JP2005307873A - オイルメンテナンス指示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オイルの劣化状態を検出することによってオイル交換の時期を知らせるオイルメンテナンス指示装置を提供する。
【解決手段】差圧センサ6によって検出されたDPF装置4の前後の差圧が、所定圧以上である場合、制御ユニット7が燃焼装置5を作動させて、DPF装置4に捕集されているパティキュレート(PM)を燃焼することにより、DPF装置4が再生される。この再生前後における差圧センサ6の検出値の差から、制御ユニット7が、再生により燃焼されたPM量を算出する。DPF装置4の再生の度に算出された燃焼されたPM量を合計してPM総燃焼量を求め、このPM総燃焼量が所定量以上になった場合、制御ユニット7が警報灯8を点灯させて、オイル交換の時期を知らせる。
【選択図】図1

Description

この発明は、オイルメンテナンス指示装置に係り、とくに、オイルの劣化度合いからオイル交換の時期を知らせる装置に関する。
オイル交換は、一般的に、メーカーによって推奨される運転時間経過後の定期点検で行われることが多い。しかし、ユーザーによって使われ方が異なり、オイルの劣化度合いが異なるため、最適なメンテナンスが行われていない。したがって、運転時間によらず、オイルの劣化度合いからオイル交換の時期を知ることができれば、まだ十分に使用可能なオイルを無駄に消費しないようにすることができる。
特許文献1には、このことを目的として、ヘッドカバーの吸気につながる部屋を設け、その部屋に差圧センサと多孔質メッシュとを備えたオイル劣化検出装置が開示されている。この装置によれば、オイル中に含まれるカーボンが多孔質メッシュに捕捉されることによって多孔質メッシュの差圧が上昇する。オイルが劣化すると、含有するカーボン量が増加するため、この差圧からオイルの劣化度合いを検出することができる。
実開平5−47321号公報
しかしながら、このオイル劣化検出装置では、専用の多孔質メッシュ及び差圧センサが必要となり、コスト上昇や装置の大型化といった問題点があった。また、多孔質メッシュが目詰まりするため、オイル交換の度にメンテナンスが必要になるといった問題点もあった。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、オイルの劣化状態を検出することによってオイル交換の時期を知らせるオイルメンテナンス指示装置を提供することを目的とする。
この発明に係るオイルメンテナンス指示装置は、エンジンの排気通路に設けられ、エンジンからの排気ガス中に含まれるパティキュレートを捕集するディーゼルパティキュレートフィルタと、ディーゼルパティキュレートフィルタに捕集されたパティキュレートを燃焼して、ディーゼルパティキュレートフィルタを再生する燃焼装置と、ディーゼルパティキュレートフィルタの前後の差圧を検出する差圧センサと、差圧センサにより検出された差圧に基づいて、燃焼装置を作動させる制御ユニットと、オイル交換の時期を知らせるための警報手段とを備え、ディーゼルパティキュレートフィルタの再生前後において、差圧センサが差圧を検出し、制御ユニットが、ディーゼルパティキュレートフィルタの再生前後における差圧の差を算出し、制御ユニットに組み込まれた差圧の差とパティキュレート燃焼量との対応関係を定めたマップに基づいて、差圧の差から、パティキュレート燃焼量を算出し、ディーゼルパティキュレートフィルタの再生の度に算出されたパティキュレート燃焼量を合計したパティキュレート総燃焼量に基づいて、警報手段を作動させ、オイル交換の時期を知らせることを特徴とする。
パティキュレート総燃焼量からオイルの劣化を判断するため、オイルが十分劣化してからオイル交換をすることができ、最適なオイル交換時期を検知することができる。
また、パティキュレートフィルタの再生回数を検出する再生回数検出手段を備え、
パティキュレート総燃焼量が所定量に、又は再生回数が所定回数に、いずれか先に到達した場合に、警報手段を作動させ、オイル交換の時期を知らせるようにしてもよい。
パティキュレート総燃焼量又は再生回数の両方からオイルの劣化を判断するため、簡易かつ確実なオイル交換の指示が可能であると共に、ユーザーの使用態様に基づいたオイル交換の指示が選択可能であり、幅広いユーザーに対応することができる。
この発明によれば、燃焼装置によって燃焼されたパティキュレート総燃焼量に基づいて、オイルの劣化を判断するようにしたため、オイルが十分劣化してからオイル交換をすることができ、最適なオイル交換時期を検知することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
この実施の形態に係るオイルメンテナンス指示装置の構成を図1に示す。エンジンのシリンダヘッド1には、エキゾーストマニホルド2が接続されている。エキゾーストマニホルド2に接続される排気通路3に、排気ガス中のカーボンを主成分とするパティキュレート(以下、PMと称する)を捕集するためのディーゼルパティキュレートフィルタ4(以下、DPF装置と称する)が設けられている。DPF装置4には、捕集したPMを、定期的に熱をかけて燃焼するための燃焼装置5が設けられている。また、DPF装置4の前後の差圧を検出するための差圧センサ6が設けられており、燃焼装置5及び差圧センサ6には、制御ユニット7が電気的に接続されている。さらに、制御ユニット7には、オイル交換が必要であることを知らせるための警報手段である警報灯8が電気的に接続されている。
次に、この実施の形態に係るオイルメンテナンス指示装置の動作を、図2のフローチャートを用いて説明する。
このオイルメンテナンス指示装置の動作開始後、制御ユニット7はPM累積燃焼量Mtoをゼロにリセットする(ステップS1)。ここで、PM累積燃焼量Mtoとは、オイル交換までに通常はDPF装置4の再生が複数回繰り返されるが、このオイルメンテナンス指示装置の動作が開始してから、ある時点における最終回の再生までの間に燃焼されたPM量を表す。したがって、PM累積燃焼量Mtoは、DPF装置4の再生後に値が更新される。動作開始時においては、DPF装置4はまだ再生されていないため、制御ユニット7は当然にPM累積燃焼量Mtoをゼロにリセットする。
その後、エンジンの図示しない各シリンダから排気された排気ガスは、エキゾーストマニホルド2で集められ、排気通路3を通ってDPF装置4に入る。DPF装置4から排気された排気ガスは、図示しない触媒装置やマフラーを介して大気中に排気される。一方、排気ガスに含有されているPMはDPF装置4に捕集される。DPF装置4にPMが捕集されると、DPF装置4の前後の差圧Pが上昇する。この差圧Pを圧力センサ6が検出する(ステップS2)。次に、制御ユニット7は、この差圧PがDPF装置4の再生を行う必要のある所定圧以上であるかどうかを判定する(ステップS3)。差圧Pが所定圧に満たないと判定した場合は、ステップS2に戻る。
一方、ステップS3において、制御ユニット7は、差圧Pが所定圧以上であると判定した場合、DPF装置4の再生前の差圧センサ6の検出値Pbを記憶し(ステップS4)、燃焼装置5を作動させてDPF装置4の再生を行う(ステップS5)。DPF装置4の再生後、差圧センサ6がDPF装置4の前後の差圧Paを検出する(ステップS6)。次に、制御ユニット7は、DPF装置4の再生前後での差圧センサ6の検出値の差ΔP(=Pb−Pa)を算出する(ステップS7)。制御ユニット7には、差圧センサ6の検出値の差ΔPとPM燃焼量との対応関係を定めたマップが組み込まれており、差圧センサ6の検出値の差ΔPに基づいて、再生により燃焼されたPM量Mbを算出する(ステップS8)。さらに制御ユニット7は、PM累積燃焼量Mto及び再生により燃焼されたPM量Mbから、PM総燃焼量Mt(=Mto+Mb)を算出し(ステップS9)、PM総燃焼量Mtがオイル交換の必要となる所定量以上であるかどうかを判定する(ステップS10)。PM総燃焼量Mtが所定量以上であると判定した場合、制御ユニット7は、PM総燃焼量MtをPM累積燃焼量Mtoに変換し(ステップS12)、PM累積燃焼量Mtoの値を記憶する(ステップS13)。その後、ステップS2に戻って制御が継続される。
一方、ステップS10において、制御ユニット7が、PM総燃焼量Mtが所定量以上であると判定した場合、制御ユニット7は警報灯8を点灯させることによってオイル交換が必要であることを知らせ(ステップS11)、一連の制御を終了する。
このように、PM総燃焼量Mtからオイル交換の時期を判断するようにしたことにより、オイルが十分劣化してからオイル交換がされるため、まだ十分に使用可能なオイルを無駄に消費しないようにすることができる。
また、このオイルメンテナンス指示装置は、既存のDPF装置4を利用したものであるため、新たな設備を必要とせず、装置をコンパクトにすることができる。さらに、メンテナンスの必要もないため、永続的な使用が可能となる。
なお、この実施の形態においては、差圧センサ6の検出値の差ΔPから、各再生におけるPM燃焼量を算出し、それらを合計してPM総燃焼量を求め、これに基づいてオイルの劣化を判断するようにしたが、各再生におけるPM燃焼量に大きな差がない場合には、再生回数に基づいてオイルの劣化を判断するようにしてもよい。
また、この実施の形態においては、警報手段として、警報灯を使用したが、オイル交換の時期を認識できるような手段であれば警報灯に限定されるものではなく、例えば音声や警報音を発する装置を使用してもよい。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2に係るオイルメンテナンス指示装置を図3及び4に基づいて説明する。尚、図3において、図1の参照符号と同一の符号は、同一又は同様な構成要素であるので、その詳細な説明は省略する。
この発明の実施の形態に係るオイルメンテナンス指示装置は、図3に示されるように、実施の形態1の制御ユニット7を、DPF装置4の再生回数を検出するための再生回数検出手段を備えた制御ユニット9にしたものである。
この実施の形態に係るオイルメンテナンス指示装置の制御方法は、図4に示されるように、図2に示したフローチャートに対して、ステップS5とステップS6の間に、制御ユニット9内に備えられた再生回数検出手段が、DPF装置4の再生回数が所定回数以上か否かを判定するようにしたものであり(ステップS26)、その他は実施の形態1と同様である。
ステップS26において、再生回数が所定回数以上であると判定された場合、制御ユニット9は警報灯8を点灯させることによってオイル交換が必要であることを知らせ(ステップS32)、一連の制御を終了する。
一方、ステップS26において、再生回数が所定回数以下であると判定された場合、ステップS27に進み、実施の形態1と同様にPM総燃焼量Mtを算出し、これに基づいてオイルの劣化を判断する。
このように、PM総燃焼量MtとDPF装置4の再生回数の両方からオイル交換の時期を判断するようにしたことにより、簡易かつ確実なオイル交換の指示が可能であると共に、ユーザーの使用態様に基づいたオイル交換の指示が選択可能であり、幅広いユーザーに対応することができる。
この発明の実施の形態1に係るオイルメンテナンス指示装置の構成図である。 この実施の形態1においてオイルメンテナンス指示装置の制御を説明するフローチャートである。 この実施の形態2に係るオイルメンテナンス指示装置の構成図である。 この実施の形態2においてオイルメンテナンス指示装置の制御を説明するフローチャートである。
符号の説明
3 排気通路、4 ディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF装置)、5 燃焼装置、6 差圧センサ、7,9 制御ユニット、8 警報灯。

Claims (2)

  1. エンジンの排気通路に設けられ、前記エンジンからの排気ガス中に含まれるパティキュレートを捕集するディーゼルパティキュレートフィルタと、
    前記ディーゼルパティキュレートフィルタに捕集されたパティキュレートを燃焼して、前記ディーゼルパティキュレートフィルタを再生する燃焼装置と、
    前記ディーゼルパティキュレートフィルタの前後の差圧を検出する差圧センサと、
    前記差圧センサにより検出された前記差圧に基づいて、前記燃焼装置を作動させる制御ユニットと、
    オイル交換の時期を知らせるための警報手段と
    を備え、
    前記ディーゼルパティキュレートフィルタの再生前後において、前記差圧センサが前記差圧を検出し、
    前記制御ユニットが、前記ディーゼルパティキュレートフィルタの再生前後における前記差圧の差を算出し、
    前記制御ユニットに組み込まれた前記差圧の差とパティキュレート燃焼量との対応関係を定めたマップに基づいて、前記差圧の差から、パティキュレート燃焼量を算出し、
    前記ディーゼルパティキュレートフィルタの再生の度に算出された前記パティキュレート燃焼量を合計したパティキュレート総燃焼量に基づいて、前記警報手段を作動させ、オイル交換の時期を知らせることを特徴とするオイルメンテナンス指示装置。
  2. 前記パティキュレートフィルタの再生回数を検出する再生回数検出手段を備え、
    前記パティキュレート総燃焼量が所定量に、又は前記再生回数が所定回数に、いずれか先に到達した場合に、前記警報手段を作動させ、オイル交換の時期を知らせることを特徴とする請求項1に記載のオイルメンテナンス指示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102191972A (zh) * 2010-02-12 2011-09-21 伍德沃德公司 使用宽阈氧传感器的柴油微粒过滤器再生控制
JP2015059447A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 マツダ株式会社 エンジンのオイル交換時期検知装置

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