JP2005318450A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フラッシュ撮影により取得した画像を利用して、フラッシュを使用しないで撮影した画像の画質を向上させることができる撮像装置を提供する。
【解決手段】 第1画像及び第2画像を連続して撮像する撮像部と、被写体に対して発光する発光部と、撮像部が第1画像を撮像する場合に、撮像部が第2画像を撮像する場合より、発光部を強く発光させる発光制御部と、第1画像と第2画像との間における被写体の第1移動量を算出する移動量算出部と、第1移動量に基づいて第1画像に画像処理を施して第2補正画像を生成する画像生成部と、第2画像に代替して第2補正画像を格納する格納部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置及び撮像方法に関する。特に本発明は、フラッシュ撮影により取得した画像を利用して、フラッシュを使用しないで撮影した画像の画質を向上させる撮像装置及び撮像方法に関する。
近年、静止画と動画との両方を撮影して記録することができるデジタルカメラが開発されている。このようなデジタルカメラを用いて、ユーザは、動画を撮影しながら、レリーズボタンを押下する等の動作によって静止画を撮影することができる。これにより、ユーザは、動画における所望のタイミングで静止画を撮影することができ、また静止画を撮影するときにフラッシュ撮影を行うことによって、暗い場所で動画を撮影している場合であっても高画質な静止画を取得することができる。
現時点で先行技術文献の存在を認識していないので、先行技術文献に関する記載を省略する。
上述のようなデジタルカメラによって、動画を撮影しながら動いている被写体の静止画を撮影しようとする場合に、所望のタイミングでレリーズボタンを押下することは難しく、所望のタイミングから少しの時間がずれたタイミングの静止画を撮影してしまうことがある。このような場合に、動画から所望のタイミングの静止画を抽出することもできるが、暗い場所で動画を撮影しつつ静止画をフラッシュ撮影した場合には、暗い動画からフラッシュ撮影したような高画質の静止画を抽出することができない。また、一般的なデジタルカメラでは、電池容量等の問題から、常に被写体に対して発光しながら動画を撮影することができないので、暗い場所で動画を撮影する場合には、フラッシュ撮影した高画質の静止画と同等の明るさの動画を取得することができない。
そこで本発明は、上記の課題を解決することができる撮像装置及び撮像方法を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
本発明の第1の形態によると、第1画像及び第2画像を連続して撮像する撮像部と、被写体に対して発光する発光部と、撮像部が第1画像を撮像する場合に、撮像部が第2画像を撮像する場合より、発光部を強く発光させる発光制御部と、第1画像と第2画像との間における被写体の第1移動量を算出する移動量算出部と、第1移動量に基づいて第1画像に画像処理を施して第2補正画像を生成する画像生成部と、第2画像に代替して第2補正画像を格納する格納部とを備える。
画像生成部は、第1移動量に基づいて第1画像が含む被写体を移動させて第1補正画像を生成する第1補正画像生成部と、第1補正画像と第2画像を比較して、第1補正画像に含なれていなく第2画像に含まれている被写体の画像である補間画像を抽出する補間画像抽出部と、第1補正画像と補間画像とを合成して第2補正画像を生成する第2補正画像生成部とを有してもよい。
画像生成部は、第1画像と第2画像との輝度の違いを算出する輝度算出部と、輝度の違いに基づいて、第2補正画像の輝度を補正する輝度補正部とをさらに有してもよい。
輝度算出部は、第1画像全体の平均輝度と第2画像全体の平均輝度との輝度差を算出し、輝度補正部は、輝度差に基づいて、補間画像の輝度を補正してもよい。
輝度算出部は、補間画像の輝度と、第2補正画像における補間画像の周囲の輝度との輝度差を算出し、輝度補正部は、輝度差に基づいて、補間画像の輝度を補間画像の周囲の輝度に合わせる補正をしてもよい。
移動量算出部は、第1画像及び第2画像を複数の画素を含むブロックに分割し、ブロック毎に被写体の第1移動量を算出し、画像生成部は、ブロック毎の第1移動量に基づいて第1画像のブロック毎に画像処理を施して第2補正画像を生成してもよい。
発光制御部は、撮像部が第1画像を撮像する場合に発光部を発光させ、撮像部が第2画像を撮像する場合に発光部を発光させないくてもよい。
撮像部は、第1画素数の第1画像を撮像し、第1画素数より小さい第2画素数の第2画像を撮像してもよい。
撮像部は、所定の数の撮像素子から構成され、第1画像を撮像する第1撮像デバイスと、所定の数より少ない数の撮像素子から構成され、第2画像を撮像する第2撮像デバイスとを有してもよい。
撮像部は、第1画像をカラーで撮像する第1撮像デバイスと、第2画像をモノクロで撮像する第2撮像デバイスとを有してもよい。
撮像部は、第1画像、第2画像、及び第3画像を連続して撮像し、発光制御部は、第3画像を撮像部が撮像する場合に、第1画像を撮像部が撮像する場合と同じ明るさで発光部を発光させ、移動量算出部は、第1画像と第3画像との間における被写体の第2移動量を算出し、第1画像、第2画像、及び第3画像の撮像タイミング、並びに第2移動量に基づいて、第1移動量を算出してもよい。
第1画像をフレーム間圧縮しないで格納部に格納させ、第2補正画像をフレーム間圧縮して格納部に格納させる画像圧縮部をさらに備えてもよい。
本発明の第2の形態によると、第1画像及び第2画像を連続して撮像する段階と、第1画像を撮像する場合に第2画像を撮像する場合より強く発光する段階と、第1画像と第2画像との間における被写体の第1移動量を算出する段階と、第1移動量に基づいて第1画像に画像処理を施して第2補正画像を生成する段階と、第2画像に代替して第2補正画像を格納する段階とを備える。
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となりうる。
本発明に係る撮像装置よれば、フラッシュ撮影により取得した画像を利用して、フラッシュを使用しないで撮影した画像の画質を向上させることができる。
以下、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係る撮像装置100の構成の一例を示す。本実施形態に係る撮像装置100においては、ストロボ装置により被写体に対して発光して取得した画像を用いて、被写体に対して発光しないで取得した画像の画質を向上させることを目的とする。例えば、動画撮影中において、所定の間隔で被写体に対して発光することによって所定のフレームのみを明るい画像で取得する。そして、被写体に対して発光することなく暗い画像で取得した他のフレームに対して、明るい画像で取得した所定のフレームを用いて画像処理を施す。これにより、全てのフレームを明るい画像、即ち高画質の画像とすることができる。また、動画撮影中にストロボ装置により被写体に対して発光して静止画を撮影した場合において、ユーザの所望のタイミングで静止画を撮影することができなかったときに、動画から抽出した所望のタイミングの画像に対して、ストロボ装置により被写体に発光して明るい画像で取得した静止画を用いて画像処理を施す。これにより、ユーザの所望のタイミングにおける静止画を明るい画像、即ち高画質の画像とすることができる。
撮像装置100は、発光部102、発光制御部104、撮像部106、撮像画像格納部108、移動量算出部110、画像生成部112、画像圧縮部114、及び補正画像格納部116を備える。撮像装置100は、例えば、動画撮影又は連写撮影ができるデジタルカメラ、携帯電話等である。
撮像部106は、第1画像及び第2画像を含む複数の画像を連続して撮像する。そして、撮像画像格納部108は、撮像部106が撮像した第1画像及び第2画像を含む複数の画像を格納する。また、発光部102は、被写体に対して発光する。発光部102は、例えば、ストロボ装置である。ここで、第1画像及び第2画像は、連続する複数の画像において隣接したタイミングで撮像された画像であってもよいし、連続する複数の画像において離れたタイミングで撮像された画像であってもよい。また、第1画像と第2画像とのいずれが先に撮像されてもよい。例えば、撮像部106は、動画撮影により1/60秒間隔で複数のフレームを取得してもよいし、連写撮影により複数の静止画を取得してもよい。
発光制御部104は、発光部102による発光のタイミングを制御し、撮像部106による撮像タイミングと発光部102による発光タイミングとの同期制御を行う。具体的には、発光制御部104は、撮像部106が第1画像を撮像する場合に、撮像部106が第2画像を撮像する場合より、発光部102を強く発光させる。即ち、発光制御部104は、撮像部106が第1画像を撮像する場合に発光部102を強く発光させ、撮像部106が第2画像を撮像する場合に発光部102を弱く発光させてもよいし、また、発光制御部104は、撮像部106が第1画像を撮像する場合に発光部102を発光させ、撮像部106が第2画像を撮像する場合に発光部102を発光させなくてもよい。
移動量算出部110は、第1画像と第2画像との間における被写体の移動量を算出する。具体的には、移動量算出部110は、第1画像及び第2画像を、複数の画素を含むブロックに分割し、ブロック毎に被写体の移動量を算出する。より具体的には、移動量算出部110は、第1画像が含むブロックのそれぞれを、第2画像が含むブロックと比較してマッチングを行うことによって、第1画像と第2画像との間の被写体の移動量をブロック毎に算出する。
画像生成部112は、移動量算出部110が算出した移動量に基づいて第1画像に画像処理を施して第2補正画像を生成する。具体的には、画像生成部112は、移動量算出部110が算出したブロック毎の移動量に基づいて第1画像のブロック毎に画像処理を施して第2補正画像を生成する。より具体的には、画像生成部112は、第1画像が含むブロックを、移動量算出部110が算出したブロック毎の移動量シフトさせることによって、発光部102を発光させないで撮像した第2画像と被写体の位置が同一であって、発光部102を発光させて撮像した第1画像と明るさが同一の第2補正画像を生成する。
補正画像格納部116は、発光部102を発光させて撮像した第1画像と、発光部102を発光させないで撮像した第2画像に代替して画像生成部112が生成した第2補正画像を格納する。また、第1画像及び第2画像を含む複数の画像が動画の各フレームである場合には、画像圧縮部114は、第1画像をフレーム間圧縮しないで補正画像格納部116に格納させ、第2補正画像をフレーム間圧縮して補正画像格納部116に格納させる。
以上のように、本実施形態に係る撮像装置100によれば、動画撮影において複数のフレームのうちの一部のフレームを発光部102を発光させて取得して、他のフレームを発光部102を発光させないで取得した場合であっても、全てのフレームを明るく高画質に補正することができ、明るく高画質な動画を取得することができる。また、動画撮影中に発光部102を発光させて静止画を取得する場合において、静止画を取得する所望のタイミングを逸したときでも、動画が有する所望のタイミングのフレームを、発光部102を発光させて取得した静止画に基づいて補正することにより、所望のタイミングにおける静明るく高画質な止画を取得することができる。さらに、所定の間隔で発光させることで、動画全体において明るく高画質の画像を取得することができるので、消費電力を低減させることができ、撮像装置100の継続駆動可能時間を長時間化させることができる。
図2は、本実施形態に係る撮像部106の構成の一例を示す。撮像部106は、ハーフミラー200、CCD202、及びCCD204を有する。ハーフミラー200は、被写体から放射される光を分光し、CCD202及びCCD204に照射する。CCD202は、本発明の第1撮像デバイスの一例であり、所定の数の撮像素子から構成され、発光部102が発光するタイミングで第1画像を撮像する。CCD204は、本発明の第2撮像デバイスの一例であり、所定の数より少ない数の撮像素子から構成され、発光部102が発光しないタイミングで第2画像を撮像する。即ち、撮像部106は、所定の数である第1画素数の第1画像を撮像し、第1画素数より小さい第2画素数の第2画像を撮像する。また、CCD202は、赤、緑、及び青のカラーフィルタを含み、第1画像をカラーで撮像し、CCD204は、第2画像をモノクロで撮像してもよい。
本実施形態に係る撮像装置100によれば、第1画像と第2画像との間における被写体の移動量を算出することができれば、第1画像及び移動量に基づいて、第2補正画像を生成することができる。したがって、第2画像は、被写体の移動量が算出できる程度であれば、画素数が小さくてもよく、またモノクロであってもよい。このように、画素数の少ないCCD204、またモノクロ撮像のCCD204を用いることによって、撮像装置100の価格を低減させることができる。
なお、以上に示した形態は、本実施形態の一例にすぎず、他の例においては、撮像部106は、第1画像及び第2画像を含む複数の画像を1つのCCDで撮像してもよい。また、撮像部106が2つのCCDを有する場合に、2つのCCDが同一の数の画素で構成され、2つのCCDがカラーで第1画像及び第2画像を撮像してもよい。
図3は、本実施形態に係る画像生成部112の構成の一例を示す。また、図4は、本実施形態に係る画像生成部112による画像生成方法の一例を示す。以下、図3及び図4を参照して画像生成方法について説明する。
図3に示すように、画像生成部112は、第1補正画像生成部300、補間画像抽出部302、第2補正画像生成部304、輝度算出部306、及び輝度補正部308を有する。また、図4に示すように、第1画像400は、発光部102が発光したときに撮像部106によって撮像された画像であり、第2画像402は、発光部102が発光しなかったときに撮像部106によって撮像された画像である。
まず、移動量算出部110は、撮像部106によって撮像されて撮像画像格納部108に格納された第1画像400及び第2画像402とを比較することによって、第1画像400と第2画像402との間における被写体A及びBの移動量404を算出する。そして、第1補正画像生成部300は、移動量算出部110が算出した移動量に基づいて第1画像400が含む被写体を移動させて第1補正画像406を生成する。本例においては、第1画像400と第2画像402との間において、被写体Aは移動していなく、被写体Bは移動しているので、第1補正画像生成部300は、被写体Bだけを移動させて第1補正画像406を生成する。
次に、補間画像抽出部302は、第1補正画像生成部300が生成した第1補正画像406と、撮像部106によって撮像されて撮像画像格納部108に格納された第2画像402とを比較して、第1補正画像406に含なれていなく第2画像402に含まれている被写体Cの画像である補間画像408を抽出する。そして、第2補正画像生成部304は、第1補正画像生成部300が生成した第1補正画像406と、補間画像抽出部302が抽出した補間画像408とを合成して第2補正画像410を生成する。
次に、輝度算出部306は、第1画像400と第2画像402との輝度の違いを算出する。そして、輝度補正部308は、第1画像400と第2画像402との輝度の違いに基づいて、第2補正画像410の輝度を補正して第2補正画像412を生成する。例えば、輝度算出部306は、第1画像400全体の平均輝度と第2画像402全体の平均輝度との輝度差を算出し、輝度補正部308は、算出した輝度差に基づいて、補間画像408の輝度を補正して第2補正画像412を生成してもよい。又は、輝度算出部306は、補間画像408の輝度と、第2補正画像410における補間画像408の周囲の輝度との輝度差を算出し、輝度補正部308は、算出した輝度差に基づいて、補間画像408の輝度を補間画像408の周囲の輝度に合わせる補正をして第2補正画像412を生成してもよい。
以上のように、暗く撮像された第2画像402の撮像タイミングにおける被写体の画像である第2補正画像412を、明るく撮像された第1画像400を用いて生成することができる。また、第1画像400に含まれず第2画像402に含まれる被写体Cについては、第2画像402に含まれる暗い画像しか存在しないが、上述のように、第1画像400及び第2画像402の輝度に基づいて、被写体Cの明るさを補正することによって、高画質の第2補正画像412を取得することができる。
図5は、本実施形態に係る移動量算出部110による移動量算出方法の一例を示す。上述の例では、移動量算出部110は、発光部102に発光させて撮像した第1画像と、発光部102に発光させないで撮像した第2画像とを比較することにより、第1画像と第2画像との間における被写体の移動量を算出したが、発光部102に発光させて撮像した第1画像及び第3画像と用いて、第1画像と第2画像との間における被写体の移動量を算出してもよい。
撮像部106は、第1画像、第2画像、及び第3画像を連続して撮像する。第1画像は、発光部102が発光したときに撮像部106によって撮像された画像であり、第2画像は、発光部102が発光しなかったときに撮像部106によって撮像された画像であり、第3画像は、発光部102が発光したときに撮像部106によって撮像された画像である。即ち、発光制御部104は、第3画像を撮像部106が撮像する場合に、第1画像を撮像部106が撮像する場合と同じ明るさで発光部102を発光させる。
そして、移動量算出部110は、第1画像と第3画像との間における被写体の移動量を算出する。そして、移動量算出部110は、第1画像、第2画像、及び第3画像の撮像タイミング、並びに第1画像と第3画像との間における被写体の移動量に基づいて、第1画像と第2画像との間における被写体の移動量を算出する。例えば、図5に示すように、発光部102による発光と発光との間で撮像部106が1つの第2画像を撮像する場合には、第1画像と第3画像との間における被写体の移動量の半分を、第1画像と第2画像との間における被写体の移動量として算出する。即ち、第1画像と第3画像との間の被写体の移動量に、第1画像と第2画像との時間間隔を第1画像と第3画像との時間間隔で割った値を掛けることによって、第1画像と第2画像との被写体の移動量を算出する。
なお、図5においては、発光部102が発光したときに撮像された2つの第1画像及び第3画像を用いて、一次関数を利用した線形補間により第1画像と第2画像との間の被写体移動量を算出する例を説明したが、発光部102が発光したときに撮像された3つ以上の画像を用いて、2次関数等の多次関数を利用した非線形補間により第1画像と第2画像との間の被写体移動量を算出してもよい。
図6は、本実施形態に係る画像圧縮部114による画像圧縮方法の一例を示す。ここでは、本実施形態に係る撮像装置100によって複数のフレームを含む動画を撮像して明るいフレームを用いて暗いフレームを補正した後、MPEG等により動画を圧縮する方法を説明する。
フレーム600及び612は、発光部102が発光したときに撮像部106によって撮像された画像である。フレーム602、604、606、608、610、614、・・・は、発光部102が発光しなかったときに撮像部106によって撮像された画像である。
図1から図5において説明したように、画像生成部112は、フレーム600を用いてフレーム602、604、606、608、及び610を明るい画像に補正して、フレーム622、624、626、628、及び630を生成する。また、画像生成部112は、フレーム612を用いてフレーム614、・・・を明るい画像に補正して、フレーム644・・・を生成する。
そして、画像圧縮部114は、発光部102が発光したときに撮像部106によって撮像されたフレーム600及び612、並びに画像生成部112によって生成された622、624、626、628、630、644・・・を圧縮する。このとき、画像圧縮部114は、発光部102が発光したときに撮像部106によって撮像されたフレーム600及び612に対してはフレーム間圧縮を行わず、画像生成部112によって生成されたフレーム622、624、626、628、630、644・・・に対してはフレーム間圧縮を行う。例えば、MEPGにより動画圧縮を行う場合には、フレーム600及び612をIピクチャ650及び662とし、フレーム622、624、626、628、630、644・・・をBピクチャ652、654、658、660・・・又はPピクチャ656・・・とする。
このように、発光部102が発光したときに撮像され、予め明るく高画質で撮像されたフレームに対してフレーム間圧縮を行わずに保存し、発光部102が発光しなかったときに撮像され、暗く低画質で撮像された後に画像処理により生成されたフレームに対してフレーム間圧縮を行って保存することによって、動画を再生する場合に、より現実の被写体に近い画像を生成して表示することができる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
撮像装置100の構成の一例を示す図である。 撮像部106の構成の一例を示す図である。 画像生成部112の構成の一例を示す図である。 画像生成部112による画像生成方法の一例を示す図である。 移動量算出部110による移動量算出方法の一例を示す図である。 画像圧縮部114による画像圧縮方法の一例を示す図である。
符号の説明
100 撮像装置
102 発光部
104 発光制御部
106 撮像部
108 撮像画像格納部
110 移動量算出部
112 画像生成部
114 画像圧縮部
116 補正画像格納部
200 ハーフミラー
202 CCD
204 CCD
300 第1補正画像生成部
302 補間画像抽出部
304 第2補正画像生成部
306 輝度算出部
308 輝度補正部
400 第1画像
402 第2画像
404 移動量
406 第1補正画像
408 補間画像
410 第2補正画像
412 第2補正画像

Claims (13)

  1. 第1画像及び第2画像を連続して撮像する撮像部と、
    被写体に対して発光する発光部と、
    前記撮像部が前記第1画像を撮像する場合に、前記撮像部が前記第2画像を撮像する場合より、前記発光部を強く発光させる発光制御部と、
    前記第1画像と前記第2画像との間における被写体の第1移動量を算出する移動量算出部と、
    前記第1移動量に基づいて前記第1画像に画像処理を施して第2補正画像を生成する画像生成部と、
    前記第2画像に代替して前記第2補正画像を格納する格納部と
    を備える撮像装置。
  2. 前記画像生成部は、
    前記第1移動量に基づいて前記第1画像が含む被写体を移動させて第1補正画像を生成する第1補正画像生成部と、
    前記第1補正画像と前記第2画像を比較して、前記第1補正画像に含なれていなく前記第2画像に含まれている被写体の画像である補間画像を抽出する補間画像抽出部と、
    前記第1補正画像と前記補間画像とを合成して前記第2補正画像を生成する第2補正画像生成部と
    を有する請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記画像生成部は、
    前記第1画像と前記第2画像との輝度の違いを算出する輝度算出部と、
    前記輝度の違いに基づいて、前記第2補正画像の輝度を補正する輝度補正部と
    をさらに有する請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記輝度算出部は、前記第1画像全体の平均輝度と前記第2画像全体の平均輝度との輝度差を算出し、
    前記輝度補正部は、前記輝度差に基づいて、前記補間画像の輝度を補正する
    請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記輝度算出部は、前記補間画像の輝度と、前記第2補正画像における前記補間画像の周囲の輝度との輝度差を算出し、
    前記輝度補正部は、前記輝度差に基づいて、前記補間画像の輝度を前記補間画像の周囲の輝度に合わせる補正をする
    請求項3に記載の撮像装置。
  6. 前記移動量算出部は、前記第1画像及び前記第2画像を複数の画素を含むブロックに分割し、前記ブロック毎に被写体の前記第1移動量を算出し、
    前記画像生成部は、前記ブロック毎の前記第1移動量に基づいて前記第1画像の前記ブロック毎に画像処理を施して前記第2補正画像を生成する
    請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記発光制御部は、前記撮像部が前記第1画像を撮像する場合に前記発光部を発光させ、前記撮像部が前記第2画像を撮像する場合に前記発光部を発光させない
    請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記撮像部は、第1画素数の前記第1画像を撮像し、前記第1画素数より小さい第2画素数の前記第2画像を撮像する
    請求項1に記載の撮像装置。
  9. 前記撮像部は、
    所定の数の撮像素子から構成され、前記第1画像を撮像する第1撮像デバイスと、
    前記所定の数より少ない数の撮像素子から構成され、前記第2画像を撮像する第2撮像デバイスと
    を有する請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記撮像部は、
    前記第1画像をカラーで撮像する第1撮像デバイスと、
    前記第2画像をモノクロで撮像する第2撮像デバイスと
    を有する請求項1に記載の撮像装置。
  11. 前記撮像部は、前記第1画像、前記第2画像、及び第3画像を連続して撮像し、
    前記発光制御部は、前記第3画像を前記撮像部が撮像する場合に、前記第1画像を前記撮像部が撮像する場合と同じ明るさで前記発光部を発光させ、
    前記移動量算出部は、前記第1画像と前記第3画像との間における被写体の第2移動量を算出し、前記第1画像、前記第2画像、及び前記第3画像の撮像タイミング、並びに前記第2移動量に基づいて、前記第1移動量を算出する
    請求項1に記載の撮像装置。
  12. 前記第1画像をフレーム間圧縮しないで前記格納部に格納させ、前記第2補正画像をフレーム間圧縮して前記格納部に格納させる画像圧縮部
    をさらに備える請求項1に記載の撮像装置。
  13. 第1画像及び第2画像を連続して撮像する段階と、
    前記第1画像を撮像する場合に前記第2画像を撮像する場合より強く発光する段階と、
    前記第1画像と前記第2画像との間における被写体の第1移動量を算出する段階と、
    前記第1移動量に基づいて前記第1画像に画像処理を施して第2補正画像を生成する段階と、
    前記第2画像に代替して前記第2補正画像を格納する段階と
    を備える撮像方法。
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