JP2005302423A - ハートカム機構及びプッシュ−プッシュ式カード用コネクタ - Google Patents

ハートカム機構及びプッシュ−プッシュ式カード用コネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】 ハートカム又はイジェクトレバーを押込む途中でも開放する途中でも、突然手指をハートカム又はイジェクトレバーから離しても、ハートカム又はイジェクトレバーが急速に戻る現象の発生を防止する。
【解決手段】 ハートカム機構は、ハートカム4Cと、ハートカムに設けられているカム溝にガイドされるカムフォロア6と、ハートカムを常時対象物(カード、扉等)の排出(開放)方向に向けて付勢する弾性部材5とを有する。カム溝において、対象物を押込む時に用いられるガイド部分4C4、又は、対象物を開放する時に用いられるガイド部分4C9の少なくとも一方に、弾性部材の付勢力を制御するために、カムフォロアの進行方向を小刻みに変える形状(波形状等)が形成される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、プッシュ操作の繰り返しによって、押込みと開放とを行うハートカム機構、及び、カードのコネクタへの挿入とコネクタからの排出とを行うプッシュ−プッシュ式カード用コネクタに関する。
従来の技術としてプッシュ−プッシュ式カード用コネクタについて図7〜図10を参照して説明する(例えば、特許文献1参照。)。
図7は、コネクタの分解斜視図、図8は、コネクタにカードを挿入する前の状態を示す斜視図、図9(a)〜(e)は、コネクタに対するカードの挿入と排出の過程を順次示す斜視図、図10は、コネクタにおけるハートカムのカム溝にガイドされるカムフォロアのガイドピンの過程を示す斜視図である。
コネクタ1は、インシュレータ2と、インシュレータ2に固定された複数のコンタクト3と、インシュレータ2のフレーム部2Aに装着されるイジェクトレバー4と、イジェクトレバー4を排出方向へ常時付勢する圧縮コイルばね5と、イジェクトレバー4に形成されたハートカム4Cにガイドされるカムフォロア6とから構成される。カード11は、コネクタ1に挿入され、また、コネクタ1から排出される。
個々の部品を詳細に説明すると、インシュレータ2は、合成樹脂から略長方形状に製造され、その3辺にコ字形のフレーム部2A,2B,2Cが形成される。各コンタクト3には、一端側に凸状湾曲接点部3Aが形成され、他端側に平坦接点部3Bが形成されている。イジェクトレバー4は、合成樹脂から略L字形状に製造され、ガイド部4Aと直角折曲部4Bとを有し、ガイド部4Aの一面にはハートカム4Cが形成され、直角折曲部4Bのカード当接部4Dにはカード11の先端が当接する。イジェクトレバー4のガイド部4Aは、フレーム部2Aに形成された断面U字状の溝(図示せず)内にスライド可能に収容され、ガイド部4Aの一面に形成された溝4E内に圧縮コイルばね5が挿入される。圧縮コイルばね5の一端は、イジェクトレバー4に圧接し、他端は、フレーム部2Cの内面に圧接する。したがって、イジェクトレバー4は、圧縮コイルばね5によってカード11をコネクタ1から排出する方向へ常時付勢されている。カムフォロア6は、金属製でレバー状に形成され、フレーム部2Aの外側に形成された切欠2D内に所定角度回動可能に配置される。カムフォロア6の基部に形成された穴6Aは、フレーム部2Aに形成された軸2Eにはまり、また、カムフォロア6の先端部に折曲形成されたガイドピン6Bは、フレーム部2Aに設けられた穴(図示せず)を貫通してハートカム4Cのカム溝に係合する。
なお、コネクタ1の全体を長方形状のカバー(図示せず)によって覆う。
イジェクトレバー4のハートカム4Cの詳細について図10を参照して説明する。イジェクトレバー4のガイド部4Aの一面には、ハートカム4Cが形成される。ハートカム4Cは、カムフォロア6のガイドピン6Bの出発点の円囲1と、イジェクトレバー4のスライド方向に対して傾斜したガイド部分の円囲2と、ハート型の凹部の円囲3と、イジェクトレバー4のスライド方向に対して平行なガイド部分の円囲4と、ガイドピン6Bの終着点の円囲5すなわち出発点の円囲1とから、循環状のガイドレール(カム溝)として構成される。ガイドピン6Bは、フリー状態では、カムフォロア6の弾力性によって図10における右方へ付勢されている。
カード11のコネクタ1に対する挿入と排出(抜去)について図9と図10を参照して説明する。
まず、図9(a)は、カード11の一部がコネクタ1内に挿入されたフリー状態であり、図10において、カムフォロア6のガイドピン6Bは、ハートカム4Cの出発点の円囲1に位置する。
次に、図9(b)は、カード11をコネクタ1内方向へプッシュし、カード11の先端がイジェクトレバー4のカード当接部4Dに当接することによって、カード11とイジェクトレバー4とが一体となって、コネクタ1内へ圧縮コイルばね5の圧縮力に抵抗しながらスライドする途中の状態である。図10において、ガイドピン6Bは、ハートカム4Cにおけるイジェクトレバー4のスライド方向に対して傾斜したガイド部分の円囲2に位置する。
続いて、カード11を最大のストロークまでプッシュした後に、プッシュを中止すると、カード11とイジェクトレバー4とは、圧縮コイルばね5の復元力によってわずかに戻されて図9(c)の状態に至る。図9(c)は、カード11の複数のパッド(図示せず)が複数のコンタクト3の各凸状湾曲接点部3Aに接触した嵌合状態であり、図10において、ガイドピン6Bは、ハートカム4Cのハート型の凹部の円囲3に没入して位置する。以上で、カード11の嵌合操作は完了する。
再び、カード11を最大のストロークまでプッシュした後に、プッシュを中止すると、図10において、ガイドピン6Bは、ハートカム4Cのハート型の凹部の円囲3から脱出してイジェクトレバー4のスライド方向に対して平行なガイド部分の円囲4を経て終着点の円囲5すなわち出発点の円囲1に至る。カード11とイジェクトレバー4とは、圧縮コイルばね5の復元力によって図9(d)の状態を経て図9(e)の状態に至る。以上で、カード11の排出操作は、完了する。
前記実施の形態例では、ハートカム4Cをイジェクトレバー4に形成し、カムフォロア6をインシュレータ2に設けたが、ハートカムをインシュレータに形成し、カムフォロアをイジェクトレバーに設けるように設計変更することができる。
前記従来のコネクタ1におけるハートカム機構の模式図を図11に示す。図11(a)はハートカム4Cの押込む前の状態の正面図、図11(b)はハートカム4Cを押込んだ状態の正面図、図11(c)は図11(b)における線A−Aによる断面図を、それぞれ示す。
図11(a)において、カムフォロア6の一端の穴6Aは、インシュレータ2に支持され、他端のガイドピン6Bはハートカム4Cの溝の出発点の円囲1に位置する。ガイドピン6Bは、フリー状態では、カムフォロア6の弾力性によって右方へ付勢されている。
手指によってハートカム4Cを圧縮コイルばね5に抗して白抜矢印の方向に押込む。すると、ガイドピン6Bは、出発点の円囲1の位置からガイド部分の円囲2を経て最大のストロークまで至る。続いて、手指をハートカム4Cから離すと、ハートカム4Cは圧縮コイルばね5の反力によって若干戻り、ガイドピン6Bはハートカム4Cの凹部の円囲3に没入して図11(b)の位置に至る。
ハートカム4Cの開放時には、図11(b)の状態において、手指によってハートカム4Cを圧縮コイルばね5に抗して若干押込む。すると、ガイドピン6Bは、ハートカム4Cの凹部の円囲3の位置から右下方向の最大のストロークまで至る。この後、手指をハートカム4Cから離すと、ハートカム4Cは、圧縮コイルばね5の反力によって図11(a)の位置に至る。このとき、ガイドピン6Bは、ガイド部分の円囲4を経て終着点の円囲5すなわち出発点の円囲1に至る。
特開2001−267013号公報(第2頁第2欄第34行〜第3頁第4欄第26行、図1〜4)
前記従来の技術において、イジェクトレバー4(ハートカム4C)を押込む途中で、突然手指をイジェクトレバー4から離すと、イジェクトレバー4が圧縮コイルばね5の反力によって急速に戻る現象が発生する。また、イジェクトレバー4を開放する途中で、突然手指をイジェクトレバー4から離すと、同様の現象が発生する。
したがって、ハートカム機構が家具の扉等に実施されていれば、扉等が損傷する。また、イジェクトレバー機構がカード用コネクタに実施されていれば、カードの破損や紛失の支障が生じる。
そこで、本発明は、前記従来の技術の欠点を改良し、ハートカム又はイジェクトレバーを押込む途中でも開放する途中でも、突然手指をハートカム又はイジェクトレバーから離しても、ハートカム又はイジェクトレバーが急速に戻る現象が発生しないハートカム機構及びプッシュ−プッシュ式カード用コネクタを提供しようとするものである。
本発明は、前記課題を解決するため、次の手段を採用する。
1.ハートカム機構は、ハートカムと、前記ハートカムに設けられているカム溝にガイドされるカムフォロアと、前記ハートカムを常時対象物(扉等)の開放方向に向けて付勢する弾性部材とを有し、前記カム溝において、前記対象物を押込む時に用いられるガイド部分、又は、前記対象物を開放する時に用いられるガイド部分の少なくとも一方に、前記弾性部材の付勢力を制御するために、前記カムフォロアの進行方向を小刻みに変える形状が形成されるハートカム機構。
2.前記カムフォロアの進行方向を小刻みに変える形状が形成されていない前記両ガイド部分の一方と形成されている前記両ガイド部分の他方の間にバイパス溝が設けられている前記1記載のハートカム機構。
3.ハートカム機構を有するプッシュ−プッシュ式カード用コネクタにおいて、前記ハートカム機構は、カードと共にスライドするイジェクトレバーと、前記イジェクトレバーに設けられているハートカムと、前記ハートカムに設けられているカム溝にガイドされるカムフォロアと、前記イジェクトレバーを常時前記カードの排出方向に向けて付勢する弾性部材とを有し、前記カム溝において、前記カードを挿入する時に用いられるガイド部分、又は、前記カードを排出する時に用いられるガイド部分の少なくとも一方に、前記弾性部材の付勢力を制御するために、前記カムフォロアの進行方向を小刻みに変える形状が形成されるプッシュ−プッシュ式カード用コネクタ。
4.前記カムフォロアの進行方向を小刻みに変える形状が形成されていない前記両ガイド部分の一方と形成されている前記両ガイド部分の他方の間にバイパス溝が設けられている前記3記載のプッシュ−プッシュ式カード用コネクタ。
明細書の説明から明らかなように、本発明は、次の効果を奏する。
1.ハートカム又はイジェクトレバーを押込む途中でも開放する途中でも、突然手指をハートカム又はイジェクトレバーから離しても、ハートカム又はイジェクトレバーが急速に戻る現象の発生を防止できる。
2.ハートカム機構は、作動が確実で、構造が簡素である。
3.ハートカム機構は、部品点数が少なく、組立分解が容易で、しかも、コストが安価である。
本発明のハートカム機構の4つの実施例とプッシュ−プッシュ式カード用コネクタ及び家具の扉について説明する。
本発明の実施例1のハートカム機構について図1を参照して説明する。ただし、実施例1については、図11に示される従来のハートカム機構と同様な点の説明を省略し、相違する点の説明を行う。
ハートカム4Cの循環状のカム溝は、スライド方向に対して平行な往復両行程共用の第1ガイド部分4C1と、スライド方向に対して傾斜した第2ガイド部分4C2と、スライド方向に対して平行な第3ガイド部分4C3と、波形状の第4ガイド部分4C4と、スライド方向に対して平行な第5ガイド部分4C5と、スライド方向に対して逆方向に傾斜した第6ガイド部分4C6と、凹部4C7と、スライド方向に対して傾斜した第7ガイド部分4C8と、スライド方向に対して平行な第8ガイド部分4C9と、スライド方向に対して傾斜した第9ガイド部分4C10とから連続して構成される。第9ガイド部分4C10は、第1ガイド部分4C1に連続する。
第1ガイド部分4C1から第6ガイド部分4C6までのカム溝は、ハートカム4Cの押込み時(往行程)にカムフォロア6のガイドピン6Bをガイドする。第7ガイド部分4C8から第9ガイド部分4C10を経て第1ガイド部分4C1までのカム溝は、ハートカム4Cの開放時(復行程)にカムフォロア6のガイドピン6Bをガイドする。
第4ガイド部分4C4は、波形状に構成されている。したがって、ハートカム4Cを押込む途中で、突然手指をハートカム4Cから離しても、ガイドピン6Bが第4ガイド部分4C4中で動き難いため、第4ガイド部分4C4はブレーキの作用を営む。よって、ハートカム4Cが圧縮コイルばね5の反力によって急速に戻る現象の発生は、防止される。
本発明の実施例2のハートカム機構について図2を参照して説明する。ただし、実施例2については、実施例1と同様な点の説明を省略し、相違する点の説明を行う。
実施例1では、第4ガイド部分4C4が波形状に構成され、第8ガイド部分4C9がスライド方向に対して平行に構成される。これに対して、実施例2では、第8ガイド部分4C9が波形状に構成され、第4ガイド部分4C4がスライド方向に対して平行に構成される。
したがって、ハートカム4Cを開放する途中で、突然手指をハートカム4Cから離しても、ガイドピン6Bが第8ガイド部分4C9中で動き難いため、第8ガイド部分4C9はブレーキの作用を営む。よって、ハートカム4Cが圧縮コイルばね5の反力によって急速に戻る現象の発生は、防止される。
本発明の実施例3のハートカム機構について図3を参照して説明する。ただし、実施例3については、実施例1と同様な点の説明を省略し、相違する点の説明を行う。
実施例1では、第4ガイド部分4C4のみが波形状に構成されるのに対し、実施例3では、第4ガイド部分4C4と第8ガイド部分4C9の両方が波形状に構成される。
したがって、ハートカム4Cを押込む途中でも開放する途中でも、突然手指をハートカム4Cから離しても、ハートカム4Cが圧縮コイルばね5の反力によって急速に戻る現象の発生は、防止される。
本発明の実施例4のハートカム機構について図4を参照して説明する。ただし、実施例4については、実施例2と同様な点の説明を省略し、相違する点の説明を行う。
実施例4においては、実施例2のスライド方向に対して平行な第4ガイド部分4C4と波形状の第8ガイド部分4C9の間をバイパス溝となる第10ガイド部分4C11によって連続する。図4(a)におけるCは、押込み時の戻りパスと開放時の戻りパスの兼用区間となる。
このように構成すると、ハートカム4Cを押込む途中で、突然手指をハートカム4Cから離しても、ガイドピン6Bは第4ガイド部分4C4から第10ガイド部分4C11を経て波形状の第8ガイド部分4C9に移る。したがって、ガイドピン6Bは、第8ガイド部分4C9中で動き難い。よって、ハートカム4Cが圧縮コイルばね5の反力によって急速に戻る現象の発生は、防止される。
なお、バイパス溝については、実施例1において、第8ガイド部分4C9と第4ガイド部分4C4の間を第10ガイド部分4C11によって連続することもできる。
本発明の各実施例のハートカム機構における波形状のガイド部分の構成は、これに限るものではなく、ガイドピンの進行方向を小刻みに変える形状であってブレーキの作用を営めば、所期の目的を達成することができる。
(ハートカム機構の家具の扉への使用について)
本発明の各実施例のハートカム機構を家具の扉に使用した場合について図5を参照して説明する。
家具16の扉17のヒンジ(図示せず)の付近にハートカム機構を設置する。すると、扉17を閉鎖する途中又は開放する途中の少なくとも一方で、突然手指を扉17から離しても、扉17が急速に開放する現象の発生は、防止される。
(ハートカム機構のプッシュ−プッシュ式カード用コネクタへの使用について)
本発明の各実施例のハートカム機構をプッシュ−プッシュ式カード用コネクタのイジェクトレバーに使用した場合について図6を参照して説明する。ただし、ハートカム以外は、従来のコネクタと同様であるので、説明を省略する。
本発明のハートカム機構をイジェクトレバー4に使用すると、カードをコネクタに挿入する途中又はコネクタから排出する途中の少なくとも一方で、突然手指をイジェクトレバー4から離しても、カードが急速にコネクタから排出される現象の発生は、防止される。
本発明の実施例1のハートカム機構の模式的正面図である。 本発明の実施例2のハートカム機構の模式的正面図である。 本発明の実施例3のハートカム機構の模式的正面図である。 本発明の実施例4のハートカム機構の模式的諸図であり、(a)は要部の正面図、(b)は(a)における線A−Aによる断面図、(c)は(a)における線B−Bによる断面図を、それぞれ示す。 本発明のハートカム機構が扉に使用された家具の斜視図である。 本発明のハートカム機構がイジェクトレバーに使用されたプッシュ−プッシュ式カード用コネクタの分解斜視図である。 従来のプッシュ−プッシュ式カード用コネクタの分解斜視図である。 同コネクタにカードが挿入される前の状態の斜視図である。 (a)〜(e)は、同コネクタに対する同カードの挿入と排出の過程を順次示す斜視図である。 同コネクタにおけるハートカムのガイドレール(カム溝)にガイドされるカムフォロアのガイドピンの過程を示す斜視図である。 同コネクタのハートカム機構の模式的諸図であり、(a)は同ハートカムの押込み前の正面図、(b)は同ハートカムの押込み後の正面図、(c)は(b)における線A−Aによる断面図を、それぞれ示す。
符号の説明
1 プッシュ−プッシュ式カード用コネクタ
2 インシュレータ
2A フレーム部
2B フレーム部
2C フレーム部
2D 切欠
2E 軸
3 コンタクト
3A 凸状湾曲接点部
3B 平坦接点部
4 イジェクトレバー
4A ガイド部
4B 直角折曲部
4C ハートカム
4C1 第1ガイド部分
4C2 第2ガイド部分
4C3 第3ガイド部分
4C4 第4ガイド部分
4C5 第5ガイド部分
4C6 第6ガイド部分
4C7 凹部
4C8 第7ガイド部分
4C9 第8ガイド部分
4C10 第9ガイド部分
4C11 第10ガイド部分
4D カード当接部
4E 溝
5 圧縮コイルばね
6 カムフォロア
6A 穴
6B ガイドピン
16 家具
17 扉

Claims (4)

  1. ハートカム機構は、ハートカムと、前記ハートカムに設けられているカム溝にガイドされるカムフォロアと、前記ハートカムを常時対象物の開放方向に向けて付勢する弾性部材とを有し、
    前記カム溝において、前記対象物を押込む時に用いられるガイド部分、又は、前記対象物を開放する時に用いられるガイド部分の少なくとも一方に、前記弾性部材の付勢力を制御するために、前記カムフォロアの進行方向を小刻みに変える形状が形成されることを特徴とするハートカム機構。
  2. 前記カムフォロアの進行方向を小刻みに変える形状が形成されていない前記両ガイド部分の一方と形成されている前記両ガイド部分の他方の間にバイパス溝が設けられていることを特徴とする請求項1記載のハートカム機構。
  3. ハートカム機構を有するプッシュ−プッシュ式カード用コネクタにおいて、
    前記ハートカム機構は、カードと共にスライドするイジェクトレバーと、前記イジェクトレバーに設けられているハートカムと、前記ハートカムに設けられているカム溝にガイドされるカムフォロアと、前記イジェクトレバーを常時前記カードの排出方向に向けて付勢する弾性部材とを有し、
    前記カム溝において、前記カードを挿入する時に用いられるガイド部分、又は、前記カードを排出する時に用いられるガイド部分の少なくとも一方に、前記弾性部材の付勢力を制御するために、前記カムフォロアの進行方向を小刻みに変える形状が形成されることを特徴とするプッシュ−プッシュ式カード用コネクタ。
  4. 前記カムフォロアの進行方向を小刻みに変える形状が形成されていない前記両ガイド部分の一方と形成されている前記両ガイド部分の他方の間にバイパス溝が設けられていることを特徴とする請求項3記載のプッシュ−プッシュ式カード用コネクタ。

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