JP2005299661A - 可溶性軸受けを有するエンジンの主軸をブロックするためのシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ファンの風車状態に起因する振動を、効果的で且つ単純な構造からなるシステムを用いることによって除去する。
【解決手段】第1のシャフトを有する第1の回転アセンブリと、ステータと、ステータに固定され且つ第1のシャフトを支持するのに適した軸受けとを少なくとも備え、前記軸受けの1つは、第1の回転アセンブリに不釣合いが生じたときに壊れることが可能であるターボ機械である。ターボ機械は、不釣合いが生じたときに、第1のシャフトを制動するための制動手段と、制動動作の最後に、第1のシャフトの一部をターボ機械の周囲部分に接合すべく作用する接合手段とをさらに備える。ターボ機械は、主として航空機の分野において、より詳細には飛行機のターボジェットエンジンとして、使用されることを目的としている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、第1のシャフトを有する第1の回転アセンブリと、ステータと、「可溶性(fusible)」軸受けとを少なくとも備え、この「可溶性(fusible)」軸受けは、ステータに固定され、前記シャフトを支持するのに適し、且つ第1の回転アセンブリに不釣合いが生じたときに壊れることが可能である。ターボ機械は、航空機の分野において、そしてより詳細には航空エンジンとして、主として使用されることを目的としている。
このタイプのターボ機械の例は、良く知られているタイプの飛行機ターボジェットエンジン1を示す図1に示されている。ターボジェットエンジン1は、第1の回転アセンブリ10および第2の回転アセンブリ9を備え、これら第1の回転アセンブリ10および第2の回転アセンブリ9は、ステータ2によって囲まれ、且つ前記ステータから環状部分の主流路3によって分離される。主流路3は、燃料が燃焼後に、膨張する間に放出するエネルギから利益を得る目的で気体を加速し且つ圧縮するように、前記回転アセンブリ9および10とステータ2とに互い違いに固定された何段かのブレードによって占められている。前部から後部に向かって、低圧コンプレッサ4のブレード、高圧コンプレッサ5のブレード、燃焼室6、高圧タービン7のブレード、および低圧タービン8のブレードが見出される。第1の回転アセンブリ10は、低圧コンプレッサ4のロータと、低圧タービン8のロータと、2つの上述されたロータの間の接続を提供し且つ「低圧」シャフトまたは主軸とも称される第1のシャフト12とを備えている。第2の回転アセンブリ9は、高圧コンプレッサ5のロータと、高圧タービン7のロータと、2つの上述されたロータ5および7の間の接続を提供し且つ「高圧」シャフトとも称される第2のシャフト11とを備えている。ターボジェットエンジン1は、2つの回転アセンブリすなわちスプール9および10を備えているから、一般に2スプールのターボジェットエンジンと称される。
第1のシャフト12および第2のシャフト11は、同軸で且つ異なる速度で回転し、第1のシャフト12の回転速度は、第2のシャフト11の回転速度よりも低い。両シャフトは、ステータ2に接続された軸受けを用いて支持される。前部から後部に向かって、第1のシャフト12のための前部軸受け13、第2のシャフト11のための前部軸受け14、第2のシャフト11のための後部軸受け15、および第1のシャフト12のための後部軸受け16が見出される。それらの能動要素として、軸受けは、シャフト11および12が、互いに無関係に高速度で回転することを可能とする1つまたは2つのボールまたはローラ軸受けを備えている。シャフト11および12は、互いに完全に分離しているが、第2のシャフト11の前部軸受け14の近傍に実質的に配置されたかなり長い近接ゾーン17にわたって、シャフトは、ほんの小さな隙間だけ分離されている。
近代の飛行機ターボジェットエンジンは、高圧縮比および高バイパス比を有している。それらは、従って主流路3を取り囲む補助流路18が設けられており、空気が、前記補助流路に沿って移動し、且つ低圧タービン8の後部において燃焼ガスと混合される(そのようなターボジェットエンジンは、ターボファンエンジンと呼ばれる)。補助流路18に沿って移動する空気は、ファン19のブレードによって加速され、ファン19のブレードは、第1の回転アセンブリ10に固定され、且つ低圧コンプレッサ4の前方に延びる。ファン19のブレードは、非常に大きな直径および相当な慣性を有している。それらファン19のブレードは、また、飛行機が飛行中であるとき、および鳥のような異物が前記ブレードにぶつかったときに、破損をこうむる。
ファンブレードが破損されるとすぐに、第1の回転アセンブリ10に重大な不釣合いが生じ、それによって第1の回転アセンブリ10に重大な振動力が生成され、その力は、第2の回転アセンブリ9に、そして前部軸受け13を経由してステータ2に伝達される。そのような過大な力により結果として生じる損傷は、ターボジェットエンジン1全体に伝播され得る。この理由のために、「可溶性」前部軸受け13を使用すること、すなわち第1の回転アセンブリ10に不釣合いが生じたときに、何らかの他の方法で、破壊されまたは壊れることが可能である軸受けを使用することが知られている。
このタイプの軸受け13は、一般に、第1のシャフト12の近傍に制動スタータを含んでおり、この制動スタータは、一般に第1のシャフト12をステータ2に接続する薄肉部分、または刻み目が付けられることができるネジが切られたシャンクを有する小さな直径の結合ボルトであり、そのタイプの軸受けの例は、米国特許第5417501号に記載されている。制動スタータは、不釣合いが生じたときに引き裂きまたは断裂するように構成され、そのため、前部軸受け13は、ステータ2から分離され、且つ第1のシャフト12を支持するのを止め、後部軸受け16のまわりで傾斜することによって自由に振動するようになり、それによって、ステータ2にもはや過剰な力を与えることはなくなる。
そのような問題に直面し、パイロットは、対応するターボジェットエンジンを停止し(すなわち、前記ターボジェットエンジンに対する燃料供給を止め)、それによって、回転中のシャフト11および12をもはや駆動しないようにして、それらの回転速度が減少するようにする。パイロットは、それから、最も近い着陸地に着陸しようとし、飛行機は、他の破損されていないターボジェットエンジン(群)の結果的として着陸するまで飛行中のまま維持する。この飛行の段階の間、第2のシャフト11が、だんだんに回転を停止している間、ファン19は、そこを通過する空気によって駆動されて、(その通常の回転速度に比べて)ゆっくりと回転を続け、且つ第1のシャフト12を回転状態に駆動して、第1の回転アセンブリ10とシャフト12は、風車状態(windmilling)といわれる。
不幸にして、そのような風車状態は、乗客に対して目立つような態様で、飛行機全体に伝播する振動を起こしてしまう。そのような振動の振幅は、風車状態の周波数がファンの共振周波数に近付くにつれて増大することが分かるはずである。
その欠点を回避するために、欧州特許出願公開第1126137号に記述された、知られている解決策は、各ターボジェットエンジンに、低圧コンプレッサのロータに固定された制動ドラムと、ステータに固定され且つその上に複数の制動摩擦パッドが取り付けられた円筒状の支持体とにより構成される、制動システムを備えることにある。パッドは、それらパッドがドラムに接触しない第1の位置から、摩擦のレベルに応じて、ドラムを制動するように、またはドラムの回転を止めるように、それらパッドがドラムをこする第2の位置まで移動させることが可能である。
この知られている制動システムは、それにもかかわらず、多くの部品(ボルト、パッド等)から作成されており、それによって製造が複雑で且つ費用がかかり、据え付けが困難となるという欠点を呈する。加えて、そのようなシステムが占有する空間に起因して、ターボジェットエンジンの前部で、低圧コンプレッサのブレードの下方にしか据え付けられ得ない。
米国特許第5417501号明細書 欧州特許出願公開第1126137号明細書
本発明は、ファンの風車状態に起因する振動を、効果的で且つ単純な構造からなるシステムを用いることによって、除去しようとするものである。
この目的を達成するために、本発明は、第1のシャフトを有する第1の回転アセンブリと、ステータと、ステータに固定され且つ第1のシャフトを支持するのに適した軸受けとを少なくとも備え、前記軸受けの1つは、第1の回転アセンブリに不釣合いが生じたときに壊れることが可能であるターボ機械であって、不釣合いが生じたときに、第1のシャフトを制動するための制動手段と、制動動作の最後に、第1のシャフトの一部分をターボ機械の周囲部分に接合すべく作用するための接合手段とをさらに備え、前記不釣合いが生じたときに、第1のシャフトの一部分が、ターボ機械の周囲部分に接触することが可能となることを特徴とする、ターボ機械を提供する。
前記部分を、合わせて接合することの結果として、第1のシャフトをブロックすることが、パッドによってドラムに及ぼされる摩擦のレベルに応じる、上述されたタイプのシステムを用いたときよりも、第1のシャフトは一層良好にブロックされる。前記摩擦が不十分であるときに、第1のシャフトは、制動されるがブロックされず、その結果、振動現象は残り得る。
有利な態様において、前記接合手段は、第1のシャフトの前記一部分とターボ機械の前記周囲部分との間に配置されるリングを備え、前記リングは、前記第1のシャフトの一部分とターボ機械の周囲部分の一方に固定され、シャフト部分または周囲部分との摩擦によって加熱され、且つ前記加熱の結果として溶解することが可能な可溶性組成からなる。
有利なことに、前記可溶性組成は、主として、アルミニウムを含み、前記要素は、十分に低く且つ良好な接合が得られることを可能とする融点を有する。
さらにまた、本発明の特定の実施形態においては、リングは、溶射によって得られる。溶射は、この場合に非常に好適な技術である。なぜなら、前記リングが、作り易く、且つそれが設置される基体、すなわち第1のシャフトの前記部分または前記周囲部分に良好に接着するからである。さらにまた、この技術は、基体の形状(円筒状、フラストコニカル(frustoconical)等)にかかわらず使用され得る。
可溶性組成の加熱をより容易にさせるために、リングが前記周囲部分に取り付けられているときは、第1のシャフトの前記部分の表面が、またはリングが第1のシャフトの一部分に取り付けられているときは、ターボ機械の周囲部分が、なめらかでないほうが有利である。
この場合に、摩擦ゾーンは、前記表面の突起の頂部と前記リングとの間の界面に限定される。前記摩擦ゾーンの面積が限定されるから、その温度は非常に速く上がり、それによって、前記組成の溶解を促進する。前記表面と前記リングの間の接触は、概して遊星運動(planetary)の接触であることが観察されるはずである。
本発明のターボ機械は、1つ以上の回転アセンブリを有し得ることが分かるはずである。ターボ機械が、単一の回転アセンブリを有するとき、接合手段は、第1のシャフトの前記一部分がステータに接合されることが可能であるように、第1のシャフトの一部分とターボ機械のステータに属する周囲部分との間に配置される。しかしながら、ターボ機械が複数の回転アセンブリを有するときは、前記周囲部分は、ステータまたは(第1のアセンブリ以外の)他の回転アセンブリの1つに属し得る。
ターボ機械は、有利なことに、航空エンジン、より詳細にはターボジェットエンジンである。ターボジェットエンジンは、単一スプール、2スプール、または3スプールのターボジェットエンジンであり得ることは理解されるべきである。2スプールのターボジェットエンジンの特定の場合において、図1に示されるターボジェットエンジンと同様に、ターボ機械は、第2のシャフトを有する第2の回転アセンブリを有し、第1および第2のシャフトは、同軸で且つ異なる速度で回転することができ、第1のシャフトは、第2のシャフトよりも遅く回転する。このタイプのターボ機械において、前記周囲部分は、好ましくは、第2のシャフトに属している。
本発明のターボ機械は、また、可溶性組成が溶解する十分に以前に、第1のシャフトを制動するための制動手段をも含み、それによって、所望される接合を形成するように、可溶性組成を凝固させることを可能としている。そのような制動手段がないときには、可溶性組成は溶解し、且つ第1のシャフトの過大に高速な回転が、溶解した組成をターボ機械の内部に分散させるであろう。
通例は、不釣合いおよび可溶性軸受けの断裂の発生に続いて、低圧コンプレッサのブレードがステータに接触し、それによって、第1のシャフトに制動をかけることを助ける摩擦を作りだすことが観察されるはずである。
有利なことに、前記制動手段は、第1のシャフトのセグメントを覆う被覆を備え、被覆は、前記不釣合いが生じたときに、ターボ機械の隣接ゾーンに対してこすりつけられることが可能である。前記隣接ゾーンは、ターボ機械のステータに生じることがあり、または2スプールまたは3スプールのターボジェットエンジンの場合に、第1のアセンブリと異なる回転アセンブリに生じることがある。
第1のシャフトのセグメントを制動するのと同時に、被覆は、ターボジェットエンジンの隣接ゾーンとのいかなる直接接触からもセグメントが保護されることを可能とする。
前記被覆の特定の実施形態において、前記被覆が、樹脂が含浸されたファイバの層を備えている。それゆえ、被覆は、作るのが簡単で且つ適正位置に配置するのが容易である。
有利なことに、低い熱伝導率を呈し、温度に十分に耐え、且つ良好な機械的特性を呈する樹脂、例えば、エポキシ樹脂、ビスマレイミド樹脂、およびフェノール樹脂などの樹脂が選択される。温度に耐えるための樹脂の能力が、特に第1のシャフトの通常の動作条件に応じて、すなわちいかなる接触状態にもないときに、選択されなければならず、シャフトの動作温度が120℃を超えないときは、エポキシ樹脂が使用され得て、より高い温度においては、ビスマレイミド樹脂がそして特にフェノール樹脂が好ましい。
ファイバの層は、ターボ機械の隣接ゾーンに接触するときに、被覆の機械的強度を強化することを可能にする。層は、予め樹脂が含浸され第1のシャフトに巻回されるか、または最初にその第1のシャフトのまわりに巻回され且つその後樹脂が含浸されるかのいずれかである。前記層は、被覆の厚みを調整し且つ/または機械的強度を強化するようなやり方で、シャフトのまわりに数回巻回されることができる。
被覆の特定の実施形態において、ファイバの層が、第1のシャフトで滑動可能なファイバのスリーブによって形成される。この特定の形状および可能性は、前記層を適正位置に配置することを容易にさせる。被覆の厚みを調整し且つ/またはその機械的強度を強化するために、第1のシャフトで複数のスリーブを滑動させ且つそれらを重ね合わせることが有利に可能である。
本発明は、非限定的な例を用いて示される本発明の実施形態の以下の詳細な説明を読むことによって、よりよく理解され、且つその利点が明確に明らかになるであろう。本記載は、添付図面を参照している。
上述された図1は、良く知られたタイプの2スプールの飛行機ターボファンエンジンを示している。第1のシャフト12と第2のシャフト11が非常に近接している近接ゾーン17を見ることができる。前記ゾーンにおいては、図2に示されるように、ファン19のブレードの断裂に続いて可溶性軸受け13が壊れるとき、2つのシャフト12および11が互いに接触する。一旦、可溶性軸受け13が壊れると、後部軸受け16のまわりで傾斜することによって自由に振動可能なターボジェットエンジンの第1のシャフト12は、接触ゾーン20において第2のシャフト11に摺接する。
図3に部分的に示される本発明のターボ機械は、上述され且つ図1に示されたターボファンエンジンと同様の2スプールの飛行機ターボファンエンジンである。この理由のために、同一の参照符号が、本発明と従来技術との両者に共通の要素を指定するのに使用される。
図3は、近接ゾーン17の近傍に位置するターボ機械の部分のみを示している。この図において、「低圧」の第1のシャフト12が、可溶性前部軸受け13に保持されることが分かり、この可溶性前部軸受け13が、ステータ2に固定され、且つその脆弱のゾーン23において断裂され得る。第2のシャフト11は、第1のシャフト12のまわりに配設され(両シャフトは同軸である)、且つステータ2に固定された前部軸受け14によって保持される。両シャフトは、近接ゾーン17において互いに特に近接している。前記ゾーン17に配置された第1のシャフト12のセグメント30は、あらゆる側において、前記セグメント30の直径よりも大きな外径を呈する第1のシャフトの部分によって囲まれている。
図3に示されるように、セグメント30は、本発明の制動手段31および接合手段40によって覆われている。手段31、40は、離間され、制動手段は、接合手段の背後に配置されている(前および後は、空気が、ターボ機械の前部を通って入り且つ後部から出て行く、気流方向によって規定される)。
図4の実施形態に示されるように、制動手段31は、編組されたファイバ34のスリーブ32を有する複合物被覆33を備え、編組されたファイバ34は、被覆の機械的強度を強化するように配向され、且つフェノール樹脂によって含浸される。樹脂は、グラファイト、二硫化モリブデン、窒化ホウ素、または他のいずれかの知られているドライルーブ剤(dry lubricant)などの、ドライルーブ剤を含有し得る。ファイバ34は、実際に、カーボン、アラミド、またはグラスファイバのストランドであり、これらファイバ34は、前記スリーブを適正位置に配置するのをより容易にさせる目的のために、スリーブ32にある一定量の変形可能性を提供するような態様で編組される。したがって、スリーブ32がシャフト12を滑動するとき、その直径を増大させ、且つセグメント30の直径よりも大きな直径を有するシャフトの部分を通過させるように、スリーブ32が半径方向に引き延ばされ、それによってスリーブが、セグメント30上に容易に配置されることを可能にする。一旦適正に配置されると、スリーブ32は、その直径を減少させ、且つ前記セグメント30のまわりにそれを押し付けるように、軸方向に引き延ばされる。適正位置に配置することを一層容易にするために、スリーブ32は、前記セグメントのまわりを締め付けることを可能にする一定量の弾性を呈し得る。この弾性は、ファイバ34の編組および使用されるファイバの比率(fiber ratio)によって得られることができる。一旦スリーブ32が、シャフト12で適正位置に配置されると、そのスリーブは樹脂で含浸される。
複合物被覆33は、第1のシャフト12を制動し、一方第1のシャフト12が、ターボジェットエンジンの隣接ゾーン35に直接接触することから保護しようとするものであり、隣接ゾーン35は、この場合第2のシャフト11のセグメントによって形成され、且つ前記被覆33に面して配置される。
有利なことに、被覆33のために用いられるフェノール樹脂と、ターボジェットエンジンの隣接ゾーン35との間の摩擦係数は、第1のシャフト12の温度上昇を制限し且つ前記シャフトが壊れ易くなるのを防止すべく十分に小さい。高温が、第1のシャフト12の機械的特性、特にその制動強度および疲労に対する抵抗を損なうため、被覆33と前記隣接ゾーン35との間の摩擦につながる温度上昇を制限することが望ましいとが分かっている。通例は、第2のシャフト11がチタン合金から作られるとき、前記摩擦係数は、0.1から0.6の範囲内にある。例えば、フェノール樹脂に摺接するときの摩擦係数は、約0.3である。
有利なことに、制動手段31は、また第1の中間層36を備え、この第1の中間層36は、被覆33とは異なる材料から作られ、且つ織物/樹脂複合物被覆と第1のシャフト12との間に配置される。中間層36は、例えばグラファイトから作られる。中間層36と第2のシャフト11との間の摩擦係数は、被覆33と第2のシャフト11との間の摩擦係数よりも大きく、それによって第1のシャフト12を一層顕著に制動する。
被覆33における摩損は、使用される材料、第1のシャフトと第2のシャフトの回転速度間の差異、およびゾーン17における温度に応じて、増大しまたは減少する。被覆33の機械的強度および厚みは、第1のシャフト12の回転速度が、摩擦につながる温度上昇を制限するように十分に低減されたときに、第1の中間層36と第2のシャフト11との間の接触が確立されるように選択される。
本発明の特定の実施形態において、第2の中間層(図示せず)が、第1の中間層36と第1のシャフト12との間に配置され得る。この層は、例えば、マルエージング鋼または高強度鋼から作られたシャフト12と、第1の層36との間に異種金属接触腐食現象が確立されるのを防止しようとするものである。有利なことに、前記層は、エポキシフェノール塗料またはアルミニウム顔料を有する塗料の層である。
接合手段40自体は、第2のシャフト11の場合、ターボ機械の周囲部分に固定されたアルミニウムリング42を備えている。リングは、溶射によって、第2のシャフト11に堆積される。
加えて、リブが、リング42に面して配置される第1のシャフト12の部分44上に形成される。リブは、第1のシャフト12と平行に延び、または第1のシャフト12とリング42との間の相対的変位を考慮して接触表面積が増大するように、第1のシャフト12に対して接線方向に傾斜される。
本発明のターボ機械のファンのブレードが壊れたとき、回転アセンブリ10に不釣合いが生じ、且つ「可溶性」軸受け13が壊れる。したがって、第1のシャフト12は、後部軸受け16のまわりで振動し、中心を外れることとなり、そのため制動手段31は、第2のシャフト11の隣接ゾーン35に摺接する。制動手段は、それら制動手段が第1のシャフト12を減速させるにつれて摩損される。制動手段31の厚み、および制動手段31と接合手段40との間の距離は、第1のシャフト12の回転速度が、一旦、十分に低減されると、リング42が、第1のシャフト12の部分44のリブに摺接し且つ加熱されるように選択される。この加熱は、リング42の溶解を引き起こし、それによって第1のシャフト12と第2のシャフト11を一体に接合され得るようにする。
本発明の他の実施形態(図示せず)においては、制動手段31および接合手段40が、第1のシャフト12に固定され、制動手段31は、第1のシャフト12の同一のセグメントで接合手段40と重ね合わされる。制動手段31および接合手段40について、第2のシャフト11に固定され且つ重ね合わされるようにすることも可能であることは言うまでもない。全ての場合において、制動手段31は、接合手段40を覆っている。したがって、接合手段40は、制動手段と考慮されているシャフトとの間に、制動手段31が摩損されたときだけ、他のシャフトと接触するように配置される。
知られているタイプの飛行機のターボジェットエンジンの断面図である。 図1のII−II平面上の断面図であり、第1のシャフトが自由に振動するときの図1のターボジェットエンジンの2つのシャフトを示している。 本発明の制動手段および接合手段が示された、本発明のターボ機械の一部分を示す概略的断面図である。 制動手段が一点鎖線によって示されている図3におけるゾーンIVの拡大図である。
符号の説明
1 ターボジェットエンジン
2 ステータ
3 主流路
4 低圧コンプレッサ
5 高圧コンプレッサ
6 燃焼室
7 高圧タービン
8 低圧タービン
9 第2の回転アセンブリ
10 第1の回転アセンブリ
11 第2のシャフト
12 第1のシャフト
13、14 前部軸受け
15、16 後部軸受け
17 近接ゾーン
18 補助流路
19 ファン
20 接触ゾーン
23 脆弱ゾーン
30 セグメント
31 制動手段
32 スリーブ
33 被覆
34 ファイバ
35 隣接ゾーン
36 第1の中間層
40 接合手段
42 アルミニウムリング
44 部分

Claims (13)

  1. 第1のシャフト(12)を有する第1の回転アセンブリ(10)と、ステータ(2)と、ステータに固定され且つ第1のシャフトを支持するのに適した軸受け(13、14、15、16)とを少なくとも備え、前記軸受け(13)の1つが、第1の回転アセンブリ(10)に不釣合いが生じたときに壊れることが可能であるターボ機械であって、不釣合いが生じたときに、第1のシャフト(12)を制動するための制動手段(31)と、制動動作の最後に、第1のシャフト(12)の一部分をターボ機械の周囲部分に接合すべく作用する接合手段(40)とをさらに備えていることを特徴とする、ターボ機械。
  2. 前記接合手段(40)が、第1のシャフト(12)の前記一部分とターボ機械の前記周囲部分との間に配置されるリング(42)を備え、前記リング(42)が、前記第1のシャフト(12)の一部分およびターボ機械の周囲部分の一方に固定され、シャフト部分または周囲部分との摩擦によって加熱され、且つ溶解することが可能な可溶性組成からなることを特徴とする、請求項1に記載のターボ機械。
  3. 第1のシャフト(12)の前記一部分およびターボ機械の前記周囲部分の表面が、なめらかでないことを特徴とする、請求項1または2に記載のターボ機械。
  4. 第2のシャフト(11)を有する第2の回転アセンブリ(9)をさらに備え、第1および第2のシャフトが、同軸であり且つ異なる速度で回転可能であり、ターボ機械の前記周囲部分は、第1のシャフト(12)の前記一部分が第2のシャフトに接合されることを可能とするために、第2のシャフト(11)に属することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のターボ機械。
  5. ターボ機械の前記周囲部分が、第1のシャフト(12)の前記一部分がステータ(2)に接合されることを可能とするために、ステータ(2)に属することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のターボ機械。
  6. 前記可溶性組成が、主としてアルミニウムを含むことを特徴とする、請求項2から5のいずれか一項に記載のターボ機械。
  7. 前記リング(42)が、溶射によって得られることを特徴とする、請求項2から6のいずれか一項に記載のターボ機械。
  8. 制動手段(31)が、第1のシャフトのセグメント(30)を覆う被覆(33)を備え、被覆(33)が、前記不釣合いが生じたときに、ターボ機械の隣接ゾーン(35)に対してこすりつけることが可能であることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載のターボ機械。
  9. 前記被覆(33)が、樹脂が含浸されたファイバの層(32)を含むことを特徴とする、請求項8に記載のターボ機械。
  10. 前記被覆(33)が、次の強化ファイバ、すなわち、カーボンファイバ、アラミドファイバ、およびグラスファイバから選択されたファイバ(34)と、次の樹脂、すなわち、エポキシ樹脂、ビスマレイミド樹脂、およびフェノール樹脂から選択された樹脂とを含むことを特徴とする、請求項9に記載のターボ機械。
  11. 制動手段(31)および接合手段(40)が、離間され、制動手段(31)が、接合手段(40)の背後に配置されることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載のターボ機械。
  12. 制動手段(31)および接合手段(40)が、互いに重ね合わされ、制動手段(31)が、接合手段(40)を覆うことを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載のターボ機械。
  13. ターボ機械が、飛行機のターボジェットエンジンであることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載のターボ機械。
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