JP2005305067A - 手術用吸引器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】白内障手術において、水晶体核を摘出した後に水晶体嚢の内面(後嚢)を研磨する従来の器具では、擦過研磨しても残存皮質のこびり付きはなかなか取れず、又、擦過研磨後の嚢表面は平滑とならず、術後の後嚢混濁の誘因となり、患者視力の低下をもたらす。水晶体嚢の内側を後嚢研磨用器具でむやみに擦禍研磨した場合、破嚢が考えられ、充分な研磨がしづらい。
又、シリコーン管を装着した皮質吸引器具では、吸引口が先端であるので後嚢に吸い付き易く、使用しづらい。白内障手術後の嚢混濁による患者視力低下と、それによる二次手術を回避すること。
【解決手段】手術用吸引器具において、眼科手術時に患者眼内の組織を削り取るために眼内に挿入される器具の先端部に角度10〜120°までの線状の固定刃及びその刃に沿って凹みを設けた手術用吸引器具で、残存水晶体皮質を後嚢面から削り取り眼内より吸引除去する。その角度は10〜120°であり、線状の固定刃が鋭刃である必要は無く、鈍刃で良く、破嚢を避けた形状の手術用吸引器具で嚢内残留皮質を除去する。
【選択図】図11

Description

本発明は、白内障患者の白内障摘出手術後に水晶体嚢内の残渣物を除去するための手術用吸引器具に関する。
ヒト水晶体は加齢や外傷により白濁し、白内障となり、一般にその多くは白内障手術により眼内透明性を得た後、視力矯正のため眼内レンズが元の水晶体の位置に移植される。移植される眼内レンズ(人工水晶体)は水晶体嚢内に移植されるのが最良の結果となると考えられている。しかしながら、水晶体嚢内に残留皮質等の残渣物があると術後に視力低下を起こすと共に、視力低下が顕著であるとレーザー治療や再手術の対象となる。この現象は後嚢混濁(後発白内障)と呼ばれている。
医学専門誌、眼科手術、8(1):47−51,1995「シリコーンレンズと小径PMMAレンズにおける後発白内障の検討」によると、この後発白内障発症頻度は手術症例の4.7〜35.0%との報告がある。その為、白内障手術中に嚢内残留皮質及び水晶体前嚢上皮細胞の出来る限りの吸引除去が行われる。特に視力に影響を及ぼす瞳孔領域の後嚢研磨が重要となる。後嚢に残渣物が少ないと、前嚢にある水晶体前嚢上皮細胞の後嚢への伸展度合いが減少し、残渣物による白濁程度が低下する。
白内障手術では水晶体核は超音波チップにより破砕吸引され、続いて皮質吸引針により水晶体嚢に残留した皮質が吸引抜去される。皮質吸引針の使用にも拘わらず皮質が嚢に所々付着する。この時、後嚢研磨用器具が使用される。後嚢研磨用器具としてはヤスリが多用されている。ヤスリの種類としては砂状、格子状のヤスリがある。針の先端に柔らかいシリコーン管を装着した皮質吸引器具もある。
米国特許5,814,010の灌流吸引器具は、器具の先端が丸く、その表面が格子状のヤスリ状とし、そのヤスリ状の部分で嚢の研磨をすることを開示している。
解決しようとする問題点は第一に、水晶体嚢の内側を後嚢研磨用器具で擦過研磨しても皮質のこびり付きはなかなか取れず、又、擦過研磨後の嚢表面は平滑とならず、術後の後嚢混濁の誘因となり、患者視力の低下をもたらす。
第二に、水晶体嚢の内側を後嚢研磨用器具でむやみに擦禍研磨した場合、破嚢が考えられ、充分な研磨がしづらい。
第三に、シリコーン管を装着した皮質吸引器具では、吸引口が先端であるので後嚢に吸い付き易く、使用しづらい。
手術用吸引器具において、眼科手術時に患者眼内の組織を削り取るために眼内に挿入される器具の先端部に線状の固定刃及びその刃に沿って凹みを設けた手術用吸引器具で残留した水晶体皮質を削り取り眼内より吸引除去する。
その線状の固定刃が鋭利である必要は無く、鈍な刃で良く、破嚢を避けた形状の手術用吸引器具を嚢内残留皮質除去に用いる。
更に、線状の固定刃の形状が直線、円、楕円又は弧状である手術用吸引器具を用いれば皮質剃り残しが軽減され後嚢混濁の低下が期待される。
その線状の固定刃が直径の異なる2つ以上の円、同心円又は楕円状で、円に沿って凹みがあるとこの手術用吸引器具移動方向に拘わらず皮質剃り落としが可能となる。
本発明の線状の固定刃に沿った凹みが幅0.05mm以上で深さ0.1〜1.0mmの手術用吸引器具では、その凹みに剃り落とした皮質が入り、再度、刃に掛からない。擦過研磨用ヤスリでは何度もヤスリの凸凹で擦る可能性がある。尚、線状の固定刃の刃角度は10〜120°までが望ましい。本発明の固定刃とは、例えば電動、気動、手動等、器具内で動く可動刃では無く、吸引器具先端に刃が固定されている刃である。
つまり、本発明は、眼科手術時に患者眼内の組織を削り取るために、従来の様なヤスリで後嚢を擦過研磨するのでは無く、後嚢表面を面状に剃る手術用吸引器具としたものである。本発明では、眼内に挿入される器具の先端部に角度10〜120°までの線状の固定刃及びその刃に沿って凹みを設け、面状の組織、後嚢、に損傷を与えない形状の手術用吸引器具とした。
本発明は、水晶体嚢に付着している残留皮質を従来の様な単に擦って取るのでは無く、剃り落とす、又は削り取る線状の刃のある器具である。従来、線状の固定鈍刃があり、その器具先端を組織に垂直に使用できる手術用残留組織除去用器具は無かった。本発明の手術用吸引器具は、残留皮質は剃り落とすが嚢は切らない鈍刃を装着した形状が好ましい。本発明の手術用吸引器具は鋼製や合成樹脂製いずれでも良く、又、刃は鈍刃でも良いことより一般的医用材料が適用できる。
図1の側面図及び図2の正面図は本発明の実施例の一つであり、手術用吸引器具の先端Tにお椀状の凹みPを設けている。刃Sは図2の様に円で凹みPはこの刃Sの内側に設けられている。刃Sである円の直径Wは少なくとも0.05mm以上が好ましい。図1の吸引口Aは器具先端Tの側面に位置し、吸引口Aよりの廃液は吸引路Fに向かって流れ、眼外に排出される。この眼科用手術用吸引器具の先端Tの太さは通常0.5〜0.9mm程度であるが本発明では、この太さに拘らない。尚、刃Sは鋭利の必要は無く、鈍刃が好ましい。刃の角度S°は10〜120°が好ましい。
図3の側面図及び図4の正面図も本発明の実施例の一つであり、手術用吸引器具の先端Tに同心円状の凹みPを設けている。刃Sも図4の様に同心円で凹みPはこの刃Sの内側に設けられている。凹みの幅Wは少なくとも0.05mm以上が好ましい。図3の吸引口Aは器具先端Tの側面に位置し、吸引口Aよりの廃液は眼外に排出される。
図5の側面図及び図6の正面図も本発明の実施例の一つであり、手術用吸引器具の先端Tに円状の凹みPを3箇所設けている。刃Sも図6の様に3つの円で凹みPはこの刃Sの内側に設けられている。凹みの幅Wは少なくとも0.05mm以上が好ましい。図5の吸引口Aは器具先端Tの側面に位置し、吸引口Aよりの廃液は眼外に排出される。
図5の側面図及び図6の正面図で示した本発明の実施例では本発明の手術用器具を嚢表面上のどの方向に移動しても面での剃り残しは考えられない。
図7の側面図及び図8の正面図も本発明の実施例の一つであり、手術用吸引器具の先端Tに円弧状の凹みPを3箇所設けている。刃Sも図8の様に3つの円弧で凹みPはこの刃Sの内側に設けられている。図7の吸引口Aは器具先端Tの側面に位置し、吸引口Aよりの廃液は眼外に排出される。
図7の側面図で示した本発明の実施例では手術用吸引器具の先端Tの最先端で嚢を押さえられるのでより破嚢しにくく、より安全な操作が行える。
図9の側面図及び図10の正面図も本発明の実施例の一つであり、手術用吸引器具の先端Tに直線状の凹みPを設けている。刃Sも図10の様に直線で凹みPはこの刃Sの内側に設けられている。凹みの幅Wは少なくとも0.05mm以上が好ましい。凹みの深さは0.1〜1.0mmが好ましい。図9の吸引口Aは器具先端Tの側面に位置し、吸引口Aよりの廃液は眼外に排出される。
図9の側面図及び図10の正面図で示した本発明の実施例では刃Sに垂直に移動させ剃ると効果が高い。刃Sに平行に移動しても刃が鈍であれば、嚢に鋭角に当たらず破嚢の恐れは少ない。刃の角度S°は約60°でも刃Sは相対しており嚢に刃Sは鋭角に接しない。図9の側面図及び図10の正面図の本発明の手術用吸引器具は、器具先端に直線的に溝を作成するので製造が簡単で、使用後の洗浄、点検も簡便に行える。
図12の側面図は従来のヤスリ状の後嚢研磨用器具の一例である。後嚢研磨用器具Yの先端がヤスリ状Bとなっており、砂状としたり、格子状にざらざらとした凸凹となったものがある。又、研磨、擦過効率を上げるために微小ダイヤモンド粉を塗布したものもある。ヤスリ状Bで擦過された残渣物は吸引口Aより眼外に吸引排出される。
図13の斜視図は従来の皮質吸引器具の一例である。皮質吸引器具Yの先端に柔軟なシリコーン管Silを装着している。皮質は吸引口Aで吸引される。後嚢に接触する先端は柔軟なシリコーンSilのため、破嚢の恐れが無いとされている。
図11の眼球前眼部及び本発明の図9及び図10で示した実施例の断面図であり、本発明の手術用吸引器具の使用を説明するための図である。
本発明の手術用吸引器具先端Tに灌流用スリーブEが装着され、手術用灌流吸引器具を構成している。通常、灌流スリーブには灌流効果を高めるために図11の様に灌流口Iが二箇所設けられている。吸引器具T先端の刃Sが後嚢Lに接しており残渣皮質Dの方向に器具Yを動かし、残渣物Dを剃り落とす。剃った残渣物は刃Sの内側の凹み、深さ0.3mm、に入り、器具Tの簡単な振れで残渣物Dは刃Sの凹みより脱落する。脱落した残渣物Dは吸引口Aより吸引され、眼外に排出される。
尚、図11で通常の白内障手術では手術用灌流吸引器具先端Tは強膜R角膜K縁や強膜R或いは角膜Kより挿入され、眼内前房Cより水晶体嚢L内に入れられる。一般的に、灌流スリーブEの太さは3mm、吸引器具Tの太さは0.9mm程度である。本発明の吸引用器具の先端は刃Sが相対しており、嚢Lに対して刃Sが鋭角に剃ることは無く、破嚢し、硝子体Vが前房Cに進出する恐れは少ない。
本発明の手術用吸引器具を患者の白内障摘出後に水晶体嚢内に残存する皮質除去に用いることにより後嚢混濁が減少し、患者の術後の視力維持が図れ、後嚢混濁より二次的に発生する後発白内障が防止でき、再手術を回避できる。
従来の器具、ヤスリ状の研磨や柔軟なシリコーンによる皮質吸引等、より効率良く且つ破嚢を回避し、安全に水晶体嚢内の残留皮質を吸引排除できる。
図9及び図10の様なステンレス鋼手術用吸引器具を作成した。器具の太さは20G、直径0.9mmの吸引針の先端に幅約0.3mm、深さ約0.3mmの溝を凹みとして作成した。刃はやや鈍に研磨した。図6の様に眼内で使用できるか実験するために屠殺後の豚眼を用いた。新鮮な豚眼に手術用顕微鏡下で水晶体嚢外摘出手術を行い、図11の様に灌流吸引を行いながら嚢表面を本手術用吸引器具で剃った。本手術用吸引器の先端を吸引口図9の吸引口Aの方向に、図10では刃Sに垂直に動かし、嚢表面を剃った。
同様な操作を従来使用されている図12の様な砂状ヤスリを持った後嚢研磨用器具を用いて行い、後嚢研磨程度を比較した。比較は同じ嚢の表面に出来たこれら二種類の擦過部分を手術顕微鏡の細隙灯モードで斜照明にて観察した。観察結果は、本手術用吸引器で剃った痕は明らかに滑らかで、後嚢研磨用器具を用いた痕は線条が多く見られ、線条の凹凸が観察できた。
又、実施例1の様に水晶体嚢外摘出手術後に嚢内を空気置換した後、後嚢にインドシアニングリーン染色溶剤を塗布し、生理食塩水で嚢表面を濯ぐ様に洗浄し、前房を生理食塩水で満たした。後嚢上に残った染色剤を再度、図5及び図7の両器具で除去を試みた。嚢を眼内より摘出し、実体顕微鏡下で観察した。観察結果は、本手術用吸引器で剃った痕は明らかに色が薄く滑らかで、後嚢研磨用器具を用いた痕は線条が多く見られ、細い線条の濃淡が観察できた。
以上の結果より、本手術用吸引器具で嚢を剃った方が後嚢研磨用器具を用いて嚢を擦過するより嚢表面を平滑に削ぎ取ることが確認できた。
産業上の利用の可能性
本発明の手術用吸引器具は哺乳類、特に犬や猫等の愛玩動物にも適用できる。
は、本発明の手術用吸引器具の一例で刃が円形である先端の側面図である。 は、図1の先端の正面図である。 は、本発明の手術用吸引器具の一例で刃が同心円状である先端の側面図である。 は、図3の先端の正面図である。 は、本発明の手術用吸引器具の一例で刃が三つの円である先端の側面図である。 は、図5の先端の正面図である。 は、本発明の手術用吸引器具の一例で刃が弧状である先端の側面図である。 は、図7の先端の正面図である。 は、本発明の手術用吸引器具の−例で刃が直線状である先端の側面図である。 は、図9の先端の正面図である。 は、本発明の手術用吸引器具を眼内で使用している時を説明するための前眼部と図9及び図10で示した本発明の手術用吸引器具の一例の先端の断面図である。 は、従来より使用されている後嚢研磨器具の一例で、説明のための参考側面図である。 は、従来より使用されている皮質吸引器具の一例で、説明のための参考斜視図である。
符号の説明
A.....吸引口
B.....ヤスリとなる砂状部分
C.....前房
D.....残渣物である水晶体皮質
E.....灌流用スリーブ
F.....吸引した廃液の流れ
I.....灌流口
K.....角膜
L.....水晶体嚢
P.....刃に沿った凹み
R.....強膜
S.....刃
S°....刃の角度
Sil...シリコーン管
T.....手術用吸引器具先端部
U.....毛様体
V.....硝子体
W.....刃に沿った凹み幅
Y.....後嚢擦過研磨器具先端部
Z.....チン小帯

Claims (6)

  1. 手術用吸引器具において、手術時に患者の組織を削り取るために患者生体内に挿入される器具の先端部に線状の固定刃及びその刃に沿って凹みを設けたことを特徴とした手術用吸引器具。
  2. 線状の固定刃の形状が直線、円、楕円又は弧状であることを特徴とした請求項1に記載の手術用吸引器具。
  3. 線状の固定刃が直径の異なる2つ以上の円、同心円又は楕円状で、円に沿って凹みがあることを特徴とした請求項1に記載の手術用吸引器具。
  4. 線状の固定刃に沿った凹みが幅0.05mm以上で、深さ0.1〜1.0mmであることを特徴とした手術用吸引器具。
  5. 線状の固定刃の角度が10〜120°であることを特徴とした請求項1に記載の手術用吸引器具。
  6. 線状の固定刃が鈍刃であることを特徴とした請求項1に記載の手術用吸引器具。
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