JP2005305107A - 価値的情報値の測定装置およびこれを使用した測定方法 - Google Patents

価値的情報値の測定装置およびこれを使用した測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成の装置で価値的情報系における価値的情報値を客観的、定量的に測定することが可能な測定技術を提供する。
【解決手段】頭部バンド11に取り付けられ、両端の端部がそれぞれ頭部の頭竅陰20を指向する円弧状の光ファイバ12と、前額部を指向するアンテナコイルとを有する測定装置10を、光ファイバ12の両端部12a,12bがそれぞれ頭竅陰20を指向するように測定者が頭部に装着し、測定者が測定対象物に向き合ったときに測定装置10の光ファイバ12に流れる価値的情報の価値的情報値をOリングテストにより評価し、光ファイバ12の長さ方向中心Cの位置におけるOリングテストの評価値が<0>値となるときの中心位置C以外の光ファイバ12に流れる価値的情報値の評価値から、測定対象物の価値的情報値を求める。
【選択図】図1

Description

本発明は、主体である人と客体となる対象との間の生物的許容関係の価値を示す価値的情報値を測定する技術に関する。
医療における診断法の一つとしてOリングテストといわれる方法がある。Oリングテストでは、拇指と他の指(通常は人差し指)で作った環(これをOリングという)を開く際の力で、身体の異常部位や特定物質の生体内の分布、治療薬の適合性などを診断することができるとされている。このOリングテストを用いた診断方法の詳細は特許文献1に詳しく述べられている。
他方、本発明者は、主体である人が客体となる対象(物質を含むすべての物体を指す)を把握するとき、主体と対象との相互関係が電磁波動的に把握され、主体と対象との生物的関係を利害許容にまで立ち入って、その情報(本明細書ではこの情報を価値的情報という)を客観的に評価する系(これを価値的情報系という)を考え、この価値的情報系の存在と価値的情報の送受信に関して研究し、その研究成果を発表してきた(非特許文献1,非特許文献2および特許文献2参照)。この価値的情報を評価する方法の一つとして、Oリングテストを利用することができる。ここで、本発明者が提唱するOリングは、人差し指の先を拇指の指紋の中央に当ててつくったOリングである。これと逆に、拇指の先を人差し指の指紋の中央に当ててつくったOリングを逆Oリングという。非特許文献1では、人の脳の松果体部と本発明者が提唱するOリングが構成する価値的情報系の存在可能性を示す実験結果を開示し、非特許文献2および特許文献2では、価値的情報系の存在を検証し、エネルギ発生装置を用いてこの情報を送受信する装置を開示している。
非特許文献1に記載の価値的情報値の具体的な測定方法は以下の通りである。赤色可視光半導体レーザ装置を机上に置き、20cm前に「20%ブドウ糖20cc1ampule」を置いてレーザ光を当てながら助手が検者のOリングに両手の人差し指を差し込んで左右計2本の指で引き開けた際、閉まったままだとこれを(+)とし、この段階は(+1)と評価する。次に、この検者のOリングを開けるために、インターロックする力を上げるために左右に引き開ける助手の両手の中指を追加して、さらにこのOリングに差し込み左右計4本の指で引き開ける。この段階では(+2)となるが、これでもOリングが開かない場合、さらに検者のOリング内に助手が左右の薬指を追加して差し込んで左右計6本の指で開くと、これが(+3)となる。この閉まっている(+)の範囲は(+2)のままであり、対象の「20%ブドウ糖1ampule」の価値的情報値は、開く前の段階である(+2)と評価する。対象を「5%ブドウ糖20cc1ampule」としてレーザ装置の20cm前に置いてレーザ光を当てながら行うと、上記の方法で価値的情報値は(+5)となる。
初回からOリングが開くときは(−)を意味し、このときの(−)を定量するには、Oリングを形成していないもう一方の手を発光中のレーザ装置の後尾に当てながら上記の方法でOリングを開く。Oリングを引き続き引き開けて出た数値は、そのままレーザ装置前方にある対象の価値的情報値に(−)を付与する絶対値となる。このとき、極性は前後対称となるので、後尾が(+)であれば前方の対象は(−)となるが、絶対値はレーザ装置の前と後で等値である。たとえば対象を「50%ブドウ糖20cc1ampule」とすると、上記の方法で価値的情報値は(−4)となる。また、対象を「オキシフル(H22)5cc」とすると、上記の方法で価値的情報値は(−6)となる。
さらにレーザ発光中のレーザ装置前後の物理的平衡則に則って、価値的情報値を測定する方法について説明する。レーザ装置の前方に「5%ブドウ糖20cc1ampule」(先の結果より価値的情報値は(+5))と「50%ブドウ糖20cc1apule」(先の結果より価値的情報値は(−4))を重ねて置き、価値的情報値を測定すると(+1)となる。同様にして「5%ブドウ糖20cc1ampule」と「20%ブドウ糖20cc1ampule」(価値的情報値は(+2))を重ねて置くと価値的情報値は(+7)となる。また、レーザ装置前方に「5%ブドウ糖20cc1ampule」を置き、このレーザ装置の後尾に同じ「5%ブドウ糖20cc1ampule」を添えてOリングテストを行うと、評価値は<0(ゼロ)>値となる。評価値が<0>値になるということは、Oリングテストを行うときに、初回は(+)または(−)であっても、次回は逆の(−)または(+)となり、3回目はその逆の(+)または(−)となり、以下(−)、(+)の交代が限りなく続く状態のことである。
以上の実験結果から、レーザ装置を用いたOリングテストで得られた価値的情報値には、極性と定量された数値の加法性があるものと推察され、この手法を用いることで、どのような高い数値でも計測可能となる。
また、非特許文献2では、ある物体がもつ価値的情報を他の物体に送信する(送り込む)装置について以下のような提案をしている。すなわち、方向性をもつエネルギ発生装置として赤色可視光半導体レーザ装置を用い、価値的情報を受信対象物に送り込む送信対象物を、レーザ装置の出光部の傍らに添え、10cm離れた受信対象物である白色の紙に送信対象物の価値的情報を送り込む。10分後、レーザ装置の後尾に送信対象物を添えて、この価値的情報を送り込まれた白紙をレーザ装置で照射してOリングテストで測定すると、評価値は<0>値となる。これは、白紙には送り込まれた送信対象物の価値的情報と等価の価値的情報が存在していること、すなわち送信対象物がもつ価値的情報が受信対象物である白紙に投影され残存していることを意味する。さらに、24時間経過後、1週間経過後にも同じ結果となり、この期間内では価値的情報値の変化(減衰)は見られなかった。
さらに上記の検証にもとづき、より複雑な高分子生物学的対象を価値的情報系の情報として送信するために、これを立体的に高集積化する送信装置を提案した。この装置は、別情報を取り込むための側入り口(インプット)を備えた赤色可視光半導体レーザ装置2台(A,B)と、レーザ復調器(光受信転送装置)とからなる。レーザ復調器は電気信号入力を光学的信号に転換するものであり、光学的信号から電気信号に転換しさらに光学的信号に戻る復調作用を行うものである。
上記装置を用いて、送信対象物をレーザ装置(A)の側入り口手前にのせ、レーザ復調器を経てレーザ装置(B)から10cm前方の受信対象物である白紙を20秒間照射して送信対象物の価値的情報を送り込み、この白紙上の送り込まれた中央の光点の狭い部位の価値的情報値を測定したところ、本来の価値的情報値が集積化されて価値的情報が伝達され、価値的情報値が増加したことが確認された。
さらに、特許文献2では、非特許文献2記載のエネルギ発生手段を改良して、有用な価値的情報をさらに高い効率で送信することを可能にした価値的情報送信装置を提案している。この価値的情報送信装置は、方向性をもつエネルギ発生装置を用いて送信対象物がもつ価値的情報を受信対象物に送信する価値的情報送信装置であって、エネルギ発生装置として磁気発生装置とイオン発生装置とを組み合わせて構成した装置を使用している。このエネルギ発生装置においては、磁気発生装置とイオン発生装置の相乗効果により、非特許文献2に記載のレーザ装置を使用した価値的情報送信装置に比べて数千〜一万倍以上に集積化された価値的情報値が得られる。そして、このエネルギ発生装置によって高値に集積化され送信された価値的情報値は、その受信局所に一定期間以上減衰せずに安定に保存される。
一方、特許文献1に記載のOリングテストによる診断においては、験者と被験者の最低2名が必要であり、また、すべてが人力による診断方式であるので験者の負担が大きく、Oリングを開放させる力の強さの物理的計測が不十分で不正確であり、その診断も経験則に頼るほかないために経験を積んだ験者を必須とする、という難点がある。これに対処するために、Oリングを開放させる力ないしは指の筋力を客観的、定量的に測定する装置が種々提案されている(たとえば特許文献3〜5参照)。
米国特許第5188107号明細書 人体科学、人体科学会、1999年、第8巻、第2号、p.57−71 人体科学、人体科学会、2000年、第9巻、第2号、p.41−56 特開2003−50300号公報 特公平3−44525号公報 特許第2678344号公報 特許第3456612号公報
上記の特許文献3〜5に記載の測定装置によれば、験者や第三者を必要とすることなく患者である被験者自身でOリングの筋力を客観的、定量的に測定することができるという利点がある。しかしながらこれらの測定装置は、本発明者が提唱する価値的情報系における価値的情報値の測定装置としては不適当である。その理由は、特許文献3〜5に記載の測定装置は、特許文献1に記載の医療診断におけるOリングテストを前提にしたものであり、対象(物体)がもつ固有のエネルギ振動を主体(人)の脳の松果体部で受信し、松果体部で対象と主体との生物的許容関係として、極性を有する値として評価する、ということができないからである。とくに、特許文献2に記載のような送信装置を使用して、対象が本来もっていた価値的情報値よりも高い値をもつに至ったような対象に対しては、Oリングテストと関わる筋生理学上の機構の相違から、特許文献3〜5に記載の測定装置ではそのような高い価値的情報値を測定することは事実上不可能である。
また、非特許文献1にて本発明者が開示した価値的情報値の測定方法では、赤色可視光半導体レーザ装置という特殊な精密機器が必要であり、一般の人にとってこのような特殊機器の操作は難しく、測定に従事する人が限られる、という問題点がある。また、対象のもつ価値的情報値が高ければ高いほど、Oリングを開き広げる回数が増え、煩雑であるとともにOリングテストを行う助手などの負担が大きくなる。さらに、対象のもつ価値的情報値が高ければ高いほど、評価値が<0>値になるまでレーザ装置の後尾に添付する価値的情報値が既知の測定補助物体の添付個数が増大し、煩雑さも増大する。
本発明の目的は、主体である人と客体となる対象との生物的許容関係の価値を評価する価値的情報系において、簡単な構成の装置で価値的情報値を客観的、定量的に測定することが可能な測定装置および測定方法を提供することにある。
本発明者は、人脳の松果体部を中心とする人体内の価値的情報の伝達経路において、松果体部と共鳴する反応点が、前頭、側頭、後頭を周回する経路のなかに存在することに着目し、これらの反応点のなかの特定の反応点を通じて人脳の内外との間で情報を送受信することにより、松果体部で評価した価値的情報値を測定することが可能であるとの知見を得て、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明に係る測定装置は、主体である人の脳の松果体部と対象との生物的許容関係の価値を評価する価値的情報系における価値的情報値の測定装置であって、人の頭部に装着可能な帽体と、前記帽体に取り付けられ、両端の端部がそれぞれ側頭後方の経穴である左右の頭竅陰を指向するとともに全体が頭部後方に円弧状をなす線状体と、前記帽体に取り付けられ、人体の前額部を指向する金属製のアンテナコイルとを有することを特徴とする。ここで、前記線状体として光ファイバまたは導電線を用いることができる。また、前記線状体の両端部にもそれぞれ金属製の補助コイルを取り付けることができる。
また本発明に係る測定方法は、主体である人の脳の松果体部と対象との生物的許容関係の価値を評価する価値的情報系における価値的情報値の測定方法であって、上記の測定装置の線状体の両端の端部がそれぞれ側頭後方の頭竅陰を指向するように測定者が前記測定装置を頭部に装着し、測定者が測定対象物に向き合ったときに前記測定装置の前記線状体に流れる価値的情報の価値的情報値をOリングテストにより評価し、前記線状体の長さ方向中心位置におけるOリングテストの評価値が<0>値となるときの前記中心位置以外の前記線状体に流れる価値的情報値の評価値から、測定対象物の価値的情報値を求めることを特徴とする。ここで、価値的情報値が既知の補助対象物を前記線状体の中心位置以外の部位に添付するか、または、価値的情報値が既知の補助対象物を前記線状体の中心位置以外の部位に反復接触させて、前記中心位置におけるOリングテストの評価値が<0>値となるときの前記中心位置以外の前記線状体に流れる価値的情報値の評価値から、測定対象物の価値的情報値を求めることもできる。
本発明に係る測定装置を主体である人が頭部に装着して客体である測定対象物のほうに向いたときに、測定対象物がもつ価値的情報は前額部に位置するアンテナコイルを介して人の松果体部に電磁波動的に伝達され、松果体部では人と測定対象物との間の生物的許容関係の価値、すなわち価値的情報値が評価される。松果体部に発生した価値的情報は、松果体部から頭部左側の頭竅陰に向かって流れ、左側頭竅陰を指向する線状体端部に電磁波動的に伝達されて線状体の内部を流れ、さらに右側頭竅陰を指向する線状体端部から右側頭竅陰に電磁波動的に伝達されて松果体部に回帰する。このとき、線状体の両端部にそれぞれ補助コイルを取り付けておけば、頭竅陰と線状体端部の間での価値的情報の伝達能力が高まる。
本発明の測定装置は、これを頭部に装着するだけで、松果体部−左側頭竅陰−線状体−右側頭竅陰−松果体部を巡る情報伝達回路が形成され、松果体部に発生した測定対象物の価値的情報が松果体部と測定装置の線状体を巡る情報伝達回路を流れるので、この情報伝達回路を流れる価値的情報を評価することにより、測定対象物の価値的情報値を求めることができる。したがって、特殊な精密機器を使用することなく、簡単な構成の装置で、Oリングテストを行う助手などの負担を軽減させ、客観的、定量的に測定対象物の価値的情報値を測定することができる。
本発明の測定装置は、本発明者が提唱する価値的情報系における価値的情報値の測定装置であって、特許文献3〜5に記載のような、医療診断におけるOリングテストを前提にしたところの、Oリングを開放させる力ないしは指の筋力を測定するための装置とは根本的に異なる。価値的情報系における価値的情報値とは、主体である人と客体となる測定対象物との間の生物的許容関係の価値を示す値である。ここで客体となる測定対象物は、医療に関する物に限らず、主体である人が生きていくにあたって直接、間接に人と利害関係を有するすべての物(物質を含むすべての物体)である。そして、測定対象物がもつ価値的情報値は、測定対象物が本来もっている価値的情報値(複数の対象の場合は加算値)、および、価値的情報送信装置によって集積化されて高い値をもつに至った価値的情報値を含み、極性(+と−)と非連続な固有整数値として評価されるものである。
本発明の測定装置は、人の頭部に装着して使用する。そのために、松果体部との間で価値的情報を相互に伝達する入出力端機能を有する線状体と、測定対象物がもつ価値的情報を松果体部に効率的に伝達するためのアンテナコイルとを、頭部に装着可能な帽体に取り付ける。ここで、帽体の形状、材質はとくに限定されるものではなく、要は線状体の両端部を人の後頭部の経穴である左右の頭竅陰を指向する位置に取り付けることができ、またアンテナコイルを人の前額部を指向する位置に取り付けることができればよいので、帽体の形状としては帯状や帽子状などが適当であり、材質としては織布、不織布、皮革、合成樹脂などが適当である。実用的に最も適しているのは、合成樹脂製の帯状体である。
アンテナコイルは、測定対象物がもつ価値的情報が人の松果体部に電磁波動的に伝達されるときに、その伝達効率を高めかつ安定化させるためのものである。測定対象物がもつ価値的情報はこのアンテナコイルを介して松果体部に伝達され、松果体部では人と測定対象物との間の生物的許容関係の価値、すなわち価値的情報値が評価される。このアンテナコイルは金属製であれば、形状や寸法を問わず伝達効率を高め、安定化させるのに有効であるが、好ましくは、鉄合金製でコイル外径25〜30mm程度、外方から帽体に向かって左巻きとなるコイルを使用するのがよい。
帽体に取り付ける線状体は、両端部が後頭部の経穴である左右の頭竅陰を指向する位置に取り付ける。頭竅陰(とうきょういん)とは、東洋医学でいう人体の経穴の一つであり、少陽胆経に存在する。頭竅陰について特異的なことは、左頭竅陰の価値的情報値は(−6)、右頭竅陰の価値的情報値は(+6)となる極性と情報値をもつことである。これは、左右の頭竅陰間で情報の移動がおきることを示唆している。線状体の材質は、光子または電子の通過性の高い光ファイバまたは銅やアルミニウムなどの導電線が適している。線状体の太さは価値情報の伝達能には直接関係ないが、帽体に取り付けやすく、かつ測定装置を頭部に装着したときに負担とならない程度の太さ、たとえば外径2〜5mm程度とするのがよい。全体の形状は、頭部後方に円弧状をなす形状とする。さらに、線状体の両端部に金属製の補助コイルを取り付けることが望ましい。
線状体の両端部が左右の頭竅陰を指向していることにより、松果体部に発生した価値的情報は、松果体部から左側頭竅陰に向かって流れ、左側頭竅陰を指向する線状体端部に電磁波動的に伝達されて線状体の内部を流れ、さらに右側頭竅陰を指向する線状体端部から右側頭竅陰に電磁波動的に伝達されて松果体部に回帰する。このとき、線状体の両端部にそれぞれ、左側端部から右側端部に向かう方向に対して左回りの補助コイルを取り付けておけば、頭竅陰と線状体端部の間での価値的情報の伝達能力が高まり安定化するとともに、松果体部−左側頭竅陰−線状体−右側頭竅陰−松果体部を巡る情報伝達回路の方向性が高まる。この補助コイルは金属製であれば、形状や寸法を問わず伝達能力を高めるのに有効であるが、好ましくは、鉄合金製でコイル外径25〜30mm程度のコイルを使用するのがよい。
以上の構成の測定装置を使用した価値的情報値の測定方法は、以下のようにして実施する。まず、測定者が測定装置を頭部に装着する。そして、測定者の前方に測定対象物がないときの測定装置の線状体を流れる情報をOリングテストにより評価する。測定対象物がないときの線状体を流れる情報は、測定装置を装着した測定者の松果体部が無意識状態で感じる情報であり、測定者と測定装置との間の生物的許容関係の価値を示す情報というものではない。本発明者が試作した測定装置では、測定者が測定装置を頭部に装着したときに、線状体には絶対値が(2)の情報が流れていることが確認されている。
つぎに、測定装置を頭部に装着した測定者が測定対象物に向いたときの測定装置の線状体を流れる価値的情報をOリングテストにより評価する。このときに線状体を流れる価値的情報とは、測定対象物がもっている価値的情報値が測定者の松果体部で評価され、その価値的情報値が線状体に流れているものである。測定対象物がもつ価値的情報は測定装置のアンテナコイルを介して測定者の松果体部に電磁波動的に伝達され、測定者と測定対象物との間の生物的許容関係の価値、すなわち価値的情報値が松果体部で評価される。松果体部に発生した価値的情報は、松果体部から左側頭竅陰に向かって流れ、左側頭竅陰を指向する線状体端部に電磁波動的に伝達されて線状体の内部を流れ、さらに反対側の線状体端部から右側頭竅陰に電磁波動的に伝達されて松果体部に回帰する。このとき、線状体端部に取り付けられた補助コイルは、左右の頭竅陰と線状体端部の間での価値的情報の伝達能力を高め安定させる機能を果たす。
この測定装置を使用したとき、松果体部−左側頭竅陰−線状体−右側頭竅陰−松果体部を巡る情報伝達回路を流れる価値的情報は、松果体部から線状体中心までの往路は(−)の極性を有し、線状体中心から松果体部Pまでの復路は(+)の極性を有すること、線状体中心の位置では<0>値となること、復路の線状体端部の位置での価値的情報値が対象の価値的情報値に対応することを本発明者は別途実験により確認している。したがって、測定者が測定対象物に向いたときに線状体に流れる価値的情報をOリングテストにより評価したときに、線状体中心の位置で<0>値になっていることが確認されれば、そのときに線状体に流れる価値的情報のOリングテスト評価値の絶対値が測定対象物の価値的情報値の絶対値に対応した値となるわけである。線状体中心の位置で<0>値になるのは、この点が電磁波動的に松果体部と共鳴する点であるからである。
そこで、測定対象物の価値的情報値を測定するには、まず、測定装置を頭部に装着した測定者が測定対象物に向いたときの線状体中心の位置での<0>値をOリングテストで確認し、つぎに、その場の極性が(+)であるか(−)であるかを知るためにもう一度Oリングテストを行う。このOリングテストで場の極性、つまり測定対象物の極性が(+)であれば、(+)極性の線状体復路にて測定の操作を行い、場の極性が(−)であれば、(−)極性の線状体往路にて測定の操作を行う。ここで、測定対象物の価値的情報値が高く、Oリングテストを行う助手などの負担を軽減させたいときには、価値的情報値が既知の物体を補助対象物とし、線状体復路または線状体往路にこの補助対象物を添付しながら、Oリングテストで線状体中心位置が<0>値になるまで補助対象物の添付と加算を行う。線状体中心位置が<0>値になったときの補助対象物の価値的情報値の合計が測定対象物の価値的情報値となる。また別の方法として、線状体復路または線状体往路に価値的情報値が既知の補助対象物を反復接触させて、Oリングテストで線状体中心位置が<0>値になるまでの反復接触回数をカウントする。この線状体中心位置が<0>値になるまでの反復接触回数が測定対象物の価値的情報値の絶対値と同じ値となる。
図1は本発明の実施例おける価値的情報の測定装置の基本構成を示す斜視図である。図2は図1の測定装置を頭部に装着した状態を示す図である。
本実施形態の測定装置10の基本構成は、測定者Mの頭部Hに装着可能な帯状の帽体(以下、頭部バンドという)11と、この頭部バンド11に取り付けられ、両端の端部12a,12bがそれぞれ側頭後方の経穴である左右の頭竅陰(頭部の経絡と経穴を示す図5の符号20参照)を指向する光ファイバからなる線状体(以下、光ファイバという)12および端部12a,12bに取り付けられた鉄合金製の補助コイル13a,13bと、頭部バンド11に取り付けられ、測定者Mの前額部(図示せず)を指向する鉄合金製のアンテナコイル14とからなる。
頭部バンド11は、頭部Hに装着したときにずり落ちない程度のサイズの合成樹脂製のバンドである。この頭部バンド11を装着したときに側頭後方の左右の頭竅陰に相当する位置に光ファイバ12の両端の端部12a,12bが取り付けられている。光ファイバ12は、外径約3mm、長さ約60cmの単線で、円弧状をなしている。光ファイバ12の端部12a,12bは、それぞれ左右の頭竅陰を指向する向きに取り付けられている。
光ファイバ12の端部12a,12bには、補助コイル13a,13bが取り付けられている。補助コイル13aは端部12aの先端側から端部側に向けて左巻きとなる螺旋状のコイルであり、補助コイル13bは端部12bの端部側から先端側に向けて左巻きとなる螺旋状のコイルである。さらに、頭部バンド11を装着したときに前額部となる位置には、アンテナコイル14が取り付けられている。アンテナコイル14は、外方から頭部バンド11に向けて左巻きとなる螺旋状のコイルである。
図3は測定装置10を頭部Hに装着したときの価値的情報の流れを示す模式図である。同図においてBは測定者Mの脳を示し、Pは松果体部を示し、Lは左側頭竅陰、Rは右側頭竅陰をそれぞれ示す。測定者Mが測定装置10を頭部Hに装着して客体である測定対象物(図示せず)のほうに向いたときに、測定対象物がもつ価値的情報は測定装置10のアンテナコイル14を介して脳Bの松果体部Pに電磁波動的に伝達される。松果体部Pでは測定者Mと対象との間の生物的許容関係の価値、すなわち価値的情報値が評価される。松果体部Pに発生した価値的情報は、松果体部Pから左側頭竅陰Lに向かって流れ、左側頭竅陰Lを指向する光ファイバ端部12aに電磁波動的に伝達されて光ファイバ12の内部を流れ、さらに光ファイバ端部12bから右側頭竅陰Rに電磁波動的に伝達されて松果体部Pに回帰する。このとき、光ファイバ端部12a,12bに取り付けられた補助コイル13a,13bは、左右の頭竅陰L,Rと光ファイバ端部12a,12bの間での価値的情報の伝達能力を高め安定化させる機能を果たす。測定装置10を頭部Hに装着しても、測定者Mの前方に測定対象物がないとき、または、測定者Mにとって無関心の物体であるときは、松果体部Pでは(+2)の情報値が評価され、光ファイバ12には絶対値が(2)の情報が流れるが、測定対象物に関心がおきて注目すると、松果体部Pでの価値的情報の評価を行うための活動が無関心状態から切り換えられて評価活動に変わり、測定対象物がもつ価値的情報が情報伝達回路に流れるものと考えられる。
以下、具体的な例に基づいて測定装置10を使用した価値的情報値の測定方法を説明する。非特許文献1に記載のように、測定対象物を「5%ブドウ糖20cc1ampule」としてレーザ装置の前に置いてレーザ光を当てながらOリングテストにより価値的情報値の測定を行うと、「5%ブドウ糖20cc1ampule」の価値的情報値は(+5)となることがわかっている。この「5%ブドウ糖20cc1ampule」を測定対象物とし、測定装置10を頭部に装着した測定者Mが2m離れた位置から「5%ブドウ糖20cc1ampule」に向いて、「5%ブドウ糖20cc1ampule」の価値的情報値を測定するものとする。
測定装置10を頭部に装着した測定者Mが測定対象物に向き合うと、前述したように、測定者Mの松果体部Pに発生した価値的情報が、松果体部P−左側頭竅陰L−光ファイバ端部12a−光ファイバ端部12b−右側頭竅陰R−松果体部Pの情報伝達回路に流れる。この場合の測定対象物は「5%ブドウ糖20cc1ampule」であるので、松果体部Pでは(+5)の価値的情報値が評価され、この価値的情報が上記の情報伝達回路に流れているはずである。このことを確認するために、非特許文献1に記載の測定方法の場合と同様に、レーザ光を光ファイバ12に当てながら、測定者MのOリングを開くテストを行った。その結果、光ファイバ端部12aの位置から光ファイバ中心Cの位置の間では価値的情報値は(−5)であり、光ファイバ中心Cの位置から光ファイバ端部12bの位置の間では価値的情報値は(+5)であり、光ファイバ中心Cの位置では<0>値であった。この実験結果から、上記の情報伝達回路を流れる価値的情報は、松果体部P−左側頭竅陰L−光ファイバ端部12a−光ファイバ中心Cまでの間は(−)の極性を有し、光ファイバ中心部C−光ファイバ端部12b−右側頭竅陰R−松果体部Pまでの間は(+)の極性を有すること、光ファイバ中心Cの位置では<0>値であること、光ファイバ端部12bの位置での価値的情報値が測定対象物の価値的情報値と対応することが確認された。すなわち、Oリングテストにより、松果体部Pと電磁波動的に共鳴する点である光ファイバ中心Cの位置で<0>値であることが確認されたときの、光ファイバ12内を流れる価値的情報のOリングによる評価値が、測定対象物の価値的情報値と対応するということであり、極性まで含めると、光ファイバ端部12bの位置での価値的情報値が測定対象物の価値的情報値と対応するということである。
すなわち、測定装置10を頭部に装着した測定者Mが測定対象物に向き合ったときの、測定装置10の光ファイバ12にレーザ光を当てて、光ファイバ12の各部位の価値的情報値をOリングテストにより測定することで、測定対象物の価値的情報値を測定できるということである。ここで、測定対象物の価値的情報値が高く、Oリングテストを行う助手などの負担を軽減させたいときには、価値的情報値の極性と数値の加法性を利用して、非特許文献2あるいは特許文献2に記載の価値的情報送信装置を使用して価値的情報値を高めたところの、価値的情報値が既知の物体を補助対象物とし、この補助対象物を光ファイバ12に添付する方法を採用するか、あるいは、価値的情報値が既知の補助対象物を光ファイバ12に反復接触させる方法を採用するかして、測定を行うことができる。
〔実験例1〕
測定装置10を使用した実験の開始に先立って、測定時に使用する補助対象物を作成する。この補助対象物を作成する方法を、具体例を挙げて説明する。第1の例は、価値的情報値(+1)の補助対象物を作成する例である。特許文献2に記載の価値的情報送信装置を使用して、この送信装置のエネルギ送信方向の前方に送信元対象物として「5%ブドウ糖20cc1ampule」(価値的情報値は既知で(+5))と「50%ブドウ糖20cc1ampule」(価値的情報値は既知で(−4))を直列に並べて配置し、さらにその前方に送信先対象物として小冊子(小紙片を束ねたもの)を配置して、「5%ブドウ糖20cc1ampule」と「50%ブドウ糖20cc1ampule」の合成された価値的情報(価値的情報値は(+1)になる)を小冊子に送信する。この送信により、送信先対象物の小冊子のそれぞれの小紙片は(+1)の価値的情報値をもったものになる。この第1の例の補助対象物を仮に補助対象物X1とする。
第2の例は、価値的情報値(−1)の補助対象物を作成する例である。第1の例の場合と同様にして、送信装置のエネルギ送信方向の前方に送信元対象物として「5%ブドウ糖20cc1ampule」(価値的情報値は既知で(+5))と「過酸化水素液オキシフル5cc」(価値的情報値は既知で(−6))を直列に並べて配置し、さらにその前方に送信先対象物として小冊子を配置して、「5%ブドウ糖20cc1ampule」と「過酸化水素液オキシフル5cc」の合成された価値的情報(価値的情報値は(−1)となる)を小冊子に送信する。この送信により、送信先対象物の小冊子のそれぞれの小紙片は(−1)の価値的情報値をもつことになる。この第2の例の補助対象物を仮に補助対象物X2とする。価値的情報値が(+1)の補助対象物X1と価値的情報値が(−1)の補助対象物X2には、それぞれ単位としての意味がある。送信元対象物の種類と個数を変えることにより、任意の価値的情報値をもつ補助対象物を作成することができる。
第3の例は、価値的情報値(+20)の補助対象物を作成する例である。送信装置のエネルギ送信方向の前方に送信元対象物として「ミノファーゲンC20cc1ampul」(価値的情報値は既知で(+20)、非特許文献2参照)を配置し、さらにその前方に送信先対象物として小冊子を配置して、「ミノファーゲンC20cc1ampul」の価値的情報を小冊子に送信する。この送信により、小冊子のそれぞれの小紙片は(+20)の価値的情報値をもったものになる。この第3の例の補助対象物を補助対象物X3とする。第4の例として同様に、「EPA・DHAcs1capsule(価値的情報値は既知で(+80)、非特許文献2参照)の価値的情報を小冊子に送信することにより、小冊子のそれぞれの小紙片は(+80)の価値的情報値をもったものになる。この第4の例の補助対象物を補助対象物X4とする。
測定装置10を使用して、50cm離れた位置の「p53 Activator(fusion peptide 46)」(BIOMOL Research Laboratories社製の癌抑制遺伝子)を測定対象物として価値的情報値を測定した。測定装置10を頭部に装着した測定者Mが対象に向き合ったとき、測定者Mの松果体部Pに発生した「p53 Activator(fusion peptide 46)」の価値的情報が、松果体部P−左側頭竅陰L−光ファイバ端部12a−光ファイバ端部12b−右側頭竅陰R−松果体部Pの情報伝達回路に流れることは前述したとおりである。この場合の測定対象物である「p53 Activator(fusion peptide 46)」の価値的情報値は未知であるので、補助対象物を利用して「p53 Activator(fusion peptide 46)」の価値的情報値を測定する。
まず、Oリングテストにより光ファイバ中心Cの位置が<0>値であることを確認する。つぎに、光ファイバ12と測定対象物を含むこの場の極性を決めるために、この場でのOリングテストを行う。この場でのOリングテストでは、Oリングは閉まるので、場の極性は(+)であると判定され、すなわち測定対象物の価値的情報値の極性が(+)であると判定され、また、1回目のOリングテストがかなり強く感じるので、測定対象物の価値的情報値はかなり高いものと推測される。そこで、補助対象物も最初から価値的情報値の高いものを使用する。ここでは、和漢薬の高級薬である鹿茸、田七、五味子、鹿胎を含むエキスの1瓶の価値的情報(価値的情報値は(+946)である)を小冊子に送信することにより得られた(+946)の価値的情報値をもつ小紙片(これを補助対象物X5とする)と、前記の補助対象物X3および補助対象物X4を使用する。場の極性が(+)であったので、光ファイバ12の中心Cと端部12bの間、すなわち光ファイバ12を流れる情報の極性が(+)である部分に価値的情報値が(+)値の補助対象物を添付することになる。
つぎに、補助対象物X5の紙片を光ファイバ12の右側に1枚添付してOリングテストを行う。補助対象物X5の紙片1枚の添付ではOリングが開かない、すなわち(+)値であるので、紙片を順次1枚追加して添付し、その都度Oリングテストを行う。紙片を4枚添付したときのOリングテストで開いたので、すなわち添付した補助対象物の価値的情報値の(+)値が高すぎたので、(+)値を引き下げて<0>値に近づくように補助対象物X5の1枚の紙片を取り外し、価値的情報値の低い別の補助対象物X4の紙片を順次1枚追加しながらOリングテストを続ける。補助対象物X4の紙片を6枚添付したときのOリングテストで開いたので、補助対象物X4の1枚の紙片を取り外し、さらに価値的情報値のより低い別の補助対象物X3の紙片を1枚追加してOリングテストを行う。図4は、補助対象物X5の紙片3枚と補助対象物X4の紙片5枚と補助対象物X3の紙片1枚とを光ファイバ12の右側に添付した状態を示す図である。この時点で光ファイバ中心Cの位置で<0>値になったので、このときにおける補助対象物X5、X4、X3の価値的情報値の合計値、すなわち(+946)×3+(+80)×5+(+20)=(+3358)が測定対象物である「p53 Activator(fusion peptide 46)」の価値的情報値であると判断する。
〔実験例2〕
実験例1では、価値的情報送信装置を使用して価値的情報値が既知の物体から紙片に対して価値的情報値を送信し、この価値的情報値が付与された紙片を補助対象物として光ファイバ12に添付する方法を採用して、価値的情報値が未知の物体の価値的情報値を測定したが、本実験では、価値的情報値が既知の物体そのものを補助対象物とし、この補助対象物を光ファイバ12に反復接触させる方法を採用して、価値的情報値が既知の物体の価値的情報値を測定することによって、補助対象物の反復接触法が補助対象物の添付法と同様に価値的情報値を測定することが可能であることを以下に実証する。
補助対象物として使用する物体としては、実験例1の場合と同様に価値的情報値が異なる複数種の物体を準備してもよいが、本実験では、「ミノファーゲンC20cc1ampul」(価値的情報値は既知で(+20))を測定対象物としたので、補助対象物としては、価値的情報値が(+1)である「ATP20mg注射液アンプルとATPase1ut1Vを結わえたもの」(非特許文献2の43〜44頁参照)を使用した。この「ATP20mg注射液アンプルとATPase1ut1Vを結わえたもの」(以下、便宜的に「ATP」と略する)を補助対象物として測定対象物の価値的情報値を測定する方法を説明する。
測定装置10を頭部Hに装着した測定者Mが対象に向き合った場でのOリングテストにより、場の極性すなわち測定対象物の価値的情報値の極性は(+)であると判定される。場の極性が(+)であるので、光ファイバ12の中心Cと端部12bの間、すなわち光ファイバ12を流れる情報の極性が(+)である部分に、価値的情報値が(+1)である補助対象物の「ATP」を反復接触させる。反復接触の方法としては、「ATP」を手に持って光ファイバ12をコツコツと叩くようにして「ATP」を光ファイバ12に繰り返し接触させる。「ATP」を光ファイバ12に1回接触させる毎に光ファイバ12には(+1)の価値的情報が流れ、接触を繰り返すことにより価値的情報値は累積され、光ファイバ12に流れる価値的情報値の絶対値は反復接触回数と同じ値となる。
この反復接触の合間に、光ファイバ12の中心位置におけるOリングテストを行い、このOリングテストの評価値が<0>値となったときの「ATP」の反復接触回数が測定対象物の価値的情報値の絶対値となる。本実験では、「ATP」の反復接触回数が20回のときにOリングテストの評価値が<0>値となったので、測定対象物の価値的情報値の絶対値は20であり、極性は(+)であるので、価値的情報値は(+20)となる。この値(+20)は既知である「ミノファーゲンC20cc1ampul」の価値的情報値と同じであり、この実験結果によって、補助対象物の反復接触法によっても価値的情報値の測定が可能であることが実証された。
以上、価値的情報系における客体としての対象を、主に薬品を例に挙げて説明したが、客体となる対象は、医療に関する物に限らず、主体である人が生きていくにあたって直接、間接に人と利害関係を有するすべての物、たとえば食品、飲料水、生活用品、環境中の有害物質などを含むすべての物を対象として、価値的情報値を測定することができる。
本発明の実施例おける価値的情報の測定装置の基本構成を示す斜視図である。 図1の測定装置を頭部に装着した状態を示す図である。 図1の測定装置を頭部に装着したときの価値的情報の流れを示す模式図である。 測定装置に補助対象物を添付した状態を示す図である。 頭部の経絡と経穴を示す図である。
符号の説明
10 測定装置
11 頭部バンド
12 光ファイバ
12a,12b 光ファイバ端部
13a,13b 補助コイル
14 アンテナコイル
20 頭竅陰
B 脳
P 松果体部
L 左側頭竅陰
R 右側頭竅陰
C 光ファイバ中心
X1〜X5 補助対象物

Claims (5)

  1. 主体である人の脳の松果体部と対象との生物的許容関係の価値を評価する価値的情報系における価値的情報値の測定装置であって、人の頭部に装着可能な帽体と、前記帽体に取り付けられ、両端の端部がそれぞれ側頭後方の経穴である左右の頭竅陰を指向するとともに全体が頭部後方に円弧状をなす線状体と、前記帽体に取り付けられ、人体の前額部を指向する金属製のアンテナコイルとを有することを特徴とする価値的情報値の測定装置。
  2. 前記線状体として光ファイバまたは導電線を用いた請求項1記載の価値的情報値の測定装置。
  3. 前記線状体の両端部にそれぞれ金属製の補助コイルを取り付けた請求項1または2記載の価値的情報値の測定装置。
  4. 主体である人の脳の松果体部と対象との生物的許容関係の価値を評価する価値的情報系における価値的情報値の測定方法であって、請求項1ないし3のいずれかに記載の測定装置を、この測定装置の線状体の両端の端部がそれぞれ側頭後方の頭竅陰を指向するように測定者が頭部に装着し、測定者が測定対象物に向き合ったときに前記測定装置の前記線状体に流れる価値的情報の価値的情報値をOリングテストにより評価し、前記線状体の長さ方向中心位置におけるOリングテストの評価値が<0>値となるときの前記中心位置以外の前記線状体に流れる価値的情報値の評価値から、測定対象物の価値的情報値を求めることを特徴とする価値的情報値の測定方法。
  5. 価値的情報値が既知の補助対象物を前記線状体の中心位置以外の部位に添付するか、または、価値的情報値が既知の補助対象物を前記線状体の中心位置以外の部位に反復接触させて、前記中心位置におけるOリングテストの評価値が<0>値となるときの前記中心位置以外の前記線状体に流れる価値的情報値の評価値から、測定対象物の価値的情報値を求める請求項4記載の価値的情報値の測定方法。
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