JP2005309598A - データ転送システム及びデータ転送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リモートコピーに関連するシステムの処理負担を軽減する。
【解決手段】 データ転送システム(10)は、主システム(100)及び副システム(200)を備える。主システムのストレージ装置(103)は、ホスト計算機(101)が使用するデータを記憶するデータ記憶部(111)と、ホスト計算機からの更新処理命令の内容を含む差分データ情報を生成する差分データ生成部(106-0)と、差分データ情報に更新時刻情報を付与する更新時刻制御部(106-2)と、差分データ情報を当該更新処理とは非同期に副システムのストレージ装置(203)へ転送する通信制御部(109)とを有する。副システムのストレージ装置は、転送された差分データ情報から更新時刻情報を検索する差分データ解析部(206-1)と、更新時刻情報を記録する更新時刻記録部(207)とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ホスト計算機が参照・更新するためのデータを格納するストレージ装置と、該ストレージ装置から遠隔地に存在する他のストレージ装置とを通信可能に接続し、上位システムのホスト計算機を介することなく当該ストレージ装置間の非同期転送によりデータを二重化するリモートコピー技術を用いたシステムに関する。
従来、ホスト計算機及びストレージ装置からなるデータセンタにおける災害に備えて、互いに離れた場所に、主たるプライマリデータセンタと、該センタのデータをバックアップするセカンダリデータセンタとを配備したシステムが存在する。このようなシステムでは、各ストレージ装置を通信回線により相互接続し、通信回線を介してプライマリ側ストレージ装置のデータをセカンダリ側のストレージ装置にリモートコピーすることが知られている。
また、従来、上述のリモートコピーをストレージ装置間で非同期転送にて実行するシステムが存在する。この非同期型転送によるリモートコピーとは、プライマリデータセンタのストレージ装置が、データ書き込み処理を終了する時に、該センタのホスト計算機に書き込み処理の完了を報告することでいったん処理を終了させた後、その書き込まれたデータを、前記書き込み処理とは非同期にセカンダリ側へ転送する処理をいう。
この非同期型リモートコピーに関する公知技術として、例えば、後述の特許文献1に記載のものがある。特許文献1に記載の手法は、上記のプライマリ側にあたる移行元が、データを書き込む毎に該データに更新時刻情報を付与して保存し、保存したデータのうち、上記のセカンダリ側にあたる移行先に未だコピーされていない差分データを、随時あるいは定期的に移行先へ転送し、移行先がこの差分データを逐次的に所定のデバイスに格納するというものである。
特開2003−316625号公報
特許文献1の手法にあっては、災害等により移行元のデータを消失しても、それ以前の差分データが移行先にリモートコピーされていることから、大半のデータを復旧させることは可能である。しかしながら、その復旧処理の際、移行先がどの時点までの差分データを取得しているかを知るには、上記のデバイスに格納した差分データに順次アクセスして更新時刻情報を確認し、その中から最新の更新時刻情報を検索するという処理を必要とされる。よって、上記の手法では、更新時刻情報の検索時間の分、復旧処理が長引くという不都合がある。
また、移行元にて新規に書き込まれるデータには常に更新時刻を付与することから、リモートコピーすべき差分データが増えるに従い、タイマから更新時刻を取得する工程や、差分データに更新時刻を付与する工程といった更新時刻に関わる処理が頻発し、そのためにオーバヘッドが増大する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、非同期型リモートコピーに関わる処理負担を軽減し得るデータ転送システム及びデータ転送方法を提供することを目的とする。
本発明に係るデータ転送システムは、それぞれがホスト計算機と該ホスト計算機が使用するデータを保持するストレージ装置とを有する主システム及び副システムを備え、前記主システムのストレージ装置は、当該ホスト計算機が使用するデータを記憶するデータ記憶部と、該データ記憶部に対する前記ホスト計算機からの更新処理命令の内容を含む差分データ情報を生成する差分データ生成部と、該差分データ生成部が生成した差分データ情報に当該更新時刻を示す更新時刻情報を付与する更新時刻制御部と、前記差分データ生成部により生成された差分データ情報を当該更新処理とは非同期に前記副システムのストレージ装置へ転送する通信制御部とを有し、前記副システムのストレージ装置は、前記主システムのストレージ装置から転送された差分データ情報を解析し該差分データ情報から更新時刻情報を検索する差分データ解析部と、該差分データ解析部により検知された更新時刻情報を記録する更新時刻記録部とを有する。
本発明に係るデータ転送方法は、それぞれがホスト計算機と該ホスト計算機が使用するデータを保持するストレージ装置とを有する主システム及び副システムを備えるシステムにおいて、前記主システムのストレージ装置が、当該ホスト計算機が使用するデータを記憶する記憶装置に対する前記ホスト計算機からの更新処理命令が発生する毎に、該命令の内容を含む差分データ情報を生成し、逐次生成される差分データ情報に対し当該更新時刻を示す更新時刻情報を予め設定された頻度にて付与し、逐次生成された差分データ情報を当該更新処理とは非同期に前記副システムのストレージ装置へ転送し、前記副システムのストレージ装置が、前記主システムのストレージ装置から転送された差分データ情報を解析し該差分データ情報から更新時刻情報を検索し、該検索の結果、更新時刻情報を検知したとき、該更新時刻情報を前記差分データ情報から抽出し記録するという方法である。
本発明によれば、副システムのストレージ装置が、主システムから転送された差分データ情報から更新時刻情報を検索し、更新時刻情報を検知する都度、これを記録することから、主システムにおいて更新処理が行われた時刻を副システムにて簡便に認識することができる。これにより、たとえ主システム側にて災害等によりデータが消失しても、その復旧処理を副システム側にて迅速に行うことができる。
[実施例]
以下、本発明の実施例について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明による実施例のデータ転送システムの構成を示すブロック図である。実施例のデータ転送システム10は、本発明に係る主システム及び副システムに対応するプライマリデータセンタ100及びセカンダリデータセンタ200が互いに距離を置いて設けられたシステムである。
プライマリデータセンタ100は、ホスト計算機101と、該ホスト計算機101にインタフェースケーブル102を介して接続されホスト計算機101が使用するデータを保持するストレージ装置103とを備える。他方のセカンダリデータセンタ200は、プライマリデータセンタ100のホスト計算機101及びストレージ装置103と同様なホスト計算機201及びストレージ装置203を備え、ストレージ装置203は、プライマリデータセンタ100のストレージ装置103とインタフェースケーブル300を介して通信可能に接続されている。
以下に、図1に沿ってストレージ装置103及びストレージ装置203の構成を説明する。なお、両ストレージ装置103及び203は、互いに同一の構成を成すものであるが、説明のため、本実施例における各々の役割に応じて、その構成要素を示す。
プライマリデータセンタ100のストレージ装置103は、ホスト計算機101からのデータ参照および更新命令を読み込むホストインタフェース制御部104と、セカンダリデータセンタ200へ供給すべき後述の差分データ情報を格納する差分データ管理テーブル105と、差分データ情報に関する制御を行う差分データ制御部106と、現在の時刻を示す時計108と、インタフェースケーブル300を介したストレージ装置203とのデータ転送を制御する通信制御部109と、ホスト計算機101から参照および更新されるデータを格納しているn台の記憶装置111(111−1、111−2、・・・、111−n)と、各記憶装置111に対するデータのやりとりを制御する記憶装置制御部110とを備える。
セカンダリデータセンタ200のストレージ装置203は、インタフェースケーブル300を介したストレージ装置103との通信を制御する通信制御部209と、プライマリデータセンタ100から供給される差分データ情報に関する制御を行う差分データ制御部206と、差分データ情報に含まれる後述の更新時刻情報を記録する最新コピー時刻記録部207と、プライマリデータセンタ100のストレージ装置103からリモートコピーされるデータを格納するn台の記憶装置211(211−1、211−2、・・・、211−n)とを備える。
上述したように、両ストレージ装置103及び203は、互いに同一の構成要素を持つものである。よって、ストレージ装置103は、上記の構成要素に加え、最新コピー時刻記録部207と同様な最新コピー時刻記録部107を有し、他方のストレージ装置203は、ストレージ装置103が有するものと同様な、ホストインタフェース制御部204、差分データ管理テーブル205、時計208及び記憶装置制御部210を有する。
図2に、差分データ管理テーブル105に格納されている差分データ情報の構成を示す。図示の差分データ管理テーブル105は、n個の差分データ情報105−0、105−1、・・・、105−nを格納している。差分データ情報の基本構成について、差分データ情報105−0を例に挙げると、該情報には、時刻ビット部105a、更新時刻部105b及び更新情報部105cが設けられている。
時刻ビット部105aは、当該差分データ情報に更新時刻部105bが存在するか否かを示す部分である。更新時刻部105bは、その更新がいつの時点でプライマリデータセンタ100のストレージ装置103の記憶装置111に対して行われたかを示す更新時刻情報が記述される部分である。更新情報部105cは、どの記憶装置111のどの領域に対してどのようなデータ更新が行われたかを示すデータ更新情報が記述される部分である。このデータ更新情報は、ホスト計算機101からの更新処理命令に基づきホストインタフェース制御部104により生成される。
また、本実施例の差分データ管理テーブル105には、例えば図示の差分データ情報105−1のように、更新時刻部105bが存在しない差分データ情報も格納されるが、それについては、後に説明する。
図3は、差分データ制御部106及び差分データ制御部206の構成を示すブロック図である。これらは、互いに同一の構成を有するものであるが、説明のため、本実施例における各々の役割に応じて、その構成要素を示す。プライマリデータセンタ100の差分データ制御部106は、図2に沿って説明したような差分データ情報を生成する差分データ情報生成部106−0と、差分データ情報に対して更新時刻情報を付与するか否かの判断を行う更新時刻付与制御部106−2と、差分データ情報に対して時刻情報を付与する間隔の設定値を格納した時刻付与間隔情報106−3と、前回の差分データ情報に付与した更新時刻を示す前回付与時刻情報106−4とを有する。
また、セカンダリデータセンタ200の差分データ制御部206は、プライマリデータセンタ100から供給された差分データ情報を解析する差分データ情報解析部206−1を有する。
なお、プライマリデータセンタ100の差分データ制御部106は、上記の構成要素に加え、差分データ情報解析部206−1と同様な差分データ情報解析部106−1を有し、セカンダリデータセンタ200の差分データ制御部206は、差分データ制御部106と同様な、差分データ情報生成部206−0、更新時刻付与制御部206−2、時刻付与間隔情報206−3及び前回付与時刻情報206−4を有する。
図4〜図8に示すフローチャートに沿って、本実施例のデータ転送システム10の動作手順を説明する。ここでは、プライマリデータセンタ100の記憶装置111に対する更新処理としてデータの書き込み処理が行われる例を説明する。
まず、プライマリデータセンタ100において、ホスト計算機101がストレージ装置103に対しデータ書き込み命令を発行すると(ステップS1)、ホストインタフェース制御部104がデータ書き込み命令を読み込み、読み込まれた命令の内容を示すデータ更新情報を、記憶装置制御部110及び差分データ制御部106に通知する(ステップS2)。記憶装置制御部110は、通知されたデータ更新情報をもとに、記憶装置111−1、111−2、・・・、111−nに対してデータ書き込み処理を行う(ステップS3)。
また、同様にデータ更新情報を通知された差分データ処理部106は、後に説明する手順にて差分データ情報を生成し(ステップS4)、その差分データ情報を差分データ管理テーブル105に格納する。以上の操作を完了した後に、ストレージ装置103は、ホスト計算機101に対してデータ書き込み命令が完了したことを報告し(ステップS5)、書き込み処理を終了する。
その後、差分データ管理テーブル105に格納された差分データ情報をセカンダリデータセンタ200へリモートコピーすべく、予め設定された時点あるいは任意の時点等、上記の書き込み処理とは非同期のタイミングで、当該差分データ情報を通信制御部109によりセカンダリデータセンタ200に宛てて送信する(ステップS6)。
図5に示すフローチャートに沿って、上記ステップS4の差分データ情報の生成手順を説明する。差分データ制御部106の差分データ情報生成部106−0は、ホストインタフェース制御部104からデータ更新情報が渡されると(ステップA1)、更新時刻付与制御部106−2に対して、これから生成する差分データ情報に更新時刻を付与するか否かを問い合わせる(ステップA2)。
後に説明する更新時刻付与制御部106−2による判定の結果、更新時刻を付与する場合は(ステップA3:Yes)、差分データ情報の先頭部分に時刻ビット部105aとして「1」を設定し(ステップA4)、これに続く更新時刻部105bとして、時計108から取得した現在時刻情報を設定する(ステップA5)。さらに、更新時刻部105bに続いて、ホストインタフェース制御部104から渡されたデータ更新情報を更新情報部105cとして設定する(ステップA6)。これにより、図2で説明した差分データ情報105−0のような構成を成す差分データ情報が完成する。
また、当該差分データ情報に更新時刻を付与しない場合は(ステップA3:No)、差分データ情報の時刻ビット部105aとして「0」を設定し(ステップA7)、この時刻ビット部105aの直後に、更新情報部105cとなるデータ更新情報を設定する(ステップA6)。これにより、図2の差分データ情報105−1のような、更新時刻情報を含まない差分データ情報が完成する。
ここで、更新時刻付与制御部106−2が、差分データ情報に更新時刻情報を付与するか否かの判定を行う手順を図6のフローチャートに沿って説明する。更新時刻付与制御部106−2は、差分データ情報生成部106−0から問い合わせがあると(ステップB1)、時刻付与間隔情報106−3の設定情報を参照する(ステップB2)。この設定情報は、更新時刻情報を付与する頻度について予めユーザに設定される情報であり、全ての差分データ情報に更新時刻を付与する設定、あるいは任意に設定可能な一定の時間間隔ごとに差分データ情報に更新時刻を付与する設定がある。
全ての差分データ情報に更新時刻を付与する設定の場合は(ステップB3:Yes)、差分データ情報生成部106−0に対して、当該差分データ情報に更新時刻を付与するとの判定結果を返す(ステップB4)。また、所定の頻度で差分データ情報に更新時刻を付与する設定の場合(ステップB3:No)、更新時刻付与制御部106−2は、時計108から取得した現在時刻と、前回付与時刻情報106−4との差分を計算し(ステップB5)、その差分が時刻付与間隔情報106−3の設定値を超えているか否かを判断する。
具体的には、例えば、時刻付与間隔情報106−3として「前回から10分以上の間隔」が設定され、前回付与時刻情報106−4として「12:00」が記録されているというケースでは、差分データ情報生成部106−0から問い合わせがあったときの現在時刻が「12:10」を過ぎている場合に、更新時刻情報を付与すると判定する。よって、例えば、現在時刻が「12:05」のときは規定の時刻に達していないことから(ステップB6:No)、更新時刻付与制御部106−2は、差分データ情報生成部106−0に対し、更新時刻情報を付与しないとの判定結果を返す(ステップB7)。また、現在時刻が例えば「12:15」のときは、規定の時刻を超えることから(ステップB6:Yes)、更新時刻情報を付与するとの結果を返す(ステップB4)。
差分データ情報生成部106−0は、更新時刻付与制御部106−2による上記の判定結果に基づき、当該差分データ情報の時刻ビット部105aの値を「0」又は「1」と設定する。
上記説明した時刻付与間隔情報106−3の値は、システムの管理者等により適宜設定することができる。例えば、両データセンタのストレージ装置間を接続するインタフェースケーブル300の通信帯域が十分に大きいシステムにおいては、更新時刻情報を付与することによる通信負荷への影響が少ないので、セカンダリデータセンタ200側へ転送すべき全ての差分データ情報に更新時刻情報を付与するように設定する。また、インタフェースケーブル300の通信帯域があまり大きくないシステムでは、通信負荷への影響をできるだけ小さくするために、所定の時間間隔をおいて更新時刻情報を含ませるように設定する。このように、本実施例の差分データ制御部106は、更新時刻情報の付与に関し、システム環境に見合った設定が可能であることから、更新時刻情報を取り扱うことに起因するシステムのオーバヘッドを適切に低減することができる。
次に、図7に示すフローチャートに沿って、セカンダリデータセンタ200のストレージ装置203が、プライマリデータセンタ100のストレージ装置103から供給された差分データ情報(図4:ステップS6)を処理する手順を説明する。
ストレージ装置203は、ストレージ装置103から転送された差分データ情報を通信制御部209により受信し(ステップC1)、これを差分データ制御部206に渡す。差分データ制御部206の差分データ情報解析部206−1は、渡された差分データ情報を、後に説明する手順にて解析し(ステップC2)、この差分データ情報から更新時刻情報を検索する。
その結果、更新時刻情報が設定されていなければ(ステップC3:No)、当該差分データ情報の更新情報部105cであるデータ更新情報を記憶装置制御部210に渡し、記憶装置制御部210がこのデータ更新情報に基づき記憶装置211に対しデータ書き込み処理を行う(ステップC4)。また、更新時刻情報が設定されている場合(ステップC3:Yes)、差分データ情報解析部106−1は、これを抽出して、最新コピー時刻記録部207へ渡し、最新コピー時刻記録部207が更新時刻情報の上書き処理を行う(ステップC5)。これにより、最新コピー時刻記録部207に、当該差分データ情報の更新時刻情報が記録される。そして、データ更新情報に基づく記憶装置211への書き込み処理を指示する(ステップC4)。
上記の手順が終了すると、差分データ制御部206は、プライマリデータセンタ100のストレージ装置103に対し、リモートコピーによるデータの二重化が成功した旨を通知する(ステップC6)。
ここで、図8に示すフローチャートに沿って、差分データ情報解析部206−1による差分データ情報の解析手順を説明する。更新データ情報解析部206−1は、通信制御部209から差分データ情報を渡されると、差分データ情報の先頭の時刻ビット部105aを参照する(ステップD1)。
参照した時刻ビット部105aが「1」の場合(ステップD2:Yes)、この時刻ビット部105aに続く所定の領域を更新時刻部105bとして扱い、さらに更新時刻部105bに続く残りの部分を更新情報部105cとして扱う(ステップD3)。また、参照した時刻ビット部105aが「0」の場合は(ステップD2:No)、更新時刻情報が付与されていないことから、この場合、時刻ビット部105aに続く残りの部分を更新情報部105cとして扱う(ステップD4)。
以上説明した実施例のデータ転送システム10によれば、セカンダリデータセンタ200のストレージ装置203が、プライマリデータセンタ100から供給された差分データ情報から更新時刻情報を抽出して、これを最新コピー時刻記録部207により記録することから、プライマリデータセンタ100におけるどの時点までのデータがリモートコピーされたのかをセカンダリデータセンタ200にて簡便に認識することができる。これにより、たとえプライマリデータセンタ100に災害が発生しデータを消失しても、その復旧を迅速に行うことが可能となる。
本発明による実施例のデータ転送システムの構成を示すブロック図である。 実施例の差分データ情報を説明するための説明図である。 実施例の差分データ制御部の構成を示すブロック図である。 実施例のプライマリデータセンタの動作手順を示すフローチャートである。 実施例の差分データ情報生成部の動作手順を示すフローチャートである。 実施例の更新時刻付与制御部の動作手順を示すフローチャートである。 実施例のセカンダリデータセンタの動作手順を示すフローチャートである。 実施例の差分データ情報解析部の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 データ転送システム
100 プライマリデータセンタ
200 セカンダリデータセンタ
300 インタフェースケーブル
101、201 ホスト計算機
102、202 インタフェースケーブル
103、203 ストレージ装置
104、204 ホストインタフェース制御部
105、205 差分データ管理テーブル
106、206 差分データ制御部
107、207 最新コピー時刻記録部
108、208 時計
109、209 通信制御部
110、210 記憶装置制御部
111−1〜111−n、211−1〜211−n 記憶装置
106−0、206−0 差分データ情報生成部
106−1、206−1 差分データ情報解析部
106−2、106−2 更新時刻付与制御部
106−3、206−3 時刻付与間隔情報
106−4、206−4 前回付与時刻情報

Claims (7)

  1. それぞれがホスト計算機と該ホスト計算機が使用するデータを保持するストレージ装置とを有する主システム及び副システムを備え、
    前記主システムのストレージ装置は、
    当該ホスト計算機が使用するデータを記憶するデータ記憶部と、該データ記憶部に対する前記ホスト計算機からの更新処理命令の内容を含む差分データ情報を生成する差分データ生成部と、該差分データ生成部が生成した差分データ情報に当該更新時刻を示す更新時刻情報を付与する更新時刻制御部と、前記差分データ生成部により生成された差分データ情報を当該更新処理とは非同期に前記副システムのストレージ装置へ転送する通信制御部とを有し、
    前記副システムのストレージ装置は、
    前記主システムのストレージ装置から転送された差分データ情報を解析し該差分データ情報から更新時刻情報を検索する差分データ解析部と、該差分データ解析部により検知された更新時刻情報を記録する更新時刻記録部とを有することを特徴とするデータ転送システム。
  2. 前記更新時刻制御部は、前記差分データ生成部が逐次生成する差分データ情報に対し、予め設定された頻度にて更新時刻情報を付与することを特徴とする請求項1記載のデータ転送システム。
  3. 前記更新時刻制御部は、所定の時間間隔にて更新時刻情報を付与することを特徴とする請求項2記載のデータ転送システム。
  4. 前記差分データ生成部は、更新時刻情報が含まれるか否かを示す識別情報を当該差分データ情報に付与し、
    前記差分データ解析部は、当該差分データ情報に付与されている識別情報に基づき更新時刻情報を検索することを特徴とする請求項2又は3記載のデータ転送システム。
  5. それぞれがホスト計算機と該ホスト計算機が使用するデータを保持するストレージ装置とを有する主システム及び副システムを備えるシステムにおいて、
    前記主システムのストレージ装置が、
    当該ホスト計算機が使用するデータを記憶する記憶装置に対する前記ホスト計算機からの更新処理命令が発生する毎に、該命令の内容を含む差分データ情報を生成し、逐次生成される差分データ情報に対し当該更新時刻を示す更新時刻情報を予め設定された頻度にて付与し、逐次生成された差分データ情報を当該更新処理とは非同期に前記副システムのストレージ装置へ転送し、
    前記副システムのストレージ装置が、
    前記主システムのストレージ装置から転送された差分データ情報を解析し該差分データ情報から更新時刻情報を検索し、該検索の結果、更新時刻情報を検知したとき、該更新時刻情報を前記差分データ情報から抽出し記録することを特徴とするデータ転送方法。
  6. 前記主システムのストレージ装置に、差分データ情報に更新時刻情報を付与すべき時間間隔を設定することを特徴とする請求項5記載のデータ転送方法。
  7. 前記主システムのストレージ装置が、更新時刻情報が含まれるか否かを示す識別情報を当該差分データ情報に付与し、
    前記副システムのストレージ装置が、当該差分データ情報に付与されている識別情報に基づき更新時刻情報を検索することを特徴とする請求項5又は6記載のデータ転送方法。
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