JP2005296545A - Dishwasher - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、家庭で使用する食器洗浄機に関するものである。 The present invention relates to a dishwasher used at home.
特開2002−219083号公報(特許文献1)に記載されている従来の食器洗浄機は、下扉体と上扉体を少し開いてからハンドルに手を移して全部開放させる構成を有する。 A conventional dishwasher described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-219083 (Patent Document 1) has a configuration in which the lower door body and the upper door body are slightly opened, and then the hands are moved to the handle to be fully opened.
上記従来例は、下扉体と上扉体を少し開いた際に洗浄ノズル(噴射手段)から噴射する洗浄水の噴射流が少し開いた隙間から食器洗浄機の外部に流出する恐れがあった。 In the above conventional example, when the lower door body and the upper door body are slightly opened, there is a risk that the jet of cleaning water sprayed from the cleaning nozzle (injecting means) may flow out of the dishwasher through the slightly opened gap. .
本発明は、洗浄水の噴射流が食器洗浄機の外部に流出するのを抑えることを目的とする。 An object of this invention is to suppress that the jet flow of washing water flows out of the dishwasher.
本発明は、洗浄槽と、この洗浄槽内に洗浄水を噴射する噴射手段と、この噴射手段に洗浄水を加圧供給する洗浄ポンプと、前記洗浄槽の前面に設けられている開口部を開け/閉めする上下方向に回動する上側扉体および下側扉体と、前記上側扉体/下側扉体の閉鎖状態を施錠する施錠手段と、前記上側扉体/下側扉体の開放作動に応じて前記洗浄ポンプの運転が停止する食器洗浄機において、前記上側扉体/下側扉体の開放は、僅かな開放の始期開放段階と全開の全開放段階を有し、かつ前記始期開放段階および全開放段階の開放状態が保持され、前記始期開放段階の開放状態には、前記上側扉体の下端縁と、前記下側扉体の上端縁との間に隙間が形成され、前記隙間は、前記噴射手段から噴射される洗浄水の噴射流が外部に通過するのを遮る程度の幅であることを特徴とする。 The present invention includes a cleaning tank, an injection unit that injects cleaning water into the cleaning tank, a cleaning pump that pressurizes and supplies the cleaning water to the injection unit, and an opening provided on the front surface of the cleaning tank. An upper door body and a lower door body that rotate in the vertical direction for opening / closing, locking means for locking the closed state of the upper door body / lower door body, and opening of the upper door body / lower door body In the dishwasher in which the operation of the washing pump is stopped according to the operation, the opening of the upper door body / lower door body has a slight opening initial opening stage and a full opening fully opening stage, and the initial opening stage. The opening state of the opening stage and the fully opening stage is maintained, and in the opening state of the initial opening stage, a gap is formed between a lower edge of the upper door body and an upper edge of the lower door body, The gap prevents the jet of cleaning water jetted from the jetting means from passing outside. Characterized in that it is a degree of width.
本発明によれば、洗浄水の噴射流が食器洗浄機の外部に流出するのを抑えることができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it can suppress that the jet flow of washing water flows out of the outside of a dishwasher.
本発明の実施形態に関し、実施形態を示す図1〜図9に沿って説明する。 The embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 9 showing the embodiment.
図1、図2、図3、図9に示すように食器洗浄機の本体外枠10には、内部に洗浄槽11が備わる。本体外枠10は、ステンレス等の鋼板で、洗浄槽11は耐熱性の合成樹脂で形成されている。本体外枠10の前面側には、洗浄槽11の前側に設けた開口部を開け閉めする上側扉体12および下側扉体13が備わる。
As shown in FIGS. 1, 2, 3, and 9, the main body
洗浄槽11の下部には、洗浄水を噴射する回転噴射体14(噴射手段)が備わる。回転噴射体14は噴射孔15を有し、この噴射孔15より洗浄水や濯ぎ水が噴射される。回転噴射体14よりも下方になる洗浄槽11の底部には水溜部が設けられ、ここの洗浄水を洗浄ポンプで吸水/加圧して回転噴射体14で洗浄槽11内に噴射し、食器の洗浄を行う。
The lower part of the
本体外枠10の前側下部には、フロントパネル16が設けられている。このフロントパネル16には、食器洗浄機の運転を操作したり、制御したりする各種の制御装置が備わる。洗浄槽11の開口部は、フロントパネル16の上部から洗浄槽11の天井にかけて形成された大きな開口になっている。
A front panel 16 is provided at the front lower portion of the main body
図3、図5、図6、図7、図8に示すように、下側扉体13は、上下方向に回動するように洗浄槽11側に支持されている。下側扉体13は、間口巾に比べ、丈が短めになっている。このため、手前側に倒すように開いたときに下側扉体13の突き出る長さが少なく、狭いところにも使い易い、使い勝手の良いものである。また開放された下側扉体13は、ほぼ水平状態に置かれる。このため、洗浄槽から引き出された食器かごの食器から滴下する滴受けにもなる。
As shown in FIGS. 3, 5, 6, 7, and 8, the
下側扉体13は、これを支持する下側支持腕部材17および支持基板18(介在部材)をもって洗浄槽11側に回動自在に支持される。支持基板18(介在部材)は、図8に示すように、本体外枠10と洗浄槽11との狭い隙間の間に置かれ、かつ洗浄槽11に取り付け固定される。下側支持腕部材17を洗浄槽11に直に取り付ける構成をとるときには支持基板18(介在部材)を省略できる。
The
下側支持腕部材17は、中間部が支持基板18(介在部材)に回動自在に支持され、一端側が下側扉体13にねじ等で取り付けられ、他端側が下側の連結ロッド19に回転自在に連結される。
The lower
上側扉体12は、下側扉体13と同様、間口巾に比べ、丈が短めになっている。しかも、ほぼ中間から上側にかけて、本体外枠10および洗浄槽11の形状に倣って円弧形状を有する。本体外枠10および洗浄槽11は、前面上側コーナ部が凸形の円弧形状を有するので、それに倣った形状になっている。
Similar to the
上側扉体12は、上側支持腕部材20および支持腕部材用支持片30を介して洗浄槽11側に回動自在に支持される。上側支持腕部材20は、一端が上側扉体12にねじ等で取り付け固定され、他端が支持腕部材用支持片30の中間あたり(中間近傍)に設けられる中間回動連結支点を介して回動自在に連結される。図8に示すように、支持腕部材用支持片30の一端は、洗浄槽11に回動自在に支持される。この支持腕部材用支持片30および上側支持腕部材20は、下側支持腕部材17と同様、本体外枠10と洗浄槽11との狭い隙間の間に置かれる。
The
閉鎖用ロッド70は、一端が連結手段32回動連結支点に回動自在に連結され、他端が支持腕部材用支持片30の他端側に回転自在に、かつ移動自在に連結される。閉鎖用ロッド70の他端側には閉鎖用ロッドの長手方向に延在するように形成された連結長溝71が設けられる。この連結長溝71に、支持腕部材用支持片30の他端側に設けられている連結ピン72が摺動自在に嵌ることで、閉鎖用ロッド70と支持腕部材用支持片30とが、回転自在に、かつ移動自在に連結されるのである。支持腕部材用支持片30の他端は、洗浄槽11に設けた突起台31に回動自在に支持されるので、支持腕部材用支持片30の回動は円滑に行われる。
One end of the
上側支持腕部材20は、連結手段32(リンク機構の連結手段)を介して下側支持腕部材17に連結される。すなわち、連結手段32は、二つの連結ロッド(下側の連結ロッド19および上側の連結ロッド33)を有する。二つの連結ロッドは、回動連結支点を介して回動自在に連結され、上側の連結ロッド33の上端側が上側支持腕部材20の中間部に回動連結支点を介して回動自在に連結され、さらに下側の連結ロッド19の下端側が下側支持腕部材17に回動連結支点を介して回動自在に連結されるのである。
The upper
支持腕部材用支持片30の回動する角度を規制する回転角度規制ストッパー34は、上側の角度規制ストッパー片34A(開放側部位)、下側の角度規制ストッパー片34B(閉成側部位)を有する。回転角度は上側の角度規制ストッパー片34A(開放側部位)と下側の角度規制ストッパー片34B(閉成側部位)との範囲に規制される。上側の角度規制ストッパー片34A、下側の角度規制ストッパー片34Bは、合成樹脂により洗浄槽11と一体的に形成される。この回転角度規制ストッパー34で支持腕部材用支持片30の回動する角度は、20度程度に規制される。
The rotation angle restriction stopper 34 for restricting the rotation angle of the support arm
支持片用加勢ばね35は、支持腕部材用支持片30を上側の角度規制ストッパー片34A側に向けて引くように備える。支持片用加勢ばね35は、一端が洗浄槽11の係合突起36に、他端が支持腕部材用支持片30の回動連結支点の近傍に係止される。
The support
引きばね37は、連結手段32(下側の連結ロッド19および上側の連結ロッド33)の回動連結支点の近傍と上側支持腕部材20の回動連結支点の近傍とを引き寄せるように備える。すなわち、引きばね37は、一端を連結ロッド33の回動連結支点の近傍に、他端を上側支持腕部材20の回動連結支点の近傍に係止するように設けられる。
The
緩和バネ80は、上側扉体12および下側扉体13の開放が緩やかに行われるように備える。この緩和バネ80は、引っ張式のバネで前記連結手段32の回動連結支点近傍と洗浄槽11との間に張るように架設される。この緩和バネ80は上側扉体12および下側扉体13の開放作動に際し、開放方向に向って移動する連結手段32に戻す方向の力を付与する。
The
また、緩和バネ80は、上側扉体12/下側扉体13を開き始める始期開放段階では上側扉体12/下側扉体13を付勢する作用(機能)を有する。逆に図6に示す抑制バネ90は、緩和バネ80の引っ張り力に抗して始期開放の動作が緩慢になるようにしている。
Further, the
リンク案内溝38は、連結手段32(下側の連結ロッド19および上側の連結ロッド33)の回動連結支点に設けたローラ/ボール(移動部材)を移動自在に案内する。このリンク案内溝38は、合成樹脂により洗浄槽11と一体的に形成される。ローラ等の移動部材はリンク案内溝38に嵌合した状態で移動する。
The link guide groove 38 movably guides a roller / ball (moving member) provided at a pivotal connecting fulcrum of the connecting means 32 (the lower connecting
洗浄槽11の外側面に沿って円弧を描くリンク案内溝38は、上に昇りながら洗浄槽11の手前側に向う軌跡を辿る。この軌跡は、上側扉体12および下側扉体13の開閉作動にともなってローラ等の移動部材が辿る軌跡と一致するように形成されている。
The
リンク案内溝38の下部には、始期移動案内38Aが連通するように設けられる。始期移動案内38Aは、上側扉体12および下側扉体13が閉成状態にあるもとで、下側扉体13だけが少し開き始める始期開放に際し、ローラの移動部材が辿る軌跡に沿って形成されている。
An
上側扉体12および下側扉体13の開閉にともなって嵌ったままリンク案内溝38内を移動するローラの移動部材は、上側扉体12および下側扉体13の閉成状態にあっては始期移動案内38Aの端側(左端)に位置し、上側扉体12および下側扉体13の開放状態にあってはリンク案内溝38の上端側に位置する。このリンク案内溝38の上端側(一端)で、ローラの移動部材は、それよりも上側に移動できないように阻止される。このため、リンク案内溝38の上端側(一端)は、移動部材の移動を阻止する阻止部38Bになるもので、この阻止部38Bで上側扉体12および下側扉体13の最大開放状態が規制される。
When the
ローラの移動部材が摺動自在に支持されるリンク案内溝38は、一つであるので構成が簡単である。
Since there is only one
上側扉体12/下側扉体13の開放は、僅かな開放の始期開放段階と全開の全開放段階を有する。ローラの移動部材が始期移動案内38Aの右端側に置かれるときには、始期開放段階での開放状態が保持される。ローラの移動部材がリンク案内溝38の最上段位置に置かれるときには、全開放段階での開放状態が保持される。
The opening of the
下側扉体13には、表側にハンドル39、ロックボタン40(施錠解除釦)を、内側にドアラッチ50(施錠手段)を備える。上側扉体12および下側扉体13の開け閉めは、ハンドル39をもって行う。上側扉体12および下側扉体13は、ロックボタン40を押してドアラッチ50の係合を解除してからでないと開けることが出来ないように扉の施錠手段が備わっている。
The
洗浄槽11の外側面には、格子状のリブ51が合成樹脂により洗浄槽11と一体的に形成されている。このリブ51を設けることで、合成樹脂で形成されている肉厚の薄い洗浄槽11の剛性を上げることができる。またリブ51は、下側の連結ロッド19、上側の連結ロッド33、上側支持腕部材20、下側支持腕部材17、支持腕部材用支持片30等の作動する際に大きく振れ動くのを阻止する振れ抑えリブの機能をも有する。下側の連結ロッド19や上側の連結ロッド33等がリブ51に当接して摺動自在に案内されるので、上側扉体12および下側扉体13の開け閉め時の横振れが緩和される。
On the outer surface of the
次に本発明の実施形態を動作の面から述べる。 Next, an embodiment of the present invention will be described from the aspect of operation.
図1、図5は、上側扉体12および下側扉体13が閉鎖されている状態を示す。
1 and 5 show a state where the
この状態で洗浄運転が行われる。ドアラッチ50の係合で施錠されているので、洗浄運転中に上側扉体12および下側扉体13が開かれることは生じない。またロックボタン40の操作で施錠解除をしないかぎり、ハンドル39を引いても上側扉体12および下側扉体13は開かれないので、安全である。
In this state, the cleaning operation is performed. Since the door latch 50 is locked by the engagement, the
さて、ロックボタン40(施錠解除釦)を押してドアラッチ50(施錠手段)の施錠を解除すると、図2、図4、図6、図9に示すように上側扉体12/下側扉体13が開かれる。この段階では上側扉体12が主に開かれ、上側扉体12が幾分前方に突き出した状態に置かれる。見た目には、上側扉体12だけが開いたような様子である。
Now, when the lock of the door latch 50 (locking means) is released by pressing the lock button 40 (lock release button), the
さて、下側扉体13を開き始める始期開放の段階では、連結手段32であるリンク機構のローラが始期移動案内38A内をリンク案内溝38側に向って移動する。そのローラの移動は、上側支持腕部材20の中間部の回動連結支点を中心とした上側の連結ロッド33の円運動軌跡を辿るので、上側支持腕部材20が動かされる操作力は生じず、下側扉体13だけが開かれることになる。この下側扉体13の開放が少し行われてから、上側扉体12の開放も加わり、上側扉体12および下側扉体13が全面的に開かれる開放に至るのである。
Now, in the initial opening stage where the
なお、始期開放が完了した段階では、前述したように上側扉体12が幾分前方に突き出した状態に置かれ、この始期開放したままの状態が保持されるようになっている。
Note that, when the initial opening is completed, the
上述した下側扉体13の始期開放後に上側扉体12の開放が行なわれる機構は、移動部材(ローラ)ガイドであるリンク案内溝38に始期移動案内38Aを追加延長するだけで達成できるので、極めて簡単な構成により実現できる。
The mechanism in which the
上側扉体12および下側扉体13が閉じられる動作は、上述した開放に際する動作の逆を辿って、最後に下側扉体13だけの閉鎖動作によって図5に示すような上側扉体12および下側扉体13の閉成状態に戻る。
The operation of closing the
このように上側扉体12/下側扉体13の開放始期や閉成終了間際に下側扉体13だけが回動作動するようにしたのは、上側扉体12と下側扉体13の間に設けるシールパッキングのシールが良く行われるようにしたものである。上側扉体12が閉じられた後から下側扉体13が閉じられることで、そのシールパッキングが上側扉体12と下側扉体13の間に挟持され、シールが良く行われる。開放始期には下側扉体13が先行して開かれ、その後に上側扉体12が開かれるので、シールパッキングに無理な力がかかることなく、上側扉体12/下側扉体13の開放作動が軽く円滑に行なわれるのである。
As described above, the
上述したように下側扉体13の始期開放後に上側扉体12の開放動作が下側扉体13の開放動作とともに行われる。この上側扉体12の開放動作に際し、連結手段32であるリンク機構のローラがリンク案内溝38を上に向って移動するので、下側の連結ロッド19も上側の連結ロッド33も上に移動する。上側の連結ロッド33の上移動で上側支持腕部材20が持ち上げられるので、上側扉体12は開放動作する。下側の連結ロッド19の上移動で、下側支持腕部材17を介して下側扉体13の開放動作が行われる。
As described above, the opening operation of the
上側扉体12の開放始期動作について、図6に沿って述べる。
The opening start operation | movement of the upper
下側扉体13の始期開放が完了した状態(図6)では、支持腕部材用支持片30は回転角度規制ストッパー34の下側の角度規制ストッパー片34B側に位置する。上側の連結ロッド33の上移動で上側支持腕部材20が持ち上げられるにともない支持腕部材用支持片30は洗浄槽11側に支持される支点を中心に上側に回動して、上側の角度規制ストッパー片34A側に当接するところまで移動する。
In a state where the initial opening of the
この支持腕部材用支持片30の上側の回動で、上側支持腕部材20は支持腕部材用支持片30の支点を中心とする大きな回動(大きな回動半径)になるため、上側扉体12は斜め上方に離れて行くように回転し、上側扉体12が前方に突き出すように作動する。こんため、始期開放が完了した状態では下側扉体13が開放し、上側扉体12が開放していないように見えるのである。
As the support arm
この始期開放では、上側支持腕部材20は支持腕部材用支持片30との回動連結支点を中心とするものに比べて大きな回動になるため、上側扉体12は斜め上方に離れて行くように回動になる。この開放始期動作により、上側扉体12が洗浄槽11から離れるため、上側扉体12と洗浄槽11との合わせ部に設けられているシールパッキングと上側扉体12との摩擦が少なくなり、上側扉体12の開放作動が軽く、かつ円滑に行われるとともにシールパッキングの磨耗も少なくなる良さを期待できる。
In this initial opening, since the upper
上側扉体12が閉成される際には、上側扉体12の最終閉鎖段階で洗浄槽11に近づくような回動になるので、上側扉体12の開放作動時と同じような良さを期待できるのである。
When the
上述した上側扉体12の開放始期動作が完了した後には、上側扉体12は支持腕部材用支持片30との回動連結支点を中心とする回動に移行する。移行後の上側扉体12の回動は、支持腕部材用支持片30の支点を中心とする回動に比べて小さいが、既にシールパッキングから離間しているので、シールパッキングに摺ることもなく、円滑な開放作動が行われるのである。
After the opening start operation of the
また、こうして、開放始期動作完了後の上側扉体12の回動半径を小さくしたのは、食器洗浄機の使用時を含めた全体的なサイズをコンパクトに抑えることにある。後で詳しくのべる。
Further, the reason why the turning radius of the
支持片用加勢ばね35について図6を引用して述べる。
The supporting
支持片用加勢ばね35を備えたのは、下側扉体13の始期開放完了(図6)から上側扉体12の開放始期完了に移る動作が確実に行われるようにしたためである。
The support
すなわち、連結ロッド33の上移動で、上側支持腕部材20が持ち上げられて行く際に支持片用加勢ばね35が備えられていないと、支持腕部材用支持片30が、下側の角度規制ストッパー片34B側から上側の角度規制ストッパー片34A側に移る回転移動が行われないことが生じやすい。
That is, when the upper
もし、支持腕部材用支持片30が、上側の角度規制ストッパー片34A側に移らないと、上側支持腕部材20は支持腕部材用支持片30と上側支持腕部材20との回動連結支点を中心とした小さな回動半径の回動になるため、前述したような上側扉体12が斜め上方に離れて行く動作は得られない。
If the support arm
支持片用加勢ばね35が設けられることで、支持腕部材用支持片30と上側支持腕部材20との回動連結支点は、常に上向きの力が付勢され、連結ロッド33の上移動で、上側支持腕部材20が持ち上げられて行く際に支持腕部材用支持片30が、下側の角度規制ストッパー片34B側から上側の角度規制ストッパー片34A側に移る回転移動が確実に行われるのである。
By providing the support
また、支持片用加勢ばね35が設けられることで、上側扉体12の閉成動作でも、上側扉体12が最終的の閉鎖段階に移るまで上側扉体12は洗浄槽11から離れた動作を期待できるものである。
Further, by providing the support
引きばね37について図6を引用して述べる。
The
引きばね37を備えたのは、下側扉体13の始期開放完了(図6)から上側扉体12の開放始期完了に移る動作が円滑に行われるようにしたためである。
The reason why the
すなわち、連結ロッド33の上移動で、上側支持腕部材20が持ち上げられて行く際に引きばね37が備えられていないと、上側支持腕部材20は、左右の吊り合いが保たれず、上側扉体12側の方が下がる。始期開放状態にある下側扉体13の上端側に上側扉体12の下端側が接触してしまい、下側扉体13および上側扉体12の開放作動が円滑に行われなくなる。
That is, when the upper
引きばね37が備えられることで、上側支持腕部材20は、上側扉体12側とは反対側が下方に引かれ、左右の吊り合いが保たれ(上側扉体12側が持ち上げられ)、図6に示すような状態(下側扉体13の上端側と上側扉体12の下端側との接触が解消される)が維持される。こうして、下側扉体13および上側扉体12の円滑な開放作動が行われるのである。
By providing the
また、上側扉体12側を持ち上げられることで、上側扉体12の下端内側が洗浄槽11に接触することもなくなるので、下側扉体13および上側扉体12の円滑な開放作動が得られることはもちろん、シールパッキングの摩滅も解消される。
Further, by lifting the
上述した下側扉体13および上側扉体12の一連の開閉作動を通じて下側扉体13および上側扉体12の荷重の大部分は、下側支持腕部材17ないし支持腕部材用支持片30の支点で受けられる。このため、ローラ(移動部材)が嵌るリンク案内溝38には大きな荷重がかからないので、ローラ(移動部材)の円滑な摺動が期待でき、下側扉体13および上側扉体12の開け閉めが軽く、円滑に行なわれる。
Most of the loads on the
上側扉体12および下側扉体13の完全なる開放状態(最大開放状態)について、図7を引用して説明する。
A complete open state (maximum open state) of the
下側扉体13は下方に、上側扉体12は上方に回動するように開放作動して図7に示す状態に置かれる。この状態が完全開放状態で、開放したままの状態が保持されるようになっている。この完全開放状態では、洗浄槽11の前面側の開口部は、全部に開放された状態になり、図5に示すように食器かご60を洗浄槽11から引き出して食器類61の出し入れを容易に行なうことができる。
The
また、完全開放状態では、連結手段32であるリンク機構のローラ(上側の連結ロッド33と下側の連結ロッド19との回動連結支点)がリンク案内溝38の阻止部38Bに位置する。
Further, in the fully opened state, the roller of the link mechanism which is the connecting means 32 (the rotational connecting fulcrum between the upper connecting
すなわち、上側扉体12および下側扉体13の開閉作動のともなって軌跡上を移動するリンク機構の回動連結支点が、上側扉体12および下側扉体13の完全開放状態(全開状態)ではリンク運動の死点を過ぎた位置に来ることになるので、その完全開放状態が保持される。このため、上側扉体12および下側扉体13が自然に閉じてしまう不具合が生じない。
That is, the pivotal connection fulcrum of the link mechanism that moves on the locus with the opening / closing operation of the
また、完全開放状態では、リンク機構のローラがリンク案内溝38の阻止部38Bに抑えられ拘束されるため、上側扉体12および下側扉体13がそれ以上に開放方向に動くこともなく、安定した状態に保たれるのである。
In the fully opened state, the roller of the link mechanism is restrained and restrained by the blocking
これに加え、上側扉体12を掴んで閉じる方向に下げようとしても、上側扉体12の閉成作動は阻止される。すなわち、リンク機構の回動連結支点が、リンク運動の死点を過ぎた位置にあるため、上側扉体12から上側の連結ロッド33を介してローラに加わる力の向きはローラを阻止部38Bに押し付ける方向になり、上側扉体12の閉成は阻止される。上側扉体12を掴んで、うっかり閉じようとしても、上側扉体12の閉成は阻止されるので、引き出されている食器かご60に上側扉体12をぶつけてしまうことが未然に防止されるので安全である。
In addition to this, even if the
なお、下側扉体13を掴んで閉じるときは、下側の連結ロッド19を介してローラに加わる力の向きはローラを下げる方向になるので、上側扉体12および下側扉体13の開閉は行なわれる。下側扉体13の上側に引き出されている食器かご60が存在するときは、下側扉体13を閉成することはないので、食器を損傷してしまうことは生じ難い。
When the
上側扉体12は中間から上側にかけて円弧形状にしているので、本体外枠10の後面上側コーナ部を面取りした形状(洗浄槽11も同様である)にすることにより、食器洗浄機のコンパクト化に応えることができる。
Since the
さらに上側扉体12と本体外枠10の上側面との隙間が指の太さを上回る程度(8mm程度)にしているので、上側扉体12が押されて多少撓んでも、本体外枠10の上側面に押力がかからないのである。
Further, since the gap between the
閉鎖用ロッドの機能に関して、図5、図6、図7を引用して述べる。 The function of the closing rod will be described with reference to FIGS.
上側扉体12および下側扉体13が完全に開放状態(図7)にあるときには、連結ピン72が閉鎖用ロッド70の連結長溝71の下側に位置する。上側扉体12が閉じられ、下側扉体13だけが僅かに開いている状態(図6)では、連結ピン72が閉鎖用ロッド70の連結長溝71の最上に位置する。このため、下側扉体13の閉成が更にすすむと、閉鎖用ロッド70の下方移動にともない、支持腕部材用支持片30の他端側が下方に引かれるので、支持腕部材用支持片30は支点を中心として下側に回転移動する。この支持腕部材用支持片30の下側回転移動で、上側支持腕部材20は、本体外枠10の後側向き下方に移動する力を受けるため、上側扉体12の閉鎖が強制的に確実に行われる。これにより、上側扉体12は洗浄槽11の前面側の開口部に押圧され、シールパッキングとの水密が良く行われる。
When the
また、上側扉体12の閉鎖が確実に行われるので、上側扉体12と下扉体3との合わせも良く行われる。
Further, since the
なお、閉鎖用ロッド70がなくても、支持腕部材用支持片30の下側回転移動が行われるように支持片用加勢ばね35、引きばね37等の強さは選ばれているが、種々のバラツキ、精度ないし経年変化等で下側回転移動の動作不良が来たしても、閉鎖用ロッド70を設けることにより、強制的に下側回転移動が行われるので、上側扉体12の閉鎖時に水密は確実に行われる。
The strength of the supporting
緩和バネの機能に関して図5、図6、図7を引用して述べる。 The function of the relaxation spring will be described with reference to FIGS.
緩和バネ80は、図6(下扉体13の始期開放状態)ところが最小の伸び長さになる。
図5(閉成状態)のところでは、緩和バネ80は図6(下扉体13の始期開放状態)ところよりも始期移動案内38Aの長さ分しか伸びないので、図5と図6では殆ど伸び長さに違いはない。
The
In FIG. 5 (closed state), the
この緩和バネ80の引っ張力に抗する抑制バネ90が備わる。始期開放状態が完了したところでは、緩和バネ80と抑制バネ90の引っ張り力が釣り合って始期開放状態が保持されるようになる。
A restraining
すなわち、図5(閉成状態)において、ロックボタン40(施錠解除釦)の押圧操作でドアラッチ50(施錠手段)を解除すると、緩和バネ80の引っ張り力で始期開放が行われる。そして、連結手段32のリンク機構のローラが始期移動案内38A内の左端から右に移動して右端に来たところで、始期開放状態が完了する。この始期開放完了のところで
、緩和バネ80と抑制バネ90の引っ張り力が釣り合って上側扉体12/下扉体13の始期開放完了状態が保持される。上側扉体12/下扉体13の全開放は、ハンドル39をもって行う。
That is, in FIG. 5 (closed state), when the door latch 50 (locking means) is released by pressing the lock button 40 (locking release button), the initial opening is performed by the pulling force of the
上扉体12および下扉体13の開放がすすむに連れて、緩和バネ80は、伸びつづけ、図7(完全な開放状態)のところで伸び長さが最大になる。つまり、扉体の開放がすすむに連れて増すことを緩和バネ80の戻し力は増すようになっている。
As the
一方、上扉体12および下扉体13の開放がすすむにつれて、扉自体の自重で開放する力が大きくなるが、緩和バネ80の戻し力も増すので、吊り合いがとれ、扉体の開放動作が緩やかに行われる。扉体を開ける際に衝撃が生じず、使い勝手の良い食器洗浄機を提供できる。
On the other hand, as the
次に運転中の上扉体/下扉体の開放について図6、図9を引用して述べる。 Next, the opening of the upper door / lower door during operation will be described with reference to FIGS.
上扉体12/下扉体13の開放は、通常、食器洗機の運転が停止してから行うが、運転中に開くこともある。
The
洗浄ポンプは、上扉体12/下扉体13の開放に連動して停止(スイッテがオフしてモータの通電が停止)する。しかし、洗浄ポンプの余勢回転や回転噴射体14の余勢回転で少しの間、回転噴射体14からの洗浄水の噴射が残る。このとき、始期開放した上扉体12/下扉体13の隙間から洗浄水が漏れ出す恐れがある。
The washing pump stops in conjunction with the opening of the
しかし、上扉体12/下扉体13の隙間は図6、図9に示すような構成にしているので、洗浄水の漏れ出しは抑えられる。
However, since the gap between the
すなわち、始期開放段階の開放状態では、上側扉体12の下端縁と、下側扉体13の上端縁との間に隙間が形成される。この隙間の幅Gは、3〜15mm程度にした。回転噴射体14(噴射手段)からは、洗浄槽11に向けて洗浄水の噴射流が点線で示すように放射状に噴射される。隙間の幅Gは、図9に示すように洗浄水の噴射流が外部に通過するのを遮る程度の幅であるので、洗浄噴射流の流出が抑えられる。
That is, a gap is formed between the lower end edge of the
また、上側扉体12は内面側下縁部に下向きに延在するつば部100を有する。このつば部100は、隙間の手前で洗浄噴射流の行く手を阻むので、洗浄水の流出は更に抑えられる。
Further, the
さらに、上側扉体12/下側扉体13の閉成状態では、つば部100が下側扉体13の内面側下部に重なるので上側扉体12/下側扉体13の合わせ目のシールが更によくなり、食器洗機の運転中の洗浄水流出防止が更に高まる。
Further, in the closed state of the
また、つば部100の外側面にシール部材110が設けられている。上側扉体12/下側扉体13の閉成状態では、上側扉体12/下側扉体13の合わせ目に挟まって更にシールが良く行なわれる。
Further, a seal member 110 is provided on the outer surface of the
10…本体外枠、11…洗浄槽、12…上側扉体、13…下側扉体、14…回転噴射体、15…噴射孔、16…フロントパネル、17…下側支持腕部材、18…支持基板、19…下側の連結ロッド、20…上側支持腕部材、30…支持腕部材用支持片、31…突起台、32…連結手段、33…上側の連結ロッド、34…回転角度規制ストッパー、34A…上側の角度規制ストッパー片、34B…下側の角度規制ストッパー片、35…支持片用加勢ばね、36…係合突起、37…引きばね、38…リンク案内溝、39…ハンドル、40…ロックボタン、50…ドアラッチ、51…格子状のリブ、60…食器かご、61…食器類、70…閉鎖用ロッド、71…連結長溝、72…連結ピン、80…緩和バネ、90…抑制バネ、100…つば部、G…隙間、110…シール部材。
DESCRIPTION OF
Claims (9)
前記上側扉体/下側扉体の開放は、僅かな開放の始期開放段階と全開の全開放段階を有し、かつ前記始期開放段階および全開放段階の開放状態が保持され、
前記始期開放段階の開放状態には、前記上側扉体の下端縁と、前記下側扉体の上端縁との間に隙間が形成され、
前記隙間は、前記噴射手段から噴射される洗浄水の噴射流が外部に通過するのを遮る程度の幅であることを特徴とする食器洗浄機。 A cleaning tank, an injection means that is provided at the inner bottom of the cleaning tank and injects cleaning water so as to radiate into the cleaning tank, a cleaning pump that pressurizes and supplies the cleaning water to the injection means, and the cleaning tank An upper door body and a lower door body that rotate in the vertical direction to open / close an opening provided on the front surface of the door, and a locking means that locks the closed state of the upper door body / lower door body, In the dishwasher in which the operation of the washing pump stops according to the opening operation of the upper door body / lower door body,
The opening of the upper door body / lower door body has an initial opening stage of slight opening and a fully opening stage of full opening, and the opening state of the initial opening stage and the fully opening stage is maintained,
In the open state of the initial opening stage, a gap is formed between the lower edge of the upper door body and the upper edge of the lower door body,
The dishwasher is characterized in that the gap has a width enough to block the jet of washing water jetted from the jetting means from passing outside.
前記隙間の手前で前記噴射流の行く手を阻むつば部を前記上側扉体の内面側下縁部に下向きに延在するように設けたことを特徴とする食器洗浄機。 The dishwasher according to claim 1,
A dishwasher characterized in that a brim that prevents the jet flow from reaching the gap is provided so as to extend downward to an inner surface side lower edge of the upper door body.
前記つば部は、前記上側扉体/下側扉体の閉成状態では下側扉体の内面側下部に重なることを特徴とする食器洗浄機。 The dishwasher according to claim 1,
The said collar part overlaps the inner surface side lower part of a lower door body in the closed state of the said upper side door body / lower side door body, The dishwasher characterized by the above-mentioned.
前記上側扉体を支持する上側支持腕部材と、
前記下側扉体を支持し、かつ前記洗浄槽側に直接または介在部材を介して間接的に回動自在に支持される下側支持腕部材と、
この下側支持腕部材と前記上側支持腕部材とを連結し、かつ回動連結支点を介して回動自在に連結される二つの連結ロッドよりなる連結手段と、
一端側が前記洗浄槽側に回転自在支持され、中間あたりが前記上側支持腕部材に中間回動連結支点を介して回動自在に連結される支持腕部材用支持片と、
一端側が前記連結手段の回動連結支点に回動自在に連結され、他端側が前記支持腕部材用支持片の他端側に回転自在に、かつ移動自在に連結される閉鎖用ロッドと、
前記支持腕部材用支持片の回転角度を開放側部位と閉成側部位との範囲に規制する回転角度規制ストッパーとを有し、
前記上側扉体の開放に連れて回転して行く前記支持腕部材用支持片が、それ以上回転しないように前記回転角度規制ストッパーの開放側部位に規制された後には、前記上側支持腕部材は前記中間回動連結支点を中心として前記上側扉体の開放がすすむ方に回動し、
前記上側扉体の閉成に際しては、前記回転角度規制ストッパーの開放側部位に止まっていた前記支持腕部材用支持片を閉成側部位に前記閉鎖用ロッドで引き戻すことを特徴とする食器洗浄機。 The dishwasher according to claim 1,
An upper support arm member for supporting the upper door body;
A lower support arm member that supports the lower door body and is rotatably supported directly or indirectly via an interposed member on the cleaning tank side;
A connecting means comprising two connecting rods for connecting the lower support arm member and the upper support arm member and rotatably connected via a rotation connection fulcrum;
One end side is rotatably supported on the cleaning tank side, and a support piece for a supporting arm member whose middle portion is rotatably connected to the upper support arm member via an intermediate rotation connection fulcrum,
A closing rod, one end of which is rotatably connected to the rotation connecting fulcrum of the connecting means, and the other end of which is rotatably and movably connected to the other end of the support arm member support piece;
A rotation angle restricting stopper for restricting the rotation angle of the support arm member support piece to a range between an open side portion and a closed side portion;
After the support arm member support piece that rotates as the upper door body is opened is restricted by the opening side portion of the rotation angle restriction stopper so that it does not rotate any more, the upper support arm member is Rotating in the direction in which the opening of the upper door body progresses around the intermediate rotation connecting fulcrum,
When closing the upper door body, the supporting arm member supporting piece that has stopped at the opening side portion of the rotation angle regulating stopper is pulled back to the closing side portion by the closing rod. .
閉鎖用ロッドには、前記支持腕部材用支持片とを連結する連結長溝を設け、この連結長溝に摺動自在に嵌まる連結ピンを前記支持腕部材用支持片に設けたことを特徴とする食器洗浄機。 The dishwasher according to claim 4, wherein
The closing rod is provided with a connecting long groove that connects the supporting arm member supporting piece, and a connecting pin that is slidably fitted in the connecting long groove is provided on the supporting arm member supporting piece. Dishwasher.
前記連結長溝は前記閉鎖用ロッドの長手方向に形成されていることを特徴とする食器洗浄機。 The dishwasher according to claim 5, wherein
The connecting long groove is formed in the longitudinal direction of the closing rod.
前記上側扉体を支持する上側支持腕部材と、
前記下側扉体を支持し、かつ前記洗浄槽側に直接または介在部材を介して間接的に回動自在に支持される下側支持腕部材と、
この下側支持腕部材と前記上側支持腕部材とを連結し、かつ回動連結支点を介して回動自在に連結される二つの連結ロッドよりなる連結手段と、
一端側が前記洗浄槽側に回転自在支持され、中間あたりが前記上側支持腕部材に中間回動連結支点を介して回動自在に連結される支持腕部材用支持片と、
一端側が前記連結手段の回動連結支点に回動自在に連結され、他端側が前記支持腕部材用支持片の他端側に回転自在に、かつ移動自在に連結される閉鎖用ロッドと、
前記支持腕部材用支持片の回転角度を開放側部位と閉成側部位との範囲に規制する回転角度規制ストッパーとを有し、
前記上側扉体および前記下側扉体の開放に際し、開放側に移動して行く前記連結手段に戻す方向の力を付与する緩和バネを設けたことを特徴とする食器洗浄機。 The dishwasher according to claim 1,
An upper support arm member for supporting the upper door body;
A lower support arm member that supports the lower door body and is rotatably supported directly or indirectly via an interposed member on the cleaning tank side;
A connecting means comprising two connecting rods for connecting the lower support arm member and the upper support arm member and rotatably connected via a rotation connection fulcrum;
One end side is rotatably supported on the cleaning tank side, and a support piece for a supporting arm member whose middle portion is rotatably connected to the upper support arm member via an intermediate rotation connection fulcrum,
A closing rod, one end of which is rotatably connected to the rotation connecting fulcrum of the connecting means, and the other end of which is rotatably and movably connected to the other end of the support arm member support piece;
A rotation angle restricting stopper for restricting the rotation angle of the support arm member support piece to a range between an open side portion and a closed side portion;
A dishwasher provided with a relaxation spring for applying a force in a direction to return to the connecting means moving to the open side when the upper door body and the lower door body are opened.
前記緩和バネの戻す方向の力は、前記上側扉体および前記下側扉体の開放がすすむに連れて増すことを特徴とする食器洗浄機。 The dishwasher according to claim 7,
The dishwasher according to claim 1, wherein a force in a direction in which the relaxation spring returns is increased as the upper door body and the lower door body are opened.
緩和バネとして引っ張式のバネを用い、この引っ張式のバネを前記連結手段の回動連結支点近傍と洗浄槽との間に架設したことを特徴とする食器洗浄機。
The dishwasher according to claim 7,
A dishwasher characterized in that a tension spring is used as a relaxation spring, and this tension spring is installed between the vicinity of the pivotal connection fulcrum of the coupling means and the washing tank.
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KR101193262B1 (en) | 2006-02-28 | 2012-10-19 | 엘지전자 주식회사 | Dish washer |
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