JP2005309604A - 面談型個人情報管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】エージェントとの会話というインターフェイスによって、日記作成(スケジュール管理)やコミュニケーションを円滑に実現する。
【解決手段】ソフトウェアエージェントが理解可能な意味づけされた情報要素として記述されたユーザーのさまざまな情報を背景に、エージェントは、特定の目的のためのボキャブラリを与えられ、ユーザーに関連するイベント情報や交友関係から必要な情報を集めて、目的に沿った質問を構成し、これに対するユーザーからの回答をさらに意味づけされた情報要素として保持していく。さらに、ソフトウェアエージェントは、ユーザーのプロファイル情報や質問に対する答えから、特定の目的において、複数のユーザーのマッチングを行いユーザーの紹介や間接的なコミュニケーションを提供する。
【選択図】図1
【解決手段】ソフトウェアエージェントが理解可能な意味づけされた情報要素として記述されたユーザーのさまざまな情報を背景に、エージェントは、特定の目的のためのボキャブラリを与えられ、ユーザーに関連するイベント情報や交友関係から必要な情報を集めて、目的に沿った質問を構成し、これに対するユーザーからの回答をさらに意味づけされた情報要素として保持していく。さらに、ソフトウェアエージェントは、ユーザーのプロファイル情報や質問に対する答えから、特定の目的において、複数のユーザーのマッチングを行いユーザーの紹介や間接的なコミュニケーションを提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、面談型の個人情報管理方法であり、個人情報管理、グループウェア、ソフトウェアエージェント、日記、カレンダー、マーケティング、アンケートシステムに関する。
ソフトウェアのユーザーインターフェイスとしてエージェントを使った対話型インターフェイスは、一定の成功を収めており、パーソナルコンピュータのみならず、デジタルTVや携帯電話といったキーボードやマウスといった入力デバイスがない端末では、よりいっそう重要性が高く、対話型であることから、音声によるシステムへの発展も容易に実現できる。
また、一方で、インターネット対応の携帯電話などの急速な普及により、個人情報についても、パーソナルコンピュータのみならず、携帯電話を使って、いつでもどこでもアクセスできるインフラは整いつつあるが、個人情報の入力を積極的に支援する仕組みが提供されておらず、十分な普及が進んでいない状況である。
このようなユビキタス環境における個人情報入力支援においても、エージェントを使った対話型インターフェイスは、最も期待される解決方法の一つであると考えられるが、エージェントが適切な質問を構成していくためには、ユーザーの以前の回答や関連する情報を活用できる環境が必要であり、個人情報を記述するための意味づけされた情報要素を再利用できることが重要である。
エージェントが適切な質問を構成するためには、人口知能を使った解決方法が応用され、特定の目的に沿って情報空間を限定(フレーム)することが重要であるが、ユーザーの情報入力の要求は、多様性があり、また、複数の分野の質問が要求される場合が多い。
マーケティングや調査においては、特定の視点からのユーザーの意見を収集することとともに、嗜好のファクタと考えられる個人のプロファイルをいかに的確に予測するかが重要である。しかし、関連するファクタの精度を上げるためには、質問項目を多くせざるを得なくなり、調査対象者にとっても、何度も同じようなプロファイルに関する質問に答えることになる。
ナビゲーターとの会話という面談型インターフェイスによって、個人情報の入力を容易にしかも習慣性を与えるとともに、同じ趣味、嗜好、目的を持つグループのコミュニケーションを円滑に実現する。
目的別に応じて、ナビゲーターの質問パターンの変更追加を可能とし、さまざまな状況での情報入力支援のほか、広告や調査といった外部からの情報収集に対しても対応可能な統合的な情報環境を実現する。
本発明は、面談型の個人情報管理についてのものであり、個人情報を意味づけされた情報要素として管理し、ナビゲーターが、この情報を元に特定の目的に沿った質問を構成することを特徴とする。
意味づけされた情報要素としては、整形式のXMLなどを利用して、個人の情報のほか、公開されている情報から質問パターンに合った情報要素やキーワード抽出手法などにより関連すると推測される情報をナビゲーターを介して、ユーザーに伝えるものである。このような意味づけされた情報要素は、個人の情報として分散配置される可能性が高く、特願2003−167193のような分散型の個人情報ストレージシステムを想定することにより、個人、グループでの情報共有や公開が実現される。
さらに、分散型の個人情報ストレージシステムを想定した場合、ネット上で、[ダイエット日記]、[育児日記]といった複数の異なるナビゲーターを利用しながら、自宅のPCには、この二つの日記の情報を集積・統合して、過去の情報を閲覧・編集することが可能となる。
特願2003−167193
本発明により、日記や定期的な報告書また、健康管理のための問診といった情報収集もしくは記録に必要な習慣性をソフトウェアエージェントを使った平易なユーザーインターフェイスの提供により、獲得することが可能である。
さらに、ソフトウェアエージェントは、過去の入力情報や他のユーザーの公開情報を元に、さらなる入力支援や情報提供を可能とするため、このシステムを継続的に使用することにより、一層、利便性の高いサービスを享受することができる。
本発明は、特願2003−167193のような分散型の個人情報ストレージシステムとの組み合わせにより、パーソナルコンピュータや双方向のデジタルテレビ、インターネット対応の携帯電話といったさまざまな機器を使って、いつでもどこにいても、ソフトウェアエージェントとの会話が実現され、必要な情報入力が実現される。
本発明のソフトウェアは、インターネット上で展開されるウェッブサービスと自宅やモバイル環境において利用されるパーソナルコンピュータやインターネット対応携帯の双方で、利用局面に応じて、オンラインもしくはオフラインでの使用を可能とする。
ユーザーは、自分に必要なナビゲーターを、[営業日報]、[育児日記]、[介護日記]、[ダイエット日記]といったものの中から選択して使用する。
サービス提供者側では、ユーザーの希望する分野の商品やサービスに関するアンケートやモニター調査のための質問内容を配信し、ユーザーのナビゲーターから問いかけられるこれらの質問に答えてくれたユーザーにポイントなどのインセンティブを与えるといったことを行う。
図1は、本発明装置のウェッブサービスと組み合わせた1実施例であって、子供の年齢によって分類された2種類の育児日記である。図2は、育児関連機器メーカーからのアンケート配信や健康機関からの情報サービスを組み合わせたものである。
ナビゲーターが、ダイエットに関しての質問をユーザーに投げかけ、その質問に答えることによって、日記が作成される。ユーザーが答える内容によって、次の質問内容が決まる。図3のように、質問内容の例として、[Q:ちゃんと食事した?(いずれか選択)A:・きちんと食べた。・2食だけ食べた。・1食しか食べてない。・何も食べてない。]から、[・何も食べてない]を選択すると、[Q:どうしたの?体調が悪いの?A:・悪い・悪くない]というように、会話形式で、日記の作成を支援する。
他の質問内容としては、[Q:運動した?A:・した・しなかった][Q;体重はかった?A:・はかった・はかってない]などが考えられる。
他の質問内容としては、[Q:運動した?A:・した・しなかった][Q;体重はかった?A:・はかった・はかってない]などが考えられる。
作成された日記は、図4の保存された日記アイコン50のように、カレンダー中に、アイコンが表示される。そのアイコンをクリックすることにより、ユーザーが日記の内容を閲覧、編集するためのインターフェースを提供する。
ナビゲーターは、ユーザーに質問を投げかけるだけでなく、ユーザーからの質問に、他のユーザーが答えた内容の中から探し出し、[●●さんが、×××と言ってるよ]といった、間接的なコミュニケーションをとる手段として、用いることができる。また、[今日は、どこに行った?]、[誰にあった?]といった回答の内容が、特定の意味を持つ場合には、ユーザーの回答を利用して、[今日も、○○にいった?]とか、[今日も、○○さんに会う?]といった質問を生成することにより、動的な会話を実現する。
図4は、本発明装置のウェッブサービスと組み合わせた1実施例であって、ユーザーは、個人で利用するだけではなく、同じ興味を持つ人のメールアドレスあてに、招待状を送信することによって、仲間を増やし、コミュニティーの場を作ることができる。
健康関連での応用としては、ナビゲーターの健康に関する質問に継続的に答えていくことで、知らず知らずのうちに、生活習慣や健康に関する情報を収集し、必要なアドバイスや情報の提供を行う。また、このような健康に関する情報を健康相談や医療関係者に開示することにより、効率的な問診や診療を実現する。
10 ナビゲーター1
20 質問ダイアログ
30 質問パターン
40 ナビゲーター2
50 保存された日記アイコン
20 質問ダイアログ
30 質問パターン
40 ナビゲーター2
50 保存された日記アイコン
Claims (8)
- 個人の情報管理において、ソフトウェアエージェントによって実現するナビゲーターを使い、このナビゲーターからの質問に答えることにより、自動的に個人に関する情報を意味づけされた情報要素として保持することを特徴とする面談型個人情報管理方法。
- 請求項1において、すでに蓄積された意味づけされた情報要素を使い、特定の目的に従った質問パターン(ボキャブラリー)を過去の情報を元に構成することにより、より対話性の高いナビゲーターとの会話を成立されることを特徴とする面談型個人情報管理方法。
- 請求項1から2において、公開された複数の個人に関する意味づけされた情報要素を使い、趣味や嗜好また特定の目的において、類似性や相性の高い個人をナビゲーターを介して紹介する機能を特徴とする面談型個人情報管理をベースとしたコミュニケーション方法。
- 請求項3において、ナビゲーターが公開されている意味づけされた情報要素を活用して、これを会話に織り交ぜることにより、趣味や嗜好、目的を共有する匿名性の高いグループを暗黙に形成し、間接コミュニケーションを実現することを特徴とした面談型個人情報管理をベースとしたコミュニケーション方法。
- 請求項1から4において、広告や調査を目的とした質問パターン(ボキャブラリー)を配布することにより、個人の趣味や嗜好、目的にあった商品やサービスの告知を行ったり、定期的な特定の商品やサービスのモニター結果を収集することを特徴とした面談型個人情報管理方法。
- 請求項1から5において、意味づけされた情報要素を時間を基準にしてカレンダーや日記形式で表現することを特徴とし、ナビゲーターのガイドに従うことによって、簡便に習慣性の高い情報入力を促し、継続的な情報収集を特徴とする面談型個人情報管理方法。
- ナビゲーターに特定の目的のための質問パターン(ボキャブラリー)をユーザーが取捨選択して複数設定することを可能とする請求項1から6の面談型個人情報管理方法。
- 複数の請求項1から8の面談型個人情報管理方法によって、蓄積された個人情報を、インターネット対応のダウンロード型ソフトウェアによって、集積、統合することが可能な個人情報管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004123113A JP2005309604A (ja) | 2004-04-19 | 2004-04-19 | 面談型個人情報管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004123113A JP2005309604A (ja) | 2004-04-19 | 2004-04-19 | 面談型個人情報管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005309604A true JP2005309604A (ja) | 2005-11-04 |
Family
ID=35438356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004123113A Pending JP2005309604A (ja) | 2004-04-19 | 2004-04-19 | 面談型個人情報管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005309604A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009116829A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-05-28 | Huma Corp | 被験者管理方法および仲介者 |
JP2012022453A (ja) * | 2010-07-13 | 2012-02-02 | Oki Electric Ind Co Ltd | 対話装置及びプログラム |
WO2017130496A1 (ja) * | 2016-01-25 | 2017-08-03 | ソニー株式会社 | 通信システムおよび通信制御方法 |
JP2018205945A (ja) * | 2017-06-01 | 2018-12-27 | 株式会社Personal AI | 対話応答文書自動作成人工知能装置 |
US10311873B2 (en) | 2016-09-29 | 2019-06-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Voice interaction apparatus and voice interaction method |
-
2004
- 2004-04-19 JP JP2004123113A patent/JP2005309604A/ja active Pending
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