JP2005319957A - Seat device for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、例えば身体障害者や老人等の乗員が車両への乗降を楽に行えるようにした車両用シート装置に関する。 The present invention relates to a vehicle seat device that allows an occupant such as a disabled person or an elderly person to easily get on and off the vehicle.
近年、この種のシート装置については、様々な形態のものが提供されている。例えば、特開2004−50968号公報には、シート本体を回転させる回転機構と、シート本体を車両前後方向へスライドさせるための前後スライド機構と、回転機構によりドア開口部側に向けられた状態のシート本体を車室外側へ移動させつつより低い位置へ下降させる昇降機構を備えた車両用シート装置が記載されている。
この車両用シート装置によれば、シート本体を車室外側に移動させ、かつ路面に近い高さに下降させることにより、乗員(当該シート装置の着座者)は車室外において楽にシート本体に着座でき、そのままシート本体を車室内側へ移動させることにより、極めて楽に車室内の所定位置に乗り込むことができ、また逆に車室外に移動することができる。
According to this vehicle seat device, the occupant (a seater of the seat device) can easily sit on the seat body outside the passenger compartment by moving the seat body to the outside of the passenger compartment and lowering it to a height close to the road surface. By moving the seat body to the vehicle interior side as it is, it is possible to get into a predetermined position in the vehicle interior very easily, and conversely, it is possible to move out of the vehicle interior.
しかしながら、上記従来の車両用シート装置にもなお改善すべき点があった。すなわち、上記した従来の車両用シート装置には、昇降機構とシート本体との間に当該シート本体を昇降機構に対してさらに水平に移動させるためのスライド機構を備えている。このスライド機構は、ガイドレールとこのガイドレールに移動可能に噛み合わされた移動体を備えた左右一対の直動機構と、電動モータとねじ軸機構を備えた駆動機構を主体とするもので、両ガイドレールがシート本体の下面に前後方向に沿って相互に平行に取り付けられ、移動体が昇降機構のシートホルダに取り付けられ、駆動機構によりシート本体を昇降装置に対して前後に移動させる構成となっている。
また、両ガイドレールに噛み合わされた移動体は、シートホルダとの間に弾性ゴム製のクッション材を挟み込んだゴムフローティング構造により当該シートホルダに固定されている。
このゴムフローティング構造によれば、シート本体および両ガイドレール等が左右方向および上下方向に僅かに変位可能となるので、ガイドレールや移動体の組み付け位置の誤差を吸収することができる。ところがこのフローティング構造を採用する結果特にシート本体をスライド機構により室内方向に移動させる際にシート本体に横方向の荷重が掛かるとガイドレールが正規の移動軌跡からずれてその後端部がシートホルダに干渉するおそれがあった。ガイドレールの後端部がシートホルダに干渉すると、その衝撃が乗員(着座者)に伝わるばかりでなく、シートホルダの損傷等を招きひいては当該車両用シート装置の耐久性を低下させる原因になる。
本発明は、この問題に鑑みなされたもので、ガイドレールが正規の移動軌跡からずれてシートホルダに干渉した場合に、ガイドレールのずれを矯正し、また干渉の衝撃を和らげることができる車両用シート装置を提供することを目的とする。
However, the conventional vehicle seat device still has to be improved. That is, the conventional vehicle seat device described above includes a slide mechanism for moving the seat body further horizontally relative to the lift mechanism between the lift mechanism and the seat body. This slide mechanism mainly comprises a pair of left and right linear motion mechanisms having a guide rail and a movable body movably engaged with the guide rail, and a drive mechanism having an electric motor and a screw shaft mechanism. The guide rail is attached to the lower surface of the seat body in parallel with each other along the front-rear direction, the moving body is attached to the seat holder of the lifting mechanism, and the driving mechanism moves the seat body back and forth with respect to the lifting device. ing.
The movable body engaged with both guide rails is fixed to the seat holder by a rubber floating structure in which an elastic rubber cushion material is sandwiched between the movable body.
According to this rubber floating structure, the seat body, both guide rails and the like can be slightly displaced in the left-right direction and the up-down direction, so that errors in the assembly position of the guide rail and the moving body can be absorbed. However, as a result of adopting this floating structure, especially when a lateral load is applied to the seat body when the seat body is moved in the indoor direction by the slide mechanism, the guide rail deviates from the normal movement locus and the rear end interferes with the seat holder. There was a risk. When the rear end portion of the guide rail interferes with the seat holder, the impact is not only transmitted to the occupant (sitting person) but also causes damage to the seat holder and the durability of the vehicle seat device.
The present invention has been made in view of this problem. When the guide rail deviates from the normal movement locus and interferes with the seat holder, the guide rail can be corrected and the impact of the interference can be reduced. An object is to provide a sheet device.
このため、本発明は、前記各請求項に記載した構成の車両用シート装置とした。
請求項1記載の車両用シート装置によれば、シート本体が車室内側に戻される段階で、このシート本体と一体で移動するガイドレールの後端部(車室内側の端部)が第1移動ベースに干渉した場合であっても、その一方または双方の干渉する部位には当該シート本体の移動方向に対して傾斜する逃がし傾斜面が形成されているので、ガイドレールおよびシート本体の移動経路が正規の移動経路に矯正され、その結果シート本体を車室内側の所定位置まで移動させることができる。また、ガイドレールの後端部が第1移動ベースに干渉しても、その移動経路が矯正されるので、干渉による衝撃を大幅に低減することができる。
請求項2記載の車両用シート装置によれば、上記の作用効果に加えて、ガイドレールは緩衝部材を介在させて第1移動ベースに干渉することから、干渉時の衝撃を一層緩和することができ、これにより着座者の衝撃を緩和し、当該車両用シート装置の耐久性を高めることができる。
請求項3記載の車両用シート装置によれば、上記作用効果に加えて、第1移動ベースに対して緩衝部材側の逃がし傾斜面が干渉することにより、ガイドレールの移動経路が正規の移動経路に矯正される。
請求項4記載の車両用シート装置によれば、当該緩衝部材の交換を簡単かつ低コストで行うことができる。また、既存の車両用シート装置に簡単に後付けすることができる。
For this reason, the present invention provides a vehicle seat device having the configuration described in the above claims.
According to the vehicle seat device of the first aspect, when the seat main body is returned to the vehicle interior side, the rear end portion (end portion on the vehicle interior side) of the guide rail that moves integrally with the seat main body is the first. Even in the case of interference with the movement base, the guide rail and the movement path of the seat main body are formed at one or both of the interference portions because a relief inclined surface that is inclined with respect to the movement direction of the seat main body is formed. Is corrected to the regular movement path, and as a result, the seat body can be moved to a predetermined position on the vehicle interior side. Further, even if the rear end portion of the guide rail interferes with the first movement base, the movement path is corrected, so that the impact due to the interference can be greatly reduced.
According to the vehicle seat device of the second aspect, in addition to the above-described effects, the guide rail interferes with the first moving base with the buffer member interposed therebetween, so that the impact at the time of interference can be further alleviated. This can alleviate the impact of the seated person and enhance the durability of the vehicle seat device.
According to the vehicle seat device of claim 3, in addition to the above-described operation and effect, the guide slanting surface on the buffer member side interferes with the first movement base, so that the movement path of the guide rail is the normal movement path. To be corrected.
According to the vehicle seat device of the fourth aspect, the buffer member can be replaced easily and at low cost. Further, it can be easily retrofitted to an existing vehicle seat device.
次に、本発明の実施の形態を図1〜図8に基づいて説明する。図1は、本実施形態の車両用シート装置1を助手席に備えた車両Mを示している。図1では、助手席のドアDが開放されて、シート本体10が車両正面向きの位置からドア開口部K側に向けられ、さらにこのドア開口部Kを経て室外側へ移動された状態が示されている。
本例の車両用シート装置1は、シート本体10を車両前後方向に移動可能であり、かつ車両正面向きの位置とドア開口部K側に向いた位置との間で約90°水平に回転させることができ、さらにはドア開口部K側に向いた状態で室内と室外との間で車幅方向に移動させつつ下降させることができる。以下、各動作を行うための機構について説明する。
図2〜図4に示すように、車両用シート装置1は、シート本体10と、このシート本体10を車両前後方向(図2〜図4の紙面に直交する方向)に移動させるための前後移動機構20と、シート本体10を車両正面向きの位置とドア開口部K側に向いた位置との間で水平に回転させる回転機構30と、ドア開口部K側に向いた状態のシート本体10をドア開口部Kを経て車室外側へ移動させつつ下降させるための室外移動機構40を備えている。
Next, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. FIG. 1 shows a vehicle M equipped with a
The
As shown in FIGS. 2 to 4, the
シート本体10は、シートクッション11とリクライニング可能なシートバック12を備えている。
前後移動機構20は、車両MのフロアFに固定した固定ベース21上に取り付けられている。この固定ベース21の上面には、車両前後方向に相互に平行に取り付けた断面コ字形のガイドレール22,22を介して前後スライドベース23が車両Mの前後方向(図において紙面に直行する方向)にスライド可能に設けられている。固定ベース21と前後スライドベース23との間には、駆動モータ24aとこの駆動モータ24aにより回転するねじ軸24bとこのねじ軸24bに噛み合わされたナット24cを有する前後駆動装置24が取り付けられている。駆動モータ24aは固定ベース21上に取り付けられ、ねじ軸24bは固定ベース21上に回転自在に支持され、ナット24cは前後スライドベース23の下面に取り付けられている。
この前後駆動装置24によれば、駆動モータ24aが起動してねじ軸24bが回転するとこのねじ軸24bに噛み合わされたナット24cがねじ軸24bの軸方向に移動し、これにより前後スライドベース23が車両前方または後方へ移動する。この前後スライドベース23の上面に回転機構30が取り付けられている。
この回転機構30は、相互に同軸で回転可能に組み合わされた外輪30aと内輪30bを有している。外輪30aが前後スライドベース23の上面に固定され、内輪30bの上面に回転ベース31が固定されている。また、前後スライドベース23の上面には回転モータ32が取り付けられている。この回転モータ32の回転出力は、図示省略した歯車伝達機構を介して内輪30bに伝達され、これにより回転ベース31およびその上面に設置された室外移動機構40およびシート本体10が一体で回転する。回転モータ32の動作範囲および内輪30bの回転範囲は、シート本体10を車両正面向きの位置とドア開口部K側に向いた位置とに対応して約90°の範囲で正転、逆転するように設定されている。
The
The front-
According to the front /
The
次に、室外移動機構40は、第1スライド機構42を含む昇降機構43と第2スライド機構55を備えている。
昇降機構43は、シート本体10をドア開口部K側へ向けた状態で当該シート本体10を車幅方向(図2において左右方向)に移動させつつフロアFよりも高い位置とこれよりも低くより路面に近い高さとの間で昇降させる機能を有するもので、回転ベース31に対して車幅方向にスライドする第1移動ベース41と、この第1移動ベース41を移動させるための第1スライド機構42と、第1移動ベース41に上下に傾動可能に支持され、先端側にシート本体10を支持した左右一対の四節リンク機構44,44を備えている。第1スライド機構42は左右一対の第1直動機構46,46と第1スライド駆動装置70とを備えている。
図5に示すように両第1直動機構46,46は、それぞれガイドレール46bとこれに沿って移動自在に噛み合わされた移動体46aからなり、第1移動ベース41はこの両第1直動機構46,46を介して回転ベース31上にスライド可能に支持されている。この両第1直動機構46,46により第1移動ベース41が回転ベース31上にスライド可能に支持されている。第1移動ベース41のスライド方向は、シート本体10の前後方向であり、シート本体10がドア開口部K側に向けられた状態では車幅方向となる。
第1スライド駆動装置70は、駆動モータ71とねじ軸72とナット73を備えている。駆動モータ71は回転ベース31上に取り付けられている。ねじ軸72は、回転ベース31上にその軸回りに回転自在に支持されている。このねじ軸72に噛み合わされたナット73は、第1移動ベース41の下面に固定されている。このため、駆動モータ71が起動するとねじ軸72がその軸回りに回転し、従ってナット73ひいては第1移動ベース41が図5において紙面に直交する方向にスライドする。
Next, the
The
As shown in FIG. 5, each of the first
The first
次に、図2〜図5に示すように、第1移動ベース41の両側部には左右一対の四節リンク機構44,44がそれぞれ上下に傾動可能に取り付けられている。なお、ここでいう左右とは、シート本体10に着座した着座者から見て左右をいう。
両四節リンク機構44,44は、相互に左右対称に構成されている。以下、一方の四節リンク機構44について説明する。この四節リンク機構44は、内側アーム44aと外側アーム44bを備えている。この内側アーム44aと外側アーム44bは、相互に干渉しないようにシート本体10の幅方向(両アーム44a,44bの板厚方向)にずれて支持されている。両内側アーム44a,44aは、外側アーム44b,44bの内側に配置されている。内側アーム44aと外側アーム44bの一端側は、それぞれ第1移動ベース41の側部に支軸44c,44dを介して上下方向に傾動可能に支持されている。
内側アーム44aと外側アーム44bの他端側は、図7に示すように第2移動ベース45の側部に支軸44e,44fを介して上下に傾動可能に連結されている。
回転ベース31の両側部には、上記左右の内側アーム44a,44aに対応してカム板47,47が取り付けられている。両内側アーム44a,44aの下面であって支軸44cから一定距離離れた位置にはそれぞれ一つのガイドローラ49が回転自在に設けられている。このガイドローラ49,49をそれぞれカム板47の上面に転動可能に当接させた状態で当該内側アーム44a,44aがカム板47,47によって支持されている。両カム板47,47は、前側の一定範囲(図2〜図5において左端部側の一定範囲)が前方へ下る方向に傾斜している。その他の範囲は水平に形成されている。
このため、第1スライド駆動機構70の作動により第1移動ベース41が車室外側へ移動する過程において、ガイドローラ49,49がそれぞれカム板47の水平範囲を転動する間は、図2および図3に示すように内外のアーム44a,44bは傾動することなく平行移動し、従って第2移動ベース45およびシート本体10が車室側へ向けて水平に移動する。第1移動ベース41がさらに車室外側に移動してその移動範囲の前端側一定範囲に至ると、ガイドローラ49,49がそれぞれカム板47の傾斜面上を転動する。この段階では、当該四節リンク機構44,44が下方(図2〜図5において反時計回り方向)に傾動するためシート本体10が車室外側へ移動しつつ下降する。
逆に、第1移動ベース41が車室内側に向けて移動する段階では、上記とは逆に四節リンク機構44,44が上方に傾動して第2移動ベース45およびシート本体10が車室内側へ移動しつつ上昇し、その後水平移動する。このように第1移動ベース41の車幅方向への移動に伴って両四節リンク機構44,44が上下に傾動することにより第2移動ベース45が車幅方向に移動しつつ上下に変位し、これによりシート本体10が車幅方向に移動しつつ昇降する。なお、第2移動ベース45およびシート本体10は、その前後左右に傾くことなく常時平行に変位するように、両四節リンク機構44,44における内側アーム44aと外側アーム44bの長さおよび支軸44c,44d,44e,44f間の距離等が適切に設定されている。
Next, as shown in FIGS. 2 to 5, a pair of left and right four-
Both the four-
As shown in FIG. 7, the other ends of the
Therefore, in the process in which the first moving
On the contrary, at the stage where the first moving
次に、第2スライド機構55は、左右一対の第2直動機構50と第2スライド駆動装置52とを備えており、図6に示すように第2移動ベース45の上面側に、左右一対の第2直動機構50,50を介してシート本体10が支持されている。この両第2直動機構50,50によってシート本体10は第2移動ベース45に対してさらに車幅方向(図6において紙面に直交する方向)へスライド可能に支持されている。両第2直動機構50,50は、それぞれガイドレール51aとこのガイドレール51aに移動自在に装着された移動体45aを備えている。左右のガイドレール51a,51aはシートベース51の下面に相互に一定の間隔をおいて平行に取り付けられている。
左右の移動体45a,45aは、それぞれゴム製のクッション部材48を介在させて第2移動ベース45の上面に固定されている。それぞれクッション部材48を介在させて固定されることにより、これよりも上側すなわち移動体45a,45a、ガイドレール51a,51aおよびシート本体10がフローティング構造により支持されている。このフローティング構造により支持されることで、ガイドレール51aと移動体45aの組み付け位置の誤差あるいは左右のガイドレール51a,51a相互間の平行度のばらつきが吸収される。
シートベース51の上面にシート本体10が固定されている。第2移動ベース45とシートベース51との間には、駆動モータ52aと、この駆動モータ52aにより回転するねじ軸52bと、このねじ軸52bに噛み合わされたナット52cを有する第2スライド駆動装置52が設けられている。駆動モータ52aはシートベース51の下面に取り付けられている。ねじ軸52bは、シートベース51の下面にその軸回りに回転自在に支持されている。ナット52cは、第2移動ベース45の上面に固定されている。
Next, the
The left and right moving
The
このため、シート本体10がドア開口部K側に向いた状態で、第2スライド機構55の駆動モータ52aを起動してねじ軸52bを回転させると、ナット52cがねじ軸52bに沿って移動し、これによりシート本体10が第2移動ベース45に対して車幅方向へ移動する。
このようにシート本体10は、昇降機構43と第2スライド機構55により2段階で車幅方向に移動する。但し、第2スライド機構55によるシート本体10の移動は車幅方向の水平移動であって上下には変位しないが、昇降機構43によるシート本体10の移動は、前述したように車幅方向の移動に加えて上下方向の移動を伴い、結果的にシート本体10は上側に膨らんだ円弧形状の軌跡に沿って移動する。すなわち、第1移動ベース41を後退位置から前進位置へ移動させたときは、四節リンク機構44が車室外側へ移動しつつ下方(その先端側を下方へ変位させる方向)に回動し、これにより第2移動ベース45ひいてはシート本体10が円弧状の軌跡に沿って車室外側に移動(下降)する。逆に、第1移動ベース41を前進位置(車室外側の位置)から後退位置(車室内側の位置)へ移動させたときは、両四節リンク機構44,44が車室内側へ移動しつつ上方(その先端側を上方へ変位させる方向)へ回動し、これによりシート本体10が円弧状の軌跡に沿って下降位置から上昇位置へ戻される。
次に、図7に示すように左右の第2直動機構50,50の各ガイドレール51aの後端部(車室内側の端部)には、それぞれ第1移動ベース41との干渉時の衝撃を和らげるための緩衝部材60が取り付けられている。この両緩衝部材60,60は、本実施形態では、合成樹脂製のキャップであり、その弾性を利用してガイドレール51aの後端部に簡単に脱着することができるようになっている。
これに対して、第1移動ベース41には上下に張り出す縦壁部41a,41aが設けられている。本実施形態では、この縦壁部41a,41aは、前記内側アーム44aを回動支持するための壁部として設けられている。
第2スライド機構55によりシート本体10が車室内側へ戻される段階で、上記ガイドレール51a,51aはそれぞれこの縦壁部41aの横を通過する。このため、フローティング構造により支持されたシート本体10が左右に僅かに揺れながら車室内側へ移動する状態では、ガイドレール51aの後端部がこの縦壁部41aに干渉するおそれがある。本実施形態では、このガイドレール51aの後端部が干渉するおそれがある縦壁部41aの前端部には、その干渉時にガイドレール51aを当該縦壁部41aから離間する方向(ガイドレール51aの正規の移動経路)へ逃がすための逃がし傾斜面41bが形成されている。
また、両緩衝部材60,60の外側角部にも円弧形状(R形状)の逃がし傾斜面60aが形成されている。この緩衝部材60の逃がし傾斜面60aと第1移動ベース41側の逃がし傾斜面41bが干渉(摺接)することにより、一層スムーズに両ガイドレール51a,51aがそれぞれ正規の移動経路側に戻される。なお、緩衝部材60側に設ける逃がし傾斜面として円弧形状の傾斜面を例示したが、これに代えて平坦な逃がし傾斜面(いわゆるC面)に形成してもよい。
For this reason, when the
Thus, the
Next, as shown in FIG. 7, the rear end portions (end portions on the vehicle interior side) of the
On the other hand, the first moving
When the
Further, arc-shaped (R-shaped) relief inclined
以上のように構成した車両用シート装置1は以下のように動作し、これによりシート本体10が車室内から車室外へ移動されて着座者は車室内から車室外へ降車することができ、また逆にシート本体10が車室外から車室内へ戻されて着座者は車室内の着座位置(助手席位置)に乗り込むことができる。
先ず、図1において二点鎖線で示すように着座者が車両正面向きに位置する着座位置において、前後移動機構20の駆動モータ24aが正転側に起動することにより、シート本体10が車両前方へスライドする。また、これに伴って回転機構30の回転モータ32が正転側に起動することにより、シート本体10は車両前方へスライドしつつドア開口部K側へ向けて約90度回転する。シート本体10が約90度回転してドア開口部K側へ向けられた状態となると、第1スライド機構42および第2スライド機構55のスライド方向が車幅方向に沿った方向となる。図2は、この段階の様子を示している。
こうしてシート本体10がドア開口部K側に向けられた状態において、先ず第2スライド機構55の駆動モータ52aが正転側に起動することによりシート本体10がドア開口部Kを経て車室外側に水平移動される。第2スライド機構55によるスライド範囲の前端までシート本体10がスライドした状態が図3に示されている。
The
First, as shown by a two-dot chain line in FIG. 1, at a seating position where the seated person is facing the front of the vehicle, the
Thus, in a state where the
第2スライド機構55によるシート本体10の車室外側への移動が完了すると、次に昇降機構43における第1スライド駆動装置70の駆動モータ71が起動して、第1移動ベース41が図3に示す後退位置からドア開口部Kに向かって移動する。これによりシート本体10が四節リンク機構44,44とともに車室外側へ移動する。また、前記したように四節リンク機構44,44が車室外側へ移動すると、その内側アーム44a,44aと外側アーム44b,44bはそれぞれ支軸44c,44dを中心にして下方へ回動する。このため、シート本体10は、車室外側へ移動しつつ、より路面に近い高さへ下降する。第1移動ベース41が、第1スライド機構42によるスライド範囲の前端位置までスライドした状態が図4に示されている。この段階では、シート本体10が車室外側へ十分な距離だけ移動し、かつ路面に近い高さまで下降されているので、着座者は例えばシート本体10に横付けした車椅子へ楽に乗り移ることができる。
シート本体10から車椅子への乗り移りが完了してシート本体10に着座者がいなくなった後、あるいは車椅子からシート本体10への乗り移りが完了してシート本体に着座者が着座した後に、シート本体10は上記とは逆の動作により車室内に戻される。すなわち、先ず、昇降機構43の駆動モータ71が逆転方向に起動することにより第1移動ベース41が車室内側へ移動する。これにより両四節リンク機構44,44が上方へ傾動することにより、シート本体10が上昇しつつ車室内側へ戻される。
図3に示すように第1移動ベース41が第1スライド機構42によるスライド範囲の後端位置に戻されると、シート本体10の上昇動作が完了する。シート本体10は、この状態から第2スライド機構55の作動により車室内側へ水平に戻される。第2スライド機構55の作動によってシート本体10が車室内側に戻される段階では、両第2直動機構50,50のガイドレール51a,51aがシート本体10と一体で車室内側に戻される。このため、図5および図7に示すようにガイドレール51a,51aは、シート本体10の後退に伴って徐々に第1移動ベース41に接近する。
When the movement of the
After the transfer from the
As shown in FIG. 3, when the first moving
第1移動ベース41には、上下に張り出す縦壁部41a,41aが設けられている。ガイドレール51aの後端部はこの縦壁部41aの横を通過する。これに対して、第2直動機構50,50の移動体45a,45aがそれぞれ弾性ゴム製のクッション部材48を介在させて第2移動ベースに取り付けられており、これによりシート本体10はゴムフローティング構造により支持されて、ガイドレール51aと移動体45aとの組み付け誤差が吸収され、また左右のガイドレール51a,51a相互間の平行度のばらつきが吸収されるようになっている。一方、このフローティング構造によれば、シート本体10は、上記クッション部材48,48が弾性変形することによりシート本体10の左右に僅かに変位した状態で(あるいは揺れながら)車室内側に戻される場合が想定され、この場合には、シート本体10と一体で移動する第2スライド機構55のガイドレール51a,51aの後端部が第1移動ベース41の縦壁部41a,41aに干渉するおそれがある。
しかしながら、本実施形態によれば両ガイドレール51a,51aの後端部には、それぞれ樹脂製の緩衝部材60が被せるように取り付けられている。また、ガイドレール51a,51aの後端部が干渉するおそれのある第1移動ベース41の縦壁部41a,41aにはそれぞれガイドレール51a,51aの後端部を当該縦壁部41aから離れる方向に変位させるための傾斜面41bが設けられ、またこれに合わせて緩衝部材60にも同様の作用をなす傾斜面が形成されている。
このことから、第2スライド機構55の作動によりシート本体10が車室内側へ戻される段階で、第2スライド機構55の両ガイドレール51a,51aの後端部が縦壁部41a,41aに干渉してもその衝撃は緩衝部材60,60に吸収されるとともに、この緩衝部材60の傾斜面が縦壁部41aの傾斜面41bに干渉(摺接)することによりガイドレール51aが当該縦壁部41aから離間する方向に変位され、これによりシート本体10および着座者への衝撃が大幅に抑制される。
The first moving
However, according to this embodiment, it attaches so that the resin-made
Therefore, the rear end portions of the
以上のように構成した本実施形態の車両用シート装置1によれば、第2スライド機構55のガイドレール51a,51aが、フローティング支持されたシート本体10の車室内側への移動に伴って第1移動ベース41の縦壁部41b,41bに干渉した場合であっても、その衝撃を和らげることができる。すなわち、ガイドレール51aとこのガイドレール51aに移動可能に装着された移動体45aからなる直動機構(第2直動機構50)を用いてシート本体10を移動可能に支持した構成であって、ガイドレール51aがシート本体10側に取り付けられている結果、このガイドレール51aがシート本体10と一体で移動する構成において、ガイドレール51aとスライド支持側の第1移動ベース41との干渉時の衝撃が緩衝部材60により吸収される。
しかも、この両緩衝部材60,60(ガイドレール51aの後端部)が干渉する、第1移動ベース41の縦壁部41aには傾斜面41bが設けられている。このため、この傾斜面41bに緩衝部材60が干渉(摺接)すると、該ガイドレール51aの後端部が傾斜面41bに対する摺接作用により内側へ変位させられ、この点で干渉時の衝撃を大幅に低減させることができる。
また、干渉時の衝撃を緩和することができるので、当該第1および第2スライド機構42,55等の機構の損傷を防止することができ、この点で当該車両用シート装置1の耐久性を高めることができる。
According to the
In addition, an
Further, since the impact at the time of interference can be mitigated, the mechanism such as the first and
以上説明した実施形態には種々変更を加えて実施することができる。例えば、合成樹脂製の緩衝部材60を例示したがゴム製の緩衝部材を用いてもよい。また、キャップのように簡単に脱着できる緩衝部材60を例示したが、ビスあるいは接着により固定する構成としてもよい。
また、第1移動ベース41の縦壁部41a,41aにそれぞれ逃がし傾斜面41bを形成するとともに、ガイドレール51a,51aの後端部に緩衝部材60,60を取り付けて、逃がし傾斜面41bに緩衝部材60を介在させてガイドレール51aの後端部が干渉する場合を例示したが、緩衝部材60を省略してもよい。緩衝部材60を備えないガイドレール51aの後端部が直接逃がし傾斜面41bに干渉することによっても、ガイドレール51a従ってシート本体10の移動方向が矯正され、前記と同等の作用効果を得ることができる。
さらに、緩衝部材60を省略する場合には、ガイドレール51aの後端部に直接傾斜面を設ける構成としてもよい。また、縦壁部41aの逃がし傾斜面41b若しくはガイドレール51a側の傾斜面の一方を省略する構成としてもよい。縦壁部41aまたはガイドレース51aのいずれか一方にのみ傾斜面(逃がし傾斜面)を形成する構成としても、両者が干渉した場合に両ガイドレール51a,51aがそれぞれ正規の移動経路側に戻される。
また、二つの縦壁部41a,41aの内側角部(相互に対向すう面側の角部)に逃がし傾斜面41b,41bを形成して両ガイドレール51a,51aを相互に接近させる方向に矯正する構成を例示したが、縦壁部41a,41aの外側角部に同様の逃がし傾斜面を形成して両ガイドレール51a,51aを相互に離間する方向に矯正する構成としてもよい。
さらに、第2スライド駆動装置52を備えた電動式の第2スライド機構55を例示したが、当該駆動装置52を廃止して手動操作によりシート本体10を第2移動ベース45に対して移動させる構成としてもよい。
また、前後移動機構20および回転機構30は省略してもよい。
さらに、車両の助手席に適用した場合であって、車両側部のドア開口部Kを経てシート本体10を出入りさせる構成を例示したが、本発明に係る車両用シート装置は、例えば運転席、後部席あるいはバックドアを経てシート本体を出入りさせる構成の車両用シート装置にも同様に適用することができる。
The embodiment described above can be implemented with various modifications. For example, the
In addition,
Furthermore, when the
In addition, the
Furthermore, although the electric
Further, the back-and-forth
Furthermore, although it is a case where it applies to the passenger seat of a vehicle, and illustrated the structure which makes the seat
M…車両
K…ドア開口部
1…車両用シート装置
10…シート本体
20…前後移動機構
23…前後スライドベース
24…前後駆動装置
30…回転機構、30a…外輪、30b…内輪
31…回転ベース
40…室外移動機構
41…第1移動ベース
42…第1スライド機構
43…昇降機構
44…四節リンク機構、44a…内側アーム、44b…外側アーム
45…第2移動ベース
46…第1直動機構、46a…移動体、46b…ガイドレール
47…カム板
50…第2直動機構
52…第2スライド駆動装置
55…第2スライド機構
60…緩衝部材
70…第1スライド駆動装置
71…駆動モータ
72…ねじ軸
73…ナット
M ... Vehicle K ...
Claims (4)
前記室外移動機構は、車両フロア上に第1スライド機構を介して前記ドア開口部に向けて移動可能に支持された第1移動ベースと、該第1移動ベースに一端側が上下に傾動可能に支持され、該第1移動ベースの移動に伴って上下に傾動する四節リンク機構と、該四節リンク機構の他端側が上下に傾動可能に支持されて前記第1移動ベースに連結された第2移動ベースと、該第2移動ベースに第2スライド機構を介して前記ドア開口部に向けて移動可能に支持されて前記シート本体を支持するシートホルダを備え、
前記第2スライド機構は、ガイドレールと該ガイドレールに移動可能に装着された移動体を備え、前記ガイドレールが前記シート本体に固定され、前記移動体が前記第2移動ベースに固定されており、
前記シート本体が前記第2スライド機構により車室内側に移動する途中で前記第1移動ベースに前記ガイドレールの後端部が干渉したとき、この干渉が解消する位置へ前記ガイドレールが逃げるように、前記第1移動ベースまたは前記ガイドレールの互いに干渉する部位の一方または双方に、該ガイドレールの移動方向に対して傾斜する逃がし傾斜面が設けられている車両用シート。 A vehicle seat device including a seat body and an outdoor movement mechanism that moves the seat body downward while moving the seat body to the outside of the passenger compartment through a door opening,
The outdoor movement mechanism is supported on the vehicle floor via a first slide mechanism so as to be movable toward the door opening, and supported on the first movement base so that one end side thereof can be tilted up and down. A four-joint link mechanism that tilts up and down with the movement of the first movement base, and a second joint that is supported to be tiltable up and down and connected to the first movement base. A moving base; and a sheet holder that is supported by the second moving base so as to be movable toward the door opening via a second slide mechanism and supports the seat body,
The second slide mechanism includes a guide rail and a movable body movably mounted on the guide rail, the guide rail is fixed to the seat body, and the movable body is fixed to the second moving base. ,
When the rear end portion of the guide rail interferes with the first movement base while the seat body moves to the vehicle interior side by the second slide mechanism, the guide rail escapes to a position where the interference is eliminated. A vehicle seat in which one or both of the first moving base and the guide rail that interfere with each other are provided with a relief inclined surface that is inclined with respect to the moving direction of the guide rail.
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- 2004-05-11 JP JP2004141304A patent/JP2005319957A/en active Pending
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