JP2005319728A - Optical recording medium, reproducing method and optical recording device employing same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、半導体レーザの波長シフトに対する依存性の少ない追記型DVDディスクシステムに好適な光記録媒体(以下、「光情報記録媒体」、「情報記録媒体」と称することもある)、並びに該光記録媒体を用いた記録再生方法及び光記録装置に関する。 The present invention relates to an optical recording medium (hereinafter also referred to as “optical information recording medium” or “information recording medium”) suitable for a write-once DVD disk system that is less dependent on the wavelength shift of a semiconductor laser, The present invention relates to a recording / reproducing method and an optical recording apparatus using a recording medium.
現在、次世代大容量光ディスクとして追記型DVDメディアの開発が図られており、更なる記録容量の増大が検討されている。そこで、記録容量の増大を目指して、記録ピット微少化のための記録材料の開発、Moving Picture Experts Group−2(MPEG2)に代表される画像圧縮技術の採用、及び記録ピット読み取りのための半導体レーザ(LD)の短波長化等の技術開発が進められている。 Currently, a write-once DVD medium is being developed as a next-generation large-capacity optical disk, and further increases in recording capacity are being studied. Therefore, with the aim of increasing the recording capacity, development of recording materials for recording pit miniaturization, adoption of image compression technology represented by Moving Picture Experts Group-2 (MPEG2), and semiconductor laser for reading recording pits Technological developments such as shortening the wavelength of (LD) are underway.
これまで赤色波長域の半導体レーザとしては、バーコードリーダや計測器用に670nm帯のAlGaInP半導体レーザ等が商品化されているのみである。しかし、光ディスクの高密度化に伴って、赤色レーザが本格的に光ストレージ市場で使用されつつあり、DVDドライブの場合、光源としては630〜690nm帯の半導体レーザの波長で規格化されている。
一方、再生専用のDVD−ROMドライブは波長約650nmで商品化されている。このような状況下、最も好ましい追記型DVDメディアは、波長630〜690nmで記録及び再生が可能なメディアである。これらに用いられる色素系材料としては、数多くのものが提案されており、例えば、ポリメチン色素又はポリメチン色素と光安定化剤を記録材料として用いるもの(特許文献1参照)、テトラアザポルフィリン(ポルフィラジン)色素を記録材料として用いるもの(特許文献2参照)、シアニン色素及びアゾ金属キレート色素(塩形成色素)を記録材料として用いるもの(特許文献3参照)、アゾ金属キレート色素を記録材料として用いるもの(特許文献4及び5参照)、ホルマザン金属キレート色素を記録材料として用いるもの(特許文献6参照)、ジピロメテン金属キレート色素を記録材料として用いるもの(特許文献7参照)、スクアリリウム化合物を記録材料として用いるもの(特許文献8参照)、スクアリリウム金属キレート化合物を記録材料として用いるもの(特許文献9参照)などが挙げられる。
Until now, only 670 nm band AlGaInP semiconductor lasers have been commercialized as bar code readers and measuring instruments as semiconductor lasers in the red wavelength region. However, as the density of optical discs increases, red lasers are being used in earnest in the optical storage market. In the case of DVD drives, the light source is standardized with a wavelength of a semiconductor laser in the 630 to 690 nm band.
On the other hand, a read-only DVD-ROM drive is commercialized with a wavelength of about 650 nm. Under such circumstances, the most preferable write-once DVD medium is a medium that can be recorded and reproduced at a wavelength of 630 to 690 nm. Many dye-based materials used for these have been proposed. For example, a polymethine dye or a polymethine dye and a light stabilizer used as a recording material (see Patent Document 1), tetraazaporphyrin (porphyrazine). ) Using a dye as a recording material (see Patent Document 2), using a cyanine dye and an azo metal chelate dye (salt-forming dye) as a recording material (see Patent Document 3), using an azo metal chelate dye as a recording material (See
しかしながら、これらの色素系材料は、色素系メディアの特徴である高反射率を得るために、図1に示すように、吸収スペクトルの吸収帯の長波長端が、記録及び再生波長になるように設計されており、波長依存性が大きいという問題がある。また、記録型DVDドライブ等に用いられる半導体レーザは使用環境により発振波長が変動することが知られている。特に高温度の環境に置かれた場合、発振波長が長波長側にシフトしてしまうため、記録層に用いられている色素材料の吸収係数kが小さくなって記録感度が不足してしまうという問題がある。 However, in order to obtain the high reflectance characteristic of the dye-based media, these dye-based materials are arranged so that the long wavelength end of the absorption band of the absorption spectrum becomes the recording and reproducing wavelength as shown in FIG. There is a problem that it is designed and has a large wavelength dependency. In addition, it is known that the oscillation wavelength of a semiconductor laser used in a recordable DVD drive or the like varies depending on the use environment. In particular, when placed in a high temperature environment, the oscillation wavelength shifts to the long wavelength side, so that the absorption coefficient k of the dye material used in the recording layer becomes small and the recording sensitivity becomes insufficient. There is.
したがって、短波長側に発振波長を有する半導体レーザを用いる追記型DVDディスクシステムに好適であり、半導体レーザの波長シフトに対する依存性が少なく、十分満足できる記録性能を有する光記録媒体が望まれているが、従来の光記録媒体では未だ十分満足できるものが提供されていないのが現状である。 Therefore, an optical recording medium that is suitable for a write-once DVD disc system using a semiconductor laser having an oscillation wavelength on the short wavelength side, is less dependent on the wavelength shift of the semiconductor laser, and has sufficiently satisfactory recording performance is desired. However, the present situation is that a satisfactory optical recording medium is not yet provided.
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、従来の光記録媒体に比べて、短波長側に発振波長を有する半導体レーザを用いる追記型DVDディスクシステムに適用可能であり、半導体レーザの波長シフトに対する依存性の少ない光記録媒体、並びに該光記録媒体を用いた記録再生方法及び光記録装置を提供することを目的とする。 This invention is made | formed in view of this present condition, and makes it a subject to solve the said various problems in the past and to achieve the following objectives. That is, the present invention can be applied to a write-once DVD disc system using a semiconductor laser having an oscillation wavelength on the short wavelength side as compared with a conventional optical recording medium, and is less dependent on the wavelength shift of the semiconductor laser. It is an object to provide a medium, a recording / reproducing method using the optical recording medium, and an optical recording apparatus.
前記課題を解決するため本発明者等が鋭意検討を重ねた結果、従来の追記型DVDメディアの記録材料である、最大吸収波長500nm以上650nm未満であるホルマザン金属キレート化合物とスクアリリウム化合物の混合色素材料に対し、最大吸収波長が650nm以上800nm以下の化合物(ホルマザン金属キレート化合物、ペンタメチンシアニン化合物、フタロシアニン化合物、又はジアリールアミン化合物が好ましい)を添加することにより、半導体レーザの波長シフトに対する依存性の少ない光記録媒体が得られることを知見した。 As a result of intensive studies by the present inventors in order to solve the above problems, a mixed dye material of a formazan metal chelate compound and a squarylium compound having a maximum absorption wavelength of 500 nm or more and less than 650 nm, which is a recording material of a conventional write once DVD medium In contrast, by adding a compound having a maximum absorption wavelength of 650 nm or more and 800 nm or less (preferably a formazan metal chelate compound, a pentamethine cyanine compound, a phthalocyanine compound, or a diarylamine compound), the dependency on the wavelength shift of the semiconductor laser is small. It has been found that an optical recording medium can be obtained.
本発明は、本発明者らの前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> 基板と、該基板上に少なくとも記録層を設けてなり、該記録層が、少なくとも(A)吸収スペクトルの最大吸収波長が500nm以上650nm未満であるホルマザン金属キレート化合物、(B)吸収スペクトルの最大吸収波長が500nm以上650nm未満であるスクアリリウム化合物、及び(C)吸収スペクトルの最大吸収波長が650nm以上800nm以下である化合物を含有してなることを特徴とする光記録媒体である。
<2> (C)成分の化合物が、ホルマザン金属キレート化合物、ペンタメチンシアニン化合物、フタロシアニン化合物、及びジアリールアミン化合物から選択される少なくとも1種である前記<1>に記載の光記録媒体である。
<3> (A)成分のホルマザン金属キレート化合物と(B)成分のスクアリリウム化合物との質量比((A)成分:(B)成分)が10:90〜50:50であり、かつ(C)成分の化合物の添加量が、前記(A)成分の化合物と前記(B)成分の化合物の合計100質量部に対し0.5〜20質量部である前記<1>から<2>のいずれかに記載の光記録媒体である。
<4> (A)成分のホルマザン金属キレート化合物及び(C)成分の化合物が、下記構造式(1)及び下記構造式(2)の少なくともいずれかで表されるホルマザン化合物と、金属及び金属化合物のいずれかとからなるホルマザン金属キレート化合物である前記<1>から<3>のいずれかに記載の光記録媒体である。
<5> 金属及び金属化合物のいずれかが、バナジウム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、パラジウム、及び該金属の酸化物、並びに該金属のハロゲン化物から選択される少なくとも1種である前記<4>に記載の光記録媒体である。
<6> (B)成分が、下記構造式(3)及び下記構造式(4)のいずれで表されるスクアリリウム化合物である前記<1>から<5>のいずれかに記載の光記録媒体である。
R12は、水素原子、アルキル基、アリール基、及びアラルキル基のいずれかを表し、これらは更に置換基により置換されていてもよい。R13及びR14は、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、及びアルコキシ基のいずれかを表し、これらは更に置換基により置換されていてもよく、隣接する2つの炭素原子と一緒になって置換基を有していてもよい複素環、置換基を有していてもよい脂環式炭化水素環、又は置換基を有していてもよい芳香族環を形成していてもよい。
R19は、水素原子、アルキル基、アラルキル基、及びアリール基のいずれかを表し、これらは更に置換基により置換されていてもよい。R20は、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、アルキル基、アラルキル基、アリール基、及びアルコキシ基のいずれかを表し、これらは更に置換基により置換されていてもよい。nは、0〜4の整数を表し、nが2〜4の場合、R20は互いに同一であってもよいし、異なっていてもよく、互いに隣り合う2つのR20が隣接する2つの炭素原子と一緒になって置換基を有していてもよい芳香族環を形成していてもよい。
<7> (C)成分が、下記構造式(5)で表されるペンタメチンシアニン化合物である前記<1>から<6>のいずれかに記載の光記録媒体である。
<8> (C)成分が、下記構造式(6)で表されるフタロシアニン化合物である前記<1>から<6>のいずれかに記載の光記録媒体である。
<9> M1が、V=O及びL1−Si−L2(ただし、L1及びL2は、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよく、水素原子、アルキル基、アリール基、アルケニル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アリールオキシスルホニル基、アリールカルボニルオキシ基、及び複素環基のいずれかを表し、これらは更に置換基により置換されていてもよい)のいずれかで表される前記<8>に記載の光記録媒体である。
<10> (C)成分が、下記構造式(7)で表されるジアリールアミン化合物である前記<1>から<6>のいずれかに記載の光記録媒体である。
<11> 記録再生波長±10nmの波長領域の光に対する記録層単層の屈折率nが1.5≦n≦3.0であり、かつ消衰係数kが0.02≦k≦0.3である前記<1>から<10>のいずれかに記載の光記録媒体である。
<12> 記録再生波長が600〜720nmである前記<11>に記載の光記録媒体である。
<13> 基板におけるトラックピッチが0.7〜0.8μmであり、かつ案内溝幅が半値幅で0.18〜0.40μmである前記<1>から<12>のいずれかに記載の光記録媒体である。
<14> 反射層を有し、該反射層が金、銀、銅、アルミニウム、及びこれらの合金から選択されるいずれかを含有する前記<1>から<13>のいずれかに記載の光記録媒体である。
<15> 前記<1>から<14>のいずれかに記載の光記録媒体に対し、600〜720nmの記録波長で記録再生することを特徴とする光記録媒体の記録再生方法である。
<16> 光記録媒体に光源から光を照射して該光記録媒体に情報を記録する光記録装置において、前記光記録媒体が、前記<1>から<14>のいずれかに記載の光記録媒体であることを特徴とする光記録装置である。
The present invention is based on the above findings of the present inventors, and means for solving the above problems are as follows. That is,
<1> A formazan metal chelate compound comprising a substrate and at least a recording layer on the substrate, wherein the recording layer has at least (A) a maximum absorption wavelength of an absorption spectrum of 500 nm or more and less than 650 nm; An optical recording medium comprising a squarylium compound having a maximum absorption wavelength of 500 nm or more and less than 650 nm and a compound (C) having a maximum absorption wavelength of absorption spectrum of 650 nm or more and 800 nm or less.
<2> The optical recording medium according to <1>, wherein the compound of component (C) is at least one selected from a formazan metal chelate compound, a pentamethine cyanine compound, a phthalocyanine compound, and a diarylamine compound.
<3> The mass ratio of the formazan metal chelate compound (A) to the squarylium compound (B) (component (A): component (B)) is 10:90 to 50:50, and (C) Any one of <1> to <2>, wherein the addition amount of the component compound is 0.5 to 20 parts by mass with respect to 100 parts by mass in total of the compound of the component (A) and the compound of the component (B). The optical recording medium described in 1.
<4> Formazan metal chelate compound of component (A) and formazan compound represented by at least one of structural formula (1) and structural formula (2) below, and metal and metal compound: The optical recording medium according to any one of <1> to <3>, wherein the formazan metal chelate compound is any one of the above.
<5> One of the metal and the metal compound is at least one selected from vanadium, manganese, iron, cobalt, nickel, copper, zinc, palladium, an oxide of the metal, and a halide of the metal. The optical recording medium according to <4>.
<6> The optical recording medium according to any one of <1> to <5>, wherein the component (B) is a squarylium compound represented by any one of the following structural formula (3) and the following structural formula (4). is there.
R 12 represents any one of a hydrogen atom, an alkyl group, an aryl group, and an aralkyl group, and these may be further substituted with a substituent. R 13 and R 14 may be the same as or different from each other, and each represents a hydrogen atom, a halogen atom, an alkyl group, or an alkoxy group, and these are further substituted with a substituent. It may have a heterocyclic ring which may have a substituent together with two adjacent carbon atoms, an alicyclic hydrocarbon ring which may have a substituent, or a substituent. An aromatic ring may be formed.
R 19 represents any one of a hydrogen atom, an alkyl group, an aralkyl group, and an aryl group, and these may be further substituted with a substituent. R 20 represents any one of a halogen atom, a nitro group, a cyano group, an alkyl group, an aralkyl group, an aryl group, and an alkoxy group, and these may be further substituted with a substituent. n represents an integer of 0 to 4. When n is 2 to 4, R 20 may be the same as or different from each other, and two carbons adjacent to each other two R 20 are adjacent to each other. An aromatic ring which may have a substituent may be formed together with the atom.
<7> The optical recording medium according to any one of <1> to <6>, wherein the component (C) is a pentamethine cyanine compound represented by the following structural formula (5).
<8> The optical recording medium according to any one of <1> to <6>, wherein the component (C) is a phthalocyanine compound represented by the following structural formula (6).
<9> M 1 is V═O and L 1 —Si—L 2 (where L 1 and L 2 may be the same as or different from each other, and may be a hydrogen atom, an alkyl group, an aryl Group, an alkenyl group, an alkoxy group, an aryloxy group, an alkoxycarbonyl group, an aryloxycarbonyl group, an aryloxysulfonyl group, an arylcarbonyloxy group, and a heterocyclic group, which are further substituted with a substituent. The optical recording medium according to <8>, which is represented by any one of
<10> The optical recording medium according to any one of <1> to <6>, wherein the component (C) is a diarylamine compound represented by the following structural formula (7).
<11> The refractive index n of the recording layer single layer with respect to light in the recording / reproducing wavelength ± 10 nm wavelength range is 1.5 ≦ n ≦ 3.0, and the extinction coefficient k is 0.02 ≦ k ≦ 0.3. The optical recording medium according to any one of <1> to <10>, wherein
<12> The optical recording medium according to <11>, wherein the recording / reproducing wavelength is 600 to 720 nm.
<13> The light according to any one of <1> to <12>, wherein a track pitch in the substrate is 0.7 to 0.8 μm, and a guide groove width is 0.18 to 0.40 μm in half width. It is a recording medium.
<14> The optical recording according to any one of <1> to <13>, including a reflective layer, wherein the reflective layer contains any one selected from gold, silver, copper, aluminum, and alloys thereof. It is a medium.
<15> A recording / reproducing method for an optical recording medium, wherein the optical recording medium according to any one of <1> to <14> is recorded and reproduced at a recording wavelength of 600 to 720 nm.
<16> In an optical recording apparatus that records information on an optical recording medium by irradiating the optical recording medium with light from a light source, the optical recording medium is the optical recording according to any one of <1> to <14> An optical recording apparatus characterized by being a medium.
本発明の光記録媒体は、基板と、該基板上に少なくとも記録層を設けてなり、該記録層が、少なくとも(A)吸収スペクトルの最大吸収波長が500nm以上650nm未満であるホルマザン金属キレート化合物、(B)吸収スペクトルの最大吸収波長が500nm以上650nm未満であるスクアリリウム化合物、及び(C)吸収スペクトルの最大吸収波長が650nm以上800nm以下である化合物を含有してなる。その結果、600〜720nmの波長域のレーザ光で記録及び再生が可能であり、耐光性、保存安定性等に優れた光記録媒体が得られる。 The optical recording medium of the present invention comprises a substrate and a formazan metal chelate compound comprising at least a recording layer on the substrate, and the recording layer has (A) at least a maximum absorption wavelength of an absorption spectrum of 500 nm or more and less than 650 nm, (B) The squarylium compound whose absorption spectrum has a maximum absorption wavelength of 500 nm or more and less than 650 nm, and (C) a compound whose absorption spectrum has a maximum absorption wavelength of 650 nm or more and 800 nm or less. As a result, recording and reproduction can be performed with a laser beam having a wavelength range of 600 to 720 nm, and an optical recording medium excellent in light resistance, storage stability, and the like can be obtained.
本発明の光記録媒体の記録再生方法では、前記本発明の光記録媒体に対し、600〜720nmの発振波長を有するレーザ光を照射することにより情報の記録及び再生の少なくともいずれかを行う。その結果、半導体レーザの波長シフトに対する依存性が少なく、600〜720nmの波長域のレーザ光で安定に記録及び再生が可能である。 In the optical recording medium recording / reproducing method of the present invention, at least one of information recording and reproducing is performed by irradiating the optical recording medium of the present invention with a laser beam having an oscillation wavelength of 600 to 720 nm. As a result, there is little dependence on the wavelength shift of the semiconductor laser, and recording and reproduction can be performed stably with laser light in the wavelength region of 600 to 720 nm.
本発明の光記録装置は、光記録媒体に光源から光を照射して該光記録媒体に情報を記録する光記録装置において、前記光記録媒体として本発明の光記録媒体を用いる。該本発明の光記録装置においては、半導体レーザの波長シフトに対する依存性が少なく、安定に記録することができる。 The optical recording apparatus of the present invention uses the optical recording medium of the present invention as the optical recording medium in the optical recording apparatus that records information on the optical recording medium by irradiating the optical recording medium with light from a light source. In the optical recording apparatus of the present invention, there is little dependence on the wavelength shift of the semiconductor laser, and stable recording can be performed.
本発明によると、従来における諸問題を解決でき、600〜720nmの波長域のレーザ光で記録及び再生が可能であり、半導体レーザの波長シフトに対する依存性が少なく、耐光性、保存安定性等に優れた光記録媒体を提供できる。 According to the present invention, conventional problems can be solved, recording and reproduction can be performed with a laser beam having a wavelength range of 600 to 720 nm, and there is little dependency on the wavelength shift of the semiconductor laser, and light resistance, storage stability, etc. An excellent optical recording medium can be provided.
(光記録媒体)
本発明の光記録媒体は、基板と、該基板上に少なくとも記録層を設けてなり、反射層、保護層、更に必要に応じてその他の層を有してなる。
前記記録層は、少なくとも(A)吸収スペクトルの最大吸収波長が500nm以上650nm未満であるホルマザン金属キレート化合物、(B)吸収スペクトルの最大吸収波長が500nm以上650nm未満であるスクアリリウム化合物、及び(C)吸収スペクトルの最大吸収波長が650nm以上800nm以下である化合物を含有してなり、前記(C)成分としては、ホルマザン金属キレート化合物、ペンタメチンシアニン化合物、フタロシアニン化合物、及びジアリールアミン化合物から選択される少なくとも1種が好適である。
(Optical recording medium)
The optical recording medium of the present invention comprises a substrate and at least a recording layer on the substrate, and has a reflective layer, a protective layer, and other layers as required.
The recording layer includes at least (A) a formazan metal chelate compound having a maximum absorption wavelength of 500 nm or more and less than 650 nm, (B) a squarylium compound having a maximum absorption wavelength of 500 nm or more and less than 650 nm, and (C) A compound having a maximum absorption wavelength of an absorption spectrum of 650 nm or more and 800 nm or less, and the component (C) is at least selected from a formazan metal chelate compound, a pentamethine cyanine compound, a phthalocyanine compound, and a diarylamine compound One is preferred.
−(A)成分及び(C)成分のホルマザン金属キレート化合物−
前記ホルマザン金属キレート化合物は、ホルマザン化合物と金属及び金属化合物のいずれかとからなり、該ホルマザン化合物としては、特に制限はなく、従来公知のものの中から適宜選択することができ、例えば、下記構造式(1)及び下記構造式(2)の少なくともいずれかで表されるものが好適である。
-Formazan metal chelate compound of component (A) and component (C)-
The formazan metal chelate compound comprises a formazan compound and one of a metal and a metal compound. The formazan compound is not particularly limited and can be appropriately selected from conventionally known compounds. For example, the following structural formula ( What is represented by at least any one of 1) and following Structural formula (2) is suitable.
前記構造式(1)及び(2)中、環X、環Y、及び環Zは、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよく、隣接する窒素原子と炭素原子が一緒になって形成される複素環を表す。該複素環としては、5員環又は6員環が好適である。Z0、Z1、及びZ2は、それぞれ、環X、環Y及び環Zを構成する原子を示し、例えば、炭素原子、窒素原子、イオウ原子、酸素原子、セレン原子等が挙げられる。 In the structural formulas (1) and (2), the ring X, the ring Y, and the ring Z may be the same or different from each other, and adjacent nitrogen and carbon atoms are combined. Represents the heterocycle formed. The heterocycle is preferably a 5-membered ring or a 6-membered ring. Z 0 , Z 1 , and Z 2 each represent an atom constituting ring X, ring Y, and ring Z, and examples thereof include a carbon atom, a nitrogen atom, a sulfur atom, an oxygen atom, and a selenium atom.
前記複素環には他の環が縮合していてもよく、該他の環には炭素環の他、複素環が包含される。炭素環の場合、その環構成炭素数は6〜20が好ましく、6〜10がより好ましい。その具体例としては、ベンゼン環、ナフタレン環、シクロヘキサン環等が挙げられる。一方、複素環の場合、その環構成原子数は5〜20が好ましく、5〜14がより好ましい。該複素環としては、例えば、ピロリジン環、チアゾール環、イミダゾール環、オキサゾール環、ピラゾール環、ピリジン環、ピリダジン環、ピリミジン環、ピラジン環、キノリン環、インドリン環、カルバゾール環等が挙げられる。
前記環X、環Y及び環Zとしては、例えば、チアゾール環、イミダゾール環、チアジアゾール環、オキサゾール環、トリアゾール環、ピラゾール環、オキサジアゾール環、ピリジン環、ピリダジン環、ピリミジン環、ピラジン環、トリアジン環等が挙げられる。
前記環X、環Y及び環Zに結合する置換基としては、それぞれ独立にハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、水酸基、カルボキシル基、アミノ基、カルバモイル基、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアリール基、置換基を有していてもよい複素環基、置換基を有していてもよいアルコキシ基、置換基を有していてもよいアリールオキシ基、置換基を有していてもよいアルキルチオ基、置換基を有していてもよいアリールチオ基、置換基を有していてもよいアルキルアミノ基、置換基を有していてもよいアリールアミノ基、置換基を有していてもよいアルコキシカルボニル基、置換基を有していてもよいアリールオキシカルボニル基、置換基を有していてもよいアルキルカルボキサミド基、置換基を有していてもよいアリールカルボキサミド基、置換基を有していてもよいアルキルカルバモイル基、置換基を有していてもよいアリールカルバモイル基、置換基を有していてもよいアルケニル基、置換基を有していてもよいアルキルスルファモイル基等が挙げられる。
The heterocyclic ring may be condensed with another ring, and the other ring includes a heterocyclic ring in addition to a carbocyclic ring. In the case of a carbocyclic ring, the number of carbon atoms constituting the ring is preferably 6 to 20, and more preferably 6 to 10. Specific examples thereof include a benzene ring, a naphthalene ring, and a cyclohexane ring. On the other hand, in the case of a heterocyclic ring, the number of ring constituting atoms is preferably 5 to 20, and more preferably 5 to 14. Examples of the heterocyclic ring include pyrrolidine ring, thiazole ring, imidazole ring, oxazole ring, pyrazole ring, pyridine ring, pyridazine ring, pyrimidine ring, pyrazine ring, quinoline ring, indoline ring, carbazole ring and the like.
Examples of the ring X, ring Y and ring Z include a thiazole ring, an imidazole ring, a thiadiazole ring, an oxazole ring, a triazole ring, a pyrazole ring, an oxadiazole ring, a pyridine ring, a pyridazine ring, a pyrimidine ring, a pyrazine ring, and a triazine. A ring etc. are mentioned.
The substituents bonded to the ring X, ring Y and ring Z are each independently a halogen atom, nitro group, cyano group, hydroxyl group, carboxyl group, amino group, carbamoyl group, or optionally substituted alkyl. Group, aryl group which may have a substituent, heterocyclic group which may have a substituent, alkoxy group which may have a substituent, aryloxy which may have a substituent Group, alkylthio group optionally having substituent, arylthio group optionally having substituent, alkylamino group optionally having substituent, arylamino optionally having substituent Group, an alkoxycarbonyl group which may have a substituent, an aryloxycarbonyl group which may have a substituent, an alkylcarboxamide group which may have a substituent, and a substituent which may have a substituent An arylcarboxamide group, an alkylcarbamoyl group which may have a substituent, an arylcarbamoyl group which may have a substituent, an alkenyl group which may have a substituent, and a substituent. And an alkylsulfamoyl group that may be used.
前記構造式(1)及び前記構造式(2)において、A、A1、及びA2は、それぞれ置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアリール基、置換基を有していてもよいアルキルカルボニル基、置換基を有していてもよいアリールカルボニル基、置換基を有していてもよいアルケニル基、置換基を有していてもよい複素環基又は置換基を有していてもよいアルコキシカルボニル基を示す。この場合のアルキル基及びアルケニル基には、直鎖状、分岐状、又は環状のものが包含される。前記アルキル基としては、その炭素数は好ましくは1〜15、より好ましくは1〜8である。前記アルケニル基としては、その炭素数は好ましくは2〜8、より好ましくは2〜6である。 In the structural formula (1) and the structural formula (2), A, A 1 and A 2 are each an alkyl group which may have a substituent, an aryl group which may have a substituent, An alkylcarbonyl group which may have a substituent, an arylcarbonyl group which may have a substituent, an alkenyl group which may have a substituent, a heterocyclic group which may have a substituent Or the alkoxycarbonyl group which may have a substituent is shown. In this case, the alkyl group and alkenyl group include linear, branched, or cyclic groups. The alkyl group preferably has 1 to 15 carbon atoms, more preferably 1 to 8 carbon atoms. The alkenyl group preferably has 2 to 8 carbon atoms, more preferably 2 to 6 carbon atoms.
前記構造式(1)において、Bは、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアルケニル基、又は置換基を有していてもよいアリール基を示す。この場合のアルキル基及びアルケニル基には、直鎖状、分岐状、又は環状のものが包含される。前記アルキル基の炭素数は好ましくは1〜15、より好ましくは1〜8であり、前記アルケニル基の炭素数は好ましくは2〜8、より好ましくは2〜6である。前記アリール基において、その炭素数は好ましくは6〜18、より好ましくは6〜14である。 In the structural formula (1), B represents an alkyl group which may have a substituent, an alkenyl group which may have a substituent, or an aryl group which may have a substituent. In this case, the alkyl group and alkenyl group include linear, branched, or cyclic groups. Preferably the carbon number of the said alkyl group is 1-15, More preferably, it is 1-8, The carbon number of the said alkenyl group becomes like this. Preferably it is 2-8, More preferably, it is 2-6. The aryl group preferably has 6 to 18 carbon atoms, more preferably 6 to 14 carbon atoms.
前記構造式(2)において、B1、及びB2は、それぞれ置換基を有していてもよいアルキレン基、置換基を有していてもよいアルケニレン基、又は置換基を有していてもよいアリーレン基を示す。この場合のアルキレン基及びアルケニレン基には直鎖状、分岐状、又は環状のものが包含される。前記アルキレン基において、その炭素数は好ましくは1〜15、より好ましくは1〜8である。前記アルケニレン基において、その炭素数は好ましくは2〜8、より好ましくは2〜6である。前記アリーレン基において、その炭素数は好ましくは6〜18、より好ましくは6〜14である。
前記構造式(2)において、Wは−CH2−、又は−SO2−を示し、nは0又は1の整数である。
In the structural formula (2), B 1 and B 2 may each have an alkylene group which may have a substituent, an alkenylene group which may have a substituent, or a substituent. Good arylene group. In this case, the alkylene group and alkenylene group include linear, branched, or cyclic groups. The alkylene group preferably has 1 to 15 carbon atoms, more preferably 1 to 8 carbon atoms. In the alkenylene group, the carbon number is preferably 2 to 8, more preferably 2 to 6. In the arylene group, the carbon number is preferably 6-18, more preferably 6-14.
In Structural Formula (2), W represents —CH 2 — or —SO 2 —, and n is an integer of 0 or 1.
前記各アルキル基としては、好ましくは炭素数1〜15のものが挙げられ、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、n−ノニル基、n−デシル基等の直鎖状アルキル基;イソブチル基、イソアミル基、2−メチルブチル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、4−メチルペンチル基、2−エチルブチル基、2−メチルヘキシル基、3−メチルヘキシル基、4−メチルヘキシル基、5−メチルヘキシル基、2−エチルペンチル基、3−エチルペンチル基、2−メチルヘプチル基、3−メチルヘプチル基、4−メチルヘプチル基、5−メチルヘプチル基、2−エチルヘキシル基、3−エチルヘキシル基、イソプロピル基、sec−ブチル基、1−エチルプロピル基、1−メチルブチル基、1,2−ジメチルプロピル基、1−メチルヘプチル基、1−エチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル基、1−エチル−2−メチルプロピル基、1−メチルヘキシル基、1−エチルヘプチル基、1−プロピルブチル基、1−イソプロピル−2−メチルプロピル基、1−エチル−2−メチルブチル基、1−プロピル−2−メチルプロピル基、1−エチルヘキシル基、1−プロピルペンチル基、1−イソプロピルペンチル基、1−イソプロピル−2−メチルブチル基、1−イソプロピル−3−メチルブチル基、1−メチルオクチル基、1−プロピルヘキシル基、1−イソブチル−3−メチルブチル基、ネオペンチル基、tert−ブチル基、tert−ヘキシル基、tert−アミル基、tert−オクチル基等の分岐状アルキル基;シクロヘキシル基、4−メチルシクロヘキシル基、4−エチルシクロヘキシル基、4−tert−ブチルシクロヘキシル基、4−(2−エチルヘキシル)シクロヘキシル基、ボルニル基、イソボルニル基、アダマンチル基等のシクロアルキル基等が挙げられ、これらの中でも、炭素数1〜8のものが好ましい。 Examples of each alkyl group include those having 1 to 15 carbon atoms, such as a methyl group, ethyl group, n-propyl group, n-butyl group, n-pentyl group, n-hexyl group, n- Linear alkyl groups such as heptyl group, n-octyl group, n-nonyl group, n-decyl group; isobutyl group, isoamyl group, 2-methylbutyl group, 2-methylpentyl group, 3-methylpentyl group, 4- Methylpentyl group, 2-ethylbutyl group, 2-methylhexyl group, 3-methylhexyl group, 4-methylhexyl group, 5-methylhexyl group, 2-ethylpentyl group, 3-ethylpentyl group, 2-methylheptyl group 3-methylheptyl group, 4-methylheptyl group, 5-methylheptyl group, 2-ethylhexyl group, 3-ethylhexyl group, isopropyl group, sec-butyl 1-ethylpropyl group, 1-methylbutyl group, 1,2-dimethylpropyl group, 1-methylheptyl group, 1-ethylbutyl group, 1,3-dimethylbutyl group, 1,2-dimethylbutyl group, 1-ethyl 2-methylpropyl group, 1-methylhexyl group, 1-ethylheptyl group, 1-propylbutyl group, 1-isopropyl-2-methylpropyl group, 1-ethyl-2-methylbutyl group, 1-propyl-2- Methylpropyl group, 1-ethylhexyl group, 1-propylpentyl group, 1-isopropylpentyl group, 1-isopropyl-2-methylbutyl group, 1-isopropyl-3-methylbutyl group, 1-methyloctyl group, 1-propylhexyl group 1-isobutyl-3-methylbutyl group, neopentyl group, tert-butyl group, tert-hexyl group, branched alkyl groups such as ert-amyl group and tert-octyl group; cyclohexyl group, 4-methylcyclohexyl group, 4-ethylcyclohexyl group, 4-tert-butylcyclohexyl group, 4- (2-ethylhexyl) cyclohexyl group, bornyl And cycloalkyl groups such as an isobornyl group and an adamantyl group. Among these, those having 1 to 8 carbon atoms are preferable.
前記各アルキル基は、水酸基、ハロゲン原子、ニトロ基、カルボキシル基、シアノ基等で置換されていてもよく、また、特定の置換基を有していてもよい(例えば、ハロゲン原子、又はニトロ基により置換されていてもよい)アリール基や複素環基等で置換されていてもよい。さらに、酸素、硫黄、窒素等のヘテロ原子を介して前記アルキル基等の他の炭化水素基で置換されていてもよい。ここで、アリール基、複素環基、及びハロゲン原子としては、それぞれ後述するものと同様のものが挙げられる。 Each alkyl group may be substituted with a hydroxyl group, a halogen atom, a nitro group, a carboxyl group, a cyano group, or the like, or may have a specific substituent (for example, a halogen atom or a nitro group). And may be substituted with an aryl group or a heterocyclic group. Furthermore, it may be substituted with another hydrocarbon group such as the alkyl group through a heteroatom such as oxygen, sulfur or nitrogen. Here, examples of the aryl group, the heterocyclic group, and the halogen atom include those described later.
前記酸素を介して他の炭化水素基で置換されているアルキル基としては、例えば、メトキシメチル基、メトキシエチル基、エトキシメチル基、エトキシエチル基、ブトキシエチル基、エトキシエトキシエチル基、フェノキシエチル基、メトキシプロピル基、エトキシプロピル基等のアルコキシ基やアリールオキシ基等で置換されたアルキル基が挙げられる。これらのアルコキシ基やアリールオキシ基は置換基を有していてもよい。 Examples of the alkyl group substituted with another hydrocarbon group through oxygen include, for example, a methoxymethyl group, a methoxyethyl group, an ethoxymethyl group, an ethoxyethyl group, a butoxyethyl group, an ethoxyethoxyethyl group, and a phenoxyethyl group. And an alkyl group substituted with an alkoxy group such as a methoxypropyl group or an ethoxypropyl group or an aryloxy group. These alkoxy groups and aryloxy groups may have a substituent.
前記硫黄を介して他の炭化水素基で置換されたアルキル基としては、例えば、メチルチオエチル基、エチルチオエチル基、エチルチオプロピル基、フェニルチオエチル基等のアルキルチオ基やアリールチオ基等で置換されたアルキル基が挙げられる。これらのアルキルチオ基やアリールチオ基は置換基を有していてもよい。 Examples of the alkyl group substituted with another hydrocarbon group via sulfur include, for example, an alkylthio group such as a methylthioethyl group, an ethylthioethyl group, an ethylthiopropyl group, and a phenylthioethyl group, an arylthio group, and the like. And alkyl groups. These alkylthio groups and arylthio groups may have a substituent.
前記窒素を介して他の炭化水素基で置換されているアルキル基としては、例えば、ジメチルアミノエチル基、ジエチルアミノエチル基、ジエチルアミノプロピル基、フェニルアミノメチル基等のアルキルアミノ基やアリールアミノ基等で置換されたアルキル基が挙げられる。これらのアルキルアミノ基やアリールアミノ基は置換基を有していてもよい。 Examples of the alkyl group substituted with another hydrocarbon group via nitrogen include alkylamino groups such as dimethylaminoethyl group, diethylaminoethyl group, diethylaminopropyl group, phenylaminomethyl group, and arylamino groups. Examples include substituted alkyl groups. These alkylamino groups and arylamino groups may have a substituent.
前記アルケニル基としては、炭素数2〜8のものが好適であり、例えば、ビニル基、アリル基、1−プロペニル基、メタクリル基、クロチル基、1−ブテニル基、3−ブテニル基、2−ペンテニル基、4−ペンテニル基、2−ヘキセニル基、5−ヘキセニル基、2−ヘプテニル基、2−オクテニル基等が挙げられる。アルケニル基の置換基としては、前記アルキル基の場合と同様のものが挙げられる。 As the alkenyl group, those having 2 to 8 carbon atoms are preferable. For example, vinyl group, allyl group, 1-propenyl group, methacryl group, crotyl group, 1-butenyl group, 3-butenyl group, 2-pentenyl group. Group, 4-pentenyl group, 2-hexenyl group, 5-hexenyl group, 2-heptenyl group, 2-octenyl group and the like. Examples of the substituent for the alkenyl group include the same as those for the alkyl group.
前記アリール基としては、例えば、フェニル基、ナフチル基、アントラニル基、フルオレニル基、フェナレニル基、フェナントラニル基、トリフェニレニル基、ピレニル基等が挙げられる。
前記アルキレン基及びアルケニレン基としては、それぞれ前記アルキル基及びアルケニル基から水素原子を一つ除いたものが挙げられる。アルキレン基及びアルケニレン基の置換基としては前記アルキル基の場合と同様のものが挙げられる。
前記アリーレン基としては、前記アリール基から水素原子を一つ除いたものが挙げられる。
前記アリール基及びアリーレン基としては、例えば、アルキル基、アルケニル基、水酸基、ハロゲン原子、ニトロ基、カルボキシル基、シアノ基、トリフルオロメチル基、アルキルアミノ基、アルコキシ基、脂環式複素環基、特定の置換基を有していてもよい(例えば、ハロゲン原子又はニトロ基により置換されていてもよい)アリール基、特定の置換基を有していてもよい(例えば、ハロゲン原子又はニトロ基により置換されていてもよい)複素環基等で置換されていてもよい。
ここで、前記アルキル基、アルケニル基、及びアリール基としては、前記と同様のものが挙げられ、複素環基及びハロゲン原子としては、それぞれ後述するものと同様のものが挙げられる。
Examples of the aryl group include a phenyl group, a naphthyl group, an anthranyl group, a fluorenyl group, a phenalenyl group, a phenanthranyl group, a triphenylenyl group, and a pyrenyl group.
Examples of the alkylene group and alkenylene group include those obtained by removing one hydrogen atom from the alkyl group and alkenyl group, respectively. Examples of the substituent for the alkylene group and alkenylene group are the same as those for the alkyl group.
Examples of the arylene group include those obtained by removing one hydrogen atom from the aryl group.
Examples of the aryl group and arylene group include an alkyl group, an alkenyl group, a hydroxyl group, a halogen atom, a nitro group, a carboxyl group, a cyano group, a trifluoromethyl group, an alkylamino group, an alkoxy group, an alicyclic heterocyclic group, An aryl group which may have a specific substituent (for example, optionally substituted by a halogen atom or a nitro group) or a specific substituent (for example, by a halogen atom or a nitro group) (It may be substituted.) It may be substituted with a heterocyclic group or the like.
Here, examples of the alkyl group, alkenyl group, and aryl group include those described above, and examples of the heterocyclic group and halogen atom include those described later.
前記複素環基としては、例えば、フリル基、チエニル基、ピロリル基、ベンゾフラニル基、イソベンゾフラニル基、ベンゾチエニル基、インドリニル基、イソインドリニル基、カルバゾリル基、ピリジル基、ピペリジル基、キノリル基、イソキノリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、ベンゾイミダゾリル基、ピラジル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、キノキサリニル基、等が挙げられる。
前記複素環基は、水酸基、アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、カルボキシル基、シアノ基、特定の置換基を有していてもよい(例えば、ハロゲン原子又はニトロ基により置換されていてもよい)アリール基、特定の置換基を有していてもよい(例えば、ハロゲン原子又はニトロ基により置換されていてもよい)複素環基等を以て置換されていてもよく、また、酸素、硫黄、窒素等のヘテロ原子を介して前記のアルキル基等の炭化水素基で置換されていてもよい。ここで、アルキル基、及びアリール基としては、前記と同様のものが挙げられ、複素環基及びハロゲン原子としては、それぞれ後述するものと同様のものが挙げられる。
Examples of the heterocyclic group include furyl group, thienyl group, pyrrolyl group, benzofuranyl group, isobenzofuranyl group, benzothienyl group, indolinyl group, isoindolinyl group, carbazolyl group, pyridyl group, piperidyl group, quinolyl group, isoquinolyl group. Group, oxazolyl group, isoxazolyl group, thiazolyl group, isothiazolyl group, imidazolyl group, pyrazolyl group, benzoimidazolyl group, pyrazyl group, pyrimidinyl group, pyridazinyl group, quinoxalinyl group and the like.
The heterocyclic group may have a hydroxyl group, an alkyl group, a halogen atom, a nitro group, a carboxyl group, a cyano group, or a specific substituent (for example, it may be substituted with a halogen atom or a nitro group). An aryl group, which may have a specific substituent (for example, may be substituted with a halogen atom or a nitro group), may be substituted with a heterocyclic group, and oxygen, sulfur, nitrogen, etc. It may be substituted with a hydrocarbon group such as the aforementioned alkyl group through a hetero atom. Here, examples of the alkyl group and aryl group include the same groups as described above, and examples of the heterocyclic group and halogen atom include those described later.
前記ハロゲン原子としては、例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等が挙げられる。 Examples of the halogen atom include fluorine, chlorine, bromine, iodine and the like.
前記置換基を有していてもよいアルコキシ基としては、酸素原子に直接置換基を有していてもよいアルキル基が結合されているものであればよい。前記アルキル基及び置換基としては、前述の具体例を挙げることができる。
前記置換基を有していてもよいアリールオキシ基としては、酸素原子に直接置換基を有していてもよいアリール基が結合されているものであればよい。前記アリール基及び置換基としては、前述の具体例を挙げることができる。
前記置換基を有していてもよいアルキルチオ基としては、硫黄原子に直接置換基を有していてもよいアルキル基が結合されているものであればよい。前記アルキル基及び置換基としては、前述の具体例を挙げることができる。
前記置換基を有していてもよいアリールチオ基としては、硫黄原子に直接置換基を有していてもよいアリール基が結合されているものであればよい。前記アリール基及び置換基としては、前述の具体例を挙げることができる。
The alkoxy group which may have a substituent may be any group in which an alkyl group which may have a substituent is directly bonded to an oxygen atom. Examples of the alkyl group and the substituent include the specific examples described above.
The aryloxy group which may have a substituent may be any group as long as the aryl group which may have a direct substituent is bonded to an oxygen atom. Examples of the aryl group and the substituent include the specific examples described above.
As the alkylthio group which may have a substituent, any alkylthio group which may have a substituent directly to a sulfur atom may be used. Examples of the alkyl group and the substituent include the specific examples described above.
As the arylthio group which may have a substituent, any arylthio group which may have a substituent directly on the sulfur atom may be used. Examples of the aryl group and the substituent include the specific examples described above.
前記置換基を有していてもよいアルキルアミノ基としては、窒素原子に直接置換基を有していてもよいアルキル基が結合されているものであればよい。前記アルキル基及び置換基としては、前述の具体例を挙げることができる。また、アルキル基同士が結合し、場合により酸素原子、他の窒素原子等を含んでピペリジノ基、モルホリノ基、ピロリジニル基、ピペラジニル基、インドリニル基、イソインドリニル基のように環を形成していてもよい。
前記置換基を有していてもよいアリールアミノ基としては、窒素原子に直接置換基を有していてもよいアリール基が結合されているものであればよい。前記アリール基及び置換基としては、前述の具体例を挙げることができる。
前記置換基を有していてもよいアルキルカルボニル基としては、カルボニル基の炭素原子に直接置換基を有していてもよいアルキル基が結合されているものであればよい。前記アルキル基及び置換基としては前述の具体例を挙げることができる。
前記置換基を有していてもよいアリールカルボニル基としては、カルボニル基の炭素原子に直接置換基を有していてもよいアリール基が結合されているものであればよい。前記アリール基及び置換基としては前述の具体例を挙げることができる。
前記置換基を有していてもよいアルコキシカルボニル基としては、オキシカルボニルの酸素原子に直接置換基を有していてもよいアルキル基が結合されているものであればよい。前記アルキル基及び置換基としては前述の具体例を挙げることができる。
前記置換基を有していてもよいアリールオキシカルボニル基としては、オキシカルボニルの酸素原子に直接置換基を有していてもよいアリール基が結合されているものであればよい。前記アリール基及び置換基としては前述の具体例を挙げることができる。
前記置換基を有していてもよいアルキルカルボキサミド基としては、カルボキサミドの炭素原子に直接置換基を有していてもよいアルキル基が結合されているものであればよい。前記アルキル基及び置換基としては前述の具体例を挙げることができる。
前記置換基を有していてもよいアリールカルボキサミド基としては、カルボキサミドの炭素原子に直接置換基を有していてもよいアリール基が結合されているものであればよい。前記アリール基及び置換基としては前述の具体例を挙げることができる。
As the alkylamino group which may have a substituent, any alkylamino group which may have a substituent directly to the nitrogen atom may be used. Examples of the alkyl group and the substituent include the specific examples described above. In addition, alkyl groups may be bonded to each other to form a ring such as a piperidino group, a morpholino group, a pyrrolidinyl group, a piperazinyl group, an indolinyl group, or an isoindolinyl group containing an oxygen atom or other nitrogen atom. .
The arylamino group which may have a substituent may be any group as long as the aryl group which may have a substituent is directly bonded to the nitrogen atom. Examples of the aryl group and the substituent include the specific examples described above.
The alkylcarbonyl group which may have a substituent may be any as long as the alkyl group which may have a substituent is directly bonded to the carbon atom of the carbonyl group. Examples of the alkyl group and the substituent include the specific examples described above.
As the arylcarbonyl group which may have a substituent, any arylcarbonyl group which may have a substituent directly to the carbon atom of the carbonyl group may be used. Examples of the aryl group and the substituent include the specific examples described above.
The alkoxycarbonyl group which may have a substituent may be any group in which an alkyl group which may have a substituent is bonded directly to the oxygen atom of oxycarbonyl. Examples of the alkyl group and the substituent include the specific examples described above.
The aryloxycarbonyl group which may have a substituent may be any as long as the aryl group which may have a substituent is directly bonded to the oxygen atom of oxycarbonyl. Examples of the aryl group and the substituent include the specific examples described above.
The alkylcarboxamide group which may have a substituent may be any as long as an alkyl group which may have a substituent is directly bonded to a carbon atom of carboxamide. Examples of the alkyl group and the substituent include the specific examples described above.
The arylcarboxamide group which may have a substituent may be any as long as the aryl group which may have a substituent is directly bonded to the carbon atom of the carboxamide. Examples of the aryl group and the substituent include the specific examples described above.
前記置換基を有していてもよいアルキルカルバモイル基としては、カルバモイル基の窒素原子に直接置換基を有していてもよいアルキル基が結合されているものであればよい。前記アルキル基及び置換基としては、前述の具体例を挙げることができる。また、アルキル基同士が結合し、場合により酸素原子、他の窒素原子等を含んでピペリジノ基、モルホリノ基、ピロリジニル基、ピペラジニル基、インドリニル基、イソインドリニル基のように環を形成していてもよい。
前記置換基を有していてもよいアリールカルバモイル基としては、カルバモイル基の窒素原子に直接置換基を有していてもよいアリール基が結合されているものであればよい。前記アリール基及び置換基としては前述の具体例を挙げることができる。
前記置換基を有していてもよいアルキルスルファモイル基としては、スルファモイル基の窒素原子に直接置換基を有していてもよいアルキル基が結合されているものであればよい。前記アルキル基及び置換基としては前述の具体例を挙げることができる。
The alkylcarbamoyl group which may have a substituent may be any as long as the alkyl group which may have a substituent is directly bonded to the nitrogen atom of the carbamoyl group. Examples of the alkyl group and the substituent include the specific examples described above. In addition, alkyl groups may be bonded to each other to form a ring such as a piperidino group, a morpholino group, a pyrrolidinyl group, a piperazinyl group, an indolinyl group, or an isoindolinyl group containing an oxygen atom or other nitrogen atom. .
The arylcarbamoyl group which may have a substituent may be any group as long as the aryl group which may have a substituent is bonded directly to the nitrogen atom of the carbamoyl group. Examples of the aryl group and the substituent include the specific examples described above.
The alkylsulfamoyl group which may have a substituent may be any as long as the alkyl group which may have a substituent is directly bonded to the nitrogen atom of the sulfamoyl group. Examples of the alkyl group and the substituent include the specific examples described above.
前記ホルマザン金属キレート化合物における金属及び金属化合物は、ホルマザン化合物にキレートを形成し得る金属又は金属化合物であればよく、例えば、チタン、バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン、テクネチウム、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、これらの金属の酸化物、これらの金属のハロゲン化物等が挙げられる。これらの中でも、特に、バナジウム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、パラジウム、又はこれらの酸化物若しくはハロゲン化物が好ましい。これらの金属等を有するホルマザン金属キレート化合物を用いた本発明の光記録媒体は、光学特性がより優れている。ハロゲン化物の中では、塩化物が好ましく使用される。 The metal and metal compound in the formazan metal chelate compound may be any metal or metal compound capable of forming a chelate with the formazan compound, such as titanium, vanadium, chromium, manganese, iron, cobalt, nickel, copper, zinc, zirconium. , Niobium, molybdenum, technetium, ruthenium, rhodium, palladium, oxides of these metals, halides of these metals, and the like. Among these, vanadium, manganese, iron, cobalt, nickel, copper, zinc, palladium, or oxides or halides thereof are particularly preferable. The optical recording medium of the present invention using the formazan metal chelate compound having these metals and the like has more excellent optical characteristics. Of the halides, chloride is preferably used.
前記構造式(1)及び前記構造式(2)で表されるホルマザン金属キレート化合物としては、特に制限はなく、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。前者の場合、例えば、特許第2791944号公報などに記載の公知の方法により製造することができる。 There is no restriction | limiting in particular as a formazan metal chelate compound represented by the said Structural formula (1) and the said Structural formula (2), What was synthesize | combined suitably may be used and a commercial item may be used. In the former case, it can be produced by a known method described in Japanese Patent No. 2791944, for example.
前記構造式(1)及び前記構造式(2)で表されるホルマザン金属キレート化合物のうち、最大吸収波長が500nm以上650nm未満である具体例について下記A−1〜A−16に示す、また、最大吸収波長が650nm以上800nm以下である具体例について下記C−1〜C−11に示す。なお、以下の表中、Phは、フェニル基を表す。 Among the formazan metal chelate compounds represented by the structural formula (1) and the structural formula (2), specific examples in which the maximum absorption wavelength is 500 nm or more and less than 650 nm are shown in the following A-1 to A-16. Specific examples in which the maximum absorption wavelength is 650 nm or more and 800 nm or less are shown in C-1 to C-11 below. In the following table, Ph represents a phenyl group.
−(B)成分のスクアリリウム化合物−
前記(B)成分のスクアリリウム化合物が、下記構造式(3)及び下記構造式(4)のいずれかで表されるものが好ましい。
-(B) component squarylium compound-
What the said squarylium compound of the (B) component is represented by either the following structural formula (3) and the following structural formula (4) is preferable.
R12は、水素原子、アルキル基、アリール基、及びアラルキル基のいずれかを表し、これらは更に置換基により置換されていてもよい。R13及びR14は、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、及びアルコキシ基のいずれかを表し、これらは更に置換基により置換されていてもよく、隣接する2つの炭素原子と一緒になって置換基を有していてもよい複素環、置換基を有していてもよい脂環式炭化水素環、又は置換基を有していてもよい芳香族環を形成していてもよい。 R 12 represents any one of a hydrogen atom, an alkyl group, an aryl group, and an aralkyl group, and these may be further substituted with a substituent. R 13 and R 14 may be the same as or different from each other, and each represents a hydrogen atom, a halogen atom, an alkyl group, or an alkoxy group, and these are further substituted with a substituent. It may have a heterocyclic ring which may have a substituent together with two adjacent carbon atoms, an alicyclic hydrocarbon ring which may have a substituent, or a substituent. An aromatic ring may be formed.
R19は、水素原子、アルキル基、アラルキル基、及びアリール基を表し、これらは更に置換基により置換されていてもよい。R20は、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、アルキル基、アラルキル基、アリール基、及びアルコキシ基のいずれかを表し、これらは更に置換基により置換されていてもよい。nは、0〜4の整数を表し、nが2〜4の場合、R20は互いに同一であってもよいし、異なっていてもよく、互いに隣り合う2つのR20が隣接する2つの炭素原子と一緒になって置換基を有していてもよい芳香族環を形成していてもよい。 R 19 represents a hydrogen atom, an alkyl group, an aralkyl group, or an aryl group, and these may be further substituted with a substituent. R 20 represents any one of a halogen atom, a nitro group, a cyano group, an alkyl group, an aralkyl group, an aryl group, and an alkoxy group, and these may be further substituted with a substituent. n represents an integer of 0 to 4. When n is 2 to 4, R 20 may be the same as or different from each other, and two carbons adjacent to each other two R 20 are adjacent to each other. An aromatic ring which may have a substituent may be formed together with the atom.
前記アルキル基及び前記アルコキシ基におけるアルキル部分としては、直鎖又は分岐状の炭素数1〜6のアルキル基あるいは炭素数3〜8の環状アルキル基等が挙げられ、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、tert−ペンチル基、ヘキシル基、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基、等が挙げられる。 Examples of the alkyl moiety in the alkyl group and the alkoxy group include linear or branched alkyl groups having 1 to 6 carbon atoms or cyclic alkyl groups having 3 to 8 carbon atoms, such as a methyl group, an ethyl group, Propyl group, isopropyl group, butyl group, isobutyl group, sec-butyl group, tert-butyl group, pentyl group, isopentyl group, 1-methylbutyl group, 2-methylbutyl group, tert-pentyl group, hexyl group, cyclopropyl group, A cyclobutyl group, a cyclopentyl group, a cyclohexyl group, a cycloheptyl group, a cyclooctyl group, etc. are mentioned.
前記アリール基及びアラルキル基のアリール部分としては、例えば、フェニル基、ナフチル基、アントリル基等が挙げられる。前記アラルキル基のアルキレン部分としては前記アルキル基から水素原子を1つ除いたものが挙げられる。
前記ハロゲン原子としては、例えば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等が挙げられる。
Examples of the aryl moiety of the aryl group and aralkyl group include a phenyl group, a naphthyl group, and an anthryl group. Examples of the alkylene part of the aralkyl group include those obtained by removing one hydrogen atom from the alkyl group.
Examples of the halogen atom include fluorine, chlorine, bromine, iodine and the like.
前記複素環基における複素環、R13及びR14が隣接する2つの炭素原子と一緒になって形成する複素環、並びにR17及びR18が隣接する炭素原子と一緒になって形成する複素環としては、芳香族複素環及び脂環式複素環が挙げられる。 Heterocycle in the heterocyclic group, a heterocycle formed by R 13 and R 14 together with two adjacent carbon atoms, and a heterocycle formed by R 17 and R 18 together with adjacent carbon atoms Examples include aromatic heterocycles and alicyclic heterocycles.
前記芳香族複素環としては、例えば、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも1個の原子を含む5員又は6員の単環性芳香族複素環、3〜8員の環が縮合した二環又は三環性で窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも1個の原子を含む縮環性芳香族複素環等が挙げられ、具体的には、ピリジン環、ピラジン環、ピリミジン環、ピリダジン環、キノリン環、イソキノリン環、フタラジン環、キナゾリン環、キノキサリン環、ナフチリジン環、シンノリン環、ピロール環、ピラゾール環、イミダゾール環、トリアゾール環、テトラゾール環、チオフェン環、フラン環、チアゾール環、オキサゾール環、インドール環、イソインドール環、インダゾール環、ベンゾイミダゾール環、ベンゾトリアゾール環、ベンゾチアゾール環、ベンゾオキサゾール環、プリン環、カルバゾール環等が挙げられる。 Examples of the aromatic heterocycle include a 5- or 6-membered monocyclic aromatic heterocycle containing at least one atom selected from a nitrogen atom, an oxygen atom and a sulfur atom, and a condensed 3- to 8-membered ring. And a condensed aromatic heterocycle containing at least one atom selected from a nitrogen atom, an oxygen atom, and a sulfur atom. Specific examples thereof include a pyridine ring, a pyrazine ring, and a pyrimidine. Ring, pyridazine ring, quinoline ring, isoquinoline ring, phthalazine ring, quinazoline ring, quinoxaline ring, naphthyridine ring, cinnoline ring, pyrrole ring, pyrazole ring, imidazole ring, triazole ring, tetrazole ring, thiophene ring, furan ring, thiazole ring, Oxazole ring, indole ring, isoindole ring, indazole ring, benzimidazole ring, benzotriazole ring, benzo Azole ring, benzoxazole ring, purine ring, carbazole ring.
前記脂環式複素環としては、例えば、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも1個の原子を含む5員又は6員の単環性脂環式複素環、3〜8員の環が縮合した二環又は三環性で窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選ばれる少なくとも1個の原子を含む縮環性脂環式複素環等が挙げられ、より具体的にはピロリジン環、ピペリジン環、ピペラジン環、モルホリン環、チオモルホリン環、ホモピペリジン環、ホモピペラジン環、テトラヒドロピリジン環、テトラヒドロキノリン環、テトラヒドロイソキノリン環、テトラヒドロフラン環、テトラヒドロピラン環、ジヒドロベンゾフラン環、テトラヒドロカルバゾール環等が挙げられる。 Examples of the alicyclic heterocycle include a 5-membered or 6-membered monocyclic alicyclic heterocycle and a 3- to 8-membered ring containing at least one atom selected from a nitrogen atom, an oxygen atom, and a sulfur atom. And a condensed alicyclic heterocycle containing at least one atom selected from a nitrogen atom, an oxygen atom and a sulfur atom, and more specifically a pyrrolidine ring, a piperidine Ring, piperazine ring, morpholine ring, thiomorpholine ring, homopiperidine ring, homopiperazine ring, tetrahydropyridine ring, tetrahydroquinoline ring, tetrahydroisoquinoline ring, tetrahydrofuran ring, tetrahydropyran ring, dihydrobenzofuran ring, tetrahydrocarbazole ring, etc. .
R1及びR2、又はR4及びR5が隣接する窒素原子と一緒になって形成する複素環、ならびにR4及びR6、又はR5及びR7が隣接するN−C−Cと一緒になって形成する複素環としては、窒素原子を含む芳香族複素環、窒素原子を含む脂環式複素環等が挙げられる。
窒素原子を含む芳香族複素環としては、例えば、窒素原子を少なくとも1個含む5員又は6員の単環性芳香族複素環、3〜8員の環が縮合した二環又は三環性で窒素原子を少なくとも1個含む縮環性芳香族複素環等が挙げられ、より具体的にはピリジン環、ピラジン環、ピリミジン環、ピリダジン環、キノリン環、イソキノリン環、フタラジン環、キナゾリン環、キノキサリン環、ナフチリジン環、シンノリン環、ピロール環、ピラゾール環、イミダゾール環、トリアゾール環、テトラゾール環、チアゾール環、オキサゾール環、インドール環、イソインドール環、インダゾール環、ベンズイミダゾール環、ベンゾトリアゾール環、ベンゾチアゾール環、ベンズオキサゾール環、プリン環、カルバゾール環等が挙げられる。
Heterocycle formed by R 1 and R 2 , or R 4 and R 5 together with adjacent nitrogen atom, and R 4 and R 6 , or R 5 and R 7 together with adjacent N—C—C Examples of the heterocyclic ring formed as above include an aromatic heterocyclic ring containing a nitrogen atom and an alicyclic heterocyclic ring containing a nitrogen atom.
Examples of the aromatic heterocycle containing a nitrogen atom include a 5-membered or 6-membered monocyclic aromatic heterocycle containing at least one nitrogen atom, and a bicyclic or tricyclic condensed 3- to 8-membered ring. Examples thereof include condensed aromatic heterocycles containing at least one nitrogen atom, and more specifically, pyridine ring, pyrazine ring, pyrimidine ring, pyridazine ring, quinoline ring, isoquinoline ring, phthalazine ring, quinazoline ring, quinoxaline ring. , Naphthyridine ring, cinnoline ring, pyrrole ring, pyrazole ring, imidazole ring, triazole ring, tetrazole ring, thiazole ring, oxazole ring, indole ring, isoindole ring, indazole ring, benzimidazole ring, benzotriazole ring, benzothiazole ring, Examples thereof include a benzoxazole ring, a purine ring, and a carbazole ring.
前記窒素原子を含む脂環式複素環としては、例えば、窒素原子を少なくとも1個含む5員又は6員の単環性脂環式複素環、3〜8員の環が縮合した窒素原子を少なくとも1個含む縮環性脂環式複素環等が挙げられ、より具体的にはピロリジン環、ピペリジン環、ピペラジン環、モルホリン環、チオモルホリン環、ホモピペリジン環、ホモピペラジン環、テトラヒドロピリジン環、テトラヒドロキノリン環、テトラヒドロイソキノリン環、テトラヒドロカルバゾール環等が挙げられる。 Examples of the alicyclic heterocycle containing a nitrogen atom include, for example, a 5-membered or 6-membered monocyclic alicyclic heterocycle containing at least one nitrogen atom, and a nitrogen atom condensed with a 3- to 8-membered ring. Examples include a condensed alicyclic heterocyclic ring containing one, and more specifically, pyrrolidine ring, piperidine ring, piperazine ring, morpholine ring, thiomorpholine ring, homopiperidine ring, homopiperazine ring, tetrahydropyridine ring, tetrahydro A quinoline ring, a tetrahydroisoquinoline ring, a tetrahydrocarbazole ring, etc. are mentioned.
R13及びR14が隣接する2つの炭素原子と一緒になって形成する脂環式炭化水素環、並びにR17及びR18が隣接する炭素原子と一緒になって形成する脂環式炭化水素環としては、炭素数3〜8のものが挙げられ、飽和又は不飽和のものであってもよく、例えば、シクロプロパン環、シクロブタン環、シクロペンタン環、シクロヘキサン環、シクロヘプタン環、シクロオクタン環、シクロペンテン環、1,3−シクロペンタジエン環、シクロヘキセン環、シクロヘキサジエン環等が挙げられる。
R13及びR14が隣接する2つの炭素原子と一緒になって形成する芳香族環、ならびに互いに隣り合う2つのR20が隣接する2つの炭素原子と一緒になって形成する芳香族環としては、炭素数6〜14のものが挙げられ、例えば、ベンゼン環、ナフタレン環、アントラセン環等が挙げられる。
An alicyclic hydrocarbon ring formed by R 13 and R 14 together with two adjacent carbon atoms, and an alicyclic hydrocarbon ring formed by R 17 and R 18 together with an adjacent carbon atom Examples thereof include those having 3 to 8 carbon atoms, and may be saturated or unsaturated. For example, a cyclopropane ring, a cyclobutane ring, a cyclopentane ring, a cyclohexane ring, a cycloheptane ring, a cyclooctane ring, Examples include a cyclopentene ring, 1,3-cyclopentadiene ring, cyclohexene ring, cyclohexadiene ring and the like.
An aromatic ring formed by R 13 and R 14 together with two adjacent carbon atoms, and an aromatic ring formed by two adjacent R 20 atoms together with two adjacent carbon atoms include And those having 6 to 14 carbon atoms, and examples thereof include a benzene ring, a naphthalene ring, and an anthracene ring.
前記アリール基、アラルキル基、複素環基、R1及びR2、又はR4及びR5が隣接する窒素原子と一緒になって形成する複素環、R4及びR6、又はR5及びR7が隣接するN−C−Cと一緒になって形成する複素環、R13及びR14が隣接する2つの炭素原子と一緒になって形成する複素環、R17及びR18が隣接する炭素原子と一緒になって形成する複素環、R13及びR14又はR17及びR18が隣接する2つの炭素原子と一緒になって形成する脂環式炭化水素環、R13及びR14が隣接する2つの炭素原子と一緒になって形成する芳香族環あるいは互いに隣り合う2つのR20が隣接する2つの炭素原子と一緒になって形成する芳香族環の置換基としては、同一又は異なっていてもよい1〜置換可能数、好ましくは1〜5個の置換基、例えば、水酸基、カルボキシル基、ニトロ基、アルコキシ基、アルキル基、アラルキル基、シアノ基、ハロゲン原子、−N=N−Ar(Arは、水酸基、カルボキシル基、ニトロ基、アルコキシ基、又はハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル基、あるいはシアノ基又はハロゲン原子等の置換基で置換されていてもよいアリール基を表す。)、−CH=CH−Ar(Arは前記と同義である。)等が挙げられる。アルキル基、アルコキシ基、アラルキル基、アリール基及びハロゲン原子としては、前記と同様のものが挙げられる。 The aryl group, aralkyl group, heterocyclic group, R 1 and R 2 , or the heterocyclic ring formed by R 4 and R 5 together with the adjacent nitrogen atom, R 4 and R 6 , or R 5 and R 7 A heterocycle formed by combining N—C—C with adjacent N, a heterocycle formed by combining two adjacent carbon atoms with R 13 and R 14, and a carbon atom with adjacent R 17 and R 18 A heterocycle formed together with R 13 and R 14 or an alicyclic hydrocarbon ring formed together with two adjacent carbon atoms R 17 and R 18 , adjacent to R 13 and R 14 The aromatic ring formed together with two carbon atoms or the substituents of the aromatic ring formed together with two adjacent carbon atoms formed by two adjacent R 20 may be the same or different. 1 to the number that can be replaced, preferably Or 1 to 5 substituents such as a hydroxyl group, a carboxyl group, a nitro group, an alkoxy group, an alkyl group, an aralkyl group, a cyano group, a halogen atom, -N = N-Ar (Ar is a hydroxyl group, a carboxyl group, A nitro group, an alkoxy group, an alkyl group which may be substituted with a halogen atom, or an aryl group which may be substituted with a cyano group or a substituent such as a halogen atom.), —CH═CH—Ar ( Ar is as defined above.) And the like. Examples of the alkyl group, alkoxy group, aralkyl group, aryl group and halogen atom are the same as those described above.
前記アルキル基又はアルコキシ基の置換基としては、同一又は異なっていてもよい1〜置換可能数、好ましくは1〜3個の置換基、例えば、水酸基、カルボキシル基、ニトロ基、アルコキシ基、アリール基、ハロゲン原子等が挙げられる。アルコキシ基、アリール基及びハロゲン原子としては、前記と同様のものが挙げられる。
前記アミノ基の置換基としては、同一又は異なっていてもよい1〜2個の置換基、例えば、アルキル基、アリール基等が挙げられる。アルキル基及びアリール基としては、前記と同様のものが挙げられる。
The substituent for the alkyl group or alkoxy group may be the same or different and may be the same or different, preferably 1 to 3 substituents such as a hydroxyl group, a carboxyl group, a nitro group, an alkoxy group, an aryl group. And halogen atoms. Examples of the alkoxy group, aryl group and halogen atom are the same as those described above.
Examples of the substituent of the amino group include one or two substituents which may be the same or different, such as an alkyl group and an aryl group. Examples of the alkyl group and aryl group are the same as those described above.
前記構造式(3)で表されるスクアリリウム化合物は公知の方法(例えば、国際公開第01/44375号パンフレット等)に準じて製造することができる。また、前記構造式(4)で表されるスクアリリウム化合物は公知の方法(例えば、国際公開第01/44233号パンフレット等)に準じて製造することができる。 The squarylium compound represented by the structural formula (3) can be produced according to a known method (for example, WO 01/44375 pamphlet). The squarylium compound represented by the structural formula (4) can be produced according to a known method (for example, International Publication No. 01/44233 pamphlet).
前記構造式(3)及び前記構造式(4)で表されるスクアリリウム化合物の具体例を以下に示す。なお、以下の表中、nPrはn−プロピル基を表し、iPrはイソプロピル基を表し、Phはフェニル基を表す。 Specific examples of the squarylium compound represented by the structural formula (3) and the structural formula (4) are shown below. In the following tables, nPr represents an n-propyl group, iPr represents an isopropyl group, and Ph represents a phenyl group.
本発明の光記録媒体では、(A)最大吸収波長が500nm以上650nm未満であるホルマザン金属キレート化合物、及び(B)スクアリリウム化合物の混合色素材料に対し、(C)最大吸収波長が650nm以上800nm以下である化合物を添加することにより、半導体レーザの波長シフトに対して依存性を少なくすることができる。前記(C)成分の化合物としては、上述したホルマザン金属キレート化合物、ペンタメチンシアニン化合物、フタロシアニン化合物、及びジアリールアミン化合物から選択される少なくとも1種の化合物が挙げられる。 In the optical recording medium of the present invention, (C) the maximum absorption wavelength is 650 nm or more and 800 nm or less with respect to the mixed dye material of (A) formazan metal chelate compound having a maximum absorption wavelength of 500 nm or more and less than 650 nm and (B) squarylium compound By adding the compound, it is possible to reduce the dependence on the wavelength shift of the semiconductor laser. Examples of the compound (C) include at least one compound selected from the formazan metal chelate compounds, pentamethine cyanine compounds, phthalocyanine compounds, and diarylamine compounds described above.
−(C)成分のペンタメチンシアニン化合物−
前記(C)成分のペンタメチンシアニン化合物としては、特に制限はなく、従来公知のものの中から適宜選択することができ、例えば、下記構造式(5)で表されるものが好適である。
-Pentamethine cyanine compound of component (C)-
There is no restriction | limiting in particular as a pentamethine cyanine compound of said (C) component, It can select suitably from a conventionally well-known thing, For example, what is represented by following Structural formula (5) is suitable.
前記ハロゲン原子、アルキル基、及びアルケニル基としては、前記構造式(1)及び前記構造式(2)の場合と同様なものが挙げられる。
前記置換基を有していてもよいアルキル基又はアルケニル基において、その炭素数は1〜12、好ましくは1〜6である。また、このアルキル基やアルケニル基は鎖状又は環状のものであることができる。前記アルキル基及びアルケニル基は、その主鎖中に酸素原子や窒素原子、硫黄原子等のヘテロ原子を含んでいてもよい。前記置換基としては、前記構造式(1)及び前記構造式(2)の場合と同様なものが挙げられる。
Q−は、アニオンを示し、該アニオンとしては、例えば、I−、ClO4 −、BF4 −、PF6 −、SbF6 −、TsO(p−トルエンスルホニルオキシ)−などが挙げられる。
Examples of the halogen atom, alkyl group, and alkenyl group are the same as those in the structural formula (1) and the structural formula (2).
In the alkyl group or alkenyl group which may have the substituent, the carbon number thereof is 1 to 12, preferably 1 to 6. The alkyl group or alkenyl group can be a chain or a cyclic group. The alkyl group and alkenyl group may contain a hetero atom such as an oxygen atom, a nitrogen atom, or a sulfur atom in the main chain. Examples of the substituent include the same as those in the structural formula (1) and the structural formula (2).
Q − represents an anion, and examples of the anion include I − , ClO 4 − , BF 4 − , PF 6 − , SbF 6 − , TsO (p-toluenesulfonyloxy) − and the like.
前記構造式(5)で表されるペンタメチンシアニン化合物としては、特に制限はなく、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。前者の場合、例えば、特開平09−208560号公報などに記載の公知の方法により製造することができる。 There is no restriction | limiting in particular as a pentamethine cyanine compound represented by the said Structural formula (5), What was synthesize | combined suitably may be used and a commercial item may be used. In the former case, for example, it can be produced by a known method described in JP-A No. 09-208560.
前記構造式(5)で表されるペンタメチンシアニン化合物の具体例を以下に示す。なお、以下の表中、nPrはn−プロピル基を表し、nBuはn−ブチル基を表し、iBuはイソブチル基を表し、nHexはn−ヘキシル基を表す。 Specific examples of the pentamethine cyanine compound represented by the structural formula (5) are shown below. In the following tables, nPr represents an n-propyl group, nBu represents an n-butyl group, iBu represents an isobutyl group, and nHex represents an n-hexyl group.
−(C)成分のフタロシアニン化合物−
前記(C)成分のフタロシアニン化合物としては、特に制限はなく、従来公知のものの中から適宜選択することができ、例えば、下記構造式(6)で表されるものが好ましい。
-(C) Component phthalocyanine compound-
There is no restriction | limiting in particular as a phthalocyanine compound of the said (C) component, It can select suitably from conventionally well-known things, For example, what is represented by following Structural formula (6) is preferable.
前記アルキルスルフィニル基において、そのアルキル基の炭素数は1〜12が好ましく、より好ましくは1〜6である。このアルキル基には、鎖状及び環状のもの、さらに不飽和のものが包含される。
前記アリールスルフィニル基において、そのアリール基の炭素数は6〜20が好ましく、より好ましくは6〜12である。
前記アルキルスルホニル基において、そのアルキル基の炭素数は1〜12が好ましく、より好ましくは1〜6である。このアルキル基には、鎖状及び環状のもの、さらに不飽和のものが包含される。
前記アリールスルホニル基において、そのアリール基の炭素数は6〜20が好ましく、より好ましくは6〜12である。
前記アルキルオキシスルホニル基において、そのアルキル基の炭素数は1〜12が好ましく、より好ましくは1〜6である。このアルキル基には、鎖状及び環状のもの、さらに不飽和のものが包含される。
前記アリールオキシスルホニル基において、そのアリール基の炭素数は6〜20が好ましく、より好ましくは6〜12である。
前記アルコキシ基において、そのアルキル基の炭素数は1〜12が好ましく、より好ましくは1〜6である。このアルキル基には、鎖状及び環状のもの、さらに不飽和のものが包含される。
前記アリールカルボニルオキシ基において、そのアリール基の炭素数は6〜20が好ましく、より好ましくは6〜12である。
In the alkylsulfinyl group, the alkyl group preferably has 1 to 12 carbon atoms, more preferably 1 to 6 carbon atoms. The alkyl group includes chain and cyclic groups and unsaturated groups.
In the arylsulfinyl group, the aryl group preferably has 6 to 20 carbon atoms, more preferably 6 to 12 carbon atoms.
In the alkylsulfonyl group, the alkyl group preferably has 1 to 12 carbon atoms, more preferably 1 to 6 carbon atoms. The alkyl group includes chain and cyclic groups and unsaturated groups.
In the arylsulfonyl group, the aryl group preferably has 6 to 20 carbon atoms, more preferably 6 to 12 carbon atoms.
In the alkyloxysulfonyl group, the alkyl group preferably has 1 to 12 carbon atoms, more preferably 1 to 6 carbon atoms. The alkyl group includes chain and cyclic groups and unsaturated groups.
In the aryloxysulfonyl group, the aryl group preferably has 6 to 20 carbon atoms, more preferably 6 to 12 carbon atoms.
In the alkoxy group, the alkyl group preferably has 1 to 12 carbon atoms, more preferably 1 to 6 carbon atoms. The alkyl group includes chain and cyclic groups and unsaturated groups.
In the arylcarbonyloxy group, the aryl group preferably has 6 to 20 carbon atoms, more preferably 6 to 12 carbon atoms.
ここで、前記アルキル基、前記アリール基、前記アルケニル基、及び前記複素環基としては、前記構造式(1)及び前記構造式(2)におけるものと同様のものが挙げられる。
また、前記各基は置換基を有していてもよいが、このような置換基の具体例としては、前記構造式(1)及び前記構造式(2)における環X、環Y及び環Zに関して示した各種の置換基を示すことができる。
Here, examples of the alkyl group, the aryl group, the alkenyl group, and the heterocyclic group include those similar to those in the structural formula (1) and the structural formula (2).
Each group may have a substituent. Specific examples of such a substituent include ring X, ring Y, and ring Z in the structural formula (1) and the structural formula (2). The various substituents shown with respect to can be shown.
M1としては、2個の水素原子、金属原子、金属化合物、半金属原子、及び半金属化合物のいずれかが挙げられ、例えば、2個の水素原子、2価の無置換金属原子、配位子を有する2価の金属原子;金属化合物としての置換基を有する3価の金属原子、又は置換基を有する4価の金属原子;半金属化合物としての置換基を有する3価の半金属原子、置換基を有する4価の半金属原子;オキシ金属原子等が挙げられる。 Examples of M 1 include two hydrogen atoms, metal atoms, metal compounds, metalloid atoms, and metalloid compounds. For example, two hydrogen atoms, a divalent unsubstituted metal atom, and coordination A divalent metal atom having a child; a trivalent metal atom having a substituent as a metal compound, or a tetravalent metal atom having a substituent; a trivalent metal atom having a substituent as a metalloid compound; Examples thereof include a tetravalent semimetal atom having a substituent; an oxymetal atom and the like.
前記2価の無置換金属原子としては、例えば、Cu、Zn、Fe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Pt、Mn、Sn、Mg、Pb、Hg、Cd、Ba、Ti、Be、Ca等が挙げられる。
前記配位子を有する2価の金属原子としては、例えば、Cu(NH3)2、Fe(NH3)2、Fe(ピリジン)2、Fe(γ−ピコリン)2、Fe(トシルメチルイソシアニド)2、Fe(ベンジルイソシアニド)2等が挙げられる。
前記置換基を有する3価の金属原子としては、例えば、Al−F、Al−Cl、Al−Br、Al−I、Ga−F、Ga−Cl、Ga−Br、Ga−I、In−F、In−Cl、In−Br、In−I、Ti−F、Ti−Cl、Ti−Br、Ti−I、Al−C6H5、Al−C6H4(CH3)、In−C6H5、In−C6H4(CH3)、Mn(OH)、Mn(OCH3)、Mn(OC6H5)、Mn〔OSi(CH3)3〕、Fe−F、Fe−Cl、Fe−Br、Fe−I、Ru−F、Ru−Cl、Ru−Br、Ru−I等が挙げられる。
Examples of the divalent unsubstituted metal atom include Cu, Zn, Fe, Co, Ni, Ru, Rh, Pd, Pt, Mn, Sn, Mg, Pb, Hg, Cd, Ba, Ti, Be, and Ca. Etc.
Examples of the divalent metal atom having the ligand include Cu (NH 3 ) 2 , Fe (NH 3 ) 2 , Fe (pyridine) 2 , Fe (γ-picoline) 2 , and Fe (tosylmethyl isocyanide). 2 , Fe (benzyl isocyanide) 2 and the like.
Examples of the trivalent metal atom having the substituent include Al-F, Al-Cl, Al-Br, Al-I, Ga-F, Ga-Cl, Ga-Br, Ga-I, and In-F. , In-Cl, In-Br , In-I, Ti-F, Ti-Cl, Ti-Br, Ti-I, Al-C 6
前記置換基を有する4価の金属原子としては、例えば、CrCl2、SnF2、SnCl2、SnBr2、SnI2、ZnF2、ZnCl2、ZnBr2、ZnI2、GeF2、GeCl2、GeBr2、GeI2、TiF2、TiCl2、TiBr2、TiI2、Sn(OH)2、Ge(OH)2、Zr(OH)2、Mn(OH)2、TiL2、CrL2、SiL2、SnL2、GeL2、Ti(OL)2、Cr(OL)2、Sn(OL)2、Ge(OL)2、Ti(SL)2、Cr(SL)2、Sn(SL)2、Ge(SL)2〔ただし、Lは、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アリールオキシスルホニル基、及びアリールカルボニルオキシ基のいずれかを表し、これらは更に置換基により置換されていてもよい。〕等が挙げられる。 Examples of the tetravalent metal atom having the substituent include CrCl 2 , SnF 2 , SnCl 2 , SnBr 2 , SnI 2 , ZnF 2 , ZnCl 2 , ZnBr 2 , ZnI 2 , GeF 2 , GeCl 2 , GeBr 2. , GeI 2 , TiF 2 , TiCl 2 , TiBr 2 , TiI 2 , Sn (OH) 2 , Ge (OH) 2 , Zr (OH) 2 , Mn (OH) 2 , TiL 2 , CrL 2 , SiL 2 , SnL 2 , GeL 2 , Ti (OL) 2 , Cr (OL) 2 , Sn (OL) 2 , Ge (OL) 2 , Ti (SL) 2 , Cr (SL) 2 , Sn (SL) 2 , Ge (SL ) 2 [where, L is an alkoxy group, an aryloxy group, an alkoxycarbonyl group, an aryloxycarbonyl group, an aryloxy sulfonyl group, and Ariruka It represents either Boniruokishi group, which may further be substituted by a substituent. ] Etc. are mentioned.
前記置換基を有する3価の半金属原子としては、例えば、B−F、B−Cl、B−Br、B−I、B−L、B(OH)、B(OL)、B〔OSi(CH3)3〕〔ただし、Lは、前述のLと同じ意味を表す〕等が挙げられる。 Examples of the trivalent metalloid atom having a substituent include BF, B-Cl, B-Br, BI, BL, B (OH), B (OL), B [OSi ( CH 3 ) 3 ] [wherein L represents the same meaning as L described above] and the like.
前記置換基を有する4価の半金属原子としては、例えば、SiF2、SiCl2、SiBr2、SiI2、Si(OH)2、SiL2、Si(OL)2、Si(SL)2〔ただし、Lは、前述のLと同じ意味を表す〕等が挙げられる。
前記オキシ金属原子としては、例えば、VO、MnO、TiO等が挙げられる。
Examples of the tetravalent metalloid atom having the substituent include SiF 2 , SiCl 2 , SiBr 2 , SiI 2 , Si (OH) 2 , SiL 2 , Si (OL) 2 , and Si (SL) 2. , L represents the same meaning as L described above] and the like.
Examples of the oxymetal atom include VO, MnO, TiO and the like.
これらの中でも、M1が、V=O及びL1−Si−L2(ただし、L1及びL2は、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよく、水素原子、アルキル基、アリール基、アルケニル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アリールオキシスルホニル基、アリールカルボニルオキシ基、及び複素環基のいずれかを表し、これらは更に置換基により置換されていてもよい)のいずれかで表されるのが好ましい。
ここで、前記アルキル基、アリール基、アルケニル基、複素環基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アリールオキシスルホニル基、及びアリールカルボニルオキシ基としては、前記構造式(1)及び前記構造式(2)におけるものと同様のものが挙げられる。
Among these, M 1 is, V = O and L 1 -Si-L 2 (but, L 1 and L 2 may be the same as each other or different, a hydrogen atom, an alkyl group, An aryl group, an alkenyl group, an alkoxy group, an aryloxy group, an alkoxycarbonyl group, an aryloxycarbonyl group, an aryloxysulfonyl group, an arylcarbonyloxy group, or a heterocyclic group, which is further substituted with a substituent. It is preferable that any one of them may be represented.
Here, the alkyl group, aryl group, alkenyl group, heterocyclic group, alkoxy group, aryloxy group, alkoxycarbonyl group, aryloxycarbonyl group, aryloxysulfonyl group, and arylcarbonyloxy group include the structural formula ( Examples thereof are the same as those in 1) and the structural formula (2).
前記構造式(6)で表されるフタロシアニン化合物としては、特に制限はなく、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。前者の場合、例えば、特開平7−286108号公報などに記載の公知の方法により製造することができる。 There is no restriction | limiting in particular as a phthalocyanine compound represented by the said Structural formula (6), What was synthesize | combined suitably may be used and a commercial item may be used. In the former case, it can be produced by a known method described in JP-A-7-286108, for example.
前記構造式(6)で表されるフタロシアニン化合物の具体例を以下に示す。
なお、前記フタロシアニン化合物は、代表的には一つの異性体のみを示すが、例えば、α位に置換基を持つ化合物の場合、下記構造式で表される4種類の異性体があり、実際にはその混合物となっている。 The phthalocyanine compound typically shows only one isomer. For example, in the case of a compound having a substituent at the α-position, there are four types of isomers represented by the following structural formula. Has become a mixture.
−(C)成分のジアリールアミン化合物−
前記(C)成分のジアリールアミン化合物としては、特に制限はなく、従来公知のものの中から目的に応じて適宜選択することができ、例えば、下記構造式(7)で表されるものが好ましい。
-Diarylamine compound of component (C)-
There is no restriction | limiting in particular as a diarylamine compound of said (C) component, According to the objective, it can select suitably from what is conventionally well-known, For example, what is represented by following Structural formula (7) is preferable.
前記アルキル基において、その炭素数は1〜15、好ましくは1〜8である。
前記アルキルアミノ基において、そのアルキル基の炭素数は1〜15が好ましく、より好ましくは1〜8である。このアルキル基には、鎖状及び環状のもの、さらに不飽和のものが包含される。
前記アルキル基及びアルキルアミノ基の置換基の具体例としては、前記構造式(1)で表される化合物で示した各種のものと同様なものが挙げられる。
Q3 −は、アニオンを表し、該アニオンとしては、例えば、I−、ClO4 −、BF4 −、PF6 −、SbF6 −、TsO(p−トルエンスルホニルオキシ)−などが挙げられる。
The alkyl group has 1 to 15 carbon atoms, preferably 1 to 8 carbon atoms.
In the alkylamino group, the alkyl group preferably has 1 to 15 carbon atoms, more preferably 1 to 8 carbon atoms. The alkyl group includes chain and cyclic groups and unsaturated groups.
Specific examples of the substituent for the alkyl group and alkylamino group include the same ones as those shown for the compound represented by the structural formula (1).
Q 3 − represents an anion, and examples of the anion include I − , ClO 4 − , BF 4 − , PF 6 − , SbF 6 − , TsO (p-toluenesulfonyloxy) − and the like.
前記構造式(7)で表されるジアリールアミン化合物としては、特に制限はなく、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。前者の場合、例えば、「堀口 博:総説 合成染料、p360、三共出版(1969)」などに記載の公知の方法により製造することができる。 There is no restriction | limiting in particular as a diarylamine compound represented by said Structural formula (7), What was synthesize | combined suitably may be used and a commercial item may be used. In the former case, it can be produced by a known method described in, for example, “Horiguchi Hiroshi: Review Synthetic Dye, p360, Sankyo Publishing (1969)”.
前記構造式(7)で表されるジアリールアミン化合物の具体例を以下に示す。
前記記録層においては、前記(A)成分のホルマザン金属キレート化合物と(B)成分のスクアリリウム化合物との質量比((A)成分:(B)成分)は10:90〜50:50が好ましく、15:85〜45:55がより好ましい。 In the recording layer, the mass ratio of the formazan metal chelate compound (A) to the squarylium compound (B) (component (A): component (B)) is preferably 10:90 to 50:50. 15: 85-45: 55 is more preferable.
前記(C)成分の化合物の添加量は、前記(A)成分の化合物と前記(B)成分の化合物の合計100質量部に対し0.5〜20質量部が好ましく、1〜5質量部がより好ましい。前記添加量が0.5質量部未満であると、所定の効果が得られないことがあり、20質量部を超えると、他の特性(特に反射率)を満足できなくなることがある。
前記(A)吸収スペクトルの最大吸収波長が500nm以上650nm未満であるホルマザン金属キレート化合物、及び(B)吸収スペクトルの最大吸収波長が500nm以上650nm未満であるスクアリリウム化合物の混合物に、(C)吸収スペクトルの最大吸収波長が650nm以上800nm以下である化合物(ホルマザン金属キレート化合物、ペンタメチンシアニン化合物、フタロシアニン化合物、又はジアリールアミン化合物等)を上記範囲で添加することにより、追記型DVDメディアの基本特性は維持しながら、記録レーザの波長変動に対する記録感度の低下、いわゆる波長依存性を低減することができる。
The amount of the component (C) compound added is preferably 0.5 to 20 parts by mass, and 1 to 5 parts by mass with respect to 100 parts by mass in total of the compound (A) and the compound (B). More preferred. When the addition amount is less than 0.5 parts by mass, a predetermined effect may not be obtained, and when it exceeds 20 parts by mass, other characteristics (particularly reflectance) may not be satisfied.
A mixture of (A) a formazan metal chelate compound having a maximum absorption wavelength of 500 nm or more and less than 650 nm and (B) a squarylium compound having a maximum absorption wavelength of 500 nm or more and less than 650 nm. By adding a compound having a maximum absorption wavelength of 650 nm or more and 800 nm or less (formazan metal chelate compound, pentamethine cyanine compound, phthalocyanine compound, diarylamine compound, etc.) within the above range, the basic characteristics of write-once DVD media are maintained. However, it is possible to reduce the so-called wavelength dependency of the recording sensitivity with respect to the wavelength variation of the recording laser.
本発明の光記録媒体の記録層は、光学特性、耐光性等に優れているのが好ましい。
光学特性として、記録再生波長である600〜720nmに対して短波長側に大きな吸収帯を有し、かつ記録再生波長が該吸収帯の長波長端近傍にあることが好ましい。これは、記録再生波長である600〜720nmで大きな屈折率と消衰係数を有することを意味する。
The recording layer of the optical recording medium of the present invention is preferably excellent in optical characteristics, light resistance and the like.
As optical characteristics, it is preferable that the recording / reproducing wavelength has a large absorption band on the short wavelength side with respect to 600 to 720 nm, and the recording / reproducing wavelength is in the vicinity of the long wavelength end of the absorption band. This means that it has a large refractive index and extinction coefficient at a recording / reproducing wavelength of 600 to 720 nm.
具体的には、記録再生波長±10nmの波長領域の光に対する記録層単層の屈折率nが1.5以上3.0以下であり、消衰係数kが0.02以上0.3以下の範囲にあることが好ましい。nが1.5以上の場合には、十分な光学的変化が得られるため、記録変調度が高くなるため好ましく、nが3.0以下の場合には、波長依存性がより高くならず、記録再生波長領域であっても再生エラーが起きにくく好ましい。また、kが0.02以上の場合には、記録感度が良くなるため好ましく、kが0.3以下の場合には、50%以上の反射率を得やすく好ましい。また、吸光係数が大きいほど屈折率nも大きく取れるため、そのlogε(εはモル吸光係数)は5以上のものが好ましい。
さらに耐光性として、繰り返し100万回以上の再生安定性と室内放置下で褪色しない堅牢性があることが好ましい。
Specifically, the refractive index n of the recording layer single layer with respect to light in the wavelength range of the recording / reproducing wavelength ± 10 nm is 1.5 or more and 3.0 or less, and the extinction coefficient k is 0.02 or more and 0.3 or less. It is preferable to be in the range. When n is 1.5 or more, a sufficient optical change is obtained, which is preferable because the recording modulation degree is high. When n is 3.0 or less, the wavelength dependency is not higher. Even in the recording / reproducing wavelength region, it is preferable that a reproduction error hardly occurs. Further, when k is 0.02 or more, it is preferable because the recording sensitivity is improved, and when k is 0.3 or less, it is preferable to obtain a reflectance of 50% or more. Further, since the refractive index n can be increased as the extinction coefficient increases, the log ε (ε is the molar extinction coefficient) is preferably 5 or more.
Further, as light resistance, it is preferable to have reproduction stability of 1,000,000 times or more and fastness that does not fade when left indoors.
次に、本発明の光記録媒体の構成について図面を参照して説明する。
図2は、本発明の追記型光記録媒体に適用し得る層構成例を示す概略断面図であり、これは追記型光ディスクの例である。図2(A)は、基板1/記録層2からなる追記型光ディスクを示す。図2(B)は、基板1/下引き層3/記録層2からなる追記型光ディスクを示す。図2(C)は、基板1/下引き層3/記録層2/保護層4からなる追記型光ディスクを示す。図2(D)は、ハードコート層5/基板1/下引き層3/記録層2/保護層4からなる追記型光ディスクを示す。
Next, the configuration of the optical recording medium of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 2 is a schematic sectional view showing an example of a layer structure applicable to the write-once type optical recording medium of the present invention, which is an example of a write-once type optical disc. FIG. 2A shows a write-once optical disc composed of
図3は、本発明の光記録媒体に適用し得る追記型光記録媒体(CD−R型)の層構成例を示す概略断面図であり、これは追記型光ディスクの例である。図3(A)は、基板1/記録層2/反射層6/保護層4からなるCD−Rを示す。図3(B)は、基板1/下引き層3/記録層2/反射層6/保護層4からなるCD−Rを示す。図3(C)は、ハードコート層5/基板1/下引き層3/記録層2/反射層6/保護層4からなるCD−Rを示す。
なお、図2若しくは図3を2枚貼合わせたいわゆるエアーサンドイッチ、又は密着貼合わせ構造としてもよい。
FIG. 3 is a schematic cross-sectional view showing an example of the layer structure of a write-once optical recording medium (CD-R type) that can be applied to the optical recording medium of the present invention. This is an example of a write-once optical disk. FIG. 3A shows a CD-R composed of
In addition, it is good also as what is called an air sandwich which stuck two sheets of FIG. 2 or FIG.
図4は、本発明の光記録媒体に適用し得る追記型光記録媒体(DVD+R又はDVD−R)の層構成例を示す概略断面図である。図4(A)は、基板1/記録層2/反射層6/保護層4/接着層8/保護基板7からなるDVD+R又はDVD−Rを示す。図4(B)は、ハードコート層5/基板1/下引き層3/記録層2/反射層6/保護層4/接着層8/保護基板7からなるDVD+R又はDVD−Rを示す。
FIG. 4 is a schematic cross-sectional view showing an example of the layer structure of a write-once optical recording medium (DVD + R or DVD-R) that can be applied to the optical recording medium of the present invention. FIG. 4A shows a DVD + R or DVD-R composed of
本発明の光記録媒体を追記型DVDメディアとして適用する場合の光記録媒体の構成は、第1の基板と第2の基板(以下、第1基板、第2基板と称することがある)とを記録層を介して接着剤で張り合わせた構造を基本構造とする。記録層は反射率を高めるため記録層と反射層との積層であるのが好ましい。記録層と基板間は下引き層、又は保護層を介して層成してもよく、機能向上のためそれらを積層化した構成でもよい。最も通常に用いられるのは、第1基板/記録層(有機色素層)/反射層/保護層/接着層/第2基板の構造である。 The configuration of the optical recording medium when the optical recording medium of the present invention is applied as a write-once DVD medium includes a first substrate and a second substrate (hereinafter sometimes referred to as a first substrate and a second substrate). A basic structure is a structure in which a recording layer is laminated with an adhesive. The recording layer is preferably a laminate of a recording layer and a reflective layer in order to increase the reflectance. The recording layer and the substrate may be formed through an undercoat layer or a protective layer, or may be laminated to improve the function. The structure most commonly used is the structure of the first substrate / recording layer (organic dye layer) / reflective layer / protective layer / adhesive layer / second substrate.
−基板−
前記基板は、基板側より記録再生を行う場合のみ使用レーザ光に対して透明でなければならず、記録層側から記録、再生を行う場合基板は透明である必要はない。従って、本発明において、基板2枚をサンドイッチ状で用いる場合は、例えば、一方の基板(第2の基板)のみが透明であれば、他方の基板(第1の基板)の透明、不透明は問わない。
-Board-
The substrate must be transparent to the laser beam used only when recording / reproduction is performed from the substrate side, and the substrate does not have to be transparent when recording / reproduction is performed from the recording layer side. Therefore, in the present invention, when two substrates are used in a sandwich shape, for example, if only one substrate (second substrate) is transparent, it does not matter whether the other substrate (first substrate) is transparent or opaque. Absent.
前記基板材料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリオレフィン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等のプラスチック;ガラス、セラミックス、金属等を用いることができる。
なお、基板を1層しか用いない場合はその基板表面に、また基板2枚をサンドイッチ状で用いる場合は第1基板の表面に、トラッキング用の案内溝や案内ピット、更にアドレス信号等のプレフォーマットが形成されていることが好ましい。
There is no restriction | limiting in particular as said board | substrate material, According to the objective, it can select suitably, For example, plastics, such as a polyester resin, an acrylic resin, a polyamide resin, a polycarbonate resin, a polyolefin resin, a phenol resin, an epoxy resin, a polyimide resin Glass, ceramics, metal and the like can be used.
If only one layer is used, the pre-format such as tracking guide grooves and guide pits, and address signals, etc. on the surface of the substrate when two substrates are used in a sandwich shape. Is preferably formed.
前記基板は、円盤状であり、通常、深さ1000〜2500Å(100〜250nm)の案内溝を有している。前記溝深さが1000Å(100nm)以上であると、充分なトラッキング信号や良好な記録再生特性を得やすくなり、2500Å(250nm)以下であると全面に渡り均一性に優れた転写性を得られやすいので好ましい。また、溝幅は、半値幅で0.18〜0.40μmが好ましい。前記半値幅が0.18μm以上であると、十分なトラッキングエラー信号強度を得やすいので好ましい。一方、0.40μm以下であると、記録したときに記録部が横に広がりにくいので好ましい。
また、トラックピッチは、通常、0.7〜1.0μmが好ましく、高容量化の用途には0.7〜0.8μmが好ましい。
The substrate is disk-shaped and usually has guide grooves with a depth of 1000 to 2500 mm (100 to 250 nm). When the groove depth is 1000 mm (100 nm) or more, sufficient tracking signals and good recording / reproducing characteristics can be easily obtained, and when the groove depth is 2500 mm (250 nm) or less, transfer properties with excellent uniformity can be obtained over the entire surface. It is preferable because it is easy. Further, the groove width is preferably 0.18 to 0.40 μm in half width. The half width is preferably 0.18 μm or more because sufficient tracking error signal intensity can be easily obtained. On the other hand, it is preferable that the thickness is 0.40 μm or less because the recording portion hardly spreads horizontally when recording.
The track pitch is usually preferably from 0.7 to 1.0 μm, and preferably from 0.7 to 0.8 μm for high capacity use.
−記録層−
前記記録層はレーザ光の照射により何らかの光学的変化を生じ、その変化により情報を記録できるものであって、この記録層中には前記本発明の(A)成分、(B)成分、及び(C)成分の化合物が含有されていることが必要であり、記録層の形成にあたって本発明の(A)成分、(B)成分、及び(C)成分の化合物を1種単独又は2種以上の組合せで用いることができる。前記記録層には、光学特性、記録感度、及び信号特性等の向上を目的として他の有機色素及び金属、又は金属化合物と混合或いは積層化してもよい。
前記他の有機色素としては、例えば、ポリメチン色素、ナフタロシアニン系染料、クロコニウム系染料、ピリリウム系染料、ナフトキノン系染料、アントラキノン(インダンスレン)系染料、キサンテン系染料、トリフェニルメタン系染料、アズレン系染料、テトラヒドロコリン系染料、フェナンスレン系染料、トリフェノチアジン系染料、金属キレート化合物、等が挙げられ、これらの1種を単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせても構わない。
また、前記記録層中には、金属、又は金属化合物を添加することもできる。該金属又は金属化合物としては、例えば、In、Te、Bi、Se、Sb、Ge、Sn、Al、Be、TeO2、SnO、As、Cd等を分散混合あるいは積層の形態で用いることもできる。
-Recording layer-
The recording layer has some optical change caused by laser light irradiation, and information can be recorded by the change. In the recording layer, the (A) component, (B) component, and ( It is necessary for the compound of component C) to be contained, and when forming the recording layer, the compounds of component (A), component (B), and component (C) of the present invention are used alone or in combination of two or more. Can be used in combination. The recording layer may be mixed or laminated with other organic dyes and metals or metal compounds for the purpose of improving optical characteristics, recording sensitivity, signal characteristics, and the like.
Examples of the other organic dyes include polymethine dyes, naphthalocyanine dyes, croconium dyes, pyrylium dyes, naphthoquinone dyes, anthraquinone (indanthrene) dyes, xanthene dyes, triphenylmethane dyes, azulene Dyes, tetrahydrocholine dyes, phenanthrene dyes, triphenothiazine dyes, metal chelate compounds, and the like. These may be used alone or in combination of two or more.
Further, a metal or a metal compound can be added to the recording layer. As the metal or metal compound, for example, In, Te, Bi, Se, Sb, Ge, Sn, Al, Be, TeO 2 , SnO, As, Cd and the like can be used in the form of dispersion mixing or lamination.
また、前記記録層中には、高分子材料を配合させることもできる。該高分子材料としては、例えば、アイオノマー樹脂、ポリアミド系樹脂、ビニル系樹脂、天然高分子、シリコーン、液状ゴム等の種々の材料もしくはシランカップリング剤等を分散混合して用いてもよいし、あるいは特性改良の目的で安定剤(例えば、遷移金属錯体)、分散剤、難燃剤、滑剤、帯電防止剤、界面活性剤、可塑剤等を一緒に用いることもできる。 Further, a polymer material can be mixed in the recording layer. As the polymer material, for example, various materials such as ionomer resin, polyamide resin, vinyl resin, natural polymer, silicone, liquid rubber, or a silane coupling agent may be dispersed and mixed. Alternatively, stabilizers (for example, transition metal complexes), dispersants, flame retardants, lubricants, antistatic agents, surfactants, plasticizers, and the like can be used together for the purpose of improving characteristics.
前記記録層の形成は、蒸着法、スパッタリング法、CVD法、又は溶液塗布法等の通常の手段によって行うことができる。前記塗布法を用いる場合には、前記(A)成分、(B)成分、及び(C)成分の化合物等を有機溶剤等に溶解して、スピナー塗布法、スプレー法、ローラーコーティング法、ディッピング法、スピンコーティング等の慣用のコーティング法によって行われる。 The recording layer can be formed by ordinary means such as a vapor deposition method, a sputtering method, a CVD method, or a solution coating method. When the coating method is used, the compounds (A), (B), and (C) are dissolved in an organic solvent to spinner coating, spraying, roller coating, dipping , By a conventional coating method such as spin coating.
前記有機溶剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、2,2,3,3−テトラフルオロプロパノール等のアルコール類;アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等のアミド類;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル等のエーテル類;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類;クロロホルム、塩化メチレン、ジクロロエタン、四塩化炭素、トリクロロエタン等の脂肪族ハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、キシレン、モノクロロベンゼン、ジクロロベンゼン等の芳香族類;メトキシエタノール、エトキシエタノール等のセロソルブ類;ヘキサン、ペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の炭化水素類等が挙げられる。 The organic solvent is not particularly limited and may be appropriately selected depending on the intended purpose. For example, alcohols such as methanol, ethanol, isopropanol, 2,2,3,3-tetrafluoropropanol; acetone, methyl ethyl ketone, Ketones such as cyclohexanone; amides such as N, N-dimethylformamide and N, N-dimethylacetamide; sulfoxides such as dimethyl sulfoxide; ethers such as tetrahydrofuran, dioxane, diethyl ether and ethylene glycol monomethyl ether; methyl acetate; Esters such as ethyl acetate; Aliphatic halogenated hydrocarbons such as chloroform, methylene chloride, dichloroethane, carbon tetrachloride, and trichloroethane; Aromatics such as benzene, xylene, monochlorobenzene, and dichlorobenzene ; Methoxyethanol, cellosolves such as ethoxyethanol; hexane, pentane, cyclohexane, hydrocarbons such as methylcyclohexane.
前記記録層の膜厚は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、100Å(10nm)〜10μmが好ましく、200Å(20nm)〜2000Å(200nm)がより好ましい。 The film thickness of the recording layer is not particularly limited and may be appropriately selected according to the purpose. The thickness is preferably 100 mm (10 nm) to 10 μm, more preferably 200 mm (20 nm) to 2000 mm (200 nm).
−下引き層−
前記下引き層は、(1)接着性の向上、(2)水又はガス等のバリア、(3)記録層の保存安定性の向上、(4)反射率の向上、(5)溶剤からの基板や記録層の保護、及び(6)案内溝・案内ピット・プレフォーマット等の形成等を目的として使用される。
前記(1)の目的に対しては、高分子材料、例えば、アイオノマー樹脂、ポリアミド樹脂、ビニル系樹脂、天然樹脂、天然高分子、シリコーン、液状ゴム等の種々の高分子物質、及びシランカップリング剤等を用いることができる。前記(2)及び(3)の目的に対しては、前記高分子材料以外に無機化合物、例えば、SiO2、MgF2、SiO、TiO2、ZnO、TiN、SiN等、更に金属、又は半金属、例えばZn、Cu、Ni、Cr、Ge、Se、Au、Ag、Al等を用いることができる。また、前記(4)の目的に対しては、金属、例えば、Al、Ag等や、金属光沢を有する有機薄膜、例えば、メチン染料、キサンテン系染料等を用いることができる。前記(5)及び(6)の目的に対しては、紫外線硬化樹脂、熱硬化樹脂、熱可塑性樹脂等を用いることができる。
-Undercoat layer-
The undercoat layer comprises (1) improved adhesion, (2) a barrier such as water or gas, (3) improved storage stability of the recording layer, (4) improved reflectance, and (5) from a solvent. It is used for the purpose of protecting the substrate and recording layer, and (6) forming guide grooves, guide pits, preformats, and the like.
For the purpose of (1), polymer materials such as ionomer resins, polyamide resins, vinyl resins, natural resins, natural polymers, silicones, liquid rubbers, and various other polymer substances, and silane couplings. An agent or the like can be used. For the purposes (2) and (3), in addition to the polymer material, an inorganic compound such as SiO 2 , MgF 2 , SiO, TiO 2 , ZnO, TiN, SiN, etc., and also a metal or semimetal For example, Zn, Cu, Ni, Cr, Ge, Se, Au, Ag, Al, or the like can be used. For the purpose (4), metals such as Al and Ag, and organic thin films having metallic luster such as methine dyes and xanthene dyes can be used. For the purposes (5) and (6), an ultraviolet curable resin, a thermosetting resin, a thermoplastic resin, or the like can be used.
前記下引き層の膜厚は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、0.01〜30μmが好ましく、0.05〜10μmがより好ましい。 There is no restriction | limiting in particular in the film thickness of the said undercoat layer, According to the objective, it can select suitably, 0.01-30 micrometers is preferable and 0.05-10 micrometers is more preferable.
−反射層−
前記反射層の材料としては、単体で高反射率の得られる腐食されにくい金属、半金属等が挙げられ、例えば、Au、Ag、Cr、Ni、Al、Fe、Sn等が挙げられるが、反射率、生産性の点からAu、Ag、Alが最も好ましく、これらの金属、半金属は単独で使用しても良く、2種の合金としてもよい。
-Reflective layer-
Examples of the material of the reflective layer include metals, semi-metals, and the like that can be obtained with a high reflectivity by themselves, such as Au, Ag, Cr, Ni, Al, Fe, and Sn. Au, Ag, and Al are the most preferable from the viewpoint of rate and productivity, and these metals and metalloids may be used alone or as two kinds of alloys.
前記反射層は、各種気相成長法、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法、プラズマCVD法、光CVD法、イオンプレーティング法、電子ビーム蒸着法等によって形成できる。なかでも、スパッタリング法が、量産性、膜質等に優れている。
前記反射層の膜厚は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、50〜5000Å(5〜500nm)が好ましく、100〜3000Å(10〜300nm)がより好ましい。
The reflective layer can be formed by various vapor deposition methods such as vacuum deposition, sputtering, plasma CVD, photo CVD, ion plating, and electron beam deposition. Among these, the sputtering method is excellent in mass productivity and film quality.
There is no restriction | limiting in particular in the film thickness of the said reflection layer, According to the objective, it can select suitably, 50-5000 mm (5-500 nm) is preferable and 100-3000 mm (10-300 nm) is more preferable.
−保護層、及び基板表面ハードコート層−
前記保護層、又は基板表面ハードコート層は、(1)記録層(反射吸収層)の傷、ホコリ、汚れ等からの保護、(2)記録層(反射吸収層)の保存安定性の向上、(3)反射率の向上等を目的として使用される。これらの目的に対しては、前記下引き層に示した材料を用いることができる。また、無機材料として、例えば、SiO、SiO2等も用いることができ、有機材料として、例えば、ポリメチルアクリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、エポキシ樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリエステル樹脂、ビニル樹脂、セルロース、脂肪族炭化水素樹脂、芳香族炭化水素樹脂、天然ゴム、スチレンブタジエン樹脂、クロロプレンゴム、ワックス、アルキッド樹脂、乾性油、ロジン等の熱軟化性樹脂、熱溶融性樹脂、紫外線硬化樹脂も用いることができる。前記材料のうち保護層、又は基板表面ハードコート層に最も好ましい例としては生産性に優れた紫外線硬化樹脂である。
前記保護層又は基板表面ハードコート層の膜厚は0.01〜30μmが好ましく、0.05〜10μmがより好ましい。
-Protective layer and substrate surface hard coat layer-
The protective layer or the substrate surface hard coat layer is (1) protection from scratches, dust, dirt, etc. of the recording layer (reflection / absorption layer), (2) improvement in storage stability of the recording layer (reflection / absorption layer), (3) Used for the purpose of improving the reflectance. For these purposes, the materials shown in the undercoat layer can be used. Further, as inorganic materials, for example, SiO, SiO 2 and the like can be used, and as organic materials, for example, polymethyl acrylate resin, polycarbonate resin, epoxy resin, polystyrene resin, polyester resin, vinyl resin, cellulose, aliphatic carbonization A heat-softening resin such as hydrogen resin, aromatic hydrocarbon resin, natural rubber, styrene-butadiene resin, chloroprene rubber, wax, alkyd resin, drying oil, and rosin, heat-meltable resin, and ultraviolet curable resin can also be used. Among the above materials, the most preferable example for the protective layer or the substrate surface hard coat layer is an ultraviolet curable resin excellent in productivity.
The thickness of the protective layer or the substrate surface hard coat layer is preferably 0.01 to 30 μm, and more preferably 0.05 to 10 μm.
本発明においては、前記下引き層、保護層、及び基板表面ハードコート層には記録層の場合と同様に、目的に応じて更に、安定剤、分散剤、難燃剤、滑剤、帯電防止剤、界面活性剤、可塑剤等を含有させることができる。 In the present invention, as in the case of the recording layer, the undercoat layer, the protective layer, and the substrate surface hard coat layer may further include a stabilizer, a dispersant, a flame retardant, a lubricant, an antistatic agent, A surfactant, a plasticizer and the like can be contained.
−保護基板−
前記保護基板は、この保護基板側からレーザ光を照射する場合、使用レーザ光に対し透明でなくてはならず、単なる保護板として用いる場合、透明性は問わない。使用可能な基板材料は前記の基板材料と全く同様であり、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリオレフィン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等のプラスチック、ガラス、セラミックス、金属等を用いることができる。
−Protection board−
When the laser beam is irradiated from the side of the protective substrate, the protective substrate must be transparent to the laser beam used, and when used as a simple protective plate, transparency is not an issue. The substrate materials that can be used are exactly the same as the above-mentioned substrate materials, such as polyester resin, acrylic resin, polyamide resin, polycarbonate resin, polyolefin resin, phenol resin, epoxy resin, polyimide resin, plastic, glass, ceramics, metal, etc. Can be used.
−接着剤、接着層−
前記接着剤としては、2枚の光記録媒体を接着できる材料であれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、生産性を考えると、紫外線硬化型接着剤又はホットメルト型接着剤が好ましい。
-Adhesive, adhesive layer-
The adhesive is not particularly limited as long as it is a material that can bond two optical recording media, and can be appropriately selected according to the purpose. An adhesive is preferred.
(光記録媒体の記録再生方法)
本発明の光記録媒体の記録再生方法は、前記本発明の光記録媒体に対し、600〜720nmの発振波長を有するレーザ光を照射することにより情報の記録及び再生の少なくともいずれかを行うものである。
具体的には、光記録媒体を所定の線速度、又は、所定の定角速度にて回転させながら、基板側から対物レンズを介して半導体レーザ(例えば、600〜720nmの発振波長)等の記録用の光を照射する。この照射光により、記録層がその光を吸収して局所的に温度上昇し、例えば、ピットが生成してその光学特性を変えることにより情報が記録される。上記のように記録された情報の再生は、光記録媒体を所定の線速度で回転させながらレーザ光を基板側から照射して、その反射光を検出することにより行うことができる。
(Recording / reproducing method of optical recording medium)
The recording / reproducing method of the optical recording medium of the present invention performs at least one of information recording and reproduction by irradiating the optical recording medium of the present invention with a laser beam having an oscillation wavelength of 600 to 720 nm. is there.
Specifically, for recording a semiconductor laser (for example, an oscillation wavelength of 600 to 720 nm) from the substrate side through an objective lens while rotating the optical recording medium at a predetermined linear velocity or a predetermined constant angular velocity. Irradiate the light. By this irradiation light, the recording layer absorbs the light and the temperature rises locally. For example, information is recorded by generating pits and changing their optical characteristics. Information recorded as described above can be reproduced by irradiating a laser beam from the substrate side while rotating the optical recording medium at a predetermined linear velocity and detecting the reflected light.
(光記録装置)
本発明の光記録装置は、光記録媒体に光源から光を照射して該光記録媒体に情報を記録する光記録装置において、光記録媒体として本発明の前記光記録媒体を用いたものである。
前記光記録装置は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、レーザ光を出射する半導体レーザ等の光源であるレーザ光源と、レーザ光源から出射されたレーザ光をスピンドルに装着された光記録媒体に集光する集光レンズ、レーザ光源から出射されたレーザ光の一部を検出するレーザ光検出器、レーザ光源から出射されたレーザ光を集光レンズとレーザ光検出器とに導く光ファイバを備え、更に必要に応じてその他の手段を有してなる。
(Optical recording device)
An optical recording apparatus of the present invention uses the optical recording medium of the present invention as an optical recording medium in an optical recording apparatus that records information on the optical recording medium by irradiating the optical recording medium with light from a light source. .
The optical recording apparatus is not particularly limited and can be appropriately selected according to the purpose. For example, a laser light source such as a semiconductor laser that emits laser light and a laser light emitted from the laser light source are used. A condensing lens for condensing on an optical recording medium mounted on the spindle, a laser light detector for detecting a part of the laser light emitted from the laser light source, a condensing lens and a laser light for the laser light emitted from the laser light source An optical fiber led to the detector is provided, and further means are provided if necessary.
前記光記録装置は、レーザ光源から出射されたレーザ光を光ファイバにより集光レンズに導き、該集光レンズによりレーザ光を光記録媒体に集光照射して光記録媒体に記録を行う。このとき、光記録装置は、レーザ光源から出射されたレーザ光の一部をレーザ光検出器に導き、レーザ光検出器のレーザ光の検出量に基づきレーザ光源の光量を制御する。
前記レーザ光検出器は、検出したレーザ光の検出量を電圧又は電流に変換し検出量信号として出力する。
前記その他の手段としては、制御手段等が挙げられる。前記制御手段としては、前記各手段の動きを制御することができる限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、シークエンサー、コンピュータ等の機器が挙げられる。
The optical recording apparatus guides laser light emitted from a laser light source to a condensing lens through an optical fiber, and condenses and irradiates the optical recording medium with the condensing lens to perform recording on the optical recording medium. At this time, the optical recording apparatus guides a part of the laser light emitted from the laser light source to the laser light detector, and controls the light amount of the laser light source based on the detection amount of the laser light of the laser light detector.
The laser light detector converts a detected amount of the detected laser light into a voltage or a current and outputs it as a detected amount signal.
Examples of the other means include control means. The control means is not particularly limited as long as the movement of each means can be controlled, and can be appropriately selected according to the purpose. Examples thereof include devices such as a sequencer and a computer.
本発明の光記録装置は、半導体レーザの波長シフトに対する依存性の少ない本発明の光記録媒体を搭載しているため、高反射率で、かつ高変調度であり安定した記録が可能となる。 Since the optical recording apparatus of the present invention is equipped with the optical recording medium of the present invention that is less dependent on the wavelength shift of the semiconductor laser, it is possible to stably record with high reflectivity and high modulation.
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではない。 Examples of the present invention will be described below, but the present invention is not limited to these examples.
(実施例1)
−光記録媒体の作製−
厚さ0.6mm、深さ1750Å(175nm)、半値幅0.25μm、トラックピッチ0.74μmの案内溝を形成したポリカーボネート樹脂製基板を作製した。
下記構造式で表されるホルマザン金属キレート化合物(A−9、最大吸収波長=568nm)、下記構造式で表されるスクアリリウム化合物(B−4、最大吸収波長=590nm)、及び下記構造式で表されるペンタメチンシアニン化合物(D−5、最大吸収波長=707nm)を質量比(A−9:B−4:D−5)=40:60:3となるように2,2,3,3−テトラフルオロプロパノールに溶解させて記録層塗布液を調製した。得られた記録層塗布液を前記基板上にスピナー塗布し、厚さ1000Å(100nm)の記録層を形成した。記録層上にスパッタ法により金(Au)を厚みが1300Å(130nm)となるように反射層を成膜した。反射層上にアクリル系フォトポリマーにて厚み5μmの保護層を設けた後、厚さ0.6mmのポリカーボネート樹脂製平面基板をアクリル系フォトポリマーにて接着し、光記録媒体を作製した。
(Example 1)
-Production of optical recording media-
A polycarbonate resin substrate having a guide groove having a thickness of 0.6 mm, a depth of 1750 mm (175 nm), a full width at half maximum of 0.25 μm, and a track pitch of 0.74 μm was produced.
Formazan metal chelate compound represented by the following structural formula (A-9, maximum absorption wavelength = 568 nm), squarylium compound represented by the following structural formula (B-4, maximum absorption wavelength = 590 nm), and represented by the following
(実施例2)
−光記録媒体の作製−
実施例1において、下記構造式で表されるホルマザン金属キレート化合物(A−5、最大吸収波長=558nm)、下記構造式で表されるスクアリリウム化合物(B−13、最大吸収波長=550nm)、及び下記構造式で表されるホルマザン金属キレート化合物(C−1、最大吸収波長=657nm)を質量比(A−5:B−13:C−1)=25:75:10となるように2,2,3,3−テトラフルオロプロパノールに溶解させて記録層塗布液を調製した以外は、実施例1と同様にして、光記録媒体を作製した。
(Example 2)
-Production of optical recording media-
In Example 1, a formazan metal chelate compound represented by the following structural formula (A-5, maximum absorption wavelength = 558 nm), a squarylium compound represented by the following structural formula (B-13, maximum absorption wavelength = 550 nm), and A formazan metal chelate compound (C-1, maximum absorption wavelength = 657 nm) represented by the following structural formula is adjusted to a mass ratio (A-5: B-13: C-1) = 25: 75: 10, An optical recording medium was produced in the same manner as in Example 1 except that a recording layer coating solution was prepared by dissolving in 2,3,3-tetrafluoropropanol.
(実施例3)
−光記録媒体の作製−
実施例1において、下記構造式で表されるホルマザン金属キレート化合物(A−16、最大吸収波長=545nm)、下記構造式で表されるスクアリリウム化合物(B−5、最大吸収波長=590nm)、及び下記構造式で表されるジアリールアミン化合物(F−3、最大吸収波長=740nm)を質量比(A−16:B−5:F−3)=10:90:7となるように2,2,3,3−テトラフルオロプロパノールに溶解させて記録層塗布液を調製した以外は、実施例1と同様にして、光記録媒体を作製した。
(Example 3)
-Production of optical recording media-
In Example 1, formazan metal chelate compound represented by the following structural formula (A-16, maximum absorption wavelength = 545 nm), squarylium compound represented by the following structural formula (B-5, maximum absorption wavelength = 590 nm), and The diarylamine compound (F-3, maximum absorption wavelength = 740 nm) represented by the following structural formula is 2,2 so that the mass ratio (A-16: B-5: F-3) = 10: 90: 7. An optical recording medium was prepared in the same manner as in Example 1 except that a recording layer coating solution was prepared by dissolving in 3,3-tetrafluoropropanol.
(実施例4)
−光記録媒体の作製−
実施例1において、下記構造式で表されるホルマザン金属キレート化合物(A−13、最大吸収波長=540nm)、下記構造式で表されるスクアリリウム化合物(B−18、最大吸収波長=599nm)、及び下記構造式で表されるペンタメチンシアニン化合物(D−7、最大吸収波長=703nm)を質量比(A−13:B−18:D−7)=50:50:0.5となるように2,2,3,3−テトラフルオロプロパノールに溶解させて記録層塗布液を調製した以外は、実施例1と同様にして、光記録媒体を作製した。
Example 4
-Production of optical recording media-
In Example 1, a formazan metal chelate compound represented by the following structural formula (A-13, maximum absorption wavelength = 540 nm), a squarylium compound (B-18, maximum absorption wavelength = 599 nm) represented by the following structural formula, and Pentamethine cyanine compound (D-7, maximum absorption wavelength = 703 nm) represented by the following structural formula is mass ratio (A-13: B-18: D-7) = 50: 50: 0.5 An optical recording medium was produced in the same manner as in Example 1 except that a recording layer coating solution was prepared by dissolving in 2,2,3,3-tetrafluoropropanol.
(実施例5)
−光記録媒体の作製−
実施例1において、下記構造式で表されるホルマザン金属キレート化合物(A−3、最大吸収波長=564nm)、下記構造式で表されるスクアリリウム化合物(B−7、最大吸収波長=590nm)、及び下記構造式で表されるフタロシアニン化合物(E−6、最大吸収波長=730nm)を質量比(A−3:B−7:E−6)=45:55:20となるように2,2,3,3−テトラフルオロプロパノールに溶解させて記録層塗布液を調製した以外は、実施例1と同様にして、光記録媒体を作製した。
(Example 5)
-Production of optical recording media-
In Example 1, a formazan metal chelate compound represented by the following structural formula (A-3, maximum absorption wavelength = 564 nm), a squarylium compound represented by the following structural formula (B-7, maximum absorption wavelength = 590 nm), and A phthalocyanine compound (E-6, maximum absorption wavelength = 730 nm) represented by the following structural formula was used in a mass ratio (A-3: B-7: E-6) = 45: 55: 20, 2, 2, An optical recording medium was produced in the same manner as in Example 1 except that a recording layer coating solution was prepared by dissolving in 3,3-tetrafluoropropanol.
(実施例6)
−光記録媒体の作製−
実施例1において、下記構造式で表されるホルマザン金属キレート化合物(A−11、最大吸収波長=572nm)、下記構造式で表されるスクアリリウム化合物(B−8、最大吸収波長=584nm)、及び下記構造式で表されるジアリールアミン化合物(F−9、最大吸収波長=737nm)を質量比(A−11:B−8:F−9)=40:60:5となるように2,2,3,3−テトラフルオロプロパノールに溶解させて記録層塗布液を調製した以外は、実施例1と同様にして、光記録媒体を作製した。
(Example 6)
-Production of optical recording media-
In Example 1, formazan metal chelate compound represented by the following structural formula (A-11, maximum absorption wavelength = 572 nm), squarylium compound represented by the following structural formula (B-8, maximum absorption wavelength = 584 nm), and The diarylamine compound (F-9, maximum absorption wavelength = 737 nm) represented by the following structural formula is 2,2 so that the mass ratio (A-11: B-8: F-9) = 40: 60: 5. An optical recording medium was prepared in the same manner as in Example 1 except that a recording layer coating solution was prepared by dissolving in 3,3-tetrafluoropropanol.
(実施例7)
−光記録媒体の作製−
実施例1において、下記構造式で表されるホルマザン金属キレート化合物(A−1、最大吸収波長=535nm)、下記構造式で表されるスクアリリウム化合物(B−12、最大吸収波長=606nm)、及び下記構造式で表されるホルマザン金属キレート化合物(C−6、最大吸収波長=673nm)を質量比(A−1:B−12:C−6)=30:70:2となるように2,2,3,3−テトラフルオロプロパノールに溶解させて記録層塗布液を調製した以外は、実施例1と同様にして、光記録媒体を作製した。
(Example 7)
-Production of optical recording media-
In Example 1, formazan metal chelate compound represented by the following structural formula (A-1, maximum absorption wavelength = 535 nm), squarylium compound represented by the following structural formula (B-12, maximum absorption wavelength = 606 nm), and A formazan metal chelate compound (C-6, maximum absorption wavelength = 673 nm) represented by the following structural formula is adjusted to a mass ratio (A-1: B-12: C-6) = 30: 70: 2. An optical recording medium was produced in the same manner as in Example 1 except that a recording layer coating solution was prepared by dissolving in 2,3,3-tetrafluoropropanol.
(実施例8)
−光記録媒体の作製−
実施例1において、下記構造式で表されるホルマザン金属キレート化合物(A−6、最大吸収波長=580nm)、下記構造式で表されるスクアリリウム化合物(B−15、最大吸収波長=588nm)、及び下記構造式で表されるペンタメチンシアニン化合物(D−14、最大吸収波長=708nm)を質量比(A−6:B−15:D−14)=25:75:1.5となるように2,2,3,3−テトラフルオロプロパノールに溶解させて記録層塗布液を調製した以外は、実施例1と同様にして、光記録媒体を作製した。
(Example 8)
-Production of optical recording media-
In Example 1, a formazan metal chelate compound represented by the following structural formula (A-6, maximum absorption wavelength = 580 nm), a squarylium compound represented by the following structural formula (B-15, maximum absorption wavelength = 588 nm), and A pentamethine cyanine compound (D-14, maximum absorption wavelength = 708 nm) represented by the following structural formula is set to a mass ratio (A-6: B-15: D-14) = 25: 75: 1.5. An optical recording medium was produced in the same manner as in Example 1 except that a recording layer coating solution was prepared by dissolving in 2,2,3,3-tetrafluoropropanol.
(実施例9)
−光記録媒体の作製−
実施例1において、下記構造式で表されるホルマザン金属キレート化合物(A−4、最大吸収波長=585nm)、下記構造式で表されるスクアリリウム化合物(B−1、最大吸収波長=616nm)、及び下記構造式で表されるフタロシアニン化合物(E−9、最大吸収波長=735nm)を質量比(A−4:B−1:E−9)=25:75:15となるように2,2,3,3−テトラフルオロプロパノールに溶解させて記録層塗布液を調製した以外は、実施例1と同様にして、光記録媒体を作製した。
Example 9
-Production of optical recording media-
In Example 1, formazan metal chelate compound represented by the following structural formula (A-4, maximum absorption wavelength = 585 nm), squarylium compound represented by the following structural formula (B-1, maximum absorption wavelength = 616 nm), and A phthalocyanine compound (E-9, maximum absorption wavelength = 735 nm) represented by the following structural formula was used in a mass ratio (A-4: B-1: E-9) = 25: 75: 15, 2, 2, An optical recording medium was produced in the same manner as in Example 1 except that a recording layer coating solution was prepared by dissolving in 3,3-tetrafluoropropanol.
(実施例10)
−光記録媒体の作製−
実施例1において、下記構造式で表されるホルマザン金属キレート化合物(A−15、最大吸収波長=575nm)、下記構造式で表されるスクアリリウム化合物(B−17、最大吸収波長=600nm)、及び下記構造式で表されるホルマザン金属キレート化合物(C−10、最大吸収波長=690nm)を質量比(A−15:B−17:C−10)=40:60:3となるように2,2,3,3−テトラフルオロプロパノールに溶解させて記録層塗布液を調製した以外は、実施例1と同様にして、光記録媒体を作製した。
(Example 10)
-Production of optical recording media-
In Example 1, a formazan metal chelate compound (A-15, maximum absorption wavelength = 575 nm) represented by the following structural formula, a squarylium compound (B-17, maximum absorption wavelength = 600 nm) represented by the following structural formula, and A formazan metal chelate compound (C-10, maximum absorption wavelength = 690 nm) represented by the following structural formula is adjusted so that the mass ratio (A-15: B-17: C-10) = 40: 60: 3 is 2, An optical recording medium was produced in the same manner as in Example 1 except that a recording layer coating solution was prepared by dissolving in 2,3,3-tetrafluoropropanol.
(比較例1)
−光記録媒体の作製−
実施例1において、下記構造式で表されるホルマザン金属キレート化合物(A−9、最大吸収波長=568nm)、下記構造式で表されるスクアリリウム化合物(B−4、最大吸収波長=590nm)を質量比(A−9:B−4)=40:60となるように2,2,3,3−テトラフルオロプロパノールに溶解させて記録層塗布液を調製した以外は、実施例1と同様にして、光記録媒体を作製した。
(Comparative Example 1)
-Production of optical recording media-
In Example 1, a formazan metal chelate compound (A-9, maximum absorption wavelength = 568 nm) represented by the following structural formula, and a squarylium compound (B-4, maximum absorption wavelength = 590 nm) represented by the following structural formula were massed. The recording layer coating solution was prepared by dissolving in 2,2,3,3-tetrafluoropropanol so that the ratio (A-9: B-4) = 40: 60. An optical recording medium was produced.
<記録試験>
各光記録媒体について、発振波長658nm、ビーム径1.0μmの半導体レーザ光を用い、トラッキングしながら(線速3.5m/sec.)記録し、発振波長658nmの半導体レーザの連続光(再生パワー0.7mW)で再生し、再生波形を観察し、光ディスク評価装置(パルステック社製、DDU−1000)を用いて、反射率、及び記録感度を測定した。結果を表22に示す。
また、発振波長670nmの半導体レーザでも同様に記録及び再生し、再生波形を観察し、光ディスク評価装置(パルステック社製、DDU−1000)を用いて、反射率、及び記録感度を測定した。結果を表22に示す。
<Recording test>
For each optical recording medium, a semiconductor laser beam having an oscillation wavelength of 658 nm and a beam diameter of 1.0 μm was used for recording while tracking (linear velocity of 3.5 m / sec.), And continuous light from a semiconductor laser having an oscillation wavelength of 658 nm (reproduction power) 0.7 mW), the reproduced waveform was observed, and the reflectivity and recording sensitivity were measured using an optical disk evaluation apparatus (DDU-1000, manufactured by Pulstec). The results are shown in Table 22.
Further, recording and reproduction were similarly performed with a semiconductor laser having an oscillation wavelength of 670 nm, the reproduction waveform was observed, and the reflectance and the recording sensitivity were measured using an optical disk evaluation apparatus (DDU-1000 manufactured by Pulstec). The results are shown in Table 22.
本発明の光記録媒体は、従来の光記録媒体に比べて、短波長側に発振波長を有する半導体レーザを用いる追記型DVDディスクシステムに適用可能であり、半導体レーザの波長シフトに対する依存性が少なく、DVD+R、DVD−R等に幅広く用いることができる。 The optical recording medium of the present invention can be applied to a write-once DVD disc system using a semiconductor laser having an oscillation wavelength on the short wavelength side and less dependent on the wavelength shift of the semiconductor laser than the conventional optical recording medium. , DVD + R, DVD-R, etc.
1 基板
2 記録層
3 下引き層
4 保護層
5 ハードコート層
6 反射層
7 保護基板
8 接着層
DESCRIPTION OF
Claims (16)
R12は、水素原子、アルキル基、アリール基、及びアラルキル基のいずれかを表し、これらは更に置換基により置換されていてもよい。R13及びR14は、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、及びアルコキシ基のいずれかを表し、これらは更に置換基により置換されていてもよく、隣接する2つの炭素原子と一緒になって置換基を有していてもよい複素環、置換基を有していてもよい脂環式炭化水素環、又は置換基を有していてもよい芳香族環を形成していてもよい。
R19は、水素原子、アルキル基、アラルキル基、及びアリール基のいずれかを表し、これらは更に置換基により置換されていてもよい。R20は、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、アルキル基、アラルキル基、アリール基、及びアルコキシ基のいずれかを表し、これらは更に置換基により置換されていてもよい。nは、0〜4の整数を表し、nが2〜4の場合、R20は互いに同一であってもよいし、異なっていてもよく、互いに隣り合う2つのR20が隣接する2つの炭素原子と一緒になって置換基を有していてもよい芳香族環を形成していてもよい。 6. The optical recording medium according to claim 1, wherein the component (B) is a squarylium compound represented by any one of the following structural formula (3) and the following structural formula (4).
R 12 represents any one of a hydrogen atom, an alkyl group, an aryl group, and an aralkyl group, and these may be further substituted with a substituent. R 13 and R 14 may be the same as or different from each other, and each represents a hydrogen atom, a halogen atom, an alkyl group, or an alkoxy group, and these are further substituted with a substituent. It may have a heterocyclic ring which may have a substituent together with two adjacent carbon atoms, an alicyclic hydrocarbon ring which may have a substituent, or a substituent. An aromatic ring may be formed.
R 19 represents any one of a hydrogen atom, an alkyl group, an aralkyl group, and an aryl group, and these may be further substituted with a substituent. R 20 represents any one of a halogen atom, a nitro group, a cyano group, an alkyl group, an aralkyl group, an aryl group, and an alkoxy group, and these may be further substituted with a substituent. n represents an integer of 0 to 4. When n is 2 to 4, R 20 may be the same as or different from each other, and two carbons adjacent to each other two R 20 are adjacent to each other. An aromatic ring which may have a substituent may be formed together with the atom.
15. An optical recording apparatus for recording information on an optical recording medium by irradiating the optical recording medium with light from a light source, wherein the optical recording medium is the optical recording medium according to any one of claims 1 to 14. An optical recording apparatus.
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