JP2005295012A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】読取対象物から取得した画像の鮮明さや画像の信頼性が著しく向上する画像読取装置を提供する。
【解決手段】カメラにより読取窓の両側部にそれぞれ設けた複数の黒色の基準マークを読取り、これら基準マークと当該基準マークの背景部の部分をヒストグラム化し、このヒストグラム化した値を基準値と比較し、その比較結果に基づきカメラのゲインを制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、たとえば、カメラを用いて帳票上の文字画像などを光学的に読取る画像読取装置に関する。
従来、この種の画像読取装置にあっては、常時、カメラ被写体の一部または全体を明るさに応じてカメラのゲインをコントロールしていた。この方式では、読取対象物が代わるごとに最適なゲインコントロールが必要になり、鮮明な画像が得られるのに時間を要していた。その結果、安定する時間を考慮して撮影することが前提となり、画像を取得していた。
また、読取対象物を撮影したときカメラの物理的条件が変わることで、撮影した画像の位置ずれや回転方向ずれ、および倍率ずれが生じ、本来必要な画像が得られないことがある。これは、カメラが画像を読取って処理したときに始めて判ることから、画像読取装置の信頼性に関わっていた。
特開平9−163381号公報
読取対象物を照明する光源(蛍光灯、ハロゲンランプ、キセノンランプ、LEDなど)が温度や劣化により照度が変化することにより、カメラのゲインをコントロールしたり、レンズの絞りをコントロールしたりすることにより、画像のダイナミックレンジを適正に保つように制御している。この制御には読取対象物上の画像を収集して計算することで、カメラのゲインやレンズの絞りを繰り返し一定のダイナミックレンジが保たれるまでコントロールしていた。しかし、この方法では、結果的に画像が安定する条件を導くのに時間が掛かってしまい、鮮明な画像を得るまでに手間と時間が必要になるという問題がある。
また、カメラと読取対象物との距離が何らかの影響により変化し、本来必要とする倍率が保たれなかったり、カメラの位置(光軸)や回転方向(傾き)にずれが生じた場合、読取りたい領域内の画像が正確に得ることができなくなってしまうという問題がある。
そこで、本発明は、読取対象物から取得した画像の鮮明さや画像の信頼性が著しく向上する画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明の画像読取装置は、読取対象物に対向して設けられ、当該読取対象物上の画像を読取るための読取窓を備えた光学基準板と、この光学基準板上で、かつ、前記読取窓を間に挟み込むように当該読取窓の両側部にそれぞれ設けられた特定色の基準マークと、前記光学基準板および前記読取窓内の読取対象物に対し光を照射する光源と、この光源による光照射により前記光学基準板および前記読取窓内の読取対象物から得られる光を受光し画像データに変換するカメラと、このカメラから得られる画像データ内の前記基準マークと当該基準マークの背景部の部分をヒストグラム化するヒストグラム化手段と、このヒストグラム化手段により得られるヒストグラム値をあらかじめ設定基準値と比較し、その比較結果に基づき前記カメラのゲインを制御するゲイン制御手段とを具備している。
また、本発明の画像読取装置は、読取対象物に対向して設けられ、当該読取対象物上の画像を読取るための読取窓を備えた光学基準板と、この光学基準板上で、かつ、前記読取窓を間に挟み込むように当該読取窓の両側部にそれぞれ配列された特定色の複数の基準マークと、前記光学基準板および前記読取窓内の読取対象物に対し光を照射する光源と、この光源による光照射により前記光学基準板および前記読取窓内の読取対象物から得られる光を受光し画像データに変換するカメラと、このカメラから得られる画像データに基づき、前記複数の基準マークの各重心点を求める重心点算出手段と、この重心点算出手段により求められた前記複数の基準マークの各重心点の座標値をあらかじめ設定される論理値と比較し、その比較結果に基づき前記カメラから得られる画像データを補正する画像補正手段とを具備している。
本発明によれば、読取対象物から取得した画像の鮮明さや画像の信頼性が著しく向上する画像読取装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像読取装置の構成を模式的に示すものである。図1において、密閉状態の筐体11はいわゆる暗箱であり、その底面は光学基準板12となっている。光学基準板12は、その表面が白色に形成されているとともに、そのほぼ中央部に矩形状の読取窓13が形成されており、この読取窓13内に読取対象物14上の画像(文字画像等)15が位置するように、光学基準板12の裏面側に対向して読取対象物14がセットされる。この場合、図2にも示すように、光学基準板12と読取対象物14は被写体深度内に配設される。これにより、正確な基準を求めることが可能になる。
筐体11内には、光学基準板12および読取窓13内の読取対象物14に対し光を照射する2つの光源16,16、この光源16による光照射により光学基準板12の表面および読取窓13内の読取対象物14から得られる反射光をレンズ17を介して受光し画像データに変換するカメラ18がそれぞれ配設されている。
カメラ18から得られる画像データは、ケーブル19を介して筐体11外に設置された画像処理装置20に送られる。画像処理装置20は、カメラ18からの画像データに基づきカメラ18の各種制御を行なったり、読取窓13内の読取対象物14上の画像15を読取る処理を行なったりする。
光学基準板12の表面には、たとえば、図3に示すように、読取窓13を間に挟み込むように当該読取窓13の両側部にそれぞれ2つずつ合計4つの基準マーク21a,21b,21c,21dが形成されている。これら基準マーク21a,21b,21c,21dは、たとえば、黒色で、かつ、正方形に形成されており、カメラ18の読取った位置(光軸)ずれと回転方向のずれや倍率のずれなどを検査するために設けたものである。
この場合、読取窓13の一方側に基準マーク21a,21bが平行に配設され、読取窓13の他方側に基準マーク21a,21bと相対向して基準マーク21c,21dが平行に配設されている。なお、図中の破線で示す部分22はカメラ18が映し出す全体領域(カメラ画角)を示している。
本実施の形態の動作原理を説明する。まず、読取窓13から見える読取対象物14上の画像15の分布データを基準データとして画像処理装置20内の図示しないメモリに記憶しておく。次に、カメラ18および光源16を動作状態にすることにより、図4に示すような黒と白の部分をヒストグラム化する。このヒストグラム値から図5に示すように全体の階調に対し、現在のゲイン値での黒と白の分布つまりダイナミックレンジがどれだけあるかが判断できる。この状態があらかじめメモリに記憶しておいた基準データと比較することで、より画面を明るくするか、暗くするかを判断し、カメラ18のゲインを制御する。
図6は、図5の状態からカメラ18のゲインを制御して、明るくさせたイメージである。このようなカメラ18のゲイン制御を常に行なうことにより、ゲイン制御時間を気にせずに適正な明るさを持った画像が収集できる環境ができる。
また、この4点の黒マーク(基準マーク21a〜21d)を利用して画像の補正を行なう。補正を行なう内容として、画面の位置、回転方向、倍率等の補正を行なうためのずれ量を計算する。図7は、同じ形で同じ面積を持つ黒マーク(基準マーク21a〜21d)で、読取った画像から各黒マークの重心点を求めることにより、理論的マークの重心点と読取った画像から求めた重心点の各座標の差を比較することで、位置(光軸)ずれ、回転方向ずれ、倍率ずれに必要なデータが得られる。これらのデータは読取対象物14と同時に撮影した画像を基に行なうことができるため、より正確に補正データを取得することが可能になる。
以下、図4〜図8について詳細に説明する。
図4は、カメラ18が捉えた画像イメージで、破線で示す外枠22がカメラ18で撮影した画面枠全体(カメラ画角)を示している。この画像領域内には4つの基準マーク21a,21b,21c,21dが存在する。この基準マーク21a,21b,21c,21dの内部(黒マークと呼称する)bA,bB,bC,bDとその背景部(光学基準板12の表面)に設定された矩形部分(白い部分)wA,wBの2点は同様の面積を持つものとする。この画像をヒストグラム化することにより、読取対象物14の表面、すなわち、読取窓13内の明るさが推測される。
図5は、図4の画像をヒストグラム化したイメージである。黒い部分と白い部分の分布が左右に分かれていることがわかる。この左右に分かれている階調をダイナミックレンジという。このグラフからも、全体の階調に対し黒い部分と白い部分のダイナミックレンジは数値的に低い、これは画像の明るさ、つまり鮮明さに関わる。
図6は、図5に対しカメラ18のゲインを制御し、補正した状態を表わす。図5に比べ図6は、黒い部分と白い部分の分布を階調の高い方向へ上げる方向へ持って行くことで、図5のときに撮影した画像に対し、図6のときに撮影した画像が明るさが最適な状態になり、鮮明な画像を得ることが可能になる。
図7は、カメラ18が捉えた画像イメージで、破線で示す外枠22がカメラ18で撮影した画面全体である。この画像領域内には4つの黒マークが存在する。これは、光学基準板12に設けた基準マーク21a,21b,21c,21dで、その他の部分は白くなっている。この光学基準板12の基準マーク21a,21b,21c,21dは、同じ形で同じ面積を持つものとする。
4つの基準マーク21a,21b,21c,21dの重心点を基準とし、撮影した画像から基準マーク21a,21b,21c,21dの各重心点A,B,C,Dをそれぞれ計算し、比較することで、画面上側の重心点A,B間で上横の倍率や画面下側の重心点C,D間で下横の倍率がどれくらい実体と変わっているか検査することが可能になる。
同様に、画面左側の重心点A,C間で左縦の倍率や画面右側の重心点B,D間で右縦の倍率が実体とどれぐらい変わっているかを検査できる。また、回転方向のずれについては、基準マーク21a,21b,21c,21dの各重心点を計算し、この4点の座標値から回転方向や位置的(光軸)ずれを計算することで、検査することが可能になる。
ポイントは、最終的に必要な読取りたい読取対象物の位置を挟み込むような状態でデータを収集した方がより信頼性が向上する。これらのデータを基に画像の補正を行なうことで、より正確な画像、つまり撮影した読取対象物そのものの正確なデータを得ることが可能になる。
これらのデータからカメラ18で撮影した画像が正しい状態で撮影されたか否かを判断する数値となるとともに、これらの数値から読取った読取対象物の画像を補正することにより、正確な形状の画像を得ることが可能となる。
図8は、カメラ18で撮影した画像イメージで、倍率が大きく左へ回転している状態を示している。各黒マークの重心点A,B,C,Dを結び、その結んだ線の中央部を対応する線の中央部と結んだ線をy軸線23、x軸線24とし、このy軸線23、x軸線24が交差する点を4点マーク重心点25としたとき、本来理論的に存在する座標系と比較することで、位置(光軸)ずれ、回転方向ずれ、倍率ずれが検査することができる。
位置ずれ:4点マーク重心点を理論値と比較
回転方向ずれ:x軸線の傾きと水平度とを比較
倍率ずれ:4点マーク重心点間距離と理論値とを比較
以下、具体的な処理例について説明する。
まず、カメラ18のゲイン制御について図9に示すフローチャートを参照して説明する。光源16を点灯して(ステップS1)、カメラ18の撮影動作を開始し(ステップS2)、読取対象物14を読取窓13へセットする(ステップS3)。この状態で、カメラ18により撮影した画像を取得し(ステップS4)、画像処理装置20へ送る。
画像処理装置20は、カメラ18から得られる画像から射影をとることにより、光学基準板12の基準マーク21a,21b,21c,21dの位置をそれぞれ検出する(ステップS5)。次に、画像処理装置20は、検出した基準マーク21a,21b,21c,21dの内部、つまり黒マークbA,bB,bC,bD(図4参照)と白い部分wA,wB(図4参照)をヒストグラム化する(ステップS6)。
次に、画像処理装置20は、ステップS6で得られた黒マークbA,bB,bC,bDと白い部分wA,wBの各ヒストグラム値があらかじめ設定された一定値になっているか否かをチェックする(ステップS7)。このチェックの結果、ヒストグラム値が一定値になっていない場合、画像処理装置20は、ゲイン制御回数(N)があらかじめ設定された所定値(たとえば、5回)か否かをチェックする(ステップS8)。このチェックの結果、ゲイン制御回数が所定値に達していればエラーとし、ここでゲイン制御動作を終了する。
ステップS8におけるチェックの結果、ゲイン制御回数が所定値に達していなければ、画像処理装置20は、先に求めたヒストグラム値に基づきカメラ18のゲインを最適値に設定する(ステップS9)。次に、画像処理装置20は、再びカメラ18により撮影した画像を取得し(ステップS10)、ステップS6に戻って上記同様な動作を繰り返す。
ステップS7におけるチェックの結果、ヒストグラム値が一定値になっている場合、画像処理装置20は、カメラ18により読取窓13内の読取対象物14を撮影し、その読取処理を行なう(ステップS11)。
次に、カメラ18から得られる画像の補正処理について図10に示すフローチャートを参照して説明する。光源16を点灯して(ステップS21)、カメラ18の撮影動作を開始し(ステップS22)、読取対象物14を読取窓13へセットする(ステップS23)。この状態で、カメラ18により撮影した画像を取得し(ステップS24)、画像処理装置20へ送る。
画像処理装置20は、カメラ18から得られる画像から射影をとることにより、光学基準板12の基準マーク21a,21b,21c,21dの位置をそれぞれ検出する(ステップS25)。次に、画像処理装置20は、検出した基準マーク21a,21b,21c,21dの各重心点A,B,C,D(図7参照)をそれぞれ計算する(ステップS26)。
次に、画像処理装置20は、求めた基準マーク21a,21b,21c,21dの各重心点A,B,C,Dを結ぶ(ステップS27)。次に、画像処理装置20は、結んだ4つの重心点A,B,C,Dの角度(つまり、4つの重心点A,B,C,Dを結んだラインの角度)や各重心点間の距離をそれぞれ計算する(ステップS28)。
次に、画像処理装置20は、ステップS28で求めた各重心点の角度や各重心点間の距離があらかじめ設定された一定条件以内か否かをチェックする(ステップS29)。このチェックの結果、各重心点の角度や各重心点間の距離が一定条件以内でなければエラーとし、ここで画像補正動作を終了する。
ステップS29におけるチェックの結果、各重心点の角度や各重心点間の距離が一定条件以内であれば、画像処理装置20は、カメラ18により読取窓13内の読取対象物14を撮影する(ステップS30)。次に、画像処理装置20は、ステップS30で得られた画像に対し、ステップS28で求めた各重心点の角度や各重心点間の距離に基づき補正を施し、その補正後の画像に対し読取処理を行なう(ステップS31)。
以上説明したように、上記実施の形態によれば、読取対象物14を撮影する読取窓13と補正の基準となる光学基準板12を被写体深度内に設けることで補正に必要なデータが正確に収集できる。また、読取りたい画像(読取窓13)を挟み込むように基準マーク21a,21b,21c,21dを設けることでより、読取りたい画像の位置的なことや倍率(歪み)や明るさの状態を正確に検知できる。その結果、明るさをゲイン制御し、最適な状態に画像を補正することが可能になり、同時に画像の位置的なことや倍率(歪み)を補正することが可能になる。
また、撮影する状態と同様の条件で光学基準板12の画像が取得できることで、信頼性の高い補正データの収集ができる。このため、ゲイン制御用画像やカメラ18の状態を把握できる画像が読取対象物14の撮影条件と同じように収集できる。
したがって、画像の階調性に対してはダイナミックレンジを最大に取ることができる状態で撮影が可能になり、読取対象物14から取得した画像の鮮明さや画像の信頼性が著しく向上する。
本発明の実施の形態に係る画像読取装置の構成を模式的に示す構成図。 光学基準板と読取対象物の配置状態を説明する模式図。 光学基準板の構成を模式的に示す平面図。 カメラが捉えた画像イメージを示す図。 図4の画像をヒストグラム化したイメージ例を示す図。 図5に対しゲイン制御した結果例を示す図。 基準マークの重心点を説明する図。 カメラで撮影した画像イメージで倍率が大きく左へ回転している状態を示している図。 カメラのゲイン制御について説明するフローチャート。 カメラから得られる画像の補正処理について説明するフローチャート。
符号の説明
11…筐体(暗箱)、12…光学基準板、13…読取窓、14…読取対象物、15…画像(文字画像等)、16,16…光源、17…レンズ、18…カメラ、20…画像処理装置、21a,21b,21c,21d…基準マーク。

Claims (6)

  1. 読取対象物に対向して設けられ、当該読取対象物上の画像を読取るための読取窓を備えた光学基準板と、
    この光学基準板上で、かつ、前記読取窓を間に挟み込むように当該読取窓の両側部にそれぞれ設けられた特定色の基準マークと、
    前記光学基準板および前記読取窓内の読取対象物に対し光を照射する光源と、
    この光源による光照射により前記光学基準板および前記読取窓内の読取対象物から得られる光を受光し画像データに変換するカメラと、
    このカメラから得られる画像データ内の前記基準マークと当該基準マークの背景部の部分をヒストグラム化するヒストグラム化手段と、
    このヒストグラム化手段により得られるヒストグラム値をあらかじめ設定された基準値と比較し、その比較結果に基づき前記カメラのゲインを制御するゲイン制御手段と、
    を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記基準マークは、前記光学基準板上で、かつ、前記読取窓を間に挟み込むように当該読取窓の両側部にそれぞれ複数個配列されていることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 読取対象物に対向して設けられ、当該読取対象物上の画像を読取るための読取窓を備えた光学基準板と、
    この光学基準板上で、かつ、前記読取窓を間に挟み込むように当該読取窓の両側部にそれぞれ配列された特定色の複数の基準マークと、
    前記光学基準板および前記読取窓内の読取対象物に対し光を照射する光源と、
    この光源による光照射により前記光学基準板および前記読取窓内の読取対象物から得られる光を受光し画像データに変換するカメラと、
    このカメラから得られる画像データに基づき、前記複数の基準マークの各重心点を求める重心点算出手段と、
    この重心点算出手段により求められた前記複数の基準マークの各重心点の座標値をあらかじめ設定される論理値と比較し、その比較結果に基づき前記カメラから得られる画像データを補正する画像補正手段と、
    を具備したことを特徴とする画像読取装置。
  4. 前記画像補正手段は、前記カメラから得られる画像データに対し位置ずれ、回転方向ずれ、倍率ずれなどの補正を行なうことを特徴とする請求項3記載の画像読取装置。
  5. 前記読取対象物と前記光学基準板は被写体深度内に配設されることを特徴とする請求項1または請求項3記載の画像読取装置。
  6. 前記光学基準板は白色であり、前記基準マークは黒色であることを特徴とする請求項1または請求項3記載の画像読取装置。
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