JP2005306407A - パンフレット収納具 - Google Patents
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Abstract
【課題】パンフレット、チラシ及びカタログ等の薄い紙状の収納物を入れた際にその量(枚数)が変化した場合でも、それらの収納物が前方に屈曲して丸まった状態になることを有効に防止し、常に、パンフレット等の収納物の前面がよく見える状態に維持されるようなパンフレット収納具を提供すること。
【解決手段】
収納物の下方部の少なくとも一部を前方に押圧することによって、該収納物の裏面が前方から見えないような状態に維持する為の押圧部材が設けられていることを特徴とする、パンフレット収納具。
【選択図】 図1
【解決手段】
収納物の下方部の少なくとも一部を前方に押圧することによって、該収納物の裏面が前方から見えないような状態に維持する為の押圧部材が設けられていることを特徴とする、パンフレット収納具。
【選択図】 図1
Description
本発明は、パンフレット、チラシ及びカタログ等の主に薄い紙状の収納物が前方に丸まらないような状態で維持することの出来る、パンフレット収納具に関する。
薄い紙等から成るパンフレット、チラシ及びカタログ等は、上方に開口した収納容器(ケース)に上から適当な部数を差し込まれた状態で、陳列、整理又は保管等に提供されることが多い。
従来から、展示・陳列・宣伝等の為に、パンフレット、チラシ及びカタログ等の薄い紙状の物を、持ち運び可能な卓上型又は壁掛け型の収納容器(ケース)に上から差し込んで収納することが行われている。このような持ち運び可能な卓上型又は壁掛け型の収納容器は、簡便に好きな場所に設置できるために、非常に便利であり、各種店舗の棚、受け付け窓口、テーブルの上等の様々な場所で使用されている。
このような卓上型又は壁掛け型の収納容器は、通常、上方から収納物を差し込み且つ取り出すために、、背面部、側面部及び底面部から成り、上方が開口されたボックス状の形状を有している。更に、背面部は収納物よりも高く、一方で、様々な大きさの収容物を容易に取り出せるように、その前面部は背面部及び収納物よりも低くなるように設計されているタイプが多い。
このような従来の収納容器は、差し込まれたパンフレット等の収納物が前方に折れ曲がってしまうことを防ぐために、その前面部及び背面部を後傾させることによって収納物を斜め後ろに傾斜させて収納するタイプが多い。しかしながら、このようにした場合でも、特に紙のような薄い収納物は自重により前方に屈曲して丸まった状態になることが多く見られた。そのような前方に屈曲して丸まった状態になってしまうと、パンフレット等収納物の前面が隠れてしまい、そこに載せられている情報が伝わらず、展示・陳列・宣伝の効果が失われる結果となる。又、丸まってしまった収納物は美的外観上も好ましくない。
従って、本発明の目的はこのような課題を解決することである。
即ち、本発明は第一の態様として、収納物の下方部の少なくとも一部を前方に押圧することによって、該収納物の裏面が前方から見えないような状態に維持する為の押圧部材が設けられていることを特徴とする、パンフレット収納具に係る。
本発明の第二の態様として、収納物の下方部の少なくとも一部を前方に押圧することによって、側面から観察した場合に収納物全体が曲率の小さい逆S字状態に維持する為の押圧部材が設けられていることを特徴とする、パンフレット収納具に係る。
本発明の第三の態様として、収納物の下方部を前方に押圧することによって少なくとも収納物上方部をその表面が突出したような略円弧状で背面に反った状態で維持する為の押圧部材が設けられていることを特徴とする、パンフレット収納具に係る。
上記本発明の各態様においても、収納物の下方部の少なくとも一部がパンフレット収納具の前面部内側に内接した状態に保たれていることが好ましい。ここで、「収納物の下方部」とは、収納部における相対的な位置を意味し、本発明の上記各態様における各機能を発揮することが出来る限り、特定の部分を意味するものではない。通常、収納物の下端から上端に向かって約80%以下、好ましくは約75%以下、より好ましくは約50%以下の面積を占める領域を意味する。
更に、本発明の各態様において、パンフレット収納具の前面部の上端より上に突出した収納物部分の重心位置が、該上端より後方(背面側)に位置するような状態で維持されていることが好ましい。このようにすることによって、紙状の収納物が前方に屈曲して丸まった状態になることをより効果的に阻止することが出来る。
本発明のパンフレット収納具においては、パンフレット、チラシ及びカタログ等の薄い紙状の収納物を入れた際にその量(枚数)が変化した場合でも、常にそれらの下方部が前方に押圧されることによって、それらの収納物が前方に屈曲して丸まった状態になることを有効に防止することができる。その結果、常に、パンフレット等の収納物の前面がよく見える状態に維持され、その結果、展示・陳列・宣伝の効果が長期に亘って発揮され、且つ、美的外観上も優れた効果を生じる。
本発明において、「パンフレット収納具」とは、一般に、展示・陳列・宣伝等の為に、パンフレット、チラシ及びカタログ等の薄い紙状の収納物を収納する用具を意味する。収納物の種類・大きさ等に特に制限はないが、本発明は紙状の薄い収納物を収納する際に、特に効果的である。更に、本発明のパンフレット収納具の設置場所及び使用態様などに特に制限はないが、持ち運び可能な卓上型又は壁掛け型であることが好ましい。このようなタイプのパンフレット収納具は、簡便に好きな場所に設置できるために、非常に便利であり、通常、各種店舗の棚、受け付け窓口、テーブルの上等の様々な場所で使用されることが多い。
又、本発明のパンフレット収納具は、従来のような、前面部、背面部、側面部及び底面部に囲まれた一つ又は複数の収納部を有し、上方が開口されたボックス状の形状を有している。これら各面の大きさ及び相互の大きさの割合等に特に制限はなく、収容物の種類及び大きさ等に応じて、当業者が適宜選択することが出来る。例えば、卓上型又は壁掛け型の場合には、上方から収納物を差し込み且つ取り出すために、背面部は収納物よりも高く、一方で、様々な大きさの収容物を容易に取り出せるように、その前面部は背面部及び収納物よりも低くなるように設計されていることが好ましい。更に、前面部及び背面部を後傾させることによって収納部全体が斜め後ろに傾斜するように設計することも出来る。尚、このように場合には、背面部の後ろ面の適当な位置に収納具の支えとなるような任意のの形状の適当な支え部材を設けることが好ましい。パンフレット収納具自体は、プラスチック、木材、金属等の当業者に公知の任意の素材で作られている。従って、プラスチック等の素材を使用する場合には、本発明のパンフレット収納具全体を一体成形することも可能である。
本発明の上記各態様における機能を発揮することができる限り、押圧部材の構造、形状、大きさ、数量、材質等に特に制限はなく当業者が適宜選択することができる。
押圧部材の一例として、例えば、図1に示されるような弾性体から成る薄層シートを挙げることが出来る。該薄層シート部材(1)はその上端部でパンフレット収納具の背面部(4)の内側に取り付けられ、下方斜め前方に突出しているようにすることができる。該薄層シート部材の幅及び長さに特に制限はないが、例えば、その幅はパンフレット収納具の横幅とほぼ同じか又はそれよりも短かくてもよい。又、その長さは、少なくとも該薄層シート部材の下方領域の一部が、収納物をパンフレット収納具の前面部(5)内側に押圧した状態に保つことが出来るだけの長さを有していることが好ましい。従って、収納物がない状態でも、該薄層シート部材の下方領域の一部がパンフレット収納具の前面部に達するだけの長さを有していることが好ましい。図1の場合には、収納物の下方部の少なくとも一部を前方に押圧することによって、収納物の上方部が背面方向に僅かに窪み、その結果、側面から観察した場合に収納物全体が曲率の小さい逆S字状態に維持されている。
又は、例えば、図2に示されるように、押圧部材が弾性体から成り、パンフレット収納具の背面部(4)又は底面部(6)から凸状態に前方又は上方にそれぞれ突出した形状を有しているようにすることができる。この場合に、凸状態に突出した押圧部材は、例えば、上記のような弾性体から成る薄層シートで形成され、該薄層シートの一端又は両端でパンフレット収納具の底面部又は背面部に取り付けられたものとすることが可能である。図2の場合には、収納物の下方部の少なくとも一部を前方に押圧することによって、少なくとも収納物上方部をその表面が突出したような略円弧状に反った状態で維持されている。
このような凸状態に突出した押圧部材の幅は、パンフレット収納具の横幅とほぼ同じか又はそれよりも短かくてもよい。又、それら押圧部材の突出の程度は、パンフレット収納具の前面部領域より高くても良いし又はそれより短いものでもよい。凸状態に突出した押圧部材の突出高さも適宜選択することが出来る。更に、比較的小さい押圧部材を複数設けることも可能である。
このような押圧部材は、収納物のより重量により容易に変形ないし撓むような弾性を有していることが好ましい。その結果、押圧部材が変形することによって、十分な量の収納物を収納することが出来、かつ、収納される収納物の量(厚さ)が増しても、常に、収納物の下方部の少なくとも一部をパンフレット収納具の前面部内側に押圧した状態に保ち、及び/又は、パンフレット収納具の前面部の上端より上に突出した収納物部分の重心位置が、該上端より後方(背面側)に位置するような状態で維持することによって、本発明の各態様の機能をより有効に発揮させることが可能となる。
押圧部材はこのような適度な弾性を発揮することが出来る素材からが好ましく、当業者であれば、例えば、天然ゴム、各種合成ゴム、各種合成樹脂(プラスチック)、金属箔(板バネ)等の公知の任意の物質から適宜選択することが出来る。
更に、押圧部材は収納物に固定して取り付けて良いし、当業者に公知の任意の手段によって、脱着可能、及び/又は、上下左右方向に移動可能な構造とすることによって、使用に際して、パンフレット収納具の設置場所及び使用態様、収納物の種類及び量などに応じ、パンフレット収納具の内部における押圧部材の取り付け位置を自由に調整することが可能である。
例えば図1に示されるように、パンフレット収納具の背面部内側の所定の位置に、薄層シートの一端を差し込む為の挿入部(2)を設け、薄層シートから成る押圧部材を差し込むことによってパンフレット収納具に押圧部材を簡便に設けることが出来る。又は、背面部内側にスライド上の溝を設け、これに沿って押圧部材が適宜上下方向に移動可能な構造とすることも出来る。
以下、図面に示される構成は本発明の一具体例であり、本発明の技術的範囲はこれらの記載によって何等制限されるものではない。
常に、パンフレット等の収納物の前面がよく見える状態に維持されるので、外観上も優れ、パンフレット等の展示・陳列・宣伝等に有効に利用することができる。
1 押圧部材
2 押圧部材の挿入部
3 紙等の収納物
4 パンフレット収納具の背面部
5 パンフレット収納具の前面部
6 パンフレット収納具の底面部
7 パンフレット収納具の支え部材
2 押圧部材の挿入部
3 紙等の収納物
4 パンフレット収納具の背面部
5 パンフレット収納具の前面部
6 パンフレット収納具の底面部
7 パンフレット収納具の支え部材
Claims (12)
- 収納物の下方部の少なくとも一部を前方に押圧することによって、該収納物の裏面が前方から見えないような状態に維持する為の押圧部材が設けられていることを特徴とする、パンフレット収納具。
- 収納物の下方部の少なくとも一部を前方に押圧することによって、側面から観察した場合に収納物全体が曲率の小さい逆S字状態に維持する為の押圧部材が設けられていることを特徴とする、パンフレット収納具。
- 収納物の下方部の少なくとも一部を前方に押圧することによって、少なくとも収納物上方部をその表面が突出したような略円弧状に反った状態で維持する為の押圧部材が設けられていることを特徴とする、パンフレット収納具。
- 収納物の下方部の少なくとも一部がパンフレット収納具の前面部内側に内接した状態に保たれていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のパンフレット収納具。
- パンフレット収納具の前面部の上端より上にある収納物の部分の重心位置が、該上端より後方(背面側)に位置するような状態で維持されていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のパンフレット収納具。
- 押圧部材が弾性体から成る薄層シートであり、該薄層シート部材はその上端部でパンフレット収納具の背面部の内側に取り付けられ、下方斜め前方に突出していることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか一項に記載のパンフレット収納具。
- 押圧部材が弾性体から成り、パンフレット収納具の背面部又は底面部から凸状態に突出した形状を有していることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか一項に記載のパンフレット収納具。
- 凸状態に突出した押圧部材が弾性体から成る薄層シートから形成されていることを特徴とする、請求7記載のパンフレット収納具。
- 押圧部材が収納物からの押圧により容易に変形するような弾性を有していることを特徴とする、請求項6ないし8のいずれか一項に記載のパンフレット収納具。
- 押圧部材が収納物の高さに応じて上下方向に調節可能である、請求項1ないし9のいずれか一項に記載のパンフレット収納具。
- 押圧部材が脱着可能である、請求項1ないし10のいずれか一項に記載のパンフレット収納具。
- 持ち運び可能な卓上型又は壁掛け型であることを特徴とする、請求項1ないし11のいずれか一項に記載のパンフレット収納具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004123308A JP2005306407A (ja) | 2004-04-19 | 2004-04-19 | パンフレット収納具 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005306407A true JP2005306407A (ja) | 2005-11-04 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7778975B2 (en) | 2006-12-27 | 2010-08-17 | Fujitsu Limited | Mirroring method, mirroring device, and computer product |
JP2010241067A (ja) * | 2009-04-09 | 2010-10-28 | Kurazo Sakurai | シート状物差立て保持具およびこれを用いたシート状物差立て保持装置およびシート状物綴じ具 |
JP2012045771A (ja) * | 2010-08-25 | 2012-03-08 | Nec Computertechno Ltd | 収納具及び収納方法 |
JP6233676B1 (ja) * | 2017-04-29 | 2017-11-22 | 倉三 桜井 | 帳票類差立て支持具 |
KR101872129B1 (ko) * | 2016-12-27 | 2018-06-27 | 한국건설 주식회사 | 문서보관 케이스 삽입형 서류 형태유지 용구 |
-
2004
- 2004-04-19 JP JP2004123308A patent/JP2005306407A/ja active Pending
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