7−1で運動支援端末装置11から登録識別番号情報が通知されると、ステップS7−2で登録情報データベース233aを参照して、ステップS7−3で運動支援端末装置11から通知された登録識別番号情報が登録されているか否かを判定し、本人確認を行う。ステップS7−3で通知された登録識別番号情報が登録されていれば、登録者本人であると確認して、ステップS7−4で運動支援端末装置11からの運動情報を運動支援サーバ13に供給し、運動支援サーバ13による運動支援を可能とする。
なお、このとき、ASPサーバ217にパスワードを格納しておき、登録識別番号情報とパスワードとの両方で本人確認を行うようにしてもよい。
なお、運動情報から各運動支援希望者の運動の特性を抽出し、抽出された運動特性から本人確認を自動的に行うようにしてもよい。
図22は処理装置232の認証処理の変形例の処理フローチャートを示す。
アプリケーションサービスプロバイダ226は、まず、契約時などに所定のフィットネスクラブなどで運動支援希望者に所定の運動を行ってもらい、その運動の状態を測定し、測定結果から運動特性を抽出する。抽出された運動特性は、登録情報データベース233aに予め登録しておく。
まず、運動支援者が運動を行う際には、運動支援端末装置11を自身に装着し、ASPサーバ217に対してネットワーク12を介して通信可能な状態とする。ASPサーバ217の処理装置232は、ステップS8−1で運動支援端末装置11との通信が可能とされると、ステップS8−2で運動支援端末装置11に対して運動指示を行う。
運動支援端末装置11では、ASPサーバ217からの運動指示を運動支援者21に報知する。運動支援者21は、運動支援端末装置11からの運動指示に応じて運動を行う。運動支援端末装置11は、ASPサーバ217に運動情報を送信する。
ASPサーバ217の処理装置232は、ステップS8−3で運動支援端末装置11からの運動情報を受信すると、ステップS8−4で受信した運動情報を解析して、被運動支援者21の運動特性を抽出する。
処理装置232は、ステップS8−5で抽出された運動特性により登録情報データベース223aを参照して、本人確認を行う。処理装置232は、ステップS8−6で本人確認が成功すると、ステップS8−7で運動支援端末装置11からの運動情報の運動支援サーバ13への供給を開始する。
運動支援サーバ13では、運動支援端末装置11からの検出信号に基づいて支援情報を作成して、ASPサーバ217を介して運動支援端末装置11に返送する。これによって、運動支援希望者は、運動支援を受けることができ、正しい運動を行うことができる。
本実施例によれば、ASPサーバ217で運動支援者の本人確認及び管理を行えばよいので、運動支援サーバ13では運動情報に応じた運動支援情報の作成を行えばよく、運動支援サーバ13の処理の負荷を軽減できる。なお、ASPサーバ217に運動支援サーバ13の運動情報に基づいて運動支援情報を作成する機能を持たせるようにしてもよい。
同様に、端末装置16などから健康情報提供サーバ14にアクセスする場合にもASPサーバ217で本人確認を行い、アクセスを許可することにより、健康情報提供サーバ14の処理の負荷を軽減できる。なお、ASPサーバ217に健康情報提供サーバ14の有する健康情報提供機能を持たせるようにしてもよい。
なお、アプリケーションサービスプロバイダ226は、例えば、運動支援サービス契約者に会費を支払ってもらい、運動支援サービス契約者により支払われた会費により運営を行うようにしてもよい。
また、本実施例の運動支援システムによれば、保険会社は上述の如く、運動の達成度などにより保険料の割引を行うことにより、契約者の増加を見込める。
本発明の一実施例のシステム構成図である。 運動支援端末装置11のブロック構成図である。 処理装置52の処理フローチャートである。 運動支援サーバ13のブロック構成図である。 運動評価値データベース63aのデータ構成図である。 支援情報データベース63bのデータ構成図である。 被運動支援者管理データベース63cのデータ構成図である。 処理装置62の処理フローチャートである。 健康情報提供サーバ14のブロック構成図である。 健康支援データベース73aのデータ構成図である。 処理装置72の処理フローチャートである。 顧客管理サーバ15のブロック構成図である。 顧客管理データベース83aのデータ構成図である。 処理装置82の処理フローチャートである。 端末装置16のブロック構成図である。 処理装置92の処理フローチャートである。 本発明の他の実施例のシステム構成図である。 ASPサーバ217のブロック構成図である。 登録情報データベース233aのデータ構成図である。 処理装置232の処理フローチャートである。 ASPサーバ217の認証処理の処理フローチャートである。 ASPサーバ217の認証処理の処理フローチャートである。
符号の説明
1 運動支援システム
11 運動支援端末装置
12 ネットワーク
13 運動支援サーバ
14 健康情報提供サーバ
15 顧客管理サーバ
16 端末装置

Claims (9)

  1. 被運動支援者の運動を支援する運動支援システムであって、
    前記被運動支援者の身体の動きを検出し、検出された動き情報を送信するとともに、支援情報を受信して前記被運動支援者に報知する運動支援端末装置と、
    前記運動支援端末装置から送信された前記動き情報に基づいて前記被運動支援者の運動の状態を検出し、検出された前記被運動支援者の運動の状態に基づいて前記被運動支援者の運動を支援する支援情報を作成する運動支援サーバとを有することを特徴とする運動支援システム。
  2. 前記運動支援サーバは、前記支援情報を前記運動支援端末装置に送信することを特徴とする請求項1記載の運動支援システム。
  3. 前記運動支援端末装置は、前記被運動支援者の身体の動きを検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された前記被運動支援者の身体の動きを前記運動支援端末装置に送信するとともに、前記運動支援サーバから送信された前記支援情報を受信して前記被運動支援者に報知する通信手段とを有することを特徴とする請求項2記載の運動支援システム。
  4. 前記検出手段は、前記被運動支援者の関節部分の近傍に装着され、前記関節部分に働く力を検出するセンサを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の運動支援システム。
  5. 被運動支援者の身体の動きを検出する検出手段と、
    前記被運動支援者の運動の状態に基づいて前記被運動支援者の動きを最適化するための支援情報を作成する運動支援サーバとの通信を行う通信手段と、
    前記検出手段で検出された被運動支援者の身体の動きに基づいて前記運動支援サーバで作成され、前記通信手段により受信した前記支援情報を前記被運動支援者に報知する報知手段とを有することを特徴とする運動支援端末装置。
  6. 被運動支援者の身体の動きを検出し、検出された動き情報を送信するとともに、支援情報を受信して前記被運動支援者に報知する運動支援端末装置との通信を行う通信手段と、
    前記通信手段により前記運動支援端末装置から送信された前記動き情報を検出し、検出された前記被運動支援者の運動の状態に基づいて前記被運動支援者の動きを最適化するための支援情報を作成する処理手段とを有することを特徴とする運動支援サーバ。
  7. 被運動支援者の運動を支援する運動支援方法であって、
    前記被運動支援者に装着された運動支援端末装置と、
    前記被運動支援者の動きを最適化するための支援情報を作成する運動支援サーバとを有し、
    前記運動支援端末装置は、前記被運動支援者の身体の動きを検出し、検出された動き情報を送信し、
    前記運動支援サーバは、前記運動支援端末装置から送信された前記動き情報に基づいて前記被運動支援者の運動の状態を検出し、検出された前記被運動支援者の運動の状態に基づいて前記被運動支援者の動きを最適化するための支援情報を前記運動支援手段に送信し、
    前記運動支援端末装置は、前記支援情報を受信して前記被運動支援者に報知することを特徴とする運動支援方法。
  8. 被運動支援者の運動を支援するサービスを提供するサービス提供方法であって、
    前記被運動支援者に装着された運動支援端末装置と、
    前記被運動支援端末装置を管理する管理サーバと、
    前記被運動支援者の動きを最適化するための支援情報を作成する運動支援サーバとを有し、
    前記運動支援端末装置は、識別情報を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、前記識別情報により本人確認が行われたときに、前記運動支援端末装置から前記運動支援サーバへの動き運動の供給を許可し、
    前記運動支援サーバは、前記運動支援端末装置から送信された前記動き情報に基づいて前記被運動支援者の運動の状態を検出し、検出された前記被運動支援者の運動の状態に基づいて前記被運動支援者の動きを最適化するための支援情報を前記運動支援端末装置に送信し、
    前記運動支援端末装置は、前記支援情報を受信して前記被運動支援者に報知することを特徴とするサービス提供方法。
  9. 前記管理サーバは、前記運動支援端末装置からの前記動き情報に基づいて前記被運動支援者を識別することを特徴とする請求項8記載のサービス提供方法。
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