JP2005315887A - 陽電子放出断層システムの規格化のための方法及びシステム - Google Patents

陽電子放出断層システムの規格化のための方法及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】陽電子放出断層システムの規格化のための方法及びシステムを提供する。
【解決手段】陽電子放出断層システム(100)の規格化のための方法及びシステムを提供する。本方法は、少なくとも1つのセプタ(110)を有する陽電子放出断層システムから3次元規格化スキャン・データを収集する工程と、この少なくとも1つのセプタの構成にその一部で基づいてダウンサンプリング係数を決定する工程と、を含む。本方法はさらに、このダウンサンプリング係数を用いて3次元規格化スキャン・データを修正する工程を含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、全般的には陽電子放出断層(PET)システムにおける画像再構成に関する。さらに詳細には、本発明は、画像再構成で利用される規格化係数の決定に関する。
患者の身体の(例えば、その一部分の)医用イメージングでは、様々な技法や様式が使用されることがある。PETイメージングは、人体の内部臓器の検査を可能とさせるような非侵襲的な核医学イメージング技法の1つである。PETイメージングによって、医師は患者の身体全体を同時に観察することができる。PETイメージングは、他の方法では得ることができない人体の多くの機能に関する画像を生成させる。
PETイメージングでは、陽電子を放出するアイソトープが患者の身体内に注入される。これらのアイソトープのことを放射性医薬品(radiopharmaceuticals)と呼んでおり、これらは寿命の短い不安定なアイソトープである。これらのアイソトープは、身体内に注入されると崩壊し陽電子と呼ぶ正に帯電した粒子を放出する。放出された後これらの陽電子が電子と出合うと、これらは消滅して1対の光子に変換される。この2つの光子は概ね反対方向に放出される。PETスキャナは、典型的には、こうした消滅の事象を検出するために患者の身体の周りに共軸性の幾つかのリング状の検出器を含んでいる。
この検出器は、結晶またはシンチレータを含んでおり、これに衝突する光子またはガンマ線のシンチレーションを検知している。この検出器に接続した同時発生検出回路は、その光子のうち患者の相対する側にある2つの検出器によって同時に検出された光子だけを記録する。典型的なスキャンの間に数億回の事象が検出されかつ記録され、リング内の各検出器対を結んだ線に沿った消滅事象の個数が示される。次いで、集められたデータを使用して画像が再構成される。
既存のPETスキャナは、2次元(2D)データ収集か3次元(3D)データ収集のいずれかに基づいている。2D収集PETスキャナの場合には、スキャナの中心軸に直交する面に沿ったデータだけが集められる。単一の面からだけデータを集めるために、2DのPETスキャナの検出器リングは短いセプタまたは検出器遮蔽によって分離されている。
3DのPETスキャナの場合では、検出器リング間のセプタが除去されている。サンプル・ボリューム全体にわたってデータが集められ、次いでこれが撮像空間を通る実際の軌道に基づいて再構成される。これらの軌道は1つの具体的な面内に存在することや、該面内に存在しないことがある。
スキャン中に集められたデータは不整合性を含むことがある。これらの不整合性は、イメージング・システムの様々な要因あるいは動作特性に起因することがあり、これらのうちの1つはPETスキャナの検出器リング間に遮蔽またはセプタが存在することである。したがって、集められたデータは、画像の再構成のためにこれらのデータを使用する前に規格化(normalize)される。スキャン・データの規格化に関する周知の方法によれば、補正係数は、(i)同時発生を形成する2つの検出器の単一結晶効率(single−crystal efficiencies)と(ii)幾何学係数との積である。
システム内の各応答線(line of response:LOR)間における検出効率の差を考慮に入れるためには、幾つかの規格化方法が使用されている。既存の規格化方法はLOR半径及びトランスアキシャル角度を考慮に入れているが、検出器応答線のアキシャル角度は考慮に入れていないのが一般的である。少なくとも1つの周知の方法では、その幾何学係数を、検出器リングと平行な単一の面内におけるLOR半径とLOR角度の関数であると仮定している。2Dスキャンでは、データはすべてこの面内にあり、アキシャル角度はゼロである。3DのPETスキャナでは、セプタがないため、システムの応答は一般にアキシャル角度と無関係となる。しかし3Dシステムにセプタを追加すると、これが成り立たなくなる。したがって、かなりのアキシャル角度効果が存在することになる。
Chesler及びStearns、IEEE Trans.Nucl.Sci.,Vol.37(2),768〜772頁
スキャン・データの規格化のためのこれら周知の方法は幾つかの欠点を有している。例えば2Dスキャンの場合では、セプタの位置決めにおける誤差が1ミリメートル(mm)以下の僅かなものであっても、スキャン・データにかなりの不正確性を生じさせる可能性がある。多くの用途において、こうした位置決め誤差が生じる可能性がある。さらに、セプタを取り除いた3D収集の場合では、システムはより多くの数の不正同時発生事象や散乱光子を記録する。このため画像内のノイズが増加し、したがって画質が低下する。3DのPETスキャナの検出器リング間にセプタを導入すると、アキシャル方向にかなり大きな幾何学係数が存在する。周知の画像再構成法におけるこの大きな幾何学係数は補償されていない。
したがって、周知の画像再構成法は、3DのPETスキャナの場合の規格化に関してセプタの存在を考慮に入れることができていない。さらに、周知の規格化方法はアキシャル方向に生じる幾何学係数を補償していない。
例示的な一実施形態では、少なくとも1つのセプタを有する陽電子放出断層システムの規格化のための方法を提供する。本方法は、少なくとも1つのセプタを有する陽電子放出断層システムから3次元規格化スキャン・データを収集する工程と、この少なくとも1つのセプタの構成にその一部で基づいてダウンサンプリング係数を決定する工程と、を含む。本方法はさらに、このダウンサンプリング係数を用いて3次元規格化スキャン・データを修正する工程を含む。
別の例示的な実施形態では、陽電子放出断層システムを提供する。本システムは、少なくとも1つのセプタを有する、3次元スキャンを実行するための陽電子放出断層スキャナを含む。本システムはさらに、陽電子放出断層スキャナの規格化を制御するための制御装置であって、その少なくとも1つのセプタの構成にその一部で基づいてこの陽電子放出断層スキャナから受け取った3次元スキャン・データをダウンサンプリングするように構成された制御装置を含む。
図1は、PETシステム100(図2参照)の複数の検出器リング50の例示的な一実施形態を表した概要図である。PETシステム100は、その各々が複数の検出器から形成されている幾つかの検出器リング50を含むことがある。本発明の一実施形態では、そのPETシステムは、24個の共軸性の検出器リングを含んでいる。検出器102及び104は検出器リング50の相対する側にある検出器リング50上に位置決めされている。検出器106及び108は、異なる検出器リング50上に位置決めされている。本発明の一実施形態では、各検出器リングはセプタ110によって分離されている。セプタ110は、リングまたはトロイドの形状とした環状のディスクである。別の実施形態では、セプタ110は、各検出器リング50の後に交互に存在させている。セプタ110は、任意の数の検出器リング50ごとに配置させることがある。セプタ110は、ある特定の検出器リング50の面だけで光子またはガンマ線を伝播させ、かつ面と交差する光子を部分的に遮蔽することができる。例示的な一実施形態では、セプタ110のそれぞれは、厚さが0.8mmであり、かつ高さが20mmである。こうしたセプタ110を用いて動作させる3DのPETシステム100のことを本明細書では、2.5次元(2.5D)の動作モードで動作すると呼ぶことにする。本発明の様々な実施形態は、例えば、まばらなセプタや収束性のセプタ(例えば、アキシャル方向の中心からの距離によって規定される様々な長さをもつセプタ)など異なる寸法のセプタ110や異なるタイプのセプタを有するPETシステムと連携させて実現することができることに留意すべきである。さらに、本発明の様々な実施形態は、異なるモードで動作するPETシステムと連携させて実現することができる。
光子またはガンマ線がそれに沿って伝播する線は、単一の検出器リング50の面内に来ることや該面内に来ないことがある。例えば、点112の位置で陽電子が電子に出合って消滅することがある。生じた光子対は、応答線(LOR)114に沿った単一の検出器リング50の面内を伝播することや、あるいはLOR116に沿った交差面内を伝播することがある。交差面LOR116を移動する光子は、セプタ110の高さ(例えば、その短い側の高さ)のためにセプタ110によって遮蔽される。動作時において、LOR114は単一の検出器リング50によって検出されており、一方LOR116は2つの異なる検出器リング50によって検出されている。
図2は、PETシステム100の例示的な一実施形態のブロック図である。PETシステム100は、PETスキャナ202と、規格化及び画像再構成を制御するための制御装置203と、を含んでいる。規格化及び画像再構成を制御するための制御装置203はさらに、オペレータ・ワークステーション204と、データ収集処理装置206と、画像再構成処理装置208と、を含んでいる。PETスキャナ202、オペレータ・ワークステーション204、データ収集処理装置206及び画像再構成処理装置208は通信リンク210(例えば、シリアル通信リンクやワイヤレスリンク)を介して相互接続させている。PETスキャナ202は、ガントリとも呼ばれており、スキャン・データを収集しそのスキャン・データをデータ収集処理装置206に送っている。PETスキャナ202の動作は、オペレータ・ワークステーション204から制御を受けている。データ収集処理装置206が収集したデータは、画像となるように画像再構成処理装置208によって再構成されている。
PETスキャナ202は複数の検出器リングを支持している。こうした検出器リングの1つである検出器リング212を図2に示している。検出器リング212は中央開口を含んでおり、この内部において、例えば検出器リング212の中心軸と一致させたモータ式テーブルを用いて患者214を位置決めすることができる。モータ式テーブルは、オペレータ・ワークステーション204から受け取った1つまたは複数のコマンドに応答して検出器リング212の中央開口の内部まで患者214を移動させている。PETスキャナ制御装置216は、ガントリ制御装置とも呼ばれており、PETスキャナ202の内部に設けられている(例えば、装着されている)。PETスキャナ制御装置216は通信リンク210を介してオペレータ・ワークステーション204から受け取ったコマンドに応答する。したがって、PETスキャナ202の動作は、PETスキャナ制御装置216を介してオペレータ・ワークステーション204から制御を受ける。
検出器リング212は、複数の検出器ユニットを含んでいる。例示的な一実施形態では、各検出器リングは70個の検出器を備えている。例えば、検出器リング212は検出器102(図1参照)と、検出器104(図1参照)と、幾つかの別の検出器と、を含んでいる。検出器102は、これ以外の検出器と同様に、複数の光電子増倍管(例えば、4個の増倍管)の前側に配置させたマトリックス状に配列させた1組のシンチレータ結晶を含んでいる。例示的な一実施形態では、各検出器は6個の結晶を備えている。光子が検出器上のある結晶に衝突すると、この結晶上にシンチレーションを発生させる。各光電子増倍管は、シンチレーション事象が生じると、線218上にアナログ信号を発生させる。PETスキャナ202内にはこれらのアナログ信号を受け取るために1組の収集回路220を設けている。収集回路220は、その事象の3D位置及びその事象の総エネルギーを示すディジタル信号を生成している。収集回路220はさらに、シンチレーション事象が生じた時間または時点を示す事象検出パルスを生成させている。これらのディジタル信号は、通信リンク(例えば、ケーブル)を介してデータ収集処理装置206内の事象ロケータ回路222に送られている。データ収集処理装置206は、事象ロケータ222と、収集CPU224と、同時発生検出器226と、を含んでいる。データ収集処理装置206は、収集回路220が生成させた信号を周期的にサンプリングしている。収集CPU224は、バックプレーン・バス228及び通信リンク210上の通信を制御している。事象ロケータ回路222は、有効な各事象に関する情報を処理し、検出したこの事象を示すディジタル数の組を提供している。具体的には、この情報は、その事象が生じた時刻と、その事象を検出したシンチレーション結晶の位置と、を示している。事象データ・パケットはバックプレーン・バス228を介して同時発生検出器226に伝達される。同時発生検出器226は、事象ロケータ回路222から事象データ・パケットを受け取ると共に、検出したこの事象のうちの任意の2つが同時発生であるか否かを判定する。この同時発生は多数の要因によって判定される。第1の要因は、各事象データ・パケットの時間マーカーが互いから所定の時間期間(例えば、6.25ナノ秒)以内でなければならないことである。第2の要因は、その同時発生事象を検出する2つの検出器を結んだ直線によって形成されるLORが、PETスキャナ202内の撮像域を通過しているべきであることである。対にすることができない事象は棄却される。同時発生事象対は、同時発生データ・パケットとして位置特定されて記録され、このパケットは通信リンクを介して画像再構成処理装置208内のソータ230に送られる。
画像再構成処理装置208は、ソータ230と、メモリ・モジュール232と、画像CPU234と、画像処理装置236と、バックプレーン・バス238と、を含んでいる。ソータ230は、各投影レイに沿って生じたすべての事象をカウントし、これらの事象を3Dデータになるように編成させている。この3Dデータまたはサイノグラムは、例示的な一実施形態では、データアレイ240として編成させている。データアレイ240はメモリ・モジュール232内に格納される。バックプレーン・バス238は、画像CPU234を通じて通信リンク210にリンクされている。画像CPU234は、バックプレーン・バス238を介した通信を制御している。バックプレーン・バス238にはさらに、アレイ処理装置236も接続されている。アレイ処理装置236は、入力としてデータアレイ240を受け取ると共に、画像アレイ242の形で画像を再構成させている。得られた画像アレイ242はメモリ・モジュール232内に格納される。
画像アレイ242内に格納した画像は、画像CPU234によってオペレータ・ワークステーション204に伝達される。オペレータ・ワークステーション204は、CPU244と、表示デバイス246と、入力デバイス248と、を含んでいる。CPU244は通信リンク210につながっていると共に、入力デバイス248から入力(例えば、ユーザ・コマンド)を受け取っている。入力デバイス248は例えば、キーボード、マウス、またはタッチ・スクリーン・パネルとすることがある。入力デバイス248及び付属の制御パネル・スイッチを通じて、オペレータは、PETスキャナ202の較正及び構成、並びにスキャンのための患者214の位置決めを制御することができる。同様に、オペレータは、得られた画像の表示デバイス246上における表示を制御することができ、かつワークステーションCPU244が実行するプログラムを使用した画像強調を実施することができる。
図3は、本発明の例示的な一実施形態による画像再構成に関する規格化係数を決定するための方法を表した流れ図である。この方法は、例えばデータアレイ240に対して処理装置236により、その画像再構成処理の一部として実行させることがある。具体的には、302において、「r」、「θ」、「φ」及び「z」が図1及び図2に示したのと同じ次元であるとした3D規格化スキャンデータS(r,θ,φ,z)が取得される。「r」はLORに関する検出器リング50の中心軸からの垂直距離であり、「θ」は垂直中心軸によって規定される面上においてLORがPETスキャナの中心軸を通過する垂直線とで成す角度であり、「φ」はLORが垂直線とで成す角度であり、「z」は検出器リング50の軸の方向で事象を検出する2つの検出器間の距離である。このデータは、ロッド線源(rod source)を用いて規格化スキャンを実施することによって取得することがある。このロッド線源は、そのスキャナと共軸性の軌道に沿って回転させ、様々な検出器からの読み値を計測している。このデータはさらに、解析モデルを用いた直接計算によって取得されることがある。さらに、このデータは、スキャンのモンテカルロ・シミュレーションによるか、解析モデルとシミュレーションの組み合わせによって予測されることがある。
304では、規格化スキャン・データがダウンサンプリングされると共に、幾何学係数g(r,θ,φ,z)が計算される。規格化スキャン・データは、「r」がデータ・サイノグラムの半径方向の次元であるとした{r,θ,φ,z}データ組になるまでダウンサンプリングされる。例えばrは、GE Medical Systemsにより製造されている3D画像収集PETスキャナであるGE Discovery ST(商標)スキャナでは、249に等しい。このスキャナにより収集される角度の総数は210である。規格化スキャン・データのダウンサンプリングは、検出器幾何学形状の対称性を利用するために実施される。本発明の例示的な一実施形態では、リング1つあたり420個の結晶を、それぞれ6つの結晶からなる70個のブロックになるようにして形成させている。リング内においてこれらの結晶は、検出器リングの周りに70回の対称性が得られるようにして配列されている。幾何学係数は、この対称性全体にわたって同様の方式の挙動となることが予期される。したがって、ダウンサンプリングされたサイノグラムの角度次元の値は6となる。
ダウンサンプリングされた幾何学スキャン・データはさらに、{r,M,Φ}データ組で表すこともある。「M」はサイノグラムの総数である。例えば、具体的なあるスキャナが24個の検出器リングを含んでいる場合、検出器リング対の組み合わせの総数は576(24×24)となる。一実施形態では、「M」は隣同士のリングすなわち隣接するリングの場合に2重に算入された組み合わせを除外しており、この場合、上記のケースのパラメータMの値は553(576−23)に等しくなる。パラメータ「M」はしたがって、{r,θ,φ,z}データ組のパラメータ「z」とパラメータ「θ」を算入したものとなる。「Φ」は収集したビューの総数のダウンサンプリング組込み係数である。したがってこの例では、{249,553,6}のダウンサンプリング組が取得される。
次いでこのデータ組を用いて幾何学係数g(r,θ,φ,z)が計算される。本発明の一実施形態では、φの各6個の値にわたる規格化スキャン・データS(r,θ,φ,z)の平均値を計算し、幾何学係数g(r,θ,φ,z)を得ている。規格化スキャン・データS(r,θ,φ,z)から幾何学係数g(r,θ,φ,z)の値を計算するためには、別の方法が使用されることもある。
306では、幾何学係数g(r,θ,φ,z)及び結晶効率係数を用いて3D規格化データアレイが決定される。結晶効率係数を計算するには、3Dファントーム収集スキャン・データが収集される。本発明の一実施形態では、ファントームのみをカバー範囲とするように投影面幅の範囲を制限することによってファントーム・スキャンが実施される。このファントーム・スキャンから、ファントーム・スキャン・データS(u,v,φ,θ)が取得される。ここで、「φ」及び「θ」はある具体的なLORに関する投影面を規定しており、また「u」及び「v」はこの投影面内のデカルト座標を規定している。ファントーム・スキャン・データの「u」と「v」の座標は、当該のPETスキャナの幾何学形状に従った幾何学係数のそれぞれ「r」と「z」の座標に関連付けされる。次いで、ファントーム・スキャンS(u,v,φ,θ)データを幾何学係数g(r,θ,φ,z)で割り算し、サイノグラムS’(u,v,φ,θ)が作成される。平均サイノグラム横列S’(u)は、サイノグラムS’(u,v,φ,θ)の横列の算術平均または幾何学平均から決定される。さらに、サイノグラムS’(u,v,φ,θ)をこの平均サイノグラムS’(u)で割り算し、サイノグラムS”(u,v,φ,θ)が作成される。次いで、S”(u,v,φ,θ)に関して結晶平均化スキームを実行し、各結晶(X,Z)が関与した事象の数を表している結晶効率アレイe(X,Z)を作成することができる。この効率アレイe(X,Z)は、すべてのe(X,Z)にわたるその平均値が1.0となるようにスケール調整される。結晶平均化スキームはよく知られており、また例えばChesler及びStearnsによるIEEE Trans.Nucl.Sci.,Vol.37(2),768〜772頁に記載されている。しかる後に、3D規格化データアレイが生成されている。規格化データアレイN(u,v,θ,φ)は1/[g(r,θ,φ,z)e(X,Z)e(X,Z)]で定義される。
この規格化データアレイN(u,v,θ,φ)は、例えば患者スキャンを実行した後でスキャンで得られたデータを規格化するために使用される。詳細には、計測したスキャン・データを規格化するためには、計測したスキャン・データにこの規格化データアレイN(u,v,θ,φ)を掛け算している。3D画像再構成処理の一部として別の補正方法が実施されることもある。これらの補正方法には、単一の検出器が同時に2つの同時発生を処理できないことに起因するデッドタイム係数の補正のための方法が含まれる。さらに、患者の身体内部における散乱性でランダムな同時発生や光子の減衰を考慮に入れるためのアーチファクト補正の方法が実施される。
規格化アレイを作成する際に使用するための本明細書に記載した規格化データアレイ法の様々な実施形態は、そのセプタ及び結晶がこれらの所望の位置に正確に配置されていないことがあることを考慮に入れている。さらに開示した様々な実施形態は、単一の検出器リング内部における感度の変動に関して、並びに異なる検出器リング間の相対的交差面感度に関して補償している。これらの様々な実施形態は、漁網様(fishnet)アーチファクトやモジュール間隔の変動などの影響も考慮に入れている。このため、作成される規格化データアレイN(u,v,θ,φ)によって、改良された画像の再構成が容易となる。
さらに、検出器リング間にセプタを含んだPETスキャナでは、アキシャルのすなわち「z」の次元に由来する幾何学係数が重要となることがある。本発明の様々な実施形態はこの幾何学係数を補償しており、これによりまた改良された画像の再構成が容易となる。
図4及び図5は、PET画像の再構成に関する本発明の一実施形態による3D規格化を実行することの効果を表している。画像402は、3D規格化を使用せずに再構成させた例示的なファントーム画像である。一方画像502は、開示した方法に従って3D規格化を使用して再構成されている。画像402及び502は、直径が20センチメートル(cm)で長さが20cmの均一ファントームをPETスキャナ内に配置して用いることによって取得したものである。
この幾何学係数は時間の経過に伴って大きく変化することがないため、幾何学係数を決定するための2D規格化スキャンは比較的低い頻度で実施することが可能であることに留意すべきである。例えば、この規格化スキャンは3ヶ月ごとに1度の割合で実施することや、ある具体的なスキャナに関して(または、ある具体的なスキャナ設計に関しては)1回のみの実施とすることがある。3Dファントーム収集スキャン並びにこのファントーム収集スキャンに基づいた更新3D規格化データアレイN(u,v,θ,φ)の作成は、単一の結晶効率のより急速な変化を評価するためには、より頻繁に実施されるのが典型的である。
特定の様々な実施形態に関して本発明を記載してきたが、当業者であれば本発明が本特許請求の範囲の精神及び趣旨の域内の修正を伴って実施できることが理解されよう。
本発明の例示的な一実施形態によるPETシステムの複数の検出器リングを表した概要図である。 本発明の例示的な一実施形態によるPETシステムのブロック図である。 本発明の例示的な一実施形態に従って画像再構成のための規格化係数を決定する方法を表した流れ図である。 PET画像の再構成に対する3D規格化スキームの影響を表している例示的画像である。 PET画像の再構成に対する3D規格化スキームの影響を表している例示的画像である。
符号の説明
50 検出器リング
100 PETシステム
102 検出器
104 検出器
106 検出器
108 検出器
110 セプタ
114 応答線(LOR)
116 応答線(LOR)
202 PETスキャナ
203 制御装置
204 オペレータ・ワークステーション
206 データ収集処理装置
208 画像再構成処理装置
210 通信リンク
212 検出器リング
214 患者
216 PETスキャナ制御装置
220 収集回路
222 事象ロケータ
224 収集CPU
226 同時発生検出器
228 バックプレーン・バス
230 ソータ
232 メモリ・モジュール
234 画像CPU
236 画像処理装置
238 バックプレーン・バス
240 データアレイ
242 画像アレイ
244 ワークステーションCPU
246 表示デバイス
248 入力デバイス
402 3D規格化を使用しない再構成画像
502 3D規格化を使用した再構成画像

Claims (10)

  1. 少なくとも1つのセプタ(110)を有する陽電子放出断層システム(100)に対する規格化の方法であって、
    少なくとも1つのセプタを有する陽電子放出断層システムから3次元規格化スキャン・データを収集する工程(302)と、
    前記少なくとも1つのセプタの構成にその一部で基づいてダウンサンプリング係数を決定する工程(304)と、
    前記3次元規格化スキャン・データを前記ダウンサンプリング係数を用いて修正する工程(306)と、
    を含む方法。
  2. rがデータ・サイノグラムの半径方向次元であり、θが垂直中心軸によって規定される面に対する応答線の角度であり、φが垂直軸によって規定される応答線の角度であり、かつzが陽電子放出断層システム(100)内の2つの検出器リング間の距離であるとした幾何学係数g(r,θ,φ,z)を前記ダウンサンプリングに基づいて決定する工程(304)をさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. rがデータ・サイノグラムの半径方向次元であり、Mがデータ組内のサイノグラムの総数であり、かつΦが収集したビューの総数のうちのダウンサンプリング組込み係数であるとしたダウンサンプリング済み規格化データ・アレイN(r,M,Φ)まで前記3次元スキャン・データをダウンサンプリングする工程(306)をさらに含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記ダウンサンプリング係数は、前記陽電子放出断層システム(100)のアキシャル位置及びアキシャル角度に少なくともその一部で基づいて規定されている、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ダウンサンプリング係数は、前記陽電子放出断層システム(100)のトランスアキシャル角度及びアキシャル角度からなる組に少なくともその一部で基づいて規定されている、請求項1に記載の方法。
  6. 少なくとも1つのセプタ(110)を有する陽電子放出断層システム(100)に関する規格化係数を決定するための方法であって、
    少なくとも1つのセプタを有する陽電子放出断層システムによって実施される幾何学スキャンから3次元収集スキャン・データを取得する工程(302)と、
    前記3次元収集スキャン・データをダウンサンプリングし、rがデータ・サイノグラムの半径方向次元であり、Mがデータ組内のサイノグラムの総数であり、かつΦが収集したビューの総数のうちのダウンサンプリング組込み係数であるとした規格化データアレイN(r,M,Φ)になるまで該3次元収集スキャン・データをダウンサンプリングさせるようなダウンサンプリング工程(304)と、
    rがデータ・サイノグラムの半径方向次元であり、θが垂直中心軸によって規定される面に対する応答線の角度であり、φが垂直軸によって規定される応答線の角度であり、かつzが陽電子放出断層システム内の2つの検出器リング間の距離であるとした幾何学係数g(r,θ,φ,z)を前記ダウンサンプリングに基づいて決定する工程(304)と、
    前記幾何学係数に基づいて3次元規格化データアレイ係数を決定する工程(306)と、
    を含む方法。
  7. 前記取得の工程(302)は、前記幾何学スキャンからのすべての同時発生応答線を含む3次元応答線データを前記幾何学スキャンから収集する工程を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記取得の工程(302)はさらに、シミュレーション、複数の計測値、モデル化、及び解析計算のうちの少なくとも1つから3次元収集スキャン・データを決定する工程を含む、請求項6に記載の方法。
  9. 少なくとも1つのセプタ(110)を有する、3次元スキャンを実行するための陽電子放出断層スキャナ(202)と、
    前記陽電子放出断層スキャナの規格化を制御するための制御装置(203)であって、前記少なくとも1つのセプタの構成にその一部で基づいて前記陽電子放出断層スキャナから受け取った3次元スキャン・データをダウンサンプリングするように構成された制御装置と、
    を備える陽電子放出断層システム(100)。
  10. rがデータ・サイノグラムの半径方向次元であり、Mがデータ組内のサイノグラムの総数であり、かつΦが収集したビューの総数のうちのダウンサンプリング組込み係数であるとした規格化データアレイN(r,M,Φ)になるまで前記3次元スキャン・データがダウンサンプリングされている、請求項9に記載の陽電子放出断層システム(100)。
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