JP2005319103A - Launching operation mechanism for game machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、組立が容易な遊技機の発射操作機構に関する。 The present invention relates to a launch operation mechanism of a gaming machine that can be easily assembled.
遊技者がパチンコ機の球を遊技盤の遊技領域に発射する操作を行うための発射操作機構は、遊技者がハンドルレバーと呼ばれる操作体を回転操作すると、操作体が操作体の操作量を電気的なエネルギーに変換する可変抵抗器のボリューム軸を回転している。そして、可変抵抗器の内部構造の関係から、操作体とボリューム軸との回転量を1対1とすることができないので、操作体の中心に操作体と一緒に回転する駆動歯車を設け、ボリューム軸にボリューム軸と一緒に回転する従動歯車を設け、駆動歯車と従動歯車とを互いに噛み合わせた構造である。しかしながら、駆動歯車と従動歯車とを互いに噛み合わせる場合、相互の噛み合わせ位置が間違えられると、操作体の回転運動範囲が設置範囲よりも小さくなるので、駆動歯車と従動歯車との噛み合わせを解除し、もう一度、駆動歯車と従動歯車とを互いに噛み合わせなければならず、組立が面倒であるという欠点があった。
発明が解決しようとする問題点は、駆動歯車と従動歯車とを互いに噛み合わせる組立が面倒であるという点である。 The problem to be solved by the invention is that the assembly of meshing the drive gear and the driven gear with each other is troublesome.
本発明に係る遊技機の発射操作機構は、遊技者により回転操作される操作体が遊技機枠の前面に取り付けられる機構躯体と機構躯体の前側に固定される前覆体との間に挟まれる格好で回転可能に支持され、操作体と機構躯体とで囲まれる内部空間には操作体によって回転される駆動歯車と駆動歯車に噛み合って回転する従動歯車と従動歯車で回転されるボリューム軸とを備え、ボリューム軸の回転によって可変抵抗値を出力する可変抵抗器が機構躯体に固定された遊技機の発射操作機構において、駆動歯車を前側に置き、従動歯車を後側に置き、駆動歯車を後側に移動し、従動歯車を前側に移動するというように、駆動歯車と従動歯車とを相対的に駆動歯車と従動歯車との前後方向に延びる回転中心と平行な方向に互いに近づく方向に移動して、駆動歯車の歯部と従動歯車の歯部とを互いに噛み合わせる構造であって、駆動歯車の歯部の後端には駆動歯車の歯部と従動歯車の歯部との噛み合いを阻止する障壁が形成され、従動歯車の歯部の前端には駆動歯車の歯部と従動歯車の歯部との噛み合いを阻止する障壁が形成され、駆動歯車の障壁および従動歯車の障壁には、駆動歯車および従動歯車それぞれの回転中心と平行な前後方向への移動により互いに近づき嵌まり合うことによって、駆動歯車と従動歯車とにおける相互の噛み合わせ位置を決めるための、駆動歯車の凹形状の歯部または従動歯車の凹形状の歯部に連接する凹部および駆動歯車の凸形状の歯部または従動歯車の凸形状の歯部に連接する凸部が形成されたことを最も主要な特徴とする。 In the gaming machine launch operation mechanism according to the present invention, an operating body that is rotated by a player is sandwiched between a mechanism housing attached to the front surface of the gaming machine frame and a front cover body fixed to the front side of the mechanism housing. In an internal space surrounded by the operating body and the mechanism housing, a driving gear rotated by the operating body, a driven gear rotating in mesh with the driving gear, and a volume shaft rotated by the driven gear are provided. In a launch operation mechanism of a gaming machine in which a variable resistor that outputs a variable resistance value by rotation of a volume shaft is fixed to the mechanism housing, the drive gear is placed on the front side, the driven gear is placed on the rear side, and the drive gear is placed on the rear side. The drive gear and the driven gear are moved relative to each other in a direction parallel to the rotation center extending in the front-rear direction of the drive gear and the driven gear, such as moving the driven gear to the front side. The toothed part of the drive gear and the toothed part of the driven gear are meshed with each other, and the rear end of the toothed part of the driving gear is a barrier that prevents the toothed part of the driving gear and the toothed part of the driven gear from engaging with each other. A barrier that prevents the teeth of the drive gear and the teeth of the driven gear from engaging with each other is formed at the front end of the teeth of the driven gear. The barrier of the drive gear and the barrier of the driven gear include the drive gear and A concave tooth portion or a driven gear of the drive gear for determining the mutual meshing position of the drive gear and the driven gear by moving in the front-rear direction parallel to the center of rotation of each driven gear and fitting together. The main feature is that a concave portion connected to the concave tooth portion of the gear and a convex tooth portion of the driving gear or a convex portion connected to the convex tooth portion of the driven gear are formed.
本発明に係る遊技機の発射操作機構は、駆動歯車が操作体の裏側に設けられ、従動歯車が機構躯体の前側に設けられ、操作体の裏側と機構躯体の前側とが互いに向き合わされることによって、駆動歯車が従動歯車の前側に置かれ、従動歯車が駆動歯車の後側に置かれ、その状態において、操作体と機構躯体とが互いに組み合わされる過程において、駆動歯車と従動歯車とが相対的に双方の前後方向に延びる回転中心と平行な方向に互いに近づく方向に移動し、駆動歯車と従動歯車とが互いに噛み合わせられる場合、駆動歯車の障壁における凹部または凸部と従動歯車の障壁における凸部または凹部とが互いに嵌め合わされ、駆動歯車と従動歯車とにおける相互の噛み合わせ位置が正確となるという利点がある。 In the gaming machine launch operation mechanism according to the present invention, the drive gear is provided on the back side of the operating body, the driven gear is provided on the front side of the mechanism housing, and the back side of the operating body and the front side of the mechanism housing face each other. Thus, the drive gear is placed on the front side of the driven gear, the driven gear is placed on the rear side of the drive gear, and in this state, the drive gear and the driven gear are When the drive gear and the driven gear are meshed with each other in the direction parallel to the rotation center extending in both the front and rear directions, the concave or convex portion in the drive gear barrier and the barrier in the driven gear There is an advantage that the convex portions or the concave portions are fitted to each other, and the mutual meshing positions of the driving gear and the driven gear become accurate.
図1−図6は、発明を実施するための最良の形態である。図1のa図は、駆動歯車2と従動歯車3とを分解して裏側から示す。図1のb図は、駆動歯車2の凹部10と従動歯車3の凸部20とによる嵌め合わされた形態の側面を示す。図2は、発射操作機構1を分解して示す。図3は、駆動歯車2の凹部10と従動歯車3の凸部20との嵌め合わせられた形態の平面を示す。図4は、駆動歯車2と従動歯車3との回転形態の平面を示す。図5は、発射操作機構1の断面を示す。図6は、発射操作機構1を取り付けた遊技機としてのパチンコ機の正面を示す。この明細書において、「前」、「後」、「裏」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図6の状態に遊技機枠101を置いて前側から見た場合に特定される方向である。「後」と「裏」とは同じ方向である。図1、図3、図4において、歯部4;14の歯数は、歯形成体5;15に対する歯部4;14の形成される形態を明確にするべく図示したまでであって、図示の個数に限定されるものではない。
1 to 6 show the best mode for carrying out the invention. 1 shows the
図2を参照し、発射操作機構1の各構成部品について説明する。発射操作機構1は、ハンドルグリップと呼ばれるものであって、駆動歯車2と従動歯車3とが特徴的な構造を有する。この特徴的な構造は、駆動歯車2が従動歯車3の前側に置かれ、従動歯車3が駆動発車3の後側に置かれ、駆動歯車2を後側に移動し、従動歯車3を前側に移動するというように、駆動歯車2と従動歯車3とを相対的に駆動歯車2と従動歯車3との前後方向に延びる回転中心と平行な方向に互いに近づく方向に移動して、駆動歯車2の歯部4と従動歯車3の歯部14とを互いに噛み合わせる構造であって、駆動歯車2の歯部4の後端には駆動歯車2の歯部4と従動歯車3の歯部14との噛み合いを阻止する障壁11が形成され、従動歯車3の歯部14の前端には駆動歯車2の歯部4と従動歯車3の歯部14との噛み合いを阻止する障壁19が形成され、駆動歯車2の障壁11および従動歯車3の障壁19には、駆動歯車2および従動歯車3それぞれの回転中心と平行な前後方向への移動により互いに近づき嵌まり合うことによって、駆動歯車2と従動歯車3とにおける相互の噛み合わせ位置を決めるための、駆動歯車2の凹形状の歯部4に連接する凹部10と、従動歯車3の凸形状の歯部14に連接する凸部20が形成された構造である。
With reference to FIG. 2, each component of the
駆動歯車2は、図1にも示すように、合成樹脂により、歯部4の形成された円盤形状の歯形成体5、歯形成体5の前面から前側に突出した操作体受部6、操作体受部6の外周面から前側に突出した複数の取付足7、歯形成体5の裏面から裏側に突出した軸8、凹部10、障壁11のそれぞれを、一体に形成した形態である。操作体受部6の外径および軸8の外径は歯形成体5の外径よりも小さい。つまり、操作体受部6および軸8は、歯形成体5よりも細い。取付足7は、操作体受部6の前後方向に延びる回転中心を挟み、操作体受部6の径方向で相対峙する。つまり、取付足7は、操作体受部6の直径線上に位置する。取付足7には、前後方向に貫通する取付孔9が設けられる。歯部4は、歯形成体5の外周の方向に連続しているが、操作体43の回転運動範囲が約90度程度であるので、操作体43の回転運動範囲と同じ範囲で、歯形成体5の外周面に凹凸形状に形成される。つまり、歯形成体5は、外周面の一部に、凹形状の歯部4と凸形状の歯部4とが形成された平歯車である。
As shown in FIG. 1, the
駆動歯車2における歯部4の周方向一端部には、当該周方向一端部における凸形状の歯部4と歯形成体5の外周面との間には、1個の凹部10が形成される。凹部10は、駆動歯車2の回転中心と平行な前後方向および径方向外側に開放された溝形状であるので、凹形状の歯部4としても概念できる。歯形成体5には、障壁11が、凹部10を除く歯部4の全部にわたり、歯部4の後端に形成される。障壁11の外周面は、歯形成体5の外周面と同一面内に位置する。つまり、駆動歯車2において、歯形成体5の回転中心から歯形成体5の外周面までの距離である曲率半径と、歯形成体5の回転中心から障壁11の外周面までの距離である曲率半径と、歯形成体5の回転中心から凸形状の歯部4の山面(外周面)までの距離である曲率半径とは、互いに同じ寸法である。よって、障壁11は、互いに隣接する凸形状の歯部4の後端に連接され、凹形状の歯部4の後端を塞ぐ。このように歯形成体5に凹部10および障壁11を設けた構造が、駆動歯車2の特徴的な構造である。駆動歯車2の障壁11には、凹状の逃部12が設けられる。逃部12は、駆動歯車2と従動歯車3とを相対的に駆動歯車2と従動歯車3との前後方向に延びる回転中心と平行な方向に互いに近づく方向に移動して、駆動歯車2の凹部10と従動歯車3の凸部20とを互いに嵌め合わせる場合に、従動歯車3の凸部20に隣接する1個の凸形状の歯部14と当該1個の凸形状の歯部14に連接された障壁19の隅部21を逃げるために、駆動歯車2の回転中心と平行な前後方向および径方向外側に開放された溝形状である。逃部12は、従動歯車3の凸部20が入ることのできない大きさである。
One
従動歯車3は、図1にも示すように、合成樹脂により、歯部14の形成された円盤形状の歯形成体15、歯形成体15の前面から前側に突出した取付部16、歯形成体15の回転中心に設けられた嵌合孔17、歯形成体15の外周面に設けられたストッパー18、障壁19、凸部20のそれぞれを、一体に形成した形態である。歯部14は、歯形成体15の外周の方向に連続しているが、駆動歯車2の歯部4と噛み合う範囲にだけ、歯形成体15の外周面に凹凸形状に形成される。つまり、歯形成体15は、外周面の一部に凹形状の歯部14と凸形状の歯部14とが形成された平歯車である。歯形成体15には、障壁19が、歯形成体15における歯部14の周方向他端部における1個の凸形状の歯部14とそれに隣接した1個の凹形状の歯部14との以外の歯部14にわたり、歯部14の前端に形成される。障壁19の外周面は、凸形状の歯部14の外周面と同一面内に位置する。つまり、従動歯車3において、歯形成体15の回転中心から歯形成体15の外周面までの距離である曲率半径と、歯形成体15の回転中心から凹形状の歯部14の谷面(外周面)までの距離である曲率半径とは、互いに同じ寸法である。歯形成体15の回転中心から障壁19の外周面までの距離である曲率半径と、歯形成体15の回転中心から凸形状の歯部14の山面(外周面)までの距離である曲率半径とは、互いに同じ寸法である。よって、障壁19は、互いに隣接する凸形状の歯部14の前端に連接され、凹形状の歯部14の前端を塞ぐ。このように歯形成体15に1個の凸形状の歯部14とそれに隣接した1個の凹形状の歯部14との以外の歯部14にわたり凹形状の歯部14の前端を塞ぐ障壁19を設け、障壁19の存在しない歯形成体15における歯部14の周方向他端部における1個の凸形状の歯部14が駆動歯車2の凹部10に嵌め込まれる凸部20を形成した構造が、従動歯車3の特徴的な構造である。
As shown in FIG. 1, the driven
そして、駆動歯車2を前側に置き、従動歯車3を後側に置き、駆動歯車2を後側に移動し、従動歯車3を前側に移動するというように、駆動歯車2と従動歯車3とを相対的に双方の前後方向に延びる回転中心と平行な方向に互いに近づく方向に移動して、駆動歯車2と従動歯車3とを互いに噛み合わせる場合には、駆動歯車2の凹部10と従動歯車3の凸部20とが互いに嵌め合わされなければ、駆動歯車2と従動歯車3とを互いに噛み合わせることができない。つまり、駆動歯車2と従動歯車3とを相対的に双方の前後方向に延びる回転中心と平行な方向に互いに近づく方向に移動して、駆動歯車2と従動歯車3とを互いに噛み合わせる場合、駆動歯車2の凹部10と従動歯車3の凸部20とが互いに嵌め合わされば、駆動歯車2と従動歯車3とを図1のb図に示すように互いに噛み合わせることができるが、しかしながら、駆動歯車2の凹部10が従動歯車3の障壁19と出合った場合、または、従動歯車3の凸部20が駆動歯車2の障壁11と出合った場合には、駆動歯車2と従動歯車3とを互いに噛み合わせることができない。取付部16は、歯形成体15の中心に設けられる。嵌合孔17は、従動歯車3の回転中心と直交する方向の断面が半月形状の異形に形成され、従動歯車3の裏面から取付部16の内部に窪む異形孔である。ストッパー18は、歯形成体15における歯部14の形成されていない外周面から径方向外側に突出する。
Then, the
図2に戻り、機構躯体22は、合成樹脂により、胴体23、頭部24、軸受部25、外周壁26、複数の支柱27、配線孔28、ばね止部29を、一体に形成した、グリップ本体と呼ばれるものである。筒形状の胴体23と前側に開口した皿形状の頭部24とが互いに連接される。頭部24は、胴体23の前部を覆うとともに、胴体23よりも大きな外径の円形である。頭部24の前後方向に延びる中心と胴体23の前後方向に延びる中心とは、互いに、同軸形態ではなく、径方向に位置がずれている。軸受部25は、頭部24の中心から円筒形状に突出する。外周壁26は、頭部24の周縁部から前側に円形に突出する。支柱27は、外周壁26の内側に位置し、頭部24から前方に突出する。支柱27は、胴体23よりも外側に位置する頭部24の裏面と支柱27の前面とに貫通する筒形状であって、内部に、ねじ挿入孔30の形成された隔壁31を備える。支柱27の隔壁31よりも前後には、支柱27の内部孔が残存する。隔壁31よりも前側に位置する支柱27の内部孔は、前覆体67の取付脚71を嵌め込む孔として用いられる。隔壁31よりも後側に位置する支柱27の内部孔は、機構躯体22と前覆体67とを締結するタッピングスクリューのような止ねじ32を挿入するとともに、止ねじ32の頭部を格納する孔として用いられる。
Returning to FIG. 2, the
配線孔28は、軸受部25の周りの近くに位置し、頭部24の前後方向に貫通する。ばね止部29は、前面から内部に窪むねじ取付孔33と前面より内部に窪む溝34とを備える。頭部24には、可変抵抗器37が設けられる。可変抵抗器37が胴体23の裏側から内部に挿入され、可変抵抗器37のボリューム容器の前面における図外の突起が頭部24に形成された図外の位置決め孔に挿入され、ボリューム容器におけるボリューム軸38の周りの取付部39が頭部24の裏側から頭部24に形成された図外の貫通孔を経由して前側に貫通し、ボリューム容器の前面が頭部24の裏面に接触した状態において、ナット40が頭部24の前側から取付部39の雄ねじに装着されて締結され、ボリューム容器とナット40とが頭部24を前後から挟み付けることで、可変抵抗器37が頭部24に回転しないように取り付けられ、ボリューム軸38が頭部24より前側に回転可能に突出する。ボリューム容器の内部には、抵抗線や抵抗線との接触位置を変えるように動く接触子などの可変抵抗要素を備える。ボリューム軸38は、ボリューム容器の内部における接触子を動かす。
The
操作体43は、合成樹脂により、基部44、台座45、カバー受部46、歯車取付孔47、ばね受部48、残渣孔49、配線孔50、センサ取付孔51、前側周壁52、複数の逃孔53、後側外周壁54、後側内周壁55、複数の指掛部56を、一体に形成した、ハンドルレバーと呼ばれるものである。基部44は、頭部24と略同じ大きさの円形である。台座45は、基部44の中心から前側に突出する。カバー受部46は、台座45の前面から前側に同軸に突出する。カバー受部46の外径は台座45の外径よりも細い。歯車取付孔47は、駆動歯車2を操作体43に締結するタッピングスクリューのような止ねじ57を挿入する前後に貫通した孔であって、台座45の直径を通る直線と台座45の中心から駆動歯車2の取付孔9の中心を通る円周との交点に位置する。ばね受部48は、基部44の前面から前側に突出する縦壁と、縦壁の前端から基部44の前面と平行する方向に突出する横壁とにより構成される。残渣孔49は、操作体43を合成樹脂により一体に形成する場合におけるばね受部48を基部44に形成するための型の部分が抜き取られたことによって、基部44に形成された孔である。
The
配線孔50は、接触検出器60の配置される位置において、基部44に前後方向に貫通する。前側周壁52は、基部44の周縁部よりも少し内側の位置から前側に円形に突出する。逃孔53は、複数の支柱27を個別に逃げる前後方向に貫通した孔であって、前側周壁52の内側に沿い、基部44の中心を中心とする弧状に形成される。後側外周壁54は、基部44の周縁部から後側に突出する。指掛部56は、基部44の後側外周壁54から径方向外側に突出する。操作体43の基部44と指掛部56と前側周壁52およびセンサ取付孔51のそれぞれの表面には、人の接触を感知するための金属からなる被覆層がメッキで形成される。接触検出器60は、人の接触を静電容量の変化で感知する半導体装置であって、入力端子61と入出力線62とを接触検出器60から外側に突出する。入力端子61は、電気的な接触子と機構的な取付足とを兼ねる端子であって、接触検出器60から外側に折り曲げられた端部にねじ挿入孔63を備える。入出力線62は、人の接触を感知するための電力を入力するとともに人の接触を感知した信号を出力する被覆電線により形成される。
The
前覆体67は、合成樹脂により、カバー本体68、嵌合部69、整合孔70、複数の取付脚71、取付孔72を、一体に形成した、ハンドルカバーと呼ばれるものである。カバー本体68は、半球形状である。カバー本体68の内部は、裏面から前側に半球形状に窪む形状である。嵌合部69は、カバー本体68の内面の中心から後側に突出する。整合孔70は、カバー受部46をがたつくことなく嵌め込む孔であって、嵌合部69の裏面の中心から内部に窪む、行き止まりの孔である。取付脚71は、カバー本体68の内面から裏側に向け、機構躯体22の支柱27と対応する位置に、突出する。取付脚71には、取付孔72が、取付脚71の裏面から内部に窪む、行き止まりの孔として形成される。戻りばね75は、棒状のばね材をコイル状に巻いたばね部76の両端部から取付足77;78を延設した形態である。ばね部76の内径は、操作体43の台座45の外径よりも大きい。一方の取付足77の先端部は、角張って折り曲げられた掛止部を形成する。他方の取付足78の先端部は、弧状に折り曲げられたねじ挿入孔を形成する。
The
図2を参照し、発射操作機構1の組み立て方について説明する。可変抵抗器37と従動歯車3とが機構躯体22に取り付けられ、駆動歯車2と接触検出器60とが操作体43に取り付けられる。従動歯車3は、ボリューム軸38に次のように取り付けられる。従動歯車3の図1に示す嵌合孔17がボリューム軸38の丸棒の一側面を切除された異形端部に挿入され、取付部16の周面から内部に装着された図外のセットスクリューのような止ねじの先端がボリューム軸38の周面に食い込むように締結されることによって、従動歯車3がボリューム軸38にボリューム軸38と一緒に回転するように固定される。駆動歯車2は操作体43に次のように取り付けられる。駆動歯車2の取付足7が操作体43の歯車取付孔47の周りにおける基部44の裏面に重ね合わされ、止ねじ57が歯車取付孔47を経由して駆動歯車2の取付孔9に締結されることによって、駆動歯車2が操作体43に操作体43と一緒に回転するように固定される。
With reference to FIG. 2, how to assemble the
この最良の形態の場合、歯車取付孔47が皿穴により形成され、止ねじ57が皿頭付きねじにより形成されているので、止ねじ57が歯車取付孔47を経由して駆動歯車2の取付孔9に締結されることによって、駆動歯車2が操作体43の回転中心で同軸になる。また、作業者が、操作体43の裏側に取り付けられた駆動歯車2の凹部10を、操作体43の前側から残渣孔49を通して見えるようになっている。接触検出器60が操作体43に次のように取り付けられる。入出力線62が操作体43の前側から配線孔50を経由して操作体43の裏側に引き出され、入力端子61の端部が基部44の前面に接触し、タッピングスクリューのような止ねじ64がねじ挿入孔63からセンサ取付孔51に締結されることによって、接触検出器60が操作体43に固定される。
In the case of this best mode, the
その後、機構躯体22と操作体43とが互いに組み立てられる。それには、ボリューム軸38が最大回転停止位置の方向に回転され、ストッパー18が機構躯体22の受止部41に衝突し、ボリューム軸38が最大回転停止位置に停止される。その状態において、操作体43の裏側の駆動歯車2と機構躯体22の前側の従動歯車3とが互いに向き合わされる。また、操作体43の裏側に引き出されている入出力線62の後端部が機構躯体22の配線孔28から胴体23の内部孔を経由して機構躯体22の裏側に引き出される。そして、作業者が、操作体43の前側から残渣孔49を通して駆動歯車2の凹部10を確認し、操作体43の逃孔53を通して機構躯体22における従動歯車3および支柱27を確認しながら、操作体43の裏側を機構躯体22の前側に被せる。これによって、支柱27の前部およびばね止部29の前部が操作体43の裏側から逃孔53を経由して操作体43の前側に突出する一方、駆動歯車2の凹部10と従動歯車3の凸部20とが互いに嵌め合わされることによって、駆動歯車2と従動歯車3とが図1のb図および図3に示すように互いに噛み合わされる。このように駆動歯車2と従動歯車3とが互いに噛み合わされた場合、図1のb図に示すように、駆動歯車2の障壁11が従動歯車3の歯部14よりも後側に位置し、従動歯車3の障壁19が駆動歯車2の歯部4よりも前側に位置する。
Thereafter, the
次に、戻りばね75が操作体43と機構躯体22とに取り付けられる。具体的には、ばね部76が操作体43の前側から台座45に外嵌装着され、取付足77がばね受部48の前側に位置する横片と基部44との間の隙間に挿入されてばね受部48の縦片に掛け止められ、取付足78とばね部76との間が操作体43の基部44よりも前側に突出したばね止部29の溝34に挿入されて掛け止められ、止ねじ79が取付足78によるねじ挿入孔を通ってばね止部29のねじ取付孔33に締結されることによって、取付足78がばね止部29に固定される。このように戻りばね75が操作体43と機構躯体22とに取り付けられることによって、戻りばね75が操作体43を最小回転停止位置の方向に回転するようなばね力を操作体43に与える。操作体43が戻りばね75のばね力で最小回転停止位置の方向に回転した場合、複数の支柱27の少なくとも1つの支柱27の外周面が操作体43における複数の逃孔53のうちの少なくとも1つの逃孔53の一端部に接触することによって、操作体43が最小回転停止位置に停止する。
Next, the
最後に、前覆体67が機構躯体22に固定される。それには、前覆体67の裏側に存在する整合孔70が操作体43のカバー受部46に嵌め込まれ、前覆体67の裏側に存在する取付脚71の後端部が操作体43の逃孔53を前側に貫通した機構躯体22の支柱27の隔壁31よりも前側の内部孔に嵌め込まれ、止ねじ32が機構躯体22の裏側から支柱27の内部孔および隔壁31のねじ挿入孔30を経由して前覆体67の取付孔72に締結される。これによって、機構躯体22と前覆体67とが、それらの間に操作体43を回転可能に支持した格好で、互いに固定される。これによって、発射操作機構1が図5に示す形態に組み立てられる。
Finally, the
発射操作機構1が図5に示す形態に組み立てられた場合、前覆体67のカバー本体68の裏側開口縁部が、操作体43の前側周壁52を径方向の外側から覆うとともに、前側周壁52の外周における操作体43の前面と前後方向で対向する。操作体43の後側外周壁54が機構躯体22の外周壁26の前面と前後方向で対向し、操作体43の後側内周壁55が機構躯体22の外周壁26の内側で頭部24と対向する。前覆体67と操作体43との間に形成される外側に開口する隙間81、および、操作体43と機構躯体22との間に形成される外側に開口する隙間82は、1円、5円、10円、50円、100円、500円などの硬貨の厚さよりも小さい寸法であって、それぞれの隙間81;82に硬貨を挟むことができないようになっている。胴体23の後端部には、取付部83、取付部83の内部に形成された取付孔84、突起85が形成される。そして、発射操作機構1が相手側部材87に取り付けられる場合、発射操作機構1における可変抵抗器37の配線86および接触検出器60の入出力線62が相手側部材87に形成された配線孔88から相手側部材87の裏側に引き出され、突起85が相手側部材87に形成された凹部89に嵌め込まれ、止ねじ90が相手側部材87に形成されたねじ挿入孔91から発射操作機構1の取付孔84に締結されることによって、機構躯体22が相手側部材87に回転しないように取り付けられる。
When the
図6を参照し、発射操作機構1を取り付けた遊技機として例示したパチンコ機について説明する。パチンコ機の遊技機枠101は、パチンコ店の島と呼ばれる遊技機設置設備に取り付けられる。遊技機枠101は、前面に前面化粧体102と皿装置103と発射操作機構1とを備え、内部に発射機構104を備える。皿装置103は、図5に示す相手側部材87を構成する。遊技機枠101の内部には遊技盤105が格納されることによって、遊技盤105の前面におけるガイドレール106で囲まれた内側の遊技領域107が前面化粧体102の窓108を閉鎖するガラスまたは合成樹脂からなる光透過性の有る前面パネル109で覆われる。発射機構104と、皿装置103の裏側に引き出された図5に示す入出力線62や配線86とが、遊技機枠101の裏側または遊技盤105の裏面に取り付けられた図外の制御装置に接続される。そして、制御装置が電力供給で起動し、皿装置103に球が入れられ、遊技者が発射操作機構1の操作体43に手を触れると、図5に示す接触検出器60が操作体43の金属からなる被覆層を経由して人の接触を感知した結果としての信号を制御装置に出力する。その状態において、遊技者が図5に示す戻りばね75のばね力に抗して操作体43を最小回転停止位置から最大回転停止位置の方向へと例えば右側に回転操作すると、図5に示す可変抵抗器37が操作体43の回転操作量に応じた可変抵抗値を制御装置に出力し、制御装置が可変抵抗値に応じた発射出力を例えば1分間に100発未満の周期のパルス信号で発射機構104に出力する。これによって駆動した発射機構104が皿装置103から供給された球を遊技領域107に向けて1個ずつ発射する。この発射された球がガイドレール106で仕切られた発射通路110を経由して前面パネル109と遊技領域107との間の空間に発射され、この空間に発射された球が空間を流下する過程で遊技領域107の入賞部品111に入賞すると、入賞部品111に入賞した球を検出した図外の入賞球検出器が制御装置に入賞検出信号を出力し、制御装置が入賞検出信号に対応する賞球払出数の球を払い出すように図外の払出機構を駆動し、払出機構が賞球としての球を遊技機枠101の裏側から皿装置103に払い出す。図6において、符号112は球反発体、113は球戻り防止弁、114はアウト口である。払出機構は、遊技機枠101の裏側または遊技機枠101の取り付けられる遊技店の島と呼ばれる遊技機設置設備に設けられる。
With reference to FIG. 6, a pachinko machine exemplified as a gaming machine to which the
この最良の形態によれば、図2において、駆動歯車2を操作体43の裏側に取り付けられ、従動歯車3が機構躯体22の前側に取り付けられ、操作体43の裏側と機構躯体22の前側とが互いに向き合わされ、操作体43と機構躯体22とが互いに組み合わされる過程において、作業者が駆動歯車2の歯部4と従動歯車3の歯部14とを互いに噛み合わす場合、駆動歯車2と従動歯車3とが操作体43で隠れた手元暗がりとなるが、駆動歯車2の歯部4の後端には凹形状の歯部4の後端を塞いで駆動歯車2の歯部4と従動歯車3の歯部14との噛み合いを阻止する障壁11が形成され、駆動歯車2の障壁11には駆動歯車2および従動歯車3それぞれの回転中心と平行な前後方向への移動により互いに近づき嵌まり合うことによって駆動歯車2と従動歯車3とにおける相互の噛み合わせ位置を決めるための駆動歯車2の凹形状の歯部4に連接する凹部10が形成され、従動歯車3の歯部14の前端には駆動歯車2の歯部4と従動歯車3の歯部14との噛み合いを阻止する障壁19が形成され、従動歯車3の障壁19には駆動歯車2および従動歯車3それぞれの回転中心と平行な前後方向への移動により互いに近づき嵌まり合うことによって駆動歯車2と従動歯車3とにおける相互の噛み合わせ位置を決めるための従動歯車3の凸形状の歯部14に連接する凸部20が形成されている。よって、駆動歯車2と従動歯車3とが相対的に双方の前後方向に延びる回転中心と平行な方向に互いに近づく方向に移動し、駆動歯車2と従動歯車3とが互いに噛み合わされる場合、1個の凹部10と1個の凸部20とが互いに出合わなければ、駆動歯車2の歯部4と従動歯車3の歯部14とが互いに噛み合うことができないので、駆動歯車2と従動歯車3とにおける相互の噛み合わせ位置が正確となるという利点がある。
According to this best mode, in FIG. 2, the
駆動歯車2における歯形成体5の回転中心から歯形成体5の外周面までの距離である曲率半径と、歯形成体5の回転中心から障壁11の外周面までの距離である曲率半径と、歯形成体5の回転中心から歯形成体5の外周面までの距離である曲率半径とは、互いに同じ寸法であり、従動歯車3における歯形成体15の回転中心から歯形成体15の外周面までの距離である曲率半径と、歯形成体15の回転中心から凹形状の歯部14の外周面までの距離である曲率半径とは、互いに同じ寸法であり、従動歯車3における歯形成体15の回転中心から障壁19の外周面までの距離である曲率半径と、歯形成体15の回転中心から凸形状の歯部14の外周面までの距離である曲率半径とは、互いに同じ寸法である。よって、駆動歯車2と従動歯車3とが相対的に双方の前後方向に延びる回転中心と平行な方向に互いに近づく方向に移動し、駆動歯車2と従動歯車3とが互いに噛み合わされる場合、駆動歯車2の障壁11が従動歯車3の歯部14と干渉することなく歯部14を前側から後側に適切に通過し、従動歯車3の障壁19が駆動歯車2の歯部4と干渉することなく歯部4を後側から前側に適切に通過し、従動歯車3における障壁19の存在しない1個の凹形状の歯部14が駆動歯車2の障壁11を通過して駆動歯車2における凹部10に隣接した1個の凸形状の歯部4と径方向で対向し、従動歯車3の1個の凸部20と駆動歯車2の1個の凹部10とが互いに適切に嵌め合わされるという利点がある。駆動歯車2の凹部10が歯部4に連接し、従動歯車3の凸部20が歯部14に連接しているので、上記のように凹部10と凸部20とが嵌め合わされた場合、駆動歯車2が周方向の一方向である最小回転停止位置の方向に回転すると、駆動歯車2の歯部4と従動歯車3の歯部14とが互いに噛み合い、従動歯車3が駆動歯車2の回転に伴い適切に回転するという利点がある。
A radius of curvature that is the distance from the rotation center of the
駆動歯車2が操作体43の裏側に取り付けられた場合、駆動歯車2の凹部10が、操作体43の前側から残渣孔49を通して見える構造であるので、作業者が操作体43を機構躯体22に被せる場合、操作体43の前側から残渣孔49を通して駆動歯車2の凹部10を確認し、操作体43の逃孔53を通して機構躯体22における従動歯車3および支柱27を確認することできるので、作業が容易になるという利点がある。ストッパー18が機構躯体22の受止部41に衝突し、ボリューム軸38が最大回転停止位置に停止された状態において、駆動歯車2の凹部10と従動歯車3の凸部20とが互いに嵌め合わされる構造であるので、従動歯車3の停止位置が移動することなく、駆動歯車2の凹部10と従動歯車3の凸部20とを容易に嵌め合わせることができるという利点がある。ボリューム軸38の最小回転停止位置で、ストッパー18が衝突する図外の受止部を機構躯体22に設け、ストッパー18が当該図外の受止部に衝突し、ボリューム軸38が最小回転停止位置に停止された状態において、駆動歯車2の凹部10と従動歯車3の凸部20とが互いに嵌め合わされるように、1個の凹部10を駆動歯車2に形成し、1個の凸部20とこれに隣接する1個の凹形状の歯部14と従動歯車3に形成すれば、従動歯車3の停止位置が最小回転停止位置で移動することなく、駆動歯車2の凹部10と従動歯車3の凸部20とを容易に嵌め合わせることができるという同じ利点がある。また、凹部10と凸部20とを1個ずつ形成するよりも構造は複雑なるが、ボリューム軸38が最大回転停止位置に停止された状態とボリューム軸38が最小回転停止位置に停止された状態との双方において、駆動歯車2の凹部10と従動歯車3の凸部20とが互いに嵌め合わされるように、凹部10を駆動歯車2に形成し、従動歯車3に凸部20を形成しても、駆動歯車2の凹部10と従動歯車3の凸部20とを容易に嵌め合わせることができるという同じ利点がある。
When the
図7に示すように、駆動歯車2を操作体43に止ねじで固定せずに嵌込式に取り付けてもよい。具体的には、駆動歯車2の取付足121が操作体受部6よりも前側に突出する。取付足121は、図1に示す取付足7に類似するものである。取付足121と取付足7との相違点は、取付足121が操作体受部6よりも前側に突出し、取付足121には図1に示す取付孔9が形成されていない点である。操作体43には、図2に示す歯車取付孔47に類似する歯車取付孔122が形成される。歯車取付孔122は、駆動歯車2の取付足121を挿入する前後に貫通した長孔であって、台座45の直径を通る直線と台座45の中心から駆動歯車2の取付足121の中心を通る円周との交点に位置し、台座45の直径の方向に長さの長い長孔である。そして、取付足121の操作体受部6よりも前側に突出した前端部が、操作体43の裏側から歯車取付孔122に嵌め込まれることによって、駆動歯車2が操作体43と一緒に回転するように操作体43に取り付けられ、駆動歯車2の操作体受部6の前面が操作体43の台座45周りの裏面に接触する。駆動歯車2は、軸8が機構躯体22の軸受部25に嵌め込まれているので、上記取付足121の歯車取付孔122への嵌め込みによって径方向にがたつくことがない。よって、駆動歯車2を止ねじで操作体43に固定する場合に比べ、取付足121と長孔である歯車取付孔122との嵌め合いが容易であるとともに、構造が簡単となるという利点がある。
As shown in FIG. 7, the
図8に示すように、駆動歯車2から図1に示す凹部10を取り除き、駆動歯車2に凸部125を駆動歯車2の周方向一端部における凹形状の歯部4に連接して設け、従動歯車3から図1に示す凸部20を取り除き、従動歯車3に凹部126を従動歯車3の周方向他端部における凸形状の歯部14に連接して設けてもよい。この場合、駆動歯車2では、歯形成体5の回転中心から外周面までの距離である曲率半径が歯形成体5の回転中心から凹形状の歯部4の谷面(外周面)までの距離である曲率半径と同じであり、歯形成体5の回転中心から障壁11の外周面までの距離である曲率半径が歯形成体5の回転中心から凸形状の歯部4の山面(外周面)までの距離である曲率半径と同じである。従動歯車3では、歯形成体15の回転中心から外周面までの距離である曲率半径が歯形成体15の回転中心から凸形状の歯部4の山面までの距離である曲率半径と同じであり、歯形成体15の回転中心から障壁19の外周面までの距離である曲率半径が歯形成体5の回転中心から凸形状の歯部14の山面までの距離である曲率半径と同じである。凹状の逃部12は、駆動歯車2の障壁11に設けられずに、従動歯車3の障壁19に設けられる。この逃部12は、駆動歯車2と従動歯車3とを相対的に駆動歯車2と従動歯車3との前後方向に延びる回転中心と平行な方向に互いに近づく方向に移動して、駆動歯車2の凸部125と従動歯車3の凹部126とを互いに嵌め合わせる場合に、駆動歯車2の凸部125に隣接する1個の凸形状の歯部4と当該1個の凸形状の歯部4に連接された障壁11の隅部21を逃げるために、従動歯車3の回転中心と平行な前後方向および径方向外側に開放された溝形状である。
As shown in FIG. 8, the
図示は省略するが、図2に示す接触検出器60を操作体43から取り除いて制御装置に設け、被覆電線における電線の一端を操作体43のセンサ取付孔51に止ねじ64で締結して操作体43の金属からなる被覆層に接続し、当該被覆電線の他端を配線孔50から配線孔28と胴体23の内部孔および図5の配線孔88を経由して相手側部材87の裏側に引き出し、この引き出された被覆電線の他端における電線を図外の制御装置に設けた接触検出器60の入力端子61に接続してもよい。また、図示は省略したが、遊技者が操作体43を回転操作している状態において、球の発射を止めるために操作する発射停止機構を発射操作機構1に設けてもよい。この場合、発射停止機構における操作部と操作部によってオン・オフ動作されるスイッチとが機構躯体22に設けられ、操作部の一部が機構躯体22における外周壁26に形成された図外の切欠部または貫通孔から外周壁26の外側に突出し、この突出した操作部を遊技者が押すことによって、上記スイッチがオン動作し、その信号が制御装置に出力されるように、スイッチを制御装置に配線で接続する。そして、発射停止機構のスイッチから球の発射を止めるためのオン信号が制御装置に入力されている間、制御装置が可変抵抗値に応じた発射出力を図6に示す発射機構104に出力するのを停止し、発射機構104が皿装置103から供給された球を遊技領域107に発射するのを停止する。また、図示は省略したが、凹部10の周方向の寸法が、凹形状の歯部4から駆動歯車2の前後方向に延びる回転中心と平行な方向で障壁11の外側に行くにしたがって徐々に広くなるよう形成するか、または、凸部20の周方向の寸法が、凸形状の歯部14から従動歯車3の前後方向に延びる回転中心と平行な方向で障壁19の外側に行くにしたがって徐々に狭くなるよう形成すれば、凹部10と凸部20とが凹部10と凸部20との嵌まり合う範囲で駆動歯車2または従動歯車3の周方向に位置ずれしても互いに嵌め合わされる。また、凸部125の周方向の寸法が、凹形状の歯部4から駆動歯車2の前後方向に延びる回転中心と平行な方向で障壁11の外側に行くにしたがって徐々に狭くなるよう形成するか、または、凹部126の周方向の寸法が、凸形状の歯部14から従動歯車3の前後方向に延びる回転中心と平行な方向で障壁19の外側に行くにしたがって徐々に広くなるよう形成すれば、凸部125と凹部126とが凸部125と凹部126との嵌まり合う範囲で駆動歯車2または従動歯車3の周方向に位置ずれしても互いに嵌め合わされる。さらに、図示は省略したが、凹部10;126の周方向の両側に位置するように障壁11;19に逃部12を設ける必要はあるものの、凹部10;126と凸部20;125とが、駆動歯車2の歯部4または従動歯車の歯部14における周方向の端部でなく中間部に設けられてよい。
Although not shown, the
1 発射操作機構
2 駆動歯車
3 従動歯車
4 歯部
10 凹部
11 障壁
14 歯部
19 障壁
20 凸部
22 機構躯体
37 可変抵抗器
38 ボリューム軸
43 操作体
67 前覆体
101 遊技機枠
125 凸部
126 凹部
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