JP2005311973A - ネットワークリカバリーシステム及びネットワークリカバリー方法並びにノード - Google Patents

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Abstract

【課題】 異常が発生した場合、ネットワークを速やかに回復させてネットワーク遅延を抑制し、かつ通信品質の向上を図る。
【解決手段】 異常が発生した隣接ノードを検出する隣接ノード異常検出手段4と、隣接ノード異常検出手段で検出された隣接ノードに代わって新しい接続先のノードを決定し、ネットワークを復旧するリカバリー先ノード決定手段5と、新しい接続先のノードとの接続を確立するコネクション確立手段6と、隣接ノード情報を取得する隣接ノード情報取得手段2と、隣接ノード情報を所定の場所に格納する隣接ノード情報記憶手段とを備え、リカバリー先ノード決定手段5は、隣接ノード異常検出手段4で検出された隣接ノードについての隣接ノード情報を参照して、新しい接続先のノードを決定する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ネットワークを構成する複数のノードのうち任意のノードの故障や離脱などによって分断されたネットワークを復旧させるネットワークリカバリーシステム及びネットワークリカバリー方法並びにノードに関する。
インターネット環境の普及に伴ってIP(Internet Protocol)ネットワークの利用範囲が広がり、あらゆる環境にグローバルなIPアドレスが提供されるようになってきている。この傾向は、IPv6(Internet Protocol Version 6)の普及によって益々高まり、家電製品やPDA(Personal Digital Assistant)等の様々な電子機器に対してIPアドレスが付与されることになる。
例えば、音声等の高品質を要求するリアルタイムアプリケーションをIPネットワークの環境下で動作させるためには、任意のノード間での品質を確保する必要があり、このような必要性から、広域に分散した多ノード環境下では一方のノードが故障する場合あるいは経路が切断される場合も多々あり、従って、任意の2ノード間の経路を選択し、所望の経路を選択したいという要求が生じている。
この場合、例えば、特許文献1に記載のネットワークにおける経路選択方法では、リンクが切断されたときに、送信意図ノードは、送信相手先ノードとの間のリンクを中継できる適当なノードを検索し、中継可能なノードを発見できれば当該ノードを中継ノードとして選択し、当初の送信相手先ノードにデータを送信している。
また、特許文献2に記載の分散障害回復装置では、通常時に設定されるコネクションの経路として、負荷分散経路計算手段が、候補経路データベースより負荷分散効果の高い経路を選んでコネクション設定を行うことで、高負荷のリンクが偏在しないようにリンク資源を利用する装置であり、障害によって切断されたコネクションのための復旧用コネクションの経路として、負荷分散復旧経路計算手段が、候補経路データベースより負荷分散効率の高い経路を選んで復旧用コネクション設定を行うことで、復旧用コネクションがあるリンクに集中することを防止している。
特開2003−298594号公報 特開2001−298482号公報
しかしながら、上述した特許文献1記載の発明は、リンクが遮断されたときに、送信意図ノードが中継ノードを選択することによって、当初の送信相手先にデータを送信するが、この発明は、中継ノードが、送信意図ノードと同格のいずれかのノードから選択され、送信意図ノードの情報を一度その中継ノードに渡した後、再度所望のノードに送信する必要があり、コネクションを確立し直すものではないので、その場限りの応急処置であり分断されたネットワークを復旧することはできないという問題がある。
また、特許文献2に記載の発明は、通常時に設定されるコネクションの経路として負荷分散効果の高い経路を選んでコネクション設定を行い、高負荷リンクが偏在しないように、リンク資源を利用して復旧用コネクションがあるリンクに集中することを防止するものであり、表面上では、ネットワーク内で各ノードが自律的にネットワークトポロジ情報を交換し、障害により切断されたコネクションを再接続するように構成されているが、この発明も、計算で得られた経路に沿って負荷分散効果の高い経路を選択するものであり、、障害ノードを迂回する必要があり、コネクションを確立し直すものではないので分断されたネットワークを復旧することはできないという問題がある。
また、従来のピアツーピア(Peer−to−Peer;P2P)システムでは、ノードの離脱や故障などによるネットワークの分断をリカバリーする機能を有していない。すなわち、ピアツーピアネットワークトポロジー構成方式においては、新規ノードは、PingとPongメッセージでネットワークに参加し、ランダム的にネットワークトポロジーを生成する。従って、物理層のネットワーク状況を考慮していないために、論理層において、ノード間が隣接しても、実際に目的ノードに達するのにネットワーク遅延が相当大きい可能性があり、目的ノードにデータ転送する効率が低くなり、通信品質も劣化するという問題がある。
この発明は、上記事情を鑑みてなされたものであって、隣接ノードの離脱や故障等が生じた場合に、ネットワークを速やかに回復させ、通信品質の向上を図ったネットワークリカバリーシステム及び方法並びにノードを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のノードは、
ネットワークに接続され互いに情報を送受可能なノードであって、
少なくとも1ホップ先のノードのいずれかが離脱又は故障等して異常が発生した場合、その異常が発生した隣接ノードを検出する隣接ノード異常検出手段と、
前記ネットワークを復旧させるために、前記隣接ノード異常検出手段で検出された隣接ノードに代わる新しい接続先のノードを決定するリカバリー先ノード決定手段と、
前記リカバリー先ノード決定手段で決定された前記新しい接続先のノードとの接続を確立するコネクション確立手段と、
を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、隣接ノード異常検出手段により、少なくとも1ホップ先のノードのいずれかが離脱又は故障等して異常が発生した場合、その異常が発生した隣接ノードを検出し、リカバリー先ノード決定手段により、ネットワークを復旧させるために、隣接ノード異常検出手段で検出された隣接ノードに代わる新しい接続先のノードを決定し、コネクション確立手段により、リカバリー先ノード決定手段で決定された新しい接続先のノードとの接続を確立するので、あるノードに異常が発生し、ネットワークが中断した場合、ノード間の情報によりその異常が発生したノードを介さずに新しいノードと情報を送受可能になり、隣接ノードまでのネットワーク遅延を極力抑制することができ、ネットワークを速やかに回復させることができ、かつ通信品質を保持することができるという効果が得られる。
請求項2に記載のノードは、請求項1において、
前記少なくとも1ホップ先のノードが持っている隣接ノード情報を取得する隣接ノード情報取得手段と、前記隣接ノード情報を所定の場所に格納する隣接ノード情報記憶手段と、をさらに備え、前記リカバリー先ノード決定手段は、前記隣接ノード異常検出手段で検出された隣接ノードについての前記隣接ノード情報を参照して、前記新しい接続先のノードを決定することを特徴とする。
この構成によれば、隣接ノード情報取得手段により、少なくとも1ホップ先のノードが持っている隣接ノード情報を取得し、隣接ノード情報記憶手段により、隣接ノード情報を所定の場所に格納するので、隣接ノードが離脱したり又は故障したりして異常が発生した場合、リカバリー先ノード決定部が、隣接ノード情報情報記憶手段に記憶されている隣接ノード情報を参照して、ネットワークをリカバリーするための新しい接続先のノードを決定することができ、ネットワークを速やかに回復させることができるという効果が得られる。
請求項3に記載のノードは、請求項2において、
前記隣接ノード情報は、前記隣接ノードと、当該隣接ノードが隣接するノードとの親子関係を含み、当該隣接ノードに対して当該隣接ノードが隣接ずるノードが親の場合、前記リカバリー先ノード決定手段は、当該隣接ノードが隣接するノードを前記新しい接続先のノードの候補とすることを特徴とする。
この構成によれば、隣接ノード情報は、隣接ノードと、隣接ノードが隣接するノードとの親子関係を含み、隣接ノードに対して隣接ノードが隣接するノードが親の場合、リカバリー先ノード決定手段は、当該隣接ノードが隣接するノードを新しい接続先のノードの候補とするので、ネットワークを速やかに回復させることができ、かつ通信品質を保持することができるという効果が得られる。
請求項4に記載のノードは、請求項1〜3のいずれか1項において、
前記リカバリー先ノード決定手段は、前記隣接ノードまでの平均メトリックスを計算する計算手段を備え、当該計算手段で計算された平均メトリックス値が最小のノードを前記新しい接続先のノードとすることを特徴とする。
この構成によれば、リカバリー先ノード決定手段は、隣接ノードまでの平均メトリックスを計算する計算手段を備え、当該計算手段で計算された平均メトリックス値が最小のノードをリカバリー先ノードに決定するので、ネットワーク遅延を最小に抑制することができ、データ転送の効率を向上させることができるという効果が得られる。
請求項5に記載のネットワークリカバリーシステムは、
ネットワークに接続され互いに情報を送受可能なノードの少なくとも1ホップ先のノードのいずれかが離脱又は故障等して異常が発生した場合、前記ネットワークを復旧させるネットワークリカバリーシステムであって、
前記ノードの各々が、
当該異常が発生した隣接ノードを検出する隣接ノード異常検出手段と、
前記隣接ノード異常検出手段で検出された隣接ノードに代わる新しい接続先のノードを決定するリカバリー先ノード決定手段と、
前記少なくとも1ホップ先のノードが持っている隣接ノード情報を取得する隣接ノード情報取得手段と、
前記隣接ノード情報を所定の場所に格納する隣接ノード情報記憶手段と、
を備え、前記リカバリー先ノード決定手段は、前記隣接ノード異常検出手段で検出された隣接ノードについての前記隣接ノード情報を参照して、前記新しい接続先のノードを決定し、当該新しい接続先のノードとの接続を確立することを特徴とする。
この構成によれば、隣接ノード異常検出手段により、少なくとも1ホップ先のノードのいずれかが離脱又は故障等して異常が発生した場合、その異常が発生した隣接ノードを検出し、リカバリー先ノード決定手段により、ネットワークを復旧させるために、隣接ノード異常検出手段で検出された隣接ノードに代わる新しい接続先のノードを決定し、コネクション確立手段により、リカバリー先ノード決定手段で決定された新しい接続先のノードとの接続を確立するので、あるノードに異常が発生し、ネットワークが中断した場合、ノード間の情報によりその異常が発生したノードを介さずに新しいノードと情報を送受可能になり、隣接ノードまでのネットワーク遅延を極力抑制することができ、ネットワークを速やかに回復させることができ、かつ通信品質を保持することができるという効果が得られる。
請求項6に記載のネットワークリカバリー方法は、
ネットワークに接続され互いに情報を送受可能なノードの少なくとも1ホップ先のノードのいずれかが離脱又は故障等して異常が発生した場合、前記ネットワークを復旧させるネットワークリカバリー方法であって、
当該異常が発生した隣接ノードを検出する隣接ノード異常検出ステップと、
前記隣接ノード異常検出手段で検出された隣接ノードに代わる新しい接続先のノードを決定するリカバリー先ノード決定ステップと、
前記少なくとも1ホップ先のノードが持っている隣接ノード情報を取得する隣接ノード情報取得ステップと、
前記隣接ノード情報を所定の場所に格納する隣接ノード情報記憶ステップと、
を含み、前記リカバリー先ノード決定ステップにおいて、前記隣接ノード異常検出ステップで検出された隣接ノードについての前記隣接ノード情報を参照して、前記新しい接続先のノードを決定し、当該新しい接続先のノードとの接続を確立することを特徴とする。
この構成によれば、隣接ノード異常検出ステップにおいて、少なくとも1ホップ先のノードのいずれかが離脱又は故障等して異常が発生した場合、その異常が発生した隣接ノードを検出し、リカバリー先ノード決定ステップにおいて、ネットワークを復旧させるために、隣接ノード異常検出手段で検出された隣接ノードに代わる新しい接続先のノードを決定し、コネクション確立ステップにおいて、リカバリー先ノード決定ステップにおいて決定された新しい接続先のノードとの接続を確立するので、あるノードに異常が発生し、ネットワークが中断した場合、ノード間の情報によりその異常が発生したノードを介さずに新しいノードと情報を送受可能になり、隣接ノードまでのネットワーク遅延を極力抑制することができ、ネットワークを速やかに回復させることができ、かつ通信品質を保持することができるという効果が得られる。
以上説明したように、ノードにリカバリー機能を導入することによって、ノードの離脱や故障などによるネットワークの分断を回復し、ノード間の通信品質を向上させる効果が得られる。
例えば、P2P内の各ノードが自分の情報を2ホップ先の隣接ノードにブロードキャストし、隣接ノードはその情報をキャッシュする。隣接ノードの離脱や故障などが生じた場合、キャッシュした隣接ノード情報に基づいて、リカバリー先のノードを決定し、コネクションを接続し直すことによって、ネットワークの分断を速やかに回復することができる。
以下、図面を参照して、本発明のノードの実施形態について詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係るノードの構成の一例を示すブロック図である。
このノード1は、隣接ノード情報取得部2,隣接ノード情報記憶部3,隣接ノード異常検出部4,リカバリー先ノード決定部5,コネクション確立部6で構成される。
隣接ノード情報取得部2は、隣接するノードとの親子関係等を含むノード情報を取得する。
隣接ノード情報記憶部3は、隣接ノード情報取得部2で取得した隣接ノードのノード情報を所定の場所に格納する。
隣接ノード異常検出部4は、隣接ノードが離脱したり故障したりして異常が発生した場合、その離脱又は故障した隣接ノードを検出する。
リカバリー先ノード決定部5は、隣接ノード異常検出部4で検出した異常が発生した隣接ノード以外の隣接ノードについて、隣接ノード情報記憶部3に保持されている隣接ノード情報を元に、リカバリー先の隣接ノードを決定する。
コネクション確立部6は、リカバリー先ノード決定部5で決定された隣接ノードとのコネクションを確立する。
ノード1は、隣接ノード情報取得部2より、ホップ先の隣接ノードに関するノード情報を獲得し、それを隣接ノード情報記憶部3に記憶する。隣接ノード異常検出部4で隣接ノードの離脱,故障等の異常を検出すると、隣接ノード情報記憶部3に保持されている隣接ノード情報を元に、リカバリー先ノード決定部4でリカバリー先のノードを検出し、コネクション確立部5でノード1とリカバリー先のノードとのコネクションを確立する。
図2は、ノードがリカバリーを行う手順を示すフローチャートである。
まず、ノード1の隣接ノード異常検出部4が、隣接ノードの離脱,故障等の異常を検出する(ステップS1)。
次に、リカバリー先ノード決定部5が、隣接ノード異常検出部4が検出した離脱又は故障した隣接ノードと、隣接ノード情報記憶部3が持っている隣接ノード情報とを参照して、リカバリー先のノードを決定する(ステップS2)。
そして、リカバリー先ノード決定部5からコネクション確立部6にリカバリー先のノードが通知され、ノード1からそのノードに対してコネクションを確立する(ステップS3)。
このように、ノード1にリカバリー機能を導入することにより、ノードの離脱,故障等の異常によって分断されたネットワークを回復し、ノード間の通信品質の向上を図ることができる。
なお、図2のフローチャートに示す処理を実行するにあたっては、いずれも、ROMに予め格納されている制御プログラムを実行するものであるが、これに限らず、これらの手順を示したプログラムが記録された記憶媒体から、そのプログラムをRAMに組み込んで実行するようにしても良い。あるいは、そのプログラムをネットワークから取得しても良い。
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、あらゆる記憶媒体を含むものである。
図3は、ノードが1ホップ先の隣接ノードに対してブロードキャストする自己のノード情報を示す図である。
ここで、自己のノードをノードXとし、ノードXがブロードキャストするノード情報は、ノードID(Node ID)11、ノードアドレス(Node Address)12、隣接ノードID(Neighbor ID)13、及び隣接ノードとの間の親子関係(Relation)14である。
この例では、ノードID11は「X」、ノードアドレス12は「xxxx」、隣接ノードIDは「A」,「B」,「C」、隣接ノードとの親子関係は、隣接ノードAはノードXに対して「親(Parent)」、隣接ノードBはノードXに対して「子(Child)」、隣接ノードCはノードXに対して「子(Child)」である。これらが、ノードXが1ホップ先の隣接ノードA,B,Cにブロードキャストする自己のノード情報を示す。
図4は、図3で示したノードXの1ホップ先の隣接ノードとの関係を模式的に示す概略図である。
この例では、ノードXを中心に配置し、ノードXの周囲には、隣接するノードA,B,Cが配置されている。隣接ノードBはノードXに対して「子(Child)」であるので、図の矢印bで示すように隣接ノードBからノードXの方向へ、隣接ノードCはノードXに対して「子(Child)」であるので、図の矢印cで示すように隣接ノードCからノードXの方向へ、隣接ノードAはノードXに対して「親(Parent)」であるので、図の矢印aで示すようにノードXから隣接ノードAの方向へ情報が移動する。
図5は、各ノードが自己のノード情報を交換することによって得られた2ホップ先の隣接ノードの情報を示す図である。この図は、図3で示したノード情報を1ホップ先の隣接ノードの情報と、1ホップ先の隣接ノードに送った後の次のホップ先の隣接ノードの情報とを示している。
この例では、隣接ノードAに隣接するノードをA1,A2、隣接ノードBに隣接するノードをB1,B2,B3、隣接ノードCに隣接するノードをC1,C2としている。また、ブロードキャストするノード情報は、図1と同様に、ノードID21、ノードアドレス22、隣接ノードID23、及び隣接ノードとの間の親子関係24である。
まず最上段において、ノードID「X」の場合は、図1で説明したように、ノードアドレス「xxxx」、隣接ノードID「A」,「B」,「C」、隣接ノードとの親子関係は、隣接ノードAはノードXに対して「親(Parent)」、隣接ノードBはノードXに対して「子(Child)」、隣接ノードCはノードXに対して「子(Child)」である。
次に、第2段において、ノードID「A」の場合は、ノードアドレス「xxxx」、隣接ノードIDは「A1」,「B2」,「X」であり、隣接ノードとの親子関係は、隣接ノードA1は隣接ノードAに対して「子(Child)」、隣接ノードA2は隣接ノードAに対して「子(Child)」、ノードXは隣接ノードAに対して「子(Child)」である。
第3段,第4段のノードID「A1」,「A2」の場合は、3ホップ先の隣接ノードが様々であるので省略する。
次に、第5段において、ノードID「B」の場合は、ノードアドレス「xxxx」、隣接ノードIDは「X」,「B1」,「B2」,「B3」であり、隣接ノードとの親子関係は、ノードXは隣接ノードBに対して「親(Parent)」、隣接ノードB1は隣接ノードBに対して「子(Child)」、隣接ノードB2は隣接ノードBに対して「子(Child)」、隣接ノードB3は隣接ノードBに対して「子(Child)」である。
第6段,第7段,第8段のノードID「B1」,「B2」,「B3」の場合は、3ホップ先の隣接ノードが様々であるので省略する。
次に、第9段において、ノードID「C」の場合は、ノードアドレス「xxxx」、隣接ノードIDは「X」,「C1」,「C2」であり、隣接ノードとの親子関係は、隣接ノードXはノードCに対して「親(Parent)」、隣接ノードC1はノードCに対して「子(Child)」、隣接ノードC2はノードCに対して「子(Child)」である。
第10段,第11段のノードID「C1」,「C2」の場合は、3ホップ先の隣接ノードが様々であるので省略する。
図6は、図5で示した2ホップ先の隣接ノードとの関係を模式的に示す概略図である。
この例では、ノードXを中心に配置し、ノードXの周囲には、隣接するノードA,B,Cが配置され、隣接ノードAに隣接するノードとして、A1,A2、隣接ノードBに隣接するノードとして、B1,B2,B3、隣接ノードCに隣接するノードとして、C1,C2が配置されている。隣接ノードBはノードXに対して「子(Child)」であるので、図の矢印bで示すように隣接ノードBからノードXの方向へ、隣接ノードCはノードXに対して「子(Child)」であるので、図の矢印cで示すように隣接ノードCからノードXの方向へ、隣接ノードAはノードXに対して「親(Parent)」であるので図の矢印aで示すように、ノードXから隣接ノードAの方向へ情報が移動する。
また、隣接ノードA1は隣接ノードAに対して「子(Child)」であるので、図の矢印a1で示すように、隣接ノードA1から隣接ノードAへ、隣接ノードA2は隣接ノードAに対して子(Child)」であるので、図の矢印a2で示すように、隣接ノードA2から隣接ノードAへ情報が移動する。
また、隣接ノードB1は隣接ノードBに対して「子(Child)」であるので、図の矢印b1で示すように隣接ノードB1から隣接ノードBへ、隣接ノードB2は隣接ノードBに対して「子(Child)」であるので、図の矢印b2で示すように隣接ノードB2から隣接ノードBへ、隣接ノードB3はノードBに対して「子(Child)」であるので、図の矢印b3で示すように隣接ノードB3から隣接ノードBへ、ノードXは隣接ノードBに対して「親(Parent)」であるので、図の矢印bで示すように隣接ノードBからノードXの方向へ情報が移動する。
また、隣接ノードC1は隣接ノードCに対して「子(Child)」であるので、図の矢印c1で示すように隣接ノードC1から隣接ノードCへ、隣接ノードC2は隣接ノードCに対して「子(Child)」であるので、図の矢印c2で示すように隣接ノードC2から隣接ノードCへ情報が移動する。
以上のようにして、ノード間の情報を交換することによって、2ホップ先のノードのノード情報を入手することになる。
なお、ノードXは、2ホップ先の隣接ノードA1,A2,B1,B2,B3,C1,C2のノードID、ノードアドレス、及び隣接ノードとの間の親子関係をキャッシュメモリに記憶しておく。
図7は、ノード離脱前のノード間の関係を示す図である。
ブロードキャストするノード情報は、ノードID31,ノードアドレス32,隣接ノードID33,隣接ノードとの間の親子関係34である。
この例では、ノードIDは「B」,「A」,「X」,「C」であり、ノードアドレス12は全て「xxx」、ノードID「B」の隣接ノードIDは「X」、ノードID「A」の隣接ノードIDは「X」、ノードID「X」の隣接ノードのIDは「A」、ノードID「C」の隣接ノードのIDは「X」であり、隣接ノードとの親子関係は、隣接ノードID「X」はノードID「B」に対して「親(Parent)」、隣接ノードID「X」はノードID「A」に対して「子(Child)」、隣接ノードID「A」はノードID「X」に対して「親(Parent)」、隣接ノードID「X」はノードID「C」に対して「親(Parent)」である。
図8は、本発明のノードの実施形態において離脱ノードが発生した場合のリカバリー方法を示す模式図である。(a)は離脱前、(b)は離脱後の状態を示す。
図8(a)に示すように、離脱するノード(Departure Node)はノードXであり、離脱前は、ノードXを中心にしてノードXの周囲に隣接ノードA,B,Cが配置されている。隣接ノードBはノードXに対して「子(Child)」であるので、図の矢印bで示すように隣接ノードBからノードXの方向へ、隣接ノードCはノードXに対して「子(Child)」であるので、図の矢印cで示すように、隣接ノードCからノードXの方向へ、ノードXは隣接ノードAに対しては「子(Child)」であるので、図の矢印aで示すように、ノードXから隣接ノードAの方向へ、情報が移動するように構成されている。
ここで、図8(b)に示すように、ノードXが離脱すると、離脱ノードの子ノードが自分が保持した2ホップ先の隣接ノード情報を元に、離脱ノードの親ノードにコネクションを張り直し、分断されたネットワークを回復する。
すなわち、ノードXが離脱すると、ノードXの子ノードB,Cは、ノード情報獲得によって獲得したノードの親ノードのノードアドレスを用いて、矢印baで示すようにノードBからノードAに、矢印caで示すようにノードCからノードAに情報を移動させ、ノードB及びノードCとノードAとの間のコネクションを確立する。
次に、コネクションを確立する方法について説明する。
ネットワークトポロジーを生成する際、新規ノードは、バーチャルコネクションを確立している隣接ノードまでの物理層のネットワーク状況を考慮している平均メトリックス値を比較し、平均メトリックス値の最小のノードにコネクションを張り、ネットワークトポロジーを生成することによって、各隣接ノードまでのネットワーク遅延を平均的に最小限に抑制することができる。すなわち、(1)物理層ネットワーク状況を反映するメトリックス値を持つネットワーク構成管理装置と、(2)隣接ノードまでの平均メトリックスを計算する機能を持つネットワーク構成管理装置と、(3)隣接ノードの中から平均メトリックス値の最小のコネクションを「張る」ことを特徴とするネットワークトポロジー生成装置とによって達成できる。
これにより、新規ノードは、ネットワーク中の各ノードまでのネットワーク遅延が平均的に小さい場所に位置し、データ転送の効率を向上させることができる。従って、あるノードに異常が発生し、ネットワークが中断した場合、ノード間の情報によりその異常が発生したノードを介さずに新しいノードと情報を送受可能になり、隣接ノードまでのネットワーク遅延を極力抑制することができ、ネットワークを速やかに回復させることができ、かつ通信品質を保持することができる。
〔第2実施形態〕
図9及び図10は、本発明の第2実施形態に係るノード間の関係を示す図である。
図9は、ノード離脱前のノード間の関係(離脱ノードがルートノードである場合)を示す図である。この図は、ノードABCX間の関係を示す図である。
ノードID41は「B」「A」「X」「C」、ノードアドレス42は全て「xxx」、ノードID「B」の隣接ノードIDは「X」、ノードID「A」の隣接ノードIDは「X」、ノードID「X」の隣接ノードIDは「A,B,C」、ノードID「C」の隣接ノードIDは「X」である。隣接ノードID「X」はノードID「B」に対して「親」の関係にあり、ノードID「A」に対しても「親」の関係にあり、ノードID「C」に対しても「親」の関係にある。また、隣接ノードID「A,B,C」は、ノードID「X」に対して「子」の関係にある。
図10は、本発明のノードの第2実施形態において離脱ノードが発生した場合(離脱ノードがルートノードである場合)のリカバリー方法を示す模式図である。(a)は離脱前、(b)は離脱後の状態を示す。
図10(a)に示すように、離脱するノード(Departure Node)はノードXであり、離脱前は、ノードXを中心にしてノードXの周囲に隣接ノードA,B,Cが配置されている。このように、離脱ノードXがルートノードである場合、その離脱ノードXの子ノードA,B,Cの間で処理応力に応じて新しい親ノードを決定し、お互いにコネクションを設立することによって、ネットワークの分断をリカバリーすることができる。この例では、ルートノードをノード「X」とし、ノード「X」は隣接ノードに「A」,「B」,「C」に対して「親」であるので、隣接ノード「A」,「B」,「C」からノードXへ情報が集中している。
また、図10(b)に示すように、ノード「X」が離脱すると、子ノード「A」,「B」,「C」の間で処理能力の最も大きいノード「B」を親ノードに決定し、ノード「B」に対してコネクションを確立する。すなわち、ノード「A」からはノード「B」に向かって矢印abで示すような経路を、ノード「C」からノード「B」に向かって矢印cbで示すような経路ができる。
これにより、あるルートノードに異常が発生し、ネットワークが中断した場合にも、ノード間の情報によりその異常が発生したノードを介さずに新しいノードと情報を送受可能になり、隣接ノードまでのネットワーク遅延を極力抑制することができ、ネットワークを速やかに回復させることができる。
〔第3実施形態〕
図11及び図12は、本発明の第3実施形態に係るノード間の関係を示す図である。
図11は、ノード離脱前のノード間の関係(離脱ノードが複数の親ノードが存在する場合)を示す図である。
離脱ノードXが複数の親ノードB,C,A1,A2を持つ場合、そのノードの子ノードは保持している2ホップ先のノード情報を参照し、離脱ノードXの全ての親ノードB,C,A1,A2に対してコネクションを設立し、ネットワークの分断およびリカバリーを行う。
ノードID51は「B」,「A1,A2」,「X」,「C」、ノードアドレス52は全て「xxx」、隣接ノードID53は、ノードID「B」の隣接ノードIDは「X」、ノードID「A1,A2」の隣接ノードIDは「X」、ノードID「X」の隣接ノードIDは「A1,A2」、ノードID「C」の隣接ノードIDは「X」である。親子関係54は、隣接ノードID「X」はノードID「B」に対して「親」の関係にあり、ノードID「A1,A2」に対しても「親」の関係にあり、ノードID「C」に対しても「親」の関係にある。また、隣接ノードID「A1,A2」は、ノードID「C」に対して「親」の関係にある。
図12は、本発明のノードの第3実施形態において離脱ノードが発生した場合(離脱ノードに複数の親ノードが存在する場合)のリカバリー方法を示す模式図である。(a)は離脱前、(b)は離脱後の状態を示す。
図12(a)に示すように、ノード「X」は、隣接ノード「A1」,「A2」に対しては親ノードで、矢印b,cで示すように情報が移動するが、隣接ノード「B」,「C」に対しては子ノードであるため、矢印xa1,xa2で示すように情報が移動する。
ここで、図12(b)に示すように、ノードXが離脱すると、子ノード「B」,「C」は、その親ノード「A1」,「A2」に対してコネクションを確立することができる。すなわち、子ノード「B」から親ノード「A1」,「A2」に対して矢印ba1,ba2で示すように情報が移動し、子ノード「C」から親ノード「A1」,「A2」に対して矢印ca1,ca2で示すように情報が移動する。
これにより、離脱ノードに複数の親ノードが存在する場合にも、あるノードに異常が発生し、ネットワークが中断した場合、ノード間の情報によりその異常が発生したノードを介さずに新しいノードと情報を送受可能になり、隣接ノードまでのネットワーク遅延を極力抑制することができ、ネットワークを速やかに回復させることができる。
以上、本発明のノードの実施形態について説明したが、この実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上述の実施形態では、隣接ノード情報記憶部3は、2ホップ先のノード情報を記憶するとしたが、これに限定されず、3ホップ先、4ホップ先等の情報を記憶しておくこともできる。
また、上述の実施形態では、ネットワークに新規参入するノードが、バーチャルコネクションを確立している隣接ノードまでの平均メトリックスを比較し、平均メトリックスの最小のノードにコネクションを張り、ネットワークトポロジーを生成する方法について説明したが、平均メトリックスの最小のノードに限定されず、次に小さいノードにコネクションを張ることができる。
また、上述の実施形態では、ノード1は、隣接ノード情報記憶部3を備えるように構成したが、これに限定されず、他の場所に隣接ノード情報を記憶させ、必要に応じてノード1が取り出すように構成することもできる。
また、上述の実施形態では、隣接ノード異常検出部4は、隣接ノードの離脱,故障等の異常を検出するとしたが、これ限定されず、経路の不良,切断等の異常も検出するように構成することができる。
本発明の第1実施形態に係るノードの内部構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るノードがリカバリーする手順を示すフローチャートである。 ノードがブロードキャストする1ホップ先のノード情報を示す図である。 ノードの1ホップ先の隣接関係を模式的に示す概略図である。 ノードがブロードキャストする2ホップ先のノード情報を示す図である。 ノードの2ホップ先の隣接関係を模式的に示す概略図である。 離脱前のノード間の関係を示す図である。 離脱ノードが発生した場合のリカバリー方法を模式的に示す概略図である。(a)は離脱前、(b)は離脱後の状態を示す。 本発明の第2実施形態に係る離脱ノードがルートノードである場合の離脱前のノード間の関係を示す図である。 離脱ノードがルートノードである場合のリカバリー方法を模式的に示す概略図である。(a)は離脱前、(b)は離脱後の状態を示す。 本発明の第3実施形態に係る離脱ノードが複数存在する場合の離脱前のノード間の関係を示す図である。 離脱ノードが複数存在する場合のリカバリー方法を模式的に示す概略図である。(a)は離脱前、(b)離脱後の状態を示す。
符号の説明
1…ノード、 2…隣接ノード情報取得部、 3…隣接ノード情報記憶部、 4…隣接ノード異常検出部、 5…リカバリー先ノード決定部、 6…コネクション確立部、 11,21,31,41,51…ノードID、 12,22,32,42,52…ノードアドレス、 13,23,33,43,53…隣接ノードID、 14,24,34,44,54…親子関係

Claims (6)

  1. ネットワークに接続され互いに情報を送受可能なノードであって、
    少なくとも1ホップ先のノードのいずれかが離脱又は故障等して異常が発生した場合、その異常が発生した隣接ノードを検出する隣接ノード異常検出手段と、
    前記ネットワークを復旧させるために、前記隣接ノード異常検出手段で検出された隣接ノードに代わる新しい接続先のノードを決定するリカバリー先ノード決定手段と、
    前記リカバリー先ノード決定手段で決定された前記新しい接続先のノードとの接続を確立するコネクション確立手段と、
    を備えたことを特徴とするノード。
  2. 請求項1のノードにおいて、
    前記少なくとも1ホップ先のノードが持っている隣接ノード情報を取得する隣接ノード情報取得手段と、前記隣接ノード情報を所定の場所に格納する隣接ノード情報記憶手段と、をさらに備え、前記リカバリー先ノード決定手段は、前記隣接ノード異常検出手段で検出された隣接ノードについての前記隣接ノード情報を参照して、前記新しい接続先のノードを決定することを特徴とするノード。
  3. 請求項2のノードにおいて、
    前記隣接ノード情報は、前記隣接ノードと、当該隣接ノードが隣接するノードとの親子関係を含み、当該隣接ノードに対して当該隣接ノードが隣接ずるノードが親の場合、前記リカバリー先ノード決定手段は、当該隣接ノードが隣接するノードを前記新しい接続先のノードの候補とすることを特徴とするノード。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項のノードにおいて、
    前記リカバリー先ノード決定手段は、前記隣接ノードまでの平均メトリックスを計算する計算手段を備え、当該計算手段で計算された平均メトリックス値が最小のノードを前記新しい接続先のノードとすることを特徴とするノード。
  5. ネットワークに接続され互いに情報を送受可能なノードの少なくとも1ホップ先のノードのいずれかが離脱又は故障等して異常が発生した場合、前記ネットワークを復旧させるネットワークリカバリーシステムであって、
    前記ノードの各々が、
    当該異常が発生した隣接ノードを検出する隣接ノード異常検出手段と、
    前記隣接ノード異常検出手段で検出された隣接ノードに代わる新しい接続先のノードを決定するリカバリー先ノード決定手段と、
    前記少なくとも1ホップ先のノードが持っている隣接ノード情報を取得する隣接ノード情報取得手段と、
    前記隣接ノード情報を所定の場所に格納する隣接ノード情報記憶手段と、
    を備え、前記リカバリー先ノード決定手段は、前記隣接ノード異常検出手段で検出された隣接ノードについての前記隣接ノード情報を参照して、前記新しい接続先のノードを決定し、当該新しい接続先のノードとの接続を確立することを特徴とするネットワークリカバリーシステム。
  6. ネットワークに接続され互いに情報を送受可能なノードの少なくとも1ホップ先のノードのいずれかが離脱又は故障等して異常が発生した場合、前記ネットワークを復旧させるネットワークリカバリー方法であって、
    当該異常が発生した隣接ノードを検出する隣接ノード異常検出ステップと、
    前記隣接ノード異常検出手段で検出された隣接ノードに代わる新しい接続先のノードを決定するリカバリー先ノード決定ステップと、
    前記少なくとも1ホップ先のノードが持っている隣接ノード情報を取得する隣接ノード情報取得ステップと、
    前記隣接ノード情報を所定の場所に格納する隣接ノード情報記憶ステップと、
    を含み、前記リカバリー先ノード決定ステップにおいて、前記隣接ノード異常検出ステップで検出された隣接ノードについての前記隣接ノード情報を参照して、前記新しい接続先のノードを決定し、当該新しい接続先のノードとの接続を確立することを特徴とするネットワークリカバリー方法。
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